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【安価とコンマの】天使「グラドルロンパ的な?」星野「2スレ目だぜー」【二次創作】
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12 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 21:28:51.51 ID:MksPbuiG0
【七日目】
ここでの生活も一週間経った
変わりのない部屋に変わりのない外の景色
けど確実に二人の人物が減ったということは大きな変化だった。
「裏切者が居る」そんな話をモノクマから聞いたのと福沢さんと星野君の最期、あのせいで昨日は一睡もできなかった
誰ももう信用できないし、みんながみんなの命を狙いあってるんじゃないかとも思っちゃったりする
天使「…どうしよう」
どうもできない…そんなの分かり切っている。
ここに閉じ込められて、みんなルールにしたかうしかないんだ
絶望。本当にただただ絶望だった。
天使「……」
お腹は減っているはずなのに外に出る気も起きない
時計の音だけが、部屋の中で鳴り響いてた
【部屋に来たのは?】
下2
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:30:33.89 ID:LvZ4qywXO
厳島
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:30:48.93 ID:zDcznVeYO
真中
15 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 21:41:00.47 ID:MksPbuiG0
『コンコンコンッ』
外の窓を叩く音が聞こえる
最初は時計か何かが壊れたのかと重いんで無視しようとしてみたけれど、とてもしつこい
外を見ると真中君が立っていた
無視しようにも無視できないし…目が合っちゃったし…
『ガラッ』
天使「なにー?」
声は震えてたかもしれない、ちゃんと明るい声は出てなかったかもしれない
真中君の顔を見ながら話すことで精いっぱいだった
真中「…大丈夫?」
真中「大丈夫じゃない…よね?」
天使「あはは…。ちょーっとメンブレ」
真中君が心配そうな顔で見つめてくる
対して私は泣きそうになっちゃいながらも必死にいつもの調子を取り繕う
真中「あの…ほんとに大丈夫?」
天使「大丈夫だってば」
つい言い方がとげとげしくなってしまった
真中「ごめん…」
天使「いや…メンブレだからさ。こっちもごめん」
【安価】
1何しに来たのか聞く
2部屋に入れてあげる
3自由
下2
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:42:08.62 ID:LvZ4qywXO
1
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:42:28.08 ID:u7iHM0+sO
2
18 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 21:49:19.79 ID:MksPbuiG0
天使「とりあえず部屋入ったら?」
真中「えぇっ!?い…い…いいの!?」
天使「いや。どこも内装変わんないっしょ。見られて困るもんもねーし」
真中「し…下着とか…」
天使「いや。もう今の格好がほぼ下着じゃん」
真中「そ…それはそうだけど!!!!」
真中「パンツとビキニとホットパンツじゃ違うじゃんか!!!」
顔を真っ赤にしている真中君だけど
正直私は体が仕事。見られるのが仕事。別に今更下着くらいなんて思っちゃったりもする
天使「いや…別にいいけど」
真中「良くないよ!!デリカシーと配慮とフェミニズムにかけてるよ!!!」
天使「もうわけわかんなくなっちゃってんじゃん。早く入れって」
強引に窓から真中君を引きずりいれる
真中君は私より小さいからか簡単に引っ張ることができた
天使「で。なに」
真中「何って何?」
天使「いや。なんか用があったから来たんじゃないの?」
真中「元気づけに来たのと…あ!あとそうだ!広場のシャッターが開いてるって!」
天使「あの5つくらいあったやつ?」
真中「そう!で。皆で探索しようって大山君が!」
【安価】
1行く
2行かない
3自由
下2
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:51:14.97 ID:LvZ4qywXO
1
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 21:52:16.86 ID:VZCpbr4bO
3
行きたいけれど、今は人を信じるのが怖い……なんてね
21 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 21:58:38.42 ID:MksPbuiG0
天使「行きたいけど。今は人を信じるのが怖い……なーんてね」
真中「じゃあ僕を信じればいいよ。ぼくゴキブリとか殺せないし」
真中「ハエとかだって外に逃がしちゃうし」
虫も殺せないって言いたいんだろうけど、言い方が遠回しすぎておかしくなってくる
「ふふっ」と笑いが漏れると真中君はびっくりしたようにこっちを見てきた
真中「僕なんかおかしい事言った?」
天使「おかしいもなにもさー。遠回し過ぎない?」
天使「虫も殺せないような性格だっていえばよくね?」
真中「あ…」
真中君は恥ずかしそうにうつむいてしまう
正直同年代だとは思えないし、弟がこんなのだったらよかったのになとか思ってしまった
天使「いいよもう。行こ」
真中「虫も殺せない僕を信じてくれるの?」
天使「何その取ってつけたようなソレ」
真中「だって恥ずかしいじゃんか!」
天使「初日から印象は変わってないって。安心しな〜」
真中「それって…いい意味?」
天使「悪い意味ではないことは確かじゃね?」
真中「そこはいい意味っていってよね!」
天使「あはは。ごめんごめん」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:06:25.15 ID:LvZ4qywXO
真中いいやつだな
1章では励まされ、2章で励ますといういいパートナーになりつつあるな
23 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:06:53.63 ID:MksPbuiG0
【広場】
広場に行くと大山君と喪薔薇君を先頭にみんな集められている
まるで遠足前の点呼のときみたいだ
喪薔薇「よし。全員来たな?」
大山「真中君!!天使さんは?」
真中「連れてきたよ!」
最期に到着したのは私たちみたいだった。皆ではないけど数名が心配そうに私を見てる
職業柄貸船には敏感だから、私はみんなの心配を打ち消すように背筋を張って堂々と歩くことにした
皆もそれを見て安心してくれたのか、私へやっていた視線を各々の方向へとむけてくれた
喪薔薇「うーっし。じゃあ全員揃ったなー」
ふぅとため息をついて、喪薔薇君は大山君の肩をポンと叩く
大山「よし!それではこれから2個目のシャッターの奥へ行く!」
大山「危険なもの危険なこと危険な生き物それに準じた危険たるものがあるかもしれない」
飯島「危険危険煩いぞ!!」
黒山「ゲシュタルト崩壊を起こしそうだわ…恐ろしい」
数名はいつも通りの変わらない様子で大山君に喧を飛ばしている
残りの数名もいつもと変わらない様に見えるし、皆昨日のことを忘れてるみたい、いや思い出そうとしない様にしてるように見えた
大山「これから4人グループを三つ作ってもらう!」
大山「各自そのメンバーで二つ目の島を回るようにお願いしたい!」
大山「僕と喪薔薇君はここにいるから、何か危ないことや緊急事態があったら速やかに呼びに来てくれたまえ!」
【安価】
誰とグループを組む?
下3まで
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:08:06.28 ID:LvZ4qywXO
厳島
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:08:35.85 ID:XTMh4CIl0
帳
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/08(水) 22:08:49.38 ID:VZCpbr4bO
大山
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:09:49.89 ID:VZCpbr4bO
大山は行かないのか
ならクロエルで
28 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:20:34.87 ID:MksPbuiG0
厳島「なんでウチなんどすか」
帳「……」
クロエル「今日も天気がいいね!レディアンドボーイ!」
我ながら人選は最悪かもしれないと思ってしまった
嫌そうな厳島さん、何を考えてるかわからない帳君、一人だけテンションの違うクロエル君
三者三様あからさまに温度差がある
天使「それじゃあ…いこっか〜」
厳島「はぁ…」
帳「……」
クロエル「どうしたんだい?皆テンションがすごく低いじゃないか!」
厳島「あんな気味悪いもん見せられたんどす。そりゃお日さん出てる中でお散歩しましょかなんて気分になりゃしませんやろ」
帳「…僕はいつもと変わりないけど」
クロエル「二人を弔うためにも脱出の糸口を探さないとね」
厳島「聞いてはった?弔いなんて関係ないんどす、気持ち悪いもん見せられて沈んどるんどす」
帳「……天使さんいるから。それよくないです」
天使「い…いいよ気を使わなくて」
空気は最悪だった。
こんな時星野君がいてくれればなんて思ってしまうけど、もうどこにも居ない
そう思うと急に不安がこみあげてきて―――
喪薔薇「おい?顔色わりーぞ。無理すんなー」
泣きそうになっていたところを喪薔薇君の一声がグッと元に戻してくれた
そうだ、今はちゃんとしないと。ちゃんとグラドルの天使でいないといけない
29 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:29:07.29 ID:MksPbuiG0
二つ目の門を抜けた先はほとんどが砂浜の大きな海辺だった
ヤシの木が所々に生えて、砂浜に小さな食堂くらいの建物が一つ、砂浜以外の場所に広場のコンビニとレストランくらいの建物が対極に位置していた
厳島「いやぁ。花屋やわぁ」
帳「……図書館もありますね」
コンビニくらいの大きさの建物を見て顔を明るくしたのは厳島さん
レストランくらいの建物を見て目を輝かせたのは帳君だった
クロエル「おや…一気に元気になったね?」
厳島「こんな鬱屈とした生活や、花があるだけでも華やかになるんどす」
帳「…あの大きさの図書館なら3日は楽しめそうですから」
花屋と図書館。後は海辺にある建物だけど、あれは何だろう
クロエル「…ふむふむ。あそこは更衣室らしいね」
電子生徒手帳に目をやっているクロエル君が私の心の声にこたえるようにつぶやく
こんな状況で海を楽しむなんて無理だと思うけど…
厳島「ほんならさっそく花屋から―――」
帳「では…図書館に―――」
クロエル「待ちたまえ、グループで行動するようにと言われたじゃないか。怒られてしまうよ」
クロエル「ということでここはミス天使に決めていただいてもよろしいかな?」
急に投げられる選択肢
厳島さんと帳君二人の視線が突き刺さる…どうしよう
【安価】
1花屋
2本屋
3海辺
4更衣室
下2
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:29:42.88 ID:LvZ4qywXO
1
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:30:12.09 ID:LvZ4qywXO
4
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/08(水) 22:30:45.80 ID:VZCpbr4bO
3
33 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:38:45.79 ID:MksPbuiG0
【更衣室】
更衣室の中は入り口で男女に分かれていて、電子生徒手帳で開錠するようなカードキーがついている
男子二人と私達はカードキーをかざしてそれぞれの性別の更衣室に入っていく
厳島「はよ入っておくれやす」
先に電子生徒手帳で開錠してくれた厳島さんが急かす
私は促されたままに更衣室に入る
厳島「普通どすな」
更衣室の中はロッカーにゴミ箱、あと水の入ったペットボトルの入った冷蔵庫が設置してある
しばらくすると電子生徒手帳から『ピロン』と音が鳴った
――――――――――――――――――――――――
10:海辺でのポイ捨てはオシオキとします
――――――――――――――――――――――――
どうやら校則が追加されたみたい。
厳島「ポイ捨て何かするひとおるん?」
天使「オシオキだから誰もしないと思うけど…」
厳島「というより海辺以外でやったらええんやね」
天使「…そういう意味ではないんじゃね?」
【安価】
1花屋
2図書館
3海辺
下2
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:39:26.19 ID:XTMh4CIl0
3
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:39:33.76 ID:dMCQQYrDO
2
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:39:34.78 ID:LvZ4qywXO
1
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:40:03.32 ID:CwEqdhRx0
2
38 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:45:41.48 ID:MksPbuiG0
【図書館】
図書館は外で見るより広かった。四角紙面の壁という壁がすべて本棚になっていてそこに所狭しと本が収まっている
あんまり読書に触れてきたことのない私は圧倒されて少し気が遠くなりかけた
帳「……絶版になってる本まで」
珍しく帳君がせわしなく動き回っている
厳島「嫌や嫌や。落ち着きないわぁ」
クロエル「図書委員だからね。心に来るものがあるんだろう」
厳島「こんなん火つけたら一瞬で終いやないの」
天使「それって花でもおんなじこと言えね?」
厳島「はぁ…花は水分含んでるし燃えにくいんどす。あと燃えても美しいからいいんどすえ」
なんだかわけのわからない理屈を言われたけど…。特に返す言葉もない
厳島さんなりの美しさってそう言う事なんだろうな?
帳「…ここで暮らしたい」
クロエル「個室外での就寝は罰則の対象ですよ。ミスター帳」
帳「…わかっています」
厳島「あぁ。なんか飽き飽きしてきた。はよどっか移りましょ」
【安価】
1花屋
2海辺
下2
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:46:27.08 ID:LvZ4qywXO
1
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 22:46:52.33 ID:VZCpbr4bO
1
41 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 22:53:23.53 ID:MksPbuiG0
【花屋】
花屋は色とりどりの花で埋め尽くされていてまるでおとぎの国みたいだった
厳島さんのあの言葉を聞くまでは
厳島「あ。トリカブト。モノクマトリカブト?初めて聞く品種やね」
帳「…僕の本にもありません」
天使「トリカブト?なに?それ?」
クロエル「猛毒の花だよ。それも人一人殺してしまうほどのね」
昨日の記憶が鮮明によみがえる
これでもしかしてまた誰かが死んだら―――?
厳島「いや!ドライフラワー造る材料もある」
もし誰かがこの花を誰かの料理に混ぜたら―――?
もし誰かがこの花を使って人を殺そうとしたら――――?
クロエル「―――!―――ミス天使?」
天使「えっ?」
クロエル「どうしたんだいそんなぼーっとしてしまって」
天使「え?あーごめんごめんごめん」
どうやらぼーっとしちゃってたみたいだ
良くない良くない。みんなに無駄に心配かけちゃ
42 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 23:01:51.62 ID:MksPbuiG0
【海辺】
海辺はこの第二エリアで一番広い場所だった
ヤシの木にビーチパラソルに地平線が見渡せるくらいの広大な海
これがこの生活じゃなかったらどれほどよかっただろう
天使「マジ海じゃん。奇麗」
クロエル「ええ…本当にいいロケーションです」
帳「…うん。強い日差しだけど…きれいだね」
厳島「けどどこ見ても地平線ってことは泳いでは脱出できまへんなぁ」
厳島さんの言葉で一気に現実に引き戻される
ここにきてから海の向こうに見える島なんてない、船も飛行機もない
明るいけど不気味なほどに静かだった――
クロエル「ミス厳島は盛り下げるねぇ」
厳島「盛り下げるも何も、現実見せてあげただけどすえ」
帳「…はぁ」
深いため息をつく帳君、私だっておんなじ気もちだ
厳島「どないしはったん?そんな一気に静かになって」
厳島「はぁ。嫌や嫌や。ウチが悪いみたいやんかぁ」
【コミュニケーションタイム:3】
説明は
>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/08(水) 23:06:23.25 ID:VZCpbr4bO
壬生、神宮院
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:06:29.86 ID:LvZ4qywXO
厳島
45 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/08(水) 23:09:18.50 ID:MksPbuiG0
次の安価が決まったので今日はここまで!
ご参加ありがとうございました
ちなみに二章のシロとクロはもうすでにめぼしはつけておりますので安価でどこまで変わるか楽しみにしております!
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:10:19.24 ID:RLfC78kJO
乙
真中くん推しになった
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:11:33.05 ID:LvZ4qywXO
乙
クロエルいなかったらお通夜だったな
厳島さんの好感度は今度こそ上がるのか?
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:14:41.57 ID:I6IYItAeO
星野生きてたら真中と三角関係っぽくなったかもしれないけれど、今のところ男子でフラグ立ってるの真中だけか
大山あたり序盤のからみ見ると上りつめそうだけれど
帳も1章で庇われたことをどう思ってるかで変わってきそう‥他の人は今のところかけらもないな
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:22:41.37 ID:zDcznVeYO
安価の感じ見ると今のところ真中、雲母、厳島、帳あたりが人気なのかな?絵空事も安価多かった印象
前スレリクエスト見ると星野も人気ありそう
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:32:20.02 ID:I6IYItAeO
天使さんも良いキャラだよね
誰かを支えながら自分も支えられる良い主人公
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/08(水) 23:33:15.49 ID:W2gI4XECO
喪薔薇が何者なのか本当に気になる
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:34:36.36 ID:iM208SBzO
天使はギャルが演技だって気づいてない人を探す方が難しそうなくらい演技下手だけれどそこがいい
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:39:12.23 ID:I6IYItAeO
喪薔薇は危険な才能か実はなにもない枠かどちらかな気がする
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/08(水) 23:52:02.73 ID:XTMh4CIl0
乙です
天使みたいに頑張る陰キャ好きです
飯島も喪薔薇が言うにはに中二病のコミュ障がキャラ作ってるみたいだし、いつか2人が素でやり取りする場面を見ることができるかな
55 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 18:49:11.69 ID:SarhE+MR0
今からお人とかいらっしゃいますか?
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 18:58:45.81 ID:gCDsBiRM0
参加します
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:00:11.02 ID:J3jSP8rDO
います
58 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 19:01:27.28 ID:SarhE+MR0
【海辺】
厳島「はぁ…こんな生活いつまで続くんどすかねぇ」
天使「いや…わかんないけど」
海辺で日光浴しようと思ったらそこにいたのは厳島さん
気持ちのいい太陽とはある意味対極な存在に一瞬帰ろうか迷ってしまった
けど目が合ってしまったので帰ることもできなくなっちゃって―――
厳島「そうや!共犯なりましょか!」
天使「嫌に決まってんじゃん、絶対裏切るっしょ」
厳島「それは時と場合によりますえ」
厳島「まぁ冗談どす。あんさんに人は殺せやしまへん」
天使「ビビりとかチキンとかそういうこと言いたいわけ?」
厳島「いやぁ…だってぎゃる?いうんどす?なんかえらい頑張って取り繕ってはるし…」
厳島「学級裁判の時なんか後半ほとんど素やったさかいに…」
背中に電気が走ったのかと思うくらいの衝撃が走った
目の前の厳島さんは涼しそうな顔をしている
けど私はそうもいかない。バレちゃいけないことがばれかかってる…
【安価】
1ギャルのままでいる
2素に戻る
3自由
下2
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:04:16.48 ID:gCDsBiRM0
↓
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:04:45.46 ID:J3jSP8rDO
2
61 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 19:18:42.55 ID:SarhE+MR0
天使「え…何でバレてるの……」
厳島「時折何か人しんだんかな思うくらいどんよりしてはるし…」
厳島「学級裁判の時なんか顕著やったし…」
厳島「なんか朝とか負にしゃべりかけたらすごい嫌そうな顔されるし…」
厳島「あげくなんかこの前大山君と喪薔薇君と雲母さんが心配してはったはなしとかきいてしもたし」
さいっあくだ…うまくやれてたと思ってたのは自分だけだったんだ
少なくとも四人にはバレてるってこと?
天使「え…陰キャなの分かる?」
厳島「陰キャっちゅう言葉はようわかりゃしまへんけど。根暗さんなんやろなぁとは思いますえ」
天使「ね…根暗!?」
厳島「お花とかやってる人とかお茶とかやってる人も大半同じような雰囲気どすし…」
天使「今ナチュラルに自分卑下してない?!」
厳島「別に根暗でもなんでも。素晴らしい作品が作れたらそれは関係ないんどす」
厳島「和の心っちゅうもんはそもそも奥ゆかしさから生まれるもんやとおもとるさかいにね」
天使「…そうなんだ?」
厳島「せや…お花生けてみたらどうやろか。意外とうまい事いくかもしらへんわ」
パンッと手を叩いて厳島さんは私にそう提案してくる
けど私はお花なんて生けたことないし…
けどここまで厳島さんが話してくれるのも珍しいし―――
【安価】
1提案を受ける
2提案を受けない
3自由
下2
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:24:15.25 ID:OoNvbjI/0
1
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:25:21.37 ID:gCDsBiRM0
1
64 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 19:32:13.71 ID:SarhE+MR0
私が良いよと提案すると厳島さんはすぐに花屋から花と道具を持ってきてくれた
全部色がどぎつくてなんだか毒々しい花ばっかりだったけど
厳島「まずこれがきっちりとしたトリカブト」
天使「ちょ…ちょっと待って。きっちりとしたトリカブトって!?」
厳島「へ?ほらなんや、モノクマトリカブトとかとちゃうやつどす」
厳島「何がちゃうんかはようわからんけど、普段から使い慣れとる奴のほうがおしえやすいどすし」
天使「でも毒持ってるんだよね!?」
厳島「苦しむのはほんの一瞬。見た感じそんな様子やったけどなぁ」
天使「はぁ!?毒盛ったことあったの!?」
厳島「家元争いなんて食うか食われるかどす」
天使「ちなみにその人どうなったの!?」
厳島「想像にお任せさせてもろても宜しいやろか?」
最悪だ。首を縦に振るんじゃなかった…
けどこんな用意までしてくれた厳島さんを断るなんてことできない
してしまったら後が怖いし…
天使「それじゃあよろしくお願いします…」
厳島「まず正座やろ?三指立ててお願いしますは?」
天使「え…この暑い砂浜で?足やけどしちゃうかもしれない…」
厳島「ウチは着物やさかい関係あらへんわ」
そのあと地獄みたいな暑さに耐えながらもお花の生け方を教わった
厳島さん曰く筋はあるらしいけど、喜ぶより先に早く足を冷やしたい
ちなみに作品はきっちりと持ち帰って部屋に飾ることにした
【厳島の好感度が10上がった】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は
>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:34:45.20 ID:gCDsBiRM0
神宮院
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:34:59.19 ID:J3jSP8rDO
黒山
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:35:09.43 ID:OoNvbjI/0
帳
68 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 19:40:40.90 ID:SarhE+MR0
【ホテル エントランス】
黒山「毒の花なんて部屋に運んで…自害でもするつもりかしら」
お花を生けたものを部屋に置いてエントランスに出ると、そう黒山さんに呼び止められる
…あれが毒の花だってよくわかったな。黒山さん
天使「は?いやいやいや厳島っちから〜お花の生け方教えてもらって」
黒山「悪いことは言わない。あれは黒魔術にも使われる悪魔の花よ」
黒山「すぐに放棄するかお祓いをした方が良いわ」
天使「さすがに捨てるのはマズいっしょ。お祓いとかやり方わかんないし」
黒山「ファブリーズとかをこういい感じに振りかけるといい感じに霊が退散していくわ」
天使「いい感じって何。めっちゃざっくりしてない?」
黒山「これは私も師匠に聞いた話だもの…」
ファブリーズだったらコンビニに置いてあるの知ってるけど
けどそもそもは何ああいうのかけるって枯れちゃわない?
天使「枯れちゃわないか心配じゃね?」
黒山「間違いなく枯れるわね」
天使「枯れた花って良くないらしいよ。Doctorコパとかが言ってた」
黒山「えらく古いわね…けれどあれからは死の匂いに近しいにおいがするの。気を付けなければあなたが命を落とすことになりかねない」
天使「ま?」
黒山「魔よ」
天使「…マジかぁ。」
【安価】
1花を放棄してみる
2花にファブリーズをかける
3黒山の提案を断る
4自由
下2
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:44:17.83 ID:gCDsBiRM0
↓
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:50:36.39 ID:OoNvbjI/0
4
お祓いに挑戦してみる
71 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 19:56:21.60 ID:SarhE+MR0
天使「お祓いしよう」
黒山「ならファブリーズを」
天使「ダメ。枯らさない方法でなんか知らない?」
黒山「知っていることには知っているけれど…失敗すると全身の毛穴から血が噴き出してもれなく死ぬわ」
なんでこんな怖い儀式しかないんだろうと思ったけど、黒山さんはオカルト部だから当然なのかな?
とりあえずそのお祓いとやらに挑戦してみることにしたけど
本当にうまくいくのかな…
黒山「まずは穢れた血を一滴」
天使「穢れてるどうかは分かんないけど、血だったら私が」
黒山「失敗すると死ぬからもっと効果的な人を探しましょう。飯島さんとか」
天使「どうやって血をもらうの?」
黒山「そのお花の剣山とかで後ろから―――」
天使「絶対だめだよ!?もう事件だよそれは!!!」
黒山「なら失敗覚悟で天使さんの血で試してみる?」
正直失敗した時のリスクが怖すぎるっていうのもあるけど
けど話もここまで進んでるし今更やめたなんて言いにくい
天使「――――」
【安価】
1自分の血をささげる
2飯島を襲う
3自由
下2
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 19:57:24.30 ID:yggTIXM3O
1
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:06:46.67 ID:J3jSP8rDO
1
74 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 20:17:13.24 ID:SarhE+MR0
天使「大丈夫!アタシギャルだから多分穢れてる!」
ド偏見だしギャルじゃないしでもう最悪な人間だ。私は
けど飯島さんを守る為にもここは自分の血を捧げることにした
黒山「そしてそのあとその指をよく洗って」
黒山「絆創膏で傷口を覆うのよ」
天使「ちょっと待って?血はどうするの」
黒山「本には書いていなかったけど、恐らくは花とかにかければいいんじゃないかしら」
天使「うっそ。それただ自分で怪我して応急処置しただけじゃね?」
黒山「傷口から魔が入ることもあるからこれも立派な結界術の一つよ」
なんだか騙されたようなそうでないような
私は剣山に押し当てた指の血を花に振りかけた
黒山「これで儀式は終了よ」
黒山「全身の穴という穴から血が噴き出ていないところを見ると儀式は成功したみたいね」
天使「良かった…?のかな?」
黒山「初めてでこんな難度の高い儀式をやり遂げるなんてきっと才能があるわ」
黒山「今度私の師匠を紹介してあげるわね」
天使「え…なんかいいよ。怖いし」
黒山「師匠はとっても優しくて聡明な方よ」
よくわかんないけど黒山さんの師匠?とかいう人に今度会わせてもらえるらしい
兎にも角にも儀式がうまくいってよかった。
【黒山の好感度が5上がった】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は
>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
75 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 20:17:39.36 ID:SarhE+MR0
【コミュニケーションタイム:1】
です安価ならば下で
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:19:49.73 ID:Q+pWnHX2O
神宮院、クロエル
77 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 20:30:18.02 ID:SarhE+MR0
【図書館】
クロエル「連続毒殺魔ポイズン反町ですか…」
神宮院「一時期関西の地方で有名になった殺人鬼だよ」
神宮院「私達が生まれたころの話だけどね」
昔の新聞を見ながらなんだか怖いことを言っている二人。
ポイズン反町は私も聞いたことあるし、なんなら未だに年末の番組で特集を組まれたりもしている
天使「その事件の犯人まだ捕まってないんだよね」
神宮院「おや、天使さんも図書館なんかに顔を出すんだね」
クロエル「その言い方。少しミス天使に失礼では?」
神宮院「他意はない。起こってしまっているようなら謝罪をしておこう」
天使「いや、別に気にしてないけど」
神宮院「そうか、ならよかった。今は私たちは昔の事件の資料や手口を見ていたんだ」
クロエル「ええ。もう二時間にはなりますかね」
クロエル「二本にも様々な未解決事件や凶悪な犯人というものが存在するんですね」
神宮院「あまりにも過激なものはメディアにも報道されないからね」
神宮院「それにすべての事件が明るみにも出ていないだろうし、日本はクロエルが思っているほどいいところではないよ」
クロエル「アンビリバボーですね。私の母国にはそんな物騒なことなかったですよ。嘘ですが」
【安価】
1どうして事件を調べてたのか聞く
2ポイズン反町について詳しく話を掘り下げる
3自由
下2
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:32:02.20 ID:Q+pWnHX2O
2
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:33:01.70 ID:/lSxe4SeO
2
80 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 20:46:12.25 ID:SarhE+MR0
天使「ポイズン反町ってさ。関西地方だっけ?」
神宮院「ああ。年齢も性別も不詳、子供だった理老人だったり証言もバラバラ」
神宮院「今の今まで逮捕どころか似顔絵すら公開されてない連続殺人鬼さ」
私も年末の特集で名前を知っている程度だったけど
多分この話は神宮院君のほうが詳しそうだしもっと聞いてみよう
天使「そのポイズン反町っていう人はどんな奴なわけ?」
神宮院「名前の通り連続毒殺魔さ、それも特定不可能な毒を使う」
神宮院「自然に存在する植物の毒を様々に組み合わせてるそうだ」
クロエル「魔女みたいですね。ちなみにその方は植物から毒を抽出しているのですか?」
神宮院「ああ。的確に抽出しているらしい」
天使「知らん人からもらった怪しいもん口にしなきゃよくね?」
クロエル「触れただけでアウトな毒もあるんですよ。ギンピギンピやカエンダケ」
クロエル「毒なんて口に入れなくても傷口から接種をさせたり粘膜に触れさせたり」
クロエル「様々な方法があるんですよ」
神宮院「意外に詳しいな」
クロエル「え?ああ。ここで本を読んでいるうちにそういうものもあるんだなという程度の知識ですよ。はっはっは」
神宮院「毒は幼女が成人男性すら殺すことのできる危険な凶器だからな」
クロエル「用心しないといけませんね」
1毒というえばトリカブトの話をする
2もっともっと話を掘り下げる
3自由
下2
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/09(木) 20:48:33.68 ID:/lSxe4SeO
2
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:50:42.30 ID:Q+pWnHX2O
3トリカブトのことを話し、神宮院くんの意見を聞く
83 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:02:54.28 ID:SarhE+MR0
天使「そうだ。トリカブト。なんかトリカブトとモノクマトリカブトってのが花屋にあったんだよね」
天使「なんかヤバそーと思ってんだけど、神宮院君はどう思う?」
神宮院「まずトリカブトというものは劇毒だ、すぐに作用が出るはずだ」
神宮院「ただそのモノクマトリカブトというものが普通のトリカブトと何が違うかが気になるな」
天使「ごめ。そこまでは知らない」
クロエル「んー。気になりますねぇ」
神宮院「今度少し調査してみるか」
クロエル「まあ私も何かわかることがあったら共有するよ」
モノクマトリカブトとトリカブトの差異について二人も何か調べてくれるらしい
私より賢そうな二人だからなんだか心強い
神宮院「トリカブトの本数はちなみに覚えているか?」
天使「ごめんそこまでは」
天使「ただアタシの部屋に一個ある」
クロエル「何故!?」
天使「かくかくしかじか…で」
神宮院「そういうことを軽率にするな。何かあったときに疑われてしまうぞ」
神宮院「とりあえず私は本数をメモしてくる。これから持ち出す人間が居ないようにな」
【神宮院の好感度が3上がりました】
【クロエルの好感度が3上がりました】
84 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:13:32.23 ID:SarhE+MR0
【八日目】
この日朝ご飯を食べにレストランへ行くと大山君が入り口で仁王立ちをしていた
いったい何だろう。何かあったのかな?と思いつつ私は大山君に声をかけることにした。
天使「大山君。何してるのこんなところで」
大山「いや。昨日少し話し合ったんだが、皆の安否の確認のために朝食と夕飯は同じ時間帯に一斉で取ろうと」
大山「本日より実施するからボクが誰よりも早くここにきて、中に入る皆に伝えているんだ」
天使「あーね。えーと…じゃあまだご飯は食べれないかんじ?」
大山「ああ。まあ後来ていないのは飯島さんと厳島さん帳君だけだがな」
お腹が減っているのにみんな揃うまでは何も食べれないのか…
少しお殿なっているお腹を押さえながら、中に入ろうとした
その時また大山君に呼び止められる
大山「ちなみに今日の朝食は喪薔薇君が担当で今起きていないメンバーは雲母さんが起こしに行ってくれているぞ」
天使「あー…そう」
大山「後だな。そのだな。」
大山「…無理はしていないか?」
【自由発言】
下2
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:15:37.20 ID:Q+pWnHX2O
下
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:15:58.03 ID:gCDsBiRM0
↓
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:17:15.88 ID:3TeUAPpJO
真中くんと同じようなこと聞くんだね
無理はしてるよ…でもみんなそうだと思う平静を装っててもみんな無理してる…大山くんもそうじゃない?
88 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:22:26.93 ID:SarhE+MR0
天使「真中くんと同じようなこと聞くんだね」
天使「無理はしてるよ…でもみんなそうだと思う平静を装っててもみんな無理してる…大山くんもそうじゃない?」
大山「うむ。それはそうだな、辛いのはみんな辛い。だからこそ無理に無理をしろとは僕は言いたくないんだ」
大山「それにだな。天使君はこう…なんというか…だな…無理の仕方がこう…」
天使「ん?どした?」
大山「うーむ…なんというかだな。その僕には大変いいにくいというか」
なんだか大山君が言いずらそうにうなりながらその場で考え込んでしまう
皆無理してるし…私だって無理はしてるけど…なに?何が言いたいの大山君
平静を装いながらも気にはなる私はその場から動けずにいた
大山「あの。いや。こう着ぐるみって暑いじゃないか、けどそれを真夏に着込むとどうなる?」
天使「汗をかく」
大山「そうなんだ、汗をかいて脱水症状になるかもしれないな」
天使「ちょ〜危険」
大山「そうなんだちょ〜危険なんだ」
天使「それで?」
大山「いや。だからその。なんていうんだ。着ぐるみには気を付けた方が良いぞというだな」
天使「は?着ぐるみ?何それ」
【安価】
二人のもとに現れたのは?(喪薔薇か雲母のどちらか指定)
下2
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:27:20.68 ID:gCDsBiRM0
喪薔薇
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/09(木) 21:28:08.85 ID:3TeUAPpJO
喪薔薇
91 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:36:11.10 ID:SarhE+MR0
喪薔薇「そのガチガチのギャルの設定やめろってこったな」
喪薔薇「ここにいるやつらはお前を肩書で認識してるというよかお前として認識してんだわ。世間様とは違うわけだ」
とんでもない鋭い言葉が開かれたドアとともに飛んできてさっと血の気が引く
昨日厳島さんから聞いたけど…。まさかこんな真正面からそんなこと言われるなんて
大山「ちょ!そ…そんなこといきなり言ってしまうのはデリカシーがな――」
喪薔薇「デリカシーもクソも関係ないんだわ、今ここで吐き出せる相手作っとかねーとコイツいつか潰れんぞ」
大山「いや。たしかにそうだが」
喪薔薇「だーかーら。俺らの前だけでは普通で居ろ?な?分かったな?返事」
天使「…はい」
喪薔薇「他の奴の前では好きにしていい、真中とかはまだお前が週4で日サロ通ってるレベルのギャルだと思ってるらしいしな」
喪薔薇「夢を持たせるんはいい事だけど、誰かの夢のために自分を犠牲にする必要はないんだ。わかるな?」
喪薔薇「分かったらちゃっちゃと入れ。雲母もそろそろ帰ってくっだろ」
喪薔薇「そろそろ中の奴らも我慢の限界だと思うし、先食わせとくぞ」
大山「いや。皆でいただきますをしないと全員で朝食をとったことには―――」
喪薔薇「バカ。安否確認の為だろ。全員揃えば何の問題もねーんだよ」
大山「うむ…確かに言う通りかもしれないな」
喪薔薇「あと、お前今めっちゃ泣きそうな顔してっからいつも通りやりたいんだったらスイッチ切り替えてから入って来いよ」
怒涛の喪薔薇君だった。正直心を撃ち抜かれたみたいでは無しの半分くらいは耳を抜けていった気がする
…けどこの場で立ちすくんででも怪しく思われるだけ。早く入んないと
【コミュニケーションタイム:5】
説明は
>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:38:53.95 ID:Q+pWnHX2O
雲母、璃堂
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:39:11.61 ID:KcDQSlAzO
大山
94 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:49:48.18 ID:SarhE+MR0
【レストラン】
とりあえずみんなと一緒にご飯を食べて。各々解散になった
けど、正直私はどっと疲れていた
あんなことを言われた後だし、そのあとにいつも通りなんて正直メンタルをかなり消費する
大山「大丈夫か」
そんな私に気づいたのか大山君が声をかけてくれる
天使「ん…うーん」
出そうになったいつも通りを抑えて言葉を探す
天使「ちょっと疲れちゃっただけ」
大山「それは。その。先ほどのアレでか?」
天使「そのあといつも通りに戻っちゃって…それでかな?」
大山「…喪薔薇君は少し物をはっきり言いすぎてしまうタイプでな」
大山「それに関しては僕が代わりに謝罪をしておこう」
大山「悪い奴ではないんだ」
天使「それは分かってる。なんだろう、うまくやれてると思ってたからさ…」
はぁとため息が漏れ出てしまう
もしほかの人にも同じようにばれてて逆に気を使わせてたらどうしよう
大山「まあなんだ。これからは悩み事があれば何でも話してくれると言い。僕の口は堅いんだ」
悩み事か―――
―――そういえば
【安価】
1今後の生活が不安
2裏切者が居ることを話す
3自由
下2
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:50:57.51 ID:Q+pWnHX2O
2
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:51:33.96 ID:R5VtTFmBO
2
97 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 21:58:27.07 ID:SarhE+MR0
天使「裏切者が居るって...モノクマが」
大山「!?!?!?」
ぽつんとこぼれ出た独り言のような言葉
けど大山君はそれを聞き逃していなかったみたいで目を丸くしている
大山「裏切者!?それはどういうことだね?」
天使「それしかわからない…モノクマが最後に残った私にそう…言ったの…」
天使「私にだけ特別に教えてくれるって」
大山「それは他言しても大丈夫なものなのか?」
大山「例えば誰かに話せば校則違反とか…」
天使「今何もなってないから大丈夫だと思う」
すっかりその可能性を忘れていたけど、今特に何も起こっていない
その状況にほっと胸をなでおろす
大山「これは相談をしてもいいか?」
大山「例えば喪薔薇君とか雲母さんとかに」
天使「相談?え…」
むやみに裏切者が居るかなんて吹聴してもいいのかな
ほんとに居るかどうかもわからないんだし…
【安価】
1許可を出す
2許可は出さない
3自由
下2
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:59:55.82 ID:OoNvbjI/0
2
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:01:05.10 ID:J3jSP8rDO
2
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:01:29.63 ID:Q+pWnHX2O
3正直今は励ましてくれた大山くんか真中くんくらいしか信じられない
これはあなたを信じて話したの
だから誰にも言わないで
101 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 22:07:41.14 ID:SarhE+MR0
天使「それはだめ」
天使「まだいるかどうかも分かんないんだし…それにそれでみんなが私みたいな気持ちになったら嫌」
大山「そうか…胸の内に秘めておこう」
大山「だが、そんな貴重なことを話してくれてありがとう」
天使「本当に秘密だよ。モノクマが私を不安にさせるためだけに言った嘘かもしれないし」
嘘かもしれないより嘘だといいなという気持ちのほうが勝ってる
きっと目の前にいる大山君にはそこまでは伝わってないだろう
天使「それに裏切者が居たとしてもまだ何も悪いことはしてないと思う」
天使「だって何も悪いことは起きてないし、福沢さんがもしそうだったらもう裏切者はいないんだと思うし」
大山「何か恐ろしい作戦を練っているのかもしれないぞ」
天使「そうだったらやだな」
大山「用心に越したことはない、きちんと戸締りはしておくんだぞ」
大山「あとは知らないものを口にしたり飲んだり」
大山「声をかけられてもついていかないとかだな」
天使「ふふっ。後半もう小学生に対する注意じゃん」
大山君も予想外の情報にパンパンなのか所々言っていることがおかしい
大山「まあ。なんだ、やっと笑ってくれたんだ。これからも無理はしない様に、何かあったら話してくれたまえ」
天使「うん。分かった」
【大山の好感度が10上がりました】
【コミュニケーションタイム:4】
説明は
>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:11:39.61 ID:J3jSP8rDO
帳 雲母
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:11:49.63 ID:Q+pWnHX2O
雲母
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:11:50.03 ID:gCDsBiRM0
帳
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:11:54.37 ID:OoNvbjI/0
絵空事、喪薔薇
106 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 22:19:10.52 ID:SarhE+MR0
【ホテル エントランス】
朝食が終わってすることもないからエントランスに置いてあるソファでくつろいでいたら、雲母さんが後ろから声をかけてきた
なんだろう、いつも医務室にいることが多いのに今日は珍しいな
雲母「喪薔薇君から聞きましたよ」
天使「聞いたって...あー…さっきの」
雲母「大山は不器用だし同じ女同士でしかわからないこともあるだろうからって」
天使「もしかして私のこと探してくれてたの?」
雲母「はい」
雲母さんはにっこりとほほ笑みながら私の隣に座る
なんだか本当に同年代とは思えないんだよな…
雲母「大丈夫だと思ってたことが実はバレてたなんて頑張ってた分ショックですよね」
雲母「それに喪薔薇君はああですから。こっちの気持ちもわかってくれーなんて言う暇なかったんじゃないですか?」
まさしくその通りだ。あの時の私の気持ちを今代弁されてる気分になった
天使「あの時は正直びっくりしちゃって」
雲母「分かりますよ。とっさの時人間は固まってしまいますからね」
雲母「それに正直私は言うべきではないと思ってたんです。まだその時期じゃないと」
天使「雲母さんは優しいよね」
雲母「誰にでも優しいのが欠点かもしれませんね」
雲母「でも、天使さんとは特別かもしれません。形はどうあれ秘密を共有してくれたんですから」
雲母「だから困ったことがあったら何でも聞いてくださいね。お友達としてお答えさせていただきますからね」
【安価】
自由発言
下2
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:24:18.93 ID:Q+pWnHX2O
下
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:25:10.29 ID:R5VtTFmBO
私はあんなことがあって、それに色々あってみんなを信じるのが怖い…しっかり話した真中くんと大山くんは別だけれど
雲母さん、あなたのことも信じていいかな?星野くんみたいにいなくならないって…正直怖いのあんなことが起きるかもって思うのが
109 :
◆m7WylObNQE5o
[saga]:2023/11/09(木) 22:32:32.46 ID:SarhE+MR0
天使「私はあんなことがあって、それに色々あってみんなを信じるのが怖い…しっかり話した真中くんと大山くんは別だけれど」
天使「雲母さんのことも信じていいかな?星野くんみたいにいなくならないって…正直怖いよ。あんなことが起きるかもって思うのが」
雲母「信じるのは自由です。星野君みたいにならないっていうのはお約束はできないかもしれないですね」
雲母さんは私の問いかけに少し考えるそぶりを見せてそう言った
天使「どうして?」
雲母「私はきっと殺しやすいからですよ。それに唯一の治療係です、コロシアイをさせたいモノクマ側からもきっと都合は悪いでしょうね」
雲母「それに人はいつか死んでしまいますからね」
変わらない笑顔でそう言ってくれる雲母さん
正直だけどちょっとだけ不気味だななんて思ってしまって―――
天使「怖くないの?雲母さんは」
雲母「怖くありませんよ。これは皆で一つの卓を囲んでロシアンルーレットをしてるようなものですから」
雲母「順番なんですよ。弾を引いてしまえば運悪く退場です」
雲母「それに私が怖がっていても、何かが変わるわけではありませんから」
雲母さんは私が思ってたよりはるかに強い人だった
にこにこと笑いながらこんなことを口にできるなんて、今までそんな人を見たことがない
雲母「だからお約束はできません。でも、死ぬまでは一緒です」
雲母「それではいけませんか?」
【安価】
1いいよと言う
2ダメだと言う
3自由
下2
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:36:29.99 ID:Q+pWnHX2O
3
雲母さんの思いなら否定はしないけれど、私の思いを伝えると生きて一緒に出たいと思ってる
友達だもん
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:37:15.08 ID:gCDsBiRM0
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