らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅L 5/5
[saga sage]
2013/08/14(水) 14:02:33.10 ID:eUjWtErL0
こなた「かがみ、自棄食いはそこまでだよ」
かがみは自分の分の料理を殆ど食べ終えた所でナイフとフォークを置いた。
かがみ「別に自棄になってないわよ、丁度お腹一杯になった、ご馳走さま」
こなた「かがみでお腹一杯じゃ私とつかさじゃ食べきれないよ、それに神崎さんの分もあるし」
つかさ「ちょっと作りすぎたかな……」
こなた「まぁ、このまま残すのも勿体無いから私の店のスタッフ連れてくるよ、賄いを作る手間が省けて喜んでくれるよきっと」
つかさ「お願い〜」
こなた「まぁ、この時間は向こうも忙しいから何人来られるか分からないけどね……」
私はレストランかえでに向かった。
やっぱり私の思った通りディナータイムなので来たのはかえでさんとあやのだけだった。
かえで「こりゃまたシコタマ作ったわね……」
あやの「……何かのパーティでもしていたの、誰かの誕生日だったっけ?」
テーブルに並べられた料理を見てあぜんとする二人だった。
つかさ「誰かの誕生日じゃないけど、食べて行って」
私達は料理を食べ始めた。かがみも料理に手を出そうとした。
こなた「ちょっと、さっき一杯食べたでしょ……」
かがみ「なによ、別に良いじゃない、減るもんじゃなし」
こなた「いやいや、減るでしょ……」
かがみのテンションが高くなった。つかさが思ったよりもダメージがなかったからかもしれない。
でも、つかさが追いかけてくるとは思わなかった。そのつかさに謝罪の一言も言わないで逃げるように去った神崎さん。分からない……
つかさ「かえでさん、どうしたの?」
皆でわいわい食べている中、かえでさんだけが何もしないでテーブルの外で立っていた。
かえで「え、あ、別に何でもない……」
つかさ「ねぇ、かえでさんの好きな茄子の料理も作ったから食べて」
つかさは茄子料理を小皿に取ってかえでさんに差し出した。
かえで「あ、ありがとう……うっ!!」
急に口を手で押さえて苦しそうに屈んだ……
つかさ「か、かえでさん、どうしたの?」
かえで「ちょっと臭いがきつくて……」
つかさ「え、そうかな、普段と同じ味付けなんだけど……おかしいな……」
つかさは茄子料理を食べながらかえでさんをじっと見た。そして一瞬目を大きく日宅と一歩下がって小皿をテーブルに置き、しゃがんでかえでさんと同じ目線になった。
つかさ「……もしかして……悪阻じゃ?」
かがみ・あやの「えっ!?」
つかさの言葉に私達はかえでさんの方を向いた。かえでさんは慌てて立ち上がった。
さすがに経験者には隠し切れないか。
かえで「ちょ、ちょっと調子が悪いだけ、さて……店に戻らないと」
つかさ「あ、かえでさん、待って」
つかさとかえでさんは店を出て行った。
私は溜め息をついた。かがみとあやのはそんな私を見ていた。
かがみ「少しも動揺しないなんて……知っていたのか?」
こなた「うん」
あやの「なんで黙っていたの?」
こなた「本人から止められたから……」
かがみ「止めるって、止める必要なんかないじゃない、結婚したんだし妊娠したくらい隠すことじゃない、いや、むしろ祝うべきでしょ」
こなた「ん〜妊娠自体を内緒にとは言っていないんだけどね……」
かがみ「はぁ、じゃ何を内緒にしているのよ?」
こなた「だから……内緒なの」
かがみが首を傾げているとあやのが席を立った。
あやの「私もかえでさんの所に行く……」
足早に店を出て行った。
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