らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅 28 5/5
[saga sage]
2014/08/11(月) 12:34:09.37 ID:IxmzLI8u0
もう日が替わる時間だ……お父さん遅いな。
正子さんがこの家に来る事になって直ぐだったかな。世間体が悪いって事で結局正子さんは近所のアパートを借りて住む事になった。
でも直ぐにお父さんとよく会うようになった。
ちょくちょく家に来て掃除とかお父さんの世話をやくようになった。
ゆい姉さんもよく遊びに来るからそんな二人の姿を見てお母さんに似ているなんて思ったに違いない。
私の休日は仕事の時が多いし時間も不定期……
そういえば二人が会っている所を見たことがない。いったいどんな話をしていたのだろう。
まさか本当に二人は……
その時、玄関に人の気配がした。
そうじろう「ただいま」
帰ってきた。私は自分の部屋に忍び足で向かった。
そうじろう「こなた〜」
私を呼んでいる。私はパソコンのスイッチを入れ、ヘッドホンを付けた。
暫くするとドアをノックする音が聞こえた。私は気付かない振りをした。
ドアを開ける気配がした。私はそこで初めて気付いた振りをする。
こなた「あ、お父さんお帰り……」
わざとらしくヘッドホンを外した。でもお父さんはそれに気付かない。そればかりか何か思い詰めた顔をしている。
そうじろう「こなた、折り入って話がある……」
こなた「どうしたの、改まちゃって?」
まさか……ゆたかの言う通りに……?
私は座ったままお父さんの顔を見上げた。
そうじろう「こなたももう大人だ、私の言う事は理解できると思う……後は許してくれるかどうかが……」
こなた「前置きは良いから何なの?、こっちはゲームの真っ最中だから……」
ゲームなんかしてもいないのに白々しい……
そうじろう「そ、そうか、そうだな……」
それでもお父さんは激しく動揺していた。これはマジな話に違いない。そう確信した。
そうじろう「お父さんは……」
お父さんは緊張している。こんなお父さんを見たのは初めてだ。
自然に私も体全身に力が入ってきた。手に持っているヘッドホンを強く握っているのが自分で分った。
そうじろう「お父さんは、正子さん……神崎正子さんににプロポーズをした……」
何とななくそれは分っていた。だけど改めてそう聞かれると、どう対応していいのか分らない。
なんて言ったら良いのか……
つづく
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