【安価】上条「とある禁書目録で」支倉「仮面ライダーよ！」【禁書】

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135 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 08:37:30.15 ID:w5thjlQz0

　ウォートホッグファンガイアは先制するべく突進するも、変異した武者童子は跳び上がって回避する。
　突き上げた拳が届かない高さなのは背中の翼を使っているためだろう。　
　上空を滑空して自身を睨んでいるウォートホッグファンガイアに狙いを定め、急降下して仕返しとばかりに突撃して翼をぶつける。
　硬質且つ先端が鋭いため、連続で攻撃されたウォートホッグファンガイアの屈強な外皮から火花が散った。　

　ウォートホッグFG「チィッ・・・！」
　

　「カァァア・・・！」


　―ミシミシミシッ　ズボォッ！
　
　ウォートホッグFG「良い気になるなよっ！」
　
　
　―ギュ オ ォ ォ オ オ オ オッ！！　
　
　傍に生えている自身より大きな樹木を引っこ抜き、上空を飛行している変異した武者童子へ槍投げの要領で投擲した。
　加工も何もしていないため、樹冠の葉っぱを鳴らしながら向かって行く。
　
　

　◎　70以上　
　△　50以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

136 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 08:57:51.84 ID:lpopL2wJO

強いなやっぱり…

137 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 08:58:15.34 ID:gSdSHNo4O

武者童子こわっ…

138 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 08:58:22.57 ID:0wcDFj1EO

み

139 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 09:54:51.38 ID:w5thjlQz0

　―ド ガ ァ ァ ア アッ！！
　
　「カァァア・・・！？」

　
　―バキ バキバキ バキィッ・・・！　

　―ドシャァアッ！
　
　投擲された樹木が直撃した事で変異した武者童子はバランスを崩して落下していく。
　直視はできていないが、恐らく木々の枝をへし折りながら地面に叩き付けられたはずである。
　そう思ったウォートホッグファンガイアは落下地点へ向かおうとするも、再び枝をへし折る音が聞こえてきて警戒する。
　

　「カァァア・・・！」

　
　―ギュオォオオオオーーーッ！　
　
　ウォートホッグFG「！・・・逃げやがったか」


　―ズ　ズズ ズ ズ・・・

　「次に来た時は必ず仕留めてやる。・・・ん？」
　

　―ブロロロロォーーッ・・・　キキィッ

　フロリス「あっ、すみませんお兄さん。ちょっといいかな？」


　「・・・何か用か？ここには隠れ家レストランのような店は無いぞ」


　建宮「あぁ、いや。この辺で怪人の騒ぎがあったみたいなもんでな」


　建宮「>>140」

140 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 09:57:48.17 ID:lpopL2wJO

ちょっと木々の折れる音も聞いたところだからお話聞いてみたいのよな

141 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 09:58:52.61 ID:0wcDFj1EO

レストランもご一緒したいところだが今日はツレもいるしまた今度にしたいところなのよな
手荒なマネはしないから話を聞かせてくれないか?

142 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 10:04:15.61 ID:0tsJyfhgO

敵じゃないから何があったかお聞かせ願おうか

143 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 13:02:33.05 ID:w5thjlQz0

　建宮「ちょっとばかり木々の折れる音も聞いた所なんだ。お話を聞いてみたいのよな」


　建宮「手荒なマネはしないから話をお聞かせ願えないものか？」


　「・・・俺が見た限りじゃ、同族に噛み付いてペットの魚を丸ごと喰ってたな」


　フロリス「え？・・・つ、つまり共食いしてたって事？」


　建宮「・・・特徴とかは？」


　「鎧を纏ったような赤い胴体に鳥類ではないが翼が背中に生えてたな」


　フロリス「翼・・・こう緑色の目で口が針になってる虫みたいな羽じゃなくて？」


　「いいや？異形の人型だったぞ。飛べ慣れていなかったようで、そこに落ちてから」


　「あっちの方角へ飛んで行ったぞ。町は無いが・・・好き勝手させない方がいいだろうな」

　　
　建宮「野母崎達に連絡をして後を追うのよな。情報提供、感謝する」


　フロリス「ありがとね。お兄さん」

　
　「・・・１つ忠告しておくぞ。ここは俺の私有地だ、あまり立ち入るなよ」


　フロリス「>>144」

144 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 13:08:05.71 ID:lpopL2wJO

ご忠告ありがと
でも私らも皆を護るのがお仕事だから、今回はごめんね

145 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 13:09:05.00 ID:yOqJRQMLO

とか言いながら手が先に出ないあたり優しい人だね、サンキュ！
私も見習わないとね〜

146 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 13:09:28.05 ID:RNpi5GXaO

りょうかーい！怒られる前にお暇するね

147 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 16:15:39.39 ID:w5thjlQz0

　フロリス「りょうかーい！怒られる前にお暇するね、ご忠告ありがと」


　フロリス「私達も皆を護るのがお仕事だからさ、今回はごめんね？」


　「さっさと行け」


　フロリス「はーい」


　―バタンッ
　
　―ブロロロロロロォーーッ・・・


　「・・・俺が仕留める手間が省けそうだな。後の事は任せておくか」


　
　フロリス「ああは言ってたけど、手が先に出ないあたり優しい人だったよね」


　建宮「ま、そうとも取れるのよな。しかし、異常事態なのよな」


　フロリス「うん。まだ人に対して被害が出てないっていうのも・・・」


　フロリス「また変な変わり種を仕掛けてきてるのかな？」


　建宮「多分な。しかし、共食いか・・・基本的に不死身であるはずの魔化魍を殺したのなら」


　建宮「こっちとしてはありがたくはあるが・・・襲って来るのなら話は別なのよな」


　フロリス「>>148」

148 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 16:37:55.96 ID:eaRdZJ24O

そもそも共食いの理由とかどうなるかもわからないのは怖いよね
気性がより荒くなったりとか強くなったらさ…

149 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 16:41:32.65 ID:lpopL2wJO

他の人への被害が出る前になんとかしなきゃね、多分もっとお腹すかしてるだろうし

150 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 17:48:15.47 ID:w5thjlQz0

　フロリス「そもそも共食いの理由とか、どうなるかもわからないのは怖いよね」


　フロリス「いつもより気性が荒くなったりとか強くなったらさ・・・」


　フロリス「人への被害が出る前になんとかしなきゃね。多分お腹空かしてるだろうし」

　
　フロリス「私の予想なんだけど、上京から言って魔化魍を餌に狙ってるんじゃないかって思うんだ」


　建宮「ふむ・・・浦上達が文献から見つけ出せるといいんだが」


　建宮「鬼になって１４年経つが・・・こういう事態は初めてなのよな」


　フロリス「え？斎字さんでも初見の魔化魍なの？」


　建宮「ああっ。木霊の森だって俺を含めて誰も知らなかったもんだからな」
　
　　
　フロリス「そっか・・・あっ、そっちのスマホ鳴ってるよ？」

　
　
　◎　50以上orゾロ目
　×　↑以下
　　
　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

151 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 18:14:22.16 ID:lpopL2wJO

えい！

152 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 18:14:31.83 ID:eaRdZJ24O

何とか…

153 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 18:14:40.19 ID:HY6fRkemO

ほい

154 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 19:09:42.27 ID:w5thjlQz0

　建宮「そこの脇に止めてくれ。・・・もしもし？おぉ、浦上か」


　浦上『武者童子と同じ本の中に書かれていました。今回の童子らしき魔化魍・・・』


　浦上『乱れ童子です』


　建宮「乱れ童子・・・」


　フロリス「何か対策ってあるの？」


　浦上『いえ、書いてあるのはそれだけでなんです・・・これは、私の予想なんですが』


　浦上『実験なんじゃないかと・・・より強い魔化魍を創るためとか、鬼を倒すために』


　浦上『昔の事例とかを引っ張り出して試しているように思えまして・・・』


　フロリス「なるほどね・・・でも、わざわざ共食いする奴を創ったりするかなぁ」


　浦上『それをわざと実験しているのか、それともそうさせないようにして失敗したのか・・・』


　建宮「・・・あったのよな。俺の祖先様が残した記録に」ﾄﾝﾄﾝｯ


　フロリス「おぉ〜、流石だね。何て書いてあるの？」


　建宮「>>155」

155 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 19:27:16.48 ID:lpopL2wJO

どうやら過去にも同じような物がおり、羽をはやしていたと…
これはすなわち飛行能力がウリなのか？

156 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 19:27:54.89 ID:MO9yMQQoO

絵付きで描いてるがこれはどういう糸で残したのか気になる所なのよな

157 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 21:44:08.81 ID:w5thjlQz0

　建宮「どうやら過去にも同じような変異体が出現した事例があって・・・」


　建宮「これは即ち飛行能力がウリであって・・・絵付きで描いてるが」


　建宮「これがどういう糸で残したのか気になる所なのよな」


　浦上『どんな事が描かれているんですか？』


　建宮「１人が背後で羽交い絞めにして、もう１人が腹部を殴り付けてる絵だ」


　フロリス「鬼爪で突き刺してるのかな？でも、それだけで倒すには容易過ぎる気も・・・」


　建宮「そうだな・・・フロリスとの音撃でやってみるしかないのよな」


　フロリス「うん。浦上、万が一を考えて待機してる皆には上空を警戒するよう言っておいて？」


　浦上『わかりました。そちらも捜索は大変でしょうけど、お願いします』ﾌﾟﾂｯ


　フロリス「・・・と言う訳で、どうする？」


　建宮「>>158」

158 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 21:53:26.20 ID:lpopL2wJO

無論やってみるしかないのよな
フロリスも俺とかなりの期間過ごしてきて意図も読めるようになったし期待しているのよな

159 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 21:55:05.76 ID:xlfWG5A2O

爆裂火炎鼓を付けて一心不乱に叩けば一矢報いれるかもしれないが、これを一人でやるには厳しいのよな
フロリスが空から見つけたら俺を呼んで一緒に打とう

160 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 21:55:45.26 ID:jzYOMo1VO

近隣上空をフロリス、土地一体を下から俺が見ていこう

161 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 22:52:31.27 ID:w5thjlQz0

　建宮「近隣上空をフロリスと茜鷹、浅葱鷲、地上一帯を俺と他のディスクアニマルが見て行くぞ」


　建宮「フロリスも俺とかなりの期間過ごしてきて意図も読めるようになったし期待しているのよな」


　フロリス「任しといてよ。それで見つけたら合流する？」


　フロリス「あの絵の通りにするなら・・・役割分担を決めておいた方がいいよね」


　建宮「爆裂火炎鼓で一矢報いれるかもしれないが・・・やっぱり１人でやるには厳しいのよな」


　建宮「フロリスの音撃も効くのかどうか微妙な所だ。となると・・・手強い予感がするのよ」


　フロリス「・・・それでもやるしかないよ。じゃあ、ディスクアニマルを起動させるよ」


　建宮「ああっ」


　
　―　偶数
　〜　奇数

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

162 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 22:53:58.80 ID:lpopL2wJO

えい！

163 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 22:54:11.69 ID:jzYOMo1VO

見つかれ！

164 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/04(土) 22:54:19.92 ID:S0krXZ6GO

それ

165 ：1 [saga]：2025/01/04(土) 23:35:35.78 ID:w5thjlQz0

　―タッ タッ タッ タッ・・・！
　
　響鬼(建宮)「ハッ・・・ハッ・・・！」
　

　―バサッ　バサッ　
　
　茜鷹「ｷｭｵｰｵｯ！」

　
　響鬼(建宮)「ん？」ｻﾞｻﾞｯ


　―ガサガサ・・・　ガサガサ・・・
　
　響鬼(建宮)「アイツか・・・フロリスを呼びに行ってくれ」ﾀﾌﾟﾀﾌﾟ


　茜鷹「ｷｭｵｰｵｯ！」


　―バサッ　バサッ

　響鬼(建宮)「フロリスが来る前に少しでも弱めさせるのよな」ｽﾁｬｯ


　響鬼(建宮)「ハァァァァァァァアッ・・・！」


　―ボォォオッ！　ボォォオッ！
　
　響鬼(建宮)「ドリャァアアッ！！」


　―ボオオォォォオオオオッ！！

　
　
　◎　50以上
　○　30以上
　△　15以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

　今日はここまで。
　おやすみなさいでせうﾉｼ

166 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 07:01:48.04 ID:sn2B0/oeO

乙ですのー
ファンガイアと鬼は必ずしも全面的に協力関係じゃないのはいいねえ
すき

167 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 08:22:15.78 ID:wCg16rptO

b

168 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 18:17:01.27 ID:KKj2IBGp0

　音撃棒 烈火から放った２つの烈火弾は乱れ童子の翼に命中し、根本までは粉々に出来なかったものの吹き飛ばして大木に叩き付けた。
　怯んだ隙に響鬼は追撃するべく、また体内に蓄積されている炎の気を鬼石へ流し込んで烈火弾を２つ放った。
　今度は反対側の翼に命中し、立ち上がろうとしていた乱れ童子は奇声を上げて膝から崩れる。
　
　響鬼(建宮)「これで飛べなくなったはずなのよな。後は・・・ん？」

　
　乱れ童子「ハァァァ・・・！」


　―ペッ　ピキピキピキッ

　響鬼(建宮)「・・・どうやら、やる気満々みたいなのよな」ｻﾞｯ
　
　乱れ童子は上空に吐いた唾液を固めて二振りの刃物状の武器に変質させると、響鬼に攻撃を仕掛けようと構えた。
　響鬼もは烈火を構え、乱れ童子との間合いを忍び足で徐々に縮めていく。
　やがて乱れ童子が走り出して、響鬼もそれに合わせるように接近して行った。
　振り翳した刃物状の武器と烈火がぶつかり合い、火花が飛び散る。
　　
　響鬼(建宮)「ハァアッ！デリャァアッ！」


　―ドカッ！

　乱れ童子「カァァアッ！」

　
　―ビュオッ！

　響鬼(建宮)「っと・・・！ドリャァアッ！」

　
　―ドゴォォンッ！

　響鬼に押し退けられた乱れ童子は離れる間際に刃物状の武器を突き出し、頭部を狙ってくる。
　間一髪の所で回避した響鬼は烈火を横から振るう様に腹部へ叩き付けて距離を取らせ、口腔部を開くと鬼幻術 鬼火を噴く。
　紫色の火炎が乱れ童子を包み込み、逃げようするのを見逃さず全身に浴びせ続けた。
　

　
　◎　60以上
　○　15以上
　△　05以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

169 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 18:30:25.14 ID:sn2B0/oeO

頼むぜ…

170 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 18:30:35.67 ID:jyXUjbpDO

そりゃれ

171 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 19:02:24.01 ID:KKj2IBGp0

　口腔部を閉じて鬼火を止めると、全身が燃えている乱れ童子がこのまま燃え尽きないか観察した。
　乱れ童子は暫くの間、両腕を振るって藻掻き苦しみ続けるとやがて全身を包んでいた炎が消え、その場に仰向けとなって倒れる。
　白い煙が異臭と共に立ち込める中、乱れ童子はダメージを受けて尚立ち上がろうとした。
　
　響鬼(建宮)「やっぱりそう甘くはないか・・・」

　
　―スタンッ！

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「斎字さん！」


　響鬼(建宮)「フロリス、良い所に来たのよな。飛べなくしたからここで仕留めるぞ」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「わかった！」

　響鬼の前に出て羽撃鬼は音撃吹道 烈空を前方に構え、柄の根本から空気を吹き込むと内部に装填されている鬼石を発射する。
　分厚い装甲に守られた胸部と腹部に撃ち込まれた乱れ童子は一瞬だけ怯むも、羽撃鬼に攻撃されたとわかるや否や二振りの刃物状の武器を手に襲い掛かってくる。
　響鬼と羽撃鬼は散開して乱れ童子の攻撃を躱し、どちらかに向かって来るのかを伺いながらそれぞれの音撃武器を構えた。
　
　乱れ童子「カァァアッ・・・！」

　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「音撃奏！旋風一閃！」


　―♪♪♪〜♪〜〜♪〜〜♪♪〜

　乱れ童子「カァアッ！？カァァ・・・ッ！」


　―ミシミシミシッ・・・！　バギャァァアアアンッ！！
　
　旋風一閃による撃ち込んだ鬼石と共鳴させる音撃によって胸部に罅が入る。
　最後に鬼石が装甲諸共、粉々に爆発して乱れ童子は防御力を失う事となった。

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「よっし！」

　
　◎　50以上
　○　30以上
　△　10以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

172 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 19:02:50.19 ID:sn2B0/oeO

フロリスのサポート力いけ！

173 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 19:03:02.22 ID:pgi3W5CNO

ほい

174 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 19:03:12.20 ID:FZa9qGgeO

んあー

175 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 20:19:40.03 ID:KKj2IBGp0

　乱れ童子「カァァアッ！」


　―ザシュッ！　ザシュッ！　バシュッ！

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「何してるんだ・・・？」


　響鬼(建宮)「フロリス！油断するんじゃないのよな」

　乱れ童子は周辺の樹木を無作為に斬り付けていき、響鬼達から距離を取る。
　警戒したまま動かない乱れ童子に羽撃鬼は攻撃を仕掛けようとするも、ギギギッという音が鳴り響いてきたのに気付く。
　目の前で斬り付けられた樹木が倒れ、それに続いて他の木々も木の葉を散らしながら倒れていく。
　それを見て、響鬼はすぐさま倒れてくる木々の間をすり抜けながら乱れ童子の方へ向かって行った。
　
　―ヒュオッ　ヒュオッ　ヒュオッ・・・！

　―ドスンッ！
　
　響鬼(建宮)「うおっ・・・！？」


　―ギ ギ ギ ギ ギィッ・・・！
　
　―ド タ ァ ァ ア ンッ！！　

　乱れ童子が投げ飛ばしてきた刃物状の武器を回避したが、すぐ傍の樹木も斬り付けられていたらしく倒れてきた。
　羽撃鬼から見て響鬼がその樹木に押し潰されてしまったと焦り、乱れ童子か目を離して駆け寄って行った。
　
　響鬼(建宮)「危っぶなかったのよなぁ・・・」
　
　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「斎字さん！大丈夫！？」


　響鬼(建宮)「おう。・・・って、あっ。乱れ童子は・・・逃げやがったか」
　

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「>>176」

176 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 20:24:16.95 ID:FZa9qGgeO

投げてきた武器を見ると武器を作れるんだねあの童子は…
防御まで破れてあと少しだったのに…！！

177 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 20:25:00.69 ID:iMEXKHEMO

逃げながら武器を投げて追ってから離れるって頭良すぎでしょ！ってて…もう！

178 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 20:26:11.53 ID:sn2B0/oeO

斎字さんが良い感じに弱めたのに倒しきれなかった……！
撹乱してくるなんて思わなかったよアイツが！

179 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 20:41:30.31 ID:KKj2IBGp0

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「逃げるために武器を投げて時間を稼ぐって頭良すぎでしょ！もうっ・・・」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「にしても・・・こんな武器を作れるんだね、あの乱れ童子ってのは・・・」


　響鬼(建宮)「武者童子も同じような剣を生み出していたからな。特性は受け継いでいるようなのよな」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「そっか。防御まで破ったってのに、あと少しで逃げられるなんて・・・！」

　
　―キュイィィィン・・・
　
　建宮鬼「一先ずは態勢を立て直すぞ。あの逃げ方からして、やっぱり飛べないようだから」


　建宮鬼「すぐに見つけ出せるはずなのよな」


　フロリス鬼「そうだね。皆に伝えておこうよ」


　
　-イギリス　ロンドン　日本人街　天草式十字凄教本部-

　浦上「・・・わかりました。皆にお伝えします」


　フロリス『お願いね。それじゃあ、待ってるよ』ﾌﾟﾂｯ


　浦上「・・・と言う訳で、上空の警戒は解いてもらって現地に向かってもらいます」

　
　野母崎「わかった。俺と牛深が先行して向かおう」


　牛深「だな。陸だけを探すだけになったのはありがたいぜ」


　浦上「>>179」

180 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 21:02:42.13 ID:sn2B0/oeO

回復していたら困りものですが防御を破られた状態ですぐ動けるとは思えませんし、陸地だけでいいかと
空は念の為私が見ます

181 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 21:03:56.09 ID:d8QVmeajO

狙いとしては癒やすために他の妖がいる所に来るとかでしょうか？
先ほどのフロリスさんたちがあった人も恐らく人間ではなさそうですし

182 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 21:30:37.60 ID:KKj2IBGp0

　浦上「狙いとしては治癒をするために他の魔化魍が棲み付いている所に来るとかでしょうか？」


　浦上「回復していたら困りものですが・・・防御を破られた状態ですぐ動けるとは思えませんし」


　浦上「他の魔化が現れた際のために、念の為私や他の人と警戒を続けますね」

　
　野母崎「わかった。建宮が居るのは・・・ここだな」


　
　―カチャッ　キリキリキリッ　キリキリッ
　
　建宮「強い奴は気力で鬼石を弾く事が出来るが、奴はそれが出来ないくらい弱まっている」

　
　建宮「捜索範囲はこの辺りを重点的にしてみるのよな」

　
　フロリス「うん。休んでる所を見つけられたらいいんだけどね」


　フロリス「>>183」

183 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 21:43:49.33 ID:sn2B0/oeO

ねえ？
さっきと同じやり方は駄目かな？
やり方として間違ってなかったと思うんだよね私、だからリベンジしたい

184 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 21:44:47.06 ID:d8QVmeajO

もし動き出してたらすぐ報告って感じでいいんだよね？
浦上たちも警戒に協力してくれるし

185 ：1 [saga]：2025/01/05(日) 21:54:30.39 ID:KKj2IBGp0

　フロリス「もし動き出してたらすぐ報告って感じでいいんだよね？」


　フロリス「浦上達も警戒してくれてるし・・・」


　建宮「ああっ。住宅地にまで行ってしまったら、どうなるかわからないからな」


　建宮「人を襲わないにしろ、あんな凶暴な魔化魍を好き勝手動かしちゃダメなのよ」
　

　フロリス「そうだよね。・・・ねぇ？ところで、さっきと同じやり方は駄目なのかな？」


　建宮「鬼石を撃ち込んで倒す方法か？ふむ・・・まぁ、悪くなかったとは思うのよな」

　
　フロリス「やり方として間違ってなかったと思うんだよね、私。だからリベンジしたい」


　建宮「確かに、奴を弱らせるにはそれが一番手っ取り早いと思うが・・・」


　建宮「決定打になるかと言えば微妙な所と見ているんだ。だから・・・」


　建宮「>>186」



　明日早いので今日はここまで。
　おやすみなさいでせうﾉｼ

186 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/05(日) 22:00:06.59 ID:sn2B0/oeO

今回は他のやり方でアタックするのよな
そこで挽回してくれれば俺は良いと思うぜ
焦らずとも未知の敵をうち倒してからだ

おつおつー
フロリスも鬼として自覚が大きくなってきた気がする良い事だ

187 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 07:10:48.44 ID:nIhbeSqoO

リベンジは他の場面なのよな、修行を積んでいるのはよく分かるしあまり自分を攻めてコンディション落とさない方がいいぜ

188 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 09:40:51.14 ID:StPQYWJx0

　建宮「リベンジは見送って今回はあの絵の通りに倒してみるのよな」


　建宮「予想外の事態なのに変わりはないし、何よりお前が鍛えてるのはよくわかってるが」


　建宮「自分を攻めてコンディションを落とさない方がいいのよ」


　フロリス「んー、そっか・・・じゃあ、仕方ないね」


　建宮「俺としては焦らずとも挽回してくれれば申し分ないと思うぞ」

　
　フロリス「うん。無茶しないで斎字さんと連携を取って力を合わせるよ」


　建宮「よし。・・・こっちのディスクアニマルに捜索範囲の設定は完了したのよな」

　
　フロリス「私のも、後は５枚くらいだよ。野母崎さん達もそろそろ来る頃かな？」
　

　
　―　偶数
　〜　奇数
　　
　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

189 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 17:40:46.22 ID:ehNMjlXBO

えい！

190 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 18:20:20.13 ID:sZJApDR8O

あ

191 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 20:33:21.87 ID:FflaVfEI0

　野母崎『すまん、少し遅れそうになるな。道路が陥没してるのを見つけて・・・』


　野母崎『もしかしたらオトロシが出てきたのかもしれないから、一応確認してそっちに向かう』


　フロリス「オッケー、わかった。気を付けてね」ﾌﾟﾂｯ


　フロリス「野母崎さん達、オトロシが出てきたらしき痕跡を見つけたみたいで確認してから来るって」


　建宮「オトロシが？おかしいな・・・去年倒したから、次に現れるのは２１１７年のはずだが」


　フロリス「それだけ出て来やすい環境が変わったのか、タブーを犯したのかもね」


　建宮「やれやれ、奴さん達は伝説を重んじる気はないものなのか・・・」


　建宮「これは口伝えも役に立たなくなるのよな。猛士の情報記録を書き直してもらうとするか」


　フロリス「>>192」

192 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 20:48:44.84 ID:6hleRfuaO

今回の倒し方もしっかり記録しないとね
もしかしたら私達の子が励むことになるしその子々孫々頑張ってもらわなきゃ！

193 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 20:50:17.57 ID:/o2x13v1O

書いても書いても終わりが見えないのは宿命だね
ま、私は思いっきり頑張るだけだし！

194 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 21:30:36.26 ID:FflaVfEI0

　フロリス「今回の乱れ童子の倒し方もしっかり記録しないとね」

　
　フロリス「書いても書いても終わりが見えないのは宿命って所かな・・・」


　フロリス「ま、私は思いっきり頑張るだけだよ！もしかしたら、後輩とか私達の子供が」


　フロリス「魔化魍対峙に励む事になると思うし、その子々孫々に頑張ってもらわなきゃ！」


　建宮「そうだな。まぁ、そうなる前に魔化魍を封印するなり根絶しておきたいのよな」


　建宮「元凶を見つけない事には無理な話なんだが・・・」


　フロリス「その前にオロチが現れるのも危惧しておかないとね」


　フロリス「木霊の森が現れてから、そんな気配はないとは言え・・・」


　建宮「ああっ。どんな化け物なのかわからないが・・・必ず倒してやるのよな」

　
　
　―キィィーーーンッ　キィィーーーンッ


　茜鷹「「「「「ｷｭｫｰｵｯ！」」」」」ﾊﾞｻﾞﾊﾞｻｯ

　瑠璃狼「「「「「「ﾎﾞｪｵｰｵｵｯ！」」」」」ｶｼｬｯｶｼｬｯ

　緑大猿「「「「「ﾌﾞｵｯ！ﾌﾞｵｯ！」」」」」ｶｼｬｯｶｼｬｯ

　黄蘗蟹「「「「「」」」」」ﾁｷﾁｷﾁｷｯ

　鈍色蛇「「「「「ｳﾞｫｵｰｫｵ」」」」」ﾆｮﾛﾆｮﾛ

　浅葱鷲「「「「「ﾋﾟｭｵｫｰｵｯ！」」」」」ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
　
　黄赤獅子「「「「「ﾎﾞｪｵｰｵｵｯ！」」」」」ｶｼｬｯｶｼｬｯ

　青磁蛙「「「「「ｸﾞｴｯｸﾞｴｯ」」」」」ｶｼｬｯｶｼｬｯ


　建宮「よろしくなのよなー」


　フロリス「よろしくねー！」


　
　視点

　建フロ
　野母崎・牛深　
　
　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

195 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 21:51:15.17 ID:ehNMjlXBO

野母崎

196 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 21:51:21.80 ID:/o2x13v1O

たてふろ

197 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 21:51:36.33 ID:xVinwddGO

野茂崎・牛深

198 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 22:35:27.67 ID:FflaVfEI0

　建宮「３２２、３２３、３２４、３２５・・・！」ｸﾞｯｸﾞｯ

　
　フロリス@ｴﾌﾟﾛﾝ「ふ♪ふ♪ふん♪ふ♪ふ♪ふん♪」

　　　
　フロリス「よーっしと。できましたよー」


　建宮「おうっ・・・っと、ふぅーっ・・・飯にするのよな」


　フロリス「うん。作ってる間にお腹空いちゃったよ〜」


　建宮「はははっ。そんじゃ、食べるとするのよ。こっちがお茶だったか？」


　フロリス「ううん、こっち。それは食後の紅茶だよ」



　フロリス「ん・・・ちょっと味付け濃かったかな？大丈夫？」


　建宮「全然美味いぞ。鍛えた後だから特にな」

　
　フロリス「>>199」

199 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 22:37:40.73 ID:ehNMjlXBO

良かったー
斎字さんの健康にも気を使わなきゃって思ってたから結構考えてたんだよね
いつもしっかり身体動かしてるし塩分はちょっとあってもいいかな

200 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 22:38:36.09 ID:mNkYiQM3O

外で修行する時にはもっといい加減だけどこういう所ではちょっと気を使いたいかもっていうのが女の子なんだよﾌﾌｯ

201 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 22:39:17.19 ID:Mqa1Kn6uO

こういうのが食べたいとか色々言ってもいいんだからね
鬼としては師匠と弟子みたいな感じだけどやっぱ夫婦なんだし

202 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 22:59:41.04 ID:FflaVfEI0

　フロリス「良かった〜。斎字さんの健康にも気を使わなきゃって思ってたから結構考えてたんだよね」


　フロリス「いつもしっかり身体動かしてるし、塩分はちょっとあってもいいかな？」


　建宮「まぁ、汗を掻くからにはそうしてほしいのよな。思ってる分の半分くらいで」


　フロリス「わかった。外で修行する時には。ちょっといい加減だけどこういう所では」


　フロリス「ちょっと気を使いたいかもっていうのが女の子なんだよ」ﾌﾌｯ


　建宮「(年相応な反応で微笑ましく思うのよな。恋人であるのに・・・)」ｸｽｯ


　フロリス「こういうのが食べたいとか色々言ってもいいんだからね？」


　フロリス「鬼としては師匠と弟子みたいな感じだけど・・・やっぱ夫婦になるんだし//」

　
　建宮「>>203」

203 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 23:02:03.28 ID:nkquQEdeO

亭主関白って言うのも俺らしくはないのよな
浦上や五和も芯はしっかりしているし何よりそんなことしたら対馬にぶん殴られものだからな
俺は出されたものをしっかり食べるのが良いのよ

204 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 23:02:43.99 ID:AgZE28SYO

例えばアーンとかそういうのならまあ望まないことはないがいきなり贅沢言うのも難しいのよな

205 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/06(月) 23:03:20.35 ID:riML4rw/O

和食のレパートリーをもっと増やせたらまさしく鬼に金棒なのよな、洋食は上手いと思うぜ

206 ：1 [saga]：2025/01/06(月) 23:33:10.87 ID:FflaVfEI0

　建宮「亭主関白って言うのも、そんなことしたら対馬や浦上に五和の芯がしっかりして後輩から」


　建宮「ぶん殴られるのは目に見えてるのよ。俺は出されたものをしっかり食べるぞ」


　フロリス「じゃあ、色々レパートリーを考えておかないとね」ｸｽｯ


　建宮「そうだな。和食のレパートリーをもっと増やせたら正しく鬼に金棒なのよ」


　建宮「洋食を調理するのは上手いと思っているぞ」


　フロリス「まぁ、イギリス人だし。寧ろ和食を作れるようになっておかないと」


　建宮「対馬に教わっているそうだな。作れるようにはなっているのか？」


　フロリス「び、微妙かなぁ・・・出汁を入れる量の加減が難しくてさ・・・」


　フロリス「>>207」

207 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/07(火) 07:08:27.69 ID:CsNRV3ZzO

小さじとか大さじとかテキトーで良いじゃーんなんて思って作ってみると味がおかしくなるんだよね
対馬なんかは使わなくても体で覚えてるっぽいけど私はちゃんとやんないとねえ

おつおつー
ちょっと対等ではない雰囲気の2人っていうのもこれはこれで…
天草式女性陣はちょっと尻に敷きたいけど立てるところは立てるタイプよねえ

208 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/07(火) 08:10:15.98 ID:/NFnhIYKO

鰹節とか昆布とかいりことか出汁にも色々あるんだねつて初めて知ったよ

209 ：1 [saga]：2025/01/07(火) 22:36:06.44 ID:XkV9YQ0N0

　フロリス「小さじとか大さじとかテキトーで良いじゃーんなんて思って作ったら」


　フロリス「いやまぁー、ビックリ。あんなに味がおかしくなるんだね」


　フロリス「出汁にも鰹節とか昆布とかいりことか色々種類があって奥が深いと思ったし」


　フロリス「対馬なんかはその加減を体で覚えてるっぽいよね。私はちゃんとやんないと無理だよ」


　建宮「対馬の料理の腕前はアイツがちびっ子だった頃から祖母に鍛えられた結果なのよな」


　建宮「おでんの具がたまご、大根、がんもの３種だけなのに、とても美味かったのは驚いたもんだ」


　フロリス「んー、糸こんにゃくとか牛すじがあった方が私はいいかなー」


　フロリス「でも、こだわってるからこそ美味しいんだろうね。今度頼んでみよっかな」ｸｽｯ


　建宮「ああ。まぁ、今はフロリスの料理を堪能するのよな」


　フロリス「ありがと。おかわりはまだあるからね」ﾆｺﾘ


　
　―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

210 ：1 [saga]：2025/01/07(火) 22:41:49.02 ID:XkV9YQ0N0

　―チュンチュン　チュンチュン　チチチチ・・・

　乱れ童子「・・・カァァッ！」


　―ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ・・・！
　
　鈍色蛇「ｳﾞｫｵｰｫｵ」ﾋﾞﾖﾖﾝ､ﾋﾞﾖﾖﾝ


　
　フロリス「・・・ハズレかー」ｶﾁｬｯ


　建宮「・・・こっちもなのよな。範囲を絞ってるにしても広いからな」

　　
　フロリス「うん。でも、諦めずに根気よくやろうよ」

　

　☆　50以上orゾロ目
　△　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

211 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/07(火) 22:42:21.59 ID:HZZ23Ug1O

いけ！

212 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/07(火) 22:42:28.69 ID:rkx+gxLOO

それ

213 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/07(火) 22:42:35.45 ID:Ao40bluAO

あ

214 ：1 [saga]：2025/01/07(火) 23:24:23.74 ID:XkV9YQ0N0

　フロリス「・・・ん？あっ、ちょ、ちょちょちょっ！？」


　建宮「どうしたのよな？」


　フロリス「あっ！あっ！ダ、ダメだって！そんなとこ入らないでってば！//」


　建宮「はぁ？」ｷｮﾄﾝ

　
　フロリス「も、もうっ！エッチ！//」ﾋﾟﾗｰﾝ､ﾓｿﾞﾓｿﾞ


　建宮「(ミニスカートを躊躇いもなく捲り上げてスパッツの中を探ってるお前が言うか)」


　鈍色蛇「ｳﾞｫｵｰｫｵ」ｳﾈｳﾈ


　フロリス「ったく！こいつは狭い所が好きだなぁ〜！んにゃっ！」ﾎﾟｲｯ


　建宮「っと・・・言っておくが、飼い主に似るとかじゃないからな？」ｶﾁｬﾝｯ


　フロリス「ふーん？まぁ、可愛いからいいんだけどさ」ﾌﾝｽ


　建宮「・・・よーし！当たりなのよな」


　フロリス「>>215」

215 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 06:59:22.14 ID:pirTyW2+O

おつおつー
霊装とは言え尻尾入れて動き回ってるレッサーなら喜びそうだけどフロリスはまだ早いなー

おーし見つけたなら、あとはぶっ倒すだけだね
じゃあ斎字さん一緒にイコ？

216 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 09:01:26.86 ID:i+5Z/hjd0

　建宮「この辺りか。野母崎達が居る地点から近い所なのよな」


　フロリス「おーしっ。見つけたなら、後は清めてぶっ倒すだけだね」


　フロリス「じゃあ、斎字さん。残りの荷物を片付けて行こ？」


　建宮「ああっ。それと野母崎達にも連絡を入れておくか」


　フロリス「残りのディスクアニマル達は後で回収する？それとも今すぐ？」


　建宮「ふむ・・・時間が掛かるだろうし、後にしとくのよな」


　
　―ズタンッ！　ダッ ダッ ダッ・・・

　乱れ童子「カァァッ・・・！」



　―　偶数
　〜　奇数

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)　

217 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 13:22:37.73 ID:j7joOqxoO

や！

218 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 13:58:59.06 ID:rwbrwx98O

あ

219 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 18:25:47.46 ID:i+5Z/hjd0

　童子「お前は、失敗・・・」


　姫「我らが倒す・・・」

　―ズズズ　ズ ズズ・・・

　オトロシの怪童子と妖姫は川の浅瀬を走り抜け、乱れ童子へ接近すると左肩から生えているサイの角のような鋭い突起を突き出す。
　乱れ童子はそれを回避し、更に殴り掛かってきた怪童子の拳打も回避するとその腕に噛み付いた。
　しかし、オトロシの特性である分厚い強固な皮膚を噛み千切る事はできず、逆に引き寄せられて後頭部に拳を叩き込まれた。
　
　妖姫「フゥッ・・・！」


　乱れ童子「カァァアッ！」

　
　―バシャァアンッ！

　怪童子「ハァッ・・・！」


　乱れ童子「カァァア・・・！

　―ドゴォォッ・・・！
　
　背後から羽交い絞めにしようとする妖姫を川へ投げ捨て、乱雑な怪童子の攻撃を機敏に避けて先程の仕返しとばかりに拳を腹部にめり込ませる。
　分厚い強固な皮膚を貫くように衝撃が体内に伝わって怪童子は怯み、乱れ童子は左肩の鋭い突起を掴んでへし折った。
　
　フロリス「斎字さん！あれってやっぱりオトロシの・・・！」
　

　建宮「１００年に２度目って事か。子の姿は無いないが・・・とにかく、一網打尽にするのよな」


　フロリス「>>220」

220 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 19:29:59.33 ID:5fx/m3NGO

そうだね、この機を逃すなんてメチャクチャもったいないしやるよ！

221 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 19:38:43.65 ID:FBXDvrIgO

見届けなくていいの？
さっきのが餌にてくれたら苦労しないと思うけど

222 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 19:53:03.79 ID:i+5Z/hjd0

　フロリス「そうだね。この機を逃すなんて勿体ないよ！」


　建宮「よし、いくぞ」
　
　
　―キィィーーーン・・・
　
　フロリス「羽撃鬼！」


　―キィィーーーン・・・

　響鬼(建宮)「タァッ！」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「ハァッ！」

　
　建宮とフロリスが変身している間に、乱れ童子は立てなくなるまで痛めつけた怪童子を背後へ投げ捨てる。
　その直後、飛び掛かってきた妖姫の首と左腕を掴んで受け止めると石で覆い尽くされている地面に叩き付けた。
　左肩の鋭い突起と側頭部を掴みながら、皮膚の厚みが薄い首筋に噛み付く。
　斜面を飛び降りた響鬼は、烈火を構えて炎の気を鬼石へと流し込み、頭上へ掲げて真正面に振り下ろした。
　
　響鬼(建宮)「タァァアアッ！！」


　―ボオォオオオオッ！　ボオォォオオオッ！

　―ド ガ ア ァ ァ ァ ア ア ア ンッ！　ド ガ ア ァ ァ ァ ア ア ア ンッ！

　怪童子「うぁ、ァぁ・・・ぁ・・・」

　
　乱れ童子「カァァアッ・・・！」

　放たれた２つの烈火弾はそれぞれが目標に命中すると、爆炎を上げて乱れ童子達を飲み込んだ。
　地面に転がっている石が飛び散り、視界が晴れるとそこには無傷の乱れ童子とその背後で怪童子が全身焼け爛れて藻掻きながら倒れるのが見えた。
　
　
　響鬼(建宮)「妖姫だけに当たったか・・・」


　
　◎　60以上
　○　15以上
　△　05以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

223 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:17:26.09 ID:5fx/m3NGO

えい

224 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:17:35.83 ID:3+xSeTLeO

お覚悟

225 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:17:44.56 ID:KlZU9ccUO

ぬいぬい

226 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 20:40:52.08 ID:i+5Z/hjd0

　乱れ童子「ペッ！」


　―ピキピキピキッ
　
　乱れ童子「カァァアッ！」

　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「フッ！フッ！」


　―ヒュンッ！ ヒュンッ！　ヒュンッ！

　羽撃鬼が烈空から放った鬼石は乱れ童子の右肩と胸部、最後に口の中に撃ち込まれる。
　一度足を止めた乱れ童子だったが口の中の鬼石だけを吐き出した後、何事もなかったかのように再び向かって来た。
　刃物状の武器を羽撃鬼目掛けて振り下ろしてきて、それを響鬼が横から烈火で防いだ。
　
　響鬼(建宮)「ハァッ！」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「セァアッ！」


　―ドガァッ！
　　
　乱れ童子「カァァア・・・！」
　
　羽撃鬼の後ろ回し蹴りで蹴飛ばされた乱れ童子に響鬼は間合いを詰めていき、攻撃を仕掛ける。
　昨日の蓄積されたダメージは消えているのか、乱れ童子の動きは素早く攻撃をした後からの反撃も凄まじかった。
　羽撃鬼は烈空を口元に構え、響鬼からの合図を待った。
　
　響鬼(建宮)「ハァッ！

　
　―ド ド ンッ！

　乱れ童子「カァァアッ！」

　
　―ガキィィインッ！

　響鬼(建宮)「つっ・・・！フロリス！」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「音撃奏！旋風一閃！」


　―♪♪♪〜♪〜〜♪〜〜♪♪〜
　
　―バ ギャ ァ ア ア ア アッ！

　羽撃鬼が旋風一閃を吹き鳴らす事で右肩と胸部に撃ち込まれていた鬼石により清めの音が増大し爆発する。
　右腕が吹き飛び、胸部の束ねた様な装甲も弾け飛んで乱れ童子は怯んだ。

　

　◎　50以上
　○　30以上
　△　15以上
　×　↑以下

　↓2まで(コンマが高い安価で決定)

227 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:55:15.57 ID:5fx/m3NGO

良い感じっ

228 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:55:24.42 ID:8Z/EuSpPO

へい

229 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 20:55:37.85 ID:gpqe4TqXO

ほい

230 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 21:38:41.61 ID:i+5Z/hjd0

　響鬼(建宮)「今が好機なのよ・・・！頼むぞっ！」ﾌﾞﾝｯ


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「了解っ！」ﾊﾟｼｯ


　乱れ童子「カァァアッ！」

　片腕だけとなりながらも乱れ童子は刃物状の武器を振りかぶって羽撃鬼に攻撃を仕掛けようとする。
　それを阻止すべく響鬼は腹部に烈火を叩き込み、後退させて再び叩き込もうとするも刃物状の武器と鍔迫り合いになった。
　タイミングを見計らって羽撃鬼は受け取った爆裂火炎鼓を乱れ童子の胸部に埋め込もうとしたが、途中で両者が離れてしまう。
　
　乱れ童子「カァァアッ！」


　―ガキィンッ！

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「くっ・・・！」

　
　―ガシッ！　　

　乱れ童子が振るった刃物状の武器に弾き飛ばされる爆裂火炎鼓。
　だが、宙を舞うそれを誰かが宙返りをしながら掴み取った。

　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「野母崎さん！」


　威吹鬼(野母崎)「フロリスッ！チャンスを逃すな！」ﾌﾞﾝｯ

　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「うん！」ﾊﾟｼｯ

　威吹鬼から投げ渡された爆裂火炎鼓を受け取り、片腕でありながら響鬼に猛攻を繰り出す乱れ童子を視界に捉える。
　跳び上がった勢いを利用して斬撃を叩き込もうとした時、何かが翼の根本に命中して乱れ童子は地面を転がって刃物状の武器を落とした。
　響鬼が振り返って見ると、そこに居たのは投げた後の構えになっている轟鬼だった。
　
　轟鬼(牛深)「へへっ！伊達にハンマー投げで鍛えてないからな！」


　響鬼(建宮)「>>231」

231 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 21:43:58.77 ID:gpqe4TqXO

最高のフォローなのよな！
アイツの武器がないのはこちらにとって僥倖だ！

232 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 21:44:46.83 ID:5fx/m3NGO

あと何本かはまとめて投げられるようにもっと鍛えないといけないのよ
ま、俺も端から仕留めてないからこの後も経験を積まんとな！

233 ：1 [saga]：2025/01/08(水) 22:21:11.25 ID:i+5Z/hjd0

　響鬼(建宮)「上出来なフォローなのよな！武器が無いのはこっちにとって僥倖だ！」

　
　乱れ童子「カァァアッ！」


　響鬼(建宮)「ハァアッ！」

　―ドドォォンッ！　ドドォンッ！
　　
　最早武器を拾う余裕もない乱れ童子の振るって来る片腕の攻撃を躱し、烈火で腹部を２連撃で叩き込む。
　背後へ引っ張られるように後退した所で響鬼は即座に背後へ回り込み、乱れ童子を羽交い絞めにした。
　　
　響鬼(建宮)「フロリスっ！今だっ！」


　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「うん！今度こそっ・・・！」


　乱れ童子「カァァアッ！」


　―ドガッ！
　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「っ！えぇいっ！」

　―バシッ！　カチッ・・・

　接近してくる羽撃鬼に乱れ童子は前蹴りで蹴り返そうとするも、それを見極めて仰け反りながら爆裂火炎鼓を突き出す。
　装甲が剥がれた胸部に爆裂火炎鼓を埋め込み、上部に２つあるスイッチの右側を押して固定する事に成功した。
　その直後に羽交い絞めにしていた響鬼を乱れ童子は前屈みとなって振り解き、羽撃鬼は頭上から落下してくる響鬼を受け止めた。
　爆裂火炎鼓からオーラ状の紋章が巨大化しながら出現したのを確認して、響鬼は体勢を立て直すと烈火を回転させて構える。
　
　羽撃鬼(ﾌﾛﾘｽ)「いっけー！斎字さん！」


　響鬼(建宮)「ハァァッ！爆裂強打の型ッ！」
　

　　爆
　　裂

　―ドドンッ！！

　　　
　　　強
　　　打


　―ドドンッ！！


　　　　爆
　　　強裂
　　　打
　　　　
　―ドドンッ！！
　　　　　
　たった２連打でオーラ状の紋章は倍以上に巨大となって赤く燃えながら乱れ童子を包み込む。
　縁から紫の炎を噴きつつ中央の紋章が風車の様に回転し始めて、最後は紋章自体も紫の炎となりながら爆発し、乱れ童子を消滅させた。
　響鬼は残心をとり、息を整えながら背中の装備帯に取り付けた。
　
　フロリス鬼「はぁぁ〜〜〜、お疲れ様〜」
　
　
　建宮鬼「お疲れさんなのよな。野母崎、牛深、オトロシの童子と姫はこっちで倒したんだが」


　野母崎鬼「オトロシの方なら俺と牛深で倒しておいた。だから問題ないぞ」


　牛深鬼「>>234」

234 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/01/08(水) 22:37:35.70 ID:5fx/m3NGO

目がどこにあるか最初は分からなかったが、分かりさえしたらあとはなんとでもなったぜ
…ま、もっと早く倒したかったがな