忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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◆jOsNS7W.Ovhu
[saga]
2014/01/09(木) 00:44:10.85 ID:5OGn1x0I0
……まぁ、こういった流れがあって。
私たちは、カレンの部屋(うん、「部屋」だ)で、ゆっくりと過ごしていた。
巨大なベッドのふかふか具合にビックリしたり、備え付けられたテレビの画質に度肝を抜かれたり……まぁ、色々とあって。
「さて、それじゃあ――」
そう、ここから全てが始まった……。
「『Ceers!』と、いきマショウ!」
「……『ちあーず』?」
「シノ、『カンパイ』って意味だよ」
カレンの言葉にシノがキョトンとし、アリスが説明する。
シノの通訳への道は、長く険しいものとなりそうだ。
いやまぁ、私も知らなかったけどさ。
「……『チアーズ』って言うのね」
ほら、綾が知らないことを私が知ってるわけないし。
「それじゃ、『カンパイ』!」
カレンがそう号令をかけ(うん、間違いなくその日本語、最初から知ってたな……)、私たちのグラスがカチンと音を立てる。
部屋のテーブル(これもまた大きいんだ……)に並べられた飲み物は、どれもフルーツ系のものかな?
「わぁ、美味しいです……」
「カレン、これ好きだったもんね」
上機嫌なシノとアリスに、カレンが微笑みかける。
「Yes! パパもこれ、好きなんデス!」
「へぇ、お父さんも……」
綾も気に入ったらしい。
うん、私もこの味は好きだ。
「本当に美味しいですねぇ……」
「ふふ、シノもイギリスのジュース気に入ってくれたんだね」
ああ、こんなところにも見られる日英交流よ……。
そんな二人の笑顔に綾もクスっと笑い、カレンは次々に飲んでいき、私もそれを見て微笑ましく思う。
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