【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2

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209 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 19:26:44.33 ID:XNkgZY8f0
テスト
210 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 19:27:36.28 ID:XNkgZY8f0
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――――

――

アオゾラ「……あ」

ユメノツキ「ちょっと?アオゾラさんどこに行くんですか?」

ふらふらと何かに引き寄せられるようにアオゾラさんがどこかに向かう。違いますよ?そっちの方向には目的のハチミーショップはありませんよ……!

……ふらふらとアオゾラさんが向かった先は公園でした。そしてそこには……。

アオゾラ「にゃー」

ユメノツキ「……」

……猫が一匹いました。ボクたちが近づいても逃げる様子はなく、だいぶ人馴れしている子のようでした。

アオゾラさんはこの猫に会うためにこの公園に……?あの場所からこの公園まではそこそこ距離がありますけど。

アオゾラ「んみゃ、んみゃみゃ。にゃうにゃうにゃ〜?」

とても手慣れた様子でその猫と戯れるアオゾラさん。そしてどこからか猫じゃらしを取り出して、また戯れる。

……なんですかその猫語?変に甘ったるい声で。

アオゾラ「……ん」

ユメノツキ「え、な、なんですか?」

アオゾラ「ユメノツキさんも、ほら。にゃにゃにゃ〜って」

……ボ、ボクにもそんな声で猫と遊べと?その猫じゃらしで?三冠ウマ娘のボクが?

ユメノツキ「やりませんよ、そんなバカみたいな」

アオゾラ「ん」

ユメノツキ「やりませんって言ってますよね?」

アオゾラ「……」
211 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 19:28:45.87 ID:XNkgZY8f0
ユメノツキ「なんですかその表情?やりませんから。それに大体、ボクそういう動物あんま好きじゃないんです」

なんというか……何考えてるかよくわかんないですし、なんか下に見られてる気がするんですよね。

アオゾラ「……付き合いが悪いですにゃ〜?」

ユメノツキ「はぁ!?」

ちょ……っ。な、なんですか???別に悪くないですけど?ただちょっと嫌なだけなんですけど???

ユメノツキ「三冠ウマ娘は猫なんかにそんなバカなことしませんけど?」

アオゾラ「……私の思う三冠ウマ娘はそういうこともすると思いますけどね。にゃんにゃん」

なんですかそれ?はぁ……三冠ウマ娘の何を知っているんでしょうかこの人は。

アオゾラ「うにゃうにゃ」

はぁ、相変わらず掴みどころがない人ですね。ボクのファンだというならもう少しこう……尊敬とかしても良いんじゃないですか?それともあれですか、ちょっと恥ずかしくてそういう態度をとっているだけですか?好きな子にいたずらしちゃうみたいな。

アオゾラ「……あっ、服に毛が付いちゃう……」

ユメノツキ「…………は?」

……猫が、まるでよじ登るみたいに。アオゾラさんの胸に引っ付いて、もがもがともがいて……は?なに、なっ……?揺れすご……。

…………。

ユメノツキ「帰ります」

アオゾラ「あっ……ごめんね、また遊ぼうね。バイバイ」

ユメノツキさん、どうしたんですか?……どうしたんですかじゃないですよ???こっちが聞きたいですよそんなこと!

あーそんな無駄なものをアピールして大層なことですね!ウマ娘にそんなもの必要ないですけど!?!?あー!?!?!?
212 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 19:42:03.61 ID:XNkgZY8f0
オウカ「――どうもこんにちは!ユメちゃんのトレーナーさん!!!」

『うおっ!?びっくりした……!』

驚かせてしまってすみません!驚かせるつもりはなかったのですが……と、たははと笑いながら喋るのはユメノツキの親戚の三冠ウマ娘――オウカソウジョウだった。

月のように輝く芦毛に、太陽のような明るい笑顔の彼女――こんなウマ娘が、自分の担当ウマ娘のお姉ちゃんみたいな存在だということが今でも信じられない。

正直、もっと色々躾けて欲しかった。

オウカ「どうですか?ユメちゃんはちゃんとトレーニングとかしてます?あの子自分に正直な子なので、トレーニングとかすぐ放り投げちゃいますよね?」

『……そうですね。彼女のために一晩考えたトレーニングが速攻で却下されたときはどうしてやろうかとも思いましたね」

オウカ「はわ、はわわ……!だ、ダメですよ暴力は!!!この三!冠!ウマ娘の私が!そういうのは見逃しません!」

『いやいや、実際にはやりませんよ……多分』

デコピンくらいは許して欲しいけど……まあ、きっと大丈夫だろ。

オウカ「……でもそうですか。トレーナーさん、ちゃんとやってくれてるんですね」

『……?どういうことですか?』

オウカ「ほら、ユメちゃんって……ちょーっとお口が悪いし、敵を作りやすいと言いますか、嫌われちゃいそうな言動ばっかりする……わけではないんですけど!」

『ああ、はいはい。言いたいことは分かりますよ』

……普通なら見放してしまう、そもそも彼女が見放されるそんなウマ娘。実力は申し分ないが……いかんせん彼女の"三冠ウマ娘"には普通のトレーナーは脚切りされてしまう。
213 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 19:42:45.21 ID:XNkgZY8f0
『……正直、これは自分の役目だと思っています』

オウカ「役目ですか?」

『彼女に他のトレーナーと比べてマシだと言われたあの日から、オウカさんによろしくお願いしますとお願いされたあの日から……初めて彼女の走りを見た、あの日から――なんでしょうかね』

新人トレーナーであるはずの俺が――彼女のトレーナーになることは、そういう運命だったように感じるんです、と。オウカさんに向けて語る。

『だいぶ自分勝手な気がしますけどね……でもまあ、彼女のためにトレーニング考えたり他のウマ娘の調査をするのは、トレーナーとしてのレベルアップにも繋がって――オウカさん?」

オウカ「――あはは!なんだ、トレーナーさんぴったりじゃないですか!ちょっと真面目過ぎる気もしますけど!うんうん、やっぱり三!冠!ウマ娘!であるこの私の審美眼は間違ってないようですね!」

ドヤ顔で胸を張る彼女、何がなんだか分からず呆然としてしまっていると……オウカさんは、またにっこりと笑って。

オウカ「いっちゃなんですけど、ユメちゃんのトレーナーさんは貴方みたいに真面目で――自分に正直な人がぴったりだと思うんです。ですから、これからもひたむきにユメちゃんと付き合ってくださいね?」

――あ、これは三冠ウマ娘としてじゃなく――親戚の、ユメちゃんのお姉ちゃんである私からのお願いです!

『……はい、分かりましたよ。オウカさん』



オウカ「……ところでユメちゃんは今どこにいるんですか?今ってトレーニング中じゃないんですか?」

『……気分じゃなくなったので今日は自主練するらしいですよ。多分、駅前とかにいるんじゃないですか?』

オウカ「……あ、あはは〜。ユメちゃん、気分屋ですからね〜……」



――折角なのでなにか話せたら。会話イベント安価:自由安価直下
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/26(日) 20:12:50.34 ID:cYoP0SApo
こうすれば言う事聞いてくれるとっておきの方法とかないですかね
できれば食い物で釣る以外で…(太り気味対策)
215 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 22:51:59.90 ID:XNkgZY8f0
――そうだ、前々からオウカさんに会えたら聞きたいと思っていたことがあった。

『オウカさん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど……』

オウカ「はい!なんでしょうか!私に応えられることでしたら何でも!!!」

『……ユメノツキなんですけど。こう、どうにかいうことを聞かせられるとっておきの方法とかないですかね?』

オウカ「あー!なるほど!そうですねー……ユメちゃんならまずコンビニ限定の――」

『で、出来ればスイーツ以外でお願いします……!』

これ以上太られても困る……ただでさえあのウマ娘は食べるからコントロールが難しいのに……!

オウカ「あ、あー……そう、ですか。む、むむむ……難しいですね、ユメちゃんは食いしん坊なので飴ちゃんとかプレゼントすると宿題とかちゃんとやってくれるんですけど……」

飴ちゃんで餌付け出来るのかあのウマ娘は、何とも言えないエピソードだな……。

オウカ「……そうだ!でしたら――――」
216 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/26(日) 23:02:57.83 ID:XNkgZY8f0
とっておきの方法:自由安価下1-2まで募集。



とてもとてもお久しぶりです。まだまだ更新は不定期になりそうです……よろしくお願いいたします。

今日はこれでおしまいです、お疲れさまでした。おやすみなさい。
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/26(日) 23:32:27.02 ID:2zienGXkO
顎下とかコショコショされるの好き
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/27(月) 01:18:29.66 ID:6J9T3FAXo
というか比較的私の言うことは聞いてくれる→オウカさんからの伝言、アドバイスという形式を取ってみるのはどうか?

おつおつ
オウカさんもちょこちょこ尊大っぽいので血統がわかりますね…いい子成分もマシマシだからヨシ!
219 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/27(月) 22:46:31.83 ID:ZaSpe2Ig0
オウカ「ユメちゃんのですね、顎の下のところをこちょこちょ〜ってしてあげると良いですよ!あの子、顎下をくすぐられるのが好きなので!」

『……は、はぁ』

いや、そんな嬉しそうに言われましても。

オウカ「言うことを聞かない時は、ユメちゃんの顎をくすぐってくすぐってくすぐりまくりましょう!ふふ、実はユメちゃんって猫ちゃんみたいな感じなんですよ?」

ユメにゃんって感じだったんですよ?にゃんにゃーん、って!

『そ、そうなんですね。色々と昔の話を教えてくれてありがとうございます』

……あのウマ娘がねぇ。絶対自分から話さないだろうからこういう話は彼女からしか聞けないだろうが……。

『まあ、参考にさせてもらいます……』

オウカ「昔はよくくすぐって〜ってねだられましたけど、今はめっきりそういうこともしなくなっちゃいました……三冠ウマ娘のテクニックをおみまいしてあげたいものです!」

あまりオウカさんとは話していないが、結構この三冠ウマ娘さん愉快な人だよなぁ。

オウカ「ま、それでもダメそうなら……私の名前を使ってください。私のアドバイス〜とか、私が現役時代にやっていたトレーニングとか!そんな感じに使ってもらって……でもですねぇ」

……三冠ウマ娘の名前は、そんな簡単に使っちゃダメですからね?と、オウカソウジョウさんは目を細めながら、笑った。
220 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/27(月) 22:47:34.15 ID:ZaSpe2Ig0
次の日。

ユメノツキ「はぁ、まったく面白みのないトレーニングですね。どうせこれも論文とかそれっぽいものから引っ張ってきただけのものでしょう?」

『……キミのことを考えて色々試行錯誤した結果なんだがな』

ユメノツキ「そうですか、ボクには関係のない話ですけどね。やれやれ、三冠ウマ娘に相応しいものとは到底思えませんね、これは今日もパフェ完全制覇デーになりそうです」

――相も変わらずユメちゃんがスイーツを欲している。これ以上、これ以上こんなに好き勝手させるわけにはいかない……!大体、なんだパフェ完全制覇デーって!

……いや、でもちょっと怖いな。セクハラとか言われそうで……いや、まあ最悪彼女の名前を使うか。

申し訳ない気持ちもあるけど、そこはまあ、臨機応変に。

『ユメノツキ』

ユメノツキ「んっ……なんですか?そんな怖い顔をして、言っておきますけど三冠ウマ娘であるボクを満足させることなんて並大抵の――」

ユメちゃんの顎下に手を伸ばし、指でこしょこしょと優しくくすぐるように、撫でる。


結果:コンマ直下

コンマが高いほどテクニシャン。低いほど三冠ウマ娘ブチ切れ。
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/27(月) 23:51:24.61 ID:WldeaBPko
おちろ!
222 : ◆b0/EDFEyC136 [saga]:2025/01/28(火) 00:14:09.91 ID:2xfrlica0
結果。まあまあ

おやすみなさい。
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/28(火) 00:29:13.32 ID:W8+AAiFWo

いきなり顎下とか触らせてくれてまぁまぁの感触はトレーナーが中々テクニシャンかユメちゃんがよわよわ(実馬要素!)なのか
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