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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part5

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50 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:57:10.34 ID:oB3vdy52O
数分後

小町「あれ? お父さんとお母さんは? 今日休みじゃなかったっけ?」

大志「先程出かけたっす」

小町「そっか。忙しないなぁ」

大志「比企谷さんはどうするっすか?」

小町「えっち――は、いつ帰ってくるかわかんないので外出るつもりだけど大志くんも来る?」

大志「はい」

小町「それじゃ今すぐ準備してくるね〜」トテトテ
51 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:57:38.10 ID:oB3vdy52O
更に数分後

小町「ふんふんふ〜ん♪」

大志「ご機嫌っすね」

小町「カレシとのお出かけだもん――あ、これ小町的にポイント高いっ!」
52 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:58:07.24 ID:oB3vdy52O
ショッピングモール

大志「どこ行きますか?」

小町「雑貨屋さんに行きたい」
53 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:58:37.13 ID:oB3vdy52O
雑貨屋

小町「うわぁ〜! このマグカップ可愛い!」

大志「持ち手の部分が猫のしっぽになってんすね」

小町「そうそう――あ、この色カーくんにそっくりじゃない?」

大志「確かに」
54 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:59:06.33 ID:oB3vdy52O
大志「こっちに犬バージョンもあるっす」

小町「この色は結衣さん家のサブレに似てる気がする」

大志「そうっすね」
55 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 18:59:41.99 ID:oB3vdy52O
30分後

小町「お腹空いてきた……」グー

大志「っすね……」グー
56 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:00:49.02 ID:oB3vdy52O
喫茶店

大志「俺はカフェオレとパンケーキ」

小町「う〜んと……迷うな〜……」

大志「どれとどれで迷ってるんすか?」

小町「えっとね……このミルクレープとガトーショコラで迷ってるんだよねー」

大志「飲み物は?」

小町「飲み物はミルクティーにしようと思ってるんだけど……」

大志「わかったっす――すいません」

店員「はいお伺いいたします」

大志「カフェオレとガトーショコラ。それとミルクティーとミルクレープください」

小町「え? 大志くん?」

店員「かしこまりました」
57 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:01:22.46 ID:oB3vdy52O
小町「良かったの? 大志くん、パンケーキ食べたかったんじゃ……」

大志「比企谷さんとシェアしたくなったんす」

小町「まあ」
58 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:01:48.20 ID:oB3vdy52O
店員「お待ちしました。カフェオレとガトーショコラのお客様」

大志「はい」

店員「ミルクティーとミルクレープのお客様」

小町「ありがとうございま〜す」

店員「ごゆっくりどうぞ〜」
59 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:02:18.21 ID:oB3vdy52O



小町・大志「「いただきます」」


60 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:02:45.53 ID:oB3vdy52O
大志「このガトーショコラほろ苦くてうまいっす」

小町「こっちのミルクレープも甘くておいしい〜!」

大志「ほれ」

小町「流れるように出してくるねぇ」

大志「恰好付けたかったんす」

小町「こっちのミルクレープもどうぞ」

大志「あざーっす」

小町「ガトーショコラ、ホントにおいしい!」

大志「ミルクレープもイケるっす」
61 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:03:54.73 ID:oB3vdy52O



小町・大志「「ごちそうさまでした」」


62 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:04:37.61 ID:oB3vdy52O
小町「おいしかったぁ」

大志「いつかウチの連中を連れて行きたいっす」

小町「小町はお土産に買って帰ろうーっと」
63 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:05:05.82 ID:oB3vdy52O
カウンター

小町「すいません。ガトーショコラとミルクレープ持ち帰りで買っていきたいんですがいいですかね?」

店員「はい。お持ち帰り時間はどのくらいかかりますか?」

小町「大体1時間半ぐらいですね」

店員「わかりました」
64 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:05:33.60 ID:oB3vdy52O
店外

小町「優しい店員さんだったね〜」

大志「次はどうするっすか?」

小町「本屋行こうかな」
65 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:06:10.22 ID:oB3vdy52O
本屋

小町「ちょっと新刊見てくる。適当に回ってて」

大志「は〜い」
66 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:06:59.57 ID:oB3vdy52O
数分後

大志「比企谷さん」

小町「あれ? どうしたの?」

大志「親御さんから『土産買ってきたから帰ってこい』とLINEがありまして」

小町「小町に直接言わないってことはガチな『帰ってこい』だな」
67 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:07:33.58 ID:oB3vdy52O
比企谷家

小町「ただいま〜」

大志「お邪魔します」

比企谷父母「「おかえり」」
68 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:09:12.89 ID:oB3vdy52O
比企谷母「大志くん。ちょっと」

大志「なんでしょうか?」

小町「どしたの?」

比企谷父「すぐにわかるから、小町は手を洗っておいで」
69 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:09:43.94 ID:oB3vdy52O
比企谷母「クラッカー持ってて。小町がリビングに入ったら一斉に鳴らすから」

大志「はい」
70 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:10:12.93 ID:oB3vdy52O
大志「その前に小町さんからのお土産です」

比企谷父「あそこのショッピングモールの喫茶店のか」

比企谷母「あら。ミルクレープとガトーショコラを選んだのね」

比企谷父「良いじゃないか。後で食べよう」

比企谷母「あ、小町が入ってくるわ。準備して」

比企谷父・大志「「了解」」

比企谷父「じゃあ行くぞ?」

小町「お待たせ〜」ガチャ
71 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:11:18.22 ID:oB3vdy52O



三人「「誕生日おめでとう〜!!」」


72 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:11:48.99 ID:oB3vdy52O
小町「わわっ! 何!?」

比企谷父「小町誕生日おめでとう」

大志「おめでとうございます!」

比企谷母「元気に誕生日を迎えてくれて嬉しいわ」
73 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:12:40.70 ID:oB3vdy52O



小町「みんなぁ……ありがとぉぉぉ!」


74 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:13:13.90 ID:oB3vdy52O
比企谷母「はっはっは」

小町「小町は千葉一の果報者だよぉ!」

比企谷父「あとこれプレゼントな。服と合わせやすい小物を少々」

比企谷母「私からはハーフコート」

小町「ありがとう〜!」
75 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:13:52.10 ID:oB3vdy52O
比企谷父「それじゃ飯にしようか」

比企谷母「ええ」

小町「土産のケーキはもう渡したの?」

大志「はい」
76 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:14:33.41 ID:oB3vdy52O



四人「「いただきます」」


77 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:15:15.14 ID:oB3vdy52O
【第九百六十四話】


響汰・澄「「――はっ」」
78 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:16:14.68 ID:oB3vdy52O
響汰「今、想夜歌と郁が……」

澄「ええ。これは危険だわ」

響汰「甘い空気を醸し出して良い雰囲気になるのは早すぎる!」

澄「私達が見ていないから気が緩んだのね」
79 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/03(日) 19:17:30.67 ID:oB3vdy52O
澄『その展開はダメぇ! それだけは受け入れられないぃぃぃ!』

響汰『もっと自分を大切にして! こんなことお兄ちゃんが許さないから!』

琴子「あれがあの子達なりのいちゃいちゃなんですかね」

幸「ママ友から始まった関係ですしね」
80 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/03(日) 23:24:03.03 ID:TLcFdApy0
【第九百六十五話】


八幡「小町ー。誕生日おめでとう」

八幡「これ、プレゼント」

小町「んー、何かな……ほう。コスメグッズですか」

結衣「うん、あたしとヒッキーで選んだんだよ」
81 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/03(日) 23:24:32.04 ID:TLcFdApy0
小町「おおっ、結衣さんと。いやーありがとうございますー」

結衣「喜んでくれて良かったよ」

小町「お兄ちゃんもありがとね」
82 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/03(日) 23:25:14.06 ID:TLcFdApy0
【第九百六十六話】


健太「3月3日といえば桃の節句」

信吾「それ以外だと耳の日とか」

健太「オーディオブックの日ってのもある」

信吾「耳で聞くからかな」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/04(月) 01:06:49.05 ID:VhWVnTsWo
小町ハピバ
84 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:50:49.36 ID:TWTxyA1jO
【第九百六十七話】


八幡「もうすぐ春だな」

戸部「んだんだ」
85 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:51:55.00 ID:TWTxyA1jO
八幡「思い返せば由比ヶ浜や三浦の冬服姿ってめちゃくちゃエッッだったな」

大磯「厚着なのに主張してくる双丘がステキ」

二宮「ぴっちりぴたぴたとか刺激が強すぎる……」

戸部「わかる!」

大岡「それな」

大和「ホントそれ」
86 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:52:26.32 ID:TWTxyA1jO
八幡「何故か最近露出なしでも着てるだけで色気を感じる女子が増えてるような気がする」

大磯「一年経つと女の子はぐっと大人っぽくなるのだろうか? 服のセンスが洗練されて色っぽくなった」

二宮「マジで見蕩れる……」

大岡「それな」

大和「ホントそれ」

戸部「俺も思わず見蕩れてしまった……海老名さんごめーん!」
87 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:53:33.49 ID:TWTxyA1jO
【第九百六十八話】


雪乃「」ジー
88 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:54:21.49 ID:TWTxyA1jO
晴斗「……どこ見てるの。ユキのエッチ」

雪乃「ぐっ――」

結衣「細かすぎて伝わらないパロネタはやめよう」
89 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:55:03.07 ID:TWTxyA1jO
晴斗「ゆきちゃんと僕が力を合わせてもダメかぁ……」

雪乃「悔しいわ」
90 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:55:30.73 ID:TWTxyA1jO
【第九百六十九話】


花恋「ししょー……この漢字が読めませーん……」

あい「どれどれ」
91 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:56:01.07 ID:TWTxyA1jO
花恋「これですー♡」

あい「師匠の膝に乗るなんて、花恋ちゃんはまだまだ甘えん坊だねぇ」

花恋「えへへ」
92 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:56:41.05 ID:TWTxyA1jO
【第九百七十話】


月夜「おばあちゃん。九百七十回だって」

唯月「まあ」
93 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:57:18.58 ID:TWTxyA1jO
唯月「早いですねぇ」

月夜「そうだね」

唯月「年を重ねると何もかもが早く感じるものですが」

月夜「言葉の重みが凄い……」

唯月「言い回しが紡さんに似てきましたねぇ」
94 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:57:46.92 ID:TWTxyA1jO
【第九百七十一話】


仁人「あっ、μ'sだ」
95 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/05(火) 18:58:19.39 ID:TWTxyA1jO
愛穂「AKBだと思ってた」

百合音「AKBだと思ってた」

仁志「AKBだと思ってた」

尋歌「お兄ちゃんがお部屋でたまに着てる衣装と一緒だ!」
96 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:35:32.99 ID:EC35gMUfO
【第九百七十二話】


八幡「インフルエンサーって何だよ?」
97 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:36:32.49 ID:EC35gMUfO
八幡「インフルエンザの保菌者か」

いろは「相変わらず先輩は無知ですねー」

雪乃「インフルエンサーというのは世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のことよ。要は流行の発信源者よ」

八幡「なるほどな。ナウいヤングの造語か」

結衣「ヒッキーって時々言動がおじさんみたくなるよね」

八幡「おい、人をおじさん扱いするな。俺は1986年8月8日生まれの若者だぞ」

いろは「若く見られたくて平成生まれと言う所がおじさんみたいと言われる原因ですよー」

八幡「86年は殆ど平成だろ」

結衣「昭和61年は誤魔化しようがないくらい昭和だよ……」
98 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:37:32.94 ID:EC35gMUfO
【第九百七十三話】


小町「昼まで寝るのなら、せめて洗い物は手伝ってよね百合香姉ちゃん」

百合香「任せて。愛でるように洗ってあげよう」

小町「それって雪乃さん達にしてるように……ってコト?」

百合香「ちいかわ構文はやめなさい」
99 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:38:59.03 ID:EC35gMUfO
小町「でも、雪乃さん達を愛でているんでしょ?」

百合香「友達としてね。あくまでも友達として」

小町「あっ、ふーん」

百合香「何よその顔は」
100 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:45:15.16 ID:EC35gMUfO
小町「最近帰り遅いのってやっぱそういう事情なんだなって」

百合香「いや違うから。私が一斉に相手出来ると思う?」

小町「小町は別に三人と一斉にしてるの?とか聞いてないんだけど、墓穴掘っちゃったね百合香姉ちゃん」

百合香「待て流石にそこまではヤッてないから」

小町「ということはそれ以外のことはヤッたんだね」

百合香「…………」
101 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/10(日) 18:46:11.19 ID:EC35gMUfO
百合香「そういえば結局今日の夕飯ってなんだっけ?」
 
小町「話逸らすなよ百合香姉ちゃん♡ 今日はお赤飯だぜ♡」

百合香「……今日は外で食ってくるわ」

小町「逃げるな詳しく聞かせろや」ガシッ

百合香「……ぴえん」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/11(月) 22:01:41.92 ID:YWi436oU0
第九百六十九話は

「ししょー…この漢字が読めないんですけど…」
「小学生には難しいもんな。どれどれ?」
「これですー💕」
「…師匠の膝に乗るなんて、まだまだ甘えん坊だな」

柴乃櫂人先生の描く麗しい師弟の姿を収録した『りゅうおうのおしごと!』5巻特装版、期間限定で電子書籍化‼︎

このツイートの盗用

第九百七十一話は

μ'sを見た家族の反応

姉 「AKBだと思ってた」

母 「AKBだと思ってた」

父 「AKBだと思ってた」

妹「おっ、お兄ちゃんがお部屋でたまに着てる衣装と一緒だ!」

このツイートの盗用
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/11(月) 22:05:24.23 ID:YWi436oU0
第九百七十二話は『俺ガイル日常一コマ劇場 #326 比企谷八幡「らぴゆた」』の盗作

第九百七十三話は『チャット俺ガイル #152 たまにある奉仕部+α以外のチャット 43』の盗作


盗作された被害者からやめるように言われたのに盗作を続けるのはダメでしょ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/11(月) 23:59:46.73 ID:4XnE91/Qo

盗作はアカンよな
105 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/14(木) 12:59:52.49 ID:/xMkVTyy0
【第九百七十四話】


八幡「なぁ…雪ノ下、これバレンタインのお返し」

雪乃「あら、比企谷くんにしてはちゃんとしているわね」

雪乃「中は……マカロンね」

八幡「ああ、小町にも手伝ってもらったんだがな」

雪乃「そう、お茶を入れるわ」

雪乃「一緒にいただきましょう」
106 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/14(木) 13:00:23.56 ID:/xMkVTyy0
【第九百七十五話】


八幡「由比ヶ浜、これバレンタインのお返し」

結衣「えっ、何かな」ガサゴソ

結衣「おおっ、クッキーだね」

八幡「一応……手作りだから」

結衣「ありがとう、今度あたしも作ってくるね」

八幡(今度のお茶請けは決まったか……)
107 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2024/03/14(木) 13:01:21.01 ID:/xMkVTyy0
【第九百七十六話】


健太「3月14日といえば……」

信吾「まずはホワイトデーだな」

健太「後は何があるかな」

信吾「『アナと雪の女王』が日本で公開された日とか」

健太「懐かしいな」
108 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:14:37.26 ID:zSCH8LXSO
【第九百七十七話】


雪乃「ふわぁぁぁ……」
109 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:15:05.55 ID:zSCH8LXSO
陽乃「雪乃ちゃん、おはよー」

雪乃「おはよう姉さん」

陽乃「ご飯できてるよ」

雪乃「ありがたくいただくわ」
110 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:15:32.52 ID:zSCH8LXSO
食後

陽乃「はい雪乃ちゃんこれ」

雪乃「何かしら?」

陽乃「やだなーホワイトデーのキャンディに決まってるじゃない」
111 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:16:06.78 ID:zSCH8LXSO
陽乃「流石に手作りじゃなくてコンビニのだけど。ごめんね」

雪乃「姉さんが優しい。さては偽物かしら?」

陽乃「本物だよ!?」
112 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:16:40.82 ID:zSCH8LXSO
陽乃「いってらっしゃい」

雪乃「行ってきます」
113 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:17:06.52 ID:zSCH8LXSO
昇降口

八幡「うっす」

雪乃「おはよう」
114 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:17:34.52 ID:zSCH8LXSO
雪乃「珍しく早めの登校ね」

八幡「たまたま早く目が覚めてな」

雪乃「良いことじゃない。早起きは三文の得と言うわよ?」

八幡「そんな雪ノ下に良いものをやろう」ゴソゴソ

雪乃「そう言うセリフの後に出てくる物は大抵の場合良い物では無いのよね……」

八幡「はっはっは」ゴソゴソ
115 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:18:05.66 ID:zSCH8LXSO
八幡「男子からの水飴だぞ。良かったな! 雪ノ下!」

雪乃「いや、もう男子って言う歳じゃ……」

八幡「あぁ?」ガシッ

雪乃「冗談です! 18歳はまだ男の子! ありがたくいただきます!」

八幡「そうか、なら良し。そうだ雪ノ下、一つ食べてみるといい。今誰も見ていないし。さぁさぁ」

雪乃「」パク
116 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:18:38.26 ID:zSCH8LXSO
雪乃「市販の水飴を溶かして、型に入れ直しただけよね……」

八幡「て・づ・く・り、だろう?」

雪乃「あーはい。もうそれで良いです」

雪乃(比企谷くんが独り身な理由が、もう一つ分かった気がした……)
117 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:19:08.12 ID:zSCH8LXSO
校内

雪乃(どこもかしこもホワイトデーのお祭り空気が充満しているわ……まったく色気づいちゃって……)

護『サクヤちゃん、これ……』

咲耶『ありがとう』

雪乃(佐伯くんは押しつけがましくない良いカレシよね。どこぞのヒキタニくんも彼の爪の垢を煎じて飲むべきよ)
118 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:19:34.59 ID:zSCH8LXSO
海老名『私からも皆に上げるね。本当は男同士のホワイトデーの方が燃えるんだけど……愚腐腐』

戸部『わっ、海老名さんマジ? チョー嬉しいわー! お礼にこれあげる!』

雪乃(戸部くんはちゃんと用意しているのね。どこぞのヒキタニくんも彼の爪の垢を煎じて飲むべきよ)
119 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:20:33.26 ID:zSCH8LXSO
雪乃(そう言えば由比ヶ浜さんはどうしているのかしら?)キョロキョロ

戸塚『由比ヶ浜さん、はいホワイトデー!』

結衣『わぁ……ありがとう!』

雪乃(なんなのこの気持ちは……急激に胸のあたりがムカムカして来た。さっさと教室に行きましょう)
120 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:21:25.36 ID:zSCH8LXSO
休み時間

華子「ちょっといいかな?」

雪乃「何かしら」

華子「ホワイトデー」

雪乃「くれるの?」

華子「当たり前じゃない。ユキノとワタシの仲なんだから」

雪乃「ありがとう」
121 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:21:56.12 ID:zSCH8LXSO
放課後 奉仕部部室

雪乃「こんにちわ」

小町「お疲れ様です」
122 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:22:30.52 ID:zSCH8LXSO
雪乃「由比ヶ浜さん達はまだ来ていないのね」

小町「はい。少し遅れると連絡がありました」

雪乃「了解」

小町「なので、一足先にキャンディあげます」

雪乃「ありがとう」
123 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:22:56.97 ID:zSCH8LXSO
結衣「遅くなりましたー」

雪乃「こんにちわ」

小町「お疲れ様です」
124 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:23:58.68 ID:zSCH8LXSO
結衣「もう友飴した後っぽいね」

雪乃「ええ」

結衣「ということであたしも2人にキャンディあげるね」

小町「ありがとうございまーす」

雪乃「手作りなのね」

結衣「不格好になるとわかっていても気持ちを込めたいから――」

いろは「みなさ〜ん!」ドタドタ
125 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:24:32.73 ID:zSCH8LXSO
いろは「今日も一日お疲れ様でーす!」

結衣「いろはちゃん」

雪乃「騒々しいわね」

小町「祭り好きの血が騒ぐんでしょう」

いろは「酷いですー! キャンディあげに来たのにー!」

雪乃「ありがとうね一色さん」

いろは「それでは部活あるんで! また明日!」ダダダ
126 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:25:00.91 ID:zSCH8LXSO
雪乃「嵐のようね……」

小町「雪乃さん。小町や結衣さんがあげた時より良い顔していますね」

結衣「ちょっと、ゆきの〜ん?」

雪乃「そ、そんなんじゃないわよ……」
127 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:25:30.70 ID:zSCH8LXSO
【第九百七十八話】


咲耶「あーあ、傘持ってくれば良かったなー」
128 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:26:01.97 ID:zSCH8LXSO
護「傘入ってく?」

咲耶「ありがとー!」ダキッ

護「ちょっとっ、胸当たってるってば」

咲耶「おっといけない」
129 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:26:40.21 ID:zSCH8LXSO
咲耶「大丈夫? 一発ヌく?」

護「一発じゃ足りないから家に寄っていってよ」

咲耶「それではお言葉に甘えて」
130 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:27:21.05 ID:zSCH8LXSO
【第九百七十九話】


海老名「実際オメガバースの世界だとα同士のカップルって誰よりも愛している相手が得体の知れない本能的欲求に呑み込まれる"運命の番"というシステムに気が触れそうなくらい怯えてるんだと思うとかなりエッチだよね」

結衣「そういう関係、ゆきのんとヒッキーが好きそう」

海老名「わかる。あの2人自体がどことなく危うい関係だしね」
131 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:27:50.84 ID:zSCH8LXSO
同時刻 別所

八幡「ぶぇっくしょん!」

雪乃「くしゅん」
132 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:28:18.41 ID:zSCH8LXSO
八幡「あー、今日は冷えるな……」

雪乃「そうね」
133 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:29:14.00 ID:zSCH8LXSO
【第九百八十話】


いろは「祝! 九百八十回!」
134 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:30:06.85 ID:zSCH8LXSO
葉山「もうそんなになるのかい」

いろは「はい」

葉山「時間が経つのは早いなぁ……」

いろは「ですねー」
135 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:31:38.68 ID:zSCH8LXSO
いろは「それではまた時間を忘れるくらい愛し合いましょうか」

葉山「望む所だよ」
136 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:32:18.43 ID:zSCH8LXSO
【第九百八十一話】


八幡「御成敗式目って鎌倉時代の法律だろ?」

雪乃「いえ、大日本帝国憲法が発行されるまで有効だったので鎌倉時代どころか建武から明治初期まで650年以上有効だったのよ」

八幡「いやおかしいだろ!?」

雪乃「仕方ないじゃない。だって誰も廃止しようとしなかったのだから」
137 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/14(木) 21:32:50.09 ID:zSCH8LXSO
雪乃「御成敗式目は何度も何度も内容が変わってるけど、それは元あった項目を削除して新しい内容に置き換えるのではなく元の項目を削除しないで次々と新しい項目を追加したのよ。だからこそ長年受け入れられたとも言えるわね」

八幡「流石ユキペディアさん」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/15(金) 20:50:58.75 ID:3s9z41WD0
>>116よりも>>105のほうが八幡から雪ノ下にちゃんとホワイトデーのお返しをしてるって感じがある
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/18(月) 21:25:15.09 ID:dw1G0QRVO
盗作野郎は何をやっても盗作野郎さ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/03/21(木) 14:26:07.32 ID:81eUsxPh0
【第九百八十一話】は

Q.御成敗式目って鎌倉時代の法律でしょ?
A.大日本帝国憲法が発行されるまで有効だったので、鎌倉時代どころか室町時代、江戸時代、明治最初期まで、657年間有効でした
Q.いやおかしいでしょ!?
A.だって室町時代も江戸時代も、ずっと皆、これを廃止しようって言い出さなかったんだもん……

申し訳ないけど、厳密に言うとこの認識は間違い。御成敗式目は何度も何度も内容が変わってるけど、それは元あった項目を削除して新しい内容に置き換えるのではなく、元の項目を削除しないで次々と新しい項目を追加しまくった形。だからこそ長年受け入れられたとも言えるが

このツイートの盗用

盗用はイカンよ
141 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:36:06.07 ID:qHb2Zo0OO
【第九百八十二話】


華子「おっぱい揉ませて」

結衣「イヤ」
142 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:36:32.58 ID:qHb2Zo0OO
華子「何で?」

結衣「いきなり過ぎる」

華子「だから?」

結衣「だから駄目」
143 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:37:40.83 ID:qHb2Zo0OO
華子「でも、ユイはワタシのカノジョでしょ?」

結衣「うん」

華子「ならおっぱい揉ませてよ」

結衣「イヤ」

華子「何で?」

結衣「だから唐突なんだってば」

華子「おっぱい揉ませてくれない理由になってない」

結衣「なってる」

華子「そんなエロい格好をしているユイが悪い。よっておっぱい揉ませて」

結衣「イヤ」

華子「何で?」
144 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:38:09.06 ID:qHb2Zo0OO
結衣「逆に何でそんなに揉みたいの?」

華子「おっぱいは正義」

結衣「理由になってない」

華子「なってる」

結衣「愛が無い」

華子「じゃあ、おっぱい愛でさせて」

結衣「イヤ」
145 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:38:37.21 ID:qHb2Zo0OO
華子「何で? カノジョならおっぱい揉ませてくれてもいいんじゃない?」

結衣「雰囲気が伴ってないからイヤなの」

華子「カノジョと2人きりなのに?」

結衣「気持ちが置いてけぼりになってる」
146 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:39:09.39 ID:qHb2Zo0OO
華子「エロい空気作るからおっぱい揉ませて」

結衣「いにゃ」

華子「何でにゃ?」

結衣「噛んだだけ」

華子「可愛い」

結衣「か、可愛くないっ」

華子「照れてる。可愛い」

結衣「うるさい」

華子「おっぱい揉ませて」

結衣「イヤ」

華子「揉ませてくれる流れだった」

結衣「そんな流れじゃなかった」
147 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:40:12.97 ID:qHb2Zo0OO
華子「そもそもユイがエロい格好で遊びに来たのが悪い」

結衣「この格好をエロいと思うのは華子だけだし……」

華子「健康的な色気にさえムラムラしちゃう」

結衣「溜まってるからそうなるんだって」

華子「そうかな」

結衣「ヌイてあげるから愛液飲ませて」

華子「イヤ」

結衣「何で?」

華子「まずはおっぱい揉みたい。愛液をあげるのはそれから」

結衣「どうしてそこまでおっぱいにこだわるの?」

華子「ワタシはおっぱい星人だから」

結衣「納得」
148 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:40:38.44 ID:qHb2Zo0OO
華子「ねぇ、運って10回云ってみて」

結衣「運運運運運運運運運運」

華子「おっぱい揉ませて」

結衣「イヤ」
149 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2024/03/24(日) 17:41:13.80 ID:qHb2Zo0OO
華子「いけると思ったのに」

結衣「雑」

華子「そろそろネタ切れ。だからおっぱい揉ませて」

結衣「いにゃ」

華子「何でまたにゃ?」

結衣「ま、また噛んだだけ」

華子「可愛い」

結衣「か、可愛くないって」

華子「照れてる。可愛い」

結衣「なら愛液飲ませて」

華子「イヤ」

結衣「飲ませてくれる流れだった」

華子「そんな流れじゃなかった」

結衣「わざと噛んだのに」

華子「意外と策士」
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