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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 4
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591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/03(水) 22:53:20.45 ID:cU17uj760
kskst
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/03(水) 22:55:15.65 ID:SZmFKhv20
kskst
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/03(水) 23:37:36.75 ID:a885zASA0
次の日、ルドルフのトレーニングを彼女と組んでいたらメジロラモーヌとそのトレーナーが来てまさかルドルフが復帰するとはと驚かれる
594 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 14:27:33.54 ID:BQmTXi700
翌日、トレーナーはルドルフのトレーニングを考えているとメジロラモーヌとそのトレーナーが話しかけてくる
ラモトレ「主任、本当にルドルフはまだ走れるんですか?」
トレーナー「退院してすぐだからすぐにレースは出ないけどちゃんと走れるよ」
ラモトレ「嘘じゃなかったんですか…」
ラモトレはキタルファにルドルフが加入したことは勿論知っていたがマネージャーの役割だと考えていた
しかし噂でルドルフがトレーニングをしていると聞きそんなはずはないだろうとトレーナーに確認に来たのだった
ラモトレ(主任は何がしたいんだろう)
ルドルフの悪事は学園に知れ渡っておりその理由も全て知られている。かつての実力がないルドルフにレースに出させてなにをさせたいのだとラモトレはトレーナーを疑う
595 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 14:33:14.59 ID:BQmTXi700
ルドルフにぶっち切りの最下位を取らせて笑い物にしたいのか。哀れな姿を見せ同情を誘いたいのか
もう終わってしまったルドルフを走らせるという行為にどんな意味があるのかラモトレが考えている横でラモーヌはじっと話を聞いていた
ラモーヌ「面白いわね」
ラモトレ「ラモーヌ!?」
まさか自分の担当がトレーナーの行為を肯定するとは思わずラモトレは驚きの声をあげる
ラモーヌ「期待しているわよ」
トレーナー「退屈はさせないから安心して」
ラモーヌ「ええ」
では行きましょうとラモーヌはラモトレを置いて自分のトレーニングへと戻りラモトレは慌てて追いかける
ラモトレはルドルフが復活しているなどと思いもしなかったがラモーヌは全てを見抜いていた
このあと…
下3
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 14:38:31.19 ID:xyYx2uIO0
おでん屋で一杯やっていたラモトレが、
ルドトレから会長の立ち直りについて
いろいろと情報を聞く
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 16:26:58.11 ID:5rkIocEx0
kskst
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 16:31:17.46 ID:V4EUKACd0
ルドルフもそうだが、有マは目前だからウィズの最終調整をしなくては次に東京大賞典に出るブレーザーの最終調整。東京大賞典にはコパノリッキー、ホッコータルマエが出バするらしい
599 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 16:44:54.84 ID:BQmTXi700
目前に迫った有マに向けウィズの最終調整がありその次に東京大賞典に出るブレーザーの最終調整もある
東京大賞典にはコパノリッキー、ホッコータルマエが出バするのでこちらも油断はできない
それに加えプロジェクトL'Arcの来年度の予定も組まなければいけない状況となりトレーナーはパンク寸前だった
トレーナー(僕が三人居ても足りない!)
年末が迫っているのもあり主任としての仕事も日々増えていきとうとうトレーナーの睡眠時間は無くなった
これまでも徹夜をしたことがあるので大丈夫だと軽く考えていたトレーナーだったが彼の体は悲鳴をあげていた
600 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 16:52:27.26 ID:BQmTXi700
普段のトレーニングをエアトレに任せていても最終調整はトレーナーがやるしかない
プロジェクトL'Arcもゴルトレという強い味方がいるものの全ての仕事を消化してくれるわけではない
グランドライブのことについて樫本理事長にアイデアの提案やブルーのケアのこともある
エアトレも副主任としての仕事が多数ありトレーナーは既に多くの人に助けてもらっている
そんな状況でもトレーナーが徹夜しなくてはならなかったのはタイミングが悪かったこともある
頼れる人物を最大限に頼っても仕事が終わらない日々だったがトレーナーの精神は安定していた
それはエアトレ達に助けてもらっているという自覚があったのとウィズの有マが楽しみだということ
この二つのお陰でトレーナーの心は落ち込むどころかむしろ元気になっていったがそれは精神だけ
ついに体の限界がきてしまったトレーナーは有マの前日の早朝トレーニングの最中に倒れてしまった
このあと…
下3
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 16:55:53.40 ID:xyYx2uIO0
「モルモットくんといえども、
鋼鉄の体を持ってるわけじゃ
ないんだな」とタキオン同情
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 17:03:28.19 ID:V4EUKACd0
kskst
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 17:21:23.58 ID:Z4NmAhb30
トレーナーは保健室に運ばれ、キタルファは会議を行なう事にトレーナーの負担があまりに多過ぎる、どうにか出来ないのかと話し合う。
ブルーはトレーナーの仕事を手伝ってくれる人を見つけるしかないと言う。
604 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 19:29:08.96 ID:/rh5AFD+0
急いで倒れたトレーナーを保健室に運び込んだあとキタルファは緊急会議を行なう事に
ブルーがトレーナーの手帳を確認すると他人に頼っていないどころか全力で助けてもらっていた
ブルー「トレーナーへ負担がかり過ぎてる」
どうにか出来ないのかと話し合おうとするが結果は見えている。トレーナーの仕事を手伝ってくれる存在が必須
サブトレーナーまで居るというのにこの仕事量は学園のせいではないかとエアグルーヴに矛先が向く
エアグルーヴ「たわけが仕事をし過ぎているだけだ」
主任とキタルファのトレーナーだけなら決してこうはなっていなかったとエアグルーヴは否定する
プロジェクトL'Arcにグランドライブまで引き受けてしまったトレーナーに非があるとエアグルーヴは言う
605 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 19:33:12.20 ID:/rh5AFD+0
ネイチャ「その辺は一旦置いといてウィズにはこのことは絶対秘密ね」
ウィズは有マを翌日に控えているということでこの日の早朝トレーニングはなかった
なのでトレーナーが倒れたという事実をウィズは知らない。こんなことを彼女が知ればレースに影響が出てしまう
ブルー「徹夜してたから寝かせたことにする?」
ネイチャ「とりあえずその案で行こっか」
トレーナーの意識はまだ戻っていないがとりあえずウィズには徹夜していた彼を無理矢理寝かせたと説明すると決める
トレーナーに関して嘘を言うと後で怖いがなんとか明日の有マまで誤魔化せればいいとメンバーの総意で決まる
このあと…
下3
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 19:41:16.88 ID:2iAJGmRj0
kskst
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 19:49:03.31 ID:h1mea2fm0
kskst
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 19:49:41.27 ID:xyYx2uIO0
トレーナーの夢に出てきて
「何か困っていることは?」
と聞いてきたルドルフ
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 20:15:52.63 ID:vHOmCfyg0
トレーナーが寝ている間の仕事はエアトレ、そしてハヤヒデトレ、クリトレ達にも手伝って貰う。
そこにシリウスとトレーナー(子犬)が来て、「私のパピーも貸してやる」と言う、エアトレは犬なんかなんの役に立つんだと思っていたら
書類の間違っている箇所を見つけ吠えたり、判子押し忘れを指摘したり役に立つパピー
610 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 23:12:44.71 ID:uotz48Rx0
トレーナーが寝ている間の仕事はエアトレ、ハヤヒデトレ、クリトレ達に手伝ってもらうことになった
もちろんエアトレ達にはトレーナーが倒れたということはウィズには黙っておいてくれと頼んである
ハヤヒデトレ「なんとかなりそうですか?」
イナリトレ「やってもやっても終わらない!」
エアトレ「片っ端から片付けていくぞ」
エアトレ達が苦労しながらトレーナーの仕事をしているとシリウスと彼女のトレーナー(子犬)がやってくる
シリウス「特別に私のパピーも貸してやる」
エアトレは子犬が来たところでどうしようもないと言いたかったがシンボリを敵に回したくはなく黙って受け入れる
611 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/04(木) 23:18:14.85 ID:uotz48Rx0
パピー「わんっ」
クリトレ「え?あ…ここ間違ってる」
パピー「わんっ」
イナリトレ「ああ!エアトレさんここにハンコいります!」
エアトレ「なんだと…」
書類の間違っている箇所や判子押し忘れに気付きそれを指摘しシリウスの子犬は役に立っていた
まさかと思いエアトレはシリウスのデータを確認してみると子犬をトレーナーだと言い張ってから明らかにタイムが良くなっていた
猫が駅長をしたり犬が道案内をすることは聞いたことがある。この子犬もその一種だというのだろうか
パピー「わんっ」
エアトレの視線に応えるように子犬は返事をする
このあと…
下3
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/04(木) 23:54:35.38 ID:1GB0Yg3Bo
kskst
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:18:31.64 ID:c9MnrQuH0
kskst
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:36:51.97 ID:syNOaFx50
保健室で寝ているトレーナーの元にやって来たシリウスは、「皇帝サマのトレーナーならしっかりしろ」と言いながらタフネス30なる栄養ドリンクを差し入れてくれた
615 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/06(土) 18:57:34.39 ID:jAoTmuOwO
シリウス「呑気に寝てやがるな」
保健室で寝ているトレーナーの元にやって来たシリウスはまず彼が仮病でないことを確かめる
本当に倒れたのだとわかるとタフネス30なる栄養ドリンクを差し入れとして枕元に置く
シリウス「皇帝を引き受けた責任は取れよ」
ルドルフが復活するのならそれ以上嬉しいことはない。鍍金ではなく本物のレースをシリウスは待ち望んでいる
キタルファのトレーナーならその願いが叶うとシリウスはパピーを貸し出した
決して口には出さないがシリウスはルドルフの復活を誰よりも待ち望んでいた。その為にはこうして手を貸すことも惜しまない
616 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/06(土) 19:05:19.35 ID:HDq0CZIPO
ウィズ「トレーナー?」
シリウスが退出してすぐにウィズがトレーナーの様子を見に来る。ぐっすり寝ていることを確認するとウィズはすぐに保健室から出て行く
ウィズ(なんかブルーが怪しかったけど気のせいみたい)
トレーナーが過労で倒れたことはウィズには伏せて話したのだが彼女はブルーの違和感に気付いた
しかしぱっと見た限り外傷もなく怪我をした様子もない。自分の為に徹夜をしていたという理由も納得がいく
ウィズ(明日の走りを見てもらう為に今日はゆっくり寝ててね)
明日になればトレーナーは元気になっているとウィズは信じているが彼の過労はたった一日で回復するものではない
このあと…
下3
617 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 19:12:33.16 ID:OD6AbJNY0
kskst
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 19:24:27.42 ID:ncDn2R+R0
kskst
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 19:30:24.99 ID:Nr8IUn9o0
有馬記念に出たウィズは、直線を
一気に駆け抜け差し切り勝ちした
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 19:49:46.67 ID:PzlrCuvE0
トレーナーは一旦目覚めるが疲れで身体が動かない、枕元にあるタフネス30に気付き飲むと疲労感が多少マシになっていく
621 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/06(土) 23:09:35.39 ID:TFgahwSg0
トレーナー「うううん……」
トレーナーは一旦目覚めるが溜まった疲れで身体が動かせない。水分が欲しいと考えていると枕元にあるタフネス30に気付く
トレーナー「うう…ふう……」
それを飲むと疲労感が多少マシになりなんとか体を起こすことに成功する
トレーナー「仕事しないと…」
まだまだやらなければいけない仕事があるとトレーナーは無理矢理ベッドから立ち上がり保健室から出ていく
トレーナーはふらふらと歩きながらトレーナー室を目指して行きその最中も仕事のことしか考えていなかった
622 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/06(土) 23:15:28.99 ID:TFgahwSg0
トレーナー「あれ……」
クリトレ「トレーナーさん!?」
イナリトレ「なんで起きてるんですか死にますよ!?」
クリトレ達はトレーナーがやって来たことに驚きすぐに保健室に戻るようにと説得する
エアトレ「仕事は全部こっちで片付けておく」
トレーナー「でも……」
エアトレ「いいから寝ておけ」
明日はウィズの有マがあると言われトレーナーは確かにそうだとレースのことを思い出す
保健室に戻ろうとしたトレーナーだったが足元がおぼつかなかったのでエアトレが保健室まで運んでいくこととなった
このあと…
下3
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 23:38:28.15 ID:6wW3m2iu0
kskst
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 23:47:04.31 ID:PzlrCuvE0
kskst
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 23:54:27.17 ID:X0QpeTuJ0
エアトレがトレーナーを保健室に連れて行く、これはもしかしたら病院に連れて行くのも検討しなくてはと考える。
保健室には不審者こと安心沢がいて、エアトレは通報しようとするがトレーナーが疲労が取れる針治療はないか聞く
626 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 18:59:46.21 ID:iTvzv4uf0
エアトレ(これは病院に連れて行くべきかもしれないな)
トレーナーを保健室に連れて行く最中にエアトレはこれはもしかしたら病院に連れて行かなくてはと考え出す
エアトレ「失礼するぞ」
安心沢「ワォ!」
エアトレ「1.1.0と」
安心沢「ちょっとちょっと!」
保健室にはなぜか不審者(安心沢)が居たのでエアトレはノータイムで通報しようとするがトレーナーが待ったをかける
トレーナー「疲労に効く鍼はありませんか…?」
安心沢「もーちろんあるわよぉ〜!」
安心して鍼を受ければいいからとトレーナーをベッドに寝かせるようにエアトレに指示する
627 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 19:08:49.36 ID:iTvzv4uf0
エアトレ「副作用はないのか?」
安心沢「ワ〜オ!」
エアトレ「……チッ」
安心沢と会話にならないとエアトレは彼女とのコミュニケーションを諦めるがトレーナーは安心沢を信じている
トレーナー「とりあえず動けるようになればいいので……」
安心沢「ブスッといくわよ〜〜お覚悟!!」
ルドルフの脚を治した針師を紹介してもらったこともありトレーナーは安心沢を全面的に信頼している
しかし彼女の笹針治療はそこそこ失敗するということをトレーナーはよく知らなかった
このあと…
1 失敗
2 成功
3 大失敗
4 成功するも副作用でエアトレを襲う
5 自由安価
下3
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 19:09:18.25 ID:zcAfo7Xgo
4
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 19:17:26.03 ID:pG6yj1cU0
4
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 19:19:18.40 ID:46h3h1D50
4
631 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 19:53:13.70 ID:iTvzv4uf0
安心沢「ブスッと大成功!」
どうやら鍼は成功したようでトレーナーの蓄積されていた疲労はほぼ回復した
トレーナー「ううううう…」
安心沢「あら…?ワォ!!」
鍼の副作用なのかトレーナーの下半身が元気になってしまい更に理性まで失いかけていた
安心沢「サヨナラ!!」
このままでは自分が襲われると直感した安心沢は誰よりも早く保健室から出て行く
エアトレ「ふふ……いいぞ」
トレーナーに襲われることはむしろプラスだとエアトレは服を脱ぎベッドに横たわる
理性を無くしているトレーナーはすぐにエアトレに襲いかかった
632 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 20:00:43.51 ID:iTvzv4uf0
エアトレ「ふふふふふ……」
行為が終わったあと、保健室のベッドでエアトレはトレーナーと裸で寝ていた
彼女は満足そうに下腹部を撫でながら余韻に浸っている
エアトレ「これで孕めばトレーナーは私のものだ」
突然のことだったうえに理性を失っていたトレーナーが避妊などできるはずもなかった
本当に孕むかは運になるがこれで丁度いいともエアトレは考えていた
エアトレ「全ては運ということだ」
トレーナー「ううん…」
エアトレ「情け無い顔をしているな…ふふ」
まるで恋人同士かのように抱き着きトレーナーが未来の旦那になるかもしれないと笑みを浮かべる
このあと…
下3
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 20:04:28.51 ID:YjiZbLiv0
kskst
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 20:09:35.09 ID:hl4AlKfJ0
「他のウマ娘のトレーナーと
肉体関係を持つなんて……」と
エアグルーヴが激怒している
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 20:10:02.46 ID:bBha4sxH0
ksk
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 20:49:29.80 ID:pG6yj1cU0
次の日、有マ当日レース場控え室で体調が戻ったトレーナーはウィズと作戦の最終確認をする。昨日エアトレを抱いたのは覚えていない模様。
やはり強敵はキタサンブラック、ゴールドシップ、そしてブルーが辞退した事で出バする事になったシュヴァルグランだろうと話す
637 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 21:02:56.21 ID:iTvzv4uf0
トレーナー「体調は問題ない?」
ウィズ「もちろん!」
有マ当日となりレース場の控え室でトレーナーはウィズとレースの最終確認をしていた
どうやら昨日エアトレを抱いてしまったのはトレーナーは覚えていない様子で何も不自然なところがない
トレーナー「やっぱり強敵はこの三人だね」
有マの本命はキタサンブラック、ゴールドシップ、そしてブルーが辞退した事により出バする事になったシュヴァルグランだと話す
他にも強豪揃いのレースなので人気薄のウィズが勝つことは難しいというのが普通の考えになる
638 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 21:12:12.24 ID:iTvzv4uf0
しかしトレーナーとウィズは自分達の勝利を信じており負ける気は全くない
トレーナー「キタサンブラックの逃げは脅威だけど自分のペースで走ることが大事だよ」
トレーナー「シュヴァルグランやゴールドシップが良い位置で追えないように内側はキープして」
トレーナー「あとは冷静にレースを走り切ろう!」
ウィズ「はい!!」
トレーナーと歩んできたキタルファというチームの集大成のつもりでウィズは有マを走る
負ければ今までの自分の全てを否定することになる。それくらい強い気持ちでウィズは有マに挑む
有マの結果…
1 ウィズ勝利
2 キタサン勝利
3 ゴルシ勝利
4 シュヴァ勝利
5 他勝利
6 自由安価
下3
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 21:14:45.49 ID:zcAfo7Xgo
1
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 21:16:57.10 ID:pG6yj1cU0
1
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 21:17:29.65 ID:oc2PS7L00
1
642 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 21:38:02.84 ID:iTvzv4uf0
レースの展開はキタサンブラックが逃げそれを先行集団が追うという予想通りの展開となった
ウィズ(速いけど最後は追い付く!)
快調に飛ばすキタサンを見て一瞬焦るがすぐに冷静さを取り戻しウィズは自分のペースをキープする
「誰も離されていない!」
「今年の有マは凄いレースだ!」
ウィズだけでなく他のウマ娘も掛かることなく冷静にレースを運び誰も脱落しないままレースは中盤を迎える
ゴルシ「そろそろ仕掛けるかぁ?」
差しや追い込みで走るウマ娘が徐々にペースを上げながらベストの位置を探り始める
ウィズはトレーナーの言うことを守り内側をキープしていたので仕掛けるなら外からしか選択肢は無くなった
643 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 21:49:08.80 ID:iTvzv4uf0
シュヴァル(内が開かない……!)
内側から差すつもりだったシュヴァルは目論みがうまくいかず外から仕掛けるしかなくなる
ウィズ「ここだ!!」
最終コーナーを回った直後からウィズはスパートをかけそれに続くように他のウマ娘も加速する
ウィズ(負けない!絶対に負けない!!)
有名ウマ娘は時折脅威の粘りであったり驚くべき加速を見せる時がある。それは選ばれたウマ娘にのみ出現する力
ウィズはこれまでそういった力が出たことが無かったが何度もG1を勝っている
ウィズ(トレーナーと私なら勝てる!)
ウィズに力が無くともトレーナーという誰よりも信頼できるパートナーがいる
トレーナー「いけーウィズ!!」
パートナーを信じたウィズと担当を信じたトレーナー。二人は見事に有マを勝利することができた
このあと…
下3
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 21:59:42.16 ID:nQsn90eG0
kskst
645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 22:16:25.96 ID:mQ/oRE+n0
kskst
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 22:21:18.42 ID:gQwwdy1N0
ウィズの勝利に会場は大熱狂、ウィズは来年凱旋門に挑戦する調整の為国内レースはしばらく休息を取ると宣言し、更に歓声を浴びる彼女ならもしかしたら…と言う声まで聞こえて来る。
647 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 22:43:36.62 ID:iTvzv4uf0
キタサンやゴルシに比べ人気薄だったウィズの勝利にレース場は熱狂に包まれる
ウィズ「私は来年トレーナーと凱旋門賞に挑戦します!」
勝利者インタビューで凱旋門に挑戦することを宣言し更に歓声を浴びる。これまで一度も日本のウマ娘が勝てていない凱旋門賞だが彼女なら有り得ると会場は沸く
それほどまでに見事な勝利でウィズのこれからの活躍を会場にいる全員が楽しみになった
他の有名ウマ娘と比べるとかなりの遅咲きだったが彼女の実力を誰も疑うことはない
ウィズ「応援ありがとうございました!」
ファンへの感謝をとびきりの笑顔で語ったあとウィズはウイニングライブの為に一旦控え室に戻る
648 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 22:51:45.53 ID:iTvzv4uf0
ウィズ「やったよトレーナー!!」
控え室のドアを勢いよく開けウィズはトレーナーに抱き着く。トレーナーはそれに応えるようにウィズを抱きしめキスをする
トレーナー「最高の景色を見せてくれてありがとう」
担当のウマ娘が有マを勝つというのは「トレーナー」にとって特別なことであり最高の名誉でもある
その高みに登れたとトレーナーは感謝を伝えウィズもまた彼に感謝の気持ちを返す
ウィズ「貴方を選んで良かった」
トレーナーとしてパートナーとして恋人としてやはり彼は最高だったとウィズは確信する
二人はライブまでの時間が許すまでキスをし続けお互いに気持ちを伝え続けていた
このあと…
下3
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 22:57:05.42 ID:Ta3lA1C60
kskst
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 23:01:03.90 ID:pG6yj1cU0
kskst
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 23:09:35.45 ID:OBTIfWnb0
負けたキタサンやシュヴァルは自身のトレーナー達に慰めてもらっており、ゴルシとゴルトレはいつも通りにいた
652 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 23:34:15.99 ID:iTvzv4uf0
キタサン「トレーナーさん負けちゃいました……」
シュヴァル「僕…もっと頑張れたのに……」
負けたキタサンやシュヴァルは自身のトレーナー達に慰めてもらっているなかゴルシとゴルトレはいつも通りだった
ゴルトレ「タイムは悪くなかったわよ」
ゴルシ「だろぉ?」
ゴルトレ「凱旋門の前に有マは勝ちたかったけど本番は来年よ」
ゴルシ「そういうことだな」
ゴルトレ達は既に凱旋門賞に向けてトレーニングを積んでいるので有マに負けても大したことはない様子
それぞれの思惑がある中での有マだったが勝者はウィズでありキタルファの評判も最高のものとなった
653 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 23:38:17.91 ID:iTvzv4uf0
ネイチャ「本当に勝っちゃいましたけど!?」
タンホイザ「むん!むん!」
ネイチャ達は控え室には向かわずレース場でウィズの応援をしていて彼女の勝利に驚きが隠せない
プルメリア「やっぱりトレーナーさんは凄いです!」
エアグルーヴ「たわけがまた働き過ぎないように注意する必要があるな」
エアトレ「ええ…」
ウィズの勝利によりキタルファへの取材やインタビューがこの時点で何件も舞い込んでおりその対応に追われることになる
エアトレはトレーナーの補佐をしなければいけないのだが彼女はまだ昨日の余韻が残っているようで心がまだ戻ってきていない
654 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/07(日) 23:45:34.08 ID:iTvzv4uf0
ブルー(私が走ってたらどうなってたんだろう)
本来の適正なら走ることのできない有マ記念だがウマレーターのお陰で仮の適正を得ることができている
スタミナに不安はあったものの有マの距離なら問題なく走れることはトレーニングで何度も確認している
適正に問題は無かったが今のブルーは心が壊れておりとても走れないが「もしも」はどうしても考えてしまう
今日のウィズのタイムはブルーのベストよりも遅く勝つチャンスはあった。ウィズが内側に入ることを予想して外側を走ることはできていた
もし自分なら最後の直前で差し切っていた。本当は自分が勝っていたのにとブルーは悔しいという気持ちを初めて抱く
ブルー「走りたい……!!」
命の重さを知ってから自分の犯した罪に何度も涙を流したが今日の涙の意味はこれまでとは違う
心から走りたいと思えるようになったブルーは一つのトラウマを克服することができた
このあと…
下3
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 23:54:06.02 ID:cAd/h9LP0
kskst
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/07(日) 23:55:19.63 ID:W3jI7u/60
kskst
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 00:07:42.85 ID:xuMFU9mJ0
泣いてるブルーに優しく寄り添うトレーナー、ブルーに高松宮記念に挑んでみないか聞く君本来の適正である短距離のG1だと言う
658 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/08(月) 18:51:15.43 ID:LwkRkScF0
トレーナー「その気持ちは忘れないで」
ブルー「とれーなぁ……」
泣いてるブルーにトレーナーは優しく寄り添う。そしてブルーに高松宮記念に挑んでみないかと提案する
トレーナー「君の本来の適正である短距離のG1。目指す価値はあると思うよ」
ブルー「うん……」
トレーナー「一緒に頑張っていこうね」
一緒にウィズのウイニングライブを見に行こうとブルーの手を取るトレーナー
ブルーは将来海外のレースに出たいと言っているがそれは賞金が出るからで他に理由はない
もし日本のレースでも賞金が出るのならブルーは海外へ行く必要はない
トレーナー(ブルーみたいな子はたくさんいる)
今すぐに環境は変わらずとも自分が力をつければ話は変わる。例えば凱旋門賞をキタルファが獲ったりすれば…?
トレーナーはばんえいレースのバ券のシステムを将来的にトレセンに導入しようと考えていた
659 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/08(月) 18:55:33.48 ID:LwkRkScF0
トレーナー(有マは獲った。次はグランドライブでその次は凱旋門賞)
トレーナー(僕の理想を叶えるにはまだまだ力が足りない)
自分の理想を叶えるには前理事長のように力が無ければ無理だとトレーナーは知った
主任という地位では足りずもっと力が必要。力を得るには栄光が最低限必要となってくる
トレーナー(言い方は悪いけど僕はキタルファを利用する)
メンバー全員がG1を勝ち続けたり特別なことを成せば自分に力が集まってくる。これは前理事長から学んだこと
トレーナー(次はブレーザーだ)
力を得る為には休息など必要ないとトレーナーの頭の中は次の東京大賞典のことしかなかった
このあと…
下3
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 20:10:35.41 ID:thpwzYh/0
kskst
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 20:28:23.16 ID:RFdUKwaP0
kskst
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 20:50:40.35 ID:xuMFU9mJ0
東京大賞典に出るコパノリッキー、ホッコータルマエの視察に出るトレーナーとブレーザー
663 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/08(月) 21:56:08.75 ID:KC9WPJncO
ウィズの勝利の余韻に浸る暇もなくトレーナーはブレーザーと共に東京大賞典に向けて視察をしていた
トレーナー「うまく調整できてるみたいだ」
様子を見ていたのはコパノリッキーとホッコータルマエ。この二人が強力なライバルになるとトレーナーは考えている
ブレーザーがうまく逃げることができなければ二人に捕まりあっという間に抜かされる
一つのミスも許されないレースになるがブレーザーに負ける気は全くない
ブレーザー「絶対勝つから」
トレーナー「期待してるよ」
ブレーザー「んっふ」
素直にトレーナーに応援してもらったのが嬉しかったブレーザーは思わず顔がニヤけるがトレーナーは気付いていない
664 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/08(月) 22:00:46.84 ID:RrEmJY/9O
トレーナー(ブレーザーの脚とスタミナじゃ大逃げはできない。ペースを間違えたら一位はない)
キタルファの評判を上げる為にも絶対勝って欲しいとトレーナーは自分の作戦に穴がないか何度も頭の中で確認する
ブレーザー「〜〜〜〜いい?」
トレーナー「え、うん」
ブレーザー「よしっ!!」
考え事をしている時にタイミング悪くブレーザーに話しかけられた上に返事を求められたトレーナー
思わず反射的に肯定してしまったがブレーザーの喜び方をみる限り「ご褒美」に関することだとわかる
トレーナー(僕がブレーザーのモチベーションになるなら喜んで受け入れるよ)
この時は軽く考えていたトレーナーだが内容のわからない約束を肯定するものではないと彼はのちに知ることになる
このあと…
下3
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 22:16:57.14 ID:rUDrkwuVo
kskst
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 22:20:13.27 ID:b4n31XlH0
kskst
667 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 22:32:20.35 ID:saER8Mw00
ブレーザーと話していたらコパノリッキーのトレーナーであるコパトレに声を掛けられ、有マは見事だったが東京大賞典は譲らんと宣戦布告される。
それはそれとして主任として相談に乗ってくれと頼まれる、コパトレはトレーナーにリッキー宛に届いたファンレターを見せられる。全部子供から送られてきた物らしい。リッキーは初恋ハンターの異名を持ち子供から人気で内容は告白やリッキーで精通してしまったなどといったもので困っているらしい
668 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 16:50:01.18 ID:dUusceGOO
コパトレ「堂々と偵察とは流石は主任ですね」
トレーナー「コソコソする理由が無いから」
コパトレ「東京大賞典では負けませんよ」
ブレーザーと話しているとトレーナーはコパトレに声を掛けられる有マは見事だったが東京大賞典は負けないと宣戦布告をされる
それはそれとして主任として相談に乗ってくれないかと言われトレーナーはブレーザーから離れ二人で話し出す
コパトレ「これは全部リッキー宛に届いたファンレターです」
トレーナー「子供からが多いんだね」
全て子供から送られてきた物で微笑ましいとトレーナーは言うがコパトレは内容は全く微笑ましくないのだと厳しい表情になる
669 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 16:55:57.88 ID:zuXId7jbO
リッキーは初恋ハンターの異名を持つほど子供から大人気でファンレターで告白やリッキーで精通してしまったなどがあるという
コパトレ「どう対処すればいいのか分からなくて…」
トレーナー「うーん」
ウィズやブルー達にもファンレターは送られてきておりその内容はとても下品なものがある
そういったものはトレーナーが事前に破棄するのだがリッキーのファンレターは子供が送ってきているのでそうもいかない
いくら内容が不適切だからといって子供のファンレターを処分できないとコパトレは困っている
コパトレ「主任ならどうしますか?」
トレーナー「そうだな僕だったら…」
トレーナーの返事…
1 例外なく破棄
2 担当に渡す
3 むしろ褒める
4 返事を書く
5 破棄せず普通のファンレターに紛れ込ませる
6 自由安価
下3
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 16:58:53.53 ID:gxtq8gcw0
1
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 17:02:13.21 ID:mlLgxtPa0
2
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 17:04:12.28 ID:PPNhtv1F0
4+相手は子供なので傷付かないように優しく丁寧にこういうのは書いては駄目だと注意する。
673 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 18:03:18.42 ID:aOQhn1DkO
コパトレ「問題のある君へのファンレターがこんなにあるんだ」
コパ「コパァ!?」
コパトレから不適切な内容のファンレターが届いたと聞きそれくらい気にすることでもないと彼女は思った
しかしその量と送ってきた相手が全て子供だと聞きコパノリッキーは驚きが隠せない
コパトレ「主任に相談したらちゃんと返事を書いた方がいいって言われたんだ」
コパ「まさか!?」
コパトレ「相手は子供だから傷付かないように優しく丁寧に注意してあげて」
コパ「あ……そっか、そうだよね!ちゃんと注意してあげなきゃいけないよね!」
ほんの一瞬残念そうに見えたコパノリッキーだったがコパトレの提案を受け入れ子供達に向けた文書を二人で考えた
674 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 18:09:18.03 ID:cqD0mwhAO
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ!」
母親から封筒を預かった少年は息を切らせながら自室に向かう。封筒の送り主は彼が虜となってしまったコパノリッキー
まさか返事がくるとは思わず少年は大急ぎで封筒を開けその中身を確認する
「あ………………」
その中に書かれていた文章は自分の望んだものではなく不適切な内容のファンレターはウマ娘が傷付くかもしれないというものだった
風船のように膨らんでいた少年の気持ちは一気にしぼみこれが社会なのだと知る機会となった
「あれ?」
その手紙はそっと封印してもよかったが手紙の裏に小さくQRコードがあるのを見つける
何があるのだろうかと少年はスマホでコードを読み取る
675 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 18:17:02.54 ID:nDcPvvQsO
「はじめまして。君は私に告白してくれた子かな?それともせーつーしちゃったイケない子?」
「顔から下しか映ってないから私が誰か分からないよね?それともイケない子は分かっちゃうかな?」
「んふふ……皆んなのお手紙読んでお姉ちゃん興奮しちゃったんだ」
「本当に付き合うとかは無理だけどこれはせめてものお礼」
「この動画は一回しか見れないから一生忘れないでね?」
コードを読み取ると再生されたのは顔から下しか映っていないウマ娘の動画
素人が見ても誰なのかさっぱりわからないが特定の少年達はその身体は忘れようがない
「う〜〜うまだっち」
「ごばぁ!!!!」
動画の中でウマ娘は突如上半身の服を脱いだかと思うとそのままうまぴょい伝説を踊り出す
その光景は少年達にとっては現世に降り立った聖人のように穢れがなくその刺激はマグマのようなものだった
676 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 18:27:58.28 ID:ifCw2lNOO
「終わっちゃったけど楽しんでくれてかな?」
「ねぇ、あんなファンレターは本当は送っちゃいけないのは本当なんだよ?」
「しょうがないから特別に動画を見せてあげたんだからね」
「たかがファンレターだなんて軽い気持ちで送っちゃダメだよ」
「…………」
「この動画は私に変なファンレターくれた子の中でも特別イケない子に届いてるんだ」
「あのね、もし私のことを街で見かけたら合言葉を」
動画はそこで終わってしまったが少年は鼻血を出しながら大満足の様子だった
念の為もう一度コードを読み取るも動画は再生されず本当に一度だけなのだと確認できた
「凄かったなぁ……」
少年は揺れる胸のことで頭がいっぱいで動画に深い意味があるとは全く考えていなかった
それでも少年はコパノリッキーを生涯に渡って応援しようと決めたのだった
このあと…
下3
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 18:34:26.10 ID:lFk+k76o0
kskst
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 18:45:44.79 ID:BMqwx8KY0
ksk
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 19:11:15.70 ID:agG0Osod0
コパトレは最近のガキはマセてるなと呆れる、今回の返事で凝りてくれればいいがと考える、
そもそもリッキーは自分の物なのにと思うコパトレ
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 19:17:01.75 ID:ExBs5MuZo
リッキー真面目にやって!!!
681 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 19:28:10.83 ID:+O5ytWNP0
コパトレ(最近の子供はマセてるなぁ)
コパノリッキーと共に考えた文章をパソコンに打ち込みながらコパトレは呆れていた
今回の返事で凝りてくれればいいと思いつつ文章を仕上げていくが彼は納得できていない
コパトレ(そもそもリッキーは自分の物なのに)
コパノリッキーとはまだ付き合う所までもいってないがコパトレは彼女が自分に好意があると確信していた
コパトレ(東京大賞典で勝ったら告白しておこうかな)
告白の結果はわかりきっているがトレーナーのキタルファに勝てばいいキッカケになると彼は考えている
682 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 19:33:56.94 ID:+O5ytWNP0
ブレーザーとコパトレも東京大賞典にかける想いが強い中、もちろんホッコータルマエもレースへの想いがあった
タルマエ「負けたら苫小牧が滅びる」
呪文のように繰り返していることは実際に起こることではない。しかし彼女はそうやって自分を追い込むことで限界を越えようとしていた
タルマエ「負けたら苫小牧で大事件が起こる」
タルマエ「それを阻止するには絶対負けられない」
タルマエ「苫小牧を救うには勝つしかない!」
苫小牧を想う気持ちでは絶対に負けないと彼女もまた東京大賞典で負ける気は一切ない
このあと…
下3
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 19:38:03.78 ID:agG0Osod0
kskst
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 19:44:35.90 ID:NNr81pT90
kskst
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 19:55:20.12 ID:tPqltb0i0
東京大賞典で一着を取った事のある、スマートファルコン、イナリワンにアドバイスを求めるブレーザー
686 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 20:07:41.20 ID:+O5ytWNP0
ブレーザー「アドバイスがあれば欲しいんだけど」
東京大賞典で一着になったことのあるイナリワンにブレーザーはアドバイスを求めていた
イナリ「そんなこと言われても逃げと追込みじゃまるで違わねぇか?」
ブレーザー「なんでもいいから教えてって」
そんなことを言われても困るとイナリは腕を組み考え込む。イナリが去年東京大賞典を勝った時のレースは動画で見ることができてしまう
それにイナリは追込みで走るのでブレーザーが参考にできることはないと改めて彼女に伝える
687 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 20:12:08.16 ID:+O5ytWNP0
ブレーザー「まだ何か足りない気がするから聞いてるんだけど」
イナリ「んなこと言われてもよ〜」
ブレーザー「トレーナーとの××がかかってるんだから」
イナリ「ぶーーーっ!」
いきなり何を言い出すのかとイナリは吹き出し動揺する。そもそもトレーナーはウィズと付き合っていたはずだとイナリは叫ぶ
ブレーザー「勝ったらご褒美があるだけだけど?」
イナリ「当然のように言ってんじゃねぇ!」
キタルファはそんな廃れた関係なのかと騒ぐイナリにブレーザーはそれはそっちもだと反論する
ブレーザー「いい加減トレーナー室でうるさいんだけど」
イナリ「ああん?」
ブレーザー「奥が気持ちいいとかもっと激しくだとか」
イナリ「うおーーー!」
相変わらずイナリとイナリトレは学園のトレーナー室での行為が止められずその声は何人ものウマ娘が聞いている
688 :
◆B8D2U7ksoo
[saga]:2024/01/09(火) 20:20:59.82 ID:+O5ytWNP0
イナリ「こっちは嫌だって言ってんのによぉ!」
ブレーザー「はあ?あんだけ感じてる声出してる癖に」
イナリ「ぐぉ!」
喋れば喋るほどボロが出てしまうイナリはもう言うことはないとそっぽを向いてしまう
しかしあることを思い出したようでイナリはブレーザーの方を向く
イナリ「大井で走ったことは?」
ブレーザー「あると思うけど」
イナリ「あそこのゲートは開く時に音が二回鳴るみたいな変なクセがあるんだよ」
追込みで走る自分は出遅れても問題ないので気にしたことはないとイナリは言うがブレーザーにとっては大問題
ゲート難を音を聞くことにより克服したブレーザーにとってこの情報はかなり有益なものとなった
このあと…
下3
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 20:24:40.67 ID:mlLgxtPa0
東京大賞典、いざ発走。一度目の
ゲート音には動じずに、二度目の
ゲート音を聞いてポンと飛び出す
ブレーザーだった
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 20:38:58.75 ID:agG0Osod0
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