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ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47
- 1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2019/05/14(火) 09:27:56.60 ID:uHPZVWgOo
- チェーンソー持った変態女やら刀持つと武士っ娘になる空手娘やら怪力吸血鬼娘やら病弱財閥娘とか……。
なぜかそんなのが居るしよくバトル展開にもなる超次元な男子高校。Part数はパー速でのスレ数!
名前や設定が無くてもノリで案外どうにかなったりする。名前が無い間はトリップを付けておくとみんな安心。
常に相手を思いやったロールを心がけましょう。
・言い切りや確定描写は好ましくありません。状況をみてやりましょう。避けられても文句を言わない。だけど避けすぎも気を付けて。
・バトルの際はパワーバランスを意識しましょう。俺TUEEにならないように。
・カオスにぶっ飛ぶのも良いですが無理に巻き込まない様にしましょう。
以上、保健室の先生とのお約束です!
基本は>>980が次スレ立て。過疎具合を見て調節。
1000は高校名物超次元校長の言葉……かも?
まとめWiki
ttp://www36.atwiki.jp/kokodakedansikoukou/pages/1.html
チラシの裏(中の人の雑談場)
ttp://s.z-z.jp/bbs.cgi?id=AAA1192&p3=&th=&style=1
よくいる生徒とか
◆RYO/n8uupE
綾
リョウ。アヤではない。大剣を使う怪力吸血鬼。
学内一のバストをどうやって制服の中に納めているのかは永遠の謎。本人にも謎。
ラインハルト=アドヴァルド
アクセサリーが過剰装飾なギラギラのお兄ちゃん。校長の息子。
ただ中身は全くの優男。外見のせいで損をしたりシスコンやらホモの疑惑が掛ったりする役回り。
白いアルビノ
出世不明の記憶喪失のアルビノ。蹴り技のみで戦うクール系ぼっち。
◆f7JK9RIN.g
鈴
刀を持つと武士っ娘になる空手使いで中華が得意なポニテ
伊織
現代に生きる忍者。変態。イケメンでそれなりに機械にも詳しい。だが不憫。
他にもまだまだいるのです!
前スレ↓
ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART46
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1465003188/
- 2 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/05/14(火) 11:39:16.69 ID:uHPZVWgOo
- >>640
「研究所の……クローン……?」
「いいや、でも研究所でいじくられたって意味では研究所の作品ってことにはなるか……それもお見通しだ」
伊織の問いかけに答えながら何もない空間を掴み、引っ張り投げるような動きをする白髪の鈴。
「つあああああ!?」
その動きに合わせて伊織が左手から引っ張られるようにして引きずられたあと吹っ飛び、二人まとめて壁に叩きつけてやろうという勢いでライナーの方へ飛んでいく。
見えない糸のようなもので何かしようとしていたのがバレたらしい。
「さあな、何なんだろうな」
ぶっきらぼうに返す。
- 3 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2019/05/14(火) 17:52:36.32 ID:2IGCcD610
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- 4 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/05/14(火) 18:43:50.14 ID:pPvqP0vwo
- >>2
「士道さん、動けます?
今すぐ綾と一緒に逃げてください。それで、助けを」
綾の前に出していた手で押して下がらせる。
言われるがままに、綾は青年の言葉に従い士道の側にまで下がり、手を差し伸べる。
「……確かに、何だっていいか」
動揺は振り切ったが、迷いは迷いのまま。
しかし、このまま動かないことだけは避けるべきだと言うことくらいは理解できていて。
飛んでくる伊織の身体を受け止める体制を作り、待ち構える。
そのまま一緒に壁に叩きつけられるとしても受け入れる覚悟で。
- 5 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/05/17(金) 00:54:15.17 ID:aXox5EXOo
- >>4
「大丈夫や、なんも問題な……あかん!」
口端から血を垂らしながら叫ぶ士道。
白髪の鈴がダッシュで伊織を追いかけ容赦ない追撃の跳び蹴りを放っていたが、ライナーからは伊織の身体が邪魔で見えない。
「ぐうっ!」
再び白髪の鈴の蹴りの餌食になったのは士道。
ライナーと伊織に蹴りが当たる直前で二人を左右に押しのけ割り込んでいた。
「な……っ!?」
ふっとばされた先の壁が砕けその先は奈落。士道は強制退場させられてしまった。
「……」
白髪の鈴は無言で佇み士道を見送ると蹴りそこねた伊織に視線を移す。
「くそっ……!」
伊織が投げた煙玉がその視界を遮った。
「撤退しますよ!」
- 6 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/07/17(水) 00:40:20.14 ID:H8rW2hq10
- >>5
「なんで……ッ!」
庇い、落下していく士道が跳ね飛ばされた衝撃から立ち直る間に目に入る。
驚きと、身体に走る衝撃で、声にできたのはただその一言のみで。
「退こう」
今は伊織の言う通り引くべきだと、綾はそう判断した。
得体の知れずかなり腕の立つだろう人物に、たとえ三人がかりだとしても、無闇に挑むべきではないと思った。
左右に別れた二人其々を、一本ずつの腕で素早く両脇に抱え走っていく。
一刻も早くこの場を離れたいとも思っていた。別物だと解っているとしても、あんな表情は見たくない。
- 7 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/07/17(水) 18:44:20.46 ID:tAhYsoqFO
- >>5
「逃したか……」
煙が晴れたあと、地面に刺さったナイフを抜きながらひとりごつ白髪の鈴。
綾が男子2名を脇に抱えていなければそのナイフは伊織に突き刺さっていた。
〜某所〜
「ありがとうございます、綾さん、ライナー君。
今回は流石にヤバかったですね……あれはなんというか
ね……兄さんの僕の行動に対する完全な未来予知レベルの先読みはそのままに情けとか容赦みたいなものがマイナスされた代物でしたね……
何者なんでしょう、あの霜月鈴に良く似た白髪紅眼の人物は……」
ひとまず逃げ切れたことを確認し、状況を確認する伊織。気の緩みから負傷による痛みが出てきた様子が見える。
- 8 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/08/06(火) 03:41:19.99 ID:E8vszOU30
- >>7
「研究所の副産物だとも、言ってたな。
結局、何なのかはっきりしないままだ……」
目立った外傷もないライナー君は綾の腕を降りて並び歩いている。
一方、伊織は未だに脇に抱えられたままだ。
「おっと、綾、まだ離すんじゃないぞ。
伊織、お前にはそのお兄さんのことで聞かなきゃならんことがある」
- 9 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/08/06(火) 13:47:48.40 ID:sypZgl7cO
- >>8
「えっ……何ですか……はっ、ひどいことするつもりですね!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」
ライナーの言葉におどける伊織。ちょっとしめたほうがいいかもしれない。
- 10 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/08/06(火) 14:31:28.84 ID:E8vszOU3o
- >>9
「……締めとけ」
軽いお仕置きのつもりで声を掛けたが、
綾が空いた手で首を掴んで締めようとしたので慌てて止める。
「一先ずは保健室だな。
兄弟揃って見てもらえ」
- 11 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/08/06(火) 21:02:31.50 ID:vCN4U796o
- >>10
「ぐえっ!?
折角助かったのに危うく頸骨ごと握り潰されるとこでしたね……はは……」
伊織の胴を抱えている腕を締めてくるくらいを予想していたので本気で背筋が寒くなった伊織であった。
「やっぱり、やられてましたか……」
そうこうするうちに保健室に到着。鈴は眠ったままだ。
- 12 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/08/07(水) 14:35:17.33 ID:oqSCb6l0o
- >>11
「……ということは、お前の予想だと、鈴を襲ったのもさっきの奴か?」
今回は優しくベッドに乗せる。
椅子を二つ持ってきて、伊織が眠る側に座りながら。
- 13 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/08/07(水) 16:24:42.76 ID:8qi6KxO8o
- >>12
「そうですね。本人に聞いてみればいいんじゃないですか?
兄さん、やられたのは紅い瞳、銀髪ポニテのやさぐれた感じのお姉さんじゃなかったですか?僕らによく似た」
「ああ……おまえもやられたか……リョウは……みんなは……大丈夫だったか?」
顔だけ3人の方へ向けて答える鈴。なんと意識が戻ったらしい。
包帯が交換され見た目の痛々しさは無くなったものの、消耗が激しいようでサナトリウムで療養中の少女のようにかよわく儚い印象を抱かせる。
- 14 : ◆RYO/n8uupE [sage]:2019/10/02(水) 02:48:18.41 ID:XpYinT/H0
- >>13
「起きてたのか」
顔を向け様子を伺いながら反応する青年。
綾は椅子を移動させて寄り添ってくる。
「俺たちは大丈夫だった。士道さんのお蔭でな……」
見届けるしかできなかった落ちていった奈落のように、顔を暗くする。
- 15 :霜月 ◆f7JK9RIN.g :2019/10/02(水) 08:40:52.24 ID:IwtUv/1zo
- >>14
「ああ……心配……かけたな。保健の……先生が……言うには……あの白髪に……」
「ああ、これですね。なになに……ふむ……
兄さんが昏睡状態だったのはあのやさぐれお姉さんの存在のせいみたいですね。あの人はどうも並行世界の未来の霜月鈴みたいです。
色々おかしいとこはありますけど並行世界ですからね。性別が変わることもあるでしょう。僕らが三兄弟の逆で向こうは三姉妹なのかもしれませんね。
並行世界の異性の自分……うーん、身体の相性良さそうだなあ……おっと、話がそれました。
違う世界の同じ人物が同じ世界に同時に存在、更に敵対することでその世界での存在権的なものの奪い合いみたいになるみたいですね。
さっきの戦いでダメージを与えたことで少しそれを取り戻せたから意識が戻ったってことでしょう。
兄さん、心配かけたなって過去形で言ってますけど現在進行系ですよ。普通にまだまだ存在消えちゃえる状態じゃないですか」
話すのも辛そうな鈴の傍らにある、綺麗だがどこか可愛らしさも感じさせる文字がしたためられた可愛らしい模様のついた便箋に気付き、それを見ながら鈴の代わりに伝える伊織。
性別は一緒なのだが一応ごまかした。
「そっか……にーさんが……いれば問題ないな……あの人実は……すごく強……あれ?兄さんは……?」
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