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日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
- 24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:30:39.81 ID:HxVY+jMC0
- a
- 25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:31:55.80 ID:PEiBfU0x0
- 修行僧にでもなる気かアイツはしかもスパクリ
- 26 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 21:33:22.64 ID:udsXmwxq0
- >>23 なんでぇ!?(スパクリ)
そうだ思いだした、あいつ先生と学園長に許可取って山寺に修行に行ってたんだった!! あの「女子脱衣室パンツ強奪事件」以降「煩悩を消し去る」とか言って肉体修行だけじゃなくて精神修行にも手を出し始めたんだっけ……!!
と、取りあえず左右田がいる山寺は……↓1(高コンマ程険しい場所にある)
- 27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:34:14.71 ID:PEiBfU0x0
- 日向お前足になれ
- 28 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 21:41:57.00 ID:udsXmwxq0
- コンマ71 そこそこ険しい山の中にある。
……結構険しい山の中にある本格的なお寺だったな……『修験道』とかいう道を極めんとする人なんかが来る所なんだっけ……と、兎に角明日は休みだし、山登りの準備をして左右田に会いに言ってみよう。
〜〜〜翌日〜〜〜
日向「はぁ……はぁ……はぁ……!」
電車とバスを何時間も乗り継ぎ、俺が辿り着いたのはそりゃもう立派な山寺だった。……事前に俺が来るって連絡はしたけど、左右田の奴、ここでどんな修行をしてるんだろう……。
左右田「おっ、日向! 久しぶりだな!! 聞いてはいたけどまさか本当にくるとはなぁ……。何か用事があるなら俺の方から学園に戻ったのによ……」
日向「よ、よう左右田……なんかお前……また逞しくなったか?」
左右田「おう、ここの住職さんと先輩達のおかげで、肉体は↓1精神は↓2ぐらい成長したぜ!!」
(スパクリ効果で両方とも補正+40)
- 29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:42:07.92 ID:GQs/kMUxO
- あ
- 30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:42:57.69 ID:V7u1Iy5mO
- 日向よ魔法で飛べば早かったんじゃあ?
- 31 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 21:52:18.07 ID:udsXmwxq0
- >>30 日向「うるさいな! 俺は「トベルーラ」は使えないんだよ!! それともし仮に使えたとしても誰かに目撃されたら大変な事になるだろ!! 透明マントなんて便利なモンはこの世界には無いしな!!」
92+40=132 69+40=109 ヤ バ イ
日向「……なぁ左右田」
左右田「なんだ、どうしたよ日向」
日向「……今更なんだがお前、本当にあの左右田和一だよな?」
左右田「? 変な事聞くな。おう、お前のソウルフレンドにして「超高校級のメカニック」左右田和一様だぜ!!」
数ヶ月前の俺なら絶対にコイツを「左右田和一」とは認識出来なかっただろう。肉体は完全に体育会系(それも格闘系)の「超高校級」達に負けず劣らずの屈強な肉体になり、精神も凄く強靱な物になった様に見える。
……左右田、お前恋は盲目っていうけど幾ら何でもこれはやり過ぎだって……。まぁ西園寺も西園寺で今の左右田を「素敵……(ポッ)」とかなんとか言っちまうんだろうけどさ……。
左右田「遠いところから来て疲れたろ? 次の修行が終わったら昼飯だからお前も食ってけよ」
日向「あ、ああ……(多分「精進料理」って奴なんだろうな……。で、どんな修行をするんだ?」
左右田「↓1だ!!」
- 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:53:43.92 ID:Bml2jRv30
- 大神の寸止めパンチ100回受ける
- 33 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 21:56:01.17 ID:udsXmwxq0
- えーっとすみません流石にコンマ判定追加させてください。↓1
01〜90 大神に負けず劣らずのトンでもない肉体を持った寺の住職。
91〜00 本当に大神だった。
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:56:36.01 ID:sabfZDnYO
- あ
- 35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 21:59:43.85 ID:PEiBfU0x0
- うーん悪用しないのであれば透明化する魔術覚えたらよろしいかと思いますよ。花村が聞いたら嫌でも教えを請いに来そうだが。
- 36 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:01:39.98 ID:udsXmwxq0
- >>34 あっぶな! もう少しで00コンマ効果で「大神の寸止めパンチ100回受ける」から「大神のパンチ100回受ける」になる所だった……(滝汗)
〜〜〜山寺の中〜〜〜
左右田「そうそうこっちだこっち……。住職さんーん! 先輩方ー!! 俺のソウルフレンドが来ましたよー!!」
日向「ど、どうも……」
山寺の雰囲気↓1(低コンマ程一見和やか。高コンマほど厳格)住職さんの性格↓2(低コンマ程一見和やか。高コンマほど厳格)
- 37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:02:50.37 ID:HxVY+jMC0
- あ
- 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:02:55.68 ID:sabfZDnYO
- あ
- 39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:02:58.09 ID:PEiBfU0x0
- どんな住職だ
- 40 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:15:50.68 ID:udsXmwxq0
- コンマ37 意外と和やか。 コンマ68 どちらかと言うと頑固親父みたいな雰囲気。
先輩僧A「おお、話しは聞いているよ。君が左右田くんの「ソウルフレンド」って奴か」
先輩僧B「ふっ……、その歳にしては非常に良い眼をしている。左右田の親友だというのも納得だ」
先輩僧C「緊張しないでいいからさ「半日山寺体験」を是非楽しんで行って欲しいな」
日向「は、はい。ありがとうございます……半日山寺体験???」
左右田「んあ? ああそうそう、俺が普段どんな修行をしてるかお前にも見て欲しくてよ。勝手にそういう事にしちまった、悪ぃな♪」
左右田テメェこの野郎!! ……と、言いたい所だがふっふっふ……俺は異世界でナカタとケイローン先生の鬼修行に一週間耐えた男だぞ? 山寺での修行なんて今の俺にとっちゃあヌルいんだよ!!
左右田「(……? なんだ? 文句の1つでも言ってくると思ってたのに、ニヤニヤしやがって……。ま、良いか)で、この人がこの寺の住職さんだ」
住職「………住職だ(名前を付けるのが面倒なので名前は付けません)」
日向「よ、よろしくお願いします」
そう言って頭を下げる。……凄いなこの住職さん。筋肉がどっからどう見ても大神並みだ。……この山寺での修行を左右田に勧めたのは大神だって話しだけど、それも納得だな。
住職「……では、早速だが今日の修行その三に入る。全員、一列に並べ!!」
左右田&先輩『押忍!』
日向「お、押忍!」
そうして俺と左右田はこの山寺の日課であるという『顔面寸止めパンチ100連発(目をつぶってしまった数だけ竹刀でぶっ叩かれる)』をやる事になったのだが……
修行の成果 日向↓1(補正+50)左右田(補正+40)
- 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:16:24.56 ID:PEiBfU0x0
- 勇者の経験値
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:16:47.50 ID:pf2McTsBO
- あ
- 43 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:28:12.86 ID:udsXmwxq0
- 日向 パーフェクト 左右田 10回程眼を瞑ってしまった。
住職「ふんっ! はぁっ!!」
日向「…………」
ぶぉんぶぉん──! という凄まじい拳圧が顔に何度も迫るが、今の俺はこんなのそよ風にも等しい。……あの世界では敵は「寸止め」なんてもんしちゃあくれなかったからな!! 冗談抜きで「命のやり取り」だったからな!!
左右田「(ビクウッ)」
住職「喝!」ビシィッ!
左右田「──ッツ! あ、ありがとうございます!!」
そして、左右田も左右田で凄かった。大神並みのパンチが100連続顔に迫っても、9割は眼を瞑らなかったんだから……。もし左右田が俺達と一緒に「あの異世界」に行ってたらどれだけ強くなってたんだろう……。そう思うと、なんか俺が色々とズルをしたみたいで陰鬱な気分になるな……。
〜〜〜修行終了後〜〜〜
左右田「いや日向お前すっげぇなぁ! あの住職さんのパンチを100回も寸止めされて一度も眼を瞑らなかったなんて!! もしかしてお前もお前で修行かなんかしてたのか?」
日向「いや、その……大した事じゃないさ」
異世界で勇者になって世界二つ纏めて救ってきました。今の俺には守護竜が付いていて、魔法まで使えます。何て事、幾らソウルフレンドでも言える訳ねぇよなぁ……。おっと、それよりも昼飯が始まる前に本題本題。
日向「……左右田。これは俺の『依頼』に関する事だからお前の忌憚ない意見を聞かせて欲しいんだけど……」
左右田「? なんだ?」
日向「……その、お前って所謂Sか? それともMか?」
左右田「↓1」
コンマ値が高いほどS(西園寺の為を思って補正+30あげましょう)
- 44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:29:21.50 ID:WWZfuvq9O
- あ
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:29:56.70 ID:HgxQeFb5O
- どっち
- 46 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:37:49.19 ID:udsXmwxq0
- >>44 これならニュートラルだった方が面白かったかもしれない……!!(低コンマを恐れすぎた) 80結構なサド
左右田「ゲホッゲホッ! ──ひ、日向お前山寺まで来てナニ聞いてんだよ!! ここはそういう煩悩を無くす為の場所なんだぞ!!?」
日向「わ、分かってるって……! で、でもだからこそお前がどんな欲望を持ってるか聞いて、それを正すために修行するべきじゃないのか!?」
どうだ……? この建前なら内心を……自分の性癖を言ってくれるんじゃないか!?
左右田「……どっちでもねぇ……って答えたかったし、あいつに恋するまでは多分ニュートラルな性癖だったと思うけど……その……あいつを好きになってからは、多分Sになっちまったと思う……」
日向「ほうほう……。で、具体的にどんな事をしたいと思ってるんだ?」
左右田「え、なにこれ新手のイジメか? イジメなのか??? 俺はそういう自分の中の本能を完璧に制御出来る様になる為にだな……!」
日向「良いから早く! 左右田くんの〜、ちょっと良いとこみてみたーい!!」
左右田「(こいつ……一体どうしちまったんだ……?)…………↓3」
↓3まで「左右田がしてみたい事」を書いてください。
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:39:23.72 ID:CcgsQHQC0
- 人気のない山の中で裸で散歩させたい
- 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:40:26.71 ID:HxVY+jMC0
- 自分の開発した機械でいじくり回したい
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:43:20.21 ID:Eao5mcU5O
- リアル対魔忍やりたいビデオに撮って仲良く鑑賞
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:45:15.27 ID:PEiBfU0x0
- こちら側しか見えないマジックミラー越しにヤル
- 51 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:53:28.80 ID:udsXmwxq0
-
左右田「ひ、人気のない山で素っ裸にさせて散歩させたり、俺の開発したあいつ専用の機械で色々いじくり回したり、対魔忍……ってあるだろ? そっちのファンからは「邪道」って言われるかも知れねぇけど普通に敵をやっつけてその後ラブラブと……だぁああああああああっ! 違う違う違う!! あいつがそんな事望んでるわけねぇだろ!! 消えろ! 俺の中の煩悩!!」
いや、普通にその欲望を解放して良いと思うぞ。(西園寺限定だけど、それとちゃんとした前準備も必要だけど)つーかコイツら相性抜群じゃねぇか! 心配して損したわ!! もし左右田までMだったらどうすっかなぁ……って考えてた俺が馬鹿みたいだ。
日向「あー、青少年ならそういう性的な欲望や煩悩を持つことは極々自然な──」
左右田「わーってるよ! でも俺は強くなりたいんだよ!! 今よりもっともっとな!!」
いや肉体的にも精神的にもお前以上に強い奴なんて……いやゴロゴロしてるかもしんねぇけどお前は世界でも指折りの「強い奴」に片足突っ込んでるから!! 参ったな……このまま修行を続けさせて「悟りの境地」にまで達しちまったら本格的に「性欲」が無くなっちまうかもしれない……。今の内に何とかしないと……。
具体的にどうする? ↓2
- 52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:54:31.77 ID:PEiBfU0x0
- とりあえず西園寺とのデートを取り付ける。
- 53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:55:53.27 ID:bNAAZC3hO
- ソニアがヘリコプターでやってきて左右田にVR装置付きのパソコンを渡す。それを使って左右田をVR変態クラブに参加させる修行させる
実はソニアも会員となっている匿名制のVR変態クラブがあり、プログラム世界でアバターの状態で自由に変態行為(ギリギリR18にならない範囲)に勤しめる
ノヴォセリック王家管轄なんで絶対に正体はバラさない。もちろん他の参加者と性的な接触は同意が無い限り厳禁。見るだけならOK
ソニアは左右田の煩悩が抑えられているかテストの名目で、左右田をVR変態クラブに参加させる修行の約束を取り交わしていた(左右田が性欲発散したいならそっちにシフトしてもいいくらいの判断)
左右田も今の自分なら怖いもんなしとばかりにプログラム世界に直行。日向とソニアは予備のVR装置を使って左右田の様子を確かめるために共にプログラム世界に直行
日向はこのプログラム世界で左右田にアブノーマルな性癖を受け入れさせると決めた
なおプログラム世界にいる希望ヶ峰の生徒はこの三人だけで無い模様
- 54 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 22:59:17.35 ID:udsXmwxq0
- >>53 すみません無理がありすぎるので勘弁してください……。ここは山寺なんです! 山寺の廊下の隅っこで二人がヒソヒソ話をしてるって状況なんです!!
と、言うわけで再安価↓1
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:01:30.44 ID:Bml2jRv30
- とりあえず裸の付き合いとして2人に混浴温泉に招待する
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:01:34.11 ID:PEiBfU0x0
- 今現在の左右田の結果報告として西園寺とのデートを取り付ける
- 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:06:50.63 ID:7oShqT04O
- >>54
そんなに難しかった?
- 58 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 23:07:24.73 ID:udsXmwxq0
- >>55&>>56 うわぁあああああああああああああああああっ!!(Wゾロ目) ……面白そうなんでどっちも採用しましょう!!(ヤケクソ) ……で、なんですが。このゾロ目、どんな効果が良いですか? >>55さん&>>56さん
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:08:24.96 ID:Bml2jRv30
- 露出の高い水着付きの温泉プール
- 60 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 23:08:30.12 ID:udsXmwxq0
- >>57 少なくともヘリで山寺に降り立つソニアからVR機械を渡される、の時点で物語としての流れがブレると思いましたね。
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:16:30.70 ID:PEiBfU0x0
- ゾロ目の効果はこの山を下山した所は温泉街でそこで西園寺を呼んで左右田とデートをさせる。見守りとして七海にも来てもらうが終里と罪木の一緒に付いて来たって事でお願いします。
- 62 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 23:44:27.86 ID:udsXmwxq0
- >>59>>61 了解しました。
……なーんてな。俺が何も考えて無いとでも思ったか? お前が明日でこの寺での修行を終えるのは確認済みだ! そしてこの山を下山したところにあるのは某有名な温泉街……さぁ、見せてやろうじゃないか。さんざんエロいめにあい続けた勇者の手腕って奴をなぁ!!
〜〜〜翌日〜〜〜
左右田「本当にお世話になりました!!」
住職「うむ。……今時の若者にしては大した信念と根性だった。もっと本格的な修行がしたいなら、またここに来ると良い」
左右田「はい! ありがとうございました!!」
俺こと左右田和一は、山寺での修行を終えて、今日希望ヶ峰学園の寮に戻る。……西園寺、今の俺を見てどんな反応すっかな……「格好いい」とかちったぁ思ってくれっかな……。いやいや、そういう下心がダメなんだ!! 自信を持ってあいつに会いに行け! 左右田和一!!
〜〜〜山寺近くの温泉街〜〜〜
左右田「…………」
七海「うわぁ……この温泉卵美味しいねぇ……左右田くんもそう思わない?」
左右田「……ああ、そうだな。美味いと思うぜ」
終里「おいおっさん! この山賊焼き(でっかい鶏のからあげみたいなもんです)ってのもっとくれ!! 美味すぎて一枚じゃ足りねぇよ!!」
おっちゃん「あいよー! それにしても温泉団子に卵に山賊焼きに、お嬢ちゃんよく食べるねぇ。見てて気持ちが良いよ」
罪木「ふ、ふゆぅ……い、今更かもしれませんけど食べ過ぎは健康によくありませんよ終里さん……。人間に限らず、動物の身体は空腹には強く出来ていても食べ過ぎには弱く出来ていて……こ、こんなゲロブタが意見してすみませぇん!」
終里「んあ? わーってるよ「腹八分目」って奴だろ? 弐大おっさんにも散々言われたかんな……。でもまだまだだ。オレの腹八分目には程遠いぜ!!」
日向「あっはっは! まぁ終里はそれじゃあ足りないよな。そう思うだろ、西園寺?」
西園寺「そ、そうだね。終里お姉のお腹は意味不明な不思議空間だからね〜。今からでも「超高校級のフードファイター」でも目指せばぁ?」
終里「おいおい流石にあの先輩らにはオレでも勝てねぇって……。ところでどうしたよ左右田に西園寺。さっきから会話が少ねぇけど」
そりゃあそうだろう。俺は左右田には内緒で、西園寺には左右田に会うことを内緒にしてこの温泉街で合流させたからな。二人からの『謀ったな!?』という視線が突き刺さるが、俺は一切気にしない。なにせこれから、二人には空いた時間を埋めるためにタップリとデートして貰うんだからな。……監視役、任せたぞ。七海
七海(ラジャーですたいちょー)ビシッ
……七海に終里と罪木の二人を連れて来て貰ったのにもちゃんと理由がある。二人とも「俺(日向創)に好意を抱いている」って事を左右田が知ってるって事だ。……それを利用すれば……!
七海「ふぅ……美味しかったぁ。じゃあ私は温泉街にしかないレトロで懐かしいゲーム三昧の旅に行ってきまーす」シュタタタタタタ!
終里「うおっ! 早っ!! ……七海の奴、相変わらずゲームのことになるとトンでもない力を発揮すんな……」
罪木「あ、あのー。日向さん、それで私達はどうしましょうか……」
日向「そうだな。確かこの近くに水着で入れる温水プールがあったはずだから、そこに行ってみようぜ。んじゃな左右田、西園寺。また後で」
左右田「お、おう……」
西園寺「い、行ってらっしゃい……」
七海(さてさて、こちら二人の観察兼日向隊長への報告を任された七海千秋でーす! さてさて、西園寺さんはまるで別人のように逞しくなった左右田くんにどういった反応を見せるのでしょうか!!)
↓1高コンマ程素直に褒める。と、言うか惚れ直す。
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:45:11.04 ID:LfT+cq6aO
- あ
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:46:11.91 ID:N21GpuqZO
- どうだ
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:46:50.18 ID:PEiBfU0x0
- 性格が災いしてかなりの意地っ張りか
- 66 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/24(金) 23:55:16.25 ID:udsXmwxq0
- 04 内心完全に惚れ直しているが、恥ずかしくて全然素直になれない。 あ、面白そうなんで内心は>>64の 91を採用します。
左右田「で、その……。どうだよ、今の俺は。……俺なりに頑張ってみたつもりなんだけど……」
西園寺「ちょ、ちょっと逞しくなったからって調子に乗らないでよね! そんなんじゃあ弐大お兄と大神お姉と茶柱の三人が一斉に襲い掛かってきたら私を守れないよ!?」
左右田「お前それどういうシュチュエーションだよ!? 何で俺があの三人からボコられること前提なの!? つーかその三人に一斉に襲い掛かられたら勝てる奴なんてこの地球上にいるわけねぇだろ!!」
西園寺「ふ、ふーんだ。(どうしよう……本当はメチャクチャ格好いいよ、今のお兄。本気の本気で惚れ直しちゃったって言いたいのに……)」
七海(あちゃー、どうやら第一関門は失敗してしまった西園寺さん。ここからどう巻き返すのでしょうか……注目です)
西園寺「と、取りあえず最初は↓1に行ってみようよ!! 折角温泉街に来たんだしさ!」
左右田「お、おう……」
(露出の高い水着付きの温泉プールには最終的に確実に行かせるのでご安心を)
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:56:45.73 ID:BmUAHjbmO
- モノクマ王がこの世界に作ったエロ防具試着屋
- 68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:56:59.85 ID:PEiBfU0x0
- レトロな雰囲気の射撃屋
- 69 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:08:43.48 ID:o87WR7f00
- くっそ! >>1がダンガンロンパで一番大好き(モノクマのこと)なキャラの安価をよくも……! ええい、採用!!
左右田「……なぁ、なんかこの店だけ雰囲気違くね?」
西園寺「う、うん。「モノクマ防具店」って書かれてるけど……この時代に温泉街で防具? っていうのが気になっちゃって……」
左右田「まぁ良いか。お邪魔しまーす」カランカラーン
モノクマ「はーい、いらっしゃーい! あまりにも暇なんで始めてみた僕の防具点へようこそー!!」
左右田・西園寺『』
七海(日向くん、日向くん、非常事態です。君が言っていた「モノクマ」っていう謎のUMAが謎のお店を開いています!!)
モノクマ「あ、お二人さんは恋人同士? でもざんねーん。こちらの防具店は女性専用の物しか売っていないのでーす!!」
左右田「こ、こ、恋人では……」
西園寺「ち、違うよ! 違うからねこの……クマ? いやなんだか分からないヘンテコ生物!!」
モノクマ「と、いうわけで早速始めましょう、ファッションショーターイム!!」
左右田・西園寺「「……へ?」」
西園寺ひよこさんが主役に決まりました。お着替えを開始します。
西園寺「き、きゃあっ!」カーテンガウエカラガラガラ
左右田「さ、西園寺! て、テメェ西園寺に何を……!!」
モノクマ「なにって……君にとってはご褒美?」
左右田「はぁ!? 何言ってやが「お、お兄ぃ……」西園寺! お前だいじょう──」
↓1今の西園寺が来ているエロ装備
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:09:08.66 ID:6/I4nqPw0
- バカには見えない服
- 71 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:16:51.51 ID:o87WR7f00
- >>70 本当は却下したいがうわぁああああああああああああああっ!!(ゾロ目) なんで却下したい安価の時に限ってゾロ目が出るんですか!!
西園寺「う、うぅううううううううう//////」
左右田(そこには、素っ裸にさせられた西園寺の裸体があった。……なんて綺麗な肌なんだろう。なんて可愛らしい容姿をしているんだろう。何て扇情的で、エロい身体をしているんだろう。……こんな素敵な女の子が、本当に俺を心の底から好いてくれているのか? 夢じゃなくて?)
左右田「…………(見とれている)」
西園寺「そ、そんなにジロジロ見ないでよぉ……//////恥ずかしいよぉ……」
左右田「あっその……わ、悪い! おいコラテメェ! いきなり西園寺を素っ裸にするたぁどういう了見だゴラァ!!」
モノクマ「え? 素っ裸じゃないよ? ちゃんと「バカには見えない服」を着てるよ? 疑うならこの眼鏡を掛けてみて?」
左右田「はぁ!? ……こ、これは↓1」
バカには見えない服、の正体。(どんな服でも構いません)
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:17:29.47 ID:MpPhWZrZO
- 茶柱が着てたビキニアーマー
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:17:40.02 ID:pE3CmPav0
- ブラボーバニー
- 74 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:23:14.50 ID:o87WR7f00
-
……ああ、確かにあったよ。西園寺はちゃんと服を着てたよ……「マイクロビキニとTバックのビキニアーマー」なんつーある意味裸体より扇情的な衣装をなぁ!! このクマふざけんじゃねぇぞ!! 完全に客を玩具にしてやがるじゃねぇか!!
モノクマ「あ、お気に召さなかった? じゃあ最後にはいこれ」
西園寺「え、ええっまたっ!? またなの!?」カーテンガラガラ
左右田「西園寺! こんのいい加減にしねぇとマジで警察……いや、この場合は猟銃会で良いのか? に──」
モノクマ「まぁまぁお客さん。結果を見てから言って下さいよ結果を見てから、うぷぷ♪」
西園寺「お、おにぃ……」
左右田「そ、それは↓1」
同じくエロ装備をお願いします。
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:24:24.46 ID:pE3CmPav0
- ブラボーバニー
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:24:28.97 ID:0XHNt0D2O
- 終里のマイクロビキニ
- 77 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:38:41.81 ID:o87WR7f00
- >>75 初めて調べてみましたがトンでもないエロ装備じゃないですかー!!
……それは、所謂「バニー服」とやらに該当する服なのだろう。だが、どっからどう見てもただのバニー服じゃない。
通常のバニースーツよりも布が少なく、胸元からヘソの下にかけて大きく開いているのが特徴で、見た目のきわどさ、露出度の高さはどう考えても通常のバニー服を上回っている。しかも布自体が薄い。白いバニー服だからか、中身が透けて見えるのだ。
……正直、目の毒過ぎる。顔を真っ赤っかにしてこんなエロすぎるバニースーツを着る西園寺をずっと見ていたら、俺の理性が粉々に破壊されかねない。
西園寺「そ、その……お兄、大丈夫? さっきから一言も喋ってないけど……」
左右田「(ハッ──!)て、テメェ何が見てから言えだ! このエログマ!! 完全に「福眼だったでしょ? うぷぷぷぷ♪」……クソッ!!」
これじゃあ何の為に山寺に籠もって修行したのか分かんねぇじゃねぇか! 俺は清くて健全な人間に……。
モノクマ「まぁまぁお客さん。遊んだお詫びと言っちゃあなんだけど、今の装備三種類の内、気に入った装備を一つだけあげるよ! そういうお楽しみをする時にぜひどうぞ!!」
左右田「は、はぁ!? ん、んなもんいらねぇに決まって──「そ、左右田お兄はどれが一番良かった!?」西園寺!!?」
モノクマ「ほらほらー、ここは男を見せる時だぞモブ顔くん!」
西園寺「い、言ってくれたらその……。お、お兄の前だけでは着てあげるよ……?」
……俺は、白昼夢でも見てんのか? 性欲って奴を断ち切りすぎた影響か……?
左右田「……↓1がその、一番似合ってた……」
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:40:18.98 ID:6/I4nqPw0
- バニー
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:40:31.30 ID:FzmFbaBwO
- ブラボーバニー
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:41:58.04 ID:pE3CmPav0
- 調べてくれてありがとうございます。それにしてもブレイブリーデフォルトのヒロインにこんな追加装備を用意した会社には脱帽ですね。(笑)
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:45:02.21 ID:pE3CmPav0
- 後、ブレイブリーデフォルトでブラボービキニと言う装備品があるのですが老師いわくありとあらゆる女性に試着を頼み込んだらもれなく嫌われる恐怖の衣装って(笑) ただ魅了付きなので悪くないよ。バニーにも付いてるけど
- 82 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:48:00.30 ID:o87WR7f00
-
左右田「さ、最後に着たバニー服が一番似合ってた。……その、綺麗だったし、可愛かったし、え、エロかったよ」
西園寺「ふ、ふ、ふーん。やっぱどれだけ修行してもお兄はお兄だねー! 私の恥ずかしい身体を見て興奮しちゃったんだー! お兄のへんたーい。 ……エログマ、このバニースーツ頂戴」
モノクマ「はいはーい! 今お包みしますから待っててねー……(ゴソゴソ)あ、元の服にも戻してあげないとね!「カーテンガラガラ」……はい、これで元通り! んで、これがさっきの装備『ブラボーバニー』だよ? 大事に使ってあげてね! うぷぷぷぷぷ!!」
七海(……なんだかトンでもない物を目撃しちゃったよ日向くん……あ、ちなみに日向くんはどれが一番良かった? ……黙秘権を行使する? そんなー)
それはさておき、この世界における「ブラボーバニー(モノクマ製)の効果↓1
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:49:03.56 ID:zz+tv8wpO
- 男性の嗜虐心を刺激
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:51:04.15 ID:pE3CmPav0
- モノクマは日向に透明化とルーラの魔導書とともにナイトオブバニーを送りつけてそう世界救った褒美渡してないから
- 85 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:57:56.74 ID:o87WR7f00
- >>83 この二人にピッタリすぎて草。 「この世界の」『ブラボービキニ(男性の嗜虐心を刺激する・補正+30)』
モノクマ「また来てねー、うぷぷぷぷぷぷ!」
左右田「…………」
西園寺「…………」
左右田「(やっべぇ、何を言えば良いのか。つーか西園寺が何考えてるのか全く分からねぇ……。それにしても最後のバニー服、ホントエロかったよな……あの状態の西園寺を俺の手でイジメ抜けたら……。って違う違う違う!! 清廉潔白を心がけろ左右田和一!!)」
西園寺「そ、それでお兄。次はどこに行く?」
左右田「あ、ああ……。↓1とか良いんじゃねぇか?」
それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。
(あ、ネタバレになるかもしれませんが先に言っておかなければならなので言っておくと、この依頼が終わったら「絆クエスト三連発」そしてそれが終わったら「冬休み編」に入ります。冬休み編はまだ然程仲良くなっていない人達の好感度を爆上げするラストチャンスなので、是非頑張って下さい)
- 86 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 00:59:27.49 ID:o87WR7f00
- あ、違うわ明日休みじゃん。3時から6時頃にもお会いしましょう!
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:59:46.66 ID:pE3CmPav0
- レトロな雰囲気の射撃屋店主は何故かウサミ
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 01:00:33.23 ID:gHJjtWGvO
- 作者胃痛案件にトリプルゾロ目(笑)
- 89 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:00:30.85 ID:o87WR7f00
- こんにちは。それでは今日も始めて行きます。
>>87 なんでじゃああああああああああああ!!(トリプルゾロ目)
- 90 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:01:58.43 ID:o87WR7f00
-
左右田「射的屋なんかどうだ? 温泉街の定番と言えばこれだろ」
西園寺「射的屋かー。まぁお祭りの屋台でよくある「こんなの落とせる訳ないじゃん!」って商品が目玉として並んでるインチキ的屋よりはマシだと思うけどー。お兄射的出来るの?」
左右田「ハッ、超高校級のメカニックを舐めんなよ! 銃だって元を辿りゃあ機械(メカ)だ、なら俺にだって制御出来る……筈……」
西園寺「なーんか不安になったんですけどー。(クスクス)まぁ良いや、行こっ」
七海(日向たいちょー。二人は今度は射的屋さんに向かうようです! 私としても非常に興味があります!! 二人の観察が終わった後で付き合って貰っても良いでしょうか? 良い? やったー!)
〜〜〜レトロな雰囲気の射的屋〜〜〜
左右田「えっと、ここで良いのか? おーい、定員さーん!」
???「はーい! ちょっとまってくだちゃいねー」テクテクテク
西園寺「? なにこの声、声がどもってる?」
ウサミ「お待たせちましたー! アタシはここの店主の「ウサミ」と良いまちゅ。来てくれて嬉しいでちゅ!」
左右田・西園寺『』
七海(日向たいちょー、非常事態その2です。モノクマに雰囲気がよく似たウサギ型の謎のUMAが射的屋の店主をやっていました! 新発見です!!)
左右田「一体何なんだよこの温泉街は……。謎のクマにヘンテコなウサギに……どんな魔郷だよ」
ウサミ「? モノクマをちってるんでちゅか?」
西園寺「まぁねー。あの人の身体を使ってエロい事するのが趣味の変なUMAの事でしょー?」
ウサミ「ああ、また被害者が……。彼の親類として謝りまちゅ、ごめんなちゃい」ペコリン
左右田「ホントだぜ全く……。最終的に丸め込まれちまったけど客を玩具にファッションショーを開催しやがって……それも全部エロ衣装とかどんな服屋なんだよあそこは……」
ウサミ「本当にごめんなちゃい……お詫びと言ってはなんでちゅが、一回分射的をタダでやって良いでちゅよ」
西園寺「とは言っても温泉街にある射的屋の商品なんて大した事ある訳……!!? う、嘘……あれ本物!? 左右田お兄、私↓1↓2↓3が欲しい! どれか一つでも取れたら↓4してあげちゃうよ!!」
(西園寺が欲しそうかつ、実際に射的屋にあったら落す難易度が高そうな物でお願いします。なお、その為西園寺は内心「まぁ無理だよねーww」と調子に乗っています)
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:02:38.71 ID:WASgI9NGO
- SMプレイセット
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:07:08.79 ID:hSIU3PHK0
- グミ3年分
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:08:47.08 ID:Uw1bM1GVO
- 黄金の扇子
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:08:53.47 ID:6/I4nqPw0
- 温泉プールの特別室で裸で胸スポンジで洗ってあげる
- 95 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:25:28.89 ID:o87WR7f00
-
左右田「……いやお前どういうチョイスだよ!? >>92はまだ分かるとしても>>91を何に使うつもりだよ!? そして>>93ってただの偽物じゃねぇのか!? お、お、おまけにご褒美がその……」
ウサミ「失礼でちゅね! 由緒正しき本物の金で出来た扇子でちゅ!! とっても高いんでちゅよ!!」
西園寺「そ、左右田お兄は嫌なの? 私のむ、胸でご奉仕されるの……」
左右田「ご、ごほっ……! いやそのあの……お、俺は……!!」
西園寺「それで取るの? 取ってくれないの?(ウルウル)」
左右田「……ああっもう! 店主、銃を寄越せ!!」
ウサミ「はーいどうぞー!!」
西園寺(ま、どれもこれも難易度高そうだしお兄には無理だよねー。SMセットとグミ三年分は単純に重そうだし、黄金の扇子は折りたたまれてて当たるかどうかも怪しいし……ま、弄りつつ慰めてあげよっかn「ズドォォン──!!」……は?」
ウサミ「おめでとうございまーちゅ! 商品の「SMプレイセット」でちゅ!! あ、貴方達はまだ未成年なんでちゅから決して「本番」はやっちゃダメでちゅよ!?」
左右田「う、うっせうっせ! お前に言われなくても分かってるってーの!!」
西園寺「い、いやいやいやいやいやいやちょっと待ってよ、おかしいでしょ! どう考えても射的屋の銃弾の威力じゃなかったよ!? どうなってんの!?」
ウサミ「あ、この銃でちゅか? これは『らーぶらーぶ銃』と言いまちて、愛してる人の事を想えば想うほど威力が上がる特性を持った魔法の銃なんでちゅ!」
西園寺「は、はぁ!?」
ウサミ「二人はとっても仲が良いんでちゅね! らーぶらーぶ♪」
西園寺「そ、そそそそんな銃あるわけが「ズドォォン──」いや、ちょっとお兄待って、待ってってb「ズドォォン──」…………」
ウサミ「はーい、商品の「グミ三年分」と「黄金の扇子」でちゅ! 凄いでちゅね!! こんなに銃の威力が上がる人は↓1(コンマ×100)人に一人ぐらいでちゅよ!!」
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:25:55.47 ID:pE3CmPav0
- どんだけー
- 97 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:31:32.52 ID:o87WR7f00
-
ウサミ「4700人に一人ぐらいでちゅよ!!」
左右田「お、おう。そうか……ほらよ、西園寺」
西園寺「……う、うん。あ、ありがとうお兄……」
ウサミ「あ、グミの方はここに宛名と住所を書いて貰えばその都度お送りさせてもらいまちゅからねー!」
左右田「……で、全部取れた時の内容は聞いてなかったよな?」
西園寺「……へ? え?」
左右田「……なぁ西園寺、お前は全部取れた時は俺に何をしてくれるんだ」ズイッ
西園寺(そ、左右田お兄の顔が目の前に……! ち、ち、近い近い近い!! 顔が真っ赤になっちゃうってば!!)
西園寺「……じゃ、じゃあ↓1してあげるよ! それなら文句無いでしょ!!」
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:37:05.83 ID:6/I4nqPw0
- ブラボーバニーでエッチな事やりたい放題
- 99 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:53:15.84 ID:o87WR7f00
-
西園寺「さ、さっきあのエログマの店で貰った商品を着て、エッチなお兄がやりたい事なんでもしてあげるよ!!」
左右田「へぇ……? お前今「なんでも」って言ったよな? その意味、ちゃんと分かってるか?」
グイッ──と、左右田は西園寺を壁際に追い詰める。所謂「壁ドン」って奴に近くて、西園寺の顔はもう真っ赤っかでその心臓はバクバクである。
西園寺「えっと、お、お兄……?」
左右田「良いのか? とても口には出せねぇようなエロいことされちゃっても……。どんなに理性を強くしたって、どんなに鋼の精神を手に入れたって、お前の前じゃあ俺にはなんの役にも立たなくなるって分かってるか?」
左右田自身、西園寺に久しぶりにあって初めて自覚したこの感情。ああそうだ、たった数ヶ月間の修行程度でこの娘に対する劣情や恋心や扇情が消えて無くなる物か。むしろ今まで会えなかった分より強くなっている気がする。
左右田「…………」
西園寺「……わ、私はお兄になら──!」
左右田「……なーんてな。真に受けるなよ、冗談だって冗談。お前にんな事したら小泉に金的どころか普通にサツに捕まっちまうっての。ほら、さっさと次行こうぜ。もう時間が無いんだ。最後の〆と言えばやっぱり温泉だよな!!」
西園寺「あ、う、うん……(お、お兄の意気地無し……!)」
七海(おお……! 今までの左右田くんとは思えない男の子っぷりです! あの西園寺さんが完全に翻弄されています!! これはイケるのではないでしょうか!! 注目です!!)
ウサミ「ありがとうございまちたー! また来てくだちゃいねー!!」
〜〜〜温泉街・混浴温泉プール〜〜〜
左右田「……なんだよ。混浴温泉って聞いたからそういうのが目当ての男性客や、若いカップルなんかで溢れかえってると思ったんだが……誰もいねぇじゃねぇか。どうなってんだ? 今日休日だよな? ……ってか日向達はどこ行ったんだ? 混浴が出来る温泉プール何てこの辺りじゃここぐらいしか──」
西園寺「お、お待たせお兄……」
左右田「おう。遅かったな……ってさ、西園寺お前それって……!」
西園寺「う、うん。>>1(水着でお願いします)だけど……」
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:53:57.94 ID:sdJV3wZhO
- ちゃんと↓矢印出して
- 101 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 15:55:11.31 ID:o87WR7f00
- >>100 すみません↓1
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 15:56:22.55 ID:sdJV3wZhO
- 水でスケスケになるマイクロビキニ
- 103 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 16:16:36.38 ID:o87WR7f00
- >>102 本当は却下したいけどコンマ神様ぁああああああああああああああああっ!!!
西園寺「ま、マイクロビキニって奴だけど……嫌だった?」
左右田「いやその、全然嫌じゃねぇっつーか、むしろスゲー興奮するっつーか……」
西園寺「そ、そっかー! お兄ってやっぱり変態だねー!! こんな危ない水着が好きだなんてエローい!」
それは今のお前だっつーの!! と、ある種の怒りを覚えながら左右田は言う。ここは混浴プールなんだ。俺達以外の誰かが入って来る可能性だって否定出来ないんだ。女だったらまだ兎も角男だったら俺はきっと……!
西園寺「と、兎に角射的屋でも約束を果たさなくちゃね! ほらお兄。温泉から出て風呂椅子に座る!!」
左右田「えっ、あのー……あの話しマジで言ってたの? その……む、胸で……」
西園寺「と、ととととと当然でしょ!? 私が約束を破るような女に見えるっての!? ほら早く!!」
左右田「お、おう……」
そうして、俺は西園寺にその……ご、ご奉仕(と言うにはあまりに過激すぎるような気もするが)を受ける事になったんだけど……。
西園寺「うんしょ……うんしょ……。な、中々難しいね、これ……」ムニュムニュ
左右田「そ、そうか……」
俺は今までの修行を必死に思いだして無我の境地に入ろうとする。するんだが……。
西園寺「お兄ぃ……ちゃんと気持ちいーい……?(上目遣い)」
いやんなもん無理に決まってるだろうが! 理性はもう崩壊寸前だよ!! 西園寺の乳が俺の背中にピッタリくっついてムニュムニュ動いてるんだぞ!? 今すぐにでもこの場で襲い掛かっちまいてぇよ!! すっげぇ健気だし可愛いんだもん今の西園寺! ああ、昔の俺を散々詰ってきた頃の西園寺が懐かしい……。あれ、今思えば素直になれないこいつのアピールみてぇなもんだったのかな? だったら気づかなかった俺も俺だな全く……。
左右田「……ああ、すっげぇ気持ち良いよ」
西園寺「そ、そっかぁ……良かったぁ……」
えへへ♪ とか嬉しそうな声を耳元で囁かないで下さいホントお願いします。俺まだ捕まりたくねぇんだよ……頼むから「そういう事が出来るまで」待ってくれよ……いやもうこの年で「卒業」してる奴はしてるんだろうけどさぁ!!
西園寺「よっと(ザバァ……)そ、それじゃあ一緒に温泉入ろっか」
左右田「あ、ああ……」
背中を流して貰った後は、西園寺と一緒に風呂に浸かる……筈だったのだが……。
左右田「──!!!? お、おい西園寺お前それ……」
西園寺「な、なに焦ってるのお兄。少しマイクロビキニが透けちゃったってだけじゃん。それとも透けない方が良かった?」
左右田の反応↓1(高コンマ程「男」を見せる)
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:16:52.18 ID:sdJV3wZhO
- あ
- 105 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 16:50:58.05 ID:o87WR7f00
- コンマ18 ガチガチの理性(左右田くん……強くなりましたね……)
左右田「……出るぞ」
西園寺「えっ!?」
左右田「良いから今すぐ風呂から出るぞ! 早く!!」ガシィッ!
西園寺「ちょ、ちょっとお兄!?」
明らかにキレている左右田に、西園寺は本気で戸惑う。何でこんなに彼が怒っているのか全く理解出来ない。何で左右田は──
左右田「……見せたくねぇ」
西園寺「え?」
左右田「お前馬鹿か!? ここは混浴温水プールなんだぞ!!? 俺達以外の客が入って来るかもしんねぇんだぞ!! 他の男にお前の裸を見られちまうかもしんねぇんだぞ!!? お前そこんとこ分かってるか!?」
西園寺「そ、それは……その……えっと……お兄もしかして凄く怒ってる?」
左右田「……ああ、怒ってるよ。キレてるよ。嫉妬してるよ。俺以外の男にお前のそんな姿を見られるかもしれないっつー可能性を自分で生み出しちまったお前にな!!」
左右田は声を荒げつつ、西園寺の事をギュッと強く抱きしめる。その裸体が、少しでも他の誰かに見られないように。
西園寺「ご、ごめんなさ……」
左右田「……帰ったらケツ叩き100回」
西園寺「……へ?」
左右田「俺の心を散々かき乱して、公共の場で非常識なことをやろうとしやがったお前には罰が……オシオキが必要だろ。……俺がそれをやってやる。ちゃんと反省して、心の底から「ごめんなさい」出来るまでケツをぶっ叩いてやっかんな!!」
西園寺「!! ……ふ、ふーん……それが目的なんじゃないのー……って言いたい所だけど、今回の「これ」は確実に私が非常識だったよね……本当にごめんなさい。お兄と最近全然会えてないから寂しくて、少しでも気を引きたくてその……」
左右田「……俺こそゴメン。お前をほったらかしにして、寂しい思いさせた。これからはちゃんと考えて行動するよ。デートも定期的にしよう。……それで良いだろ?」
西園寺「……うん。本当にありがとね、左右田お兄」
そう言って、二人は混浴温水プールから出て行った。……それを忍者の様に影から見つめる少女が一人。
七海(日向たいちょー、結果論ですが作戦は上手く行ったようです。「人払いをしてるからある程度過激な水着を着ても良いよ」って秘密裏に西園寺さんに伝えたのが裏目に出たかと思いましたが左右田くんが表にひっくり返してくれました!! ちょっと嫉妬しちゃうぐらい二人は愛し合ってます! 私も日向くんとそういう仲になりたいのですが如何でしょうか……。あとでゲームセンター巡りに何十時間でも付き合うから勘弁してくれ? もー、しょうがないなぁ)
〜〜〜そして、数日後・超高校級の相談窓口の研究教室〜〜〜
西園寺「それでねそれでね、お兄ったらその後も私の手を繋いで恋人アピールしてきたり、他の男が私の事をジーッと見てきたらジロリと睨み返したりー……もう本当に困っちゃうよねー! どれだけ私の事が好きなんだっての!!」
日向「そっかー」
俺は西園寺から「事後報告」と言う名の「惚気」を受けていた。いやもう一時間以上経つんだが? 一体俺はいつまで聞けば良いんだこの惚気話を……。
西園寺は超が付くほどの上機嫌だった。前よりもずっとずっと左右田が彼女に構ってくれるようになったからだろう。左右田もそこんとこ考えて修行の時間を減らしたりしたらしいし、山寺に修行に行くのはもう止めにする事にしたらしいしな。 これで万事解決だ。
西園寺「それでその……こ、この後あの時の「オシオキ」をするって左右田お兄に呼び出されてるんだけどー……わ、私の性癖をカミングアウトしても引かないかなぁ……」
日向「……大丈夫だろ。お前だってさっき言ってたじゃないか。「どれだけ私の事が好きなんだっての!!」ってさ。お前の事ならなんだって受け入れてくれるよ、俺の親友は」
西園寺「えへへ……そっか……うん、それじゃあ行ってくるね!!」
タタタッと俺の研究教室を出て行く西園寺。ふぅ、やれやれ。これで今回の依頼も無事解決だ……このあと二人はきっと────
- 106 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 16:52:12.54 ID:o87WR7f00
-
〜〜〜超高校級のメカニックの研究教室〜〜〜
そこにはソファーに座った左右田と、その膝に尻を丸出しにされて膝の上に座っている西園寺がいた。
左右田「そ、それじゃあ……行くぞ。い、痛かったら言えよ? なるべく優しく──」
西園寺「それじゃあオシオキにならないでしょ!? なるべくその……つ、強くて構わないから!」
左右田「そ、そうか……じゃあ──「……それからね」あん?」
西園寺「これが終わったら、お兄に伝えたい事があるんだ……」
頬が紅く染まり、期待に充ち満ちたその瞳にゾクゾクとした嗜虐心を覚えながらも、左右田は「分かった」と首を立てに振る。そして──その後、暫くの間。左右田の研究教室に甘美の声が充ち満ちたのだった。
西園寺の依頼をクリアしました! 「西園寺に助けを求める」の難易度が下がりました!!
西園寺は知っての通り、超高校級の日本舞踊家です。助けになる回数は少ないかも知れませんが、特定の誰かをその場に釘付けにしたい時などに役立ってくれるかもしれません。
- 107 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 16:52:56.43 ID:o87WR7f00
-
山田との絆値がMAXになりました!! 絆クエスト〜山田一二三編〜を開始します。
- 108 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 16:53:22.28 ID:o87WR7f00
-
日向「ハァ……。ハァ……。や、山田ぁ!! お前の言ったベタ塗りってこれで良いか!?」
山田「はいはいちょっとご拝見……。うむ、素人にしては上々でしょう! これなら問題無いと見ましたぞ。いやぁ、いつもながら本当にすみません日向創殿。掃除に買い出しと言った雑用だけでなく、挙げ句の果てには原稿の手伝いまでしていただいて……。しかし、今回の作品は今までの総決算とも言える大作……。猫の手も借りなければならない状況で四の五の言っていられないのです!!」
……こうして「山田」の依頼を受けるのは今日が初めてじゃない。例の「ぶー子のカメラ紛失事件」の時が初の相談だったが、それから時を見て『今とんでもなく忙しいので代わりに買い出しに行ってきて欲しい』とか『ちょっと仮眠を取りたいので部屋の片付けを代わりにして欲しい』とか、そういう依頼をポンポコ持ち込んでくるようになったのだ。
その度に『俺は便利屋でも何でも屋でもねぇんだぞ!!』と説教するのだが『そこをなんとかぁあああああああ!!』と脚に縋り付かれて頼まれると(鬱陶しくて)仕方なく『依頼』を受けてしまうのだ。勿論、ただでは無く山田お手製の『同人誌』を報酬代わりに毎回貰うのだが、これって釣り合い取れてるのか? そんな事をするつもりは全く無いが、オークションサイトで競りにでも出した方が儲かるんじゃないか?
日向「毎回言うけどお前アシスタントを雇えよ……。『お前のサークルに加わりたい』って奴なんてそれこそ山のようにいるだろう」
山田「いやー、その……。仰るとおりで耳が痛いのですが……」
山田は『この話』になると毎回話を逸らしたり、押し黙ってしまう。……何か『サークル活動』についてトラウマでもあるんだろうか。それなら是非俺に『相談』して欲しいものだが……。
山田「……日向創殿は『サークル活動』で一番大切な事とは何だと思われますか?」
日向「一番大切な事? 締め切りを守る事とか、印刷所の皆さんに極道入稿で迷惑を掛けない事とかか?」
山田「突然のクリティカルアタック!? いや確かにそれも凄く大切な事なのですが、そうではなく──!!」
山田はやはり一瞬押し黙ったが、覚悟を決めたように言いだした。
山田「それはですね……。『連帯感』です」
日向「『連帯感』?」
山田「はい。サークルの『方針』って奴が大まかに決まっていても、拙者達は人間です。どこかでミスをしたり、考えの違いから諍いを起こしたり、『テーマ』の解釈の違いで作品の根幹が崩れてしまったり……。そういう事が絶えないのが『多人数でのサークル活動』なのです」
日向「…………」
山田「僕は見てきました。『大手サークル』と呼ばれていた方達が些細な事から大喧嘩を起こし、そのまま……互いの心に傷を残したまま解散に至る様を……。ですからその……、恐いのですよ。自分で言うのもなんですが、拙者は『超高校級の同人作家』です。「アシスタントになりたい」「サークルに加えて欲しい」というありがたい声は今まで幾つも頂いています」
山田「……もしそんな同士を越えた『仲間』になってくれた方達とそんな事になったらと思うと……拙者は……」
日向「山田」
山田「?」
日向「↓3」
↓3までの発言安価を>>1が良い具合に纏めます。(ただし、いつも通り過激な物。下品な物。日向が言いそうにない物は安価下です)
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:55:21.12 ID:hSIU3PHK0
- 俺達でよければいつだって助けてやるぞ
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:55:57.79 ID:iw0DWzCEO
- 殴り合ってわかり合えばいい
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:57:08.93 ID:6/I4nqPw0
- アニメ見れば解決
- 112 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:21:27.25 ID:o87WR7f00
-
日向「殴り合って分かり合えば良いじゃないか」
山田「突然の熱血昭和アニメの世界!? いやそのー……それはそれで「熱い展開だ」というのは分かるのですが今の時代に大手を広げて殴り合いはちょっと……。それに拙者が負ける気しかしませんし……」
日向「誰も「物理で」殴り合えとは言ってないだろ? 「言葉で」殴り合うんだよ。なんの為に希望ヶ峰学園に「学級裁判システム」があると思う? 言葉と言葉で殴り合って相互理解を深めるためだ。相手のことを少しでも理解出来るようになるためだって、霧切学園長も言ってたじゃないか」
山田「それは……そうなのですが……」
日向「それに、一度お前が言う「同士を越えた仲間」って奴ならお互いが大好きなアニメを一緒に見れば解決するさ。なにせ「同じ物を好きになった友達」なんだからな」
山田「……まぁ、そうかもしれませんけど……」
日向「あーもう面倒臭いなぁ! 白銀に小泉に俺! それにお前の78期生の同期達ならいつだって助けてくれるさ!! 実際に何度もお前の同人誌作成を手伝ってくれてるのがその証拠だろ! 誇りに持て!! お前はもう大切な『仲間』を何人も手に入れている!!」
山田「!!!? ……な、なるほど……その発想はありませんでした……『大切な仲間はすぐ目の前にいた』……拙者、世界を大きく見るあまりに身近な協力者様達の事を忘れてしまっていたのかもしれません……」
日向「そうだろ? 何も心配すること何て無いんだよ。お前は「超高校級の同人作家」なんだからな」
山田「はい……! はい……!!(涙目になりながら)……あ、それはそうと次はここのベタ塗りをお願いします」
日向「まだ続くのかよこの作業! お前最終下校時刻までもう間も無いんだぞ!!?」
山田「そこをなんとかぁああああああああああっ!!」
こうして俺はやっぱりいつもの様に、山田の同人誌作りを手伝うことになった。お礼はいつものように、出来上がった同人誌だ……。そろそろ置き場がなくなって困ってるんだけどなぁ……。どうしよう。
山田との絆クエストをクリアしました! 「山田に助を求める」の難易度が下がりました! 『山田のパンツ』を手に入れました!!
- 113 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:22:23.65 ID:o87WR7f00
-
腐川との絆値がMAXになりました!! 絆クエスト〜腐川冬子編〜を開始します。
- 114 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:23:28.54 ID:o87WR7f00
-
〜〜〜超高校級の文学少女の研究教室〜〜〜
日向「こ、今度はどうだ……?」
腐川「……ダメね。主人公の心情がいまいち伝わってこないわ。ここ、やり直しなさい」
日向「だぁああああああああっ! 協力して貰ってる身でこんなこと言いたかねぇけどお前鬼かよ!!」
腐川「だ、誰が不細工極まりない悪鬼よ! め、名誉毀損で訴えるわよ!!」
いやそこまでは言ってねぇだろ!? ……俺は今日出た学校の宿題──『「冬」をテーマにした短編小説を一本書きなさい』──をクリアする為に、超高校級の文学少女である腐川に協力を仰いでいた。
だがその選択が大きな間違いで……。
腐川「ご、誤字脱字が酷いわ……。採点以前の問題ね」
腐川「あ、あなた『文法』って知ってる? 知らないなら勉強してから書き直しなさいよ!」
腐川「む、無駄に難しい言葉や解釈を使うんじゃないわよ! それっぽく見せれば良いってもんじゃないのよ!!」
とまぁ何度も何度も「書き直し」をさせられる事させられる事。……編集者にダメ出しorボツを食らう漫画家さんや小説家さんってこんな気分なのかな……。と、俺は陰鬱な気分になってきた。
腐川「ふぅ……。こ、これじゃあ何時になったら終わるか分かったもんじゃないわね……」
日向「……ところでさ、そういうお前はどうなんだよ。もう書き終わってるのか?」
腐川「と、当然でしょ!? それだけが私の唯一の取り柄なんだから……。そ、そうね……「参考」までに見てみる?」
日向「良いのか? それじゃあ……」
短編小説とはいえ、超高校級の文学少女である腐川が書いた小説だ。内容には期待が出来──
日向「……………………」
腐川「ど、どうなのよ。何とか言いなさいよ」
日向「いや、やっぱ流石だなって思ってさ。……こんなに短い小説なのに主人公の感情や、周りの風景の情景がありありと目に浮かんでくるんだもん。本当に凄いんだな、お前」
腐川「な、ななな何言ってんのよ! わ、私を煽ててどうしようってつもりなの!? ……はっ! まさか最近噂の「日向ハーレム」とやらに私を加えるつもり!?」
ひ、日向ハーレム!? なんだそれ、初めて聞いたぞおい!!
腐川「ご、誤魔化そうったってそうはいかないわよ……! わ、私だって女子の端くれとして学園の恋模様は少しは把握してるんだから……!! あんた、実は苗木以上にモテるらしいじゃない! 『学園の女子を何人も侍らしてる』って噂よ!!」
いや『侍らしてる』っつーより『待って貰ってる』っつーのが正確なんだが……。これを言ったら本当にどんな眼で見られるか分かったもんじゃないので口には出さない。
- 115 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:24:41.40 ID:o87WR7f00
-
腐川「い、いいい言っとくけど私は白夜様一筋なんだからね! 他の男になびいたりなんか絶対しないわよ!!」
日向「わーってるって。……今から新しいのを書き直すからさ、出来上がったらまた見てくれよ……はぁ、上手く行かないなぁ……」
腐川「ふ、ふん……。まぁ、アンタの気持ちも分からないでもないわ。わ、私も最近スランプ気味だしね……」
日向「スランプ? お前が??」
短編小説とはいえ、あれだけ「面白い」って思える小説を書けるお前がか?
腐川「……別に小説の内容が良ければ良いってもんじゃないわ。……スランプ気味なのは、私の『心』の方よ」
日向「なんだ、何か悩みでもあるのか? だったら相談に乗るぞ。俺は『超高校級の相談窓口』だからな」
腐川は暫く黙っていたが「そ、そうね。あんたへの勉強代としては丁度良いかもね」と悩みを打ち明けてくれた。
腐川「……最近ね、純文学の「純」っていうのが分からなくなってきちゃったの」
日向「純文学の「純」?」
腐川「ええ。古い時代から有る、数々の文豪達が書いて来た正当な文学……。幼児向けや児童むけのそれとは違う、かといって厨二全開のオタク共が好きなライトノベルとも違う……「純粋な文学」よ」
確か腐川は純文学しか認めずオタク要素を嫌っていて、自分がそうした性癖を持つと見られるのを嫌がる。そのため、山田とは極めて仲が悪い……筈だったよな?
腐川「ええ、そうだったわ。……でも最近苗木の奴がね『新しい物や、今までしてこなかった事に挑戦するのも小説のアイデアになるかもしれないよ』って言われて、苗木が薦める「ライトノベル」って奴を読んでみたの」
日向「……そしたら?」
腐川「あ、相変わらず私の趣味には合わないし、純文学とはどうしても認められなかったけど……。く、悔しいけど「面白い」って感じる部分もあったわ。「小説の参考になりそう」って部分もね」
日向「良い事じゃないか。『お前の中の世界が広がった』って事だろう」
腐川「……そうかもしれないわね。でも、その所為で分からなくなって来ちゃったの。『じゃあ私が書いてる小説って何?』って……」
日向「…………それは」
腐川「私はずっとずっと、純文学だけを読んできたわ。そして、作品を愛してきた。数々の文豪達に憧れて、自分なりに色んな作品を書いて、世に送り出してきた。……でもそれって本当に『純文学』だったの? 彼ら彼女らに認めて貰えるような作品だったの?」
日向「…………」
腐川「……あんたはどう思う? 純粋な文学って何か。……今、私は何でこんなに悩んでいるのか……」
日向「……それは、きっと↓3」
↓3までの発言安価を>>1が良い具合に纏めます。(ただし、いつも通り過激な物。下品な物。日向が言いそうにない物は安価下です)
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 17:26:12.41 ID:rpwsDjRoO
- カルシウム不足
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 17:31:41.87 ID:6/I4nqPw0
- お前は異性と接触した実体験に欠けている。十神で練習できるわけもなし。俺で良ければ付き合うぞ水着で風呂にでも入るか?
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 17:36:09.05 ID:0B+p1EiYO
- 茶柱を相手に経験積んだマッサージしてやる気持ちいいぞ
- 119 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:59:22.87 ID:o87WR7f00
-
日向「……率直な意見と、キツい意見。どっちの方から聞きたい」
腐川「な、なによ。幾つもあるっての……? じゃ、じゃあキツい方からで……私、苦手な食べ物は最初になんとかする主義なのよね」
日向「お前は異性と接触した実体験に欠けているんだよ。だからラノベでよくある多種多様な「男子と女子の恋模様」って奴が、お前の純文学だとワンパターンになるんだ」
腐川「ふ、ふん! 分かったような口を利くのね……。でも、確かにその通りかもしれないわ……文学だけじゃなくて、ありとあらゆる作品は極めれば極めるほどその「骨格」は同じになる物……。「実体験に欠けている」っていうのは作家として致命的かもしれないわ……」
日向「ああ。十神はお前が大暴走するから無しとして、苗木……は無理だな、苗木lovesが妨害に入るに決まってる。『依頼』って形で良ければ俺が付き合うぞ。今度一緒にどっかに遊びにでも行くか?」
腐川「な、ななななななな何言ってんのよ! それって思いっきり「デート」の部類に入るじゃないの!! 白夜様に誤解でもされたらどうする──「そうして何もしようとしないからお前は「経験」が積めないんだよ」うぐぅ……!」
腐川は「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ!」と押し黙ってしまった。……仕方ない、もう一つの意見を出してやるか。
日向「後は「心」じゃなくて「身体の不調」の場合だな」
腐川「か、身体の不調……?」
日向「ああ。ぶっちゃけ、今のお前の生活は不健康極まりない。風呂には碌に入らないし、部屋は汚いし、好き嫌いも多いし、寝る時間もメチャクチャだ。健全な精神は健全な肉体に宿る──じゃないけど、そんな生活を送ってたら体調が悪くなって心もスランプになるに決まってる」
腐川「な、なるほどね……」
日向「とりあえず牛乳、チーズ、ヨーグルトみたいなカルシウム食品を取れ。それと、小魚なんかも良いぞ。あとは……応急処置で良ければ俺が「アレ」をやってやるけどどうだ?」
腐川「あ「アレ」……? アレってなによ……?」
日向「「アレ」は「アレ」だよ。ほら、ソファーに仰向けになって寝っ転がれ」
腐川「こ、こう……? っていうかアンタなにをするつも──「それじゃあ行くぞ……オラァアアアアアアアアッ!!」──ッツ!!!???」
そうして俺から「アレ」を受けた腐川は前とは見違えるように身体が軽くなったとお礼を言ってきた(その前に「このド変態!」だの「セクハラよセクハラ!」などの暴言も言われたけど)……調子も戻ったみたいだし、あとは彼女自身が「色々な経験」を積めるようになれば良いんだけどなぁ……
腐川との絆クエストをクリアしました! 「腐川に助けを求める」の難易度が更に下がりました! 『腐川のパンツ』を手に入れました!!
- 120 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 17:59:57.13 ID:o87WR7f00
- それでは今回はここまで。それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 20:00:11.19 ID:PVf6vFZRO
- 結局レインコードはプレイしたの?
- 122 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 20:12:13.53 ID:o87WR7f00
- こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
>>121 未だプレイ出来てません……。
- 123 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/11/25(土) 20:12:42.59 ID:o87WR7f00
-
〜〜〜西園寺との絆値がMAXになりました!! 絆クエスト〜西園寺ひよこ編〜を開始します〜〜〜
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