【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目

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593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 14:11:44.76 ID:KvZb8/bI0
前回と同じで挫折からの復活の方が展開的においしいの?
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 14:14:52.89 ID:KvZb8/bI0
サシャとクリスタはどちらの方がより役に立つ?

リーダーシップの効果は?
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:11:54.54 ID:A3UlgZWmo
もうアニは俺関係のイベントが挟まる以外は大体原作通りにしかならない?
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 15:22:03.90 ID:raf9ZZCT0
>>593
はい

>>594
どっちかとかは無く見たい方を
言うなればカリスマ。困った時に皆んなが俺を頼りにしてくる(調査兵団に居る時は分隊長になる時以外はそんなに使わない

>>595
はい
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:24:33.23 ID:Puy8lgqzO
>>571で3選ぶとどうなる?
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 15:25:50.82 ID:raf9ZZCT0
巻き戻し場所を決めます
指定が2回被った場所から再開(エレン兄ルートの場合巻き戻しは全部失われます)
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 15:26:25.39 ID:raf9ZZCT0
>>597
ミカサと特訓
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:27:12.69 ID:ZAA7XfQPO
392
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:27:24.01 ID:Puy8lgqzO
>>576
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:27:58.68 ID:A3UlgZWmo
576
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 15:29:21.85 ID:raf9ZZCT0
576から
───こうして、兵科決定迄の間クリスタと特訓に励んだ。そして、調査兵団への入隊決定後も、俺達は時間があると独自で訓練を行い…


1ヶ月後

鐘「」カラン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ


──俺達もまた自由の翼を掲げた頃、トロスト区での戦いの頃より着実に強くなっていた


クリスタ強さ上昇
コンマ下二桁
71以上本当は才能があり、想いの強さで開花しつつあった(ライナー並み)
31〜70最前線レベルまで成長した(ジャン、エレン並み)
30以下実戦レベルまで成長した(コニー、サシャ並み)


安価下
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:30:12.96 ID:ZAA7XfQPO
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 15:30:42.20 ID:Puy8lgqzO
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 16:19:30.15 ID:raf9ZZCT0
コンマ96少年期編(前半END)
少年期編(後半)
調査兵団詰所

アルミン(調査兵団に入った僕達の翌日からの訓練は、実戦の訓練では無く…)

アルミン(エルヴィン団長が考案した長距離索敵陣形を頭に叩き込む事が主だった)

アルミン(不思議だったのは、緻密な陣形でありながらそこにエレン・イェーガーの配置が示されていない事だった)

ネス「お前達新兵の場所はここだ。荷馬車の護衛班と、索敵支援班の中間」

ネス「ここで予備の馬と並走、伝達を任せる」

俺「…。」カキカキ...



馬小屋前

エレン「おいミカサ、アルミン!」タッタッタッ

アルミン「あっ!」

ミカサ「エレン!?」

エレン「暫く振りに会った気がするぞ!」

ミカサ「エレン、何か酷い事はされてない?身体を隅々まで調べ尽くされたとか、精神的な苦痛を与えられたとか」

エレン「はっ…ねーよそんな事は…」

ミカサ「くっ…あのチビは調子に乗り過ぎた。いつか私が然るべき報いを…」

エレン「まさか、リヴァイ兵長の事言ってんのか?…」

俺「よう、久しぶりだな。エレン」

エレン「おう俺、やっぱお前も来たんだな!あれ?でも…」

サシャ「久しぶりです」

クリスタ&ベルトルト&ライナー&コニー「「「」」」

エレン「あれ、何だ?皆んな揃ってんのか!?あ、でもお前等ここに居るって事は…お前等も調査兵に…」

コニー「他に理由があんのか?」

エレン「じゃあ憲兵団に行ったのはジャンとアニとマルコだけ…」

ジャン「…。」スタスタ.

エレン「あっ?まさか、お前まで…?」

ジャン「マルコは死んだ」

エレン「今、何つった?…マルコが死んだって言ったのか?…」

ジャン「誰しも劇的に死ねるって訳でも無いらしいぜ。どんな最期だったかも分かんねーよ…」

ジャン「あいつは誰も見てない所で、人知れず死んだんだ…」

エレン「マルコが…っ…」

俺「…。」
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 16:46:37.47 ID:raf9ZZCT0
すみません
>>589の回答救えないとかある?と有りありませんとしましたが、リヴァイは関係ありませんがリヴァイ班の4人が俺父と面識無いとグンタとエルドの2人だけは確実に間に合いません

1なら場所決めからやり直す
2このままで良い

多数決下3まで
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 16:48:48.76 ID:KvZb8/bI0
クリスタの判定やり直しは厳しいんだけどおまけしてくれる?
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 16:56:47.63 ID:KvZb8/bI0
1
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:04:43.71 ID:Puy8lgqzO
2
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:13:13.83 ID:NMCPuCgiO
1
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 17:26:05.45 ID:raf9ZZCT0
場所決めから
指定が2回被った場所から再開
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:29:38.84 ID:ZAA7XfQPO
392
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:30:18.25 ID:A3UlgZWmo
>>565
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:32:28.20 ID:Puy8lgqzO
565
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 17:49:04.57 ID:raf9ZZCT0
565から
ウォールローゼ内地
俺部屋

俺(トロスト区でのエレンの巨人を使った作戦は上手く行った)

俺(…しかし、無茶な作戦の強行により死傷者200人超、負傷者800人を出し…)

俺(今回の被害で人類は5年前のウォール・マリア奪還作戦から更にその数を減らした…)

俺(俺と同期の訓練兵も卒業時には200人超居た筈なのに、今や生存者は50人を割っている…)

俺(負傷者があまりに多く出たので、既に足の処置は済んでいた俺は病院から追い出され訓練兵の詰所のベッドで自然療養を待つ事になった)

俺「……にしても」

ベッド「「「「」」」」

俺(俺の部屋には2段ベッドが2つ有り、俺含み合計4人居たが作戦が2日経った今日も誰も帰って来ていない…)

俺(マルコ以外の他2人は多分生き残れ無かった可能性が高そうだが…)

俺「まさかあの後、マルコまで死んだのか?…」

俺(訓練兵の生存者の数で言えば生き残る確率は4分の1…ちょうどピッタリ当てはまるが…)

マルコ『俺、僕は君と会えて良かった』

俺「…。」

俺「…いや、マルコはジャンに続いて成績上位者だったんだ。そう簡単に死ぬ訳が無い」

俺「きっと未だ作戦後の後処理が忙しくて戻って来て無いだけだ…」

扉「」コンコンッ

俺「あ…」

俺(ほら、ちゃんと戻って来た)

俺「マル…」

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61〜80エルドとも面識有り
41〜60オルオとも面識有り
21〜40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:49:42.38 ID:e/g2ZVhko
おら
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:57:59.67 ID:KvZb8/bI0
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 17:59:02.90 ID:KvZb8/bI0
もう一度振り直せるかね
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:00:20.31 ID:KvZb8/bI0
ともって事はオルオ以上は他の誰かとも面識有りになるのか?
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:14:35.53 ID:raf9ZZCT0
1のミスだったのでもう一度振り直しますか?

1はい
2このままいく

安価下
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:15:07.69 ID:KvZb8/bI0
1
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:21:09.20 ID:raf9ZZCT0
振り直し

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61〜80エルドとも面識有り
41〜60オルオとも面識有り
21〜40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:21:32.56 ID:zbkw2l2hO
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:22:20.61 ID:lbq/gU01O
エンジョイ!
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:28:41.00 ID:A3UlgZWmo
変わらないか
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:29:31.32 ID:KvZb8/bI0
単発連続じゃないか?
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:32:06.61 ID:raf9ZZCT0
2連単発末尾Oなので下だけ取り直し

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61〜80エルドとも面識有り
41〜60オルオとも面識有り
21〜40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:33:34.81 ID:KvZb8/bI0
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:34:04.05 ID:lbq/gU01O
エンジョイできない……
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:39:13.61 ID:raf9ZZCT0
コンマ81(全員とも面識有り)
───こうして、兵科決定迄の間クリスタと特訓に励んだ。そして、調査兵団への入隊決定後も、俺達は時間があると独自で訓練を行い…


1ヶ月後

鐘「」カラン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ


──俺達もまた自由の翼を掲げた頃、トロスト区での戦いの頃より着実に強くなっていた


クリスタ強さ上昇
コンマ下二桁
71以上本当は才能があり、想いの強さで開花しつつあった(ライナー並み)
31〜70最前線レベルまで成長した(ジャン、エレン並み)
30以下実戦レベルまで成長した(コニー、サシャ並み)


安価下
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:39:52.82 ID:A3UlgZWmo
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:41:57.34 ID:raf9ZZCT0
少年期(前半終了)
巻き戻し制限

巻き戻し権利を使用しますか?
1使用する@1
2このまま行く

多数決下3まで
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:42:47.91 ID:78x9CPkVO
2
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 18:44:29.88 ID:A3UlgZWmo
2
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 18:55:34.85 ID:raf9ZZCT0
駐屯兵団詰所
馬小屋前

俺「…。」スタスタ

リヴァイ「おい、そこの。新兵の馬はそっちのじゃ無いぞ」

俺「あっ…すみません」チラッ

リヴァイ「…。」

俺「あ…」

リヴァイ「うん?…あぁ…何だお前。生きていたのか」

俺「ええ…。何とか…」

リヴァイ「フン、その様子だと少しは地獄を見たらしいな」

俺「…。」

リヴァイ「…だが覚悟しておけ。調査兵団に入ったからには、お前が味わった地獄なんかよりもっと酷い物をこれから何度も目に焼き付ける事になる」

リヴァイ「お前のクソ親父はそれに耐え切れず、勝手にテメェの命張って馬鹿な真似しやがった…」

俺「…。」

リヴァイ「お前は精々あいつの二の舞にならないよう気を付けるんだな…」

俺「…父さんの事、兵長も慕ってたんですね」

リヴァイ「あぁ?ざけんな、あんな奴…」スタスタ

俺「…。」

俺(向こうの馬小屋か…)スタスタ
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 19:31:23.07 ID:raf9ZZCT0
馬小屋前

俺(新兵の馬はこっちって言ってたか)スタスツ

「おい、待てクソガキ…」

俺(はぁ、またか…)クルッ

オルオ「お前、誰の許可で新兵がここよ馬を使って良いって言った?」

俺(何だこのおっさん?…もしかして、リヴァイ兵長の真似してんのか?…)

ペトラ「ちょっとオルオ、何新兵いびってんのよ」スタスタ

オルカ「いやっ!?お、オレは別に…調査兵団の厳しさって奴をこいつにだな」

ペトラ「それをいびってるって言うんでしょ」

エルド「どうしたんだ?」

俺「すみません。リヴァイ兵長から新兵はこっちの馬小屋の馬を使えって言われて…」

エルド「リヴァイ兵長が、新兵に直々に教えてる?…」

俺「え?…」

エルド「お前…もしかして、エレンと同じような何かが…?」

俺(馬小屋の場所教えただけで驚かれるって…あのリヴァイって人、普段新兵の面倒どんだけ見てねえんだ…)

ペトラ「あれ?でも、君の顔どっかで…」

グンタ「君は俺父さんの息子だろ」スタスタ

ペトラ「えっ!?」

エルド「なっ…まさか!?」

俺「あ、はい…」

グンタ「やっぱりな。あの人そっくりじゃないか」

俺「あれ?皆さん、父さんの事…」

ペトラ「私達、4年前君のお父さんに抜擢されて調査兵団に入ったのよ」

俺「ええ…?」

ペトラ「私達を抜擢した後、奪還作戦に投じられた25万人の素人の命を一人でも多く助けるって言って抜けて行ったけど…」

ペトラ「私達にとっても、あの人は恩のある人だったから…」

俺「そう、だったんですか…」

エルド「フッ、しかしまさか親子2代で調査兵団とは…」

グンタ「ああ。血は争えんな」

オルオ「へっ、何だよお前等…まさか今頃気付いたのか?お、俺はあの人の息子だってハナから気づいてたぜ」

俺(嘘つけ…)
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 21:50:02.61 ID:raf9ZZCT0
1ヶ月後
カラネス区

鐘「」カラ-ンカラ-ン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ



俺(俺達は1ヶ月間、長距離索敵陣形を頭に詰め込み…そしてあっという間にその時は来た)

俺(調査兵団は新兵の俺等の練度をある程度まで上げた後、シガンシナ区のエレンの家へ向けて東側のカラネス区から壁外へと出発した)

巨人「」ズシ-ン

俺「あっ、いきなり巨人が…」パカラッパカラッ

ミケ「この辺りの巨人は援護班に任せろ。オレ達はとにかく前へ進め」パカラッパカラッ

俺「は、はい!」

巨人「」ズシ-ン
援護班「」ビュオッ

俺(もう直、市街地から出る…つまり…)

エルヴィン「長距離索敵陣形、展開!」シュバッ!

俺(俺達新兵が担当するのは索敵と指揮の間の伝達班…)

俺(俺の位置は…)


コンマ下二桁
51以上4列の3(左側最後方、ミカサの後ろ、ユミルの斜め後ろ)
50以下3列の6(右側後方、ライナーの後ろ、ジャンの斜め後ろ)

安価下
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 21:56:29.20 ID:KvZb8/bI0
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 22:50:46.23 ID:raf9ZZCT0
コンマ20
ウォールマリア内

調査兵団達「「「「」」」」ドドドドドッ

エルヴィン「前方半円上に、長距離だが確実に前後左右が見える距離で、等間隔に兵を展開」

エルヴィン「可能な限り、索敵、伝達範囲を広げろ」

俺「クリスタ、また後でな」ドドドッ

クリスタ「うん!」ドドドッ

俺「ライナーも、落馬して背後に転がってくるなよ!」

ライナー「フン、落馬して転がるくらいならその場で巨人の餌になってやるさ…」ドドドッ

俺(列にする事で、この壁外調査での命綱…馬から落馬した奴が居たら後方の者が気付く可能性も出来る)

俺(しかし、俺の位置は右翼に最も近く最後方の3列の6)

俺(落馬しても背後は居ない…。そんな場所に俺やクリスタが抜擢されたのは乗馬が得意だったからだった)

俺「まさかこんな場所で昔取った杵柄が発動するとはな…」

俺(全然嬉しくねーけど…)

赤の煙弾「」ドシュッ

俺「…!」

俺(早速右翼前方から赤の煙弾…)スチャッ

赤の煙弾「」ドオンッ!!

俺「ジャンか荷馬車の護衛、無事に届いたか?…」ドドドッ

ジャン「あ…」ドオンッ!!


エルヴィン「…。」緑の煙弾「」ドオンッ!!



俺(俺達が索敵で知らせた煙弾を確認したエルヴィン団長が進路を決定、そうして巨人を回避しながら進むのが長距離索敵陣形だ…)

俺「うん?…」

ネス「俺!口頭伝達だ!」パカラパカラッ

俺「あ…はい!」パカラパカラッ

ネス「さっきので右翼で馬が一頭足らなくなった。右翼に馬を一頭持ってってくれ」

俺「了解!」ダダッ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/08(水) 22:57:34.50 ID:raf9ZZCT0
ウォールマリア
右翼側

馬「」パカラパカラッ

俺(右翼で馬が一頭足らなくなった…)

俺(平地では立体機動はほぼ使えない。巨人との戦闘は極力避ける筈だが…)

俺(戦うしか無い状況に陥ったってか?…)

俺(しかも右翼前方じゃ無く、被害を受けたのは右翼…)

俺「フゥ…。フゥ…」


頭脳:クリスタ並み
コンマ下二桁
11以上俺、頭を回転させて慎重に進んだ(女型の巨人発見)
10以下俺、とにかく早く馬を持って行く事に集中していて…(死亡判定へ)

安価下
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/08(水) 23:00:36.16 ID:XakUkv3Co
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:00:41.07 ID:Y3JzzhQP0
コンマ16
ウォールマリア内
右翼側

俺(通常の巨人1体や2体なら分かるが、さっきの赤の煙弾以降は煙弾は上がって無い)

俺(それに右翼側が馬の支援を必要になる理由…。奇行種に襲われた?…)

俺(しかし、奇行種発見時の黒の煙弾も上がっていない…)

俺(だとしたら、考えられるのは不意打ちを喰らって信号を上げる暇も無いくらいに戦闘中か…)

俺(もしくは既に…)パカラッパカラッ

俺「はっ!?」

森林「」バサッ

俺左斜め前「」調査兵団兵士「はっはっ!化け物!」パカラパカラゥ

俺(何だあの人?何かから逃げて…)

女型の巨人「」ズシンッズシンッズシンッ

俺「えっ…」

俺「何だあいつは!?あの人、奇行種に追われてる!」スッカチンッ

黒の煙弾「」ドシュッ

俺(後方の俺には気付いてない…。俺が剣を抜いて助けに行けば…)カシャンッ

女型の巨人「蹴り「」」ビュンッ

調査兵団「う、うわあぁあっ!?」

グシャッ!

俺「ああ…」

俺(間に…合わなかった…)カシャンッ!

女型の巨人「背中」

俺「中央へは黒の煙弾を送った。今は右翼の方を先に…」パカラパカラッ

空の馬「」タタッ

俺「あ?無人の馬?…何で?俺に頼んだんじゃ…?」パカラパカラッ

巨人「」

俺「ッ…!巨人!?止まれ!」グッ

馬「」ヒヒ-ン!!

調査兵団兵士「し、新入りか?…」

俺「あっ…」

巨人手「調査兵「」」ガシッ

俺「ええ…」

大量の巨人「」
大量の調査兵団死体「「「」」」ドクドク...

巨人手「調査兵団兵士「右翼は…壊滅だ…」」

俺「くっ!今度こそ…!」シャキンッ

調査兵団兵士「よせ!戦うな!」

俺「あ…」

調査兵団兵士「お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!」

巨人「調査兵「」」ガブウッ!!

俺「ッ!?」クルッ

俺「クソッ!!」パカラパカラッ...スッ

黄色の煙弾「」ドシュッ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:14:20.09 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア
右翼後方

俺(黄色の煙弾を挙げたが、右翼後方の索敵が壊滅した事は中央には分からない筈…)パカラパカラッ

俺(荷馬車護衛班か、中央の指揮系統に直接被害を伝えなければ…)パカラッパカラッ

俺「あっ…」

俺前方「女型の巨人「」」ズシンズシンッ

俺「さっきの奇行種、ペースを一旦落としたのか?…」

俺(でも、今度は前方のネス班長の所に向かってる…)

俺(もしネス班長達も突破されたとしたら、次は次列のアルミンとライナーが危ない…)

女型の巨人「」ズシンズシンッ

俺(奴はこっちに気付いてない。俺なら…)

俺(しかし…)


調査兵団兵士『お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!』


俺(同期と作戦…。クソッ、どっちを優先すれば…)


1俺がここで女型を止める!!
2作戦を優先して右翼壊滅を伝えに行く


多数決下3まで
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:24:06.93 ID:Zveh5RAGO
1
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:28:41.54 ID:Rda2/6kL0
1
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:47:03.73 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右翼側

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(あの奇行種は、ここで俺がやる!)シャキンッ

俺(マルコの時のようにはいかない…)

俺(作戦も大事なのは分かるが…俺は、俺の手でアルミンとライナーを守る!!)グッ

馬「」パカラパカラッ

俺「危ないからお前は離れてろ」スッ

予備の馬「」パカラパカラッ

俺「行くぞ!」パカラッパカラッ

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(もう直ぐだ。もう直ぐで射程圏内…)

俺(一撃で頸を…)グッ

女型の巨人「」チラッ

俺「何!?」

俺(こいつ、俺が背後から走って来た事にも気付いて…!?)

俺「くっ…!」グッ


コンマ下二桁
66以上俺、奴よりも先に動き…
31〜65俺馬をやられたが…
30以下俺馬をやられて捕まったが…


安価下
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:48:55.83 ID:5tCdZ8imo
ぞろ
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:11:55.89 ID:Y3JzzhQP0
コンマ83
ウォールマリア内
右翼後方側

俺「くっ…!」馬の上「」トンッ

女型の巨人「手「」」ブンッ

俺「遅いッ!」ビュオッ

女型の巨人背中「ワイヤー「」」バシュッ

女型の巨人手「ビュンッ」俺「…!」ブワッ

女型の巨人「目」チラッ...

俺(女型の攻撃をかわした!行けるッ!!)グッ

女型の巨人「頸「」」

俺(今直ぐその頸を、切り取ってやる!!)グルンッ

女型の巨人頸「右手「」」スッ

俺「あぁっ!?」

俺(何だこいつ!?巨人が弱点の頸をガードした!?)

女型の巨人「」

俺(そんなまさか!?こいつ、弱点を分かってて…)ゴクリッ...

俺(……いいや、弱点を手でガードしようと俺ならば奴の手ごと頸を!)グッ

俺「うおおおぉぉッ!!!」ビュオンッ

女型の巨人手「」

俺「貰った!!」グルンッ

女型の巨人手の甲「硬質化」ビキビキッ

ブレード「」パキンッ!!

俺「ッ!?」

俺(馬鹿な!?ブレードが、通らないだと!?)

女型の巨人「」

俺(さっきの頸を守ったのも、人間みたいな機敏な動きも…こいつはただの奇行種じゃ無い…)

俺(こいつは…。超大型や鎧…エレンの巨人と同じ……)ストッ

女型の巨人「」ギロッ

俺「…。」ゴクリ...

俺(知性を持った巨人だ…)
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:31:06.20 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内

女型の巨人「目」ギロッ

俺「あ…ぁぁ…」ゴクリ...

俺(駄目だ…。目付けられた…。奇襲の一撃はもう、通じない…)

俺(こんな平地じゃ、こいつにワイヤーを刺す以外立体機動も使えない…)

女型の巨人「」

俺「クソッ…。俺、こいつに…ここで殺されるのか…?」グッ

俺(…下手に乗馬が上手かったから信頼されて俺の位置だと後続は誰も居ないし…)

俺(唯一気付いてくれる並走してた右翼索敵班班も壊滅して…もう居ない)

俺(つまり、援軍は望めない…)

女型の巨人「目」

俺「…。」

俺(今回ばかりは、もう…どうにも…)

女型の巨人「」スクッ

俺「え?…」

女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ...

俺「な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…」

俺(いったい、どう言う目的で…)

俺「あぁ…そうだ。ここで止まってる場合じゃ無い…」

俺(折角殺されなかったのに、こんな所で立ってたら他の巨人に殺される)

俺「…。」スウッ...



コンマ下二桁
70以上クリスタと同じく馬に懐かれてた俺は口笛を吹く前に馬が戻って来た
11〜70口笛を何回かするとやっと馬が一頭戻って来た
10以下しかし馬に懐かれて無かった俺は自分の馬が一頭も帰って来ず、逆に巨人が…(死亡判定へ)


安価下
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 01:32:20.73 ID:fo8PYhe/O
エンジョイ!
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:50:57.36 ID:Y3JzzhQP0
コンマ73
ウォールマリア内

馬「「」」パカラッパカラッ

俺「おおっ、合図する前に戻って来るなんて賢いぞお前等」スッ

俺(でも、さっきの巨人はもう遥か先まで走って行って見失った…)

俺「先ずは隊に戻る事を優先するか…。少し時間ロスったが、馬2頭乗り換えながらだとなんとか追い付けるだろ…」パカラッパカラッ

俺(隊に戻ったら、荷馬車護衛班にさっきの奴の事と右翼索敵班が壊滅した事も伝えとこう)パカラッパカラッ...

俺(しかし、さっきの女型…どうして俺の事は殺さなかったんだ…)

女型の巨人『調査兵団「」』グシャアッ!

俺「…。」

俺「…他の調査兵の人の事は普通に蹴り殺してたよな…」

俺「なのに、なんで俺は許された…?」パカラッパカラッ

俺(…とにかくアルミン達は無事な事を祈ろう)


─────
────
───
──

俺(その後、俺は後方から荷馬車護衛班の最後尾に追い付き報告を入れた)

俺「3列の6、伝達班の俺より緊急連絡!」パカラッパカラッ

荷馬車護衛班「どうした!?」

俺「右翼索敵が巨人の大群に襲われ壊滅、またエレンのように知性を持つと思われる巨人が、索敵班右陣形前方を壊滅させて行っています!」

俺「奴の皮膚は硬く、手の甲へのブレードも通りませんでした。団長への判断をお願いします!」

荷馬車護衛班「分かった!良く伝えに来てくれた!お前は持ち場ふら戻れ!」

俺「了解!」パカラッパカラッ

俺(既に被害が大き過ぎて、右側の索敵が機能して無い…。残念だが、一時撤退だろうな…)
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:06:47.00 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右伝達班側

太陽「」スッ

俺(1時間くらい経って陽も昇って太陽が見えて来た…。視界さ良くなって来たが…)

クリスタ「大丈夫、落ちついて」
馬「」

俺「あっ、クリスタ!無事だったか!」パカラパカラ

クリスタ「あれ?俺君?何で私の左側から?…俺君って、3列の6の配置だよね?…」

俺「ああ…だが、既にクリスタより右側の陣形は機能していない…」

クリスタ「ええっ…そんな…」

俺「女型の巨人を見なかったか?」

クリスタ「女型の巨人?…」

俺「女みたいな格好した奇行種だ。奴は恐らく知恵を持ってる」

クリスタ「私は見てないけど…でもこの子が酷く怯えて、前からこっちに走って来て…」

馬「」

俺「誰の馬だ?いいや、前からって事は…。クリスタの前…まさかジャンの馬か?…」

クリスタ「嘘、早く探しに行かないと!」

俺「いや、それなら…」煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あ…」

俺「近くに居たらこれで合図がある筈…。ジャン達が未だ生きてる前提だが…」

クリスタ「……皆んな、生きていて」グッ

何本かの木の麓「」紫の煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あっ!」

俺「どうやら、未だ生きてたみたいだな」
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:25:39.46 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内

馬「」

ジャン「おおっ!オレの馬じゃねえか!ドウドウ…ははっ、こいつ落ち着けよ」

クリスタ「その子、酷く怯えてこっちに来て…」

ライナー「俺はクリスタと合流してたのか」

俺「ああ…。もう俺達より右側の陣形は残って無い…。巨人と交戦したり色々あってな…」

俺「でも、その様子じゃそっちも交戦したみたいだな…。ネス班長は?」

ライナー「やられたよ…。右前方の索敵班も女型の巨人に破壊されちまってる」

俺「そうか…。やっぱりあいつが…」

アルミン「俺もあいつと交戦したのか…。でも、よく生き延びれたね…」

アルミン「僕達も3人でかかったけど、数秒間の時間しか稼ぐ事しか出来なかった…」

俺「俺も同じさ…。生き延びたと言うより、見逃して貰ったと言うか…」

アルミン「えっ?…」

俺「うん?」

クリスタ「アルミン、その怪我は…大丈夫なの?…」

アルミン「あっ、う、うん。何とか…」

クリスタ「そう…。でも良かった、皆んな…最悪な事にならなくて…本当に良かった…」ポロッ...

太陽の陽「クリスタ「」」キラキラ...

ライナー&ジャン&ライナー「あっ…!」

アルミン(神様…)

ジャン(女神…)

ライナー(結婚したい)

俺「とにかく俺達も陣形に戻るぞ!こんな所で集まって止まってたら、巨人が集まってくる」グッ

クリスタ「あ…う、うん!行こう皆んな!」クイッ

アルミン(俺って、女の子に関してはエレンと同じタイプだよね…)

ジャン(何であいつ何ともねえんだよ…)

ライナー(クリスタの良さが分からんとは、あいつは多分ホモだろうな)
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:45:09.20 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右翼伝達班側

ジャン「しかし、壁を出て1時間足らずでトンボ帰りとは…見通しは想像以上に暗いぞ」パカラッパカラッ

ジャン「奴は何故か、戦闘の司令班とは逆の方向に行っちまったしなぁ」

俺「戦闘の司令班とは逆の方向?…」

ライナー「ああ。あの良いケツをした奇行種は、右側の陣形を散々荒らし回った後、後方の左翼側へと走って行きやがった」パカラッパカラッ

俺(何だ?あいつはいったい何が狙いなんだ?…)

俺(調査兵団の中で狙うとしたら…まさかエレンか?…)

緑の煙弾「「」」ドシュドシュッ

俺「え?…緑の煙弾?…」パカラッパカラッ

ジャン「なっ!?」パカラッパカラッ

アルミン「陣形の進路だけを変えて、作戦を続行するみたいだね」パカラパカラッ

クリスタ「そんな、撤退命令じゃないの?…」パカラパカラッ

ジャン「エルヴィン団長はいったい何考えてんだ!?」

ライナー「作戦続行不可能の判断をする選択権は全兵士にある筈だが…まさか司令班まで煙弾が届いてないのか?…」

アルミン「分からなくても、今の状況じゃやる事は決まってる…判断に従おう」スッ

緑の煙弾「」ドシュッ

俺(…あの女型を討伐しないと、多分俺達はシガンシナ区に着く前に全滅する)

俺(どうするつもりなんだ…?)

巨大樹の森「」  

俺「巨大樹の…森?…」
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 03:25:18.17 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森横

俺(ウォールマリアの観光名所…巨大樹の森まで来た調査兵団は、中列の荷馬車護衛班以外は左右に別れて森の横を回り込む事になった)

ジャン「おいおい、何でこんな観光名所に来るんだぁ?…」

ジャン「本来の目的地からも、帰還地点からも偉いはずれようだぜ」

アルミン「分からない…分からないけど、エルヴィン団長の判断だ。何か意図があっての事だと思うけど…」

ジャン「どんな意図だ?そりゃあ…」

クリスタ「ねえ俺君…。私達、これからどうなるのかな…」

俺「さぁ…。予定通りなら、今頃兵站の拠点作りをしてる筈だ…」

俺「でも、あの女型のせいで既に索敵班はほぼ壊滅して索敵能力は機能して無い…」

クリスタ「…。」

俺「普通なら撤退する筈だが…」

臨時班長「全員止まれ!!」

俺達「「「あ…」」」グッ

臨時班長「良いか新兵共、よく聞け!我々はこれから迎撃態勢に入る」

臨時班長「抜剣して頭上で待機せよ!森に入ろうと言う巨人がいれば、全力で阻止するのだ!」

ジャン「あの…班長、それはどう言う…」

臨時班長「黙って指示に従え!!」

ジャン「マジかよ…」

俺(とりあえず、従うしか無いか…)



数分後

巨大な木の枝「」

俺&クリスタ&アルミン&ジャン&ライナー「「「…。」」」

ジャン「ったく。なんなんだよ、この状況…」

俺(ここには同期が4人居る…)

俺(ここには居ないサシャ、エレン、ミカサ、コニー、ユミル辺りは大丈夫なのか?…)

俺(今のところ巨人も来ないし暇だな…。誰かと話すか…?)


1クリスタと話す
2アルミンと話す
3ジャンと話す
4ライナーと話す
5誰とも話さず、頭回して今の置かれた状況を考えてみる

多数決下3まで
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 03:46:47.34 ID:yxZPaK+OO
5
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 05:42:20.06 ID:RYgwXpGO0
2
アルミンと情報共有しておきたい
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 09:16:50.81 ID:7ACrBon+0
2
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 15:09:23.19 ID:3OThZ/gd0
木の上

俺「アルミン」ストッ

アルミン「俺?…」

俺「さっき俺が巨人から見逃して貰ったって言ったら、何か驚いて無かったか?」

アルミン「ああ、うん…。僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…」

アルミン「それも2回も…」

俺「あの女型の巨人…。俺とアルミンの事は見逃したのに、他の調査兵の事は迷い無く叩き殺しやがる…」

俺「いったいどう言う事なんだ?…」

アルミン「分からない…。でも、一つだけ言えるのはあの巨人はエレンと同じように知性を持った巨人だ…」

アルミン「そしてきっと、奴の狙いはエレンだ」

俺「俺の作戦計画書には、エレンはエルヴィン団長の居る荷馬車班の前…中央最前線に居るって書かれてたが…?」

アルミン「僕のには右翼前方だったよ」

俺「え?…」

アルミン「ライナーのには右翼側だったみたいだし、ジャンのには左翼前方だって書かれてた」

アルミン「つまり、皆んな別々の配置に書かれてるんだよ」

俺「何の為に?…」

アルミン「エルヴィン団長は見極めるつもりなんじゃ無いか?内の中にある敵を」

俺「内の中にある敵…?つまりあの女型は…」

アルミン「うん…。未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…」

俺「俺達と近しい存在…」

俺(確かに、そう考えたら俺達だけは見逃した理由も納得は行くが…)

俺(誰だ?…)

クリスタ&ライナー&ジャン「「「」」」

俺(アルミン、クリスタ、ライナー、ジャンは省かれるとして…)

俺(左翼側の人間で居ない人間が巨人に?…いいや、それだと長距離索敵陣形を展開して皆んな位置を確認し合ってたんだ)

俺(なら、直ぐに右翼を襲いにはこれない…)

俺(調査兵団の中なら、巨人になった者は居ない…だとすると他に考えられるのは…)


コンマ下二桁
31以上一人だけ思い当たったが、信じられなかった
30以下分からない…


安価下
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 15:11:44.82 ID:kBciTgf+0
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 15:30:36.83 ID:3OThZ/gd0
コンマ82
木の上

俺(俺達と近しくて…そして調査兵団以外でそんな事が可能な人物…)

俺「…。」

俺(…一人だけ、一人だけ心当たりがあるが…)

俺「いや、そんな訳無い……。はっ、何考えてんだ俺…流石に、デリカシー無さ過ぎるだろ…」

アルミン「どうしたの?…」

俺「いいや…何でも無い…」

アルミン「…。」

臨時班長「5メートル級接近!」

俺「あ…」

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(また奇行種か…。奴を倒すよりも、今は先に女型の巨人。…)

臨時班長「奴が森へ入ろうとする物なら、命を懸けて倒すんだ!」

俺「ッ…」グッ

アルミン「…俺が今、何を疑ったのか大体分かるけど」

俺「アルミン…?」チラッ

アルミン「でも、エルヴィン団長だって女型の巨人にエレンが狙われてる事だって分かっててこの森に入った筈…」

アルミン「きっと、何か作戦がある筈だ…。あの女型を止める何かが…」

アルミン「団長達を信じよう。それにエレンの周りだって、リヴァイ兵長とその班だって着いてる…」

アルミン「今は彼等を信じて、僕等は作戦に従おう…」

俺「ああ…。そうだな…」

木の下「巨人「」」

俺(巨人め、木の上の俺達を喰いたくて木の前で足を止めたか…)

俺(やっぱ普通の巨人はこうだよな…)
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 16:21:40.14 ID:3OThZ/gd0
数分後
木の上

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「森の中が随分煩くなって来たな…」

アルミン「ああ。音に釣られてか、奴等も増えて来たね…」

俺「ああ…」チラッ

木の下「大量の巨人「「」」」

ジャン「作戦は森の中に巨人を入れるなだ。これでも良いんだろ?」

アルミン「うん。僕等はここで奴こうして等を引き付けとくだけで良いんだと思う…」

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「俺達兵士を犠牲に、女型の巨人の捕獲か…」

ジャン「やっぱそうなのか…」

俺「この状況、そうだとしか考えられないだろ…」

ジャン「…。」

俺「俺達にも一切知らされて無かったこの作戦が上手く行けば、巨人の謎が一気に解明される…」

ジャン「でも、それが正しいとは言えねえだろ。内部の情報を把握してる巨人の存在を知っていたらよ。対応も違ってた筈だ。お前等の所の班長達だって…」

アルミン「いや、間違ってないよ」

ジャン「は…何が間違ってないって?兵士がどれだけ余計に死んだと思ってんだ」

アルミン「ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ」

アルミン「でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない」

アルミン「100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

ジャン「選んだって言ってもな…。んなもん勝手じゃねえか。お前は納得してんのかよ?」

俺「俺は…」


1俺はこれで世界から巨人が駆逐出来るのなら、それでも構わない
2…俺は納得はしていない


多数決下3まで
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 16:40:45.21 ID:itaWUhTV0
2   2択かむずいな.....
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 16:42:50.60 ID:kBciTgf+0
2
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:05:22.97 ID:3OThZ/gd0
木の上

俺「…俺は納得はして無い」

アルミン「あ…」

ジャン「お前はそう、だよな…」

アルミン「僕は対して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ…」

アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ」

アルミン「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人の事だ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」

俺「アルミンの言ってる事は、理屈的には正しいと思う」

アルミン「…。」

俺「多分、組織の上に立つべき人間はエルヴィン団長やアルミンのような考えを持ってる人じゃ無いと務まらないだろう…」

俺「俺のようなのが率いても、何も変えられない…。きっと組織を破滅させるだけだ」

アルミン「い、いや、僕も…口だけで…」

ジャン「おい、一旦話は終わりだ。場所を変えるぞ」

アルミン「あ…」

木の間「巨人「」」ググッ

ジャン「こいつ、少しずつ木を登って来てる…。奴等、ちょっとずつ学習してやがる…」ドシュッ

アルミン「ああ…」ドシュッ

俺「…。」

ジャン「俺!何やってる!そこに居たら捕まるぞ!」

アルミン「俺!」

俺「ッ…!」バッ

アルミン「あ…」

俺「」グルンッ
巨人「」

俺(…でも俺には、目の前の命を捨てる事は出来ない)

俺(父さんもそうだった…。ウォールマリア奪還作戦に投じられた市民の命を守る為に、あの無謀な作戦にも殉じた…)

巨人「頸」ズバアッ!!

俺(俺も同じだ…。俺では何一つ未来は変えられなくても…それでも、目の前の命を捨てる事は、俺には出来ない…)
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:35:10.21 ID:3OThZ/gd0
巨大樹の森

ライナー「さっきから鳴ってた砲撃の音が止んだな…」

俺「女型が捕まったか、もしくは失敗して…団長達荷馬車隊が全滅したか…」

クリスタ「だ、大丈夫だよ。きっと上手く行ってるよ!」

ライナー「ああ…。上手く行ってくれねえと、オレ達がここで囮になってる意味がねえ…」

俺「…。」

俺(上手く行ってて欲しいのは山々だが、あの巨人…)

俺(ライナー、ジャン、アルミンの3人がかりでも数秒しか止められ無かった…)

俺(それに…)


巨人の手の甲「ブレード「」」バキンッ!!


俺(…戦ってみた感想としては、一筋縄じゃいかない)

俺(嫌な予感がするな…)グッ


森の中「ギャオオオオッ!!ガアアアァァァッ!!!」


俺「…!?」ハッ!

クリスタ「な、何!?」

ライナー「森の中から、巨人の叫び声みたいなのが…」

俺「まさか、奴の断末魔か?…」

クリスタ「あっ!」

大量の巨人「「「」」」ズシンズシン

ライナー「何!?俺達の事を狙ってた巨人が一斉に森の中に向かって!?」

クリスタ「そんな!?奇行種だったって事!?」

大量の巨人「「「」」」ズシ-ンズシ-ン!!

臨時班長「全員突撃!奴等を森の中へ入れさせるな!」シャキンッ!!

俺「くっ!」シャキンッ

ライナー「やるしかねえってのか」シャキンッ!

クリスタ「ッ…」シャキンッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(先ずは俺の真下を通ったこいつから…)ヒュ-ン

巨人「」ダッダッダッ

俺「なっ!?」クルッ

クリスタ「駄目!こっちに見向きもしない!?」

ライナー「どうなってんだ!?」
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:56:13.14 ID:3OThZ/gd0
森の中

ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ジャン「な、何が起こってんだ?…いったい…」

アルミン「分からない…。でも、巨人が…」

森の中「」ドシュッ!!

俺「あ…」

クリスタ「青い煙弾?…」

ライナー「撤退信号だと?…」

臨時班長「新兵共撤退だ!巨人が森の奥に行ってる間に繋いだ馬まで戻れ!」ドシュッ

ジャン「女型を捕まえたって事か?…」

アルミン「何にせよ、とにかく班長の所に戻ろう」ドシュッ

ジャン「ああ!」ドシュッ

俺「ッ…」

俺(巨人が大量に走って行って、森の中では今…何が起きてるのかは分からない…)

俺(でも、ここまでの俺の予感だと…)

俺「くっ…!」ドシュッ

クリスタ「俺君!?」

ライナー「何処へ行く俺!?命令は撤退だぞ!」

俺「嫌な予感がする…俺は森の中を見てくる!クリスタの事頼むライナー!」

クリスタ「俺君!?」



巨大樹の森

俺「ッ…!」ドシュッ

俺(何だこの感じ…作戦が上手く行ってる気が微塵もしない…)ギュ-ン

俺(マルコの時のように、何も知らないまま失ってたまるか…)

俺(今度こそ、俺が…)グッ


コンマ下二桁
61以上しかし、グンタの死体を見つけた…
60以下森の中で雷が光ったような場所へ向かったら、ちょうど俺の目の前でペトラが蹴り潰され、オルオは蹴り殺された…


安価下
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 18:09:11.81 ID:kBciTgf+0
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 18:37:47.58 ID:3OThZ/gd0
コンマ81
巨大樹の森

俺「あっ…」ギュ-ン

逆さ吊りの調査兵「」

俺(あそこで一人死んでる…?でも、何だ…?)

背中「深く斬られた跡「」」ドクドク...

俺(この人、巨人に殺された殺され方じゃ無い…ブレードで?…)ストッ

俺「あれ?この人…」 

グンタ「」

俺(確か、リヴァイ班の…)

グンタ『やっぱりな。あの人そっくりじゃないか』

俺(間違い無い。この人、グンタって人だ…)

俺「でも何で、巨人じゃ無く…人に…殺されて…?」

雷「」ドオ-ン!!

俺「うっ!?何だ?」

俺(前方で、何か光が?…)

俺(今、向こうで何かが起きている…)

俺「……いや、間違い無い。女型だ。俺も直ぐに行かないと!」ギュ-ン



大木の前

木の枝の上「」 ストッ

俺(追いついた…。だが…)ゴクリ...

大木「」
女型の巨人手「頸」スッ

エルド&ペトラ&オルオ「「「」」」ドシュッ

俺(あの3人、逆に女型を追い詰めてるのか…?強い…父さんが抜擢しただけはある…)

俺(嫌な感じがして来てみたが…俺のやる事は、無さそうか?…)
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 19:04:26.52 ID:3OThZ/gd0
巨大樹の森

俺「…ッ」

大木「」
女型の巨人「目」ドロッ...

エルド(視力を奪った!少なくとも奴は、1分間暗黒の中!)ビュオッ

ペトラ(それまでに仕留める!)ビュオッ

オルオ(捕獲などクソ喰らえ!)ビュオッ

エルド(今殺す!)ギュ-ン

ペトラ(ここで惨めに死ね!!)ギュ-ン

オルオ(クソ女型に報いを!)ギュ-ン

女型の巨人「」ズバアッズバアッズバアッ!!!

ペトラ「削いでやる!」ズバアッ!

オルオ「その腕を!」ズバアッ!

エルド「落とす!」ズバアッ!

女型の巨人腕「」ダラン...

俺(あぁ…。女型の腕が…)

エルド「次は首が!首を支える筋肉を削ぐ!」シャキンッ

ペトラ「頸が狙える!」シャキンッ

俺(落ちるのか?この化け物も…この3人にかかったら…。こんなに簡単に…)

俺(これが、チームワークの強さか…。あの女型もここで…)


アルミン『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ』


俺(アルミンの言葉!?何で今……)

俺「はっ!?」

女型の巨人「」
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 19:05:43.45 ID:3OThZ/gd0
巨人樹の森

女型の巨人「」
エルド「今直ぐその頸をっ!!」ビュオッ

俺「駄目だ!行くな!そいつはもう目が!」

エルド「何!?──」ビュ-ン

女型の巨人目「ギロッ」

女型の巨人口「エルド上半身「」」バクッ!!

俺「あぁ…」

ペトラ「エルド!?」

女型の巨人「エルド上半身「」」プッ

俺「くっ!」ドシュッ

ペトラ「何でよ…未だ目が見える訳が無い!?」

女型の巨人「目「」」ギロッ

ペトラ「片目だけ!?片目だけ優先して早く治した!?そんな事が出来るなんて!?」ビュオッ

女型の巨人「」ダッダッダッ

オルオ「ペトラ!早く態勢を早く直せ!!」ギュ-ン

俺「ッ…!」ビュオッ

俺(駄目だ!あいつを止める方法が無い…!)

ペトラ「」ギュ-ン
女型の巨人「」ダッダッダッ

俺「ッ…!」チラッ

オルオ「ペトラ、早くしろおおおっ!!」


コンマ下二桁
31以上俺、一つだけ思い付き一か八かで咄嗟に行動に出る(下の判定へ)
30以下ペトラ踏み潰され、オルオは蹴り殺された…

安価下


コンマ下二桁
31以上俺、自らの身体を張ってペトラの事は助けれたが…
30以下…思い付いたが俺の一瞬の判断の遅れで、何方も間に合わなかった


安価下2
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 19:07:05.67 ID:O7W0cSIh0
はあっ
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 19:08:21.14 ID:Caaj8tOBO
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 22:09:15.08 ID:RYgwXpGO0
俺君が皮膚の硬質化を知ってるから説明して
オルオが踏み留まれば生存する感じか
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:13:56.44 ID:Y3JzzhQP0
コンマ67
コンマ14
巨大樹の森

俺(…いや、一つだけある!俺は既に、奴の攻撃を一度止めてる)ビュオッ

俺(2度目は無いかもしれんが、それでも…父さんが抜擢した人達をミスミス見殺しには…)ギュ-ン

ペトラ背後「アニ足「」」スッ

俺(だが待て。このままペトラさんを助けても、仲間を殺されて激昂してるオルオさんが奴に飛び掛かる)チラッ

オルオ「ペトラ早くしろおおお!!」ビュオッ

俺(どっちも助けるには、俺はどうすれば……)


アルミン『ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ』

アルミン『でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない』

アルミン『100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ』


俺(選ぶ…?ペトラさんかオルオさん、どちらかの命を…?俺が…?)

ペトラ「───!」

オルオ「───!」

俺(無理だ…!どっちかの命を選ぶなんて、俺には……どっちも助けたい…)

俺(どっちも───)

木「ペトラ「女型の足「」」」ドンッ!!

俺「ああっ…」

オルオ「ッ…!」グッ

俺「やめろオルオさん!?一人じゃ無理だ!」クルッ

オルオ「おい…死ね!!」ブンッ
女型の巨人「頸「硬質化「」」パキンッ!!

俺「ぁ───」

オルオ「何故だ…手の甲じゃ無く、頸でも…刃が」

女型の巨人「足「」」ビュオッ

オルオ「ぶおっ!?」ドガッ!!
木「」グチャッ!

俺「あ……あぁ…」

女型の巨人目「俺「」」チラッ

俺「あぁ…ぁ…」

俺(どっちかは絶対助けれた…。助けれたのに、俺が…咄嗟に判断出来なかったせいで…)

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...  

俺「ペトラさん…オルオさん……」グッ

女型の巨人「俺「」」ジッ...

エレン「こいつを…こいつを…殺すッ!!」ガブッ!!

俺「うっ!?」

女型の巨人「」チラッ

エレン巨人「うおおおおおおおっ!!」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:36:57.86 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森

俺「ハァ…ハァ…」

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...

俺(俺が…選択しなかったから…。どっちも助けようて、欲張ったから…)

俺「守れ…なかった…。また、俺は…守れなかった!!」ツ-...

俺「ッ…!」クルッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブンッ
女型の巨人「」

俺「くっ…!」ドシュッ



エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」クルッ

女型の巨人「蹴り「」」ドガッ

エレン巨人腹「」ドンッ

俺「エレン、援護する!俺もコイツを殺す!!」シャキンッ!!

女型の巨人「俺」ジッ...

エレン巨人「うおおおおっ!」
エレン巨人手「」サッ

俺「エレン!?」木「」ストッ

エレン(援護なんか要らねえ…。お前は下がってろ)

俺「エレン…」

エレン(もう誰も、俺の仲間は死なせない!!コイツは俺がぶち殺して…食ってやる!!)ブンッ

女型の巨人「右手「」」ガシッ!

女型の巨人背後「エレン巨人腹「」」ドガッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「ほほ」ガッ

女型の巨人「」ゴロゴロ...

俺(素の格闘術は女型の巨人の方が上だが、エレンの巨人の方が気迫で押してる…)

俺(このまま行けば本当に勝てるぞ…。でも、何だ?この感覚…?)
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:51:30.42 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブンッ

女型の巨人「」ドガッ

エレン(オレが、もっと前に戦っていれば……リヴァイ兵長も居たんだ。捕獲だって出来たかもしれない…)

リヴァイ『お前は間違って無い…。やりたきゃやれ』

エレン(オレは…オレが選んだ…。オレがした選択で、皆んな死んだ…オレのせいで皆んなが…)

女型の巨人「」

エレン(けど、やっぱりお前が悪い!!)

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」

女型の巨人手の甲「硬質化「」」ピキピキッ!

エレン巨人顎「」ガアンッ!!

俺「ああっ…」

エレン巨人「がああぁぁぁっ!」ズズズ...

女型の巨人「!?」

エレン巨人手「女型の巨人腹「」」ドガアッ!!

女型の巨人「」ブワッ
木「」ドガッ

女型の巨人「」ズルッ...

俺(もう一息だ…やれる)

エレン巨人「膝蹴り「」」ブワッ木「」ガアンッ!!
女型の巨人「」タッタッタッ

俺「え…!?」

女型の巨人「」スッ

俺(何だ?この、女型の構えは?…)

エレン(え?…)

女型の巨人「ハイキック「」」ビュンッ

エレン巨人顔「」バキイッ!
木「」ボキッ!!

俺「…!」


コンマ下二桁
61以上俺、今の蹴りで女型の巨人が誰なのか分かってしまった…
60以下俺、エレンがやられたので参戦するが…

安価下
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:04:23.00 ID:TDXFgGWF0
a
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:10:04.24 ID:5AZWPfCto
どうなるんだ❓
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 00:23:39.44 ID:R9MvhAn10
コンマ00

1超巻き戻し
2女型が俺に気を取られたので、実はトドメを差し切れておらず未だ辛うじて息があったペトラ
3俺、誰も守れなかった悲しみから大覚醒(ミカサより更に動けるように)

多数決下3まで
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:30:01.66 ID:jNnfS6sn0
3
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:32:07.19 ID:squA1dTZo
2
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:32:25.88 ID:tkshSR0vO
2
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:38:33.72 ID:5AZWPfCto
アナウンス無いけど巻き戻しも増えたんだよね?
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:05:22.38 ID:R9MvhAn10
コンマ00
巨大樹の森

俺「ッ…」ドクンッ...

俺(あの、女型の巨人…)


女型の巨人『』ズシンズシンズシンッ...

俺『な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…』

アルミン『僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…それも2回も…』


俺(他の調査兵の事は容赦無く殺す癖に、俺やアルミンの事は見逃した…)ドクンッ


女型の巨人「」
機能停止したエレン巨人「」プシュ-...


アルミン『未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…』

俺(…一瞬、そんな気はしたけど…ずっとそんな訳が無い…。あり得ないって自分に言い聞かせて来た…)

俺(でも…)

俺(今の女型の巨人の格闘技からの構えからの、人の顔の目の隣に飛んでくる強烈なハイキック…)


女型の巨人『蹴り』
木「」ボキイッ!!
エレン巨人顔『』バキイッ!!


俺(今のは、もう……)


俺顔横『蹴り「」』ビュオンッ

アニ『これなら今度からは私も本気出せそうだ』

女型の巨人「」ズシンズシン
エレン巨人「」

俺「アニ……。お前、何やってんだよ…」グッ
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:25:13.64 ID:R9MvhAn10
巨人樹の森

女型の巨人「」
エレン巨人「」ガシッ

俺(お前が、何で巨人を操ってんのか俺には分からない…)

俺(どうしてエレンの事狙うのか、俺には…分からない…)

俺(……でも、お前は)チラッ

グンタ「背中」ドクドク...

俺(人を躊躇無く斬り殺して…)

エルド上半身「」ドクドク...

俺(人を殺める為に噛み殺して…)

オルオ身体「ぐちゃぐちゃ」ドクドク...

俺(人を容赦無く蹴り殺して…)

ペトラ「」ドクドク...

俺(人を、簡単に踏み潰して!!!)

女型の巨人「エレン巨人頸「」」ブチイッ
エレン巨人頸「エレン「」」パアッ

俺(そして今、エレンをも殺そうとしてる!俺の目の前で!!)

俺(アニ…お前は、人類の敵だ!!一番近くに居た俺が今ここで…)グッ

「ゴホッ…」

俺「!?」ハッ!

ペトラ口「血」ブシャッ

俺(なっ…ペトラさん!?未だ息が…?)

俺(木に踏み付けられて即死だったと思ってたが、生きていた!?)

女型の巨人口「エレン「」」ア-ン

俺(エレンかペトラさんの何方か……いいや…もう、俺は迷わない!!)ビュオッ

ミカサ「エレーン!!」ビュオッ

俺「ミカサ!?」ビュオッ

ミカサ「俺?…」ビュオツ

俺「ミカサ!?お前も来てたのか!ならエレンを頼む!」ギュ-ン

ミカサ「何を!?ここまで来てるなら、貴方も一緒にエレンを助けに!」

俺「俺は重傷者を助ける!」タッ

ミカサ「くっ…!」ビュオッ
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:49:44.78 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

俺「ペトラさん!」スッ

ペトラ「ぅ…」ピクッ...

俺(女型の踏み潰しが浅かったのか?未だ息は辛うじてあるが…)

ペトラ両腕「」グニャッ
ペトラ片足「」グニャッ

俺(木にぶつけられた衝撃で両腕で片足が明らかに骨折…)

俺(肋骨も何本かやってるだろう…)

俺(だが、奇跡的に内臓まで破壊されたような形跡は無い…。直ぐ本部へ連れて行って応急処置をすれば未だ助かる見込みはある…)

ペトラ「な…何を…してるの…」ブルブル...

俺「あっ…」

ペトラ「私は…良いから……エレンを…守っ…て…」

俺「…いいや、仲間も来てくれた。俺はどっちも助けます!」スッ

ペトラ「うっ…馬鹿な事を…私は…」ガシッ

俺「もうこれ以上の犠牲は沢山だ…」ギュッ

ペトラ「ッ…」

俺「このまま貴方だけでも連れて、本部まで戻ります」ギュ-ン

ペトラ「ハァ…ハァ…」チラッ

オルオ「」ドクドク...
グンタ「」ドクドク...
エルド「」ドクドク...

ペトラ(皆んな……私だけ…私だけ、生き延びて…)ポロッ...

俺(後はエレンを、ミカサが回収すれば…)ギュ-ン

リヴァイ「おいクソガキ…。お前は右翼側の伝達の筈だろ?…何故森の中に居る?…」ギュ-ン

俺「あっ、リヴァイ兵長?…」ギュ-ン

リヴァイ「…。」チラッ

俺腕「ボロボロのペトラ「」」

リヴァイ「酷い状態だが、生きてるのか?…」

俺「い、生きてます!直ぐ本部まで戻って手当てすれば、未だ助かる見込みが…」

リヴァイ「…仲間の命の危機を感じ取って命令違反したか」

俺「あ…」

リヴァイ「チッ…。親子揃って、そう言う所だけは良い嗅覚を持ってやがる…」

俺(褒め…られてんのか?…)

リヴァイ「だがこっちは本部じゃ無い。お前は何処へ向かってるんだ?…」

俺「こっちの方角にエレンを喰った女型の巨人と、それを追ってるミカサが居ます!二人を助けないと…」

リヴァイ「ペトラを抱えたそんな状態で、いったいどうやって助ける気だ?」

俺「そ、それは…」

リヴァイ「まぁいい…。そっちに案内しろ」ギュ-ン

俺「はっ!」ギュ-ン
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:10:22.92 ID:o/roh6gQ0
オルオ駄目だったか・・・残念
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:13:06.37 ID:cu6Z9mKRO
巻き戻さなかったからな
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:17:31.15 ID:R9MvhAn10
undefined
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:19:20.06 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

ミカサ「うええいいっ!でえいっ!」ブウンッ!!

女型の巨人「手の甲「刃」」パキンッ!!

ミカサ「くっ!?何故刃が通らない…」

女型の巨人「」チラッ

ミカサ「絶対…生きてる…。絶対にエレンは生きてる!!」シャキンッ

ミカサ「何処に行ったって、その女殺して…身体中掻っ捌いて…その汚い所から出してあげるから」

ミカサ「ごめんねエレン…。もう少しだけ、待ってて」

女型の巨人「拳「ミカサの居た場所」」ドガンッ!!

ミカサ「ッ…!」スッビュオッ

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ミカサ「…!待て!」

ガシッ!

リヴァイ「ミカサ身体「」」ビュオッ

ミカサ「な、何!?」

リヴァイ「一旦離れろ。この距離を保て」ギュ-ン

ミカサ「ッ…!」ギュ-ン

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