【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part6

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427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 18:52:53.55 ID:QuYN1ORfo
流石っすねパーティの近接アタッカーは
ん?
428 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 20:08:03.38 ID:v6/B/L000
デュア「ふっ!」シュバッ

ミスティ「!」バッ

 刀「」ビッ!
 氷の短刀「」ギンッ!

デュア「まだまだ!」

 刀「」ビビビッ!!

ミスティ(くっ……! 私より長い得物を使っているのに、私よりも手数が多い……!!)ギギギンッ!!

デュア「勝つ!!」バッ

 刀「」グオオッ――

ミスティ「!!」


エバンス「まずい! あれは避けられないぞ!!」


 ガギンッ!!

 刀「」ギギギ
 氷塊「」ギギギ

デュア「氷の塊!?」

ミスティ「……剣の腕はまだまだみたいね、私……。でも――」コォォォ

 氷塊「」ヌッ
 氷塊「」ヌッ

ミスティ「剣だけじゃないのよ、私は……!」

デュア「フッ、なるほど……! ならば私も――」コォォォ

 シュボッ!
 赤熱刀「」ジュウウウ…

ミスティ「炎のエンチャント……!!」

デュア「ミスティが氷を使うならば――私はこの炎で、焼き切る!!」バッ

ミスティ「望むところよ!」バッ

 *
429 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 20:08:47.86 ID:v6/B/L000
ミスティ「はあああっ!!」バッ
 氷の短刀「」シュビッ!!
  氷塊「」ブオンッ!!

デュア「うおおおっ!!」シュバッ
 赤熱刀「」ゴウッ!!

 ギンギンッ!! ジュウウッ!!
   スパッ!!  ガギンッ!!


エバンス「互いに一歩も譲らない攻防だ……! 剣技で勝るデュアだが、ミスティちゃんは氷塊や氷柱の生成で手数に対抗している……!」

エバンス「しかし……ミスティちゃんは、なぜ瞬間凍結と吹雪を使わない……!? あれを使えば有利になるはずだぞ……!」


ミスティ「強い技ばかりに頼っていたら……それ頼りの戦法しかできなくなってしまう! そんな戦い方では、きっと――」


 ――邪悪なカリス「」ニヤニヤ


ミスティ「――あいつを、倒せない!!」


 ジュウッ!!

 氷/塊「」スパッ
 砕ける氷柱「」パキーン

デュア「貰ったぞ!!」グオオッ!!!

 赤熱刀「」ジュウッ!!!

 ギィンッ!!!

デュア「!?」

 赤熱刀「」ギギギ
 氷刃「」ギギギ

デュア「氷の刃で……私の炎刀を受け止めた、だと……!?」ギギギ

ミスティ「打ち合う中で、気付いた……! 熱さえ奪い続ければ――例え地獄の業火でも、私の氷を溶かせない!!」ギギギ

デュア「なにっ!?」

 冷めた刀「」シュウウウ…

デュア「!!? バカな、私の炎が――」

 氷塊「」ドガッ!!

デュア「ぐああああああっ!!!!」ドッギャァァァァン!!!!

 ――戦闘終了――

 *

デュア「完敗だ! 天晴なワザマエだったぞ、ミスティ!」

ミスティ「デュアも、強かったわ……。こう見えて、戦っている最中に何度か挫けそうになった……」

デュア「いや、しかし……相性有利なはずの氷属性に負けたとあっては、流石に自信を失くしそうだ……!」

ミスティ「……いえ、それは違うわ。さっき戦ってる最中に私が言ったこと……覚えてる?」

デュア「ぬ? なんだったか……?」

ミスティ「熱さえ奪い続ければ……ってやつ。一般的には、氷属性は炎属性に弱いと言われているけれど……それは、ほとんどの氷魔法使いがものすごく非効率的に魔力を運用してるから。本来なら炎属性と氷属性の相性は完全に対等のはず……」

デュア「そうなのか!?」

ミスティ「ええ……たぶん。そして私は魔法使いとしてやってきた期間が長いから、魔法の腕があなたより優れていた……ただそれだけのことよ」

デュア「なるほど……なんとなくわかったぞ!」

ミスティ「そういうこと。相性は対等だったのだから、デュアが気を落とす必要はないはずよ……」

デュア「……うむ。だがそれはそれとして敗北には変わりない。精進せねば……!」

 ☆デュアとの模擬戦に勝利しました
  ミスティが剣技2、魔法1の経験を獲得します

 ◇
430 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 21:15:02.36 ID:v6/B/L000
―クロシュの夢
 夢の集落

集落のスライム「〜〜!」モニョモニョ
集落の子供「んわ〜!」キャッキャ
炎スライムの欠片「〜〜!」モニョモニョ
雷スライムの欠片「〜〜」モニョモニョ
風船スライムの欠片「〜〜♪」モニョモニョ
水スライムの欠片「〜〜♪」モニョモニョ

 *

―夢の診療所

若者「ははっ、うちの子たちにたくさんの友達ができたみたいだ」

老婆「ほっほっほ、良かったねえ」

光の精霊「お兄さんとお婆ちゃんももうここの仲間だよ〜」

若者「おおっ! これからよろしくな!」

光の精霊「よろしくね〜」

メイ841「何かあればお申し付けください。クロシュ内で最優秀の私がご奉仕いたします」

老婆「あらぁ、めんこいメードさんだねぇ」


魔族の医者「しかしクロシュの心の中に住むことになるとは、不思議な巡り合わせもあったものだ。ある意味、こここそが私の目指した理想に最も近い場所かもしれん」

不死鳥の羽根「あなたの目指した理想……誰であろうと等しく文化的に生きる権利を持ち、平等に尊重される安全な空間……で合っているかしら?」

魔族の医者「その通りだ。クロシュの記憶を読み取ったのか?」

不死鳥の羽根「そこの貼り紙に書いてあったわ」

 貼り紙『イーシャより皆へ 集落の方針について』ポン

魔族の医者「……クロシュはこんなものまでしっかり覚えていてくれたのか」

 ◇
431 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 21:15:29.86 ID:v6/B/L000
―夢の集落

クロシュ「……」


アリシラ父「クロシュちゃん、おはよう……いや、こんばんはかな?」ヌッ

クロシュ「! アリシラさんの……お父さん……」

アリシラ母「一日お疲れ様、クロシュちゃん……」

クロシュ「うん……おはよ……こんばんは……お疲れさまです……」

 *

アリシラ父「みんなから聞いたよ。僕たちの集落のことや、クロシュちゃんとフメイちゃんとアリシラの旅について……」

アリシラ母「クロシュちゃん……ごめんね、私たちが守ってあげられなかったせいで……すごくつらかったでしょう?」

クロシュ「ん……大丈夫……! えっと、妖精さんと、みんなが、助けてくれて……わたし、大丈夫になった……!」

アリシラ母「うん……。クロシュちゃんを大事にしてくれる人がすぐに現れて、本当に良かった」

クロシュ「……わたしより……アリシラさんの方が……心配……」

アリシラ父「……すまないね、クロシュちゃんにまで心配をかけてしまって……」

アリシラ母「でも、不可解なのよ……。あの子は、みんなに心配をかけて危険なことをするような子じゃなかったと思うの……。どちらかと言えば引っ込み思案で、事なかれ主義の弱気な子だったはずなのに……」

アリシラ父「……やはり、あのことが関係しているんじゃないか」

アリシラ母「………」

クロシュ「……?」

アリシラ父「こんなことになってしまった以上、クロシュちゃんも無関係とは到底言えないと思う。それに……もしかしたらクロシュちゃんの仲間たちが、有効な手立てを思いついてくれるかもしれない。だから……」

アリシラ母「……そうね。話しましょう……アリシラの秘密を」

 *

クロシュ(アリシラさんのお父さんとお母さんは、アリシラさんが生まれた時のことをお話してくれた……)

クロシュ(アリシラさんは……生まれた時に、死んで、生き返った……)

クロシュ(その時に……アリシラさんのお父さんとお母さんは、ものすごく具合が悪くなった……)

クロシュ(アリシラさんの魔法は……確か、吸収……?)

クロシュ(……何かがわかりそうで、わかんない……)

 ☆アリシラについて少し知りました

 ◇
432 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 21:26:04.92 ID:v6/B/L000
―セイントレア平原 2日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:メイドブレード  盾:ラティアの大盾  飾:くすんだ耳飾り
武:竜珠の大杖    防:竜のエプロン   飾:不死鳥の羽根

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:精霊のレオタード 飾:

◇イリス  [星の魔法使い]
武:蒼き星の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:魔術師のローブ  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀     盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◇ローガン [鋼の戦士]
武:蜥蜴一文字    盾:灼鋼の盾     飾:くすんだ耳飾り
武:鋼の回転ノコギリ 防:オリハル鎖帷子  飾:

◇エバンス [地の傭兵]
武:古代の鉄槌    盾:         飾:くすんだ耳飾り
武:魔銀の刀     防:硬質革鎧     飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽*2       蜘蛛絹の下着      魔族国永久旅券
会心賽*1       ザリガニのお守り    フメイの服の切れ端
反魂丹*1       大きな巻き貝      精霊の印
鉄鍋+携帯調理器具   闇の欠片        精霊樹の実のジャム
「星の魔力」上中    フリルワンピ水着    精霊樹の鉢植え+赤雷球
お宿の妖精の織物    魔法学園のスク水    フメイとアリシラの人形
魔導飯盒        ガラスのザリガニ    メルルの帽子
妨害魔力波発生装置   踊り子の双剣      溶岩石のアミュレット
属性大全        サボテンドラゴンの花  太陽のメダリオン
魔王図鑑        精霊のローブ      暗黒優待券
氷精の魔導書      精霊樹の杖[改]    冒険者証(ランク1)
ブラッドワイン*1               大魔女帝国渡航権
吸血鬼殺ワイン*1               かたたたきけん
魔術書「正負の属性」              大魔女帝国滞在許可証
吸血鬼の日焼け止め               風船印のパラシュート
日蝕の傘                    ラティア勲章
大魔女サイン*1                ユーシリア王家の紋章
古代のセラミック
ステライト鉱石
晴れ乞い傘
チョコスムージー
ヒヒイロカネ

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[4/5]
・アリシラの夢引っ越し[3/4]

◯仲間の目標
・カリス・ノーランドを討つ(ミスティ)

◯経験値
・クロシュ 剣技[01/07] 魔法[01/07] 防御[00/07]
・イリス  杖術[02/04] 魔法[12/16]
・ミスティ 剣技[04/07] 魔法[10/16]
・ローガン 剣技[16/16] 魔法[05/08] 防御[07/08]
・エバンス 剣技[16/16] 魔法[04/08]
……………………………………………………………………………………
433 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 21:26:43.63 ID:v6/B/L000
―セイントレア平原

 強化ソリ「」シャーッ

 揺れる草花「」サワサワ


イリス「のどかな景色だねえ」

妖精「地属性の星の力がこの国にあるはずだけど、地面や植物に影響が出てる様子はない……。恐らく、何者かが上手く管理してるってことだ」

エバンス「てことは……また星の力を持った敵と戦うことになるのか」

妖精「うん、まあ今まで例外なくそうだったし今回もそうなると思う……。ただ問題は、敵がどうやって星の力を奪ったのかがわからないってこと。敵がどんな能力を持ってるかわからない以上、こちらも迂闊に手を出すのは危険なんだよね……」

イリス「下手をするとこの杖にある水属性の力も奪われかねないってことだよね……」

 蒼き星の杖・水「」ポワポワ

妖精「うん。イリス、できるだけ星の力を上手く使えるように慣らしておいて。もし綱引きみたいに強引に引っ張って奪う方法なら、イリスが頑張れば防げるから」

イリス「うっ、責任重大すぎる……。この力、ちょっと扱いを間違えるとものすごい水のうねりに巻き込まれるような錯覚に陥ってけっこうやばいんだよお」

クロシュ「わたし……溺れた……」

妖精「……ま、まあ無理のない範囲で」


↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-25 敵襲
26-50 食料発見(コンマ)
51-75 場所発見(コンマ)
76-00 良いこと(自由安価)
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 21:27:45.57 ID:07dvJK4co
さて
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 21:27:48.59 ID:8R64kGubO
436 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 21:37:23.10 ID:v6/B/L000
変わった場所を二つ見つけたようです

↓1〜2コンマ 見つけた場所(被ったらさらに↓1再安価)
01-10 廃城
11-35 廃教会
36-65 山賊のアジト
66-90 妖精の隠れ家
91-00 豪華な廃城
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 21:37:51.73 ID:dzK9V5dR0
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 21:41:27.25 ID:C+u28qWao
439 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 22:38:45.67 ID:v6/B/L000
 強化ソリ「」シャーッ


「たすけて〜!」


ミスティ「えっ?」

スライムクロシュ「!」モニョ!

妖精「あれは――」


野良妖精「おねがい止まって〜!」パタパタ


デュア「よ、妖精だ! 妖精が助けを求めているぞ!」

ミスティ「わかったわ」

 強化ソリ「」キキッ

 *

野良妖精「ひい、ひい……よかったぁ……。ありがとぉ、止まってくれて……」ヘナヘナ

妖精「助けるかどうかは未定だよ。まずは話を聞かせて」

野良妖精「うん……。えっと、わたしのおうちの近くにね、ぼろぼろの廃墟があるんだけど……そこからゾンビが湧き出しちゃったの!!」

イリス「ええっゾンビ!?」

野良妖精「お願いだからやっつけてよぉ〜」

エバンス「よし、わかった! ゾンビくらいなら軽く掃除してやろうぜ」

ミスティ「ええ。アンデッドなら慣れたものだしね」

妖精「しょうがないなあ……案内してくれる?」

野良妖精「わわ、ありがと〜! すぐ案内する!」

 ◇
440 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 22:40:23.62 ID:v6/B/L000
―廃教会

ゾンビ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」ノソノソ
ゾンビ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」ノソノソ
ゾンビ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」ノソノソ


クロシュ「んわわ……」

イリス「うげっ、ほんとにゾンビだ……!」

野良妖精「なんとかして〜!」


デュア「ゾンビなら火に弱い! 私が先陣を斬るぞ!」シュバッ

 赤熱刀「」ゴウッ!! ズバァッ!!

燃えるゾン/ビ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」メラメラメラ


ローガン「よし、我々も続くぞ!」

エバンス「おう! 腐敗物は消毒だ!!」

 ◇

ゾンビの消し炭「」プスプス


デュア「焼却完了だ!」

エバンス「ふう、楽な仕事だったな」チャキン

ローガン「うむ」

野良妖精「わわ〜ほんとにやっつけてくれた! ありがと〜!」キャッキャ

妖精「どういたしまして。でもなんでこんな廃れた教会にゾンビが……?」

野良妖精「何日か前にね、赤髪ロングの小さい吸血鬼がやってきてお墓で怖い魔法を使ってたの! わたし怖くて死にそうだったよ〜!」ガクブル

イリス「そ、それって……」

妖精「フレメアだね……。何を企んでたのかは知らないけど……」

ミスティ「私たちにやっつけられて約束をする前ね……」

イリス「ま、まあとりあえずなんとかできて良かった!」

 ☆廃教会のゾンビを掃除しました

 *

 トコトコ…

クロシュ「!」

 本棚「」

クロシュ「……」ガサゴソ

妖精「クロシュ……ゾンビがいた教会の本なんてちょっと汚くない……?」

クロシュ「んゅ……でも、ちょっと気になって……」ガサゴソ

 原理派活動日誌「」ポン

妖精「……!? 原理派……!?」

クロシュ「……」

 パラパラ…

妖精「……日付は……20年くらい前だ。この教会が廃棄されたのもその頃なのかな……?」

クロシュ「……」

妖精「まあでも何かの役に立つかもしれないし持っていってみようか。でもその前に少し浄化しとこう……」ポウ

 原理派活動日誌「」シュワシュワ

 ☆原理派活動日誌を手に入れました

 ◇
441 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 22:40:58.45 ID:v6/B/L000
―夕方
 廃教会の裏手


 大きな精霊樹「」サワサワ


クロシュ「わあ……!」

妖精「こんなに大きな精霊樹が!」

野良妖精「えへへ〜わたしのおうちの木だよ〜」

ミスティ「おうちの木……ふふ、懐かしい響きだわ」

野良妖精「なんか知らないけど、この廃教会には人が近付かないんだ〜。だからわたしもおうちの木ものびのびと育てたってわけ〜」

エバンス「でも吸血鬼は近付けたんだな……。何かあるのか、この廃教会には」

妖精「……結界が施されていた痕跡がある。でも何日か前に壊されたような感じ……たぶんフレメアだね」

野良妖精「ええ〜そうだったの〜!? じゃ、じゃあこれから悪い人たちがここに押し寄せて、わたしたちに酷いことするの!?」

妖精「安心しな。私が前よりももっと良い結界を張ってやる」

野良妖精「わわ〜ほんと〜!?」

 *

 緑の結界「」ポン!

妖精「はい。これで悪い奴は近付けないよ」

野良妖精「わわ〜ありがと〜!」

デュア「よし、一件落着だな!」

野良妖精「うん! ねえ、今夜はここに泊まっていってよ! おうちの木も、実を食べてもいいよって言ってる!」

イリス「いいの? それじゃあお言葉に甘えようよ妖精さん!」

妖精「そうだね……自分で言うのもなんだけど、私の結界のお陰でだいぶ快適だし」

ローガン「私も賛成だ。そろそろ日も落ちる」

 ☆妖精の隠れ家にお泊りすることになりました

 *

野良妖精「あ、そうだ! いろいろやってくれたお礼にこれあげる!」スッ

クロシュ「!」

↓1 自由安価 野良妖精がお礼にくれたもの
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 22:42:09.15 ID:8R64kGubO
ダイヤモンドメリケン
443 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 23:09:37.51 ID:v6/B/L000
 ダイヤのメリケンサック「」ポン

妖精「……この、ダイヤモンドの指輪が4つ並んでくっついたような謎の物体は……?」

野良妖精「わかんない! でもキラキラですごいでしょ!」

エバンス「見た目は完全にメリケンサックだぞ……。一体どういう用途の物品なんだ……? まさかこれで殴るのか……?」

ローガン「硬度は高いが、ダイヤモンドは靭性が低く割れやすい……。殴打用の武器としての実用性はあまりないと思われる……」

イリス「……でもダイヤモンドって魔法の触媒としてはかなり優れた宝石ですよ! まあ……拳に付けて使うならちょっと工夫が要ると思いますけど……」

ミスティ「まあ……良い記念品にはなるんじゃないかしら?」

 ☆ダイヤのメリケンサックをもらいました

 *

―野良妖精のおうち

 木の棚「」
 木のテーブル「」
 木のベッド「」
 綿花のクッション「」
 光るキノコのランプ「」

イリス「わああ!」

ミスティ「ここ、まるで緑の国みたい……!」

野良妖精「えへへ〜すごいでしょ〜。おうちの木と一緒に長年かけて作ったインテリアだよ〜」

エバンス「てうわっ!? でかっ!?」

ローガン「人間の子供と同じくらいの大きさになっている……!?」

妖精「逆逆。あなたたちが妖精サイズになってるの」ヌッ

クロシュ「わわ! 妖精さん……おっきい……!!」

イリス「妖精さんが……あのちっちゃかった妖精さんが……」グルグル

妖精「だから逆だって言ってんでしょ!」

デュア「なんと面妖な……。お前たちと共にいると全く面白いな!!」

 *

ミスティ「私たちが、妖精サイズに……」

野良妖精「うん〜。昔読んだ魔導書に書いてあったんだ〜。えへへ、使う機会があってびっくり!」

妖精「私もこんなところであの魔法の使い手に会えたなんてびっくりだよ。でもみんなに妖精の視点を知ってもらう良い機会かも」

クロシュ「んへへ……」ニコニコ


妖精の隠れ家で一泊します(全員妖精サイズ化)
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 23:12:01.83 ID:nekc2dt60
エバンス 前回のメタルローガンみたいに自分も何か地属性の新しい魔法はないか相談してみた。
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 23:12:55.64 ID:QuYN1ORfo
クッキング in 妖精の隠れ家キッチン
(出来れば妖精とデュアの料理腕前コンマ判定)
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 23:15:24.76 ID:yMiGnPa6O
クロシュ
夢世界の住人を自身の分体を媒体に再現してみる
447 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 23:44:07.22 ID:v6/B/L000
―野良妖精のおうち

エバンス「旦那、少し相談があるんだが」

ローガン「ふむ、聞こう」

エバンス「前にメタルコーティングっていう魔法を使ってたろ? 俺もなんか新技が欲しいと思ったりしてな……」

ローガン「新技か……しかし私は地属性のことなど全くわからん。もしや鋼属性の魔法を使いたいという話か?」

エバンス「え、いや……ていうか俺に鋼属性は使えないだろ?」

ローガン「鋼は地から派生した属性だ。ゆえに地属性適性を持つ君なら使えないことはないと思う。ただし派生とはいえ別属性ではあるから、出力は落ちるだろう……」

エバンス「そうだったのか……。まあ、隠し技として鋼魔法を使えるようにしておくのもアリ……か?」

ローガン「相手の意表を突くことはできるだろう。しかし主要な技として使うには恐らく火力不足だ」

エバンス「まあそりゃそうだよな……うーんどうするか……」

ローガン「地属性のことであれば、星属性のイリスくんか自然属性の妖精くんの方がまだ適任であると思う。どうする?」


↓1選択
1.ローガンに鋼魔法を教えてもらう(威力・効果は約2/3)
2.イリスに聞いてみる
3.妖精に聞いてみる
4.独学でなんかやってみる
0.自由安価
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/29(火) 23:47:06.56 ID:xMUM8pWVO
2
449 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/29(火) 23:53:06.21 ID:v6/B/L000
 *

イリス「地属性の新技ですか……私も専門家ではないので、あまり良いことは言えないかと思いますけど……」

エバンス「それでも俺よりはずっと上手い。頼む、この通りだ!」ペコッ

イリス「うわわ、やめてくださいよ! ま、まあそうですね……ちょっと待ってください、何か良い魔導書があるかも……」ガサゴソ


↓1コンマ
01-60 エバンス魔法経験+2
61-90 エバンス魔法経験+3、新技習得
91-00 エバンス魔法経験+6、新技習得、地属性LVUP
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/30(水) 00:00:03.17 ID:PUyFqRsrO
はい
451 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/30(水) 00:13:34.83 ID:g2VKutah0
 魔術書『五大属性・中級編』ポン

エバンス「……む、難しいな……」ペラッペラッ

イリス「何かわからないとこがあったら聞いてくださいね! 私も人に教えると理解が深まったりするので!」

エバンス「お、おお……頼む」

 ペラッ ペラッ

エバンス(内容は、魔力の操作や出力調整のことがほとんど……これは術式が書いてある魔導書ではなく、自力を高める為の教本だ!)

エバンス(……まあ、実際自力を高めなきゃならないのは間違っていない。地道だが、強くなるのは一番確実な方法だろう……。精進するしかないな……)

 ペラッ… ペラッ… ペラッ…

 ☆エバンスが魔法経験2を獲得しました

 *
452 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/04/30(水) 00:19:05.00 ID:g2VKutah0
というわけで本日はここまでとなります。次回はフェアリークッキング編、夢の住人を分体に入れて再現してみよう編です

旅路の途中、廃教会に湧くゾンビを一掃する一行。そこでクロシュが見つけたのは、古ぼけた一冊の日誌。原理派活動日誌と書かれたその奇妙な書物を、読むか読まぬかは気分次第。それより今は、今夜のごはんが気になるあかちゃんスライムであった――

本日はロイエ教とデロデロについて考えてみたり、ミスティ氏がデュア氏との模擬戦に勝利したり、アリシラ両親からアリシラさんのことを聞いたり、廃教会のゾンビを掃除したり、野良妖精の隠れ家に妖精サイズでお泊りすることになったり、エバンスが新技開発にやる気を出したりしました

それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
なおこのレスにて次編の登場人物募集の告知を行いますので、そちらもよろしくお願いいたします

 ◆

王都セイントレア〜セクリエ・ロイエ編の登場人物募集についての告知です

〈王都セイントレア〉
■概要
中央大陸の南側を大きく陣取る列強セイントレア王国の首都。国際商業都市イスファハーンや大魔女帝国の楽園都市エデンに並び立つ栄華を誇り、美しく整備された白い街並みから白亜の都とも呼ばれる。
王都セイントレアの周囲は巨大な城壁が築かれており、優れた防衛性能を発揮している。
■産業
農業、漁業、商業、機械工業、芸能、魔法など、多岐に渡る分野が発達している。また公共事業も盛んに行われており、国民の生活を支えている。
しかし上記の産業には植民地からの搾取によって成り立っているものも少なくなく、しばしば批判の的となっている。
■情勢
セイントレア王国は魔族や亜人族など人間以外の種族に対する差別意識が中央大陸で最も強いと言われている。しかし近年は諸外国との交流やロイエ教穏健派が伝える平等思想により、王都における差別感情は王国の他の地方都市や町村よりも薄まっている。一方で王家の執り行う非人間種族に対する過激かつ排他的な方針は変わっておらず、人権派や学生団体などによる反対運動が起こっている。

〈セクリエ・ロイエ〉
■概要
全世界に信者を抱えるロイエ教の総本山。定住しているのは高位の神官を中心にそこまで多くなく、国内人口の大半は巡礼の一時滞在者。
魔族の数は人口の1割ほどだが表立った対立はなく、同じ神を信仰している(魔族は力ある種族、高貴な種族が多い事も関係している)。
王都セイントレアの大城壁の内側に所在しており、国土面積は非常に小さい。しかし中央大陸最大の宗教であるロイエ教の聖地でもある為、その発言力・影響力は列強セイントレア王国を凌ぐものとなっている。
■産業
神の奇跡を込めたお守り。ちょっとした幸運を呼ぶものから死者を呼び戻す、世の理に触れるものまで。
外貨を得る流れは他に建築物の観光くらいで、あとはほぼ寄付で賄われている。
■情勢
セクリエ・ロイエでは人間を最も尊い種族だとする宗派が多数を占めていたが、近年では他種族に融和的な穏健派が勢力を強めている。現教皇も穏健派の人物である。そのため現在のセクリエ・ロイエは最友好国であるセイントレア王国と方針が合わず、微妙に緊張した状態となっている。
また、現教皇および穏健派と対立関係にある原理派が国内外で暗躍しているという噂もある。

 *

〈今回の募集キャラクター〉

@現教皇
 現在のロイエ教における最高位聖職者。穏健派。
 セクリエ・ロイエの実質的な国家元首とも言える。

Aロイエの者
 セクリエ・ロイエに属す者。老若男女存在する。
 性別、年齢は多様だが、職業はほとんどがロイエ教の聖職者か一般信徒。人間以外もいないことはないが、数はとても少ない。
 原理派などの一部の宗派では、誓願を立てる時に名前を神へ捧げるという旧い習わしを堅持している。そのためそのような宗派の聖職者は名前を持たず、主に役職名や通り名やアダ名で呼ばれる(僧侶、聖女、使徒など)。なお穏健派をはじめとした多くの宗派では、この習わしは時代にそぐわないとして撤廃している。

B王国の者
 セイントレア王国に属す者。老若男女存在する。
 性別、年齢、職業、身分は多様だが、原則として人間以外の者に戸籍は与えられない。もしセイントレア王国に堂々と住まう人間以外の者がいれば、それは何らかの手段で種族や身分を偽っている可能性が非常に高い。
 一般国民とは反対に、奴隷の種族は多様である。敗戦国の民、重債務者、人攫いの被害者などが奴隷となることが多い。奴隷の待遇は主人の裁量によるが、優れた職能を持つ奴隷には高待遇が与えられる場合もある。また、人間の奴隷は主人が国へ奴隷解放税を納めることで解放奴隷となることができるが、人間以外の種族の奴隷が解放される仕組みは今のところ存在しない。

Cその他
 魔物、魔導機械、生物兵器など。@〜Bに該当しない者。

 *

(テンプレート)
【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】
【備考】

 *

〈今回のルール〉

・@は、コンマが最も高い案を1つ採用します

・A〜Cは、個性や役割などを鑑みつつ>>1の独断で何名か採用します。たぶん5名くらいが限界です。また、A〜Cの中でコンマが最も高いものは必ず採用します

・作中に登場する際、設定等が若干変更される可能性があります。ご了承ください

・1つのIDにつき採用できるのは1つの案までとなります。2つ以上の案を投下する際はご注意ください。また、IDを変えて2つ以上の案を投下するといった行為はお控えください

 *

今週木曜日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には@〜Cのいずれかの番号をご記載ください
ご質問やご感想などありましたらお気軽にどうぞ
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/30(水) 00:44:57.79 ID:hgMMNSqO0
乙です
安価Aのロイエの者は採用されても名前じゃなくて役割やアダ名などで表記されるという事なのかな?
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