このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください
日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
- 1 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:11:13.11 ID:7MEr32He0
- このスレに関しての注意
・うぷぷ! タイトル通り、安価とコンマを多用するスレだよ!!
・前々々スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1691056866/
前々スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1693921074/の続きだよぉ!!
前スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1696427020/
・>>1が履修しているのは1・2・V3だけ……。だったんだけど、最近は小手先の技術で色んな情報を集めているみたいですね。
・設定及びキャラ崩壊の可能性が高いから注意しなさい。
・私達V3勢が79期生として希望ヶ峰学園に入学した世界線みたいね。
・日向先輩や他のお仲間さんを操作して、皆の依頼を達成していくスレみたいだ……。
・安価の連取りは一人二回まで。……規則は守らなくてはならないぞ!!
・酷いエログロやあまりにも鬼畜な安価は我が全力を持って止めさせて貰おう。
・すでに相談内容が決まっているキャラも地味に何名かいるらしいね。
・グダグダになっても寛大な心で許してやるがいい。>>1はダンガンロンパLEVEL1の初心者なのだ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1697955072
- 2 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:16:19.09 ID:7MEr32He0
- ここまでの依頼達成者
左右田 霧切 真宮寺 春川 ソニア 星 戦刃 東条 腐川 セレス 夢野 太和田
罪木 アンジー 舞園 小泉 茶柱 朝日奈 澪田 白銀 大神 桑田 田中
- 3 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:18:49.77 ID:7MEr32He0
- やっべ削り忘れた。
・前々々スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1691056866/
・前々スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1693921074/
・前スレ https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1696427020/
で。
- 4 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:32:46.59 ID:7MEr32He0
- 前スレ>>983を採用
不二咲「し、失礼しまぁす……」ガラガラ
七海「あ、お父さ……不二咲さんだ。ヤッホー」
不二咲「ま、毎度思うけど七海先輩はなんで時々僕の事を「お父さん」って呼び間違えるのぉ?」
七海「うーん。ホントなんでだろ……。自分でもよく分かんないや、ゴメンね」
日向「まぁまぁ。誰にでも「自分にでも分からない」事の一つや二つあるだろ。兎に角、座ってくれ」
今回の依頼者は『不二咲千尋』才能は「超高校級のプログラマー」だ。
小柄で小動物を思わせる雰囲気を持っており、実年齢よりも大幅に幼く見える。一部には熱狂的なファンが存在するらしい。深緑の服に、太ももよりちょっと上くらいの丈のミニスカートを着用している。
気弱な性格でおどおどしていることが多く、少しつつかれるとすぐ謝り、時には泣いてしまう弱い子……だったのはもう過去の話だ。
蚊に刺されても「蚊も生きているから」と叩き潰さずそのまま血を吸わせるほどの心優しい性格である。柔和で意志も薄弱に見えるが、コンプレックスをバネにしようとする意志の強い部分も見られる。
そして実は「女装男子」という奴で、今までは「女みたいだ」と周囲から馬鹿にされたり弄られるのが嫌で、あえて自分から女の子の恰好をしてきた彼だが、78期生のみんなと出会ってからは心が大きく成長。女性とも気軽に話せるようになり、女の子の様な恰好も……しなくならなかったんだよなぁ……。
苗木に本気で「恋」って奴をしてしまってからは、寧ろ前よりも積極的に「女の子っぽくなりたい」「可愛くなりたい」という意思がそこらかしこに見られる。……本当にこれでよかったんだろうか……。いや、それは苗木にも不二咲にも失礼だよな、うん。
不二咲「……? あの、日向先輩……?」
日向「ああ、いやすまん。じゃあ七海」
七海「はーい! じゃあ日向くん、不二咲さんの事、任せたからね?」
七海がそう言って教室を出て行き、俺は早速不二咲に何があったのかを尋ねる。
日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
不二咲「は、はい! 実は↓3」
↓3までの安価の中で、コンマが一番「低い」物を採用。
- 5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:35:12.92 ID:5EXK5BCx0
- いつでも性別を変えられる薬を入間さんに作って貰っているんだけど材料が足りないから探すのを手伝ってほしい。
- 6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:35:43.38 ID:k6ed5bvg0
- ドラゴンの件で自分以外のガールズが激怒して苗木に問い詰めてるので止めて欲しい
- 7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:38:49.13 ID:g7jYlNf+O
- モンスターボールみたいな物が部屋にあって開けてみたらドラゴンが僕に凄く懐いているんだけどどうすれば良いか?
- 8 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:40:46.68 ID:7MEr32He0
- ………展開を考えるので少々お待ち下さい(滝汗)
- 9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:41:12.21 ID:5EXK5BCx0
- 真宮寺一番ヤバイ奴の送り返し失敗してるじゃねえか。
- 10 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 15:49:04.44 ID:7MEr32He0
-
不二咲「なんか、その……。モ○スターボールみたいな物が、僕の研究教室に置いてあって、開けてみたら真っ黒で色んな部分がトゲトゲしてて目が紅い……。とっても大きなドラゴンさんが出て来ちゃって、なんか僕に凄く懐いてるんだけどどうすれば良いかなぁ?」
俺はその証言を聞いて、タップリ1分は固まっていたと思う。……まさかそんな、嘘だろ? 真宮寺にも田中にも「もう二度とこんな儀式はするな!!」って警告&説教した筈だぞ?
真宮寺は兎も角、田中は完全に反省していたし、もう二度とこんな真似はしないと約束もしてくれた。……なのにどうして……!?
不二咲「? あの……日向先輩……?」
日向「……わ、分かった。兎に角お前の研究教室まで行っても良いか?」
不二咲「うん! 勿論良いですよ!!」
そう言って、不二咲は自分の研究教室へと俺を案内してくれた。そして──↓1 件のドラゴンの大きさ(高コンマほどデカイ(最低保障50))
- 11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:50:43.27 ID:3rbYuWpfO
- あ
- 12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 15:50:47.23 ID:5EXK5BCx0
- 絶対モンスターボールの効果じゃないの?
- 13 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 16:01:24.88 ID:7MEr32He0
-
〜〜〜超高校級のプログラマーの研究教室〜〜〜
日向「うわぁ……」
俺はその光景を見て、そんな声を出す事しか出来なかった。不二咲の研究教室の約半分が、その黒くてトゲトゲしたドラゴンの身体で埋まっている。
デカイ。流石に鯨ほどじゃないが、象の倍ぐらいはありそうだ。……いや待て、そもそも何で異世界に送り返したはずのドラゴン(多分一番ヤバイ奴)がモ○スターボールみたいな物の中に入って……グウッ! な、なんだ……? あ、頭が痛い!! まるで思い出すことを頭が拒否しているような……!!
不二咲「せ、先輩!? だ、大丈夫ですか!!?」
日向「だ、大丈夫だ……」
いや、本音を言えば全然大丈夫じゃない。この訳の分からない頭痛もそうだが、早いところ真宮寺と田中を訪ねて事情を知っているかどうか聞き出さないと……!!
どうする? ↓1
@真宮寺を尋ねる
A田中を訪ねる
Bその他安価
- 14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:06:27.69 ID:5EXK5BCx0
- 3 残姉が江ノ島からの手紙を持ってきた。
- 15 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 16:15:19.26 ID:7MEr32He0
-
俺が不二咲の教室をでて、取りあえず二人の所に行こうとしたその時。意外な人物が俺の事を尋ねてきた。
戦刃「あっ……。やっぱりここにいたんだ日向くん」
日向「戦刃……? 俺に何か用か? 悪いけど今ちょっと緊急事態で──」
戦刃「うん。その件について盾子ちゃんから「手紙を渡してきて」って頼まれたんだ。はいこれ」
不二咲「え、江ノ島さんからの手紙……?」
……その時の俺は、様々な事を疑問に思うよりも先に、苦虫を噛みつぶしたような顔をしていた。江ノ島かぁ……これ江ノ島絡みの事件かぁ……。なんだろう、もの凄く嫌な予感がする。でも事件解決のためのヒントが書かれているかもしれないなら読むしかない。
そうして俺は江ノ島からの手紙の封筒を開けて、中に入っていた一通の手紙を読んでみた。そこには──↓1(江ノ島からの手紙の内容)
- 16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:23:44.02 ID:C+cdkX3qO
- 日向パイセーンへ アンタがこれを読んでいると言う事は一番ヤバイドラゴンが送り返されてないってこと。その理由は、そのモンスターボールに細工して一番魔翌力が高く魔術師としての才能がある奴の所に飛ぶようにしておきました。この間呼び出されたドラゴン達は魔術師の才能があるやつしか懐かないから当然の結果よねー。おせっかいついでに日向パイセーンと最原に懐いていたドラゴンを呼び戻しておきました。なので悪しからず(笑)
- 17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:26:55.19 ID:5EXK5BCx0
- 迷惑以上に面倒くさい事をするなんてこったい。
- 18 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 16:42:33.69 ID:7MEr32He0
-
江ノ島『日向パイ先へ。 アンタがこれを読んでいると言う事は、一番ヤバイドラゴンが送り返されてないってことだよね? その理由は、そのモノクマボール(絶対にかのボールの本来の名前を○で隠さずに言ってはいけません。本気で世界の危機になります)に細工して、一番魔力が高くて魔術師としての才能がある奴の所に転送するようにしておいたからでーす♪ この間呼び出されたドラゴン達は魔術の才能があるやつしか懐かないから当然の結果よねー。おせっかいついでに日向パイ先と、最原に懐いていたドラゴンもそれぞれの研究教室呼び戻しておきました。なので悪しからず(笑)』
日向「江ノ島ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」テガミバァン!!
不二咲「!? ひ、日向先輩どうしたの!!?」
戦刃「あー……。やっぱり絶望的な事が書いてあったんだね……ごめんね日向くん」ペコリン
あんの野郎マジでふざけるなよ!!? 人が散々苦労して、重傷患者(夢野(数ヶ月登場不可能としています))まで出して、やっとこさ異世界に送り返したってのに……!!
クッソ、やることが一気に山積みになったぞ……!! まずドラゴン達を集め直して、真宮寺に頼んで魔術陣を書いて貰ってもう一度ドラゴン達を元の世界に強制送還。
江ノ島から(恐らく真宮寺の研究教室から盗み出した)召喚の魔術書を取り返して二度と同じ事をしないように厳重に説教&説得。モン……モノクマボールの解析については……。江ノ島にやらせると「また」余計な効果を付与されかねないんだよなぁ……。どっちもどっちかもしれないけど、入間に頼むしかないかぁ……。
不二咲にはこの部屋でこのヤバイドラゴンが暴れ出さないように見張ってて貰って……。俺は↓2
@やはり真宮寺の元へ行く。
A自分の研究教室に戻ってドラゴンを回収する。
B江ノ島の元へ行く。(判定次第でいません)
- 19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:43:30.64 ID:k6ed5bvg0
- 1
- 20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:44:26.90 ID:3rbYuWpfO
- 2
- 21 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 16:55:40.99 ID:7MEr32He0
-
日向「不二咲! お前は自分の部屋のドラゴンが絶対に怒ったり暴れたりしないように要注意しながら面倒を見ててくれ!! 俺は色々と……もうホント色々とやることが出来ちまったから!!」
戦刃「……(ドラゴン……?)」
不二咲「わ、分かりました! 頑張ってみます!!」
取りあえずは俺の部屋にいるっていう俺の頭の上にずっとしがみついてた例のドラゴンを回収しに行かないと……! 呼び出された中で危険度が一番低い奴でも、ちょっとしたブレスで人を全身丸焦げに出来るのが最強の幻想種(ドラゴン)だ。あいつも俺がシッカリ面倒を見てないと、何をやらかすか分かったもんじゃない!!
〜〜〜超高校級の相談窓口の研究教室〜〜〜
日向「おい! ドラゴ……ゴイ!(51)いるか!!?」
↓1
01〜30 机の上で眠っていた。
31〜60 ドアを開けた途端、日向の頭に飛びついてきた。
61〜90 七海に撫でられて気持ちよさそうにしていた。
91〜00 なんか5歳の美少女が素っ裸で立ち尽くしてたんだが……。
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 16:59:05.65 ID:5EXK5BCx0
- 日向、裁判沙汰にならないといいけど。
- 23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:03:47.53 ID:5EXK5BCx0
- 日向、名前をつけると後々厄介な事に
- 24 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 17:15:33.44 ID:7MEr32He0
-
ゴイ「クルルゥ〜♪」
七海「ふふっ。よしよし、良い子だねぇ。そのまま大人しくしててねぇ……」ナデナデ
俺はその光景を見て、安堵と慈愛と感動の涙を流しそうになった。七海……本当にナイスだ!! ゴイ、お前もよく大人しくしててくれた!!
七海「あ、日向くんだ。……もしかしてと思ったけど、またドラゴンが召喚されちゃったの? 日向くんの研究教室に来てみたら取りあえずこの子が寂しそうにしてたから面倒をみてたんだけど……」
日向「七海……。やっぱりお前は天使だ……! ──って、あっおいコラ!!」
ゴイ「クルルゥ〜、クルルゥ〜♪」
七海「ふふっ。やっぱりその子、日向くんの頭の上がお気に入りみたいだね。……私も協力するから、何があったのか説明して貰えるかな?」
日向「ああ、実は……──事情説明中──って訳なんだ」
七海「……今度は最初から江ノ島さん絡みの事件かぁ……。難易度高いなぁ……。取りあえず最原くんと苗木くんの様子を見に行ったら? 私は真宮寺くんの所に行って、事情を説明してくるから」
日向「ああ! 分かった!!」
こうして七海という希望を手にした俺は、ゴイと共に再び行動を再開した。まず会に行かねばならないのは──↓2
@苗木
A最原
Bその他安価(ただし、入間だけは本気で非推奨しておきます)
- 25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:16:42.77 ID:k6ed5bvg0
- 1
- 26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:17:30.48 ID:3rbYuWpfO
- 1
- 27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:19:09.73 ID:5EXK5BCx0
- 苗木の場合は契約済だから根本的な解決にならないんだよな。
- 28 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 17:24:56.31 ID:7MEr32He0
-
やっぱ苗木だよな! 最原はその洞察力と推理力、そして経験から「一体どうすれば良いのか」が大体分かってくれると思うけど、苗木に関しては話が別だ。
別にあいつの要領が悪いとか、洞察力が優れていない(むしろ優れている方だと思う)とかそういう理由じゃなくて、一番の問題はあのドラゴン──「ミミ」が苗木に惚れていて、何をしでかすか本気で分かったもんじゃないということだ。
あの体格差で人を下敷きにするぐらい簡単な膂力の持ち主だしなぁ……。仮にまた押し倒されてたらどうすっかなぁ……。
〜〜〜超高校級の幸運(78期生)の研究教室〜〜〜
日向「苗木! いるか!?」
↓1
01〜30 苗木もミミもいない。
31〜60 苗木に抱きついているミミがいた。
61〜90 苗木にまたキスをしているミミがいた。
91〜00 なんか不二咲以外の苗木lovesがかなりヤバイ眼で苗木とミミを見ているんだが……。
- 29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:27:18.77 ID:5EXK5BCx0
- 修羅場にならない事祈ります。
- 30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:28:46.55 ID:cdBKtZyBO
- ゾロ目どういう効果?
- 31 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 17:48:53.98 ID:7MEr32He0
- >>30 (苗木にとって)史上最悪の絶望レベルの出目です。……これホントどうしよう(滝汗)
ミミ「んー……ちゅっ♪ パパもママも許してくれたし、これで正式に夫婦になれるね〜誠〜♪」
ミミに押し倒された苗木「そ、そうだね……。あ、あはははははははは……(白目)」
あー……。やっぱり「こう」なってたか。ドラゴンだし、人の理が通じる存在じゃないとは思ってたけど……。
日向「こら! ミミ!! 『郷に入っては郷に従え』前も言っただろ!!」
ミミ「むぅ……。五月蠅いのが来ちゃった……。どうしよう誠? 逃げる? 追い払う??」
苗木「ひ、日向先輩は僕の大切な先輩だから、無下に扱う娘は嫌いかな〜……なんて……」
ミミ「!? ご、ごめんなさい!!」
苗木の言葉にビビったのか、ミミはイソイソと苗木の腹から降りる。……苗木もミミの扱い方が分かってきたみたいだな。
苗木「ひ、日向先輩。その、この状況は一体どういう……。ミミちゃん達はこの前ちゃんと元の世界に送り返したはずじゃあ……」
日向「ああ、それなんだがな──事情説明中──って訳なんだ」
苗木「そうですか……江ノ島さんがまた……。クラスメイトを代表して代わりに謝ります、ごめんなさい」ペコリ
日向「苗木が頭を下げる事じゃないさ。だから……」
苗木「ええ、江ノ島さんは僕に任せて下さい。なんとしてでも説得して、魔術書を取り返してみせます!!」
日向「助かる、俺は最原の所に行くよ。最原に事情を説明したら、俺も江ノ島の説得&説教に参加する」
ミミ「? 誠、誰かぶっ飛ばしたい奴がいるの? だったら私が──」
苗木「み、ミミちゃん! 僕は物事を穏便に済ませてくれる女の子が大好きなんだ!! だから──!!」
ミミ「!? うん! ミミ、大人しくしてるよ!! だって誠の妻だもん!!」
よしよし、流石は苗木だ。まだ数回しか交流がないのにミミのことを完全にコントロールしている。さて、江ノ島のことは苗木に任せて俺は早速──
〜〜〜超高校級の探偵(79期生)の研究教室〜〜〜
日向「邪魔するぞ、最原!!」
↓1
01〜30 最原に撫でられながら机の上で眠っていた。
31〜60 最原の腕の中でスヤスヤと眠っていた。
61〜90 赤松と一緒に可愛がられていた。
91〜00 なんか4歳の美少女が素っ裸で立ち尽くしていて大慌ての最原がいるんだが……。
- 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:51:57.95 ID:cdBKtZyBO
- はい
- 33 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 17:53:23.89 ID:7MEr32He0
- 「いや草」と言っている自分と「最悪だぁ……」と嘆いている自分が同時に存在しています。
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 17:53:40.43 ID:5EXK5BCx0
- 白銀さん案件に発展
- 35 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 18:16:32.83 ID:7MEr32He0
-
4歳ぐらいの少女「むにゅ……。しゃいはらぁ……」
最原「あ、あわ、あわわわわわわわわ(顔真っ赤)」
……そこには素っ裸の4歳の女の子が、最原に抱きついているという、事案待った無しの絵面が存在していた……。いや完全に前回の苗木の時のデジャヴなんだか!? もしかしてドラゴンって素で人間に変身出来るのか!?
ゴイ「クルルゥ?」
……偶々だよな? なぁゴイ。お前は唐突に人間の幼女になったりしないよな?? 俺をロリコン通り越してペド扱いされる地位にまで貶めたりしないよな???
最原「あ、ひ、日向先輩!! こ、これはその……! ぼ、僕が部屋で研究をしてたらいきなり部屋の中がパアアッって光って、何かと思ったらこの子がその……! へ、部屋の中に突然現われて僕の事を……!! それも何故か全然引きはがせなくって……!!」
日向「落ち着け、最原。探偵ならどんな時にでも「冷静に」だぞ。……前回の苗木の時と同じだよ。実は──事情説明中──って訳なんだ」
最原「そうですか……。また真宮寺くんと田中先輩が手を組んでやらかした線は薄く見てましたけど、江ノ島先輩が……」
日向「取りあえず、お前は研究教室に鍵を掛けて、そいつと一緒に中に籠もっててくれ。あ、人間体でもドラゴンはドラゴンだから、扱いにはマジで気をつけろよ? 下手すりゃ夢野と同じように病院送りになるぞ」
最原「えちょっ!? あの、先輩は!!?」
日向「白銀か東条か、それとも西園寺かは分からないけど、兎に角「小さな女の子」が着られそうな服を持ってそうな奴にそいつが着る服を貰ってくる! 江ノ島の元に一緒に向かうとはいえ、全裸じゃ流石に不味いだろ。希望ヶ峰学園一の変態野郎の称号待った無しだぞ!!」
最原「わ、分かりました!!「しゃいはらぁ……」わ、分かった。分かったからそんなに胸やお腹を押しつけないで!!」
……最原よ、言いたいことは分かるが、お前傍から見たら幼女に「興奮するからそう言うことしないで!!」って言っている風に聞こえるぞ……。
さて、誰の力を借りるべきか……。
↓1
@やっぱり白銀(ただし、連続二回目の為、怪しまれます(判定必須))
Aここは東条(服を持っているかどうかの判定自体は厳しいですが、怪しまれることなく服を作ってくれます)
B西園寺(ノーリスクで服を借りれますが、事情を聞いて納得するまでは罵倒されます)
- 36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 18:22:44.49 ID:5EXK5BCx0
- 2が一番安全かな。守秘義務果たすし。
- 37 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 18:24:31.70 ID:7MEr32He0
- はい、という訳で次の展開が決まったので>>1は夕食休憩に入ります。8時〜9時の間には……戻れると良いなぁ……。(寝落ち常習犯)
- 38 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 21:14:42.54 ID:7MEr32He0
-
どうする……? 白銀に頼めばまた服を貸してくれるかもしれないが、流石に二回連続となれば怪しまれるだろう。と、なると──
〜〜〜超高校級のメイドの研究教室〜〜〜
日向「失礼するぞ! 東条はいるか!?」
東条「──日向先輩? そんなに慌ててどうしたの? もしかして、私に何か「依頼」かしら?」
日向「ああ。実はその……お、俺の親戚の娘……4歳の女の子が家に遊びに来てるんだけど「もっと可愛い服が来たい!!」って言いだしてさ。東条ならお手製の可愛らしい服を作ってくれる、あるいは持ってるんじゃないかなってさ」
東条「4歳の女の子の服……? そうねぇ……」
↓1
01〜30 悪いけど、そういう事なら今から作るしかないわね。
31〜60 あら偶然ね、今丁度同じような依頼を受けてるの。一緒に作ってしまいましょう。
61〜90 丁度良いわ。今白銀さんの頼みで同じようなコンセプトの服を作ったの。どうぞ持って行って。
91〜00 あるにはあるけれど……。その、ちょっと過激な服なのよね。それでも良い?
- 39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:15:49.66 ID:qxdrQCw1O
- それ
- 40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:20:07.02 ID:5EXK5BCx0
- ゾロ目だとどうなんや?
- 41 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 21:22:53.53 ID:7MEr32He0
-
東条「丁度良いわ。今白銀さんの頼みで同じようなコンセプトの服を作ったの、どうぞ持って行って」
日向「良いのか!?」
東条「ええ。元々「誰のため」というより「こういう服が作りたい」って丁で作ったんだもの。必要としている人がいるなら、その人にあげるのが一番よ」
そう言って、東条は俺にお手製の服を渡してくれた。……なんだろう。何故だか分からないが、あの子にピッタリ合う服な気がする!!
日向「恩に着る、東条!!」
俺は東条に礼を言うと、急いで最原の元へと戻る。だがそこには──↓1
01〜30 幼女を膝の上に乗せて、眠らせている最原がいた。
31〜60 幼女に押し倒された最原がいた(幼女自体は寝ている)
61〜90 幼女に押し倒された最原がいた。(幼女は起きている)
91〜00 なんか幼女にキスされてる最原がいるんだが……。
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:25:59.16 ID:k6ed5bvg0
- あ
- 43 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 21:38:34.47 ID:7MEr32He0
-
4歳の幼女「スーピー……。スーピー……」
最原「よーしよしよし……。お願いだからそのまま寝ててね……」ソワソワ
日向「最原! 服を持って来たぞ!!」
最原「日向先輩!? い、今開けます!!」
日向「どうだ、その……ドラゴンの様子は」
最原「また眠っちゃったみたいです。……本当によく寝る子で助かりましたよ……。シイ(41)ちゃんって名前だけは聞き出せましたけど」
シイか……。やっぱりコイツら(ドラゴン)にも「名前」がちゃんとあるんだな……。なぁ、お前の本名は何て言うんだ? まさか本当に「ゴイ」で合ってるのか? そう心の中で尋ねてみても、コイツは「クルルゥ?」と首を傾げるばかりだ──って、そんな場合じゃなかった! はやいとここの服をシイに着せないと最原の尊厳が──!!
〜〜数分後〜〜
シイ「すぅ……。すぅ……」
俺の見立て通り、東条に作って貰ったその服は、シイにピッタリだった。ふぅ……やれやれ、これでやっと事件解決のために動き出せる……。例のヤバイドラゴンは不二咲の手腕に任せるとして、やはり元凶である江ノ島をなんとかしなくては──!!
日向「最原! シイを連れて一緒に付いてきてくれ!! 江ノ島をとっちめに行くぞ!!」
最原「わ、分かりました! ええっと……(ユサユサ)……ダメだ、起きそうにないな……背負っていくしかないか……」
こうして俺達は元凶である江ノ島の元へと向かった。そしてそこには──↓1
01〜30 何故か絶望状態の苗木がいた。
31〜60 江ノ島とのトークバトルに苦戦する苗木がいた。
61〜90 江ノ島とのトークバトルで善戦する苗木がいた。
91〜00 江ノ島から既に魔導書を取り返した苗木がいた! 凄いぞ苗木!!
- 44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:42:36.35 ID:5EXK5BCx0
- 希望は前へ進むんだ!
- 45 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 21:53:15.38 ID:7MEr32He0
-
〜〜〜超高校級のギャルの研究教室〜〜〜
苗木「お願いだよ江ノ島さん! 大人しくその魔導書を返してよ!!」
江ノ島「えー? でもなぁ……? この本かーなーりー興味深いことがかいてあるしぃ。まだまだ使えそうな部分も沢山あるしなぁ(ニヤニヤ)」
苗木「その本は元々真宮寺くんの持ち物でしょ!? 普通に泥棒だよ!!」
江ノ島「それを始めるにはまず「泥棒」の定義から始めなくてはいけませんねぇ……。真宮寺だってこの本を「正規ルート」で手に入れた訳じゃないんですし? あ、もしこの本の事が世間に流出しちゃったらこの世界はどうなっちゃうのかな〜?」
苗木(そ、それは! それだけは絶対ダメだ!! クソッ……どうすれば……どうすれば江ノ島さんを止められるんだ!?)
ガララララッ!!
日向「救援に来たぞ! 苗木!!」
最原「助けに来ました、苗木先輩!!」
苗木「ひ、日向先輩! 最原くん!!」
江ノ島「おっとー? 古今東西主人公トリオが揃っちゃったかぁ……。うーん、これは私様でもちょーっと厳しいかなぁ(ニヤニヤ)」
江ノ島は余裕の笑みを崩そうともしてない。……こいつ、事態がもっと悪化するまでは魔導書を意地でも返さないつもりだな……!!
↓2 どうする?
@江ノ島に、どうすれば魔導書を渡してくれるのか聞く。
A取引を持ちかけてみる。
Bその他安価。
- 46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:54:58.53 ID:yC8jisa6O
- 2
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:55:07.99 ID:k6ed5bvg0
- 3苗木ガールズも呼んで加勢してもらう
- 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 21:56:39.61 ID:5EXK5BCx0
- 事態がさらに悪化する展開しか見えんのだが。スパクリでどうにかなるか?
- 49 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 22:13:23.66 ID:7MEr32He0
-
「「「ちょっと待ったぁあああああああああ!!!」」」
日向「!!? こ、この声は?」
江ノ島「お、おやおやおや? 私様としたことが、とんでもない出目を踏んじまった(コンマ99)みてぇだなぁ!!」
舞園「不二咲さんから話しは全て聴かせて貰いました!!」
日向「舞園……!」
朝日奈「……本当に大変だったね、苗木、日向先輩、最原!!」
苗木「朝日奈さん……!!」
霧切「江ノ島さん。このままその魔導書を返さないと言うのなら、今までのあなたの悪行は全て生徒会並びに学園長。そして学園上層部の評議会に連絡させて貰うわ」
最原「霧切先輩……!!」
こ、ここで苗木lovesが救援に駆けつけてくれるなんて!! これはかなり心強──!!
江ノ島(……ちぇー。「あともう一回」だったのになぁ……。まぁいっか! 既に二回は済んでるし、どのみち苗木は……うぷぷ!!)
江ノ島「えーんえーん! みんながよってたかって虐めるよ〜!!」
舞園「何を言ってるんです? 全てあなたの自業自得でしょう!!」
霧切「……それで? 魔導書は返すの? 返さないの?」
江ノ島「良いよー! 返してあげりゅー♪」ポイッ
朝日奈「!!? こ、こんなにあっさりと!?」
江ノ島「惜しいか惜しくないかで言えば勿論惜しいんだけどー。この状態で返さなかったら幾ら私様でも事後処理が大変そうだしねぇ。丁度良いかなって感じ?」
それじゃーねー! と、江ノ島は逃げるように自分の研究教室を出て行った。後を追おうとする霧切と最原だが、俺はそれを止める。江ノ島は二人がかりで敵う相手じゃないし、追った先に罠が無いとも限らない。
日向「……今は兎に角、ドラゴン達を元の世界に戻すことを優先しよう……」
苗木「うん、そうだね。優先順位はハッキリしておかないと……。行こう、不二咲さんの元へ!!」
〜〜〜超高校級のプログラマーの研究教室〜〜〜
苗木「不二咲さん! 大丈夫──!!」
↓1
01〜30 普通に大丈夫だった。
31〜60 なんかドラゴンと仲良くなっていた。
61〜90 なんかドラゴンと凄く仲良くなっていた。
91〜00 なんか9歳ぐらいの角の生えた女の子がいるんだが……。
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 22:15:35.97 ID:5EXK5BCx0
- ヤバイヨヤバイヨ
- 51 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 22:42:52.95 ID:7MEr32He0
- なんでじゃぁあああああああああああああああああ!!!(97)
そこには9歳ぐらいの女の子が、椅子に座って部屋の主である不二咲と、それはそれは楽しそうに談笑していた。……だが、頭の上には二本の角が生えている。それが「彼女は人間ではない」という事の、何よりの証明だった。
9歳ぐらいの女の子「ほうほう。……それで今はその苗木とやらを女共+貴様の4人で奪い合っておると……。カッカッカ! 愉快愉快、人の修羅場も獣のそれと大して変わらんのぉ……。で、どうじゃ? 貴様に勝ち目はありそうか? 無さそうと言うなら秘蔵の媚薬の作り方を教えてやるぞ」
真っ黒い色をしたゴスロリドレスに、真紅のような紅い瞳。……そして、身体中からあふれ出る「コイツはヤバイ」という圧倒的な覇気。今まで生きてきた中でも最強の……。人類最強と言われる大神のそれを何万倍にもしたような、近づくだけで目眩がしてくるような──それほどの存在感。
不二咲「……どうだろう。正直自身は無いです……。苗木くん、僕を選んでくれるかなぁ……?」
9歳「なんじゃ、我が気に入った人間らしくもない……。雄に「選んでもらう」のではない、雄に「自分を選ばせる」ように努力せい。それが、心身共に強く、美しくなる最も正しく近道な恋の必勝法よ……。そら、お主の思い人と友達とやらが来たようじゃぞ」
不二咲「!!? な、苗木くん。この子はその……」
苗木「大丈夫、分かってるよ。ボールの中に入ってたドラゴンさんなんでしょ?」
日向「事件は無事に解決したぞ。あとはドラゴンのみんなを、この前みたいに元の世界に送り返せば良いだけだ」
9歳「なんじゃ、随分とナヨナヨしいのぉ。コレがお主の選んだ……ん? んん? ……ほうほう、これはこれは……(ニヤニヤ)」
苗木「あの、僕がどうかしましたか……?」
9歳「良いや別に? ただ「随分と難儀な運命を背負った希望の子」よのぉ、と思っただけじゃ。……ほれ、そろそろ帰るぞ竜共よ」
そう言った9歳の女の子がバッ! と右手を振るうと、床に紫色をした超巨大な魔方陣が現われる。……見たことがあるぞ。コレって確か真宮寺が書いてた魔方陣と同じだ……!!
ミミ「はーい……。誠! またねー!!」
ゴイ「クルルゥ〜!」
シイ「スー、ピー……スー、ピー……」
9歳の女の子「ではな。異世界に済む人間達よ……。おお、そうじゃそうじゃ。その「電子世界の申し子」にはもう伝えたが、貴様らにも我の真名を明かしておくとするかの──いつまでも「9歳ぐらいの女の子」と心の中で表現されるのも嫌なのでな」
こいつ、俺達の心の中まで簡単に──!?
6「我はここではない異世界をたゆたう神竜にして、10人おる「神格」の一人。6(ナンバー・シックス)。今後の余生を平穏に過ごしたいのであれば、これ以上異界に……竜に関わろうとせんことじゃな」
その言葉を最後に、竜達はこの世界から消えた。……最初から何も無かったかのような、シン──とした空気だけが、そこにはあった。
- 52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 22:52:40.35 ID:5EXK5BCx0
- 作者様の叫び方が戦◯BA◯ARAの黒田◯兵衛何だが。
- 53 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 23:00:41.55 ID:7MEr32He0
-
〜〜〜後日談〜〜〜
あの大騒ぎから一週間後。不二咲は俺の研究教室に、先の事件のお礼を言いに来ていた。「絶対に一人じゃ解決出来なかっただろうから」との事だ。
不二咲「本当に、本当にありがとうございます、日向先輩!! 僕一人じゃあホント、どうしたら良いのかサッパリ見当もつかなくて……」
日向「気にするなって、あんなの、一人で何とかしようって方が間違ってる。……それに「あの」江ノ島が関わってた事件なんだ。俺だって一人じゃどうしようもなかっただろうしな」
不二咲「……それでも、本当にありがとうございました。日向先輩が苗木くんを……。皆を助けてくれたんだって、僕は思ってますから」
ニッコリと微笑みながら、不二咲は言う。……今回の件を受けて、真宮寺は魔導書と思われる類いの本を更に厳重に封印。一般人には絶対に触れられない場所に保管することを決めたようだ。(江ノ島だけはどうにかしてしまいそうだが)
……世界を滅ぼす可能性を秘めたドラゴン達、か。そりゃあ関われば関わっただけ命を縮めそうだよなぁ……。けど、それにしても……。
日向(なんだろう……。この事件、これで「終わり」じゃ無い気がするんだよな……)
世界の危機というより、どこぞの誰かさんにとって史上最悪クラスの絶望が降り注ぐ事態に発展しそうな──そんな予感がするんだ。何故だかはよく分からないけど……。
日向(……まぁ良いか。少なくとも当面の危機は去ったんだしな!!)
この時の俺はまだ、そんな風に楽観的に考えられていたんだ──「あいつ」から「あの依頼」が飛び込んでくるまでは──
不二咲からの依頼をクリアしました! 「不二咲を頼る」のコマンドの難易度が下がりました!!
不二咲は知っての通り、超高校級のプログラマーです。分野は限定されますが、その体の依頼が来たときにはこれ以上無く頼りになってくれるでしょう。
- 54 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 23:04:17.67 ID:7MEr32He0
-
不二咲千尋との絆値がMAXになりました。絆クエスト 不二咲千尋編 を 開始します──と、言いたい所なのですが、絆クエストはご存じの通り長い&書き溜めが必要なので、明日以降に回します。
取りあえず今日は依頼の続きをやって、それが終わり次第不二咲の絆クエストに移りましょう。
- 55 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 23:13:27.34 ID:7MEr32He0
- 日向「なぁ七海」
七海「なぁに? 日向くん」
日向「RPG系のクエストゲームだけとは限らないけど、キャラクターに装備出来る○○シリーズってあるだろ? お前はそういうのって「装備を統一する」派か? それとも性能や効率に拘る派か?」
七海「うーん……、その時の気分によるなぁ……。シリーズ物の装備って統一感があってカッコいいし、メリットも多くあるんだけど、大抵デメリットも同時に付いてくるんだよね……。だから「ガチ」の時は性能に拘った物にするかな。それ以外は統一してるよ」
日向「やっぱそうなるか。柔軟な思考と対応も、ゲームを楽しく遊ぶためのコツだよな」
コンコンコン!
日向「おっと、今日も依頼者かな?」
七海「クエストを受けに来たのかもしれないよ?」
日向「どっちかっていうとクエストを受けるのは俺の方なんだが……はーい! どうぞ!!」
↓3「失礼します」
↓3までで一番コンマ値が「高い」物を採用。
ついでに>>1からの連絡。「苗木」が選べないキャラに緊急追加&今学期(つまり二学期中)はもう異世界云々に関する依頼は無しで。(天丼は一回目は面白いけど繰り返しすぎると……ね?)
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 23:14:01.82 ID:k6ed5bvg0
- 赤松
- 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 23:14:49.29 ID:s/67OTbGO
- キーボ
- 58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 23:32:14.05 ID:5EXK5BCx0
- 九頭龍
- 59 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 23:45:56.73 ID:7MEr32He0
-
赤松「えへへ……。こ、こんにちわー……(ソロー)」
七海「赤松さんだ。いつもピアノの伴奏(ゲームBGM)お疲れ様です」ペコリン
赤松「え!? ええっと……大した事はしてないよ? 会社から依頼を受けて、ピアノの部分を弾いてるってだけだもの」
今回の依頼者は『赤松楓』才能は、超高校級の「ピアニスト」だ。
幼少期からピアノと共に育ち、友人からは「ピアノバカ」と呼ばれるほどいつもピアノを弾いていたらしい。やがて数々のコンクールでも賞を獲得するようになり、ついには “超高校級のピアニスト” の称号を得るまでになった。
明るく前向きな性格で、目標達成のためには努力を惜しまない、79期生の中心的ムードメイカーだ。……最近音痴だと言うことが判明したが、本人はそれにもめげず、歌の練習を頑張っているらしい。
赤松「ええっと、この教室に行けば日向先輩が悩みや相談を聞いてくれて、解決の手伝いをしてくれるって聞いたんだけど……ホント?」
七海「ホントだよー! それじゃあ日向くん。赤松さんのこと、任せたからね」
そう言って七海が部屋を出て行き、俺はいつものように赤松に来客用のソファーに座るよう促すと、いつもの定型文を口にする。
日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
赤松「は、はい! 実は↓3なんです!!」
↓3までの安価の中で一番コンマ値が「低い」物を採用。
……と、いうわけで今回はここまで。みなさま、昨日今日とご協力本当にありがとうございます。休日なら昼でも結構な人がいると分かったので、これからは土日祝日と、私自身の休みが重なったら、積極的に投稿していこうと思います。
それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。
470.67 KB Speed:2.5
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
スポンサードリンク
Check
荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)