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【安価とコンマの】オリロンパ【二次創作】
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110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 15:09:14.52 ID:ewJiaMMZ0
6
111 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 15:11:34.49 ID:j8wowijQ0
【魔法使い】
『ボンッ』
急に何かが破裂する音が聞こえたと思ったら目の前は煙に包まれていた
.....なに!?火事!?
天使「きゃあ―――――」
クロエル「おーっと。驚かせて悪かったねお嬢さん」
クロエル「私は偉大なる【魔法使い】クロエルヴァンガードさ」
天使「ふぅ...ふぅ...」
突然のことだったからギャルが出ない
...まずい、このままだとバレてしまう...
クロエル「はは嘘だよ。怯えないでおくれ」
天使「はは...う…うそなんかーい」
天使「急にだからびっくりしたじゃん。もう!」
クロエル「こんな状況だからね、少しは気を紛らわせようと思ったんだ」
クロエル「少しは気がまぎれたかい?」
天使「まあ。。まあね?」
まぎれるわけないじゃんっ!心臓バクバクだよ!
なんとかとりつくろえたけど…。というより魔法使いって何...
わけわかんないよ―――
気を取り直して次の人に行こっと
安価下1
1女の浄瑠璃人形を手に持ちお多福のお面を付けた髪を一つ括りにしている人物
3ブレザータイプの制服をきっちりと着込んだいかにも堅物そうな青年
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
5生々しいゾンビの人形を腕にはめた喪服姿の女性
7ベレー帽をかぶった木の優しそうな女性
8黒いスーツ姿の大人びた男性
9ボロボロの道着を身にまとった強者感あふれる短髪の人物
10オレンジのパーカーを羽織っている少年
11艶やかな着物に身を纏った静かな雰囲気の女性
12自撮り棒を使いやたらといろんなところを撮影しまわっている金髪の青年
13赤い十字架のヘアゴムを付けたツ甘ロリ姿のツインテールの女性
14付箋だらけの大きすぎる辞書を背中に背負った少年
15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 15:13:33.62 ID:N8QGnMwDO
9
113 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 15:16:59.28 ID:j8wowijQ0
【古武術師】
いろんな人がいるけどあの人はきっと強いんだろうな
なんだかもう見た目から覇者って感じのオーラが出てる
天使「はーい?グラドルここあちんの自己紹介コーナー!」
壬生「ご丁寧にどうもであります!私は【古武術師】として僭越ながらこの学園にやってきたであります!」
壬生「外に出ようにもこの拳では鉄板をへこませることしかできず、不甲斐ないばかりであります!」
あの分厚い鉄板のへこみは壬生さんが?
いや...象が突進してもうんともしなさそうなのに?すごい力だな...
天使「いや...へこませただけでもすごいんじゃないかな?」
壬生「いえ。至らないであります。このような状況下、人を守る為の拳だというのに」
天使「何もまだ危険なことが起こるってわけでもないんだし...」
壬生「十分危険でありますよ!この私がこのような状況に置かれる。それは大変な手練れがいるという事実」
壬生「すなわち、とんでもない強者が居るということ!」
天使「まあ確かにこの状況はおかしいけど…」
壬生「警戒を怠らぬようすべての気配に体を研ぎ澄ませているであります」
壬生「今のところはさっきは感じぬのでご安心を!」
壬生「何かあったら是非私を頼ってくださいでありますよ!」
強いな...この状況でも誰かのこと考えれるなんて...
とっても強そうだし何かあったら本当に頼りにしちゃうかも...なんて。
自分のことは自分で何とかしないと…
安価下1
1女の浄瑠璃人形を手に持ちお多福のお面を付けた髪を一つ括りにしている人物
3ブレザータイプの制服をきっちりと着込んだいかにも堅物そうな青年
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
5生々しいゾンビの人形を腕にはめた喪服姿の女性
7ベレー帽をかぶった木の優しそうな女性
8黒いスーツ姿の大人びた男性
10オレンジのパーカーを羽織っている少年
11艶やかな着物に身を纏った静かな雰囲気の女性
12自撮り棒を使いやたらといろんなところを撮影しまわっている金髪の青年
13赤い十字架のヘアゴムを付けたツ甘ロリ姿のツインテールの女性
14付箋だらけの大きすぎる辞書を背中に背負った少年
15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 15:22:23.05 ID:ewJiaMMZ0
13
115 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 15:24:53.44 ID:j8wowijQ0
天使「あ。さっきはあんがとね」
雲母「いえいえ、脈はあったので死にはしないとは思ってましたが…お元気そうで」
天使「門潜った瞬間意識がさ、で。ここってわけ」
雲母「大丈夫ですよ。皆さん同じですからね」
優しそうに諭すような口調と笑顔で話してくれる
本当に同い年なのかな?なんだかこんな格好してる私が恥ずかしくなってきちゃった
天使「あ。私は―――」
雲母「存じ上げていますよ。私は【超高校級の看護師】雲母ふわわと申します」
天使「なんか甘そうな名前だね」
雲母「他人に甘い子に育ちなさいって意味らしいです。ふわふわと包み込むような」
天使「じゃあご両親の思惑は達成じゃんね」
雲母「あら、人にやさしくできてますでしょうか、当然のことをしているまでなのですけれど」
天使「そ〜れ〜がすごいんだって、普通この状況でそんなことしようなんて思わないもんね」
雲母「そうでしょうか…けどありがとうございます」
なんかすごく優しそうな人だったな
次の人もそんな人だといいけど
安価下1
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3ブレザータイプの制服をきっちりと着込んだいかにも堅物そうな青年
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
5生々しいゾンビの人形を腕にはめた喪服姿の女性
7ベレー帽をかぶった木の優しそうな女性
8黒いスーツ姿の大人びた男性
10オレンジのパーカーを羽織っている少年
11艶やかな着物に身を纏った静かな雰囲気の女性
12自撮り棒を使いやたらといろんなところを撮影しまわっている金髪の青年
14付箋だらけの大きすぎる辞書を背中に背負った少年
15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 15:34:14.20 ID:czCC/jW50
14
117 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 15:36:01.35 ID:j8wowijQ0
次はやたら大きな本を背負ってるあの子にしよ
...なんだか私と同じような臭いを感じる
天使「はぁい!こんちわグラドルここあちんだよ〜?」
帳「はぁ…」
天使「お。なんかびみょ〜な反応。アタシのこと知ってる???」
帳「スリーサイズ公式HPのプロフィール。ウィキペディアの情報」
帳「この本の2329Pに記載があります」
天使「えぇっ!?ガチファン!?」
帳「いえ…情報という情報を書きしたためているだけなので…。すいませんパーソナルなことなどはよくわからないので」
天使「うげげっ、なんか露骨に気を使われてる感じでショック...」
帳「不愉快にさせてしまったならごめんなさい。ただあまりそういったことに興味が向いてないので...」
天使「いやいやいや謝んないで?君のことも虜にして見せるってば」
帳「帳。【超高校級の図書委員】です」
天使「無反応だなー」
帳「そうでしょうか…?」
戸張君とはいまいち話が盛り上がらなかったな
けどそうだよね、初対面であんなにぐいぐい来られると困るよね
ごめんね帳君。
安価下1
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3ブレザータイプの制服をきっちりと着込んだいかにも堅物そうな青年
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
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118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 15:50:05.75 ID:ewJiaMMZ0
11
119 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 15:51:56.55 ID:j8wowijQ0
ぼーっとしてると奥から着物姿の女の人が歩いてきた
奇麗な人だな...まるでかぐや姫みたい
厳島「こんばんわ。天使さんやね?」
天使「あ。はい!」
厳島「あらぁ?なんやテレビで見るのと違いますなぁ?」
天使「いやぁ。初対面だし礼儀正しいムーブ的な?」
ついうっかり素が出てしまった
危ない危ない...
厳島「みんな自己紹介しとるみたいやし、ウチもしとかななぁって」
厳島「うちの名前は厳島菊。【華道家】やらせてもろてます」
天使「あー。アタシは」
厳島「あー...ええよええよ、しっとるさかいに」
厳島「何が起こるかわからん状況やし、よろしゅうね」
天使「あ。はい。よろしくおねがいしま―――」
天使「よろぽ!」
厳島「あんま気張りすぎんようにねぇ」
なんだか見透かされてるような気がする…
いや、気のせい気のせい。うまいことやれてるよ私は
安価下1
1女の浄瑠璃人形を手に持ちお多福のお面を付けた髪を一つ括りにしている人物
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4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
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15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 16:12:23.22 ID:p+cylMeiO
1
121 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:13:09.81 ID:j8wowijQ0
天使「あ…あのぅ」
???「おや、お千代さん、かわいらしい方だ」
あ。マズいタイプの人だ、人形と話してる
しかもなにあの人形。しろっ!怖っ!!!
でもダメダメ、ギャルを崩すな。私
天使「あー。千代ちん。ピース!アタシは天使心愛!名前くらいは知ってるっしょ?最強最高のグラドルでーす」
璃堂「あぁ。名前は知っているとも。私は璃堂人浄、【超高校級の人形師】、こちらは恋人のお千代さん」
天使「やっばー...」
璃堂「ん?」
天使「いや、やっばーいほど美人さんだなって」
璃堂「だろう?僕の最高の恋人さ」
とにかくまずい...この人はまずい...明らかにやばい人だ...
あんまり近寄りたくない…そして怖い
璃堂「そうだ。こんな状況だしお千代さんと私と友人にならないかな?ほら助け合いが大切だろう?」
天使「うん!その話はオッケー!めっちゃ考えとく!まずは知り合おう???」
逃げるようにそういって走ってきた
人形と友達にはなれないよ...今は...
安価下1
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4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
5生々しいゾンビの人形を腕にはめた喪服姿の女性
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122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 16:26:23.73 ID:ewJiaMMZ0
5
123 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:31:15.22 ID:j8wowijQ0
天使「あの…」
さっきから以上に気になっている人がいる
微動だにせずその場にずっと立っているだけの女の人
もしかして私しか見えてない?
???「よう!こりゃあいい人死に日和だな」
天使「はぁ?」
???「拉致に監禁。こりゃあデスゲーム物の始まりだぜ」
???「きゃぁぁこわぁいん。みんなのこと殺して生き残んなきゃだわ」
天使「なーに言ってんの?お電波な感じの子?」
???「おっと俺ら―――」
???「私らは―――」
飯島「「【超高校級の腹話術師】飯島百合華様の忠実なる下僕ゾンゾとビンビーだ」」
天使「えっと飯島さん?よろしくね??」
飯島「おーっと、ご主人様は下等な人間とは会話はしねえんだぜ」
飯島「お話は私たちとお願いするだわ!」
すごいな野太い男の人の声と女の人の声を使い分けてる...
でも変な人には変わりない...かな
安価下1
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124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 16:35:07.13 ID:N8QGnMwDO
10
125 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:37:54.87 ID:j8wowijQ0
明らかに中学生くらいだけど…
この子も高校生なのかな?
天使「はぁーい?こんにちは」
真中「わぁ!すごいや!ここにはテレビで見たことがある人とかたくさんいる!!」
真中「あ!サイン!サインとかいいですか!?」
天使「おっけ。任せてどこに書く?」
天使「って。ペンないじゃん。残念だけどまたの機会にねー」
真中「僕!真中導って言います!僕は特別な才能とかなくて【幸運】っていう抽選枠でここに来ました!」
天使「別にクラスメイトなんだし敬語じゃなくてもよくね?」
真中「あ。そっか!天使さんが前にいるからつい」
なんだかここにきてこの反応は新鮮だな...かわいいっていうかなんて言うか
弟相手にしてるみたい...現実の弟はこんなのじゃないけど…
真中「で…でも何話していいか緊張しちゃうな」
天使「別に好きなことでいいよ、それにこんな状況だし好きにしなよ〜」
真中「優しいなぁ。なんだかすごくファンになっちゃいそうだよ」
天使「ファンならかんげ〜。いつでもFC入ってくれていいよ」
真中「…45番です」
天使「もう入ってるのウケるんだけど」
安価下1
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126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 16:47:12.98 ID:vgZRh9boO
3
127 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:48:52.94 ID:j8wowijQ0
大山「単刀直入に言うが、その恰好はさすがに如何なものか」
天使「急に何ー?ギャルの間ではこれが正装だしー」
ですよね。分かります。何で入学式にこんな格好なんだって
いや、今は異常事態なんですけど、いや、はい、それでもこの格好はおかしいです
自分でもよーくわかっています
大山「ああ、自己紹介が遅れたね、僕は【超高校級の学級委員】大山真面目」
大山「ある程度のことは許容できるが、どうしてもその恰好だけは一言申したくてね」
天使「うざー。でもこれかわいくないー?だめー?」
ごめんなさい。うざくないです。仰る通りだし、一番派手な服ですこれ
かわいいっていうよりかは毒持ってるカエルみたいですよね
大山「んんっ!まあ風紀は乱さぬように、風紀の乱れはクラスの崩壊だ」
大山「まあグラビアアイドルというくらいだ、そこはわきまえてくれるだろうと信じているよ」
天使「やば。知ってるとかファンじゃん。サインいる?」
大山「遠慮しておく」
さすがは学級委員...私のこと知ってくれてるんだ...
頼りになりそう
安価下1
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
7ベレー帽をかぶった気の優しそうな女性
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128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 16:49:23.42 ID:tdj3pkqWO
7
129 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:50:20.16 ID:j8wowijQ0
???「あ…あ…あのぅ」
ふと突然後ろから声を掛けられた
天使「どったー?」
絵空事「あ。私。絵空事空って言って【超高校級の...絵本作家】です...」
あ。なんだろう。この子とはすごく仲良くできそう
でもまあ今の状態の私だと多分この子は私のこと苦手だろうなぁ
天使「あ。自己紹介えらじゃん!アタシはグラドルここあちんだよ、見たことあるっしょ?」
絵空事「…うん。」
天使「じゃあ今日から友達!なーかーまー!よろしくねクラスメイトちゃん」
絵空事「あ。絵空事...です。空ちゃんでいいです」
天使「おっけー!ごめんごめん。そらちんね」
絵空事「えへへ...はい」
かわいいなぁ。普段の私ならもっと仲良くできそうなのに...
ごめんね、いつか話せる日が来るといいなぁ
安価下1
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
8黒いスーツ姿の大人びた男性
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130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 16:51:24.46 ID:ewJiaMMZ0
12
131 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:52:33.57 ID:j8wowijQ0
星野「お!天使っちじゃーん」
向こうから手を振ってきたのは星野君
星野君はテレビでも彼のチャンネルでもコラボしたことがある
このメンバーの中じゃ唯一仲のいい友達というより顔見知りかな
星野「で?今日はどっち?」
天使「今日はこっち―!」
で、私が超絶ド陰キャだってことも知ってる
暴露系だけど「お前がしんどくなったら暴露してやる」って言われてるからなんだか安心してここまで付き合えている
マネージャーはそのことで大怒りしてたけど、そこまで悪い人には思えないんだよね
星野「あー。そっちモードね、ってか学校生活そっちで続けるつもりかよ?」
天使「もち〜。みんなの夢と希望背負っちゃってますから」
星野「疲れねーの?俺は無理だな」
天使「有名税ってやつだよ。ってか。絶対しーだよ!」
星野「おう、約束したことは守るって」
天使「というよりこの状況どっきりとかかな?」
星野「ないな。事前の打ち合わせうけてねーし、それに取れ高ねえだろ」
天使「確かにねー」
そのあともしばらく談笑をして過ごした
次の人もこれくらい気が許せる人だといいけど
安価下1
4神父姿で大きな数珠を首からかけている不思議な出で立ちの青年
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15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 16:53:26.75 ID:czCC/jW50
4
133 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:55:01.97 ID:j8wowijQ0
天使「なーんでこんな状況なのかわかったりするー?」
神宮寺「いや、分からないね。緊急事態だとしか」
天使「んじゃ。自己紹介―ってアタシのことは知ってるか」
神宮寺「ああ。テレビで拝見しているよ、僕も何度かご一緒したことがあるしね」
天使「確か神も仏もありゃしない系宗教学者だっけ?」
神宮寺「ああ、存在を確かめるためだけにこうなってしまったからね」
天使「で?今は神に祈ったりはしないわけ?」
神宮寺「神も仏もあるならばこんな状況ありえないだろう」
天使「確かに一理あるわ〜」
何回かあったことのある人だから比較的スムーズにおしゃべりできたぞ。偉い私!
けど神宮司さんは相変わらず冷静だな...
私なんて今にも心臓が止まりそうなのに...
安価下1
※新宮院が新宮寺になってますが次回から治ってます
すいません
8黒いスーツ姿の大人びた男性
15カメラを首から下げてメモ帳を手にした女性
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 16:57:11.53 ID:24QXjFzAO
15
135 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:57:32.13 ID:j8wowijQ0
福沢「すいません。天使心愛さんですよね?」
この人は確か記者会見とかの時に見たことがある
確か福沢さんだっけ、新聞部員のはず
天使「おひさしぶり〜どったの??」
福沢「いえ、この状況について何かご存じかなと」
天使「知るわけないじゃ〜ん?ざわっちは何か知らないの?」
福沢「いえ、何も。分からないからこそ取材をしています」
福沢さんもわからないとなるとお手上げかもしれないな...
ここの情報が一切ないってなると、ますます不安になってきちゃうな...
天使「なんかわかったら教えてよね〜」
福沢「ええ、そちらも何かわかれば情報提供をお願いしますね」
天使「おっけー。持ちつ持たれつって感じで行こ〜」
福沢さんとは情報提供の約束をしてその場を後にした
次の人と話すときは何か有益な情報が得れればいいけど…
136 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:58:09.42 ID:j8wowijQ0
次はあの落ち着いた雰囲気の人に話しかけてみよう
大人っぽいし...
天使「あの…良いですか?」
喪薔薇「20点だ。体が成熟しすぎている、顔は童顔だが加点すべきはそこだけだな」
!?!?!?
え?なんかいきなりよくわからない採点されてる?!
天使「えー?この悩殺爆ボディの天使ちゃんが20点?審査員―どーなってんの〜?」
喪薔薇「あぁ。わりぃ、俺の悪い癖が出た、一般的に見るとほぼ100点だと思うぜ」
天使「じゃあなんで20点なわけさ!」
喪薔薇「ロリコン的に見ると...だな。いや恥ずかしいが…」
天使「ろり...こん?」
あ。やばい人だ!めっちゃやばい人だ!!!
お巡りさん!この状況から私たちを助けた後にこの人を捕まえて!!!
喪薔薇「いや、そういう反応になるわな、わりい。忘れてくれ」
天使「……」
喪薔薇「いやいやいや、そんな目で見んな、やべぇのは俺が一番わかってっから」
天使「それじゃ!他の人のところ行ってきますね!!!」
喪薔薇「敬語だったり敬語じゃなかったり忙しい奴だな」
喪薔薇「って。嫌われちまったよなー。治さねえとなこの癖」
137 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:58:35.52 ID:j8wowijQ0
キャラ紹介終わりです
PROLOGUEの投下に移ります
138 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:59:09.29 ID:j8wowijQ0
天使「…状況が分からない」
雲母「皆さんここで目が覚めましたから外にすら出ていないんですよ」
壬生「出口のドアが開かなかったでありますよ」
どうも状況的にこの大きな体育館みたいな場所に私達は閉じ込められちゃったみたい
外に出ようにも壬生さんの力で何ともならないなら無理だろうし
黒山「はっ!天啓です照り付ける日差し、それは恵みではなく我らを焼き焦がす地獄の業火」
大山「変なことを言って場を乱さないでくれたまえ」
真中「けどずっとここにいるとしたら食糧とかどうなるんだろうね」
飯島「こりゃあ餓死だな。限界状況で俺らは仲間の肉を食い漁りあうんだぜ」
絵空事「や...やだぁ…」
厳島「いやぁそんなおっかないこと言うから絵空事はん泣きそうなってはりますわぁ」
場は混沌としている。それもそうだと思う。私だって本当は泣きたいくらいに怖い
それに今ですらみんなが状況を理解できていないなんてあまりにも不穏すぎる
星野「携帯の電波もつながんねーしデータも飛んじまってるし、どーしたもんかな」
そういわれて私も自分の携帯を見ようと思ったけど携帯がない
周りの反応を見るに星野君以外は携帯を持っていないみたいで
喪薔薇「ちっ...携帯も役に立たないか」
状況は絶望的で私たちはどうしたらいいのかわからない
そう思ったときに、大きな音がこの会場のスピーカーから鳴り響いた
139 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 16:59:35.41 ID:j8wowijQ0
???「あー。あー。あー。マイクテストッ、マイクテスッ!島内放送、島内放送!」
???「大丈夫?聞こえてるよね?あーあーあー!」
???「スイッチ入ってる??あーあーあー!」
140 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:00:10.70 ID:j8wowijQ0
モノクマ「じゃあオマエラのための入学式を今から行うよ!!」
モノクマ「体育館には全員いるよね?」
141 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:00:37.97 ID:j8wowijQ0
大きな音に耳をふさいでたけどなにを言ってるかは聞こえた
入学式?ってことはやっぱり希望ヶ峰学園?
そんなことを考えてるとクロエルさんの時みたいに壇上に煙が黙々と立ち込めて―――
モノクマ「よっこいしょ」
モノクマ「やあやあオマエラ」
璃堂「操り手が居ない…ねお千代さん?」
飯島「ってことは腹話術でもねーんだぜ」
現れたのは半分がクロで半分が白の熊の人形
特徴的な声だなぁと思ってしまったし、これが何かの企画だっていうことは経験で分かった
けどこんな大掛かりなこと...どうして?
喪薔薇「ロボットか…」
モノクマ「失礼な!ボクはボクだよ!」
雲母「お話を聞いてみるのは如何でしょうか…なんだか知っていそうですし」
福沢「賛成ね、何か貴重な情報が手に入るかもしれない」
星野「とりあえずカメラは回してるぜ!」
モノクマ「もう!学園長の話だよ!ちゃんと聞いてよね!」
福沢「学園長!?ということはこの状況のことを?」
モノクマ「もう!それも後々説明するから!」
大山「早くしたまえ!!!」
モノクマ「うるさーい!!!うるさいうるさい!!」
142 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:01:04.27 ID:j8wowijQ0
モノクマ「もう!パパッと話すから聞いててよ!」
モノクマ「まずここを出るとここは大きな陸の孤島。モノクマ―アイランドになってます」
壬生「圧倒的にダサいであります!!!」
モノクマ「こらそこ!学園長の命名にケチ付けない!!」
陸の孤島...でも希望ヶ峰学園はそんな立地じゃなかったはず
それに学園から島に連れてくるなんて相当時間がかかるはず―――
それまでずっと眠ってたってことなのかな?
モノクマ「で。オマエラは希望の象徴。世界を動かしている人だってもうすでにいます」
モノクマ「そんな素晴らしいオマエラのためにこの島を用意しました」
モノクマ「そんなオマエラにこの島で共同生活を送ってもらいます」
モノクマ「もちろん衣食住はすべて完備です」
黒島「はぁっ!血と死の匂いがします」
大山「だから不吉なことを言わないでくれたまえ、個人の思想に物を申す気はないが心のうちにとどめておいてくれたまえ」
星野「けど撮影とかあるしよ」
福沢「同感です。取材の予定が」
天使「まじそれな〜」
モノクマ「そのことなんだけど。諦めてください」
143 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:01:32.40 ID:j8wowijQ0
星野「んあ?」
福沢「…へ?」
余りにもあっさり言われたその言葉に二人とも声を漏らした
もちろん私も声が出そうだったけどあまりにも驚きすぎて小さな呼吸しかできなかった
モノクマ「オマエラは一生ここで暮らしてもらいます」
壬生「何を言ってるでありますか!?」
絵空事「ふぇぇぇん」
厳島「いやぁ。泣かんといてぇ?話がよう聞こえへんくなるわ」
飯島「ほら来たデスゲーム骨肉塗れパーティーだわ!」
星野「いやいやいや警察とか!」
モノクマ「ここでは法はボクだけです!」
絵空事「おうちに返してくださぁい!」
モノクマ「いや...それは無理なんだけど」
大山「つまりはここから出る方法はないってことだね?」
喪薔薇「いや、なんかあるだろう。こんだけ勿体ぶってんだ」
真中「僕は幸運だしそこまで悪いことにはならないかなって」
黒島「その発言…死相が出てますよ」
真中「ひっ...黙るよ」
144 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:01:59.30 ID:j8wowijQ0
神宮院「伝えたいことはそれだけかい?」
モノクマ「いやいや、あるよ!終わらせないでよ!」
モノクマ「もちろん外に出る方法もあります!」
絵空事「ふぇ?」
雲母「何か労働をすると外に出れるポイントがたまるとかですか?」
帳「……地下帝国?」
飯島「今何か陰キャ君が面白いこと言ったんだぜー!」
大山「やめたまえ!困っているだろう!!」
モノクマのとぼけた話し方でなんだか和やかな雰囲気も漂ってるけど
どこかに異常な緊張感みたいなものがある
クロエル「んっ。私の魔法をもってすれば脱出はできるが、MPが足りなくてね。嘘だけど」
大山「こういった状況で嘘をつくのをやめてくれたまえ!」
厳島「ウチ。死体を行けば何するのが最近の趣味なんよぉ」
星野「だから何だよその嘘!」
厳島「ほんまやで」
大山「いらんわ!そのカミングアウト!見てみろ!絵空事さんがもう隅っこのほうで謎に謝り始めているぞ!」
雲母「そういえば私も自分の患者さんが死ぬときに――――」
星野「やめろって!なんで地獄のカミングアウト大会始まってるんだよ!!!」
145 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:02:32.65 ID:j8wowijQ0
モノクマ「あ…もういい?」
大山「ほら見てみろ!モノクマだって困り果てていじけてるじゃないか!」
モノクマ「いや...もういいよ。さっき答えも言われたし」
雲母「労働ですか?」
モノクマ「それより前」
それより前って言われてふと飯島さんが言ったことが脳裏をよぎるけど
さすがにそれはないよね...突拍子がないし
モノクマ「もーいいです!ヒステリックモノクマになります!ボクの話なんて誰も聞きません!ボクは大人しく帰ります!」
福沢「いや。お話を聞かせてくださいよ」
福沢「何をすれば外に出れるんですか?」
モノクマ「はい、じゃあ飯島さんどうぞ」
星野「投げんな――――よ?」
飯島さんの殺気の発言を皆覚えている
だからこそ星野君も口ごもったんだ、だってそれが事実なんてありえないよ
飯島「デスゲーム骨肉塗れパーティー」
モノクマ「はい。正解」
モノクマ「つまりは誰か殺した生徒だけがここから出られるってことなのです」
146 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:03:04.50 ID:j8wowijQ0
絵空事「ひぃいやぁぁあぁ!!!!」
切迫した体育館に絵空事さんの悲鳴が響いた
もちろんほかのみんなもざわついている
壬生「何を言ってるのでありますか!?」
モノクマ「殺し方は問いません」
モノクマ「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺銃殺斬殺呪殺…」
星野「本気かよ...ドッキリとかか?」
モノクマ「悲しいけどこれ…現実なのよね...」
モノクマ「誰かを殺せばそれでこの島から出られます!」
帳「そして誰もいなくなる...」
モノクマ「まあそれに似てるかな」
大山「コロシアイなんて認めないぞ!!」
厳島「んふふ。怖いなぁ」
璃堂「大丈夫ですよ。お千代さんは命に代えても守ります」
モノクマ「ボクの説明は以上。詳しいことは後で配る電子生徒手帳に書いてあるからね」
モノクマ「大丈夫。壬生さんとか喪薔薇君みたいな強い子だけが出れるってルールでもないから」
黒山「魔女狩りの気配がします」
モノクマ「それじゃあここらへんで入学式は―――」
147 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:03:30.31 ID:j8wowijQ0
壬生「ちょっと待つであります」
帰ろうとしたモノクマに壬生さんがすごい勢いで駆け寄った
目にもつかないってことはまさしくこれのことを言うんだ...
壬生「そんなふざけたことを言うやつにはこうっす!!!」
―――――バキィンッ!!!
ありえないほどの轟音と風圧で思わず目を閉じちゃった
恐らく壬生さんがモノクマを殴ったんだ
壬生「んなっ!?」
モノクマはびくともしていない
何もなかったかのようにその場に立ちすくんでいる
モノクマ「あ。そうそうボクはこの世界で最強だから何も効きませーん」
モノクマ「電子生徒手帳を配る前だったから大目に見るけど。ボクへの暴力は校則違反だからね」
モノクマ「次やったら処刑しまーす」
唖然としている様子の壬生さんに雲母さんが駆け寄った
雲母「骨にひびが入っているかもしれません。何か器具があれば...」
モノクマ「あ。心配しないで、外に医務室もあるから」
そういうとモノクマはタブレットのような機会をどこからともなく取り出してみんなに配り始めた
148 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:04:02.88 ID:j8wowijQ0
モノクマ「はい、これで全員分」
手渡されたタブレットの画面には電子生徒手帳と映し出されていた
ここで校則とかが確認取れるのかな
モノクマ「あとこの島にはいろんなところにカメラがあるから怪しい行いは全部お見通しだからね!」
モノクマ「あとここに書いてある校則はきっちり確認しておくこと!」
モノクマ「もちろんさっきのは大目に見るけど次は大目に見ないからね!」
モノクマ「それじゃあボクはそろそろお暇します!まったねー」
モノクマ「オマエラ頑張って外に出れるように!お祈りしてるよ!」
そういってモノクマはちょこちょこと歩いてどこかへと消えていった
残されたのは途方もない絶望感と閉塞感
ここから出ることが限りなく遠くなった現実
天使「…どうしよう」
そんな声がそっと漏れてしまった
きっと今のみんなには聞こえてないだろうけど
149 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:04:30.72 ID:j8wowijQ0
壬生「いてててて」
雲母「急いで医務室に行きましょう」
喪薔薇「おーい。置いてくぞ」
絵空事「うぇぇぇぇぇん」
厳島「コロシアイ...なんてなぁ。こわいこわい」
飯島「ひゃっはー!!オマエラに明日は来ないと思えよ!!!」
神宮院「冗談でもいまそのようなことを言うべきではないと思うが」
大山「同感だ」
飯島「お?本気だってこと見せてやってもいいんだぜぇ?」
飯島「そうよそうよ!」
喪薔薇「あー。安心しとけ、この女は俺が見張ってるから」
飯島「お前をミンチにしてやるぜ」
喪薔薇「わりーけど俺は強いぞ」
コロシアイという言葉を聞いて絶望する人
コロシアイという言葉を聞いて嬉々とする人
コロシアイという言葉を聞いて受け入れられない人
希望ヶ峰学園。ここは本当に希望なのかな
私は絶望の渦中で途方もない気持ちに襲われていた
この生活がこれからさらに陰惨になるなんて...今の私は予想すらできなかった――――
―――――
――――
―――
――
150 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:05:07.74 ID:j8wowijQ0
PROLOGUEここまでになります
人数次第で先に進めますが時間帯的にあとのほうがよろしいですかね?
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 17:06:58.45 ID:+GG5vBkYO
絵空事ちゃん死にそうでもう心辛い
居ます
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 17:07:32.37 ID:+GG5vBkYO
と言うよりもう黒幕とか白とか黒とか決まってる感じですか?
153 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:10:43.81 ID:j8wowijQ0
シロとクロは後々の好感度や絡みによって決めていこうかなと
一応日常partでは二人まで同時に安価選べますが
主人公と重点的に絡ませたいなら一人指定のほうが好感度高丸率高いですし
キャラ同士の絡み見たいなら二人指定のほうが見れますね、好感度も一人指定ほどではないけど上がります
時と場合によって変わる感じですね
絡みも一人の時のほうが重要な話で足り二人の時にふと伏線が張られてたりする感じです
黒幕については数パターン考えているのでそこも安価次第となります
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 17:12:21.19 ID:vy63IwrOO
天使ちゃんコミュ力0だから2人指定なんかすると話せなくなりそう
155 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 17:23:19.44 ID:j8wowijQ0
人も少ないみたいなので九時過ぎくらいから再開いたしますね
いったんはここまでお付き合いありがとうございました!
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 17:35:45.07 ID:pqur11S8O
乙
死亡フラグ何人か既に立っててどうなるか期待
157 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 18:46:49.99 ID:j8wowijQ0
ちょっと早いですが人はいますか?
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 21:03:41.52 ID:ZzfHLuhu0
いる
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 21:13:02.64 ID:czCC/jW50
待機
160 :
◆AcNwLi2OBxtU
:2023/10/28(土) 21:27:49.05 ID:j8wowijQ0
もうしばらくお待ちを。...申し訳ないです
ちなみに今はお人いらっしゃいますか?
161 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 21:32:17.90 ID:j8wowijQ0
遅れましたが投下再開いたします
162 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 21:33:16.43 ID:j8wowijQ0
【CHAPTER01 ハッピーな生活に (非)日常編】
163 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 21:33:48.21 ID:j8wowijQ0
大山「とりあえず外に出て状況を把握したいが」
新宮院「単独行動は危険だろうね、あんな話の後だし」
福沢「でしたらグループを組んで回ればいいのでは?」
喪薔薇「おいー。みんな動くって!早くこっち来いー!」
隅っこのほうでべそをかいている絵空事さんを喪薔薇さんが呼ぶ
グループを組んで辺りを散策するみたいだ
星野「マップは電子手帳にあるな」
帳「…バツ印」
黒山「生贄が必要と天啓」
星野「あー。広い島みてえだけど今はいけないんじゃね?」
壬生「ホテルにコンビニにレストランっすか」
クロエル「ホテルの中に医務室とかがあるのかな?」
大山「それじゃあ四人ずつでグループを組んでくれ!」
どうしよう…こんな状況じゃ私ギャルできないよ―――
落ち着かないと...誰かに声かけないと...
【グループを組む人を三人】
下3
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 21:36:26.22 ID:9c5mqD42O
下
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 21:37:00.71 ID:czCC/jW50
これは一人ずつかな
帳
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 21:38:18.12 ID:9c5mqD42O
黒山
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 21:38:45.82 ID:ewJiaMMZ0
神宮院
168 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 21:45:49.25 ID:j8wowijQ0
とにかく私は手あたり次第に声をかけた
当たり障りのなさそうな帳君に私をじっと見つめていた黒山さんあとはお互い少し面識のある神宮院君
黒山「すべてが凶の方角」
神宮院「まあこの状況だったらそうだろうね」
天使「ってかどこ行くー?」
帳「―――――」
天使「お。マップ開いてくれてせーんきゅ!」
神宮院「こんな状況なのに君は変わらずだ」
天使「ここあちんはいっつでもみんなのここあちんだからね!」
帳「―――任せます」
黒山「衣服が回る。運命は止まる」
神宮院「今ここでリーダーシップ撮れるのは僕か天使さんだけみたいだけど。どうする?」
マップをよく確認する。
他の人たちがどこで何をしているかわからないけど、とりあえず私たちも動かなきゃ
【安価】
1ホテル
2ランドリー
3コンビニ
下2
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 21:47:12.81 ID:KPtlsKm+O
1
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 21:55:00.37 ID:UEaKMr6AO
上
171 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 21:57:17.11 ID:j8wowijQ0
【ホテル】
ホテルは二階建てのペンションみたいな感じで、割と中は広く奇麗だった
二階が私たちの部屋になっているみたい
あとは入れないけど屋内プールに大浴場
小さな食堂に中庭までついている結構きちんとしたホテルみたい
神宮院「「こじんまりはしてるけど、いいホテルじゃないか」
黒山「一室ずつ減っていくという天啓を得ています」
帳「ミステリーではよくある展開ですね」
黒山さんと帳君は各々物騒なことを言っているけどもう耳に入れないことにした
だって気にしてもこの場所から出られるわけじゃないし
壬生「ぐわあああああああああああああああああああああああ!!!!」
雲母「動かないで。はーい、大丈夫ですからねー」
突然聞こえてきた野太い悲鳴にびくっとしたけど他の三人はびくともしていない
...本当に同じ人間なのかな?
黒山「善に酔う女と善であろうとする女のせめぎあいと出ています」
天使「あー。応急処置だっけ...ってかこれだいじょぶそ?」
神宮院「一応は超高校級の看護師だしね、信用して問題ないだろうね」
帳「―――今日日ラノベでもあんな長い悲鳴は聞かないですよ」
そのあとホテルの見回りに戻ったけど怪しいものは特になくて
こんな生活じゃなきゃ心の底からバカンスできたのにななんて思ってしまった
なんだか少しむなしくなったけど、表情には出てない…よね?
【安価】
2ランドリー
3コンビニ
下2
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 21:58:01.84 ID:KPtlsKm+O
2
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 22:02:25.08 ID:ewJiaMMZ0
3
174 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:11:32.66 ID:j8wowijQ0
【コンビニ】
コンビニは某スイーツにやたら力が入っているチェーン店と同じような品揃えだった
モノイレブンっていう微妙な名前まで付けられている
黒山「…黒を集めろと天啓が」
そういいながら黒山さんはずっと黒ゴマプリンを食べている
そっか、ここはお金払う必要ないからいつでも食べ放題なんだ...
24時間営業みたいだしここなら困ったときにいつでもこれそう
帳「…雑誌はいろんな年代のものがばらばらに置かれてますね」
神宮院「どうしてだろうか、時間でも察せられたくないんだろうか」
天使「あー!見てみてこれ天使ちゃんが菅頭グラビア飾ったやつだ!」
天使「天使のほほえみ小悪魔ボディってフレーズの」
ふと懐かしい雑誌を見つけて昔のことを思い出す
なんか昔は昔で今と違った大変さがあったなぁなんて...
黒山「えらく老けましたねと天が」
天使「ちょっと!天使ちゃんはそんなに!二年前だよこれ!」
吹けたと言われてふと素が出ちゃったけど・・・そんなに老けたかな?
二年でそんな人って老けるものだっけ...
なんだかコロシアイ生活と同じくらい大きな悩みの種を植え付けられた気がする…
【安価】
2ランドリー
3レストラン
下2
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 22:12:52.34 ID:KPtlsKm+O
2
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 22:13:02.77 ID:czCC/jW50
2
177 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:14:16.58 ID:j8wowijQ0
【ランドリー】
ランドリーは比較的新しめで奇麗なところだった
内装は普通のコインランドリーみたいな感じで奥には洗剤とかを置く倉庫もある
本当にこうやってみると普通の町と変わらないな...
黒山「回る回る。止まるのは運命の輪」
神宮院「そのさっきから時々唱えている不気味なポエムみたいなものは何?」
黒山「天啓です。天から声が下りてくるのです」
神宮院「神も仏もあったもんじゃないのにねこの状況じゃあ」
黒山「神とは言っていません。私が交信しているのは第三銀河ペペペポペヌス様」
神宮院「ん?」
天使「ペロンチョポロリン?」
黒山「ペペペポペヌス様です。我らの新たなメシアになるお方」
分かる?っていう視線を帳君に送ってみたけど帳君は静かに首を横に振った
帳君も知らないとなると本当に誰も知らない神様?なんだろうな
黒山「ペペペポペヌス様...」
神宮院「なんか祈っちゃってるね…しばらくそっとしておこうか」
ちなみに祈りが始まって終わるまで20分くらいかかった
...いったい私たちは何の時間を過ごしてたんだろ......
178 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:23:04.19 ID:j8wowijQ0
【レストラン】
レストランはホテルのエントランスくらい大きくて設備も食堂より充実している
主に食糧とかはこっちにある感じなのかな?
黒山「死の匂いがしますね。災いの予兆です」
そういって包丁を指さす黒山さん
天使「ちょっと!やめなよー。こんな状況なんだから滑ってるってー」
神宮院「けどたしかにオーソドックスな凶器の宝庫ではあるね」
帳「…冷凍庫で氷の凶器なんてものもつくれそうですし」
黒山さんの発言を皮切りにレストラン内で凶器になるものを皆が言いあい始めた
もうそうなったら全部が凶器じゃんってところに最後はいきついたけど
天使「つまりは全部人殺せるってことでおけまる?」
神宮院「そうだね。ここは特に気を付けておかないとね」
黒山「…この島全体から市のオーラが出ていると天は言っていますよ」
帳「…そりゃこんな生活ですからね」
黒山「気を付けてください?あなたにも死相が出ていますよそれも凄惨な」
帳君が自分自身を確認するかのように指さすと黒山さんは首を縦に振った
それさっきほかの誰かにも言ってなかったっけ...
とりあえず一通り探索は終わったしホテルに戻ろ売って話をして私たちはレストランを後にした
ホテル内にいない人
下3で一人ずつ
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 22:24:03.58 ID:LpUa+Q4cO
星野
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 22:25:02.73 ID:KPtlsKm+O
真中
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 22:26:03.59 ID:08psPJgEO
雲母
182 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:33:05.33 ID:j8wowijQ0
【ホテル】
ホテル内に戻るとみんな帰ってきてるみたいだけど何人か姿が見当たらない
何かあったのかなと思って話を聞いてみると
大山君曰く、星野君は島内をもう少しく詳しく調べに、真中君はそれの付き添いに
雲母さんは医務室で道具の整理をしているらしい
大山「各自問題なく集まれたということで」
大山「怪しいものやおかしなものがあった場合はすぐに報告してくれ」
厳島「えらいええお島やったよ。あ〜歩いたから足が痛いわぁ」
絵空事「…特にないです......」
壬生「本当に陸の孤島見たいっすね、攻めて海につながるエリアが一つでも行けたら泳いで近くの島でも探しに言ったでありますが」
やっぱりみんな思うような成果は得られなかったみたいだ
なんだか暗い顔をしているし。ここは――――
天使「けどそんな暗い顔してても何も解決しないってー」
天使「ごはん食べよ!おいしーもんたっくさんあるっしょ!」
ここは私がグラドルとしての私でみんなを励ますしかない。
これしか今は取り柄がないから―――
喪薔薇「っ。ふぅ...ま。そうだわな、俺もそれに賛成だ」
飯島「俺は今すぐにでも人を殺せるんだぜ!?」
喪薔薇「大丈夫だ安心しろ。びっくりするくらい強い力で縛ってる」
よく見ると江戸時代の在任みたいに飯島さんは後ろ手に縛られている
...うっ血とか大丈夫かな
183 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:41:56.87 ID:j8wowijQ0
福沢「あの。ちょっといいかしら」
突然口火を切ったのは福沢さんだった
ぴしっと手を挙げて記者会見のときみたい
福沢「体育館とコンビニのあるエリアに居つつシャッターのしまった区域があったけど」
福沢「これについてどうしたら開くかなんてわかる人効いた人は?」
大山「何の報告も受けていないぞ」
黒山「あの扉を開けるためには生贄が必要と」
福沢「天啓以外の話でお願いしたいんだけれど」
みんながみんなを見回す
...やっぱりみんな何も知らないみたいだ
クロエル「私の魔法でも駄目だったね。試しては見たんだが」
福沢「魔法とか天啓以外で何か情報を持っている人は?」
またみんなが黙る。やっぱり何も知らないみたい
かくいう私もそこに関してはよく調べていない
福沢「ここに関しては今探索してる二人にも話を聞いてみないといけないみたいですね」
福沢さんは上げてる手をそっとおろしてメモ帳に何かを書きつられ始めた
184 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:46:54.67 ID:j8wowijQ0
絵空事「そういえば...電子生徒手帳の校則」
消えそうな声で絵空事さんがそういう
それでハッとした、そういえば私まだ見てない
璃堂「お千代さんと確認済だよ」
壬生「そういえば見てないでありますね」
大山「もちろん確認済だ」
皆ががやがやと話し始める
雑踏を聞き分けるに。どうも見てない人と見てる人が半々みたいだ
私はその見てない組に入っている
絵空事「...分からないことがあるから見てほしい」
厳島「いやぁ。なんやろか」
大山「恐らく六番目の項目じゃないか?」
呼んでいる人たちが話を進めていく
私を含めた数人も遅れないように急いで校則の乱を開いた
天使「......?」
確かに一つわけのわからない項目がある
これはどういう意味なんだろう
185 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:48:14.43 ID:j8wowijQ0
◇―――――――――――――――――◆
1.生徒達はこの島内だけで共同生活を送りましょう。共同生活の期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間はレストランの扉を施錠するので、注意しましょう。
3.就寝はホテルに設けられた個室でのみ可能です。他の場所での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。
4.島について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラと鍵の掛かっているドアを破壊することを禁じます。
6.仲間の誰かを殺したクロは"卒業"となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
7.なお、校則は順次増えていく場合があります。
◇――――――――――――――――――◆
186 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 22:56:37.22 ID:j8wowijQ0
飯島「殺すなら隠れて殺せってことなんだぜ」
飯島「つまりは完全犯罪ってことだわ!」
喪薔薇「あー。はいはいわかったわかったありがとさん」
でも確かにそういう意味にとれる
もしじゃあほかの人にばれたら?その時は??
そんなときふと殺気モノクマが言っていた処刑という言葉が脳裏を過ったけど考えないことにした
だって私は殺すことなんて絶対にしない
あくまでこの場所でもみんなに夢と希望を届けるんだから
天使「つかさー。コロシアイとかしないんだしここ意味なくね?ウケんねw」
厳島「どやろかぁ。人なんて何考えてるかわからんさかいになぁ」
絵空事「ひぃっ」
黒山「現に皆に死相が見えていますからね」
大山「驚かすようなことを言うな」
璃堂「大丈夫だよお千代さん。お千代さんは僕が命に代えても守るからね」
大山「とにかく協力して脱出を目指す。これを目標にする」
大山君がひときわ大きな声で宣言した
.それに圧倒されるかのようにみんなは静かになった
天使「ま、殺人とか無理無理かたつむりってことで。今日はそろそろ解散にしない?疲れてるっしょ?」
皆が疲れてるのかは分からない、今のは私が疲れたから、一人になりたかったからそういっただけだった
けど思いのほかみんなも賛同してくれて解散の流れになった
明日からはいったいどうなるんだろうと、本当に殺し合いが起こるんだろうかと不安になっているときに
後ろから声をかけられた
【コミュニケーションタイム】
声をかけてきたのは?
下2
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 22:59:20.53 ID:QR6qzZQ7O
下
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 22:59:31.89 ID:KPtlsKm+O
大山
189 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 23:05:24.09 ID:j8wowijQ0
大山「ちょっといいか」
部屋に戻ろうとしている私を大山君が呼び止めた
みんなもう部屋に帰っちゃって、図らずしも二人きりのエントランスだ
大山「その...だな」
なんだか言いづらそうにしている
いったい何の話だろう...この雰囲気じゃあ告白じゃないってのは経験則でわかるけど
けどそれと同じくらい言いにくそうなのは確かだと思った
大山「その」
天使「なに?やっぱサインほしい系?」
大山「いや、それはいらない」
天使「きっぱり断んじゃん。草なんだけど」
大山「その言いたいことが」
天使「え!?告白!?それはここで手からのほうが嬉しいかも!あ。もち答えは保留でね」
重たい空気を茶化すために思ってもないことを口にしてみる
.怒っちゃうかな?でもごめん今はグラドルの天使だから…
大山「そうでもない」
大山「面と向ってその...聞くのもアレだが―――」
大山「――――悩んでないか?」
【安価】
1悩んでいる
2悩んでいない
3自由に発言(セリフ指定)
下2
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 23:06:51.77 ID:KPtlsKm+O
下
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 23:07:37.01 ID:N8QGnMwDO
1
192 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 23:14:39.48 ID:j8wowijQ0
天使「んー悩んでない。っていうとウソになるかな」
大山「つまり悩んでるってことだな?」
大山君が真剣な顔でこっちを見つめている
けど何に悩んでるか、それは言えない
私が無理をしてギャルをしていることこの生活のこと
今にも潰れちゃいそうなこと
絶対にグラドルの天使としてそんなことは口にしてはいけない
それに口にしないキャラだから
天使「こんな状況だし〜。それにそれはみんな一緒っしょ?」
うまく笑えたかわからないけど軽く笑い飛ばしてみる
大山「詳しく話してくれる気はないか?」
天使「詳しく話すも何もこの状況がってだけだし、はなしてもどーにもならないっしょ?」
天使「それにさ、大山君も色々疲れてるんじゃないの〜?」
適当に話を濁して大山君の話に切り替える
こういうことはお仕事で慣れているから息をするようにできる
大山「いや、ボクの悩みと君の悩みは何か違う気がしたんだ」
天使「考えすぎ〜。いっしょだってばw」
また嘘をついた。けどこれは悪い嘘じゃない
誰も傷つかないんだったら嘘はついてもいいから
大山「もしなにかあったら。噺だけでも聞くことはできる」
天使「なにそれw担任みたいでウケるね」
天使「けど――――ありがとうね」
大山「ん?」
天使「なに?ギャルだってお礼くらい言うってwwあんがとねー」
【大山の好感度が5上がった】
193 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/28(土) 23:16:08.41 ID:j8wowijQ0
一日目終了とともに本日はここまで!
朝からお付き合いありがとうございました!
次回は明日の九時過ぎころからを予定しています
以下ホテル内の情報と今行けるエリアの情報です
ホテル部屋割
飯島 厳島 帳 星野 喪薔薇 大山 璃堂 天使
神宮院 クロエル 黒山 真中 絵空事 壬生 福沢 雲母
【ホテルエリア】
・食堂
・大浴場(封鎖)
・医務室
・ランドリー
・客室
・屋内プール(封鎖)
・中庭
【広場エリア】
・コンビニ
・レストラン
・体育館
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 23:19:58.93 ID:1UDCSnDbO
乙
今のところ主人公がいつか爆発しそうってのと
飯島と厳島当たりが地雷枠ってことしかわからん
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 23:22:12.24 ID:czCC/jW50
乙です
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/28(土) 23:30:46.91 ID:qoaul/UZO
大山くんから退場フラグ立ってる
乙
197 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 19:36:47.77 ID:WpzwJJoq0
本日予定通り九時過ぎくらいから開始しますという告知です
198 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 20:52:44.55 ID:WpzwJJoq0
一時間遅れて22時過ぎくらいから開始いたします
申し訳ないです
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/29(日) 21:10:44.60 ID:+GuqPcLo0
了解です
200 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 21:32:55.93 ID:WpzwJJoq0
途中で離席するかもですが今から更新しても人はいますか?
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/29(日) 21:37:40.07 ID:XdY6y25lO
いるよ
202 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 21:37:57.50 ID:WpzwJJoq0
【二日目 個室】
朝目が覚めると電子生徒手帳の時計は9時
こんな状況でもいつもとおんなじ時間に目が覚めるみたい
天使「んー…」
伸びをしてとりあえず朝のルーティンをする
といってもメイク道具も何もないから歯を磨いて顔を洗ってシャワーを浴びるだけだけど
天使「よしっ!今日も一日グラドル!」
顔を洗って頬を洗って気合を入れた
一日部屋から出ないなんて選択肢もあるけど
そんなことをしたらきっと昨日の状況を見てるみんなが心配しちゃう
それに大山君にも心配されちゃったしね
クローゼットの中に何着も並んでいる服を着る
昨日来ていたものと同じものがずらーっと並んでるのはお店の在庫みたいで少し不思議な気持ちになっちゃう
意外にもベッドもクローゼットもシャワールームもあるちょっとお高めみたいなこの部屋。
何度も思うけどこんな状況なのに
なんだか居心地が良いななんて感じてしまう
天使「今日も頑張ろう私!」
部屋のドアを開けると同時に撮影と同じようにスイッチを入れる
カメラがないとまだ慣れないけど、うまくはやれているはず
私は朝ご飯を食べるためにとりあえずレストランへと行くことにした
203 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 21:38:32.29 ID:WpzwJJoq0
【レストラン】
レストランに入ると黒山さんと福沢さんが並んで朝食を食べていた
私もお盆に食べ物を盛って混ぜてもらうことにした
福沢「つまり天からの声というのは脳内に直接響いてくると言うこと?」
黒山「ええ。ポエムのような形で恐ろしい声がね」
ちなみに朝ご飯は早起きした誰かがみんな分を作ってくれたらしい
私は二人の話を聞きながらお味噌汁を口に運んだ
...おいしい
黒山「私を電波だとか不思議ちゃんだとかいう人がいるけど三日以内にみんな小指の爪がはがれているわ」
天使「何その地味な呪い。ウケんねw」
黒山「今の発言も危ないわ。私が交信をして謝っておいてあげる...」
福沢「けどそこまで言うなら相当な数の小指の爪が犠牲になっているのね」
黒山「ええ。そうよ、中学二年の時なんて担任含めた全員の足の小指の爪が何らかの理由で剥がれ落ちたわ」
天使「そこまで来るとやばすぎるでしょ」
黒山「…やばいのよ」
福沢「ぜひその状況取材したいわね」
黒山「今度同じ事が起こったら是非どうぞ」
福沢「インチキにしろインチキじゃないにしろ、この高角望遠暗視搭載カメラでその瞬間を収めたいわ」
天使「ギャルの髪並みに機能盛ってない?」
福沢「命の次に大切なものだから。盛れる物は盛るわ」
204 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 21:38:58.53 ID:WpzwJJoq0
福沢「この前なんて取材がうまくいく呪い人形を付けようと思ったくらいよ」
黒山「エケコ?それともヴードゥー?」
福沢「種類までは聞かなかったのよ、なんせ30cmもあったから」
天使「ウケるwwwちょっと前のギャルの携帯電話じゃん」
黒山「そこまで来るとベッキーの携帯電話ね」
天使「ベッキー知ってんだ。意外かも」
黒山「テレビはよく見るほうよ、私。昔のバラエティが真夏の心霊番組と同じくらい好きなの」
天使「意外過ぎて草なんだが」
福沢「今はコンプライアンスがきついからね、昔のほうが面白いのは賛同できるわ」
天使「へぇ。私はチックトックとかヨウツーブショートとかかなぁ」
福沢「今時ね」
黒山「時間が無駄になるって天啓を得てそれは恐ろしくて見れていないわ...」
なんだかんだ楽しく談笑ができた
黒山さんは思ってたより明るい趣味を持ってるし、福沢さんもなんだかお茶目だし
意外とみんな思ってるよりもとっつきにくい人じゃないのかもしれない…
まあ...厳島さんとか飯島さんはちょっと怖いけど…
【コミュニケーションタイム:5回】説明は
>>153
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/29(日) 21:41:47.98 ID:8R16M7vDO
壬生 飯島
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/29(日) 21:41:58.25 ID:HJpxC+pR0
真中
207 :
◆AcNwLi2OBxtU
[saga]:2023/10/29(日) 21:50:53.71 ID:WpzwJJoq0
【ランドリー】
洗濯のためにランドリーに行ってみると真中君が乾燥機をかけてる最中だった
真中「あ。天使さん。天使さんも洗濯?」
天使「もち〜。いやまだ溜まってるわけじゃないんだけどさ。やることもないし」
真中「僕もだよ」
真中君は私に目を合わせようとしない
多分緊張してるんだろうなってのがひしひしと伝わってくる
真中「いや...その...」
天使「緊張しないってば〜。人だよ?アタシ」
真中「けど普段雑誌とかテレビとかで見てる人が目の前にいるとなるとどうしても...」
天使「それにファンだし?」
真中「やめてよ。恥ずかしいな」
天使「あはは。ごめんごめん」
初めてこっちを見てくれた
ちょっとは緊張がほぐれたかな?
天使「いや〜。かわいいからついからかいたくなっちゃってさ〜」
真中「やめてよ!僕だって高校生だよ!」
【安価】
1高校生に見えないという
2素直に謝る
3自由
下2
※そしてご飯のため少し離席します
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/10/29(日) 21:55:37.06 ID:HJpxC+pR0
一旦乙です
↓
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/29(日) 22:09:04.69 ID:n3kR0rjpO
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