穂乃果「バトル・ロワイヤル」

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66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/12(日) 08:56:25.13 ID:HAfLQSuzO
サザエ「..........!」

ワカメ「お姉ちゃん今の声何??」

サザエ「い、いや、何でもないわよ!ちょっとくしゃみが出そうになっただけよ!」

フネ「おや、風邪でも引いたのかねぇ、今日は横になってた方がいいんじゃないかい?」

サザエさん「だ、大丈夫よ母さん!母さん一人に任せっぱなしにするのも悪.......」

ピッ!

サザエ「ん.....ぐ......!」

マスオ「おいおいサザエ、本当に横になって休んだ方がいいんじゃないかい?今日は日曜日だし家事は僕がするよ」

サザエ「そ....そうね.....んあっ.....お言葉に...甘えっ.....ようっ!あん.....かしら!」

タラオ「今日のママ変でーす!」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/12(日) 10:27:24.27 ID:LwnYQJNn0
>>64-65
レス感謝です!

何とか今年中には書ききりたい気持ちです
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/12(日) 17:30:23.73 ID:dUt7EmXE0
きな子が声をかけたのは、きな子に武器として支給された物だ。当然、言葉は返ってこない。

それはぬいぐるみだった。

全体的に茶色っぽい色で、口にあたる所から伸びる白い部分は牙を表しているのだろう、黒いつぶらな目とは対照的な印象を受ける。

バックパックの中からこれが出てきた時は何の冗談かと思ったものだが、今のきな子にとってはそれに話しかける事が精神を安定させる手段となっていた。

「四季ちゃんもメイちゃんも夏美ちゃんも先輩達も、みんなと一緒に、無事に帰れるっすよね…?」

もちろん言葉は返ってこない。

Aqoursのメンバーであれば名前まで知っているであろうそのぬいぐるみ。動物の気持ちが分かるきな子にも、ぬいぐるみの気持ちまでは分からなかった。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/14(火) 02:10:47.34 ID:WqVlU9jq0
実写版の前回優勝者が持ってたアレか?
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/19(日) 01:14:14.60 ID:7frksdwXO
〜客間〜

ノリスケ「いけないなぁサザエさん、あやうく皆にバレるところでしたよ」ピッ!

サザエさん「あんっ!ノリスケさ....やめ、やめて...ちょうだい.....!」ヴィィィィン!

ノリスケ「弱で音を上げているようじゃ中以上のボタンを押したらどうなることやらw」

サザエさん「ハァ....ハァ....」

ノリスケ「ぼくらの関係がバレたらお互い終わりだと考えるとゾクゾクしますよね...!
これだから不倫はやめられないw」

サザエさん「ノリスケさん...私は...」

ノリスケ「おっと、無理しないでください、今日サザエさんは一応病人という事になってるんですからゆっくり休んでてくださいw」

サザエ「.........」

ノリスケ「それじゃあ、僕はおばさんを手伝ってくるんで!
くれぐれも一人エッチだけはしないでくださいよ?いいですね?」スタスタ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/20(月) 22:01:34.41 ID:KFyH13Du0
きな子は小さく息をつき、手元に視線を戻した。

そこには湾曲した竹材が半月形のカーブを描き、カーブの端から端を細い糸が結んでいる━手製の弓があった。傍らに置いていた、枝の先端を削り鉛筆のように尖らせた矢をつがえてみる。

強度にかなり不安がある上、ずいぶんと時間が掛かってしまったが━これで何とか完成だった。

発想の元になったのは、きな子が小学生の頃に経験した自然教室の記憶だった。

クラスの皆と一緒に、山の中にある物で工作をする授業の一環で…あの時に作ったのは確か━バードコールだった気がする。実家を探せば出てくるかもしれない。少なくとも、こんな物騒な物を作った子はいなかった。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/21(火) 01:45:22.29 ID:rKjwd+7w0
道民ぱねぇっす
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/01/22(水) 01:05:38.81 ID:yTTLBm21O
更新待ってました!
きなこの支給品って、うちっちーのぬいぐるみ?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/01/26(日) 14:14:03.90 ID:lufpIRbRO
〜台所〜

ノリスケ「マスオさーん!お昼の準備は僕がやるんでマスオさんはサザエさんのそばにいてあげてください!」タッタッタ!

マスオ「ノリスケくん、いやぁでも悪いよ、客人に手伝ってもらうなんて...」

ノリスケ「いえいえとんでもない!やっかいになっているのに何もしないなんて肩身が狭いですよw」

フネ「ここまで言ってくれてるし、お言葉に甘えてもいいんじゃないですか?マスオさん」

マスオ「ん〜そうですね、わかりました!ノリスケくん、それじゃあ後はよろしくお願いするよー!」テクテク

ノリスケ「ごゆっくり〜!」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/02(日) 14:52:26.28 ID:FLSpi480O
フネ「おやノリスケさん、随分と包丁を使う手際がいいわね」

ノリスケ「ハハハ、こう見えても家事はそれなりに手伝ってますからね!」トントントン!

フネ「それじゃあこれからはサザエが用事か何かでいない時はノリスケさんにピンチヒッターを頼もうかねぇ」クスクス

ノリスケ「いやー恐縮ですw」トントントン!

フネ「そういえばここ最近タイコさんとイクラちゃんを見ていないけど2人とも元気にしているかい?」

ノリスケ「えぇ、相変わらずですよ」トントントン!

フネ「そうかい、今度うちの夕飯がスキヤキの日はぜひ二人も連れて遊びにいらしてくださいね」

ノリスケ「ハァ...おばさんは本当に優しいなぁ...」トントントン!

フネ「え?」

ノリスケ「美人で優しくて料理も上手で気立が良くて大和撫子のような気品、おじさんが心底羨ましいですよ」

フネ「ま、まぁ///ノリスケさんったら///」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/09(日) 12:56:12.82 ID:XiRGUnRPO
ノリスケ「おばさん...実は最近家に帰っても家族が冷たくて...」

フネ「え?それはどうしてだい?」

ノリスケ「僕にもわかりません、僕が何かした訳でもないのに家内はおろか息子まで僕と話してくれなくなってしまって...」

フネ「ひょっとして、それで寂しくなってうちに...?」

ノリスケ「はい...」

フネ「そうだったの...」

ノリスケ「.........」

フネ「ノリスケさん、もしノリスケさんさえよければ今晩もうちに泊まっていいんですよ?」

ノリスケ「....おばさんは本当に優しいなぁ」

フネ「?」

ノリスケ「僕はそういう優しいおばさんの事がずっと前から好きだったんです、一人の女性として」

フネ「え?///」
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