天使の堕落

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:41:23.82 ID:uO2u3FBy0
天使A「最近、神様が神殿に籠りきりなのですが、大丈夫でしょうか」

熾天使「全知全能のお方だ。心配することも、おこがましい」

天使B「わたしがAV貸したときは元気だったゾ」

天使A「なんてことを!こっ…・この屑、恥を知りなさい」

天使B「神様が、貸してほしいって言ったんだ…」

天使A「そ、そんな」

熾天使「神は下界に興味を持っておられるからな。ゲームの題名は?」

天使B「〜清純な天使がビッチに堕ちるとき〜〇ンコ大洪水編」

天使A「・・・地獄の底に落ちなさい」チャキ

熾天使「これはあくまで人間の創造だよ。落ち着きなさい。HAHAHA」

天使A「これは我らに対する重大な不敬です!それを同胞が閲覧しているなど、嘆かわしい」

天使B「正直、エロというより。人間の大洪水見たさでレンタルしたんだ」

天使A「余計に質が悪いです。熾天使、この堕ちかけている天使になんらかの処罰を」

熾天使「とりあえず、その〜清純な天使がビッチに堕ちるとき〜〇ンコ大洪水編を没収しようか。神のもとへ向かおう」

天使A「はっ」

天使B「それ後で私に返してくださいね。ツ〇ヤで借りたんですから」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1588426883
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:42:35.35 ID:uO2u3FBy0
神殿

神「できた、できたぞ。人間どもを滅ぼす機械が。審判の日など待っておれんわい」

神「わしは人間が憎い。愚かな人間が憎い。」

神「愚かな人間にはもっとも、醜く、残酷な方法で死んでもらう」

神「そして、全員地獄送りじゃい!」キャッキャッ

天使A「あわわ…」

天使B「ファッ!?あの温厚な神が壊れた件について…」

熾天使「ふむ、ちなみに〜清純な天使がビッチに堕ちるとき〜〇ンコ大洪水編の系統は?」

天使B「ええと、人間が天使を神からNTRするものです。決め台詞は、『だめっ!神様が千里眼で見ているのに逝っちゃうぅぅぅ!!』です」

天使A「・・・」

熾天使「まずい」

熾天使は、思考する。

NTRは適切に使用しないと、悪影響が出る可能性がある。正確に言うと、喪失感から興奮物質であるノルアドレナリンが分泌されて、えっちな気持ち

になるのだが、過度にそれが起これば、頭がおかしくなってしまうのだ。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:45:24.45 ID:uO2u3FBy0
熾天使「神よ、我らが神よ」

神「おお、〇ンコ鋭敏なる熾天使よ。下界から無事帰ったか」ブワッ

熾天使「わたしは生まれついでにマグロです。神よ。泣かないでください」

神「そ、そうだったか。おお、天使Aもよくぞ天の鎖による緊縛プレイから逃れた。鎖の跡は残ってないかえ?」

天使A「わ、私はそんなことしておりません//」

神「こちらへおいで」チョイチョイ

天使A「はい…ありがたき幸せ」スス

神「このような可憐なものになんと痛ましいことをするのか…」ナデナデ

天使A「…はぅ」

天使B「神よ、我々はAVを回収しに参ったのです」

神「安心せい、あのような邪悪なものは神の火で焼き払った」

天使B「ああああああああああ!?焼いた?」

神「そうだとも。代わりと言ってはなんだが、これをわたそう」

天使B 「なんですかこれ。数百枚もCDディスク?まさかこれ今流行りのASMRですか」

神「否、これは神内機、神の権能の一部を、これに込めた」

天使B「は、これでなにを?」

神「人間どもへ渡すのだ。さすれば、勝手に争い、そして勝手に滅びゆくだろう」

天使B「ふぁーーーーーwwwww」

熾天使「しかし、神よ。急になぜそのようなことを」

神「言うな。私は完全無欠だ。されど、怒らぬというわけではない」

熾天使「やはり、あのAVが」

神「私の味わった喪失感は、言葉に尽くしがたい」

神「私は忠実な君たちを生み出し、使い、愛している。それゆえにあのような行為の数々は許されぬ」

神「これは、天罰であり、試練だ」

神「人類は自ら磔刑台へ上がることになるだろう」

熾天使(天使B、君にこの神内機を人類へ配る係に任命する)

天使B(え?)

熾天使(そして、下界にいる間どうにか、人類を守ってやってくれ)

天使B(それは。神に逆らえと言っているんですか)

熾天使(逆らうのではないよ、ルシファー。人の心に住み着いた悪魔を討つのだ)

天使B(つまりは、神内機を渡した相手を殺せと)

熾天使(もし君が、そこに悪魔がいると感じたなら、そうすべきだろう)

熾天使は天使Bことルシファーに寂しそうに微笑んだ。

熾天使「私たちは、悪魔から、か弱き人類を守らねばならない」

ルシファー「…そうですね」

ルシファーはなんだか釈然としない気持ちだったが、事の発端は自分であるので従うことにした。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:47:57.84 ID:uO2u3FBy0
ルシファーは下界に降りる前に自身の使命に想いをめぐらせていた。

1つ、神内機を人類へ渡すこと。一天使につき一機、渡されたため、労力は格段に軽減されたが、事態をコントロールすることは不可能になった。

2つ、悪魔を討つこと。悪魔とは、心に憑くもの。経験上、悪魔を討つことは、人間を必ずしも幸せにすることにはつながらない。今回は、何人を殺すことになるのか想像もつかない。

もちろん,人間の幸せが,天使の幸せというわけではないが.

天から舞い降りたルシファーは、雲の上から下界を観察する。

ここは、日本という島国だ。特徴として、HENTAIという漫画やアニメのえっちな部分を指す言葉があるくらい、性に飢えている国だ。自分自身も暇があれば訪れており、例のAVも借りることができた。

今となっては慣れたスーツ姿になり、人気のない路地に静かに着地した。

ルシファー「まずは、AVのことを謝るか」

ルシファーは又貸しの結果神の火によって焼かれた〜清純な天使がビッチに堕ちるとき〜〇ンコ大洪水編を思うと、胸がちくりと痛んだ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:51:57.14 ID:uO2u3FBy0
ツ〇ヤ

バイト「えっと、お借りした商品の紛失ということでよろしいでしょうか」

ルシファー「本当にすみません。親が、焼いてしまって」

バイト(借りたAVを焼かれるってなんだよ.おもしれー女…w)

バイト「それでは、実費相当分をお支払いいただきますようお願いいたします」

ルシファー「わかりました」

ルシファーは財布からお金を払い、何度も頭を下げてツ〇ヤを出た。

ルシファーはげんなりした気持ちで店を出たとき、手もちの神内機が振動するのを感じた。

ルシファー「バイブ機能まであるなんて、便利なものだ」

ルシファーはおそるおそる股間に神内機をあてがう。

ルシファー「んっ…///ちょっと振動強いっ…」ブブフ

自然と腰が甘えるようにくねり、神内機におねだりしていることにルシファー自身は気づいていない。

゙ルシファー「ふぁ、だめっ!そこに挿れたら…!」

神内機をを自分の蜜壺に差し込む!!!

ルシファー「いたたたたっ!痛い!」

その瞬間、背後から地面が震えるような爆発音がした
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:54:45.29 ID:uO2u3FBy0
ルシファーが片手を股間にあてたまま、振り向くと、店舗の高さが半分になっており、屋根によってぺちゃんこに潰されていた。

ルシファー「w」

ルシファー「続きを」

天使A「ルシファー、そんなところに立っていると、巻き込まれるわよ」

ルシファー「おおおおお君は、天使の中では下からの2番目の大天使に属する、公正と調和を司どるラグエルじゃないか!!?」

天使Aことラグエルは髪を梳きながら、ルシファーの前に降り立った。

ラグエル「急にどうしたのよ。まさか、わたしのこと忘れた?」

ルシファー「いやいや、神の前であんなアクメ晒した君を忘れるわけがない。どうしてここに?」

ラグエル「この屑、早く地獄に堕ちろ!…私の神内機の持ち主が、ここにいるからよ」

ラグエルの指さした方を見ると、ぺしゃんこになったツ〇ヤから一人の男が出てきた。

金髪ピアスに整った顔立ち、そして右手には身の丈ほどある槌を握られている。

金髪男「ラグエル様、そこのお方は?」

ラグエル「天使ルシファーよ。今はこんなナリだけれど、天使だから失礼のないように」

ルシファー「よっ」

金髪男「ルシファー様、このようなお見苦しい姿で申し訳ありません。私はニチェと申します」

ルシファー「その武器を見るに、お前がラグエルの守護者になったんだな」

金髪男「はい、私は人を超えた、超人となったのですよぉ」

ラグエル「調子に乗ってんじゃないわよ。神に感謝しないと逝かせちゃうんだから!」スパーン

金髪男「これは失礼」

ルシファー「ピエロがよ…」ボソ

ルシファー「それで、なんでツ〇ヤ潰したんだよ」

ラグエル「私は、神を狂わせたあのAVを販売しているのを片っ端潰すことにしたの」

金髪男「そのための神内機でございます。神内機を取り込むことであらゆる存在の概念を破壊する『シャルウル』を扱う能力を得ました。」

金髪男が広げて見せた槌は、鋭く黄金色に輝き、その圧倒的な質量は見るだけで背筋に寒気が走る。

ルシファー「ラグエル、だからって●●●をこんな風にするのはやりすぎだろう。あれ?」

●●●ってなんだ?●●●は、わたしにとって大切ななにかだったのに。
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