523:名無しNIPPER[saga sage]
2017/01/25(水) 00:17:01.29 ID:KYh0LJQ5o
プレセア「――――」
光「プレセア!!」
さやか「言わんこっちゃない!プレセアさん無理しすぎ、倒れたよ!」
光「プレセア!だいじょうぶ!?」
プレセア「……だ……い……じょうぶよ……ちょっと『心』を使いきっちゃっただけ……」
光「本当に!?本当にだいじょうぶか!?」
まどか「今にも意識が飛びそうに見えるよ……辛そう……」
ほむら「倒れるほど消耗してまで作ったのね……本当に『心』が籠った武器なのね」
海「ありがとう、プレセア。素敵な武器を作ってくれて」
風「本当にありがとうございます」
プレセア「……あなた達……その防具は……」
さやか「え?あっそう言えば三人のつけてた鎧が変わってる」
まどか「片方しかなかった肩の部分の鎧が両肩に変わってるよ」
海「そうよ!この甲冑、突然変化したの!」
風「『エテルナ』の中で『エスクード』を手に入れたら、突然甲冑が光ってこの形に変わったんですわ」
光「風ちゃんも!?」
海「光もなの!?」
プレセア「……その防具は……導師クレフが授けたものね」
プレセア「……導師クレフはあなた達に『成長する防具』を授けたのよ」
プレセア「その『成長する武器』達と同じように『変化』していく『防具』を」
光「成長……」
マミ「なるほど……見た目鹿目さん達の方が立派な鎧なのに、魔法騎士の鎧の方が比べ物にならないぐらい良い物」
マミ「って言ってたのは成長していくからなのね」
まどか「クレフさんが鎧くれた時に言ってましたね」
海「そう言えば『伝説の鉱物・エスクード』は『セフィーロ』で唯一『成長する武器』が作れる鉱物だって言ってたわね」
プレセア「そうよ、『伝説の鉱物・エスクード』で作った武器はそれを持つ者の『心』の強さに合わせて『成長』していくの」
プレセア「あなた達の剣もそれが『真の姿』ではないわ」
光「これが本当の姿じゃない……?」
ほむら「私の弓も?」
プレセア「そうよ、あなた達の『心』の強さがその武器を『成長』させていくの」
プレセア「この『セフィーロ』ではどんな事も『心』が決定するわ」
プレセア「武器の出来、不出来も。魔法の成功、不成功も。――そして」
プレセア「『未来』さえも」
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