【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目

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86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 10:03:38.88 ID:yLSLBuvc0
トロスト区

巨人「」
サシャ「」ギュ-ン

俺「…。」


俺(あの日、シガンシナに巨人が入って来た日……あれから5年で、巨人を倒す為の技術は進歩し…)

俺(人類も、巨人の脅威を目の当たりにした事で兵士一人一人の強さは格段に上がった…)


壁「」ウェン「」ドクドク...

フランツ上半身「」ドクドク...
ハンナ「フランツ!フランツ!いやぁ…」グッグッ

他の訓練兵や駐屯兵団兵士死体「「「」」」ドクドク...


俺(何も変わってねえじゃねえか!!!)

俺(何が巨人への反撃の日だ!?何が人類は巨人に勝てるだ!?)


巨人「駐屯兵団兵士「嫌だ!あたし死にたく無い!?いやぁぁっ!」」バクッ!!


俺(人類は、あの日から何も変わらない…。また巨人に負けて…全てを奪われている…)

俺(そして俺も、何も変わらない……)


巨人手「サシャ「」」ガシッ
サシャ「あぁっ!?」

俺「サシャ…」


俺(俺は、巨人を討つ技術を3年間血反吐を吐きながら訓練して…学んだんだよな?…)

巨人「」ア-ン
サシャ「私食べてもおいしくないですよ!?お腹壊しますよ!?」ジタバタッ

俺「あ…ぁぁ…」ゴクリッ...

俺(…あの日と一緒だ。俺はただ、巨人の前に無力で……)

俺母『逃げなさい俺!!』

俺「ッ…」

俺(俺にもっと、力が有れば……)グッ

巨人口「」
サシャ「ぁあっ…いやあっ!」スッ

俺(巨人と戦う勇気が有れば…)


コンマ下二桁
51以上俺覚醒(一時的に)
21〜50ライナーとアニが助けに来てくれた
20以下サシャ死亡

安価下
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 10:04:03.59 ID:yuOmHbQRo
ほい
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 10:41:39.48 ID:yLSLBuvc0
コンマ59
トロスト区

俺父『お前にも、俺の血は流れてるんだ…。未だ若いお前が、いつかその気になれば、巨人達も全部駆逐できるかもな…』

俺(……いいや、違う。もう今の俺は巨人を殺す力は既に手に入れてある)

俺(後は、俺自身の覚悟の問題だけ……)グッ

右脚「」

俺(右脚の感覚が無かろうと……)

ミカサ『私は、他の人達と違って自分の身体を完全にコントロール出来る』

俺(俺が身体をコントロールする…。右脚以外の、他の全筋肉を制御して、身体を支える……)スクッ

巨人口「サシャ「」」ア-ン

俺(そして残りのガス一吹かせのみで到達できる最短距離であの巨人を倒し、サシャを助ける!!)ビリッ

ワイヤー「」ドシュッ
巨人「頸」ガッ!

俺「うあぁぁぁあぁっ!!」グルグルッ


俺(そうだ…。この世界は、ただ泣いてたって何も変わらない……)

俺(自分自身で戦わないと、何も変えられない…。生き残れ無い!!!)グッ

巨人「頸」ザッ

俺(…この世界は、残酷なんだ!!)グリッ

巨人「頸「」」ザンッ!!



巨人「」フラッズシ-ン!!

サシャ「う…」パチリ...

サシャ「あ、あれ?…私、生きて…る?…」

巨人「」

サシャ「ひいっ!?巨人の方が死んでる!?」

サシャ「いったい誰が…?あ…」

俺「ハァ…ハァ…」

サシャ「俺?…」

俺「サシャ…良かった。無事……で…」フラッ

サシャ「あっ!?」サッ

俺「うっ…」ドサッ

サシャ「俺…」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 11:52:28.93 ID:yLSLBuvc0
ウォールローゼ

ヒストリア「ねえ俺、どうしてこの世界には壁があるの?」

俺「え?壁?」

ヒストリア「あれ。見えるでしょ?」スッ

ウォールローゼ「」

ヒストリア「あの壁は何の為にあるの?」

俺「あの壁は……」

ヒストリア「??」

俺「……弱い俺達を、巨人から守る為に」

大量の訓練兵死体「「「」」」ドクドク...

ヒストリア「じゃあもし巨人が壁を超えて来たら?」

俺「大丈夫さ。その時は、俺がヒストリアの事を……」

巨人手「ヒストリア「俺!?」」

俺「ヒストリア!?」

ヒストリア「ああーっ!?」

俺「ヒストリアーっ!!」



トロスト区
屋根の上

「俺───俺君!!」

俺「うっ…」スッ

ヒストリア?「しっかりして!」

俺「ヒス……トリア…?」パチリッ

クリスタ「あ……」

俺「あっ…」

クリスタ「……えっ…と…」ゴクリ...

俺「ごめん…。クリスタか…。何か、昔の夢見てて…」

クリスタ「そ、そう…なんだ…」

クリスタ「…。」

俺「ここは?」

クリスタ「トロスト区の屋根の上。サシャが俺君の事をここまで運んで来てくれたの」

俺「サシャ?…あっ、そうだ巨人は!?防衛戦は!?」

クリスタ「あ…」

俺「あれ?…」

訓練兵達「「「「…。」」」」

俺「何やってんだ皆んな?こんな屋根の上に集まって…?ここの住人はどうなったんだ?…」

クリスタ「大丈夫。トロスト区の住人の避難は完了したよ…。私達の撤退命令も出てる…」

俺「撤退命令が出てるなら、どうして皆んなこんな所で項垂れてんだよ…」

ユミル「壁の上に登りたくても登れねーんだよ」スタスタ

俺「あ…?」

クリスタ「ユミル…」

ユミル「本部の連中が前線で戦ってるあたし達の事を見捨てやがったからな」スッ

俺「ああ…」

駐屯兵団本部「巨人の群れ「」」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 13:15:13.56 ID:Vz5JBsk10
トロスト区
屋根の上

ユミル「アンタが2時間寝てた間に前衛班に居た駐屯兵団の先輩等方は既にほぼ全滅」

駐屯兵団死体「「「」」」ドクドク...

ユミル「中衛班のあたしら訓練兵団も約7割が死んで、既に他の班員同士が合流しなきゃ機能しなくなるくらいにほぼ壊滅状態…」

俺「あ…」

クリスタ「俺君の班だけじゃ無いんだ…。私の班もユミルだけだし、アニやライナーの班の人達の所も自分達以外は皆んなやられて…」

俺「未だ生き残ってるのは訓練兵の中でも自然と卒業成績が上だった奴等しか残らなかったのか…」

ユミル「ああ。そんで、挙げ句の果てに本部に居たお偉いさん方と精鋭班はあたしら置いて逸早くトロスト区からウォールローゼの壁を通って内地へと脱出」

ユミル「本部に取り残された補給班は戦意喪失して本部に籠城してあの有り様」

駐屯兵団本部「大量の巨人「」」

ユミル「あたしらはガスも刃の補給さえも受けれず、撤退命令の鐘が出てても壁の上まで登る事すらでき無い」

ユミル「そんでとりあえず絶望してここに集まってるだけ。これが今の状況さ」

俺「だからってここで縮こまっていたって何にも解決にはならないぞ。取り返しに行くしか無いだろ?俺達の手で本部を」

ユミル「本部の巨人をあたしらで掃討してか?」

俺「ああ…」

ユミル「フッ…」

俺「あ?…」

クリスタ「今、サシャとコニーが未だ諦めて無い人達を集めてるよ」

ユミル「まっ、集まらないだろうな」

クリスタ「え?…」



サシャ「やりましょうよ皆さん!ほら立って、私が先陣を引き受けますから!」

生き残りの訓練兵達「「…。」」

ジャン「ハァ…つまんねえ人生だった…。こんな事ならいっそ伝えとけば…」

コニー「ジャン…」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 13:31:29.83 ID:Vz5JBsk10
トロスト区
屋根の上

サシャ「駄目でした…」ストッ

コニー「クソッ、こっちもだ…」スタスタ

俺「サシャ…コニー…」

コニー「あ、俺。起きてるじゃないか」

サシャ「良かった。目が覚めたんですね俺」スタスタ

俺「ああ。迷惑かけたな…」

サシャ「迷惑だなんてそんな…俺が巨人を討伐してくれて無かったら、私は今頃巨人の胃袋の中でしたよ」

俺「…でも、未だ地獄は続いてるみたいだな」

サシャ「ええ…まぁ…」

ユミル「今生き残ってる奴等は全員、目の前で仲間が喰われて巨人の恐怖を目の当たりにしてるんだ」

ユミル「そんな中、誰があんな巨人の巣に突撃したいと思う?」

クリスタ&サシャ&コニー「…。」

俺「だったら、俺等だけでも…くっ!」スッ

クリスタ「あ…俺君駄目だよ!右脚の骨が折れてるんだから…」

俺「しかしこのままじゃ…」

ユミル「サシャに聞いたぜ?アンタも馬鹿だよな?出る前からそんな大怪我隠したまま、前線へ出て来てくんだから」

俺「…。」

コニー「俺の怪我って?…」

サシャ「巨人と戦う前から俺の飛び方は変だったんです…。地面を走る事を嫌って、ガスの消費が多くて…」

ユミル「超大型巨人との戦闘で負傷してたなら素直に言っとけば、同じく負傷したサムエルと一緒に今頃内地に避難できてたのにさ」

ユミル「これじゃエレンと同じとんだ死に急ぎ野郎だ」

クリスタ「ちょっとユミル!そんな言い方!」

俺「…いや、いいんだクリスタ」

クリスタ「俺…」

俺「俺のせいでフランツやシェンは死んだ…。俺じゃ無かったら、未だ生きてたかもしれないし…俺が馬鹿だったのは、もう分かってるから…」

クリスタ「そんな事…」

ユミル「…それも、どうだろうな?中途半端な実力じゃ余程運が無いとここまで辿り着けてないと思うぞ」

俺「…。」

コニー「お前、俺を責めたいのか擁護したいのかどっちなんだよ…」

ユミル「現実的なだけはあたしは」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 14:00:48.01 ID:Vz5JBsk10
トロスト区
屋根の上

俺「とりあえず今ここに残ってて、未だ戦う意思が残ってるのはここに居る俺、クリスタ、ユミル、コニー、サシャの5人だけか…」

ユミル(何か勝手にあたしも加えられてるけど…まぁいいか。この2人に死なれたら困るのはあたしの方だしな…)

俺「ミカサは駐屯兵団の精鋭班と一緒に市民の守りに連れてかれたから居ないとして…アニとライナーとベルトルトは?」

コニー「あの3人も何か呆然としてたけど、俺等が突撃かけるってんなら、一緒にやってくれんじゃねえか?」

コニー「何かずっと話し合ってて未だ考えてたみたいだし」

俺「よし。その3人が加わってくれるなら心強いな…」

ユミル「アンタ、まさか本当にやる気か?…」

俺「誰も何も抵抗すらせずここで黙ったまま死なんか迎えたく無いだろ…」

クリスタ「うん!」

マルコ「その案、僕も乗らせてくれ!」スタスタ

俺「うん?マルコ…?」

マルコ「僕だって死を覚悟して無かった訳じゃ無い…。だが、これでこのまま死ぬんじゃ、いったい何の為に死ぬのかも分からないから…」

俺「マルコ…」

マルコ「それに、僕等は友達だろ?」

俺「…ああ。助かる」コクッ

俺「これでワンチャンあるくらいの最低限の戦力は整ったな…。後は向こうに着いてから巨人からどう本部を取り返すかだが…」

サシャ「それはアルミンに聞くのが良いんじゃないですか?そこに居ますよ」

アルミン「…。」

俺「ちょうど良い。アルミンも生き残ってたのか」

クリスタ「あ…アルミンは…」

ユミル「使い物になるか?今のあいつ?」

俺「どう言う事だ?…そういやアルミンの班って、班長はエレンだった筈だよな?エレンは…」

クリスタ「エレンの班は…壊滅しちゃって…」

俺「え?…」

ミカサ「…。」ギュ-ン

クリスタ「え?ミカサ?後衛部隊の任務に就いてたんじゃ?…」

ミカサ「後衛部隊の任務は終わった」

クリスタ「終わったって…」

ミカサ「状況は分かってる。その上で、俺に聞きたい」

俺「俺?」

ミカサ「エレンの班を見なかった?俺の班はエレンの班の数分後に前線へ出たでしょう?」

俺「俺達は見てないが、向こうに同じ班だったアルミンが居る。一緒に聞きに行こう」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 14:50:38.73 ID:Vz5JBsk10
屋根の上

アルミン「僕達…訓練兵34班、トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ…」

アルミン「エレン・イェーガー…以上5名は、自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました!」ポロポロ...

俺「え…」

サシャ「そんな…」

アニ&ライナー&ベルトルト「「「…。」」」

ジャン「…。」

他の訓練兵「「34班はほぼ全滅か…。俺達もマトモに巨人とやり合えばそうなる…」」

ミカサ「…。」

アルミン「ごめん、ミカサ…。エレンは、僕の身代わりに…僕は…何も出来なかった…」

アルミン「すまない…うっ…うっ…」ポロポロ...

ミカサ「…アルミン」

アルミン手「ミカサ手「」」スッ

ミカサ「落ち着いて、今は感傷的になっている場合じゃ無い…」グッ

アルミン「え…?」

ミカサ「さあ立って」スッ

アルミン「…?」

ミカサ「俺、本部に群がる巨人を排除すればガスの補給も出来て皆んなは壁を登れる。違わない?」

俺「ああ…その為に今、俺達もメンバーを募って突撃をかけようと話しあっていたんだ」

ミカサ「そう…。だったら、私が先陣を切る」

俺「待てミカサ。お前が先陣を切る必要は無い」

ミカサ「…。」

俺「今は皆んなと歩調を合わせるんだ。そうしなければ…」スッ

ミカサ肩「」グッ

俺右脚「」ピキッ!

俺「うっ!?」スッ

ミカサ「俺…。脚を怪我してるのね…」

俺「あ、ああ…」

ミカサ「そう…。ならやはり、先陣を切るのは私しかいない」スッ

俺「ミカサ!」

ミカサ「私は一人でもできる…。強い、凄く強い。ので」

ミカサ「私はあそこの巨人どもを蹴散らす事が出来る!」バッギュ-ン!

俺「くっ…あの馬鹿。普段全く話さないせいで言葉の遣い方おかしくなってんぞ…」

俺(だがこれでもう後には引き返せない…)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 14:59:57.36 ID:Vz5JBsk10
屋根の上

俺「ジャンも、他の訓練兵達もよく聞け!俺達はこれから本部へ突撃をかける!!」

ジャン「ああ?…」

他の訓練兵達「「「…?」」」

俺「この先俺達が生き残るには、本部に突撃して本部を奪還する!この作戦しか残されていない!」

俺「ここで絶望したまま惨めに巨人に殺されるのを待つか、それとも俺達と一緒に巨人と戦い、1%でも生き残る可能性がある方どちらに賭けるのか選べ!」

ジャン(あ、あいつ…!)

俺「アニ、ライナー、ベルトルト!」

アニ「あ…」

俺「俺達は同期をむざむざ死なせるような腰抜けじゃ無い筈だ!」

ライナー「そうだな…。俺達は腰抜けじゃ無い」クルッ

アニ「…。」コクッ

俺「よし、俺達も行くぞ皆んな!ミカサを追うんだ!」

クリスタ「うん!」

サシャ「はい!」

マルコ「ああ!」

ユミル「仕方ねえな」

アルミン(一度、僕と同じ絶望を味わった筈の俺なのに…僕と違って未だ諦めてない…)

アルミン(未だ、生きる事に希望を持っている…)スッ

コニー「お前、行くぞ!って気合い入れて言ったがガスの残量もう残ってないんじゃないか?」

俺「あ…そうだった」

クリスタ「なら、私が俺を背負って…」

ユミル「駄目だ。クリスタと俺とじゃそこそこ身長差がある。本部に行く前に途中で潰れるぞ」

クリスタ「う…」シュン...

アルミン「俺、それじゃあ僕のガスを使ってくれ」

俺「アルミン?…」

アルミン「…足を怪我してるって言っても、僕よりも君が使った方が効率が良い筈だ」

俺「アルミン…」


1分かった…。だが、アルミンの事も置いていかない。お前なら小回りも効くだろ頼むコニー!
2駄目だアルミン…。そうやって、不得意な分野から逃げ続けても成長は出来ない。お前のガスはお前自身で使うんだ


多数決下3まで
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 15:03:28.83 ID:tAvcXVTUO
1
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 15:04:14.36 ID:W+V6pyFVo
1
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 15:06:12.57 ID:Ny2WN34u0
1
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 15:25:52.02 ID:Vz5JBsk10
屋根の上

俺「分かった…」

アルミン「僕の分までミカサを頼むよ俺…」俺ボンベ「」カシャンッ

俺「…いいや、アルミンの事も置いていかないぞ」アルミンボンベ「」カシャンッ

アルミン「え?…」

俺「お前なら小回りも効くだろ?頼むコニー!」

コニー「あ、オレかよ!」

アルミン「いや、僕は…!」

コニー「クソッ!こうなりゃやってやる。しっかり捕まってろよアルミン!」アルミン「ああっ!?」ガシッ

俺「よしっ、俺も行くぞ!」ギュ-ン

アニ&ライナー&ベルトルト「「「」」」ギュ-ン

ジャン「クソッ、あの野郎…一番負傷してる癖に主人公気取りかよ!」

ジャン「お前等、本当に良いのか!?あいつらだけに行かせて!?」

他の訓練兵達「「「あ…」」」

ジャン「オレは奴等と行くぞ!オレは同期を見捨てるような、腰抜けなんかじゃねえッ!!」タッタッタッドシュッ

他の訓練兵達「「「クソッ!あいつ等上位卒業生だけが訓練兵じゃねえ!オレ達も行くぞ!オオ-!!」」」タッタッタッ


街の中

ミカサ「…。」ドシュッ

巨人「頸「」」バシュッ!!

俺(ミカサ、流石に首席なだけあって速いな…)ドシュッ

ジャン「おい!俺!」ドシュッ

俺「ジャン!?お前も来てくれたのか!?」ギュ-ン

ジャン「他の奴等も全員お前について来てる!」

俺「全員?…」

ジャン「本部への安全なルートは頭の中で考えてあるんだろうな!?」

俺「ああ、とにかくミカサの通ったルートを通るんだ!ガスが無くなる前に本部へ辿り着くしか無い!」

俺「目の前の巨人は全てミカサが…」

ミカサ「…。」ドシュッ


コンマ下二桁
21以上同じようなミスを先に経験したからこそ、俺はミカサがさっきの俺と同じ事をしてる事に気が付いた
20以下俺、ミカサの事には気が付かない(ミカサ死亡判定へ)

安価下
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 15:34:47.31 ID:tt9vX4OmO
生きろ
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 15:51:07.60 ID:tAvcXVTUO
俺の死亡判定じゃなくて他の奴らの死亡判定なのタチ悪いな
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 16:09:19.18 ID:Vz5JBsk10
コンマ31
街の中

俺「あ…」

ミカサ腰「ガス」プシュ-

俺(何だあのガスの量?…本部へ急いでいると言っても、アレじゃ途中で持たなくなる…)

俺「…!」

ジャン「おい!」

俺(ミカサ、あれじゃあさっきの俺と同じで…何を焦って…?)

ミカサ「ッ…!」クルッ
巨人「頸「」」ズバアッ!


俺「ッ…」


ハンナ『フランツ!フランツが!』
フランツ『』ドクドク...

俺(そうか!エレンだ…。あいつ、エレンを失ってクールな風に見せかけても内心はあの時のハンナと同じ…)

俺「ジャン!お前が残りの奴を指揮してくれ!」ドウッ

ジャン「何!?お前は!?」

俺「俺はミカサの所へ行く!」ドウッ

ジャン「ミカサだと!?別に何の心配も…」

ミカサ「ガス「」」プシュッ

ジャン「なっ!?」

俺「頼んだぞジャン!」ドシユッ

ジャン「クソッ!」ドシュッ!

ミカサ「」クルッ
屋根「ミカサ「」」ガアンッ!

俺「ミカサ!」ギュ-ン!!
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 18:47:09.44 ID:yLSLBuvc0
トロスト区街の上

俺「ミカサ、クソッ!何処へ落ちたんだ?」キョロキョロ

俺(もしかしたら既に屋根から落ちた衝撃で…)

俺(…いいや、悲観的になるのは未だだ)

巨人「」ズシンッズシンッ 

俺「くっ、マズイ。巨人が…」スッ

俺(いや、待てよ。巨人が向かう方向にもしかしたら…!)ギュ-ン


巨人「」
ミカサ「ッ…」折れたブレード「」カチヤッ


俺「あ、居た!ミカサ!」

長髪巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(マズイ、反対側からも…。生命線はこの立体機動装置一本。飛び込むのは流石に意味が無い!)ギュ-ン

俺「ミカサ!背後からも巨人が迫ってる!」

ミカサ「…!」チラッ

長髪巨人「」ズシンッズシンッ

俺「どっちか片方の脚をすり抜けてくれ!必ず助ける!」

ミカサ「…!」コクッ

ミカサ(ごめんなさいエレン…。死んでしまったら、貴方の事も思い出せない…だから)グッ

ミカサ「何としででも勝つ!何としてもでも生きる!!」

ミカサ「うあああぁぁぁっ!!」

俺「ミカサ!」

ミカサ背後「巨人足「」」ズシ-ン
ミカサ「!?」ブワッゴロゴロ...

長髪巨人「拳」ブウンッ!!
巨人「」ドガンッ!!

俺「ミカサ!」ギュイ-ン

ミカサ身体「」ガシッ

長髪巨人「ウウオオオオオッ!!」

俺「くっ…」ビリビリ...

ミカサ「見て俺…」ガシッ

俺「えっ?…」チラッ


長髪巨人「踏み付け「」」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
巨人「」グシャッ!グシャッ!グシャッ!


ミカサ「巨人が…巨人を殺してる…」

俺「あ、ああ…。な…んだ…ありゃ…?」

俺(同士討ち?…巨人がそんな訳…)
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 19:05:09.03 ID:yLSLBuvc0
トロスト区
屋根の上

俺「怪我は無いか?」ストッ

ミカサ「ええ。大丈夫」ストッ

ミカサ「…。」チラッ

長髪巨人「」

俺「何なんだあの巨人は…?」

コニー「俺!ミカサ!」

アルミン「2人とも無事か!?」ストッ

ミカサ「アルミン、コニー…」ストッ

俺「どうしてこっちに?…」

コニー「アルミン背負っててゆっくり行ってたからな。急に俺とミカサだけが本部へ向かう進路から外れたのが見えてたんだ」

長髪巨人「」
巨人「」ズシンズシン

コニー「マズイ!15メートル級が2体も…」

ミカサ「いや、あの巨人は…」

アルミン「あ…」

巨人の死体「骨」シュウウウ...

アルミン「えっ…」

長髪巨人「ウウオオオオオッ!」
巨人「オオオオオッ!」

長髪巨人「腕「」」スッ

ミカサ達「「あ…」」

俺「か、格闘術…か?…」

巨人「オオオオッ!」ダッ

長髪巨人「左手「」」ブウンッ!

巨人顔「」バキイッ!!!

巨人顔の破片「時計塔「」」バゴンッ!!

長髪巨人手「」シュウウゥ...

俺「またた…あいつ、また巨人を…」

顔の無い巨人「」シュウウ...
長髪巨人「踏み付け「頸」」ズドンッ!!
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 19:35:47.70 ID:yLSLBuvc0
屋根の上

長髪巨人「」

アルミン「と、トドメを刺した!?弱点を理解して殺したのか!?」

コニー「とにかく移動するぞ!あいつがこっちに来る前に!」

アルミン「いや、僕達には無反応だ…。とっくに襲って来てもおかしく無いのに…」

俺「格闘術っぽい物も使ってたな…」

ミカサ「ええ。アレはいったい…」

コニー「奇行種って言うしかねえだろ!分かんねえ事の方が多いんだからよ」

コニー「とにかく本部へ急ぐぞ!」

俺「待ってくれ!ミカサもガスが空になったんだ…」

コニー「はぁ!?何やってんだよ、お前等立体機動の1位2位が揃って!」

俺「…。」

ミカサ「…。」

俺「ミカサを背負って行く事も出来るが、攻撃出来ない組2組が遅れて本部へ向かうのは、流石にマズ過ぎるな…」スッ

アルミン「あ…」

ミカサガス管「」

ミカサ「えっ!?俺!?何をして…」

俺「アルミンが言ってたんだ。自分より俺の方が立体機動を使えるから使ってくれと…」

俺「だとしたらここは、足を負傷してる俺よりもミカサに使うべきだろ…」

ミカサ「…。」

ミカサ(私は、皆んなの命を背負う覚悟も無いまま皆んなの代表だった彼の判断を急かした…)

ミカサ(その責任も感じない内に…一旦は命さえ放棄した…。それも自分の都合で…)

ミカサ(なのに…)

俺「俺も少し前にミカサと同じ間違いをして、仲間を死なせた…」

ミカサ「あ…」

俺「そんで、逆に頭が冷えたんだ…」

ミカサ「…。」

俺「ミカサは俺よりも優等生だ…。今度はもう間違えないだろ?後は俺の分まで…皆んなの事を頼むぞミカサ…」

ミカサ「ッ…」

ミカサ「本部でガスを補充したら必ず、直ぐに戻る…。何としてでも戻る。だからどうか、それまで死なないで…」

俺「ああ…。待ってるよ…」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 19:40:44.34 ID:yLSLBuvc0
屋根の上

コニー「俺…本当にここに残って大丈夫なのか?…」

俺「コニー、俺の事は意識するな。お前は引き続き、アルミンの事を本部まで無事に送り届けてくれ」

コニー「あ、ああ。任せてくれ…」

アルミン「あ…の…」

俺「アルミンが生き残ってくれた事には、ちゃんと意味がある」

アルミン「い、意味?…」

俺「本部じゃ必ず、アルミンの知恵が必要になる…。お前はビビって生き残った劣等生なんかじゃ無い…」

俺「その知恵で、皆んなの事を助けてやってくれ」

コニー&アルミン「「「…。」」」グッ

俺「心配すんなよ…。あの謎の巨人がここの周りの巨人を殺しまわってくれてる内は俺は生きてる…」

ミカサ「ッ…」

俺「早く行け!これ以上ここにとどまっていても意味は無い!あの巨人だって、いつまでもここの近くに居るかなんて分からないんだぞ!?」

ミカサ「くっ…!行こう!」タッタッタッ

コニー「アルミン!捕まれ!」スッ

アルミン「あ…ああ…」チラッ

俺「…。」

アルミン(俺…)

俺「…フッ」

俺(俺にしちゃ、ちょっとカッコつけ過ぎだな…)

俺(でも、今なら…。名前も知らない25万人の英雄になって、死んで行った父さんの気持ちも少しだけ分かるか…)



コンマ下二桁
31以上アルミン、知恵を出した
30以下3人とも行った

安価下

クリスタ
コンマ下二桁
41以上クリスタ、俺が居ない事が分かり戻って来た
40以下クリスタも余裕が無く本部へ向かっていた

安価下2(両方共範囲下なら俺死亡判定へ)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 19:41:28.08 ID:tAvcXVTUO
せい
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 19:44:53.32 ID:tt9vX4OmO
ぞろ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 19:46:25.87 ID:yLSLBuvc0
連取りなので下
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 19:49:10.27 ID:xotFUpj5o
\(^o^)/
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 20:09:08.21 ID:yLSLBuvc0
コンマ08
コンマ27(クリスタ戻らず)
屋根の上

俺「…。」

長髪巨人「ウウゥッ!ヴェアアッ!」ブウンッ
巨人「」ドガッ!ドガッ!!

俺「ハァ…。あいつ、何なんだろ…」

俺(ここら一帯の巨人、全部ぶち殺しやがった…)

俺「お陰で助かったと言えば助かったが…」

長髪巨人「」チラッ
本部「大量の巨人「」」

長髪巨人「ウオオオオオッ!!」ズシンッズシンッ

俺(あいつ、本能のままに巨人を殺して回ってんのか?…)

俺(でも向こうへ移動されたら、俺もいよいよか…)



数十分後

俺屋根周り「大量の巨人「」」オオオツ

俺「まぁ、流石に…ミカサでも間に合わないわな…」

屋根「手「」」ガシッ

俺「はは、登って来やがった…。学習してやがんの…」

俺足「」

俺「…心配しなくても、逃げる為の足ももう潰れてるっての」

俺「…。」ミカサの持ってた折れた刃「」スッ

俺(父さんや母さんだけじゃ無く、ここで俺まで巨人に喰われるくらいなら…いっそこれで自分の首を…)

巨人「」ググッ

巨人顔「ニタアッ」

俺「よお、意外と遅かったじゃ無いか」

俺(父さん…母さん…。ヒストリア…)ポロッ

アニ『これからは私が側に居ないが、ピーピー泣くんじゃ無いぞ』

俺「アニの言った通りだったな…。あいつが離れた途端、俺…」グッ


コンマ下二桁
31以上今度は女型の巨人が現れ…
30以下俺死亡

安価下
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 20:11:02.32 ID:Ny2WN34u0
連とりじゃないのか?
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 20:12:10.59 ID:Ny2WN34u0
>>108は1だったか
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 20:13:01.16 ID:tt9vX4OmO
全然ゾロ目出ないな
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 21:11:49.58 ID:yLSLBuvc0
コンマ32
屋根の上

俺「…。」

巨人手「」スッ

俺「くっ…!」折れたブレード「」ブンッ

巨人手「」ザシュッ!

巨人「オオオオオッ」

俺「ヘッ…タダで飯にありつけるとでも思ったのかよ!俺はお前等には屈しない!!」

俺「この命が尽きるまで…最後の最後まで、お前達に抵抗してやる!!」

俺(そうだ…。俺は戦う!決して逃げない!それが人類の…いいや、俺の───)グッ

巨人「顔「蹴り「」」」グニャアッ!!
  
俺「なっ!?────」

巨人「」ドサッ!ゴロゴロ...

俺(まさか!?また巨人が巨人を攻撃した?…さっきの奴が戻って来たのか?…)

俺(いいや違う!?こいつは何だ!?)

巨人「ゴオオオオオッ!」
女型の巨人「」スッ

俺(こいつも格闘術を……)

女型の巨人「蹴り「」」ビュンッ!!

俺(しかも殴るとみせかけて蹴りだ!?)

巨人鼻から上「」バチイッ!!ヒュ-ン...

壁「」ドオ-ン

俺(何つー破壊力だよ!?)

女型の巨人「」

ミカサ「俺!!」バッ

俺「ミカサ!?」ガシッ

ミカサ「本部の制圧が終わったから、ボンベ1本だけ補充して迎えに来た。未だちゃんと生きていて良かった…」ギュッ

俺「生きていた…と言うより、俺も…巨人に助けられた…」ヒュ-ン

ミカサ「え?…」チラッ

俺「あいつ…」

ミカサ「あの巨人他の巨人を引き連れて、逆に壁の外へ走って行く?…」

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ミカサ「巨人が自ら外へ出て行くと言う前例は無い…。どう言う事?…」ギュ-ン

俺「わ、分からない…」

俺(ただの奇行種…だったのか?…)ゴクリ...


コンマ下二桁
31以上しかしさっきの蹴り技はどっかで見たような気がした…(俺、女型の巨人と因縁)
30以下何も分からんまま、さっきの長髪の巨人の所へ戻って来た

安価下(トロスト区戦END。巻き戻し制限へ)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/04(土) 21:14:14.06 ID:MD0GNPsuO
コンテニュー破棄で巻き戻せないかな
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 23:10:27.10 ID:yLSLBuvc0
コンマ06
駐屯兵団本部
屋根の上

ミカサ「…。」ドシュ-!

アルミン「良かった俺。無事だったんだね!」

俺「ああ…。何とかな」

ライナー&ベルトルト「「…。」」

ミカサ「皆んなここで何を見ているの?」

ジャン「アレだ…」

俺「うん?…」

長髪の巨人「ウオオオオオッ!」

俺「あ、本部の方に向かった巨人を殺すあの巨人…」

ミカサ「両腕が無い…」

アルミン「再生し過ぎたのか、出来ないんだ…」

長髪の巨人「」ズシ-ン!!

俺「あ…。倒れたぞ…」

長髪の巨人「煙」プシュ-...

俺「どうなってんだ?…」

ジャン「な、何だ?頸の部分に…誰か、人が…」

俺「あ…」

ライナー「…!」

長髪の巨人「エレン「」」

俺「エレ…ン?…」

エレン「」ガバッ

ミカサ「…!」ドシュッ!!ギュ-ン!

アルミン「ミカサ!」

俺(巨人の体内から…人間が…エレン、が…)

ミカサ「エレン!」バッ
エレン「」ギュウッ

俺「どう、なってんだ?…」

俺(巨人は…人類の……俺達の敵、なんじゃ?…)

女型の巨人『蹴り』ブウンッ!!
巨人『』

俺(そういや、あの時の巨人も……)

ジャン「何でエレンが…」

俺「分かんねえ…」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/04(土) 23:43:18.19 ID:yLSLBuvc0
ウォールローゼ内地

俺(ガスの補給が終わった俺達は、無事に壁を登りリフトでウォールローゼ内地へと入った)

俺(…だが、そこで待っていたのはさっきの巨人の中からエレンが出て来たのを同じく壁の上から目撃していた駐屯兵団の連中だった)

俺(俺達には緘口令を出され、エレンの幼馴染のミカサとアルミン以外はウォールローゼの野営地行きを命じられた)

クリスタ「ごめんね俺君…」

俺「え?…」

クリスタ「実は私とユミルは、未だガスが残ってたから…先に壁を登って隊長にガスの補給支援を頼んでたんだ…」

俺「ああ…。だから2人は本部には居なかったんだな…」

ユミル「お前は特に負傷が酷かったし、本当はクリスタと一緒にどさくさに紛れて、お前の事を連れてこうとしたんだけど…いきなりリーダー面しだして飛んでったからよ」

俺「はは…。あの時2人が俺を背負おうとしたのはそう言う事か…」

クリスタ「それにあの場で俺君だけを連れてくって訳にもいかなかったし…」

俺「そりゃそうだろ…。そんな事したら間違い無く背後から刺されてガスを奪われてる」

俺「でもまぁ、あそこから半分くらいの奴は無事に壁を登れたから大丈夫さ…」

クリスタ「たったの半分…」

ユミル「そういや、ミカサとアルミンは?…あの2人もまさか負傷でもしたのか?」

俺「ミカサとアルミンはこっちには来てるんだが……ごめん。俺の口からは言えない…」

クリスタ「え?…」

ユミル「じゃあジャンは?」

ジャン「…。」

ユミル「何だよ。どう言うこった?…」

俺(…巨人から人間が出て来たなんて、この壁の中じゃあんなの直ぐに皆んなに伝わる)

俺(エレンの処置、どうなるんだろうな…)
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 00:04:37.14 ID:o9Nj0VN50
undefined
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 00:05:58.77 ID:o9Nj0VN50
野営地

俺「そう…だな…。俺も支援くらいは…」

クリスタ「駄目だよ俺君!」

俺「あ…」

ユミル「やめとけ。さっきは状況が状況だったからお前の口車だけで上手く行ったが…下手をするとお前のせいでまた仲間が死ぬぞ」

俺「ッ……」

ライナー「そうだ。本当の兵士なら、規律は守らねばならん」

ライナー「負傷兵は素直に後退するのがルールだ」

俺「だったら、俺の代わりに皆んなが戦って死ぬってのか?…」

ライナー「そいつは…」

クリスタ「そんなの…俺君だけが兵士なんじゃ無いよ!」

俺「え?…」

クリスタ「俺君。私達の事、ちゃんと仲間だと思ってるんだよね?…」

俺「あ、当たり前だろ…」

クリスタ「だったら、少しくらい…信じてよ」ポロッ...

俺「あっ…」

クリスタ「今度は私達が戦って帰って来るから…俺君は休んでて」

クリスタ「ねえサシャ!大丈夫だよね!」

サシャ「うっ、そ、そりゃあ大丈夫に決まってますよ!俺が居なくても本部だって取り戻せましたし!あはは…」

俺「…。」

俺「…分かった。残りの戦いはお前達に任せる。でも皆んな無理はすんなよ」

クリスタ「うん…」コクッ

ユミル「お前の分もクリスタは私が守っておいてやるよ」


───こうして、俺は仲間達に残りの戦いを任せて重負傷兵として野戦病院へと運ばれるのだった
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 00:48:22.95 ID:o9Nj0VN50
病院

俺(もっと大勢居るのかと思ったら、たったの3人だけって…)

駐屯兵団兵士A「司令はトロスト区奪還作戦にエレンとか言う訓練兵のガキを使うらしいぜ」

駐屯兵団兵士B「はぁ?何でそんなガキを?…」

駐屯兵団兵士A「何でも巨人化する力を持ってるらしい…」

駐屯兵団兵士B「はぁ?巨人化だと?意味分かんねえ、だって俺達の戦ってる相手は…」

俺「……。」

俺(戦場で負傷した兵士が送られる野戦病院はめちゃくちゃ静かだった)

俺(巨人と戦って負傷した場合、基本的に生き残れない…)

俺(立体機動か使えなくなってその場で喰われるか、もしくは動く事すら出来なくなってしまうのだから…)

俺(そりゃまぁ怪我する前にワンパンで死ぬんだから静かに決まってるわな…)

俺(仮に送られて来ても…)チラッ

駐屯兵団兵士「腕無し「」」

駐屯兵団兵士「全身包帯グルグル巻き「」」

俺(……アレに比べたら、全治1ヶ月なんてマシな方か)

俺(問題は今日の午後からの作戦だ…。未だ本人にも未知数のエレンの巨人を使った、極めて不安定な作戦だ…)

俺(あの巨人になったら敵の可能性すらあるのに、この作戦を立案した人は器が大きいか…とんだ変態だな…)

俺(でも、もし上手く行けば…今日人類は初めて巨人に勝つ日になる…)

俺(そんな重要な時なのに、俺は……)グッ

俺足「」

俺「クソッ…」

俺「…。」

俺(そういや、あの巨人を殺し回ってた巨人はエレンだったけど…)


女型の巨人「」


俺(…報告はしていないが、俺とミカサだけが見たあの巨人)

俺(奴もエレンと同じく巨人を殺してた…。アレにも、誰か入ってるのか?…)


───その後、作戦にトラブルはあったが…エレンの巨人と駐屯兵団は死力を尽くしてトロスト区の壁を塞いだが…


ジャン「マル…コ…」

マルコ身体半分「」ドクドク...



──俺の、運命の戦いは…もう直ぐそこまで迫っていた…


巻き戻し制限
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 12:58:50.16 ID:o9Nj0VN50
後半のトロスト区攻防戦が無かった為、制限場所もう少し延長
ウォールローゼ内地
俺部屋

俺(トロスト区でのエレンの巨人を使った作戦は上手く行った)

俺(…しかし、無茶な作戦の強行により死傷者200人超、負傷者800人を出し…)

俺(今回の被害で人類は5年前のウォール・マリア奪還作戦から更にその数を減らした…)

俺(俺と同期の訓練兵も卒業時には200人超居た筈なのに、今や生存者は50人を割っている…)

俺(負傷者があまりに多く出たので、既に足の処置は済んでいた俺は病院から追い出され訓練兵の詰所のベッドで自然療養を待つ事になった)

俺「……にしても」

ベッド「「「「」」」」

俺(俺の部屋には2段ベッドが2つ有り、俺含み合計4人居たが作戦が2日経った今日も誰も帰って来ていない…)

俺(マルコ以外の他2人は多分生き残れ無かった可能性が高そうだが…)

俺「まさかあの後、マルコまで死んだのか?…」

俺(訓練兵の生存者の数で言えば生き残る確率は4分の1…ちょうどピッタリ当てはまるが…)

マルコ『俺、僕は君と会えて良かった』

俺「…。」

俺「…いや、マルコはジャンに続いて成績上位者だったんだ。そう簡単に死ぬ訳が無い」

俺「きっと未だ作戦後の後処理が忙しくて戻って来て無いだけだ…」

扉「」コンコンッ

俺「あ…」

俺(ほら、ちゃんと戻って来た)

俺「マル…」

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上リヴァイ班とも面識有り
80以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 13:15:29.32 ID:63edvx94o
へい
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 13:16:02.51 ID:OK2vF9HyO
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 13:24:42.29 ID:o9Nj0VN50
多分同一人物なので下の分振り直し
俺父
コンマ下二桁
81以上リヴァイ班とも面識有り
80以下リヴァイ班とは面識無し


安価下
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 13:35:22.14 ID:FSxd7cHO0
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 14:25:48.29 ID:2iGLpmKgO
今日初めての更新で同一人物扱いて
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 15:05:50.07 ID:sfb5nw+H0
相変わらず滅茶苦茶言ってて草
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 15:27:53.12 ID:IE2ybSmOO
頭湧いてるイッチ
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 16:12:22.66 ID:o9Nj0VN50
コンマ32
コンマ14
俺部屋

アニ「…。」

俺「あれ?アニ…」

アニ「怪我の容態はどうだ?」

俺「あ、ああ…別に切り傷とかそんなんじゃ無いから…。骨がくっつくまで1ヶ月かかるだけだし…」

アニ「そうか…」

俺「でも、珍しいな」

アニ「珍しい?」

俺「いや、クリスタやサシャならともかくアニが俺の心配をして訪ねてきてくれるなんて珍しいと思ったから…」

俺「この3年間、俺の事をボコりはしたけど逆に心配してくれたのは一度も無かったろ?」

アニ「そうだったっけ」

俺「そうだよ…。でもまぁ、アニが無事で良かった」

アニ「うん?」

俺「かなりヤバかったんだろ?トロスト区の攻防戦は…かなりの負傷者も出てた」

アニ「ああ…。私ら訓練兵が巨人の対象任されるくらいにはな…」

俺「そんな状況だったのか…。皆んなはちゃんと生き残ったのか?俺達とよく絡んでた人達は…」

アニ「……。」

俺「未だマルコが部屋に戻って来て無いんだが…」

アニ「ッ…!」ピクッ

俺「アニ?…」

アニ「あ、ああ…マルコの事は見てないな…」

アニ「エレンの巨人が、岩を持ち上げてミカサとアルミンと一緒に壊された壁を封鎖する所までは見たけど…」

俺「そっか。そういやエレンの巨人って…」

アニ「ごめん。未だ仕事が残ってた…」スッ

俺「ん?ああ、そっか。未だトロスト区には死体が大量に残ってるものな…」

アニ「ああ…」

俺「アニ」

アニ「??」

俺「その…ありがとうな。心配してくれて」

アニ「いや…それじゃあな」スタスタ

俺(やっぱ、何だかんだ姉のように心配してくれんだな)

アニ「…。」スタスタ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 18:20:30.81 ID:o9Nj0VN50
3日後
焼き場

俺「…。」

ジャン&サシャ&コニー&アニ&ライナー&ベルトルト&クリスタ&ユミル「「「…。」」」

他の訓練兵達「「「…。」」」

俺(…俺がマルコの戦死を聞いたのは、アニと話した3日後だった)

俺(聞いた時はただ…呆然としていたが、その死を悲しむ間もなくマルコ達戦死者が病気をばら撒かないよう…)

俺(2次災害を起こす前に焼かれる事になった…)

俺(巨人に変身出来る能力を持つエレンは調査兵団へと引き取られ、アルミンとミカサもまたエレンの事を近場で見ていた人物として、エレンの今後を決める裁判に出席しなきゃいけないので見送りには来れなかった…)

炎「大量の死体」パチパチ...

俺(一人ずつ焼いてる場合じゃ無いとは言え、死体が…。多過ぎる…)

俺(これが…俺の、進もうとしてる道なんだよな…)

ジャン「…。」スタスタ

誰かの骨「」スッ

俺(マルコ…)

俺(……自分の事ばっかで、同じように尖って誰とも話さなかったアニとばかり一緒に居たからか…周りから恐れられてた俺を)

俺(唯一、俺の事を友達だと認め…しっかり信頼してくれてた、お人好しな奴…)

俺「なのに、いっつも…良い奴から…死んで行くんだよな…」ボソッ...

ジャン「あ…」

コニー「うっ…ぅっぅっ……」ポロポロ...

俺「…。」チラッ

サシャ「ッ…」

俺(…サシャの事を、気軽に調査兵団に誘ったのは間違いだった)

俺(俺は、何も分かって無かった……)

俺(今回の作戦で、皆んなもう調査兵団なんかに……)

ジャン「くっ…!」グッ

ジャン「なぁ…お前等、所属兵科は何にするか決めたか?」

クリスタ「え?…」

ユミル「…ん?」

ジャン「オレは決めたぞ…。オレは…くっ…調査兵団になる!!」

コニー「ぁ…」

ジャン「うっ…くっ…ううっ!」ポロポロ...

俺「ジャン…」

俺(…マルコの死が、ジャンの事を大きく成長させた)

俺(でも俺は…皆んなと違って、マルコと同じ戦場には居なかったから…)


1…がもっと、強かったら…俺も作戦に参加出来ていたら、もしかしたらマルコは…俺も、もっと強くならないと…
2…サシャに、やっぱり調査兵団へは来るなって謝ろう


多数決下3まてま
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 18:24:37.13 ID:K9+3Har70
1
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 18:53:28.14 ID:nNJ997+bo
1
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 19:19:46.95 ID:o9Nj0VN50
焼き場

俺(俺がもっと、強かったら…俺も作戦に参加出来ていたら、もしかしたらマルコは…)

俺(俺も、もっと強くならないと…)

俺(…そして今度こそ守るんだ。巨人から、俺の大事な物を…)

俺(もうこれ以上、俺から何も奪わせない)グッ


───その後、俺はアニに特訓の話しを持ちかけたが…

アニ「…一人でやってくれ」スタスタ

俺「あ…」

俺(何だよアニの奴、自分だって未だ憲兵団に入る日じゃ無いだろうに…)

俺「仕方無い。アニが駄目なら…」スタスタ



ミカサ「特訓?」

俺「ああ。ミカサもエレンを追いかけて、調査兵団に入るのは変わらないんだろ?」

ミカサ「ええ」

俺「だったら、俺と一緒に入団する日まで特訓しないか?巨人を倒した時の感覚を思い出しておきたいんだ」

ミカサ「…。」


コンマ下二桁
21以上ミカサと共に特訓した(下の判定へ)
20以下ミカサも忙しかったので一人で筋トレした

安価下


コンマ下二桁
71以上だいぶミカサに近い動きが出来るようになった
11〜70前の巨人を倒した時の感覚を何となく取り戻していた
10以下むしろ巨人を倒した感覚は完全に忘れていた…

安価下2
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:25:20.83 ID:FSxd7cHO0
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:26:26.99 ID:ENGL7wpL0

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 19:39:31.10 ID:o9Nj0VN50
コンマ83
コンマ99

ボナ
1即巻き戻し
2俺覚醒(人の枠を超えてミカサ並みにの強さに)+ミカサとお互い信頼し合あっている仲に

多数決下3まで
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:41:49.24 ID:nNJ997+bo
2
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:42:02.62 ID:3XmJbkFZO
2
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:55:18.45 ID:K9+3Har70
1
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:58:57.50 ID:qfHfwuEBo
戻らないのか
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 19:59:56.45 ID:K9+3Har70
138は無効になるんだよな?
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 20:11:14.15 ID:ENGL7wpL0
原作途中までしか知らないんだけど
戻った方がいいのか?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 20:19:10.09 ID:FSxd7cHO0
無効だろ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 20:21:29.81 ID:xFxO9XUMO
それが無効じゃなければ>>124で連とりを疑う意味がわかんないし
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 20:30:30.39 ID:cplrw0uCO
反応ないけどもしかして有効なわけ?
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 21:20:45.70 ID:o9Nj0VN50
ここまでで巻き戻し制限となるので一応確認

1これで良い
2なら巻き戻しにする

多数決下3まで
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:25:43.91 ID:FSxd7cHO0
2
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:26:56.60 ID:3XmJbkFZO
1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:27:19.65 ID:nNJ997+bo
1
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:27:38.85 ID:cplrw0uCO
2
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:28:19.99 ID:FSxd7cHO0
また同じ奴が複垢してるし
ありえないだろ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:29:33.35 ID:FSxd7cHO0
同じアカウントが連続で現れるわけないだろ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:30:42.18 ID:qfHfwuEBo
確実にやってて草
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:32:48.13 ID:VknMuuP1O
同じIDで感覚が同じように20秒くらいってw
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 21:53:11.42 ID:K9+3Har70
3票とったらにしようや
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 22:37:03.37 ID:o9Nj0VN50
このまま行きます
数日後
壇上前

エルヴィン「私は調査兵団団長エル ヴィン・スミス」

エルヴィン「所属兵団を選択する本日、私が話すのは率直に言えば調査兵団への勧誘だ」

エルヴィン「今回の巨人の襲撃により、諸君らは既に巨人の恐怖も己の力の限界も知ってしまった事だろう」

エルヴィン「しかしだ。この戦いで人類はこれまでに無い程の勝利へと前進した」

エルヴィン「エレン・イェーガーの存在だ」

エルヴィン「彼が間違いなく我々の味方である事は彼の命懸けの働きが証明している」

エルヴィン「さらに我々は彼によって巨人の侵攻を阻止するのみなら ず巨人の正体に辿り着く術を獲得した」

エルヴィン「彼の生家があるシガンシナ区の地下 室には彼も知らない 巨人の謎があるとされている」

エルヴィン「その地下室にたどり着きさえすれば、我々はこの百年に亘る巨人の支配 から脱却できる手がかりを掴めるだろう」

他の訓練兵「地下室だと?…」ヒソヒソ

他の訓練兵「もうそんな段階まで来てるのか」

他の訓練兵「巨人の正体がわかれば、この状況も…」

俺「…。」

ミカサ「…。」

エルヴィン「我々はシガンシナ区の地下室を目指す」

エルヴィン「ただその為にはウォール・マリアの奪還が必須となる。つまり目標は今まで通りだが」

エルヴィン「トロスト区の扉が使えなくなってしまった今、東のカラネス区から遠回りするしかなくなった」

エルヴィン「4年かけて作った大部隊の行路もすべてがムダなはなったのだ」

エルヴィン「その4年間で調査兵団の6割以上が死んだ。4年で6割だ。正気の沙汰でない数字だ」

エルヴィン「今期の新兵にも一ヶ月後の壁外調査に参加して貰うが死亡する確率は3割と言ったところか」

エルヴィン「4年後には殆どが死ぬだろう」

他の訓練兵「「「」」」ザワザワ...

エルヴィン「しかしそれを越えた者が生存率の高い優秀な兵士となって行くのだ」

エルヴィン「この惨状を知った上で自分の命を賭してもやると言う者はこの場に残って くれ」

エルヴィン「自分に聞いてみてくれ。人類の為に心臓を捧げる事ができるのかを」

エルヴィン「以上だ。他の兵団の志願者は解散したまえ」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/05(日) 22:37:32.82 ID:K9+3Har70
えぇ…
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 23:06:13.15 ID:o9Nj0VN50
壇上前

他の訓練兵達「「「「…。」」」スタスタ...

アルミン(…他の訓練兵は殆どがその場を跡にして行く)

アルミン(でも、やっぱりと言うか…この2人は…)ゴクリ...

俺&ミカサ「「…。」」

ミカサ(エレン…。待っていて)

俺(……もう俺は、何も巨人に奪われやしない)

俺(全ての巨人を、俺は駆逐する…)グッ

他の訓練兵達「「「」」」ザッザッ...

アニ「…。」スタスタ

アルミン「ッ…」

アルミン(残るのは、僕等3人だけか…?)

クリスタ「…。」ジッ

俺「…。」

クリスタ(ヒストリア・レイスの命は、あの日…。あの時、無くなった…)

クリスタ(再会しようと言う俺との約束は果たせ無かった…。だけど、私はクリスタ・レンズとして…貴方の事を必ず守る)グッ

ユミル(こいつ、覚悟決まった顔してんじゃねえか…。でも、彼奴と再会して無かったら今頃ションベン漏らして泣いてたんだろうな)

ユミル(それはそれで、そう言う世界も見てみたかったが)

他の訓練兵達「「「」」」ザッザッ...

ジャン「あ…ぁ…」

他の訓練兵達「「「」」」スタスタ...

ジャン(クッソ、頼むぞ…。決めたんだ…これ以上自分を嫌いにさせないでくれ!)ブルッ...

サシャ(今…ここから動かないとまた…)ブルブル...

コニー(オレは元々、憲兵になる為に村を出たんだ…。母ちゃん喜ぶぞ…。憲兵になったら、村の皆んなもオレを見直す…)ブルブル...

他の訓練兵達「「「」」」スタスタ

ジャン&サシャ&コニー(((でも、オレ達は見ちまった…巨人がどうやって…人間を食べるのか…)))

ジャン「うおおおおっ!!!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/05(日) 23:11:28.15 ID:o9Nj0VN50
数分後
壇上前

俺達「「「「…。」」」」

エルヴィン「君達は、死ねと言われたら死ねるのか?」

残った誰か「死にたくありません!」

エルヴィン「…そうか。皆んな良い表情だ」

エルヴィン「では今、ここに居る者を新たな調査兵団として迎え入れる!これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!!」ドンッ

俺達「「「おうっ!!」」」右胸「」ドンッ!!

アルミン「皆んな…!」チラッ

ジャン「最悪だ…。調査兵なんて…」

サシャ「怖いぃ…。村に帰りたい…」ブルブル...

コニー「もういいや…どうでも…」

他の数人の訓練兵達「「…。」」

エルヴィン「よく恐怖に耐えてくれた。君達を君達は勇敢な兵士だ。心より尊敬する」

エルヴィン(ん?最前列の彼は…)

俺「…。」グッ

エルヴィン(…そうか。この目、彼の子供の……似ているな)

俺(父さん…母さん…ヒストリア……アニ…)

俺(きっと皆んなは、俺にこんな道を…進んで欲しく無かったと思う…)

俺(……でも…俺は戦う)

俺(この命ある限り、巨人と戦い続ける!!)



──こうして、今日この日…俺含む23名の兵士が新たに調査兵団へと加わったのだった



少年期(前半)END
巻き戻し制限
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 00:11:05.99 ID:r8REzl2B0
はぁ…ほんとメンドクセーよね…巻き戻し制限ってさ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 00:59:54.55 ID:SbLmadDP0
一旦アンケート取ります

現在のコンマやストーリー難易度
1難しい
2ちょうど良い


多数決下3まで
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:16:43.01 ID:umk8EG5Z0
無難しい以前にどう考えても複数端末での投票をそのまま進行してるのはどうしてなんだ?

同じ奴が同じタイミングで前の判定から時間もだいぶ経過してるのに一分も経たないうちに現れるなんて思ってるのか?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:18:14.53 ID:2dPjFMQL0
1
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:21:57.88 ID:MkLmNcY4o
1
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:22:10.89 ID:gwkpp5g+O
1
作者の自演なんじゃねーの?
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 01:29:19.70 ID:SbLmadDP0
>>162
それを言い出したらGANTZなんて目を瞑ってましたが、殆ど全部が熱心な人の複垢進行とスナイプで進んでたので1的には単発や深夜帯に時間空いたのに1分以内に同時取りのような
もう完全にこれやってるだろと言うの以外は一々判断してたらストーリーとは別の意味で進行の妨げとなるので時間帯次第ではスルーするしかありません
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:31:43.31 ID:EsAb/GlsO

あの場面で戻らないとか邪魔してるやつしか考えられないんですがね
ほぼ失敗で進んでるし
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:34:24.81 ID:2dPjFMQL0
少なくとも今回は完全にやってるパターンじゃなかった?
時間帯も深夜じゃなかったし
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:35:19.33 ID:umk8EG5Z0
そう言うなら今回はもう一度再判定して欲しいんだけどルーザーが取ってるんだし
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:39:36.08 ID:rVjZ+1bcO
それを言うなら今回も完全にやってると思うがな
前の判定から1時間後の多数決だぞ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 01:43:18.40 ID:umk8EG5Z0
もう飽きてそう
飽きてるんならやめても良いんだぞ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 02:09:01.22 ID:SbLmadDP0
難しい

1設定変えて最初から始めたい(理由は選ばれた時に説明しますが、ゾロ目設定を変えて、通常設定にしてアイテム有りにした方が良いと書いてて思いました)
2もう一度単発無しで例の場所多数決したい(明日の朝10時頃に単発無しで多数決)
3このまま難易度緩和して進めたい(このまま書きます)


多数決下5まで


一応これまでの進みとしてはアニとの敵対からの対決も俺の成長に大きく繋がるので、かなり良い感じでどんどん主人公っぽく進んではいました
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 02:27:09.38 ID:S14onSYC0
1
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 02:35:03.91 ID:rVjZ+1bcO
2
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 03:26:08.58 ID:rDGb7Qmco
3
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 07:29:06.06 ID:o4xCV57W0
2
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 08:13:14.55 ID:MkLmNcY4o
11
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 08:26:47.89 ID:2dPjFMQL0
2
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 08:55:27.51 ID:auoqq7toO
良い感じと言われてもね…安価が主で原作の超劣化品のストーリーには誰も関心無いと思うけど
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 10:09:42.57 ID:SbLmadDP0
もう一度単発無しで疑惑の場所を多数決
その前に質問タイム挟みます
何か質問あれば
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 10:14:27.49 ID:rVjZ+1bcO
質問は巻き戻しが決まってからでいいよ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 10:21:18.39 ID:SbLmadDP0
それでは先に多数決します

ボナ
1即巻き戻し
2俺覚醒(人の枠を超えてミカサ並みにの強さに)+ミカサとお互い信頼し合あっている仲に

多数決下3まで(単発無し)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 10:22:10.01 ID:rVjZ+1bcO
1
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/06(月) 10:25:11.95 ID:rDGb7Qmco
1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/06(月) 10:26:39.63 ID:SbLmadDP0
即巻き戻し
何か質問あれば
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