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日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 17:58:30.83 ID:XW47B42DO
- 全然意外じゃなかった犯人
『濡れたバスローブ』
『湿っていた床』
『湿っていた〜〜』
- 442 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 18:31:03.69 ID:AfViajHv0
- >>441 これで証明する!!
日向「……なぁ終里。お前、確かこう言ってたよな。「オレ達が風呂に入る前、床が湿ってた」って──」
白銀「そうなんですか?」
終里「おう! それで「誰か中にいんのかな」って思って籠の中を見てみても何にも残って無かったから「もう風呂から上がったんだろうな」って思ってたんだけどよ……」
花村「つまり、終里さん達がお風呂に入る前に「誰かが入浴してた」っていう証拠になるわけだね!!」
日向「ああ、まだあるぞ。左右田、お前確か警報器を仕掛けるときに「濡れたバスローブ」が床に放置されてたのを発見したって言ってたよな?」
左右田「おう。「三人の誰かが一度トイレにでも上がった時に使ったんだろうな」って思って、適当に籠の中に放り込んでおいたぜ」
日向「そしてこれが決め手だ──大神!!」
大神「うむ。日向の言う通りに脱衣所にある女子トイレを調べて見たが……。案の定、トイレマットもトイレカバーも湿っておった。風呂に入っていた誰かが全身びしょ濡れのままトイレに入った──という紛れもない証拠だろう」
小泉「で、でもそれだけじゃあ「冬子ちゃんが」お風呂に入ってたって証拠には──」
いや、ある。……さっきからニヤニヤと腐川の方を見て笑っている「アイツ」から、俺は直接「裏」を取ったんだから──!!
日向「……十神。お前、一番最初から真相が分かってただろ」
十神「何のことだ? クックック……!」
腐川「びゃ、白夜様……」
日向「なにせ、お前が腐川に命じたんだからな。「いい加減臭う。今すぐ風呂に入ってこい」──って」
皆が見守る中、十神は平然と言い放った。
十神「──ああ、確かにそう命じたが、それがどうした?」
腐川「びゃ、白夜様……」
王馬「へー。じゃあ十神ちゃんの奴隷である腐川ちゃんがその命令に従わない訳ないよね! だってご主人様の命令だもん!! 幾ら風呂嫌いで、他人に貧相な身体を見られるのが嫌で、身体を綺麗にするのに抵抗がある腐川ちゃんでもそりゃあ風呂に入るよ!!」
山田「……そして三人にその事実を見られるのが嫌で、バスタオルや自分の着替えを持って咄嗟にトイレに籠もり──」
日向「トイレの中で持ち込んだバスタオルで身体を拭いてついでに着替えも棲ますと、三人が風呂に入ったのを確認したあとに急いでトイレから出て、三人のパンツを盗み出して脱衣所を出た──」
反論! ショーダウン!!
「キェエエエエエエエエッ!!」っと、茶柱が大声を上げて俺の意見に反論する。
茶柱「ふっふっふ……。甘いですね日向さん。その推理には大きな矛盾があります!!」
日向「大きな矛盾……?」
茶柱「肝心の「動機」がありません!! 仮に腐川さんが三人より先にお風呂に入っていたとして、三人のパンツを盗み出すだけの動機が!! 更に言えば左右田さんには「スケベ心を持つ男死」という動機があります!! この防御を突破しない限り──」
日向「…………」
……俺は、迷っていた。「相談窓口としてのプライドを優先する」か「友人の無実を証明することを優先するか」──俺は──
重要な選択肢です。
@相談窓口としてのプライドを優先する。
A友人の無実を証明するために「我が身」を斬る。
↓3 まで
今回はここまで。ではまた、本日の8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 18:44:28.04 ID:cJpXUOqc0
- 2 プライドは後でいくらでも拾える
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 18:45:54.99 ID:d3CA65VpO
- 2
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 18:48:33.35 ID:LOBfbWU2O
- 2
>>1に質問なんだけどメタ的に今回裁判で呼ばれた誰かが犯人ってのは察しがついてたんだけどそれ以外で腐川が犯人って特定できるようになってた?
- 446 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 20:50:17.29 ID:AfViajHv0
- こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
- 447 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 20:51:13.08 ID:AfViajHv0
- >>445 一応「学級裁判にしよう」って思ったのは思いつきなので、日向一人でも真相にはたどり着けるようにはしてました。
日向「……俺は」
一瞬だけ、左右田の方を見る。あいつは俺が何を言いたいのか分からないようで、キョトンとした顔をしていた……バカだな、俺は。皆から色んな「大切な事」を学んだってのに、今もまだ「才能」って奴に拘ろうとしてたんだから──!!
日向「……動機なら、ある」
茶柱「な、なにを急に出鱈目を──!!」
そうだ、大切な友達を守る為に、自分の才能が──それに付きまとう「義務」って奴が邪魔だっていうなら──!!
日向「俺は、前に腐川から「女子生徒の下着写真、と男子生徒の下着写真を自分の代わりに撮ってきて欲しい」って依頼を受けた事があるんだ!!」
腐川「!!!??? な、な! ひ、日向あんた──!!」
茶柱「……は、はぁあああああああああああああああああ!?」
十神「……ほほう?」
花村「え? マジで? 本当に!? う、羨ましすぎるよ日向くん! そういう依頼が来たときは是非ボクと変わってほし──グエッ!」
終里「流石にオレでも分かるぞ。花村、テメェ空気読め」
……そんなもの、ゴミ箱の中にでも捨ててやる!!
日向「「小説の参考にしたいから、年頃の女子と男子の下着の写真が欲しい」って依頼がな!! なんならその時のレポートを持ってこようか? 学園には「どれどれどんな依頼を受けて、どういう解決法をした」って提出する義務が(時々提出出来ないような内容の物もあるけど)あるからな」
小泉「あ、あの。それは良いんだけど日向あんた大丈夫なの!? 確かあんたのやってる『相談窓口』って……!」
王馬「最原ちゃんや霧切ちゃんのやってる『探偵教室』と同じ『依頼者の守秘義務』があった筈だよね〜? それを自分から破っちゃうなんて、後でどうなっても知らないよぉ」ニヤニヤ
左右田「日向、お前…………」
うるせぇ! 無実の友達が窮地に立たされようとしてるって時に、んなもん守ってられるか!! この件でもう一度予備学科送りになったとしても、俺に一切の悔いは無い!!
日向「……これで動機の件はクリアできたな。……「年頃の女の子三人がどんな下着を着ているのか、小説の参考にする為に正確な資料が欲しかった」……こんな所じゃないのか?」
腐川「ぐ、ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぅ……!! ま、まだよ。決定的証拠が無いわ!! 三人の前にお風呂に入っていた事は認める。咄嗟にトイレに隠れたことも認める──でも」
腐川「私が「三人のパンツを盗んだ」っていう「決定的証拠が無い」じゃない!!」
決定的証拠? 逆だ、日向創。「左右田が絶対に犯人になり得ない」っていう逆説的証明になる証拠を突きつけるんだ!! ↓1
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 20:58:14.24 ID:cJpXUOqc0
- 左右田が作成した報知機
- 449 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 21:42:45.89 ID:AfViajHv0
- >>448 これで、証明してみせる!
日向「なぁ、腐川。左右田は「男子の侵入に対して警報が鳴る」報知器を、秘密裏に女子脱衣室に仕掛けに行ったんだぜ?」
腐川「そ、それが何よ」
日向「なんで今回はカメラの時と違って「自分で」仕掛けに行ったんだと思う? ……答えは単純で「設置するのに専門の知識が必要だったから」だ」
腐川「だ、だからそれが何の──!!」
茶柱「……? そりゃあ、報知器を設置するついでに自分でパンツを──」
王馬「……ああ、そういう事かぁ」
白銀「王馬くん、何か分かったの?」
王馬「分かったって言うか、左右田ちゃんがあの時間に報知器を仕掛ける次いでにパンツを盗むなら時間帯がおかしいというか……。ねぇみんな! みんなはお風呂に入る時って大抵何時?」
山田「お風呂に入る時間、ですか……? まぁ大抵夕方か夜。人によっては朝にも入ると思いますが……」
大神「我も大体そのぐらいだな」
入間「俺様は自分が入りたい時に勝手に入るぜ! その方が気持ち良いことが沢山できっからな!!」
終里「? おっさんの「アレ」より気持ち良い事なんてあんのか?」
花村「もちろんあるよ! なんならボクが直々に──!!」
大神「花村。今すぐ口を閉じるか、我の鉄拳制裁を食らうか、選べ」
花村「────」
王馬「だよね! なのになんで左右田ちゃんは「真っ昼間に報知器を仕掛けに行った」の? パンツを盗むのが目的ならさ、普通もっと人がいる時間帯を狙わない? それに左右田ちゃんが犯人なら「三人が今お風呂に入ってる」って確信が「最初からがないといけない」んだよ」
山田「……! な、なるほど!! 確かに左右田殿は拙者の見張りに時間の大半を裂いておりましたからな……」
花村「設置するのに専門の知識が必要だっていうなら、見張りをしていなかった時間的に見てもかなり厳しいよねぇ」
大神「加えて、三人が今「風呂に入っている」という事前情報がなければ「意味が無い」と言う事か」
日向「一応聞くけど、終里、西園寺、小泉。お前らはこの時間に一緒に風呂に入る事を誰かに話したりしたか?」
西園寺「う、ううん、誰にも話してないよ!」
終里「おう。今日は久々にあっちいから「ちょっと汗流そうぜ」って話しになっただけだからな」
日向「左右田にとっても想定外だっただろうさ、三人が今の時間に風呂に入ってるっていうのはな。……どうだ? これでもまだ「左右田が犯人だ」って主張出来るか?」
腐川「う、ううううううううううううう!! しょ、衝動的にやっちゃったとか……」
日向「それはお前の方だろう。……そこまで言うんだったらお前と左右田の研究教室や、机の中を調べさせてくれ。あと数時間もすれば霧切と最原が帰ってくる。……もし研究教室の中や机の中に三人のパンツがあったりすれば……分かるよな?」
腐川「が……。ぐ……!!」
腐川は暫く唸っていたが、やがてガックリと肩を落した。
腐川「…………ええ、そうよ。私が、三人のパンツを衝動的に盗んだわ。べ、別に悪意があったわけじゃ無いのよ! ただその……。……小説の資料になまものほど有用な存在はないし、私は滅多にお風呂に入らないから、皆の下着を確認する事も出来ないしで……その、困ってて……」
西園寺「…………」
↓1 西園寺の怒りメーター(高コンマほどキレる)
- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 21:43:57.97 ID:9kC+l/cF0
- あ
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 21:48:13.07 ID:cJpXUOqc0
- かなりのおかんむり
- 452 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 21:54:55.93 ID:AfViajHv0
- コンマ97 怒り狂っている。
西園寺「そんな……。そんな事の為にアンタは……! 左右田お兄を…………左右田お兄に……!!」
あ、これマズイ! 誰がどう見ても分かる程西園寺がブチ切れている。今すぐにでも駆けだして腐川をぶん殴りにいきそうだ。
小泉「ひ、ひよ子ちゃん、ちょっと落ち着──!」
西園寺「こんのぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」
腐川「ひ、ひぃいいいいいい!!」
西園寺が俺の予想通り腐川の元に駆け寄り、そのままグーで顔面を殴ろうとした時だった。
↓1
01〜30 大神が止めた。
31〜60 日向が止めた。
61〜90 左右田が止めた。
91〜00 十神が止めた。
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 21:58:08.69 ID:43Obb9ClO
- あ
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 21:58:22.76 ID:cJpXUOqc0
- ストップ
- 455 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 22:45:37.36 ID:AfViajHv0
-
ブンッ──! という音と共に、勢いよく西園寺の右腕が振られ、そのまま「ドンッ!!」──という大きな音がして……
腐川「……は?」
西園寺「……え?」
左右田「……痛っててて……! 西園寺お前、意外と力強いんだな。ちょっとビックリしちまったよ」
気がつくと左右田の背中が、西園寺にぶん殴られていた。……あいつは西園寺が腐川をぶん殴る直前に、その間に割り込んだのだ。
西園寺「そ、左右田お兄大丈夫!? っていうか何でこんな奴を庇ったりなんか──! こいつは突発的に自分の欲望に従って下着泥を働いたクソ野郎で、都合良く左右田お兄に罪をなすりつけようとした史上最低の──!!」
腐川「…………」
左右田「……ああ、そうだな。腐川が下着泥を働いた事を庇うつもりはねぇよ。俺もちゃんと怒ってる。……ただ、お前が誰かを傷付ける所を俺が見たくなかったってだけなんだ」
日向「左右田…………」
左右田「それに「悪いことをした」ってんなら俺も同罪だ。勝手に女子脱衣室に入り込んで、妙ちくりんな機械を勝手に取り付けようとしたんだから。茶柱の「スケベ心がある男子」って言葉も否定しねぇよ。……素のままのお前が今風呂の中に入ってるんだって分かった時、すっげぇドキマギしちまったし」
左右田は西園寺に向き直ると、諭すように少しずつ自分の胸の内を言葉にしていく。
左右田「……腐川には腐川で言いたいことがあるが、まずは俺から女子の……いや、巻き込んじまった皆に謝らせてくれ。……本当に悪かった。俺が疑われたのも、俺がこんな目にあったのも、半分ぐらいは俺の自業自得だ。自分一人の判断で勝手な事をして、本当に悪かった!!」
西園寺「左右田お兄……」
左右田が俺達に向かって大きく頭を下げる。……ああ、やっぱりこいつを信じて良かった。「今までの……ソニアに盲目になってた頃の左右田とはもう違う」って思えて良かった。最近弐大の指示で一緒に武術の基礎を教えているという大神が「本当に……強くなったな、左右田よ」と満足げに頷く。
腐川「えっと、その……わ、私も勝手な真似をして……。みんなのパンツを盗んだりなんかして悪かったわ。……ちょっとその、魔が差して……。ごめんなさい」
続いて腐川も大きく頭を下げる。みんな暫くの間何も言わなかったが、十神が
十神「ふん。「突発的」に事件を起こすから、日向程度の人間に見破られるんだ。……まぁ、久々に面白かったぞ。偶然に偶然が重なったとはいえ、俺が参加するに相応しい学級裁判だった。「最初からお前が犯人だと見当が付いていた」ことを悔やむ程度にはな」
腐川「びゃ、白夜さま……!!」
こ、こいつ……! 十神に褒められたからって急にご機嫌になりやがって……!! 規約を無視してお前の相談内容を口にするかどうか散々迷った俺が馬鹿みたいじゃないか!!
入間「俺様が言える事じゃねぇけどよぉ……。俺様が起こしてきた実験(事件)に比べりゃお前なんて可愛いもんじゃねぇか!! どうだ? お前にまだ「その気」があるなら俺様が人の下着が透けて見える眼鏡を──」
王馬「えっ!? そんなの造れるの雌豚ちゃん! それなら是非作ってよ!! あ、全裸に見える眼鏡も出来るっていうならそっちもお願いね!!」
白銀「ちょっ! 止めてよ入間さん!! 入間さんが言うと地味にシャレにならないって!!」
花村「うーん、ちょっと悩むけど僕はいらないかなぁ……。やっぱり女性の下着やハレンチな姿は「生で見てこそ」だからね!!」
大神「入間よ。もし仮にそんな物を造ったら我が全力をもって破壊するぞ」
茶柱「それと、転子が地の果てまでぶん投げます!! 入間さんも、それに関わった男死一同も同様に!!」
小泉「全くもう……。左右田の口車に乗ってカメラを脱衣所に仕掛けた私が言える事じゃないけど、左右田も冬子ちゃんもお説教だからね!! あと冬子ちゃんはスグに私達のパンツを返す事!!」
ワイワイと、急激に騒がしくなっていった学級裁判場。その中で、俺は今回の依頼者である。終里に話しかける。
日向「……なぁ終里。こんな終わり方になっちまったけど、どうだ。お前は今回の依頼、無事に解決出来たと思うか?」
終里は俺の不安気な口調が不思議でたまらないようで首を傾げながら
終里「ん? 良いも何も、これでオレ達のパンツは戻ってくんだろ? ならそれで良いじゃねぇか。……依頼を受けてくれてサンキューな、日向!」
ニカッと、いつも通りの太陽のような明るい笑みを浮かべてくれていた。
そしてその後──
↓1 規約を破って腐川の依頼とその内容をバラした日向に下される罰
↓2 勝手に女子更衣室に入って報知器を設置した左右田に下される罰
↓3 女子三人のパンツを盗み、左右田に罪を押しつけようとした腐川に下される罰
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 22:47:35.74 ID:9kC+l/cF0
- 七海から激ムズゲーム10本クリアを課される
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 22:48:56.73 ID:cJpXUOqc0
- 茶柱と東条の監視で大浴槽清掃一週間
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 22:50:32.22 ID:TTVVG6ZoO
- 悪質なので生活改善のために一週間足つぼマットの体操の後風呂で丸洗いの刑
- 459 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 23:05:56.12 ID:AfViajHv0
-
それから、規約を破って腐川の依頼とその内容をバラした俺と、勝手に女子脱衣室に入って報知器を設置した左右田と、女子三人のパンツを盗み、左右田に罪を押しつけようとした腐川はそれぞれ「オシオキ」を受けた。
まず俺だが、七海が選んだ激ムズゲーム10本全てクリアを課された。「ス○ランカー」の様な理不尽な「死に覚え」ゲーや、特定の条件を満たさないと先に進めない(しかもメッチャ分かりにくい)某RPG(こっちは怖いので名前は出しません)など、そりゃまぁ「勘弁してくれ……」って言いたくなるゲームばかりだった……。しかも時間制限無限って……二人が受ける罰と比べたら楽そうに見えて実は一番辛くないか? 俺の罰。
次に左右田だが、茶柱と東条の監視で、大浴場の清掃一週間を命じられた。……それも、何故か女子の方の。「いや何でだよおかしいだろ!?」と左右田が当然の様にツッコんでいたが、茶柱曰く「これもスケベ心を抑える修行の一貫です!! あえてスケベ心が出そうな場所に身を置き、その心を強くするのです!!」との事らしい……。
あいつ「これが終わったら大神に紹介して貰った山寺に修行にいく……煩悩を本格的に消し去ってくる……」とか言ってたけど大丈夫かなぁ?
最後に腐川だが、やったことが悪質なので、そのだらしない生活と風呂嫌いを無理矢理改善するために、以前山田と王馬がやらされた「足つぼマット体操」を大神監修の元一週間。その後風呂に連れ去られ、東条に全身ピカピカになるまで丸洗いされるという、本人にしてみれば地獄のような一週間を過ごさせられた。(十神は「腐川に関しては一生続けさせろ」と強く主張していたが)
さて、最後にこの事件の〆の話しをしよう。事件が終わった後、終里が尋ねてきた時の話しだ。
- 460 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 23:25:52.45 ID:AfViajHv0
-
〜〜〜超高校級の相談窓口の研究教室〜〜〜
日向「はぁ……。はぁ……。こ、これでようやく二本目クリアか……。……先は長いなぁ(遠い目)」
ガララララッ!
終里「おう! 日向、元気に……ってうおっ!? な、なんか目の下にすげー隈が出来てるけど大丈夫かお前?」
大丈夫か否かで言えば決して大丈夫では無い。……一週間程度で解放される左右田と腐川が羨ましい……。制限時間無限だぞ無限!? 俺にも制限時間があったって良いだろ!? なんで俺だけ制限時間がないんだよ!? 俺がゲーム下手だったら無期懲役とほぼ同じだぞこれ!?
日向「終里か……。なにか用か……」
終里「用っつーかなんつーか……。お前に依頼を解決して貰ったら礼に行くのが通例みたいなもんだって聞かされたからさ。ほら、お前確か「これ」集めてるんだろ?」
と言って、終里はクシャクシャに丸まった布のような物を俺に投げて寄越す。なんだこれ、一体なんの──
日向「──んなっ!?」
朦朧としていた俺の意識は、そこでハッキリと覚めた。それは、終里がいつも履いているパンツその物だったからだ。……あのなぁ、この際だからハッキリ言っとくけどなぁ、俺は欲しくてパンツを集めてる訳じゃないんだよ!! 「何故か」みんなが「友情の証」としてパンツを俺に渡してくるんだよ!! しかも重い言葉も一緒に付いてくるから処分しようにも処分できねーんだよ!!
終里「なんだ。そこまで欲しいって訳じゃねぇのか……。なら飯とかの方が良かったか?」
日向「そっちの方が心理的には凄く良いな……」
終里「なら返してくれ。今前みてーに予備が無くて股間がスースーしてんだよ」
日向「……は?」
終里「だーかーら、今のオレは前みたいにノーパンなんだって。──ほら」
ペロン、とスカートを捲り、終里がその股間部分を再びオレに見せる。そこには前と同じく褐色で産毛の生えた終里の大事な部分がモロに──
日向「……終里、今すぐパンツを履いてそこに座れ」(目を逸らしながら)
終里「んあ? いきなりなにを──「いいから座れぇええええええええええええええええ!!!」お、おう……」
ああ、神様。どうかお願いします。あと半年の間に、終里の中ににもうちょっとマシな羞恥心が生まれますように──! つーか生まれてくれねぇと心配で社会に出せねぇぞこいつ!!
終里のクエストをクリアしました。「終里に助けを求める」の難易度が下がりました!!
終里は知っての通り、超高校級の体操部です。その身体能力はかなりの物ですが、大神や弐大、獄原などには及びません。ですが彼女はフットワークが身軽で、料理で簡単に「釣れる」ので、かなり簡単に力を貸してくれます。
- 461 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 23:32:47.30 ID:AfViajHv0
-
〜〜〜終里赤音との絆値がMAXになりました。絆クエスト、終里赤音を開始します……と、言いたいところなんですが、ちょっと迷ってまして……。
みなさんは終里を「ヒロイン」に加えるのに賛成ですか? 反対ですか? 二次創作をどれだけ探しても日向×終里が(ホンの少ししか)出てこない。+そもそも終里で検索すると弐大とのコンビである事が一番多い。+どうやって日向に惚れさせようか迷う(実はずっと好きだった──は終里の性格的に無理がありますし……)
賛成派が多いなら、次回までに「ヒロインルート」を(なんとか)作って来ます。反対派が多いなら「友情ルート」で描きます。
と、いう訳で今回は次の依頼の導入を開始。
- 462 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 23:37:45.43 ID:AfViajHv0
-
日向「なぁ七海」
七海「なぁに日向くん」
日向「……あの「激ムズゲーム10本クリア」なんだけどさ、もうちょっとこう……手心というかなんというか……そういうのは加えられなかったのか?」
七海「うーん。気持ちは分かるけど、あまり簡単だと罰にならないし……。大丈夫、私の見立てでは日向くんなら二ヵ月もあればクリア出来る様になるよ(ニッコリ)」
日向「……二ヶ月の間、暇があればゲーム漬けの日々かぁ……」
コンコンコン!
日向「おっと! 依頼者だ。ゲームは一端止めないとな!!」
七海「むぅ……。日向くんがゲームを止められてウキウキしてる……」
日向「そんな事は無いぞ!! さぁ、どうぞ入って来てくれ!!」
↓3「失礼します」
↓3までで、一番大きなコンマの安価を採用。
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:37:49.88 ID:55xHgapb0
- 最終的に1人を選ぶって方針だし追加してもいいんじゃない
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:38:34.53 ID:55xHgapb0
- 十神
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:38:56.92 ID:9kC+l/cF0
- 天海
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:39:59.70 ID:VLHYRNo5O
- ゴン太
- 467 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/28(土) 23:56:59.49 ID:AfViajHv0
-
天海「失礼するっす、日向先輩。苗木先輩の学級裁判で声を掛けて頂いて以来っすね」
七海「おー! 天海くんだ!! よければ今度また、冒険の話しを聞かせて欲しいな!!」
天海「ええ。俺の話なんかで良ければ、幾らでも」
今回の依頼者は『天海 蘭太郎』才能は超高校級の「冒険家」だ。
外見や口調からやや軽薄な印象を受けるが、他の生徒たちが混乱に陥る様な中でも霧切レベルの冷静さや、現状に対する深い洞察力も持ち合わせている。
信じられない事になんとコイツには11人もの生き別れの「妹」がいて、世界中を飛び回って妹たちを探している間に「超高校級の冒険家」と呼ばれるようになってしまったのだという。
同じフィールドワークを主とする真宮寺とは特に仲が良く、79期生のクラスメイト達からは「塩ざんまい」という謎のコンビネームで呼ばれているらしい。
日向「悪いけど、相談っつっても妹たちを探すのを手伝って欲しいって依頼はちょっと俺の手に……」
天海「ああ、大丈夫っす。今回はその件とは全く関係無い依頼なんで……」
日向「そうか、なら良いんだが……。七海」
七海「うん。いつも通り、外に行ってるね。……それと、依頼が解決したらゲームの続き、しっかりやろうね!」
七海がいつものように(今回は+αがあったが)部屋を出て行き、俺もいつものように天海に来客用のソファーに着席を促す。
日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
天海「助かるっす。実は↓3」
↓3までで、一番「小さな」コンマの安価を採用。
という訳で今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃に──ではなく、14時頃に(どれだけやるかは不明ですが)お会いしましょう。
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:58:13.74 ID:55xHgapb0
- 妹がいる場所の情報を手に入れたから手伝って欲しい
- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:59:01.89 ID:55xHgapb0
- ごめんちゃんと見てなかったからナシにしてください
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:59:06.48 ID:VLHYRNo5O
- 夢野さんのために火傷に効く薬草を山に取りに行くので手伝って
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 00:00:16.65 ID:ruFdqpfV0
- 冒険に携帯食は付き物だけどその携帯食を試作したいから手伝って欲しい。花村と東条が今日依頼でいないから。
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 00:07:30.45 ID:CnJtmvHbO
- 田中先輩から虎と熊の子供を預かっていて手が空いてないから十神先輩の所有している金が出る鉱山にゴン太と詐欺師と一緒に行って来て欲しいんすよ。
- 473 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 17:08:47.64 ID:7bUgCaDW0
- えー >>1です。急用が入ってしまい、14時からの更新が出来なくなっていました。本当に申し訳ありません、今から1時間だけですが、投下します。
- 474 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 17:09:31.46 ID:7bUgCaDW0
-
天海「実はっすね。今田中先輩から虎と熊の子供の世話を任されてまして……」
日向「と、虎と熊の子供か……」
田中の奴、またトンでもない動物の子供を天海に預けやがったな……。あとで説教の一つでもしとかないと……「せめて動物園や研究者に預けろ」って……。
天海「ああいえ、田中先輩の手腕で完璧に手懐けられてるんで、危険は全く無いっすよ。どっちも人に慣れてる可愛い子達っす。世話のやり方も、コミュニケーションの取り方も、ちゃんと教わってますし。何より田中先輩とは目的こそ違えど「世界中を飛び回る仲間」でもあるっすからね。妹の捜索にも協力してくれてるし、このぐらいドンと来いっす」
日向「そうか……それなら良いんだが……。もしかして依頼は「その虎と熊の子供の世話を手伝って欲しい」って奴か?」
天海「……最初はそれも考えたんすけど、一度自分で受けた依頼を、また別の人に託すのはちょっとマナー的にも俺の信条的にも反しまして……。で、ですね。日向先輩には動けない俺の代わりに「ある場所」に行ってきて欲しいんす」
日向「ある場所?」
なんだ? まさか南米のジャングルとか、中国奥地の秘境とか、アフリカのサバンナとか言い出さないだろうな? もしそうなら残念ながら依頼を断わるしかないんだが……。
天海「ああいえ、そんな危険な場所じゃないっすよ。……疲労は結構溜まるかもしれないっすけど、きっと楽しい思い出に……冒険になる筈っす」
日向「冒険には変わりないのか……。結局どこなんだ?」
天海「十神先輩の財閥が保有している、金が出る鉱山の探索っす。ゴン太くんと豚神先輩といっしょにね」
〜〜〜数日後・鹿児島県は菱刈鉱山〜〜〜
日向「……まさか国が管理してる鉱山の一角まで十神財閥の手が掛かってるなんてな……」
豚神「ふっ、流石は俺が「徹底的に化ける」と認めただけの人間の財閥なだけはある……。さて、行くぞ。鉱山の入り口で獄原が待っているはずだ」
俺は天海の依頼を受けて、鹿児島県は菱刈鉱山に来ていた。鹿児島県は現在日本で唯一稼働している金山がある場所で、菱刈鉱山と赤石鉱山の2つがあり、とくに伊佐市の菱刈鉱山は、その産出量や金含有率から注目を集めているらしい。
菱刈鉱山は、創業から2020年3月までにいたるまで、実に248.2トンもの金を算出してきた。この産出量は過去に活躍した日本の金山と比較しても圧倒的なトップを誇っていると、社会の授業で習った事がある。かの有名な佐渡金山の約3倍といえば、その多さが分かるだろう。現在でも住友金属鉱山のもと、年間約6トンもの金を算出し続けていて、十神財閥はその金山の一角を所有しているという訳だ。
〜〜〜菱刈鉱山入り口〜〜〜
ゴン太「あ、来た来た! おーい! 日向せんぱーい!! 豚神せんぱーい!!」
日向「獄原、遅れてすまない。……待たせたか?」
ゴン太「ううん。近くの虫さん達とお話ししてたから、全然退屈しなかったよ」
豚神「では全員、準備は良いな? 水筒は? 非常食は? ヘッドライトの電気はちゃんと付くか? 左右田が造ったという緊急連絡用のトランシーバーの準備は出来てるな?」
日向「おう。この通り、鉱山探索に必要な道具は十神財閥が全部用意してくれたよ。左右田が造ってくれた緊急連絡用のトランシーバーもちゃんと持ってきてる」
ゴン太「金山の探索かぁ……! ゴン太、こんな経験生まれて初めてだよ!! なんだかワクワクするなぁ!!」
豚神「ふっ……。なんとしても、まだ発見されていない鉱脈を探し出すぞ。戦果の3割は俺達で分け合って良い事になっているからな。……だがあまり張り切りすぎるなよ? ホテルで豪勢な夕飯と天然温泉が待っている事を忘れるな。疲れすぎて布団に入ってそのまま寝過ごしました──なんて笑えんからな」
日向「ああ。さてと、それじゃあ行くか! 金山探索の始まりだ!!」
『おー!!』
こうして俺達は、意気揚々と金山の中に足を踏み入れたのだった。
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 17:17:13.82 ID:ruFdqpfV0
- 何か見つけた
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 17:19:27.85 ID:8K2gk6cX0
- この展開下3の範囲外れてない?もう遅いからいいけど
- 477 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 17:27:33.14 ID:7bUgCaDW0
- >>476 >>468と>>469が「安価として無効」だと判断し、それぞれ↓1↓2しました。
日向「……なんだ、この欠片?」
それは、俺達がツルハシや大小様々なハンマーを使って、鉱山の壁を叩いていた時に現われた。
ゴン太「うわぁ……! とっても綺麗な色だね!! 何かの宝石かな?」
豚神「いや、それはあるまい。……だが貴重な鉱石かもしれん。日向、戦果袋の中に放り込んでおけ」
日向「お、おう。そうするか」
……どんな鑑定結果が出るか分からないが、貴重な物だと幸先が良いんだが……。
日向は「謎の欠片L」を手に入れた!!
豚神「さて、ドンドン行くぞ」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 何かの化石を見つけた!! ……鉱山で化石?
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 17:30:35.84 ID:5+RuVpTnO
- はい
- 479 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 17:41:52.93 ID:7bUgCaDW0
-
豚神「……む、これは……」
ゴン太「何かの化石……? かな。金山ってこんな物まで埋まってるんだね……! ゴン太、初めて知ったよ!!」
日向「いや、確かにカナダかどこかの鉱山で「ノドサウルス」の全身骨格が発見されたってニュースは聞いた事あるけど……」
日本の金山にまで埋まってるような物なのか……? あとでちょっと調べてみるか。
豚神は「何かの化石」を手に入れた!!
ゴン太「よーし! 次はゴン太の番だね!!」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 何かの化石を手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 17:46:02.81 ID:ruFdqpfV0
- 何が出るか?
- 481 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 17:58:28.67 ID:7bUgCaDW0
-
ゴン太「よいしょっと!!」ゴォン!!
豚神「おい! 何をしている獄原、やめろ!! 貴重な資源が眠ってるのやもしれんのだぞ!! そういうのは「相応の力がなければ破壊出来ない岩」などが出て来た時に取っておけ!!」
ゴン太「ご、ゴメンね! ゴン太、バカだからそういうのも詳しくなくて……。ってあれ? これって……」
日向「俺が見つけた欠片と同じだな。色も一緒だ……やっぱ何か特殊な鉱石か?」
豚神「知らん。そういうのは後に専門家にでも見せて鑑定を任せれば良い。戦果袋に入れて、先に進むぞ」
ゴン太は「謎の欠片L」を手に入れた。……あと一つで「何か」が起きそうな予感がする……。
日向「それじゃあ探索探索っと──!」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 何かの化石を手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 18:00:25.65 ID:5+RuVpTnO
- はい
- 483 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 18:03:51.41 ID:7bUgCaDW0
- それでは18時になったので今回はここまで。今一度、今日の14時から始められなかったことを謝罪します。誠に申し訳ありませんでした。
それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:26:13.36 ID:mL9yvE7j0
- 正直に言うと日向のハーレムは少ないほうがいい日向がヒロイン食いまくると他の男性キャラとのCP望む人が割くらう
77期に3人程度、78期と79期にひとりずついるくらいでちょうどいい
- 485 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 20:33:04.73 ID:7bUgCaDW0
- こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。
- 486 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 20:34:00.64 ID:7bUgCaDW0
-
日向「……これは、何かの石版(プレート)の欠片か……?」
豚神「ふむ。なぜこの菱刈鉱山ならぬ十神鉱山の中にそのような物があるのかは分からんが……。歴史的、学術的な価値がある代物かもしれん。これも戦果袋の中に入れるべきだろう」
ゴン太「それにしても本当に色んな物が見つかるね! なんで十神くんの財閥さんはこの鉱山を放置してたんだろう……」
豚神「さてな。何か鉱山内で変化があったか、あるいはそれを確かめる為に俺達を送り込んだのか……。それは十神本人に聞いてみなければ分からん」
日向「そうだな。今回の探索が終わったら、なんで鉱山の探索を俺達に任せたのか、十神本人に聞いてみよう」
日向は「プレートの欠片」を手に入れた。
豚神「さて、そろそろ本命の金脈でも見つかって欲しい所だが──」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:34:45.19 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:38:18.48 ID:ruFdqpfV0
- ついにスカか
- 489 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 20:40:32.58 ID:7bUgCaDW0
-
カァン! カァン! カァン!──
豚神「……これだけ掘り進めても何も無し。か、どうやらこの辺りにはもう何も無さそうだな」
ゴン太「うん……。でも気にする事はないってゴン太は思うな。新種の昆虫さんだって、そう簡単には見つからないもの」
日向「そうだな、寧ろ今までが出来すぎてたんだ。何も見つからない事くらいあるさ」
豚神「……そうだな。獄原、次は任せたぞ」
ゴン太「うん! 任せてよ!!」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:41:49.93 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:43:19.54 ID:ruFdqpfV0
- 儲けたな
- 492 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 20:52:59.69 ID:7bUgCaDW0
-
ゴン太「慎重に……でも大胆に……。って、ん?」
日向「? どうした、獄原」
ゴン太「なんか、この岩の後ろにキラキラした物が一瞬見えたような……」
豚神「ふむ……。獄原「岩だけを」お前の怪力で破壊出来るか?」
ゴン太「ゴン太の力だけじゃ難しいけど、この十神財閥さんが用意してくれた専用のハンマーがあれば……。ふんっ!!」ドゴォン!!
日向「!!? こ、これは!!」
……それは、正しく光り輝く金の鉱脈だった。……全部で一体どれほどの金額になるのだろう。壁一面が金で埋め尽くされた、夢のような光景だった。
豚神「お、おおおおお!! デカしたぞ獄原! 鉱脈だ! 金の大鉱脈だ!!」
ゴン太「うわぁ……! とっても綺麗だね!! ゴン太、こんなに沢山の金の塊初めて見たよ!!」
日向「……だけど、これはとてもじゃないけど俺達三人じゃ取り切れないな」
豚神「ああ。場所をマップに記録しておいて、あとで十神財閥に連絡を入れよう……。『貴様らが見逃していた、金の大鉱脈を発見したぞ!!』とな!!」
さて──金の鉱脈も見つかったしこれで退散……するわけないよな! むしろ「もっと凄いもの」を見つけたくなってきた!!
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:53:16.34 ID:Q/6BxOzBO
- へい
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:53:24.25 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 495 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 20:57:46.07 ID:7bUgCaDW0
- カァン! カァン! カァン!──
日向「……いやまぁ続けざまに鉱脈を発見できるとは思ってなかったけどさ……」
豚神「なに、これから先全てが徒労に終わったとしても構わん。既にそれだけの大戦果を上げられたのだからな」
ゴン太「でも、どうせ最後までやるからには何か見つけたいよね! 豚神先輩!!」
豚神「ああ、任せておけ。次こそ「何か」を掘り当てて見せよう」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の欠片Sを手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 20:57:54.70 ID:mL9yvE7j0
- ここほれワンワンいつまでやるの
- 497 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:03:37.42 ID:7bUgCaDW0
- >>496 あと二周ですね。
豚神「む、これは……」
日向「俺が見つけた「プレートの欠片」と同じだな。なんか一つにくっつきそうな……っていうかピッタリ嵌まるな」
ゴン太「えっと……。要するに「あと一つで完成する状態」って事なのかな?」
豚神「恐らくは、な。詳しい者ならばこの時点でこのプレートがなんなのか判別が付くんだろうが……」
日向「俺達じゃあ仮に完成しても「価値ある品かどうか」は分からないだろうな」
豚神は「プレートの欠片」を手に入れた!! あと一つあれば「完成」しそうだ……。
ゴン太「よし! 次もゴン太に任せてよ!!」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の化石を手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:03:53.18 ID:WexqkcO1O
- >>467の天海は記憶喪失?冤罪事件は
- 499 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:09:01.60 ID:7bUgCaDW0
- >>498 やっべ完全に忘れてました……。天海にとって「思い出したくもない事件だった」と言う事で一つ……どうにかなりませんね、本当にすみません。
カァン! カァン! カァン!──
ゴン太「うーん、ゴメンね。何も発見できなかったよ……」
日向「おいおい。金の鉱脈を見つけた大功労者が何言ってんだよ」
豚神「そうだ。寧ろ俺達こそ貴様に負けない戦果を上げねばな。……しかし、時間ももう遅い。探索も「あと一人二回」が限界だろう」
……そうだな、帰る時間は決まってるんだ。それまでに少しでも何か「良い物」を発見しないとな!!
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の化石を手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:09:21.36 ID:25MBqTWfO
- ん
- 501 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:12:39.38 ID:7bUgCaDW0
-
カァン! カァン! カァン!──
日向「……いやまぁ今までが出来すぎてたんだよな、うん……」
ゴン太「大丈夫大丈夫! まだチャンスは残ってるって!!」
豚神「そうだ、最後まで諦めるな日向。もしかしたら二つ目の鉱脈発見も夢ではないかもしれんぞ? さて、俺も気合を入れねばな」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の化石を手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:13:12.80 ID:8Bc7jExEO
- やあ
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:13:16.63 ID:8K2gk6cX0
- は
- 504 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:16:48.74 ID:7bUgCaDW0
-
豚神「おっと、また化石か。……ここは昔海でもあったのか?」
日向「いや、その可能性は低いだろう。あるとしたら陸上生物か何かの化石じゃないか?」
ゴン太「どちらにせよ、貴重な物に変わりはないよね! 戦果袋に入れよう!!」
豚神は「謎の化石」を手に入れた!!
ゴン太「さて、次は何が見つかるかなぁ?」
↓1
01〜60 戦果無し
61〜70 奇妙な欠片を見つける。なにやら「プレート」の欠片のようだが……?
71〜80 謎の化石を手に入れた!!
81〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:17:03.66 ID:Q/6BxOzBO
- あ
- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:17:21.35 ID:mL9yvE7j0
- これ終わったら終里編だっけ
- 507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:17:50.05 ID:ruFdqpfV0
- ゾロ目はどうなるか?
- 508 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:18:43.75 ID:7bUgCaDW0
- ゾロ目ボーナス考えて無かったんですがどうしよう……。プレートはこれで「完成」しちゃうんですよね……。あ、そうだ。こうしよう。
- 509 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:25:30.14 ID:7bUgCaDW0
-
ゴン太「よいしょっと! ……! あ、これって!!」
日向「例の「プレートの欠片」だな。丁度三つ合わさりそうだ……やってみるか」
俺の予想通り、獄原が発見したプレートの欠片も、俺達二人が先に見つけていたプレート欠片にピッタリと合わさった。……そして……
日向達は「謎のプレート」を手に入れた!!
豚神「ふむ。なにか文字が書いてあるな……もしや、本格的に貴重な物なのかもしれん。大事に仕舞っておこう……さて、これで一人一回、最後の探索だ。パチンコやスロットでいう「フィーバータイム」が起きてくれれば良いのだが……」
日向「ハハッ! そんなに都合良くいくわけないだろ!! よっし、最後まで気合入れて頑張るぞ!!」
↓1(ゾロ目効果によりフィーバータイム発生)
01〜40 戦果無し
40〜70 謎の化石を手に入れた!!
71〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:26:09.49 ID:ruFdqpfV0
- 金塊欲しい
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:26:10.87 ID:S6rWjVLsO
- な
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:26:21.90 ID:8K2gk6cX0
- ん
- 513 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:29:58.29 ID:7bUgCaDW0
-
日向「……また化石か。ここ、本当に金山なのか怪しくなってきたな……。化石調査隊でも派遣した方が良いんじゃないか?」
豚神「……まぁ貴重な物に変わりはない。金の鉱脈も、ちゃんとあった訳だしな」
ゴン太「それに、それはそれで観光資源? って奴になって丁度良いかもね!! 「化石洞窟」って呼ばれるようになったりして!!」
日向は「謎の化石」を手に入れた!!
豚神「さて、俺も最後の探索だな」
↓1(ゾロ目効果によりフィーバータイム発生)
01〜40 戦果無し
40〜70 謎の化石を手に入れた!!
71〜90 謎の欠片Lを手に入れた!!
91〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:30:10.90 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 515 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:39:07.43 ID:7bUgCaDW0
-
豚神「ふんっ! ……これは、日向と獄原が見つけていた「謎の欠片」か……?」
ゴン太「これも三つで一つになりそうだね! 合せてみようよ!!」
俺達が集めていた「謎の欠片」それもプレート同様三つで一つになり……。そしてその瞬間。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ──!!
日向「な、なんだ!? 地震か!?」
豚神「ちっ! 全員地に伏せろ!! 日向!! 左右田が造った緊急トランシーバーの用意を──!!」
ゴン太「お、収まった……のかな。うーん、でも何だろう。この揺れ、「採掘場の奥」から響いて来たような──?
……なんだ? まさかどこぞのRPGゲームみたいに秘密の扉が開いた、とでも言うのか? ……でももう時間がない。獄原の探索を犠牲にして「採掘場の奥」を調べるか、それとも獄原に普通の探索をさせて、あとは十神財閥が派遣する調査隊に任せるか決めないと……。
@採掘場の奥へ行ってみる。
A獄原に普通の探索をさせる。
↓3までの意見を採用。
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:39:54.14 ID:mL9yvE7j0
- またバトル?A
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:40:52.08 ID:ruFdqpfV0
- 面白そうだから1
- 518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:40:56.85 ID:7iSk+Fd1O
- 面白くなさそう
2
- 519 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 21:44:45.89 ID:7bUgCaDW0
-
うーん、男のロマン的には奥に進むこともやぶさかじゃないんだが、万が一何かがあった時に危ないよな。さっきの揺れで地盤が崩れやすくなってるかもしれないし……。
日向「……ここは普通に探索をして返ろう。獄原、最後の探索を頼めるか?」
獄原「う、うん。分かったよ、早く鉱山から出ないと危ないかもしれないしね」
↓1
01〜40 戦果無し
40〜80 謎の化石を手に入れた!!
80〜00 金山の鉱脈を見つけた!! これは凄いぞ!!
- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:45:05.48 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:48:46.85 ID:ruFdqpfV0
- 化石が多い
- 522 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 22:05:41.85 ID:7bUgCaDW0
-
獄原「また化石だね! 本当に「化石鉱脈」って呼ばれる事になりそう!!」
日向「えっと、俺達の今までの戦果を確認すると──」
謎の固まり(謎の欠片Lの集合体)
謎の化石×4
謎のプレート
金の大鉱脈
豚神「と、まぁこんな具合だな。金の大鉱脈に、大量の化石に、歴史的価値があるかもしれんプレートに謎の固まり。……本格的な研究者でなければこれらがなんなのかは分からんだろうが、取りあえず全部持ち帰るとしよう」
ゴン太「金の鉱脈の場所は、忘れないように入念に地図に書いておかないとね!!」
日向「ああ。それじゃあ帰ろう、みんな」
こうして、俺達は十神財閥が有する金山を無事に脱出した。その後は同じく十神財閥の保養所で本格的な「お持てなし」を受けた。花村や東条が作ってくれる料理とはまた違う、正しく「高級食材」のオンパレードだ。豚神は相変わらずガツガツと料理を頬張っていたが、俺は若干緊張していた。……これ、普通だったらドレスコードが必要な店とかなんじゃないのかこれ?
獄原に至っては「ゴン太は紳士だからこういう場所でのマナーには気をつけないと……。東条さんに教えて貰った事を思い出して……」と完全にいつもの調子じゃなくなってしまっていた。「気楽にして良いんだよ」と俺がワザと態度を崩して料理を食べ始めることで、ようやく料理を食べ始める事が出来ていた位だ。
そして温泉も最高だった。各種設備が整っているのは勿論、露天風呂からの眺めがとても良い。美味い料理を食べて、温泉に入って、布団でグッスリと眠って……。俺達三人は、鉱山探索の疲れを十二分に癒やすことが出来たのだった──
──そして、後日
〜〜〜超高校級の御曹司の研究教室〜〜〜
十神「ご苦労だったな。ああ、鉱脈探索を貴様らに任せた理由については聞くな。こっちにはこっちの事情がある」
俺達三人は、十神の研究教室に呼び出されていた。なんでも「先の探索の報酬を渡す」との事らしい。
豚神「……ふん。まぁ聞かないでおいてやる。で? 例の金の鉱脈は勿論として──」
日向「化石や謎のプレート、宝石みたいな色をした謎の固まりなんかも見つけたんだが、あれはどれぐらいの価値があったんだ?」
十神「慌てるな、すでに専門の学者共に徹底的に調べさせた。その結果──」
ゴン太「そ、その結果?」
十神「「謎の固まり」は↓1「謎の化石」については↓2↓3↓4↓5「謎のプレート」は↓6(補正+30)だけの価値がある品だったそうだ」
高コンマほど価値がある品。(今回の安価については連投可とします)
- 523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:06:37.95 ID:ruFdqpfV0
- 高いと良いなぁ
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:06:40.75 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:06:59.57 ID:TasxKN8aO
- はい
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:07:01.02 ID:dT9iWiKxO
- た
- 527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:07:13.82 ID:TasxKN8aO
- あ
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:07:31.25 ID:Q/6BxOzBO
- あ
- 529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:07:32.15 ID:ruFdqpfV0
- それ
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:07:33.21 ID:mL9yvE7j0
- あ
- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:30:39.80 ID:DII4g4UIO
- 寝落ちした?
- 532 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 22:35:59.00 ID:7bUgCaDW0
-
十神「化石の一つはどこでも見つかるようなゴミにも等しいそれだったようだが、中々価値がある物だったそうだ。特に一番貴重だったのが肉食恐竜のそれだと思われる頭部の化石だな。あれは学術的にかなり貴重な物らしい」
日向「おお……! 結構凄い化石を見つけてたんだな、俺達」
十神「そして謎のプレートだが、最新の分析機械で調べた結果、古代人が作った石版だと言う事も判明した。そこまで学術的価値は無いそうだが、「是非博物館に飾らせて欲しい」という依頼が早速来ている」
豚神「古代人が作ったプレート……。何かを伝える為の物だったと言う事か。まぁプレートなんだからそれが当り前なんだが──」
十神「……そして、お前達が発見した金の鉱脈だが「90」程の量と価値があった。これも十神財閥で全て買い取らせて貰う」
ゴン太「う、うん! ちょっと惜しい気もするけど、お金の方が虫さん達の研究にも使えて色々便利だもんね!!」
日向「ああ。俺もそれで構わな──ん? ちょっと待てよ。例の「謎の固まり」は何だったんだ?」
十神「……これは「ここだけの話」にしておけ。他言は絶対無用だ」
……? なんだ? あの固まりが一体どうしたっていうんだ?
十神「あれは……「鍵」らしい」
豚神「鍵……だと?」
十神「三つの欠片を合せることで秘密の扉が開く、古代人が作り出した──いわば「オーパーツ」だとの事だ」
日向「お、オーパーツだって!?」
ゴン太「えっと……えっと……。お、おーぱーつってなんなの?」
豚神「……オーパーツとは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる出土品や加工品などを指す言葉だ。主に出土品などが、考古学上その成立や製造法などが不明とされたり、当時の文明の加工技術や知見では製造が困難あるいは不可能に見える場合に使われる。現代科学の水準を超えるような超古代文明や、古代宇宙飛行士説などの根拠とされることがしばしばある……そんな品だ」
十神「……これは貴様らが見つけ出した金の鉱脈以上の価値があるらしくてな。古代学術業界は今頃大騒ぎだろう。さて、それでは貴様らに与える報酬だが……「456」÷3で「152」の報酬を与える。これだけの報酬を現金で与えるわけにもいかん、小切手で構わんな?」
日向「んなっ!?」
ゴン太「え、えええええええええっ!?」
豚神「……ほう?」
い、一生遊んで暮らしていけるだけの金じゃないか!! セレスと行ってるギャンブル大会でただでさえ金が溢れちまってるってのに、それだけの金を貰っちまったら俺の金銭感覚が本格的にどうにかなっちまうぞ!!
十神「これをどう使うかは貴様らの勝手だ。……あとは好きにしろ」
そう言って、十神は研究教室を出て行った。……どうしよう、この金。
↓1
01〜30 人生何があるか分からないので全額貯金する。
31〜60 日向の羽振りが更に良くなる。(良い事かどうかは不明)
61〜90 恵まれない子供や、森林保護や、そういう団体に寄付する。
91〜00 全額使って、将来世界一高価な結婚指輪を造る事を決める。
- 533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:36:10.71 ID:wcmUfFMwO
- な
- 534 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 22:54:23.94 ID:7bUgCaDW0
-
少々惜しい……。そんな気もするがダメだダメだダメだ!! 俺の人生にこんな大量の金なんて必要無い!! この金は全額ユニセフの子供保護団体や森林保護団体に寄付してやる!! そうしないといつか俺は金に溺れるダメ人間になっちまう!!
ゴン太「ぼ、僕もこんなに沢山のお金はいらないから、日向先輩と同じ団体に寄付するよ……。虫さん達の為に少しは手元に残しておくけど、こういう「ふってわいた」お金は本当に必要な人達にあげないとね!!」
豚神「『偽善』……と、一言で言うのは簡単だが……。ふっ、金の魔力に溺れる愚民共よりは数段マシか。俺も一部は寄付し、一部は貯金し、一部は俺の夢のための資金としよう」
そうして俺達は、色んな保護団体に金を寄付。その結果、色んな感謝状やなんやらを大量に手に入れる事になった。……そうだ、これで良かったんだよ。金なんかよりも、こうした「ありがとう」のメッセージの方が、俺は何倍も嬉しいからな。
〜〜〜超高校級の相談窓口の研究教室〜〜〜
日向「──とまぁ、そんな結果になったよ」
俺は今回の依頼人である天海に、今回の依頼の報告をしていた。天海は実に惜しそうな顔をして
天海「いやー、そんなに楽しそうな冒険&探索だったっていうなら俺も是非行ってみたかったっすね。……で、どうでした?」
日向「? どうでしたって何がだ? 顛末は既に話したつもりだが──」
天海「いやー、その事じゃなくて……「「冒険」って楽しいでしょ?」って話しっす。「同好の士」って奴が同年代だと本当に少なくて……それも悩みの一つだったんすよね。どうっすか、日向先輩。今度俺が依頼を持ってくる時は、外国のどこか……ジャングルの奥地にでも行ってみないっすか?」
日向「勘弁してくれ。俺にはそういうのはゲームの中だけで十分さ」
ちぇー、と呟く天海に「……まぁ気持ちは少し分かったけどな」とボソリと呟いて、今回の依頼も無事達成したのだった。
天海のクエストをクリアしました!! 「天海に助けを求める」の難易度が下がりました!!
天海は知っての通り「超高校級の冒険家」です。「フィールドワーク」に関するプロでもあるので、その手の依頼が来たときに是非頼ってみましょう。
- 535 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 22:55:43.87 ID:7bUgCaDW0
-
〜〜〜終里赤音との絆値がMAXになりました。絆クエスト、終里赤音を開始します〜〜
- 536 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 22:58:13.39 ID:7bUgCaDW0
-
それは、俺がいつも通り自分の研究教室で学園側に提出する相談(依頼)の報告書を書いている時だった。ガラララッ──と扉が開き、教室の中に終里が入って来る。
終里「……よう」
日向「終里じゃないか。なんだ、また何か依頼か?」
もしそうならば「報告書」作りは後回しだ。相談を聞いて、依頼の解決をする方が優先されるからな。
終里「あー……。なんだ、その……。依頼っつーかなんつーか……」
……? なんだ、妙にハッキリしないな。何というか、いつもハキハキしてる終里らしくない。むしろモジモジと、なにやら恥ずかしそうにしている。なんだ? どうしたって言うんだ?
終里「……今日の夕方、学校の校庭にある体育倉庫に来い。──お前一人でな」
〜〜〜放課後、学校の校庭にある体育倉庫の前〜〜〜
俺は、本気でドギマギしていた。もちろん、良い意味ででは無い。希望ヶ峰学園の学校の校庭にある体育倉庫は、勿論体育に使う為の用具が詰め込まれているのだが、「裏」話しでは「イジメ」や「誰かを痛ぶったり」「タイマン(接近戦)の喧嘩をするのに最適な広さ」があるともっぱらの噂なのだ。
……終里の奴、まさか「自分と勝負しろ!」とか言い出すんじゃないだろうな? そりゃあ俺も夏休みに入ってから自主トレは続けてるけど左右田のやってるそれには遠く及ばないし、大して強くなどなってはいない。(何故か「座禅」だけは毎回効果があるんだけど)
……大丈夫だ。服の中に分厚い本は挟んできたし、いざという時のために事情を話した弐大に通じる緊急用のブザーも持っている。あいつが戦闘モード全開で急に襲い掛かってきたりしても大丈夫──な、筈だ。うん。そう信じたい。すぅ……はぁ……と、深く深呼吸をして。俺は体育倉庫の扉を開けた。
終里「よ、よう……」
そこには既に終里が居たんだが、やはりなんというか「らしくない」何かを躊躇っている様な、妙に緊張している様な──そんな雰囲気だ。
日向「……約束通り来たけど、どうしたんだ? 今日のお前はなんというかその、お前らしくないぞ。やっぱり何か合ったのか?」
終里「いや、その……なんつーか、だな……。ああもう、何て言葉にすりゃ良いんだ……!!」
他人に絶対に聞かれたくない内容の依頼がある──っていうなら、納得だ。夕方に体育倉庫に人がやってくる可能性なんてほぼ0に等しいし、俺も入るときに周囲に人が居ないか確認したからな。
俺は覚悟を決めて終里に一歩近づく。すると終里はやはり彼女らしくなく、ビクッと全身の筋肉を強張らせた。
日向「なぁ、他人に絶対聞かれたくない内容の相談とか、そういうのがあるなら頼むから素直に言ってくれ。なんでも協力するし、どんな内容の依頼だったとしても俺はお前を拒まないよ」
終里は「ほ、本当か……?」と聞いてくる。それに俺は大きく頷いた。誰にも言えないような、口にするのも憚られるような相談であっても受ける──それが、勇気を持って「悩み」を相談してくれた依頼者に対する、俺のポリシーだ。
終里はやはり数分の間モジモジしていたが、急に覚悟を決めたような顔になって──
終里「──おらぁ!!」
日向「ん、なっ──!?」
急に俺を、体育マットの上に押し倒してきた。なんだ!? やっぱ喧嘩か? バトルなのか!? ええっと、弐大に通じる緊急用のブザーは……!!
終里「日向!!」
日向「お、おう! 何だ!?」
終里「お前はその……大して強くもねぇくせに、毎回毎回オレの無茶に付きあってくれて、オレが何かやらかしたらシッカリ叱ってくれて……色んな事を教えてくれて……その……。ま、毎日ありがとう……」
日向「……? お、おう」
予想外の──終里から「礼」と思われる言葉を受けて、俺は戸惑った。……まさか、それを言う為だけに体育倉庫に俺を呼び出したのか?
- 537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 22:58:37.56 ID:ruFdqpfV0
- 愛か友情か
- 538 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 23:00:14.05 ID:7bUgCaDW0
-
終里「だから、その……。これからもずっとずっと隣でオレの面倒を見てくれると嬉しいっていうか……。安心して生きていけそうだっていうか……」
日向「……えっと、その……」
──流石に俺でも察してきた。つ、つまり終里は俺に……!! 終里は「ああっもう面倒臭ぇな!!」と更に覚悟を決めたような顔になると──
終里「──オレの股○の穴にお前の「男の尻尾」を挿れさせてやるって言ってんだよ!!」
日向「ぶぅうううううううううううううううううううううううううううううううう!!?」
俺は吹いた。そりゃもう盛大に吹いた。下ネタに一切抵抗が無い終里とはいえ、まさかこんなドストレートに物事を言ってくるとは思わなかったからだ。
終里「そ、そうすりゃその……。お前とこ、恋人って奴に成れんだろ? 女側は最初は「痛い」って聞くけど俺なら──」
日向「いやいやまてマテ待てまてマテ待てまてマテ待てまてマテ待てまてぇええええええええええええ!!!」
色々と話しがぶっ飛びすぎている。まずは終里を冷静にさせなければ──いや、それ以前に「物事の道理」って奴を緊急で叩き込まなければ!!
日向「落ち着け終里! お前の言うその……こ、行為をしても恋人になった事にはならないぞ!!」
終里「んあ? そうなのか? でも世の中の大半の男と女は恋人でも夫婦でも「これ」をやってるって聞くぜ?」
どこからそんな情報を得たのかは後で確かめるとして、俺は全力で脳みそをフル回転させ考え、言葉を振り絞って終里に放つ。
日向「た、確かにそれはそうなんだが、その前に恋人になるための「準備」や「時間」って奴があってだな……! その、お互いが心の奥底から相手のことを「好きだ」って想い合えない限り恋人にはなれないんだよ!!」
終里「その……やっぱり日向はオレみたいな女の事、好きじゃねぇのか?(メッチャ不安そうな顔)」
日向「違う! お前の事はその……た、大切な友達だと思ってるけど「こういう事」をするような仲にはまだなってないんだ!!」
終里「……じゃあどうすりゃ良いんだよ。どうすればオレはお前を手に入れられるんだ? オレ……お、お前の事が欲しいんだよ……」
日向「終里……」
いつもらしくない、しおらしい表情をした終里。俺は彼女にそんな表情をさせたくなくて「こちらの事情」を全て話す事にした。
〜〜〜事情説明中〜〜〜
- 539 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 23:01:38.33 ID:7bUgCaDW0
-
終里「は、はぁ!? お前も苗木みたいな事やってたのか!? しかも五人って苗木よりも多いじゃねーか!!」
はい、その通りです……。ホント俺はマジで情けない優柔不断野郎です……。女性に「待たせる」って行為を平然とさせるクソ野郎です……。
終里は呆れたように溜息を付きながら、しかし「分かりやすくなった」と言わんばかりに牙を剥いた。
終里「要は卒業式の日までにお前を手に入れりゃ良いんだな? ハッ、良いぜ。そのバトロワ、オレも乗った!! 絶対にお前の恋人になってやる!! だからその……「卒業式の日」には「オレの研究教室」まで来いよ!!」
日向「そ、それは今後のお前達のアピール次第かなぁ……。アハハハハ……」
これで「待たせる」事になった女が合計で六人かぁ……。なぁ日向創よ、どんな未来を選ぶんであれ、お前は一人以外の女性全員を傷付ける覚悟はできてるか? 少なくとも「その時」までには出来てないと「女の気持ちから逃げる」っつーマジで史上最低のゲス野郎になるぞ……。
終里「ん? なんだ、お前に女をアピールすりゃ良いのか? ならほら」
日向「は?」
終里は俺にのし掛かったまま、俺の右腕を掴んで──そのまま胸を思いっきり握らせてきた。
日向「なっ!? なっ!!? なっ!!!?」
終里「へへっ! どうだ? オレ知ってるぜ? 「こういう事」でも男は喜ぶんだろ?」
なんと張りがある胸なのだろう。前に揉んだソニアのそれはふんわりとした柔らかいそれだったが、終里のそれは大きくてその……とても揉み応えが……。
日向「──じゃねぇえええええええええええ!!!」
終里「おわっ!?」
俺は勢いよく上半身を上げると、そのまま俺にのし掛かっていた終里を強引に突き飛ばす。
日向「終里! お前には無縁で、正直合ってないとも思うから「慎みを覚えろ」とは言わないけど、せめて「こういう行為」は自重してくれ!! あんまりその、そういうやり方をされると男って奴は勝手に、それも簡単に勘違いをだな──」
終里「? 日向以外の男にこんな事しねぇけど……。オレ、何があっても絶対に娼婦にはなる気ねぇし」
日向「いや、その、その言葉自体は嬉しいんだけど──!!」
それから下校のチャイムが鳴るまで、俺はいつものように終里に「常識と倫理」って奴を噛み砕けるだけ噛み砕いて教えることになった。……なんだかんだ言って、いつもの「俺ら」の関係と変わらなかった──いや、変わったか。俺が「気になる女の子」がまた一人増えた──そんな日だったんだから。
終里のキャラクエストをクリアしました!! 「終里に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 終里と大切な「約束」をしました!! 「終里のパンツ」を手に入れました!!
- 540 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/29(日) 23:03:10.73 ID:7bUgCaDW0
-
〜〜〜大神さくらとの絆値がMAXになりました。キャラクエスト 大神さくら編を開始します〜〜〜
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