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藤丸立香「今日から高校生、かぁ」【安価有り】
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11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/02(木) 02:05:38.69 ID:WX4bheeK0
横山エンタツ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/02(木) 22:03:26.12 ID:uYRPGCzjO
マシュ
13 :
◆njsK9r1FDk
[sage saga]:2023/11/03(金) 05:23:03.44 ID:XF3LXUc50
マシュ「あ、おはようございます! 先輩!」
立香「おはようマシュ。待っててくれたの?」
マシュ「はい! 先輩と登校したかったので!」
立香「そうなんだ。中に入って来ればよかったのに」
マシュ「あ、えーと……その……こういう風に待ってみたかった、ので……」テレ
立香「はは、また何か本に影響された?」
マシュ「うう……」
立香「(彼女はマシュ。いつから一緒にいるかも分からない程の幼馴染だ。誕生日は僕より遅いだけの同い年なのに、何故か僕のことを先輩と呼ぶ変わった子。文学少女だけど、時々何かに影響されて行動する面白い子で、本当の妹のように思ってる)」
マシュ「あ、先輩。先程清姫さんが猛スピードで走って行ったのですが、何かあったんですか?」
立香「さぁ……姉さん、また何か変なことしなければいいけど」
マシュ「あはは……」
立香「おっと、遅れちゃうから行こっか」
マシュ「はい!」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2023/11/03(金) 05:23:55.14 ID:XF3LXUc50
スタスタ
立香「あー、なんか緊張するなぁ……」
マシュ「そうですね。上手く馴染めると良いのですが……」
立香「マシュは大丈夫でしょ、すぐ人気者だよ」
マシュ「そ、そんなことは」
立香「マシュに比べると、僕フツーだしなぁ。うーん、彼女欲しい!」
マシュ「…………彼女、ですか?」
立香「うん! やっぱ高校になったら青春、って付き物じゃない? 憧れるなぁ……って言っても、アニメみたいなことが起きるとは思ってないよ? 流石に」
マシュ「なる、ほど」
立香「やっぱバスケ? 野球かな。でも運動部入った事ないし、キツそうなイメージ……。いやいや、やったこと無いのに失礼だけどさ」
マシュ「…………」
立香「マシュ?」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2023/11/03(金) 05:24:43.20 ID:XF3LXUc50
マシュ「あ、はい! 良いと思います! 部活動! 先輩が入る部活に私も入りたいです!」
立香「あはは! 無理して付き合わなくてもいいんだよ、マシュも自分の好きなことやって」
マシュ「無理なんて! ……してません」
立香「うおっ、そ、そっか。なんかごめん」
マシュ「い、いえ、こちらこそ……」
立香「……あー、えーと……どうかした? 怒ってる?」
マシュ「い、いえ、怒ってなんていません! その、本当にごめんなさい……私、勝手で……」
立香「勝手?」
マシュ「はい……先輩に彼女が出来るって考えたら、何故か分からないのですが、胸がモヤモヤして……」
立香「え、なんでだろ……先を越されるのが嫌……なんてマシュは思わないか。あ、わかった。あれだ、家族が取られるって思う感覚。僕も分かるよ、姉さんがナンパされた時、すごくモヤモヤしたもん」
マシュ「家族……な、なるほど、そうかもしれません」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2023/11/03(金) 05:25:32.98 ID:XF3LXUc50
立香「姉さんもマシュも、いつか恋人作って遠くへ行っちゃうと考えると……うーん、僕もモヤモヤするな。すごく嫌だ!」
マシュ「大丈夫です! 私はずっと一緒にいるので!」
立香「えー、それもそれでどうなのかな? 僕のわがままでマシュが幸せを逃すのも、それはそれで嫌だよ?」
マシュ「……あう……」
ガヤガヤワイワイ
立香「うお、凄い人だかり。部活動の勧誘、っぽい? マシュ」
マシュ「あ……」
ギュ
立香「逸れないようにね」
ダダダダダ!!
清姫「立香!」
立香「のわっ!? き……姉さん!?」
マシュ「あ、おはようございます、清姫さん」
清姫「ええ、おは……じゃなく! とにかくこっちへ!」ガシッ
立香「わぁ、なになに!?」
マシュ「きゃっ!」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2023/11/03(金) 05:26:00.22 ID:XF3LXUc50
清姫「……ふぅ、危ない所でした」
立香「急にこんな……勝手に教室に入ったら怒られるよ」
清姫「空き教室ですから大丈夫です。それより立香、ここに来るまで誰かに会ったりはしてませんね?」
立香「ここに来るまでって、ずっとマシュと一緒だったよ」
マシュ「あっ……そういう……。はい、大丈夫です、誰にも会ってません」
清姫「ふぅ……なら良かったです」
立香「二人ともなんの話ー?」
マシュ「いえ、先輩には幸せになってもらいたい、という一心です」
清姫「ええ、はい。立香は幸せにならなければいけないので、パトロールが必要だったのですよ」
立香「なんのこっちゃ……? そんな変な人、あんまりいないと思うけど……って、僕の教室どこか見てなかった!」
清姫「1-Aです。マシュさんも一緒でしたよ」にっこり
立香「あっはい。なんか、貴重なイベントをスキップした気分……マシュ、行こっか」
マシュ「あ、すいません! 少し清姫さんに用事があるので、先に行っていてもらえますか?」
立香「ん? あ、うん分かった。じゃあまたあとでねー……?」スタスタ
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2023/11/03(金) 05:26:38.14 ID:XF3LXUc50
清姫「……ふぅ……今日の朝になって気付くなんて、私も平和な日常ですっかり麻痺していました……」
マシュ「新しく入学してくる方の中に、元サーヴァントの方がいる可能性、ですね」
清姫「ええ。マスターには過去の記憶が一切ありません。安珍様だった時のものだけでなく、カルデアでマスターとして戦った記憶も……。もし今、事情を知らない元サーヴァントに会い、余計な事を言われて記憶が戻ってしまう事になっては困りますから……」
マシュ「そう、ですね」
清姫「マシュさん、私達で話し合って決めた事ですよ。嘘をついているわけではありません、秘密にしているだけです。マスターには幸せな日常の中にいてほしいのですから」
マシュ「はい、分かってます」
清姫「マスター達が来るまでに監視していましたが、少なくとも新入生の中には元サーヴァントはいないようでしたので、今のところは大丈夫かと」
マシュ「幸いなことに、私と先輩は同じクラスのようなので、何かあればすぐに連絡しますね」
清姫「いえ、幸いというわけではなく、何故か教師になっていたあの方に頼んで同じクラスになるように仕組んでおいたんですよ」
マシュ「そ、そうでしたか……! 流石です!」
↓1教師の元サーヴァント(性別指定無し)
↓2新しいクラスメートの元サーヴァント(性別指定無し)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/03(金) 05:56:25.49 ID:F+XiMjyEO
ジャガーマン
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/11/03(金) 06:16:26.00 ID:eriMKi2y0
ジャンヌオルタ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/11/08(水) 04:29:11.12 ID:drztP6Yr0
面白いけど1個ツッコんでいい?
>>11
は何処のどいつを書いてんだよww
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