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【SP安価】浜面「とある紅蓮の」シャナ「炎髪灼眼」【禁書×シャナ】
- 368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:18:10.85 ID:lYgHWyrgO
- 仕方ないじゃない、別の世界の人たちに厄災をもたらすのなんて考えたらいてもたってもいられなかったんだし……
それに悠二だって心配だったんだから……
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:20:02.59 ID:JpoVfKGSO
- そのことについては、ちゃんと話し合って決めなきゃいけなかったのを反省するわ……
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 21:20:52.48 ID:12+nZqbjO
- 体制を整える前に徒たちが先に動かれたら対処も難しいじゃない
- 371 :1 [saga]:2024/09/29(日) 21:45:18.15 ID:ELLKs7p00
- シャナ「その事については、ちゃんと話し合って決めなきゃいけなかったって反省するわ・・・」
シャナ「でも、仕方ないでしょ。別の世界の人達に厄災を齎すのなんて・・・」
シャナ「そんなの考えたら居ても立ってもいられなかったんだし、それに・・・」
シャナ「体制を整える前に徒たちが先に動かれたら対処も難しいじゃない」
シャナ「悠二の事だって心配だったんだから・・・」
ヴィルヘルミナ「勝手な行動で坂井悠二を心配させては元も子もないのであります」
シャナ「っ、それは・・・」
神裂「・・・確かに無謀な事をしたのだと貴女の気持ちはお察しします」
神裂「しかし、彼女が来たおかげで紅世の徒の侵攻を知る事ができたのだと感謝しているのです」
シャナ「神裂・・・」
ヴィルヘルミナ「・・・」
神裂「少しでも遅れていたら、迅速な対応ができなかったのは間違いありません」
神裂「ですから、あまり責めないであげてください」
ヴィルヘルミナ「・・・確かに、その点に関しては良き働きをしたと思うのであります」
ヴィルヘルミナ「>>372」
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:16:14.17 ID:lYgHWyrgO
- 貴方がシャナを助けてくれたことは僥倖でした、本当にお礼の言いようがないのであります
勝手に行ってしまったことは責めますが、それ以降の出会いに関しては満点でありましょう
よく頑張りました
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:17:28.26 ID:12+nZqbjO
- この娘を育てた者として会えないのではないかと思うと身を引き裂かれるような気持ちでいたのは確かであります
……親の心子知らずとは言いますが、それについては十分に承知してほしいのであります
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 22:18:34.18 ID:/WP8/yjyO
- 異世界であなた方のような味方を得られたのは人徳あってからでしょう
そこは私にはできなかった事かも知れませんね
- 375 :1 [saga]:2024/09/29(日) 23:09:35.07 ID:ELLKs7p00
- ヴィルヘルミナ「別の世界で貴女のような味方を得られたのは人徳あってからでしょう」
ヴィルヘルミナ「それは、私にはできなかった事かも知れませんね」
ヴィルヘルミナ「彼女が貴女を助けてくれた事は僥倖であります」
ヴィルヘルミナ「この娘を育てた者として無事に見つけられるのか・・・」
ヴィルヘルミナ「身を引き裂かれるような気持ちでいたのは確かであります」
シャナ「ヴィルヘルミナ・・・」
ヴィルヘルミナ「・・・親の心子知らずとは言いますが、それについては」
ヴィルヘルミナ「十分に承知してほしいのであります」
ヴィルヘルミナ「本当にお礼の言いようがないのであります」
ティアマトー『感恩戴徳』
神裂「いえ、私も育ての親の真っ最中なのでお気持ちは大変わかりますよ」クスッ
ヴィルヘルミナ「そうでありますか。奇遇と言うべきか否か・・・」
ヴィルヘルミナ「・・・ところで、坂井悠二の姿が見当たりませんね?」
シャナ「ここには居ないわ。日本に居るみたいだから、私を助けてくれた」
シャナ「アニェーゼって子が代わりに向かって確かめに行ってくれてるの」
どうする?orどうなる?
↓2まで
今日はここまで。
おやすみなさいでせうノシ
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/29(日) 23:16:55.15 ID:Pq4OXaDBO
- おつおつー
ねーちんとアルファルの素直組と比べてシャナもヴィルヘルミナも抱え込むタイプの親子愛だからふと気がつくこともあるんだろうな
徒との対決に備えてではないがレベルを知るためにヴィルへルミナと手合わせするねーちん
互いにリボンや七天七刀の戦い方に舌を巻き楽しむcv伊藤静s
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 06:24:37.95 ID:y3+y86s6O
- 来客が増えたと聞いてパンを焼いてきたヴィリアンが顔をのぞかせてくるとヴィルへルミナに振る舞う
長旅やこれからのことを考えてと語る姿を見て無碍にもできず口にすると満更でもない様子
特にチーズ入りのパンも好きなようでメロンパン含めてレシピをこっそり耳打ちして聞くヴィルへルミナ
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 07:03:03.95 ID:QAMPNao5O
- 騎士団長からの使いでシャナたちに薬を届けるように頼まれたガリマや神裂に遠征用の荷物を届けに来たアルファルやニョルミルを見て一発で普通の人間ではないと気がつくフレイムヘイズたち
出自はどうあれと愛する人と世界のためにいると語る姿に胸を打たれる
- 379 :1 [saga]:2024/09/30(月) 11:55:56.02 ID:IqcdwyCY0
- 神裂「日本行きの便は手配済みですので、ここで準備を整えて向かう事にしましょう」
ヴィルヘルミナ「何から何まで考慮してくださり感謝するのであります」
ティアマトー『当意即妙』
シャナ「準備って言っても特にする事はないのよね・・・」
神裂「・・・ヴィルヘルミナ。もしよろしければ手合わせをしていただけませんか?」
シャナ「えっ・・・!?」
アラストール『それはまた唐突な要望だな。何か理由があっての事か?』
神裂「はい。紅世の徒の戦力がどれほどなのか、実戦で確かめてみなければわかりませんが」
神裂「その勢力と実際に戦っているフレイムヘイズの方の力量を知っておく事で」
神裂「実戦でも感覚をいち早く掴めるはずだと思うんです」
ヴィルヘルミナ「ふむ・・・なるほど。確かに一理あるのであります」
ティアマトー『異口同音』
シャナ「>>379」
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 12:12:44.56 ID:htUe8tn9O
- 大丈夫?
ヴィルへルミナは相当な手練だけど……
- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 12:53:58.84 ID:LwDknP8wO
- 確かにヴィルへルミナのレベルを知れたなら高レベルな徒の相手も可能ね
不安なのは華奢…いや出るところは出てるわねこほん
そこまで体格的に大きくないあなたがどこまでできるのか気になるわ
- 382 :1 [saga]:2024/09/30(月) 13:42:12.06 ID:IqcdwyCY0
- シャナ「確かにヴィルヘルミナの強さを知れたら、そこそこ強い徒の相手も可能ね」
シャナ「でも・・・大丈夫?ヴィルヘルミナも相当な手練れだけど・・・」
アラストール『華奢な体格をしてはいないようだが、渡り合える力を身に付けているかどうかだな』
神裂「飽くまでも実力の程を知るためですので、ご心配には及びませんよ」
神裂「これでも私は聖人と呼ばれる特殊な力を得ていますから、体格などの問題は皆無ですよ」クスッ
ティアマトー『容貌魁偉』
シャナ「・・・それなら、いいけど・・・言われてみれば、私より高いからそう見えてたけど」
シャナ「神裂と比べて見たらヴィルヘルミナの方が低いのね」
ヴィルヘルミナ「む・・・それは少し遺憾であります。平均以上はあるのであります」
神裂「>>383」
神裂ねーちんは175cm、ヴィルヘルミナさんは166cmで9cmの差があります。
逆にシャナ(141cm)とは30cm差。
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 18:51:32.92 ID:m08p0I1KO
- ねーちん結構高身長なんだねモデル体型だし
ステイルの横だと高く見えない…
何事もほどよい高さというのはありますから
他の家族からすると私は背の高い妻になりますが、私はこれがベストだと思っています
あなたもシャナさんとの関係は今がベストでしょう?
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 19:28:35.22 ID:BAdix8ePO
- ヒールを履くと高くなるでしょうがその装束だとそれよりも動きやすい方がいいかもしれませんね
私も術式の都合でこの服装ですから
- 385 :1 [saga]:2024/09/30(月) 21:13:18.48 ID:9mFpN7hR0
- 神裂「何事も程よい高さというのはありますから・・・」
神裂「私は平均より背の高いそうですが、これがベストだと思っています」
ヴィルヘルミナ「そうでありますか・・・」
神裂「ヒールを履くと多少は高くなるでしょうけど・・・その装束なら動きやすさを考慮して」
神裂「今のブーツで十分だと思います。それに、シャナさんと目線を合わせる際に」
神裂「無理な姿勢となっては、そのままよかったと後悔する可能性もありますから」
ティアマトー『冷静沈着』
ヴィルヘルミナ「・・・確かに、一理あるのであります。冷静に考えるべきでありますな」
ヴィルヘルミナ「貴女の言う通り、今のままでも十分だと満足すべきであります」
シャナ「>>386」
>>383 彼は200cmと町中を歩いてたらバスケ業界のスカウトが来るぐらいにはデカイでせうもん(´3‵)
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 21:25:06.42 ID:WX12w9/bO
- 私はもう少しだけ欲しいけど伸びてくれるかしら…ムムッ
正直二人とも美人なんだしそこまで求めなくても良いんじゃない?
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/09/30(月) 21:26:09.16 ID:BAdix8ePO
- 意外と神裂の方が大人なのかしらね
ヴィルへルミナがこうも諭されるのって結構珍しいわ
- 388 :1 [saga]:2024/09/30(月) 22:50:32.00 ID:9mFpN7hR0
- シャナ「(ヴィルへルミナがこうも諭されるのって結構珍しい気がする)」
シャナ「(意外と神裂の方が大人なのかしらね・・・年下のはずだけど)」
アラストール『どうかしたのか、シャナ?』
シャナ「あ・・・別に。その・・・私だってもう少しだけ欲しいけど・・・」
シャナ「これから伸びてくれるのかしら・・・」ムムッ
神裂「貴女の食生活や生活環境にもよるでしょうから、それさえ気を付ければ問題ありませんよ」
神裂「ただ身長は個人差があるので一概に言えませんが・・・」
ヴィルヘルミナ「その点はご安心を。どちらも私が管理しているのであります」
神裂「それなら、今後に期待しても・・・どうかされましたか?」
シャナ「・・・な、なんでもない」
アラストール『うぅむ・・・む?無明鏡振が光っている。来たようだぞ』
―・・・シュフォンッ
―スタンッ
マージョリー「はぁー、やっと着いたわね・・・って、チビジャリがもう居るじゃない」
シャナ「やっぱり・・・弔詞の詠み手だったのね。お酒ってだけでわかってたけど」
マージョリー「何よ、会って早々にその言い草。ちょっとは心配してあげてたんだから」
マージョリー「嬉しく思いなさいよね。・・・ところで、そっちのあんたは?」
神裂「>>389」
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 06:28:36.46 ID:SDJZ6lNgO
- ええ、私はここの組織に所属している神裂火織と申します
あなたもフレイムヘイズなのですか?
見たところ仕事に熱中するようなキャリアウーマンに見えますが
おつおつー
マージョリーは見た目だけならテレスっぽいけどキャラ的にはとあるシリーズだと珍しいタイプかなと
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 07:53:15.29 ID:cHco98GwO
- 三者三様と言いますか同じフレイムヘイズでも結構性格は違うようですね、女傑みたいな雰囲気ですし
- 391 :1 [saga]:2024/10/01(火) 20:30:18.08 ID:7KbibyOv0
- 神裂「ええ、私はこの世界の宗教組織に所属している神裂火織と申します」
神裂「貴女がヴィルヘルミナに次ぐもう1人のフレイムヘイズですね?」
マージョリー「そう、マージョリー・ドーよ。弔詞の詠み手とも呼ばれているけど・・・」
マージョリー「ま、好きに呼んでちょうだい。私は神裂って呼ばせてもらうわ」
神裂「わかりました。では、マージョリーとお呼びさせてください」
神裂「三者三様と言いますか・・・同じフレイムヘイズでも性格は違うようですね」
神裂「見た所、仕事に熱中するような上司に見えますし、女傑のような雰囲気を感じます」
マージョリー「あら、初対面なのにそうも煽てるなんてね。見る目があるじゃない」
マージョリー「よくわってるみたいだし、そういうタイプって嫌いじゃないわよ」クスッ
シャナ「神裂、見た目に騙されちゃダメ。これでも100年単位のバアーサンなんだから」
ヴィルヘルミナ「先だって話した通り、酒癖の悪さで右に出る者はいない程であります」
マージョリー「それに比べてあんた達は寄ってたかって言いたい放題言ってくれるわね!」ビキッ
マルコシアス『ヒャヒャヒャヒャッ!事実であるが故に言い負かされるとはな!』
マルコシアス『我が酔いどれの酒ブッ!?』
マージョリー「うっさいバカマルコ!少しはフォローなりしなさいよね!」
神裂「>>392」
- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 20:50:18.74 ID:AlmcJBWBO
- な、なるほど直情的と言うところで言えば非常にわかりやすくてありがたいところです
しかし100年以上生きてその美貌とは……
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 20:51:13.39 ID:BLDQGD5RO
- その辞典みたいなものがあなたの眷属なのでしょうか?
割と感情豊かですね
- 394 :1 [saga]:2024/10/01(火) 21:53:27.19 ID:7KbibyOv0
- 神裂「な、なるほど・・・直情的と言う所で言えば非常にわかりやすくてありがたいです」
神裂「しかし、100年以上生きているのにも関わらず、その美貌とは・・・」
アラストール『我ら紅世の王と契約を結んだフレイムヘイズは契約時の肉体を保ち続ける事になる』
アラストール『従って老化はせず、力が衰えるという事も無くなるのだ』
ヴィルヘルミナ「なので、私も彼女ぐらいには長生きしているのであります』
ティアマトー『長生久視』
神裂「それでは、もしかしてシャナさんも・・・?」
シャナ「いいえ。私は見た目通りの年齢に近いぐらいだから、年上とか気にしないで」
マージョリー「まぁ、そもそも敬語を使ってるんだから今更でしょ」
神裂「それでもそうですか・・・ちなみに貴女の肩に掛けている、その辞典のような物が」
神裂「神器なのでしょうか?契約している紅世の王は・・・かなり感情豊かですね」
マージョリー「豊か過ぎでこっちは困ってるけど・・・まぁ、そうよ。こいつはマルコシアス」
マージョリー「いつもこんな調子だから、聞き流しちゃってちょうだい」
マルコシアス『手厳しいねぇ〜。ま、よろしく頼むぜぇ!』
神裂「はい、こちらこそ。よろしくお願いします」
ヴィルヘルミナ「・・・では、合流したという事でありますので、神裂火織」
神裂「はい。少し歩きますが、そこへ向かう事にしましょう」
マージョリー「ん?チビジャリ、あの2人何かするつもりなの?」
シャナ「徒と戦うためにちょっとした手合わせをね。多分、大丈夫だとは思うけど・・・」
マージョリー「>>395」
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:02:21.43 ID:AlmcJBWBO
- へぇ……
ま、青二才なんだろうけれど良い雰囲気はあるから楽しみね
あの子見たところまだ17とかそこらへんでしょ?
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:03:32.77 ID:JIndTrytO
- 案外本気でやらないといけない相手かもしれないわよ?フフッ
私ならちょちょいのちょいかもしれないけど
年の功とか言ったらキレるわよ
- 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/01(火) 22:04:04.73 ID:uwJLCnpsO
- それはどっちの心配?対等にやり会えるなら両方を心配しておきなさい
- 398 :1 [saga]:2024/10/01(火) 23:21:58.95 ID:7KbibyOv0
- マージョリー「へぇ・・・それはどっちの心配かしら?」
シャナ「え?どっちのって・・・」
マージョリー「案外、神裂も本気でやらないといけない相手かもしれないわよ?」フフッ
マージョリー「対等にやり合えると思ったら両方を心配しておきなさい」
シャナ「・・・」
マルコシアス『ほほー?珍しく気を遣うとは、我が年のこぶ』
マージョリー「年の功とか言ったらわかってるわよねぇ?」ギリギリッ
マルコシアス『あーあーあーあー!悪かったって!やめろやめろ!』
マージョリー「ったく・・・ま、青二才なんだろうけれど、良い雰囲気はあるから楽しみね」
マージョリー「あの子、見た感じまだ17とかそこらへんでしょ?」
アラストール『2つ上だ。養子を持っているため万条の仕手と似通っているように思える』
マージョリー「へぇ〜?声も似てると思ってたけど、そこまでねぇ・・・」
-イギリス ランベス 学校跡地-
神裂「つい最近、学校を建て替えるために空き地となって何もありません」
神裂「人払いという魔術で誰も近付けないようにしておきましたので、心置きなくやりましょう」
ヴィルヘルミナ「承知したのであります。神裂火織、お手並み拝見とさせていただくのであります」
ティアマトー『明察秋毫』
3回判定
偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け)
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 04:18:16.27 ID:NlRPymv50
- 三条東山田中人形
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 05:38:43.57 ID:nrGtid0pO
- それ!
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 06:59:42.14 ID:I1j3XXgjO
- おつおつー
流石に変身もしない生身だと帯を操るヴィルへルミナの方に分があったかな
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 08:06:45.61 ID:XP7Q/n2RO
- 七天七刀でバッサリ斬るのも苦戦しそうだよねあのリボン
切られても切られてもまとわりついてきそう
- 403 :1 [saga]:2024/10/02(水) 16:33:16.57 ID:lS0FZ6nM0
- 神裂「では・・・参ります」ザッ
抜刀した七天七刀を構える神裂は真っ向勝負と言わんばかりに、正面からヴィルヘルミナへ接近して行く。
解体後のためか神裂が駆け抜けた後から土煙が大量に噴き上がり、驚異的な脚力だとシャナは驚いていた。
瞬く間に3mもの距離まで近付くと、ヴィルヘルミナに振り翳した七天七刀の斬撃を繰り出す神裂。
―ガギィィインッ!!
神裂「っ!?」
―シュルルルルル・・・
寸止めまで振り下ろすはずだった刃が白いリボンによって阻まれた。
硬質な物同士がぶつかり合ったようなその音からして、鋼鉄に勝る硬度であると察して神裂はすぐに後方へ飛び退ける。
ヴィルヘルミナ「先行は譲ったので、次はこちらからであります」
ティアマトー『後攻』
―ヒュ ル ル ル ル ル ル ルッ!
神裂「くっ・・・!」
―ガギィンッ! ギャギィッ・・・! ガギィッ!
ヴィルヘルミナの背後から無数の白いリボンが蛇の様にうねりながら神裂へと襲い掛かった。
咄嗟に七天七刀で防いだため直撃こそ免れたが、後続してくる白いリボンは縦横無尽に神裂の周囲を飛び交う。
目の前から、頭上から、更には死角からもヴィルヘルミナを基点とした全方位から迫る白いリボンの波状攻撃に神裂は防戦一方となっていた。
残り2回判定
偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け))
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 19:04:08.60 ID:eukGEkujO
- ほれ!
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 19:06:40.76 ID:eVxqCsc7O
- ねーちんのワイヤーならなんとか…
- 406 :1 [saga]:2024/10/02(水) 21:58:58.07 ID:ORnR2TSV0
- 神裂「(四方八方からと厄介ですね・・・それならば)」チャキンッ
神裂「(こちらも似たような手を使わせてもらいます)」
神裂「七閃!」
―ギュ ラ ラ ラ ラッ!
―ビシィッ! ギチチチッ! ビキィッ!
ヴィルヘルミナ「む。これは・・・ワイヤーでありますか」
ティアマトー『快刀乱麻』
鞘の鯉口から放たれた七本の鋼糸が、飛び交う白いリボンと絡み合いながら動きを封じさせていく。
1本の鋼糸に複数本が巻き付いて徐々にヴィルヘルミナに近付くための隙間ができていった。
神裂はそこを見つけては潜り抜け、再び白いリボンが迫り来る方向に鋼糸を放つという常人では不可能な素早い動作を見せた。
シャナ「・・・すごい・・・」
マージョリー「へぇ?本気を出してないとはいえ、あいつと張り合ってるじゃないの」
アラストール『この世界における自在師と称しても過言ではなさそうだな』
マルコシアス『まったくだ!見ろよあのバルンバルン跳ねて揺れ動いてやがるむぶへっ!』
ヴィルヘルミナ「(彼女の実力を少し侮っていたかもしれないのであります)」
ヴィルヘルミナ「(非礼を詫びるためにも、少しばかり本気を出すのであります)」
ヴィルヘルミナは無数の白いリボンを手元で束ね、1筋の槍を創り出した。
その間に神裂は最後の隙間を潜り抜けると地を蹴ってヴィルヘルミナに斬撃を繰り出す。
それをヴィルヘルミナは創り出した槍で受け止めた事で鍔迫り合いとなる。
決着
偶数 神裂VSヴィルヘルミナ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目=引き分け))
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:19.34 ID:eukGEkujO
- 互いに仮面がないあたり模擬戦だろうけどどっちもなかなか…
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:45.53 ID:3Eg+JhaTO
- どっちが勝っても不思議でないからワクワクしてくるねえ!
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/02(水) 22:05:53.46 ID:lLXrIq/uO
- とう!
- 410 :1 [saga]:2024/10/02(水) 23:26:20.54 ID:ORnR2TSV0
- 神裂「フッ・・・!タァッ!」
ヴィルヘルミナ「っ・・・!」
―ガギィンッ! ギキィンッ・・・!
七天七刀と白い槍が勢いよくぶつかり合い、火花が散って金属音が周囲に響き渡る。
神裂が七天七刀を振り抜くとヴィルヘルミナは弾かれて体勢を崩す。その隙を狙って追撃を繰り出すが、白いリボンによって阻まれてしまった。
同時に2人は後退し、構え直すとお互いの出方を伺って間を空ける。
神裂はヴィルヘルミナが創り出した槍の威力もさることながら、本人の高い戦闘技術にも警戒を強めていた。
対するヴィルヘルミナも互角に太刀打ちする神裂の実力を改めて認識し、油断はしないと気持ちを強める。
神裂「(次で決めるべきですね)」
ヴィルヘルミナ「(次で決めるのであります)」
神裂は七天七刀を鞘に納めて居合の構えを取る。ヴィルヘルミナも槍を瞬時に突き出せる構えを取った。
見守っているシャナ達も、これで決着がつくのだと雰囲気で察していた。
そして、風に吹かれる木の葉が横切ったと同時に2人は地を蹴り一瞬で互いの間合いへと入った。
神裂とヴィルヘルミナの影が重なった、その刹那に・・・勝負は決した。
―・・・パキィンッ・・・!
神裂「・・・勝負あり、と言ってよろしいでしょうか」
ヴィルヘルミナ「・・・はい。こちらが折れたからには」
ヴィルヘルミナ「>>411」
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 06:38:20.32 ID:j8xd752YO
- いかほどのものかと少々疑念をいだいておりましたが、あなたが私達の敵でないことを感謝するのであります
それを使いこなすのに積み重ねてきた経験も見えました
おつおつー
ヴィルへルミナと対等は流石だねーちん
あのワイヤーの切れ味の良さもよくわかった…
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 07:12:22.03 ID:7imgWTbNO
- 53だからヴィルへルミナの勝ちかな?と思ったけどここは神裂の勝ちかー
奇しくもマージョリーの予想通り
刀を振りかざして切るだけではなくそうしたワイヤーを使うのは予想外だったのであります、パワーの有りそうな見た目ではないので不思議です
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 08:28:36.51 ID:tjse3wmhO
- 上条さんも思えばよく命を落とさなかったな…と思うくらいには強いよね七天七刀
- 414 :1 [saga]:2024/10/03(木) 10:02:22.23 ID:G2pphlSL0
- ヴィルヘルミナ「いかほどの実力なのかと少々疑念を抱いていたでありますが・・・」
ヴィルヘルミナ「貴女が我々の敵でない事に安堵しているのであります」
ティアマトー『合縁奇縁』
ヴィルヘルミナ「刀を振り翳して斬るだけでなく、あのワイヤーを使った戦法には」
ヴィルヘルミナ「意表を突かれたのであります。それを使いこなすのに何年もの」
ヴィルヘルミナ「鍛錬を積み重ねてきたとお見受けしたであります」
神裂「こちらの方こそ、貴女の技量には舌を巻かされました」
神裂「紅世の徒もこれほどまでに強いとなると・・・気を引き締めなければなりませんね」
マージョリー「そう気を張らなくていいわよ。戦技無双の舞踏姫って呼ばれるくらい」
マージョリー「そいつは別格だから連中と比べられないわよ。今更言うのもなんだけど」
マルコシアス『まぁ、本気じゃなかったとはいえ互角だったあんたも大概だな!』
シャナ「・・・神裂はどうやってそんなに強くなれたの?」
神裂「そうですね・・・頼れる仲間と日々、鍛錬を積み重ねた成果でしょうか」
神裂「>>415」
>>412 偶数か奇数なのでギリギリ1つ上なのでねーちんの勝ちになりました
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 12:20:47.65 ID:tjse3wmhO
- 元々組織のトップとして育つ責任が宿命だったからと言うのもありますが、もっと強くなろうとなったのは出会いがあったからでしょうか
親友のインデックスもそうですし、愛娘のアルファル、旦那の海之さんも……//
- 416 :1 [saga]:2024/10/03(木) 15:56:26.15 ID:rEYY0X8m0
- 神裂「元々組織のトップとして育つ責任を背負っていたというのもありますが・・・」
神裂「更なる高みを目指さなければという出会いがあったからです」
アラストール『なるほど。それは友や親しき者達の事だろうか?』
神裂「ええ。加えて愛娘と・・・の、ためにもです//恥ずかしながら//」コホンッ
シャナ「?(もう1人が誰なのか聞こえなかった・・・)」
マージョリー「誰かのために強くなる、ねぇ・・・神裂みたいなタイプは珍しく感じるわ」
マージョリー「私達は基本的に復讐目的ばっかりなんだから。まぁ、それを望んでる訳だけど」
神裂「復讐・・・大方の理由はお察ししますが、まさか何百年と生きている間もそうして・・・?」
ヴィルヘルミナ「どれだけ時が流れようと、それがフレイムヘイズの宿命であります」
ヴィルヘルミナ「尤も長生きしている私と彼女は稀なのであります」
ティアマトー『力戦奮闘』
アラストール『神裂火織よ。非常識だと思われるだろうが、それが我々の役目なのだ』
シャナ「だから・・・わかってもらってほしいの」
神裂「・・・ええ。別の世界のあれこれを私が指摘する筋合いはありませんから」
神裂「>>417」
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 16:29:01.57 ID:MMMW6Kn2O
- 動機は違いども目的は同じです、あなたがたのためになるのでしたら喜んで力をお貸ししますよ
- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 16:53:14.28 ID:8amhRobMO
- 原動力は人それぞれですから、私はどうこう言いません
聖職者として愛すべき隣人を愛すことは勧めますが
- 419 :1 [saga]:2024/10/03(木) 18:14:53.80 ID:rEYY0X8m0
- 神裂「原動力は人それぞれですから、動機は違えど目的は同じ。私はどうこう言いません」
神裂「貴女方のためになるのでしたら喜んで力を貸しますよ」
シャナ「神裂・・・ありがとう。そう言ってもらえてよかったわ」
アラストール『うむ。我からも感謝する』
マージョリー「てっきり堅物そうな感じがしてたけど話がわかるじゃない」クスッ
マルコシアス『ああ、まったくだぜ!器が広いのも頷けるものを持ってるだけあごふ!?』
ヴィルヘルミナ「では・・・先程のお店へ戻り、今後の方針を決めるのであります」
ティアマトー『作戦会議』
神裂「そうですね。では、人払いを解きましょう」
ヴィリアン「あっ・・・!神裂さん、シャナさん。お戻りになられましたか」
神裂「はい。ヴィリアン王女、こちらのお2人がシャナさんと同胞の方々です」
ヴィリアン「>>420」
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 18:31:17.67 ID:MMMW6Kn2O
- てっきりシャナさんと同学年の少女かと思っていましたがお二人ともしっかりなされていそうな淑女だったのですね
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 18:34:26.78 ID:7ClQTrh2O
- メイド服の方の着こなし方はなかなか…!
仕えている方をそれなりに見てきたつもりですが、シワ一つなく美しいですね
お隣の眼鏡の女性の方はなるほど……
リメエアお姉様のよそ行きはパンツルックが多いのでスカートも良いですね
- 422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/03(木) 18:35:18.00 ID:D6AT1i9TO
- シャナさんがいい食べっぷりでしたのでお持ちしましたがお二人も少しいかがですか?
シャナさんも今はしっかり食べて回復させないとですしどうぞ
- 423 :1 [saga]:2024/10/03(木) 22:17:50.72 ID:1i4WbPhc0
- ヴィリアン「まぁ。てっきりシャナさんと同学年の方がお見えになると思っていまして・・・」
ヴィリアン「ようこそ、こちらの世界のイギリスへ。私はヴィリアンと申します」ペコリ
ヴィルヘルミナ「ご丁寧なる挨拶、痛み入るのであります。ヴィルヘルミナ・カルメルであります」
マージョリー「私はマージョリー・ドーよ。・・・聞き間違いじゃないと思うけど王女様なの?」
ヴィリアン「はい。王室の姉妹では三女にあたりまして・・・」
シャナ「庶民の生活環境を知るためにここで働かせてもらってるそうよ」
ヴィルヘルミナ「それは素晴らしい事でありますな。お召し物もよくお似合いであります」
ティアマトー『才色兼備』
ヴィリアン「いえ、そんな・・・//そちらもメイド服の方の着こなし方が大変素敵に思います」ニコリ
ヴィリアン「仕えている方をそれなりに見てきたつもりですが、シワ1つなく美しいですね」
ヴィルヘルミナ「お褒めいただきありがたく思うのであります」
ヴィリアン「シャナさんがお気に召したメロンパンを焼きましたので」
ヴィリアン「お2人も少しいかがですか?他のパンも焼いております」
シャナ「>>424」
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 06:53:34.71 ID:DhF7b9a/O
- メロンパン!
……せ、せっかく焼いてくださったのに食べないなんて失礼よね、いただくわ
おつおつー
ヴィリアン王女と言い王女勢のコミュ力の高さは母親譲りかにゃーん
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 07:29:30.13 ID:pUPShhM9O
- 二人ともせっかくの王女が焼いてくださったパンよ?お断りなんてしないわよね?
- 426 :1 [saga]:2024/10/04(金) 10:05:35.87 ID:RlrMXWr/0
- シャナ「メロンパン・・・!//」パァァア
アラストール『シャナよ・・・まだ食べ足りぬのか』
ヴィルヘルミナ「むむ・・・私が来る前までにいくつ食べていたのでありますか?」
ティアマトー『暴食』
シャナ「」ギクッ
マージョリー「その反応からして結構食べてたわね。やれやれ・・・」
マルコシアス『ヒッヒッヒッ!大方、ヴィリアン王女様もご厚意をし過ぎたんだろうな』
ヴィリアン「も、申し訳ございません。とても美味しそうに食べられていたので」
ヴィリアン「私もつい張り切ってしまいましたから・・・」
シャナ「そ、そうよ。せっかく焼いてもらったんだから、食べないなんて失礼でしょ」
シャナ「それに王女様のご厚意なんだし断るなんてできないわよ」
ヴィルヘルミナ「・・・まぁ、一理あるという事で今回だけは大目に見ましょう」フンス
マージョリー「>>427」
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 12:15:09.40 ID:ARKLb1f0O
- まったく何だかんだ言って甘ちゃんねぇ〜
王女の作るパンが食べれるなら分からなくもないけどね
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 12:57:22.41 ID:MgMiNAbUO
- 女心を翫ぶ愛くるしい王女様ねぇ…
ちょっと強かさとかを感じるけど骨抜きにされないようになさい
- 429 :1 [saga]:2024/10/04(金) 21:28:11.87 ID:NvgLVTHb0
- マージョリー「まったく何だかんだ言って甘ちゃんねぇ、あんたも」
マージョリー「ま、女心を翫ぶ愛くるしいお姫様が作ってくれたんだから、わからなくもないけど」
マージョリー「ちょっと強かさとかを感じるけど骨抜きにされないようになさい」
マルコシアス『俺は是非ともされたいもんだぜぇ!我が麗しの酒盃、マージョリー・ドー!』
マージョリー「お黙り!あんたが変な事すれば私も痛い目見るんだからね!」
ヴィリアン「アラストールさんを見て慣れたと思っていましたけど・・・」
ヴィリアン「ヘッドドレスや本のような神器もあるのですね」
アラストール『基本的には王が形状を決めるものなのだが、我はシャナの希望を通りにしたのだ』
ヴィルヘルミナ「ヴィリアン王女、作戦も立てるため店内に入らせてもらうのであります」
ヴィリアン「はい、どうぞ。紅茶を淹れて差し上げますね」
神裂「お気遣いいただきありがとうございます」ペコッ
シャナ「♪」ハムハムッ、モグモグッ
ヴィルヘルミナ「・・・これは・・・」
マージョリー「普通に高級料理レベルじゃないのこれ。50ペンスは安すぎよ」
ヴィリアン「>>430」
- 430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 21:32:32.20 ID:BPUCTLL2O
- 老若男女問わず来ていただきたいので高すぎたらいけませんからね
フレンダの使っているSNSを使いこなして知らない人に会いたいのですがなかなか難しくて…
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 21:34:32.21 ID:s4rTrr45O
- 使っているのは王室が契約している農場産のものですから
私のパンが呼び水となって、農場の人もお客さんが懇意になればWin-Winですしフフッ
- 432 :1 [saga]:2024/10/04(金) 22:41:34.71 ID:NvgLVTHb0
- ヴィリアン「老若男女問わず来ていただきたいので高額過ぎるといけませんからね」
ヴィリアン「それに使用している材料は王室が契約している農場産のものですから」
ヴィリアン「私のパンが呼び水となって、農場関係にお客様が懇意となればWin-Winですから」フフッ
マージョリー「ふーん、そこまで考えてるなんて中々に策士じゃない」
ヴィリアン「いえ、SNSを使いこなして多くの人に知ってもらおうと奮闘しているのですが」
ヴィリアン「やはりソーシャルネットワーキングは難しくて・・・」
ヴィルヘルミナ「わかるのであります。あの様な小さな鏡に文字を映すなどとても・・・」
ティアマトー『艱難辛苦』
神裂「(鏡・・・。・・・あぁ、ガラケーの事を言っているのですね)」
シャナ「確かにあれって難しいわよね。電話で十分だと思う」
マージョリー「電話・・・あぁ、そうだった。神裂、これを渡しておくわ」ペラッ
神裂「はい・・・これは栞ですか?」
マージョリー「ええっ、これのね。これを持ってれば封絶の中でも動けるの」
マージョリー「でもって、電話の代わりにもなるから持っといて損はないわ」
神裂「>>433」
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 22:56:30.50 ID:zixISw1GO
- なるほどこれは便利なアイテムですね
離れていてもどこで何をするか伝えられるのは非常に助かります、私は割と動き回る方なので
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 22:58:42.52 ID:BPUCTLL2O
- こんな便利なものが!
私の育った組織だと指笛や音が多かったので新鮮ですね、本の栞のようなのに
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 22:59:24.05 ID:8//Qzm+MO
- これでシャナ、ヴィルへルミナ、マージョリーと会話ができるのでしたら百人力です
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/04(金) 23:01:16.39 ID:TfsvZgGYO
- こう言ってはなんですが我道をゆくバリバリのキャリアウーマンかと思っていましたが、割と教えることや導くことも得意なタイプなんですね、マージョリー……
- 437 :1 [saga]:2024/10/04(金) 23:54:05.89 ID:NvgLVTHb0
- マージョリー「封絶の中だと電波が届かなくて通話もできないから」
神裂「なるほど、とても便利なアイテムですね。離れていても、どこで何をするか伝えられるのは」
神裂「非常に助かりますので、ありがたく受け取っておきましょう」
マージョリー「そう畏まらなくてもいいわよ。貸し借りをなるべく減らしたいだけだから」
神裂「はぁ・・・こう言ってはなんですけれど、我道をゆく孤高の女傑かと思っていましたが」
神裂「貴女は教える事や導く事も得意なのですね」
マージョリー「あら、褒めてくれても何もないわよ」クスッ
マルコシアス『健気な子分共の面倒を見るくらいには情厚き保護者だからな』
マルコシアス『我が情厚き女、マージョリー・ドーは』
シャナ「あっ・・・あの2人だけで徒や燐子を何とかできるのかしら・・・」
マージョリー「連中も上から指示されてる限りは無暗に動かないはずだから大丈夫よ」
シャナ「そう・・・それならいいんだけど・・・」
ヴィルヘルミナ「ところで、気になっていたのでありますが・・・贄殿遮那はどこに?」
シャナ「アニェーゼに・・・貸してあげた。徒や燐子に出くわしたら危ないから」
ヴィルヘルミナ「>>438」
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 07:24:31.06 ID:GlPnWyV4O
- アレを渡すなんてよほど何か事情があったと思うのであります
しかしアレが無いとあなたの実力を十二分に発揮できないのでは?
おつおつー
フレイムヘイズよりやっぱりねーちんはアナログ派なんだな…
割と適応力の高いフレイムヘイズがすごすぎるのかもしれないけど
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 08:02:25.31 ID:CV+DbVcMO
- 使いこなせるのは貴方しかいないと思いますがよほどのことだったと信じているのであります
- 440 :1 [saga]:2024/10/05(土) 12:14:28.33 ID:p+VvxVZh0
- ヴィルヘルミナ「あれを渡すとは・・・使いこなせるのは貴方しかいないと思うのでありますが」
ヴィルヘルミナ「それほど信頼できる方なのでありますな?天壌の劫火」
アラストール『無論だ。シャナを助けてくれたのもアニェーゼ殿なのだからな』
マージョリー「え?助けたってあんた何かドジ踏んだの?」
ヴィルヘルミナ「聞く話によれば溺れていたとかなんとか」
シャナ「無明鏡振をアイツらが川に捨ててたから・・・覚えてないけど川の中に出たみたいなの」
マージョリー「はぁー、とんだ嫌味ったらしい事するわね。呆れて物も言えないわ」
ヴィルヘルミナ「助けてくださったその方には、私もお礼を申し上げなければならないであります」
ヴィルヘルミナ「しかし、あれを持たずして貴女の実力は十二分に発揮できないのでは?」
シャナ「この辺りに徒は居ないから一先ずは大丈夫。明日、合流した時に」
シャナ「ちゃんと返してもらうから心配しなくてもいいよ」
マルコシアス『おいおい、居ないって根拠はどこにあるんだ?』
神裂「私の組織が使用するディスクアニマルという音式神を用いて捜索をしました」
神裂「怪しい人物の会話を録音した場所に向かいましたが、どれも違っていましたので」
神裂「やはり所有面積の多い紅世の徒は日本に居るのは間違いないでしょう」
シャナ「>>441」
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 12:24:30.01 ID:cGB7GPK/O
- 隠密活動もフットワーク軽く行えるってあなたの組織ってすごいわね、スパイとか公安なの?
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 12:27:12.97 ID:1y2eU3uuO
- 日本に渡るには飛行機だろうけど間に合うかしら…
- 443 :1 [saga]:2024/10/05(土) 15:27:50.91 ID:p+VvxVZh0
- シャナ「隠密活動も索敵も簡単にこなすなんて、神裂の所属してる組織はすごいわよね」
神裂「元々、幕府の迫害から逃れつつも十字教を信仰していた隠れキリシタンなので」
神裂「その背景が示すような隠密性に特化した魔術を得意としているのですよ」
シャナ「その魔術って・・・私でも扱えるのかしら・・・?」
神裂「魔術自体は誰にでも使えるため、学べばどんな人物でも魔術師となれます」
神裂「但し単に魔術を使うだけでなく、自力で術式を改良、研究、開発などができて」
神裂「初めて一人前として認められるようになるんです」
シャナ「そう・・・じゃあ、付け焼き刃だと大した力にはならないて事ね」
アラストール『フレイムヘイズも自在法を使いこなすには修練を必要とする』
アラストール『>>444』
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 15:33:51.90 ID:YaufN7HuO
- 魔術師と我々フレイムヘイズは意外と似通っているのかもしれないな
神裂もシャナに負けないくらい勤しんだのがわかる
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 15:38:24.59 ID:5JhrVOBxO
- 神裂が自分自身で修練を重ねる姿を想像するのは容易に浮かぶな、シャナもこれから積み重ねを増やせばいい
- 446 :1 [saga]:2024/10/05(土) 17:19:09.86 ID:p+VvxVZh0
- アラストール『魔術師と我々は意外にも似通っているのかもしれぬな』
アラストール『シャナに負けぬ程、神裂殿は自分自身の修練を重ねてきた姿を想像するのは』
アラストール『容易に思い浮かぶ。シャナもこれから積み重ねを増やせばいいのだ』
シャナ「・・・そうね。悠二だって頑張ってるんだし、もっと強くなれるはずだから」
シャナ「アイツらの好き勝手にはさせないためにも・・・ね」
ヴィリアン「お待たせ致しました、どうぞ。私のお気に入りのブレンドです」コトッ
マージョリー「あら、そうなの。じゃ、楽しみながら本題に入ろうかしら」
ヴィルヘルミナ「神裂火織。貴女の組織から何名を派遣できるであります?」
神裂「アニェーゼが率いる部隊、私が束ねる天草式、そしてイギリス清教から人選をして・・・」
ヴィルヘルミナ「ヴィリアン王女、この度は本当に感謝するのであります」ペコリ
マージョリー「パンもお気に入りの紅茶も美味しかったわ。ありがとう」クスッ
ヴィリアン「どういたしまして。翌日になりますが、皆さんの武運を祈ります」
ヴィリアン「>>447」
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 17:21:59.82 ID:K3iUD5mLO
- 私もお付き添い出来ればと思ったのですが、今回はどうしてもいけませんので…
こうして胃袋から応援をさせていただきました
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 17:24:28.77 ID:EQRHulh7O
- 私からできる事は英国から応援することですが、困難を乗り越えて物事を成せると信じております
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 17:26:03.10 ID:YaufN7HuO
- シャナ様の夢中になってる姿は特に私の脳内に刻まれたのでとても楽しかったですよ
こんな風に夢中になっていますくださる方は新鮮でしたから
- 450 :1 [saga]:2024/10/05(土) 17:55:23.87 ID:p+VvxVZh0
- ヴィリアン「私もお付き添い出来ればと思ったのですが・・・」
ヴィリアン「どうしても行けそうにありませんので、心から応援しましょう」
ヴィリアン「困難を乗り越えて物事を成せると信じております」
シャナ「うん。必ずこの世界の調律を守ってみせるから」
ヴィリアン「お願い致します。シャナさんの夢中になって食べているお姿は」
ヴィリアン「特に私の中で刻まれていまして、とても嬉しかったですよ」クスッ
ヴィリアン「あんなにも夢中になって食べてくださる方は新鮮でしたから」
シャナ「そ、そう・・・//(ちょっと恥ずかしいかも・・・//)」
ヴィリアン「事態の収束がついて、元の世界へお戻りになられる際にはお気をつけて」
シャナ「うん。ありがとう・・・メロンパン、すごく美味しかった」コクリ
神裂「では、ヴィリアン王女。王室への報告の程、よろしくお願いしますね」
ヴィリアン「はい、お任せを」コクリ
- 451 :1 [saga]:2024/10/05(土) 20:29:50.09 ID:p+VvxVZh0
-
-イギリス ランベス 必要悪の教会女子寮-
ルチア「・・・」ジーッ
アンジェレネ「ほわぁ・・・」マジマジ
シャナ「・・・な、何よ。人の顔をジロジロ見て・・・」
ルチア「あ、いえ、失礼しました。友人と似ていたものですから・・・」
アラストール『アニェーゼの事であろう。我も一目見てそう思ったものだ』
アンジェレネ「え?あっ、ペ、ペンダントが喋ってる・・・」
チェイス「クリムと同じ様な人工知能が内蔵されているのか?」
シャナ「何の事か知らないけど、全然違うわよ。・・・というか、ここ女子寮なんじゃ」
ルチア「>>452」
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 20:34:50.90 ID:o1b5XWLgO
- ええ、仰る通り女子寮ですが役割がある方については精査した上で住まわせてます
神に仕える者として行き場の無い者を放っておくのは見逃せない反面、倫理的なことを考えたと言わせてください
- 453 :1 [saga]:2024/10/05(土) 20:50:25.70 ID:p+VvxVZh0
- ルチア「ええっ、仰る通り女子寮ですが役割がある方については精査した上で居座らせています」
ルチア「神に仕える者として行き場の無い者を放っておくのは見逃せない反面」
ルチア「倫理的な対処を行ったと言わせてください。・・・加えて私の夫なので・・・//」
シャナ「あぁ、そうなの。それなら、まぁ・・・ここに居るのも当然ね」
神裂「シャナさん。たった今、アニェーゼから連絡をしてくだいまして・・・」
シャナ「!。悠二は?どうだったの・・・?」
神裂「どうぞ、本人からお聞きください」
シャナ「あっ・・・も、もしもしアニェーゼ?悠二は見つけられたの?」
アニェーゼ『はい、運よく知人と一緒に居てすぐに発見しました』
シャナ「そっか。それなら・・・無事でよかったと思うわ」
アニェーゼ「>>454」
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 21:11:25.89 ID:aSMAxv32O
- しっかし学園都市にも私とシャナさんみたいな声の似たそっくりさんがいたと思ったら浜面でやがったんですよね
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 21:12:59.27 ID:kZewMjyQO
- 無事でやがりますがさっそく徒とのドンパチしやがったみてえでして……
あいにく無傷ではありますが、ふがいなく申し訳ねえです
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/05(土) 21:13:52.80 ID:s4ItWZfWO
- とりあえず私が彼の護衛をやるんで、お仲間を連れてシャナは無事に渡ってきてください
喜ぶのはそれからにしやしょう
- 457 :1 [saga]:2024/10/05(土) 22:17:36.11 ID:p+VvxVZh0
- アニェーゼ『無事でやがりますが・・・早速、徒と戦りあったみてぇでして』
シャナ「はっ・・・!?・・・だ、大丈夫なのよね?怪我とか・・・」
アニェーゼ『幸いにも浜面ともう1人の少女のおかげで無傷ではありますね』
アニェーゼ『とりあえず私達が彼の護衛をやるんで、お仲間を連れてシャナさんは』
アニェーゼ『無事にこっちへ渡ってきてください』
シャナ「そう・・・わかったわ。教えてくれてありがとう、アニェーゼ」
アニェーゼ『・・・うーん、もう少し喜んでもいいんじゃねぇですか?』
アニェーゼ『あれだけ気にしてたのに、その反応はあんまりだと思いますよ』
シャナ「べ、別に心配なんてしてないから・・・」
アニェーゼ『はぁー、そうですか。まぁ、そういう事で神裂さんに代わってもらえます?』
シャナ「あ、う、うん・・・その、アニェーゼには感謝してるわよ」
シャナ「>>458」
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 05:56:17.70 ID:ojf3HvVyO
- 悠二のことを早々に見つけてくれて、こうしてすぐに連絡をくれたもの……
あ、ありがとう……//
おつおつー
女子寮に立ち入りオーケーなのってチェイスとたっくんくらいか
たっくんも塩というかワチャワチャしてんなくらいだろうし……
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 09:05:20.90 ID:2omshtFQO
- 異世界から来た私にここまでしてくれるなんて感謝しかないわ、私も頑張らないと
- 460 :1 [saga]:2024/10/06(日) 18:20:18.45 ID:DvNevbtI0
- シャナ「悠二の事を早々に見つけてくれて、こうしてすぐに連絡をくれたもの・・・」
シャナ「異世界から来た私にここまでしてくれるなんて感謝しかないわ。あ、ありがとう・・・//」
アニェーゼ『・・・はい、どういたしまして。では、明日お会いしましょう』
シャナ「うん。じゃあ、神裂に代わるわ」
神裂「・・・アニェーゼ、そちらの戦力には何名が協力してくだるでしょうか?」
シャナ「・・・はぁー」
ルチア「悠二という方も貴女と同じ世界から来ているのですか?」
シャナ「あっ・・・ええっ。私とは違って日本に居るみたいだから」
シャナ「アニェーゼに探してもらってたの。・・・ホンットに心配させるんだから」ムスッ
アンジェレネ「で、でも、無事に見つかったみたいでよかったですね」
チェイス「>>461」
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 18:38:16.71 ID:cWDFZEGBO
- 見つかったのにどうしてそんな怒っているんだ?
ルチアみたいに喜べばいいのに
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 18:39:49.96 ID:9Dw7ZC19O
- 心配はかけたくてかけるものではないからな…
気がついたらかけてしまっているものだ、本人にそのつもりはないのだろうから再会出来たら怒らずに素直に会ってやれ
- 463 :1 [saga]:2024/10/06(日) 19:09:26.26 ID:DvNevbtI0
- チェイス「見つかったのにも関わらず、何故そこまで怒っているんだ?」
シャナ「べ、別に・・・私だって怒りたくはないけど、心配かける悠二が悪いでしょ」
チェイス「心配をかけるのは本人にとってもかけたくないものであり」
チェイス「気がついたらかけてしまっているものだ。本人にそのつもりはないのだろうから」
チェイス「再会した際には怒らずに素直に会う事を勧める」
ルチア「チェイスさんの言う通りです。きっと悠二という人も」
ルチア「貴女を心配しているはず。お互い様という事で許して差し上げましょう?」
シャナ「・・・わかった。確かに、私も悠二を心配させたと思うから・・・」
シャナ「ちゃんと謝っておくわ。勝手に居なくなった事をね」
ルチア「ええっ。そうすれば、その方も謝罪を受け入れてくださりますよ」
シェリー「ふーん、これが自在式の記録ねぇ・・・全然読めないわ」
マージョリー「まぁ、そういうものよ。私だけにしか扱えないようにしてあるんだし」
シェリー「>>464」
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:15:15.39 ID:cWDFZEGBO
- 私の知ってる文字じゃねえってなるとやっぱり高度なのね、オルソラに聞いても……いやこれは門外漢か
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:16:49.17 ID:9Dw7ZC19O
- オンリーワンってなると秘匿性の高まりがあっていいわね
科学で言うところの自分だけの現実って奴と少し似通ってるじゃねえかな
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/10/06(日) 19:17:51.65 ID:KujkGgJ5O
- こういう術式が誰にでも使えるってなるとリスクが上がるものね、敵の徒が使ってきたら厄介だろうし
- 467 :1 [saga]:2024/10/06(日) 20:31:40.28 ID:DvNevbtI0
- シェリー「私の知ってる文字じゃないってなると、やっぱり高度なスペルを使ってるのね」
シェリー「オルソラに聞いても・・・いや、これは門外漢か。そもそも読めないんだしな」
マルコシアス『自在式ってのはそもそも紅世の技術なもんで、文字もそのまんまになってるって訳だ』
マルコシアス『もしそれを読めるようになりたいってのなら俺と同じ王と契約を交わす事だな」
マージョリー「読むだけになるのは、流石に私としてはやめておいた方がいいわね」
シェリー「でしょうね。それなら遠慮しておくわよ」
シェリー「まぁ、個人ってなると秘匿性の高まりがあっていいわね」
シェリー「科学で言う所の自分だけの現実って奴と少し似通ってる気がするな」
シェリー「けど、こういう術式が誰にでも使えるってなるとリスクが各段に上がる訳だ」
マージョリー「使えるか使えないかはそれなりの腕がないとまず無理でしょうけどね」
シェリー「そりゃそうだ。ただ、敵もこういうのを使ってきたら厄介だろうし気を付けなきゃな」
マージョリー「>>468」
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