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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 3

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673 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/12(日) 21:10:10.64 ID:SNvB/HhKO
もし本当にルドトレだとすれば彼に近付いたことになりこれはチャンスだとトレーナーは考える




「なんだ?ガキが一人でこんな所に来てんのか?」




考え込んでいるトレーナーの横で褐色ウマ娘はばんえいレース場に子供が一人でいることに気付く




親とはぐれたのかと彼女が近付くとその少女は子供ではなく佐岳メイでトレーナーも彼女に気付いた




トレーナー「こんなところでどうしたんですか?」




メイ「……」




トレーナー「メイさん?」




明らかに様子がおかしいメイを見たトレーナーは二人で話をしようとレース場の休憩スペースへと向かった




このあと…

1 ショックから立ち直れないメイ
2 メイの遺書を見つけるトレーナー
3 病んでしまっているメイ
4 話を聞けず仕方なく家に連れて帰るトレーナー
5 樫本理事長に電話するトレーナー
6 自由安価


下3
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 21:12:49.76 ID:iHS3swRG0
5
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 21:20:52.83 ID:iSee1geu0
1
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 21:21:38.16 ID:HeCQxnt30
5
677 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/12(日) 23:17:12.32 ID:vCocuxTU0
樫本理事長「確かにそこに佐岳さんがいるんですね?」




トレーナー「はい…」




樫本理事長「連絡感謝します。実は佐岳さんが行方不明になったとURAから聞かされていたんです」




前理事長の悪行を見抜けずプロジェクトL'Arcを利用されそうになったことに彼女はかなりのショックを受けていた




プロジェクトL'Arcはただのプロジェクトではなく彼女の夢そのものでありそれを傷付けられたことは大きな傷となった




メイはそのことが原因で精神を病んでしまい行方不明となっていた所をトレーナーが発見する形となった




トレーナー「メイさんはどうしたら良いですか?」




樫本理事長「なるべく刺激せず会話ができないか試してみて下さい」




理事長はURAに連絡を入れておくのでトレーナーは彼女と会話ができないか試みることに
678 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/12(日) 23:22:45.16 ID:vCocuxTU0
メイ「……」




メイは相変わらず虚ろな目で焦点も合っていない。目の前にトレーナーがいることにも気付いていないようだ




トレーナー「メイさん僕のことがわかりますか?」




メイ「……」




トレーナー「プロジェクトL'Arcでお世話になってるトレーナーです」




メイ「トレーナー……?」




トレーナー「そうです僕ですよメイさん」




何度か話しかけていると僅かに反応がありトレーナーを認識したようだった




このあと…

1 泣き出すメイ
2 コテージに連れて帰るトレーナー
3 メイ入院
4 メンタル崩壊メイ
5 自由安価


下3
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 23:24:21.87 ID:l2uzVSah0
1
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 23:25:35.19 ID:EtKsQh/go
1+2
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/12(日) 23:25:45.44 ID:0MaJT41g0
2
682 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 00:11:12.17 ID:CXjvvyw/0
呼びかけには反応するようになったものの会話は相変わらず不可能だったので仕方なくコテージへと連れて帰ることに




彼女をよく見てみると数日間は服を着替えていないようなのでとりあえずシャワー浴びてもらった




トレーナー「着替えは僕のしかないけど仕方ないか」




着ていた服と下着は洗濯し乾くまでは自分のものを着てもらうしかないと脱衣所に服を置いておく




トレーナー「メイさん〜?ここに着替え置いておきますからね〜」




メイからの返事は無かったがちゃんとシャワーを浴びている様子だったのでトレーナーはリビングに戻る
683 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 00:19:02.24 ID:CXjvvyw/0
メイ「……」




シャワーを終えたメイはもう虚ろな目ではなくなっていたがまだ会話は難しそうだ




トレーナー「寝室が余っているので今日は泊まっていって下さい」




メイ「……」




トレーナー「仕事のことも全部忘れてゆっくりして下さいね」




食糧はトレーナーの分しか無かったがそれをメイに食べてもらおうとトレーナーは準備をする




そんな様子を見てメイの目には徐々に光が戻ってきていた




このあと…

1 死ねなかったと話すメイ
2 ショックでおかしくなったとメイ
3 トレーナーに依存させて欲しいとメイ
4 泣きながら飯を食うメイ
5 自由安価



下3
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 00:29:57.94 ID:OfsjA/Sd0
4
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 00:37:35.25 ID:qzLMDK8d0
1
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 00:38:03.03 ID:Rz9a1d9I0
4+1+どんなに辛くても苦しくても死んだら駄目なんだと説得
687 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 00:56:39.35 ID:CXjvvyw/0
メイ「ひぐ……っ……」




食事を口に運ぶとメイは涙を流しながら食べ始める。何かを食べるのも数日ぶりだったようで益々涙が止まらない




大量の涙を流しながらメイは食事を続け、ポツリポツリとどうしてこうなったのかを話し出す




メイ「死ねなかった……情け無い……」




前理事長に夢を踏み躙られたことがどうしても頭から離れずメイは自らの命を断とうとした




マンションから飛び降りようとしたが足がすくみ、電車に飛び込もうとしても無理だった




何度も何度も死のうとしたが全てうまく行かず気づけば北海道まで来ていたそうだ
688 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 01:02:20.11 ID:CXjvvyw/0
飲まず食わずでいれば今度こそ死ねると思い町を徘徊していた。ばんえいレース場に来たのは偶然ではなくウマ娘に誘われたからだろう




彼女の本能でウマ娘の近くに居たかったからなのか、メイはあの場へと辿り着いてしまっていた




メイが死のうとしていたと聞きトレーナーはそれだけはやってはいけないと彼女を叱る




トレーナー「どんなに辛くても苦しくても死んだら駄目なんです」




メイ「もう生きる気力が無い……」




トレーナー「それでも生きなきゃいけないんです」




絶望してしまっている彼女をなんとか説得し前を向いてもらおうとトレーナーは奮闘する



このあと…
下3
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 01:23:11.01 ID:T5JlBOV90
kskst
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 01:25:50.15 ID:9rkyfuxDo
kskst
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 11:28:54.23 ID:dyOiBS6w0
夢を否定されるのが辛いのは分かるとトレーナーは言う、自分もトレーナーになる夢を母と姉に否定されていたが幼馴染が応援してくれたから頑張れたと話す。だから夢を諦めないで欲しい一人でも応援する人がいるならばその人の為にも頑張って欲しいと励ます
692 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 18:07:24.33 ID:+u0ewR/cO
夢を否定されることは何よりも辛いことは自分もわかるとトレーナーは話し出す




トレーナー「僕はトレーナーになる夢を母に否定され続けてきました」




トレーナー「それでも幼馴染だけは僕のことをずっと応援してくれました。だからここまで頑張れたんです」





トレーナー「けどその幼馴染はもうこの世にはいません」





メイ「……そうか」





トレーナー「けれど彼女の言葉と応援はずっと心に残っています」




メイを応援する人は何人も存在し、その人の為にも頑張って欲しいとメイを励ます
693 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 18:17:47.42 ID:FOBgc9zPO
メイ「君は強いな。私には到底無理なことだ」




トレーナー「無理じゃありません」




自分も協力するので夢を追いかけてみるべきだと背中を押すがメイは拒否する




メイ「もう死なせてくれ」




トレーナー「絶対許しません」




彼女の手を握り思い留まるまで離さないとトレーナーはメイの手を強く握る。メイは振り払おうとすればできたがそれはできなかった




メイ「優しいんだな君は」




メイは観念したかのように手を繋いだままトレーナーに向かい倒れ込む。トレーナーは体調を心配するが本当に倒れたわけではなかった




メイ「生きる希望をくれないか」




メイはトレーナーの腕の中で借りている服を脱ぎ出す。自分には彼女がいると断ろうとするがここでメイを突き放すと最悪の事態があり得る




もちろん周りには誰もおらずトレーナーが黙っていればウィズに知られることはなく全てはトレーナーにかかっている




コンマ

奇数 仕方なく
偶数 断る
ゾロ目 出たら考える


下3
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 18:21:28.06 ID:+QKloX/g0
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 18:23:21.09 ID:lJXS8n+C0
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 18:24:28.20 ID:Crfv+Fgg0
697 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 18:37:36.98 ID:HwQHiHX8O
トレーナー「すいません僕には彼女が……」




メイには以前も話したが自分にはウィズという彼女がいるので関係を持つことはできないとトレーナーは断る




それを聞いたメイは脱ぎかけていた服を着ると涙を流しながら立ち上がる




メイ「結局はお前も拒絶するのか」




トレーナー「違います!こんなことをしなくても他に方法があります!」




メイ「うるさいうるさい!」




トレーナーは彼女の手をまた掴もうとするが力ずくで振り解かれ尻もちをついてしまう




メイ「もういい……全てを終わらせる」




メイはそのままコテージを飛び出してしまう。トレーナーも慌てて追いかけるがとても追い付くことはできなかった
698 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 18:45:32.54 ID:qw9564VeO
それからトレーナーは警察と理事長に連絡はしたが事態が好転するとは思えなかった




あの時メイを受け入れていればと何度も思ったがこれ以上ウィズを裏切ることも避けたかった




自分にはもっとできることがあったはずだとトレーナーは一晩中後悔することになってしまった




トレーナー(メイさんは何も悪くなかったのに)




前理事長のせいで踏み躙られた彼女の夢を自分が叶えるべきではないかと眠れぬベッドの中で考えていた




ウマレーターの実用性は証明できたのであとは凱旋門賞に向けてトレーニングを続ければ不可能ではない




プロジェクトL'Arcを引き継ぐことが自分にできることだとトレーナーは答えを出すことができた




翌日…
1 警察が来る
2 褐色ウマ娘にも報告
3 メイ自死
4 現在のプロジェクトL'Arcの状況の確認
5 自由安価


下3
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 18:52:08.02 ID:9rkyfuxDo
kskst
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 18:59:46.50 ID:qzLMDK8d0
kskst
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 19:00:15.94 ID:arz7PNxK0
2+4
702 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 19:35:15.67 ID:GNGcslGj0
翌日、コテージを訪れた褐色ウマ娘にメイのことを話し彼女の特徴を伝える




「見つけたら知らせてやるけど多分死んでるだろ」




トレーナー「……」




突き放したトレーナーが悪いと責めることはしなかったがメイの生存は絶望だと褐色ウマ娘は話す





昨夜の分の食糧をメイに渡したと知った褐色ウマ娘は今日の分は多めに食料を運んでくると言い残し一旦帰る




トレーナー「プロジェクトL'Arcのことを考えよう」




メイのことは仕方ないと考え今の自分にできるのはプロジェクトL'Arcなのだと切り替える
703 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 19:44:07.52 ID:GNGcslGj0
ダイヤ「メイさんが行方不明になりプロジェクトL'Arcは事実上機能していません」




ダイヤに連絡をとり確認してみるとメイが失踪してからプロジェクトは全く動いていないと知る




トレーニングも自主練のみとなっておりこのままでは凱旋門賞はとても無理だろう




エアトレがサブトレになったことにより余裕が生まれたトレーナーはプロジェクトL'Arcを自分が進めるつもりだと話す




ダイヤ「そうしてもらえるのは有り難いですが本当に大丈夫ですか?」




トレーナー「なんとかするしかないよ」





メイを拒絶した責任もあるとトレーナーはプロジェクトL'Arcを引き継ぐことを独断で決めてしまう




このあと…
1 キタルファに報告
2 メイの死を隠す褐色ウマ娘
3 警察がブルーに話しを
4 ウララから連絡
5 ルドルフから連絡
6 自由安価


下3
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 19:53:36.21 ID:8RL7Qgql0
5
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 19:58:45.98 ID:N7e3+EDR0
2
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 19:59:53.35 ID:qzLMDK8d0
4
707 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 20:35:12.21 ID:GNGcslGj0
ダイヤにプロジェクトL'Arcの資料のデータを送ってもらいトレーナーはこれからのことを考えていた





そんな時ウララから電話があり何かあったのかとすぐに応答する





ウララ「メイさんのこと話しておかなくちゃって思って電話したの」




トレーナー「メイさんはそっちにいるの?」




ウララ「トレーナーさんの近くにいるよ」




ウララからそう言われトレーナーは最悪の結末を想像する




ウララ「トレーナーさんが思ってることで合ってるよ」





やはり自分のせいでそうなってしまったのかとトレーナーはショックを受ける
708 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 20:39:22.64 ID:GNGcslGj0
ウララ「メイさんを救いたいなら方法はあるよ」





トレーナーが自らメイの死体を見つければきっと目覚まし時計が使えるはずだとアドバイスする





ウララ「私としては助けなくてもいいと思うよ」




トレーナー「どうして……」




ウララ「ウィズちゃんを傷付けることになるんだよ?」




その選択をするとは思えないが全知全能の自分が目覚まし時計を使えると教えるべきだとウララは悟る





トレーナーが見つけない限り彼女は誰にも見つからないので安心していいと言いウララは電話を切る




このあと…
下3
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 20:46:21.53 ID:xAwEPV8F0
kskst
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 20:53:06.17 ID:YqZ7XifG0
kskst
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 21:03:42.47 ID:lyNs6Zah0
メイの事で悩んでいると褐色から連絡がばんえいウマ娘達が頻繁に使用しているバーにルドトレらしき人物を見つけたと連絡が。

712 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 21:25:28.12 ID:sOe7KzEP0
メイの事で悩んでいると褐色ウマ娘から連絡が入る




トレーナー「もしもし…」




「女じゃなく男の方を見つけたかもしれねぇぞ」





やはりメイの情報ではなかったがばんえいウマ娘達がよく利用しているバーでルドトレらしき人物を見つけたと聞く




トレーナー「彼はバーに何をしに来てたの?」




「まだそこまでの情報は掴めてない。そもそも本人かどうかもハッキリしないしな」




あくまで似た男の目撃情報があったという報せだったがそれでも一つ前に進んだことには違いない




その男がルドトレかどうか調べたいので可能であれば直接コンタクトをとってみて欲しいと依頼する
713 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 21:30:16.33 ID:sOe7KzEP0
「こっちはそれでもいいが直接来るか?」




彼らしき人物が目撃されたバーはそれほど遠くないらしくトレーナーが直接向かわないかと提案する




自分が聞いて回るのもいいがルドトレを知っているトレーナーが来た方が効率が良いと彼女は話す





「どうせ食料持ってそっちに行くからまあ考えといてくれ」





電話が切れるとトレーナーはこれからどうするのが良いのかと頭を悩ませる





このあと…
下3
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 21:53:04.19 ID:qzLMDK8d0
kskst
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 22:02:27.87 ID:yeBZXF9H0
kskst
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 22:24:55.70 ID:tQLJrbka0
バーに出向くトレーナー、小さなバーにばんえいウマ娘達が豪快に酒をラッパ飲みしていてた。
トレーナーはばんえいウマ娘達の奇乳に圧巻させられる

717 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 23:02:03.29 ID:CXjvvyw/0
バーに出向くことを決めたトレーナーは褐色ウマ娘と共に向かった




トレーナー「凄いな…」




「これが普通だぞ」





バーではばんえいウマ娘達が豪快に酒をラッパ飲みしていてその迫力は凄かった




しかしトレーナーはばんえいウマ娘達の奇乳の方に圧倒されていた





トレーナー(この子より大きい娘も普通にいるんだ!)




(コイツ胸しか見てねぇな)




バーに居たばんえいウマ娘たちの胸を見て楽しんだあとトレーナーは本題に入る
718 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/13(月) 23:13:38.54 ID:CXjvvyw/0
A「こんな男見たことねぇぞ」




B「こっちも知らないな」




ルドトレの写真を見せ何か知らないかと話を聞いて回るがそれらしい情報は得られない




話を聞いていくとばんえいウマ娘のうちの一人がルドトレを知っていると話し出す




C「知ってるがタダじゃ教えねぇぞ」




報酬は渡すので情報が欲しいと言うがそれだけじゃ足りないとばんえいウマ娘は話す




C「ここがどこかわかってんだろ?」




酒を飲みながら話すしかなく酒に弱いトレーナーは不安になりながらも彼女の隣に座る



このあと…
1 潰れてしまうトレーナー
2 お持ち帰りされるトレーナー
3 ルドトレの情報入手
4 褐色ウマ娘に介抱されるトレーナー
5 自由安価


下3
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 23:21:19.97 ID:qzLMDK8d0
3
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 23:23:50.42 ID:gHP5/NOd0
kskst
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 23:24:40.47 ID:is1bBCfY0
1+2+3
722 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 00:14:30.24 ID:InndigLD0
トレーナー「ルドトレさんはこの近くにいるんですねぇ〜〜」




C「新しいビジネスがどうとか言ってたな。それと用心棒でばんえいウマ娘を雇うんだとよ」




ルドトレは新たな拠点として北海道を選びこのバーの近くにその拠点があるという




以前と同じようにばんえいウマ娘を用心棒にしていることからまともなビジネスではないのだろう




もっと情報を聞こうとしたもののトレーナーの限界がきてしまった




トレーナー「ううーん」




C「所詮は人間だな」




「舐めるなよコイツは絶倫野郎だ。この俺が勝てなかったんだよ」




C「マジか?」




「今日はリベンジのチャンスってとこだな」




酔い潰れたトレーナーを抱えて褐色ウマ娘はバーを後にする
723 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 00:19:26.87 ID:InndigLD0
トレーナー「ん〜〜?」




トレーナーが起きると見慣れない部屋で周りを見てもここがどこか分からない。ここは褐色ウマ娘の部屋でトレーナーは彼女に持ち帰られていた




「起こす手間が省けてちょうどいいな」




トレーナー「オッパイだぁ〜〜」




シャワーを浴び終え全裸で風呂場から出てきた褐色ウマ娘にトレーナーは興奮する




「今日は俺が勝つからな」




この前のリベンジだという彼女はウマ娘用の精力剤を一気飲みしトレーナーに襲いかかった




このあと…
下3
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 00:39:20.22 ID:ERdf9iAL0
kskst
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 00:53:03.02 ID:rm0pcl650
kskst
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 00:54:35.33 ID:fe/3gSV10
精力剤を飲んだに再び負かされてしまう褐色。
どんな事でもウマ娘に勝てる人間なんていないと思っていたが存在したなんてと思う。

自分を負かしたこの強いトレーナーに惚れちゃう褐色
727 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 17:48:27.24 ID:LdbH5KGaO
「あへぁ……」




トレーナー「グー…」




精力剤を飲んでもトレーナーには勝てず彼女は再び負かされてしまった




しかも今回は朝まで持たずまだ夜だというのに早々にノックアウトされてしまった




トレーナーはというとまだまだ余裕であったが彼女の反応が無くなってしまことで眠ってしまっていた




(ウマ娘に勝てる人間なんて存在したのかよ…)



ひっくり返ったカエルのように仰向けに倒れながら彼女はトレーナーという人間の凄さに驚いていた




(コイツに俺が女だと知らされるとはな)




自分を負かしたトレーナーに興味だけでなく好意を持ったようだった
728 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 17:53:40.82 ID:aOVkQGm/O
トレーナー「ん……えっ!?」




翌朝、トレーナーが目を覚ますと裸の褐色ウマ娘に抱き抱えられていた




コテージでないことも確認しこの状況から褐色ウマ娘の部屋なのだろうと想像できる




トレーナー「昨日は確かバーで…ダメだそれ以上思い出せない」




ルドトレの情報を求めてバーに向かったところまでは覚えていたがそれ以降の記憶がない




裸の彼女が抱きついておりしかも自分も服を着ていないということは彼女と一晩を過ごしたのだろう





月に一度と決めていた浮気だったのにと焦り出したところで褐色ウマ娘が目を覚ます




褐色ウマ娘のセリフや行動…
下3
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 18:11:31.58 ID:JA/Nt5oM0
ksk
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 18:11:55.67 ID:ZorubMe20
kskst
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 18:20:03.66 ID:aA8eWj+x0
まさかこの俺が人間なんかに分からさられるなんてと顔を赤らめている、愛人でいいからお前の女にしてくれと頼んでくる
732 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 19:14:43.96 ID:lbwx1Ty40
「まさかこの俺が人間なんかにわからさられるなんてな」




顔を赤らめながらトレーナーを抱きしめている彼女は愛人でいいからトレーナーの女にしてくれと頼んでくる




愛人だなんて無理だともちろん拒否するがここで昨夜の記憶が蘇ってくる




トレーナー(ルドトレはばんえいウマ娘をまた用心棒にするんだ)




この状況では味方は一人でも多い方がいいと判断しルドトレを捕まえるまでは近くで協力してもらえないかと打診する




「働きが良かったら愛人にしてくれるんだな!」




そうではないと補足しようとするも彼女は部屋を飛び出してしまった




トレーナー「あの…」




「危ねぇ服着てなかった」




トレーナー「うん……気を付けてね」




彼女の勢いにトレーナーは何も言うことができなかった
733 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 19:27:21.20 ID:lbwx1Ty40
トレーナーをコテージに送り届けると褐色ウマ娘はすぐにルドトレの情報を探しに行ってしまった




昨夜のことを覚えていないことを少し残念に思いつつもこれで良かったのだと安心もしていた




トレーナー(覚えてないならセーフという解釈でいこう)




昨夜の褐色ウマ娘との一夜は全く覚えていないので彼女が嘘を言っている可能性もある




それに酒で潰れた自分を無理矢理襲ったかもしれないのでこれは仕方がなかったのだと正当化する




トレーナー(でももし仮に、本当に彼女が愛人になったらどうなるだろう)




ウィズのことは大切な存在であることに違いないが彼女の体は自分の性癖には合致していない




トレーナー(あの子がいいって言うなら毎日……)




こんなことを考えていてはダメだとわかっているがどうしても妄想がやめられないトレーナーだった




このあと…

1 ウィズから連絡
2 褐色ウマ娘から連絡
3 ブルーから連絡
4 キタルファが会議
5 ばんえいウマ娘間でトレーナーの噂広がる
6 自由安価


下3
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 19:38:47.63 ID:UScYCrrO0
3
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 19:40:54.96 ID:V9Ae7HpU0
4
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 19:41:39.08 ID:fe/3gSV10
1
737 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 20:06:02.26 ID:lbwx1Ty40
妄想を続けつつお気に入りの動画を見ているとウィズから電話がかかってくる




ウィズ「もしもし」




トレーナー「どうしたのウィズ?」




ウィズ「なにか言うことはない?」





これは困ったとトレーナーは焦り出す。ウィズの声は怒っているように聞こえないが楽しげな様子でもない




褐色ウマ娘からブルー、そしてウィズにもう話が回ってしまったのかとトレーナーは不安になる




しかしあれは不可抗力でまだヤってしまったと確定したわけではないと心を持ち直す
738 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 20:09:28.56 ID:lbwx1Ty40
トレーナー「ちゃんと休んでるから心配いらないよ」




ウィズ「ふーん」




彼女が怒っているかどうかまだ判断できないトレーナーはここからどうすべきかと悩む




正直に言うべきなのだろうがバレていないなら無闇に怒られることは言いたくない




だがもし既に知っていた場合は最悪の対応となってしまうだろう





ウィズ「もしもし?」




トレーナーが沈黙したことに対しウィズは電話が繋がっているか確認する。その彼女の言葉にトレーナーは勝手に震え上がる




トレーナーの台詞…
下3
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 20:12:26.86 ID:fe/3gSV10
kskst
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 20:15:01.89 ID:AOdfuR+U0
kskst
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 20:24:42.20 ID:kwaYpZ1v0
ごめんなさい、またシちゃった…と素直に謝る
742 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 20:47:03.33 ID:lbwx1Ty40
トレーナー「ごめんなさい……またシちゃったみたいで…」




ウィズ「……」




トレーナー「でも今回のは覚えてなくて!本当だから!」




ウィズ「全部聞いてますから…騒ぐな」




トレーナー「ひぇ」




トレーナーが心配さた通り褐色ウマ娘との一夜はブルーを通じてウィズに知られていた




褐色ウマ娘が酔い潰れたトレーナーを襲ったこともウィズは知っていたがあえてトレーナーに言わせようとした




ウィズ「正直に言っただけマシです」




トレーナー「もし言ってなかったら…?」




ウィズ「ふふふ」




謎の笑みにトレーナーは怒鳴られるよりも恐怖を感じていた
743 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 20:56:03.56 ID:lbwx1Ty40
ウィズ「褐色ウマ娘さんを愛人ですか、へぇ」




トレーナー「僕は了承してないから!」




ウィズ「否定もしてないんでしょ!!!!」




ウィズの言う通りなのでトレーナーはなにも反論できない。ルドトレを見つけるまで協力してもらっていると言ってもウィズはそれも知っている





ウィズ「今回のはトレーナーの心を休める為だっていうのは知ってるけど私の気持ちを考えたことある?」





トレーナー「ごめん…」




ウィズ「謝るくらいなら最初からしないで!!」




ウィズの怒りは収まらなかったがトレーナーを責めすぎるのは良くないからと電話相手が変わる




このあと…

1 チームの状況を聞くトレーナー
2 エアトレがトレーナーの彼女面してると聞く
3 次のレースの話
4 ブルー出頭と聞くトレーナー
5 タキオンやばいと聞くトレーナー
6 自由安価


下3
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 20:59:19.27 ID:XL0cGva20
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 21:06:12.20 ID:drUKVcjN0
3
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 21:07:14.31 ID:zHgBXktL0
1+3
747 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 21:50:29.73 ID:Ii7GFnuaO
電話相手はウィズからネイチャに代わりチームの状況を彼女から聞くことになった




ネイチャ「エアトレさんはちゃんとトレーニング見てくれるから心配しなくても大丈夫〜」




ネイチャ「でもまあトレーナーさんのことだから心配なんかして無かったでしょ?」




トレーナー「それでもちゃんと問題ないって聞けてよかったよ」





エアトレの担当であるエアグルーヴがキタルファに加わっても変わらずトレーニングはできているという




トレーナーが心配していたのはエアトレに負担がかからないかということであったがその心配は全くないらしい




ネイチャ「いや〜いかにトレーナーさんが働き過ぎなのかって毎日思い知ってますわ〜」




本来であればネイチャ達がやらなければいけないこともこれまではトレーナーが率先してやっていた




エアトレがトレーニングを監督するようになりどれだけトレーナーへの負担が大きかったのかをメンバーは知った
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 21:55:42.74 ID:/LSpTgIvO
まじか
749 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/14(火) 21:58:06.85 ID:qaR2LNJFO
ネイチャ「トレーナーさんに甘えてたって言われればそれまでなんだけどさ〜」




トレーナー「トレーニングに集中して欲しいから僕が準備や片付けなんかをしてたんだよ」





ネイチャ「いやいや〜トレーナーさんが帰ってきたらちゃんとネイチャさん達がやりますから」





トレーナーへの負担を極力減らしたいのはメンバーの総意なので戻ってきたら以前よりは楽になるはずだとネイチャは言う




ネイチャ「それとトレーナーさん、次のレースはどうするんだってエアトレさんが言ってましたけど」




トレーナー「それなんだけど一度ローテーションを飛ばしてウィズとブレーザーは有マはどうかなって考えてるんだ」




レース間隔は空いてしまうがウィズとブレーザーに有マに挑むのはどうかと打診するつもりだったトレーナー




今の二人なら決して勝てないレースではないがネイチャはそれに異議を唱える




ネイチャ「トレーナーさんや、ネイチャさんとタンホイザがいることをお忘れ?」




このままいけばネイチャとタンホイザも出走資格を得られる。出れるのなら出たいとネイチャはトレーナーに直訴する




このあと…
下3
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 22:06:28.59 ID:Fx+XsWTH0
kskst
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 22:09:41.38 ID:fe/3gSV10
kskst
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/14(火) 22:11:50.11 ID:t0gl6hbm0
ネイチャも有マは有りだが、タンホイザはジャパンCを考えていると話す
753 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 00:26:51.23 ID:b+9Ei1mM0
ネイチャは有マは目指してもいいと考えておりタンホイザはジャパンCを考えているとトレーナーは聞く




トレーナー「どっちも強敵が揃うレースだけど君達なら勝てると思うよ」




ネイチャ「トレーナーさんの考えてるローテションから離れるけど問題ない?」




トレーナー「走りたいレースに出るのが一番だからね。スケジュールを考えておくよ」




チームメンバーがどのレースを走るのか大まかな年間スケジュールがキタルファにはある




ウィズ達はそのスケジュールから離れることになるが新しい目標レースに向けトレーニングを考え直すという




トレーナー「エアトレさんにもちゃんと言っておかないとね」




ネイチャ「お願いしま〜す」
754 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 00:33:44.16 ID:b+9Ei1mM0
トレーナー「そうなると次にレースがあるのは…タキオンになるのかな」




ウィズ達はレースの予定がズレるので直近でレースがあるのはタキオンになる




ネイチャ「今日も実験だってトレーニングには来てませ〜ん」




トレーナー「脚の様子は平気そうだった?」




ネイチャ「エアトレさんが話してたみたい」




タキオンに無理はさせられないのでどうしても追い込み不足になってしまうがエアトレがうまくやってくれているらしい




ネイチャ「プルメリアはG1に向けてトレーニングでブルーもそうだったかな?」




プルメリアはハードなトレーニングについて来られるようになりブルーは最近よく出掛けているのだという





ネイチャ「どうせブルーはモフりに行ってるんでしょ〜」




トレーナー「色々とありがとうネイチャ」




メンバーの新たな目標に向けトレーナーは休んでいる場合ではなかった




このあと…
下3
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 00:40:21.29 ID:BAB7c/yl0
kskst
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 00:43:25.90 ID:ejLGuGWf0
kskst
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 00:47:20.93 ID:rUUOcQB90
ルドトレとメイの事で悩むトレーナー、ルドトレを捕まえるにしても自分だけじゃ返り討ちにされるだろうし、メイに関しては目覚ましで戻ったとしてもどうするのが正解なのか正直分からないと頭を悩ます
758 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 18:24:54.02 ID:uGUyVgyzO
仕事に取り掛かっていたトレーナーだったがルドトレとメイの事も頭から離れないでいた




褐色ウマ娘が味方になったとはいえ何人ものばんえいウマ娘を用心棒にしているルドトレを捕まえることは難しい




メイに関しては彼女の死体を見つけ目覚まし時計であの時に戻ったとしてもどうするのが正解なのかわからなかった




トレーナー(戻りさえすれば解決するかもしれないんだ)




バーで情報を得た時にはルドトレにはまだ用心棒が居ない様子だった。メイが出て行ってしまった時に戻ればバーで彼を捕えられる可能性がある





あの時に戻るということは褐色ウマ娘と二度目の夜を過ごす前ではあるが頼めばルドトレを捕まえる為に協力してくれる





彼の用意が整う前に捕まえるのが一番であることに違いない
759 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 18:31:39.83 ID:uGUyVgyzO
トレーナー(その為にはメイさんを救うしかない。けどどうやって?)




もしあの時よりも前、ばんえいレース場で彼女を見つけた時にまで戻ったとしたらどうするのか




彼女に気付かないフリをしてレース場を後にしても彼女が死ぬ運命は変わらない




メイが生きるか死ぬかが自分にかかっていると知りトレーナーは頭を抱え悩んでしまう




ウララ「その苦しみは仕方ないものなんだよ」




ウララの幻聴が聞こえこの悩みは「閃き」の代償なのだとトレーナーは自覚する





メイを見殺しにするかウィズを傷付けるかの二択にトレーナーは答えを出せないでいる




このあと…
下3
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 18:41:32.76 ID:BAB7c/yl0
kskst
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 19:00:02.84 ID:bJ1/RiFW0
ksk
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 19:02:44.32 ID:QLp2TYtR0
とりあえずメイを救うために戻る
763 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 19:26:03.66 ID:4KGoN8HK0
コテージ近くの森林。その奥の方にトレーナーは導かれるように歩いていく





舗装されていない道を進んでいくとそこには見たくないものがぶら下がっていた




トレーナー「……ごめんなさい」




あの時貸していたトレーナーの服を使いメイは首を吊っていた。死後数日が経っていたがそれは間違いなくメイだとわかる




本来であれば彼女の死は覆ることはない。人の死すら無かったことにできるのはトレーナーだけ




トレーナー「メイさんを助ける」




ウララの予想通り彼女の死体を認識したその時、彼の頭の中で目覚まし時計の男が響いた
764 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 19:32:14.41 ID:4KGoN8HK0
トレーナー「……よし」




気がつくとあの時の直前に戻っており、メイは涙を流しながら食事をしている所だった




ここからメイを拒んだことにより彼女は死を選んでしまった。そんなことはもうさせないとトレーナーは覚悟を決める




トレーナー(命より大事なものは無い)




ウィズとメイ、どちらかしか救えないのならトレーナーは苦しみ抜いた上でウィズを選ぶだろう




だが今回はメイだけが自死という形で最悪の終わりを迎えてしまうことを知っている




彼女を救えるのは自分しかいないのだとトレーナーは食事を終えたメイの手をとる




このあと…
下3
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 20:09:26.86 ID:qcDO5vv20
ksk
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 20:13:32.92 ID:FV8eaImo0
kskst
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 20:33:43.39 ID:nOmU5d4d0
自分だけではなくプロジェクトL'Arcに参加しているダイヤ、シリウス、エル、カフェ、そしてこのプロジェクトを期待している人達が帰りを待っている、これもう貴女だけの夢ではなくなったのだと説得
768 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 21:36:00.50 ID:4KGoN8HK0
トレーナー「自分だけではなくプロジェクトL'Arcに参加しているダイヤ、シリウス、エル、カフェも居ます」




トレーナー「そしてこのプロジェクトを期待している人達がメイさんの帰りを待っています」




トレーナー「プロジェクトL'Arcはもう貴女だけの夢ではないんです」





メイは一人ではなくプロジェクトL'Arcも彼女一人だけのものではないのだとトレーナーは説得する




彼女の考えに賛同しダイヤ達は集まった。凱旋門賞を目指す気持ちはメイと同じかそれ以上である




前理事長の企みにより傷付いたのもまたメイだけではないのだとトレーナーは話しを続ける
769 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/15(水) 21:46:02.60 ID:4KGoN8HK0
トレーナー「僕に手伝えことがあればなんでも言って下さい。僕も貴女と…いえ、プロジェクトL'Arcで凱旋門賞を目指しましょう」




負担は増えてしまうがその分頑張ればいいとトレーナーはプロジェクトL'Arcに参加しメイを支えると宣言する




その言葉はメイに届いたようで僅かに彼女の目が輝いていた





メイ「私と共に来てくれるのか……」




トレーナー「全力で貴女を支えます」




夢(凱旋門賞)の為にもまずは自宅に戻り病院に行くべきだとトレーナーはアドバイスをしようとする




しかし今の彼女をまた一人にするのは危険かと思い留まり、どうすべきかを考え出す




メイ「心は少し満たされた、次は……」




トレーナーが考えを巡らせている間、あの時と同じようにメイは服を脱ぎトレーナーに抱き着こうとしていた




このあと…
下3
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 21:54:23.26 ID:lxIjSl7U0
kskst
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 21:57:04.48 ID:mX4tNYOJ0
kskst
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 22:42:00.21 ID:BAB7c/yl0
前回同様ウィズがいるからと断る、飛び出そうとするメイの腕を掴んで止める
773 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 00:15:36.63 ID:B4+jccxf0
メイはまた抱いてくれないかと迫るが前回同様ウィズがいるからとトレーナーは断る




そして前と同じように飛び出そうとしたメイの腕を今度は掴んで止める




メイ「離せ!どうせお前もっ!」




トレーナー「メイさん」




メイ「んぅ」




暴れるメイを抱き寄せトレーナーは彼女の口を自分の口で塞ぐ




最初は抵抗していたメイだったが優しくも激しいトレーナーのキスに段々と力が抜けていく




トレーナーはやはりメイを抱くことはできないという結論になったが彼女を放っておくこともできない




なのでキスでメイに満足してもらえないかとトレーナーは行動に移していた
774 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 00:24:49.43 ID:B4+jccxf0
キスが得意という自覚がないトレーナーは精一杯の技術でメイと舌を絡め続ける




メイ「んあああ……」




彼女はとっくに抵抗する気が無くなっておりされるがままの状態になっていたがトレーナーはそれに気付かない




トレーナー「ふう…」




メイ「ぁへ…………」




限界まで続けたあとトレーナーはメイから口を離す。メイは目の焦点が合っておらず放心状態となっていた




このあと…
下3
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 01:06:58.18 ID:6e23EC620
ksk
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/16(木) 01:08:03.24 ID:ULlmgaUd0
挿入
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 09:03:44.91 ID:mSQr+hoR0
メイは病院に運ばれる事となった
778 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 17:45:02.44 ID:i8TJKF+K0
メイが大人しくなったことを確認するとトレーナーはすぐに理事長へと連絡を入れる




彼女を無事保護したと知った理事長は安心した様子ですぐにでもメイを病院に連れて行けないかと提案する




メイが着ていた服や下着はまだ洗濯が終わっていないので準備でき次第病院に連れて行くとトレーナーは返事をする




トレーナー「彼女は暫く入院になると思います。その間僕がプロジェクトL'Arcを引き継ぎます」




メイが失踪していたことにより止まってしまったままだったプロジェクトL'Arcは自分が進めると話す




学園にとっても有り難い話であるものの理事長は素直に認められない




樫本理事長「貴方への負担が更に増えてしまいます。どういう経緯で北海道に連れて来られたのか理解してますか?」




トレーナー「彼女の意思を継ぐと約束したんです」




負担を考えるとプロジェクトL'Arcへの参加は認められないとする理事長にトレーナーは反発する
779 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 17:49:48.00 ID:i8TJKF+K0
トレーナー「僕はどうだっていいんです、夢を追いかける彼女達を支えるのがトレーナーなんです」




樫本理事長「どうだっていいことなんてありません!」




自分のことを軽視するなと理事長は怒るがトレーナーは聞く耳を持とうとしない




トレーナー「プロジェクトL'Arcならトレセンの生徒が凱旋門賞を獲れるんです」




樫本理事長「過労で倒れるのが目に見えているから注意してるんです!」




トレーナー「その気持ちだけで嬉しいです」




メイはきちんと病院に運んでおくと言い残しトレーナーは電話を切ってしまった




このあと…
下3
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 17:51:19.50 ID:Q1+sKkSM0
kskst
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 17:56:02.51 ID:uyjo8Tnl0
kskst
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 18:06:08.84 ID:xRBpj88Z0
理子ちゃん、ダイヤ、エル、シリウス、カフェのトレーナー達を呼び出し貴方達もプロジェクトL'Arcに参加しろと命じ。
自分の担当は自分でトレーニングし主任の負担を少しでも減らせと言う
783 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 23:37:18.68 ID:B4+jccxf0
トレーナーとの電話を終えてすぐに理事長はエル、シリウス、カフェのトレーナー達を呼び出す




樫本理事長「貴方達も今すぐにプロジェクトL'Arcに参加して下さい」




自分の担当は自分でトレーニングし主任の負担を少しでも減らせと言うがトレーナー達の反応は鈍い




そもそも彼女らのトレーナー達は前理事長のこともありプロジェクトL'Arcに疑問を持っていた




凱旋門賞に勝たなくとも国内のG1に勝って欲しいというのもありトレーナー達はプロジェクトL'Arcに参加していなかった




理事長はトレーナー達の反応が鈍いと知ると思わず涙を流してしまう




樫本理事長「なんで協力してくれないんですか…!!」




理事長の突然の涙にトレーナー達はおろおろとすることしかできない
784 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/16(木) 23:45:01.29 ID:B4+jccxf0
樫本理事長「主任は過労で死んででもプロジェクトL'Arcをやろうとしてるんです…!」




樫本理事長「私は今すぐ理事長を辞めてでも手伝ってあげたいのに!」




トレーナー達は本気で彼女らのトレーナーを務めているが過労で死んでもいいとは思えていないがそれが普通でありトレーナーが異常である





なので理事長がプロジェクトL'Arcへの参加を強制することはパワハラになり兼ねないが彼女は泣きながら引き続き訴える




樫本理事長「少しでも主任を助けて下さい!」




彼女の涙に逆らえるはずもなくトレーナー達はプロジェクトL'Arcへ参加することとなってしまった




このあと…
下3
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:06:20.87 ID:GwO1upKI0
ksk
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:09:17.44 ID:RJxmWuEC0
kskst
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:18:35.73 ID:HdmT8+Zl0
エルコンドルパサーのトレーナー達は自身の担当達にプロジェクトに参加する事を伝える
自分の担当の事なのに逆になんで今まで参加しなかったのだと呆れられる
788 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/17(金) 19:25:38.02 ID:yWcL6uxq0
エル、カフェのトレーナーは彼女達にプロジェクトL'Arcへ参加する事を伝える




自分の担当の事なのになんで今まで参加しなかったのだとカフェは呆れてしまう




エルトレ「だって凱旋門賞なんか夢のまた夢だし」




カフェトレ「私は前理事長達に関連したものが信じられないだけです」




エルトレは凱旋門は目指すだけ無駄だと考えておりカフェトレは以前から前理事長のことが信じられなかった




前理事長の悪事が明らかとなり更に彼女の不信は進むこととなっていた





カフェ「私のことも信じられませんか…?」




カフェトレ「ハッキリ言ってそうね」




エルトレ「いくら主任が参加するからって無理に決まってるのに」




結果がわかっていることに労力を割きたく無いというエルトレと担当であるカフェすら信じられ無くなっているカフェトレ




このままではプロジェクトL'Arcは成功することはないだろう
789 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/17(金) 19:31:39.03 ID:yWcL6uxq0
シリウス「自分のことは自分でやれだとよ」




パピー「ワンっ」




シリウス「やる気があるなら最初から出せ」





パピー「ワンっ!」




トレーナーに服従を求めているシリウスはなかなか人間のトレーナーを見つけられないでいた




そんな時出会ったのが小さな子犬(パピー)。パピーはシリウスを導くようにトレーニングやスケジュールを管理してくれている




パピーは人間でもなければトレーナーでもないので書類の上ではシリウスにトレーナーは存在しない





シリウス「で?早速どうすんだよ」




パピー「ワゥン」




シリウス「坂路だ?いきなりご機嫌なトレーニングだな」




他と比べると形は随分と違うが彼女も凱旋門賞に向け走り出した




このあと…
下3
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:39:36.04 ID:HdmT8+Zl0
kskst
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:41:16.42 ID:hQzORKzH0
kskst
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:48:39.38 ID:q6FjpDUX0
「あしたのためにがんばりましょう」
と、ブルボンが坂路調教に付き合う
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:52:47.49 ID:bg622EgJ0
>>792
こいつ荒らしやで
794 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/17(金) 20:00:21.09 ID:yWcL6uxq0
下3
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 20:07:46.29 ID:BiY2y56x0
ksk
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 20:15:09.69 ID:9xIOo6Er0
kskst
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 20:17:59.61 ID:HsYW6vcq0
エル達のトレーニングを見ていたブルー、そういえばサトノも参加していた筈だが彼女達はどうしたのだろうと考える
798 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 16:17:47.27 ID:rIqHraA90
ブルー(トレーナーの負担が減るならそれでいい)




エル達がプロジェクトL'Arcに対応したトレーニングをちゃんと行っていることを確認したブルー




そういえばサトノもプロジェクトに参加していた筈だが彼女はどうしたのかと考える




彼女の行動力ならトレーナーに会いに北海道まで行ってもおかしくないとブルーは警戒する




ブルー(下手なことを考えてたら止める)




折角トレーナーが休んでいるのに彼に負担をかけようとしているならどんな手を使ってでも止めるしかない




幸いダイヤは学園にいることは学園しているのでブルーは急いで彼女の元に向かった




ダイヤの様子…
下3
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 16:31:19.03 ID:KuYv4diL0
kskst
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 16:58:21.30 ID:QCebxhl00
kskst
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 17:02:10.19 ID:T4q1Tgku0
様々なジンクス崩しに挑戦中
802 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 17:10:59.72 ID:rIqHraA90
ダイヤ「たぁぁ!!」




パッカーン




ダイヤ「よし!これでまた一つジンクスを破りました!」





ブルー(なにをしているんだろう)





ダイヤは中庭で指の連打のみでスイカを割っていた。ブルーは彼女が何をしているか全く理解できていない




見られているとは知らずダイヤは次のジンクスを破る為に校舎へと走っていく





ブルー(スイカは?割りたかっただけ?)




放置されたスイカをチラ見しつつブルーは急いで彼女を追いかけていく
803 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 17:18:16.60 ID:rIqHraA90
ダイヤ「キャアアア!」




特定の時間に音楽室に入ってはいけない。そのジンクスを破る為にダイヤはわざと忌刻に音楽室へと入る




彼女を待ち受けていたのは凶暴化したピアノで超大型犬のように暴れ彼女に襲いかかる




ブルー「危なーー」




思わず助けに入ろうとしたブルーだったがダイヤは中身の入ったペットボトルを取り出すとそれをピアノにかける




ギャアアアア……




ダイヤ「またジンクスを破りました!」




聖水をかけられたことによりピアノは沈黙しダイヤはまた次のジンクスだと音楽室の窓から飛び出す




ブルー「飛び降り自殺!」




窓から飛び降りるなど自殺行為でしかないがダイヤは偶然にも積み重ねられたダンボールの上に落ちる




ダイヤ「また一つ!」




驚くべきテンションで次々と奇行を繰り返すダイヤにブルーは恐怖さえ感じていた




このあと…
下3
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 17:32:02.38 ID:T4q1Tgku0
kskst
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 17:37:05.66 ID:RYkgFcYZ0
kskst
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 17:50:14.55 ID:4yevjGHm0
さダイヤの奇行をキタルファに話すブルー、変人奇人ぶりならばあのゴルシより上なのでダイヤならやりかねないと思うネイチャ達。
807 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 18:24:07.11 ID:rIqHraA90
ダイヤはそのままどこかに行ってしまいブルーが知れたのは途中までだがその一部始終をキタルファメンバーに話す




プルメリア「あの中庭の割れたスイカはダイヤさんの仕業でしたか」




ネイチャ「あのお嬢様ならやりかねないよね〜」





ダイヤの変人奇人ぶりはあのゴルシより上だと言われておりブルーの話すことを誰も疑わない





ダイヤの奇行はトレーナーの負担にならないかとブルーは心配するがそれはないだろうと否定される




ネイチャ「他人に迷惑はかけてないみたいだしそれは大丈夫でしょ」




タンホイザ「同室の子がちょっと迷惑してるくらいだって」




ダイヤはジンクスを破りたいだけなので他人に迷惑をかけることは少ないはずだと聞くもブルーは安心できない
808 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 18:28:11.59 ID:rIqHraA90
ブルー「突然ヘリでトレーナーの所に行ってなにかするかも」




ネイチャ「それは無い…と言いたいけど。まあ多分大丈夫」




ブレーザー「気にしすぎだって」




ウィズ「トレーナーのことになるとブルーはこうだから」




ダイヤはトレーナーに迷惑はかけても負担にはならないとメンバーに説得されブルーは渋々納得する




ブルーは今まで様々なモノを見てきたがダイヤのような本物を見るのは初めてだった




なので過剰なまでも警戒しトレーナーに被害が出ないようにと行動しようと考えていた
809 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 18:33:57.74 ID:rIqHraA90
メンバー全員が言うのでダイヤは大丈夫なのだと判断しブルーはトレーナー室から出ていこうとする




ウィズ「今日も出掛けるの?」




ブルー「ちょっと」




プルメリア「この所出掛けることが多いですよね?」




ネイチャ「トレーニングは問題無いしいつものモフモフでしょ〜」





ブルーを心配する様子もなく門限に気を付けてとメンバー達は彼女を見送った




ブルー(今日は……)




駅に着いたブルーはコインロッカーに料金を払いバッグを取り出しそのままトイレへ




バッグの中から黒髪のカツラと丈の短いスカートを取り出しそれに着替え街へと向かっていく




このあと…
下3

810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 18:51:42.18 ID:4yevjGHm0
kskst
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 19:12:51.97 ID:yOGy75aZ0
kskst
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 20:00:42.84 ID:t7bBpsin0
街中でゴルトレ、ゴルシ、マックのチームシリウスに見つかるブルー
813 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 20:58:50.38 ID:E8c5ahvTO
ゴルトレ「あらブルーじゃない」




街中でゴルトレ、ゴルシ、マックのチームシリウスに見つかるブルー。マックはブルーだとわかっていないがゴルシも気付いたようだ




ゴルシ「カツラまで被ってどうしたんだよ?」




ゴルトレ「その格好見ればなにをしようとしてるか想像できるわね」





トレーナーが傷付くからそういうことは卒業したはずだとゴルトレはため息をつく




ブルー「アンタ達だれ?つーか邪魔しないでもらえる?」




ゴルシ「ああん?」




普段と明らかに違う様子にマックイーンは人違いではないのかと心配する
814 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 21:03:53.85 ID:1xrUilMKO
ゴルトレ「これでも元担当よ?そんな変装くらいで誤魔化せると思ってるのがおかしいわ」




ブルー「じゃーねオバサン達」




ブルーはゴルトレらを無視して行こうとするがゴルシがそれを許さない




ゴルシ「あの言葉は嘘だったのかよ」




ブルー「意味わかんないだけど」




腕を掴んできたゴルシに早く手を離せと睨み付けるブルー。やれやれとゴルトレはスマホを取り出す




ゴルトレ「トレーナーに連絡しちゃうから」




ブルー「誰それ?変なことに巻き込むなっての」




トレーナーの名前を出してもブルーは動揺せずマックイーン一人だけがおろおろと様子を伺っている




このあと…
下3
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 21:10:21.29 ID:t7bBpsin0
ksk
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 21:17:17.08 ID:UvXD0+Tr0
kskst
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 21:27:14.88 ID:vtZZjTFZ0
トレーナーに連絡しバラすゴルトレ
818 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/18(土) 23:36:43.36 ID:yGRVtSRu0
マックイーンとゴルシにブルーを捕まえておくよう言うとゴルトレはその場でトレーナーに連絡する





トレーナー「もしもしお久しぶりですゴルトレさん」




ゴルトレ「そういうのはいいから要件だけ話すわよ」




ゴルトレはブルーが変装し街に向かっていたと事情を説明する。彼女がブルーであると認めないことも話す




ゴルトレ「やけに短いスカートも履いてるしヤることは一つよ」




やはりトレーナーはその人物が本当にブルーなのか疑っているようだがゴルトレは間違いないと断言する




ゴルトレ「疑ってるなら直接見せてあげるわよ」




ゴルトレは通話からテレビ通話に切り替えブルーの姿を映す




このあと…

1 ショックを受けるトレーナー
2 ブルーだと気付かないトレーナー
3 事情を説明して欲しいと話すトレーナー
4 隙を見てブルー逃げる
5 突然警察に連れて行かれるブルー
6 自由安価

下3
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:44:09.84 ID:yk0Pwhz20
4
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:44:54.68 ID:ZLjj6HiR0
4
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:45:27.79 ID:ki2tJ5ov0
1+3
822 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 00:18:16.82 ID:t4prhwbY0
彼女の姿を見たトレーナーは一瞬でブルーであると気付きショックを受けてしまう




ブルーは相変わらず人違いだと騒いでいたがその行為も虚しいだけだった




トレーナー「ブルー……事情を教えてくれないかな…」




ブルー「だからそれ誰?」




ゴルシ「いい加減にしとけよ」




ここまできても認めようとしないブルーを見たゴルトレは逆に心当たりが無いのかとトレーナーに質問する




ゴルトレ「よっぽど知られたくないことよ。もちろんアンタ絡みのことね」





ブルーはトレーナーの為ならなんでもするというのは知っている。自分に関する何かなのはほほ間違いないとトレーナーは必死で考える
823 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 00:23:28.40 ID:t4prhwbY0
トレーナー(凱旋門賞の為の旅費ならすぐに考えつくんだけど僕は関係ないよね)




実家に頼れない彼女は誰よりも金が必要であるが自分の為に約束を破ってまで身体を売るはずがない




自分の何についての金なのかと考えた結果、褐色ウマ娘のことではないかと考えつく




トレーナー(僕は彼女にお金払ってないし、何より……)




褐色ウマ娘のことに辿り着きこれが答えだと思った瞬間、まさかとある考えが過ぎってしまう




トレーナー「まさか……そんな…………」




ゴルトレ「何だっていうのよ?」




トレーナー「もしかして……このコテージの宿代って……ブルーが……」




トレーナーは後払いだと思っていた北海道のコテージやその他の料金。これがブルーによる支払いなのだとしたら全ての辻褄が合ってしまう




このあと…
下3


824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:27:28.26 ID:o6JxifEx0
kskst
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:28:11.71 ID:9RfzSiCB0
kskst
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:35:54.23 ID:8s3hnCqA0
すぐに帰ると言い出すトレーナー、トレーナーはブルーに約束が違う帰ったら今後について話し合おうといつになく真剣な表情で言う
827 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 16:46:44.14 ID:czmOkCfaO
トレーナー「もし本当ならすぐに帰る。それとブルー、今後について話し合おう」





トレーナーはブルーに約束が違うと真剣な表情で言うがそれでも彼女は認めようとしない




ブルー「だから人違いなんだって!」




ブルーを本気で抑えていなかったゴルシとマックの隙をつきブルーは逃げ出してしまう




ゴルシ「追わなくていいか?」




ゴルトレ「ええ、わざわざ追う必要もないわよ」




あの人物はブルーだと確信しているので追う必要はないと判断しトレーナーはキタルファメンバーの話し合うとゴルトレとの電話を切る




マック「……」




マックイーンは走り去っていくブルーを見てなんとも言えない気持ちになるが自分にできることはないと言葉を飲み込む
828 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 17:00:45.84 ID:Kj172hxeO
トレーナーはすぐにウィズに電話をしブルーがまた売春をしているのではないかと相談する




ウィズ「それはないと思うけど」




たった今変装したブルーを見たのだとトレーナーが言ってもウィズは人違いではないかと返す





ウィズ「ついさっきブルーが友達と会ってるって写真をSNSにあげてたんです」




念の為にとその写真をウィズに送ってもらい確認するとトレーナーは衝撃を受ける




写真に映っていたのはいつものブルーと黒髪でスカートが短い女子高生。女子高生の顔はブルーに少し似ているが全くの別人だった
829 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 17:02:27.90 ID:Kj172hxeO
トレーナー「そういうことか!」




先程ゴルトレが遭遇したのは間違いなく変装したブルーだった。しかしブルーには黒髪でスカートの短い友達が存在する




ブルーはもし変装した自分に気付いた人物が居てもそれは友達なのだという逃げ道を用意していた




変装したブルーは既にゴルトレから逃げてしまったので、あれが絶対に間違いなくブルーだという証拠は無い




黒髪の女子高生は恐らく本当の友達ではなく売春仲間か金で協力してもらっているだけだろう




そこまでやるかと思ったがブルーはこれでずっと生活してきたので知恵の巡らせ方は凄まじく、逃げ道も一つや二つではない





本気になったブルーの尻尾を掴むことは簡単ではないだろう




このあと…
下3
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 17:22:05.21 ID:safmy1lTO
した
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 17:27:30.44 ID:8s3hnCqA0
kskst
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 17:28:26.53 ID:iNhq5iIr0
とにかくこれ以上払わせるわけにはいかないのでさっさと帰還
833 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 19:00:14.12 ID:pg8SJMHnO
とにかくこれ以上ブルーに払わせるわけにはいかないのですぐに帰る支度を始めるトレーナー




慌てて用意をしていると今日の分の食糧を持ってきた褐色ウマ娘が何をしているのかと尋ねてくる




トレーナー「帰る準備をしてるから邪魔しないで」




「もう帰るのか?随分ともったいないことすんだな」




もったいないとはどういうことかと聞くと既にブルーはコテージの使用料のうち半月分の代金を支払った後なのだという




「キャンセルしても金は返ってこねぇんだから泊まればいいのによ」




こうなることも予想済みでブルーは先に手を打っていたのかとトレーナーは衝撃を受ける




何よりトレーナーが不安なのはコテージの料金の半月分をどんな手段でブルーが稼いだのかということだった
834 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 19:05:19.99 ID:jS5rvB28O
ブルーの話を聞く限り売春で稼げる金額は概ね理解したがそれだけではコテージの料金など稼げない




それ以外に何かやっているのだと確信しトレーナーは急いで支度を続ける




「お前の知りたいこと俺は知ってるぜ」




その言葉にトレーナーはすぐに反応する。トレーナーへの食糧代もブルーが支払っているのでそれなりに事情は聞いたそうだ




「どっかから盗んだ金とかなら受け取ったら面倒になる。だから事情は知ってんだよ」




トレーナー「ブルーはどうやってーー」




「まあ落ち着けよ」




教えてやる代わりにリベンジさせろと褐色ウマ娘は服を脱ぐ。あの時の敗北を認められない彼女はこの機会を待っていた




このあと…
下3
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 19:33:53.47 ID:2ry8q54O0
kskst
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 19:35:17.91 ID:Qia0tmTA0
kskst
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 19:41:02.71 ID:61mA5zKz0
今そんな事してる場合じゃない早く教えてくれと迫るトレーナー
半月分払われてようが、キャンセル代が戻らなくても早く帰らなけばと言うトレーナー
838 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 19:57:34.83 ID:i5kpc3MDO
トレーナー「そんな事してる場合じゃないんだ早く教えてくれ!」




既に半月分払われてようがキャンセル代が戻らなかろうが早く帰らなけばいけないのだとトレーナーは迫る




「そっちの事情なんか知らねぇな。俺達のこと知ってんだろ?」




どんな事情があろうが報酬が無ければ動かないのが自分たちなのだと逆にトレーナーに迫る




「金はいらねぇ、その代わり楽しませろ」





シている場合ではないが彼女を満足させない限り事情を聞くどころか帰ることも無理になってしまった
839 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 20:09:08.86 ID:xFRvzTHHO
「写真さっきので良かった?」




ブルー「ありがとう」




「じゃーそろそろ行こ。アタシ外回りね」




ブルー「私は内回り」




ブルーは黒髪の女子高生と環状線に乗り込みそれぞれ外回りと内回りに別れる




ブルー(あの人よさそう)




ブルーはターゲットを電車内で見つけるとその人物に近付いていく。彼女の服装は変装の時よりスカートを短くしている




彼女達がやっていたのはターゲットに痴漢をさせ示談金を脅し取るもの




売春より危険であるがより多くの金を稼げるとブルーはこの方法を選んでしまっていた




このあと…
下3
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 20:18:45.36 ID:8s3hnCqA0
kskst
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 20:31:54.82 ID:nPFIjqld0
kskst
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 20:54:26.00 ID:2840IrNN0
前の週同様褐色を分からせメロメロにしたトレーナー、彼女からブルーの情報を聞き出す
843 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 21:12:57.68 ID:JqY+hf9FO
「あへぁ……」




トレーナー「ブルーがそんなことをしてたなんて…!」





「あの時」と同じように褐色ウマ娘を分からせメロメロにしたトレーナーは彼女からブルーの情報を聞き出す




ブルーと約束したのは売春に関してだったので痴漢させることは約束に入っていない




それに相手に手を出させるということはブルーは被害者になるのでもし自分にバレてもいくらでも言い訳がきく




ここまでするかと思ったがブルーはやる。彼女の為でなく自分の為だからどんなことでもできてしまう




早く彼女を止めなければとトレーナーは帰る支度を終わらせる
844 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 21:22:24.01 ID:hc1hswCDO
ブルー「突然お尻を触られて……うううう〜〜…」




その頃ブルーはターゲットに痴漢をさせることに成功し駅員に事情を話していた




彼女の嘘の涙に駅員らは同情し犯人には厳しくあたっていた





ブルー(あの人は結構お金持ってる)




彼女はターゲットがそこそこの値段の腕時計を着けていることを確認していた




更に左手の薬指に指輪をしているのも確認していたのでほぼ確実に示談金は取れる




示談になれば家族に知られず痴漢も無かったことになる。金で解決できるなら喜んでそうすることをブルーは知っている




ブルー(これで残りの分は大丈夫そう)




今回の犯人からの示談金でトレーナーのコテージ料は払えるとブルーは安心していた




このあと…
下3
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 21:23:16.03 ID:J+74OD3cO
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 21:36:31.50 ID:XFweVnlK0
kskst
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 21:43:30.24 ID:8s3hnCqA0
ウィズからトレーナーが帰って来ると連絡が来る
848 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 22:14:34.85 ID:joLNDwFBO
ブルーの思惑通り犯人は警察に連行されず後日話し合うこととなった




黒髪の女子高生にうまくいったとメールを送ったところでウィズから電話がかかってくる




ウィズ「トレーナーが明日にも帰ってくるって」




ブルー「そう」




ウィズ「確認だけどブルーは今日友達と居たんでしょ?」




ブルー「モフラーの子と居た」




ウィズ「そうだよね…ううんなんでもない」





ゴルトレ達との電話のあとすぐに帰ってくるということは褐色ウマ娘はトレーナーの足止めに失敗したのだろう




しかしどれだけトレーナーに責められても証拠は一切ない。何も臆することはないとブルーは全く気にしていない
849 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/19(日) 22:39:53.81 ID:oZzzHMqEO
ブルー(念の為にアレも買っておこう)




今回の犯人からの示談金は予想より取れそうだと判断したブルーは余った金で宝くじを買うことに決める




もちろんただ宝くじを買うのではなく「当たり」の宝くじを買う。例えば十万円が当選している宝くじなら十三万円ほどで買える




その宝くじを持っていれば金に困っているはずの自分がどうして金を持っているのかと聞かれた時の言い訳にできる





ブルー(コテージはキャンセルにはしないでおこう)




トレーナーは帰ってしまったがコテージの契約はまだ残っている。何かに使えるかもしれないとブルーは判断した




例えば一時的に身を隠したい人物に貸したり人に見せられないものを隠しておける




常にリスクのことを考えつつそれ以上のリターンを考える。これがブルーが地元でやっていた生き方だった




このあと…
下3
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 23:03:54.37 ID:8s3hnCqA0
ksk
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 23:06:15.30 ID:nMXFFXNc0
kskst
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 23:20:40.21 ID:ZBOpVyep0
帰って来たトレーナーにブルーがどういう事か説明を求む
853 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 00:16:16.93 ID:ki4ethfX0
翌日、本当に帰ってきたトレーナーは早速ブルーをどういう事か説明して欲しいと詰め寄る




ブルー「なにが?」




褐色ウマ娘が言っていた方法でコテージ代を稼いでいたのだろうと言ってもブルーは知らないと答える




ブルー「証拠は?」




彼女が痴漢させ示談金をもらっていたという証拠はどこにもなくこうなるとブルーは強い




トレーナーの為にやったことなのでブルーが折れるはずもなくやったことは売春ではない





ルールの穴を突いたような形になったが自分が不利になることは絶対にないとブルーは確信している
854 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 00:32:35.07 ID:ki4ethfX0
トレーナー「どうしたら止めてくれる?」




ブルー「何のこと?」




トレーナー「……」




ブルー「プロジェクトL'Arcは私も参加する」




これ以上会話を続けても無駄なのでレースのことを話そうとブルーは露骨に話題を変える




トレーナー「こんなことをされても僕は嬉しくない」




ブルー「私は何もしてない」




話題を変えてもトレーナーはブルーへの追及を止めないが彼女は一向に認める気配がない




このあと…
下3
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 00:43:31.03 ID:sRqWDTh10
kskst
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 00:51:24.18 ID:l2/WOb2G0
kskst
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 00:59:41.58 ID:grrHTaD80
トレーナーは折れて「今はそれでいい、でもこれからは君をマークする」とブルーに伝える。
858 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 18:12:06.70 ID:NKKKMEfMO
証拠が無いうえに彼女の強固な態度もありトレーナーが折れるしかなかった




トレーナー「今はそれでいい。だけどこれからは君をマークするよ」




ブルー「どうぞ」




マークされようが気にしないということなのかそれとも既に終わってしまった後なのか




ブルーからすれば何もしていないのだからマークされても問題ないという立場をとるのは当たり前




それでもその態度はトレーナーをより疑心暗鬼にさせ事態はブルーの思惑通りに進んでいく
859 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 18:20:48.19 ID:U5Uqn2QRO
ブルーは北海道にルドトレがいるようだと確信を得てからいくつかのパターンを考えていた




半月以内にトレーナーが帰ってくるとは想定できていなかったが、彼が帰ってきたことにより進むパターンがあった




ブルー(ルドトレはトレーナーに危害を加える)




話し合いで解決できればよかったが北海道でも用心棒を雇うところをみるとそれは難しい




トレーナーはルドトレをどうにかしようと全力を尽くすことはブルーは良く知っている




金を持っているルドトレは人数を雇えるのでトレーナーに勝ち目はない。最悪は死すら考えられる




そんな状況からトレーナーは無事に帰ってきてくれた。これほど嬉しいことはないがまだ危険は残っている




ブルー(ルドトレは殺してもらおう)




ばんえいウマ娘は金さえ払えば協力してくれる。アウトローなばんえいウマ娘が居ることは確か




売春以外で金が稼げることは実証済みなので早めに稼ぎルドトレを始末するパターンでいこうと決める




このあと…
下3
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 18:27:28.94 ID:IhvjLKr40
kskst
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 18:29:20.53 ID:PTX4E5qf0
kskst
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 19:06:23.45 ID:URrACQAI0
プロジェクトL'Arcのトレーニング中、エルやカフェは明らかに自身のトレーナーよりトレーナーの方に懐いている様子が見られた
863 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 20:01:31.01 ID:W3AhtiHl0
エル「トレーナーさーん!次はどうしますか!」




カフェ「こんなトレーニング初めてです」





ブルー「……」




プロジェクトL'Arcのトレーニング中、エルやカフェは明らかに自身のトレーナーよりトレーナーの方に懐いている様子が見えた




ブルーは二人に嫉妬することは無かったがエルトレとカフェトレに不信感を持っていた




特にカフェトレは最悪トレーナーの敵になるかもしれないと考えておりこれは良い機会なのではと考えた




ブルー(マンハッタンカフェはタキオンを使えばいける)




エルコンドルパサーは後回しにしても問題ないと判断しカフェをキタルファに加入させようとブルーはタキオンの所に向かった
864 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 20:15:02.67 ID:W3AhtiHl0
タキオン「メンバーが増えてしまうとモルモット君の負担が増えないかい?」




ブルー「カフェトレはトレーナーの敵になる」




タキオン「ふぅんなるほどねぇ」




トレーナーを守るためにカフェトレを遠ざけたいのだと事情を説明するとタキオンは乗り気のようだった




タキオン「彼女を説得するのは容易いがモルモット君は大丈夫かい?」




ブルー「プロジェクトL'Arcのことを言えば大丈夫」




トレーナーの説得はブルーの仕事だと話しタキオンはある薬を彼女に見せる




タキオン「協力する代わりにこれの実験台になってくれるかい?」




ブルー「当たり前」




実験台になるだけなら容易いとブルーは躊躇いなくタキオンの怪しい薬を飲む




このあと…
下3
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 20:28:04.40 ID:grrHTaD80
ksk
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 20:35:32.77 ID:43oHx3+f0
kskst
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 21:01:57.04 ID:B1DnYm2D0
トレーナーがエルやカフェに自身のトレーナーと仲悪いのか聞く、カフェは悪くはないけどそれ以上でもないと答える。

エルも着替えを覗かれたりいやらしい目で見られたりするが仲は普通だと答える
868 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 21:38:25.38 ID:BR8tpnwyO
トレーナーはトレーニングを受けていたエルとカフェの様子がおかしいことに気付きそれぞれのトレーナーとうまくいっていないのかと尋ねる





カフェ「悪くはありませんが…特別良いわけではありません…」




エル「着替えを覗かれたりいやらしい目で見られたりしますが仲は普通デス」




 
悪くないのならそれでいいと終わらせたいが、主任として彼女達のトレーナーの意見も聞かなければいけない




それぞれのトレーナーには後で話を聞くとして二人はどうしたいかという希望はあるか訪ねてみる




エル「本気で凱旋門賞を勝ちたいデース!」




カフェ「私もです…」




仲は悪くないが自分たちと本気で凱旋門を目指して欲しいという二人の意見を参考にトレーナーはカフェ達にも話を聞きに行く
869 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/20(月) 21:44:40.85 ID:BR8tpnwyO
トレーナー「二人の言いたいことはよくわかったよ」




エルトレはトレセン学園のウマ娘が凱旋門賞を勝てるはずがないと思っているのでプロジェクトL'Arcは時間の無駄だと感じている




カフェトレは前理事長が絡んでいるプロジェクトL'Arcを一切信じることができない




二人の意見を聞いた結果エルトレは意識の問題でエルと協力すれば改善がみられるだろう




一方のカフェトレはこちらがどうこうできることは少なく時間がかかりそうだと思えた




トレーナー「僕がプロジェクトL'Arcの責任者になっても信じられない?」




カフェトレ「樫本理事長が責任者でも絶対に信じないわ」




一歩間違えればカフェどころか自分まで被害者になる所だったとカフェトレはかなり憤っている




プロジェクトL'Arcに参加せず凱旋門賞を目指すのはほぼ不可能に近い。どうにか信じてもらえないかとトレーナーは悩む




このあと…
下3
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 21:56:32.92 ID:VMHJJbca0

kskst
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 21:59:22.53 ID:ZctDexfo0
kskst
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 22:22:51.79 ID:grrHTaD80
ブルーが自分の担当を信じられないようじゃトレーナーとして二流だとカフェトレを蔑む
873 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 00:52:04.74 ID:igOHeCpa0
トレーナーからの聞き取りが終わったあとカフェトレは自分のトレーナー室に戻っていた




ブルー「こっちの様子を見にこないの?」




カフェトレ「主任に任せてあるから行かないわ」




ブルー「自分の担当が参加してるのにそれでいいの?」




カフェトレ「うるさいわね」




自分の担当を信じられないようじゃトレーナーとして二流だとブルーはカフェトレを蔑む




ブルー見下されたことが頭にきたカフェトレはその場で彼女と口論となる
874 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 01:14:35.05 ID:igOHeCpa0
カフェトレ「なんで貴女なんかに言われなきゃいけないの!?」




ブルー「自分の理想を担当に押し付けてるから」




カフェトレ「な…!!」




ブルー「貴女は自分が求めたトレーナーになろうとしてるだけ」




カフェトレはウマ娘で学生時代は地方のトレセンで走っていてトレーナーもちゃんとついていた




しかしそのトレーナーはカフェトレの理想のトレーナーではなくタイムが伸びることはなかった




カフェトレは自分にちゃんとしたトレーナーがつけば中央に来ることができていたと確信しあのトレーナーを選んだことを後悔した




自分のようなウマ娘が居なくなって欲しいとカフェトレはトレーナーを目指しトレセン学園でトレーナーをできている




カフェの担当になったあとは彼女なりに努力を続けてきたがそれは全て自己満足なのだとブルーは否定した
875 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 01:36:42.21 ID:igOHeCpa0
ブルー「カフェが可哀想だから契約を解除して」




カフェトレ「この……!」




学生に手を出してはいけないとなんとか踏み止まっているがカフェトレは既に限界が近い




ブルー「前理事長を嫌うのは当然だけどアレはもう死んだ」




ブルー「死んだ人のことを言い続けるのはただのワガママ」




ブルー「プロジェクトL'Arcとカフェに貴女は関わらないで」




トレーナーの障害となるカフェトレをプロジェクトL'Arcから遠ざけるにはカフェの担当を降りてもらうしかない




この説得に応じないならカフェトレを更に煽り暴力を振るわせクビにさせようとブルーは考えていた




このあと…
下3
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 09:34:24.36 ID:uXEWR6890
kskst
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 11:08:43.24 ID:3m14ac7M0
ksk
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 12:42:44.79 ID:LQzZlCsnO
カフェトレ、なおもゴネるが直後にいきなり殴られたように吹っ飛ぶ。さらに入ってきたカフェが全てを聞いていたことで正式に契約解除となる
879 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 18:40:12.10 ID:ka2y8RD2O
カフェトレ「貴女は所詮他のチームのウマ娘!カフェは私を必要としてくれてる!」




いくらブルーが正論を重ねたところで自分達には関係ないのだとカフェトレは抵抗する




しかしその直後にカフェトレはいきなり殴られたように吹っ飛ぶ




カフェトレ「は!?」




ブルーに殴られたのかと思ったが痛みはなくそもそも彼女は一歩も動いていない




自分に何が起こったのかわからず混乱していると彼女の後ろからカフェが現れる




カフェ「全て聞いていました…」




カフェトレは言い訳をしようとするがそれよりも先にカフェが話し出す
880 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 18:47:49.72 ID:9d234Hi1O
カフェ「よく私と意見がぶつかっていましたが…貴女の理想を押し付けようとしていたんですね…」




カフェ「お友達は貴女が熱心にトレーニングを…考えていることは教えてくれていました…」




カフェ「でもそれは私の為ではなかった…」




それは違うのだと言い訳しようとしてもカフェには通じない。カフェはカフェトレを信じた自分にも非があると続ける




カフェ「今日限りで貴女とは…契約を解除します」




カフェトレ「待って!」




カフェ「さようなら」




カフェトレの静止を無視しカフェは立ち去りブルーはこれでカフェトレがプロジェクトL'Arcに関係することが無くなったと安堵する




このあと…
1 カフェをキタルファに誘うブルー
2 タキオンの薬の効果が出てくるブルー
3 カフェはタキオンのところに
4 ブルーを睨むカフェ
5 次はエルトレかと様子を見に行くブルー
6 自由安価


下3
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 18:49:51.69 ID:zbJlQMfS0
kskst
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 19:01:43.29 ID:UbyZQh0ao
4
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 19:05:42.66 ID:+mkq3zuB0
5+トレーナーはエルトレにもっと意識を持つよう説得していた、エルトレはエルはNHKマイル、ジャパンCで一着、何度も重賞もいい結果を出していてスペシャルウイーク等らと並び黄金世代と呼ばれているのにこれ以上何を望むと現状に満足しているようだった。 

トレーナーはこのプロジェクトL'Arc参加者で最も凱旋門賞で一着の可能性が高いのはエルコンドルパサーだと説明する
884 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 19:27:39.98 ID:gY7SPs1t0
カフェトレの排除は終わったので次はエルトレの様子を伺ってみようとブルーは考えた




ブルー(別に居てもいいけど一応念の為)




カフェトレとは違いエルトレはトレーナーの害にならないので排除しなくとも問題はなかった




だが裏で何かを企んでいる可能性があったのでエルトレを探ってみようと彼の居場所を探す





トレーナー「凱旋門賞に向けてもっと意識を持ったらどうかな?君とエルコンドルパサーはこれまでいい結果を出してきてるよね」




エルトレ「NHKマイル、ジャパンカップと…重賞は何回も勝ってますけど」




トレーナー「エルコンドルパサーはスペシャルウイーク達と並び黄金世代と呼ばれてるんだよ?」





エルトレ「だからそれでいいじゃないですか」




エルトレのトレーナー室で二人はプロジェクトL'Arcについて話し合っていた




トレーナーがもっと力を入れて欲しいと説得するも彼はこれ以上何を望むのだと現状に満足しているようだった
885 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 19:57:31.59 ID:gY7SPs1t0
トレーナー「プロジェクトL'Arcの参加者で凱旋門に一番近いのは彼女なんだ」




エルトレ「でしょうね〜」





トレーナー「彼女は芝とダートを走れる天性のものがあるんだよ」





エルトレ「主任に言われなくても知ってますよ」





ウマレーターで適正を得たウィズ達とは違いエルは最初から海外の芝に対応していた




これ以上ないアドバンテージがありながらもエルトレは全く乗り気にならない




トレーナー「……何が欲しいの?」




エルトレ「ああそういうのじゃないですから」




明るく笑いながらトレーナーの言わんとしていることを否定するエルトレ




彼は特別な富や名声に興味はなく人並みの生活を送りたいだけ。トレーナーより才能があるかもしれないがそれを活かすつもりがない




エルトレはトレーナーとは違い残業もせず毎週必ず休日は休み一人の時間を楽しんでいる




トレーナーのように無理をすればエルは更に伸びるがエルトレにその気は一切なかった




このあと…
下3
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 20:14:51.90 ID:eYJBYXns0
kskst
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 20:19:27.29 ID:EeKQyA3u0
kskst
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 20:33:12.39 ID:zbJlQMfS0
エルトレはトレセンというか日本で凱旋門を取るウマ娘は出ないと断言する、エルがトレーニングを摘んで凱旋門に出ても『二着』止まりだろうと言う、これはエルを見てきた自分だから分かると言うエルトレ


889 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 21:07:06.85 ID:gY7SPs1t0
エルトレ「トレセンというか日本で凱旋門を取るウマ娘は出ませんよ」




エルトレ「エルがプロジェクトL'Arcでトレーニングを摘んでも二着止まりです」




トレーナー「どうしてそう言い切れるの?」





エルトレ「エルを見てきたからですよ」





まるで見てきたかのような言い草だがトレーナーは不思議と説得力を感じていた




エルトレ「エルが無理ってだけなので主任のウィズちゃんとかは可能性がありますよ」




トレーナー「それは…」




エルトレ「じゃ、そういうことなんで戻りましょうか」




トレーナーに迷惑はかけないからと言い二人の会話は終わってしまった
890 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/21(火) 21:11:39.59 ID:gY7SPs1t0
ブルー(何を考えてるかわからないけど害にはならない)




エルトレとトレーナーの会話を盗み聞きしていたブルーはエルトレは放っておいて構わないと判断した




認めたくはないがエルトレはトレーナーより優秀かもしれないのでむしろ必要な人物ともいえる




トレーナーへの負担を減らす為にエルトレを使いたい所だが欲しいものがないというのはブルーにとって意外だった




ブルー(色仕掛けは試してみようかな)




エルの着替えを覗いたりいやらしい目で見ていたということは性欲は人並みにある





一度エルトレを誘ってみてその反応で決めるのは悪くないと考える




このあと…
下3
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 21:43:46.53 ID:zbJlQMfS0
ksk
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 21:49:31.70 ID:VPhKC78H0
kskst
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/21(火) 22:10:53.63 ID:o9nz6/5h0
ドア越しでエルトレとトレーナーの会話を聞いていたエルコンドルパサー、自身の担当を二着止まり呼ばわりなんて絶対見返してやりマスと意気込む
894 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 17:18:23.80 ID:FbMzgf6uO
エル「二着止まり呼ばわりなんて許せまセン!」




ドア越しでエルトレとトレーナーの会話を聞いていたエルは自を過小評価するエルトレを見返してやると意気込みトレーニングを行っていた





いつにも増して気合いの入っているエルを見てひょっとしてこれはエルトレの作戦なのかとブルーは考える




エルにわざと二着にしかなれないと聞かせ自分を敵にすることで彼女は更に努力を重ねる




彼女の着替えを覗いたのも自分に敵意を向けさせる為で本心ではなかったのかもしれない




エルトレはかなり優秀なトレーナーでありそこまで考えていても不思議ではないとブルーなりに答えを出す




ブルー(少し様子を見てみようかな)




今すぐに何か行動を起こすのではなくエルトレは暫く様子見にしておこうとブルーは決めた
895 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 17:25:22.82 ID:XcB8e8UnO
トレーナーと担当は親密過ぎることは避けた方がいいというのがこれまでの常識である




ウィズと付き合いトレーナーのことを唯一神と同等の扱いをしてしまっているブルー




この二人を担当にもつトレーナーは常識から考えるととても優秀なトレーナーとはいえない




エルとエルトレのように仲は悪くないが特別良くもないというのが最適な距離であり結果も出てくる




仲が親密になればトレーナーの為にと持っている以上の力を発揮できるが体への負担となる




もちろん親密な仲になり結果を残すトレーナーも存在しているが常識から考えると少数派になる




担当と適度な距離を保ち続けるエルトレの技量にブルーが気付くことはできない




このあと…
下3
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 17:31:16.36 ID:g/vzMutj0
夜空を眺め「あの星のように
なりたい……」と願うブルー
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 17:52:01.30 ID:968HNMWs0
kskst
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 18:17:02.19 ID:duSXXztW0
トレーナーもトレーナーとしてはエルトレの方が正しいのではないかと感じていた。
899 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 18:55:56.66 ID:Ob7vseGx0
トレーナーはエルトレとの会話のあと、トレーナーとしてはエルトレの方が正しいのではないかと感じていた




自分のように休日を全て返上し担当と親密な仲になってしまっているトレーナーは異端でしかない




現状に満足しているというエルトレの意見は正しく、無理に海外のレースに挑戦する理由がない




担当がどうしてもというなら協力するだろうがエルは今の実力をキープするだけでも高度な技術が必要になる




トレーナー(彼は「トレーナー」として正し過ぎる)




お世話になった人だからとプロジェクトL'Arcを安請け合いした自分と常に最適解を出し続けるエルトレ




実績はトレーナーの方が出ているがトレーナーという職業に対して誠実なのはエルトレの方になる
900 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 19:08:26.12 ID:Ob7vseGx0
トレーナーは無理をしてでも実績を出すことが全てだと考えウィズ達を鍛え上げていた





ただ鍛えるだけでなく健気なウィズがいつの間にか大きさ存在となり付き合うまでになった




トレーナーは自分にとってウィズは必要な存在だと考えているが彼女が現役の間に付き合う必要はなかった




ウィズからの猛アピールがあったがそもそも担当をその気にさせるトレーナーがおかしいというのが普通




トレーナー(僕は間違えてしまったんだ)




トレーナーのミスは今更どうこうできるものではなくこの道を進み続けることしかできない




今は主任という立場だがいつかエルトレが自分の上に立つのだろうとトレーナーは確信した




このあと…
下3
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 19:22:19.61 ID:HwOHoELg0
kskst
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 19:33:21.46 ID:zT8dqegc0
kskst
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 20:00:07.66 ID:/hXhERBf0
ブルーがエルトレのトレーナー室を覗くとエルの下着で自分を慰めているエルトレの姿が
スケベなのはあくまで自分を敵に見せる為のものだと思っていたが、普通にスケベなのかも知れないと思うブルー
904 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 20:20:34.57 ID:Ob7vseGx0
それから数日間、ブルーがエルトレの様子を探っていると彼は周りを気にしながら自分のトレーナー室に入っていった




いつもと違う様子に何かあると感じブルーはエルトレのトレーナー室を覗いてみる




エルトレ「うぉ、たまんね……」




エルの下着で自分を慰めているエルトレの姿を確認したブルー




着替えを覗くなどスケベなのはあくまで自分を敵に見せる為のものだと思っていたがどうやらそれは違うようだと考える




ブルー(これはチャンス)




エルの下着を使っている証拠を抑えつつ彼への色仕掛けは高確率で有効であると知れた




トレーナーを助ける為にエルトレにはもっとプロジェクトL'Arcに積極的になってもらわなければならない




もし自分が拒絶されてもこの証拠があれば彼は言いなりになるので、様子を伺っていて正解だったとブルーは頷く
905 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 20:25:44.06 ID:Ob7vseGx0
翌日、エルトレのトレーナー室に彼しか居ないことと周りに誰も居ないことを確認しブルーは部屋の中に入っていく




エルトレ「主任のイダテン?ここに主任は居ないけど」




ブルー「貴方に用がある。もっとプロジェクトL'Arcに参加してトレーナーを助けて」





そうは言われてもとやはりエルトレは渋る。エルは無理に海外に行く必要がないとトレーナーの時と同じ話をする




エルコンドルパサーは関係なくただトレーナーの負担を減らして欲しいだけだと言っても彼の答えは変わらない





ブルー「もちろんタダでとは言わない」




口だけでなくこちらも本気なのだとブルーは下着をつけていない状態のスカートを捲り彼に見せつける




本番は無理だが見抜きや口、胸ですることを条件にプロジェクトL'Arcでのトレーナーの手伝いを依頼する




このあと…
下3
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 20:40:12.48 ID:m965joBi0
kskst
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 20:48:33.20 ID:m+9Q+5nc0
kskst
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 21:11:00.77 ID:HwOHoELg0
話を聞いたエルトレは目の色を変える、プロジェクトL'Arcの手伝いするだけで
ブルーと出来るのか考える、でも本番は無しかと渋る
909 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 21:22:05.85 ID:Ob7vseGx0
エルトレ(手伝うだけでいいってマジか!)




ブルーの話を聞いたエルトレは目の色を変え興味を示す。自分からすればかなり美味しい話であることは間違いない




エルトレ「でも本番は無しか……」




ブルー「それだけは無理」




彼女の胸と口を犯せるだけで文句はないはずだがやはり本番がいいと即答ができない




エルトレ「……ケツは?」




ブルー「それだとこっちが損する」




プロジェクトL'Arcはトレーナーが主体で動くのでエルトレはその補佐くらいしかやらない




その労力に対しての報酬として口と胸以上の行為は絶対に行わないとブルーは断言する
910 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/22(水) 21:34:15.43 ID:Ob7vseGx0
エルトレ「見抜きがいいなら目の前でオナるのはどうよ?」




ブルー「いいけどそれなら口と胸は無し」




エルトレ「あ〜〜どれかだけってことね」




過去の経験からエルトレに対する行為に線引きをするブルー。それを聞いたエルトレはかなり考え込んでいる




エルトレ(バレるかもってリスク背負いながら下着使うより有りなんだけどな〜)




エルトレが迷っているのは本番が無しという部分。少しでも可能性があるなら即答していた




しかしブルーは罪を犯してでもトレーナーに処女を捧げると決めているので絶対に認めることはない




下着を使っている所を撮影されたと知らない彼はもし断れば一気に不利になってしまう




普段なら冷静に考えるがブルーというリターンの大きさにいつもの冷静さを失っている



このあと…
下3
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:10:09.88 ID:HwOHoELg0
ksk
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:16:33.73 ID:edpSV1HF0
kskst
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 23:28:28.33 ID:1INfLV0k0
胸や口だけでも十分だろうと判断し主任の仕事を手伝うのを約束する
914 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 00:37:18.71 ID:NveADLgS0
エルトレ(ここで欲張るとロクなことにならないでしょ)




胸と口でしてもらえるだけでも十分だと判断できたエルトレはトレーナーの仕事を手伝うと約束する




ブルー「じゃあ早速やってあげる」




エルトレは先程ブルーのスカートの中を見たこともあり自分の目の前で自慰をしてくれとリクエストする




ブルー「ん、ん、ん。あ…んん」




エルトレ「うわやっば」




机の上でエルトレに見せつけるように行為を見せつけるブルー。感じている声を出しているがこれは演技




絶頂するフリも覚えているので胸や口でするよりもブルーの負担は少なく済んだ
915 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 00:52:28.34 ID:NveADLgS0
エルトレ「手伝いますよ主任〜」




トレーナー「え?急にどうしたの?」




戸惑うトレーナーを横目にエルトレは雑務や書類の整理と作成を行うと作業をやり始める




エルトレ「カフェトレさんはカフェと契約解除で副主任はL'Arcに関係ないんですよね?」




エルトレ「そんな状況で主任がまた北海道にでも行ったらヤバいですからね〜」




トレーナーへの負担を減らさなければ自分も危ないかもしれないとそれらしい理由をつけエルトレは仕事を手伝う




理由はどうあれ協力してくれるなら助かるとエルトレを受け入れたトレーナーだったが、裏でブルーが動いていることなど知るはずもなかった




このあと…
下3
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 01:07:05.72 ID:d9GfOlK+0
kskst
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 01:29:06.62 ID:qcBmLFpI0
kskst
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 02:27:07.70 ID:bhXPTHIY0
トレーナーがエルトレに担当と距離感を保てて優秀だと言う、エルトレは担当とそういう関係になってるトレーナーは主任だけじゃないクリトレ、イナリトレなど割と多いから気にするなとフォローする。
エルトレは担当というか女性と仲良くなり過ぎたら色々面倒だから距離を保ってる、セフレならともかく恋人同士は面倒と語る、トレーナーは彼はトレーナーとしては優秀だが、女性関係はだらしないのかも知れないと思う
919 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 18:40:47.11 ID:xnSa2kYbO
トレーナー「君は優秀なトレーナーだよね」




エルトレ「そっちこそどうしたんですか主任?」




トレーナー「担当といい距離感を保ててるのは凄いと思う」




エルトレ「あ〜〜主任はウィズと付き合ってるんですよね。担当とそういう関係になってるトレーナーっていますね」




エルトレ「クリトレさんとかイナリトレさんもそうですけど割と多いんで気にしなくていいすよ」




トレーナー「そうかな…」




エルトレは担当にも当てはまるが女性と仲良くなり過ぎたら色々面倒だからエルとも距離を保ってると彼の考えを話す




エルトレ「セフレならともかく恋人同士って正直面倒じゃないですか」




エルトレの価値観を聞きトレーナーとしては優秀でも女性関係はだらしないのかも知れないとトレーナーは思う
920 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 18:46:00.45 ID:8PmNbco6O
それから数日後、相変わらずエルトレは仕事を手伝っていたのでトレーナーの負担は減っていた




キタルファのことはエアトレがサブとして手伝ってくれているので負担は減っている




主任の仕事を済ませてもまだ夜遅くになっていないことに驚きつつこれが普通なのだと思い直す




トレーナー(また北海道に連れて行かれたら困るからね)




強制的に休みを取らされることがないよう休養をうまくとっていくのも仕事のうち




今日は日付が変わる前に寝れそうだと穏やかな気分でトレーナーは帰路に着く




このあと…
下3
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 19:01:21.29 ID:bhXPTHIY0
ksk
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 19:05:16.83 ID:1dACw9C50
kskst
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 19:35:43.93 ID:xXcJFF3f0
クリトレとクリーク、イナリトレとイナリが夜の街に入っていくのを発見
924 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 20:17:24.37 ID:AxU2BygIO
トレーナーが自宅に帰っている最中にクリトレとクリーク、イナリトレとイナリが夜の街に入っていくのを見つけてしまう




トレーナー(ちゃんとしてるなあ)




自分のように家に連れ込むのではなくきちんとホテルで行為をしようとしてる二人に感心していた




そもそもウィズを自宅に連れ込んでいたのはトレーナーの帰宅時間が遅かったことが原因だった




時間さえあれば自分もちゃんとホテルでウィズと二人で会えていたのにと残念がるトレーナー




しかしこれからは遅くなることは無さそうなので今度ウィズを誘ってみようと考えていた所、ちょうどウィズからの着信があった
925 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 20:17:56.63 ID:Dxts8TMjO
トレーナー「どうしたの?」




ウィズ「あの…今日は仕事、早く終わる日だよね?」




トレーナー「そうだよこんな時間に帰れるのなんて久しぶりだね」




ウィズ「迷惑じゃなかったら…その……」




別用で寮の外に出ていたウィズは予定より用事が早く終わりこれから帰る所だった




いつもならそのまま帰っていたが今日はトレーナーが早く帰れると聞いていたので電話をかけたようだった




彼女からのお誘いを断るはずもなくトレーナーは待ち合わせをして二人で会おうと返事をした




このあと…
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926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 20:30:25.58 ID:XDGTSgcZ0
kskst
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 20:31:24.94 ID:l0UlB4N60
kskst
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 20:53:48.37 ID:qkxYgENZ0
トレーナーとウィズはホテルに行く事に、行為に及ぶ前にウィズがタキオンから貰った薬を飲むとばんえい娘並みの胸になる、その姿に興奮するトレーナー。

ウィズは時間が経てば元に戻るからそれまで楽しもうと言う
929 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 21:46:42.93 ID:T/1fVYOmO
ウィズ「こういう所って初めて…」




初めてくるホテルに興味津々の様子のウィズ。トレーナーはやっとホテルに連れてこれたと少し安心している




ウィズ「女の人が先って聞いたことあるので!」




トレーナー「うん、待ってるね」




入念に身体を洗ったウィズの後でトレーナーもシャワーを浴び終え戻ってくるとトレーナーは驚く




トレーナー「それは!?」




ウィズ「好きでしょこれ?」




以前タキオンが作った豊胸薬を飲んだウィズの胸ほばんえいウマ娘並みのものになっていた




ウィズ「時間が経てば元に戻るから、それまで楽しもう?」




いつもと違う彼女の姿に大興奮のトレーナーはウィズに襲いかかった
930 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 22:02:06.09 ID:oEA0PruEO
ウィズ「んんんあ…もう朝……」




トレーナー「ごめん、止められなかったよ…」




薬の効果はとっくに切れいつものウィズに戻っていたが行為が止まらず朝となってしまった




トレーナーは朝まで持つことはわかっていたが驚くべきはウィズでトレーナーに遅れをとることがなかった




トレーナーへの気持ちがなせるモノなのか、あの褐色ばんえいウマ娘よりも耐えることができていた




もう朝なので終わるしかなかったが時間が許せば二人はまだまだ続けていただろう




トレーナーの好みではないウィズだが身体の相性は抜群で唯一トレーナーの相手をできる女性なのかもしれない




このあと…
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931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 22:18:28.82 ID:RjmY8NJ60
kskst
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 22:22:23.79 ID:o0T2oMNE0
kskst
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 23:14:34.18 ID:bhXPTHIY0
トレーナーとウィズ、帰りにクリトレとクリークに会うこの二人も朝まで激しかった模様。
クリトレはトレーナーに「彼女こそ自分の母親に相応しい」「自分は幼少期に母を亡くしてまして…」と聞いてもないのに語り始める。

トレーナーは母親と聞いてしんみりする、トレーナーの母親は厳しく愛を与えられなかったのだ
934 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 23:29:37.39 ID:NveADLgS0
トレーナーとウィズはホテルを出た帰りに偶然クリトレとクリークに会う。どうやら二人も朝まで激しかったようだった




クリトレ「クリークこそ自分の母親に相応しいんです」





トレーナー「え?」




クリトレ「自分は幼少期に母を亡くしてまして母性に飢えているんです」





勝手に話し出したクリトレに困惑しつつトレーナーは母親と聞いてしんみりする




トレーナーの母親は厳しく愛を与えられた覚えがなかった。厳しい母に変わり姉が癒してくれてなければ今のトレーナーは存在しなかった




トレーナーの性癖が歪んだのも母親のせいともいえるほど彼の人生に大きな影響を与えていた
935 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/23(木) 23:39:38.71 ID:NveADLgS0
ウィズのことは彼女として大切な存在であるが母性を感じることは少ない。これは母性に飢えていないからといえる




クリトレは母親からの愛が足りないと母性を振り撒くクリークに魅力を感じた




一方のトレーナーは母性、母親に対し嫌悪とまでいかないが良い感情を持っていない




ウィズに甘えることはあっても母性を求めることは無いのがそれが原因だと推測できる




トレーナー(僕は母親より姉に憧れがあるのかもしれない)




エアトレの胸に挟された時、性欲ではなく癒しを感じた。姉と顔は似ていないがあの時心の支えになった感情を思い出した




性欲に負けるならばんえいウマ娘との行為になるがエアトレは心の隙に入り込まれるだろう




もう二度浮気をするつもりはないがエアトレにだけはそうもいかないかもしれないとトレーナーは思うのだった




このあと…
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936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 23:42:01.78 ID:l+Aq06WW0
kskst
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 23:49:15.52 ID:xoNyidkQ0
kskst
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 00:01:00.79 ID:3QaXDEK30
エルトレとブルーもトレーナー室でシていた。
終わった後エルが来る前にトレーナー室を跡にする所をグラスワンダーに見つかる。

エルからエルトレに覗かれていると聞かされていたグラスは彼を良く思っておらず疑う
939 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 16:55:27.08 ID:X3yWEwLZ0
エルトレ「うぐっ…気持ち良すぎ……」




ブルー「……んぐ」




エルトレ「全部飲むとかエロ過ぎだって…」




エルトレとブルーもトレーナー室で口でシており、終わった後エルが来る前にさっさとブルーは部屋から出ていく





グラス「今のは主任の…なぜエルトレのトレーナー室に?」




ブルーがエルトレのトレーナー室から出ていく様子をグラスワンダーが目撃していた



エルからエルトレに覗かれていると聞かされていたグラスはエルトレに不信感を抱いていた




そんな状況でブルーがエルトレのトレーナー室から出てきてしまったので彼女の疑う心は大きくなった
940 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 17:01:38.18 ID:X3yWEwLZ0
その後しばらくエルトレを監視していたグラス。ある日ブルーが彼のトレーナー室に入っていく所を目撃する




グラス(嫌な予感しかしません)




トレーナー室という密室で男女が二人きりという時点でおおよその検討はつく




トレーナーが担当でもないウマ娘に手を出すなどあってはならないとグラスは怒る




万が一ブルーが無理矢理されているかもしれないと考え持ってきた薙刀をグラスは強く握り締める




グラス(最悪は切り落とします)




自分の予想した通りの最悪なことが部屋の中で起こってしまっていたらエルトレの股間を切り落とすしかない




グラスは覚悟を決め薙刀を構えながらトレーナー室に突入する




このあと…
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941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 17:12:24.55 ID:aUBP0AZY0
桜餅と抹茶でお茶会を
楽しんでいたブルー&
エルトレ。グラス、たちまち
その桜餅を欲しがってしまう
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 17:17:50.18 ID:WNhRBUyn0
kskst
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 17:22:27.92 ID:STac0lgq0
薙刀持って突入してきたグラスに驚くブルーとエルトレ。まだ始める前だったので何とか誤魔化す。エルトレは主任の件で相談に乗ってただけだと話す。
944 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 19:19:09.80 ID:X3yWEwLZ0
グラス「お覚悟!」




エルトレ「うわあ!!」




薙刀持って突入してきたグラスに驚くエルトレ。今日はどうするかリクエストを聞いている最中だったので行為は始まってはいなかった




そのおかげで何とか誤魔化せるとエルトレは主任のことでブルーの相談に乗っていたと話す




グラス「本当なんですかイダテンさん」




ブルー「嘘は言ってない」




薙刀を持った自分の前でエルトレを庇うことはしないだろうと判断しグラスは薙刀を下ろす
945 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 19:26:29.81 ID:X3yWEwLZ0
切り落とすような事態は免れたがトレーナーのなにを相談していたのだとグラスは質問する




ブルー「トレーナーが無理しないように協力してもらう話をしてた」




グラス「具体的には?」




ブルー「エルトレには仕事を手伝ってもらう」




グラスに睨まれたエルトレはその通りだと答えこれからはトレーナーの仕事を手伝うと宣言する




グラス「ならこれで話は終わりです。もう二度二人で会ったりしませんよね?」




ブルー「もちろん」




エルトレ「そ、そうですよ」




グラスの迫力に思わずそう答えてしまうエルトレ。これでブルーは彼と行為をせずともトレーナーの仕事を手伝ってもらえるようになった




思わぬ形で幸運を拾ったブルーはこれもトレーナーのお陰だと更に崇拝するようになった




このあと…
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946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 19:36:25.83 ID:zxy7m6Lw0
kskst
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 19:49:04.44 ID:9qYk3nKK0
kskst
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 19:58:55.33 ID:h/lqEHb70
エルトレがブルーにタダ働きなんてごめんだとヤらせてくれないなら主任の仕事の手伝いなどやってられないと拒絶
949 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 22:07:07.14 ID:C4U80UEoO
エルトレ「タダ働きなんてごめんだから!」





校舎裏でエルトレと話すブルー。エルトレは引き続き口や胸でヤらせてくれないならトレーナーの仕事を手伝わないと拒否する




ブルー「グラスワンダーにバレたら殺されるけどいいの?」




エルトレ「よくないからもう手伝わない!」




いつ来るかわからないグラスを気にしながら行為をすることは不可能に近くエルトレはブルーとはこれまでだと言う




グラスの助けは有り難かったがエルトレの協力がなければ意味がなくむしろマイナスになってしまう




ブルー(仕方ないかな)




対価を考えれば損となってしまうがエルトレに口と胸以上の行為をする代わり、引き続きトレーナーを手伝って欲しいと説得する
950 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 22:25:46.87 ID:XL235t4YO
ブルー(トレーナーの為だから損得は考えないでおこう)




エルトレが望んでいた尻での行為をする為に二人はホテルに来ていた




エルトレ(本当は本番が良かったけどケツでもオッケー!)




ホテル代はかかるもののウマ娘と行為ができるとありエルトレはかなり上機嫌だった




ブルーのお陰で彼は引き続きトレーナーを手伝うことになりこれで負担は増えることはない




ブルー「準備終わったから」




エルトレ「じゃあ早速…うひょ〜!」




大損の取引となったが仕方ないことなのだとブルーは飲み込んだ




このあと…
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951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:27:13.37 ID:3QaXDEK30
kskst
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:31:46.81 ID:Hw5jlyu70
kskst
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 22:39:50.18 ID:YqWyDP8T0
寮長のヒシアマゾンがトレーナーに「最近アンタの担当が頻繁に外出しているみたいだけど?」とブルーの外泊届一覧を見せる
954 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 23:44:29.77 ID:6MQgeiq40
ヒシアマ「これ見てくれるかい?」




ヒシアマゾンはトレーナーに最近ブルーの外出が多いと外出泊届けの一覧を見せる





トレーナー「モフモフ友達と会いに行くことはあるって聞いてたけど…」




ヒシアマ「この数とは合わないみたいだね」




トレーナーが聞いている外出の数と届け出の書類の数がまるで合わない




出かけるといっても街の方には行かず以前のように売春をしている様子もない




一体なにをしに外に出ているのかを考えるが相手はブルー。想像したくないが悪い方にしか考えられない
955 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/24(金) 23:56:32.87 ID:6MQgeiq40
ヒシアマ「困ってるなら協力してやるよ!」




ヒシアマはブルーから事情を聞かない限り外出泊届けに寮長としてサインはしないと言う




しかしトレーナーはそんなことをしても意味がないと彼女の提案を否定する




トレーナー「彼女はそう簡単に諦めないし一枚も二枚も上手だよ」




こちらが考えうる対策の上をいき証拠も残さない。正攻法でも裏をかいてもブルーの尻尾は掴めない




ヒシアマ「それじゃどうしようも無いじゃないか」




トレーナー「方法はあるにはあるんです」




ウィズの求めているもの、自分を差し出せば全ての説明をしてくれるはずだとトレーナーは考えている




このあと…
下3
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 23:58:24.40 ID:unIOwcmH0
kskst
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:09:23.36 ID:3UveyBWS0
kskst
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 00:28:16.79 ID:Bd8CNzzp0
トレーナー、ブルーにヒシアマから外泊届けを見せて貰った何をしているか問い詰める
959 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 13:14:44.19 ID:jZ1Q88fg0
トレーナー「寮長から外出泊届けを見せてもらったけど何をしているの?」




トレーナー室にブルーを呼び出しヒシアマから届け出を見せてもらったと話す




ブルー「何が?」




しかしブルーは前と同じように証拠が無いことがわかりきっているので会話をしようとすらしない




トレーナー「君が街で何をしていたのかもまだ知れてないんだ」





ブルー「だから?」




トレーナー「何をしていたのか教えてくれないの?」




ブルー「どうして?」




やはり正攻法でブルーから話を聞くことは不可能だと確認できたトレーナーはついに切り札を使う
960 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 13:20:50.69 ID:jZ1Q88fg0
トレーナー「全部話してくれたら僕とホテルに行こう」




トレーナーに全てを捧げると何度も言っていたブルーにとってこれ以上ない条件を出す




だがブルーは冷静にそれは無理だと知っていると返事をする





ブルー「ウィズが許すわけない」




トレーナー「彼女から許可はもらってるよ」




ブルー「許可なんか出るはずない」




トレーナー「信じられないなら一緒にホテルに行こうか」




ここまで言われてもブルーはトレーナーの言葉が嘘であると確信していた




これからホテルに一緒に行っても一線を越えることは絶対にない。裸になった所でまた話を聞かせてくれと言われるだけ




トレーナーのように怪しいからと詰められたことはこれまで何度も何度もあったが証拠は一切残していない




首に刃物を当てられても知らぬ存ぜぬを突き通してきた自分にそんな手は通用しないとブルーは勝ちを確信していた




このあと…
下3
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 13:45:43.75 ID:Bd8CNzzp0
kskst
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 13:49:30.52 ID:rtmCxVQH0
kskst
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 14:25:17.79 ID:7IZMHEwl0
ホテルに付いたトレーナーとブルー、本気なのを分からせる為にトレーナーはブルーにタキオンの薬を投入して奇乳にする。
964 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 15:44:05.37 ID:jZ1Q88fg0
トレーナー「先にシャワー浴びてるね」




二人でホテルに入ってきたがこれ以上進展はないからとブルーは別のことを考えていた




ブルー(示談金が思ったより取れるから追加で宝くじを買おう)




前に痴漢させた男性はブルーの想像より金を持っており相場の倍の金額を示談金として提示してきた




宝くじを買い足しても余る金額は黒髪の女子高生に渡し、また協力してもらえばいい




ブルー(ルドトレを消してもらうお金も準備しないと)





示談金を払わせる方法は効率よく稼げるので複数の街を回れないか、回るならどの順番がいいかも考える




更にルドトレを消したあと地元でやっていたように彼の臓器を売り捌けないかなどさまざまなことを考えていた
965 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 15:49:28.71 ID:jZ1Q88fg0
考えている全てはトレーナーを裏切る行為だが証拠が無ければ問題ないというのは学んだこと




ブルー(これでトレーナーは絶対幸せになる)




自分の計画は完璧だと考えているとシャワーから出てきたトレーナーがいきなりブルーにキスをする




ブルー「な、に?」




口移しで何かを飲まされたと感じたブルー。するとすぐに彼女の胸がみるみる大きくなっていく




トレーナー「タキオンが作った薬だよ」




ブルーの胸は奇乳レベルまで大きくなりトレーナーの好みの大きさになる。ここで初めて彼が本気なのだとブルーは気付く




ブルー「ほほほほほんとにシてくれるの!?」




トレーナー「その代わり全部話してね」





トレーナーに全てを捧げられるのなら他に何もいらないとブルーは何度も頷いた




このあと…
下3
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:13:42.62 ID:IZJh9tX30
kskst
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:26:32.10 ID:Z2v+K3Hl0
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 16:32:54.38 ID:0+KzabnR0
朝までヤられ分からせられてしまったブルー
969 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 17:06:30.85 ID:jZ1Q88fg0
ブルー「しゅごかったあ……」




本気になったトレーナーにブルーは分からされ演技ではなく本気でイき散らかすこととなった




処女からいきなり分からされたブルーとは対照的にトレーナーは頭を抱え彼女の闇の深さを痛感していた




トレーナー(まだ取り返しのつく範囲だと信じたい)




わざと痴漢させ示談金を得ていたこと、ルドトレを殺し臓器を売り捌こうとしていたこと、エルトレと関係があったこと




その他にもトレーナーに秘密にしていたことを全て話したブルー。トレーナーはその事実の重さに押し潰されそうになっていた





トレーナー(僕が彼女をコントロールできなかったのが悪いんだ)




ブルーではなく全て自分が悪いのだと飲み込むしかないとトレーナーは覚悟を決める
970 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 17:13:45.95 ID:jZ1Q88fg0
ブルー「トレーナー!」




尻尾をぶんぶん振りながらトレーナーに抱き着くブルー。昨日までと明らかに違うブルーの様子を見たキタルファメンバーはついにヤってしまったのだと理解する




ブレーザー「浮気とか最低」




ウィズ「……今回は仕方なく認めたから浮気じゃない」




プルメリア「ブルーさんとシちゃうの認めたんですか!?」




ネイチャ「今回のは仕方ないと思う」




ネイチャはブルーが犯罪を犯し、いつ逮捕されてもおかしくない状況だったかもしれないからと事情を話す




タンホイザ「結局心配し過ぎだったんだよね?」




ネイチャ「えーっと…見逃してくれる?」




エアグルーヴ「仕方あるまい」




生徒会の耳に入るのは非常にまずい話だったが事情があるのだろうとエアグルーヴは頷く




このあと…
下3
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 17:27:34.56 ID:Ka1Cv+AN0
kskst
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 17:44:57.47 ID:hb178n5W0
kskst
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 18:12:30.41 ID:Bd8CNzzp0
トレーナーはブルーにお願いだからもう何もしないでくれと涙ながら頼む、今後なにかあってレースに出れなくなる…それ以上に君が心配だと言う
974 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 18:27:23.94 ID:jZ1Q88fg0
ニコニコの笑顔で抱き着いているブルーとは違いトレーナーは今にも泣きそうな悲しい顔をしていた




トレーナー「お願いだからもう何もしないで欲しい……」




今後もしなにかあったらレースに出れなくなるのもそうだがそれ以上にブルーが心配なのだとトレーナーは言う




ブルー「ん〜考えとく」




トレーナー「考えておくじゃダメなんだ!」




もう絶対にしないで欲しいと珍しく声を荒げるがブルーはキョトンとした表情でトレーナーを見る




ブルー「なんでそんなに怒ってるの?」




犯罪を犯すことは悪いことだとキタルファに来てから学んだがトレーナーの為に犯す罪は悪いことではないとブルーは本気で思っている
975 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 18:31:18.95 ID:jZ1Q88fg0
ブルー「エルトレが仕事を手伝ってくれないと残業でしょ?」




トレーナー「それはどうにかする!」




ブルー「どうにかできないから体調を崩したんでしょ?」




トレーナー「とにかく僕の為にはもう何もしないで!」




ここまで言われてもブルーは頷くことなく考えておくと返事を濁す。この態度を見たトレーナーはついに涙を流してしまう





ブルー「あ、え?なんで泣いてるの」




エアグルーヴ「貴様には常識が無さ過ぎる」




ネイチャから事情を聞いたエアグルーヴと残りのメンバーは急ぎブルーを更生しなければと彼女を囲む




このあと…
下3
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 18:47:52.37 ID:ohWUz5by0
kskst
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 18:52:43.23 ID:Bd8CNzzp0
kskst
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:08:45.38 ID:7x6jmBiH0
エアグルーヴがブルーの為に勉強会を開く事になった
979 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 21:35:29.20 ID:SWmgKJeBO
ブルーの為にエアグルーヴが勉強会を開き世間の常識とはこうだと教え込んでいく




ブルー「常識はわかったけどトレーナーとは関係ない」




エアグルーヴ「貴様は何を言っているんだ」




ブルー「だから私が常識を守ったところでトレーナーの仕事の量は減らないでしょ?」




似たようなことは以前キタルファのメンバーにやってもらったので常識が何かというのはある程度わかっている




しかしそれを守ったところでトレーナーへの負担が減らないだろうとブルーは言う




エアグルーヴ「お前はトレーナーの為なら何をしてもいいというのか?」




ブルー「当たり前でしょ」




トレーナーの為なら売春は当たり前で詐欺や殺人も躊躇わないと言い切ってしまう
980 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/25(土) 21:55:10.60 ID:JzBrya/iO
ブルーの言っていることが衝撃でエアグルーヴは何も言えなくなってしまった




ブルー「トレーナーは私を救ってくれて私の全てを受け入れてくれた」





ブルー「そんな人の為なら何でもできる」




トレーナーに何もしないでくれと言われてもブルーは無視し彼の為に行動を続ける




ブルー「私が何もしなくていいようにするのは学園の仕事じゃないの?」




トレーナーへの負担が減ったり危険が無くなれば自分は何もしないのにとブルーは呆れたように言う




エアグルーヴ(コイツは一体何なんだ!?)




同じウマ娘だというのにエアグルーヴは目の前にいるのは別の種族のように感じていた




このあと…
下3
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 22:12:40.44 ID:pJuD6+3j0
kskst
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 22:18:44.34 ID:mSlPZdS20
kskst
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 22:29:57.12 ID:TJOfhBvD0
エアグルーヴは学園に問題があるのは確かだがトレーナー本人は止めろと言ってるのに続けるのか?トレーナーはそのうち本当に病むぞと伝える
984 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/26(日) 13:49:26.08 ID:+25xeMcA0
エアグルーヴ「お前の言う通り学園に問題があるのは確かだ」




エアグルーヴ「だがトレーナー本人は止めろと言ってるのにお前はそんなことを続けるのか?奴はそのうち心を病むぞ」




またトレーナーの心が傷付くようなことがあれば次はもう無いとエアグルーヴは言う




しかしそれを聞いたブルーは笑みを浮かべそれはそれで構わないと話す




ブルー「そうなったら私がトレーナーを独占できるし」




エアグルーヴ「なんだと!?」




ブルー「ウソウソ、今の冗談だけどちょっと本気でもあるかもね」




ブルーはウィズからトレーナーを奪うつもりは今のところないものの彼女が自分の意思でトレーナーを捨てれば自分が拾う




もしトレーナーが手に入れば学園を今すぐに辞め二人だけで穏やかに過ごすのも悪くないと本気で考えていた
985 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/26(日) 14:02:12.53 ID:+25xeMcA0
ブルーの豹変した態度を見て不安に思っていたのはキタルファメンバー。これは一大事かもしれないとウララも会議に参加している




ネイチャ「ブルーが急に明るくなったのはどう思う?」




ウララ「あれがブルーちゃん…ううん、イダテンちゃんの本性なんだと思う」




ブレーザー「いつもの言葉数が少ないのは演技?」




ウララ「演技っていうより生き抜く為の術だったんだよ」




今思えば自分を「ブルー」と呼んで欲しいというのもそれが原因だったのだろうとウララは推測する




ウララ「イダテンちゃんは「ブルー」って呼ばせてその人格で過ごしてたって感じが近いのかも」




タキオン「二重人格とはまた違ったアプローチだねぇ」




人格が違うわけではなく思考や行動の元は同じなのが興味深いとタキオンは笑みを浮かべている



このあと…
下3
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 14:19:14.58 ID:ltluyten0
kskst
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 14:33:35.53 ID:9gN2AyWy0
kskst
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 15:03:24.71 ID:Nfu54nqK0
トレーナーはエルトレにブルーから話は聞いたこれからは手伝わなくて良いと伝える。
エルトレは自分は悪くない誘ったのは向こうだと弁解だけし立ち去る
989 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/26(日) 15:33:07.57 ID:+25xeMcA0
エルトレ「話ってなんですか主任?」




トレーナー「ブルーから話は聞いたよ。これからは仕事は手伝わなくて良いからね」




エルトレ「ゲェっ!」




全てバレてしまったとエルトレは焦るが誘ったのは向こうだと弁解し去っていった




もちろんブルーから誘ったことは知っているが彼には断って欲しかったとトレーナーはそこだけが残念だった




仕事が終わらないのは自分のせいであり手伝ってくれていたエルトレには感謝の気持ちがある




誘いに乗ってしまった彼も悪いがそもそもは彼に交渉を持ちかけたブルーのせいともいえる




トレーナー「言って聞かないなら…が通用する相手じゃない」




ブルーの儚さと恐ろしさをトレーナーは他の誰よりも知っている。そんな彼女をコントロールしなければならないのだと使命すら感じていた
990 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/26(日) 15:43:09.10 ID:+25xeMcA0
トレセン学園が見えるどこかの場所。ディープはそこでブルーと電話をしていた




ディープ「処女は売らなくて良かったのかよ」




ブルー「あの人に捧げられたから満足」




ディープ「金はなんとかなるんだな?」




ブルー「足りなくなったらどうにかするから」




ディープ「こっちはどうにかして欲しくないんだっての」




ブルー「それより来年からトレセン学園に来るんでしょ?」




ディープ「仕方ねぇからルドルフの案に乗ってやる」




ブルー「お互いに特待生になるからお金に余裕ができる」




ディープ「おいブルー、なに考えてやがる」




イダテン「すっごく楽しいこと!」




アハハハと電話の向こうから聞こえてくる笑い声にトレセン学園でも彼女を変えられなかったかとディープはため息をつくしかなかった
991 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/11/26(日) 15:43:49.13 ID:+25xeMcA0
次スレに続く
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