【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2

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283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:15:29.95 ID:Ib/bbQ/TO
【名前】レッド
【種族】バーニングスライム
【性別】男
【年齢】1000
【容姿】ボコボコマグマを垂れ流している危ないスライム。
【性格】面倒見が良い。
【魔法】冷凍魔法
【備考】マグマを垂れ流すその姿から、周囲に疎まれていた。そのため、世界中を放浪しており最終的にこの島にたどり着いた。周囲にマグマを垂れ流し嫌われることに耐えられなかった彼は冷凍魔法を極め自身を常に冷やし続けている。それはバーニングスライムである彼からしたら苦痛でしかないがもう誰からも嫌われたくなかった。
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:19:04.85 ID:C1YvUd03o
【名前】エイパチ
【種族】半タコ人
【性別】男
【年齢】55
【容姿】スキンヘッドでムキムキの腕4本脚4本。黒丸メガネ着用
【性格】ストライクゾーンが広く女の子に甘いが気のいいおっちゃん
【魔法】吐く墨で色々な物を作れる(主に料理道具)
【備考】トコナツで屋台やってる料理人。観光客はいいお客さんなので良くしてくれる。人魚の肝っ玉お嫁さん持ち
285 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 14:23:18.22 ID:gowG+LT+0
ありがとうございます。一番偉い人は>>282のモーリィさん、友好的な現地人は>>283のレッドさんに決まりました
また、>>281の猫のおじさんと>>284のタコのおじさんも一部設定を変更した上で登場するかもしれません。お楽しみに
286 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 14:34:19.82 ID:gowG+LT+0
―トコナツ火山島への海路 1日目

 ◇クロシュ [赤ちゃんスライム]
 武:メイドブレード  盾:ウニ盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:ゴスロリエプロン 飾:

 ◇妖精   [世話焼き妖精]
 武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のレオタード 飾:

 ◇イリス  [星の魔法使い]
 武:精霊樹の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:魔術師のローブ  飾:

 ◇ミスティ [氷の魔法使い]
 武:魔銀の短剣    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のローブ   飾:

 ◇ローガン [鋼の戦士]
 武:鋼の剣      盾:鋼の盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:鋼の回転ノコギリ 防:革の鎧      飾:

 ◇エバンス [地の傭兵]
 武:鉄の剣      盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:革の鎧      飾:

◯所持アイテム
・鉄鍋+携帯調理器具
・蜘蛛絹の下着
・ザリガニのお守り
・魔術書「星の魔力」
・魔族国永久旅券*5
・マジカルブラッドワイン
・反魂丹*2
・運命賽*3
・雨乞い傘
・フメイの服の切れ端
・精霊の印*5
・精霊樹の実のジャム
・精霊樹の鉢植え
・フメイとアリシラの人形
・お宿の焼き菓子
・お宿の妖精の織物
・メルルの帽子
・魔導飯盒
・妨害魔力波発生装置
・属性大全

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[0/5]

◯仲間の目標
・ブラッドを倒す(ミスティ)
・星属性の練習[2/4](イリス)
287 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 14:35:02.12 ID:gowG+LT+0
―海上

大亀クロシュ「」スイスイ


妖精「クロシュ、もうちょっと東」

大亀クロシュ「〜〜?」モニョニョ?

妖精「うんうん、真っ直ぐになった」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ


ローガン「妖精くんは航海の経験もあるのか?」

妖精「まあ、ちょっとだけ。私たち妖精は海や風の精霊たちの声も聞けるから、人よりもやりやすいかもね」

エバンス「へえ〜頼もしいな! 自然魔法ってのも天候の変化とかに強そうだし、ひょっとして妖精って航海士とか向いてるんじゃないか?」

妖精「ええ? 考えたことなかったけど……ちゃんとした知識があるわけじゃないからなあ」

イリス「通常の船でも風魔法と水魔法の使い手はいた方が良いって話だし、妖精さん一人で何役もカバーできそうだよね」

ミスティ「それを言うならイリスもカバー範囲は広いんじゃないかしら……」


↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-05 強敵
06-20 敵襲
21-35 食料発見(コンマ)
36-50 物品発見(コンマ)
51-65 場所発見(コンマ)
66-80 良いこと(自由安価)
81-95 旅は道連れ
96-00 旅は道連れ(稀)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:37:21.98 ID:rC1m09x4o
はい
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:49:42.96 ID:eP4/s0M60
そぉい
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:52:57.93 ID:s/JgB5OFo
稀(2連続)
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 14:53:50.09 ID:C1YvUd03o
稀2連やるぅ!
292 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 14:59:25.72 ID:gowG+LT+0
すごいです。とても良いことがあるかもしれません

出会った人
↓1〜2コンマ(重複した場合、仲良し度が大きく上がります)
01-45 フメイ&アリシラ
46-90 セイン
91-00 フメイ&アリシラ、セイン
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 15:01:55.79 ID:s/JgB5OFo
こんま
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 15:02:02.51 ID:3Ud3/1lc0
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 15:09:03.78 ID:C1YvUd03o
エンカウント:勇者(?)
296 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 15:31:22.11 ID:gowG+LT+0
大亀クロシュ「」スイスイ

大亀クロシュ「!」

妖精「クロシュ、どうかした?」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「えっ……!?」


大亀クロシュ「」スイスイ


板切れに掴まって漂っているセイン「……」プカプカ


大亀クロシュ「」スイスイ

セイン「……? 亀……?」


イリス「せ、セインくん!?」

ローガン「な、何っ!?」

ミスティ「ええ……? どういうこと……?」

エバンス「漂流者……知り合いか?」

妖精「あ、いやまあ……知り合いというか……」

イリス「と、とにかく助けなきゃ! ええと、救命浮輪!」ポイッ

 救命浮輪「」バシャッ

 ◇
297 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 15:32:51.02 ID:gowG+LT+0
―大亀クロシュの小屋

セイン「……すまない。助かった」ビショビショ

イリス「び、びっくりしたよ〜! でも無事そうで良かった……!」

ローガン「うむ……。しかしなぜあのようなところで……?」

セイン「破壊された。空を飛ぶメイド人形の奇襲で」

ミスティ「あっ……」

妖精「な、なるほどね……」

エバンス「……ところで、それって何日前のことだ?」

セイン「一週間ほど前だ」

イリス「ええっ!!? 一週間前!? それじゃあそれまでずっと呑まず食わず……!!?」

セイン「ああ。喉がカラカラだな」

ミスティ「いや、普通カラカラどころじゃないと思うのだけど……」

セイン「……ところで、影のスライムは?」

妖精「クロシュのこと? クロシュなら――」

 モニョモニョ…ポン

クロシュ「こんにちは……セインさん……」ヌッ

セイン「! まさかこの大亀が――」

クロシュ「うん……」

 *

 船旅ビスケット「」ドッサリ
 水のたっぷり入ったジョッキ「」タップリ

セイン「感謝する……もぐもぐ、ごくごく……」モッモッモッ

妖精「水はイリスが水魔法で出したやつだからともかく、ビスケットはクロシュが食べる分だったんだから本当に感謝してよね」

セイン「……心得ている。恩義には報いるつもりだ。この船旅が終わるまでは全霊でこのパーティの力となろう」

クロシュ「わあ……!」

イリス「本当!?」

ミスティ「この船旅が終わるまで、ね……」

セイン「……ああ。申し訳ないが、僕にはやることがある。ずっと力を貸し続けるわけにはいかない」

ローガン「うむ……いや、それでも十分ありがたい。これほど頼もしい味方もそうはいないからな」

 ☆今回の道中、セインくんが同行してくれることになりました

 ◆
298 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 16:26:34.63 ID:gowG+LT+0
―夕
 小さな無人島 海岸

 ザァーン ザザァーン…

カモメ「クゥー、クゥー」

カニ「チョキチョキ」


大亀クロシュ「」ズズ…

 デロデロ…

スライムクロシュ「…」モニョニョ…

妖精「お疲れ様、クロシュ」

イリス「本当にお疲れ様だよ、クロシュちゃん。ゆっくり休んでね」

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ


セイン「……乗せてもらっておいて何だが、つらくはないのか? 一日中、僕たちを乗せて海を泳ぎ続けるのは」

 デロデロ…

クロシュ「えと……ちょっと……大変、だけど……。全然、へーき……」

セイン「……そうか。お前が良いなら良いが」

イリス「……セインくん、もしかしてクロシュちゃんのことを心配してくれてるの!?」ズイッ

セイン「不適切な労働は能力の低下をもたらす。海上移動という役目を負っている彼女には最適なコンディションを保ってもらう必要がある」

イリス「そ、そうだね……」


トコナツ火山島への旅路初日の夜です。小さな無人島で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 16:31:28.52 ID:sSJ064RRO
温泉を見つけてゆっくり(なければ作る)
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 16:34:11.49 ID:/4FNoo58O
セインくんとしっぽり親好を深める
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 16:37:35.47 ID:HvcdfykIO
イリスに魔法を教えてもらい魔法タイプのクロシュを強化
302 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 19:25:23.76 ID:gowG+LT+0
―小さな無人島

 浅い穴「」ボゴンッ

エバンス「よし、穴はこんなもんか。次は浸水しない泥舟の応用で浴槽内の土を固めて、っと」

イリス「そしたら私が水魔法で水を注いで――」

 水「」トプトプ

イリス「炎魔法で加熱すれば――」

 カッ
 お湯「」ホカホカ

イリス「完成! 今回は二つ作ったから、男湯と女湯で分けて入れます!」

エバンス「お、おお……ちょっとだけ手伝えたがほとんどイリスちゃんに任せきりになっちまったな……」

イリス「ふふふ、エバンスさんが入る前は穴を掘って固める工程も私だったのでだいぶ楽になりましたよ!」

 *

イリス「というわけでお風呂を作ったから、セインくんもどうぞ!」

セイン「……僕はいい」

イリス「えっ!?」

セイン「体を清める魔法を習得している。入浴は不要だ」

ミスティ「……健康に良いらしいわよ? 入浴って」

セイン「健康状態に問題はない」

妖精「……確かに、魔力の流れも安定してるけど……。お風呂嫌いなの?」

セイン「……」

クロシュ「……」


↓1〜3多数決
1.セインくんの意思を尊重する
2.入浴をすすめる
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 19:26:01.12 ID:3Ud3/1lc0
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 19:26:56.85 ID:WALI7Mz5o
2
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 19:27:25.08 ID:sSJ064RRO
2
306 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 19:35:18.90 ID:gowG+LT+0
クロシュ「えと……でも……気持ち良い、よ……?」

セイン「……」

クロシュ「あったかくて……ぽかぽかで……でろでろに、なるよ……?」

妖精(デロデロになるのはクロシュだけだと思う……)

クロシュ「だから……入ろ……?」


イリス(わ、わー!! その言い方はだめだよクロシュちゃん!)

ミスティ(それだとまるであなたとセインくんが一緒に入るみたいじゃない! あなたは女の子でセインくんは男の子なのよ……!?)

妖精(……クロシュはスライムだから、実は相手の性別とかは多分気にならないんだと思う。私が気になるのは、どちらかと言うと――)


↓1コンマ(連続クリティカルボーナスにより+40)
01-60 入りません
61-90 一人でなら
91-00 クロシュとなら
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 19:35:58.19 ID:3Ud3/1lc0
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 19:44:13.30 ID:as511o/Ro
心が強え…いや良識がしっかりしているのか?
309 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 19:59:06.54 ID:gowG+LT+0
セイン「……ありがとう。だが、せっかく湧かした風呂を僕の垢で汚すことはない」

クロシュ「……」

セイン「皆の入浴中の哨戒は僕に任せて欲しい。……こんな小島に曲者が現れることもないと思うが」スッ スタスタ

クロシュ「あっ……」


イリス「うう〜!! いけると思ったのに……!!」

ミスティ「手強いわね……ってなんで私たちセインくんの入浴に躍起になってるのよ、もう……」

妖精(……結局わからずじまいか。まあ無理強いすることじゃないし、別にいいか)


クロシュ「……わたしも、今日はお風呂、いい……」スクッ

イリス「へっ?」

クロシュ「セインさんと、哨戒、する……!」トテトテ

ミスティ「え、ええ……。気を付けるのよ?」

妖精「まあ、セインのやつも変なことはしないだろうし大丈夫か……」

 *
310 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 19:59:55.20 ID:gowG+LT+0
―夜
 小さな無人島 海岸

 ザァーン ザザァーン…

セイン「……」

クロシュ「セインさん……!」トテトテ

セイン「影のスライム……。なぜ……?」

クロシュ「……わたしも……哨戒、する……!」

セイン「僕一人で十分だ。君は休息に専念した方が……」

クロシュ「する……!」

セイン「……まあ、好きにしたら良い」

 *

セイン「ブツブツ……」キラキラ

クロシュ「!」パァァァ

セイン「体は清めたが、この魔法に健康増進効果は当然ない。入浴による血行の改善などは……いや、スライムには関係ないか……?」

クロシュ「?」

セイン「まあいい。哨戒の手伝いはありがたいが、後でしっかり休息を取ること。わかったか?」

クロシュ「ん……」

セイン「……」


↓1〜2 親睦を深めます。何をする? or 何が起きる?
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 20:03:06.34 ID:3Ud3/1lc0
人が入ってそうな棺桶を発見
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 20:07:07.77 ID:HvcdfykIO
沈んだ謎の海賊船を発見
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 20:07:24.32 ID:f3ahBr7DO
フメイとアリシラの話とセインに友達がいるかどうか
314 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 20:16:39.36 ID:gowG+LT+0
―小さな無人島
 海岸

 ザッザッザッ…

セイン「……」スタスタ

クロシュ「……」トコトコ

セイン「……!」

クロシュ「?」

 砂浜に埋まった棺桶「」

セイン「……棺桶だな」

クロシュ「かんおけ……」

セイン「……離れていろ。中を確かめる」

クロシュ「ほえ……」

セイン「……」

 砂浜に埋まった棺桶「」ギイー…


↓1コンマ
01-05 アークリッチ
06-35 骸骨戦士
36-65 スケルトン
66-95 ただの白骨
96-00 金銀財宝を抱えた白骨
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 20:17:50.91 ID:as511o/Ro
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 20:20:43.06 ID:f3ahBr7DO
>>1に安価の連取りは禁止でコンマの連取りは可とあるけど、>>304の多数決安価を取って>>311は連取りはセーフになるのか
(間にコンマ判定あるけど、それも3Ud3/1lc0が取ってるから少し気になった)
317 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 20:58:42.08 ID:gowG+LT+0
すみません、>>1も今気付きました。申し訳ありません。また、安価とコンマのルールも曖昧だったようです

いろいろ考えましたがややこしくなりそうだったため、今後は安価もコンマも多数決も一律で連取り禁止とします
ただし最後のレスから30分経過しても安価が踏まれなかった場合は連取り可とします

今回はルールが曖昧だったり見落としたりしていた>>1に責任がありますので、親睦深め行動は>>311>>312>>313の3つ全てを採用とします。申しわけありませんでした。よろしくお願いいたします
318 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 20:59:51.17 ID:gowG+LT+0
 ギイー…

 白骨死体「」

セイン「……」スッ

 セインの持った木の棒「」ツンツン
 白骨死体「」

セイン「返事がない。ただの屍だ」

クロシュ「しかばね……」

セイン「この仰々しい服装は……多分何かの船の船長だったんだろう。そうなると、この近辺にこいつの乗っていた船もあるかもしれない」

クロシュ「ふね……」

セイン「……少し探してみるか。待っていろ」トンッ

 ザブンッ

クロシュ「わ、わたしも……!」

 デロデロ…ポン!

ウミガメクロシュ「〜〜」ノソノソ

 *
319 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 21:01:18.24 ID:gowG+LT+0
―小さな無人島
 沿岸の海中

 光「」パァッ

セイン(夜の海は暗いな。光も遠くまでは届かないか)

セイン(……ん?)

ウミガメクロシュ「」スイスイ

セイン(……ウミガメに擬態したのか。器用なものだ)

ウミガメクロシュ「〜〜」モニョモニョ

セイン(……? 掴まれ、と?)

ウミガメクロシュ「〜〜」コク

セイン(……確かに、夜の海を一人で探索するのは危険か……)

 ガシッ

 *

ウミガメクロシュ「」スイスイ

 光「」パァッ

セイン(……ん、あれは……)


 沈没船「」


セイン(! やはりあったか、船……)

ウミガメクロシュ「〜〜?」モニョモニョ?

セイン(探索していこう。引き続き潜水を頼む)

ウミガメクロシュ「〜〜」モニョニョ コク


↓1コンマ
01-05 アークリッチ・ドザエイモン
06-35 ボーンクラーケン
36-65 大したものはなかった
66-95 錆びた財宝
96-00 金銀財宝
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 21:03:10.74 ID:WALI7Mz5o
こんま
321 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 21:48:54.05 ID:gowG+LT+0
―沈没船

 泡「」コポコポ

ウミガメクロシュ「」スイスイ

 ひしゃげた扉「」

セイン(……あの扉をくぐってみてくれ)

ウミガメクロシュ「」コク スイスイ

 ひしゃげた扉「」バキャッ…


セイン(船倉か。箱や樽がある)

 朽ちた樽「」
 朽ちた木箱「」

セイン(大したものはないか……?)

ウミガメクロシュ「!」クイクイ

セイン(ん……?)

 錆びた宝箱「」

セイン(これは……宝箱!)

ウミガメクロシュ「〜〜」モニョモニョ

セイン(ああ、持って帰ろう――)

 *
322 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 21:49:21.54 ID:gowG+LT+0
―小さな無人島 海岸

 ザバァン

セイン「ふう……。すまない、また頑張らせてしまった」

クロシュ「ん……へーき……」

 錆びた宝箱「」

セイン「早速開けてみよう――」スッ

 カチャッ…キィ…

 錆びた財宝「」サビサビ

セイン「……当然だが錆びているな。これでは大した価値は……ん?」

 埋もれていた金貨「」キラキラ

クロシュ「わあ……!」

セイン「……金貨が……数枚程度か」

クロシュ「んへへ……はんぶんこ……」

セイン「いや、全て君が受け取ってくれ。命の恩としては、まだまだ足りないだろうが……」

クロシュ「ふえ……でも……」

セイン「気にするな。僕に金は必要ない」

クロシュ「ん……わかった……」

 ☆お金が少し増えました

 *
323 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 21:51:05.64 ID:gowG+LT+0
セイン「……そういえば、友とはまだ仲直りできていないのか?」

クロシュ「……喧嘩してるわけじゃ、ないもん……」

セイン「そうか。すまない、勘違いしていた」

クロシュ「ん……。フメイちゃんたちとは……いつか、一緒に帰る……」

セイン「……。君と、フメイという少女と……あの薄茶色の髪の者は……同郷の出身なのか?」

クロシュ「薄茶色……アリシラさんのこと……? うん……みんな……あの集落に、いた……」

セイン「そうなのか……」

クロシュ「うん……」

セイン「……フメイという少女はともかく……あのアリシラという者は危険な気配がする。気を付けろ」

クロシュ「え……」

セイン「……魔王そのものではないが、近い気配を感じる。アレは破滅をもたらす者だ」

クロシュ「で、でも……アリシラさんは……良い人で……」オロオロ

セイン「……すまない。しかしこの世界では……何らかの切っ掛けで、生命が魔王化してしまうこともある」

クロシュ「んゅ……」

セイン「……すまない」

クロシュ「……みんなで、帰るもん……」

セイン「……ああ。友達は……大切にするのが良いだろう」

クロシュ「うん……」

セイン「……」

クロシュ「……」

セイン「……」

クロシュ「……えと……セインさんは……友達、いるの……?」

セイン「……」


↓1コンマ(連続クリティカルボーナスと交流により+50)
01-60 いません
61-90 わからない
91-00 クロシュ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 21:51:32.02 ID:f3ahBr7DO
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 21:56:01.50 ID:8xClO39vo
ガードが硬ぁい
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 22:06:49.12 ID:WALI7Mz5o
爬虫類かってくらい懐いてくれない
327 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 22:37:18.20 ID:gowG+LT+0
セイン「僕に友はいない」

クロシュ「ふぇ……」

セイン「……僕に友という存在は不要だ。むしろいない方が良いだろう。僕のような殺戮兵器に、友情を分かち合う仲間などいてはならない」

クロシュ「うゅ……」

セイン「……そろそろ戻ろう。哨戒と言いながら遊びすぎてしまった。君はもう休息に専念した方が良い」

クロシュ「うん……」

 ◆
328 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 22:38:51.20 ID:gowG+LT+0
―朝
 小さな無人島 野営テント

イリス「ふわあ……。んん〜、久しぶりのテント起床……旅って感じがする……」

魔女っ子クロシュ「すう、すう」スヤスヤ
 精霊樹の杖「」ダキッ

イリス「ん、んん!? クロシュちゃん……!!?」

 *

魔女っ子クロシュ「ごめんなさい……寝ぼけて、同化してた……」

イリス「や、それは別に良いんだけどさ! そういえば前に、杖とかでも同化できるって言ってたもんねえ」

魔女っ子クロシュ「うん……」

イリス「ねね、せっかくだし軽く魔法の練習してみない? その杖使っていいからさ」

魔女っ子クロシュ「ふえ……?」

 *

―小さな無人島 海岸

カモメ「クゥー、クゥー」

カニ「チョキチョキ」


魔女っ子クロシュ「えいっ!」ブンッ

 つむじ風「」ビュオオオオ

イリス「ほ、本当に精霊魔法だ……! 妖精やエルフみたいに、精霊を知覚できる種族じゃないと使えないはずなのに……!」

魔女っ子クロシュ「ん……!」

セイン「だが威力は貧弱だ。この程度のそよ風では幼子を転ばせるのが関の山だろう」

魔女っ子クロシュ「んゆ……。ブラッドちゃんだって、よろけたもん……」

イリス「だ、だからこそ練習しよう! せっかく使えるなら伸ばさなきゃ! 才能を!」



ミスティ「ところで精霊魔法って、自然の精霊の力を借りて現象を引き起こす魔法なのよね? 妖精の自然魔法とは何が違うの?」

妖精「精霊魔法の方が、精霊の力を借りる分引き起こせる現象の力や規模をより大きなものにできるよ。でも精霊依存になっちゃうから小回りや応用は効きにくい。自然魔法はその逆。力や規模は大きくしづらいけど、術者の意思である程度現象を操れるから小回りや応用も効きやすいって感じかな」

エバンス「へえ、魔法もいろいろあるんだな……」

ローガン「エバンスくんも、戦い以外の魔法について勉強してみてはどうだ?」


↓1コンマ 練習の成果
01-60 魔法経験[1/3]
61-90 魔法経験[2/3]
91-00 魔法練度上昇
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 22:44:13.56 ID:rC1m09x4o
330 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 22:57:53.63 ID:gowG+LT+0
イリス「精霊魔法の指南はしてあげられないけれど、魔力の込め方とか流し方についてはいろいろ教えてあげられそうだね。クロシュちゃん、まず体の中の魔力をね……」

魔女っ子クロシュ「うん……」

 *

 つむじ風「」ヒュルヒュル…

魔女っ子クロシュ「んゆゆ……」

イリス「あはは、いきなりいろいろ言われても難しいよね。でもちょっとづつ魔力の流れが良くなってきてるよ! これからも少しづつがんばっていこうね!」

魔女っ子クロシュ「うん……!」

 ☆クロシュの魔法経験が[1/3]になりました。[3/3]に到達するとレベルが上がります

 ◆
331 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/18(土) 22:59:05.76 ID:gowG+LT+0
というわけで本日はここまでです。次回はトコナツ火山島への海路、2日目のランダムイベントからです

旅は道連れ(稀)を連続で引き当ててセインくんが道連れになるという驚きの初日でした。まさかこんなことになるとは>>1も全く予想しておらず、驚くばかりであります
そしてクリティカルボーナスをものともせず鉄壁の態度を取り続けるセインくん自身にも驚くばかりであります。簡単に心を許してはくれないようです
また、今回は全く戦闘をする機会がありませんでしたが、もし戦闘が発生した場合はセインくんも当然参戦してくれるため、セインくんの戦闘力を考えると大抵の戦闘は殆どボーナスステージとなります。もし強敵に出くわしてしまっても今なら安心です

それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 23:18:02.39 ID:f3ahBr7DO
乙乙
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/18(土) 23:25:08.15 ID:WALI7Mz5o
これでトコナツ火山島のラスボス戦余裕ね
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 00:29:11.98 ID:maNt7Qqeo
おつー
今!今強敵の襲撃が欲しい!w
最良コンマでクロシュというあたり、ガチで友達いないんじゃないかセインくん……
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 00:45:10.92 ID:gIj3Ktv10

まさか旅の道中の間だけセインと一緒に行動する事になるとはびっくりです。
336 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 13:54:37.95 ID:SmQUD2+s0
セインくんが同行してくれるのはこの船旅が終わるまでなので、トコナツ島に着いたらお別れとなります……。トコナツ島での戦いはクロシュちゃんたち自身の力でがんばりましょう

セインくんは自分には友達がおらず、必要ないとも思っているようです。以前に守るべきものがいるとは言っていましたが、心を許せる対等な仲間と言えるような人はいないのかもしれません。なおクロシュのことはまあまあ嫌いではなさそうに見えます

今回の旅の道中だけですが、セインくんと行動を共にする機会はあまりないかと思いますので、この機会にいろいろ親睦を深めていただければと思います
337 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 13:55:12.24 ID:SmQUD2+s0
―トコナツ火山島への海路 2日目

 ◇クロシュ [赤ちゃんスライム]
 武:メイドブレード  盾:ウニ盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:ゴスロリエプロン 飾:

 ◇妖精   [世話焼き妖精]
 武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のレオタード 飾:

 ◇イリス  [星の魔法使い]
 武:精霊樹の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:魔術師のローブ  飾:

 ◇ミスティ [氷の魔法使い]
 武:魔銀の短剣    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のローブ   飾:

 ◇ローガン [鋼の戦士]
 武:鋼の剣      盾:鋼の盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:鋼の回転ノコギリ 防:革の鎧      飾:

 ◇エバンス [地の傭兵]
 武:鉄の剣      盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:革の鎧      飾:

 ◇セイン  [勇者?]
 武:木の棒      盾:         飾:
 武:         防:旅人の服     飾:

◯所持アイテム
・鉄鍋+携帯調理器具
・蜘蛛絹の下着
・ザリガニのお守り
・魔術書「星の魔力」
・魔族国永久旅券*5
・マジカルブラッドワイン
・反魂丹*2
・運命賽*3
・雨乞い傘
・フメイの服の切れ端
・精霊の印*5
・精霊樹の実のジャム
・精霊樹の鉢植え
・フメイとアリシラの人形
・お宿の焼き菓子
・お宿の妖精の織物
・メルルの帽子
・魔導飯盒
・妨害魔力波発生装置
・属性大全

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[0/5]
・魔法の練習[1/3]

◯仲間の目標
・ブラッドを倒す(ミスティ)
・星属性の練習[2/4](イリス)
338 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 13:56:31.42 ID:SmQUD2+s0
―海上

大亀クロシュ「」スイスイ


セイン(木の棒装備)「……」

ローガン「セインくん、武装はやはり漂流中に手放してしまったのか」

セイン「ああ。生存を優先した」

イリス「でも、セインくんならその気になれば光になって一気に移動できたんじゃないの?」

セイン「あの技はそんなに便利なものじゃない」

ミスティ「万能ではないのね……」

エバンス「だからって一週間も海を漂い続けるのもヤバイだろ……普通の人間ならとっくに死んでるぞ」

セイン「耐久力には自信があった。救助を待った方が賢明だと判断したまでだ」

妖精「一週間呑まず食わずで特に異常もなさそうだもんね……ひょっとして一ヶ月くらいは大丈夫だったんじゃないの」

セイン「試したことはないが、恐らく生きられると思う」

エバンス「おかしいだろ……」


↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-05 強敵
06-20 敵襲
21-40 食料発見(コンマ)
41-60 物品発見(コンマ)
61-80 場所発見(コンマ)
81-00 良いこと(自由安価)
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:01:26.56 ID:tvblR38B0
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:14:21.20 ID:v2AUMCCqO
こんま
341 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 14:23:26.36 ID:SmQUD2+s0
このあと敵襲ですが先に見つけたものの処理を行います

↓1コンマ 見つけた物品
01-05 樽……?
20-35 大きな巻き貝
36-65 大きな軽石
66-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:29:00.17 ID:cd+kSKf8O
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:32:33.82 ID:PodU5msi0
06〜19ないけどどうなるの?
344 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 14:32:39.59 ID:SmQUD2+s0
あっ、コンマ表がおかしいですね。正しくは

01-05 樽……?
06-35 大きな巻き貝
36-65 大きな軽石
66-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉

でした。すみません

↓1〜3多数決
1.巻き貝をてにいれる
2.再安価する
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:33:31.71 ID:PodU5msi0
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:33:39.12 ID:o/AMkY7VO
2
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 14:36:33.70 ID:GJaezk0to
1
348 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 14:37:14.88 ID:SmQUD2+s0
多数決ありがとうございます。ちなみにこの多数決は>>1のふてぎわによるものなので、連取り対象とはなりません
349 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 15:13:46.07 ID:SmQUD2+s0
―海

大亀クロシュ「」スイスイ

大亀クロシュ「?」


セイン「? 何かあったか?」

大亀クロシュ「〜〜」モニョニョ

ローガン「む……? アレは……」

 小さな岩礁「」
 大きな巻き貝「」

イリス「わあ、おっきな巻き貝!」

ミスティ「岩礁に引っかかっているわね……。中身はもういないみたいだけれど……」

エバンス「しかし本当にでかいな。小さい子供くらいなら入れるんじゃないか?」

妖精「あれはオオキイウミタニシの貝殻だね。真珠ほどではないけれど水属性の触媒になるよ、多分」

エバンス「イリスちゃんがアレを背負ったりすれば水属性魔法のパワーが上がったりする……ってことか?」

イリス「な、なんですかその理解の仕方……。いやまあ、あながち間違ってもいないですけれど……」

ミスティ「まあ、せっかくだし拾っていってみる……? もちろん、クロシュの負担にならなければ、だけれど……」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「ぜんぜんへーきだってさ。せっかくだしもらってこうよ、海岸沿いでオオキイウミタニシを見つけるのは難しいし」

 ☆大きな巻き貝を手に入れました
 ☆イリスとクロシュが装備可能です

 ◇
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 15:15:53.74 ID:GJaezk0to
イリスつむりも可能か……いや草
351 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 15:16:18.39 ID:SmQUD2+s0
―海上

大亀クロシュ「」スイスイ

 グワンッ
大きく揺れる大亀クロシュ「!!?」モニャニャ!!?

 *

―大亀クロシュの小屋

 グワンッ

イリス「うわわわああ!?」ドテッ

エバンス「うおああ!?」ドテッ

ローガン「何だ!? クロシュくん何があった!?」

クロシュ「し、下から……たたかれてる……!」ズズッ

ミスティ「何者だか知らないけれど、クロシュを傷付けたら許さないわよ……!」バッ

妖精「あっバカ! ミスティは泳ぐの苦手なんだから冷静になって!」パタパタ

セイン「……!」タッ

 *

―海上

大亀クロシュに巻き付くタコ触手「」ギチギチ
大亀クロシュ「〜〜!!」ジタバタ


ミスティ「こ、こいつは……!?」ザッ

 何かの骨を持ったタコ触手「」ウネウネ

妖精「骨を持ったタコ足……ボーンクラーケンだ!」

イリス「ええっボーンクラーケンって、あの南の海の暴れん坊タコの……!?」

妖精「そう! くっそぉ、なんて奴の縄張りに入っちゃったんだ……! クロシュ、なんとか持ちこたえて……!!」

エバンス「とにかくこいつの足を斬るぞ! クロシュちゃんを助けるんだ!」

ローガン「海に落ちるな! 海中は奴の独壇場だ!」


セイン「……」ザッ


 ――戦闘開始 ボーンクラーケン――

↓1
01-05 痛恨
06-50 優勢
51-00 会心
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 15:16:34.49 ID:SZD8eETDO
はい
353 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 15:30:15.55 ID:SmQUD2+s0
 氷の刃「」ヒュンヒュンッ
 タコ触手「」ズバババッ

ミスティ「堅い……! 足の一本程度……!」

エバンス「だが隙ができた! オラァ!」ブンッ

 タコ/触手「」ズバッ

エバンス「よしっ! だが足は斬れても水中の本体にゃ攻撃できねえ……!」

ローガン「だが地道に削るしかない……! 奴が諦めるまで――」

妖精「くうう、波が穏やかなこの海域じゃタコを押し流すほどの水流なんてとても……!」ググッ

イリス「海中に電気を……だめ、クロシュちゃんまで感電しちゃう……! ううう、どうすれば……!」


 ザブンッ

イリス「えっ!? せ、セインくん!?」

妖精「ま、まさか……!? いくら強いセインでも水中じゃ――」

 *

―海中

セイン「」スイスイ

ボーンクラーケン「」ギロッ

セイン「」クイクイ

 タコ触手「」ギュオオオオッ
 タコ触手「」ギュオオオオッ

セイン「」ギラッ
 光を纏う木の棒「」ブンッ

 ちぎれ飛ぶタコ触手「」ヘニャヘニャ
 ちぎれ飛ぶタコ触手「」フニャフニャ

ボーンクラーケン「!?」

セイン「……」


↓1
01-05 痛恨
06-00 勝利
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 15:32:32.24 ID:cd+kSKf8O
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 15:32:35.66 ID:GJaezk0to
つよい
356 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 16:36:13.05 ID:SmQUD2+s0
―海上

 タコ触手「」ヘニャニャ…

エバンス「なんだ? 触手の様子が……」

ミスティ「勢いを失った……?」

ローガン「この機を逃すな! 一気に押し返すぞ!」

イリス「は、はい……! 炎よ……!」ゴオッ

妖精「まさか、セインが……?」

 *

―海中

セイン「」ブンッ

 ちぎれ飛ぶタコ触手「」
 ちぎれ飛ぶタコ触手「」

ボーンクラーケン「〜〜!!」

セイン「――」
 光の残像「」パヒュンッ


セイン「」ヌッ
ボーンクラーケン「!!?」っっっ

 光を纏う木の棒「」ブンッ

ボーンクラーケン「」パギュッ

 *

―海上

大亀クロシュに巻き付いていたタコ触手「」ヘニャヘニャ…

大亀クロシュ「……!」モニョニョ

 ――戦闘終了

 ◆
357 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 16:37:03.13 ID:SmQUD2+s0
―夕
 小高い岩礁

 ザァーン ザパァーン…

 焚き火「」パチパチ
 ボーンクラーケンの触手焼き「」ジュワッ

クロシュ「わあ……!」ジュルリ

イリス「今日もお疲れ様、クロシュちゃん! はい、さっきのボーンクラーケンの触手焼き!」スッ

クロシュ「うん……!」

 デロデロ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ


ミスティ「ふう……一件落着ね……。んっ……美味しいわ……」モグモグ

エバンス「南方じゃ人気食材として使われてるだけあるな、こりゃ」モグモグ

ローガン「うむ……! セインくんが仕留めてくれたお陰だ」

イリス「はい! 本当にありがとう、セインくん!」

セイン「……命を恩を返しているだけだ。礼はいらない」モグモグ

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

セイン「……言いたいなら、好きにしても良いが」


船旅2日目の夜です。丁度良い岩礁があったのでそこで野営します
↓1〜3 野営中何をする?
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 16:38:51.57 ID:PodU5msi0
イリス、セインと模擬戦をする。
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 16:39:41.29 ID:5YSS3ZgdO
イリスちゃんとセインくんの料理談義
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 16:41:42.13 ID:zbppxD25o
海竜化やってみる
361 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 17:11:33.29 ID:SmQUD2+s0
 焚き火「」パチパチ

スライムクロシュ「……」

セイン「……」

イリス「……セインくん、ちょっといい?」

セイン「?」

スライムクロシュ「?」

イリス「えっとね……マーベルさんのこと、覚えてる?」

セイン「ああ」

イリス「そのマーベルさんから伝言っていうか……もしセインくんと会ったらやって欲しいことがあるって言われてて」

セイン「……?」

イリス「セインくんを一発ぶん殴ってくれって」

セイン「……」

スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…

セイン「殴られてやってもいいが……いや、ただ殴られるだけというのもつまらないな」スクッ

イリス「へっ?」

セイン「……僕に攻撃を当てるか、海へ落とすことができたら――殴られてやってもいい」スッ

イリス「え!?」

セイン「だが、できなければ――次に君がマーベルと会った時、マーベルを殴ってもらう。それでどうだ?」

イリス「え、ええ!?」

 ポイッ
 木の棒「」ポテッ

セイン「武器と魔法は使わないでおこう。君相手ならそれで十分だろう」

イリス「」カチン

イリス「へえ……。武器も魔法も使わないなら、セインくんなんてただのかわいい男の子じゃない」

セイン「そうなのか」

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ オロオロ

イリス「いくら勇者でも、未来の大賢者を舐めてると痛い目に遭うってことを教えてあげる……!!」ゴゴゴ

セイン「ああ」

 ――模擬戦闘開始――

↓1
01-05 イリス無様
06-85 イリス敗北
86-95 相打ち
96-00 イリス大勝利
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 17:12:56.90 ID:W+2Zc8yvO
やったらあ!
363 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 18:25:06.93 ID:SmQUD2+s0
セイン「」タンッ

イリス「!!」バッ

 ガガガッ

イリス「ううっ……!?」ズザザッ

イリス(魔法による強化なしでこの速度と重さ……!? 咄嗟に受けた杖が折れるかと思った……!)

イリス(いや、でも……多分これも、本気じゃない……! くそお、バカにして……!!)

イリス「水!」

 大量の泡「」ポワポワ

セイン「!」キキッ

イリス「一発当てれば勝ちなら、これでどう!?」

セイン「」ブンッ

 大量の泡「」パチンパチン

イリス「ええ!? 腕を振った風圧で……!?」

セイン「」タンッ

イリス「くううっ!」

 ◇
364 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 18:25:35.83 ID:SmQUD2+s0
イリス「うぐぐう……」ボロッ

セイン「降参するか?」

イリス「ま、まだあ……!」



妖精「もうやめときなよ〜。マーベルなんて私が代わりに殴っとくからさあ〜」

スライムクロシュ「〜〜…」モニョモニョ

エバンス「しかしイリスちゃんは近接戦の心得もあるんだな。並の戦士くらいなら接近戦でも十分戦えるんじゃないか?」

ローガン「うむ……冒険者ランクこそ低いが、実力はかなりあるぞ。我がパーティの魔法使いたちは」

ミスティ「まあ……弱いつもりはないわね……。強くもないけれど……」



イリス「もう一回、水!」

 大量の泡「」ポワポワ

セイン「無駄だと――」

イリス「地!」カッ

 穴「」ボゴンッ

セイン「!!」サッ

イリス「風!!」ヒュオオオッ

 大量の泡「」フヨフヨ

セイン「くっ」タンッ



妖精「セインが跳んだ!」

エバンス「だが空中ではもう避けられないぞ!」



イリス「もらっ――」コォォォ―

 ズキッ

イリス(う、うそ……魔力が……もう……)

イリス(こ、こうなったら……!!!)ザッ


イリス「う、うあああああ!!!」ダダダッ

セイン「!!?」ヒューン

 ガッ

ミスティ「い、イリスが落ちてくるセインに体当たりを――」

ローガン「ぶちかまして――」


イリス「わああああ!!」ヒューン
セイン「――」ヒューン

 ボチャンッ…


妖精「海に落ちちゃった!」

 ◇
365 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 18:28:09.59 ID:SmQUD2+s0
 焚き火「」パチパチ

イリス「う、ううう〜……あたまいたいぃ〜……」グッタリ

ミスティ「魔力切れの寸前まで魔力を使い続けたのよ、あなた……。ほら、あの子の精霊樹ジャムを溶かしたホットエードよ……ゆっくり飲みなさい……」

イリス「うう……甘くて優しい味がするぅ……」ゴクゴク

妖精「全くもう……無茶しすぎだよ、こんな海のど真ん中で。セインも変に煽らないでよ」

セイン「……悪かった」

イリス「せ、セインくん……えっと、今の勝負は――」

セイン「引き分け……と言いたいところだが、一発でも攻撃を当てられたら、という条件だった。つまり君の勝利だ」

イリス「……!! やっ……たぁ……!! あいたたた……」ズキズキ

セイン「……驚いたな。武器と魔法は使わなかったが、それでも負けるつもりなどなかった。未来の大賢者たる君を侮ったことを詫びさせてもらう……」

イリス「え、えへへえ〜……セインくんに認められちゃった……!」

 ☆イリスがセインくんに辛勝を収めました
 ☆イリスの根性が上がりました

 ◆
366 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 20:19:42.50 ID:SmQUD2+s0
―早朝
 小高い岩礁

 ザァーン ザパァーン…

 焚き火「」パチパチ

イリス「〜〜♪」


セイン「……もう起きていたのか」ヌッ

イリス「あ、セインくんおはよう! 昨日は付き合ってくれてありがとうね」

セイン「いや……おはよう。それは……スープ? 朝食か」

イリス「うん。昨日のボーンクラーケンの足を使った海鮮スープ。ミスティに凍らせてもらったから、しばらく食べる分は困らなくなったの。もちろん持ちきれない分は海に還したけどね」

セイン「海に還す……なるほど」

イリス「セインくん一人が増えてちょっとカツカツだったけれど、ボーンクラーケンのお肉が入ったからお釣りが来るくらいになっちゃった」

セイン「それなら良かった」

イリス「セインくんは、好きな食べ物とかは特にないんだっけ?」

セイン「好き嫌いは特にない。自由に作って欲しい」

イリス「そっか……。でも、もし好きな食べ物ができたら教えてね。その時は作ってあげるから」

セイン「……覚えておく」

 ◇
367 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 20:20:29.32 ID:SmQUD2+s0
―朝

ウミヘビクロシュ「」スイスイ

妖精「うわ、どうしたのクロシュ? そんな変な姿で泳いだりして」パタパタ

ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「えっ、昨日の骨ダコにやられたのが嫌だったから、もっと強い姿になりたいって? う〜ん……でもみんなを乗せられる大きな姿なんて大亀くらいだしなあ……」

ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョモニョ

 割れた海竜の頭骨「」ガラン

妖精「あっ、それは昨日の骨ダコがかぶってた骨! 見た感じ、多分海竜の頭骨だと思うけど……」

ウミヘビクロシュ「〜〜」モニョニョ

妖精「まあ確かに、海竜なら大きいし強いけれど……。食材として扱われたりもしてるけど、曲がりなりにも竜だよ? 簡単には擬態できないんじゃないかなあ……」

ウミヘビクロシュ「〜〜!」モニョニョ!

妖精「まあ挑戦するのは自由だけど、あんまり無理しないようにね」


↓1コンマ
01-80 大亀状態が強化されました
81-00 海竜
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 20:21:30.35 ID:PodU5msi0
369 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 20:28:59.92 ID:SmQUD2+s0

 大きな巻き貝「」

 デロデロ モニョモニョ…

大亀クロシュ「」ポン!


妖精「見た目は変わってないけど水属性の力を感じる。もしかしてあの巻き貝と同化したの?」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ

妖精「やっぱり! それじゃあ早速泳いでみよう!」



大亀クロシュ「」スイー

妖精「おおーちょっと速くなった! 水属性のお陰かな?」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ

 ☆大亀状態が強化されました

 ◆
370 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 20:54:35.47 ID:SmQUD2+s0
―トコナツ火山島への海路 3日目

 ◇クロシュ [赤ちゃんスライム]
 武:メイドブレード  盾:ウニ盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:ゴスロリエプロン 飾:

 ◇妖精   [世話焼き妖精]
 武:         盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のレオタード 飾:

 ◇イリス  [星の魔法使い]
 武:精霊樹の杖    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:魔術師のローブ  飾:

 ◇ミスティ [氷の魔法使い]
 武:魔銀の短剣    盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:精霊のローブ   飾:

 ◇ローガン [鋼の戦士]
 武:鋼の剣      盾:鋼の盾      飾:くすんだ耳飾り
 武:鋼の回転ノコギリ 防:革の鎧      飾:

 ◇エバンス [地の傭兵]
 武:鉄の剣      盾:         飾:くすんだ耳飾り
 武:         防:革の鎧      飾:

 ◇セイン  [勇者?]
 武:木の棒      盾:         飾:
 武:         防:旅人の服     飾:

◯所持アイテム
・鉄鍋+携帯調理器具
・蜘蛛絹の下着
・ザリガニのお守り
・魔術書「星の魔力」
・魔族国永久旅券*5
・マジカルブラッドワイン
・反魂丹*2
・運命賽*3
・雨乞い傘
・フメイの服の切れ端
・精霊の印*5
・精霊樹の実のジャム
・精霊樹の鉢植え
・フメイとアリシラの人形
・お宿の焼き菓子
・お宿の妖精の織物
・メルルの帽子
・魔導飯盒
・妨害魔力波発生装置
・属性大全
・大きな巻き貝

◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[0/5]
・魔法の練習[1/3]

◯仲間の目標
・ブラッドを倒す(ミスティ)
・星属性の練習[2/4](イリス)
371 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 20:56:19.17 ID:SmQUD2+s0
―海上

大亀クロシュ「」スイスイ


ミスティ「……なんか、暑くないかしら……」

ローガン「かなり南の方まで来たのだろう」

エバンス「てことはトコナツ島も近いか?」

妖精「うん。精霊たちによるとあと少しみたい。今日の夕方には着くよ」

イリス「……トコナツ島に着いたらセインくんともお別れかあ……。そういえば、セインくんは今何をしようとしてるの?」

セイン「……恐らく、お前たちと同じだ」

妖精「や、やっぱり……。ねえ、こんなことを言うのもなんだけど……助けてあげた代わりに、今回は見逃してくれない……?」

セイン「……お前たちこそ……今回は、退いてくれないか? 僕は……命の恩人に刃を向けたくない」

イリス「セインくん……」


妖精(……セインのやつ……初めは無機質で無感情でつまんない勇者モドキだと思ってたけど……)

クロシュ(セインさん……)


↓1〜2コンマ ランダムイベント
01-05 強敵
06-30 食料発見(コンマ)
31-55 物品発見(コンマ)
56-80 場所発見(コンマ)
81-00 良いこと(自由安価)
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 20:59:37.68 ID:cd+kSKf8O
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 21:00:42.36 ID:zbppxD25o
コンマ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 21:01:11.60 ID:YZHa50sGO
良いことこい
375 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 21:04:13.43 ID:SmQUD2+s0
↓1コンマ 見つけた場所
01-10 幽霊船
11-40 浮島スライム
41-70 小さな温泉島
71-95 伝説の海賊の洞窟
96-00 古代遺跡?

↓2コンマ 見つけた物品
01-05 樽……?
06-50 大きな軽石
51-95 エンシェントシャコ真珠
96-00 海竜の宝玉
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 21:04:41.08 ID:PodU5msi0
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/19(日) 21:04:45.31 ID:YZHa50sGO
うい
378 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 21:13:10.37 ID:SmQUD2+s0
―海上

大亀クロシュ「」スイスイ

 大きな軽石「」コツン

大亀クロシュ「?」モニョニョ?


 大きな軽石「」ザバンッ

エバンス「おお、でっけえ軽石だ!」

イリス「軽石が流れてきたってことは、火山島が近いんですねきっと!」

ミスティ「そうなの?」

ローガン「ああ。軽石は火山で採れることが多い鉱物だ。トコナツ火山島のものかはわからんが、遠くない場所に火山がある可能性は高い」

セイン「……」

 大きな軽石「」コンコン


エバンス「……軽石か……待てよ、これを地属性魔法で再現できないか……?」

イリス「あ、なるほど……! これを地属性魔法で出せれば――」

エバンス「おう! 水に浮く石なら、泥舟の強化に使えるぞ!」

イリス「確かに!!」

 ☆大きな軽石を手に入れました
 ☆エバンスとイリスが軽石魔法を閃きました

 ◇
379 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 21:24:03.83 ID:SmQUD2+s0
―海上

 濃霧「」モワモワ

大亀クロシュ「〜〜…」モニョニョ…


イリス「なんか……霧が濃くなってきた……?」

エバンス「……んん? そろそろ着くはずじゃないのか……?」

妖精「お、おかしいなあ……。そのはずなんだけど……さ、さっきから精霊たちの気配がなくて……」

ローガン「なんだと……?」

セイン「……遭難か」

エバンス「し、自然魔法でこの霧を追い払えないのか?」

妖精「さっきからやってるよぉ……」

イリス「むむ……そ、それなら私も風魔法で――えい!」ブンッ

 風「」ビュオオオオッ

 濃霧「」モワモワ

イリス「ぜ、全然飛ばない……」


セイン「……光で霧に穴を開ける。全員、直視するな」コォォ―

妖精「げっ、その技は――」

 光「」キラッ

 バシュウゥゥゥン――
380 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 21:24:47.64 ID:SmQUD2+s0
 濃霧「」モワモワ

セイン「……!?」

イリス「う、うそ……!? あの光魔法ですら……!?」

妖精「これ……もしかしたら……物理的な霧じゃなくて……」

セイン「……呪いの霧か」

ミスティ「の、呪いの……」

エバンス「霧……!?」

 *
381 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 22:07:02.24 ID:SmQUD2+s0

大亀クロシュ「〜〜…」モニョモニョ…

妖精「ごめんね、クロシュ……大丈夫、私たちが一緒だからきっと出られるよ」

大亀クロシュ「〜〜」モニョモニョ


ローガン「しかし……なんだろうか……。薄っすらとした寒気と……この倦怠感は……」

セイン「正体はわからないが、恐らくこの海域は呪われている。僕たちは心身を呪いに蝕まれ始めている……」

イリス「え、ええ……どうすればいいの……!?」

セイン「呪いを祓うには専門家を呼ぶか、あるいは――」

エバンス「あるいは……?」

セイン「呪いの根源を、破壊するしかない」

ミスティ「……で、でも……もし呪いの根源が深海にあったら打つ手なしになってしまうわ……」

セイン「いや……その心配はいらないらしい」

イリス「えっ……?」

セイン「……お出ましだ。呪いの元が」


 幽霊船「」ゴゴゴゴゴ…


イリス「あ、あれって……まさか……」

エバンス「幽霊船か!!?」

 *
382 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/05/19(日) 22:08:08.77 ID:SmQUD2+s0
 幽霊船「」ゴゴゴゴゴ…


大亀クロシュ「……」


イリス「どど、どうするの……!? あれに乗り込むの……!?」

ローガン「現状、そうする以外の選択肢はあるまい。このまま濃霧の海域を闇雲に漂い続けるわけにもいかん」

エバンス「外からぶっ壊すんじゃダメなのか? ほら、さっきセインが撃った光魔法とかで」

セイン「……それで霧が晴れれば良いが……もし晴れなかった場合、僕たちは最大の手がかりを失うことになる」

エバンス「げ、確かに……」

ミスティ「壊すにしても、中を探索してからってことね……」

セイン「そうだ」

イリス「い、行くしかないんだ……」

妖精「まあ大丈夫でしょ、セインがいれば」

セイン「……最悪、魔王が潜んでいる可能性もある。そうであれば僕一人でも対処は難しい。気を抜くな」

妖精「わ、わかってるよ……悪かったね」

 *
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