忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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506: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/03/19(木) 01:30:04.59 ID:LFw5pSPt0
 ――私たち、一緒にいることになりました。


 シノからそんな知らせが私たちのもとに届いたのは、文化祭から間もない時のことだった。
 後で聞いたら、どうやら私だけでなく陽子もちょっと困ったらしい。
「どうして困ったの?」なんて聞くつもりもなかった。
 きっと、私と彼女の「困った理由」は、ほとんど同じものだろうから。


 というわけで、私たちは――




『幼なじみ 再考』



――高校


カレン「シノ!」

忍「なんですか、カレン?」

カレン「……」チラッ

カレン「あっちの席で、Coupleが『アーン』っていうのをしてマス」

忍「……ああ、お二人はお付き合いしてるみたいですから」

カレン「というわけで、シノ」

カレン「私にも――」ジッ

忍「あっ……」

忍「カ、カレン……」モジモジ


アリス「カ、カレン!」

アリス「シノが困ってるからダメだよ!」

カレン「Hnn……そうデスカ」

カレン「――アリスがさっきから、あっちの方をチラチラ見てるカラ」

カレン「私も、乗っからせてもらったのデスガ……」

アリス「き、気になるのはホントだけどっ!」アセアセ

アリス「――もう、お家でずっと、甘えてるでしょ?」

カレン「……アリスは優しいデス」ニコッ

カレン「それじゃ、シノ。『アーン』はまた今度、というコトデ」

忍「」

アリス「あ、固まってる……」


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