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日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 20:59:57.33 ID:diiG8zW20
- a
- 35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:00:06.53 ID:6hZPsJ72O
- あ
- 36 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:05:08.06 ID:lK+VEa4S0
- >>34 二連続ゾロ目ですか……大した物ですね……。
左右田「痛ってぇな……」
日向「──ッツ、テメェ!!」
殴り飛ばされたまま何もリアクションが無かったので俺は更に追撃した。具体的に言うと左右田の奴に馬乗りになって、アイツの顔面をボッコボコにしてやった。ビシィ! バキィッ! ドガァッ! という打撃音が炸裂する。……相当な痛みを感じているはずなのに、左右田は何もしようとしなかった。殴り返そうともしてくれなかった……。
左右田「…………」
日向「↓3!!!!!」
↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。(左右田を叱りつける、奮起させるような物でお願いします)
- 37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:07:28.85 ID:aapj+Ejb0
- どんな絶望も希望に変えるのが俺達じゃなかったのかよ
- 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:07:48.07 ID:XzKUD78zO
- お前が西園寺のもとに行かないと小泉が行く事になんだよ
自分の身を自分で守れないような女に西園寺を丸投げするな
お前が行くって行ってくれれば小泉を学校に帰らせる事ができるんだ今すぐ小泉を学校で保護させてくれ
- 39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:10:02.95 ID:YeDGzzI00
- 西園寺を助けるのは俺とお前だ!俺達二人で西園寺を助けるんだ!
- 40 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:11:32.34 ID:lK+VEa4S0
- >>38 すみませんが小泉は「自分の意思で」「ひよ子ちゃんと会って話しをする」ともう決めているので、誰に止められようが彼女は京都に行きます。
なので安価↓1
- 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:12:38.42 ID:QyksHOujO
- 魔法使って今すぐワープする!こい!
- 42 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:15:20.45 ID:lK+VEa4S0
- >>41 日向くんは「よっぽどの事がない限り」「ただの人間として」事態を解決するって言ってるでしょ安価↓1!! 少年漫画のような、グレン○ガンの様な熱い台詞をお願いします!!!
- 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:16:36.39 ID:kOrC9mxLO
- 展開決まってんなら安価の意味ねーな
西園寺は俺が助けて俺のハーレムに入れてやる
- 44 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:20:28.94 ID:lK+VEa4S0
- >>43 …………もうそれっぽい台詞が出るまで再安価↓1継続で。
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:21:24.47 ID:YeDGzzI00
- 勇気出せ
- 46 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:29:26.35 ID:lK+VEa4S0
-
日向「お前前に言ったよな!? 『俺達二人ならどんな絶望も希望に変えられる』って!! あれは嘘だったってのか!!? 西園寺との事についてあれだけ惚気てたのも嘘付いてたってのか!!」
左右田「……………………」
日向「勇気を出せ! もう一度西園寺に会いに行け、左右田!! 俺達二人で西園寺を助けるんだ!!」
左右田「↓1」左右田の反応(高コンマ程反応がある。低コンマ程反応が無い。(補正+30))
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:29:36.46 ID:TPDSPPUrO
- あ
- 48 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:35:33.80 ID:lK+VEa4S0
- 46+30=76 そこそこ反応があった。
左右田「うるっせぇな……!」
やっと、やっと左右田から反応があった。どんな反応だろうが構わない、今はその絶望に満ちた心を動かしてやらなくてはいけないんだ!
左右田「もうこれは助けるとか助けないとかそういう問題じゃねぇんだよ! あいつが『家のために結婚する』って決めちまったんだよ!! だったらどうしようもねぇだろ!! 俺に……俺に何が出来るって言うんだよ! 何をしろって言うんだよ!! あいつの為に俺がしてやれる事なんてもう何もねぇんだよ!!!」
日向「こんの大馬鹿野郎!!(バキィッ!)↓3!!!」
↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:36:38.14 ID:XsPnPrqxO
- 妊娠がまだだろ
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:38:31.26 ID:VzZ+kRD9O
- 卒業生の第二ボタンを取られる係
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:39:18.16 ID:YeDGzzI00
- キスしてあげようぜ
- 52 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:42:32.95 ID:lK+VEa4S0
- …………(どうしよう自分が想像してた安価と違う物しか来ない……)ちょっとお待ちください、皆さんが何を望んでいるのかと、この物語をどうするのかを考え直します。
取りあえず台詞安価は引き続き募集安価↓1(>>1の反応があるまで無限で)
- 53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:44:34.23 ID:YeDGzzI00
- 3連投になるけどいい?西園寺の夫になえるのは左右田しかいないんだ
- 54 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 21:46:37.23 ID:lK+VEa4S0
- >>53 全然構いません(というか本気で助かります)
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:52:19.56 ID:diiG8zW20
- 西園寺を幸せにしてやれるのはお前だけだろ
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 21:59:48.97 ID:JjqmqvwiO
- 俺のソウルフレンドのお前がそんな簡単に諦めてんじゃねえ
- 57 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:01:06.48 ID:lK+VEa4S0
- えー、10時になりましたので一応の宣誓を。「みなさんは青春活劇とか青春物語を望んでないのかなぁ……?」 と、悩みましたが私は私なりに皆様の安価で物語を紡ぐことにしました。
なのでこれからもどうかよろしくお願いします。
- 58 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:06:57.36 ID:lK+VEa4S0
-
日向「そんなんだからお前は今でもモブモブ言われるんだよ!! お前はちゃんと西園寺の『本音』を聞いたのか!? 西園寺の口から『私、この人と「結婚したいの」』って聞いたのか!?」
左右田「──ッツ!? い、言われてねぇよ。……けど……」
日向「けどじゃねぇだろ! 俺のソウルフレンドのお前がそんなに簡単に好きな女を諦めてんじゃねぇ!! この一年のお前は『本気』だったぞ、『本気』で西園寺の為に、あいつの隣に立つために頑張ってたぞ!! 西園寺の夫になれるのは、西園寺を世界一幸せにしてやれるのはお前しかい無いんだよ!!!!!」
左右田「↓1(高コンマ程反応がある。最低保障80(補正+50)」
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:07:11.51 ID:7QYTUFEaO
- >>57
個人的な見解を言わせて貰いますね
このシナリオ最終的に左右田と西園寺が元鞘に戻るオチなのみんなわかりきってると思う
左右田が西園寺と別れて他の女性と恋愛したり小泉を左右田のハーレムに加えたりしたらこれまでの積み重ね全否定だし俺も見たく無い。まさか西園寺が絶望落ちして江ノ島の手先になって今後戦う訳も無い
最終的なプラスマイナスがゼロでストーリーに進展が無いの丸わかりでシナリオに引き込まれない人がいてもおかしくないと思った。ああ俺個人の意見です気にしないでください
- 60 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:09:00.36 ID:lK+VEa4S0
- >>59 なるほど……貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:14:44.88 ID:diiG8zW20
- 下ネタ採用しすぎてるからそういう安価する人しか残ってないんじゃないかな
正直自分も前よりかは参加モチベ下がってるし
- 62 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:24:06.61 ID:lK+VEa4S0
- 51+50=101 左右田がキレた。
左右田「──いい加減にしろよこの野郎!」
バキィッ──! っとやっと左右田が俺を殴った……。殴り返してきてくれた。ああ痛い、痛いなぁ……! けど上等だ、最高だ、左右田の瞳にまた熱が灯ったんだから!!
左右田「俺程度の人間に出来るなら誰だって西園寺のことを幸せにしてやれるだろ!!」バキィッ!
日向「だからそもそも西園寺が好きなのは『お前だ』っつってんだよ!!」バキィッ!
左右田「じゃあどうしろってんだよ!! どんな言葉を掛けてやりゃあ良いんだよ!! どうやってあいつを幸せにしてやりゃあ良いんだよ!!」バキィッ!
日向「んなもん自分で考えろこの馬鹿野郎!! 兎に角俺は認めないぞ!! お前と西園寺の物語が「これで終わり」であってたまるか!!」バキィッ!
俺と左右田はもう訳が分らなくなるぐらい屋上で殴り合った。──殴り合って殴り合って殴り合って──そして、示し合わせたかのように同じタイミングで互いにぶっ倒れた。
日向「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
左右田「ハァ……、ハァ……、ハァ……」
日向「……左右田、お前がそんなに意固地になるなら最後に一つだけ聞くぞ」
左右田「……何だよ」
日向「お前──西園寺をポット出の他の誰とも知らない男に盗られて、本当に何にも悔しくないのかよ」
簡単な質問だった。とても簡単な質問だった。それ故に言葉は柔らかいオブラートなどには包まれておらず、剥き出しの鋭さで左右田の心を論破した。──そうして、どれぐらいの時間が過ぎただろう。数十秒だった気もするし、数分間だった気もするし、数時間だった気もする。
やがて、やがて、やがて……左右田和一はゆっくりとした動きで震える唇を動かした。ぽろり、と。凍った心から涙をこぼすように、こう言った。
俺だって悔しいよ、と。
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:25:09.06 ID:YeDGzzI00
- いっそR板に移るのも手かねぇ
- 64 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:26:02.17 ID:lK+VEa4S0
- >>61 採用したくて採用してる訳じゃあないんですよぉ!!(精一杯の言い訳)
- 65 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:43:59.19 ID:lK+VEa4S0
-
左右田「悔しいに決まってる……。そんなの悔しいに決まってるだろ!! あいつは何も言わなかった! 最後の最後まで俺に何にも言ってくれなかったんだ!! 俺が察せれば良かっただけの話しかもしれない、俺が万能の力をもってりゃ、名家の出だったらなんとかなったかもしれない!! でも現実はそうじゃねぇ!! あいつは名家中の名家の跡継ぎで、俺はどこの街にだってあるような自転車屋のガキで! 『社会』や『大人の事情』なんてもんに立ち向かう力なんて微塵もなくて!! あいつが俺に見せてくれたのは、確かに『本当の自分』って奴だったのかもしれない、俺に幸せにして欲しかったのかもしれない! でも俺じゃあもう無理だ、無理なんだよ!! どんなに頭を働かせても素晴らしい解決方法なんて見つからなくて、あいつの決意は固くて、本音なんてもう二度と聞き出せなくて!! ちくしょう、何が『超高校級』だ!! 何よりも大切な女一人守れねぇならこんな才能に意味なんてねだろ!! だったらもう嘘でも『あいつの意見』って奴を尊重してやるのが最善って奴だろ!!! こんな、こんなの…………こんな終わり方で、悔しくねぇ訳ねぇだろうが!!」
──それは、心からの叫びだった。左右田和一という、どこにでもいるような高校生の、魂が籠もった本音だった。……だから。
日向「左右田」
俺は覚悟を決める。何を持ってしても、どんな代償を払ってでも、こいつと西園寺を必ず元の鞘に収めさせてみせると。
日向「あとで俺の事を、一方的にぶん殴って良いぞ」
「は……?」と左右田が訳が分らないという顔をする中、俺はズボンのポケットから「通話中になっている」スマートフォンを取り出す。
日向「あー、そういう訳なんだ『みんな』俺達の大切な仲間が、互いに本音も言えずに『社会や大人の事情』って奴に引き裂かれようとしてるんだが……ここで相談がある」
今からそんなくだらねぇもんを、全部纏めてぶち壊しに行かないか? と、俺は聞いた。その結果──↓1
01〜30 77期生全員が京都に付いてきた。
31〜60 77期生全員+日向と絆シナリオをクリアしている全員が付いてきた。
61〜90 77期生全員+日向への好感度MAX(絆シナリオ未クリア者も)な奴らが全員付いてきた。
91〜00 希望ヶ峰学園に在籍している生徒全員で京都に殴り込みだおらぁ!!
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:44:42.57 ID:pgyQXLnUO
- あ
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:45:06.93 ID:DrnLle4X0
- ナナナ
- 68 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 22:52:04.84 ID:lK+VEa4S0
-
その日──希望ヶ峰学園は大混乱に陥った。77期生の生徒全員と、78期生から男女含めた10名。79期生から男女含めた8名が失踪したのだ。いや、正確には失踪ではない。行き先はどこか、何をしに行ったのかは、既に学園長である霧切仁に生徒達自ら報告済みだ。
そして、霧切仁は「ある事」を条件にその『子供の我が儘』を許した。
──ちょっと京都行ってきます。
新幹線の中(十神がいるので当然特別仕様のグリーン車)での生徒達の様子。↓1
01〜30 流石に緊張気味。
31〜60 これからどうするかの作戦会議中。
61〜90 左右田から西園寺へのノロケを聞き出す生徒達。
91〜00 いやこれ修学旅行じゃねぇんだぞ!?(気分が完全にそれ)
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 22:52:51.76 ID:ULQIO3/HO
- あ
- 70 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:08:10.56 ID:lK+VEa4S0
-
澪田「それでそれで!? 和一ちゃんとひよこちゃんは一体何時からそんな仲だったんすか!?」ワクテカワクテカ
左右田「あ、えーっと……。あいつに告白されたのは一学期の初め頃で……でも『今の俺じゃ西園寺と釣り合わない』って思ったから色々と修行を──」
罪木「そ、それで身体を鍛えたり、色々頑張ってたんですねぇ……! この一年で急に恰好良くなったのは西園寺さんのおかげだったんですねぇ……えへへ、なんだか嬉しいですぅ!」
九頭龍「ったく水くせぇんだよ。んな事情があるならさっさと言っておけばこっちからだって早めに手を回してやれたのによ……」
辺古山「西園寺家とは九頭龍家とも浅はかならぬ繋がりがあるからな。早めに『こういう男子生徒がいるんだが花婿にどうだ』と西園寺家にこちらから紹介してやれたものを……」
田中「ふっ……貴様を雑種から気高き獣に変えたのは希望よりも熱く、絶望よりも深い物だったか……。なるほど納得だ」
ソニア「即ち『愛』ですね!! 私、左右田さんと西園寺さんの恋を全力で応援させて頂きます!! 国外逃亡される場合は是非我がネヴァーマインド王国へどうぞ!」
花村「それでそれで? 西園寺さんとはどこまで進んだの? あ、エロ的な意味でね!!」
小泉「コラッ! あんまり騒がないの!! 左右田も周りのお客さんも困ってるでしょ!?」
山田「いやー、しかし気になる物は気になると言いますか……」
腐川「ふ、ふん。こっちは小説の取材をかねて一緒に行ってやってるのよ? 少しぐらいナニをしてたか言いなさいよ! ……はっ! まさか口に出せないような事をしてるんじゃ……!!」
左右田(はい、メッチャしてます……)
霧切「あくまで『今後の推理』の為に聞いておきたいんだけど、一体どんなデートをしていたのかしら?」
左右田「ええっと……↓1↓2↓3(口に出せないような安価はお止めください&「そんなの本編で無かったじゃん! という捏造もOKです)
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:09:11.13 ID:aapj+Ejb0
- アキバのジャックショップ巡り
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:09:13.14 ID:ZlN/D/vdO
- ジェットコースター
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:10:35.65 ID:diiG8zW20
- 西園寺の研究室で舞を見せてくれた
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:11:39.40 ID:DrnLle4X0
- この間、日向と終里とダブルデートでスケートをしたなぁ 日向は大分うまかったけど絆創膏とか貼ってたから相当練習したんだろうなぁ
- 75 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:23:21.96 ID:lK+VEa4S0
-
左右田「ええっと、まず秋葉のジャンクショップ巡りだろ? それから西園寺の研究教室で舞を見せてくれたり、日本舞踊の歴史なんかも教えて貰ったっけ。あとは最近ジェットコースターにも乗ったな」
豚神「……ん? 貴様例の乗り物酔いはどうした?」
不二咲「頑張って克服したんだよぉ! ボクや入間さんの所にも何度も相談に来たもん!!」
大神「ふっ……。山寺での修行も奴の為か……大した物だ」
弐大「おうっ! ワシのトレーニングに毎回毎回参加して、最後まで耐え抜きおったからのぉ!! 人間、やればできるもんじゃガッハッハッハ!!」
左右田「……あ、それとこのあいだ日向と終里とダブルデートでスケートをしたなぁ? 日向は大分うまかったけど、絆創膏とか貼ってたから相当練習したんだろうなぁ、終里の為に(ニヤァ)」
日向「ちょっ! おまっ!!?」
終里「お、おう……まぁな……へへへっ」
七海「へぇ……?」
ソニア「そこの所」
セレス「詳しくお話し頂けますか? 日向さん?」
こんの野郎、俺を巻き込みやがったな! あとで覚えてろよこのドSメカニック!!(自分の事は棚に上げておく)
そうして俺達はワイワイ騒ぎながら目的地である京都に到着。十神の力で最高級のホテルに泊まれる事になったのだが……。さて、これからどうするか。↓1
@十神の提案を聞く。
A九頭龍の提案を聞く。
Bソニアの提案を聞く。
C霧切の提案を聞く。
D真宮時の提案を聞く。
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:25:09.48 ID:sUAm1r1QO
- 2
- 77 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:29:59.52 ID:lK+VEa4S0
-
九頭龍「俺からの提案は新幹線の中でも言ったが『九頭龍組の推薦枠』として左右田を紹介することだ」
辺古山「霧切からの調査によれば今回縁談が決まったのは影響値80の相手……西園寺家としては影響値100の我らの提案を無視することは出来まい。昔から浅はかならぬ繋がりがあるからな、九頭龍家と西園寺家は」
なるほど……でもそれだと左右田を『九頭龍組』と関わらせることになっちまうな……。なるべくなら物騒な話しからは遠ざけてやりたいんだけどなぁ……他の奴の案も聞いてみよう。↓1
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:30:33.80 ID:YeDGzzI00
- ソニア
国の力で西園寺家を買収
- 79 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:35:31.03 ID:lK+VEa4S0
-
ソニア「はい! 私の国の力で西園寺家を買収「ソニア?」……冗談ですよ。ちゃんと考えてあります」
ソニア「私からの提案は『国民の皆様の力』を借りることです。左右田さんと西園寺さんの話を腐川さんが小説にし、山田さんの力で同人誌にし、テレビ局や報道陣にもリークして『今の私達の現状』を伝えるんです!! きっと、左右田さんと西園寺さんの力になってくれる人が沢山現われますよ!!」
なるほどな、良い提案かもしれない。……けど、それを実行するには時間が掛かる。それに、西園寺家だって黙っちゃいないだろう……何か手を打ってくるに違いない。さて、まだまだ意見を聞いてみよう↓1
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:36:20.64 ID:cIlpm5VBO
- 霧切
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:37:18.81 ID:sUAm1r1QO
- 霧切
新たな情報はあるか
- 82 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:41:44.03 ID:lK+VEa4S0
-
霧切「私の提案は「正攻法」よ。ずばり、このまま西園寺家にみんなで乗り込んで『西園寺さんと話がしたい』と伝えるの。こっちには国すら簡単に動かせる影響力を持つ十神くんやソニア先輩、九頭龍先輩がいる。他の皆だって将来きっと有名になる「超高校級」の生徒達よ。無視することは出来ないでしょう。そこで左右田くんが『西園寺さんの本音』を聞き出せばあとは簡単『彼女は本当はこんな結婚を望んでいない』という理由を武器に西園寺家と真っ向勝負するの」
おお……王道だ、しかも隙がないように見える。……左右田の言葉に全てが掛かっちまうってのが不安だが……いや、俺はコイツを……俺のソウルフレンドを信じるんだ。
だけど一応他の奴の意見も聞いてみよう↓1
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:43:59.94 ID:lW/HVuWAO
- もういっぺんに聞いた方がテンポよくない?
十神と真宮寺
- 84 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 23:55:01.14 ID:lK+VEa4S0
-
真宮時「ボクからの提案はズバリ「西園寺家の習性と伝統」を逆に利用することだヨ」
……? どういう事だ?
真宮時「西園寺家には面白い伝統があってネ……。『舞姫勝負』っていう日本舞踊の美しさで競い合う試合があるんだ。その勝負に勝ち続けたのが、現当主である西園寺先輩のお婆さんとお母さん、そして西園寺先輩って訳。西園寺先輩にその『舞姫勝負』で、お婆さんやお母さんに勝って貰うのさ。これは西園寺家に代々伝わる『伝統』だからネ。負けたら絶対に無視できないヨ。こっちは全員で西園寺さんのサポートに回る……そういう作戦さ」
そんな勝負があったのか……。でもハイリスクハイリターンだな……それに仮に勝利して二人を無理矢理納得させたとして、西園寺のお父さんと同じ眼に合ったんじゃ意味が無い……。
十神「いい加減俺からの提案を聞け、日向。俺からの提案は九頭龍と似ているが『十神家の推薦』として左右田を紹介することだ。当然、無視は出来まい。むしろ向こうから頭を下げてくるだろうな。……だが、それには左右田が『十神家の役に立つ』と、その才能を自ら示す必要がある。俺が出す課題三つ全てを熟せた場合、十神財閥の力で西園寺家を強引に黙らせてやろう」
おお、九頭龍の提案と似てるけどこっちは左右田に『将来十神財閥の一員になる』という名誉を与えられる。……けど、こいつの事だ。本気の本気で『左右田が出来る奴かどうか』を見極めに来るだろう……そして、出来なかったその時は容赦無く切り捨てるつもりだ。
……さて、これで五人の意見を聞き終わったわけだが、どいつの提案が一番良い? 左右田。
左右田「…………(先に三票入った意見の奴)だ」
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:57:34.89 ID:diiG8zW20
- 塩
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:58:20.98 ID:YeDGzzI00
- 十神
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 23:59:46.22 ID:iHxBx0TJO
- 霧切
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:01:19.18 ID:iyjcdIRS0
- 霧切
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:02:10.68 ID:8P74NVZdO
- 霧切
- 90 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:16:30.64 ID:3RWcUeRI0
-
左右田「…………俺なりにもう一度必死に考えたよ。「どうすりゃ良いのか」って……」
日向「…………それで?」
左右田「そしたらさ、やっぱり『あいつの本音が聞きたい』聞かなきゃ始まらないって思ったんだ。俺が今後どういう行動を取るにせよな」
舞園「つまり……」
左右田「ああ、霧切。お前の提案で行く……あいつの本音をなんとしてでも聞き出して、西園寺家と真っ向勝負してやる!! 今度は逃げ出さない……あいつに何を言われようが、あいつの本音が聞けるまで居座ってやる!!」
霧切「……決まりね。それじゃあ班を幾つかに分けましょう。『実際に西園寺家に乗り込む班』『それ以外の方法でサポートする班』直接西園寺家に行くのは左右田先輩と日向先輩。それからソニア先輩に十神くん。舞園さんに大神さんに真宮寺くんに東条さんに赤松さんの9名。九頭龍先輩と辺古山先輩。弐大先輩と茶柱さんにはついても、西園寺家に行くんだけど、どっちかと言えば外部の……西園寺さんと結婚する予定だっていう結婚相手からの妨害に対抗する抑制力として行って。……その結婚相手の家↓1(高コンマ程ゲスい。補正+30)って碌でもない家だから」
左右田「……!? そんな奴と結婚させられようとしてたってのか!? 一体何で……」
十神「日向には既に話したが、繋がりを持つためだ。要するに『西園寺家には手を出さないから西園寺ひよ子を嫁として寄越せ』という事だろうな」
日向「……ますます負ける訳にはいかなくなったな。で、その他の皆は?」
霧切「それぞれやって欲しい事があるの。まずは──」
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:16:42.82 ID:OUzmnvJqO
- あ
- 92 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:25:28.70 ID:3RWcUeRI0
- 82+30=112 こいつはクセーッ! ゲロ以下の臭いがプンプンするぜーっ!!
霧切「……それじゃあ作戦決行と言うことで。各自、健闘を祈るわ」
俺達は頷き合うと、十神の用意してくれたリムジンで西園寺家へと向かった。……きっとこっちの動きも既に察知されているだろう。俺一人の時とは違って、そりゃあ盛大なお迎えがあるんだろうな。
左右田(西園寺……)
お前は『家のために結婚する』って言ってたけどさ。そんな家の奴と『家の安全のために』結ばれたって、幸せになんかなれねぇよ……そうだ、お前は……お前は俺が……!!
そうして暫くして西園寺家に到着したが、どうも様子がおかしいようだった。一体なにがあったってんだ……?
01〜30 こっちの動きを察知した相手の家が先手を打ってきた。
31〜60 西園寺ひよ子が行方不明になった。
61〜90 西園寺のお婆さんが危篤
91〜00 俺達の乗っているリムジンが爆撃された!!!
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:26:12.67 ID:aMpybHzmO
- あ
- 94 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:33:18.43 ID:3RWcUeRI0
- >>90 やっべぇ重大なミスしてました……。西園寺家に行くのに小泉も追加で。
左右田「さ、西園寺のお婆さんが危篤!?」
西園寺家お抱えの医者「ええ……。以前から体調を崩されていましたが、もうそのお命が尽きるまで時間がありません。大変申し訳ありませんが、何かご用がお有りでしたらあとにして頂けないでしょうか」
西園寺家の大広間に通された俺達は、衝撃の報告を受けた。西園寺家の現当主である西園寺のお婆さんが危篤って事は、えっと……げ、現状どうなってるんだ!? 西園寺は……西園寺は今どこに!?
仕え人「ひよこ様でしたら↓1」
01〜30 当然、お婆さんの部屋にいる。
31〜60 自室に一人で引き籠もっている。
61〜90 行方不明になっている。
91〜00 自分でこの場にやって来た。
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:33:39.21 ID:iyjcdIRS0
- へい
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:33:46.30 ID:JPMaTz5n0
- あ
- 97 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:40:04.48 ID:3RWcUeRI0
-
仕え人「当然、現当主様のお部屋にいらっしゃいます。……左右田和一様、そして小泉真昼様」
左右田「な、なんですか?」
仕え人「もしもお二人がやって来たら自分の部屋に通すよう、当主様から仰せつかっております。皆様はどうかこの大広間でお待ちください。大し事も出来ませんが、全力でお持てなしさせて頂きます」
日向「左右田……小泉……」
小泉「……うん、任せておいて。必ずひよ子ちゃんの本音を引き出させてみせる。と、いうか左右田がそれを出来なかったらその場でぶん殴ってやるわ」
左右田「ああ、今度こそ大丈夫だ。……行ってくる」
そうして俺と小泉は使え人の後に続き、屋敷の奥の奥……西園寺家の現当主であるお婆さんの部屋へと通された。西園寺の様子は↓1(高コンマ程取り乱している。(補正+30))
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:40:12.48 ID:q25px/KoO
- あ
- 99 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:47:39.27 ID:3RWcUeRI0
-
〜〜〜西園寺家・現当主の部屋〜〜〜
お婆さん「ひよこ……ひよこはいるかい?」
西園寺「お、お婆さま……。はい、ここに……」
お婆さん「ひよこ、本当にすまないねぇ……。貴方は西園寺家きっての最高の舞姫だったっていうのに……あんな家に嫁がせる事になって……」
西園寺「い、いいえ。これも歴史ある西園寺家を守る為です。後悔など、一片も──」
お婆さん「ひよこ……。本当に「無い」と言えるかい……あの男の子と女の子の前でも」
西園寺「…………え?」
嘘だ。だって、お兄はちゃんと拒絶した。もう二度と来ないように、私に関わらないようにって全力で拒絶した筈だ。なのに──
左右田「西園寺…………」
小泉「ひよこちゃん…………」
なんで、ここにいるの? 左右田お兄ぃ、小泉お姉ぇ…………?
- 100 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 00:57:24.29 ID:3RWcUeRI0
-
俺は開いた襖から、スッと部屋の中に入る。西園寺は床に伏したお婆さんの手を握ったまま、呆然とこちらを見つめてきた。
西園寺「な、なにをしに……」
左右田「決まってんだろ。……『お前の本音』を聞きに来たんだよ。無理矢理にでもな」
西園寺「私の本音、ですか? ……それならもう伝えた筈です、私は──」
小泉「ひよこちゃん。嘘も方便とは言うけれど、嘘を付いちゃダメな時に嘘を付くのはダメよ。……私達はね、優しくて我が儘で左右田の事が大好きなひよこちゃんの事を迎えに来たの。私達だけじゃ無い。77期生の皆や、他の学年のみんなだって協力してくれたのよ。……ねぇひよこちゃん、あなたの本音を聞かせて? お願い」
西園寺「──ッツ! ですから、私は──!!(左右田が西園寺を抱きしめる)は、放してください! 私は、私はもう……!!」
左右田「まだ正式に結婚した訳じゃねぇだろ! だから絶対に放さねぇ!! お前の本音が聞けるまで、包丁で腹を刺されようが拳銃で眉間を撃たれようがな!!」
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ!!」↓1(高コンマ程西園寺が「キレる」(補正+60))
それでは今回はここまで。皆様のご意見、大変参考になりました。いつもいつも本当にありがとうございます。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 00:58:09.14 ID:/uczHUfjO
- 明日には次の依頼いくかな乙
- 102 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 20:30:34.66 ID:3RWcUeRI0
- こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
- 103 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 20:31:36.84 ID:3RWcUeRI0
- 74 まだ仮面を被ってはいるがキレる。
西園寺「いい加減にしてください!! 私は西園寺家の宗家の人間なんです! 西園寺家の為に、時が来たらこの身を捧げてでも家の為に尽くさなければならないんです!! その時が来てしまった……ただそれだけの──」
左右田「じゃあ嘘だったっていうのか! あの時のお前の告白も!! 何度も何度もデートした時に見せてくれた笑顔も!! 「大好きだ」って言ってくれた言葉も!! 全部偽物だったって言うのかよ!!」
西園寺「そ、れは…………」
小泉「……ねぇひよ子ちゃん、お願い。西園寺家の事とか、自分の使命とか、そういう難しい事は一旦全部取っ払って考えて、そして教えて欲しいの。──ひよ子ちゃんの本当の気持ちを」
西園寺「……わた、しは…………」
お婆さん「……ひよこ、言ってご覧なさい。それともあなたは現当主の私の前ででも「嘘」を付くつもりですか?」
西園寺「……↓3」
↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。西園寺の「本音」を吐き出させてやってください(ただし、真剣な場面なのでエロい物などは排除で)
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:32:43.33 ID:wguBCh5S0
- お兄のところへ・・・帰りたい・・・(HCIのサンジ並の号泣)
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:33:15.09 ID:NwC3iLp2O
- 結婚先クズ過ぎる
向こうの犯罪の証拠写真握ったんで潰してくれ
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:38:43.41 ID:EcMwLoZDo
- 私だって!お兄の事が本気だよ!許されるなら自分の幸せを掴みたいに決まってる!
でも家族を不幸にする覚悟なんて私に決断させないでよ!
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:41:20.55 ID:EcMwLoZDo
- (助けて左右田お兄い!)
- 108 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 20:49:19.16 ID:3RWcUeRI0
-
西園寺「私だって! お兄の事が本気で好きだよ! 許されるなら自分の幸せを掴みたいに決まってる! でも、でも! 家族を不幸にする覚悟なんて私には無いんだよ!!」
左右田「だったらお前だけじゃねぇ! 西園寺家のみんなが『ああ、コイツが嫁いできてくれて良かった、幸せだ』って思える様な男になってやる!! 家族を不幸にするぅ!? 逆だ! 俺とお前でみんなを幸せにするんだよ! 今よりずっとずっとな!!」
西園寺「嫁ぎたくないよ! あんな家になんか!! 抱かれたくないよ! お兄以外の男になんか!! でもでもぉ……私……私は……」
ポリポロと涙をこぼす西園寺に対し、西園寺家の現当主である西園寺のお婆さんがこう聞いた。
お婆さん「……それで? 結局ひよこはどうしたいのですか?」
西園寺は大声で泣き叫びながら、それでも確かにこう言った。
西園寺「お兄のところへ……帰りたい……。お兄ともっとずっとずっと一緒にいたいです………!!」
小泉「…………そっか。左右田、分ってるわね?」
左右田「ああ……分ってる。西園寺」
西園寺「……?」
左右田「↓1」
@西園寺にプロポーズする。
A西園寺に結婚を申し込む。
B西園寺に京介(俺妹)並みの叫び声で「結婚してくれ」と言う。
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:49:44.38 ID:iyjcdIRS0
- 2
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 20:56:11.57 ID:iw8KgxC00
- プロポーズと結婚一緒では?
- 111 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 21:00:29.27 ID:3RWcUeRI0
-
ギュゥウウウウウウウウウウッ──! と、強く強くその華奢な身体を抱きしめる。誰にも渡さない。この女は俺の物だと主張するように。強く、優しく、愛でる。
西園寺「お、にぃ……」
左右田「西園寺……。西園寺ひよこさん! 俺と、左右田和一と!! …………結婚してくてください」
西園寺ひよ子の眼からポロポロと流れる大粒の涙の『意味』が大きく変わった。戸惑い、これで良いのかと迷いつつも、もうこの感情は止めようが無い。だって、だって私も──
西園寺「──はい。………はい!」
──心の底から、それを望んでいたから。
小泉「…………」
小泉は、やれやれといった表情と素晴らしく美しい物を見たような感慨深い瞳で、それを見ていた。そして、西園寺のお婆さんは──↓1
01〜10 最期の力で、この結婚を認める事を伝える。
11〜20 快く左右田のことを迎え入れる。
21〜30 西園寺家の重鎮達を全員集め、この事を伝える。
41〜60 実はまだ少し余裕があったお婆ちゃん、希望ヶ峰学園の皆の前であいさつがしたいと一緒に部屋を出て行く
61〜80 実は危篤というのは「西園寺から本音を聞き出すための嘘」だったお婆ちゃん、さっさと立ち上がって皆の元へ出て行く。
81〜00 この婆さん全然元気じゃねぇか!!!
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:01:00.58 ID:EcMwLoZDo
- おめでとう!
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:01:01.58 ID:iw8KgxC00
- 笑いの展開(笑)
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:01:02.99 ID:NwC3iLp2O
- あ
- 115 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 21:06:25.55 ID:3RWcUeRI0
-
お婆さん「……仕え人、車椅子の用意を。この娘の大切なお友達に、西園寺家の現当主としてご挨拶させて頂かなければなりませんからね」
仕え人「はっ、ただ今ご用意いたします」
左右田「…………へ?」
西園寺「あ、あの! お婆さま!! 大丈夫なのですか!? その、危篤というのは……!」
お婆さん「左右田さんと小泉さんがいらっしゃったと聞いたので、あなたの本音を聞き出すために少々大袈裟に伝えて頂きました。そうですね、具体的には↓1ぐらいは猶予がありますよ」
01〜30 あと三日
31〜60 あと一週間
61〜90 あと一ヶ月
91〜00 あと一年(おいコラ)
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:07:02.52 ID:NwC3iLp2O
- あ
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:09:21.55 ID:iw8KgxC00
- 日向アンタが魔術で病気消したらどうなの?左右田と西園寺の結婚祝いの前払いで
- 118 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 21:16:40.74 ID:3RWcUeRI0
-
お婆さん「あと一週間……猶予があります。その間になんとしてでも西園寺家の古き悪しき伝統を取り払い。新しい西園寺家として再出発させる下準備をこなしておかなくては……。それが私の、最期の仕事です」
西園寺「お婆さま……」
お婆さん「ああ、小泉さんは本当にごめんなさいね。ちょっとした手違いがあったらしく、あんな乱暴な方法でひよこの側に来て頂こうとしてしまって……私の教育指導不足です。本当に申し訳ありません」
小泉「あ、ああいえ。……そうですね、左右田とひよこちゃんのご結婚を心から祝福してくださるというのなら、それで結構です」
お婆さん「ええ。……左右田さん……あなたのおかげなのですよ? ひよこがこんなに素敵な女の子になったのは。西園寺家の伝統を断ち切る覚悟を決めさせたのは」
左右田「……え? あの、俺なにかしましたっけ……?」
お婆さん「ええ、ええ。しましたとも。ひよこ自身から↓1(高コンマ程詳しく聞いている(補正+30))ほどあなたの事は聞いております。自分の為にここまで強くなってくれた、強くて優しくて素敵な人だとね」
西園寺「お、お婆さま!?」
お婆さん「それはこの子の舞を見るだけで分かりました。一年前のそれとは目を見張るほどの成長だったのですから……きっと、貴方に見せたくて必死に頑張ったんでしょうね。それと、貴方が一度帰ってしまったあの日この子は自室で声を押し殺してそれはそれは一晩中泣いて「お、お婆さま! も、もう良いですから!!」ふふふっ」
- 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:17:06.41 ID:NwC3iLp2O
- あ
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:17:24.02 ID:iw8KgxC00
- 何処まで聞いてるか?
- 121 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 21:37:39.78 ID:3RWcUeRI0
- 41+30=71 そりゃもうエロい事以外全部話しちゃってるよねこれだと。>>117 日向「寿命ばかりはどうしようもないんだ……」
左右田「西園寺…………」
小泉「……ホント、お婆さんには全てお見通し、って感じだったわねひよこちゃん。いつも言ってたでしょ? ひよ子ちゃんはもっと素直になった方が良いって……。なーんだ、こんなに大勢で押しかける必要なんて無かったじゃない(クスクス)」
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ!!(顔真っ赤っか)と、兎に角みんなにご挨拶に行くんですよね!? 私も西園寺家の一人として今すぐに来客対応用の着物に着替えてきます!! ほら、左右田お兄も来る!! もう私の旦那様なんだからそんな服じゃなくてちゃんとした着物を着てよね!!」
左右田「えっ!? あの、俺もかよ!! つーか今まで着物なんて着た事ねぇんだけど……」
お婆さん「仕え人」
仕え人「ハッ──和一様、こちらへ。最初の着付けは我々がさせて頂きますのでどうか気を楽にして我らにお任せを」
左右田「は、はい……。えっと、じゃあ小泉は──」
小泉「先にみんなの所に行って待ってるわ。……みんなきっと驚くでしょうね。いきなり「実は今回結婚することになりました」だもん」
そうして、俺と西園寺は着物(多分だがメッチャ高い奴)を着て、西園寺のお婆さんといっしょにみんなと西園寺家の重鎮の前にあいさつをしに行った。
俺と西園寺の結婚を聞いて、みんなはそりゃあ驚くは喜ぶはの大騒ぎだったが、十神や九頭龍なんかは「嵌められた」と、少しばかり悔しそうな顔をしていた。あとで理由を聞いてみたところ──
十神「あの婆さんは初めから「西園寺を助ける為に希望ヶ峰学園の生徒がどれだけ動いてくれるのか」をテストしようとしてたんだろう」
九頭龍「希望ヶ峰学園でどれだけ「良い友達」って奴を作れたか確かめる為にな。それで俺や十神、ソニアっつー国を動かすことすら出来る権力者達が『西園寺を助ける為に』集まったんだ。内外的にゃあ『流石は西園寺家、あの十神家や九頭龍家の次期党首まで動かすとは』って感じになる」
十神「まったく……食えない婆だ。自分の寿命さえ利用するとはな。結婚も、最初からさせる気なんかサラサラなかったんだろうさ」
──と言うことらしい。どうたら俺達は最初から最後まであの婆さんの手の平で踊らされてたみたいだ。そんで、西園寺家の古くさい伝統はお婆さんの鶴の一声で↓1(補正50)%ほど無くなった。 ? 結婚を予定してた相手の家はどうなったかって? そりゃ↓2
01〜60 霧切達に犯罪の証拠の数々を掴まれて御用となった。
61〜90 今回の件を知り、自分達から結婚を断わってきた。
91〜00 まさかのこの面子相手に喧嘩を売ってきた(アホウ)
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:38:07.30 ID:NwC3iLp2O
- あ
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:38:09.03 ID:iw8KgxC00
- アポ?
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:43:32.60 ID:iw8KgxC00
- じゃあ日向、左右田と西園寺の結婚の時に降霊術使っておばあさんに見せてあげたらいいじゃあないの?見えなくても見えるでしょう。
- 125 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 21:55:28.08 ID:3RWcUeRI0
-
西園寺家の伝統──国を裏の裏から動かすために必ず良家の娘か息子と結婚させる──って風習は完全に無くなった。まぁ二割ぐらいは悪しき風習って奴が残っちまったみたいだけど……そこは俺と西園寺で必ずなんとかしてみせるさ。
あと、今回の結婚相手(偽装)だった相手の家は、霧切達別行動班に犯罪や悪事の証拠の数々を掴まれてあえなく御用となった。ホント、どれだけ感謝してもしたりねぇよ、みんなには……。霧切なんか「あら? これで依頼を終えたつもりなんて無いわよ? 次は必ず、失踪した西園寺さんのお父さんを見つけ出してみせるわ」と言ってくれたたしな……そして──
左右田「あのー……ほ、本当にやるのか?」
花村「何言ってるのさ、当然でしょ!?」
東条「肝心の先輩達の正式な結婚式にお婆さんはどう足掻いても出席できない……なら」
澪田「今ここで先行結婚式をやっちまおうって話しっすね!! ヒャッハー! 唯吹超歌ってお祝いしたい気分何すけど、今だけは全力を持って自重するっす!!」
朝日奈「うーん、こういう「畏まった場」は苦手なんだけど……先輩達二人の結婚式だもんね!! えーっと、守っておかなくちゃいけないマナーとかあるっけ? それとご祝儀ってのも出さなくちゃいけないんだよね? ど、どうしよう。私今大したお金持ってないよ!?」
不二咲「お、落ち着いてぇ! 正式な結婚式じゃないんだから!! それっぽい物をするだけなんだから!!」
と、俺達希望ヶ峰学園からやってきた生徒全員は、西園寺家の大広間でそれはそれは豪華なおもてなしを受ける事になった。俺はもう「西園寺家側」の人間として「持てなす側」だから料理はあまり食えなかったけどな! んで、だ……。結婚式の重要な儀式と言えば──
〜〜〜〜〜〜
左右田「じゃ、じゃあ行くぞ。さいお……ひよ子」
西園寺「う、うん。来て、お兄……」
ジーッ……という視線が周囲から突き刺さる。あーっもう視線がウルセぇ!! テメェらよってたかってニヨニヨニヤニヤしてんじゃねぇ!! こっちは初めてのキスでスゲー緊張してんだぞ!!
西園寺「お兄……はやくぅ……は、恥ずかしいから……」
左右田「あ、ああ」
そうして俺は西園寺の唇に自分の唇を近づけ……↓1(高コンマ程濃厚で周りが恥ずかしくなってしまう様なキス。低コンマ程付き合いたての恋人の様なキス)
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:55:46.01 ID:j6M+UhvdO
- あ
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:55:57.55 ID:WzVeLSOGO
- あ
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:56:07.44 ID:JPMaTz5n0
- あ
- 129 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 22:13:06.01 ID:3RWcUeRI0
- >>126 これぞ左右田クオリティですねぇ!! で、流石に可哀想なんでやり直そうかと思ったんですが >>127と>>128が連続ゾロ目なのでこう処理します。
>>124 日向「その発想は無かったな……俺がその時も魔法を使えたらやってみるか」
──ガチッ! と歯と歯のぶつかる音がして、俺達は痛みに悶えながら唇を押さえ合う。暫くの間をおいて、ドッ──! という爆笑が大広間に響いた。 め、めっちゃ恥ずかしい! 付き合いたての恋人かよ俺らは!! いや実際そうみたいなもんだけどさぁ!!
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ! ちょっと何やってんのお兄っむっ──」
恥ずかしさのあまり、問答無用でキスを再開した。は、初めてだから加減が分らねぇ!! ええっと、確か男子連中と一緒に見たAVじゃあ……。
西園寺「──ちょ、ちょっと待ってお兄あむっ…………い、いきなり激しすぎだからむうううっ………!!」
ええい、もう知るか! 俺が好きなようにやらせて貰う!! と、計三回(一回は大恥を掻いたが)のキスをした。ちゅぽん、という音を立てて、ようやく俺は西園寺の唇から自分のそれを放す。
西園寺「はぁ……はぁ……はぁ……//////」
赤松「う、うわぁ//////」
舞園「な、なんと言いますか、その//////」
花村「完全に「ピ───」前のキスだったよね!!「おおっとそれ以上は言わせねぇっす! 輝々ちゃんは空気を読むっすよ!!」
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ! お兄! あとでお説教!! 言いたいことがタンマリあるから覚悟しておいてよね!!」
はい、本当にすみませんでした……。その、恥ずかしくてなんとか掻き消そうと頑張ったらマジでシャレにならないぐらい濃厚なキスになっちまったみたいです……。
〜〜〜数週間後〜〜〜
腐川「『こうして、西園寺家と希望ヶ峰学園を巡る大騒動は幕を閉じた……。今後は二人の力によって、西園寺家はより発展し、よりよき名家となって行くだろう……』ふぅ、こんな物かしらね。物語としては↓1点(超高校級の文学少女補正+40)って所かしら」
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 22:14:01.93 ID:sGoJaZCMO
- ん
- 131 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 22:19:46.13 ID:3RWcUeRI0
- 93+40=133 ミリオンセラー&○○賞間違い無し。
腐川「ふ、ふふふ……我ながら会心の出来ね……。ガラじゃ無いけれど、念密な取材が出来たからかしら……もっと取材回数を増やすとか……」
舞園「腐川さん、それは良いんですが……」
霧切「………最近のあの二人の様子を取材する必要は無いんじゃないかしら」
朝日奈「今までの鬱憤が溜まってたんだろうね。もう↓1(補正+40)のラブラブっぷりで学園内ですっかり有名だよ……」
不二咲「ぼ、ボクと入間さんといる時の左右田先輩もほぼ毎回西園寺さんの事しかしないもん……」
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 22:21:10.53 ID:k66AJ2pXO
- あ
- 133 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/04(月) 22:38:29.10 ID:3RWcUeRI0
-
〜〜希望ヶ峰学園・77期生教室〜〜〜
西園寺「はいお兄♪ あーん」
左右田「あーん♪ やっぱひよこの作る弁当は美味いなぁ!! また腕を上げたか?」
西園寺「えへへ〜♪ 花村と東条にみっちり料理の基礎基本を教わったからねー。本格的に私の家に婿入り修行する事になったらもう私の手料理なんて滅多に食べられないだろうから、今だけの特別だよ〜! だからその〜……」
左右田「ああ……。言わなくても分かってるよ」
左右田は西園寺にしか聞こえないように顔の側に耳を近づけ、小さな小さな声でこう囁いた。
左右田(俺を傷付けて、自分にまで嘘付いて、みんなに大迷惑を掛けたわるーいわるーい娘には今まで以上に過激で、ハレンチで、エッチな『オシオキ』をしてやらないとな……覚悟しろよ)
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ!(ゾクゾクゾクゾクッ!!) う、うん! 次のデートの時、楽しみにしてるからね!!!」
小泉「…………ねぇ日向、相談があるんだけど」
日向「……なんだよ小泉」
小泉「ひよこちゃん達のバカップルぶり、もうちょっとなんとかならないかなぁ……? いや素直になれって言ったのは私なんだけどさぁ……」
日向「……それは暫くの間は無理だと思うぞ? だってあの日、左右田が今までで一番の発明品の↓1(メッチャ便利な物(ただし、左右田が作れる範囲に限る))を持って」
左右田『ほんっっっとうにありがとうな、日向! お前は俺の史上最高のソウルフレンドだ!! 式には絶対呼ぶから是非来てくれよ!! もう学園生活も残り少ないけど、これからは卒業まで思いっきりひよ子とイチャイチャするぞー!!』
日向「って報告に来たもん……。これ以上度が過ぎたら俺求めるつもりだけど、あいつら叱られないギリギリのライン(100を越えない)でいちゃつくから文句も言えないし……」
……ま、仕方ないから我慢してやるさ。『学園長との約束』もちゃーんと守ったし、俺にはあいつに負い目があるからな。思う存分イチャイチャしやがれってんだ。……あ、ただし人目に付くような場所で過激な行為はするんじゃねぇぞ? 庇いようがねぇからな。
『学園長との約束』 「「西園寺ひよ子」さんを無事希望ヶ峰学園に復学させられた場合、今回の我が儘への罰則を免除する──」
77期生のSPクエストをクリアしました!! 左右田・西園寺・小泉との友情値が限界突破しました!! 三人は日向のお願いを「なんでも」聞いてくれるようになりました!! あ、あとついでに↓1を手に入れました。
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