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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目
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671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/09(木) 19:04:26.52 ID:3OThZ/gd0
巨大樹の森
俺「…ッ」
大木「」
女型の巨人「目」ドロッ...
エルド(視力を奪った!少なくとも奴は、1分間暗黒の中!)ビュオッ
ペトラ(それまでに仕留める!)ビュオッ
オルオ(捕獲などクソ喰らえ!)ビュオッ
エルド(今殺す!)ギュ-ン
ペトラ(ここで惨めに死ね!!)ギュ-ン
オルオ(クソ女型に報いを!)ギュ-ン
女型の巨人「」ズバアッズバアッズバアッ!!!
ペトラ「削いでやる!」ズバアッ!
オルオ「その腕を!」ズバアッ!
エルド「落とす!」ズバアッ!
女型の巨人腕「」ダラン...
俺(あぁ…。女型の腕が…)
エルド「次は首が!首を支える筋肉を削ぐ!」シャキンッ
ペトラ「頸が狙える!」シャキンッ
俺(落ちるのか?この化け物も…この3人にかかったら…。こんなに簡単に…)
俺(これが、チームワークの強さか…。あの女型もここで…)
アルミン『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ』
俺(アルミンの言葉!?何で今……)
俺「はっ!?」
女型の巨人「」
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/09(木) 19:05:43.45 ID:3OThZ/gd0
巨人樹の森
女型の巨人「」
エルド「今直ぐその頸をっ!!」ビュオッ
俺「駄目だ!行くな!そいつはもう目が!」
エルド「何!?──」ビュ-ン
女型の巨人目「ギロッ」
女型の巨人口「エルド上半身「」」バクッ!!
俺「あぁ…」
ペトラ「エルド!?」
女型の巨人「エルド上半身「」」プッ
俺「くっ!」ドシュッ
ペトラ「何でよ…未だ目が見える訳が無い!?」
女型の巨人「目「」」ギロッ
ペトラ「片目だけ!?片目だけ優先して早く治した!?そんな事が出来るなんて!?」ビュオッ
女型の巨人「」ダッダッダッ
オルオ「ペトラ!早く態勢を早く直せ!!」ギュ-ン
俺「ッ…!」ビュオッ
俺(駄目だ!あいつを止める方法が無い…!)
ペトラ「」ギュ-ン
女型の巨人「」ダッダッダッ
俺「ッ…!」チラッ
オルオ「ペトラ、早くしろおおおっ!!」
コンマ下二桁
31以上俺、一つだけ思い付き一か八かで咄嗟に行動に出る(下の判定へ)
30以下ペトラ踏み潰され、オルオは蹴り殺された…
安価下
コンマ下二桁
31以上俺、自らの身体を張ってペトラの事は助けれたが…
30以下…思い付いたが俺の一瞬の判断の遅れで、何方も間に合わなかった
安価下2
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/09(木) 19:07:05.67 ID:O7W0cSIh0
はあっ
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/09(木) 19:08:21.14 ID:Caaj8tOBO
あ
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/09(木) 22:09:15.08 ID:RYgwXpGO0
俺君が皮膚の硬質化を知ってるから説明して
オルオが踏み留まれば生存する感じか
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/09(木) 23:13:56.44 ID:Y3JzzhQP0
コンマ67
コンマ14
巨大樹の森
俺(…いや、一つだけある!俺は既に、奴の攻撃を一度止めてる)ビュオッ
俺(2度目は無いかもしれんが、それでも…父さんが抜擢した人達をミスミス見殺しには…)ギュ-ン
ペトラ背後「アニ足「」」スッ
俺(だが待て。このままペトラさんを助けても、仲間を殺されて激昂してるオルオさんが奴に飛び掛かる)チラッ
オルオ「ペトラ早くしろおおお!!」ビュオッ
俺(どっちも助けるには、俺はどうすれば……)
アルミン『ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ』
アルミン『でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない』
アルミン『100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ』
俺(選ぶ…?ペトラさんかオルオさん、どちらかの命を…?俺が…?)
ペトラ「───!」
オルオ「───!」
俺(無理だ…!どっちかの命を選ぶなんて、俺には……どっちも助けたい…)
俺(どっちも───)
木「ペトラ「女型の足「」」」ドンッ!!
俺「ああっ…」
オルオ「ッ…!」グッ
俺「やめろオルオさん!?一人じゃ無理だ!」クルッ
オルオ「おい…死ね!!」ブンッ
女型の巨人「頸「硬質化「」」パキンッ!!
俺「ぁ───」
オルオ「何故だ…手の甲じゃ無く、頸でも…刃が」
女型の巨人「足「」」ビュオッ
オルオ「ぶおっ!?」ドガッ!!
木「」グチャッ!
俺「あ……あぁ…」
女型の巨人目「俺「」」チラッ
俺「あぁ…ぁ…」
俺(どっちかは絶対助けれた…。助けれたのに、俺が…咄嗟に判断出来なかったせいで…)
ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...
俺「ペトラさん…オルオさん……」グッ
女型の巨人「俺「」」ジッ...
エレン「こいつを…こいつを…殺すッ!!」ガブッ!!
俺「うっ!?」
女型の巨人「」チラッ
エレン巨人「うおおおおおおおっ!!」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/09(木) 23:36:57.86 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森
俺「ハァ…ハァ…」
ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...
俺(俺が…選択しなかったから…。どっちも助けようて、欲張ったから…)
俺「守れ…なかった…。また、俺は…守れなかった!!」ツ-...
俺「ッ…!」クルッ
エレン巨人「うおおおおっ!」ブンッ
女型の巨人「」
俺「くっ…!」ドシュッ
エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ
女型の巨人「」サッ
エレン巨人「うおおおおっ!」クルッ
女型の巨人「蹴り「」」ドガッ
エレン巨人腹「」ドンッ
俺「エレン、援護する!俺もコイツを殺す!!」シャキンッ!!
女型の巨人「俺」ジッ...
エレン巨人「うおおおおっ!」
エレン巨人手「」サッ
俺「エレン!?」木「」ストッ
エレン(援護なんか要らねえ…。お前は下がってろ)
俺「エレン…」
エレン(もう誰も、俺の仲間は死なせない!!コイツは俺がぶち殺して…食ってやる!!)ブンッ
女型の巨人「右手「」」ガシッ!
女型の巨人背後「エレン巨人腹「」」ドガッ
エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ
女型の巨人「ほほ」ガッ
女型の巨人「」ゴロゴロ...
俺(素の格闘術は女型の巨人の方が上だが、エレンの巨人の方が気迫で押してる…)
俺(このまま行けば本当に勝てるぞ…。でも、何だ?この感覚…?)
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/09(木) 23:51:30.42 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森
エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブンッ
女型の巨人「」ドガッ
エレン(オレが、もっと前に戦っていれば……リヴァイ兵長も居たんだ。捕獲だって出来たかもしれない…)
リヴァイ『お前は間違って無い…。やりたきゃやれ』
エレン(オレは…オレが選んだ…。オレがした選択で、皆んな死んだ…オレのせいで皆んなが…)
女型の巨人「」
エレン(けど、やっぱりお前が悪い!!)
エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブウンッ
女型の巨人「」サッ
エレン巨人「うおおおおっ!」
女型の巨人手の甲「硬質化「」」ピキピキッ!
エレン巨人顎「」ガアンッ!!
俺「ああっ…」
エレン巨人「がああぁぁぁっ!」ズズズ...
女型の巨人「!?」
エレン巨人手「女型の巨人腹「」」ドガアッ!!
女型の巨人「」ブワッ
木「」ドガッ
女型の巨人「」ズルッ...
俺(もう一息だ…やれる)
エレン巨人「膝蹴り「」」ブワッ木「」ガアンッ!!
女型の巨人「」タッタッタッ
俺「え…!?」
女型の巨人「」スッ
俺(何だ?この、女型の構えは?…)
エレン(え?…)
女型の巨人「ハイキック「」」ビュンッ
エレン巨人顔「」バキイッ!
木「」ボキッ!!
俺「…!」
コンマ下二桁
61以上俺、今の蹴りで女型の巨人が誰なのか分かってしまった…
60以下俺、エレンがやられたので参戦するが…
安価下
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:04:23.00 ID:TDXFgGWF0
a
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:10:04.24 ID:5AZWPfCto
どうなるんだ❓
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 00:23:39.44 ID:R9MvhAn10
コンマ00
1超巻き戻し
2女型が俺に気を取られたので、実はトドメを差し切れておらず未だ辛うじて息があったペトラ
3俺、誰も守れなかった悲しみから大覚醒(ミカサより更に動けるように)
多数決下3まで
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:30:01.66 ID:jNnfS6sn0
3
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:32:07.19 ID:squA1dTZo
2
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:32:25.88 ID:tkshSR0vO
2
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:38:33.72 ID:5AZWPfCto
アナウンス無いけど巻き戻しも増えたんだよね?
686 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 01:05:22.38 ID:R9MvhAn10
コンマ00
巨大樹の森
俺「ッ…」ドクンッ...
俺(あの、女型の巨人…)
女型の巨人『』ズシンズシンズシンッ...
俺『な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…』
アルミン『僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…それも2回も…』
俺(他の調査兵の事は容赦無く殺す癖に、俺やアルミンの事は見逃した…)ドクンッ
女型の巨人「」
機能停止したエレン巨人「」プシュ-...
アルミン『未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…』
俺(…一瞬、そんな気はしたけど…ずっとそんな訳が無い…。あり得ないって自分に言い聞かせて来た…)
俺(でも…)
俺(今の女型の巨人の格闘技からの構えからの、人の顔の目の隣に飛んでくる強烈なハイキック…)
女型の巨人『蹴り』
木「」ボキイッ!!
エレン巨人顔『』バキイッ!!
俺(今のは、もう……)
俺顔横『蹴り「」』ビュオンッ
アニ『これなら今度からは私も本気出せそうだ』
女型の巨人「」ズシンズシン
エレン巨人「」
俺「アニ……。お前、何やってんだよ…」グッ
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 01:25:13.64 ID:R9MvhAn10
巨人樹の森
女型の巨人「」
エレン巨人「」ガシッ
俺(お前が、何で巨人を操ってんのか俺には分からない…)
俺(どうしてエレンの事狙うのか、俺には…分からない…)
俺(……でも、お前は)チラッ
グンタ「背中」ドクドク...
俺(人を躊躇無く斬り殺して…)
エルド上半身「」ドクドク...
俺(人を殺める為に噛み殺して…)
オルオ身体「ぐちゃぐちゃ」ドクドク...
俺(人を容赦無く蹴り殺して…)
ペトラ「」ドクドク...
俺(人を、簡単に踏み潰して!!!)
女型の巨人「エレン巨人頸「」」ブチイッ
エレン巨人頸「エレン「」」パアッ
俺(そして今、エレンをも殺そうとしてる!俺の目の前で!!)
俺(アニ…お前は、人類の敵だ!!一番近くに居た俺が今ここで…)グッ
「ゴホッ…」
俺「!?」ハッ!
ペトラ口「血」ブシャッ
俺(なっ…ペトラさん!?未だ息が…?)
俺(木に踏み付けられて即死だったと思ってたが、生きていた!?)
女型の巨人口「エレン「」」ア-ン
俺(エレンかペトラさんの何方か……いいや…もう、俺は迷わない!!)ビュオッ
ミカサ「エレーン!!」ビュオッ
俺「ミカサ!?」ビュオッ
ミカサ「俺?…」ビュオツ
俺「ミカサ!?お前も来てたのか!ならエレンを頼む!」ギュ-ン
ミカサ「何を!?ここまで来てるなら、貴方も一緒にエレンを助けに!」
俺「俺は重傷者を助ける!」タッ
ミカサ「くっ…!」ビュオッ
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 01:49:44.78 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森
俺「ペトラさん!」スッ
ペトラ「ぅ…」ピクッ...
俺(女型の踏み潰しが浅かったのか?未だ息は辛うじてあるが…)
ペトラ両腕「」グニャッ
ペトラ片足「」グニャッ
俺(木にぶつけられた衝撃で両腕で片足が明らかに骨折…)
俺(肋骨も何本かやってるだろう…)
俺(だが、奇跡的に内臓まで破壊されたような形跡は無い…。直ぐ本部へ連れて行って応急処置をすれば未だ助かる見込みはある…)
ペトラ「な…何を…してるの…」ブルブル...
俺「あっ…」
ペトラ「私は…良いから……エレンを…守っ…て…」
俺「…いいや、仲間も来てくれた。俺はどっちも助けます!」スッ
ペトラ「うっ…馬鹿な事を…私は…」ガシッ
俺「もうこれ以上の犠牲は沢山だ…」ギュッ
ペトラ「ッ…」
俺「このまま貴方だけでも連れて、本部まで戻ります」ギュ-ン
ペトラ「ハァ…ハァ…」チラッ
オルオ「」ドクドク...
グンタ「」ドクドク...
エルド「」ドクドク...
ペトラ(皆んな……私だけ…私だけ、生き延びて…)ポロッ...
俺(後はエレンを、ミカサが回収すれば…)ギュ-ン
リヴァイ「おいクソガキ…。お前は右翼側の伝達の筈だろ?…何故森の中に居る?…」ギュ-ン
俺「あっ、リヴァイ兵長?…」ギュ-ン
リヴァイ「…。」チラッ
俺腕「ボロボロのペトラ「」」
リヴァイ「酷い状態だが、生きてるのか?…」
俺「い、生きてます!直ぐ本部まで戻って手当てすれば、未だ助かる見込みが…」
リヴァイ「…仲間の命の危機を感じ取って命令違反したか」
俺「あ…」
リヴァイ「チッ…。親子揃って、そう言う所だけは良い嗅覚を持ってやがる…」
俺(褒め…られてんのか?…)
リヴァイ「だがこっちは本部じゃ無い。お前は何処へ向かってるんだ?…」
俺「こっちの方角にエレンを喰った女型の巨人と、それを追ってるミカサが居ます!二人を助けないと…」
リヴァイ「ペトラを抱えたそんな状態で、いったいどうやって助ける気だ?」
俺「そ、それは…」
リヴァイ「まぁいい…。そっちに案内しろ」ギュ-ン
俺「はっ!」ギュ-ン
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 02:10:22.92 ID:o/roh6gQ0
オルオ駄目だったか・・・残念
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 02:13:06.37 ID:cu6Z9mKRO
巻き戻さなかったからな
691 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 02:17:31.15 ID:R9MvhAn10
undefined
692 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 02:19:20.06 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森
ミカサ「うええいいっ!でえいっ!」ブウンッ!!
女型の巨人「手の甲「刃」」パキンッ!!
ミカサ「くっ!?何故刃が通らない…」
女型の巨人「」チラッ
ミカサ「絶対…生きてる…。絶対にエレンは生きてる!!」シャキンッ
ミカサ「何処に行ったって、その女殺して…身体中掻っ捌いて…その汚い所から出してあげるから」
ミカサ「ごめんねエレン…。もう少しだけ、待ってて」
女型の巨人「拳「ミカサの居た場所」」ドガンッ!!
ミカサ「ッ…!」スッビュオッ
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン
ミカサ「…!待て!」
ガシッ!
リヴァイ「ミカサ身体「」」ビュオッ
ミカサ「な、何!?」
リヴァイ「一旦離れろ。この距離を保て」ギュ-ン
ミカサ「ッ…!」ギュ-ン
693 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 02:19:54.88 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森
俺「ミカサ、エレンは?」ギュ-ン
ミカサ「あいつに頸ごと喰われた…。でも、未だ生きてる」
女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ
リヴァイ「その根拠は?…エレンは死んで無いのか?」
ミカサ「生きてます。目標には知性があるようですが…その目的はエレンを連れ去る事です…」
ミカサ「殺したいのなら、最初から潰す筈…。目標はわざわざエ 口に含みながら戦いながら逃げてます」
リヴァイ「エレンを喰う事が目的かもしれん。そうなれば、エレンは胃袋だ…普通に考えれば死んでいる…」
ミカサ「生きてます!」
俺「リヴァイ兵長…。俺も、ミカサと同じくエレンは未だ生きてると思います…」
俺「ただ喰いたいだけなら、あいつならもっと効率良くやる筈…」
リヴァイ「お前…何か奴について、少しは知っているみたいだな…」
俺「あっ、いえ…」
リヴァイ「まぁいい…。それは追々帰ってから聞く。今はエレンの奪還が先だ」
リヴァイ「こいつはペトラを抱えていて戦力にはならん。オレとお前で行く」
リヴァイ「目的を一つに絞るぞ。先ずは女型を仕留める事は諦めろ」
ミカサ「…!奴は、仲間を沢山殺しています!」
リヴァイ「皮膚を硬化させる能力がある以上は無理だ。オレの判断に従え」
リヴァイ「エレンが生きている事に全ての望みを賭け、奴が森を抜ける前に救い出す」
リヴァイ「オレが奴を削る…お前は注意を引け!」シャキンッ
ミカサ「…!」
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 02:41:56.31 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森
女型の巨人「」ズシンズシンッ
ミカサ「…!」ドシュッ
リヴァイ「…。」ドシュッ
俺(アイツ、足元に飛ぶミカサには目もくれていない…。狙いはリヴァイ兵長か?)
女型の巨人「拳」クルッビュオンッ
リヴァイ「ッ…」クルクルクルッ
俺「ああっ!?」
女型の巨人右腕「」ザクザクザクッ!!
リヴァイ「くっ!」バッ
女型の巨人両目「」ズバアッ!!
リヴァイ「ッ…!」シャキンッ!
女型の巨人「」ズバズバズバズバッ!!
ミカサ(は、速い…速過ぎて、硬化で防ぐ隙も無い…)
俺(何だあの速度!?ミカサでかなり強いと思ってたが、更にミカサの3倍くらい速い…。アレが、人類最強の兵士...)
木「」
女型の巨人手「頸」ズシ-ン
リヴァイ「くっ!」ビュオッ
女型の巨人「」ズバズバズバッ!!
女型の巨人右手「」ダランッ...
ミカサ「あ…」
女型の巨人「頸「」」
ミカサ(頸が…。狙える!)
女型の巨人「」
ミカサ(疲弊してる…きっと動けない!殺せる!)スッ
女型の巨人肩「ワイヤー「」」カシンッ!
俺「はっ!?」
俺(アレは、さっきのペトラさん達の時と同じ…)
女型の巨人口『エルド「」』バクッ!
俺「…!落ち着けミカサ!それは罠だ!!」
コンマ下二桁
81以上ミカサ、俺の事を信頼していたのでギリギリストップした
80以下エレンを奪われて逆上中のミカサには俺の声は届かなかった
安価下
695 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 02:45:24.00 ID:1rAnDmKN0
あ
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 02:46:13.90 ID:squA1dTZo
ミラクルか?
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 02:56:24.04 ID:o/roh6gQ0
オルオは残念だったけど
別に原作よりは悪くなってなさそうだから
戻らなくてもいい気がする
戻りたい人が居ればお任せする
698 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 03:06:32.39 ID:cAujUtR90
00でペトラ生存になったし巻き戻しは勿体無いからこのまま進みたいな
699 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 07:43:09.35 ID:R9MvhAn10
コンマ00(巻き戻し権利ストック3つ目(上限)
1超巻き戻し
2ミカサ、俺とは珍しくアルミン以降の親友枠(ヒロインではない)+撤退戦にて遅れてるユミルorコニーorサシャとイベント
多数決下3まで
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 08:01:11.50 ID:geEbNDr00
2
701 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 08:33:37.04 ID:squA1dTZo
2
702 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 14:32:54.96 ID:G46Z0lva0
コンマ00
巨大樹の森
ミカサ「罠?…」
女型の巨人「左手「」」スッ
ミカサ「…!」
ミカサ(やられたフリ!?)
女型の巨人「ミカサワイヤー「」」グイッ
ミカサ「うっ…!?」グイッ
俺「ミカサ!」ビュオッ
俺(すみませんペトラさん、少し骨が痛むかもしれませんが我慢して下さい!)シャキンッ
ペトラ「」ギュッ
ペトラ「うっ…」ギシッ
俺「あああぁぁっ!」ピュオッ
女型の巨人指「」ザンッ!
ワイヤー「」パッ
ミカサ「くっ!ありがとう助かった!」ビュオッ
リヴァイ(あの女を助けた時の今の動き…。なるほど、あいつも少しは…)ビュオッ
リヴァイ「はぁっ!!」
女型の巨人顎「」ザンッ!
女型の巨人口「エレン「」」バカッ
俺「あっ!」
ミカサ「エレン!」
リヴァイ「ッ…!」エレン「」ガシッ
リヴァイ「来い!ずらかるぞ!」ギュ-ン
俺「はい!」ギュ-ン
ミカサ「エレン…」ギュ-ン
リヴァイ「多分無事だ。生きてる…汚えが…」
粘膜「エレン「」」ドロッ...
リヴァイ「もう奴には関わるな…。撤退する!」
女型の巨人「煙」シュ-...
リヴァイ「作戦の本質を見失うな。自分の欲求を満たす事の方が大事なのか?」
リヴァイ「お前の大事な友人なのだろう?」ドシュッ
ミカサ「ぁ…違う。私は……」
俺「ミカサ、反省は後ですれば良い、俺達もリヴァイ兵長について行こう」ドシュッ
ミカサ「ええ…」ドシユッ
俺(大切な…友人…)チラッ
女型の巨人「」
俺「あ?…」ギュ-ン
女型の巨人「涙「」」ツ-...
俺「ッ…」
俺(何でお前が泣くんだよ…。泣きてえのはこっちだよ…)
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 14:54:30.65 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内
俺(エレンを奪還し、巨大樹の森を抜けた俺達は生き残った調査兵団と合流し…巨人との戦いで殺された仲間達の回収作業を行っていた)
ハンジ「そーっと、そーっとだ」
調査兵「はい」スッ
ペトラ「うっ…」ズキッ
俺「大丈夫ですか?ペトラさんは…」
ハンジ「簡単に診ただけで両腕に加えて、右脚、そして肋骨が6本…」
ハンジ「何とか生きてるけど、これだけ重傷なら帰っても暫くは調査兵団への復帰は難しいだろうね…」
ハンジ「最も、一番ダメージを負ったのは4年前彼女と同時期に入った同期が全員死んだ事による心だろうが…」
俺「はい…」
チラッ
リヴァイ「…。」
エルド&グンタ&オルオ死体「「「」」」
リヴァイ「…。」スッ...
俺(これまで共に死戦を潜り抜けた同期が全員殺されたんだ…。あのリヴァイ兵長でさえショックを受けてる…)
大量の死体「「「」」」
荷馬車「死体「」」スッ
ジャン「こればっかりは慣れねえな…」
アルミン「誰だってそうだよ…」
ジャン「仲間がどんな風に死ぬのか…自分がどう死ぬのか…そればっかり考えちまう…」
アルミン「僕は考え無いようにしてるんだ…」
アルミン「自分の最後なんて想像したら、多分…戦えなくなるから…」
俺「…。」
俺(でも、どんなベテランでも巨人と戦って死ぬ時は一瞬だ…)
俺(調査兵団は3年間生きていれば立派なベテラン…今ならその言葉、分かる気がする…)
704 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 15:10:37.20 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内
コニー「いつまで生きてられっかな…」
サシャ「とりあえずは、生き延びたじゃないですか」
コニー「とりあえずはな…」
サシャ「良かったじゃないですか。生きてるんですから」
コニー「死んだ奴等の遺体に向かって、そう言えるか…?もう国には帰れねえかもしれねえな」
サシャ「…。」
コニー「…。」
705 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 15:25:58.14 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内
分隊長「ほぼ終わりました。回収不能が5体ほどありましたが…」
エルヴィン「一部でも無理か?」
分隊長「巨人のせいで、回収できない者以外は…。あれならばむしろ、持ち帰らない方が、遺族のためかと…」
エルヴィン「行方不明で処理しろ」
分隊長「はい…。巨人は森の周辺で数体確認しましたが、此方に向かってくる物は未だ居ません」
エルヴィン「直ちに移動だ。各班に伝えろ」スッ
分隊長「はい!」
ピーター「納得いきません!エルヴィン団長!」
調査兵「おい、お前…」
エルヴィン「…。」クルッ
ピーター「回収すべきです!イヴァンの死体は、直ぐ横にあったのに!」
分隊長「巨人が横に居ただろう!二次被害になる恐れがある!」
ピーター「襲って来たら、倒せば良いではありませんか!」
調査兵「イヴァンは同郷で幼馴染なんです。彼奴の親も知っています。せめて連れて帰ってやりたいんです!」
リヴァイ「餓鬼の喧嘩だ」
調査兵「リヴァイ兵長…」
リヴァイ「死亡を確認したなら、それで十分だろう。遺体があろうがなかろうが、死亡は死亡だ。何も変わることはない」
エルヴィン「イヴァンたちは行方不明として処理する。これは決定事項だ。諦めろ」スタスタ
ピーター「お二人には、人間らしい気持ちというものがないのですか!!」
エルヴィン「…。」スタスタ
俺「そろそろ出発だよな。団長達、何揉めてんだ?」
ミカサ「さあ…」
俺「エレンの様子は?」
ミカサ「眠ってる。でも、直に目を覚ますと思う…」
俺「そうか…。なら、良いが…」
俺(そういや、左翼側の連中はミカサ以外全然会わなかったな…)
俺(出発まで未だかかりそうだし、誰かと話しておくか)
1サシャと話す
2コニーと話す
3ユミルと話す
多数決下3まで
706 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 15:30:44.96 ID:geEbNDr00
1
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 15:34:24.48 ID:Rlh5xJe6O
1
誘った張本人だし声かけいるよな
708 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 22:14:59.39 ID:o/roh6gQ0
リヴァイの足の骨折が無くなったのはいいな
709 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 22:24:06.67 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地
俺「おーい、サシャ」スタスタ
サシャ「あ、俺。どうしたんですか?」
俺「いや、こっちはずっと限界だったけど…サシャの方は無事だったかのかなって心配になって…」
サシャ「そ、そりゃあ右翼側に比べたらこっちは例の奇行種が居なかったですから…」
俺「大丈夫だったんだな?…」
サシャ「え、ええ…。今回は俺が近くに居なくても、全然…」
サシャ「だっ…大…」
サシャ「…。」
俺「大?…」
サシャ「大丈夫な訳無いじゃ無いですかぁ〜っ!?」バッ
俺肩「」ガッ
俺「!?」ビクッ!
サシャ「建物に隠れてた奇行種の索敵を漏らして追いかけられた時は、もう何回私ここんだって死ぬんだって思ったか分かります!?」グイグイ
俺「あわわ…」ガクガク
サシャ「助かったと思ったら団長は作戦とは全く違う事し出すし、索敵班の先輩達は大勢死ぬし!」ググッ
俺「お、落ち着けサシャ!?」ガクガク
エルヴィン「撤退を開始する!ウォールローゼの壁まで進軍開始!」
俺「さ、サシャ。退却開始だ…馬に…」
サシャ「唯一一緒に居たミカサは巨人の咆哮が聞こえたと思ったら、いきなりエレンエレン叫び出しで何処かへ行くし!」
サシャ「もう私せれれんよ!本当にせれれんよ!?」
俺「せれれん?…サシャの所の方言か?」
サシャ「はっ!?///」口「」バッ
俺「どう言う意味だ?…」
サシャ「そ、それは……さあ私達も退却しましょう!」馬「」サッ
俺「は?…」
710 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 22:49:10.06 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地
馬「「「」」」ドドドド
俺「と、とにかく…左翼も大変だったと?…」パカラッパカラッ
サシャ「大変でした。私こう見えて臆病なんですから、今度はちゃんと近くに居て下さいよ」
俺「いや、それは…配置とか俺が自由に決めて良い物じゃ無いし…」
サシャ「そこを何とかして…」
分隊長「巨人だ!」
俺「ッ…!?」チラッ
サシャ「えっ?…」チラッ
巨人「「」」ズシンズシンッ
ピーター「はっはっはっ…」イヴァン死体「」ガシッ
ピーター幼馴染「はあっはあっ…」パカラッパカラッ
俺(あの二人、何やってんだ?巨人を引き連れて…)パカラッパカラッ
分隊長「馬鹿が!!」ドシュッ
赤の煙弾「」ビュオッ
サシャ「こ、こんな平地じゃ、立体機動も碌に使えませんよ!!急ぎましょう!」パカラッパカラッ
俺「あ、ああ…」パカラッパカラッ
巨人「」ブンッ
ピーター背中「」ガッ
イヴァン死体「」ガッゴロゴロ...
ピーター「あぁ…」
巨人手「ピーター幼馴染「うわっ!?あああっ!?」」ガシッ
ピーター「くっ!」ドシュッ
俺(あの人達…)
サシャ「何やってるんですか俺!もっとペースを…!」
1助けに行く
2サシャと共にこのまま逃げる
多数決下3まで
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 22:56:04.04 ID:TDXFgGWF0
1
712 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 23:02:34.21 ID:geEbNDr00
1
713 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 23:47:47.66 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地
俺「クソッ!」パカラッパカラッ...
サシャ「ちょっ!?やっぱり貴方馬鹿なんですか!?何下がって…」
俺「これ以上犠牲者を出してたまるか…」シャキンツ
サシャ「ああ、もう私知りませんからね!?勝手にやって下さい…」パカラッパカラッ
巨人「ピーター幼馴染「」」チュルンッ
俺(駄目だ。後方過ぎて一人間に合わなかった…)
巨人「ピーター「うわっ!?わああっ!?」」ガシッ
ミカサ「ッ…!」パカラッパカラッ
俺(あ…ミカサ?…)
ミカサ(こっちは任せて)シャキンッ
俺(よし…)コクッ
俺「なら俺は…」チラッ
巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
俺(俺は俺達を無視して本隊に向かってる奇行種をやる!)シャキンッ
巨人「」ズシンズシンズシンッ
コンマ下二桁
71以上俺、単独で巨人撃破
41〜70しかし、立体機動も碌に使えない状況の平地での戦闘は上手く行かず取り逃した
40以下しかし、無理矢理接近しようとした結果…(死亡判定へ)
安価下
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 23:49:25.79 ID:geEbNDr00
あ
715 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/10(金) 23:59:24.41 ID:R9MvhAn10
コンマ79
ウォールマリア内地
ミカサ「でえいっ!!」ビュオッ
巨人「頸「」」ズバアッ!!
巨人「」ドサッ
巨人手「ピーター「ぁぁ…」」スタスタ...
奇行種「」ズシンズシンッ
俺(女型の巨人とは違う…。ここはセオリー通り、先ず奴の機動力から奪う!)ビュオッ
奇行種「アキレス腱「」」ザンッ!!
奇行種「」グラッ...ズシ-ン!!
俺(膝をついた。今だ!!)クルクルッ
俺「おおおおっ!!」ビュウンッ
奇行種「頸「」」ズバアッ!!
俺「よし…」ストッ
馬「」ブルル
サシャ「あ…」パカラッパカラッ
サシャ(……うわ、俺ってばミカサみたいに一人で奇行種討伐してる)
サシャ「念の為私も下がって来たけど…必要無かったみたいですね…」
サシャ(やっぱ、あの2人は私らとは違うんだなあ…)パカラパカラッ
716 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/11(土) 00:31:32.52 ID:GXZu+l9P0
ウォールマリア内地
リヴァイ(俺とミカサ・アッカーマンか。あの2人、少しは使えるようだな…)パカラッパカラッ
調査兵「右後方より更に3体接近!」
分隊長「兵長!このままでは追いつかれます!」
リヴァイ「お前らはこのまま前列の隊に着いて行け」パカラッパカラッ
リヴァイ「オレが時間を稼ぐ…。だが、これ以上巨人が四方から増えるようならそこの死体を捨てろ」パカラッパカラッ
リヴァイ「追いつかれる」
調査兵「えっ?…ほ、本当ですか!?」
リヴァイ「死体を持ち帰れなかった者は過去にも巨万といる…」
俺(追撃中に追ってきた巨人はリヴァイ兵長、ミカサ…そして俺が殿を務める事で何とか追撃してきた巨人を迎撃したが…)
俺(しかし、それでも速度を上げる為に何人かの死体は落としてきた…)
俺(そして、一時休んだ後退却を再開…)
ピーター「…。」
リヴァイ「…。」ストッ
ピーター「り、リヴァイ兵長……自分は…」
リヴァイ「これが奴等の生きた証だ。オレにとってはな…」スッ
ピーター「あ…」
ピーター手「自由の翼ワッペン「」」
リヴァイ「イヴァンの物だ」
ピーター「うっ…ぅぅ…兵長…」ポロポロ...
リヴァイ「…。」
717 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/11(土) 00:57:37.87 ID:GXZu+l9P0
カラネス区
俺(命からがら…巨人達との戦いからカラネス区に帰って来た俺達を待っていたのは…)
俺(住民達による酷いバッシングだった…)
負傷した兵士達「「「…。」」」スタスタ...
カラネス区の住民「今朝より数が少なくなってないか?…」「かなり減ってるな…」「今回も酷いな…」
馬車「」カラカラ...
俺「…。」
ペトラ「う…」パチリッ...
俺「あ…ペトラさん…。未だ寝てても、大丈夫ですよ…」
ペトラ「そう…。私、無事に…壁の中まで…」
俺「え、ええ…」
カラネス区の住民「朝から叫び回って出て行ったと思ったら、もう帰って来やがった。何しに行ったんだぁ?」
カラネス区の住民「さぁな。ま、しかしこいつらのシケた面から察するんだな。オレ等の税をドブに捨てる事には成功したらしいぜ」
俺「ッ…」グッ
俺(……5年前から、何にも変わって無い…)
俺(……俺達が、どんな想いで命を懸けて戦ってたのか……誰にも…)ググッ...
俺歯「」ギリッ...
ペトラ「…。」スッ俺手「」
俺「あ…」
ペトラ「…。」フルフル
俺「ペトラ…さん…」
俺(そっか…。調査兵団にとっては、こんな住民からのバッシングなんて日常なんだ…)
俺(こんな事で一々腹を立てていたら、胃が持たないって事か…)
718 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/11(土) 01:02:45.88 ID:GXZu+l9P0
カラネス区
リヴァイ「…。」スタスタ
ペトラ父「リヴァイ兵長殿!娘が世話になってます。ペトラの父です」スタスタ
俺(あ…ペトラさんの父親…)チラッ
ペトラ父「娘に見つかる前に話してえことが…。娘が手紙を寄越しましてねえ。腕を見込まれて、あなたに遣えることになったとか、あなたに全てを捧げるつもりだとか…」
リヴァイ「…。」スタスタ
ペトラ父「ま、親の気苦労も知らねえで、惚けていやがるわけですわ…」
ペトラ父「その…ま、父親としてはですな、嫁に出すにはまだ早えかなと思う訳です。あいつもまだ若いし、これから色んなことが…」スタスタ
俺「お父さん、こっちに呼びますか?…」
ペトラ「今は…いいわ…。こんな姿…見たら多分お父さん、気絶するから…」
俺「で、でも…とりあえず無事に生きて帰って来た事だけでも…」
ペトラ「うっ…ぅぅっ…」ポロポロ...
俺「あっ…」
ペトラ「いい…のよ…」ポロポロ…
俺「ペトラさん…」
ペトラ手「俺手「」」グッ
カラネス区住民「エルヴィン団長答えて下さい!」「今回の遠征で、犠牲に見遭う収穫はあったんですか!?」「死んだ兵士に罪は無いと思ってるんですか!?」
エルヴィン「…。」スタスタ
俺(…馬鹿だ俺は。同期を失ったペトラさんや、仲間を大勢失ったリヴァイ兵長…エルヴィン団長達だって、悔しく無い訳が無い…)
俺(アニ…お前、自分がいったい何をして…)
俺(どれだけ皆んなから大切な物奪ったのか…本当に、分かってんのかよ…)ポロボロ...
───今回の壁外遠征にかかった費用と損害による痛手は、調査兵団の支持母体を失墜させるには充分であった
エルヴィンを含む責任者が、王都に召集されると同時に、エレンの引き渡しが決まった…
719 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/11(土) 02:15:13.09 ID:GXZu+l9P0
調査兵団本部
牢屋内
俺「…。」
エルヴィン「壁外調査から帰って来て直ぐにこの待遇で悪いが、君には聞きたい事が幾つかある」
リヴァイ「これから何聞かれるか、大体察しは付いてるな?」
俺「……分かってます。女型の巨人の事ですね」
エルヴィン「そうだ」
俺「…。」
俺(俺達が壁内へと戻った夜、他の兵士は全員一旦休息を与えられたが…)
俺(俺だけは一息付く暇も無く、エルヴィン団長とリヴァイ兵長に呼び出されて牢屋に入れられ詰問されていた)
リヴァイ「お前、あの女型の奴について何か知っている感じだったな?」
俺「あの女型は、俺やアルミン…104期生の事は殺さずに情けを掛け…」
俺「他の調査兵団の事は容赦無く殺して回りました…。その時点で、俺の中で何か引っかかっていた物が有り…」
俺「でもそんな訳が無い…。違うって自分に否定しながら、俺な奴に再度接近しました…」
俺「…けどやはり、奴は俺の目の前でエルドとオルオさんを殺し、ペトラさんを重傷にさせましたが…目の前に居た俺には一切手を出さなかったんです」
エルヴィン「…。」
俺「そして…その後、巨人化したエレンが倒された時に女型の構えから繰り出した右眼目掛けて真っ直ぐに貫くハイキック…」
俺「俺も過去に一度だけ、彼女と対人格闘術の訓練をした際に全く同じ物を受けた事があります…」
俺「あの技を繰り出せるのは、104期生の中でもただ一人…」
俺「アニ・レオンハート…。俺は、あいつが女型の巨人を操っていたんだと思っています…」
リヴァイ「…。」
720 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 00:05:47.37 ID:+2FWlOZN0
牢屋
リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」
俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」
俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ
リヴァイ「…あいつが?」
エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」
俺「知り合い、なんかじゃありません…」
俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」
俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」
俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」
エルヴィン「…。」
俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」
エルヴィン「…。」
エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」
俺「え?…」
エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」
エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」
俺「俺は…」
1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他
多数決下3まで
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 00:08:00.75 ID:fE14mUBs0
2
722 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 00:12:07.48 ID:mRAIvAwI0
3
723 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 00:53:22.17 ID:1EKf+LJCo
3真実を知るため
724 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 01:02:44.59 ID:+2FWlOZN0
すみません
3その他(自由安価)なので
>>722
無効です
725 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 01:17:30.98 ID:oLQRfdCZO
3もう何も出来ないで後悔したくない
例えその先に絶望があったとしてもこの世界の真実を知るためにまだ[
ピーーー
]ません
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 02:40:04.50 ID:+2FWlOZN0
決まらないのでコンマで
コンマ下二桁
61以上2の選択肢
31〜60
>>725
(どをな処分も受け入れます→死ねませんは話が噛み合わないのでBADENDの可能性)
30以下
>>723
(BADEND)
安価下
727 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 03:13:02.32 ID:mRAIvAwI0
あ
728 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 03:36:43.88 ID:+2FWlOZN0
牢屋
俺「もう何も出来ないで後悔したくない」
俺「例えその先に絶望があったとしても、この世界の真実を知るためにまだ死ねません!」
エルヴィン「この世界の真実を知る為か」
エルヴィン「では先程、どのような処分も受けると言っていたのは?」
俺「あ…そ、それは…」
エルヴィン「…。」
俺「し、死ぬ事……以外でって意味で…」
リヴァイ「エルヴィン、こいつ何か様子がおかしいぞ」
俺「…!」
リヴァイ「壁外調査での様子から、少しは信用出来るとは思っていたんだが…今の態度で怪しくなったな…」
俺(やべえ…回答ミスった…)
エルヴィン「もしアニ・レオンハートが女型の巨人だった場合、関係の近しい関係だった君の身柄もまた、憲兵団に要求される」
俺「う…」
コンマ下二桁
61以上その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡されて牢に放り込まれて長い間過ごしたが…(少年期(後半)END)
60以下その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡され…(BADEND)
安価下
729 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 03:37:28.23 ID:R5DLddDf0
基本自由安価っていいことにならないよな
自分で考えた行動しか許さない的な
730 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 03:38:22.58 ID:R5DLddDf0
巻き戻しかね
731 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 03:45:03.13 ID:+2FWlOZN0
巻き戻し権利を使用しますか?
1使用する
2このまま行く
安価下
732 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 03:49:05.87 ID:R5DLddDf0
1
733 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 03:52:58.61 ID:+2FWlOZN0
巻き戻し権利を使用します
質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め
安価下
734 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 08:32:59.68 ID:fgHUV4zoo
1
735 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 08:37:56.31 ID:+2FWlOZN0
質問タイムを挟みます
何か質問あれば
736 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 10:59:45.63 ID:+2FWlOZN0
質問無さそうなので場所決め
指定があった場所から再開
737 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 11:51:52.93 ID:ST6LnLJg0
720
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 13:04:43.60 ID:+2FWlOZN0
720から
牢屋
リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」
俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」
俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ
リヴァイ「…あいつが?」
エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」
俺「知り合い、なんかじゃありません…」
俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」
俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」
俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」
エルヴィン「…。」
俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」
エルヴィン「…。」
エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」
俺「え?…」
エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」
エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」
俺「俺は…」
1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他
安価下
739 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 13:08:07.00 ID:SZ39kkCGO
2
740 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 13:30:37.66 ID:jX/0dPu40
2
741 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 15:43:05.65 ID:+2FWlOZN0
牢屋
俺(昔はただ、父さんや母さんを喰い殺し…俺達の日常を奪った巨人をこの世から全て駆逐できればと思って…)
俺(ただ、その時は巨人を倒す為の力さえあれば良いと思ってた)
俺(でも訓練兵団で色んな人と出会い、そして調査兵団で共に戦う仲間が出来て…)
俺(今も、ウォールローゼのあの場所に居るだろう…彼女の為にも……俺は…俺の、やりたかった事は…)グッ
俺「巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!」
エルヴィン「それが君の出した答えか」
俺「はい」コクッ
エルヴィン「フッ…やはり、子は親に似る物だな」
俺「えっ?」
エルヴィン「8年前…君の父親も、君と同じ理由で調査兵団へ入って来たのを思い出したよ」
俺「ぁ…父さんが!?」
エルヴィン「彼からは何も聞いていなかったのか?」
俺「いいうた、何にも…」
エルヴィン「そうか…。しかし、彼の家族を守りたいと言う想いは本物だった」
俺「父さん…」
エルヴィン「リヴァイ、彼をどう思う?」
リヴァイ「こいつはテメェの勝手な志の為に、森に入るなと言う命令すらマトモに守れなかったクソガキだが…」
俺(う…)
リヴァイ「だが、こいつが居たからこそ助かった命もある」
リヴァイ「女型の巨人の中身との繋がりはグレーと見ても良いんじゃねえか」
エルヴィン「グレーか」
リヴァイ「ああ、もしこいつも巨人側だった時は…その時はオレがこいつを斬る」
俺「ッ…」
エルヴィン「…。」スッ
牢屋「扉」キイッ
俺「あ…」
エルヴィン「巨人を倒さないと、君の大事な人達を守れない…それは、こんな地下牢に居ては果たせないだろう」
俺「あ…ありがとうございます!」
リヴァイ「勘違いするんじゃねえぞクソガキ。未だテメェの容疑が完全に晴れたと言う訳じゃねえ」
リヴァイ「少なくとも、お前の言っていた同期の女を調べるまではオレの目の届く範囲に居て貰う。良いな?」
俺「はい!構いません!」俺心臓「」ドンッ
エルヴィン「エレン・イェーガーの引き渡し日が来るまでに早速女型の捕獲作戦を開始する」
742 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 16:15:36.27 ID:+2FWlOZN0
undefined
743 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 16:16:15.97 ID:+2FWlOZN0
調査兵団詰所
俺(調査兵団の中にも、女型の巨人に事前に情報を漏らしていた奴が居る可能性が極めて高い…)
俺(特にアニと同じ104期生の中には同じくウォールマリアを突破して壁内に入って来た鎧と超大型の中身が潜ってる可能性がある)
俺(全員が装備すら付けさせて貰えないくらい隔離、監視されていた)
俺(その為、今回の女型の巨人捕獲作戦にはシガンシナ区の壁が壊される前の5年前から居る調査兵団のメンバーと…)
俺(104期生からは俺と、狙われたエレン、そのエレンを取り返す為に本気で女型に襲いかかったミカサ、女型に2回も見逃されたアルミン…)
俺(そして作戦の内のエレンの替え玉として、目付きの悪い所が似てるジャンが参加する事になった)
俺(…残りのメンバーは今も何処かで隔離されている)
744 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 16:16:44.20 ID:+2FWlOZN0
調査兵団詰所
エレン「アニが女型の巨人?…何言ってんだよ俺…」
俺「いいや、俺の推理が正しければ…これが当然な帰結なんだ…」
エレン「そうじゃねえよ!?何でアニとずっと一緒に居たお前がアニの事をって!」ガタッ
アルミン「俺…。僕もね、実はそれ以外にもアニが女型の巨人だと疑ってたんだ…」
エレン「あ、アルミンも?…な、何でだよ。お前ら…」
アルミン「女型の巨人は、最初からエレンの顔を知っていた…。それに、同期しか知らないエレンのあだ名…死に急ぎ野郎に反応を見せた」
アルミン「何より大きいのは、実験体だったソニーとビーンを殺したと思われるのが、アニだからだ」
エレン「何でそんな事が分かる?…」
アルミン「あの2体の殺害には高度な技術が必要だから…使い慣れた自分の立体機動装置を使った筈だ」
エレン「あぁ、だから装置の検査があったろ?アニは引っかかって無い…」
アルミン「あの時、アニが出したのはマルコのだ」
俺「アニがマルコのを?…」
アルミン「うん。俺はあの時負傷してて、装置自体を兵団に回収されてて召集されなかったから知らなかっただろうけど…」
俺「…。」
アルミン「だからアニは追求を逃れる事が出来たんだ…」
エレン「何でそこでマルコが出てくんだよ…」
アルミン「分からない…」
エレン「見間違えじゃ無いのか?…お前等、アニを疑うなんてどうかしてる…」
俺「エレン。お前だってアニとも白兵訓練してたならお前も分かってる筈だ」
エレン「…!」
俺「104期の中で、あの時お前が女型から受けたあのハイキックを繰り出せるのは…」
俺「アニしかいない…」
エレン「ッ…」
エレン(あ…)
俺手の甲「爪」グッ
血「」ツ-...
エレン「…。」
745 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 16:17:48.75 ID:2E2WjXt6O
相変わらずこいつのスレつまんねーな
安価かコンマどっちかやめたら?
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 18:55:21.75 ID:+2FWlOZN0
エレン護送日
ウォールシーナ内
馬車「」ガラガラ...
俺(エレンを中央へと護送日…調査兵団と憲兵団の接触が行われる時、アニ捕獲の作戦は決行された)
リヴァイ「…。」
俺(俺の隣りには、監視の為にリヴァイ兵長が乗っていて…)
俺腕「手錠「」」
リヴァイ「我慢しろよ。もしお前にここで巨人になられたらオレも一緒に死んじまう」
俺「…分かってます」
俺「これは、見せしめなんだって…」
リヴァイ「…。」
俺(エルヴィン団長も、リヴァイ兵長も別に俺の事はもう疑ってる訳じゃ無い…)
俺(しかし、あの日アニが俺の父に保護されたあの日からアニは名目上俺の家の子として父は引き取っていた…)
俺(もし本当に姉弟が巨人だったのなら…と考えるのは普通な事だ)
リヴァイ「もしお前やアルミンの言う通り、アニ・レオンハートが巨人だった場合、捕まった後情報を吐かされた後殺されるだろう…」
俺「…。」
リヴァイ「だが、そいつが巨人じゃなかった場合エレンが中央に引き渡す事が決定しエレンが今回の作戦失敗のケジメを取らされて殺されるだろう」
俺「…。」
リヴァイ「お前、どっちの方が嬉しい?」
俺「…嫌な質問ですね」
リヴァイ「調査兵団に入る前にお前に言っただろう?この兵団に入るからには、地獄を見て行く事になると」
俺「…。」
俺「兵長、今日はよく喋りますね…もっと無口な人だと思ってました…」
リヴァイ「馬鹿言え。オレは結構おしゃべりだ」
俺「…。」
1…本音は、アニもエレンも…どっちも助かって欲しいです
2もしアニが巨人なら、アニは俺の事をを裏切った…。グンタさん、エルドさん、オルオさんの命を奪った…。そんな奴にかける情なんか…
多数決下3まで
747 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 19:02:02.84 ID:mRAIvAwI0
1
748 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 19:21:40.33 ID:R5DLddDf0
1
749 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 20:33:34.24 ID:+2FWlOZN0
馬車の中
俺「…本音は、アニもエレンも…どっちも助かって欲しいです」
リヴァイ「ガキの回答だな」
俺「でしょうね…。でも俺にとっては、どっちも大切なんですよ」
リヴァイ「フン…。だが…」
ドオ-ン!!!
俺「…!」グラグラグラ...
俺「兵長。この音と地鳴りは……」
リヴァイ「巨人の現れた時の音…。どうやら、お前の推理は当たっていたらしい」
俺「あ…」
リヴァイ「アニ・レオンハートは女型の巨人で、人類の敵だったと言う事だ」
俺「ッ……」
リヴァイ「お前にとってこの答えが吉だったのか凶だったのかは知らねえが降りるぞ」カチャッ
俺「はい…」スッ
俺「…。」
グンタ「斬られた跡」ドクドク...
エルド上半身「」ドクドク...
オルオ「身体ぐちゃぐちゃ」ドクドク...
大量の調査兵団死体「「「」」」
ペトラ『いい…のよ…』ポロポロ…
俺(アニ…。何でなんだよ…)グッ
750 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 21:13:44.27 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
煙「」モクモク...
家屋「」
ナイル「何があったんだ?…」
俺「…。」
俺(さっきの音と衝撃…アニが巨人化する前に地下へ連れ込むか、身柄を確保する作戦は失敗したのか…)
俺(この町は戦場になるな…)
ナイル「護衛班、ここはいい!状況を見てこい!」
マルロ達「「りょ、了解です!」」タッタッタッ
エルヴィン「ナイル!直ぐに全兵を派兵しろ。巨人が出現したと考えるべきだ」
ナイル「な、何を言ってる!?ここはウォールシーナだぞ。巨人なぞ現れる訳が無い!」
ジャン「ッ…!」ストッ
憲兵「待て動くなイェーガー!」ガシッ
ジャン「変装ごっこはもう終わりだ!」カツラ「」ポイッ
憲兵「あっ!?」
ジャン「2度とその名前で呼ぶなよ馬鹿野郎!」タッタッタッ
ジャン「団長、オレも行きます!」
エルヴィン「装備は第4班から受け取れ」
ジャン「了解!」バサッ
リヴァイ「威勢が良いのは良いが、死なねえ工夫は忘れんなよ」
ジャン「はい!」タッタッタッ
ナイル「エルヴィン!?アレはどう言う…」
調査兵「団長これを!」装備「」スッ
エルヴィン「ご苦労」カチッ
ナイル「おいエルヴィン!」
エルヴィン「動ける者は全員続け!女型捕獲班に合流する!」スタスタ
ナイル「エルヴィン待て!お前のやっている事は、王政への明らかな反逆行為だ!」カチャッ
周りの憲兵達「「「」」」カチャッ
俺「あ…」
リヴァイ「ナイル、テメェの脳味噌はその薄ら髭みたいにスカスカか?何が起きてるか分からないらしいな」
ナイル「装備を外せ!エルヴィン!」グッ
エルヴィン「…。」
俺(仲間が今、命を懸けて皆んな俺の尻拭いをして戦っているのに…あのジャンでさえも…)
俺(なのに、俺はここで何を…)チラッ
俺手「手錠「」」
リヴァイ「…。」
751 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 21:34:40.81 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
エレン「大きな木「」」ドクドク...
調査兵「ッ…!」ビュオッ
女型の巨人「」グンッ
ワイヤー「」ガクンッ!
調査兵「」屋根「」ドオ-ン!!
変身時に吹き飛んだ調査兵達「「「」」」ドクドク...
アルミン「アニ!今度こそ僕を殺さなきゃ、賭けたのはここからなんて負け惜しみも言えなくなるぞ!」ビュオッ
女型の巨人「!?」
ジャン「くううっ!!」ブウンッ
女型の巨人手の甲「硬質化「」」パキン!!
ジャン「くっ…アルミン!こっちだ!」ビュオッ
アルミン「了解!」ビュオッ
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン
ハンジ「撃て!」
大量のワイヤー「「「」」」ドシュドシュドシュッ!
女型の巨人「「」」ググッズシ-ン...
網「女型の巨人」バサッ
ハンジ「よおーし!3次作戦なんて出番は無いと思ってたけど、とんでも無い」
ハンジ「流石はエルヴィン団長って所か」ビュオッ
女型の巨人「目「」」
ハンジ「さてと…良い子だから大人しくするんだ。ここじゃ、この前みたいにお前を食い尽くす巨人も呼べない」ブレード「」スッ
ハンジ「でも、替わりに私が食ってあげるよ。お前からほじくり返した情報をね」
女型の巨人「足「」」ビュンッ!!
捕獲装置「」ドゴ-ン!!
調査兵達「「「うわぁぁっ!?」」」ガラガラ...
ハンジ「くっ!」ビュオッ
ミカサ「振り解いた!?」ビュオッ
ハンジ「チッ…流石に罠の数が足りなかったか」
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
ハンジ「逃すな!追え!」ビュオッ
瓦礫の下
エレン「」ドクドク...
アルミン『何も捨てる事が出来ない人には、何も変える事は出来ない!』
エレン(分かってる…。オレはそこに…仲間や、その絆に縋って失敗した…)
エレン(思い出せ…)
仲間達の死「「「」」」
エレン「うぅっ…おおっ!」グググッ
エレン(駆逐…してやる…。いや、殺す!!)
エレン(正しいかどうかなんて考えてる暇は無い…。とにかく動け…綺麗事で終わろうとすんな…)
エレン(…そう、世界は残酷なんだ!!)
エレン「ううおおおおっ!!」バチバチバチッ...
雷「」ズド-ン!!!
752 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 21:50:55.23 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
市街
ズド-ン!!ズド-ン!!
俺(作戦が未だ続いてる…。恐らく、3次作戦まで全て破られてるんだろう…)
俺(そして、さっきの光ももう一度起きた。恐らく今エレンも…)
ズド-ンズド-ン!!
リヴァイ「エレンの野郎。だいぶ激しくやってんな」
俺「…。」
ナイル「巨人同士で戦っているだと?…」
憲兵「はい。町の被害は既に想像を絶するかと…住民、兵士共に多数の死傷者が出ています…」
ナイル「ッ…エルヴィン!全て貴様の作戦が招いた事か!?」カチャッ
エルヴィン「そうだ。全て私の独断先行だ。弁解するつもりは無い」
ナイル「くうっ、街中でそんな作戦を決行すればどんな事態になるか分かっていた筈!何故だ!何故そんな事が出来た!?」ガシッ
エルヴィン「人類の勝利の為」
ナイル「ふざけるなぁっ!!」カチャッ
ナイル「貴様は反逆者だ!今直ぐこの場で処刑しても、上は文句を言わんだろう!」
エルヴィン「構わない。だが、後の指揮も頼むぞ」
ナイル「は?…」
エルヴィン「絶対に女型を逃すな。兵の展開はペール、補給はバイライが担当だ。彼等と連携し、東の壁際に何としても女型の」
ナイル「待て!待て!お前…これが、本当に人類の為になると?…」
エルヴィン「ああ。その一歩になると信じている」
大量に燃えた家「「「」」」ボオオオ...
リヴァイ「…。」
俺(これが調査兵団の団長、エルヴィン・スミスかよ…)ゴクリ...
俺(流石に人類の為になるからって、覚悟決まり過ぎだろ…)
753 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 22:07:18.88 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
町中
周りの憲兵団「「「」」」カチャッ
ナイル「…。」カチャッ
エルヴィン「…。」
ナイル「くっ…全員銃を降ろせ!奴には手錠を!」
憲兵「はっ!」タッタッ
ナイル「全兵を現場に派遣し、住民の避難!救助を最優先で行え!」
憲兵達「「「了解!」」」タッタッタッ
ナイル「…エルヴィン、貴様の処刑は正統な裁きで決めて貰おう」
エルヴィン「全てが終われば、喜んで…」カチャリッ
リヴァイ「…。」スタスタ
俺(あ…リヴァイ兵長…。まさか、ここの憲兵達を殺す気か…?)
エルヴィン「リヴァイ、お前は動くな。無駄死には嫌いだろう?」
リヴァイ「…。」
エルヴィン「…。」
リヴァイ「…ああ。嫌いだ、するのもさせるのもな」
俺(あ…静止した…)
リヴァイ「だから、お前が行け」スッ
俺手錠「」カチャリッ
俺「えっ?…」
リヴァイ「お前がオレの代わりに行き、これ以上の無駄死にを止めてこい」
俺「あ…よ、宜しいのですか?…」
エルヴィン「私はリヴァイだけに動くなと言った。それはこの状況で君の行動を縛る必要性を感じ無くなったからだ」
リヴァイ「お前はあくまでオレの代わりに行くだけだ。その意味、今度はちゃんと分かってるな?」
俺「はっ!」ビシッ
俺(リヴァイ兵長の代わり…。つまり、俺にアニを止めてこいと…)
754 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 22:23:15.92 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
家屋「エレン巨人「」」プシュウウ...
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン
ドシュッ
建物の上「俺「」」ストッ
女型の巨人「!?」ピタッ
俺「ようアニ……。久しぶりだな…。いや、そうでも無いか…」
屋根の上
ジャン「あっ!俺!?」
ミカサ「一人じゃ殺される!助けないと!」シャキンッ
アルミン「いや、待ってくれ!」
ハンジ「え!?」
アルミン「アニと一番親しかったのは俺だ。もしかしたら俺の言葉なら、エレンの巨人が回復するまでの間…時間を稼げるかも…」
ハンジ「…いいや、彼の目…そう言う感じでは無さそうだけどね」
アルミン「え?…」
755 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 22:47:17.85 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
女型の巨人「」
俺「お前、あの日から5年間…ずっと俺の事騙してたんだな…」
俺「いいや、俺だけじゃ無い…。父さんや、仲間の皆んなの事も…」
女型の巨人「拳」スッ
ミカサ「危ない!?」
アルミン「…。」
俺「でも、俺は…お前に裏切られても、騙されても…仲間を殺されても…それでも、お前に対して怒りのような感情は湧いて来なかった…」
女型の巨人「」ブウンッ!!
俺の居た建物「」ドオ-ン!!
ハンジ「あっ…」
俺「…。」隣の建物「」ビュオッ
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン
俺「今のだって、俺なら立体機動で避けると思って直撃はさせなかったんだろ?…」
女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン
俺「なぁアニ…。そこまで俺の事を理解してくれてて、どうして今まで何も話してくれなかったんだよ…」ビュオッ
俺「どうして俺とお前が…戦う事になってんだよ!」グルンッ
女型の巨人足の腱「」ズバアッ
女型の巨人「!?」ズシ-ン
俺「…。」ビュオッ
岩の下敷きになった一般人「「「」」」ドクドク...
俺「お前にどんな目的があって、こんな事してんのかは俺には分からない…」
女型の巨人腱「」シュウウゥ...
俺「だが、お前がこれ以上人を殺して…皆んなから大切な人達を奪おうって言うのなら!」シャキンッ
女型の巨人「」ムクリッ
俺「ここで俺がお前を止める!!家族として、お前にこれ以上人を殺させない!!!」グルンッ
女型の巨人肩「」ズバアッ!!
女型の巨人内「アニ「チッ…」」ギリッ...
俺「でも、お前にだって人類や俺の仲間殺してまで遂げたかった事があったんだろ?…」
俺「だったら、本気で来いよ!そうしないとお前、もうここで!」グルンッ
女型の巨人「ギャアオオオオッ!!」拳「」ビュオンッ
俺「くっ…!やるじゃねえか…」俺ほほ「血「」」ブシュッ!
俺(俺は、お前のその意思よりも更に上に行ってお前を止める!!)
コンマ下二桁
81以上俺大覚醒、俺アニの身体が再生よりも早くボロボロにした(俺の強さがリヴァイとミカサの真ん中に)
31〜80俺覚醒、アニの身体をボロボロにしたがギリで逃げられそうになった(俺の強さがミカサと同レベルに)
30以下俺死亡
安価下
756 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/12(日) 22:48:28.96 ID:fgHUV4zoo
あ
757 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 23:49:08.12 ID:+2FWlOZN0
コンマ96
ストヘス区
女型の巨人蹴り「」ビュオンッ!!
俺(アニの攻撃に当たったら間違い無く即死だ…。でも、死を恐れたままアニとは戦えない!)
俺(ここで俺がやるんだ…俺が、アニの巨人を倒して止める!!)グッ
俺(今こそ、限界を超えろ!俺の身体を俺の意思で支配しろ!!)
屋根の上
俺「」ビュオッ
女型の巨人「」ブウンッ
ミカサ「一人で戦わせてはいけない!私達も行って俺を助けないと!」
アルミン「あ、ああ!」
ジャン「分かってる。でも、何かあいつ…」
ミカサ「…??」
ジャン「更に速度が上がって来て押してねえか?…」
俺「」グルングルングルンッ
女型の巨人腕「」ズバアアッ!!
アルミン「本当だ…。女型が斬られる場所を硬質化する前に攻撃を加えている?…」
ハンジ「へえ…。確かに、正式な訓練を積んだからか全盛期の頃の俺父より更に速そうだ」
ハンジ「フッ、彼の言葉は間違っては無かったな」
俺「うおおおおおおっ!!」シャキンッ
女型の巨人「身体中」ブシュッブシュッブシュッ
女型の巨人右足「」ボトオッ
俺「ッ…!」ギュ-ン
橋の上
エルヴィン「リヴァイ。彼自身に女型の巨人を仕留める事で、仲間から彼へと向けられていた怒りを鎮めさせる気だったか」
リヴァイ「そう言うつもりなんかじゃねえ…。むしろアイツの息子なら本来はアレくらい、出来て当たり前だ」
758 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/12(日) 23:59:52.11 ID:+2FWlOZN0
ストヘス区
俺「くっおおおっ!」ビュオッ
女型の巨人左脚「」ズバアッ!!
俺(…ずっと、後悔していた)ビュオゥ
アニ『アンタさ。こんなか弱い乙女に勝つって本気になっちゃって、馬鹿じゃないの?』
俺(俺は、そんな事言いながらも本当はアニが強い奴だと思っていたから…全然構わなかった)
俺(でもアニは本当にか弱い乙女だった…。ちゃんと俺に、助けて欲しいって…)
俺(迷ってるってサインは送ってたんだ…)
俺(あの日、マルコが死んだ翌日…珍しく俺の見舞いに現れたアニは結局直ぐに帰ったけど…あれ、本当は俺に相談に来てたんだよな…)
俺(なのに俺は鈍感だから、全く気付けず…そしてこれだ…)ブウンッ
女型の巨人顎「」ブシュッ!
俺(…どうして、俺達こうなってしまったんだろう)
俺(俺達にはもっと、こうならない別の未来があったんじゃ無いかって…今ならそう思える…)
女型の巨人腕「」ビキビキ...
俺(なのに、俺達でこうやって殺し合う事になって……)サッ
俺(なぁアニ…。この世界は何て残酷なんだ…)
女型の巨人腕「地面「」」ドゴ-ン!!
俺「ッ!?」
大量の岩やコンクリート「「「」」」」ブワッ
俺「くっ!?」ガッ!ゴロゴロ!
女型の巨人「」
リヴァイ「チッ、あの野郎。最後の最後で気抜いたな…」シャキンッ
エルヴィン「いいや、彼の勝ちだ。間に合った」
リヴァイ「うん?」
エレン巨人「」ズシ-ンズシ-ン
759 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 00:04:27.87 ID:zKCdQWIZ0
ストヘス区
エレン巨人「ウオオオオオンッ!」ズシ-ンズシ-ン
ミカサ「エレン!?」
女型の巨人「!!」ズシ-ンズシ-ン
ハンジ「マズイ!エレンと戦わず逃げる気だ!」
アルミン「まさか壁を乗り越えるのか!?」
ミカサ「ッ…!行かせない!」ビュオッ
壁「女型の巨人「」」ズシ-ンズシ-ンッ
ミカサ「ッ!」ビュオンッ
女型の巨人右指「」ズバアッ!
ミカサ「うおおおお!」ブウンゥ
女型の巨人左指「」ズバアッ!
女型の巨人額「ミカサ「」」ストッ
ミカサ「アニ、落ちて」
女型の巨人「」ヒュ-ンズド-ン...
エレン巨人「ウオオオオオッ!!」バッ
女型の巨人首「」ブチイッ!!
エレン(オレは…この世の全てを破壊する!!)
760 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 00:17:08.44 ID:zKCdQWIZ0
ストヘス区
女型の巨人目「俺」
アルミン「俺!大丈夫!?しっかりしろ!」
俺「ああ…。上手く受け身は取れたから…アニはどうなった!?」ムクリッ
アルミン「大丈夫。アニはエレンが…」
俺「あ…」チラッ
エレン巨人「オオオオッ!!」口「」パカッ
アニ「…。」
アニ父『この世の全てから、お前が恨まれる事になっても…オレは味方だ』
アニ父『だから約束してくれ…。帰って来るって…』
アニ「…。」
俺父『あいつ昔色々あって友達も全然出来ないし泣き虫だからさ、これからは家族として、あいつの事を見てやってくれないか』
俺『アニが一緒にこの訓練兵団に来てくれて、本当に良かった…』
アニ「」涙「」ツ-...
エレン巨人「女型の巨人頸「」」ブチイッ!!
エレン「…!」
アニ「」ポロポロ...
エレン巨人「」ピタッ
ハンジ「どうした?…」
女型の巨人「」ドシュッ!!!
エレン巨人「ウオオオオオッオオオオォ!?」ビキビキ...
アニ「」ビキビキビキ...
俺「アニ!?」
アルミン「融合してる!?」
ミカサ「エレン!?」
リヴァイ「フン!」ブウンッ
エレン巨人頸「エレン「」」ズバアッ
リヴァイ「大事な証人を喰うんじゃねえよ。馬鹿野郎…」
761 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 00:38:38.03 ID:zKCdQWIZ0
ストヘス区
水晶「アニ「」」
ジャン「このっ!くおっ!!」ブレード「」カア-ンカア-ンパキンッ!!
ジャン「クッソ!何なんだよここまで来てダンマリかよ!?アニ!出てこい!」
俺(アニ…)
ジャン「出て来てこの落とし前つけろよ!?オイ!卑怯だぞ!アニ!アニーッ!!」スッ
リヴァイ「よせ、無駄だ」
ジャン「ッ…」グッ
ハンジ「ワイヤーでネットを作れ。これを縛って地下へ運ぶ!」
調査兵達「「「了解!」」」タッタッタッ
俺(アニは、俺達に何も言わず…何も教えないままに…水晶体の中へ籠ってしまった…)
俺(ただの時間稼ぎ…こんな物現実からの逃げでしか無い…)
俺(…しかし、俺は心の何処かで少しだけ…ただ生きていてくれる事に、安堵もしている気持ちもあった…)
762 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 01:16:09.30 ID:zKCdQWIZ0
個室
俺(アニから情報は何一つ得られなかったが、調査兵団は女型の巨人の中身を捕まえた事でエレンの憲兵団への引き渡しは凍結され…)
俺(調査兵団の存続も首の皮一枚繋がった)
俺(そして、俺達作戦に参加していた104期生も再び一つの部屋に隔離された)
俺(恐らく今隔離されて何処かに居る残りの104期生と合流するまでは104期生は全員この状態なんだろう…)
エレン「あ…」パチリッ
ミカサ「エレン…身体は大丈夫?」
エレン「ああ、気持ち悪いくらいに元通りだ…。アニは固まったままだってな…」
ミカサ「うん…」
ジャン「クソ…。あれだけ大掛かりな作戦やって収穫なしかよ…」
アルミン「あそこまでして情報を守ったんだ…アニは…」
俺「本当に、それだけかな?…」
アルミン「ん?…」
俺「アニの奴、巨人の中に居る間泣いてたんだろ?…」
エレン「ああ…それを見て、オレは動けなくなっちまった…」
ミカサ「…。」
俺「情報だけじゃ無い…。多分、色んな感情が渦巻いてああなってしまったんだ…」
ジャン「…なんだよ。やけに野郎の肩持つじゃねえか」
俺「俺はアニと1対1で殺し合いをしたからな…」
アルミン「あ…」
ジャン「…。」
憲兵団「ジャン・キルシュタイン、アルミン・アルレルト。事情聴取だ」
アルミン「あ、はい」スタスタ
ジャン「俺等からか…」スタスタ
アルミン「じゃあ、また後で…」
俺「ああ…」
スタスタ
エレン「…あの時、気持ち良いと思った」
ミカサ「??」
エレン「身体が壊れんのなんか清々するくらいだった…。何ならこのまま、死んでも良いって…」
ミカサ「エレン」
エレン「…今は思っちゃいねえよ」
ミカサ「ッ…」スッ
エレン手「ミカサ手「」」ギュッ
ミカサ「戻って来てくれて、良かった…」
俺(俺はちょっと、居ない方が良さそうだな…)スタスタ
エレン「俺。何処行くんだよ…?」
俺「ちょっとトイレだ。ゆっくり休めよエレン」スタスタ
エレン「あ、ああ…」
ミカサ「…。」
763 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 01:48:35.95 ID:zKCdQWIZ0
建物前
俺「…。」
夕陽「」
俺(ヒストリアとは別れさせられ…)
俺(そして、母さんを失い……父さんを失い…)
俺(そんな俺に唯一残っていた繋がり…アニもまた、今回の件で失った…)
俺(………俺は今日、全てを失い…本当の意味で一人になってしまった)
俺「……。」チラッ
俺手「」
俺(例え強くなっても…俺のこの手で、助ける事の出来た人は…誰も居ない…)
俺(アニの助けて欲しいってサインにも、こうなるまで全く気付かなかった…)
俺(俺は…ずっと取りこぼし続けてる…)
1何だか無性にサシャと馬鹿みたいな会話をしたくなった
2何故か無性にクリスタの顔が見たくなった
3これから先も取りこぼし続けるのかと思ったら急に将来が不安になった…
多数決下3まで
764 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 01:49:03.22 ID:ApD8pqw1o
2
765 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 02:01:20.70 ID:lW62xQEw0
2
766 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 02:52:15.18 ID:zKCdQWIZ0
建物前
俺「クリ…スタ…」
俺(俺は何故か、こんな時だからか無性にクリスタの顔が見たくなった)
俺(クリスタは、2つの顔を持っている…)
クリスタ『でも、皆んなが無事で…本当良かった』ニコッ
俺(皆んなから天使だ、女神だと揶揄されてる人の欲しがるような言葉をくれる優しいクリスタ…)
俺(そして、多分俺しか知らないもう一つの顔…)
クリスタ『煩い!黙れっ!勝手に死のうとするな!』
俺(俺の死に急ぎを止める為、少し乱暴だけど本音をぶつけてくるクリスタ…)
クリスタ『このクソ鈍感男!』
俺(…俺は、後者の全て本音で話してくれる方が…俺が気になっていたあの子と顔も相まって好きだが…)
俺(でもその顔は、自分の感情を爆発させた時しか出して来ない…)
俺(しかも俺限定でのみ……)
俺(クリスタが俺の事を好きだって事はユミルから聞いてたが、クリスタって好きな人にはああやって天使以外の面見せて嫌われに行くタイプなのか?…)
俺(ただ、俺には逆に有効になるのだが……)
俺(…いや、待てよ?そもそも、クリスタは俺の何処が好きなんだ?)
俺(どうして俺には、昔のヒストリアに近い顔を見せるんだ?…)
俺(もしかして俺…アニの時のように、大事な事取りこぼしそうになってんじゃないか?…)
俺(これ以上、また同じ事を繰り返す訳にはいかない…)
俺「…遠回りしても、きっと教えてくれないだろうし…今度会ったら担当直入に聞いてみるか」
俺「もしかしてクリスタって、ヒストリアなのかと…」
俺「うん。それが良いな…。よし」
ジャン「あ、お前こっち居たのか!?」タッタッタッ
俺「あっ、じゃ、ジャン!?今の独り言は…」
ジャン「独り言?んな場合じゃねえって!」
俺「うえっ?…」
ジャン「巨人が壁を壊してウォールローゼまで入って来やがった!」
俺「なっ…に?…」
767 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 20:33:59.78 ID:zKCdQWIZ0
夜
ストヘス区
兵士達「「「「」」」」
俺(ウォールローゼからの早馬での報告を受けた捕獲作戦に参加していた調査兵団は、その日の内に南区へと引き返す事になった)
俺「エレンとミカサとアルミンは馬車か」
ミカサ「未だエレンが怪我をしているから」
エレン「これくらい別に大した事無いんだけどな」
ハンジ「皆んなそろそろ出発だよ。用意は出来てる?」スタスタ
俺「あ、ハンジさん」
アルミン「はい。出来てます」
俺「ん?」
ニック「…。」スタスタ
アルミン「え?ニック司祭?…」
俺(ニック司祭って確か、壁を崇める宗教の人達だっけ?…あれ?なんで?)
ハンジ「壁の中に居た巨人に関して、何か知っている感じだったからね。司祭、ほら乗って」
俺「あ…」
ニック「…。」
俺(俺はアニの事で頭がいっぱいで知らなかったが、あのアニとの戦いの後事後処理をしていた調査兵団は壁の中に巨人が居た事を見つけたらしい)
俺(……何で壁の中に巨人が居るのか、謎だったが何で司祭が?)
リヴァイ「おいクソガキ。お前はこっちだ」スタスタ
俺「あ、リヴァイ兵長。はい…」スタスタ
馬「」
リヴァイ「お前、あの女型の巨人との戦闘で何か怪我は負ったか?」
俺「怪我…ですか?…」
コンマ下二桁
31以上ほぼノーダメージ
11〜30瓦礫に当たって吹っ飛んだ際に少し傷を負っていた
10以下実は急な身体の変化に骨をやっていた
安価下
768 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 20:34:49.78 ID:XmWBHjhvo
うおお
769 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 20:57:34.25 ID:zKCdQWIZ0
コンマ78
ストヘス区
俺「いえ、ほぼノーダメージでした」
リヴァイ「そうか。ならお前はそっちの馬に乗れ」
白馬「」ムキッ
俺「え?…この馬って、早馬じゃ?…」
リヴァイ「ああ、そうだ」
俺「そうだって…どうして俺が?…」
リヴァイ「これからお前はオレと一緒に、早馬でウォールローゼの南区に救援へ向かう」
俺「俺がリヴァイ兵長と?…2人でですか?…」
リヴァイ「何だ?何か文句があるのか?…」
俺「いっ、いえ。ありません!」
リヴァイ「お前は今日からオレの班に入れる」
俺「えっ…?」
リヴァイ「これからはオルオ、エルド、グンタの代わりをお前がするんだ」
俺「ぁ…」
俺(まさか、俺が新たにリヴァイ班に…)
リヴァイ「おい、分かったらさっさとそいつに乗れ。今この瞬間もウォールローゼじゃお前の同期達も戦ってんだぞ」
俺「は、はい!」サッ
俺「今日から宜しくな。相棒」スッ
白馬「」
リヴァイ「よし、行くぞ」パカラッパカラッ
俺「はっ!」パカラッパカラッ
770 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/05/13(月) 21:00:54.11 ID:zKCdQWIZ0
アンケート
クリスタ視点が欲しいかどうか
1欲しい(俺合流まで暫くクリスタが主人公。原作と展開が変わる可能性有り)
2俺のみで良い(これまで通り俺の主観のみ、俺が関わらなかった場所は基本原作通り)
3と言うか進撃のキャラゲー飽きた
多数決下5まで
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