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【安価】上条「とある禁書目録で」ダイアン「仮面ライダーよ!」【禁書】

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520 :1 [saga]:2024/06/13(木) 22:34:22.03 ID:7GiByEbY0
 乙姫「」ポッカーン

 
 上条「ひ、ひめちゃん?おーい?」ヒラヒラ
 
 
 バードウェイ「ダメだな。完全にフリーズ状態になってるみたいだ」
 

 上条「そ、そりゃこうなるよな・・・けど、ちゃんと話は聞いてもらわないとさ」
 
 
 上条「ひめちゃーん!再起動してくれー!」ポンポンッ
 

 乙姫「・・・!」ハッ!
 

 乙姫「お、お祖父ちゃんが川の向こう側から手を振ってるのが見えた・・・」

 
 上条「おい、祖父ちゃんはまだ生きてんだろ。かなりボケてるみたいだけど」 

 
 乙姫「え?え?え?待って待って?ホ、ホントのホントに・・・」
 
 
 上条「ホントのホントだぞ。今言った、5人の他にも10人と付き合ってる」


 乙姫「5、10・・・15人?」


 上条「そう。聞いてる限りだと最低な野郎って思うだと思うけど・・・」
 

 上条「俺はちゃんと皆の気持ちを受け入れて、愛し合ってるんだ」

 
 バードウェイ「>>521
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 22:37:22.48 ID:6QiMW2MKO
乙姫、従兄妹同士だったし当麻が嘘を付いているかどうかはわかるだろう、これは真実だ
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 22:39:18.67 ID:2675iDG6O
事情が違うが支えられたり救われたり……当麻に強い縁があると言っても過言ではない
それにギクシャクしてると思っていたら大間違いだぞ、全員仲良くしている
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 22:41:42.28 ID:UrRGMMLCO
将来すらどうしようかと話し合うこともあったからな
私とレッサーからすればイギリス移住も吝かではないんだが、制度を認めてくれたここに不義理があってはならないこともある
524 :1 [saga]:2024/06/13(木) 23:00:27.99 ID:7GiByEbY0
 バードウェイ「乙姫、従兄妹同士だったし当麻が嘘を付いているかどうかはわかるだろう?」


 バードウェイ「これは真実だ。事情が違うが支えられたり救われたり・・・」


 バードウェイ「当麻に強い縁があると言っても過言ではない」


 バードウェイ「それにギクシャクしてると思っていたら大間違いだぞ?全員仲良くしている」


 バードウェイ「将来をどうしようかと話し合う事もするぐらいだからな」


 バードウェイ「私とレッサーからすればイギリス移住も吝かではないんだが」

 
 バードウェイ「学園都市のトップが制度を認めてくれたここに不義理があってはならない事もある」


 乙姫「え?せ、制度って・・・当麻お兄ちゃんは何人でも女の人を恋人にしていいって事?」

 
 上条「ああ。ちゃんと理由があってそういう制度を学園都市は取り入れてくれたんだ」


 バードウェイ「しっかりと認可証みたいな物を貰っているからな」
 

 乙姫「・・・叔父さんと叔母さんはそれ知ってるの?」


 上条「いや、まだ言えてなくて・・・身内で初めて知ったの、ひめちゃんが最初でせうよ」
 

 乙姫「>>525
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 23:04:21.70 ID:2675iDG6O
初めてが私って言うのは悪い気がしないけど、いつかはちゃんと言わないとだよね…
でもバードウェイちゃん、お兄ちゃんはちょっとドジだけど大丈夫?
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 23:06:00.54 ID:JYPq5zJIO
共犯じゃないけど話は聞いちゃったから手伝わないとダメだよね
私はお姉さんや妹が増えるって感じだし良いよ、フォローしてあげるグッ
527 :1 [saga]:2024/06/13(木) 23:15:19.73 ID:7GiByEbY0
 乙姫「初めてが私って言うのは悪い気がしないけど、いつかはちゃんと言わないとだよね・・・」


 乙姫「共犯って感じになるし、聞いちゃったからには手伝わないとね!」


 上条「ひめちゃん・・・ド、ドン引きしたりしないのか?」


 乙姫「ううん?というかハーレム系恋愛漫画の主人公のサポート役みたいになれて」


 乙姫「すごく嬉しいよ!お姉さんや妹が増えるって感じだし、フォローしてあげる」グッ
 

 上条「・・・そか。ありがとな、ひめちゃん」ナデナデ
 
 
 バードウェイ「こんなに出来た従妹が居るなんて当麻は幸福だな」クスッ
 

 乙姫「えへへ//・・・でも、レイちゃん?当麻お兄ちゃんってちょっとドジで」

 
 乙姫「苦労する時があるかもしれないけど、大丈夫・・・?」

 
 バードウェイ「そんな事くらいもう慣れているさ。心配する事ないよ」

 
 上条「>>528



 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 23:17:28.95 ID:2675iDG6O
ひめちゃんさん?
上条さんはど、ドジっ子でせうか……いや否定はできないけど

乙ですのー
まさか背負投を喰らわずに済むとは…
案ずるより産むがやすし…
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/13(木) 23:19:03.35 ID:cmRKe+9vO
じゃあ全員紹介しないといけないけど呼ぶのもなんだから会いに行ったほうが良いか
全員俺よりすごいと胸を張って言える人たちだぞ〜!
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/14(金) 07:30:44.38 ID:oDpg55cvO
慣れてるというより慣れて貰っている感じでせうね
531 :1 [saga]:2024/06/14(金) 21:36:16.75 ID:X4bT57ir0
今日は投休します。
また明日ノシ
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/14(金) 21:47:02.93 ID:+LVm+ZF7O
仕方ないねおつおつ
533 :1 [saga]:2024/06/15(土) 20:28:01.24 ID:arbWP6/R0
 上条「ひめちゃん?上条さんはド、ドジっ子でせうか?いや、否定はできないし・・・」


 上条「慣れてるというより慣れて貰っている感じもだけど・・・」


 乙姫「だってさ、ジュース買ってくれようとしたけど10円足りなくて操祈お姉ちゃんに借りてたし」


 乙姫「それに人助けした後で今度は階段から転げ落ちてたりするもんね」


 上条「うぐ」グサッ


 バードウェイ「それも含めて当麻は私を楽しませてくれるからな」


 バードウェイ「無茶だけはしてほしくないが、面白い時はところん面白いんだ」


 乙姫「無茶だけはしないでほしいよね。心配になっちゃうし・・・」


 バードウェイ「心配するな。コイツは何があろうとも私達が全力で守ってみせるさ」


 乙姫「・・・そっか。そうだよね・・・うん!当麻お兄ちゃんをお願いするね」ニコリ


 上条「・・・じゃあ、全員紹介しないといけないけど呼ぶのもなんだから・・・」


 上条「明日、観光ついでに会いに行ってみるか?全員俺よりすごいと胸を張って言えるからさ」


 乙姫「うん!最初に愛愉さんと会ってちゃんとお礼を言いたいかな」


 上条「>>534
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 20:40:06.93 ID:iKTmwpF/O
俺も愛愉に言わないとなあ…
姫ちゃんを守ってくれたなんていくら言ってもいい足りませんことよ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 20:42:12.77 ID:AT/Aig0NO
サンドリヨンや雲川先輩は連絡を取れば飛んできてくれるタイプだけどオティヌスか……
まあ姫ちゃんは好きなタイプだろうし会わせても平気か
536 :1 [saga]:2024/06/15(土) 20:45:33.59 ID:arbWP6/R0
 上条「俺も愛愉に言わないとなぁ。ひめちゃんを守ってくれたなんて」


 上条「いくらお礼を言っても言い足りませんの事よ」
 
 
 乙姫「うん。正直、愛愉さんが居なかったら本当に危なかったもんね・・・」

 
 バードウェイ「それはそれとして度胸と勇気には称賛するぞ。私の部下よりあるからな」

 
 乙姫「あ、ありがとう・・・?(部下って・・・誰の事だろ)」 

 
 上条「サンドリヨンや芹亜先輩は連絡を取れば飛んできてくれるタイプだけど」


 上条「一斉に集まるにしても都合が悪いって奴も居るだろうしな」


 上条「まぁ、ひめちゃんは好かれるタイプだろうし会わせても平気か」

 
 乙姫「>>536
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 20:56:06.59 ID:iKTmwpF/O
彼女さんたち全員の事をすべて知ってるってお兄ちゃんすごいね!
友達すら私そこまで覚えきれないよ
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 20:56:25.82 ID:BUIiQFDmO
やっぱり怖い人とかいるの?
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 20:57:22.22 ID:LvAOqVgyO
操祈ちゃんはと同じ学校の人とかいたら会ってみたいなあ、お嬢様ってどんな感じなんだろう…
540 :1 [saga]:2024/06/15(土) 21:06:02.43 ID:arbWP6/R0
 乙姫「操祈お姉ちゃんと同じ学校の人にも会ってみたいなぁ」


 乙姫「どんな感じのお嬢様なんだろうお淑やか?それとも大人びてる感じ?」


 上条「あ、会ってみてからのお楽しみって事で・・・(言わなきゃ大丈夫だよな・・・?)」


 上条「その方が楽しみが増えるだろ?先に聞くよりもさ」


 乙姫「あぁ、それもそっか。それにしても・・・彼女さん達、全員の事を知ってるって」


 乙姫「当麻お兄ちゃんすごいね!知らないで付き合ってるって言ったら怒る所だけど」


 乙姫「友達でも私はそこまで覚えきれないよ・・・やっぱり怖い人とかいるの?」


 バードウェイ「当然。怒らせてしまったらの話だが、1番怖いのは・・・」


 
 レイちゃんにとって1番怖いのは?
 ↓5まで(コンマが高い安価で決定)
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:18:43.30 ID:iKTmwpF/O
オティヌス
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:18:54.92 ID:LvAOqVgyO
性的ならバードウェイ
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:19:07.97 ID:kkKUFAeoO
吹寄
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:19:33.19 ID:r59gg12oO
そりゃあ曲がったものを叩き伸ばすオデコデラックス…
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:19:47.48 ID:HunhVom3O
ふっきーかな
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:19:55.47 ID:mXFt6hhUO
オティヌス
547 :1 [saga]:2024/06/15(土) 21:31:41.90 ID:arbWP6/R0
 バードウェイ「制理だな。当麻とは中学からの付き合いでクラスメイトなんだ」


 バードウェイ「クソ真面目な委員長気質で曲がったものを叩き伸ばすためにおでこで反省させる女だ」


 乙姫「おでこで反省?・・・あ、頭突きみたいな?」


 上条「そうそう。俺達の中では吹寄おでこDX、マジの時はおでこクラッシュって呼んでるぜ」


 上条「レイと愛愉はどっちもクラッシュの方を喰らって反省したよな」


 バードウェイ「ああ。頭を守る仮面があったのにも関わらず衝撃が直で伝わったぞ」


 乙姫「え?レイちゃん、何か悪い事しちゃったの・・・?」


 バードウェイ「そうだな・・・人を傷つけて皆に迷惑をかけてしまった。愛愉も同じくな」


 乙姫「そうなの・・・でも、だからこそ仲良くなれたって事だよね」クスッ
 

 バードウェイ「>>548
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:41:35.84 ID:iKTmwpF/O
宝石は砕けて磨いて輝きを現す…制理はそういう上手さがあるんだ
長として見習っていきたいところだな、私の組織でも
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:42:20.92 ID:WzmV+QGvO
手を伸ばし続けるあのあきらめの悪さ、ちょっと強引に引き寄せる所は少し当麻に似てるかもしれん
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 21:43:13.36 ID:ohB/NL2qO
あのスタイルの良さでそれを上回る器の大きさだからな…
隙があるとするなら、生真面目なところか
551 :1 [saga]:2024/06/15(土) 22:01:14.39 ID:arbWP6/R0
 バードウェイ「宝石は砕けて磨いて輝きを現す。制理はそういう上手さがあるんだ」

 
 バードウェイ「人を使う者として見習っていきたい所だな。私の組織でも」


 乙姫「組織・・・?」


 上条「って、っていうその、レッサーと同じ感じの部活名なんだ」
 
 
 乙姫「へぇ・・・(なんか、当麻お兄ちゃん・・・誤魔化して言ってる?)」


 バードウェイ「手を伸ばし続けるあのあきらめの悪さ、ちょっと強引に引き寄せる所は」


 バードウェイ「少し当麻に似てるかもしれないな。熱くなる所も・・・」


 乙姫「ちょっと強引な所・・・?」


 上条「け、決して卑しい意味じゃありませんの事よ!?そのー・・・あぁ!あれだ!」

 
 上条「誰かがいけない事を止めるためにって意味で・・・」 

 
 乙姫「あぁ、なるほど・・・?確かに当麻お兄ちゃんならしそうかな」
 

 上条「ま、まぁな。ははは・・・そんじゃ、そういう事で愛愉から会いに行くんだな」


 バードウェイ「さっきは制理の事をああ言ったが、基本的には優しいから安心しろ」
 

 乙姫「うん。明日、会えるのが楽しみだなぁ〜」



 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
552 :1 [saga]:2024/06/15(土) 22:12:24.11 ID:arbWP6/R0
 視点

 挟美ちゃん未知との遭遇 その2 
 ダイアン=フォーチュン
 荒野の日本人形 最終話

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:21:25.00 ID:iKTmwpF/O
ダイアン
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:21:33.60 ID:ohB/NL2qO
さいしうわ
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:21:46.46 ID:8z6LlL/oO
ダイアンフォーチュン
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:21:59.55 ID:JhLd7DALO
挟美ちゃん
557 :1 [saga]:2024/06/15(土) 22:43:27.25 ID:arbWP6/R0
 -イギリス ケンティッシュ・タウン 洋食店 Bistro la Salle-

「ごちそうさま。今日のランチも美味しかったわ」ニコリ


 ダイアン「はーい、それはよかったわ。また明日も来なさいよ?」


 「もちろん。それじゃあ」

 
 ダイアン「ご来店ありがとうね〜」


 フレイス「ふぅー・・・ダイアン。そろそろ休憩しましょうか」


 ダイアン「あら、そう?はぁ〜〜〜・・・本日の賄いをご所望するわ」
  

 フレイス「はいはい。ちょっと待っててくださいね」クスッ


 ダイアン「楽しみに待ってるわよ〜。・・・あ、出入り口のカードを裏返さないと」


 ―ガチャッ・・・ ドンッ!

 「きゃんっ・・・!」ドサッ!


 ダイアン「え?あっ!?ご、ごめんなさい!怪我はないかしら?」アセアセ
 

 「あ、だ、大丈夫です!こ、こちらこそいきなり開けようとして・・・」オロオロ


 ダイアン「>>558
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:47:19.32 ID:y0Y1ggARO
あら、ランチのお客様?
もう賄いの時間だけどそれでいいかしら、作ってもらっちゃうわ
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/15(土) 22:48:15.30 ID:WtPTdrUYO
もう休憩の時間なのに困ったお客様ねぇ〜
気分がいいからアディショナルタイムをあげるわ
560 :1 [saga]:2024/06/15(土) 23:21:23.22 ID:arbWP6/R0
 ダイアン「あら、ランチを食べに来たの?もう休憩の時間なのに困ったお客様ねぇ〜」


 「あ、い、いえ、その・・・」


 ダイアン「気分がいいからアディショナルタイムをあげるわ。賄いを作ってもらっちゃうから」
 

 ダイアン「そういう事で、ほらほら入った入った!」グイグイ
 

 「あ、あの〜〜・・・」ズルルーッ
 

 
 フレイス「はい、お待ちどうさま。タマネギのポッタラ煮です」コトッ

 
 ダイアン「ん〜〜・・・シンプルだけど良い香りでとても美味しそうね。材料はタマネギだけ?」


 フレイス「はい。というか、鮮度抜群の採れたてを購入してきたじゃないですか」クスッ


 ダイアン「あー、そういえばそうだったわね」


 「わ〜・・・す、すごく美味しそう・・・あのっ、食べていいんですか?」


 フレイス「もちろん、どうぞ召し上がれ。賄いでも自慢の一品ですからね」クスッ


 ダイアン「>>559
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 01:34:13.40 ID:eTc/jHUlO
ん?
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 04:14:36.14 ID:Bui0Tpy/O
裏メニューとかにしても良いけど、あまりこれに人気が集まっちゃうのもね
それに届いた食材でメニューは決めているし

乙ですのー
ふっきーは畏怖と言うより畏敬の存在だよね
背中を支えるよりグイッと押してくれるタイプ
563 :1 [saga]:2024/06/16(日) 18:11:47.59 ID:duv7ehWS0
 ダイアン「裏メニューとかにしても良いけど、これに人気が集まっちゃうかもしれないから」
 

 ダイアン「それじゃあ、裏とは言えなくなってしまうわよね」


 ダイアン「それに届いた食材でメニューは決めているし」


 「そうなんですか・・・あ、でも、とっても美味しいですよ」ニコリ

 
 「とっても柔らかくて味が染み込んでますから食べやすいです」


 フレイス「そう言ってもらえて嬉しいです。ダイアンもどうでしょう?」


 ダイアン「言うまでもなく私の口に合うわよ。フレイス、おかわりをちょうだい」


 フレイス「早。味わって食べていますか?いくら何でも・・・まぁ、まだありますけど」


 ダイアン「・・・それで貴女は?日本人っぽいけど?」

 
 白栗「あ、わ、私は能兎白栗と言います。今日ここへ来たのは・・・貴女に届け物がありまして」


 ダイアン「>>564
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 19:50:08.37 ID:Ico+bZG+O
へぇ…日本人の子がわざわざここへ?
ま、話くらいは聞いてあげるわ
客もいないもの
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 19:51:15.71 ID:7BgRN0UmO
目に入れても痛くない可愛い孫からのプレゼントなら一瞬で開けるわよ
566 :1 [saga]:2024/06/16(日) 21:26:11.82 ID:duv7ehWS0
 ダイアン「へぇ〜〜・・・日本からわざわざここへ届けに?」


 白栗「そうです。本来なら姉さんが渡しに来るはずだったんですけど・・・」


 ダイアン「・・・ま、話くらいは聞いてあげるわ。休憩時間中だからお客も居ないし」


 白栗「い、いえ、そんな話す事もあまりないですから・・・」

 
 ダイアン「まぁまぁ、そう言わないで。この届け物が何かはまだ開けないでおくから」


 ダイアン「目に入れても痛くない可愛い曾孫からのプレゼントなら一瞬で開けるけど」
 

 白栗「あ、いえ、親族からのプレゼントではないのですけど・・・」


 ダイアン「なーーーーんだ。じゃあ、誰からなの?知らない人からならお断わりよ」フンス
 

 白栗「・・・いえ、大いに関わる人から修復を依頼された物です」
 

 ダイアン「修復?・・・。・・・っ!?まさか・・・」


 白栗「お察ししてくれましたか?・・・ようやく全ての準備が整ったんです」


 白栗「まだ招集は掛からないでしょうけど、その時が来れば・・・」


 ダイアン「>>567
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 21:33:07.73 ID:Ico+bZG+O
その時は私も駆けつけて力を奮わないとね
満更じゃないし良いけど

ダイアンもそうかぁ!
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 21:33:38.99 ID:f5U+4Y4jO
誰一人遅れたりとかはしないと思うわよ、これは私達にとって大事なことなんだから
569 :1 [saga]:2024/06/16(日) 22:07:24.48 ID:duv7ehWS0
 ダイアン「その時は私も駆けつけて力を奮わないとね。満更じゃないし良いけど」


 白栗「あ、ありがとうございます。人手不足になるとこちらとしても・・・」


 ダイアン「誰1人遅れたりとかはしないと思うわよ?これは私達にとって大事な事なんだから」


 ダイアン「世界規模の均衡を守るため。私達が居るのはその為にあるんだもの」


 白栗「・・・はい!」コクリ
 

 ダイアン「・・・お仕事が終わってから確認してもいいかしら?」

 
 白栗「大丈夫です。私は食べ終わったら日本へ戻りますので・・・」
 
 
 フレイス「はい、おかわり。と、冷蔵庫に使い忘れてたソーセージとチーズで作ったわ」コトッ


 ダイアン「あら、それはいいわね。白栗も遠慮せず食べなさいな」


 白栗「あ、じゃ、じゃあ、いただきます・・・あ、美味しい・・・!//」モグモグ


 フレイス「貴女、白栗っていうの?・・・魔術師、ではないのかしら?」


 白栗「い、いえ!これでも歴とした錬金術を扱う魔術師で・・・」


 ダイアン「>>570
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 22:10:59.54 ID:Ico+bZG+O
さしずめ学園都市の中で暗躍するタイプってところかしら
孫がいるから会っているかもしれないわね
美声を持った優等生なのよフフン♪
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 22:11:53.90 ID:f5U+4Y4jO
魔術士にしてはおどおどしてるのが気がかりね、いくら私達でもいきなりとって食べるようなことはしないのに
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/16(日) 22:12:49.13 ID:2eS1ROr7O
錬金術ね……
金を作る事よりも他の目標があるように感じるわ
573 :1 [saga]:2024/06/16(日) 22:39:08.25 ID:duv7ehWS0
 ダイアン「錬金術ねぇ・・・金を作る事よりも他の目標があるように感じるわ」


 ダイアン「さしずめ学園都市の中で暗躍するタイプって所かしら。というか学園都市に住んでるの?」


 白栗「いえ、学園都市へ行き来はしていますけど・・・住んで居るのは別の場所です」


 ダイアン「あっそう。じゃあ、曾孫に会っているかもしれないわね」


 ダイアン「美声を持った私そっくりな超ハイスペック優等生なのよ♪」フフン


 白栗「そ、そうなんですね・・・流石と言いますか・・・」


 フレイス「・・・貴女、魔術士にしてはちょっとオドオドし過ぎじゃない?」


 フレイス「いくら私達でもいきなりとって食べるようなことはしないのに」


 ダイアン「そうよ!魔術師は堂々としてなんぼなのに。もっと胸を張りなさい!」


 白栗「>>574
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 05:31:11.03 ID:PCj6eqxTO
お二人みたいな名の有る魔術師に比べたら引け目があると言いますか…

乙ですのー
この二人はなんというかグイグイ来る感じだから結構ね…
アンジェレネは最初そうだけど徐々に馬脚表しておやつせがんだりしそう
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 06:44:23.76 ID:zVa+ldQPO
諸先輩方に比べるとまだまだ私は駆け出しですからぁ……!

孫のために戦う美人なおばあちゃんいい!
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 07:33:14.37 ID:JVvo76DFO
黒と白画どう動くか…期待
577 :1 [saga]:2024/06/17(月) 18:16:52.72 ID:K0p8Efu/0
 白栗「しょ、諸先輩方に比べるとまだまだ私は駆け出しですからぁ・・・」

  
 白栗「イギリス清教とか名の有る魔術師に比べたら引け目しかないですし・・・」イジイジ
 
 
 ダイアン「名の有る魔術師、ねぇ・・・私がどんな魔術師か知ってるかしら?」


 白栗「えっと・・・カリスマ性溢れる常に新しさを求めるインテリジェンスな人だと思います」

 
 ダイアン「ふっふぅう〜〜〜ん!そうよ!私はすごいのよ!よく価値をわかってるわね!」

 
 ダイアン「もっと私を敬う権利をあげてもいいのよ?さぁ、ひれ伏すがいいわあはははは!」


 フレイス「やめなさいっての」ゴンッ
 

 ダイアン「いだっ!?」
 

 白栗「・・・」タラー
 

 フレイス「>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 18:20:25.38 ID:kkgc0glaO
ここまで自負心も過ぎれば自惚れになるけど、自信を持って挑むのは心の支えになるわ
世界の均衡を守る使命を負ってるのだから胸を張りなさい
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 18:22:24.11 ID:LkdX1l+0O
謙虚と卑屈、慢心と自信は紙一重よ
身の程を弁えて臨めば自ずと付いてくるわ
580 :1 [saga]:2024/06/17(月) 19:54:17.84 ID:K0p8Efu/0
 フレイス「ここまで自負心も過ぎれば自惚れになるけど、自信を持って挑むのは心の支えになるわ」


 フレイス「世界の均衡を守る使命を負ってるんでしょ?胸を張りなさい」


 白栗「あ・・・は、はい」コクリ

 
 フレイス「謙虚と卑屈、慢心と自信は紙一重よ。身の程を弁えて臨めば自ずと付いてくるわ」


 ダイアン「但し!美貌は磨かないとね!それだけはして損はないわよ!」


 白栗「そ、その、どうすればいいのかわかりませんが・・・頑張ってみます」コクリ 

 
 ダイアン「わからないなら私が直々に磨いてあげるわよ?見た感じそう手を加える必要もないし」


 ダイアン「簡単なメイクでナイスガイのハートを掴むくらいになれるわ!」


 白栗「わ、私はそういうのはちょっと遠慮させてもらいます・・・」


 フレイス「まぁ、性格上の問題だものね。諦めなさい、ダイアン」
 

 ダイアン「むぅ〜・・・勿体ないけど、それなら仕方ないわね」フンス
 
 
 ダイアン「>>581
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:03:05.79 ID:SYH2Yk4xO
髪留めをちょっとつけてみたりとかメガネをかけたり…意外とちょっとやるのもありなのよ
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:03:53.78 ID:SYH2Yk4xO
ま、人に流されず自分のポリシーを持つのは何より大事だから仕方ないわね
もし興味が芽生えたらいつでも呼んでいいけど
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:04:46.41 ID:7vUteQBeO
元が良いのだから自信がないとかで諦めてるとかなら勿体ないわよ
背中を突き飛ばすくらいの準備はお姉さんにできてるからね
584 :1 [saga]:2024/06/17(月) 20:27:52.52 ID:K0p8Efu/0
 ダイアン「ただ、髪留めをちょっと付けてみたりメガネをかけたり・・・」


 ダイアン「意外とちょっとだけの飾り付けでもありなのよ?」


 ダイアン「元が良いのに自信がないとかで諦めてはダメなんだから」


 白栗「はぁ・・・これはダメですか?姉さんから貰ったんですけど・・・」ピョコピョコ


 フレイス「へぇ、そのヘアバンドって動くのね。本物みたい」


 ダイアン「面白いわねそれ!どういう仕組みなのかしら?」マジマジ

 
 白栗「正確には耳型デバイスなんです。量子のゆらぎを探知する特殊な装置を組み込んだ」


 白栗「高度な発明品、らしくて・・・まぁ、兎が好きだからという理由に変わりないですけど」


 フレイス「ふふっ。可愛らしいお姉さんじゃないの」クスッ

 
 ダイアン「ま、人に流されず自分のポリシーを持つのは何より大事よね」


 ダイアン「もし興味が芽生えたらいつでもコーディネートしてあげるわ」フフン
 

 ダイアン「背中を突き飛ばすくらいの準備はお姉さんいつでも出来てるからね」


 白栗「>>585
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:36:34.47 ID:kkgc0glaO
流石に転んじゃうのはちょっと困りますが…
その際はそうですね……!
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:37:15.72 ID:Uov75xNGO
ダイアンさんに突き飛ばされたらどんな人も耐えられないような……
587 :1 [saga]:2024/06/17(月) 20:53:11.63 ID:K0p8Efu/0
 白栗「流石に突き飛ばされて転んじゃうのは、ちょっと困りますが・・・」


 白栗「そもそも、ダイアンさんに突き飛ばされたらどんな人も耐えられないような・・・」


 フレイス「そんな事ないわよ?恩人にそんな事はまずしないでしょ?」


 ダイアン「当たり前でしょう!?そんな事してみなさいよ・・・」


 ダイアン「背中に猫の引っ搔き傷どころか抉られるわ!」ゾクー

 
 白栗「(え、抉れるって・・・)」


 フレイス「また大袈裟な・・・ライオンや虎でもあるまいし」


 ダイアン「どっちも違うの!猫にそうされるのは目に見えてるんだから!」


 白栗「・・・あ、そ、それじゃあ、そろそろお暇させていただきます」


 ダイアン「あら、もう行くの?お茶も出してあげようと思ったのに」

 
 白栗「まだやる事がありますから・・・賄いのお料理、とっても美味しかったです」


 フレイス「そう言ってもらえて嬉しいわ。またいつでもいらっしゃい」


 ダイアン「>>588
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 20:59:06.25 ID:FLYpeBSPO
時が来たらすぐに呼びなさい
世界に必要な時もあなたに必要な時もお姉さんはここで待ってるわパチーン
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 21:00:02.12 ID:CJsLVJwLO
お代はつけといてあげるわ
出世払い楽しみにしてるから
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 21:01:15.47 ID:kkgc0glaO
私も鈍っちゃっていると嫌だから少し身体を動かすわ〜ノビー
強さはわかるわよね、あなたが考えるよりもいけると思うわよフフン
591 :1 [saga]:2024/06/17(月) 22:03:05.06 ID:K0p8Efu/0
 ダイアン「時が来たらすぐに呼びなさい」


 ダイアン「世界に必要な時も。貴女に必要な時もお姉さんはここで待ってるわ」バチコーン


 白栗「は、はい。その時はお願いします・・・それでは」ペコッ


 ―ガチャ・・・ パタン

 フレイス「・・・時が来たらって、どういう意味?」

 
 ダイアン「それはまだ秘密よ。まぁ・・・フレイスには特別に見せてあげようかしら」ガサガサッ


 ダイアン「篤とご覧になさい!これこそが・・・」パカッ


 フレイス「・・・!?」


 ダイアン「私の真なる武器よ!あっはっはっはっは!」




 視点変更

 上条&乙姫
 挟美ちゃん未知との遭遇 その2 
 荒野の日本人形 最終話

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 22:03:52.66 ID:kkgc0glaO
最終話
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 22:04:17.01 ID:uyIMKTj/O
先生の最終話
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 22:04:28.91 ID:kkgc0glaO
猟虎先生
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/17(月) 22:04:37.21 ID:gBR5fTssO
猟虎
596 :1 [saga]:2024/06/17(月) 23:18:40.76 ID:K0p8Efu/0
 『前回までのあらすじ』


 『ターリー・・・自分で派手な花火を打ち上げる奴があるか。墓に埋められなくなっただろ』


 『まだゴールドだって取り戻せてもいない。この埋め合わせはどうしてくれる』

 
 『・・・奴の命だけじゃ足りないんだ。わかってるだろ』

 
 『地獄に居るのか天国に居るのか知らないが・・・見ていろ。必ず落とし前を付けさせてやる』

 
 『右手も左目も潰れたが・・・まだ左手と右目がある』
 


 『最終話 荒野の日本人形』


 『山の麓に敷かれたレールを金塊を積み込んだ機関車が走っていく。
  それを崖の上から見下ろすドレイクの姿があった』
 
 
 『ドレイク:・・・トロン、お前は最高の馬だ』

 
 『ドレイク:その身に流れる血は、誇りは・・・お前との絆だ』


 『ドレイク:>>597



 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 06:20:57.47 ID:Zgccb/BmO
自分の心に嘯いてもお前を裏切ることだけは絶対にしたくない…!
相棒あってこその私なのだから
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 06:52:34.01 ID:Xnq8ijSnO
この誇りだけは誰にも貶させない!
ここまで培ってきた全てがお前との栄光だからな

乙でしたのー
棒アロー先生の意欲作が遂に…!
599 :1 [saga]:2024/06/18(火) 20:53:49.94 ID:bspmYfkN0
 『ドレイク:自分の心に嘯いてもお前を裏切る事だけは絶対にしたくない・・・!』


 『ドレイク:相棒あってこその私なのだから、この誇りだけは誰にも貶させないぞ!』


 『ドレイク:ここまでやってきた全てがお前と...ターリー(相棒)との栄光だからな』


 『ドレイク:・・・行くぞ!ヤァーッ!』

 
 『手綱を振るい、トロンを走らせると機関車が通るレールに横ある坂を下っていく。
  坂が無くなる直前に通った最後尾となる列車の上に飛び乗り、そのまま前方に連なる機関車へと飛び移って行く』

 
 『手下1:なんだ?・・・っ!?ド、ドレイクだ!』


 『手下2:野郎!生きてやがったのか!』


 『―ダァンッ!ダァンッ!』


 『ドレイク:っ・・・慣れてない方だとこうもブレるか・・・!』


 『ドレイク:>>600
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 21:07:27.46 ID:zMxnqp8BO
百発百中だった私がこの体たらく…奪われたものはデカかったな
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 21:08:44.30 ID:rKT4xEk8O
今の私に苦戦するような輩はまだまだだぞ
お前たちだけでなくそのトップもだがな
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2024/06/18(火) 21:39:57.31 ID:bspmYfkN0
 『ドレイク:百発百中だった私がこの体たらく・・・奪われたものはデカかったか』


 『ドレイク:まぁ・・・今の私で死ぬような輩はその程度だがな』


 『ドレイク:お前達だけでなく、そのトップもだ!』


 『左手で構え、右目で照準を合わせる。正面に構えるのが至難だ。
  だが、それを物ともせずドレイクは手下の額、心臓を1発で撃ち抜いていく』

 
 『ドレイク:もうじき中間か・・・トロン、ここでお別れだ』
 

 『壁も屋根もない貨物車から一度降りると、トロンを並走させる。
  慎重に鞍の上に立ち上がってタイミングを見計らい、再びドレイクのみが乗り込んだ』

 
 『ドレイク:元気でやれよ!Adios!』


 『ドレイク:・・・ここから先、死ぬのは私だけで十分だ』


 『ドレイク:>>603
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 21:46:25.04 ID:zMxnqp8BO
トロン、私なき世界も達者で暮らしてくれ
出来るなら君の夢に私をいさせて欲しい…
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 21:47:00.10 ID:TcLU92MkO
私のわがままに最愛の友人は連れていけないんだ、くだらない友情だと笑ってくれ
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 21:47:15.25 ID:ytSC3qfsO
素晴らし出会いと幸運を…!
606 :1 [saga]:2024/06/18(火) 23:05:48.04 ID:bspmYfkN0
 『ドレイク:トロン、私なき世界も達者で暮らしてくれ』


 『ドレイク:出来るなら・・・お前を私の夢に居させて欲しい・・・』
 

 『ドレイク:私の我儘に最愛の友は連れていけないんだ。くだらない友情だと笑ってくれ』
 

 『ドレイク:素晴らし出会いと幸運を・・・!主よ、トロンを守りたまえ』


 『―バリィイン!』


 『貨物車の中に待ち伏せていた手下を火炎瓶で焼き尽くし、ドレイクは先頭から5番目の客車へ急ぐ。
  最後の貨物車を通って遂に豪華な客車を見つけ、出入り口のレバーを引くと扉を開けた』
 

 『―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!!』


 『ドレイク:っ!機関銃か・・・!』


 『ナモキト:やはり来たか。薄汚い溝鼠め、私の客車が汚れるではないか』
 

 『ドレイク:>>607
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 23:06:51.90 ID:zMxnqp8BO
私が薄汚れなら貴様はどれだけ汚れているか
全身どっぷり肥溜めに使っているようなものだろうが…!
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 23:07:31.83 ID:JDvH7J+2O
この列車を止めてお前を仕留めに来た
私の最期の仕事にしても構わない
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/18(火) 23:08:45.03 ID:C+1WssT3O
肥えて贅を尽くした車輌……棺桶や護送車にしては立派だな
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/19(水) 06:47:48.98 ID:Xm6bdTqIO
おつおつー
亡本がやっぱりラスボスか…
それだけ植え付けたものなあ色々と
611 :1 [saga]:2024/06/19(水) 21:20:24.26 ID:yId/MbNe0
 『ドレイク:私が薄汚れなら貴様はどれだけ汚れているか』


 『ドレイク:全身どっぷり肥溜めに浸かっているようなものだろうが・・・!』


 『ナモキト:貴様に言われる筋合いは無い。私を冒涜出来るのは神か私だけだ』


 『ナモキト:即ち神である私を冒涜するというのなら、ここで処刑してやる』


 『ドレイク:お前は執行官でもなければ何でもないただの屑だ』


 『ドレイク:肥えて贅を尽くした車輌・・・棺桶にしては立派だな』


 『ナモキト:ほざいていろ』


 『機関銃から発射される弾丸は背にしている壁に遮られているが、木製のため徐々に削られていく。
  弾切れになる前に蜂の巣となるだろう。ドレイクはターリーの形見である懐中時計の蓋に埋め込まれた鏡越しに覗き込む』

 
 『ドレイク:・・・やるしかないか』


 『ナモキト:すまないが、これ以上私の客車を壊したくないんだ。死んでくれたまえ』


 『ドレイク:>>612
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/19(水) 21:22:38.78 ID:c0DGd1trO
私だけで死ぬとでも?
まずはお前を先に倒してからに決まっている!
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/19(水) 21:23:46.14 ID:xigtKa0LO
もうすぐ終着点に着くのに列車の汚れなんて気にする必要はない
いなくなったあとにみんなキレイに磨いてくれるさ
614 :1 [saga]:2024/06/19(水) 22:46:26.57 ID:yId/MbNe0
 『ドレイク:私だけで死ぬとでも?・・・その発想がそもそも傲慢だ』


 『ドレイク:まずはお前を先にあの世へ送ってやる』

 
 『ドレイク:列車の汚れなんて気にする必要もない。もうすぐ終着点に着く』


 『ドレイク:お前諸共綺麗さっぱり消えてなくなっちまえ』
 

 『ナモキト:それはこちらの台詞だ』
 

 『―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!』
 
 
 『ドレイク:・・・肥えた豚はじっくり炙るのが一番だ』


 『ドレイク:だろ・・・ターリー!』
 
 
 『―ダァンッ!』 

 
 『豚の脂肪をみっちり詰めた炸裂弾が小さな火薬庫と言える弾倉に命中。
  圧縮されたガスが炎と化して銃口から溢れ出し、弾倉は爆発してナモキトは炎に呑み込まれる』

 
 『ナモキト:ギャァァアアアアアアアッ!!ガァァアアアアア!!』
 
 
 『ドレイク:・・・高級ブランデーが好みらしいな?だったら、これも気に入るぜ』

 
 『投げ付けたスキットルの飲み口から零れたジンが引火して更に燃え上がる。
  床を転がりながら炎を消そうとするナモキトに、ドレイクは容赦なく止めの一発を放った』

 
 『ドレイク:>>615
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/20(木) 07:04:11.17 ID:qwodkIsGO
この炎は今までお前に蔑ろにされた人への捧げる灯火にさせてもらう
…地獄で償うんだな
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/20(木) 07:48:09.07 ID:GRmTi645O
乙ですの
棒アロー先生の意欲作はなかなか濃い感じだにゃーん
普段の薄い漫画とは違った難しさもあるんだろうな
617 :1 [saga]:2024/06/20(木) 20:26:40.75 ID:PBMPAmlH0
 『ドレイク:この炎は今までお前に蔑ろにされた者達へ捧げる灯火にさせてもらう』


 『ドレイク:・・・地獄で償うんだな』 


 『炎が広がっていく客車の奥を進み、扉を開けると連結部のピンを撃ち抜いて燃え上がる客車を切り離す。
  金塊が積まれた客車へ乗り移ると、前方の分岐器の丸い標識を撃って客車が左へ曲がるようにする』

 
 『ギ ギ ギ ギ ギギィイッ!!』


 『ド ガ シャ ア ア ァ ァ ア ア ア ンッ!!』


 『ドレイク:絶たれた路線の先がお前の終着点だ・・・Adios』
 



 『ドレイク:連結部の破損でナモキトが乗っていた客車からそれ以降の列車も巻き込み』

  
 『ドレイク:盲腸線のストッパーに突っ込んで死んだ。それ以外に何もなかった、だろ?』

 
 『機関士:は、はいぃ・・・』


 『ドレイク:>>618
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/20(木) 21:07:52.83 ID:TKDv5wpOO
ここから更生するかどうかは任せる
…任せるが、悪に落ちたときにどうなるか身にしみてわかったと私は信じているぞ
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/06/20(木) 21:11:06.92 ID:VoT6tHAvO
不運な列車事故だったが救われたな
さて、救われた命をどう使うのか私はずっと見ているからな
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