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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】

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1 :おんも :2018/07/05(木) 20:05:09.37 ID:PRvqabQbO
【新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。

【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば……
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり……
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。

【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。

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★避難所★
http://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/

★wiki★
http://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1520866698/
2 :プロローグ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/06(金) 22:51:17.71 ID:bjJJGtLv0
七八が放った星爆竹が炸裂!

WDS兵「うおっ!?」
WDS隊長「なんだあ!?」

面食らうWDSの二人。
対してヴィランはその音と光に怯みもせず兵士らに近寄る!

WDS兵「あ、やっべ!?」

ヴィランが隙だらけの兵に拳を繰り出す。

シュヴァ「づぅっ!?」

その一撃を防いだのはシュヴァインの頑丈な大剣。
剣の腹の部分で拳を受け止めそのまま押し合いの形になっている。
既に戦う事を選択していた大男は兵士らを庇う様に前に立っているのだが…

シュヴァ「なっ!?」

大男の体がヴィランの拳圧に負けてWDSの二人共々後方へと吹っ飛ばされる!!

クルツ「ああ、こりゃやっべーな?」

クルツは戦うつもりがないようで皆から少し離れたところで様子を見ている。
3 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/06(金) 23:02:31.60 ID:2oRivEPT0
>>2
黒い影は四五六の爆竹に驚くこともなく
更にシュヴァインの巨体をものともしないとまさに化け物

「喧嘩売る相手間違えたなぁったくよぉ!!」
デモンレッグ発動 青き霧を脚にまとわせ 抜いた拳銃撃鉄起こし

クルツから離れてから二発発砲 こちらに意識を向けようとする

「ベティ 怒ってる暇はないぞ 相手はヤバイヤツだ!!」
―――ギィ!!

ベティもばっちこーいと言わんばかりにハサミを振り上げ準備万端 さて 相手の出方や如何に?
4 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/06(金) 23:02:56.78 ID:AZeeYOVC0
>>2
「……いよっ……いしょぉっ!!!」

シュヴァインが弾き飛ばされるとほぼ同時!
七八はヴィランの背後に回り刀を抜き放ちその刃を首に走らせんと唸らせていた!
忍者の早業である、気配すらか細い必殺の一撃!喉笛斬り(スロートスライサー)!
5 :プロローグ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/06(金) 23:16:47.96 ID:bjJJGtLv0
>>3>>4
アキレスの銃撃に反応しヴィランが視線を向ける。
真っ黒なヒトガタに目鼻などはないのだが、
見られていると言う感覚が出自不明の薄ら寒さと共にアキレスに叩き付けられる。

だがそれは七八へ注意が全く行っていないことの証左であり、
即ち必殺の一撃が会心の出来で決まったことに直結する。



結果はついてこない。
必殺の一撃はヴィランの首に触れ、そのまま弾き返される。

クルツ「…ああ、不味いな。こっちからの干渉が一切出来ない手合いか、奴さんは」

数回の攻防で解析を終えるクルツ。
離れた位置でやっていたのは分析だった。

クルツ
「ケツまくってとんずらかますぞお前らぁ!何やっても無駄だ!
 理屈が分からんと対処のしようがねえタイプだ、ソイツは!!」
6 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/06(金) 23:20:59.38 ID:AZeeYOVC0
>>3
>>5
「星爆竹もダメだね」
「……はいはーい、それは任せといて!」
「……アキレースっ!!」

逃げるのは己の最も得意とする分野なのだ
立て続けに星爆竹を投擲!爆ぜる騒音と閃光!
アキレスの名を叫び、撤退の礼儀の仕上げの完了を委任!
スタコラサッサと遁走にシフトするであろう!

「マジでもー!私じゃない人呼べばいいのにー!!」
7 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/06(金) 23:26:58.50 ID:2oRivEPT0
>>5-6
「全くだ!! オッサンとか鈴虫とかギガース呼べよ!!」
まさか攻撃が効かない相手が来るとは思いませんでした

「あいよー!! イグニッション!!」
四五六の言葉と共に デモンレッグのバージョン2 スタントマンイグニッションを起動

もうもうとたちこめる青き霧と 跳ね馬が如き甲高い爆音が爆竹と相乗効果で辺りの聴覚を混乱させんとする

そしてそのまま逃げることになるだろう
8 :プロローグ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/06(金) 23:30:12.70 ID:bjJJGtLv0
>>6>>7
ヴィランへと背を向け逃げ出そうとするクルツが一歩も動かない。

クルツ「…まじか、閉鎖空間だと?」

クルツが見上げているのは空。
何時の間にか曇りガラスが張り巡らされているかのように薄暗い。
理屈は不明だ。
しかしヴィランを認めた瞬間から既に相手のフィールドに入り込んでいたとしか考えられない。
閉ざされた世界の中で更に発生している閉鎖空間、逃げ場なし。

クルツ「決戦のバトルフィールドってか?どーしろってんだ、対処法がねえんだぞ!!」

吠えるクルツ。
その背後に迫る影。
ヴィランがその右腕を振り下ろす。

クルツ「あ、終わったなこりゃ」
9 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/06(金) 23:36:19.71 ID:AZeeYOVC0
>>7-8
「お、おぉっと?」
「ウップス、こりゃマズイ……あ、ちょっとごめん!」

バリアフィールドの存在を視認、成る程これは非常にヤバイ!
なんならマンホールを探すなりなんなり取れる手段はなくはないが、不発に終わった時のリスクを鑑みれば悪手といえよう
クルツを抱きかかえながら豪腕の範囲から離脱せんと飛翔!一足飛び!
バリアフィールドの壁面を蹴飛ばし方向を変え人型の脇を通り抜けんと!

「……どーした、もんかね……!」

10 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/06(金) 23:39:38.58 ID:2oRivEPT0
>>8-9
「・・・oops」
まさに最悪な状況だといえよう

逃げる特化の2人 in 閉鎖空間

広いフィールドが必要なのにそれを封じられてしまったらもうヤバイなんてもんじゃない

とりあえずクルツは四五六が対処しているので もう片方のシュヴァインがどうなったか援護にむかいましょう
11 :プロローグ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/06(金) 23:49:49.13 ID:bjJJGtLv0
>>9>>10
七八の速度と技術であれば相手の脇を通ることも容易いと思われた。
しかし既に動きを見切ったとでもいうのか、ヴィランはその動きに完全に対処する。

クルツ「がっ!?」

抱えていたクルツがヴィランの拳で吹っ飛ばされる。
行きつく先は…

シュヴァ「…くっそ、馬鹿力め」
WDS兵「ぐへぇ…」
WDS隊長「うぉぉ…ま、まだ諦めんぞぉ……」

ドラム缶二つを犠牲に辛うじて無事だった大男。
しかしそこへクルツが突っ込む。

「「「「へごあっ!?」」」」

よし、四名ほど意識を失った。万事休すだ。
ヴィランは左手を意識を失ったおしくらまんじゅう状態の四名に翳す。
とどめと言わんばかりに掌から扇状に広がる黒い光が放たれる。
12 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/06(金) 23:59:05.08 ID:AZeeYOVC0
>>11
「……チッ……!」

勝てない事を察してはいる、しかしそれは足掻く事を諦めるのと同義か?
否、断じて否だ
七八は生き延びる事を最も重要な事項として行動を起こしているし、可能ならば手の届く範囲で誰ひとり生を奪われて欲しくない

「く、そ……ッッッがっっっ!!!」

奥歯を噛み砕かん程に軋ませ、色味を帯びた颶風となりて七八は疾駆た!
忌まわしき大ワダツミへ、深淵の怪物へ向けて!
それが義務だと確信しつつ、己の運命を全うすべく波濤めいて飛翔!
倒れる者たちへ向けられた腕、それを蹴り付け射線を強引に変更せんと!
まだだ、まだこれが祈祷の最終節とあってはならないはずだ!
13 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/07(土) 00:01:50.99 ID:ep5l0+A70
>>11
「オイ!! 大丈夫k」
駆け付け 倒れ伏す三人に声をかけようとしたところ すっ飛んできたクルツがとどめの一発

「・・・大丈夫じゃなさそうね」
ヒクつく目元で振り返れば 黒い人影から放たれる扇状の光

「・・・・ッ!!!!」
駆けだす どこへ?それはヴィランと呼ばれた化け物に対してだ
波動を跳躍で躱し 化け物の顔面めがけて渾身のドロップキック

斃せないことは分かっている だがそれでもやらねばならぬのだ
14 :プロローグ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/07(土) 00:12:45.91 ID:SsegsDJ30
>>12>>13
七八とアキレスの蹴りが決まるも二人に帰ってくるのは鋼鉄を蹴りつけたような衝撃だけ。
結果は変わらない。

迫る黒が視界いっぱいに広がる。
終焉をもたらす闇の進行、万事休す。

それを切り開いたのは落雷。
天より突き抜け空間を砕いて突き刺さる白刃。

闇を吹き飛ばし、日の光と共に幅広の武骨な長剣が大地にあった。

「…後は私が引き受ける」

長剣の周りに何かが集まっていく。
映りの悪い映像のように、無数の塵がひとつの人型を成していく。

「アームズギアの私がっ!!」

塵が成した赤い鎧を纏う金髪碧眼の女騎士が長剣を引き抜きヴィランへと剣を向けた。


突如として送り込まれた世界で遭遇する理不尽。
そこへ現れる対処法っぽい存在。
強キャラ感を醸し颯爽と現れたが一瞬にして決着がつく筈が勿論あるわけない!

今日は此処まで次回に続く、お疲れさまでした!
15 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/07(土) 00:16:30.24 ID:gkfQdlnB0
>>14
「そういうのはもっと……!!」
「速く来なさーーーいっっ!!」

嵐の如くに咆哮!蹴り足が痛い!
ともあれ何あれ次回に続く!お預けなのであったとさ!

//お疲れ様でした、ありがとうなのでしたっ!
16 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/08(日) 22:07:21.94 ID:dzvMeRtzo
【???にて】

「くやぢいデス…」

 働いたら負けと描かれた胡乱なTシャツに
 ガスマスク装着という凡そ見る者が正気を疑いそうな格好なのは、
 カノッサ機関のトンチキトルーパーα-12である。

【ぶくぶくと泡を吹かすヌカコーラ片手にクダを巻いている姿は正にダメ人間!!】

「レアメタルの利権ぜーんぶ盗られたデス!逆転不可能!ナミアミダブツデス!!」

 とあるファンタジー世界で巻き起こった戦役の影響により、
 境界線世界でも有数のレアマテリアル資源採掘エリアの利権に関して、
 最終的にエーカー・アウトキャストなる越境組織が勝利した。

【各世界をまたに賭ける組織であるカノッサ機関も当然コレを狙っていたのだが、すべておじゃんである!!】

 なお、越境者の皆様の立場としてはフクザツな心境かもしれない。
 α-12が属する、カノッサ・テクノロジー社こそ越境者とキョウリョクカンケイにあるが、
 基本的にカノッサ機関もまた危険と狂気に満ちた組織であることに変わりなく、
 危険な組織同士がつぶしあった結果ともとれなくもないのだ。

【それはともかく、テーブルにズラーっとならんだ空きジョッキと自棄食いの痕跡は見ているだけで胸焼け必須案件だ!!】

//とんちきがグダ巻いているシーンからスタット
//速やかに戦闘っぽいシチュになる可能性あるある
17 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/08(日) 22:15:29.75 ID:DCkDPjmv0
>>16
「こんこーん、入りますよー」
「……あら、あらあら全く……」
「ダメですよー、この時期は虫がわきますよー?」

口ノック、そしてお返事を待たずに間髪入れずに扉をガチャリ!
オカンめいたムーブで掃除機片手にやって来た半人、ゴミ袋にぽいぽいぽーいとゴミカス達をダストシュート!
越境者として歴は長い半人、組織間の抗争でもカノッサ側に付く事が多い
しかし当人としては割とのほほーんと傍観気味であったり、巻き込まれない限りあんまりアクションはなかったりするのだ
18 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/08(日) 22:16:37.89 ID:EYhIhDna0
「ああ、うん成程な、越境組織にも色々あるんだな…どこに履歴書出すかな」

あっちへフラフラ、こっちへフラフラ
まさしく糸の切れた凧状態で就活中の元執事がテキトーな相槌を打つ。
その手の雑誌やチラシを見ながらの相槌なので誰に何の相槌を打っているか自身でも把握していない。

「…アウトキャスト……は、止めとくか。
 こっちのホワイトネスなんかどうだろうな?
 名前の通りホワイト企業っぽい……いや、こういうのがブラック企業だったりするよな」
19 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/08(日) 22:23:08.10 ID:YIatUfQ80
そんなくだを巻くα-12に混じって 面白くなさそうな顔をしているのが2人ほどいる

ロイ「・・・・・。」
鈴虫「・・・・・。」

片や復興を手伝いたいのに越境を喰らって戻れない地元出身者
片や極上に楽しそうな闘争を逃したツジギリスト

ヌカコーラに混じって度数の高い蒸留酒やらニポンシュやらつまみやらが転がっていますが 気にしないであげてください

アキレス? まだ金属の王国で絵を描いているようです
戦いの様子と立役者 戦没者を掻き終えたので 例の重戦士と神官ちゃんの都落ちを題材にした絵画を作成しているそうな
20 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/08(日) 22:37:09.14 ID:dzvMeRtzo
>>17

「デスゥ〜!!ぽんこつ=サン〜」

 へにょーっとしているα-12はお掃除も半人に任せたっきりでぐっだぐだしている。
 しかして、タェンティースが率先しておそーじしているのナンデ?
 たぶん趣味じゃないかとワタシ思います!(決め付け

>>18

「デス?ほわいとねす?」

 ふ〜にゃふにゃしながらその手の雑誌とやらに眼を通す。
 しかして、越境組織もリクルートな時代とはニッポンの人手不足は深刻やで(謎

「え〜っと、アットホームで明るい職場デス。直ぐに即戦力になれるチャンス。若いエージェントが多いデス。デス」

 読み上げるα-12である。次の瞬間にはガスマスク越しにウォルターに怪訝な眼を向ける。ナムサン!!

>>19

「デスデス」

 苦い顔のロイにはサービスとして定期的に故国のほーこく書をくれてやっているα-12。
 カノテクのアフターサービスは万全です。

【ややこしい時期にどっかの惨劇が国内うろちょろしています。う〜ん頭を抱えたくなる】
【邪悪な死霊術師が街一つ汚染しようとして阻止。街に甚大な被害をもたらしつつも%「伐とか。おもわず国外追放したくなるNE!】
 −−−−−−−−−−−−

【全員対象】

「傭兵(ランナー)の皆さん…と、私達の恥部――もといエースのα-12と穀潰し(鈴虫)。そろそろ予定時刻です」
「アホやっていないで、準備してください」

 ほうきとちりとりを持って、半人と同じようなムーヴをしにやってきた、
 γ-33とγ-67(※クローントルーパーγシリーズは後方支援専門のクローンユニットだ)

【おもむろに閉じていたカーテンを開く。そこには――】

 流れるは暗黒の帳と星々の煌き。眼下には赤茶けた惑星が佇む。
 広大なる宇宙。大地を踏みしめて生きる者には決して肉眼で見ること叶わぬ光景だ。

「デスデス。ぐだぐだタイムも終わりデスか――瞬着!!」

 ひょいと席を立つと、胡乱な格好だったα-12の姿は瞬時に漆黒の戦闘舞踏服に覆われる。
 流れる白銀髪が顕となり、ガスマスクを外して、片目を覆う布状ゴーグルを装着した。

「おっしごと、おっしごとデス。皆、ドロップポッド室にごーごごーデス!!」

【居場所:???→カノッサ機関のスペースシップ】
21 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/08(日) 22:44:06.35 ID:DCkDPjmv0
>>18-20
「あらあら、皆さまお揃いで……トゥエルブがすみません……」

一行に頭を下げる半人、おい何様だ!

「もー、ほらほら、シャキッとして下さいー?」
「女子力が下がりますよー」

そしてトゥエルブへ魔法の言葉で呼び掛ける、多分お掃除は趣味でしょう

さてしてはてさて?

「……何処の世界でも、宇宙の色は美しいですね」

かつて帆船に乗り込み、虹の追跡者を駆り巡った宇宙を想起
ドロップポッドへは全くの普段着で乗り込むのであった

「……宙間戦闘はないですよね?流石に……」
22 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/08(日) 22:47:15.51 ID:EYhIhDna0
>>20
「あ?何だよ…兎に角金がない事にはおちおち越境も出来ねえだろ?」

α-12の視線に首を傾げる壮年のプータロー

「仕事か……そういや俺、執事しかやった事ねぇんだった」

後頭部を掻きながらα-12の後に続く壮年。
歩きながら服装もα-12の習ってかSF風コンバットスーツへと変化する。
シェイプシフターの一種である《影の様な何か》であるからして
こうも簡単に見た目は変わるが格段に防御力の変化があるわけではない。
と言うかちゃんとした防具を身に着けた方が良い場合もある。
23 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/08(日) 22:50:27.35 ID:YIatUfQ80
>>20
ロイ「・・・これなんだよなぁ」
報告書を受け取り 頭を抱えてため息一つ

ロイ「今国中で死が蔓延している 死霊術者としては最高の実験場なんだ
   隣の同盟国にいる武装神官たちの力を借りて一生懸命浄化してるんだが・・・」

ぐぬぬと拳を握って悔しがる 国の一大事に自分がいれないことがもどかしいのだ

さて カーテンが開き 広大な宇宙が人がるや

ロイ「はぁ…うだうだしてるよか 体動かしてた方がなんぼか健全だ 行くべ」
ぐったりと動き出すロイと


鈴虫「おっしごとーおっしごとー♪」
先ほどのグダりぶりはどこへやら 実に楽しそうに移動を開始する鈴虫

ごく潰しだって? 鉄火場を用意してやれば有能何でノーカン
24 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/08(日) 23:03:38.37 ID:dzvMeRtzo
>>21

「シャキーンデス!!」

 なお、瞬着の間際に女子力云々な言葉があったとかなかったとか。
 しかしこの半人、すっかり保護者めいたムーヴである。

>>22

「カノテクはマネー払いいいデスよー?オススメ!!」

 実際、マネーが欲しいウォルターに対してはオイシイ条件である。
 電子マネーから各世界でも換金しやすい貴金属まで支払い方法は希望次第。
 諸経費もカノテク側が負担と、まあ飴の多いこと多いこと。

>>23

「デスデス。カノテクの購読サービスのご利用ありがとうデス。今後も配信OKデスね?」

 わざわざテックにアレなロイに合わせてプリントアウトまでしていたりする。
 カノッサテクノロジー社が越境者に提供するインフラはバカにならない。
 もっとも、依存度が高まるほど、影響力の行使も容易になるというビジネス的な思惑もありそうだが。

【ビジネスの範疇にとどまっている分、むしろ誠実ともとれなくもなし】

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

 なお、γシリーズがα-12と、鈴虫に対してものっそい塩対応な理由であるが、
 まあ、片やとんちきユーチューバーで、片や平時ではガチで役に立たない暇人である。
 後方支援で日々多忙を極める彼女達からしたらさもあらん」

「デスデス」

 ドロップポッド室では凡そタェンティース以外は幾つかの薬物の投与が推奨される。
 低軌道航行するシップからの強襲降下は様々なテクノロジーの恩恵があっても、
 なお、肉体への負担はかなりのものだからだ。性質上、降下直後にフラフラになっていましたでは話にならない。
 半人?肉体性能の頑健さは随一っぽいので無問題だと思われるので。

【ドロップポッドに乗り込むと、皆の身体が人口筋肉で出来たショック吸収材に包まれる】
【ポッド内の証明が消え、代わりに中空にホロディスプレイが投影され、外部の様子と降下予定ポイントが表示される】

「相手はカノッサの別支部デス。カノッサ機関は今日も変わらず内ゲバ一直線。ダイジョブですかね?この組織」

 カノッサ機関は大組織である。そして肥大化しすぎた。
 境界線の大変動により、世界の帳が大きく解れた時、中枢(アクシズ)との接触は絶えて久しく、
 各支部は変質し、磨耗し、あるいは異形化していた。覇権を求め、打算と虚偽に満ちた陰謀が繰り返され、おかげでこの有様だ。
25 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/08(日) 23:11:41.64 ID:YIatUfQ80
>>24
ロイ「頼む」

実際紙触媒で提供してくれるのはありがたいのだ

んでもって ドロップポッドの中

ロイ「ダイジョブかと心配するなら 仕掛けるのやめれば?」
鈴虫「それをやめるなんて とんでもない」

緩衝材に包まれ苦しそうなロイと 実にテンションの高い鈴虫

ロイ「いかん酒なんぞ飲むんじゃなかった ヤバイこれ吐き散らかす危険性g」

どうぞご自由に落下させちゃってください
26 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/08(日) 23:14:17.30 ID:DCkDPjmv0
>>24
「……」

ドロップポッドの中、半人は瞳を閉じて過去を想う
いつもそうだ、あの流れ星を見た夜……半人の運命が今のモノに固定された夜
かつて己が越境者でなかった頃、宇宙からのエントリーを果たした相手と出会い、全てが変わった

「……、」
「……あ、えーっと……あ、はいっ、カノッサ支部ですね……分かりました」

……少し過去に馳せ過ぎた思いを今に戻し、頷き意識を集中させる
琥珀色の惑星への突入に備えよう、今はこうして今なのだから
27 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/08(日) 23:19:24.22 ID:EYhIhDna0
>>24
「金払い良くてもコレじゃあ何時おまんま食い上げになるかわからねーな…
 それでもお前就職勧めるのか?」

お勧めから舌の根乾かぬ内に開示される内ゲバ模様。
世の中ブラックだらけだぜ!

「…切り替えていくか、んで?大まかな作戦は?
 降下後好き勝手に暴れまわるってな雑なもんじゃねえんだろ?
 そんな指示を出すのはウチのお嬢だけで間に合ってるからな」

薬物投与を一応受けるシェイプシフター。
三半規管やら諸々の生理機能はそもそもあるのか?
あるとしたらセルフ内臓移動なんぞ日常茶飯事で
今更降下時のGとか大丈夫なんじゃとか色々考えられるが…そういう小難しい事は抜く!
28 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/08(日) 23:27:13.25 ID:dzvMeRtzo
【全員対象】

「歩くの止めたら潰されちゃうんデス。やばいチキンレースな時代になったもんデス」

 どうやら、ロイの想像以上のカノッサ機関の内情はよくないらしい。
 アウトキャストが戦力の拡充・充実化を図っている状況でこれは――

「まずもっては先行するβチームとの合流が目標デス。
 状況よろしくないらしいので降下直後に戦闘…事実上の救援作戦デスね。
 畢竟、支援爆撃は無いと思ってくださいデス」

【これが巡り巡って越境者達にどのような影響を与えるか。今の時点ではそれを見通せる者などいない】
 【各々の思いを馳せたところで、無骨な振動がポッド内に響き、遮ってしまうだろう】

≪3・2・1・マーク≫

 無感情な電子音声の音と共にポッドが降下を開始する。
 身体に感じる気持ち悪い浮遊感と加速感。内臓を揺さぶる振動。
 外部の様子…地上からの阻止射撃が始まった。

【近接信管のミサイルが炸裂する度にポッドはさらなる振動に見舞われる】
 【→ある意味で兵士にとって最も不快な時間かもしれない。ここで撃ち落されれば培った戦闘力とは無関係に散ることになるのだ】

「オゲーッ!!」

 そして自棄食いしていたα-12はやはり吐いた!!ゲロイン!!女子力!!
29 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/08(日) 23:33:02.48 ID:YIatUfQ80
>>28
ロイ「実に困ったもんだな!!」
鈴虫「いい時代になったもんだ!!」

α-12の言葉に逆の見解を示す2人であった

そして投下 阻止射撃の雨 揺れるポッド

ロイ「これだからハイテクってのはきらいなんだぁぁぁぁぁぁップ!!」
叫ぶ途中で戻しそうになり 意地でこらえるロイと

鈴虫「はいよぉぉぉぉぉ!!!殴り込みだぁぁぁぁぁぁ もっと飛ばせぇぇぇぇぇ!!!!」
テンション駄々あがりの鈴虫であった
30 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/08(日) 23:37:07.79 ID:EYhIhDna0
>>28
「作戦開始直後なのに大惨事になってんじゃねーかっ!
 降下後まともに動けるんだろうなあ!?」

なんかもう撃ち落とされる心配よりも現在巻き起こっている惨状に気が行ってしまった壮年。

「えーっと作戦なんだっけか?サーチ&デストロイして味方と合流?
 …よし、何時もの仕事と変わんねえ!行ける気がしてきた!!」

元執事は気持ちを切り替え作戦に集中しようとしている!

31 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/08(日) 23:37:32.46 ID:DCkDPjmv0
>>25-28
「……アブナーーイッ!!」

すささっ、と半人は動いた!
激情の揺籠めいて響く振動!しかしその体は容易に、まるで百合野原を行くように機動する!
手に持ったエチケット袋を素早く!的確にアルファそしてロイにお届けなのだ!
ウォルター?そもそもショック吸収の必要があるのかと疑問なのであった!
32 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/08(日) 23:48:51.52 ID:dzvMeRtzo
【全員対象】

 最終加速レトロバーナーが点火。その莫大な推進力で地表からの迎撃射を振り切る。
 振動と共に周囲に撒き散らされる寸前であったα-12のアブナイは、エチケット袋が見事に包んで阻止。グッジョブ!

【地表…赤灰色のアッシュグラウド(汚染土壌)と、幾重にも交差する火線が見えてきた。間もなくだ】

 ドン!と底部バーナーが低高度で火を噴き、着地衝撃を和らげんと重力に抗う。
 直後、ドン!と一際大きな振動が響き渡ると共に周囲に対してポッドの重機が弾丸をばら撒く!
 ホロディスプレイで投影されるのは次々にケチャップと化していく不運なる敵の歩兵達だ。

【そして、一定距離を掃討を終えると、外部装甲隔壁がバン!と開き、肉眼で戦場光景が顕となる!】

「あー、空気がウメー…やっぱ不味いデス。到着到着〜って…」

 降りた直後、幾本ものランス(ロケットランチャー)の軌跡がこちらに向かって延びてきている!
 降下直後を狙った重爆による殲滅狙い!中々反応が早い!

【空には他のドロップポッドの降下も行われており、まるで天を赤い爪で引っかいたような痕跡が幻想的ですらある】
【が、地上に堕ちれば即座に修羅界の住人と化さねばならぬとは、まさに皮肉そのものであろう】
33 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/08(日) 23:55:03.98 ID:YIatUfQ80
>>31
電光石火のお気遣い=ジツ ロイに届けられるエチケット袋 そして

鈴虫「オボロロロロロロロロロロ・・・」
完全なダークホースであった鈴虫がリバースするのであった ナムサン!

>>32
ロイ「オボロロロロロロロロロロ・・・」
エチケット袋に未消化の酒とつまみをリバースさせながら事態は進む
着地の衝撃を和らげるブースター ポッドの火力支援 キャノピー?がはじけ飛び 外気にさらされる

ロイ「俺は不味くてもいいから地上の空気がいい・・・」
中身がたっぷり詰まったエチケット袋をポイと捨てて飛び降りる

すぐさまハルバートを手に着地地点の制圧に乗り出す

鈴虫「っははははははははははははは!!!」
なお鈴虫は吐しゃ物でキタナイ上半身のまま飛び降りキリングマシーンと化していた
34 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/08(日) 23:58:16.65 ID:DCkDPjmv0
>>33
「そっち!?」

思わず半人、ツッコミを入れずにはいられない!どちらかといえばボケなのに!

>>32
「……さ、行きましょう……いつも通り!」

天使の側近く、ポッドの反射が煌めき落ちて行く
苦い深淵のヴィーナスの眼に留まらぬ事を感謝せねばならない、爆煙の中にチリと化して失せなかった現実に於いて
いざ進軍、両の手に携えたブレードは敵兵へ向けて振るわれるであろう!
35 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/09(月) 00:05:28.78 ID:pcVQo7pK0
>>32
「着いて早々、中々の歓迎っぷりだなこりゃあ!」

やっぱり降下の影響は皆無だった壮年がイの一番に駆け出す。

「そらよっ!!」

右腕が不自然に脈打つと伸張膨張し巨大な腕を形成、
振り下ろすようにしてそのままランスに叩き付ける。
おそらくは腕諸共ランスも弾け飛ぶ筈だ。

「消耗激しいから多様出来ねえからな、これ!」
36 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/09(月) 00:13:56.69 ID:ue+784Hho
【全員対象】

「―――」

【判定(魔力感知)…魔力感知能力を持つ者は言い知れぬ不安感/頭痛を覚える。//現時点では原因不明】

>>35

「デス!!」

 降下直後にα-12が抜き放った高振動ブレードが煌く。ウィルターと共にミサイルの迎撃行動!
 それは噴煙を尾にして迫っていたロケットを一文字の軌跡と共に次々に寸断!
 量産型のクローンらしからぬ天稟により、その剣の冴えは増すばかりであった。

【そして皆々が制圧に乗り出すためにすぐさま駆ける…のだったが――】

「…相手は組織の構成ユニットで人間デス。そういう想定デス」

 α-12はいぶかしんだ。ウォルターにも見えるはず。戦場の様相の奇妙さが。↓↓↓

>>33-34

 鈴虫とタェンティースが切り払う敵。個々の戦闘力は決して高くなく、銃撃をまともに浴びなければどうとでもなる。が、

【兵士一人ひとりが両の手で構えるアサルトライフルの火線。そして、背中よりの手で保持するハンドガンの射撃】
【あるいは、接近を許した直後、盾代わりのアサルトライフルが切断され、反撃に背中からの三本目の手でナイフコンバットを仕掛ける】

「………」

 観察するならば、相手はディープメイカー等の機動的な擬似腕を持っているわけではない。アラズァヘッドではない。
 しかし、共通点もあった。血液が濃い赤紫だった。第三の腕にバイオ接合の様子はなかった。生まれたままの腕
 弱敵というほど弱くは無いが、極端に強くも無い。しかして、妙に連携が取れている。取れすぎている。

【そして、これはロイの知識には該当しない。レンジャー知識は働かない。ファンタジー由来ではない】
37 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/09(月) 00:23:37.45 ID:7HizAyY+0
>>36
「……魔力の何がしかを感じます!」

原因不明、しかし半人は確信を持って叫び伝える
成る程カノテク製アラズァヘッドが苦戦を強いられる程の相手、油断の覚えはないが更なる意識を持って挑むべきだと再確認

(……出来る!)

総体を持ってして波濤めいて襲う敵兵、冒涜的とすら思える奇妙な姿
クローン兵士だろうか?いやしかし初見のタイプである、それならば魔導兵?
ともあれ今は思考を極力除き、救援という本懐を果たすべきである!
剣旋風となりて、虚空の刃を従え道を切り開くのみ!
38 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/09(月) 00:24:45.85 ID:pcVQo7pK0
>>36
「っ…ああ、やっぱ薬なんぞ投与するんじゃなかったぜ。くっそ、妙に頭痛ぇじゃねえか」

失った腕を再構成しつつ被りを振るウォルター。
あまり豪快に肉体を欠損すると魔力枯渇で自身が消えかねない。

「人間ってのは背中から腕生えて赤紫の血液が身体巡ってるのか?
 じゃあウチのお嬢は人間じゃねーな…
 いや、冗談のつもりだったが実際そうかもしれねえと思わないでもねえな!

 言ってる場合じゃねえか…如何する、作戦続行か?
 第六感じゃねえが妙な感じもするしな、一旦様子見で下がるか?」
39 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/09(月) 00:27:18.77 ID:Jnsbkt430
>>36
ロイ「チッ!!」
穂先を突きさした雑兵を盾に火線を掻い潜るが ハンドガンが邪魔臭い
どうにか接近し 連発銃を寸断するも 即座に反撃を受ける

ロイ「クソッ・・・なんだ なんだ・・・これは!?」
脳内のデータベースをフル回転して対処法を探るも

ロイ「違う・・・違う・・・! 魔力が流れているのに違う!!」

自分の知識にない症例に苛立ちを覚える

とにかくナイフの一撃をサーベルでしのぎ 切っ先で突かんとする

ロイ「幻想由来じゃない・・・つまり黄昏の眷属じゃない・・・? いや 早計はいかん 俺の知らん症例だってあるはず・・・!」
今はただ 知らぬ症例を相手に近接戦闘を仕掛けるのみ


なお鈴虫はわれ関せずと突撃を殺戮を楽しんでいた
40 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/09(月) 00:31:03.32 ID:ue+784Hho
>>37-39

「…状況がワケわかんねーデスがともかく当初の予定通りに動くデス。
 ここを制圧してβの姉妹達と交流するデス」

 βシリーズは偵察・情報処理専門のクローンユニットだ。
 主に戦闘ユニットであるαシリーズに先行するスカウトとしての役割を担う。
 異様な気配を漂わせ始めた任務であるが、それゆえに現状の把握は急務となろう。

「行くデスよ!!」

 後ろ腰より四本のディープメイカーを展開。各擬似腕にサブマシンガンを保持させ、
 α-12は越境者達と共に戦闘を開始するのだった。

//ここまで!
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2018/07/10(火) 08:46:07.11 ID:eO5ZiamA0
なんかVIP警察なるものが965以上のスレを連投で終わらせてる
42 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 21:54:59.05 ID:HJDuY6NO0
前回までのあらすじ
『閉ざされた世界で出会ったのは真っ黒い怪物と赤い女騎士でした』

さてさてヴィランに剣を向け越境者らの前に現れたのは赤い騎士。
しかし勇ましい台詞とは裏腹になんか、こう…ちっさくないですか騎士様?
具体的に言うと140センチ位である。
ヴィランのサイズは170前後、相対的に敵が大きく見えるなあ。

赤「いくぞ!」

だが身長差を気にせず勇猛果敢にヴィランへと切りかかる騎士。
動きは悪くない。
何よりの違いは今まで一切の防御行動を見せなかったヴィランが
振るわれた剣を後ろに跳ねて避けたことだ。
即ち、騎士の一撃はヴィランへの有効打足りえることの証左であった!
43 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 22:00:21.57 ID:iOqkA9cI0
>>42
「ゴーゴー、ちっこいヒーローさまっ!」

さてはて一方、吹き飛ばされた皆の衆の様子をスタコラサッサと見に行く忍びの少女七八
彼女も大概ちっこいのだが、それよりもちっこいヒーロー様に声援を送りながらの行動である!
44 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:04:03.16 ID:SDQqoQOb0
>>43
「いけーがんばれーいいぞーそこだー」
―――ギィ!!ギィ!!

デモンアームを起動し パワードスーツ?の中の隊員たちを救出しーの シュヴァインを引きずり―ので救助活動しながらの声援を送るアキレス

ベティちゃんの声援にも熱が入るぞ!
45 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:11:15.22 ID:HJDuY6NO0
>>43>>44
吹っ飛ばされた大小の越境者は両方ダウン。
二体のドラム缶は拉げハッチが開かないので動きそうにない。

WDS隊長「うぐぐ…なんたる……しかしアームズギアが来たか、これで何とかなるな」

流石現地人、事情をある程度知っている様子。

WDS隊長
「勇敢な民間人諸君!とりあえず自分の身の安全を確保するんだ!
 私たちは大丈夫だ、大丈夫に見えなくても大丈夫!!」

騎士の動きは悪くない。
だが相対するヴィランは七八の動きを見切り対応した機敏さを有している。
騎士が得物を持ちヴィランが素手である事で間合いの優位は本来騎士にある。
しかし身長差がその優位を微妙なものへとしていた。

結果

赤「うわあっ!?」

ヴィランの拳によるカウンターが炸裂。
女騎士くん吹っ飛ばされたー!!
46 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 22:19:44.84 ID:iOqkA9cI0
>>44-45
「あーむず……なんだって?」
「……って、あれ、何もしかしてマズイ?」

何やら事情を知っているらしいドラム缶に尋ねてみる
取り敢えずヴィランに対抗するには知識が足り無さすぎるのが現状なのだ

「もー、ガッツが足りないよ、ガッツが!」

一先ず援護だ、ワイヤ式の苦無を投擲、ヴィランの脚に絡みつかんと蛇の鎌首めいて襲い掛かる鉄線!

47 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:26:11.41 ID:SDQqoQOb0
>>45
「うるせぇなぁ」
仕方がないのでデモンアームの腕力でドラム缶ごと引きずって近場の物陰にでも移動させておきましょう

「おらー腰が入ってねぇぞー戦えるのお前だけなんだから根性見せろー」
外野からやんややんやとヤジが飛んできますが 気にしないであげてください

―――ギィ!!ギィ!!
ちなベティちゃんは小さな旗をフリフリ応援していた
48 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:37:51.32 ID:HJDuY6NO0
>>46>>47
WDS隊長
「アームズギア、だ。
 君たち何処の田舎からやって来たんだ?それともニュースは見ないのかね?
 まあ連中と対峙してから一か月も経っていないし情報も錯綜してるからな。
 …アームズギアは現状、ヴィランに対抗できる唯一の武器だ。
 しかし何時もなら数体のアームズギアでやっとヴィラン一体を撃退しているんだが…」

七八の放つ鉄線が火花を散らして弾かれる。
絡みつけようとするその意思を読み取るかのように弾いてきやがる鬱陶しい!!

赤「ぐふっ…分かっている!」

ヨロヨロとふら付きながら立ちあがる騎士。
…なんか身体が透けてません?
49 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 22:44:11.27 ID:iOqkA9cI0
>>47-48
「えー……ウソでしょ、ダメじゃーん……」

露骨に落胆!ヒドイ!
ともあれ複数での戦闘が基本となれば支援をしない訳にはいかない
とはいえぶっちゃけ出来る事などたかが知れている

「……ニガテなんだけどなぁ、こういうのっ!」

思い切り仰け反ってからバネを活かして逆に超前傾!
腕を振り抜く所作が加わり、加速的に放たれる十の苦無!
両手の指それぞれに繋がれたワイヤ、微かな調律でその軌道を自在に変えて多方向からヴィランへ殺到!

「これ、オマケだ」

先程弾かれたワイヤ苦無を爪先で蹴り飛ばしもう一度真正面から飛来させる
50 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:51:59.57 ID:SDQqoQOb0
>>48
「・・・やべぇじゃん」
本来複数のギアさんで対処しているのに今回タイマン
しかも透けてる

「ゴッツやべぇじゃん」
マズイなんてもんじゃない マジでどうしようもない

「えぇいやるかぁ!! チェンジレッグ!!」
青き霧を脚に移し 高速移動 ヴィランに接近

「物理攻撃はやっても意味がない・・・ならばッ!!」

いきなり
突然 
何の脈絡もなしに

ヴィランのすぐ近くに気配が出現する

否 それはただの気配に有らず


バケモノじみた覇気 全力で当たらなければならぬほどの存在感
それは まさしく強者の覇気

だがそれはまやかし それを放つは脆弱な絵師

【偽・強者の気位(イミテーションオーラ)】

偽りの気位で こちらにヘイトを向けようとする
51 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:59:09.95 ID:HJDuY6NO0
ヴィラン「!?」

さしものヴィランもアキレスの気配に反応し視線を向ける。
そこへ多方面から飛来する苦無!
蜘蛛の糸めいて空間を覆い降り注ぐ凶器の雨!
が、全て火花を散らしつつヴィランの真っ黒なその表皮で弾かれる!!

WDS隊長
「言っただろう!現行の武器でアレに対応できるのはアームズギアだけだ!
 先の大規模戦で我々が先手必勝とばかりに使用した核でさえ直接の効果は認められなかったんだ!!」

赤「だから…私達が居るんだ!!」

アキレスが生んだ一瞬の隙を好機に騎士が駆けヴィランへとその一撃を振り下ろす。

ヴィラン「ギッ!?」

しかしその一撃はあまりにも浅い!
表皮を掠り、一本の白い線をヴィランに刻んだだけに終わる。
更に機敏なヴィランが反撃の拳を繰り出し騎士を跳ね上げるようにして迎撃!

赤「ぐはっ!?」

騎士は受け身も取れず背中から地面に叩きつけられた!
その身体は益々薄れていく!!
52 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:05:54.66 ID:iOqkA9cI0
>>50-51
「……蛇穿、……羽咬!!」

弾き返される苦無……両手を鋭く交差!
勢いを失い落ちるだけのはずであったそれらが再度意思を持ったようにして襲い掛かる!

「ねぇねぇあなた、そう、赤いあなた!」
「仲間とか呼べないの、もしくは予備の武器くらい持ってない!?」
「あと透明になってるけどそれ大丈夫!?」

もうワイヤを繋いでおく必要はない、全てをパージしつつアキレスの巨人の偶像の陰から呼び掛けた!
53 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:14:21.75 ID:SDQqoQOb0
>>51
「で!? 他の『私たち』はどこにいるんだよ!!」
完全に劣勢な紅い騎士に叫ぶ

「テメェがこいつを倒せねぇと俺たちがヤバイんだよ!! こっちだって援護できる方法は少ないんだ!!
 啖呵切るんなら実力見せてみろ!!」

そう 既存の武器でどうにかできないのならできる奴がやるしかない
できる奴ができないのなら大口をたたくな と言わんばかりである
54 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 23:28:16.32 ID:HJDuY6NO0
>>52>>53
七八の攻撃は今までと同じように弾かれて終わる。
先にクルツが解析した通り『攻撃が効かない理屈』がヴィランを覆っているのだ。
これを如何にかしない事には単に相手へ繰り出す一撃では全く意味がない!

WDS隊長
「馬鹿な…他のアームズギアは別の場所に現れたヴィランの対処をしているのか!?
 ありえん!計算上、時空間を抜けて現れるヴィランは一度につき一体だったろうに!
 そもそも出現間隔自体も今までより短かったんだぞ!?」

何処かと通信していたのだろうか、ドラム缶が騎士の代わりに喚いている。

赤「…すまない、シャーロット…やはりマスターを持たない私では……」

七八やアキレスの声は届いているのだろうか?
騎士は立ち上がるも其れが精一杯といった様子だ。
身体はほぼ透明に近づき、長剣も立つ為の支えにしかなっていない。

ヴィランが騎士へと腕を突き出す。
何度か見ているので当然次に何が来るかは予想がつく。
黒い怪光線だ、物理的な干渉で如何こう出来ないのは既にご存知だろう!!
55 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:35:22.36 ID:iOqkA9cI0
>>53-54
「……アキレェェェッッッーーーッッス!!」

問い掛けの返答は朧、既に彼女の意識は靄に包まれているのであろう
ならばこの場に置いて最も信頼のおける存在の名を叫びながら駆け抜け、騎士の剣を取り去る!
アキレスと直線上、ヴィランを挟むような位置取りへと機動し遠心力を付随させて思い切り投擲を行う!
56 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:38:39.10 ID:SDQqoQOb0
>>54
「くそ・・・たれ!!」
斃せる相手は行き絶え絶えで ヴィランはほぼ無傷で

自分たちの援護はほぼ無意味で 万策尽きたか・・・?

「うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
走りだす 赤き騎士を救出せんと

赤き騎士を抱え上げ 狭きフィールドを逃げ回んとするだろう
57 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 23:47:34.19 ID:HJDuY6NO0
>>55>>56
放たれる黒の怪光線。
七八咄嗟の一撃が起死回生の一打となって衝突。
ヴィランへと至る事はなかったが光線をかき消し脅威を打ち破った!

そして剣に触れた七八と騎士を抱えたアキレスに妙な感覚が走る。
七八は一瞬、アキレスは未だにその妙な感覚が続いている。
何かが自身の奥底に触れたような、場合によっては不快であろうその感覚。
しかし今回に限っては温かさが勝る。自らの活力足りえるほどの何か、だ。

光線に弾かれ長剣が宙を舞う。
アキレスの腕の中で騎士が消滅する。

だが二人が得た妙な感覚が教えてくれる。
未だ終わっていない、寧ろ此処からだ。
さあ、その手に剣を!!
58 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:54:36.15 ID:iOqkA9cI0
>>56-57
「……いいのこれでっ……!?」

背中に羽が生まれたような錯覚に怖気、根本で忍びたる七八は己の体躯と技能のみを確信している
故に奇怪な介入には人以上に嫌悪が混じるのを否定は出来ない、だというのに!

「軽いっ……軽い軽い!!」

色を帯びた風となりて馳せ参じる、宙を舞う剣の元へと容易に辿り着く!
掲げられたまま、もしアキレスと共にあらば共に柄を強く握り……

「な、ん、か、も、う、……ちェッストォォォォ!!!」

両断すべく全霊での振り下ろし一斬!!
59 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:57:59.17 ID:SDQqoQOb0
>>57
消えた 赤き騎士は掻き消えるように消失し
代わりに自分の手の中には剣が

「・・・剣術なんてわかんないよぉ!!」
そう 覇気こそ出せても アキレスの剣術はありていに言って素人に毛が生えた程度である

「・・・よし!!」
アキレスは今しがた生えてきた剣を振りかぶり

「おぉぉぉぉっらぁ!!」
投擲することにした

//では宣言通りノシ
60 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/13(金) 00:16:09.52 ID:aQR634990
>>58>>59
感覚に従い宙舞う長剣を手にしたのは七八。
手を伸ばし掴もうとする意志に呼応し長剣は当然のようにその手に収まる。
魂の繋がりとでも表せばいいのか、妙な感覚は長剣を手にすると一層強くなる。

そのまま振り下ろされた一撃は必要以上に後ろへ跳ねたヴィランには当たらない。
だが明らかに今までよりもヴィランの対応が顕著だ。
赤い騎士が振るっていた時よりも警戒心を露わにしている。

それもその筈、気が付けば七八の背に見慣れぬモノが浮遊している。
羽根、だろうか?
何時ぞやクルツが何処かの誰かに見繕った浮遊肩当にも似ている。
更には手足にも西洋鎧を彷彿とさせる装甲が出現する。
背中に羽が生まれたような錯覚は錯覚でなく確かな感覚だ。
身体が軽いのは当然だ、身体能力は明らかに向上している。

…さて、先程までは此方の動きを凌駕していただろうが今のこの状態なら如何だろう?
反撃の狼煙を上げる時だ!

//今日は此処まで、お疲れさま
61 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 22:44:25.65 ID:JVwI6VNq0
>>60
必要以上も以下もない こいつはこちらの攻撃を『回避』したのだ

「・・・おk つまりここからは対等なお時間なんですねわかります」
にんまりと笑みを浮かべる

とりあえず剣は四五六が持っている
ナラバ自分は拳銃を手にヴィランに向けて発砲

これは実験的な意味合いもある 果たして攻撃手段は剣だけかのか?ということだ
62 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 22:54:49.81 ID:udlarIng0
>>60
「……うそやだ、ちょっとアキレス写真撮って写真!」

自身の姿を見て目を輝かせている七八、戦闘中!
ともあれヴィランが迫れば凛として立ち直り、剣を振るって斬撃一閃!
刀めいた所作ではあるが刃物は刃物、ズブの素人のそれとは違うであろう!
更に強化された身体能力も、その効果を遺憾なく発揮している!
63 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:05:50.64 ID:8xgKvYqD0
>>61>>62
七八がアキレスの放った一撃と共にヴィランに迫る。
流石に弾丸のほうがヴィランへの到達は早いが、やはり弾かれる。
続けざまに七八の一閃。
この一撃、ヴィランが対応しきれず見事に決まる!

切っ先がヴィランへと確実にめり込む。
そのまま振り抜かんとすれば何かが引っかかる感覚。
しかしそれは直ぐにブツリと糸が切れたかのように抵抗を失った。

ヴィラン「っ!」

ベリベリと布でも引きちったような音と共に実際に破かれたのはヴィランの表皮!
黒い皮が引き千切られると蒸発するかのように表皮全てが消えていく!

ヴィラン「があっ!?」

黒い表皮を取り払われて露わになったその姿は金属製のスケルトン。
サイボーグかアンドロイドか知らないが、先ほどまでの脅威は俄然なくなっている!!
64 :四五六 七八【賽印流忍術】 :2018/07/14(土) 23:09:07.76 ID:udlarIng0
>>61
>>63
「お?」
「おおぉっ!?なにこれキモっ!!」
「第二!?第二形態ってやつ!?」

突然の変化に七八驚愕!思わず距離を取る!
しかし怖気の低下を鋭敏に察知すれば再び接近を試みて剣を居合刀めいた振り抜きで斬撃を放つであろう!

「アキレス、今なら銃も効くんじゃない!?」

そして黒い何かが消え失せた事で、先までの絶対感の薄れたヴィラン
アキレスに問い掛ける様に叫び、返す刃を煌めかせた!
65 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:12:32.67 ID:JVwI6VNq0
>>62
「ウェ? ちょ ベティ!!」
四五六から突然の要望に驚くも ポケットのスマートデバイスを応援中のベティに投擲

―――ギィ!!
がってんだーといわんばかりにデバイスをキャッチ
四五六に向けて50連射が炸裂します

>>63
はやりダメか 相変わらず援護にすらならない
だが四五六が剣を突きさし そこに現れた金属のスケルトン

「・・・はは〜ぁ」
なるほど ヤバイのは表皮だけか

だが相変わらず銃撃は効きそうにない 小口径のリボルバーと対人特価の散弾銃であるが故

ナラバとアキレス ヴィランに突撃を仕掛ける そして至近距離から足元にスライディング

両足で敵の足を挟み込み 足をひねることで相手のバランスを崩し転倒させる技

その名をカニばさみ あの黒い表皮が無ければ効きそうだが 果たして?
66 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:18:03.47 ID:8xgKvYqD0
>>64>>65
アキレスのカニばさみがヴィランのバランスを崩す。
そこへ七八の振るう一撃だ。
当然ながらヴィランは七八の一撃を防ごうと金属製の両腕でもって防御姿勢をとるが
手にした剣は何の苦も無くヴィランを真っ二つに切り分けた。

バチィッ!と火花が散ってヴィランの目から光が消える。
圧倒的と思われた敵のあっけない幕引きである。

剣「いかん、離れるんだ!」

しかし勝利の余韻に浸る前に剣が物凄い剣幕で喋った。
霞の如く消え去った赤い女騎士の声である。
67 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:26:32.10 ID:JVwI6VNq0
>>66
「YES!! どうだファッキンクソッタr」
勝利宣言 余裕ぶっこいてくれた罰だといわんばかりにスラングを重ねようとして

「おちょちょちょちょちょ!!?」
なんかすごい剣幕で剣に怒られたので慌ててスタコラ逃げるアキレス

・・・剣の剣幕(ボソッ
68 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 23:27:04.27 ID:udlarIng0
>>65-66
「後で送ってねー!」

バッチリ50枚全て違うポーズ!タツジン!
まぁそんなアホをやってからも、しっかりお仕事を成すのだ!

「……いえす、楽勝!」
「ちょーいいじゃんこの剣、貰っていいよね?」
「……ん?……あ、何、もしかしてそういう……?」

何となく察してヴィランの亡骸をチラリ
とりあえずこの場から全力離脱!なんなら転がっているドラム缶警備兵を救助しつつ!である!
69 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:32:09.68 ID:8xgKvYqD0
>>67>>68
字面にしないと分かんないボケは本来ならNGである!

それはさて置いて察しの良い御両名はすでにお気づきだろう。
一体で暴虐の限りを尽くす悪役なんてのは基本最後は爆発四散するのだ!!

断末魔の代わりに周囲を巻き込む大爆発を起こしてヴィランは散った。

素早く行動した越境者らに被害はなく。
そして七八が助けようとしたドラム缶及び
気絶して全く役に立っていなかった越境者2名は既に爆発圏外に逃れていた。

ブリキ野郎「…」

そう何時の間にかこの戦いを見守っていたブリキのオートマタによって。
70 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 23:39:52.22 ID:udlarIng0
>>67
>>69
「……まぁさぁ、礼儀だとは思うけど傍迷惑だよねぇ……」

パッタパッタと翼を動かしながら七八
なんだかんだポーズを取ったりしている、多分気に入ったのでしょう

「……で、あなたはだぁれ?」

仲間を助けて貰ったのだから敵ではなさそうである
仮に敵……ヴィラン側だとすれば加勢に来てもおかしくはなかったはずだ
それでも一応の警戒を怠る事なく、剣を肩に担いで尋ねた
71 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:40:44.09 ID:JVwI6VNq0
>>69
「ひえ〜い!!」
爆裂資産するヴィランに頭を抱えながら逃げるアキレス

どうやら爆破の被害からは逃げられたようだ

音が収まったところで振り返って 被害の確認をしようとして
なんかブリキ野郎が生えたようですが

「・・・・・」
無論警戒度MAXである 何かあればすぐに脱兎できるようにしながら事の経緯を見守る
72 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:53:25.54 ID:8xgKvYqD0
>>70>>71
ブリキ野郎
「ご苦労様です、グラディウス。
 そしてお迎えに上がりました、フォーリナー」

剣「ボスレーか!…ん?迎えに来た?」

バラバラとプロペラの音。
そして上から舞い降りてくる大型ヘリ。

ブリキ野郎改めボスレー
「お早く願います。直ぐにもWDSの方々が事後処理に訪れるでしょう」

剣改めグラディウス
「…確かにグズグズしていられないな。皆選んでくれ、我々と来るか来ないかを」

突然のお誘いである。
情報が酷く少ないこの状況。
質問ができたとしても1つか2つだろう。
さてさて、どうしたものか…

//といった形で今日は此処まで おつかれさまー
73 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/15(日) 00:04:45.88 ID:Rr9diLa40
>>72
「・・・・・。」
どうしよう 何も言わないが その表情はまさにそう物語っていた

何かを聞こうと思ったが 何を聞いていいやら分からなかった
そんなこんなでやっと振り絞った言葉 それは

「そもそもグラディウスってラテン語で『剣』って意味だから 改めもなにも変わってないんじゃないかな?」
余計なツッコミであった

―――ギィ!!
ちなベティちゃんはスマートデバイスを使って今しがた激写した四五六の勇姿を四五六のデバイスに転送していた
74 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/15(日) 00:16:30.31 ID:2sOey9GR0
>>72-73
「……ま、行った方が正解じゃない?」

少なくともまたあのヴィランに襲われてしまえば勝ち目はないのだから
ならば取り敢えずでも、生き残れる確率のありそうな方に着くのは七八の基本スタイルであった

「お、来た来た……ありがとベティ、めっちゃ器用だねー」

さてはて、ともあれスマホに転送されてくる写真にご満悦なのでしたとさ……

//遅れました、ありがとうございました!
75 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/15(日) 22:11:46.86 ID:Vs16lzMWo
【前回までのあらすじ…という名のシチュ構築】

 カノッサ・テクノロジー社からのランナー(傭兵)依頼を受諾した越境者達。
 対象となるのはカノッサ機関の別支部。要するに何時もの内ゲバであり、
 さほど珍しくも無い内容の依頼であった――そのはずだったのだが――

 −−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−
 −−−−−−−

【越境者達の降下より戦闘開始→周辺掃討完了後】

「デスデスデース!βの姉妹をオタスケのため、女子力満載スーパー最高なα-12がわざわざご登場デスよー!」

 ユニット構築型の簡易基地にて、抵抗戦を行っていたクローントルーパーβユニット(先行偵察型)の皆々へ、
 トンチキ極まる台詞と共に救援をアッピルするα-12。

「相も変わらずアホですね」「頭が痛い」「手ごろな空き缶持ってきました」

【次の瞬間には歓呼の声と共に空き缶やらスナックの袋などが次々に投擲される!ニンキモノ!】
 【全員対象:越境者達も巻き込まれて、空き缶やら何やらを罵声と共にぽいっちょぽいっちょだ!!】

「デスデス!なんて助けがいの無い連中デスか!!」

 α-12のプンスコは度外視して、戦闘終了後の経緯について解説しよう。
 降下した越境者とαユニットの強襲によりβユニットを包囲していた敵の排除に成功。しかし――

【敵は当初、カノッサの別支部の――、一般兵とアラズァヘッドの混成部隊であると見込まれていた。が、】

 実際に出くわした相手は、形状こそ人間に近しいが、第三の腕、
 異様な色の血液、言葉による意思疎通の痕跡も無く、奇妙に連携が取れすぎている軍隊…否、群体めいた動きという、
 不可解なまでの得体の知れなさに満ちていた。

【強すぎるわけでは無いが、とかく異様なのだ。この手のケースはロクでもない厄ネタに発展する危険性が高い】
 【判定(戦場経験/not戦闘経験)…戦場に身を置いた経験が豊富なほど、説明不能な不穏な気配を感じてしまうだろう】
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