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【劇場版安価】上里「MISSING ACE」【禁書】

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34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/18(日) 21:59:54.52 ID:xsjniYxfO
そういう善意に漬け込む悪い輩はいるからさ
良いことする時は良いことを見守る人とやらないとやばいよ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/18(日) 22:01:08.45 ID:6ScrM5D2O
アンタらの良いことがこういう悪いのを呼び込むのは本望じゃないだろう?
だったらちゃんとした用心棒を選ぶんだな
36 :1 [saga]:2024/02/18(日) 22:28:07.03 ID:8RrGnvLk0
 鷹田「アンタ達がしてる事でこういう悪いのを呼び込むのは本望じゃないでしょ?」


 鷹田「だったらちゃんとした用心棒を選ぶ事。善意に漬け込む悪い輩はいるからさ」


 鷹田「良い事する時は良い事を見守る人とやらないとヤバいよ」

 
 鷹田「それだけは覚えておいてね。いい?」
 

 「はい!」

 
 鷹田「よし。そんじゃ、そいつらは任せるから」ヒラヒラ
 

 
 木寺「大丈夫なのかな、あの占い師の人・・・」


 名荷原「・・・」フルフル


 木寺「き、気にしなくていいって言われても・・・」
 

 鷹田「あーやっと戻ってきた。どうだったの?占いは」


 木寺「よ、杳子ちゃんっ。え、えっと・・・び、微妙かなって感じかな?」


 鷹田「微妙って・・・だから言ったじゃん、占いなんてアテになんないって」フンス
 

 木寺「>>37
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/18(日) 22:29:19.73 ID:+da4pq2kO
でもああいう占い師の人とお話したら楽しかったよ
やっぱり人を見る目があるのかなーなんて…
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/18(日) 22:29:58.93 ID:xsjniYxfO
でもあまり悪いことは言わなかったし……
良かったことだけ信じようかなって
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/18(日) 22:30:46.31 ID:0JXAbxxtO
抜群の相性だったら良かったのになって思っちゃったよ…
40 :1 [saga]:2024/02/18(日) 22:50:48.26 ID:8RrGnvLk0
 木寺「で、でも、ああいう占い師の人とお話したら楽しかったよ」


 木寺「やっぱり人を見る目があるのかなーなんて・・・あまり悪いことは言わなかったし・・・」


 木寺「だから、良かった事だけ信じようって思ってるよ」


 木寺「抜群の相性だったら良かったとは思うけど・・・」


 鷹田「十分バッチリだと思うけどなー。ちなみにだけど、結構ヤバいくらい払ったの?」


 木寺「あ、そ、それが・・・途中でちょっとした火事が起きてそのまま出て行ったから・・・」


 鷹田「・・・うん。まぁ、それならプラマイゼロって事だね」


 名荷原「・・・」コクリ

 
 木寺「大丈夫なのか心配なんだけど・・・」


 鷹田「弘が連れ出したならその程度の火事だったって事でしょ?だったら大丈夫だって」


 鷹田「じゃあ、近くで何か食べて第七学区に帰ろ?」


 木寺「そ、そうしよっか・・・」


 名荷原「・・・」コクリ


41 :1 [saga]:2024/02/18(日) 23:07:50.67 ID:8RrGnvLk0



 -学園都市 第七学区 広場-

  
 「お母さんこっちこっちー!」


 「はいはい、そんなに急がないの」



 上里「・・・」

 
 府蘭「・・・翔流?どうかしましたか?」


 上里「・・・いや、何でもないよ。ただ平和だな、って・・・」


 上里「怪人の脅威がまだ存在していても・・・こうして、恋人と楽しく過ごせているんだから」


 府蘭「そうですね・・・私も貴方とこうして過ごせて幸せですよ」ニコリ


 府蘭「>>42



 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 06:03:12.58 ID:U6Y6Trm3O
おつですの
鷹田さんたち3人は仲良くて安心する
29の教えが良かったんだろう

悲喜も苦楽も色々ありますけど、こうしてゆったり過ごせる時はかけがえのないひと時だと思っています
同じ目線で同じものを見るって共感できてる証拠でしょうし
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 07:05:05.52 ID:x9wrGhvHO
何事もなく無為に過ごすのもたまには大事ですよ
戦いばかりで心が荒むのは良くありませんから

乙でした
44 :1 [saga]:2024/02/19(月) 20:16:21.77 ID:FvgKDdd50
 府蘭「悲喜も苦楽も色々ありますけど、こうしてゆったり過ごせるのは」


 府蘭「かけがえのないひと時だと思っています」


 府蘭「同じ目線で同じものを見るって共感できてる証拠でしょうし・・・」


 上里「そうだね・・・ありがとう。府蘭も同じように戦っていてくれているんだもんな」


 府蘭「はい。何事もなく無為に過ごすのもたまには大事ですよ」


 府蘭「戦いばかりで心が荒むのはよくありませんから」


 上里「うん。・・・いつの日か、怪人も居なくなったらベルトもカードも必要なくなったら」


 上里「その時・・・ぼくらはどうするんだろうね?」


 府蘭「んー・・・やっぱり、捨てたりはせず去鳴に保管でもしてもらうんじゃないですか?」


 府蘭「作った本人がそうするべきでしょうし、それが最善策だと思いますから」


 上里「>>45
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:19:43.26 ID:nlpPioXGO
僕らの出る幕がなくなったらそれがベストだよね
ただそうすると去鳴にも負担かけないか少し心配かな、ちゃんとサポートするけど
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:21:45.33 ID:kqJTf9JqO
ライダーでなくなった上里翔流を世界はどう見るのかって大袈裟なんだけど少し心配でね
去鳴、府蘭、母さんはきっと僕を見てくれるだろうけど
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:22:40.45 ID:URi7qJk8O
正しく力を使える人に引き渡すのが良いのだろうけど僕にまだそこまでの目はないからな… 
それを養うのも目標かな
48 :1 [saga]:2024/02/19(月) 20:37:50.28 ID:FvgKDdd50
 上里「ぼくらの出る幕がなくなったらそれがベストだよね」

 
 上里「ただ、そうすると去鳴に負担をかけないか少し心配かな?ちゃんとサポートはするけど」


 府蘭「去鳴は私よりしっかりしていますから、大丈夫だとは思いますけど・・・」


 府蘭「少し心配なのはわかります。ライダーシステムを創ったとどこかの誰かが知っていて」


 府蘭「狙われる可能性もあるのですからね」


 上里「うん。変身していなくても強いとは言え、何があるかわからないからな」


 上里「それとは別の心配もあるにはあるけど・・・まぁ、大した事じゃないか」


 府蘭「そう言われると気になるので・・・教えてもらえませんか?」


 上里「・・・ライダーでなくなったぼくを世界はどう見るのかって、大袈裟なんだけど」


 上里「少し心配なんだ。きみや去鳴、母さん達はきっと見てくれるだろうけど・・・」


 上里「正しく力を使える人に渡すのがいいのだろうけど、ぼくにそんな人を見る目はないからね」 


 上里「それを養うのも目標かな。神様の息子である以上は、それぐらい出来ないと」



 ― 50以上
 ≡ ↑以下
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:47:35.43 ID:nlpPioXGO
お母さんを養うのはわかる
お付きの人達の反応が読めないが…
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:47:46.08 ID:URi7qJk8O
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 20:47:54.93 ID:k/NF3ypkO
52 :1 [saga]:2024/02/19(月) 21:26:36.63 ID:FvgKDdd50
 府蘭「翔流、そろそろ行きましょうか」


 上里「そうだね。次はどこに・・・」


 
 <キャァアアアアーーーッ!
 
 <うわぁぁあああーーーっ!


 上里・府蘭「「!」」
 

 
 トライアルD「ヌゥウウッ・・・」


 トライアルE「ハァァァ・・・」


 トライアルG「カァァァ・・・」


  
 上里「トライアル・・・!それも3体か!」


 府蘭「行きましょう、翔流!」


 上里「ああっ!」


 ―カシャンッ
 ―キュリリリリッ
 

 上里・府蘭「「変身!」」

 [[TURN UP]]


 
 剣(上里)「ハァッ!」


 ギャレン(府蘭)「フッ・・・!」

 
 公園付近の陸橋に繋がる階段を降りてくるトライアルの3体。
 逃げ惑う人々の合間を縫って剣とギャレンは対峙する。3体は2人に気付くと即座に戦闘態勢を取った。
 剣とギャレンも同様にそれぞれの武器を手に取って構えていると、背後から排気音の後に続いてブレーキ音が聞こえてきた。
 
 去鳴「お兄ちゃん!府蘭!」


 剣(上里)「去鳴!良い所に来てくれたな!」


 去鳴「>>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 21:32:50.21 ID:RnW/1gfNO
3vs2なんてフェアじゃないっしょ!
急いで加勢に来たからね!
パパっとやっちゃおう!
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 21:33:27.19 ID:RnW/1gfNO
みんながゆっくり過ごしてるところに現れるなんてムードもへったくれもないっしょ!
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 21:33:57.74 ID:ggmGOxNpO
私も混ぜなよ、変身!
56 :1 [saga]:2024/02/19(月) 22:20:14.09 ID:FvgKDdd50
 去鳴「皆がゆっくり過ごしてる所に現れるなんてムードもへったくれもないっしょ!」


 去鳴「3対2なんてフェアじゃないし加勢するからパパっとやっちゃうっしょ!」


 ―カシャンッ
 
 去鳴「変身!」


 [OPEN UP]
 
 レンゲル(去鳴)「で、誰がどれやる?」


 剣(上里)「ぼくはあの豚鼻に因縁があるから、任せてくれ」


 ギャレン(府蘭)「それなら・・・私は真ん中の銀色を倒します」


 レンゲル(去鳴)「おーし。そんじゃ、私は髑髏頭をぶっ潰すっしょ!」

 
 剣(上里)「よし・・・行くぞっ!油断は禁物だっ!」


 ギャレン(府蘭)「はいっ!」

 
 レンゲル(去鳴)「わかってるって!」

 
 剣が先陣を切り、狙いを定めたトライアルDに斬りかかる
 攻撃させまいとトライアルEが右腕のアームガンで狙撃しようとするもギャレンの援護射撃によって弾かれる。
 トライアルDは腕を交差しながらブレイラウザーの斬撃を受け止め、剣はそのまま突進するように押し込んでいく。
 続く様にレンゲルラウザーを振り翳してレンゲルがトライアルGに刺突を繰り出すも回避されてしまい、手にしていた槍で仕返しとばかりに突き出されて寸前で躱した。
 
 剣(上里)「ハァッ!ゥエアッ!」

 
 トライアルD「ヌンッ・・・!」

 
 ギャレン(府蘭)「セアッ!タァッ!」

 
 トライアルE「ハァァァ・・・!」

 
 ギャレン(去鳴)「オリャアッ!テアッ!」
 

 トライアルG「カァァァ・・・!」
 
 
 
 ◎ 50以上orゾロ目
 △ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 22:21:53.96 ID:nlpPioXGO
この3人はこのレベルで止まる気がしない!
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 22:22:12.82 ID:2Cf225ZdO
余裕っしょ余裕
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/19(月) 22:22:23.14 ID:Zj33qcRcO
60 :1 [saga]:2024/02/19(月) 23:23:57.17 ID:FvgKDdd50
 トライアルD「上里翔流。オ前ハ・・・許サレナイ者ダ」

 
 剣(上里)「黙れっ!許されないのは、皆を脅かすお前の方だっ!」

 
 言葉を切り捨てるのと同時にトライアルDを斬り付け、距離を取るとオープントレイを展開した。
 3枚を取り出してスラッシュ・リーダーに通す事でラウズする。 
 
 [KICK] [THUNDER] [MACH]
 [LIGTNING SONIC]

 剣(上里)「フッ!」


 その場で跳び上がった剣は右足に稲妻を纏わせ、狙いを定めながら飛び蹴りのモーションに入る。
 次の瞬間、剣はジャガーマッハの効果によって目にも止まらない加速でトライアルDにキックを叩き込んだ。
 帯電していた稲妻の電撃がトライアルDの全身を駆け巡り、キックの衝撃で蹴飛ばされると地面を転がる。
 痙攣するように藻掻いた後にトライアルDは力なく倒れ、動かなくなった。
 
 
 剣(上里)「(まだだ。完全に跡形もなく消し去らないと!)」


 [ABSORB QUEEN]
 [EVOLUTION KING]

 [SPADE 10] [SPADE JACK] [SPADE QUEEN] [SPADE KING] [SPADE ACE]
 [LOYALSTRAIGHTFLASH]
 
 
 ―バッ!

 剣KG(上里)「ハァァァアッ!」


 剣の前に金色に光り輝く巨大な5枚のカードが垂直に浮かんで端から斜め下へ並べられる。
 キングラウザーを頭上に翳してエネルギーを蓄積すると、勢いよく振り下ろす。
 回復したであろうトライアルDは起き上がって逃走を図っていたが、巨大な光刃が迫り来るのに気付き硬直した。
 そして、巨大な光刃が直撃し、断末魔を上げながら塵と化して消滅する。


 剣KG(上里)「・・・これで終わったな」

 
 剣KG(上里)「>>61
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 06:16:41.65 ID:BsMqe8e6O
許されない者、か
そう言われても僕は僕であり続けないといけないからね
許されない理由があったとしても……

乙ですの
この3人ならある程度の相手には絶対負けないだろうなと言う自信がある
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 07:24:09.50 ID:N+UUG+fKO
僕だけを狙うなら人の少ないところで狙えばいいのにわざわざこんな憩いの場で…
許されない者の罪はそれほどなのかな

おつおつ
上里は場数も踏んでるしやっぱり強いねぇ
去鳴の駆けつけ方も少し劇場版テイストを感じた
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 07:47:53.69 ID:xgAyuiunO
府蘭も上里も達観してるな
64 :1 [saga]:2024/02/20(火) 21:01:43.13 ID:UZ4CzGtS0
 剣KG(上里)「許されない者、か・・・そう言われてもぼくはぼくであり続けないといけないんだ」


 剣KG(上里)「どんなに許されない理由があったとしても・・・」


 剣KG(上里)「ぼくは・・・ぼくのやるべき事を成し遂げるまで・・・」


 剣KG(上里)「・・・っ。府蘭達はまだ戦ってるのか・・・!?」

 ―ダッ・・・!


 「・・・」



 トライアルE「ハァァッ・・・!」

 ―ダギュンッ! ダギュンッ!

 
 ギャレンFJK(府蘭)「ッ!」

 ―ガキィンッ! ガギィンッ!

 
 トライアルEが放った弾丸をオリハルコンウイングで防ぎ、ウイングの隙間からギャレンラウザーを撃つ。
 死角からの攻撃に対処出来ず、トライアルEは怯んだ。その隙を逃さず、ギャレンは接近してディアマンテ・エッジを振るった。
 1、2度斬り付けられたものの左腕に装備されているトライアルグリラーで斬撃を受け止められ、鍔迫り合いとなる。

 ギャレンFJK(府蘭)「(押してダメなら・・・!)」

 ―ヒュオッ!
 
 トライアルE「ヌゥウッ・・・!?」


 押し切れないと判断したギャレンはオリハルコンウイングを広げ、飛翔しながら後退した。
 自身が離れた事でトライアルEが体勢を崩している間にラウズカードを3枚取り出す。

 [BULLET] [RAPID] [FIRE]
 [BURNING SHOT]

 ―ギュオォオオオオオーーーーッ!!

 ギャレンFJK(府蘭)「タァァアッ!」


 ―ドギュオンッ! ドギュオンッ! ドギュオンッ! ドギュオンッ!

 ラウズして滞空するギャレンはトライアルEに狙いを定めて火炎弾を連射。
 しかし、トライアルEがトライアルグリラーで弾き落とすのを見て即座に急降下して、頭上を旋回し始めるギャレン。
 旋回しつつ火炎弾を撃ち続ける事でトライアルEが予測出来ないよう攻撃していった。
 やがて、受け止め切れなくなったトライアルEは火炎弾を浴び続け、跪く。
 
 ―ズ ザ ザザァッ!

 ギャレンFJK(府蘭)「トドメですっ!」


 ―ドギュオンッ!!

 トライアルE「グアァアアアッ・・・!」


 至近距離からの火炎弾を喰らい、吹き飛ばされたトライアルEは地面を転がって機能停止となる。
 
 ギャレンFJK(府蘭)「やりましたか・・・」

 
65 :1 [saga]:2024/02/20(火) 21:45:23.88 ID:UZ4CzGtS0


 トライアルG「アアァアアッ!」

 ―ズパァアッ! ギュオッ!


 レンゲル(去鳴)「おっと!【外的御供】!セリャアアッ!」
 
 ―ドゴォオオオッ!!

 
 トライアルGの振るった槍をレンゲルラウザーで弾き、がら空きになった腹部にレンゲルは刺突を繰り出す。
 しかし、トライアルGは槍の柄で防ぎ、そのまま力任せに押し返してレンゲルラウザーを弾き飛ばした。
 レンゲルは咄嗟にその辺に落ちていた石と小枝を掌でグシャグシャに壊して術式を発動。
 組み合わさったハンマーでトライアルGを突き飛ばした。
 
 トライアルG「グオォアアアッ・・・!」

 
 レンゲル(去鳴)「よっと・・・やっぱマネされんのはくそムカツクね!」

 [RUSH] [BLIZZARD] [POISON]
 [BLIZZARD VENOM]

 
 レンゲル(去鳴)「ハァァアアッ!」


 ―シュオォオオオオーーーッ!
 
 噴出した冷気でトライアルGを氷漬けにすると猛毒を帯びたレンゲルラウザーの一撃を叩き込む。
 トライアルGの全身にドス黒い毒が回り、トライアルGは藻掻き苦しむ。
 そのままレンゲルは持ち上げると地面に叩き付けてトライアルGが動かなくなるまでレンゲルラウザーを押し込んだ。
 暫くすると藻掻いていたトライアルGはピクリとも動かなくなり、レンゲルはレンゲルラウザーを引いて少し離れる。
 
 
 レンゲル(去鳴)「・・・毒で死ぬんだったら苦労しないけど、とりあえずは動かなくなったね」


 ギャレンFJK(府蘭)「去鳴っ!・・・倒したんですか?」

 
 レンゲル(去鳴)「わかんない。まぁ、動かなくなっただけだと思うから、油断しないように」


 ギャレンFJK(府蘭)「>>66
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 21:47:34.23 ID:VYlsN1L7O
……わざわざこんな人がたくさんいるところに出てくるとは何があったのか分かりませんが、些か迂闊でしたね彼らも
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 21:48:32.03 ID:FUORFbS7O
その猛毒を受けて動き出せたら感心してしまいますよ
襲われたのは災難ですが、皆さんほぼ無事なのは怪我の功名ですね
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 21:49:03.62 ID:wckGl5txO
去鳴が来なければ不利でしたし助かりましたよ
69 :1 [saga]:2024/02/20(火) 22:07:10.11 ID:UZ4CzGtS0
 ギャレンFJK(府蘭)「去鳴が来なければ不利でしたし助かりましたよ」

 
 ギャレンFJK(府蘭)「襲われたのは災難ですが・・・何とか倒せましたね」


 ギャレンFJK(府蘭)「わざわざ人が沢山居る所に出てくるなんて、何が目的のかわかりませんが」


 ギャレンFJK(府蘭)「些か迂闊でしたね、彼らも」

 
 レンゲル(去鳴)「ホントホント。あんな堂々と出てくるなんてさ」


 レンゲル(去鳴)「・・・あ、お兄ちゃんこっち来てるね。あっちも終わったのかな」


 ―ダッ ダッ ダッ・・・!

 剣KG(上里)「府蘭!去鳴!大丈夫かい?」


 ギャレンFJK(府蘭)「見ての通り、特に負傷していませんよ」


 レンゲル(去鳴)「こっちも怪我なし!まぁ、ちょっと危なかったけどさ」


 剣KG(上里)「そうか。よかった・・・早い所、こいつらを消し去ろう」


 剣KG(上里)「こいつらと戦うのもいい加減に終わらせたいからね」


 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 22:07:47.95 ID:VYlsN1L7O
どっちだ…
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 22:07:56.15 ID:zwX2Z3Z5O
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 22:08:12.99 ID:gc+tyDRJO
73 :1 [saga]:2024/02/20(火) 23:01:41.31 ID:UZ4CzGtS0
 ―ボオォォオオオオオオオッ!!
 
 レンゲル(去鳴)「っ!危なっ・・・!」


 ―ドガァァアアアアアンッ!!

 剣KG(上里)「ぐっ・・・!?」


 ギャレンFJK(府蘭)「きゃぁああっ!」


 レンゲル(去鳴)「っ・・・!」
 
 
 「グルルルルルッ・・・!」
 http://i.imgur.com/m315heN.jpeg

 
 剣KG(上里)「何だ、アイツは・・・!?大丈夫か、府蘭!?」


 ギャレンFJK(府蘭)「な、何とか・・・」


 レンゲル(去鳴)「また別のアンデッドを生み出したっての!?」

 
 トライアルG「・・・ヴヴ・・・!カァァ・・・!」
 

 「・・・フンッ!」
 
 ―ドスクッ!

 トライアルG「ガァアッ!グアァァァアア・・・!」


 ―シュウウゥゥゥ・・・

 ギャレンFJK(府蘭)「っ!?消滅させた・・・!?」


 レンゲル(去鳴)「いや、違うっしょ・・・吸収したんだよ。自分の体内にっ」

 
 剣KG(上里)「まさかっ・・・何でアンデッドがそんな能力を・・・!?」


 「生命が強さを求めるのは本能だ。だからこそ、ケルベロスには必要なのだよ」


 剣KG(上里)「誰だっ!」


 ―コツコツ・・・

 「初めましてと言っておこう。この世界における仮面ライダーの諸君」


 「今までの活躍ぶりは見させてもらっていたよ」

 
 ギャレンFJK(府蘭)「>>74
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 23:04:14.93 ID:gc+tyDRJO
私たちの活躍を見てくれていたなんて熱心なファン……なら良かったんですがそうではありませんね
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 23:05:20.74 ID:VYlsN1L7O
先ほどのトライアルとは異なる相当の手練ですね、肌で分かりますよ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/20(火) 23:05:44.50 ID:klIFWP4xO
とても尊大で嫌な口ぶりですね…
77 :1 [saga]:2024/02/20(火) 23:34:01.26 ID:UZ4CzGtS0
 ギャレンFJK(府蘭)「とても尊大で嫌な口ぶりですね。熱心なファン・・・ならよかったんですが」


 ギャレンFJK(府蘭)「相当の手練だと肌でわかりますよ・・・」


 「これまでトライアルシリーズを送り込んできたのは戦闘データを収集するためだ」


 「そのデータを元にケルベロスはより強く・・・より素晴らしい力を身に着ける事が出来た」

 
 ケルベロス「グルルルルルッ!」
 

 レンゲル(去鳴)「ケルベロス・・・確かに頭が3つあるから名前的にはあってるかもね」


 剣KG(上里)「お前の目的は一体なんだ!何故ぼくらを狙っている!」


 「私の目的は・・・万能の力を手に入れ、神の声を聴き、そして神となる事」


 剣KG(上里)「神、だと・・・?」


 「そう。神にだ・・・そのために君達の持つカードをこちらへ渡してもらおう」


 レンゲル(去鳴)「カード?・・・何でこれが必要な訳?」

 
 剣KG(上里)「・・・誰が渡すか。神になろうなんて馬鹿げてる事をしてるアンタなんかに!」


 ギャレンFJK(府蘭)「その通りです。これは・・・絶対に渡してなるものですか!」


 「・・・それなら、仕方あるまい。やれ、ケルベロス!」
 

 ケルベロス「ガァァアアアアッ!!」


 ケルベロスの両肩にある金と銀の頭部の眼から紫色の光線が放射された。
 剣達は回避出来ないと判断し、すぐに武器で防ごうとする。しかし、直撃したにも関わらず激痛が伴う事はなかった。
 どういう事かと訝っている時だった。バックルとカードデッキ、それぞれの武器に収納されている全てのラウズカードが勝手に外へと出ていき、緑色の光に包み込まれる。

 
 剣KG(上里)「何が・・・起きてるんだ・・・!?」


 光が収まるとカードから何かが飛び出してきた。
 突き飛ばされた剣達は地面を転がって強制的に変身解除されてしまう。


 府蘭「うぐぅ・・・なっ・・・!?そんな・・・!?」


 去鳴「カードから・・・怪人が・・・!?」
 

 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 05:24:37.37 ID:kWwzyPsVO
おつですのー
おおぅ…ピンチだ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 06:08:49.16 ID:xKDmn1KGO
それ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 08:24:23.39 ID:gUJMMOlBO
おつおつー
どうなるのかすごく愉しみ…
81 :1 [saga]:2024/02/21(水) 21:13:19.92 ID:NjfSJ9uF0
 「これで再び始められる。アンデッドがこの世界に存在した今・・・」


 上里「アンデッドだと・・・!?」


 去鳴「あり得ないっしょ!?魔術で創り出しただけなのに、何でアンデッドが生み出される訳!?」


 「生み出された訳ではない。この世界における統制者が封印されていたと判断した上で」


 「プライムベスタから解放しただけに過ぎないのだよ」


 府蘭「統制者・・・?」


 ケルベロス「グルルルルルッ!」

 ―ザシュッ! ガシュッ!

 
 「ギャアァアアッ・・・!」

 ―ギュロロロロォ・・・!
 ―シュイィィン!


 府蘭「っ!?カードになって吸収された・・・!?」


 上里「解放しておいて何でそんな事を・・・?」


 「アンデッドが存在しなければならないからだ。バトルファイトを始めるためにはな」


 去鳴「バトルファイト・・・?」


 ケルベロス「ヌガァアッ!」


 ―ザシュッ! バシュッ!

 「ギヤァアアアッ!!」


 ―シュイィィン!
 

 「キィイイイーーー!」

 「グルァァアッ・・・!」
 

 「逃げ出したか・・・ケルベロス、1匹残らず封印しろ!」


 ケルベロス「ガルルルルッ!」

 ―バッ!

 
 「あとは待つだけだ・・・その前に君達には消えてもらおう」

 ―ジャキッ
 
 
 上里「っ!(2人を守らないとっ・・・!)」ザザッ


 府蘭「翔流っ!」


 去鳴「お兄ちゃん!」

 
 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 21:32:48.08 ID:Tn2rSH0hO
ここで撃たれようもんなら母キレたになりかねん…
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 21:33:37.48 ID:7hXDKD6GO
てや!
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 21:33:52.81 ID:l3rgPzImO
85 :1 [saga]:2024/02/21(水) 22:07:24.36 ID:NjfSJ9uF0
 「ご苦労様、仮面ライダーの諸君・・・そして、さようなら」


 ―タァーンッ!

 ―ガキィンッ!
 
 上里「・・・!。神裂さん・・・!」
 

 神裂「危ない所でしたね。お怪我はありませんか?」


 「神裂火織・・・ここへ現れれるとは想定外だったな」


 アルファル「・・・ママの知ってる人?」


 神裂「いえ、少なくとも顔見知りでもないですね・・・何者ですか?」


 「私が誰かなど知る必要はない。そう・・・新たな人類以外が私の事を・・・」


 神裂「(新たな人類・・・?)」


 「長話が過ぎたようだ。君の相手はこいつにしてもらおう」パチンッ


 ―ザッ
 
 トライアルF「フゥゥゥ・・・」


 神裂「っ!。また現れましたか・・・!」


 「では、私は失礼させてもらうよ・・・ハッハッハッハ・・・!」

 
 上里「待てっ!逃げすかっ!」


 トライアルF「フンッ!」


 ―ギュオォオオオオオーーーーッ!

 神裂「上里っ!」


 ―ガバッ

 上里「ぐっ!?」


 ―ドガァァアアアアアンッ!!

 
 去鳴「くっそぉ!やられっぱなしは嫌だもんねっ!これとこれで・・・!」


 府蘭「ギャレンラウザーは使えますよね・・・!」




 神裂「上里。変身しないと生身では危険です!」
 
 
 上里「くっ・・・!神裂さん、今のぼくと府蘭達は変身出来なくなってしまってるんだ・・・」


 神裂「>>86
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:11:03.15 ID:l3rgPzImO
……無闇に攻めるのは得策ではありません
私がここは何とかするので策を考えましょう、あなた方を失って悲しむ人がいますから
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:12:41.51 ID:Tn2rSH0hO
生身で焦って闘ってもあなた方は役に立ちませんから、ここはお逃げなさい
アルファル、いけますか?
88 :1 [saga]:2024/02/21(水) 22:29:40.99 ID:NjfSJ9uF0
 神裂「・・・あの男の仕業ですね。事情は理解しましたが・・・」


 神裂「無闇に攻めるのは得策ではありません。私とアルフィアが何とか食い止めるので」


 神裂「何か策を考えましょう。貴方方を失って悲しむ人が居るのですから」


 上里「・・・ああっ。だけど、この剣を振るえる限りは・・・ぼくも戦うよ」


 上里「たとえ変身出来なくても・・・ぼくは絶対に立ち向かう!」


 神裂「上里・・・わかりました。では、くれぐれも油断しないようにお願いします」


 神裂「アルファル!」


 アルファル「うん!」


 神裂「変身!」

 [CHANGE]


 アルファル「アマゾンッ!」

 ―グチュルルッ ギュオン
 
 [NEO]
 
 ―キュリリリッ キュィィン・・・

 ―ボオォォオオッ!! ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!

 
 トライアルF「カリス・・・排除!」

 
 カリス(神裂)「ハァァアッ!」

 
 アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアッ!!」


 上里「ウオォオオッ!」

 
 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:40:12.16 ID:f6vSvoA+O
トライアルFが思うように動けないようにギャレンラウザーで威嚇狙撃をする府蘭により動き方に制限がかかった状態を狙いカリスアローを剣のように振りかざし斬りにかかる
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:41:49.75 ID:gP1St+mWO
剣のふるい方に迷いを見せる上里を尻目に本能剥き出しで切り裂きにかかるアマゾンNEO
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:43:46.70 ID:ZmU0fjXfO
近接戦闘をアマゾン&上里に任せてサポートに弓による狙撃でサポートへと回るカリス
それも指揮を府蘭にまかせており、考える機会を与えることに気がついた去鳴同様に指示に従う
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 22:49:18.32 ID:pqOhVVWuO
カリスがスピニングウェーブの要領で竜巻で飛び上がるものの上里を抱えて高いところから切りにかかれるようにサポート
93 :1 [saga]:2024/02/21(水) 23:29:49.93 ID:NjfSJ9uF0
 [BLADE LOADING]
 
 アマゾンNEO(アルファル)「グルァアッ!」


 上里「ツアッ!」

 ―ザシュッ! バシュッ! ズバァッ!

 アマゾンNEOのアマゾンネオブレードで斬り付け、隙が出来た所を上里がブレイラウザーで追撃する。
 トライアルFは反撃しようと右手を突き出してビームを放射しようとする。
 府蘭はそれを見逃さず狙いを定めてギャレンラウザーを撃った。最初の数発を足元に着弾させて動きを止めさせると最後の2発は手に命中させてビームの軌道を上里達から外させた。
 
 府蘭「去鳴っ!」


 去鳴「これでも喰らえコラァアアアッ!」


 ―ギャ ギャ ギャ ギャ! ギャリリリリリリィッ!!

 外的御供でチェーンソー、スタンガン、爆竹、縄跳びを組み合わせた武器を手に去鳴は跳び上がる。
 武器本体を投げ飛ばしてトライアルFにぶつけようとするも、左腕のフィンで弾かれてしまった。
 しかし、持ち手の根本から伸びる部分と繋がっているため去鳴は利き足を軸に遠心力を利用して振るった。
 トライアルFはぶつかる位置を予測して再び弾こうとしたが、武器本体が爆発して電撃が全身を走り、その場で跪いた。

 トライアルF「グァアァア・・・!」

 
 去鳴「はははーっ!ザマァこざかれぇー!」



 [CHOP]

 カリス(神裂)「テァアッ!」


 蹌踉けながらも立ち上がるトライアルFにカリスは接近し、回し蹴りで後退させて隙を作るとヘッドチョップを叩き込んだ。


 ―ドガァアアッ!

 トライアルF「グゥウウッ・・・!」


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/21(水) 23:59:32.42 ID:Y3L9x7YB0
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 05:59:35.85 ID:QXBSGm+zO
それ!
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 07:26:26.53 ID:JkmmAi3sO
乙ですの
この母娘は理性的なのに変身するとワイルドだな…
97 :1 [saga]:2024/02/22(木) 20:55:37.85 ID:2vt0Fu1x0
 [NEEDLE LOADING]
 [AMAZON BREAK]
 
 アマゾンNEO(アルファル)「ハァァアッ・・・!」
 

 右腕のシェルスライサーグローブの上部がせり上がってアマゾンニードルが展開される。
 アマゾンブレイクを発動した事で銃身が過熱し、内部に装填されている弾丸も回転しながら赤く発光していく。
 足腰に力を込めて狙いを定めると、アマゾンニードルのトリガーを引いた。
 
 ―バシュウゥウウンッ!
 
 ―ド ス ン ッ!!

 トライアルF「グアァアッ!アァァアアッ・・・!」


 射出された針状の弾丸は赤く発光したまま一直線にトライアルF目掛けて飛んでいき、トライアルFの胸部に命中した。
 弾丸は体内に留まったようでトライアルFは胸部を手で押さえながら藻掻き苦しむ。
 その隙にカリスはエボリューションパラドキサをラウズしてワイルドカリスへと強化変身した。

 [EVOLUTION]

 WDカリス(神裂)「これで終わりです」


 [WILD]

 WDカリス(神裂)「ハァァアアッ!!」

 ワイルドスラッシャーをカリスアローと合体させ、スラッシュリーダーにワイルドをラウズする。
 チャージング・ハンドルを引きながらカリスアローにエネルギーを蓄積させ、ワイルドサイクロンを放った。
 淡く緑色に発光する凄まじい衝撃波に飲み込まれ、トライアルFは断末魔を上げながら消滅した。
 
 トライアルF「ヴグアァアアアアアアッ・・・!」


 ―ジュウウウゥゥ・・・!

 上里「っ!・・・やったのか。神裂さんのおかげで・・・」


 WDカリス(神裂)「はぁ・・・」

 
 アマゾンNEO(アルファル)「ママ」


 WDカリス(神裂)「アルファル。よくやりましたね」

 

 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 21:08:22.61 ID:8ThI5cI3O
この母娘の絆良いよな…
強くて結びつき深いの尊い…
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 21:08:31.81 ID:vK7pPN1bO
◎こい
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 21:08:40.83 ID:/kJUrgcKO
101 :1 [saga]:2024/02/22(木) 22:15:55.80 ID:2vt0Fu1x0
 神裂「・・・状況は理解しました。本来であれば起こり得ない事が起きてしまったのですね」


 去鳴「そういう事!魔術的だからってカードに怪人を封印なんてした覚えないし!」

 
 府蘭「ですが、一刻も早く逃げてしまった怪人を追わないといけません」


 上里「ああ。あの男に先を越されたら・・・途轍もなく嫌な予感がするんだ」


 アルファル「それって・・・ママが夢で見たのと関係があるのかな・・・?」


 上里「え?それはどういう意味だい・・・?」


 神裂「・・・ここへ来る前に私は夢である人物からこう聞かされました」


 神裂「再び、生物の始祖による争いが引き起こされようとしていると・・・」


 去鳴「生物の始祖?・・・アンデッドがそうだっていうの?」


 「その通りだよ、去鳴。かつてよりこの地球上に存在した生命の始祖たる存在」


 「それがアンデッドと呼ばれ、別の形で封印が解かれてしまったんだ」


 去鳴「・・・えーっと、どなた?会った事あるっけ?」


 「直接はないかな。ただ・・・ずっと前から一緒に居たのは間違いないかな」


 上里「何だって・・・?誰なんだ、アンタは・・・?」


 「さっきはすまなかったね。だが、封印されてしまってはマズイと思ったんだよ」


 神裂「まさか・・・アンデッドですかっ。アルファル、上里達を」


 「そう警戒しないでもらえないかな?私は争うために戻ってきたんじゃないんだよ」


 府蘭「そう言われましても、先程の男に加担している可能性がある以上は無理です」


 「それはご尤もかもしれない。けれど、私が君達に危害を加えないとも言えるはずだ」

  
 上里「>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 22:18:00.30 ID:8ThI5cI3O
神裂さんたちならともかく、本当の敵だとしたら今の僕らなら簡単に組伏せられるはずだ
それもわざわざ話しかけてくるなんてまどろっこしいことはしないだろう
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 22:18:53.55 ID:/kJUrgcKO
アンタが敵なら今の僕らは無視してもいいだろうけどそうしないということは、何らかの交渉をしたいということか?
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 22:19:18.11 ID:b3cZN4NQO
警戒を全く解くのは出来ないが話くらいは聞かせてもらおうか
105 :1 [saga]:2024/02/22(木) 22:32:06.23 ID:2vt0Fu1x0
 神裂「・・・一理ありますが、やはり正体もわからない貴方を信じる訳には」


 上里「いや、待ってくれ神裂さん。・・・本当の敵だとしたら今のぼくらなら」


 上里「簡単に組伏せてくるはずだ。それもわざわざ話しかけてくるなんて」


 上里「まどろっこしい事はしないだろうから・・・」


 神裂「上里・・・」

 
 上里「警戒を全く解くのは出来ないが話くらいは聞かせてもらえるか?」


 「もちろんだ。君達にはバトルファイトを知る権利がある」


 「・・・だが、その前に・・・」


 アルファル「・・・誰か居る」


 府蘭「え・・・?」


 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 22:40:59.67 ID:8ThI5cI3O
そい
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 22:41:09.02 ID:ghhnuAZpO
108 :1 [saga]:2024/02/22(木) 23:08:17.16 ID:2vt0Fu1x0
 ―ザッ・・・ 

 始「・・・」


 去鳴「あっ、なーんだ始さんじゃ〜ん!ビックリさせないでよ〜」


 「彼とは皆、知り合いなのかな?」


 府蘭「私は面識ありませんが・・・翔流達はあるんですね?」


 上里「ああ。去鳴を助けてくれた恩人であって・・・」


 神裂「別の世界から来た私と同じライダーの変身者でもあります」


 始「・・・何故お前がこの世界に存在している」

 
 上里「え?始さん、この・・・アンデッドの事を知っているんですか?」


 「いや・・・神裂君の言った通りなら、彼の世界に存在する私を知っているのだろうね」


 去鳴「あー、そういう事ね・・・あっ。それなら始さんもちょっと手伝ってもらおうよ」


 「・・・この事態を知っているのであれば、是非ともお願い出来るかな?」


 「始君・・・いや、ジョーカー。君の力が必要なんだよ」


 上里「ジョーカー・・・?」


 神裂「(違う名前を言っているのでしょうか・・・?)」


 始「>>109
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 23:17:21.14 ID:NYc9UF29O
力を貸してくれと言って素直に力を貸すと思うか、お前に…!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/22(木) 23:18:33.93 ID:8ThI5cI3O
ここで始が来るのか
ちょっと読めなかった

彼女たちなら貸してもいいが、その誘いは断る
111 :1 [saga]:2024/02/22(木) 23:31:20.90 ID:2vt0Fu1x0
 始「力を貸してくれと言われ・・・素直に力を貸すと思うか、お前に・・・!」


 上里「は、始さん・・・?」


 神裂「(何という気迫でしょうか・・・)」


 アルファル「・・・」ゾワッ


 去鳴「え?何でそんな喧嘩腰なので始さん?」アセアセ

 
 府蘭「ど、どうかこの場は穏便にお願いします・・・」


 「そうだ。我々が戦っている場合ではないとわかってほしい」


 「バトルファイトを知っているのなら、今すぐにでも終わらせなければならないだろう?」


 始「・・・彼女達になら貸してもいいが、お前には貸さない。それでいいな?」


 「ああっ、それで構わないよ。君の信じる方に付けばいい」


 始「・・・上里、神裂。何が起きているのか説明してくれるか?」


 上里「>>112



 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 04:46:56.21 ID:NpDM2ZfTO
おつおつー
始がこうなるあたり相当だよね…

生物の始祖による闘いの始まり、それと僕らの変身する力を奪った不思議なアンデットの存在……しかも僕らの戦いっぷりを知っていてとても不気味だったんです
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 06:59:19.04 ID:vChVGpY8O
僕らはいつもどおり怪人を倒したんですけど、その残党に力を奪われて……
面目ありません
114 :1 [saga]:2024/02/23(金) 09:27:17.22 ID:uN4qvmBi0
 上里「は、はい。・・・ぼくらはいつも通り怪人を倒したんですけど・・・」


 上里「その後に初老の男がケルベロスという怪人を引き連れて現れたんです」


 上里「ぼくらの事を知っているようで、とても不気味でしたね・・・」


 始「(初老の男・・・?・・・いや、まさか・・・それはあり得ない・・・)」


 去鳴「でね?そのケルベロスが何をしたのかわかんないけどカードからアンデッドを解放して」


 去鳴「そいつはバトルファイトってのを始めるとかって言ってっしょ」


 府蘭「変身に使うためのカードが使えなくなってしまったのが、痛いですね・・・」


 府蘭「神裂さんは後から来たので不幸中の幸いでしたね」


 始「・・・神裂は何故そこへ来ていたんだ?」


 神裂「夢の話なのですが・・・生物の始祖による闘いの始まり、その勝利者には」


 神裂「世界を変える事が出来る万能の力が与えられると教えられたんです」


 神裂「胸騒ぎが収まらず、何か起きるのではと思い・・・ここへ来たのです」


 始「・・・そうか。状況は大方理解出来た。それなら・・・」



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 09:39:03.85 ID:OHyQ7HwbO
頼むぞ始…
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 09:39:23.70 ID:xfnjsbaWO
どーにもツキが回らないわねー
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 09:39:31.32 ID:hbGtFleIO
118 :1 [saga]:2024/02/23(金) 10:03:27.68 ID:uN4qvmBi0
 始「付いて来てくれ。俺の他にバトルファイトをよく知る奴の所へ向かう」

 
 上里「え?あ、は、はい・・・もしかして剣崎さんの所ですか?」


 始「・・・そうだ。巻き込みたくはないが・・・事態は急を要する」


 去鳴「うえぇ〜。よくわかんないけど厄介な事になっちゃってるんだ・・・」

 
 「・・・剣崎という人物も彼と同じように別の世界から?」

 
 神裂「はい。あまり詳しくは知らないのですが・・・そうなのでしょうね」

 
 
 鷹田「おっ?去鳴に府蘭じゃん。お兄ちゃんと・・・その他大勢?」


 去鳴「あっ!杳子!実莉と弘見も!丁度よかったっしょ!」


 木寺「ど、どうしたんですか?」


 名荷原「?」


 府蘭「実はですね・・・歩きながら話しましょうか。貴女達も知っておくべきです」


 
 鷹田「えぇえ〜〜!?それ激ヤバじゃん!?どうすんの?」


 上里「一先ず、これから剣崎さんっていう人と会いに行くんだ。ぼくらもまだ何をするのか」


 上里「わからないんだけど・・・何もしない訳にはいかないからね」


 木寺「>>119
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 10:33:43.40 ID:OHyQ7HwbO
私達にも関係してることですよね!
府蘭さんや去鳴さんは私たちの師匠ですし、お手伝いしますっ!
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 10:44:33.34 ID:+VB7fcpbO
私達はまだ変身できますし何をしたら…
121 :1 [saga]:2024/02/23(金) 11:18:47.72 ID:uN4qvmBi0
 木寺「じゃあ、私達にも関係してるって事ですよね・・・私達はまだ変身できますし」


 木寺「去鳴さんや府蘭さんは私達の師匠ですからお手伝いしますっ!」


 鷹田「もちのろんでしょ。同系統でもあるんだし、狙われたらヤバいのもあるんだしさ」


 名荷原「・・・」コクリ


 去鳴「ありがとね、3人共。変身出来ない不甲斐ない師匠を許しておくれ〜」グスン


 「君達が持っているカードは複製されている物なら・・・恐らく、解放はされないだろうね」


 神裂「そうなのですか?同じような個体が解放されるのではなく・・・?」


 アルファル「・・・種族の祖は1つのルーツから始まって派生していったからね」


 アルファル「だから、同一種は存在しない。って事でいいのかな?」

 
 「ああ。よく理解出来たね、お嬢さん」

 
 神裂「・・・では、貴方はどういった種の始祖なのですか?」


 「タランチュラの祖だよ。去鳴が使用するクラグスートのカテゴリーキングだ」


 去鳴「え?そうだったの?温厚そうだからてっきりお兄ちゃんの方かと思ってたっしょ」


 府蘭「キング・・・を称している割には何でチベットの民族衣装なんです?」


 「それは私にもわかりかねるね。まぁ、裸でなかっただけよかったと思うじゃないか」


 上里「まぁ、それは・・・そうだね。うん・・・」


 神裂「始さん。貴方の世界でもこの様な事態が起きた事があるのですか?」


 始「・・・ああ。不慮の事故と見せかけ、ある男によって仕組まれたんだ」


 始「>>122
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 11:45:38.65 ID:OHyQ7HwbO
それと同じことをしているとするなら…
俺は止めないといけない!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 12:22:00.26 ID:UkL+nX61O
俺たちの世界は結果的に守ったつもりだったがここをそうするつもりか…
124 :1 [saga]:2024/02/23(金) 16:43:12.62 ID:uN4qvmBi0
 始「俺達の世界は結果的に守ったつもりだったが・・・」


 始「それと同じ過ちを犯そうとしているのなら・・・俺は止めないといけない!」


 府蘭「・・・一体、何が起きるんですか・・・?」


 始「・・・この先の話は剣崎とでなければならない。急ぐぞ」


 上里「・・・はい、わかりました」


 神裂「(始さんから焦りを感じます・・・それ程までにバトルファイトというのは)」


 神裂「(阻止しなければならないのでしょうか・・・?)」

 

 ―ピンポーン ・・・ガチャッ

 剣崎「始?それに・・・上里っ、嶋さんっ!?」


 「嶋?・・・それが君達の世界で存在していた同一個体の名前か」


 剣崎「同一個体・・・?どういう事なんだ?」


 上里「剣崎さん、一度全部話しますから中に入れてもらえますか?」


 府蘭「大勢で来てしまって申し訳ありませんが・・・緊急事態なんです」


 剣崎「あ、ああ。わかった、入ってくれ」

 
125 :1 [saga]:2024/02/23(金) 17:45:09.33 ID:uN4qvmBi0


 -学園都市 第七学区 窓のないビル 屋上-

 「フンッ・・・!」


 ―ザシュッ! バシュッ!

 「ギィイイイイッ!!」

 
 ―ドサッ
 ―カシャンッ・・・
 
 「・・・やはり現れないのか。妙だとは思っていたが・・・」


 「封印されなければ、このバトルファイトの勝利者が決まらないのも同然だな」


 「それなら何故・・・私達は解放されたのかしら?」


 「理由はどうあれ、バトルファイトは再開された。種の保存のために勝ち残る以外ないだろう」


 「当然だ。私は・・・1万前の約束を果たす」


 「・・・勝手にやってくれ。戦いは嫌いなんだ」
 
 
 「フォォオ〜〜〜ッ!ちょいちょーい!皆待ちなってば、ねぇ〜!」


 「耳障りな声を出すな。・・・何か言いたい事でもあるのか?」


 「勝手に決めてるけどさー・・・ここは1つ前の前の勝利者の意見も聞くべきじゃない?」


 「・・・ボク?ボクは別にどうだっていいよ。勝利者が決まらないバトルファイトなんて」


 「何が楽しいんだ。バカバカしい・・・ボク達が戦う運命なんて・・・」


 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 17:48:32.72 ID:HCPJzb/jO
バトルファイトの再開来たな…
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 17:52:37.78 ID:bhyZ3WypO
これは誰たちだろうか気になる
128 :1 [saga]:2024/02/23(金) 18:38:23.58 ID:uN4qvmBi0
 「キミ達だってそうは思わないの?戦って勝っても封印されないなら勝利者にはなれない」


 「無意味な戦いを一生続けるなんて・・・そんなの退屈なだけだよ」


 「戦わずして、それでどうする?仲間のクワガタムシ達と森に暮らせって言うのかい?」


 「俺はそれで構わない。アフリカにでも行くとする」


 「ちょっと本気で行くつもりじゃないでしょうね?やめときなさいよ・・・」


 「だが、勝利者になれないのなら・・・俺達は何のためにここに居る?」


 「勝利者にならなければ種の繁栄は出来ないんだぞ」


 「私にはどうだっていい事です。種の繁栄のためでなくても・・・カリスとの戦いだけは・・・」


 「・・・恐らくだが、カリスは解放されていないと思うぞ。あの場に居なかったからな」


 「・・・何?そんな馬鹿な・・・!?それなら彼との約束を果たせないじゃないか!」


 「知った事じゃないよ。そもそも・・・ボクらは模造なだけなのって気付いてないの?」


 「模造だと・・・?どういう意味だ?」


 「あの時、カードから解放されたのは確かだけど・・・かつて封印したのとは別物であって」


 「本物ではないんだ。つまり・・・ボクらは祖でもなければアンデッドでもない」


 「まぁ、固有の呼び方で言うならアンデッドでもいいとは思うけど」

 
 「・・・まったく。訳のわからない事が起きてしまっている上にどうする事も出来ないとは・・・」


 「フォォオ〜〜〜ッ!とりあえずさ、人間は全部始末しておくのはどう?」


 「勝手にすればいいよ。ヒューマンアンデッドも解放はされてないんだし」


 
 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 18:45:51.78 ID:HCPJzb/jO
それ!
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 18:46:05.41 ID:bhyZ3WypO
そうは問屋を降ろさないよ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 18:46:13.12 ID:0MMMidq+O
132 :1 [saga]:2024/02/23(金) 20:56:10.40 ID:uN4qvmBi0
 風斬「そうはさせません。私が許しませんよ」


 「・・・人間じゃなさそうだな。何者だ?」


 風斬「この街を統括する造られた天使と言っておきます」


 「天使だと?・・・マラークの同類か?」


 「いや、造られたと言っているなら違うだろうな。俺達が知る天使とは違うようだ」


 風斬「貴方達の言うマラークという天使ではないのは間違いないですよ」


 「だったら邪魔立てしないでもらえる?人間じゃないアンタには関係ない事でしょ」


 風斬「いいえ、関係あります。貴方が人間を始末するというなら、私は止めないといけない」


 「じゃあ・・・何?人間を守るっていうの?」


 風斬「>>133
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/02/23(金) 21:20:07.54 ID:HCPJzb/jO
ここは学園都市、未来ある学生が時に競い切磋琢磨しながら育っていく場所です
あなた方が危害を与えるのであればここのトップとして排除します
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