【安価とコンマの】天使「グラドルロンパ的な?」星野「2スレ目だぜー」【二次創作】

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111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:37:15.08 ID:gCDsBiRM0
112 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/09(木) 22:48:30.02 ID:SarhE+MR0
天使「雲母さんの思いなら否定はしないけれど、私の思いを伝えなら。生きて一緒に出たいと思ってる。友達だもん」

雲母「そうですか。そういってもらえると嬉しいですね」

雲母さんはスッと立ち上がってこっちを向いた。その顔からはいつもの笑顔が消えていて別人の様で――
その顔はすごく冷静な印象を与えるような表情に見えた

雲母「ではお互い弾を引かない様にだけ。気を付けましょう」

雲母「きっとモノクマはまた仕掛けてきます。もしかしたらもう何か他に仕掛けているかもしれません」

雲母「ですが、そんなことを考えていてはきっとこの生活では身は持ちませんでしょう」

雲母「でもそれをしないと弾を引いてしまう確率は大幅に上がってしまう」

雲母「それができますか?普段から考えることの多い貴方に」

雲母「一緒に出るということはそれをするということと同義です」

雲母「それを怠って弾を引いてしまったなんてことは先ほどの発言に矛盾を生んでしまいます」

雲母「改めて問います。それができるのですか?」

視線は品定めするような表情で
尚且つ纏ってる空気はいつもとは違う冷たいものだった

天使「…やりたい」

雲母「いいえ。願望ではいけません。できるか。できないか。どちらかなのです」

天使「出来るよ…出来る限りみんなと一緒に外に出たいから」

雲母「そこまで言い切れるならきっと一緒に出れますよ」

雲母「これからも何かあれば何でも言ってくださいね。お友達なんですから」

さっきのが夢だったみたいに雲母さんはいつもの笑顔で医務室へと戻っていってしまった
なんだったんだろう…さっきの雲母さん

【雲母の好感度が5上がった】

【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:51:51.95 ID:J3jSP8rDO
帳 壬生
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:51:55.83 ID:NWw3TsZjO
璃堂、飯島
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:51:56.34 ID:gCDsBiRM0
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:53:18.94 ID:oCaLAC7aO
喪薔薇
117 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/09(木) 22:57:35.25 ID:SarhE+MR0
【花屋】

璃堂「この花とかはどうかな?お千代さん」

飯島「いーや。その女にはこの赤の花だね」

なんだか花屋のほうが騒がしいから来てみたけど
そこですごく珍しい光景が見れた

璃堂「でもお千代さんはこの青い花が良いって言っているよ?」

飯島「ダメだダメだ。お前は肌が白いんだから赤が映えるんだ!」

璃堂「らしいけどお千代さん。どうしようか?」

多分二人を全く知らない人たちがこれを見たら高校生二人が人形遊びをしてるように見えるけど
二人はきっと物凄く真剣に何かをしているんだと思う

天使「何やってんのー?」

璃堂「せっかくお花屋さんができたらね。お千代さんに似合うお花を探しに来たんだよ」

飯島「おっと俺は手伝ってるわけじゃねーぜ、たまたま!今日は!なんだか!機嫌がいいから付き合ってやってるだけだ」

璃堂「今はこの赤い花か青い花を髪飾りにしようと思っているんだけれど」

飯島「もーちろんモデルのお前は赤を選ぶよな?肌の色にも着物の色にも会ってるしな」

璃堂「ああ。そうだねお千代さん。こういうのはそういったお仕事を聞いている人に聞くのが速いよね」

飯島「さあ、どっちなんだよ!答えてみろ!」

【安価】
1赤い花を選ぶ
2青い花を選ぶ
3黄色い花を選ぶ
4自由

下2
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 22:59:55.50 ID:wczHjJHvO
1
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:00:46.02 ID:qvaTsgcXO
1
120 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/09(木) 23:08:07.54 ID:SarhE+MR0
天使「赤だね。お千代っちブルべだし」

璃堂「ブルベ???」

天使「肌が青みががってたりまあここら辺はむずいから省くけど、お千代ッち透明感しかないじゃん」

天使「だから赤が映えてパーっとするってわけ」

飯島「グハハ。言っただろ!俺様の言ったことに間違いはなーし!!」

天使「てか意外とおしゃれに関心あるんだ飯島っち」

飯島「!?!?」

天使「赤が映えるとかなんとか言ってたし」

飯島「ぜ…ぜん…全知全能だからな!!俺様は!!」

飯島「俺様の知識を借りれたことに感謝するんだなぁ!!!」

璃堂「お千代さんもありがとうと言っているよ、ありがとう」

天使「今回はグッジョブじゃんね」

璃堂「そうだ。今度は飯島さんに似合うお花を選んであげようよお千代さん。天使さん」

天使「いいけど…飯島っちはそれでいいわけ?」

飯島「ふぁ!?俺様に花!?いやいやいや!似合うわけねーだろ!!」

璃堂「けどお千代さんがそういう仕事の人もいてお返しもしたいって言っているよ」

なんか飯島さん璃堂君の前だと圧倒されるんだな…
いまもてんやわんやしてるし

【安価】
1飯島自身に似合う花を選ぶ
2飯島のぬいぐるみに似合う花を選ぶ
3自由

下2
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/09(木) 23:08:40.50 ID:qvaTsgcXO
1
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:10:04.61 ID:OoNvbjI/0
1
123 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/09(木) 23:17:25.28 ID:SarhE+MR0
天使「飯島っちも赤色じゃね?」

そういいながら私はお千代さんに選んだのとは違う花を手に取って飯島さんの頭に置いてみた

飯島「ひゃっ!?」

なんだか飯島さんからとんでもなく甲高い声が聞こえてきた気がした
いつもの声とは違うような―――

璃堂「わあ。すごく似合っているね?お千代さん?」

天使「いいじゃん!すごい何か赤が際立って見えて全体的に明るく見えるよ」

飯島「……」

璃堂「顔も端正だしモデルさんみたいだね」

天使「あ〜。居るわ、確かにモード系とかでいる」

飯島「おい。なんで俺様じゃねえんだ」

璃堂「だって僕たちは飯島さんに似合うお花をって言って選んだわけだし」

飯島「崇高な本体様は関係ないだろうが」

天使「でもマジ似合ってるし」

そこまで言うとショーケースの前に飯島さんが移動して自分の姿を確認し始めた
回ってみたり跳んでみたり角度をつけてみたりでまるで本当の撮影会みたいだなって

飯島「…まあ。今回は崇高なる本体様に触れたことを許そう…」

璃堂「またお千代さんと遊んであげてね」

【璃堂の好感度が3上がりました】
【飯島の好感度が5上がりました】

【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:17:56.32 ID:XUGpX0TIO
喪薔薇
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:17:58.32 ID:qvaTsgcXO
壬生
126 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/09(木) 23:19:11.89 ID:SarhE+MR0
時間も時間ですし本日はここまで
明日はお休みなのでお昼か夕方くらいからひっそり投稿するかもしれません

ではまた更新前に告知しますのでそれまではお好きにお使いくださいませ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:22:52.18 ID:qvaTsgcXO

今日は大山や厳島や黒山わ神宮院みたいな1章あんまり掘り下げなかったメンバーの掘り下げがあってよかった
神宮院もなにかありそうだし、雲母さんと大山くんも推しになりそう
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:25:48.47 ID:oCaLAC7aO

割と序盤から真中雲母星野が推しだけれど、雲母生き残ってくれって本気で思った
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:27:52.41 ID:OoNvbjI/0
乙乙
飯島かわいいよ飯島
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/09(木) 23:30:15.99 ID:0vLi+UiqO
ん?茂原なんで星野との関係知ってんだ???
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:30:20.50 ID:exrY7wbQO
クロエルのムードメーカーっぷりはもっと重宝されるべき
誰と組んでも場を明るくさせる
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:33:09.61 ID:gCDsBiRM0
乙です
段々と皆と仲良くなっていってるけどその分殺されたり、オシオキされたり、裏切者発覚の展開が辛くなる
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:33:34.94 ID:oCaLAC7aO
真中、大山、雲母と少しずつ心を開く過程が丁寧でいいけれど、この中の誰かがいなくなったら絶望(真中以外フラグがやばすぎる)
2章でまだ増えるかな
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:37:52.43 ID:KDVgKFZhO
モノクマトリカブトの存在を調査する神宮院とクロエルと厳島
怪しい犯罪者を調べる神宮院
突然自由安価で励ましに来た大山
その仲間の喪薔薇と雲母
一貫して味方でいてくれる真中

2章開始したばかりなのにすでにフラグたちすぎ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:40:33.45 ID:KDVgKFZhO
一見したら帳、璃堂、飯島、絵空事、壬生、黒山あたりは今のところ安全圏にいそうだけれど、動機と今後の掘り下げ展開でどう絡んでくるかだな
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/09(木) 23:45:00.19 ID:OyNWfGZsO
個人的に喪薔薇がマジで何者なんかなんだよな
星野との関係もなんかバレてるし
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/09(木) 23:50:07.95 ID:oCaLAC7aO
正直今のところ本人たちの性格もあって帳絵空事壬生あたりはマジで1章から天使ちゃん絡みや本筋の話(裏切り者やモノクマトリカブト?)に蚊帳の外だからな
次回絡ませていきたいところ。帳には天使ちゃんがお世話焼いてるから向こうがどう思ってるのかが気になるけれど
壬生が早速絡むから楽しみだけれど
138 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 14:32:27.66 ID:KQzgTwEU0
今からとかって人はいますか?
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 16:47:55.56 ID:Jq0h8EaDO
遅れたけど参加可能
140 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 16:51:25.96 ID:KQzgTwEU0
再点呼取ります。お人はいらっしゃいますか?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 16:51:56.81 ID:Jq0h8EaDO
います
142 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 17:00:47.89 ID:KQzgTwEU0
【海辺】

日差しが照り付ける中、灼熱の砂浜の上を壬生さんが裸足で走り回っている
暑くないのかな…というより足やけどしちゃわないかな?

天使「壬生っち何してるの?」

壬生「修行でありますよ!この暑さの中で足の裏を鍛えているのであります」

天使「こんな時まで?ヤバイね」

壬生「こんな時だからこそでありますよ。健全な精神は健全な肉体に宿るものでありますからね!」

私と話しながらも壬生さんは砂浜を走りながら往復している
なんていうかすごいストイックなんだな…

天使「足の裏火傷しちゃわない?それ?だいじょぶそ?」

壬生「これくらいの暑さなんのそのでありますよ!!」

壬生「この生活の凄惨さに耐えるためにもっと肉体を鍛え精神を強くせねばでありますからね!」

天使「この生活が地獄なことには同意だけど、それって体鍛えるのとどう関係ある系なの?」

ピタッと壬生さんが足を止めて私の方を向く

壬生「修行をしていると余計なことを考えなくて済むでありますから」

壬生「それにさっきも言った通り健全な精神は健全な肉体に宿るでありますよ」

壬生「どんな甘い言葉にも誘惑にも心の弱さにも打ち勝たねばなりません!」

天使「やっぱ壬生っちもこの生活でいろいろ考えてることあるんだね」

壬生「何も考えてないと思っていたでありますか!?それはショックでありますよ…」

しょぼんと肩を落としてうなだれる壬生さん
同じように目線を壬生さんの足元にやってみると、真っ赤に染まっていた

よっぽど長い事修行をしてたんだな……

【安価】
1医務室から氷袋を持ってくる
2更衣室から水の入ったペットボトルを持ってくる
3自由

下2
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:06:35.73 ID:Jq0h8EaDO
1
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:09:39.08 ID:ZLscDyHP0
1
145 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 17:20:32.70 ID:KQzgTwEU0
―――――
―――
――

天使「壬生っちとりまこれ使って」

赤く染まった足にいてもたってもいられなくなって私は急いで医務室から氷袋を持ってきた
医務室の雲母さんも一緒に来ようとしてくれたけど、それはほかの人に何かあったときに困るだろうからって断っておいた

壬生「おお。気が利くでありますね」

天使「とんでもないくらい真っ赤じゃん」

壬生「命さえあればなんのそのでありますよ」

そういいながらも壬生さんは氷袋を足につけて「あぁ」と声を漏らしている

天使「無理のし過ぎは良くないよ?」

壬生「それはお互い様でありますよ」

またバレてる!?と思って一瞬固まってしまう
そんな様子を見て壬生さんは少し申し訳なさそうな顔になってしまった

壬生「…星野君のこと触れちゃだめでありますよね」

思ってたこととは別のことを言われた
確かに星野君のことはまだ心に大きな傷を残してる
けどそれは壬生さんが誤ることではないと思う。

天使「大丈夫だよ。謝んなくて」

壬生「ついデリカシーのないことを言ってしまったかと思ったでありますよ…」

天使「全然平気だからさ。ほんとに」

壬生「本当でありますか?」

【安価】
1大丈夫だと言い張る
2本当はかなりつらいと打ち明ける
3自由

下2
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:22:32.36 ID:GbGD8DmK0
参加します
2
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:23:49.27 ID:Jq0h8EaDO
2
148 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 17:31:26.15 ID:KQzgTwEU0
天使「ぶっちゃけかなりメンブレしてる」

壬生「めんぶれ?」

天使「メンタルブレイクのことね。かなり心が重傷ってこと」

壬生「平気じゃないでありますね。それ」

メンブレの意味を理解した壬生さんはまっすぐな目で私にそういった

天使「まあ。友達だったしさ。喪失感とか無力感とかぱないよ」

壬生「正直こんなことに巻き込まれてしまって自分もつらいでありますが」

壬生「天使殿と比べると自分なんて全然でありますな」

天使「比べるものじゃないと思うよ」

壬生「正直全世界に秘密が公開されるってなったとき自分は悩んでしまったであります」

壬生「そんな自分が恥ずかしくて恥ずかしくて情けないのであります」

壬生「そんな自分がいる中、天使殿は友人を失った喪失感にも打ち負けず毎日を必死に生きている」

壬生「それに比べれば自分はまだまだだと思うでありますよ」

その発言で壬生さんもいろんなことをこの生活の中で悩んでいたんだと気づかされた
皆きっとこんな風に思う所があるのかもしれないな…

天使「毎日きちんと生きているんだから、それだけですごいよ」

天使「壬生さんも思いとどまれたんだし、それだけでもすごいことなんだよ」

壬生「…ん?なんか違和感があるであります。今の」

天使「あっ…気のせいじゃね?」

【壬生の好感度が5上がりました】

【コミュニケーションタイム:1】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:34:50.68 ID:Jq0h8EaDO
喪薔薇 帳
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:35:02.64 ID:GbGD8DmK0
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:35:11.38 ID:ZLscDyHP0
152 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 17:43:26.36 ID:KQzgTwEU0
【図書館】

図書館に来ると大量の本の山の中心で帳君が熱心に本を読んでいた
今にも崩れそうな本の山が少し危険そうに思えるけど、私は帳君に話しかけに近寄った

天使「とーばりっち!何してんのここで」

帳「…読書ですね」

天使「何読んでんの」

帳「普通では読めない書物です。警察の調査記録とか」

天使「やっば…そんなのあんの!?」

帳「目立たないように一番上の方に」

警察の調査記録まで置いてある図書館って
でもそれはちょっと興味があるな
私は近くにあった本の山から適当に一冊本を手に取った

天使「あ。ポイズン反町の捜査記録じゃんこれ」

帳「…はい」

天使「…ふーん。なんか難しい事書いてあるね。トリカブトに洗剤を混ぜて―――…なんて読むのこれ」

帳「それ難しくて読みづらいですよ。ちなみにこっちのは連続放火魔。こっちは連続通り魔」

天使「てかなんで事件系の調査記録ばっか読んでるわけ?」

帳「普段読めない書物に興味がありまして…不謹慎なのはわかっています」

帳「今名前を挙げた二冊は読みやすかったですよ、まだ二人とも捕まっていませんし」

帳「興味あるならどうぞ。もうそこは読み終わってますので」

【安価】
1連続放火魔の本を読む
2連続通り魔の本を読む
3自由

下2
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:53:51.33 ID:ZLscDyHP0
1
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 17:56:00.07 ID:Jq0h8EaDO
1
155 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:03:35.07 ID:KQzgTwEU0
天使「連続放火魔…あ。これ最近ニュースで見たやつ」

帳「犯行後に事件現場から海外製の特殊なメダルが見つかる通称メダル事件ですか」

天使「それそれ!」

帳「しかも燃やされるのは決まって資産家の家」

帳「事件には主に市販の着火剤を使用」

天使「ってよく覚えてるね…ここに書いてある通りのことそのまま言ってるじゃん」

帳「一度読んだ本のことは忘れませんので…」

天使「じゃあ試しに―――」

適当に資料書類をパラパラとめくって適当なページ数を言ってみることにした

天使「62P]

帳「金閣寺財閥の家が全焼した記録ですね」

天使「すごっ」

丁度見ていた見出しのところを読み上げられて声が出てしまった
帳君。さすが超高校級の図書委員だよ…

帳「ちなみにそれは高校生が犯人ではないかとプロファイリングされているらしいです」

帳「私達の先輩方の手によって」

天使「捕まるの秒読みじゃん」

帳「…どうでしょうか」

【安価】
1また適当な本を手に取って帳君にクイズを出す
2資料書類をもっと読み込む
3自由

下2
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:06:28.91 ID:Jq0h8EaDO
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:13:46.13 ID:GbGD8DmK0
3
帳君がオススメする本を読んでみる
158 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:19:33.91 ID:KQzgTwEU0
天使「帳君がおススメする系の本とかってある?」

帳「ファッション誌とかならコンビニのほうが…」

帳「…すいません。余り好みが把握できていないので」

帳君は本を閉じて私に申し訳なさそうにそういう
けど実際あんまりそういうの私も興味ないんだよね…

天使「イメチェン系で。こうなんか地味―なやつとかない?」

帳「地味?」

天使「なんか読んでるのは陰キャか縁側で日向ぼっこしてるお婆ちゃんかみたいなレベルの」

帳「ちょっと待っててくださいね」

そういって帳君はかなり奥の本棚へと向かっていく
戻ってきた帳君が手にしていたのは―――

≪月間 編み物と生きる。70代からでも難しくないマフラー講座≫

天使「…」

帳「やはり違いましたかね…」

これ本屋に置かれてないから廃刊になったのかとおもってたら
最新刊出てたんだ!!

天使「最高かも」

帳「……よかった?です」

【帳の好感度が5上がりました】
159 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:24:54.07 ID:KQzgTwEU0
【ホテル エントランス】

大山「やはりその服は如何なものかと…」

天使「だよね…けどこれしか服が無くて…」

エントランスで大山君に呼び止められて服装に関する苦言を呈される
毎回目線がいろんなところに言ってるから話しにくいんだろうなぁとは思う

大山「いや。そういう問題じゃない」

天使「じゃあどういう問題?」

大山「風紀が乱れてしまわないかが心配なんだ」

天使「乱れてないから今はセーフだよ」

大山「起こってからが怖いんだ。そういうのは」

天使「でも…新しい服とかどうすればいいのかわかんないし…」

大山「僕の服を貸そうか?それか他の女性陣に借りてみるとか」

天使「サイズ合うかな…」

不意に出たその言葉だったけど、大山君が意味を察して顔をそらす

大山「で…デリカシーに欠けていたな…すまない」

天使「え!?あ…あっ!…あぁ…」

なんだか微妙な空気になってしまった…
私は逃げるようにその場を後にした

【大山の通信簿1/5】
160 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:29:39.11 ID:KQzgTwEU0
【レストラン】

その日の朝食当番は大山君だった。
自称パエリアが振舞われたけど、見た目に怪訝な顔をする人はいても味に対しても誰も何も言わずに黙々と食べていた
分かる。味は美味しいもんね

黒山「…未知との遭遇だわ」

飯島「うめ―のが腹立つな」

厳島「…けったいな食べもんやわぁ」

皆が見た目と味の不一致に言葉を漏らしてる中
私はもう慣れてるから何も言わずにきっちりと完食できた

大山「はっはっは。旨いだろう!」

喪薔薇「どこでレシピ仕入れてきたんだこれ」

雲母「…私達ですね」

喪薔薇「今度図書館からちゃんとした料理本もって責任もって教えてやれな」

【コミュニケーションタイム:5】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:32:08.84 ID:ZLscDyHP0
飯島
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/10(金) 18:32:28.41 ID:tUNBfgBXO
喪薔薇、絵空事
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:32:47.01 ID:srZj3Ay8O
真中
164 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:44:28.39 ID:KQzgTwEU0
【花屋】

絵空事「誤解ですぅ!びえぇぇぇぇん!」

花屋の前を通りかかると中からけたたましい泣き声が聞こえてきた
絵空事さんがまた泣いてるな

喪薔薇「いーや、お前それ持って帰ろうとしたろ」

絵空事「してませぇん!」

喪薔薇「じゃあなんでポケットに一輪だけ刺さってるんだ」

気になって中を覗いてみると、泣いている絵空事さんとそれを問い詰める喪薔薇君
そして絵空事さんのポケットから突き出した紫色の花だった

絵空事「引っかかっちゃっただけですぅ!」

喪薔薇「引っかかっちゃっただけでなんできれいにポケットに入るんだ」

天使「何事!?」

喪薔薇「んあ?いや、絵空事がモノクマトリカブトを持ち出そうとしててな」

絵空事「え…ええ…冤罪です!」

情況的に見ると確かに絵空事さんは怪しいかもしれない
けど絵空事さんは誰かに危害を加えるようには見えないし…
ポケットに差し込まれてる花だってもしかして本当に事故かもしれないし…

喪薔薇「お前。それ使う気だったんか?」

絵空事「違いますぅ!びえぇぇぇぇん!」

【安価】
1どうして花を持ち出そうとしたのか優しく聞く
2喪薔薇を諫める
3自由
下2
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:48:57.30 ID:ZLscDyHP0
1
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 18:50:28.61 ID:GbGD8DmK0
1
167 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 18:55:59.06 ID:KQzgTwEU0
天使「ねぇ。なんで花を持ち出そうとなんてしたの?」

絵空事「つ…使おうとしたわけじゃなくて…そ…その」

絵空事「あー…えっと」

ハッとした顔をして口に手を当てる絵空事さん
なんだか言えない事情があるみたい

喪薔薇「つか。やっぱ持ち出そうとしてたんじゃねえかよ」

絵空事「けど!私は使おうとはしてませぇん!」

喪薔薇「私「は」ねぇ」

喪薔薇「お前。誰かにお願いされてそれ持ち出そうとしたのか?」

絵空事「…ひぇっ!?」

絵空事「そんなこと…そんなことなくってぇ…」

なんだか雲行きが怪しいような気がする
絵空事さんはいろんなところをきょろきょろ見回して挙動不審だし、喪薔薇君は依然と態度を崩さないし

絵空事「…あ!え…絵本のお花を書くモデルに使おうとしてて」

喪薔薇「ほう?」

絵空事「お…終わったら元に戻すつもりだったんですぅ」

喪薔薇「…ふぅん」

【安価】

1追及する
2とりあえず場を収める
3自由
下2
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 19:06:52.64 ID:ZLscDyHP0
3
こっそり花を元あった場所に戻しつつ2
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 19:21:09.97 ID:Jq0h8EaDO
170 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 19:22:31.23 ID:KQzgTwEU0
夕飯の準備のため離席
九時過ぎころから再開しますねー
171 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 21:35:10.96 ID:KQzgTwEU0
戻り
人はいますか???
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 21:42:29.67 ID:ZLscDyHP0
います
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 21:43:30.26 ID:GbGD8DmK0
います
174 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 21:47:13.45 ID:KQzgTwEU0
今二人が修羅場の内にそっと絵空事さんから花を抜いて
で…そっと元に戻しておこう
代わりに適当な紫の花差しとけば大丈夫でしょ

喪薔薇「で。そのしょうもない嘘いつまで聞いてりゃいい?」

絵空事「びえぇぇぇぇん!嘘じゃないんですぅ」

その時喪薔薇君の視線が私の方に向く
どうやら花を戻した私に気が付いたらしい

喪薔薇「まぁ…今日はもういいか」

喪薔薇「今日は帰っていいぞ」

絵空事「お花は…持って帰ってもいいですか?」

喪薔薇「好きにしろー」

絵空事さんは逃げるように花屋を後にして
私たち二人はそれを黙って見送った

喪薔薇「よくやったな。多分気づかねえだろ」

絵空事「でもなんで持ち出そうとなんてしたんだろ…」

喪薔薇「さあなぁ。さすがにこれに関しては飯島とかは絡んでねぇだろうし」

【喪薔薇の好感度が5上がった】
【絵空事の好感度が3上がった】

【コミュニケーションタイム:4】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 21:49:59.76 ID:ZLscDyHP0
黒山、クロエル
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 21:50:51.54 ID:Jq0h8EaDO
黒山 真中
177 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 22:00:38.47 ID:KQzgTwEU0
【広場】

黒山「…」

真中「…」

天使「…」

今三人そろって何をしているのか不思議だと思う。
私だって正直何をしているのかわからない

黒山さん曰く、生存の可能性を高めるための儀式らしいけど


真中「これ…なにしてるの?」

天使「わかんない」

黒山「シッ!静かに!失敗すると眼球が溶けて死にますよ」

真中「…なんか怒られたんだけど」

ひそひそと真中君が話しかけてくる
けど私は眼球が溶けて死ぬのが嫌だから無視した

天使「―――――」

ふと思った。今黒山さんはどんなものを受け取ってるんだろうって
よく不気味な天啓?を受信しているし

もしかしたら役に立つのかもなんて―――

【安価】
1最近受信した天啓の内容を聞く
2儀式を続ける
3自由
下2
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:06:01.79 ID:qWNdRrEAO
2
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:08:37.18 ID:GbGD8DmK0
2
180 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 22:17:32.46 ID:KQzgTwEU0
黒山「終わったわ。これで私たちの生存率は40くらい上がったわ」

真中「それは…何基準?」

天使「てかもともとのパラメーターわかんねーし」

黒山「元々は30くらいよ。ペペペポペヌス様の怒りに触れなければよっぽどのことがない限り死なないと思うわ。多分」

真中「え!?なんでそこで自信なさげなの!?怖いよ!」

黒山「まあ…運命にはあらがえないから」

え。ちょっと待って、死ぬときは死ぬってこと?それって儀式をやった意味なくない???
なんだか私達に微妙な雰囲気が流れる

黒山「ちなみにこの儀式に不信感を抱くと死ぬわ」

真中「えぇっ!?いきなり過ぎない?!」

黒山「何らかの多いな力で死ぬわ」

天使「めっちゃざっくりしてない?」

黒山さんが少しバツの悪そうな顔でそう言った
もしかして黒山さんも不安だからこんなことを提案したのかな

天使「でもまあ儀式は成功したんだし大丈夫じゃない?」

真中「んー…なんか体感できる効果がないからなぁ」

黒山「…でもこれでもう大丈夫だと思うわ」

【安価】
1何が大丈夫なのか聞く
2儀式をやった意味を聞く
3自由
下2
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:25:27.35 ID:GbGD8DmK0
1
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:29:22.21 ID:ZLscDyHP0
2
183 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 22:36:54.10 ID:KQzgTwEU0
天使「なんで儀式をやったわけ?」

黒山「…少しでも人死にを減らしたいからね」

真中「なんか意外だ…」

黒山「何?私だって人死には嫌よ。だからこそ少しでも気休めになればと思ってね」

なんだか本当に意外だった。
黒山さんもこの生活で何か思う子とはあるのだろうと思ってたけど
こんなことを思っていたなんて

真中「…なんか僕たちのこと考えてくれてありがとう」

天使「うん。マジでなんかちょっと感動しちゃった」

黒山「けど一瞬でも怪訝な顔をしたのを見逃さなかったわ」

黒山「それに私のことを血も涙もない人間だと思っていたみたいね」

天使「い…いや…そういうわけじゃ」

黒山「いずれきっとささやかな祟りが訪れるわ」

真中「ひっ…ひぃ!」

黒山さんはいつもの様子で変わらず私たちに呪いを振りまいてきた

天使「けど。そう思ってやってくれてたならマジでありがと」

黒山「今更遅いわ。いずれ覚えておくことね」

【黒山の好感度の変動はありませんでした】
【真中の好感度の変動はありませんでした】

【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:40:15.65 ID:5BjyvuHoO
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:50:25.74 ID:GbGD8DmK0
帳 クロエル
186 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 22:58:20.67 ID:KQzgTwEU0
【図書館】

クロエル「いやぁ…すごいねミスター帳は」

天使「うん…やばい。ほぼ移動図書館じゃん」

今クロエル君と私達で連続殺人犯とかの記録を呼んで次事件が起こってしまったときにどうするかを話し合っている
どうして私たちが驚いているのか?それは本を取らずに、ほとんどのことを記録してい帳君に対してだ

帳「つまりクリップだけでも人は殺せてしまうということです」

クロエル「急所を突いてしまえば」

天使「マジ?もう何でも人殺せちゃうじゃん」

クロエル「私は凶器には詳しくないけれど、実際そういうことは可能だと聞いたことはあるよ」

クロエル「例えばブラのワイヤーだってきちんと凶器に成り得るとね」

そういわれてビキニのワイヤー部分を触ってしまう
…これですら人が殺せちゃうんだ

天使「てか、本も持たずになんでそんなすらすら言えんの」

クロエル「確かに。そこまで来るともはや異常の域だよ」

帳「見てしまったものを忘れられないんです。僕は」

帳「超記憶とでも言いましょうか…」

クロエル「シャッタードアイみたいな名前だったような。本当に居るんだね。素晴らしいよ」

【安価】
1忘れられなくてつらいことはないか聞く
2図書館のどこまで覚えてるのか聞く
3自由
下2
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:58:37.99 ID:duUrUQd4O
1
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 22:59:35.68 ID:NZFSuTaBO
3クロエルは何か特技はないのか?
189 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:03:38.55 ID:KQzgTwEU0
天使「クロエル君は何か特技とかないわけ?」

天使「やっぱ超記憶的な」

クロエル「特技ですか……」

クロエル「んー……」

考え込むクロエル君
そしてその直後に―――

『ボンッ』

図書館内を煙が包んだ
そして後ろからポンポンと肩を叩かれる

クロエル「こういう風に神出鬼没なことでしょうか」

天使「そういえば初めて会った時からそれだった気がする」

帳「僕もそれ…何回か見たよ」

クロエル「あとは特定の分野に対しての知識が少し深いくらいでしょうか」

クロエル「ミステリアスな男なんですよ私は。はっはっは」

帳「ミステリアス…だね。たしかに」

天使「なんかマジで魔法使いって感じだもんね」

クロエル「マジで魔法使いですからね!嘘ですけど!」

じゃあいったい何なの?と突っ込みたいのを我慢しながらとりあえず煙を払った
毎回毎回どこからこの煙はでてきてるんだろう

【安価】
1煙は毎回どこから出してるか聞く
2特定の分野とは何か聞く
3自由

下2
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:05:40.54 ID:NZFSuTaBO
1
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:05:57.29 ID:Ni7iP8vOO
2
192 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:11:59.50 ID:KQzgTwEU0
天使「特定の分野って何?」

クロエル「薬学ですよ。毒草とか薬草とかのね」

聞きなれない言葉が私の頭の上に疑問符を作った
そういうのってゲームの中の世界だけだと思っていたから

帳「それは…魔法使いだからですか?」

クロエル「勿論!よくご存じだね!」

天使「魔法使いとその薬学っていうのが何か関係あるの?」

帳「…昔の魔女って魔法使いっていうよりかは薬を作る人って意味合いが強かったんですよ」

クロエル「そうだね。そこから今ミス天使とかが知っている魔法使いの形に変わっていったんだ」

帳「…つまり薬剤師ということですか?」

クロエル「やめてくれたまえ。私はきちんと魔法使いさ」

天使「今回は嘘じゃないんだ」

クロエル「あ。言うのを忘れていたよ。ご指摘ありがとうミス天使」

つまりクロエル君って魔法使いなの薬剤師なの?その他なの?
ニコニコ笑っているクロエル君を見ているとますます疑問が深まる

クロエル「まあ。私は詮索されるのが苦手だし、他の話に移ろうじゃないか!」

帳「じゃあ次は暗記しているあの本の内容でも―――」

【クロエルの好感度が3上がりました】
【帳の好感度が3上がりました】

【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:13:23.10 ID:GbGD8DmK0
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/10(金) 23:15:17.21 ID:srZj3Ay8O
真中
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:15:52.55 ID:duUrUQd4O
飯島
196 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:21:33.11 ID:KQzgTwEU0
【ホテル エントランス】

天使「っていう話をさーしててさー」

真中「あはは。結局分からないまんまなんだ。魔法使いかどうなのか」

今私は真中君とエントランスで他愛もない話をしていた
さっき帳君とクロエル君と話していたことを

天使「でもさ。あの顔じゃマジで魔法使ってきそうじゃね?」

真中「なんか言ってること分かる気がする」

なんだかこの生活で初めて高校生らしい会話をしているようなそんな気になる

真中「けどさ。クロエル君がもし魔法使いじゃないんだったらさ、どうして隠すのかな?」

天使「なんか隠したい理由があるからとかじゃね?」

実際私も才能ではないけど自分っていうものを隠している
それにはきちんと理由がある、もしかするとクロエル君もそうなのかもしれない

真中「実は人に言えない才能だったりとか?」

天使「例えば何?」

真中「殺人鬼とか通り魔とか」

天使「それ才能じゃなくて罪状じゃん。てかそんなの高校に入れちゃダメっしょ」

真中「それもそうだよね。あはは、なんか悪い事言っちゃったな。あとで謝っておこう」

天使「急に謝られても何それってならん??」

【安価】
1もしかすると他に才能を偽っている人が居るのかもしれないとふと思った
2クロエル君が人に言えない才能の可能性について、なんだかそれが気になった
3自由
下2
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:24:30.03 ID:VmT2zJ9BO
1
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:25:47.99 ID:ZLscDyHP0
1
199 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:33:33.28 ID:KQzgTwEU0

そんなとき私はふと他に才能を偽っている人が居るのかもしれないと思ってしまった

天使「でもさ、クロエル君はともかくもしかすると才能を偽ってる人がいるかもしれないよね」

こんな疑心暗鬼を生むようなこと言うべきじゃないってわかってるけど
相手が真中君だからか、つい口をついて出てしまった

真中「へ?それって?」

天使「なんだか才能なんてみんな自称じゃん」

天使「もしかするとアタシが超高校級のグラドルじゃなくて陰キャの可能性もあるじゃん」

真中「ないないない」

真中「天使さんが陰キャだったら僕びっくりしちゃうし、びっくりしすぎて逆立ちしちゃうね」

じゃあごめんね真中君。今から逆立ちしてもらっていいかな
なんて言えるはずもなく

天使「なんでわざわざそこで逆立ちする必要があるの」

真中「驚きの表現だよ!!」

真中「けど突然そんなこと。なんで?なんか怪しいなって思う人でもいるの?」

怪しいなって思う人、この生活の中で才能を偽ってそうな人
…そういわれると頭の中で皆の顔がぐるぐると回る

改めてそう言われると…誰だろう

【下2】
怪しい人物を指名or居ない
下2
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:38:11.98 ID:ZLscDyHP0
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:38:23.90 ID:VmT2zJ9BO
絵空事
202 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:44:46.59 ID:KQzgTwEU0
天使「絵空事さんかな…」

ふと頭の中で絵空事さんの顔が浮かんでくる
これはきっとこの前の花屋での出来事があったからだろうな

真中「え?絵空事さんが!?でもあの人嘘つけなさそうだよ」

天使「ごめん。才能偽ってそうとかじゃなくて、この前ちょっと気になることがあったからさ」

真中「気になることって?」

天使「いや実は―――――」

花屋でモノクマトリカブトを持ち出そうとしていた絵空事さんのことを話した。
真中君はそれを聞いて信じられないといったような顔をしている

真中「え。それって絵空事さんが人を?」

天使「いや…そうじゃないと思いたいんだけど」

天使「でもなんかわざわざそれを持ち出そうとしてたのがすっごい気になってさ」

真中「それはそうだよね。僕も気になるよ」

真中「あれから持ち出そうとしてないのかな?」

天使「それは分かんない。けどあそこ神宮院君が管理してるみたいだし」

天使「また今度言っとくよ」

真中「うん。その方が良いと思うよ」

【コミュニケーションタイム:1】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:46:26.20 ID:VmT2zJ9BO
飯島、喪薔薇
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:46:28.51 ID:srZj3Ay8O
璃堂
205 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:52:04.87 ID:KQzgTwEU0
【レストラン】

レストランに入ってみると璃堂君とお千代さんが二人で仲良く夕食を食べていた
お千代さんの方はべちょべちょになっているけど

璃堂「ああ。天使さん。良かったら夕飯でもどうかな?」

天使「わ…わぁ」

べちょべちょになっているお千代さんに対してつい声が漏れてしまう

璃堂「今日はお千代さん特にお腹が減っているらしくてね」

璃堂「大目に食べさせてあげているんだ」

天使「なるほどね?でも着物汚れてね?」

璃堂「まあそれは仕方ないよ。どうしてもお千代さんは汚してしまうからね」

璃堂君は一瞬困った顔をしたけど、それでもスプーンをお千代さんに運んだ

璃堂「…腹が減っては戦は何とやら。だからね」

天使「別になんかイベントがあるわけでもないのに?」

璃堂「ははは。確かにそうだね。言葉選びを間違えてしまったかな」

相変わらずべちょべちょになっているお千代さんは虚ろな目でこっちをずっと見ている
…正直ちょっと怖いかもしれない

天使「…私もなんか食べようかな」

【安価】
1お千代さんとはいつからの付き合いなのか聞く
2お千代さんの汚れた着物はいつもどうしているのか聞く
3自由

下2

※今日は同期発表までやっておきます
少し夜更かし君になりますが良ければお付き合いください
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:52:59.36 ID:VmT2zJ9BO
2
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/10(金) 23:53:41.25 ID:8CJUVbBmO
3
お千代さんは毎日お風呂入ってるの?
208 : ◆m7WylObNQE5o [saga]:2023/11/10(金) 23:59:15.78 ID:KQzgTwEU0
天使「そういえばさ。お千代さんって毎日お風呂に入ってるの?」

璃堂「勿論だよ。毎日僕が洗っているよ」

なんだかそのシュールな光景を思い浮かべると頭が痛くなってくるような気がする
…洗ってるんだ…ちゃんと毎日

璃堂「けどお千代さんは普通の人とは違うからね」

璃堂「カビとかが映えやすいんだ」

こういう人形って確か木でできてるんだっけ?
…そう考えたら湿気とか大変そうだな

天使「もしお千代さんがかびたらどうするの?」

璃堂「その部分だけ治療してあげているよ」

天使「なんだ。カビたことあるんだ」

璃堂「もう何回も。お千代さんは体が弱いからね」

なんだかこう旨い事話がかみ合わないような…
けどそれはきっと私と璃堂君のお千代さんに対する認識が違うからだろう

天使「…お顔とかは?」

璃堂「お顔は毎日僕がお化粧をしてあげているんだ」

なんだかここまで来ると本当に間なって感じてしまう
あいては人じゃないけれど

【安価】
1お千代さんがもしいなくなってしまったらを聞く
2璃堂君はこの生活についてどう思っているか聞く
3自由

下2
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/11(土) 00:03:48.95 ID:RX0i89OYO
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/11(土) 00:05:07.08 ID:SbWoHMBSO
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