【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き抜く」3章

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341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/11(月) 15:59:03.66 ID:I4cQDfQxO
エンジョイ!
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 16:02:31.76 ID:33nMzS2a0
コンマ66巻き戻し+

1苗木覚醒(原作苗木のように何があっても絶望しない)
2巻き戻し+2

安価下
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/11(月) 16:20:59.55 ID:sAYs+9Kf0
1は全員前向きの上で苗木覚醒なの?
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 16:41:11.45 ID:33nMzS2a0
>>343
全員裁判前まで前向き+覚醒
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/11(月) 16:43:34.21 ID:sAYs+9Kf0
1
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 17:03:10.54 ID:33nMzS2a0
情報処理室

苗木「皆んな、ボク達もやれる事をやらないと」

不二咲達「「「…。」」」

苗木「な、何不安がってるんだよ。後で俺君達もきっと来るだろうし、ボク達だけでも見つけられる事を見つけとかないと!」

朝日奈「え?来るの!?」

苗木「あ、当たり前じゃないか!未だあの死体が誰かって判明して無いし皆んな生きてる筈だよ」

山田「ん〜、ではあの死体は何なんでしょうか?…」

セレス「それをこれから調査するのでしょう?」

大神「そうだな。ではまた現場の保存は私がやろう…」

苗木「ありがとう大神さん。でも大和田君は死んじゃったから、もう一人必要だね」

石丸「兄弟の役目はこのオレが引き継ぐ!文句ねえな!」

苗木「じゃ、じゃあ石丸君に任せようかな…」

不二咲「ごめん苗木君。ボク…俺君が居なくて不安になってた…」

苗木「ううん。仕方無いよ、悪いのは不二咲君じゃ無くて全部モノクマなんだから」

不二咲「うん。ありがとう…//」

葉隠「よーし、じゃあ調べてみるか〜」

苗木「うん。皆んなで力を合わせれば、ボク達だって真相に辿り着ける筈だよ」

セレス「…。」

セレス(…なるほど。俺君程輝いていた光ではありませんが、彼が居なくなってもそれを継ぐ光はあったのですね)

セレス(まぁ…とは言っても、未だ俺君は生きていると言う希望を信じさせた光…)

セレス(もし、その前提が破綻となり…最悪の状態になれば……)
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 17:07:43.73 ID:33nMzS2a0
捜査する為に同行者は増えるが流れは同じなのでカット
廊下

舞園(苗木君の言ってた私達では行けない所って、寄宿舎の奥にあるシャッターの奥…寄宿舎の2階よね?…)

舞園(苗木君の言ってる通り、霧切さんが無事なら心強いけど…でも死体発見アナウンスは聞こえてないのかな?…)

苗木「着いたね」

舞園「ええ」

朝日奈「俺、未だ起きて来ないのかな?…」

不二咲「苗木君の風邪がうつったとか?…」

苗木「その可能性も無いとは言い切れないけど…」

俺部屋「」ガチャガチャッ

舞園(やっぱり鍵は閉まったまま…)

朝日奈「どうする?鍵閉まったままだけど…」

舞園「そうですね…」

監視カメラ「」

舞園「モノクマさん、見てますか?」

モノクマ「はいはいどうしたの?」 ヒョイッ

舞園「俺君は部屋に居るんですか?」

モノクマ「さぁ」

苗木「さぁってお前!事件が起きてるんだぞ!」

モノクマ「だって本当の事だもん。もう彼はボクの見える監視カメラで見える範囲には何処にも映って無いよ」

舞園&苗木「「えっ…?」」

モノクマ「そんなに疑うならさ。彼の部屋の中を確かめてみたら良いよ」

モノクマ「そして、皆んな絶望したら良いさ…うぷぷぷぷ」スッ

俺部屋「」ガチャッ

苗木「絶望って、まさか…」

舞園「ッ…」

舞園(あの遺体は男性だった。でも……苗木君、石丸君、不二咲君、山田君、葉隠君の5人はあそこに居た…)

舞園(……だとしたら、そんな事…信じたくは無いけど…)ゴクリ...

扉「」ガチャッ


俺の部屋には…
コンマ下二桁
51以上霧切の部屋の鍵と謎の紙があった(難易度普)
50以下両手両脚を縛られた江ノ島が居た(難易度:高、残姉フラグ消失)


安価下
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/11(月) 17:08:05.90 ID:1FY+u+c/0
槍投げ
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/11(月) 17:21:34.88 ID:6s5epUpTO
やりおる
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 18:06:57.87 ID:33nMzS2a0
コンマ90
俺部屋

朝日奈「あれ?誰も…居ないね?…」

不二咲「シャワー室にも居ないよ?…」ガチャッ

苗木「俺君、何処行ったんだろ?…」

セレス「机の引き出しの中から見つけたのですが…皆さん。これを見て下さい」

謎の紙「」

苗木「あ…」

舞園「希望ヶ峰学園第78期生、超高校級の軍人。戦刃むくろ?…性別女性…」

苗木(ボクは名前だけは霧切さんに聞いてたけど…)

不二咲「経歴に戦闘のスペシャリストとか、傭兵部隊フェンリルとか怖い事書いてあるね…」

セレス「傭兵部隊フェンリル…名前だけ聞いた事はありますわ。狂った戦争屋連中だと…」

苗木「あ、危なそうな子だね…」

朝日奈「でもそんな子、私達の仲間には居なかったよね?私達と違う代の人とか?…」

モノクマ「いいや。戦刃むくろはオマエラの同期だよ」

不二咲「あっ…」

モノクマ「その紙を俺君が持ってるって事は、ボクの言ってた大切な物を盗み出した犯人はやっぱり俺君だったのか」

モノクマ「まぁ最初からあいつが怪しいと思ってたんだよね〜。このボクを呼び出してクソジジイみたいな事ばっかグチグチ言っててさ」

不二咲「く、クソジジイ?…」

セレス(しかし、この紙がモノクマの盗まれた大切な物…)

苗木「…。」

モノクマ「まっ、見られちゃったのならもういいや。ついでにオマエラにいいこと教えておいてやるよ」

モノクマ「実は始業式に集まった高校生は16人じゃ無いんだ。このコロシアイ学園生活に参加してる高校生は全部で17人だったのです!」

苗木&舞園&不二咲&セレス&朝日奈「「「!?」」」

モノクマ「序でにもう一つ、俺君がこれを盗んでたって事は多分霧切さんも関わってる筈だから仕返しとして教えておいてやるよ」

モノクマ「彼女ってさ、年柄年中辛気臭い手袋をしてたでしょ?ここだけの話アレってさ、両手にある人に見せたく無い物を隠す為らしいよ」

舞園「ど、どうしてその話を今?…」

モノクマ「さぁ、どうしてだろうね。まぁボクからは以上です。後程学級裁判でお会いしましょう」ヒョイッ
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 19:05:34.57 ID:33nMzS2a0
俺部屋

セレス「余計な茶々が入りましたが、とりあえず俺君の部屋にあったのはこれだけですか」

舞園「…。」キョロキョロ

舞園「あれ?これって…」スッ

部屋の鍵「」

朝日奈「この部屋の鍵?」

不二咲「えっ?でも俺君部屋に居なかったのに、どうして部屋の鍵が中にあるの?」

セレス「確かに、この部屋は初めに来た時閉まってましたわね」

苗木「それ…。霧切さんの部屋の鍵だと思う…」

舞園「霧切さん?どうして俺君が?…」

苗木「…。」



霧切『俺君、これも渡しておくわ』スッ

俺『部屋の鍵?…なんで?』

霧切『…ベッドのシーツの下を調べてみて。明日の朝、私達が戻る事がなかった時、念の為に手掛かりを置いておくから…』

俺『手掛かりって…?』

霧切『今は混乱させる事になるから話せない…。それだけよ…』

俺『…。』

苗木『俺君、ボクが責任持って霧切さんの事は守るから…』

俺『あ、ああ…』




舞園「そんな事が…」

セレス「では霧切さんの部屋に手掛かりがあるのでしょうか?」

朝日奈「霧切ちゃんが戻らなかった時って、今の事だよね?…」

舞園「行ってみましょう!」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 19:50:33.45 ID:33nMzS2a0
霧切部屋

舞園(霧切さんの部屋で、私達は行方不明になっていたある人を発見した…)

舞園「えっ?…」

不二咲「どうして?…」

セレス「これはこれは…」

苗木(何で江ノ島さんが霧切さんの部屋に?…)

江ノ島「んーんー!!」

舞園(霧切さんの部屋のベッドの奥には、両手を電源コードで縛られ、両脚もベッドに固定され、口にはガムテープを張られて拘束された江ノ島さんが居た…)

苗木「江ノ島さん!」スッ

江ノ島口「」ビリッ

江ノ島「うっ!?苗木、もっとゆっくり剥がしてよ…」

苗木「ご、ごめん…」

舞園「大丈夫ですか江ノ島さん?ここでいったい何が…」

江ノ島「分かんない…。朝のモノクマアナウンスで目を覚ましたらこの状態でさ…」

舞園「目を覚ましたら?…って事は夜時間の間に?…」

セレス「…。」

舞園(確かに江ノ島さんは裏切り者の可能性が高いらしいけど、これが手掛かり?…)

不二咲「と、とりあえず、両腕と両脚の拘束を解いてあげようよ」

セレス「待って下さい不二咲君」

不二咲「えっ?…」

江ノ島「何よ、さっさと解放してよ」

セレス「その前に一つ質問を宜しいですか江ノ島さん?」

江ノ島「はぁ?」

セレス「貴方は昨晩の夜時間、俺君と会っていた筈です。俺君は何処へ行ったのですか?」

朝日奈「あ…」

不二咲「会ってたんだ…?」

江ノ島「た、確かに会ってたけど…その俺に首を絞められて気が付いたらこの状態だったのよ…」

苗木「ええっ…」

不二咲「そ、そんな…俺君がそんな事する筈無いよ!」

江ノ島「いや、されたんだって!」

朝日奈「そ、それはおかしいよ!だって…ねえ?」

セレス「…。」

舞園(俺君は江ノ島さんが裏切り者って確信したから拘束した?…確かに、その可能性もあるだろうけど…)

朝日奈「あれ?二人とも?…」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 20:11:50.45 ID:33nMzS2a0
霧切部屋

舞園(とりあえず、私達は縛っていた延長コードを解いて江ノ島さんを解放した)

朝日奈「大丈夫?…」

江ノ島「全く…。死体発見アナウンスが流れてんのに、あたしだけずっとこのままだから学級裁判に出れ無いかと思ったわ…」スクッ

セレス「苗木君、霧切さんの言っていた手掛かりとはこれの事だったんでしょうか?」

苗木「いや、違うと思うけど…だって江ノ島さんは俺君に首を絞められて気が付いたらここに居たんでしょ?」

江ノ島「う、うん…」

不二咲「それじゃあ霧切さんが言っていたのは別にあるって事?…」

セレス「念の為に霧切さんの部屋も探してみましょうか」

舞園「はい…」

舞園(私達は霧切さんの部屋を手分けして探索した。すると、あるとんでも無い物を見つけた…)

苗木「これ…サバイバルナイフ?…」

サバイバルナイフ「血痕「」」ギラッ

朝日奈「この赤いのって、血だよね?…」

セレス「ええ。しかも比較的新しい…」

不二咲「もしかしてこれであの遺体の首を?…」

江ノ島「どう言う事?…」

苗木「植物庭園に首無し遺体があったんだ…。しかもボク達が見つけた時は炎上してて、消化が終わった後はもうほぼ真っ黒焦げだけど…」

江ノ島「マジ?グロ…」

舞園(でも、どう言う事?これが霧切さんの残した手掛かり?…)
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 21:17:16.99 ID:33nMzS2a0
エレベーター前扉内

舞園(結局、俺君の部屋では17人目の高校生戦刃むくろについて書かれた紙と、昨晩渡されていたと言う霧切さんの部屋の鍵を)

舞園(霧切さんの部屋では、夜時間に俺君に気絶させられたと言う江ノ島さんと、ガムテープ…そしてモノクマファイルにある被害者の各部を傷付けたと思われるサバイバルナイフが見つかった)

舞園(意味が分からない…。部屋のトリックの謎解きが解けない…)

舞園(学級裁判の集合の合図がなっても俺君と霧切さんも現れないし…あの遺体をあんなにした犯人は誰なの?…)

腐川「ねえ、いつまでここにいればいいのよ…」

葉隠「もう10分は経ったべ…」

セレス「おかしいですね」

石丸「さてはモノクマも時間を守れない奴の一人だったんだな!?」

モノクマ「いやいや、ちゃんと時間を守れないのはそっちでしょ」ヒョイッ

舞園「えっ?…」

モノクマ「ボクはオマエラが揃うのを待ってただけだよ。揃わないと始められ無いでしょ?」

不二咲「もしかして俺君と霧切さんの事?…」

モノクマ「いいや、霧切さんはともかく俺君はもう来ないよ」

不二咲「ええっ…」

朝日奈「な、何言ってんの!?」

モノクマ「まぁまぁ、その話は後の学級裁判のお楽しみでね」

腐川「お、お楽しみってアンタ何言って…」
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 21:18:47.23 ID:33nMzS2a0
エレベーター前扉

モノクマ「うーん、でも霧切さんの方ももう10分も待ったんだし、もういいかな」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!きっともう少ししたら…」

モノクマ「いやいや、超高校級の才能を持つ皆んなの貴重な10分も奪ったんだ。だから霧切さんも校則違反って事にしちゃっても大丈夫だよね」

モノクマ「そうと決まれば早速学級裁判を──」

霧切「私なら居るわよ」スタスタ

舞園「あっ、霧切さん!」

朝日奈「無事だったんだね!」

霧切「ええ」

モノクマ「堂々と遅刻してくるなんてさ。皆んな、こんな違反を認めて良いの!?」

霧切「ちゃんと来たんだから、校則違反にはなって無い筈よ?そうでしょう?」

モノクマ「…フン、まぁいいけどね。でも後できっと後悔するよ。いいや、後悔させてやるよ」

霧切「…。」チラッ

江ノ島「あれ?霧切ってば、俺と一緒じゃなかったんだ?」

霧切「…ええ、俺君とは一緒じゃ無いわ」グッ

舞園(霧切さん…)

モノクマ「はいはい。無駄話は無用!時間も無いし揃ったならさっさとエレベーターに乗りやがれ〜!ボクは一足先に待ってるからね!」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 22:06:04.76 ID:33nMzS2a0
エレベーター前扉

舞園(霧切さんだけ来たけど…)スタスタ

霧切「舞園さん、ちょっと良い?」スッ

舞園「えっ…?」

霧切「俺君はいつから居ないの?」

舞園「会って…無いんですか?…」

霧切「ええ。俺君が江ノ島さんと会う前に少し話したけど…それ以降はね…」

舞園「…俺君はもう朝の朝食会前から行方不明で…それから食堂に現れたモノクマに死体があるから探しに行けって言われて…」

霧切「そう…」

舞園「逆に霧切さんは今まで何処に?…」

霧切「寄宿舎2階よ…苗木君から聞いていないの?」

舞園「ええ…苗木君は言葉を濁してて…」

霧切「フッ…そう、彼は口が固いのね…」

舞園「でもあそこ、どうやって入ったんですか?…シャッターもあった筈ですし…」

霧切「私は学園長室で全ての扉の鍵を手に入れたから…」

舞園「えっ…」

霧切「でもあそこには死体発見のアナウンスが届かなかったから、こっちがこんな事になってたのを知ったのは、私が1階に戻って来て学級裁判のアナウンスを聞いてから…」

霧切「だから急いで現場を見て来たわ」

舞園(だから霧切さんだけ遅かったんだ…)

朝日奈「おーい2人とも!早く行かないとまたモノクマ怒ってくるよー!」

大神「次は怒るでは済まないだろう…」

舞園「あっ!は、はい!直ぐに行きます!」

霧切「…詳しい話は後でするわ。今はこの学級裁判を乗り切る事に集中しましょう」

霧切「恐らくここが、私にとって最大の正念場だから…」

舞園(えっ…?)
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 22:29:16.66 ID:33nMzS2a0
学級裁判場

モノクマ「さてさて、ボクはこの時をずっと待ち望んでいたんだよ」

モノクマ「桑田君の時以来、俺君しか使う事の無かったこの場所に再び皆んなが集まる日をね!」

舞園「…。」

苗木(……俺君は居ないけど、間違える訳にはいかない。皆んなの命がかかってるんだ)グッ

モノクマ「学級裁判では正しいクロを指摘できれば〜って詳しい前置きは前回説明してるしもう要らないよね」

モノクマ「それじゃあ、学級裁判開廷と行きましょう!」

葉隠「えっと先ずは何からやれば良かったんだっけ?…」

山田「期間が空いたせいで忘れてしまいましたなぁ…」

朝日奈「アンタら緊張感無さすぎでしょ…」

石丸「何を言ってるんだお前ら!先ずは凶器の話からだったろうが!」

霧切「…いいえ、今回の場合は先ず被害者の特定から始めた方が良いでしょうね」

石丸「なっ…!?」

朝日奈「被害者ってそもそも誰なの?…」

不二咲「全身真っ黒焦げだし、首も無くなってて何も特定できないよねえ…」

不二咲「男の子か女の子なのかも分からなかったし…」

苗木「それは違うよ!」

不二咲「えっ?…」

苗木「確かにモノクマファイルにも書かれてないし、真っ黒な身体を見ただけじゃ分からなかったけど、ちゃんと見分ける事は出来た筈だよ…」

不二咲「見分ける事が出来たの?…」

苗木「被害者は男性で間違い無いよ…。その証拠に股間が付いていたし…」

腐川「はぁ!?お、男の股間を見たの苗木!?///」

苗木「う、うん…。舞園さんも一緒に…」

舞園「…ええ。ちゃんと付いてました」

山田「むはー!超高校級のアイドルのちゃんと付いてた発言は色々と問題がありますぞ…///」

朝日奈「アンタねえ…」

舞園「…。」
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 22:43:33.39 ID:33nMzS2a0
学級裁判場

セレス「では男性と分かった所で、次はそれがいったい誰だったのか…ですわね」

セレス「と言ってもそれも、この場に大ヒントが置いてありますが…」

葉隠「は?この場に大ヒントって?…」

舞園「生き残りメンバーの中でこの学級裁判に居ない、唯一の男性…」

苗木「それって、俺君の事だよね…」

朝日奈「えっ…」

葉隠「あ、あの全身丸焦げの遺体は俺っちだったんか?…」

山田「確かに言われてみれば、背丈は同じくらいでしたが…」

不二咲「じゃあ俺君は殺されて首も斬られたって事?…」

苗木「…。」

セレス「俺君が本来なら居る席も見て下さい」

俺写真「×」

セレス「…これはそう言う事なんじゃ無いですかモノクマ?」

モノクマ「折角犯人が身元を特定されないように全身を燃やしたのに、ボクがネタバレをしちゃうのはどうしようか考えたんだけどね…」

モノクマ「でも俺君のだけ写真を立てないのも可哀想だしね…。だから彼のも他の脱落者と同じ感じにしてあげました」

モノクマ「彼はもう2度と、皆んなの前には帰ってきません…シクシク…」

大神「馬鹿な…」

葉隠「ま、マジかよ…」

石丸「馬鹿野郎…」

腐川「う、嘘よ…!こ、こんなの有り得ないわ…。あいつが、何であたしを置いて…」

朝日奈「そんな…」

苗木「くっ…」

不二咲「俺君…」

セレス「…。」

舞園「ッ…」グッ

霧切「…。」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 23:09:49.10 ID:33nMzS2a0
学級裁判場

江ノ島「で、でもさぁ…何かおかしくない?あいつはアタシの首を絞めて拘束したんだよ?」

葉隠「ああ、確か霧切っちの部屋に江ノ島っちを拘束してたんだっけ?…」

石丸「んだと!?女に暴力を振るうなんて男として風上にもおけやしねえ!」

山田「俺殿は江ノ島盾子殿を拘束する時、他の場所も触らなかったんですかねえ…ぐふふ///」

江ノ島「いや、マジキメェってクソデブ…」

山田「く、クソデブ!?」

舞園「モノクマさん、あの遺体は本当に俺君だったんですか?…」

モノクマ「さっきも言ったでしょ?この学園には17人の高校生しか居なかったって」

モノクマ「でも男子9人の内、苗木君、不二咲君、石丸君、山田君、葉隠君の5人はこの場に居る」

モノクマ「それで桑田君は1章で殺されて、十神君も氷漬けになってバラバラになった。大和田君もバイクの転倒で出血多量になったんだからさ」

モノクマ「なら残る可能性は一つしか無いよね」

舞園「…。」

朝日奈「嘘だよ…だってさ…」

セレス「…。」ギリッ...

舞園(私も、何度考えてもその結論にしか行き着かなかった…。この場に居ないのは俺君だけ…)

舞園(でも、どうしてだろう…?私は、俺君が死んだとは思えない…)

舞園(ここを出たら私との結婚生活を夢見てくれてた俺君が、私の事を置いて…そんな簡単に…)

モノクマ「オマエラもさあ。なかなか諦め悪いけどもういい加減諦めなって」

苗木(俺君…)

大神「くっ…」グッ

セレス「…。」

腐川「有り得ない有り得ない有り得ない…」ボソボソ

朝日奈「嫌だ…。絶対嘘だよ、そんなの…」ポロポロ...

不二咲「そんな…」

山田「あわわ、じょ、女子勢のメンタルが…」

モノクマ「オマエラのリーダー的存在で支えだった俺君は、もう帰って来る事はないの!残念ながらね!うぷぷぷぷ」

舞園「ッ…」ツ-...

「それは私の推理とは違うわね」

舞園「えっ!?」ピクッ

苗木「霧切…さん?…」チラッ

霧切「皆んな、騙されないで。あの遺体は俺君では無いわ」
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/11(月) 23:35:31.06 ID:33nMzS2a0
学級裁判場

モノクマ「霧切さんってば騙されないでって、いったい何を根拠にそんな事を言っちゃってんの?」

霧切「…。」

モノクマ「あの遺体はあんな真っ黒だったのに、何か証拠でもあるって言うの?」

霧切「ええ。証拠ならちゃんとあるわよ」

舞園(嘘…?)

霧切「私はちゃんと把握しているのよ。彼の、男性機の大きさも…太さもね」

苗木「えっ…」

舞園「あ…」

不二咲「だ、男性機って…///」

霧切「あの遺体の男性機を触って調べてみたけど、私の知ってる俺君のサイズとは一致しなかった」

山田「霧切響子殿の口から下ネタ来たー!///」

石丸「や、やめろ霧切!今は大事な話をしているんだ!そんなくだらねえ話ししてんじゃねえ!///」

霧切「私は真面目に言ってるのよ。逆に石丸君こそ、何も知らないなら黙っててくれる?」

山田「ひいっ!?こわっ…」

石丸「は、はい…。す、すみませんでした…」ヒュンッ...

江ノ島「石田から石丸に戻ってんじゃん…」

葉隠「てか何で霧切っちが俺っちのあそこのサイズなんか知ってんだ?…」

霧切「私が彼の恋人だからよ」

山田「な、な、何ですとおーっ!?//」

不二咲「そ、そうだったんだ…2人って…//」

葉隠「おいズルいべ!!俺っちだけそんな良い思いして!」

苗木(あ、やっぱりそうなんだ…)

舞園(霧切さんのお陰で…何とか助かったけど…)ズキッ

朝日奈(何だろ…。俺じゃ無いって分かったのは嬉しいけど、この方法で答え合わせされるのは何か…)ズキッ

セレス「フフ…それはわたくし達への牽制か何かですか?」ピキッ

腐川「な、何よ!?その正妻アピールやめなさいよ!!」

大神「むぅ…」

葉隠「えーと…どう言う事?…何で仲間割れ始めてんだ?…」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/12(火) 00:01:04.97 ID:mgSqGUbt0
学級裁判場

苗木「と、とりあえずそれじゃああの遺体が俺君じゃ無かったとして…」

石丸「ではあの燃えていたのはいったいアレは誰なんだ?…」

霧切「ここに居ない高校生はもう1人居た筈でしょう?」

舞園「それって、超高校級の軍人。戦刃むくろさんの事ですか?…」

霧切「ちなみに舞園さんはその情報を何処で知ったの?」

舞園「えっ?俺君の部屋を探索した時に机の引き出しに入ってたので、皆んなで確認しましたけど…」

霧切「そう…。俺君の部屋にあったのね…」

舞園「え?ええ…」

苗木(霧切さん、捜索の時間が無かったからこの学級裁判で皆んなの発言を頼りに証拠を集めながら推理してるんだ…)

苗木(頼もしいけどキツそうだな…。ボクももっと発言して真相に近付かないと…)

セレス「ですが、あの紙には戦刃むくろは女性だと書いてありましたよ?その矛盾はどうするのですか?」

霧切「確かに資料にはそう書いてあったけど、私達は戦刃むくろと会った事も無ければ、写真で見た事すら無い…」

霧切「本当に戦刃むくろが女性なんだと断言出来るのかしら?」

セレス「…確かに、経歴だけ見ればゴテゴテの男ですわね。紙がわたくし達を騙す為のダミーだった可能性もありますし」

江ノ島「…。」

モノクマ「勝手に学園長室から資料の一部を盗み出しておいて信用出来ないなんてよく言うよ!」

石丸「ではこの学級裁判は戦刃むくろ殺しの学級裁判だったのか…」

腐川「い、いいや未だよ!」

苗木「えっ?…」

腐川「あいつのチンコのサイズを覚えてるって言ったって、そんな物覚えてるの霧切だけでしょ!?」

霧切「…。」

舞園(腐川さんの反論…)

山田「チンコて、同人界隈でももっとオブラートに包みますぞ!」

腐川「アンタが犯人で嘘をついてる可能性もあるじゃない…!」

苗木「でも霧切さんが犯人なら、頭部を切り落として隠したり遺体を燃やしたりするかな?…」

舞園「それに霧切さんが俺君を殺すなんてそんな事…」

腐川「ふふっ馬鹿ね。皆んながそう思うからこそ霧切が殺人が可能なのよ…!」

江ノ島「確かに、アタシも拘束されたのは霧切の部屋だったし…」

霧切「それじゃあ次はその事について、話し合ってみましょうか」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/12(火) 00:19:46.57 ID:mgSqGUbt0
学級裁判場

セレス「先ず遺体の切り取られた頭部は何処へ行ったのでしょう?」

葉隠「きっとトイレに捨てたんだべ!」

舞園「いえ…斬り落とされた遺体の首は、近くに生えてる何でも食べると言うモノクマフラワーに食べさせたんだと思います…」

舞園「モノクマフラワーの花びらの一部と地面に少し血痕が付着してましたから」

葉隠「あら?」

石丸「しかし、犯人はいったいどうやって遺体のクビを切り落としたのだ?…」

苗木「それなら多分、これだと思う…」スッ

山田「ひいっ!?な、ナイフ!?」

江ノ島「ただのナイフじゃ無いよ。サバイバルナイフって言うんだ」

苗木「このナイフを使えば首ごと上手く斬り落とせるんだよね江ノ島さん?…」

江ノ島「うん。まぁ下手な人は逆にナイフの方をやっちゃって壊しちゃうらしいけどさぁ…」

全員「「「…。」」」

江ノ島「…ってテレビで言ってんのを見た事あるわ」

苗木「えっと…これを使えば首も斬り落とせる筈だろうし、遺体の身体中の傷もこのナイフを使ったんだと思う…」

石丸「つまりそれが直接の凶器となったのか!?」

朝日奈「焼死が原因じゃないんだ?…」

苗木「それは違うよ!」

苗木「モノクマファイルにも遺体が燃やされたのは、殺された後って書いてるから燃やされたのは直接的な凶器では無い筈…」

葉隠「そのナイフは何処から見つかったんだ?」

苗木「これが…霧切さんの部屋の引き出しから見つかったんだ…」チラッ

霧切「…。」

不二咲「危ないから、とりあえず苗木君に預けておこうって話になって…」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/12(火) 00:55:51.47 ID:mgSqGUbt0
学級裁判場

腐川「あの遺体がどちらにせよ、殺害した凶器が霧切の部屋から出て来たならもう確定じゃない…」

不二咲「確定って?…」

腐川「霧切だわ!霧切がこの事件の犯人なのよ!」

舞園「えっ…」

霧切「…凶器が私の部屋から出て来ただけで、どうして私が犯人になるのかしら?」

腐川「はぁ!?未だしらばっくれる気!?誰がどうやってアンタの部屋に入れるのよ!?」

霧切「それはおかしいわね。私は昨晩、俺君に自分の部屋の鍵を預けていたのよ?」

腐川「あ…」

霧切「自分の部屋の鍵を持っていなかった私が、いったいどうやって自分の部屋に入れたのかしら?」

腐川「そ、それは…」

苗木(あれ?…)

舞園(いえ、今の霧切さんの話しは…)

舞園(どう言う事?本当に霧切さんが犯人なの?…)


1霧切の嘘を指摘しない
2霧切の嘘を指摘する


安価下
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/12(火) 01:01:21.05 ID:qQcJ1/ERO
1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/12(火) 01:28:59.93 ID:mgSqGUbt0
学級裁判場

苗木(霧切さんがどうしてこんな簡単な嘘を…そんなに追い詰められてるのか?…)

舞園(いや、霧切さんが犯人な訳が無い…)


霧切『…詳しい話は後でするわ。今はこの学級裁判を乗り切る事に集中しましょう』

霧切『恐らくここが、私にとって最大の正念場だから…』


舞園(……もしこの場に居たら俺君もそうした筈。なら、私も霧切さんを信じよう)グゥ

苗木(舞園さんも多分分かってて話さない…。だったら、ボクも彼女を信じよう)

腐川「ぐぬぬ…た、確かに部屋に入るのは無理ね…」

セレス「しかし霧切さん、わたくし達には全員アリバイがあります」

霧切「アリバイ?…」

セレス「植物庭園のスプリンクラーが朝の7時半に行われるのを知っていますね?」

霧切「ええ」

セレス「しかし、葉隠君と腐川さんがあの遺体を見つけた時…あの遺体は激しく炎上していました」

セレス「スプリンクラーを浴びていれば自動的に鎮火されていて、ああはなっていない筈…」

セレス「つまり、あの遺体を出火させた犯人は朝の7時半から遺体発見の9時までに放火したのです」

霧切「…ッ」

セレス「その時間はわたくし達は朝食会に出席していたわたくし達には物理的に考えてあの犯行は不可能だったのです」

朝日奈「で、でもさ7時半に揃ってた私とさくらちゃんと舞園ちゃんと苗木と石丸と不二咲ちゃんは無理だとしてもさ…」

朝日奈「遅れて来た人達には可能だったじゃないの?…」

セレス「いいえ。だとしてもあの遺体には倉庫にあった芝刈り機のガソリンをかけられてから火を放たれていました」

セレス「そして8時15分頃には霧切さん以外の全員が食堂に揃っていた…」

セレス「つまりわたくし達の誰かが犯行を行った場合は最低でも約1時間近く遺体は燃え続けていた事になります…」

セレス「身体中にガソリンを撒かれた人間が1時間も燃え続けるとどうなるか…あんな風に焼け焦げた皮膚すら残りません」

霧切「…ッ」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/12(火) 01:47:18.78 ID:mgSqGUbt0
学級裁判場

セレス「以上の事を考慮すると、わたくし達にはあの時間全員アリバイがあります」

山田「江ノ島盾子殿も霧切響子殿の部屋で身動きが取れないようにされていたんでしたっけ?…」

不二咲「うん。ベッドにくくりつけられて…」

セレス「この中でアリバイが無いのは、霧切さんのみなのです」

苗木「…いや、それは違うよ」

セレス「違う?何処が違うのですか苗木君?」

苗木「アリバイが無い人ならもう一人居るよね…」

セレス「そのもう一人とは?」

苗木「…。」

苗木「俺君…」

舞園「えっ…」

朝日奈「な、何言ってんの苗木!?」

霧切「…。」

セレス「…聞きましょうか」

苗木「仮に被害者が俺君じゃ無く、戦刃むくろだった場合は俺君にも犯行が可能だったと思うんだ…」

苗木「俺君が犯人だった場合は、霧切さんの部屋の鍵も持っていたし…霧切さんに罪を被せる事も出来る…」

大神「俺が江ノ島盾子を拘束して、戦刃むくろを殺害したと言うの?…」

苗木「いや、その可能性も考えられるって思ったんだ…」

セレス「俺君が戦刃むくろを黒幕だと勘違いして殺害したパターンですか…。確かに動機としては有り得る話しですが…」

舞園(ここに居ない俺君が真犯人説…)

舞園(霧切さんが犯人じゃ無いのなら、その可能性も否定はしきれないけど…)

舞園(そんな事ってあるのかな?…そもそも、ここに居ない俺君を犯人にするのって…)

舞園(でもこの中に犯人が居ないのなら、そのパターンしか無いの?…)

舞園(どっちなんだろ…)


1苗木君の言った俺君が犯人説に同意する
2…私は、犯人は俺君じゃ無いと思います


安価下
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/12(火) 02:02:43.17 ID:sI10X2Dw0
2
わからん
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 12:48:25.06 ID:wo9PIqngO
学級裁判場

舞園「…私は、犯人は俺君じゃ無いと思います」

苗木「舞園さん…」

舞園「だって、もし仮に俺君が犯人だとしたら…何か違和感があるんですよ」

苗木「違和感…」

山田「でもどちらにせよ、俺殿が生きているなら何故この場に居ないんでしょう?…」

舞園「それは…モノクマさんが何かやったんですよ。きっと!」

モノクマ「何でボクがあいつに何かやるんだよ。これまで校則違反以外でボクがお前等に手を出した事はあった?無かったよね?」

舞園「気持ちが変わったかもしれないじゃないですか!」

モノクマ「ナイナイ。確かにあいつはコロシアイを防ごうとちょこまか動きまくって目障りだったけどボクはあいつの事を殺して無いよ」

霧切「…!」

苗木「じゃあ俺君は何処に行ったんだよ!」

モノクマ「さっきも言ったでしょ?彼が死んでようと生きてようともうボクの管轄外。ボクから言えるのは彼奴がオマエラの前に現れる事は2度と無いって」

モノクマ「だからこの写真を立てたんじゃないか」

苗木「くっ…!」

霧切「そうね。今は俺君の事を話し合う場合じゃ無いわ」

苗木「で、でも…」

霧切「私達は今、あの遺体の犯人を見つける事が最優先の筈よ?」

苗木「…うん」

霧切「…それに、私も俺君が犯人の線は極めて低いと思う」

葉隠「霧切っちまでそう言うって事は何か明確な理由があるんか?」

霧切「ええ。思い返してみて」

霧切「サバイバルナイフは私の部屋から見つかったんでしょう?」

苗木「う、うん…」

霧切「それこそが俺君が犯人じゃ無いと示す証拠なのよ…」

舞園(サバイバルナイフが霧切さんの部屋にあった事が、俺君を犯人じゃ無いと示す証拠…)
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 13:10:28.69 ID:asL6dKGVO
学級裁判場

朝日奈「それ、どう言う事?…」

江ノ島「でもさぁ。あたしは俺に気絶させられたんだけど?」

江ノ島「そんな事されたんだから、あたしは犯人があいつ以外考えられないんだけど?」

霧切「だったら江ノ島さんは私の部屋に拘束されてから、何時に目を覚ましたのかしら?」

江ノ島「何時って…朝の7時のいつものアナウンスだけど?…」

霧切「そう…。なら仮に、もし俺君が犯人だとしたら、それ以降に私の部屋にナイフを置きに来たら江ノ島さんと会っている筈よね」

苗木「あ…」

江ノ島「はぁ?どう言う事よ」

霧切「遺体の出火があったのは私と俺君と江ノ島さん以外の皆んなが食堂に揃った8時15分以降…」

霧切「でもナイフが私の部屋に置かれて居たのは朝のモノクマアナウンスの前」

霧切「つまり凶器を私の部屋に置いたと言う事はあの遺体への犯行は朝の7時前には終わっているの」

霧切「俺君が犯人だとするのなら、彼にはそれ程時間の猶予があったのに自分の部屋にわざわざ手掛かりを置いたり証拠を残すような事を本当にするのかしら?」

朝日奈「まるで俺の事を疑えって言ってるような感じだね…」

霧切「そう。実際、この事件の真犯人の狙いは俺君に罪を被せる事にあった筈…」

舞園(良かった…。私は霧切さんと違って明確な証拠を持って無くて勘だったけど、やっぱり俺君は犯人の訳が無い…)

モノクマ「…。」
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 21:51:35.12 ID:UbjF9OVO0
学級裁判場

山田「しかし、俺殿でも無いとなるとこれでまた事件は振り出しですか…」

腐川「や、やっぱり霧切が犯人なのよ…!」

霧切「…。」

大神「しかし霧切は自分の部屋に入れなかった筈だぞ?…」

腐川「な、何かあるのよ霧切には!」

石丸「実際、皆んなで決めた朝食会にも出ずに何処に行ってたんだ!君は!?」

霧切「それは……言えない…」

石丸「い、言えないだと!?」

苗木(何処に居たかを話せば、実際にマスターキーを持っていたのが俺君では無く霧切さんだと黒幕には伝わってしまうから…)

苗木(クソッ、このままじゃ霧切さんがどんどん…)

不二咲「でも、死体発見アナウンスは聞こえてた筈だよね?どうして直ぐに出てこなかったの?…」

霧切「……。」

舞園(霧切さん…)

舞園「ちょ、ちょっと不二咲君!女の子には直ぐに出たくても出てこれない時があるんですよ!?」

不二咲「あっ…ご、ごめんなさい…」

霧切「…。」

朝日奈「霧切ちゃん!何か言い返してやりなよ!いつもみたいにさ!」

霧切「…ッ」

朝日奈「き、霧切…ちゃん?…」

霧切「私が処刑されたら…この学園の謎は明らかにならない…。だから、絶対にそうはさせない…」グッ

舞園(霧切さん…)

セレス「…。」

セレス「一つ、宜しいですか?」

舞園(セレスさん?…)
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 22:08:12.12 ID:UbjF9OVO0
学級裁判場

朝日奈「ど、どうしたのセレスちゃん?…」

セレス「学級裁判の件で、モノクマに聞きたい事があります」

モノクマ「何?ボクに?スリーサイズまでなら教えてあげられるよ」

セレス「この場に居るのは12人…もし投票が同数だった場合はどうなるのですか?」

モノクマ「同数だった場合はね。その中にクロが含まれていなかった場合はクロの勝利」

モノクマ「でも…もしその同数票にクロが含まれていた場合は間違えた奴等も全員お仕置きだね」

セレス「なるほど…それなら安心ですわね」

葉隠「え?待って、いったいどう言う事だべ?…」

モノクマ「つまり、クロと一緒に間違えた奴も処刑されるって事だね」

葉隠「なっ…!?」

苗木「そ、そんな…」

モノクマ「でもオマエラは今回もちゃんと一つの答えに辿り着いたじゃん。一番怪しいのは霧切さんだってさ」

霧切「ッ…」

モノクマ「だったらもうこれ以上の議論は必要無いよね」

モノクマ「時間も惜しいしそろそろ投票タイムに行っちゃっても良いんスか?」

苗木「ちょ、ちょっと待っ───」

セレス「わたくしはもう一人、怪しい人物が居ると思うのですが?」

苗木「えっ…」

霧切「…?」

江ノ島「もう一人怪しいって誰?…」

セレス「フッ…何を惚けてるんですか江ノ島さん?貴女の事です」

江ノ島「はぁ!?」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 22:30:08.99 ID:UbjF9OVO0
学級裁判場

江ノ島「な、何でアタシが怪しいんだよ!?アタシは首絞められて気絶して拘束されて被害者側だろうが!」

セレス「ええ。確かに客観的に見ればそうでしょうね」

江ノ島「客観的ってなんなのよ!?」

セレス「ですが舞園さん」

舞園「は、はい?…」

セレス「江ノ島さんは拘束された状態の時、手をどんな風に結ばれていましたか覚えていますか?」

舞園「え、えっと…確かこんな風に両手を前にして…」スッ

霧切「…!」

江ノ島「そ、それが何なの?別に普通でしょ?」

セレス「フッ、わたくしが何を言いたいのか分かりませんか?」

舞園「もしかして、自作自演?…」

セレス「そう。彼女が手を背後に拘束されていたのならこの可能性も考えられませんが、彼女の手は前にあったのです」

江ノ島「は、はぁ!?前にあったから自作自演を疑うとかやめてよ!?」

江ノ島「どうやってそんな風に自分を縛るのよ!?」

セレス「では説明しましょう。先ず自身の両手を使い自分の足をベッドに固定します」

セレス「次に自分の両手を歯を使って縛り上げるんです。拘束に使われていたのは延長コード」

セレス「コンセントの部分を上手く噛んだまま縛れば不可能ではありませんわ」

朝日奈「でも歯を使うって江ノ島ちゃんは口もガムテープで塞がれてたんだよ?…」

セレス「そんな物予め千切っておいたガムテープを床に置いておいて、最後に自分からそこに口を持って来れば後は勝手に付いてくれます」

江ノ島「ざけんな!万が一それが出来たとしても、アタシじゃ俺の部屋に行けないだろうが!」

苗木「それは違うよ!」

江ノ島「ああ?…苗木まで何が違うっての?言ってみろよ!」

苗木「江ノ島さんなら、俺君の部屋に行く必要が無いんだ…。霧切さんの部屋の中に居たんだから、鍵は自分で中から掛けられるから…」

苗木「江ノ島さんが犯人だったら、遺体を出火させるのも、密室のトリックの謎も、サバイバルナイフを霧切さんの部屋に置くのも全て可能なんだ」

373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 22:49:57.45 ID:UbjF9OVO0
学級裁判場

江ノ島「フン、馬鹿じゃないの苗木?」

苗木「えっ?…」

江ノ島「食堂には皆んな居たんでしょ?」

江ノ島「これが全てあたしの自作自演だとするなら、あたしが5階の遺体に出火してから、食堂の前を通って霧切の部屋に向かったら誰かしら気付くと思うんだけど?」

苗木「そ、それは…」

舞園(いえ、一瞬だけ皆んなの意識の逸れたタイミングがあった…)

舞園(モノクマさんが食堂に現れて、新たにコロシアイが起きた事を示唆したあの時なら…)

舞園(でも、それを指摘するとまるで江ノ島さんと黒幕が繋がっていた事が発覚する…)

舞園(何人かが知っていて、何人かは知らない情報…)

舞園(そして私達がこの情報を出せば、黒幕は大神さんの事も暴露してくる筈…)

大神「…。」

舞園(皆んなの中心的人物だった俺君が居ない今、それを暴露されてしまえば私達はたちまちお互いがお互いを信じれない疑心暗鬼に陥る…)

舞園(そうすればもう、仲間内でのコロシアイの連鎖は止まらない…)

舞園(折角俺君が、誰もコロシアイにならないように守って来たのは全て無駄になり必ず誰かが死ぬ…)

苗木(これでは、江ノ島さんの言葉を斬れない…)

苗木「…。」

江ノ島「ほら見ろ。誰も何も反論できないんじゃねーか」

苗木「くっ…」

江ノ島「やっぱり、怪しいのは霧切しかいないって」

霧切「…ッ」

モノクマ「はい、タイムアップです!」

舞園「え?…」

苗木「た、タイムアップって何だよ?…」

モノクマ「学級裁判は終わり!だからそれ以上は喋んなくていいよ!」

舞園「そんな…」

霧切「おかしいわ!!今まで、こんな事一度も…」

モノクマ「霧切さんが遅刻してきたせいでしょ?その為に時間がおしてるんだよ!」

霧切「ッ…」
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 23:13:28.77 ID:UbjF9OVO0
学級裁判場

モノクマ「投票タイムです。オマエラ、お手元のスイッチで投票してくださーい」

朝日奈「と、投票って未だ結論は…」

セレス「…まぁ、こうなれば2択ですわね」

苗木「そ、そんな…」

葉隠「嫌だぁぁっ!オレの占いは30%しか当たんねーんだ!」

舞園(霧切さんか江ノ島さん…)

霧切「ッ…」

江ノ島「…。」

セレス「フッ、最後は運ですか。まぁそれでも構いませんが…皆さん、自分の信じた方を選びましょう」ピッ

大神「正直私はどっちが犯人なのか今の議論では分からなかった…。だが、借りがある…」ピッ

モノクマ「ほら、他の人もさっさと投票しないとそいつもお仕置きを受ける事になるよ!」

舞園「…。」ゴクリ...

舞園(とりあえず私は霧切さんを信じて、江ノ島さんに…)スッ

舞園(…いや、落ち着いて私)

舞園(多分、今回の学級裁判の皆んなの発言の流れ的に…)

舞園(霧切さんに投票するのは江ノ島さん、腐川さん、山田君、石丸君、葉隠君、不二咲君の6票…)

舞園(対して多分江ノ島さんに投票するのは霧切さん、苗木君、セレスさん、朝日奈さん…)

舞園(大神さんも江ノ島さんに借りを作ってるとは思えないし、多分霧切さん側の人間…)

舞園(これで私が江ノ島さんに投票すれば6対6の同票で、少なくともどっちか半分は死ぬ…)

舞園(つまり、多数決な時点でこの裁判には霧切さんに勝ち目が無い…。だとしたら私の1票って物凄く大切なんじゃ?…)

舞園「そもそも、この裁判はおかしくないですか!?」

モノクマ「はぁ?」

舞園「何でこんな被害者すら定かじゃ無いまま、学級裁判をさせられなきゃいけないんですか?」

舞園「この裁判は何かきっと黒幕が仕組んでるんですよ!」

モノクマ「はぁ?舞園さんこそ何か企んでるんじゃ無いの?」

舞園「えっ…?」

モノクマ「ほら、犯人はよく喋るって言うしさ。あ、それだといつもの5倍は喋ってた霧切さんが犯人か。うぷぷぷぷ」

霧切「ッ…」

舞園(やっぱり黒幕の狙いは霧切さんなんだ…。でも、もう反撃の手段は…)


1でもここは確実に生き延びる為に霧切さんに投票する
2同数にならない奇跡を信じて江ノ島さんに投票する
3…実は自分が犯人だと言う
4苗木君の幸運を信じて罪を押し付ける


安価下
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/13(水) 23:18:39.18 ID:VOVWJJk3O
4
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 23:23:34.27 ID:UbjF9OVO0
5.5章END
巻き戻し権利を@19

1使用する
2このまま最終章へ行く

安価下
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 23:24:02.89 ID:UbjF9OVO0
ミス
5.5章END
巻き戻し権利を@1

1使用する
2このまま最終章へ行く

安価下
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/13(水) 23:46:25.29 ID:kjBL/lRDO
1
わからんのでラストの違いくらいは聞いておくべきか?
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/13(水) 23:56:18.96 ID:UbjF9OVO0
巻き戻し権利を使用します
指定があった場所から再開(それまでに質問あれば答えます
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 00:21:18.74 ID:IiBx6sRgO
>>374
これの違いは何?
最終章を進めるにあたっておすすめとかある?
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 12:46:40.19 ID:PrfgaAmdO
>>380
霧切が確定お仕置き(コンマで霧切死亡、霧切死んだ場合ハーレム関係も無くなる)
江ノ島がコンマ次第でお仕置き(2連コンマでどちらか片方でも失敗すると霧切側全滅だが、残姉も抱きたいならもうこれしか無い)
舞園がお仕置き(コンマで舞園死亡、生き残れば舞園好感度12に)
苗木お仕置きだが確実に生き残る
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 12:58:47.89 ID:PrfgaAmdO
1だと霧切がもし生き残れば霧切の好感度も12に上がります
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 13:18:29.43 ID:o2NY9+IM0
参考までにコンマ要求ってどんなもんですかね
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 15:13:42.35 ID:YA1I2wMdO
>>383
80
40、40
70
0
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 18:54:14.31 ID:huGfKXPBO
374
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 19:43:15.51 ID:JpWwyOM80
undefined
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 19:49:29.89 ID:JpWwyOM80
学級裁判場

舞園(とりあえず私は霧切さんを信じて、江ノ島さんに…)スッ

舞園(…いや、落ち着いて私)

舞園(多分、今回の学級裁判の皆んなの発言の流れ的に…)

舞園(霧切さんに投票するのは江ノ島さん、腐川さん、山田君、石丸君、葉隠君、不二咲君の6票…)

舞園(対して多分江ノ島さんに投票するのは霧切さん、苗木君、セレスさん、朝日奈さん…)

舞園(大神さんも江ノ島さんに借りを作ってるとは思えないし、多分霧切さん側の人間…)

舞園(これで私が江ノ島さんに投票すれば6対6の同票で、少なくともどっちか半分は死ぬ…)

舞園(つまり、多数決な時点でこの裁判には霧切さんに勝ち目が無い…。だとしたら私の1票って物凄く大切なんじゃ?…)

舞園「そもそも、この裁判はおかしくないですか!?」

モノクマ「はぁ?」

舞園「何でこんな被害者すら定かじゃ無いまま、学級裁判をさせられなきゃいけないんですか?」

舞園「この裁判は何かきっと黒幕が仕組んでるんですよ!」

モノクマ「はぁ?舞園さんこそ何か企んでるんじゃ無いの?」

舞園「えっ…?」

モノクマ「ほら、犯人はよく喋るって言うしさ。あ、それだといつもの5倍は喋ってた霧切さんが犯人か。うぷぷぷぷ」

霧切「ッ…」

舞園(やっぱり黒幕の狙いは霧切さんなんだ…。でも、もう反撃の手段は…)


1でもここは確実に生き延びる為に霧切さんに投票する
2同数にならない奇跡を信じて江ノ島さんに投票する
3…実は自分が犯人だと言う
4苗木君の幸運を信じて罪を押し付ける


安価下
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 20:16:41.52 ID:PsuSzt/1o
2
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/14(木) 23:11:42.87 ID:JpWwyOM80
学級裁判場

舞園(……でも、私は嘘はつきたくない)

舞園(自分にも他の仲間にも……)

舞園(誰かの死を犠牲に生き残るなんて…それは私の望みじゃ無い…)

舞園(だから…)ピッ

モノクマ「ふむ、どうやら無事に全員の投票したみたいだね」

舞園「…。」ゴクリ...

霧切「…。」

江ノ島「…。」

モノクマ「では、張り切っていきましょう!」

スロット「」グルグル...





ゴミ山

俺「」

俺「うっ…」


コンマ下二桁
31以上俺はいつの間にかちゃんと服を着ていて更に食べ物と飲み物も一緒に捨てられていた
30以下俺は裸のまま、そのまま捨てられていた…


安価下
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 23:21:19.79 ID:yJnWS4djO
南無三
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/16(土) 22:27:23.24 ID:kejgdZbZ0
巻き戻し権利が無いのでそのまま最終章へ
屋上

俺(俺達の1学年上の先輩…超高校級のゲーマーであり、ゲーム友達の七海さんから能力で死の前兆を感じた俺は、霧切さんに協力して貰ってとある人を探していた)

俺「見つかったは良いけど…学園の外か…」

霧切「学園の外は生徒方で起きた例の事件で、予備学科生のデモで溢れてるわ」

俺「はぁ…」チラッ


校門の外「大量の予備学科生達「「何が希望の学園だー!?私達は金蔓じゃ無いわよーっ!!こんなの詐欺じゃねえか!!」」」



俺「才能が無いって言うのは、俺達と違って自分自身の選択で自由な未来を選択出来るって事だ。それって羨ましい事だと思うけどな…」

霧切「…。」

俺「フッ、まぁ予備学科生とほぼ変わらない俺が言ったって説得力なんか無いんだけど」

霧切「そうやって、また話を逸らす気かしら?」

俺「うっ…」

霧切「俺君は私に嘘をつく時、目線を離すから分かりやすいのよ」

俺「…そうやって丁寧に教えてくれるって事は、次回からはその癖を治してくるかもしれないぞ?」

霧切「別に構わないわ。私はこれの他にも5つ程、貴方が嘘をついた時にいつもと違う特徴が出る所を知ってるもの」

俺(俺自身よりも俺の事に詳しいじゃん…)
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/16(土) 22:32:49.41 ID:kejgdZbZ0
屋上

霧切「分かってるの?こんな時に本科の私達が外に出て、もし彼等に見つかればタダじゃ済まないわよ?」

俺「…。」

俺「そんな事は分かってる…。でも、死んでほしく無いんだ…」

霧切「何故?彼女とは偶に一緒にゲームをするくらいの人なんでしょ?」

俺「…何で霧切さんが七海さんとの事を知ってるのかは深く聞かないでおくとして」

俺「偶に一緒にゲームをするだけの仲でも…俺にとってはもう、彼女も大切な友人の一人なんだ」

霧切「…。」

俺「だから俺は学園の外へ出るよ。助ける為にも、必ず必要になる筈だから…やれる事があるのに、諦めたくは無いんだ」

霧切「そう…。だったら私も行くわ」

俺「えっ?」

霧切「こんな時の俺君は一度言い出したら人の意見なんて聞かないのを知ってるから」

俺「い、いや…だけど…」

霧切「私が俺君よりも強いのを知ってるでしょ?」

俺「それは…知ってるけど…」

霧切「私達はパートナーなんでしょ?私達は何があってもお互いを信じる。一連托生だって言ったのは俺君だったわよね?」

霧切「だったら俺君も私を信じるべきでしょう?」

俺「ごめん…。そうだった、手を貸して欲しい霧切さん」小指「」スッ

霧切「…当たり前でしょ?//」小指「」スッ

俺小指「」霧切小指

俺(こうして、俺達は希望ヶ峰学園が不穏な状態の中…深夜こっそり学園から抜け出してとある人の所へ必要な物を取りに来ていた)



俺「元超高校級の薬剤師の忌村静子さん。どうか俺に力を貸して下さい」

忌村「…。」
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 00:10:04.08 ID:dNTupDD20
地下研究室

忌村「よくここの研究室が…分かったわね?…」

俺「彼女は探偵で、こう言う事を調べるのは得意なんです」

霧切「…。」

忌村「そう。彼女は君の…クラスメイト?…」

俺「あ、えっと…その…彼女は俺の恋人です//」

忌村「恋人!?」

俺「え、ええ…///」

忌村「…。」

霧切「すみません。何か気に障りましたか?」

俺「えっ?…」

霧切「明らかに怪訝そうな雰囲気に変わったので」

忌村「あぁ、いいえ…ごめんなさい…。昔の…裏切り者を思い出して…」

俺「う、裏切り者!?」

忌村「ううん。貴方達には…関係無いわね…」

忌村「それで…どうして私の蘇生薬が必要なの?…」

俺「友達を助ける為です」

忌村「と、友達!?!?」

俺「えっ…?」

霧切「…。」

俺(なんか恋人って言った時よりも地雷感じが…)

忌村「フン…と、友達を助けるなんて…辞めておきなさい」

俺「へ?…」

忌村「友達だと思ってるのは…きっと貴方の方だけ…」

忌村「きっと貴方も利用されるだけされて…最後はどうせ捨てられるだけよ…」

霧切「…。」

俺「…別にそれでも、俺は構いません」

忌村「えっ?…」
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 00:10:57.95 ID:dNTupDD20
地下研究室

俺「俺自身が助けたいと思うから助けるんだ。最初からそこに何の見返りも求めてない…」

忌村「ッ…」

俺「でも、それが友達でしょう?」

忌村「く、口では…何とでも言えるわ…」

俺「じゃあどうやったら…?」

忌村「本当に…友達を助けたいと言うのならこれを…飲んでみて」薬品「」スッ

俺「これは?」

忌村「蘇生薬の試作品…。余程運が良く無いと多分、失明する…」

俺&霧切「「え…」」

忌村「友達の命を助けたいのなら…これくらいできるでしょ?…」

霧切「お、俺君…」

忌村「一生を…かけられるの?…」

俺「いいや、飲むよ」キュポッ

霧切「あ…」

忌村「…!」

俺「…他人の事を助ける大変さは、俺が誰よりも知ってる筈だから」

霧切「ぁ…」

忌村「え…」

俺「それに代わりに俺の命をかける訳じゃ無いんだろ?光を失うくらいで大切な人を助けれられるなら安いもんだ」ゴクッゴクッ

忌村「…。」

俺「ふう…」

霧切「な、何とも無いの?…」

俺「ああ。運が良かったのかな?」

霧切「…。」

忌村「……そう、分かったわ。これを…持って行きなさい」スッ

俺「あ…」

忌村「貴方達の欲しがってる…蘇生薬よ…」

俺「え?いいんですか?…」

忌村「蘇生薬と言っても…身体の回復力を活性化させるだけだから、完全に死亡すると効果が無くなる…」

忌村「その前なら、数時間以内に…病院へ連れて行ったら助かる…」

俺「あ、ありがとう忌村先輩。それで十分ですよ」

忌村「…ただ、死の間際にかけつけられる程世界は簡単じゃ無い。無駄になる可能性だってあるわ」

俺「だとしても間に合わせますよ。必ず俺は彼女を助けます」

忌村「…。」
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 00:12:16.53 ID:dNTupDD20
地下研究室

俺「あ、そうだ。もし今後、忌村先輩が困った事があったら何でも俺を頼って下さい」

忌村「え?…」

俺「先輩にはこれだけ助けられたのに、俺の方が何もしないなんてそれは駄目だと思うんで」

忌村「別に…して欲しい事なんか何も…」

俺「何言ってんスか先輩。もう俺達、友達っスよ」

忌村「あ…」

俺「なんか困った事あったら、俺に何で…m…」ギュルルルルッ

俺「!?!?!?」ゴロロロ...

俺「せ、先輩…すみません。ちょっと、トイレ借ります…」

忌村「そこ真っ直ぐ行って…右の扉…」

俺「う、ウス…」フラフラ

扉「」バタンッ

忌村「…。」

霧切「…さっきの貴女の渡した薬は、失明する薬じゃ無く下剤かしら?」

忌村「よく…分かったわね…」

霧切「薬を飲んで数分後に急にあんな腹を壊せば簡単に思いつきますよ…」

忌村「大丈夫…効果はかなり弱い物だから…」

霧切「はぁ…。まぁ、アレで失明するよりはマシね…」

忌村「彼の事が大事…なのね…」

霧切「…違います。彼は、パートナーとして…//」

忌村「一つ…教えて貰える?」

霧切「はい?」

忌村「彼の超高校級の才能って…?」

霧切「彼は超高校級の……」

忌村「えっ…?フッ…そう言う事だったの…」

霧切「ビックリするでしょう?」

忌村「ええ…。でも、確かにその才能ならピッタリなのかもしれないわね…」
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 00:53:23.63 ID:dNTupDD20
ビルの屋上

俺(あの後、希望ヶ峰学園に急いで戻ろうとした俺達はデモを起こしている予備学科生に見つかり追い詰められたが…)

崩壊した都市「」
ビル「」

ビル「鉄柵の外「」」俺&女の子「」プラ-ン...

俺「くっ…ぅ…。ぐっ…手を、離すな…」ガシッ

霧切「…俺君。もういいわ」

俺「…!」

霧切「このままでは2人とも落ちてしまう…。この手を離して、せめて貴方だけでも生きて…」

俺「そんな事、駄目だ…!」

霧切「…俺君、冷静になって考えて。ここで私達2人が死ねば、人類にとって大きな損失を齎す事になる。でもせめて、片方だけで生き延びれば…」

俺「ッ…」

俺手「女の子手「黒い手袋「」」 グッ

霧切「ぁ…」

俺「なぁ、一連托生って…言ったよな…?君が死ぬのなら、俺もここで死ぬ!!」

霧切「俺君…」

俺「ハァ…だが俺は、未だ響子とやり残した事がある…」ググッ

霧切「…。」

俺「人類の損失とか、そんな事はどうでもいい…」

俺「俺はもっとデートも行きたいし…キスやエッチもし足りない…。子供も欲しいし、それから先も…」俺筋肉「」グンッ

霧切「…!」

俺「だから…!おおおおおおおっ!!」ブワッ

崖「霧切手「」」ガシッ

俺「ハァ…ハァ…」

霧切「俺…君……」

俺「俺が…しつこい男なのは…ハァ…知ってるだろ?…」

霧切「…ええ。そうだったわね」フッ

霧切(だからこそ、私は貴方に……)

俺筋肉「」

霧切(それよりも俺君。普段よりも筋肉が付いてない?…片手で私を掬い上げる程筋肉はあったかしら?…)
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 01:27:13.92 ID:dNTupDD20
お仕置き場

七海身体「穴だらけ「」」

七海「ハァ…ハァ……」ドクドク...

カムクラ「…。」

七海「やっぱ…駄目だね…。日向君の…助けには…」

七海「ごめ…んね…」ドクドク...

カムクラ「こんな状況になっても貴方は誰かを守ろうとするんですか…」

七海「だって…私は…皆んなが…好き…なんだもん…うっ…」ブシャッ

七海「嫌だ…。死にたく…無いよ…」ドクドク...

カムクラ「…。」

七海「私…未だやりたい事が……皆んなと…クラスメイトで…居たかったよ…」ポロポロ...

七海「も…もう一回…。俺君と……日向君とも……ゲーム…したかった……よ…」ドクドク...

七海手「」スッ

カムクラ「…。」

七海手「俺手」ガシッ

七海「ぁ……」チラッ

俺「未だ、G級をクリアして無いだろ?」ギュツ

七海「俺……君……?」

カムクラ「貴方は…確か1年の…」

俺「さぁ七海さん。これを飲んでくれ」スッ

七海「ぅ…」トクトク...

七海身体「」

俺(ここで彼女に何があったか分からないが、身体中の傷が酷過ぎる…。デモを起こしてる予備学科生にでもやられたのか?…)

七海「俺……君……わた……し…」

俺「大丈夫。希望が未だ失われてない限り必ず助かる。だから今は楽にするんだ」

七海「本…当?…」

俺「ああ。そして次に起きたら、一緒にG級行こう」コクッ

七海「う…ん…」ポロポロ...

七海手「俺手「」」ギュッ

俺「…。」グッ

七海「」

俺「…君が七海と知り合いの日向…先輩か?」

カムクラ「いいえ…。それは記憶の無くなる以前の名前。僕はカムクライズルです…」

俺「カムクラ…イズル…?」

カムクラ「…。」
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 01:38:49.20 ID:dNTupDD20
ゴミ山

俺「う…」パチリッ

俺(夢か?…にしてへ随分と長い間、夢を見ていた気がする…)

俺(てかここ…)

俺「廃ベッド「」」ムクリッ
大量のゴミ「」

俺「…。」

俺「何で俺、こんな所に?…」


江ノ島『御名答。私こそが貴方達の探し求めていた黒幕…超高校級の絶望』

江ノ島『江ノ島、盾子ちゃーん!』



俺「そうだ俺…黒幕の彼奴とセックスさせられた結果、逆に精を全て吸い取られて敗北して…」

俺「ま、マズイ!皆んなを助けに行かないと!」スクッ

大きな頑丈な扉「」

俺「な、何だこの扉…鍵がかかってる…」

俺(しかもめちゃくちゃ頑丈な鍵だ…)

俺(しかし、他に出口は無さそうだし……いや、探すだけ探してみよう)

───
──



俺(結局、この鍵のかかった扉以外出口は無さそうだった)

俺「こっちからは出られない…。余計なエネルギーを消費せず、助けが来るまで待つしか無いのか…」

俺(その後、俺は約1日ここで待ち続けた。すると…)


コンマ下二桁
41以上上から江ノ島?が降ってきた
40以下上から霧切の手袋が降って来た


安価下
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/17(日) 02:03:19.11 ID:Fwcb0yO9o
キュイン!
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/17(日) 06:14:02.67 ID:dNTupDD20
コンマ11

1残姉を強引に説得して抱く所まで確定
2巻き戻し+2

安価下
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/17(日) 08:31:32.31 ID:Fwcb0yO9o
1
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/17(日) 12:11:01.04 ID:ykYq6F2dO
さて残姉はどこまで協力してくれるようになるのか
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 00:45:06.53 ID:apmxPaFi0
ゴミ山

俺(ここから自力での脱出は不可能そうだった。しかし、俺は未だこの現状に絶望した訳じゃ無かった)

俺(俺には仲間が居る…。必ず、霧切さんや舞園さんが真実に辿り着いて助けに来てくれると信じていたから…)

キイイ...

俺「うん?」

俺(なんか上の方から物音が…)

俺「もしかして助けが?…」

黒板「」ヒュ-ン...ドス-ン!!

俺「うわっ!?な、何だ!?」

ゴミ山「椅子「」」ドサアッ!!

俺「い、いったい何が…?」

江ノ島「ッ…死ななかった?…」ムクリッ

俺「あ…」

江ノ島「あれ?俺く……いや、俺…」

俺「江ノ島さん……じゃ無い…」

俺「君は戦刃むくろの方か…」

江ノ島「えっ!?な、何言って…な、何であたしがそんな訳分からない名前なの!?」

俺「…とぼけるのはもういいよ。俺は戦刃むくろの事を知ってる」

江ノ島?「…。」

俺「本物の…そして黒幕の江ノ島盾子とセックスしたんだ…。君は本物の江ノ島さんじゃ無い…」

俺「となると、残る可能性は戦刃むくろだけだ…」

江ノ島?「……そっか。気付いてたんだね俺君」

顔「」ビリッ

戦刃「そう…。私は17人目の高校生、戦刃むくろ…」

俺(気付いていた訳じゃ無いが、やっぱりそうだったか…)
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 01:12:57.48 ID:apmxPaFi0
ゴミ山

俺(俺は江ノ島盾子に敗北してここへ捨てられた後、学級裁判があった事を聞いた)

俺(…しかし、霧切さんと舞園さんの活躍により俺を被害者もしくは犯人に仕立て上げる計画は失敗したらしい)

俺(そして、突如として告げられたタイムアップによりその身元不明のクロを選ばないといけなくなったが…)

俺「何で戦刃さんは自分で自分に投票したんだ?…」

戦刃「犯人が分からなかったのもあるし…霧切さんが犯人じゃ無いのは知ってたから…」

俺「…だから自分に投票したの?」

戦刃「う、うん…」

俺「…。」

俺(…いや、分からないな。聞いた感じ黒幕…江ノ島盾子は霧切さんを犯人に仕立て上げて殺す気だった)

俺(しかし、それがなぜ戦刃さんがお仕置きを受ける事になるんだ?…彼女は江ノ島さんの内通者なんだろ?…)

戦刃「もしかしたら私がクロになった場合は、見逃してくれるかと思ったけど…」

俺「お仕置きはキッチリ行われた…」

戦刃「うん…」

俺「多分、戦刃さんの裏切りがバレてたんじゃ無いかな?…」

戦刃「え?…」

俺「だって黒幕は俺をここへ捨てようとしたのに、このベッドも、パンも飲み物も一緒に捨ててくれたの戦刃さんなんだろ?」

ベッド「」
パン「」
水「」

戦刃「そ、それは…」

俺「お陰で俺はここで快適とまではいかないが、耐えて生きる事が出来てる」

俺「江ノ島盾子はそんな事命令して無いんだろ?」

戦刃「でも、俺君を殺せとも言われて無かったし…」

俺(…殺せって言われて無かったから殺さない…むしろ生きる手助けをするってなんだそれ…)

俺「何と無く戦刃さんが切られた理由が分かる気がする…」

戦刃「えっ!?どうして?」

俺「いや、だって……言い方悪いけど、色々残念過ぎると言うか…」

戦刃「そ、そんな事あり得ないよ!盾子ちゃんの姉なんだよ私は!姉を殺すなんて…」

俺「えっ?姉?…」

戦刃「あっ…」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 01:27:20.79 ID:apmxPaFi0
ゴミ山

戦刃「とにかく!私は盾子ちゃんに切られてないよ!///」

俺「…。」

俺(彼女…口も軽いし、江ノ島盾子的に邪魔だったんだろうな…)

俺(勝手な事するし、邪魔だったから学級裁判と言う正当な理由で殺せるなら殺してしまえって…)

俺(でも待てよ、これだけ残念なら逆に押せば…)

戦刃「そうだ!盾子ちゃんは私がお仕置きに選ばれたから生かしたんだよ!」

戦刃「うん!そうに違いない!全部自作自演だったんだ!」

俺「いいや、それは違うな」

戦刃「え?何が違うの?…」

俺「アルターエゴがウイルスを仕掛けて無いと戦刃さんは間違い無く殺されてたよ…」

戦刃「そ、そんな訳…」

俺「でも俺は戦刃さんが生きてくれて良かったと思ってるよ」

戦刃「え?どうして?…///」

俺「結局戦刃さんとだけは恋人らしい事…セックス出来なかったからさ」

戦刃「それは罠だって盾子ちゃんが…」

俺「それは違うよ!」

戦刃「ええっ!?///」

俺「言っただろ?俺は戦刃さんの部屋を訪れる前にはもう戦刃むくろの事は知っていた」

俺「つまり、本当は俺はあの時江ノ島さんとじゃ無く君とセックスしたかったんだよ!」戦刃手「」ガシッ

戦刃「う、嘘だよ…?///」

俺「嘘じゃ無い。嘘だと思うのなら本当だとそれを証明したって良い」チラッ

戦刃「あ…//」

廃ベッド「」

俺(…勿論、彼女が戦刃むくろだと知ったのは今が初めてだし色々と嘘をついてるがこうなれば強引に行くしか無い)

俺(黒幕の姉の彼女は色々抜けているが故にこちら側に引き込む事は可能な気がする)

俺(もし彼女が仲間になってくれれば、俺にとって大きなアドバンテージになる筈…)


コンマ下二桁
00俺は戦刃を完全に希望堕ちさせた(戦刃好感度11に上昇、アイテム入手)
41以上俺は戦刃に希望を注入した(戦刃好感度10に上昇)
40以下俺は戦刃とセックスしたが、江ノ島盾子とヤッたせいか妙な物足らなさがたった…(戦刃好感度9に上昇)

安価下
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 01:34:29.36 ID:C62Clvh1o
キュイン!
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 07:43:07.71 ID:apmxPaFi0
巻き戻し権利を使用して振り直しますか?

1使用する
2このまま行く(裁判パートへ行く為残りコンマ判定ありません)

安価下
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 08:18:20.79 ID:C62Clvh1o
1
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 09:25:53.81 ID:apmxPaFi0
振り直し

コンマ下二桁
00俺は戦刃を完全に希望堕ちさせた(戦刃好感度11に上昇、アイテム入手)
31以上俺は戦刃に希望を注入した(戦刃好感度10に上昇)
30以下俺は戦刃とセックスしたが、江ノ島盾子とヤッたせいか妙な物足らなさがたった…(戦刃好感度9に上昇)

安価下
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 09:37:22.45 ID:kQQ2+zZFo
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 22:00:26.27 ID:apmxPaFi0
すみませんこれだとあまり直前のゾロ目恩恵ほぼ無いので判定を変えます


コンマ下二桁
81以上残姉を攻略してる最中に霧切+舞園が降って来て…(下+30)
41〜80残姉を攻略してる最中に霧切も降って来て…(下+20)
40以下俺はソロで戦刃むくろ攻略に入った

安価下


コンマ下二桁
00俺は戦刃を完全に希望堕ちさせた(戦刃好感度11に上昇、アイテム入手)
41以上俺は戦刃に希望を注入した(戦刃好感度10に上昇)
40以下俺は戦刃とセックスしたが、江ノ島盾子とヤッたせいか妙な物足らなさがたった…(戦刃好感度9に上昇)

安価下2
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 22:12:38.02 ID:EIIHcZXhO
おちろー
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 22:22:22.83 ID:TeMcKFhxo
死んだ
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/20(水) 22:32:13.63 ID:apmxPaFi0
巻き戻し分1回振り直し可能

1振り直す
2このまま行く

安価下
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 23:47:55.00 ID:uWZdv3LxO
1
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/21(木) 00:56:24.90 ID:gtr7lapx0
振り直し


コンマ下二桁
71以上残姉を攻略してる最中に霧切+舞園が降って来て…(下+30)
31〜70残姉を攻略してる最中に霧切も降って来て…(下+20)
30以下俺はソロで戦刃むくろ攻略に入った

安価下


コンマ下二桁
00俺は戦刃を完全に希望堕ちさせた(戦刃好感度11に上昇、アイテム入手)
41以上俺は戦刃に希望を注入した(戦刃好感度10に上昇)
40以下俺は戦刃とセックスしたが、江ノ島盾子とヤッたせいか妙な物足らなさがたった…(戦刃好感度9に上昇)

安価下2
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/21(木) 00:59:29.33 ID:gRUP2H1v0
はい
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/21(木) 01:03:46.70 ID:R4ZsR48Jo
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/21(木) 01:04:49.74 ID:6Kxb7YFHO
いけるやん
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/11/21(木) 01:25:06.93 ID:gtr7lapx0
どっちもゾロ目


コンマ下二桁
81以上どっちも好感度12に
21〜80霧切好感度12に
20以下舞園好感度12に

安価下
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/21(木) 01:45:51.56 ID:aUq1N+sGO
いけ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/11/28(木) 12:08:13.97 ID:MYxLmAllO
飽きてて草
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/12/01(日) 16:47:49.34 ID:FiKJJPhP0
またいつものか
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/12/01(日) 19:35:20.05 ID:eIUIOPVT0
どうせこうなるから1スレしか真面目に参加しなかった
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/12/02(月) 12:12:29.14 ID:fVUurzZ2O
安価で決まったSAOをすぐ終わるからって理由でダンロンを始めたんだから飽きるわけないだろww
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/12/02(月) 18:19:12.92 ID:z4BnsKWwO
次回作どこ?
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/12/04(水) 11:42:31.10 ID:f5aanVClo
ぶっちゃけ読んでないけどコンマだけは運試しでやってたから残念だわ
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/12/11(水) 12:34:01.79 ID:vYYGtA9GO
エタッタか
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