マリオ「最近、テニスやパーティーにゴルフばかりで…何かを忘れているような」
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465:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/20(日) 22:40:53.93 ID:3OqMgwDz0


「あぁ〜、青い海、白い雲
    んでもって清々しい波音…くぅ!良いねぇ」





一両の戦車が向きを変える
波止場から少し右方面…そびえ立つは真っ白な灯台



「こう天気が良くて思わず欠伸が出ちまいそうな
             ポカポカした日にゃあよォ〜」






















  ドン・チュルゲ「打ち上げ花火<センカ>が
                みたくなるよなァ〜!」チュウッ!










そしてッ!一発の凶弾は放たれるッ!


グローブを嵌めた手はサングラスをほんの少しだけ上げて
 破壊衝動を秘めた眼光を覗かせる、fireの合図と共に火を噴く砲身

チュルゲ自慢の火薬を詰め込んだ鉛玉は大気を震わせ
時化の日も船乗りを救ってきた白い灯台に着弾する



まだ夕暮れには早すぎる時刻、時間にして1秒にも満たない僅かな合間

港はセピア色に包まれる…それは一日の終わりを振り返る色とは違う
かつての美しい光景に"さよなら"を告げる始まりの色なのだろう





光に遅れて耳を劈くような爆音が港全体を震撼させた

それは古き時代から憩いの場であった港の悲鳴なのかもしれない


立ち昇る黒煙、炎上しながら灯台"だったモノ"は黒ずんだ瓦礫を落す

 吹っ飛ばされた灯台の破片は爆発と同時に流星の如く流れ
近場の船乗りご用達のバーから倉庫、記念公園の建物に落ち…

それは新たな火種となる…


チュルゲ「ンン〜!良いねぇ!スカッとするぜ!」チュッ!



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