忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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275: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2014/01/09(木) 00:42:33.11 ID:5OGn1x0I0






――数時間前




陽子「うわあ……」

綾「大きいわねぇ……」

カレン「そうデスカ?」

アリス「カレン、お嬢様だもんね」

忍「お嬢様な金髪少女――」


陽子「いやまぁ、この前のカレンのお父さんの車に乗せてもらった時から思ってたけどさ」

綾「いざ見せられると……本当に」

忍「お嬢様というのも……いいですねぇ」

アリス「シ、シノ!?」

カレン「――」


陽子(もうすぐ、文化祭)

陽子(学生の文化祭というのは、そりゃ多くの生徒にとっては嬉しい)

陽子(というわけで、テンションを高くして、文化祭のあれこれについて話し合っていたら――)


カレン「私の家で、パーティーしマショウ!」


陽子(と、カレンが言うので)

陽子(『前日祭』ということで、カレンの家にお邪魔させてもらうことになった)

陽子(厳密には、すぐ翌日というわけではないけど……まぁ、その辺りは置いといて)

陽子(私たち全員が同意して、今こうして、カレンの家の前にいるというわけ)



カレン「それでは、どうぞ入ってくだサイ」

カレン「明日まで、私以外には家にいまセン」

陽子「――お父さんもお母さんも?」

カレン「ハイ!」

綾「高校生だけで泊まり込み、なんて大丈夫かしら?」

カレン「もう、アヤヤはおカタイデスネ……」

綾「わ、私は、別に!」

陽子「ははっ、綾はマジメだからなぁ」

綾「よ、陽子までっ!?」


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