葱豪州-AA独り言

葱豪州

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138: ◆MENTOSD2Vk[sage]
2010/06/16(水) 00:35:18.57 ID:sEbLNaIo
「あんな必死の土下座は生まれて初め･･････」
「ここは辛抱だ、ジャギ　この戦いでオレたちの実力を見せ付ければ　ラオウとて、一目置くに違いない！」
「一軍の将になれば、大軍を動かせる！　トキやケンシロウを討つことも容易い！
　ファハハハ！　どうだこの天才の描いた筋書きは！」
「ククク･･････この戦いで大きな手柄をあげれば　オレたちの拳王軍での地位は必ず上がる」
「レイが退いたか　奴の力は、あの程度ではないはずだが」
「牙大王、いやにあっさりと退いたな　いい木人形になると思ったんだが･･････」
「こいつら･･････倒しても倒してもキリがない！」
「ジャギ、あそこの村には南斗白鷺拳を使う　シュウという男がいるはず･･････奴を使おう」
「私は北斗四兄弟の次兄、トキ！　　ュウという者はいるか！」
「ちっ、バレたか」
「やったぞ、ジャギ！　レイとシュウを倒したんだ、大手柄だぞ」
「ジャギ、ユダの急襲により勢いに乗った聖帝軍は　南斗軍を名を改めたようだ
　この戦いで一気に北斗の勢力を潰す気らしい　南斗の将を倒さねば、オレたちに未来はない
　あるのは･･････拳王による確実な死･･････」
「落ち着け、ジャギ･･････　あくまでもオレたちの目標は南斗の将！　復讐は･･････その後だ！」
「やった、やったぞ！　ジャギ、この決戦のＭＶＰはお前だ！」
「そうだ･･････天才を殴った罪、いまこそ償わせよう･･････　む？　トキたちは、どこへ消えた･･････？」
「そうか･･････　ジャギ、部下たちはまだわかっていないようだな
　フフフ、今までずっと　奴らの名を名乗り、悪事を働いてきたからなあ･･････」
「オレはアミバだ！」
「ケンシロウ、トキ･･････　奴らは奇跡の村でまた救世主ごっとでも始めたのだろう
　今こそ･･････真の天才は誰か、教えてやらねばなるまい」
「まだ村の外だ、こっから叫んでも聞こえんぞ」
「クク･･････立場がわかってないようだな　死ぬのは、貴様らよ！」
「だが、なぜトキとケンシロウは　こんなチンピラどもを連れている･･････？」
「おお･･････あの張り詰めた筋肉･･････　奴こそ、オレの木人形に相応しいーっ！」
「ジャギ、お前･･････　そんなにオレのことを･･････」
「ああ、そうだったな･･････」
「フ、フハハハ！　ついに、この日が来た！　貴様は今日、無様な最期を遂げるのだーっ！」
「オレは、日々新たな秘孔の研究を重ね技を磨いてきた･･････貴様を倒すためになあ！」
「や、やったぞ･･････！　オレは奴を越えた！」
「おお･･････木人形に相応しき肉付き･･････」
「唐突に、何を抜かすか！　誤解だ！」
「フヒャハハハハーッ！　ついに･･････ついに倒したぞーっ！」
「ウアッハッハッハッハッハッハ！」
「いや　天下がやっとオレたちに追いついたのよ」

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