忍「隠し事、しちゃってましたね……」 アリス「……シノ」
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131: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2013/11/01(金) 01:29:20.54 ID:g6trURcC0
――シノの家に、泊マル。

 イギリスにいた頃、私とアリスは姉妹のようなものでシタ。
 同じ本を読み、同じ遊びをして、同じベッドで寝ることモ……。

 そうデス、考えてみれば当然デス。
 私たちは、「友達」だったのですカラ。

 だから、今回だって同じことデス。
 ハイスクールで出来た友達の家に、泊マル。
 それだけのコト――

「……なのに、どうシテ」

 私は、こんなにも落ち着かないのデショウ?

 ケータイを開いて確認してみれば、日付は夏休みに入ったばかりということを示してマス。
 そして、明日ハ――


「――モヤモヤしマス」




 ――と。

 そんな一人の英国少女を例外として、他の面々は特に変わりなく明日を楽しみにしていた。

「いやー、シノの家に泊まるの久しぶりだなー!」

 と、ある少女は浮き足立っており、

「……お泊り、か。なんだか、『友達』って感じ」

 と、友達の大切さを噛み締めている少女もいて――


「シノの家で、お泊り会……」

 おっと、この英国少女もまた例外のようで――







 ――当日・大宮家前





 陽子「……なんだか、久しぶりに来たような」

 綾「まあ、4月の頃は、主にシノ関係でゴタゴタがあったしね……」

 カレン「……ゴタゴタ」ハッ

 陽子「ん? どした、カレン?」

 カレン「あ、ああ、いや、ソノ!」アセアセ

 カレン「……No Problem、デス」カァァ

 綾(いや、その頬の赤みは『問題なし』じゃないわ……)



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