藤丸立香『ダンガンロンパV3?』

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1 :ノベルドーパント [saga]:2025/02/07(金) 19:19:51.50 ID:ny3ag/980

・えー、いつまで経ってもV3×仮面ライダースレの方が埋まらない(一票入っていた「響」で強行しようかと思いましたが止めました)のでこっちを先に。

・皆さんご存じFGOのカルデアのマスターである藤丸立香(男)をV3世界にぶっ込みます。基本V3メンバー視点で話が進むので、最初は色々と違和感があるかもしれませんがご了承ください。

・ただし、このコラボは先駆者様がいらっしゃるので「彼」と「彼女」の登場だけはありません。

・序盤は藤丸による無双ゲーに見えますが、ちゃんとした理由があります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1738923590
2 :ノベルドーパント [saga]:2025/02/07(金) 19:20:47.36 ID:ny3ag/980



極めて普通の一般人──超高校級の探偵である最原終一は、彼を見た時そんな印象を受けた。




「特出した能力」──無し。

「特別な才能」──無し。

……言い方は悪いが、この状況を打破できる能力の持ち主とはとても思えない。

赤松楓と一緒に名前を聞くと「藤丸立香」「超高校級のマスター」とだけ答えられて、あとは「ごめんね、早速だけどやる事があるから」とその場から立ち去られてしまった。




最原「…………」

夢野「な、なんだったんじゃ奴は……。まるで当然のようにここに現れて、当然のようにこの場から勢いよく走り去ってしまったが……」

天海「一体いつからいたんすかね? 夢野さんの言う通り「本当に突然」このクソゲー地下通路に現れたって感じだったっすけど……」

百田「つーか「超高校級」は兎も角「マスター」ってなんだ?」

星「直訳すりゃあ「主人」って意味だが……東条、お前さんなんか知ってるか?」

東条「いいえ、確かに私は超高校級のメイドだけど「超高校級のマスター」なんて才能聞いた事も無いわ。何か別の意味を指す言葉かもしれないわね」

茶柱「いやいや、考察も良いですが兎に角い追いかけましょうよ! もしかしたら今の今まで隠れていたあの男死が全ての黒幕かもしれません!!」

獄原「うーん……。ゴン太はそんな人には見えなかったけどなぁ……。むしろゴン太達を助けに来てくれたような気さえするよ」

白銀「で、でも地味に私たちが知らない何かを知ってる可能性はあるよね! 茶柱さんの言う通り追いかけてみようよ!!」

王馬「よーし! それじゃあ早速追いかけっこだぁ!! 待てー黒幕ぅ!!」ダダダダダダダダダッ!!

赤松「う、うん! 行ってみよう!! もし私たちと同じ仲間なら心強いしね!!」

アンジー「にゃははー! 神様は言いました『それに賛成だ』と……」

真宮寺「興味深いヨ……この閉鎖空間『才囚学園』に突如として現れた『17人目』の超高校級の生徒……! 味方にしろ敵にしろ、彼がこの閉鎖空間から脱出する鍵になっている可能性は低くないと思うからネ……!!」

春川「……まぁここで難攻不落のクソゲーに挑み続けるよりかはマシでしょ。とっとと捕まえて事情を──『ドガァアアアアアアアアン!!』な、なに!?」

入間「と、とんでもねぇ衝撃音が聞こえたぞ!? まるで巨大な何かが一方的にぶっ飛ばされるような……」

キーボ「……この機械が破壊されるような衝撃音……まさか……!!」

最原「と、兎に角行ってみよう!!」

3 :ノベルドーパント [saga]:2025/02/07(金) 19:22:27.82 ID:ny3ag/980



──衝撃音が響いてきた場所──才囚学園の校庭──



そこには、信じられないような光景が広がっていた。自分達に『コロシアイ学園生活』を強いた最大の要因である『エグイサル』が五体纏めて完膚なきまでに破壊されていたのだ。


藤丸「……どう? これでも交渉に応じない? 応じないって言うならこっちは徹底抗戦に出る準備が出来てるよ」

モノクマ「…………うぷぷ」

モノクマは意味有り気な笑みを浮かべると「いいよー!」とだけ言ってピョコンとその場から立ち去ってしまった。



百田「な、な、ななな……!?」

白銀「う、嘘でしょ!? 地味どころじゃなく冗談だよね!!? あのエグイサル達が……」

キーボ「見事に破壊されてますね。一体は剣で断ったような──」

最原「一体は槍で穿ったような、一体は何かもっと巨大何かに叩き潰されたような……他にも全面切り刻まれたり、機能停止状態に追い込まれてる物もある……!!」

茶柱「こ、これをあの人が一人でやったって言うんですか!? 不可能です、あり得ません!! 彼には何の才能も特出した能力も感じないのに!!」

真宮寺「クックックッ……!! でも状況的に考えてそうだとしか断言できないよネ? 『捨てる神あれば拾う神あり』とは言うけれど、案外本当にボク達を助けに来た神の使いかもしれないヨ?」

アンジー「つまり天使だねー!! 神様は言いました。『あの少年を信じて全力で協力するべきだ』と」

入間「だ、だな! おい、そこの──「入間ちゃんが話しかけたんじゃあ最悪味方でも敵になっちゃうかもしれないでしょ」どういう意味だテメェ!?「↓1ちゃん、話しかけて来てよ!!」」


(V3メンバーの誰か)

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/07(金) 19:37:16.23 ID:piEjo4JqO
アンジー
5 :ノベルドーパント [saga]:2025/02/07(金) 20:20:42.78 ID:ny3ag/980
>>4


アンジー「ほいほーい! ねぇねぇ天使様!! 貴方は天使様で間違いないよね!? だってこんなこと人間じゃ絶対不可能──」

藤丸「……ううん、俺は神様でも天使でもないただの人間だよ。それよりもみんなに俺の話を聞くように説得してくれないかな? 話したい事がいっぱいあるんだ」

アンジー「分ったー! みんなー!! 天使さんが呼んでるよー!! 早く来ないとバチが当たっちゃうかもうよー!?」

赤松「……どうする? 最原くん」

最原「……取りあえずボク達に敵意は無さそう……。というよりモノクマ達に対して敵意がありそうだし、最悪でも協力体制は組めるんじゃないかな?」

星「そうだな……虎穴に入らんばなんとやらだ。ここはいっちょ、アイツが俺達の味方である可能性に賭けてみようぜ」

春川「……はぁ、他に選択肢がないって奴かな」



〜〜〜〜〜〜



藤丸「──って事なんだ」

東条「特異点……人類史に発生した虚のような物……そしてそれを修復する為にある国連の秘密組織『人理修復機関フィニス・カルデア』──ね」

獄原「えっと……つまりこのボロボロのエグイサルたちは藤丸くんがやったんじゃなくて……」

入間「お前の手下共「仲間」……の英霊ってのがやったって事か」

夢野「んあー! お主、魔術師じゃったのか!! そしてサーヴァント(使い魔)を従えるから『マスター』か!! ぐ、ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ! う、ウチのアイデンティティがぁ……!!」

茶柱「夢野さんの気持ちはよく分りますが……無視できない事がありますよ! ここがその『特異点』という事はつまり──!!」

天海「オレ達は巻き込まれた側で、この特異点を解消すれば元の日常に戻れる可能性が高いと」

白銀「わ、私たちの記憶が無いのにも地味にその影響かぁ……」

藤丸「……うん、そうだね。天海君の言ったそれを、俺は最終目標にしてる」

赤松「降って沸いたなんとやらだけど……。それならこのヘンテコな学園にも説明が付くね!!」

最原「……ちょっと待って欲しい。話はほぼほぼ信じるし、僕たちの味方をしてくれるって事も分ったけど──」

王馬「なーんか怪しいよねぇ? 藤丸ちゃんって途方もない修羅場をいくつも乗り越えてきた実績がありそうだけど、同時に何か隠してそうでもあるんだよねぇ。だってほら、なんか事情を全部把握してる割には『黒幕の正体』も『聖杯』って奴のありかも誤魔化してるじゃん。本当に分ってないって可能性もあるけど、誰が黒幕で、聖杯って奴のありかも把握してるって可能性もあるんじゃないの〜? 最悪、モノクマ達ごとオレ達を消滅させるつもりだったりして!!」

藤丸「……まぁ、確かに隠してる事はあるよ。でも『今はまだ語るべき時じゃない』……そして、時間もあんまり無い。その中でみんなにはやってもらいたい事が色々あるんだ。まずは──↓1」


@何はともあれ特訓特訓!
A戦う術と心構えを教える。
Bキズナの力を高めるために何か催しを開く。
Cその他安価。
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