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日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
- 879 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 17:59:42.94 ID:6x/Q85x70
- >>878 恐らく外国だと思われるので同じく却下!! お願いですからデートっぽい場所にしてください……安価↓1
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 18:00:29.55 ID:O5mtaUt8O
- 入間制作の最高のデートができるプログラム世界
- 881 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 18:02:59.77 ID:6x/Q85x70
- >>880 了解しました&時間が来てしまったのでここまで。それではまた本日。8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 882 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 20:30:17.35 ID:6x/Q85x70
- こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
- 883 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 20:30:53.69 ID:6x/Q85x70
-
西園寺『入間と不二咲が作った『最高のデートができるプログラム世界』ってのがあるんだって! しかもスッゴくクオリティ高いらしいよ!! 最原赤松が二人揃って『(入間さんの発明にしては)最高でした!!』って答えたって噂の!!』
ああ、アレのことかぁ……。そういや俺もメカニックとして作成に加わったっけ……どんなもんかは全く知らされてないけど、そうだな。試しに行ってみるか!!
左右田「分った。じゃあ明日の○時に入間の研究教室に集合な! 入間と不二咲にはこっちから話し通しておくからよ!!」
西園寺『うん! ……楽しみだなぁ。じゃあまた明日ね!!』
それを最後に、その日西園寺からの通話は途絶えた。その頃の俺は『一体どんなデートになるんだろう……』と期待に胸を躍らせるばかりだった。
〜〜〜超高校級の発明家の研究教室〜〜〜
入間「おう、貴重な実験台が来やがったな急変化大成功男に毒舌元合法ロリ」
おい、事実ではあるけど俺の事をそう呼ぶのは止めてくれ。それに西園寺も毒舌だったのにはちゃんと理由があるから! 罪木や俺を虐めてたのも(その行為自体は許されるわけじゃねぇと思うけど)ちゃんとした理由があったから!!
西園寺「ふん! アンタにしては評判が良いから試しに来てやっただけだっての一人SM女。……それで? この機械でちゃんとしたデートが出来るの?」
不二咲「うん! 今の二人にピッタリの最高のデートが出来る筈だよぉ!! ボクと入間さん、それから左右田先輩の自信作なんだ!! 左右田先輩にはまだ試して貰って無いんだけど……」
左右田「良いよ別に。最後の難しい部分を手伝っただけだしな俺は。……んで? 早速始められんのか?」
入間「おう! んじゃ早速その隣り合った酸素カプセルに入んな」
不二咲「気持ちを落ち着けて、リラックスしてね? ……そうそうそんな感じ! それじゃあ行ってらっしゃーい!!」
こうして俺と西園寺は『最高のデートが出来る』っていうプログラム世界(>>880がゾロ目なので効果強化)に意識を飛ばされた。そこは──↓1
@ジャバウォック島だった。
A一番最初にデートしたあの総合施設だった。
B竜宮城(比喩で無く)だった。
Cその他安価。
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:31:33.92 ID:shMUTVTpO
- 1
- 885 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 20:54:45.13 ID:6x/Q85x70
-
こ、ここは──!
左右田「ジャバウォック島じゃねぇか!!」
ジャバウォック島──世界的なリゾート地として知られていて、俺達が去年修学旅行で行った島だ。具体的に何があるかって言われるとまずスッゲぇ綺麗な海だろ? それからロケットパンチマーケットっつうスッゲぇデカイスーパーマーケットに牧場にビーチ、古代遺跡に電気街にネズミー城に軍事施設に山に森に公園、図書館、映画館ライブハウスにホテル……あー、もう面倒臭ぇ! 兎に角「ほとんど何でも有りの超すっげぇリゾート施設だ」って考えてくれ!!
西園寺「……あの時のやり直しをしよう、って事なのかな? ……あの頃の左右田お兄はソニアお姉に夢中だったもんねー」
左右田「いやあの……すみませんでした」
ぷっくりと頬を膨らませて、拗ねたような仕草をする西園寺。……ああ、そんな姿も可愛いなぁ、って思っちまうんだから俺も本当に変わったよなぁ。
西園寺「良いよ。私も全然素直じゃなかったし、お兄と罪木の事イジメてばっかりだったしね。……ねぇ左右田お兄。い、今なら私の事、ちゃんと見てくれる?」
左右田「……例え他に女がいたとしても、俺の眼にはもうお前しか見えねぇよ」
かなりキザな台詞だと自分でも思うが、事実なんだから仕方が無い。西園寺は「そ、そっか。ふーん……」と満足げな表情をすると
西園寺「じゃ、じゃあさっそく海で泳ご! 私水着に着替えてくるから!!」
と、西園寺はいつの間にかもっていたバックを背負ってどこかへ行ってしまった。……そう言えば俺の側にもあるな。海パンにタオルに懐中電灯に食料に遊園地のチケットに……兎に角色々入ってる。入間と不二咲曰く、まだこの装置は開発途中らしいから遊べる時間にも限りがあるそうだ……確か「出来る行動は4回まで」って言ってたような……。まぁ俺は服を脱いで海パン着るだけだし、さっさと済ませるか。
俺はその場で服を脱いで海パン一丁になると、その場で西園寺を待った。……そして──
西園寺「お、お待たせお兄……」
左右田「お、お前その水着って……↓1」
@学園指定の普通の水着。
Aいわゆる『危ない水着』。
Bマイクロビキニ
Cその他安価。
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:55:55.73 ID:pYaKBG6VO
- ここはヌーディストOKなので裸
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:56:44.78 ID:Dr7fsVYeO
- 一見普通のビキニだが水に濡れると見えては行けない所だけ溶けるビキニ
- 888 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 20:57:27.04 ID:6x/Q85x70
- >>886 ぐ、ぐぉおおおおおおおおおおおおお!!(採用するか迷っている)あ、ダメだ。現実のジャバウォック島がヌーディストビーチになっちゃう安価↓1
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 20:58:43.76 ID:6T8/J8QHO
- ここはプログラム世界なんだしいーだろ、溶ける水着
- 890 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 21:00:47.42 ID:6x/Q85x70
- ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ! >>889 不二咲「プログラム世界なら何をやっても良いって訳じゃあないよぉ!!」 と、いうことなので仕方なく>>887を採用。
- 891 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 21:16:07.52 ID:6x/Q85x70
-
左右田「か、可愛いじゃん。その……とても良く似合ってる」
西園寺「あ、ありがとう……」
西園寺が着てきたのは、ごく普通の黄色のビキニだった。この一年で急成長したその魅惑の身体に、黄色のビキニがよく映えている……俺、理性を強くしておいて本当によかったぁ……流石に海パン一丁でデカくなっちまったら言い訳聞かねぇしな。
左右田「それじゃあさっそく、海で泳ごうぜ! ほら!!」
西園寺「う、うん!」
俺は西園寺の手を取り、ビーチから海の方へと向かう。なんだろう……ジャバウォック島に俺達二人だけがいるだなんて、なんだか不思議な気分だ。でも、決して嫌なわけじゃない。むしろこのリゾート地を二人占めしているみたいで最高だぜ(バッシャアアアアアン)……おいコラ
左右田「西園寺テメェ!」
西園寺「ぷっぷー! 油断したお兄が悪いんだよー♪」
こんの野郎、それならこっちも容赦しねぇぞオラァア!!
西園寺「きゃぁっ♪ やったなこのぉ!」
そうしてちょっとの間浅瀬で水かけっこに興じていた俺達だが……。
左右田「!!!??? さ、西園寺お前それ──!」
西園寺「…………へ? きゃっ!!」
西園寺の水着の乳首の部分と女の子の大事な部分が溶けている。……こ、この野郎! 入間の野郎だな、こんなエロトラップ仕掛けやがったのは!! あの不二咲がこんな事する訳ねぇからな(圧倒的な信頼の差)
左右田「……あー、その。今すぐ海からあがるか?」
西園寺「…………よ」
左右田「……へ?」
西園寺「わ、私達二人っきりしかいないんだから別に良いじゃん。……もうちょっと遊ぼうよ……」
……マジで言ってんの? マジで言ってんの?? マジで言ってんの三段活用!! いやお前幾ら俺が精神的にも肉体的にも強くなったっつってもさぁ! 好きな女の子の大事な部分を見せられたまま水かけっこなんてぶはぁっ!!
西園寺「ほ、ほら! 油断してるといつまでもこのままだよー!!」
左右田「だぁあああああっくそ! やってやるよオラァ!!」
西園寺「きゃあっ! そ、左右田お兄ワザとあそこ狙ったでしょこの変態!!」
左右田「誤解だっつーの!!」
こうして水かけっこや軽い水泳に興じること数十分。俺達はようやく海から出て水着から普段着に着替え、次なる目的地に行くことにした。……その場所とは↓2
左右田の劣情メーター↓1
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:17:03.77 ID:mZFHV0fI0
- a
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:17:22.22 ID:qzFlgTjgO
- ラブアパート
- 894 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 21:19:34.37 ID:6x/Q85x70
- >>892&>>893んなぁああああああああああああああああああああっ!!!
……もう最初に聞いておきます、どんなシュチュエーションがみたいですか!! R-17位までなら許してやるよおらぁん!!(ヤケクソ)↓3まで(採用するとは限りません!!)
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:21:29.12 ID:UN6rkr9QO
- ディープキス
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:22:09.81 ID:mZFHV0fI0
- 胸を揉みしだいて吸いまくる
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:23:53.17 ID:gLEoCLIX0
- モノクマがルームサービスで媚薬を置いていく
- 898 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 21:25:43.86 ID:6x/Q85x70
- >>895 すみませんがキスだけは……! メインの日向くん編でも言っていますが恋人じゃないのにキスだけは勘弁してください再安価↓1
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 21:26:41.81 ID:iavcQ1u3O
- 左右田の下半身の前部分がおっきくなって直に触ってニギニギ
- 900 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 21:57:52.84 ID:6x/Q85x70
-
〜〜〜ラブアパート前〜〜〜
左右田「西園寺、こ、ここってその……!」
西園寺「ち、違うから! 見学!! こういうとこってどういう場所なのかなって見学するだけだから!! ぜ、絶対に押し倒したりはしないでよね!! 絶対だよ!?」
いやもうぶっちゃけ言おうか。フリにしか聞こえねーよ!! 女の子の大事なところを二箇所も見せておいて次ぎに誘う場所がここってお前『そういう事がしたい』ってことじゃねぇの!!? 正直俺のカズイチが我慢の限界なんだけど!!?
そう脳内で葛藤する俺を無視し、西園寺はラブアパートの中へと入っていく。……俺が想像してたとおりの物だ。……中には当然の様に誰もいなかったので、俺達は適当な部屋に入ってみることにした。
左右田「お、おぉ……!」
西園寺「へ、へぇ……。こうなってるんだ、ふーん……」
ラブアパートの一室は、実にファンシーでまさに「ら〜ぶら〜ぶ」を体現したかのような場所だった。部屋の中心には丸形のベッドがおかれていて、上にはシーツと薄い掛け布団。それからハート型の枕が一組おいてある。機械の装置のような物もベットの側にあった。……これってアレか? AVとかで見る、押すとベットが回転したりシャワールームが透けて見えるようになる奴か? ……本当にあるんだな……。
西園寺は辺りをキョロキョロと物珍しそうに眺めていたが、不意にぽーん! とベットの上にダイブした。……西園寺が次にどんな台詞を言うかは、大体分っている。……だって眼がそう言ってるんだもん。
西園寺「そ、左右田お兄も来なよ……折角だし、隣で寝る位はしても良いでしょ……?」
左右田「…………」
俺はその誘いを断れず無言のままベットの上に乗り、西園寺の隣に寝っ転がる。……ヤバイ、今すぐにでも抱きしめてやりたいし「そういう事」がしたい……! だけど俺達はまだ高校生なんだ、そういう事はまだはや──
???『ああもう焦れったいなぁ! ボクちょっと(強制的に)やらしい雰囲気にしてきます!!』プシュー!
左右田「は? うわぷっ!!」
西園寺「きゃぁっ!!」
どこかで聞いた事のある声がスピーカーから聞こえてくると、部屋中に霧のような物が一気に蔓延した。な、なんだこのピンクの霧……おい西園寺、お前は大丈夫──
西園寺「……左右田お兄ぃ……♡」
左右田「さい、おんじ……?」
ピンクの霧を思いっきり吸い込んだ西園寺は、普通の眼をしていなかった。例えるならば眼の中にハートが見えて、トロンとした「女」の雰囲気を纏っている……。おい待て、まさかさっきのって媚薬──!!
西園寺「あはぁ……♪ 左右田お兄の、こーんなにおっきくなってるぅ……私で興奮してくたんだぁ……♡ よいしょっと」ズルン!
左右田「お、おい! おいってば!!」
ああくそっ、ダメだ。ダメだって分っているのに俺の本能が最後の理性を砕こうとしてる。
西園寺「私の手でやさーしくしてあげるね……お に い♪」
左右田「ちょっ──!!」
西園寺の手で……女の子の手で男の大事な部分を直に触られる。もう数回扱かれただけで俺のは暴発寸前だ……ここで暴発しちまっったら完全に理性が吹っ飛ぶ気がしてならない!!
左右田「西園寺……ごめん!!」
西園寺「きゃあん♪ 左右田お兄のケダモノ〜♡ そういうのはまだ早いって言ったでしょー?」
そういう西園寺だが、全く嫌な顔をしていない。むしろ「待ってました」と言わんばかりの笑顔で俺の事を見てくる。……やっぱり正気じゃ無い、今すぐ元に戻してやらねぇと……!!
俺は西園寺の着物の上半身をハダケさせると、胸を丸出しにして時に優しく、時に強く揉みし抱いた。甘美な……青少年の耳には完全に毒でしかない声が西園寺の口から漏れる。そうして暫くすると西園寺の声色がかなり荒くなり、そして「お兄ぃ……」と俺を呼ぶ声も切なそうになってきた。……あと一息だな。
俺は心の中で(本当にゴメン)と謝ると、西園寺の乳首を下で嬲るように弄くり回し、そして最後にカリッ──と軽く噛んだ。「────ッツ! ────ッツ!」という声にもならない声が西園寺の口から発せられ、彼女が完全に気絶したのを確認すると。俺は西園寺を担いで部屋から急いで出る。……い、入間の野郎……帰ったらマジでただじゃおかねぇ!! なーにが『理想のデート』だ脳内真っピンク女!! 一生ネチネチ文句言ってやるからな!!
- 901 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 22:00:12.72 ID:6x/Q85x70
-
西園寺「…………」
左右田「…………その、本当にごめんなさい」
西園寺「い、良いって! あのラブアパートなんか変だったし……。そ、それよりほら! 気分を変えに↓1に行くよ!!」
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:00:40.35 ID:gLEoCLIX0
- ネチネチ言った所でドMならご褒美にしかならん
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:00:49.37 ID:mZFHV0fI0
- ポルノ映画
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:01:19.99 ID:Dr7fsVYeO
- ネズミーランド
- 905 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 22:04:16.47 ID:6x/Q85x70
- >>903 すみませんがここでポルノ映画見に行くって気分を変えるどころじゃない&>>904が999のトリプルゾロ目で面白そう何でこっちを採用します。一つは左右田くんが今までの特訓で乗り物酔いを完全に克服している事にしてー……。もう二つは何が良いですか? 安価↓1&↓2
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:05:27.70 ID:R68WEvwBO
- 西園寺が絶叫アトラクションでお漏らしして左右田が着替えさせる
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:07:11.15 ID:mZFHV0fI0
- ミュージックに合わせてケツ叩き
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:07:28.04 ID:gLEoCLIX0
- モノクマがまたおせっかいで水をぶっかけようとしたらウサミに見つかり馬に蹴られてしまえの精神で追いかけっこが始まりそれを見た二人は呆れ果てた
- 909 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 22:15:20.72 ID:6x/Q85x70
-
〜〜ネズミーランド内〜〜〜
去年来た時も思ったけどさ、なんでここ某所から訴えられねぇんだ? なにか裏取引でもしてんのか? マップもアトラクションもそっくりそのままなのに……。
西園寺「やっぱり気分を変えるって言ったら遊園地だよねー! ねぇねぇ何乗る!? あ、最後は世界一怖いって噂のジェットコースターで、最初はお化け屋敷で決定ね! 左右田お兄、去年は大変な事になってたけど今年はどうかなー? エチケット袋の用意しておいた方が良いんじゃなーい?(プークスクス)」
とかなんとか言ってるが、ふっふっふ……! 甘いぞ西園寺!! 俺のお前への愛(自分で言ってて恥ずかしくなった)を舐めるなよ!! 俺は今までの特訓で長年の悩みだった「乗り物酔い」をついに克服したんだ!! 日向と一緒に男二人で侘しく遊園地に遊びに行ってジャットコースター三連発にも耐えたんだぜ!!
……え? 怖い物が苦手な件ははどうなったって? そりゃお前↓1(高コンマ程怖いのが平気になっている。頑張っているので補正+20)ついでに西園寺の恐怖耐性↓2
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:15:41.24 ID:mHu77AXGO
- j
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:16:10.40 ID:mHu77AXGO
- あ
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:16:33.83 ID:Dr7fsVYeO
- あ
- 913 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 22:32:28.68 ID:6x/Q85x70
- ついでにこのネズミーランドのお化け屋敷の恐怖度を決めようと思いましたが面倒臭いので>>912を採用で。
左右田・西園寺・共に40代。まぁ人並みにはなったんじゃないかな?
紅いゾンビ「ウヴォヴァァアアアアアアアアアアアア──!!」(もの凄いスピードで走ってくる)
左右田「ぎにゃぁああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
西園寺「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
ああそうだよ……こっちは「マシ」にはなったけど克服は出来なかったよ! つーかそんな時間無かったんだよ!! 来年はこっち方向も強くなってやるからな!! フリじゃねぇからな!!
そして命からがらお化け屋敷から脱出した俺達は、カップル用だというメリーゴーランドに「モノクマーズ」とかいうこの遊園地のマスコットとが出迎えてくれるカート式の乗り物に乗りながら時間を潰した。……そして
西園寺「ねぇねぇ左右田おにいー。エチケット袋の準備は出来た? 替えのオムツの用意は? 暫くの間ベンチで休むことになる覚悟はOK?」
西園寺は相変わらずからかってくるが、俺の特訓を舐めるなよ……! 左右田和一、いっきまーす!!
ジェットコースター「ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ──!!」
左右田「うおはぁああああっ! すっげぇなおい!!」
西園寺「……………………」
楽しい! 楽しい!! 酔わないって最高だ!! ジェットコースターってこんなに楽しい乗り物だったんだな!! なんで今までの俺は乗り物酔いを克服する努力をしなかったんだ? 酔い止めを使わなきゃ車やバスですら危ういってそんなん真っ先に治すべき障がいだったろうが!!
左右田「いやー、楽しかったなぁ……。西園寺?」
西園寺「……………………」
ジェットコースターが終わり、西園寺に話しかける。……そう言えばこいつ、全然喋って無かったな。一体どうしたって──
西園寺「……び」
左右田「……び?」
西園寺「びえぇえええええええええええええええん!! こ、怖かったよぉおおおおおおおおおおおお!!」
と、西園寺が突然大泣きし始めたのだ。な、なんだってんだ!? こいつジェットコースター苦手だったのか!? つーか座席のシートが思いっきり湿ってるんだがもしかしてお前……!!
左右田「ど、どうしてこういうのが怖いって言わなかったんだよお前!?」
西園寺「グス……↓1」
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:33:48.15 ID:R7ckxSA7O
- Mだから怖い目にあいたかった
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:34:46.51 ID:Dr7fsVYeO
- 身長制限で乗れないと思ったらよくよく考えてみたら余裕で超えていたのを忘れてた
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:05:45.21 ID:R7ckxSA7O
- また寝落ちか?
- 917 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:06:19.68 ID:6x/Q85x70
-
西園寺「グズッ……。わ、私ってどうしようもないMじゃん……。だ、だから怖い目にあいたくて……で、でも「こういうの」はダメだったみたいでぇ……うぇぇえええん!」
西園寺はまるで幼稚園児のようにポロポロと涙をこぼしている。……ああくっそ! しゃあねぇ女だなぁ!! 俺は西園寺の手を取り、ネズミ-ランドを出て街にある服専門店に引っ張っていく。
西園寺「ど、どうするのお兄……?」
左右田「今のお前をなんとかしてやるんだよ、二つの意味でな──」
俺はイライラしていた。なんでこいつのやせ我慢に気づいてやれなかったんだ。なんでこいつが昔のようにからかってくる=いつもの西園寺の状態じゃないって気づいてやれなかったんだ!! ああっもう、本気でムカつくから今日は俺の右手を徹底的に痛めつけてやる!!
〜〜〜服屋の中〜〜〜
〜♪(バシィン!)〜♪(バシィン!)〜♪(バシィン!)
店内の南国風の陽気なBGMに合わせて、俺は素っ裸にひん剥いた西園寺のケツをビシバシとひっぱたく。時折「んんんっ//////」「きゃうんっ!//////」とかそういう甘美で甘い声が聞こえるが、俺はそれを無視して無表情で西園寺のケツをしばき続ける。
西園寺「お、お兄。もうその辺で(バシィン!)ひゃううううん♪//////」
左右田「どうだ? 高校生にもなってジェットコースターに乗ってお漏らしして、罰として服屋の中でお尻ペンペンされてる気分は。……こんな事で本気で感じちまって、恥ずかしいとは思わねぇのか? このド変態女」
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ!!(ゾクゾクゾクッ)」
西園寺の表情は完全に蕩けきった女のそれになっている。……そして、俺のカズイチもこれ以上無く反応している。……だが少しも手は緩めない。これは「罰」なのだ。怖いのを黙っていた西園寺と、それを察してやれなかった馬鹿な俺へのな。
だがいつまでもこうしているわけにはいかない。俺は区切りの良いところで「オシオキ」を止めて、店内にある「日本の着物」コーナでこいつに合うピンク色の着物を持ってくると、ロケットパンチマーケットから持って来た「ある物」を先に履かせる。
西園寺「そ、左右田お兄……これって……」
左右田「幼児用のオムツだよ。高校生にもなって粗相をしちゃうような悪い子にはまだまだそれが必要だろ?」
西園寺は最初戸惑っていたが、じきにコクリと小さく頷くとオムツを履いて、その上から着物を着始めた。
西園寺「その……迷惑掛けてごめんなさい、左右田お兄……」
左右田「……俺こそゴメン。お前の様子が変だって気づいてやるべきだった……。だから今度は「で、でもね」──ん?」
西園寺「す、凄く感じちゃったよ……? 左右田お兄って本当に優しくて愛があるSだよね……♡」
ああっもう畜生! この女マジでふざけんじゃねぇぞ!! 俺の理性だけを粉々にするマシーンかよおまえh「バッシャァアアアアアアアン」…………
モノクマ「いやっほーい! 折角出来あがったラブラブな雰囲気をぶち壊すのサイコー!!」
ウサミ「コラー! 待ちなちゃいモノクマ!! この島での横暴な行為はこのあちしが許ちまちぇん!! あ、お二人は本当にごめんなちゃい」ペコリン!
左右田「……取りあえず俺も適当な服に着替えてくるわ」
西園寺「う、うん…………」
あれ、確かモノクマとウサミとかいう謎のUMAだったよな……? なんでこのプログラム世界にまでいるんだ? 入間と不二咲の二人は何を持ってコイツらのデータをねじ込んだんだ???
〜〜〜左右田お着替え終了〜〜〜
左右田「さて、時間制限的にも動けるのはあと一回だけだな……」
どこに行くのが良いだろう。やっぱり夕焼けのビーチで隣に座りながら肩を預け合うなんてどうだろうか。中々ロマンチックな気がするんだが──
西園寺「あ、だったらお兄! 私、お兄に見て貰いたい物があるんだ!!」
左右田「俺に見て貰いたい物……?」
西園寺「うん。喜んでくれると嬉しいんだけど…………」
そう言って、西園寺は俺を「ある場所」へと連れていった。そこは──
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:21:34.29 ID:R7ckxSA7O
- いつ事件に移行するんだ
- 919 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:30:37.93 ID:6x/Q85x70
-
〜〜〜超万能型ライブハウス・日本舞踊タイプ〜〜〜
西園寺「────」
──舞う。舞う。舞う。舞台の上で、俺の目の前で、一人の女が華麗に舞っている。超高校級の『日本舞踊家』西園寺ひよ子……その舞の出来に、俺は終始圧倒されていた。
凄い、なんというかその……今までの中で一番「綺麗だ」って思える様な舞だった。コイツの舞は何度も見てきたが、これはきっと「最高到達地点」って奴だ。……そっか、西園寺。お前、とうとう日本舞踊を「極め」たんだな──。
西園寺の舞が終わると、俺は手が痛くなるぐらいの拍手を送った。「その……どうだった?」と西園寺が聞いてくるが、そんなの聞かれるまでもない。
左右田「最高だった。一つの「極み」って奴を見た気分だよ。多分一生……いや、「永遠に」忘れられないんじゃねぇかな。……お前、本当の本当に凄い女の子なんだな……ドMだけど」
西園寺「え、えへへ……そっか。永遠か……。うん、だったらスッゴく嬉しいなぁ!!」
笑顔の西園寺が俺に飛びついてきたので、俺は頭をヨシヨシと撫でてやる。それと同時に、俺達の足下がパァアアアアアアッ──と光り始めた。……ああ、もうそんな時間なのか……。
西園寺「名残惜しいよ……本当の本当に」
左右田「……なーに言ってんだよ。また何回でもデートしようぜ? 今度は現実世界で、な?」
その答えに返事は無かった。ただより強く俺の胸板に頭をすり寄せて甘えてくる西園寺がそこにはいた──
〜〜〜現実世界〜〜〜
入間「だーかーら! 俺様はんな機能入れてねぇっつの!!」
左右田「嘘付けゴラァ! テメェのせいで俺と西園寺……主に西園寺がひっでえ目に合ったんだぞ!! どう責任取るつもりだ? ああ゛ん!?」
不二咲「ふ、二人とも落ち着いてぇ!! きっと何かのバグだよ! 一度デバッグを徹底的にやり直してみるから!!」
現実世界に帰って来た俺は、入間と大喧嘩していた。この野郎、あんなエロエロな(一部は西園寺の所為だったけど)ジャバウォック島を作りやがって……!! 一度マジで訴えられろ! 色んな所から訴えられろ!!
西園寺「もう良いってお兄。すんだ事なんだしさ、時間も時間だし私達は帰ろ?」
そういう西園寺に絆されて、俺は入間の研究教室を出る。……楽しかったけどすっげぇ大変な一日だった。マジでよく持ってくれたよ俺の理性……。あれだけ修行しても好きな女の子の前じゃあ何の意味も無くなるのな。ビスケット同然だったわ。
俺は希望ヶ峰学園の校門を出てから、西園寺と手を繋いで歩き始める。……男子寮は、もうすぐそこだ。
左右田「……んじゃ、今日はここまでだな」
西園寺「うん……そうだね」
西園寺は俺の手を放して、タタタッと駆け足で女子寮の方へ向かう前に一度だけ俺の方を振り返ってこう言った。
西園寺「──『さようなら』! 左右田お兄!!」
左右田「おう『またな』! 西園寺!!」
……今思えば、あれが最後のチャンスだったんだ。あの日二度目だったのに、気づくチャンスは幾らでもあったってのに、本当に俺って奴はモブ中のモブだよな。
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:35:24.35 ID:gLEoCLIX0
- 日向が何とかするパターンだよなこれ同じ轍を踏まさないようにする気が高い
- 921 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:35:29.75 ID:6x/Q85x70
-
〜〜〜現実世界・一時限目終了時点〜〜〜
小泉「ちょっと左右田! これどういう事よ!!?」
小泉が授業が終わった途端、憔悴したような表情で俺の机の方にやって来て「バァン!!」と机を叩いた。
左右田「うるせぇよ……! んなもん俺が聞きてぇよ!!」
日向「落ち着け左右田。西園寺と連絡は?」
そうだった、まずはアイツと連絡が付くかどうか確かめねぇと……!! 俺はすぐさま(俺が色々と改造した)スマフォを手に取り、西園寺に電話を掛ける。すると↓1
01〜99 繋がらない。
00 繋がった。
- 922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:35:50.88 ID:R7ckxSA7O
- あ
- 923 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:41:22.96 ID:6x/Q85x70
- >>922 88なので何かしらのボーナスは考えておきます。
『お掛けになった電話番号は、現在使われておりません。番号をお確かめの上、もう一度お掛け直しください』
という無情な機械音が鳴り響く。クッソ! 予想通り繋がらなかったか……にしても家の都合? 結婚?? あいつ、俺にはそんなこと一言も…………!!
日向「……もう一度言うぞ、落ち着け左右田。今お前がやるべき事はなんだ?」
日向が俺の肩を掴んで強引に自分の方を……自分の眼を見つめさせる。……そうだ、俺にはやらなくちゃいけないことがある。それは──↓1
@どんな手を使ってでも西園寺に何が起きているのか確かめる。
A西園寺を追って京都に行く。
Bその他安価。
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:42:05.95 ID:/+WhyiBp0
- 2
- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:45:37.51 ID:gLEoCLIX0
- 異世界の左右田と西園寺がちゃんと結婚できたという写真が有ると嬉しい
- 926 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:50:44.36 ID:6x/Q85x70
-
んなもん決まってる、今すぐ西園寺の奴に会いに行くことだ!!
左右田「日向! 頼みが──!!」
日向「分ってる。先生への言い訳と『西園寺家について』それから『西園寺に何が起きたのか』については俺が全力で調べておく。小泉、左右田に同行して貰えるか? 今の左右田を一人にしたくない」
小泉「分った。あとは任せたからね、日向!! 左右田! 最小限の荷物だけ持ったらすぐにタクシーで東京駅から新幹線に乗るわよ!! スマフォのネット機能でどこでも良いから新幹線の席を予約しておいて!!」
左右田「分ってる! 行ってくる!!」
クソッ、クソッ、クソッ!! なんだってんだよ……一体何が起きてんだよ……! どうして何にも言ってくれなかったんだよ西園寺ひよこ!! どうして何か気づいてやれなかったんだよ左右田和一!!
俺と小泉は弾けるように教室を飛び出すと、大急ぎでそれぞれの寮に戻って荷物を纏めて再び合流。タクシーで東京駅へと向かい、新幹線に乗った。……目指すは京都。あいつの──『西園寺家』がある場所だ。
- 927 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/02(土) 23:56:04.04 ID:6x/Q85x70
-
──伝統とは、守られなくてはならない物。
──秩序とは、崩してはならない物。
──そして、それは例外があってはならない物。
今回、左右田達が乗り越えなくてはいけないのは、そんな三つの「絶望」だった。
「アンケート」皆様が見たいのは「左右田視点」ですか? それとも「日向視点」ですか? (ぶっちゃけ左右田も日向もどっちも操作するんですが、割合が変わってくるので)
先に三票入った視点で(暫くの間)物語を進めます。
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:57:36.22 ID:R7ckxSA7O
- 話が早い方で
魔法使える日向に任せた方が早そうだ
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:58:07.68 ID:gLEoCLIX0
- 日向で 恐らく異世界の歪みの修正の話になるかと
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 23:58:44.54 ID:Dr7fsVYeO
- 日向
- 931 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:00:41.34 ID:lK+VEa4S0
- では日向くん視点で話を進めます。>>928 先に言っておきますが、何度も言っている通り日向は「よっぽどの事がない限り」魔法を使いません。(人の命や大切な物が掛かっている時など)
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:01:37.45 ID:9EAZcC3CO
- >>931
今がその時じゃない?
左右田と西園寺は日向にとって大切な物じゃ?
- 933 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:08:14.92 ID:lK+VEa4S0
-
〜〜〜希望ヶ峰学園・77期生の教室〜〜〜
七海「…………久々の、シャレにならない大事件だね。日向くん」
放課後、ようやっと自由に動けるようになった俺に、七海が声を掛けてきた。
日向「ああ、大事件だ。クラスメイトが一人減るかどうか……あいつらの想いが無駄にならないかどうかの、な」
七海「みんな驚いてたもんね……。西園寺さんが急に希望ヶ峰学園を退学するわ、その上結婚までするわで……。私、左右田くんと西園寺さんの結婚式楽しみにしてたんだけどな……」
日向「……楽しみにしてれば良いさ、きっとそんな未来を創ってみせる──俺と左右田の二人でな!!」
さて、なにもかもまずは動かなくちゃ始まらない……なんの情報収集から始めようか……。↓1
@西園寺家に詳しそうな人物を頼ってみる。
A学園の図書館やネットで「西園寺家について」調べる。
Bその他安価(ただし、魔法を使うは禁止で(そもそも日向くんが魔法を使えるようになった事自体、>>1の予想外の事なので))
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:09:23.98 ID:YeDGzzI00
- 江ノ島に聞く
- 935 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:18:44.34 ID:lK+VEa4S0
- >>932 田中「ふはははははは! 大切な物を守る為に力を振るうのは良いが、その前に「ただの人間として」やれるだけのことを精一杯やってみろ!! ……でなければ力に溺れることになるぞ。そして行く先は魔に支配された王の道よ!! 気をつけるのだな人間共よ!!」
……少しでも時間が惜しい。ここは「アイツ」に──「「頼ろう」って言うんでしょ? 悪いけどダメでーす!!」──ッツ! 江ノ島!?」
俺の後ろには希望ヶ峰学園きっての大奇才。78期生にして、超高校級のギャル「江ノ島盾子」が立っていた。
江ノ島「日向先輩が使える「あれ」同様、私様に頼りすぎなんだよねオマエラ。(メタイ話しです)そんなに私様と何度も何度も絡むと最終的に『取り返しの付かないこと』になりそうだから忠告に来てあげましたー!! と言う訳で情報収集頑張ってね? 日向パ イ 先♪」
……くそっ! 何だかよく分らないが俺はこれ以上『江ノ島に頼る』と大変な事になりそうだ……なんとかコイツ以外の手で突破口を見つけないと……!!↓1
@西園寺家に詳しそうな人物を頼ってみる。
A学園の図書館やネットで「西園寺家について」調べる。
Bその他安価
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:20:02.67 ID:9EAZcC3CO
- 霧切に調査して貰う
- 937 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:25:13.17 ID:lK+VEa4S0
-
江ノ島がダメなら霧切だ! こいつならきっと……!!
〜〜〜超高校級の探偵(78期)の研究教室〜〜〜
霧切「……事情は把握してるわ、日向先輩。西園寺先輩に何が起っているのか調べて欲しいんでしょう?」
流石霧切だ。こっちが話す前に俺がなんで自分の元へやって来たのかを理解している。
霧切「勿論、私も私で色々と調べてあげるけど、私よりもずっと「すぐに頼りになる人」がいるんじゃない? ヒントは『世界の表に出ない情報すら知っている』超高校級の○○○よ」
即戦力になりそうな超高校級の○○○……? 一体誰のことだ? ↓1
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:26:37.56 ID:9EAZcC3CO
- 葉隠
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:26:57.26 ID:DrnLle4X0
- カマセ出番や 十神
- 940 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:27:39.79 ID:lK+VEa4S0
- >>938 違う! そいつじゃ無い気がする……もっとこう、頭が良さそうな奴だ!! ↓1
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:27:58.61 ID:YeDGzzI00
- 豚神
- 942 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:28:08.22 ID:lK+VEa4S0
- >>939 あ、正解なのでこれで話しを進めます。
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:29:01.66 ID:9EAZcC3CO
- 最初から頼る人間決まってるの?安価の意味ねーじゃん
- 944 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:37:20.52 ID:lK+VEa4S0
-
〜〜〜超高校級の御曹司の研究教室〜〜〜
十神「……予想よりも遅かったな。大方、霧切でも依頼をしに行っていたのだろう? 奴は優秀な探偵だが、調べるのに時間が掛かるのが難点だ」
日向「……その点、お前ならすぐに頼れる。何せ十神財閥はこの世界を支配する一族の一つだ。世界中で起きた未解決事件や報道されない真実、要人たちの秘密などといった「決して表には出ない情報」にも通じているお前なら──」
十神「当然『西園寺家』の事も知っているぞ。西園寺ひよ子の身に何が起きているのかもな」
日向「……頼む、俺の大切な友達の大ピンチなんだ。お前が知っているこの事件に関する情報を全部教えてくれ」
十神「……対価はなんだ? まさかこの俺に『世界の裏の情報』をただで教えろと言う気じゃないだろうな」
日向「……対価は↓3で払う。だから頼む、お前の力を……知恵を貸してくれ!!(土下座)」
↓3までの安価で、一番良さそうな物(十神が好みそうな物)を採用。
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:38:13.87 ID:9EAZcC3CO
- パンツ
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:39:23.11 ID:YeDGzzI00
- ドラゴンの抜け殻
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:39:52.78 ID:diiG8zW20
- 魔法のことを教えるとかはあり?
- 948 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:45:41.31 ID:lK+VEa4S0
- >>943 一応、十神以外にも「即戦力」になる人物はいました。「霧切に依頼を持ちかけていなければ」そっちにも頼る選択肢があったでしょうね。
>>947 有りですが、>>946があり得そう&ゾロ目&十神が興味を持ちそうと言うことで、これで進めます。
日向「……これ、何だと思う?」
十神「……なんだ? 何かの抜け殻に見えるが……」
日向「あの『異世界ドラゴン騒動』の時、俺に懐いてた竜が脱皮した時の抜け殻だよ。正真正銘、異世界の……それもドラゴンの遺物だ」
十神「ほう……。なるほど、面白いじゃないか。良いだろう、説明してやろう。この十神白夜が直々にな! それで? 具体的に何が聞きたい?」
日向「すぐに欲しい情報は↓1↓2↓3だ。……状況の変化によってはまた聞きたい事が変わるかもしれないけど……」
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:46:21.02 ID:HWnE5edgO
- 西園寺の結婚をやめさせる方法
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:47:21.41 ID:diiG8zW20
- なぜ西園寺が結婚しなきゃいけないのか
誰かの差し金なのか?
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:48:14.48 ID:YeDGzzI00
- 今の左右田の状態
- 952 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:49:27.23 ID:lK+VEa4S0
- >>951 十神「流石にそんな物は知らん。「現状で起きている事」だからな。もう一度だけチャンスをやるぞ再安価↓1だ」
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:49:58.43 ID:YeDGzzI00
- 西園寺家を取り潰す方法
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:52:08.67 ID:DrnLle4X0
- 即戦力になりそうなのは東条当りかな?彼女なら雇われていた期間があれば内部情報くらいは持ってそうだし
- 955 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 00:57:08.49 ID:lK+VEa4S0
- >>953 随分物騒な発想をするな……。勿論、俺やソニア、九頭龍などといった組織が総掛かりで責めれば出来るだろう。だが止めておいた方が良いぞ、西園寺ひよ子の事を想うのならばな。
>>950 それが西園寺家の『伝統』だからだ。詳しい事は今から説明してやる。
>>949 色々な手段があるが、どのような手段をとるかは貴様ら次第……と言うか左右田と西園寺次第だな。
十神「そもそも貴様は『西園寺家』とはなんだと思っている?」
日向「えっと……昔からある、数々の日本舞踊家を輩出してきた名家……じゃないのか?」
十神「ふん、まぁ一般人が認知している範囲ならそんな物か。西園寺家とは↓1(補正+50(コンマ値が高いほど歴史が古い))ほど前からある、日本舞踊の名家だ。その舞踊のあまりの美しさは当時の大名や将軍なども魅了し、影の影から国を牛耳ってきた一族とも言われている」
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 00:57:47.54 ID:sTaVG8OWO
- 恐竜時代
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 01:00:49.04 ID:Mt7Qxp3NO
- 1時過ぎたが大丈夫?
- 958 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 01:17:15.57 ID:lK+VEa4S0
- 50+54=104 少なくとも江戸時代より前からあった。
日向「そ、そんなに有名な家だったのか!?」
十神「ああ。そんな名家だからこそ、今なお『京都全体を牛耳る』程の力を残している。俺や九頭龍の家から婿入りした者も何人かいるぞ。『時の権力者』との繋がりを保つためだな」
日向「……!!? ちょっと待て、じゃあ西園寺が結婚させられそうになってるのって……!!」
十神「十中八九『政略結婚』+『血を守る為』だろう。競走馬などと同じだな、良い家の血なら良い家の血ほど良いという古くさい考えだ」
そんな……そんな物のために左右田と西園寺は──!!
十神「……だがそれの何が悪い? 王族や競走馬などと同じだと言っただろう。言わばこれは人間を駒にした『ゲーム』だ。どこの息子と誰の娘を結婚させたら『家』の特になるか……。それは古来より行なわれてきた、ある意味で王道とも言える方法だぞ」
日向「──ッツ!? あいつらは、左右田と西園寺は本気で愛し合ってた!! 身分の違いや昔からの伝統なんてもんで引き裂かれて良い仲じゃない!!」
十神「それは貴様の立場だからこそ言える考えだと知れ。……西園寺ひよ子の父親がなぜ西園寺家を出て行ったか知っているか? 西園寺家の宗家や分家……家族以外からの嫌がらせに耐えられなくなったからだ。そいつは『ただの一般人』だったからな。……こういう事情から、西園寺は左右田を遠ざけたのだろう『また自分の父と同じような事になるのでは無いか』という恐怖からな。まぁ他にも色々と理由があるかもしれんが」
日向「でも、やっぱり間違ってると思う……。少なくとも俺は左右田に全力で協力するぞ!! その下らない伝統とかいう奴をぶっ壊して、西園寺と左右田の結婚式に友人代表としてスピーチに参加するんだ!!」
十神「くっくっく……。そう言うと思っていたぞ日向。良いぞ、やってみろ。もしそれが実現できたら貴様を本格的に『十神財閥の次期総帥』として大いに評価してやる」
俺は大急ぎで十神の研究教室を飛び出すと、左右田に電話を掛ける。あいつは今…………↓1(高コンマ程状況が悪い)
それでは今回はここまで。それではまた明日。3時から6時頃にもお会いしましょう。
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 01:18:33.12 ID:zxCMEBQBO
- 寝てたら事件解決してねーかな
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 01:18:48.63 ID:diiG8zW20
- 乙
- 961 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:00:04.13 ID:lK+VEa4S0
- こんにちわ。それでは今日も始めて行きます……と、その前に。>>958で言っていた「左右田に電話を掛ける」の部分を「小泉に電話を掛ける」に脳内変換しておいてください(その方が話がスムーズに進むので)
- 962 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:00:44.83 ID:lK+VEa4S0
-
〜〜〜京都都内・某所の喫茶店〜〜〜
小泉「そう……そういう事だったの。うん、大体の事情は分ったわ。何かまた分ったら教えて頂戴」
左右田「…………」
小泉真昼は、日向創から掛かってきた電話を切ると、喫茶店で自分の向かいに座る左右田の表情をみる。その顔は↓1(高コンマ程希望とやる気に満ちている。低コンマ程絶望と後悔に満ちている)
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:00:59.70 ID:PM3zWR1/O
- あ
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:01:36.83 ID:DrnLle4X0
- の
- 965 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:07:30.52 ID:lK+VEa4S0
- 70 取りあえず西園寺を連れ戻す気はある。
小泉「……左右田、大丈夫?」
左右田「ああ、大丈夫だ。落ち着いてるよ」
意地張っちゃって、これだから男の子は──と、小泉は心の中で呟く。きっと不安と心配と恐怖に負けないように精一杯頑張っているだけだ。そうじゃなければ注文した珈琲に一口も口を付けずにいるものか。
小泉「取りあえず、これからどうする? ひよこちゃんの家──西園寺家の宗家がどこにあるかは分ってるけど、そこにひよこちゃんがいるとは限らないし、この京都全体を牛耳るような力を持ってる家だって言うなら私達のことだって感づかれてたり、あるいはもう察されてたりしてもおかしく無いわよ」
左右田「……↓1だ」
@取りあえず変装しておく。
Aあえてこのまま動かないで日向からの連絡を待つ。
Bその他安価。
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:08:00.05 ID:PM3zWR1/O
- 葉隠に電話で最適解を占って貰う
- 967 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:12:32.67 ID:lK+VEa4S0
-
……溺れる者は藁でも掴む、だ。
左右田は葉隠康広……超高校級の占い師に連絡を入れると『金なら幾らでも払うからこれからの行動の最適解を占って欲しい』と頼み込んだ。葉隠の反応はと言えば↓1
01〜30 ○○○万円は頂くベ!(いつものクズ)
31〜60 ○○万円で良いべ(左右田にホンの少しだけ同情している)
61〜90 ○万円で良いベ(あの世界での左右田と西園寺の末路を知っていて良心が痛む)
91〜00 ただでしてやるベ(これは綺麗な葉隠)
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:13:03.41 ID:YeDGzzI00
- e
- 969 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:17:44.19 ID:lK+VEa4S0
-
葉隠『あー……それなら○○万円で良いベ』
左右田「……? お前にしちゃヤケに少ねぇな。なにかあったのか?」
葉隠『いやその……こ、ここで高額な請求をしたらあとであの三人に何されっか分んねぇっつうか、俺っちも左右田っちに少しだけ同情してるというか……兎に角、占ってやっからあとで口座番号に振り込みよろしくな!!』
そう言うと、葉隠は水晶玉に力を込めて(実際にそんな力があるのかは謎)『最適解』の未来を占い──
葉隠『↓1しろと出たべ!!』
左右田「……はぁ!!?」
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:17:58.98 ID:ItuTb1EiO
- 小泉は学園に帰って左右田だけで西園寺家に行く
他の女を連れて恋人を連れ戻すと言われても説得力ないってよ
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:19:16.63 ID:DrnLle4X0
- 今回の葉隠の占いは妙に説得力がある
- 972 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:26:56.33 ID:lK+VEa4S0
-
葉隠『「小泉っちは学園に帰って、左右田っちだけで西園寺家の宗家に行け」と出たべ!! 他の女を連れて恋人を連れ戻すと言われても説得力が無い……ってとこじゃねぇか? あと『男一人だけで乗り込んできた』っていう度胸効果もあると思うべ』
小泉「待って、それなら私が学園に戻る必要は無いじゃない。何かあった時の為に京都で左右田を待てば良いわ。学園に戻らなくちゃいけないのは何で?」
葉隠『んなことまでは分んねーって! ただ俺の占いにはそう出たんだべ!!』
左右田「……分った、お前を信じるよ葉隠。小泉、とんぼ返りになっちまうけどお前は学園に戻ってくれ。『お前にしか出来ない事』が希望ヶ峰学園にあるのかもしれない」
小泉「……分ったわ。ただし、定期連絡はちゃんと入れる事! キチンと「変装」する事!! ひよこちゃんを絶対に泣かせないこと!!! 良いわね!?」
左右田「ああ……分ってる」
そうして俺は小泉と別れて適当な服屋に入り、いつもとは全然違うファッションで身を固めた。その効果は↓1(高コンマ程格好いい上に左右田だと分らない。低コンマ程恰好悪いが左右田だと分らない)
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:28:49.53 ID:YeDGzzI00
- ふう
- 974 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:34:15.74 ID:lK+VEa4S0
- 53 色んな意味で普通だが、いつもの左右田では無い。
左右田「えっと……こんなもんで良いか」
俺は着慣れないコートとジャンパーを着て、サングラスとマスクまで掛けて「変装」って奴をした。……うん、髪の色以外は完全にいつもの俺じゃねぇな。いつも顔を合せてる知り合い連中じゃなきゃ一見して「左右田和一」だとは分らないだろう。
左右田「さて、このまま西園寺家の宗家を目指せって話しだったけど……具体的にはどこにあるんだったかな? ↓1」
01〜30 普通に京都の街中にある。
31〜60 京都の古い家が建ち並ぶ場所にある。
61〜90 京都の静かな山の近くにある。
91〜00 京都の山の中にあった(マジかよ)
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:34:34.86 ID:e4cQEo1lO
- あ
- 976 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:43:20.62 ID:lK+VEa4S0
-
そうそう! 確か○○神社っていう超有名な神社の側……静かな山の近くにあるんだったっけ。少なくとも日向から送られてきた詳しいグー○ルマップにはそう記されている。えっと、まずはバスに乗って、それから電車を使う……んでまたバスに乗って……。
???「…………」
〜〜〜西園寺家・宗家〜〜〜
左右田「でっか……」
その屋敷は、俺の予想以上にデカかった。前に日向と一緒に行ったことがある九頭龍家の本家と同じぐらいあるんじゃねぇのかこれ? 本当にスゲーところの出だったんだな、西園寺の奴……。
俺はその屋敷の入り口らしき場所を探していたんだが、突然──↓1
01〜30 何者か後ろからに襲い掛かられた。
31〜60 『左右田和一様』ですね? と黒服の男から声を掛けられた。
61〜90 着物を着た女性とそのボディーガード達に丁重にお帰り願われた。
91〜00 西園寺家の仕え人だと思われる人に声を掛けられ、普通に屋敷の中に入れて貰えた。(マジで?)
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 15:43:47.96 ID:tI3MHrQgO
- あ
- 978 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/12/03(日) 15:44:57.10 ID:lK+VEa4S0
- 嘘でしょ? 嘘でしょ??? 何でだよコンマ神さま!! 俺に恨みでも有るんですか!!!(プロット崩壊)
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