テイルズ・オブ・ユベル その2

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339 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 18:43:13.32 ID:bUp7SYgw0
>>338 えー、間違いなのでヒント@

「ここ」にはないが、「そこ」にはある。→There is not 'HERE'. There is in 'THERE'.

ほら、何かが変わったでしょう?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:09:37.07 ID:lsnWqxpDO
アルファベットのTが入る
341 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 19:22:28.72 ID:bUp7SYgw0
>>340 正解


テイシロウ「here there・where what・heart hear stay say all tall Tが入る事や減ることで別の言葉になるんだ!!」

シアン「……そう、正解。一見何の事か分からなくても、視点を変えれば簡単な事だよね」



──マトライタ・本の遺跡・第3階層──何が起きる?↓1(コンマ)



01〜30 モンスターの襲撃だ!
31〜60 超古代文字で何かが書いてある……フリージア! 出番だ!!
61〜90 白骨死体を見つけた! 以前の冒険者の物だろうか……?
91〜00 これは……隠し通路だ! 問題を解かずに4階層に行けるぞ!!
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:33:15.35 ID:AiiGuBOx0
はい
343 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 23:01:13.76 ID:bUp7SYgw0
ヤバイ、睡眠用BGMがどんなもんか試してみようとしたらここまで強力な物だったとは思わなかった……! すみません、ホントすみません。(不定期更新に変えているとはいえ)
344 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/06(日) 23:09:44.81 ID:bUp7SYgw0
>>342 35


テイシロウ「なんか凄くデカイ石版みたいな奴があるんだけど……フリージア、読めるか? お前に超古代文字を教わってる俺でもサッパリ分からないから他分別の文字だと思うんだが……」

フリージア「……これ、超古代文字じゃ無い。片手の指の数ほどしか発見されてない始まりの魔法使いマーリンの魔術文字だわ! 今解読するからちょっと待ってなさい!!」

ローエン「それは……この石版だけで国宝扱いされそうな……」

シアン「……でも、マーリンは重要な事も適当な事もどうでも良いことも気が向けば魔術版に書くって伝承もあるから……」

伊右衛門「…………今の俺達に必要な情報が載っているかは運次第、という訳か。一体何が書いてあったんだ?」

フリージア「↓1(高コンマ程重要な情報)ね!!」






ホントすみません……このままでは人が集まる更新時間が一番眠たくなる時間になってしまう……。明日は何としてでも起きていなくては……。それでは本日も安価へのご参加、まことにありがとうございました!!
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 23:10:17.46 ID:mxpb6tVwo
おつおつ

ご自愛ください…
346 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:06:44.09 ID:hns2tsXo0
>>345 46


フリージア「『実は、魔法使いだと思われているけどボク/私は夢魔なんだ』……ど、どうでも良いような『マーリンはただの人間じゃ無い』説が証明された重要な証拠のような……」

ローエン「博物学的には価値があるかもしれないが、今のボク達にとっては割とどうでも良いな……。ドンマイだ」

フリージア「…………なんか私がポカミスしたみたいでムカつく! この階層の謎は私一人で解いてやるわ!!」


第三階層・最終試練


季節は春⇒夏⇒秋⇒冬と訪れるのが常識ですが(この世界でも四季はあるという事にします)
ある所では秋⇒夏⇒春⇒冬とやってくるのです。
それはどこでしょう?


フリージア「……? そんな国、どこにもない筈なんだけど……んー、また閃き一発問題かしら」

ローエン「(……ああ、そういう事か。仕組みさえ分かれば至極単純な話しだな)」


ヒント・秋・夏・春・冬を「ひらがなに直してみると分かりやすいかもしれません。
347 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:08:09.82 ID:hns2tsXo0
あ、忘れる所だった。安価↓1
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 19:17:08.70 ID:fQdnA7xd0
50音表かな?
349 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:37:26.82 ID:hns2tsXo0
>>348 正解


フリージア「……! 分かった!! 答えは『問題文その物……五十音順』よ! マトライタ語のひらがなに直すと「「あ」き・「な」つ・「は」る・「ふ」ゆ」の順番になるもの!!」

ローエン(正解だ。マトライタの人間なら簡単なんだが、思考に行き詰まると分かりづらくなるよな)


マトライタ・本の遺跡・第4階層・さて、何が起る? ↓1(コンマ)


01〜30 いい加減襲撃してこいモンスター。
31〜60 こんな所にいたか猫忍!!
61〜90 ゼロムの襲撃だ! 何かを守っているようだが……?
91〜00 マーリンの預言板その2を見つけた! 今度こそ重要な事が書いてあるに違いない!!
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 19:44:05.05 ID:0Xf2i0HDO
はい
351 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 19:49:27.04 ID:hns2tsXo0
>>350 05


テイシロウ「……なんか、やっと遺跡の中で守護者以外のまともなモンスターと戦うような気がする……」

シアン「…………私もそう思う。でもこれを原作(テイルズ)通り何度も繰り返すシステムだとマーリン(読者)が飽きちゃうかもしれないから……」

フリージア「パパパッと片付けようって事ね! 良いじゃない、サクッとやっちゃいましょ!!」


↓1 遺跡に巣くうモンスターとの戦闘に掛かった時間。(ゾロ目でレアアイテムドロップ)
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 19:51:33.76 ID:yxIU9UFy0
353 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 20:07:05.73 ID:hns2tsXo0
>>352 あと0,01秒遅ければ……!!


テイシロウ「これで……終わりだ!」

フリージア「あ! テイシロウちょっとタンマ!! それ『人魚姫の涙』っていう超激レアアイテムを落すプリンセスマーマンだから慎重に──「ズバァアアアアアアアアン!!」ああ゛あ゛ああああああああああああああっっっ!!!!!」

ローエン「……落ちていったな、それっぽいのが第五階層に」

伊右衛門「……命あっての物種だ、仕方あるまい」

フリージア「もぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 今度からは私の言うことをよく聞いてモンスターを倒す事! 良いわね!?」

テイシロウ「あ、ああ……。すまない………」



第4階層・最終試練



今から僕が、100%当たる予言をしよう。

「西暦3000年に人類は_____。」

さぁ、下線を補って予言を完成させてくれ。



伊右衛門「ぬ、ぬぅ……? この世に『予言者』と呼ばれる人間は確かに何人か存在していたし、卑弥呼様もそうだが……100%当たる予言を我々にしろと言われてもな……?」

フリージア「ん、ん〜?????」

シアン「……テイシロウ。これ、意地悪問題。「ある言葉」を入れれば絶対に予言が当たるようになってる」

テイシロウ「ある言葉……? ああ、そういうことか!! ↓1だな!!」


☆5レベルの上級問題なので大ヒント。言葉には「色んな意味で」とれる単語がありますよね? たとえば──『いない』とか。
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:18:26.08 ID:0Xf2i0HDO
絶滅していない
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:19:54.54 ID:DL//2kHy0
滅亡する
356 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 20:40:30.87 ID:hns2tsXo0
>>354 正解


テイシロウ「答えは『絶滅していない』だ! これなら人類が絶滅していなくても絶滅していても予言は必ず当たる!!」

シアン「……うん、そうだね。テイシロウは私の意図をすぐに理解してくれるから助かるよ」



マトライタ・本の遺跡・最終階層



そこは、第一の剣の遺跡にあった『試練の場所』そっくりだった。ただし──そこに置いてあったのは鎧などでは無い。一匹の、まるでワニのような大きな竜の石像だ。……凄まじく嫌な予感がする!!



『楽園を目指す物よ……試練を受けよ!!』



そんな言葉と同時に、やはりというか何と言うか、ワニによく似た大きな竜の石像の表面が剥がれ、中からドラゴンその物が飛び出してきた!!


本の遺跡・VSジャバウォック戦、開始。PTメンバーを四人まで選んでください↓1
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 20:48:43.08 ID:fQdnA7xd0
テイシロウ、シアン、ローエン、伊右衛門
358 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 21:04:17.70 ID:hns2tsXo0

テイシロウ「『ステータスチェンジ・アタック↔マジック!!』『雷神剣』!『剛・雷神剣』!『絶破雷迅衝』!!」

ローエン「『絶影』!『秋沙雨』!『サンダーブレイド』!!」

伊右衛門「『地烈破』!『岩山滅砕陣』!『鷹爪烈風剣』!!」

シアン「天に在す雷神よ、かの者に天罰を──!『インディグネイション』!!」

ジャバウォック「グォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!」


ジャヴァウォックの『かみくだく』!! ジャバウォックの狙い↓1(コンマ)

01〜25 テイシロウ
36〜50 ローエン
51〜75 シアン
76〜00 伊右衛門
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 21:06:16.07 ID:0Xf2i0HDO
はい
360 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 21:15:29.17 ID:hns2tsXo0

ジャバウォック「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!」

テイシロウ「よっし、好都合だ……!!」ガギィイイイイイン!

ジャバウォックの「かみくだく」をテイシロウは天性の防御で耐えた! ヴィクテム・サンクチャリにより体力が回復する……!!


テイシロウ「(だけどこれ、俺以外がまともに食らったらマズイ……!!)みんな! 俺以外は遠距離攻撃を意識して戦ってくれ!! シアンは身の安全を心がけながら俺に補助魔法を!!」

シアン「……分かった!」

ローエン「好都合さ、なにせボクの本領が発揮出来るのは魔法の方だからね」

伊右衛門「……俺は隙を見て、秘奥義を叩き込む準備を進める! 頼んだぞ!!」


↓1 ここで風呂休憩をかねた自由安価。強敵との戦闘中だが、一体何が起きた?(「例のローブの男が現われて乱入してくる」など)
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 21:32:31.52 ID:yxIU9UFy0
テイシロウがシアンを庇って瀕死の重症を負う。それを見たシアンが少し呆然とするが心の中から(チカラガホシイカ?)と問われ弦と矢のない実態無き弓がシアンの手元に現れジャバウォックを一撃で粉砕する
362 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:15:16.10 ID:hns2tsXo0
>>361 すみません、ちょっと考えてる設定と矛盾するんで前半だけ採用します。


『一瞬の油断が命取り』──父さんがいつも口を酸っぱくして言っていた言葉を、俺は思い出す。……ああ、そうだった。『守らなくちゃいけない大切な人がいる場合、そっちにも気を配れ』とも言ってたっけ


シアン「──あ」

名付けるなら「とつげき」と「かみくだく」のコンボ。テイシロウの『シフト・チェンジ』をとつげきで強引にはね除け、シアンにかみくだくをお見舞いする──その一瞬前。


テイシロウ「シアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!」ドンッ!!

俺は無事にシアンを突き飛ばして、その凄惨な身代わりになる事に成功した。グッチャグッチャと、内臓と骨を食らう音が自分の体の中から聞こえてくるのが分かる。痛みなど、最初の一撃で限界の先まで吹き飛んだ。
仲間が何かを叫んでいるが、それももう聞こえない。みんな、早く──今の内に、逃げ────



シアン「……………………」

ローエン「テイシロウ! クソッ! 口の中にいるってのが最悪だ……! これじゃあレイズもリレイズも意味が無い!!」

伊右衛門「…………テイシロウ。お主の心意気と最期、しかとこの目に焼き付けたぞ。──撤退を……「ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!???」!? な、なんだ!?」

フリージア「…………ジャバオックが、苦しんでる!?」

突如、ジャバウォックの体内から行く千、幾万もの嚇(かく)が身体の内からその身を貫き現われ出でる。その大口を無理矢理こじ開けて出て来たのは──


ローエン「────テイシロウ、なのか……?」

テイシロウ?「…………」

その身体と持っている武器と盾にテイシロウの面影は確かにあるが、どう見てもいつもの彼では無い。剛殻かつ鋭い棘を持った鎧を着込み、持っていた剣と盾は数倍は大きくなっている。背中には羽が生え、頭部には角が二本あり、どちらかと言えばこれは人型のモンスターのようだった。そう、シアンとローエンとフリージアはこれを一度見たことがある。……デューン王国の王・レオパルド三世が謎のフードの男によって凶暴化させられたのと、よく似ている現象だ。


テイシロウは、もがき苦しむジャバウォックに剣を一発だけ──『魔神剣』を振るう。ジャバウォックの身体はそれだけで立て真っ二つに両断され、遺跡の地面にも地割れにも似た大きな亀裂が入った。


シロウ「…………↓1」

コンマ81以上で、喜びを隠しきれずに笑う。
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 22:27:56.82 ID:yxIU9UFy0
364 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:41:17.22 ID:hns2tsXo0
>>362 すみません、ここ最後の行「シロウ」になってますが「シアン」の間違いです。 そしてここで82を引けたのは(テイシロウ的に)凄く美味しい展開。


シアン「…………ふふっ──」

フリージア「……シアン?」

シアン「あはっ! アハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!! アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

突如狂った様に高笑いをするシアンに、色々と意味が分からなくて頭が狂ったかと思ったローエンと伊右衛門だが、フリージアだけは違う。その高笑いが、狂った様な笑い方が、喜びに満ちているのを感じ取っていた。


シアン「アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」

テイシロウ?「……………………」

シアンの狂った様な笑い声と、ようやく元の姿に戻ったテイシロウが地面に倒れる様だけが、そこにあった『試練を乗り越えし者よ。新たな力を受け取るが良い』という声すら、三人の耳には入らなかった。


テイシロウは『???』が出来る様になった! テイシロウは秘奥義『爆裂哦王剣』を使えるようになった!!



↓1(安価)次のシーンはどれが良いですか?


@只管眠り続けるテイシロウ。三人がシアンに先ほどのあれは何事かを問いただす。
Aあのあとテイシロウと共に気絶したシアン。二人を寝かせて、三人で考察&遺跡探索。
B↑1それが終わっても起きないので、仕方が無いから超古代遺跡の入り口まで戻って来た。
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 22:46:32.71 ID:0Xf2i0HDO
1
366 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 22:59:25.62 ID:hns2tsXo0
>>365 1


テイシロウ「…………」スゥスゥ

シアン「うんうん、今まで本当によく頑張ったねテイシロウ。これでどんな困難も乗り越えられるし、『大災厄』にも『楽園の終わり』にもきっと立ち向かえるよ」

ローエン「…………シアン。いや、シアン・バスカークス。さっきの「アレ」はなんだ? お前は何を知っている? なんであの現象がテイシロウに起きると知っていた?」

シアン「…………五月蠅いなぁ。やっと恩を全部返してテイシロウの為に死ねるんだからもう放っておいてよ」

フリージア「し、死ぬ!? アンタが死ぬってどういう事よ! それがさっきのテイシロウの身に起きた現象と何が関係あるっての!?」

シアン「…………まぁいいや、全部終わったんだし話してあげるね。あれは今から10年前……の事なんだけど──私、啓示を受けたんだ」

伊右衛門「なん……だと!? では貴様は聖女──」

シアン「……? ああ、ごめんゴメン。マーリンの、じゃなくて『失楽園の魔皇』の啓示。さっきのアレは『魔神化』って言って、楽園にたどり着ける才能があると見定められた人間だけが、一時的に失楽園の魔皇様から力を引き出せるんだ」

フリージア「↓1(コンマ)」


『失楽園』と『魔皇』に対する知識。
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/07(月) 23:05:53.42 ID:yxIU9UFy0
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/07(月) 23:06:20.83 ID:B4oBgxcVO
博識
369 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/07(月) 23:39:00.99 ID:hns2tsXo0
>>367 42


フリージア「それって、「アーサー王物語」に出てくる『楽園(アヴァロン)』と対を成す『元楽園』とそこに住んでいるっていう『魔皇』の事?」

シアン「……うん。最初に魔皇に選ばれたのは私だったし、その時が来たらテイシロウの為に『魔皇』を道連れに死のうと思ってたんだけど……テイシロウの方が『マーリンの啓示』に選ばれちゃってね?」

伊右衛門「……選ばれた本人には自覚が無いという、楽園に辿り着く資格を持った『勇者の証』か」

シアン「……うん、でもそのままじゃあテイシロウが『魔皇になった私を殺す』っていう最悪のエンディングを迎えちゃうでしょ? ……テイシロウのことだから、こまままじゃあ一生引き摺る『傷』になると思ったんだ。だから考えたの。魔皇としての力をテイシロウに譲渡して、私にはデメリットだけ残るようにしたんだ」

フリージア「そ、そんなこと出来たのアンタ!?」

シアン「……そうだよ? だって私は〜〜〜自分の過去説命中〜〜〜っていう世界一穢れた人間だもん。心の底から誰も信じてないし、誰にも信じて貰いたく無い。……テイシロウっていう例外以外には。だから、私は魔皇に選ばれた」

ローエン「…………さしずめ、魔皇の巫女って所か」

シアン「……今のテイシロウには二つの力がある。マーリンの選んだ勇者としての資格と、失楽園の魔皇としての力が……。その二つの力があればきっと魔皇の力に負けずに力を自分の物にして、失楽園の魔皇を倒して楽園に辿り着いて、マーリンに願いを叶えて貰える……リリアとペルシャ姫と、それから皆と幸せな一生を送れる……。世界一穢れた人間で、クズでダメで何をやっても価値が無い私が、本当の意味で誰かの役に立てる!! きっと、テイシロウも喜んでくれるよ!! だってあのままだったらテイシロウは死んでたんだもん! 魔皇から私を守ろうとしたせいで死にかけてたんだもん!! その恩を命で返せる……。私の寿命はもう↓1(低コンマ程寿命が短い。最低保障30)しか無いけれど、テイシロウと一緒にいられるならそれだけで最高に幸せなんだよ!!」

フリージア「…………アンタ、正気じゃ無いわ。狂ってる」

シアン「……かもね。だから『魔神化』が完全に覚醒して、テイシロウの物に出来るまで黙ってたんだ。マーリンでも『もうどうしようも無い』って状況に追い込まれれば、流石のテイシロウも『私の事を諦める』しかないよね? だって、私はもう身も心も魔皇に蝕まれてるんだから!! 倒す以外に方法なんて何も無いんだから!!」

フリージア「──ッツ! それで一番悲しんで自分を責めるのはテイシロウでしょうが!!」

シアン「心配ないよ! だって私が魔皇と契約した内容は『私が死んだら、私の事を世界中の誰の心と頭からも忘れさせてください』なんだから! 悲しむ人なんて、誰も……一人もいないんだから!!」


アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!! と、グラマラスな身体をした少女が高笑いを続ける。三人はそれぞれなんとも言えない状況でそれを見つめるしか無かったが、たった一つ分った事がある。


シアン・バスカークスという少女は、己の特性(心の内を覗けない)を利用して、猫を被っていたのだ。立った一人の少年に、幸せな人生を歩ませる──ただそれだけの為に。







はい、では今回はここまでです。例の『魔神化』ですが、制限時間がある以外のデメリットは何もありません。TOTの獣人化と似たような物です。(ただし、特技も秘技も奥義も共鳴奥義も秘奥義も共鳴秘奥義も使える)
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/08(火) 06:02:25.95 ID:G290DACl0
371 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/08(火) 19:01:09.40 ID:+LoWbH5m0

>>370 95 あと約九ヶ月半。(いや結構あるなおい)


テイシロウ「──ん、んん……? ここは……」

目が覚めると、そこは一面の花畑だった。見たことも聞いたことも無いような美しい花が一種類だけ、どこまでもどこまでも咲いている。


テイシロウ「俺は……一体……ここが天国……あの世って奴なのか?」

???「やだなぁ、これはあくまで幻想の一種とはいえ、自慢の楽園を天国扱いしないで貰いたいよ」

テイシロウ「!! 誰だ!?」

???「↓1」


↓1 この作品内でのマーリンの性別と年齢(見た目)。(両方書いてOKです)
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/08(火) 19:28:45.76 ID:C7FHCZhDO
性別
両性具有(不可なら男)
年齢(見た目)
外見年齢10歳程の白髪のセミロングをした可愛さと色気を両立した美貌
373 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/08(火) 19:55:19.98 ID:+LoWbH5m0
>>372 


マーリン「やぁやぁ、まずは自己紹介といこうじゃないか。私は「マーリン」両性具有の夢魔で、いま君に楽園からの幻想を送っている者だよ」

テイシロウ「マーリン……!? あ、アンタが、始まりの魔法使い『マーリン』なのか……!?」

自分は夢でも見てるのか? 外見年齢10歳程の白髪のセミロングをした可愛さと色気を両立した美貌……世界一愛らしいロリの一人と言っても過言では無いこの女の子が、マーリン!?


マーリン「そんなに狼狽えなくても良いだろう? 君に自覚が無いだけで、私はずっと君と繋がっていたんだからさ。……おっと、この言い方だと小さい子が好きな君は興奮しちゃうかな?」

テイシロウ「…………そんなことより、あの後どうなったかだけ教えてくれ! 皆は無事なのか!? 試練はどうなったんだ!!?」

マーリン「んー……↓1」

高コンマ程詳細に事を教えてあげる。補正+20
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/08(火) 19:59:43.36 ID:JR2c1Sql0
はい
375 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/08(火) 20:20:01.54 ID:+LoWbH5m0
>>374 56


マーリン「んー、詳細を詳しく話してると時間が無いから、ありのままの事実を君の心の中に直接『書き込む』よ。準備は良いかい?」

テイシロウ「は? ────ぐ、ぐぅううううううううううううううううううううっっっ!!」


『魔神化』『事件の真相』『シアンの思惑』『寿命』『失楽園』『魔皇』


それらの詳細が、まるで初めから知っていたかのように心の中に『思い出』として『書き込まれていく』──これが、マーリンの魔法の一つだっていうのか!?」


テイシロウ「はあっ……はあっ……はあっ……はあっ……シアン……!!」

マーリン「うんうん、バットエンドもビターエンドも回避する気があって大変結構。勇者様ってのはこうでなくっちゃねぇ。……さてと、ほんの少しだけだけど『魔皇』と『魔神化』についても説明しておくよ。現状そのデメリットはシアンちゃんが支払ってくれているし、これ以上の代償も無いから好きなときに好きな風に使って構わない。今の所、一回の戦闘で一度しか使えないけどね。まぁ正確に言えば代金としては足らないんだけどそこはほら、君は私に選ばれて、私と契約している勇者だからさ。私が出世払いとして払ってあげてる。……この借りはそうだねぇ、いつか君とセック「断わる」もう、変な所でお堅いなぁ……。ペルシャ姫のロリ巨乳グラマラスボディに一目惚れしてた癖に……」

テイシロウ「そんなことより、どうすればシアンの寿命を元に戻せるんだ!? お前なら出来るのか!?」

マーリン「現状、今の私でも不可能さ。でも希望はちゃんとあるから──おっと、今回はここまでかな? それじゃあまた会おう、今代の勇者くん!!」

テイシロウ「待て! 待ってくれマーリン!!」


〜〜〜〜〜〜


テイシロウ「──マーリン!!」

ローエン「うおっ! ビックリした……。正しく飛び上がるように起きたな、テイシロウ」

テイシロウ「ローエン……? ここは、一体……」

ローエン「↓1(安価)さ」

@西の都。卑弥呼様の宮殿。
A東の都。マトライタ最高のホテル。
Bマトライタにワープ魔法を設置して、デューン王国まで戻って来た。

376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/08(火) 20:32:17.68 ID:G290DACl0
1
377 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/08(火) 20:49:04.76 ID:+LoWbH5m0
>>376 1


ローエン「西の都にある卑弥呼様の宮殿だよ。……あれから二日も経ってるんだけど、まずは何から話した物か「んなことどうでも良い! シアンは? シアンはどこにいるんだ!?」……彼女なら↓1(コンマ)」


01〜30 普通に宮殿の中にいる。
31〜60 ↑+テイシロウがくるのを待ってる。
61〜90 ↑+『魔神化』が完璧に制御出来るかどうか戦う気満々。
91〜00 フリージアにメチャクチャ説教されてちょっとは『あ、これって不味かったのかな?』と思ってくれている。
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/08(火) 20:52:10.87 ID:JR2c1Sql0
はい
379 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/08(火) 21:02:42.60 ID:+LoWbH5m0
>>378 87


ローエン「宮殿の奥……人工的に作られた洞窟の中にある鍛錬場にいる。なんでも君の身に起きた『魔神化』というのが完璧に制御出来ているかどうか確かめたいらしい」

テイシロウ「…………あの大馬鹿野郎! よくも今まで俺を……俺を……!!」ダッ!

ローエン「テイシロウ!? ちょっ、待て! ……ええいクソッ!! すぐに式神を使ってフリージアと伊右衛門に連絡を──!!」


──マトライタ・西の都・卑弥呼の宮殿・鍛錬場──


テイシロウ「シアン!!!!!!」

シアン「……やっと目覚めたんだね、テイシロウ。よかった、心配したよ? それでなんだけど、マーリン様から色々教えて貰ったんでしょ? 魔皇の巫女の私には分かる。だから早速──」

テイシロウ「↓1〜4」

↓1がシアンに対する行動。
↓2〜4がシアンに投げ掛ける言葉。(後で融合させます)

全て自由安価。ただし、これまでのテイシロウやシアンの行動から矛盾するような物は却下。
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/08(火) 21:11:45.83 ID:G290DACl0
怒りと悲しみが混じったような複雑な顔で睨みつけながら詰め寄る
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/08(火) 22:41:27.42 ID:OayLL3Oro
馬鹿なこと言ってないで帰るぞ
382 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 00:00:21.70 ID:5F4GBQRd0
えー、限界ギリギリまで待ってみましたがどうやら今回も>>1は失敗してしまったみたいです。ですが、一度始めた物語はもう二度と投げ出さないと誓ったので安価を↓1〜2にして続行します。そして『安価の連投をOKにします』
……やはり一度でも主人公や物語を「気色悪い」と思われたら人は離れてしまうんでしょうか……。いやそれを言うなら初代作の日向くんなんてホント(規約を破りまくってて)酷かったしなぁ……?
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 00:19:46.78 ID:KqjBN7hDO
シアンはシアンのままで良いんだ
384 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 08:48:29.08 ID:5F4GBQRd0
……えー、おはようございます>>1です。この度、決めたことが幾つかありましてご報告させて貰いに来ました。

@この物語は、第一部から一気に終章まで行く。
A理由として、人が来ないことを含めた>>1のモチベーションの猛烈な低下。

やっぱりアレですね。どんなに人が否定しようと「止めておけ」と言おうと『自分が書きたい物語』じゃないとモチベーションが上がりませんね。
そんな訳で、シアンとの色んな決着が付き次第西方へと直行。フリージアメインの回を書いて、第3、第4の遺跡を倒破した後に一気に物語を終わらせにかかります。

この物語を楽しみにしてくださった皆様には本当に申し訳ない(本来は第3部まである予定だった)ですが、よろしくお願いします。(いや、本当にもう限界なんです……)

誰かが最後の台詞を書いてくださると信じて安価↓1(もし次の更新時間まで安価がなかった場合、>>1の独断で進めます)
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 09:24:11.71 ID:+G3b+42bo
いつものシアンに戻ってくれ
386 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 15:13:46.19 ID:5F4GBQRd0
怒りと悲しみが混じったような複雑な顔で、シアンを睨みつけながら詰め寄るテイシロウ。

「馬鹿な事言ってないで帰るぞ」「シアンはシアンのままで良いんだ」「頼むからいつものシアンに戻ってくれ」
「私は真剣だよ」「私はいつも私だよ」「今の私が本当の私なの。ここまでの私がウソって訳じゃ無いけど……どうせならテイシロウの為に、この薄汚い命を使わせて欲しいんだ」

──ダメだ、これ以上は押し問答にしかならない……! 一体どうすれば良い? どうすればシアンの心に俺の思いを届かせられる!? ↓1(安価)


@テイシロウの家を預かってくれているシング達に相談しに行く。(シアンの心の迷宮突破大作戦)
Aシアンの提案を一旦受け入れて『魔神化』を完全に自分の物にする。(元凶の魔皇を倒す為にはどうしても必要なので)
B楽園だ! 楽園にいるマーリンに直接話しを聞いてみるしかない! 今すぐ西方へ急ごう!!(物語加速)
Cその他面白そうな安価。
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 15:22:30.95 ID:pC40JfGEo
2
388 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 18:42:38.67 ID:5F4GBQRd0
>>387 2


クソッ……! ここは一旦、俺が折れるしか無い……!!


テイシロウ「……分かったよ、魔神化についてお前の知ってる事を教えてくれ」

シアン「……うん、まずはね──」

テイシロウはシアンに『魔神』化を教わった!!


シアン「──じゃ、始めようか──勇者と魔皇の力を併せ持つ、私の、唯一ただ一人の「人」として接せるかもしれなかった人……」

テイシロウ「終わらせない……。お前との関係は、お前の命は、お前への想いは、絶対にそんなもんじゃ終わらせない!!」


幼馴染みのシアンが襲い掛かってきた!! テイシロウはどうする?↓1(安価)


@魔神化して盾で耐える。
A魔神化して盾で耐える。
B魔神化して盾で耐える。
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 19:22:54.43 ID:KqjBN7hDO
1
390 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 19:29:22.67 ID:5F4GBQRd0
>>389 1


シアン「大地の精霊よ──かの者に震災を!『グランドダッシャー』!!」

テイシロウ「……………………」

だがテイシロウには効果が無い様だ……


シアン「? どうしたの……? まずは防御性能を確かめようとしてるの?」

シアンは不思議そうに次の呪文を唱え始めている。テイシロウはどうする? ↓1(安価)

@盾で耐える。
A盾で耐える。
B盾で耐える。
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 19:48:17.88 ID:CRFHXrLqO
どう違う
B
392 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 20:01:19.68 ID:5F4GBQRd0
>>391 3 (ぶっちゃけてしまうと、どこを選んでも変わらないただの演出です())そしてゾロ目により最後の判定に確定成功。


シアン「だったら──天上の雷神よ、かの者に天罰を──『インディグネイション』!!

テイシロウ「……………………」

だがテイシロウには効果が無い様だ……。


シアン「もう、真面目にやってよテイシロウ!! いっそここで私を殺す気でやらないと──」

シアンは思い通りに事が行かなくて苛立っているようだ。勝負を賭けるなら今かもしれない──!

↓1(安価)

@杖を吹き飛ばし、シアンを抱きしめる。
A杖を吹き飛ばし、シアンにキスをする。
B杖を吹き飛ばし、シアンを押し倒す。
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/09(水) 20:08:29.23 ID:qH0shcnR0
1
394 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 20:19:49.05 ID:5F4GBQRd0
>>393 1

それは、正しく神速と言って良い速さだった。シアンが「しまった」と言うような顔をするがもう遅い。テイシロウは片手でシアンの持つ杖を弾き飛ばすと、その異形と化した両手でシアンをギュッと抱きしめる。……決して壊れないように、決して傷つかないように。優しく、愛しく、それでも力強く──


テイシロウ「──シアン、お前の事が好きだ」

それが十二分に伝わるように、耳元で囁いて──「抱いても良いか?」とテイシロウは聞いた。シアンは拒まなかった。──いつかこんな日が来るだろう事は、初めから分かっていたから。


〜〜〜夜〜〜〜


ローエンと卑弥呼に事情を話して用意して貰ったのは、マトライタ流の最高級の夜伽の部屋。愛し合う二人が特別な行為をする為の、特別な部屋だ。そして、特別なお酒も用意して貰った。


テイシロウ「ほら、一杯飲めよ。そういう気分にさせてくれる桃源郷のご神酒だってさ」

シアン「……ん(コクコク)……これ、甘くて美味しい……桃の風味がする……」

↓1 シアンの飲みっぷり。高コンマ程ガバガバ飲んでしまい……。(補正無し)
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 20:21:42.13 ID:KsQ9UeGB0
396 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 20:38:29.76 ID:5F4GBQRd0
>>395 13


シアン「ん……これ以上飲むと気持ち悪くなるかも……」

テイシロウ「……シアン、もしかして下戸だったか? だったら悪かった」

シアン「んーん……丁度ふわふわしてて良い気持ち……。テイシロウ、来て?」

テイシロウ「……ああ」

まずはその艶やかな唇にキスをした。ベッドに押し倒し、身ぐるみを全て剥ぎ、テイシロウもまた身ぐるみを全て脱いで、互いの全てを見せ合い、互いの全てを曝け出しあい、互いをこれ以上無く求め合い、時に刺激的なことも織り交ぜながら、一分一秒を惜しんでベッドの上で愛し合った。



その結果──テイシロウの卑劣な作戦は、これ以上無く上手く行くことになった。

↓1シアンの心の充実度(補正+?)
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 20:39:45.24 ID:KqjBN7hDO
はい
398 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 20:57:22.88 ID:5F4GBQRd0
>>397 24+X=???


〜〜〜次の日の朝〜〜〜


テイシロウ「シアン……起きろ、シアン」

シアン「ん、テイシロウ……?」

シアンが目を覚ますと、テイシロウに思いっきり抱きしめられていた。『俺の気持ち、少しは伝わったか?』と聞くと。シアンは少しだけ辛そうに「……うん」と答えてくれた。


シアン「……エッチがこんなに気持ち良い物なら、もっと早くテイシロウに抱いて貰えば良かった」

テイシロウ「俺以外の男には?」

シアン「……生理的に無理、絶対抱かれたくない。──と言うか、今更だけど何で今私を抱いたの?」

テイシロウは、その質問を待ってましたと言わんばかりに、心の中でほくそ笑みながら土下座した。


テイシロウ「ごめん! シアン!! 俺、お前には何が何でも俺と結婚して、長生きして、孫や曾孫達に囲まれながら死んでほしいんだ!!」

シアン「…………?」



〜〜〜〜〜〜



シアン「ぜ、絶対妊娠薬……!?」

テイシロウ「楽園(アヴァロン)を見つけたら次はマトライタにある桃源郷を探すのを手伝う事を誓約に、卑弥呼様に分けて貰ったんだ。そのお酒を飲んだ女の子は、心から愛する男に抱かれた時、必ず子供を授かることが出来るんだとさ。マトライタの昔話で有名だろう?『桃から生まれた桃太郎』ってな。さて、ここで質問なんだけど、自分の身を犠牲にしてでも俺を幸せにしてくれようとしたシアンは──まだ生まれてもいない俺との子供まで犠牲に出来るのか?」

シアン「…………」

↓1 前スレのハイパークリティカルを使いますか? (ぶっちゃけシアンの心の闇案件を解決するならここでハイクリを使用すればほぼほぼ解決です。ハイクリを使わない場合は、ゾロ目効果を適応するコンマ判定になります……が、>>1としては切り所の一つだと思うと進言しておきます)
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 21:00:42.38 ID:KqjBN7hDO
使う
400 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 21:44:05.10 ID:5F4GBQRd0
>>399 ハイパークリティカル発動。シアンの心の闇が完全に晴れた!!


シアン「…………だよ」

シアンがポロポロと涙をこぼしながらテイシロウに訴えかけてくる。


シアン「ズルいよ、卑怯だよ、私がどんな過去を持ってるか知ってるくせに……! テイシロウのこと、本当は永遠に離れたくないぐらい大好きだって知ってるくせに……!! 子供まで授かったって言うなら私、この子のために何が何でも生きなくちゃいけないじゃない……!! 絶対に私みたいな人生を送らせる訳にはいかないじゃない……!!」

テイシロウ「俺にそれだけのことをさせるだけの事を、お前はして来たんだよ。本当は今からオシオキとしてケツを百発叩いてやりたい所だけど昨日も後背位で散々ヤッたし、無理矢理お前に子供を授からせた俺もお前と同罪だからこれで相殺って事で……「テイシロウのドS……」否定はしない」

シアンは涙をゴシゴシと拭き取ると。


シアン「本当に大変だよ、私を助けるの」

テイシロウ「望む所だ。世界中をありとあらゆる物を利用して、魔皇とやらからお前を解放してやる。それに、一人じゃ全然足りない。幸せすぎてもう嫌って言うほど幸せな人生を送って貰う。それが、俺のずっと前からの夢だったんだから」

シアン「テイシロウ…………本当にごめんね、ありがとう。テイシロウ……!」


シアンの心の闇が完全に晴れた!! テイシロウとシアンは究極共鳴秘奥義『天魔撃滅斬』を使えるようになった!!



フリージア「そう……。アンタ、決めれる時はちゃんと決めれる男じゃない。ここで『妹が先じゃないとヤダヤダ』とか抜かしてたら地の果てまでぶっ飛ばしてた所だったわ。──そして、おめでとうシアン。私達も、アンタを魔皇から解放する為に全力で協力する! だって私達、もう親友でしょ!!」

伊右衛門「うむ……。聖薬を用いた物とはいえ、今日は良き日だ。昼飯に赤飯を炊くよう、厨房に頼んでおかなくてはな」

テイシロウ「……みんな、本当にありがとう。特にローエンは卑弥呼様への説得に協力してくれて本当に助かった! 宝物殿にしまわれていたあのお酒を貰うのは、俺だけじゃ絶対無理だったよ」

ローエン「なに、君を味方に付けたことで『桃源郷』が見つかればそれで数え切れない位のお釣りが来る。魔皇という存在も放っておける物じゃ無いし、差し引きは大幅にプラスだ」

シアン「…………その、みんなもごめんなさい。私──」

フリージア「気にしない気にしないい! アンタにそんな過去があったんなら「ああ」なるのも仕方ないって。変えられない過去より、変えられる未来を見なさい!!」

伊右衛門「ああ、フリージアの言う通りだ。やはり女性という生き物は真の意味で強者が多いな」

シアン「うん……。ありがとう、フリージア。あ、でも一個だけ不満があって……」

ローエン「不満? まぁそりゃあ無理矢理妊娠させられたような物なんだから不満はあって当然「いや、そうじゃなくて」?」

シアン「…………あと数ヶ月もしたらテイシロウと暫くエッチ出来なくなっちゃうんだなって考えると、少し寂しい」

テイシロウ「し、シアン!?」

フリージア「はーい! 男共はあっちに行った行った!! こっちはシアンにテイシロウがどんな鬼畜攻めをかましてきたのかじっくり聞き出してやるんだから!!」

伊右衛門「やれやれ……。まぁ、テイシロウ意外にも心を許せる友が出来るのは良い事だろう」

テイシロウ「ああ……。あー、でも本当リリアにどう説明するかなぁ……」

ローエン「それは君の誠意次第だろうさ。昼食が済み次第、ワープ魔法でデューン王国の王都に戻るぞ。今回の件をペルシャ姫とレオーネ王妃に報告しなくちゃならないからな」

テイシロウ「……そのまま西方に向かうってのは「ダメだ」はい」


↓1(コンマ)事情を全て知ったリリアのテイシロウとシアンへの怒り度。(補正+50)
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/09(水) 21:49:51.60 ID:qH0shcnR0
402 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 22:03:02.47 ID:5F4GBQRd0
>>401 110 そりゃマジギレしますよね。


──デューン王国・王都・ペルシャ姫の部屋──


リリア「なるほどなるほど? 事情はよーく分かりました。お兄ちゃん、そしてそれ以上にシアンさん。一体何してるんですか???」

テイシロウ「……『お前と一番最初に結婚する』って約束を守れなくて、本当にすまない……。で、でもちゃんとお前とも結婚するから!! 今までの好意は全部俺の本心だから!!」

シアン「……言い訳はしない、どんな罰でも受けるよ。テイシロウとずっと一緒に生きていくって決めたんだもん」

リリア「へぇ……? じゃあ↓1って罰を受けて下さい。これでも私、自分の命を捨てようとして、しかも私達の記憶からも完全にいなくなろうとしてたシアンさんに本気の本気で怒ってるんですからね!!」

ペルシャ姫「り、リリアちゃん!?」
403 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 22:03:32.40 ID:5F4GBQRd0
あ、すみません安価です。再安価↓1
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 22:10:25.88 ID:ZYrJrS8mO
ウェディングドレスを着てしっかり挙式して皆から祝福される

R板だったら3Pだの4Pだので初夜をやろうという内容にするのだが。
405 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 22:28:02.94 ID:5F4GBQRd0
>>404 88(ゾロ目)


リリア「ウェディングドレスを着てしっかり挙式して、皆から祝福されてください!! あ、私の時はそれ以上の挙式をして貰うからね? お兄ちゃん???(有無を言わせぬ眼)」

テイシロウ「……はい」

ペルシャ姫(と、言うことは最後に結婚することになる私が一番最高の式に……えへへへへ//////)

シアン「で、でも今は楽園を目指して超古代遺跡を冒険中だし、魔皇をどうにかしないと私、九ヶ月半後には死んじゃうし…………」

リリア「じゃあとっとと楽園に行って、マーリン様の力を借りて、魔皇を倒してきて下さい! あの時のヤバイ魔物が魔皇の影だっていうならお父さんとお母さん、それから私達のお姉ちゃんの敵でもあるんですから!!」

テイシロウ「そうか、考えてみればそうだったな……。よし! 楽園に行って魔皇を討伐して、気持ち良く凱旋してそのまま式を挙げるか!!」

シアン「……うん、頑張ろう!」



〜〜〜〜〜〜



ローエン「やぁ。妹からの直々の説教はどうだった? それとシアンは?」

テイシロウ「徹底的に絞られたよ……あそこまでキレたリリアを見るのは本当に久しぶりだったな。それからシアンは俺とどんなエッチをしたのかリリアとペルシャ姫に根掘り葉掘り詳細を聞かれてる……。女性もやっぱり猥談が好きなんだな」

フリージア「そりゃあ表沙汰にしたくないだけで、若い女の子は基本エッチに興味あるわよ。素敵な人限定だけどね」

伊右衛門「さて、次ぎに行くのは西方だったな……。国の名は、何と言うんだったか……」

フリージア「三大国の名前くらい覚えてなさいよ! ↓1(安価)よ! 研究者や学者の数と質なら三国でもナンバーワンね!!」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 22:31:02.33 ID:KqjBN7hDO
ティオーナ共和国
407 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 22:44:40.66 ID:5F4GBQRd0
>>406 


フリージア「ティオーナ共和国よ! 優秀な学者や研究者になりたいヤツが自然と集まってくる、魔法と科学の国ね!!」

伊右衛門「おお、そうだそうだ! 確かそういう名前だったな!! 確かここから馬車で5日は掛かるんだったか……」

テイシロウ「……そう言えば、超古代遺跡の独自の調査を三国の規定を破って無理矢理始めようとしてる派閥がいるって話だったけど……あれはどうなったんだ?」

フリージア「それがねぇ……。天罰というかなんというか、今までで見たことも聞いたことも無いモンスターとの連戦で、戦力の殆どを消費しちゃったんだって。(ゾロ目効果)まぁ今から向かう私達としては遺跡に出るモンスターの詳細が分かってるのはかなり好都合だけど♪」

ローエン「ボク達……と言うよりテイシロウの到着を待たないからそうなるんだ。彼の信じられないような防御力があれば、犠牲者も最小限に抑えられただろうに」

フリージア「いやぁ、ホント卑弥呼様の予言様々よねぇ……。それじゃあ、三日間休憩を取ったらティオーナに向かいましょう!!」

テイシロウ(つまり、俺も三日はフリーと言うことか……。じゃあ誰と話そうか)


──スキット選択──↓1


@シアン+リリア+ペルシャ姫の猥談。
Aローエンがフリージアをデートに誘う。(前スレのスパクリ効果)
B一度家に帰ってシング達に現状報告をする。
C良い事を思い付いたぞ! 伊右衛門を実質無罪にする完璧な方法だ!!
Dその他面白そうな安価。
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 23:03:40.78 ID:KqjBN7hDO
1
409 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/09(水) 23:19:12.76 ID:5F4GBQRd0
はい、トイレで格闘してる間に時間が過ぎていたので今日はここまで。今日も安価へのご参加、誠にありがとうございました。
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/09(水) 23:22:49.59 ID:KqjBN7hDO
乙です
411 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 08:08:46.66 ID:cuLxdcvt0

デューン王国・王都・王城・ペルシャ姫の部屋


テイシロウ(……そう言えばペルシャにこのペンダントのお守りのお礼をまだしてなかったな。何が良いか直接本人に……「ま、まぁ! そんな事まで!?」……?)


〜〜〜〜〜〜


シアン「……うん、具体的に言うと↓1(高コンマ程過激な事。(ただし、明確な描写はしません)補正+30)」
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 08:45:48.27 ID:M4gYe2VDO
はい
413 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 16:46:08.91 ID:cuLxdcvt0
>>412 57 ごく普通の猥談。まぁだとしても8歳児に教え込む事ではない。


シアン「……それから、正上位で互いに抱きしめながらするのと、後背位でお尻を叩きながらするのが好きみたい。後は後々こっちも使うからって後ろの方の穴もローション塗れの手で弄られたかな」

リリア「やっぱり私の考察通りドSの気がありましたか……。じゃないと幾らシアンさんをスライム落とし穴に落っことしたとはいえ、みんなの前で泣き叫ぶまでお尻ペンペンなんてしませんもん」

ペルシャ姫「わ、私、今からドキドキしてきてしまいました……//////ちゃんとテイシロウ様の愛を受け止められるでしょうか……」

リリア「そこは心配無用だよ、ペルシャちゃん。お兄ちゃんは「性的に」以外は聖人君子みたいな優しい人だから。私達をイジメて、よがる姿を見たいだけだろうし」

シアン「……でも、本当に気持ち良かったなぁ……//////それに、何より嬉しくて幸せだった。今ならテイシロウと出会わせてくれた全てに感謝出来そうだよ。二人も早くテイシロウと「そういう事」が出来る様になれると良いね」

リリア「私は「子供を作らないこと」を条件に結婚&そういう事をするのが約束されてますけど……」

ペルシャ姫「わ、私は最悪王女特権を使いますから! テイシロウ様が楽園を見つけてマーリン様の力で世界を平和にして下さった暁には是非私と結婚を──!!」

シアン「……マトライタの重役の人も、ティオーナ共和国の重役の人も同じ事考えてそう……」


…………今この部屋に俺が入ったらトンでもないことが起きる気がする……。そっとしておこう。



二日目のスキット↓1(安価)


@久しぶりにリリアから思いっきり甘えられる。
Aローエンがフリージアをデートに誘う。(前スレのスパクリ効果)
B一度家に帰ってシング達に現状報告をする。
C良い事を思い付いたぞ! 伊右衛門を実質無罪にする完璧な方法だ!!
Dその他面白そうな安価。
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 17:25:57.12 ID:QiewEPIj0
3
415 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 19:31:32.01 ID:cuLxdcvt0
>>414 3


〜〜〜デューン王国・辺境の町・テイシロウ達の家〜〜〜


シング「そうですか……そんな事が……。クソッ! この世界に来てから失われた戦う力がもっと取り戻せれば、俺達も超古代遺跡の探索に付き合えるかもしれないのに……!!」

コハク「でも、本当に良かったですね! 実は私達もシアンさんのこと、心配だったんです。まるで心を失っていた時の私と同じみたいに『自分なんてどうでも良い』って感じがどこかしらから溢れてて……。やり方はどうかと思いますけどそれしか方法が思い付かなくて、シアンさんもテイシロウさんも幸せだっていうならそれが一番です!!」

ヒスイ「ああ! 今度帰って来た時は盛大に結婚の前祝いをしてやろうぜ!! 魔王だか魔皇だか知らねぇが、絶対ぶっ飛ばして来いよ!!」

テイシロウ「ああ、ありがとう。みんな!!」


シング達との間に確かな絆を感じる……! テイシロウは秘奥義「翔旺神影斬」を使えるようになった!!


三日目のスキット↓1(安価)


@久しぶりにリリアから思いっきり甘えられる。
Aローエンがフリージアをデートに誘う。(前スレのスパクリ効果)
Bペルシャ姫から求婚されていたことを知り、愕然とするテイシロウ。
C良い事を思い付いたぞ! 伊右衛門を実質無罪にする完璧な方法だ!!
Dその他面白そうな安価。
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 19:42:07.42 ID:QiewEPIj0
4
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 19:42:10.58 ID:M4gYe2VDO
3
418 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 19:56:45.28 ID:cuLxdcvt0
>>416 4


テイシロウ「良い事を思い付いたぞ! 伊右衛門を実質無罪にする完璧な方法だ!!」

ローエン「……嫌な予感しかしないが、聞こうか」

テイシロウ「俺がマトライタに借りが出来て、実質冒険は桃源郷を発見するまで終わらないことになっただろ?」

フリージア「まぁそうね。私も桃源郷には興味があるし、付いて行くつもりよ。それで?」

テイシロウ「そこで桃源郷の桃を食べて、神仙の力で身体の薬物だけを全部取り除いちまえば良いんだよ!! そうすれば身体検査にも引っかからないし、魔薬無しで本当の意味で丈夫な体になれる!!」

ローエン「……確かに黄泉の使いでも投げつけられたら一目散に逃げ出す桃源郷の桃なら、それだけの力があっても不思議じゃない。事実、桃太郎は川から流れてきた桃を食べて若返ったお爺さんとお婆さんが性行為をして出来た子供──っていうのが本当の原点だからね」

フリージア「……で、どうするの? 桃源郷を見つけて、そんな桃が実際に有ったとして、アンタは食べるの? 伊右衛門」

伊右衛門「↓1」


@自分の為に食べない。
A娘の為に食べる。
B自分と娘の為に、食べて全ての罪を告白して、罪を体で償う。
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 20:18:55.74 ID:M4gYe2VDO
3
420 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 20:35:20.91 ID:cuLxdcvt0
>>419 3


伊右衛門「そうだな、恐らく食べるだろう。こんな体では償う物も償えんし、何より私はまだ10にもなっていない娘を養わなければならんのだ。功罪で何とか罪を償った後で、今度こそ胸を張って娘と生きていくさ」

テイシロウ「決まりだな、冒険する理由がまた一つ増えた!」

シアン「うん。私はみんなに協力して貰って、生きたいって思える今があるんだもん。何でも協力するよ」

ローエン「はぁ……。なら精々これからの冒険でも功績を残すことだな。それだけ娘と離れている時間も短くなるだろう」

フリージア「どっかの誰かさんが裏から手を回してくれそうだしね!!」

ローエン「…………何故そこでボクを見る」


───三日後───


ローエン「それじゃあティオーナ共和国に向かって出発だ。王都から馬車で五日は掛かるから、覚悟しておけよ」

テイシロウ「上等さ。あ、でもシアンは無理しないでくれよ? 0ヵ月目とはいえ、そのお腹に俺達の赤ちゃんがいる事は変わりないんだからさ」

シアン「……ふふっ♪ テイシロウったら心配しすぎだって。私なら全然大丈夫だから」

フリージア「(これで重婚前提の計画じゃなかったら普通に良いお父さんになれると思うのになぁ……。ま、いいか)それじゃ、行きましょうか!!」


↓1(コンマ)

01〜30 モンスターの襲撃だ!!(実質何も無し)
31〜60 おい、いい加減に俺を忘れるなよ!?(暴食のグラート&仲間二人)
61〜90 旅人からティオーナ共和国についての情報が聞ける。
91〜00 あの謎の黒フードの男が現われた! 目的は(コンマで決める)らしい!!
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/10(木) 20:39:36.91 ID:D2DliWu90
422 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 20:47:09.89 ID:cuLxdcvt0
黒フードの男の目的↓1(コンマ)


01〜30 シアンを連れ去ること。
31〜60 テイシロウの力を試すこと。
61〜90 テイシロウの中にある力を奪うこと。
91〜00 投げてよこしたのは、勇者以外には引き抜けないとされている楽園の聖剣だった! この男は一体……!?
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 21:10:56.30 ID:M4gYe2VDO
はい
424 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 21:22:40.14 ID:cuLxdcvt0
>>423 30


???「『グラビティ』」

その呪文は、文字通り強力な重圧を持ってテイシロウ達が乗っている馬車を襲った。このなんとも言えない気配……! 似ている、否、覚えがある。レオパルド王や俺が『魔神化』した時と同じ気配だ!!

バッ──! と飛び出すように外に出ると、そこにはやはりあの『黒フードの男』がいた黒フードの男は↓1(コンマ)


01〜30 大量のゼロムを従えて襲い掛かる物量作戦。
31〜60 シアンだけを縛り上げる謎の魔術を使って、シアンを拉致しようとする。
61〜90 たった一人で五人とやり合おうとしていた。
91〜00 ↑1の筈だったが、シアンの中に『何か』を感じ取ると、テイシロウに怒りを覚えてテイシロウを集中攻撃してきた! 一体何なんだコイツは!!?
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/10(木) 21:30:37.82 ID:D2DliWu90
426 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 21:40:08.29 ID:cuLxdcvt0
>>425 82


黒フードの男「第2の試練も終えたか。『魔神化』も使いこなせるようになったようだな……頃合いだろう。シアン・バスカークスを返して貰うぞ」

伊右衛門「むぅ……! 此奴が貴様らから聞いた例のゼロムを使いこなすという…………!!」

フリージア「はぁ? アンタ何言ってるわけ!?」

ローエン「待て、落ち着けフリージア! ……先に聞いておくことがある『返して貰う』とはどういう意味だ!!」

黒フードの男「……答える必要は無い。ここで無駄に俺とやり合うか、大人しくシアン・バスカークスを返すか選べ。安心しろ、悪いようにはしないと約束しよう」

シアン「……嫌だよ。私の居場所は、いつだっってテイシロウの隣が良い……!!」

テイシロウ「……その通りだ。お前みたいな素性の分からない男にシアンを渡せるか!!」

黒フードの男「…………仕方あるまい。ならば力尽くだ!!」


黒フードの男が襲い掛かってきた!! 戦闘PTを四名まで選んで下さい。↓1(安価)
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 21:57:40.40 ID:XVdnGuupo
ローエンいがいの四人
428 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 22:13:52.97 ID:cuLxdcvt0
>>427


テイシロウ「『爆炎剣』!『星影連波』!『轟破雷神槍』!!」

フリージア「『三散華』!『無影掌』!『崩竜武双脚』!!」

伊右衛門「『猛襲撃』!『砕狼牙』!『烈風月華衝』!!」

シアン「偉大なる光神よ、邪悪を消し去りたまへ──『シャイニング・レイ』!!」

謎のフードの男『『グラビティ』!『ネガティブゲイト』!『ブラックホール』!!」

こいつ……強い! 闇の魔法しか使ってこないのに、俺達の攻撃を物ともせずに立ち向かってくる……!! どうする!? ↓1(安価)


@魔神化に賭ける。(普通に戦闘続行)
A連続秘奥義を使ってみる。(コンマの合計値で物語が進みます)
B魔神化した上で秘奥義を使ってみる。(これだけどうなるかは秘密)
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 22:15:03.13 ID:M4gYe2VDO
2
430 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 22:38:42.04 ID:cuLxdcvt0
>>429 2


だったら、これはどうだ!!


テイシロウ「みんな、秘奥義チェインだ! 行くぞ!! 気高き湖の騎士よ、俺にその絶技を貸し与えたまへ──! 『限界倒破・蒼光撃滅剣』!!」

フリージア「オラオラオラァ! 要するに戦いってのはテンポとリズムと戦略なのよぉ!! 『殺劇舞荒拳』!!」

伊右衛門「この絶技を前に、未だかつて立っていられた者は無し──! 『闢・魔神王剣』!!」

シアン「心に描け、最強無敵の魔方陣……! 『リベールゴーランド』!!」

謎のローブの男「楽園に繋がる、今は無き妖精郷よ。この世の終わりを現出せよ──! 『ワールドエンド・エタニティ』!!」


↓4までコンマ判定。合計値200以上で謎の男撤退。全コンマ補正+20
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 22:49:02.44 ID:M4gYe2VDO
はい
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/10(木) 22:50:19.79 ID:D2DliWu90
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 22:57:33.22 ID:M4gYe2VDO
はい
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/10(木) 23:00:14.60 ID:M4gYe2VDO
はい
435 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/10(木) 23:05:20.58 ID:cuLxdcvt0
はいではゾロ目効果とダブルゾロ目効果含めて無事に(いや含めなくても200越えてますけど)200を越えたので次のイベントの詳細を安価して今日は終わりです。本日も安価へのご参加、誠にありがとうございました!!

↓1(安価) 合計トリプルゾロ目ボーナス出した訳だけどこの謎の男について何が知りたいですか?

@取りあえず顔と容姿。
A訳の分からない事を繰り返す目的。
Bその他面白そうな安価。
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/11(金) 01:29:33.75 ID:ZdSri/lDO

2
437 :ノベルドーパント [saga]:2024/10/11(金) 12:19:43.03 ID:/Rjb0GIV0
>>436 2


謎のローブの男「ぐぅううううううううううううううううううううううっっっ!! き、貴様ら……! 自分達が何をしようとしているのか分かっているのか!?」

テイシロウ「……どういう意味だ」

謎のローブの男「貴様は自分の中に勇者と魔皇の力が宿っていると思っているらしいが、そうではない……! 魔皇だけではなく勇者としての力も、元々「シアン・バスカークスの中にあった物」だ!! 勇者の力をお前に強制譲渡し、魔皇としてのデメリットだけが残ったその娘が死ぬと言うことはどういう事か理解出来ているか? 魔皇がその娘の亡骸を利用して完全復活を遂げる!! その前に楽園(アヴァロン)で永遠の眠りに付いて貰うしかないのだ!!」

フリージア「はぁ!? そうならない為に私達が魔皇を──」

謎のローブの男「貴様達は理解できていない! 魔皇の絶対的力を!! 世界を終わらせることが出来る力を!! 今から見せてやろう……魔皇の力、その一端をな!「リプロダクション」!!」


俺達の心に直接語り掛けるように、謎のローブの男が魔法を唱える。そして、俺達の中に再現されたのは──


『あ、あああああああああああああああああ──!!』


マトライタにある不死の山ように大きな体。筋骨隆々と言うにはあまりにも太すぎるその腕と脚。そして繰り出されるは、この星その物を破壊出来てしまうのではないかと思わせるような絶対的な一撃──アレが、魔皇だっていうのか……!?


謎のローブの男「どうだ!? これを見てもまだ起ち上がるか? 俺の行動を理解出来ないか!? 俺が今まで魔神人間を各地で造り出していたのはもう一つの魔皇の継承者である『私自身の力を少しでも削ぐ為』だ! 私もシアン・バスカークス同様、楽園で永遠の眠りに付くしか方法は無いのだよ!!」

ローエン「……お前は誰だ! 何故魔皇の姿を見たことがある!! 何故魔皇の力を知っている!! そして何故シアンにそんな力が眠っていることを知っていた!!」

謎のローブの男「……それに答える必要は、無い」

謎のローブの男はそう言うと、転移魔法でスッ──とどこかへと消えてしまった。……あの男は一体……。


↓1(コンマ判定、全員の意気消沈度。高ければ高いほど魔皇を倒す方法があるのかと絶望する)
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/10/11(金) 12:54:58.92 ID:ESESZKBQ0
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