348:名無しNIPPER[saga sage]
2015/05/10(日) 23:51:25.55 ID:KNYQCSpIo
アルシオーネ「……短時間にそれほど魔法の力を成長させられるとは……さすが『魔法騎士』」
アルシオーネ「でも、その程度では私は倒せなくてよ」
さやか「へんっ!光の魔法でへたり込んでるのに何言ってるn……わぁっ!?」
光「っ!」
さやか「さっきの光みたいに何かおばさんの周りが渦巻いてる!?これって魔力ってやつ!?」
アルシオーネ「 氷 流 切 刃 !!」
フェリオ「あの魔導師……今度は本気だぞ!」
ほむら「ぐっ……」
ほむら(広範囲に氷が津波の様に隆起して襲ってる……あの子一人じゃもたない……)
ほむら(なのに……私は動くどころか、だんだんと意識が朦朧と…………このままじゃあの子が……どうすれば……)
風「――――っ」
フェリオ「……おまえ達も、あのちっこいのも俺に助けて欲しいとは言わないんだな」
まどか「!たs……」
風「――――――――あなたには『沈黙の森』の出口までご一緒いただくと約束していただきました」
まどか「風ちゃん……」
ほむら「……………………」
風「それ以上望むのはただのわがままですわ」
風「これは私達の戦いです」
フェリオ「――――――――」
まどか(……私達の戦い……そうだ……私達の戦いなんだ……私達で何とかしなくちゃ駄目なんだ!)
まどか「……私……行ってくる!!」
ほむら「!?まっ……まどか……?」
風「まどかさん!?」
フェリオ「無茶だ!武器も碌に使えないんじゃ足手まといが関の山だ、大人しくしていろ!」
まどか「無茶でもなんでもいいよ!このままじゃ光ちゃんが……例え武器が使えなくても囮ぐらいはできるはずだよ!」
まどか「光ちゃんが……仲間が危ないのにじっとなんてしていられないよ!怪我は後でマミさんに治してもらえば良いし」
ほむら「やっやめて……まどか……っ!」
まどか「ほむらちゃんは休んでて、風ちゃんほむらちゃんをお願い」
風「まどかさん……」
まどか「行ってくる!!フェリオさん二人をいざと言う時守ってください!」
フェリオ「あっ待て!……くそっ行っちまいやがった」
ほむら「っ……くっ……行かなくちゃ……」
風「ほむらさん!?今動いてはいけません!」
ほむら「放して!まどかが……まどかがっ!!」
フェリオ「その状態で行っても死にに行くだけだ!落ち着け!!」
ほむら「まどかあああああ!!!!!」
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