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日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
- 876 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 13:27:50.22 ID:WRjvHMHP0
-
不二咲「えへへ……。じゃあ「爆竜戦隊アバレンジャー」でお願いします!!」
あっ、やっぱり噂(不二咲が戦隊物好き)は本当みたいだな。ガンオタでもあり、戦隊物スキーでもあるのか……。こりゃ確かに山田や、白銀とも話が合いそうだな。今度白銀に紹介……。いやダメだ。そういや白銀の奴は不二咲(と苗木に)メイド服&女物のショーツを着させた張本人だった……。
これ以上引き合わせたら不二咲が益々「そっちの道」にハマっちまいかねない。(苗木を本気で好きになってる辺りもう手遅れ感あるけど)
苗木「応援してるよ! 不二咲さん!!」
舞園「頑張って下さいね!!」
朝日奈「上手でも下手でも関係無いよ!! ただ自分が気持ちよくなれるように歌っちゃって!!」
不二咲「ありがとう! 僕頑張るよ!!」
赤松『それでは歌って頂きましょう! 不二咲千尋さんで「爆竜戦隊アバレンジャー」です! どうぞ!!』
不二咲『↓1』(出演+歌ってたことがある>>1の贔屓で最低保障70)
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 13:30:10.20 ID:9Gy6C2cQ0
- 歌い終わったら苗木から頭撫ででもらえ
- 878 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 13:52:14.50 ID:WRjvHMHP0
- >>875 最下位の人に払って貰おうかと思いましたがそれじゃあ九頭龍があまりにも可哀想すぎるので割り勘にしましょう、割り勘に。それはそうとやっぱ最低保障は正義ですねぇ!(でもやり過ぎると落差が無くてツマラナくなるんだよなぁ……調整が難しい)
不二咲『アバレアバレアバレまくれ Getup! アバレアバレ突き進め 正義の名を今 汚すのは誰だ? 裂けた空からやって来る心をかき立てるダイノガッツ熱い夢が牙をむく』
お、これも上手いんじゃないか? 少なくとも50点以下って事は無さそうだ。それに、何というか……。
不二咲『アバレた数だけ 強くなれる アバレた数だけ 優しさを知る』(照れながら)
苗木(可愛い)
舞園(可愛い)
朝日奈(可愛い)
霧切(可愛い)
桑田(可愛い)
赤松(可愛い)
……大勢の奴らが不二咲のことを「天使」と(裏で)呼ぶように、その可愛らしさが照れながら歌う仕草にそりゃもう目一杯に現われている。……これだけ可愛いならそりゃ初見は誰でも女の子だと思うよなぁ……。(俺も最初勘違いしたし)
不二咲『アバレ アバレ アバレまくれ アバレ アバレ アバレ続けろ 爆竜戦隊アバレンジャー アバレンジャー──』
赤松『はい! とっても可愛らし(ゲフンゲフン)とっても素敵な歌をありがとうございました!! 得点は〜〜〜!じゃん!! 70点です!!』
70点かぁ……。なら不二咲の可愛らしさを+すれば低く見積もっても90点は行くな(確信)
苗木「上手だったよ! 不二咲さん!!」
不二咲「えへへ……。な、苗木くん。あのね(モジモジ)」
苗木「……?(ピーン!) はい、よく出来ました(ナデナデ)」
不二咲「えへへ……。ちょっとくすぐったいなぁ//////」
おい、不二咲以外の苗木loves。『!!!!? その手があったか!!!』って思考が見え見えなんだが? あと「これ」は多分「不二咲だからこそ」やって貰えてるんだと思うぞ?
赤松「さてさていよいよ大トリです。終里先輩! 準備をお願いします!!」
終里「んあ? ほうほれほへはんは?(んあ? もう俺の出番か?)」モグモグ
……そう、俺が終里を大トリに回したのはちゃんと意図がある。こいつが食い物に夢中になってバンバン料理を頼んでは食いやがるから指名する暇が無かったんだ!! お前これ割り勘なんだからな? 俺達もお前が食った分の1/12を払わなくちゃいけないんだからな???
終里「(ゴクン)しゃーねーな。腹ごなしにはならなさそうだが歌ってやるよ。曲は↓1だ」
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 13:55:29.88 ID:6mf8We4lO
- ターンAターン
- 880 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 14:12:14.29 ID:WRjvHMHP0
-
終里「……お前ら同様、この曲にはちょっと思い入れがあってな……。「ターンAターン」で行かせて貰う」
ターンAターン? ……確かどこかで聞いた覚えg
不二咲「∀ガンダムのOP曲だね! 曲はあの西城秀樹さんが担当していて、『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として製作されたTVアニメシリーズであり、『機動戦士Vガンダム』以来5年ぶりにガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季さんが総監督を務めた作品で、企画の時点でのタイトルは、『リング・オブ・ガンダム』でだったんだけど──」
苗木「ふ、不二咲さん! その話はまた後で、あとでじっくり聞かせて欲しいな!!」
不二咲「そう? 苗木くんがそういうなら、僕張り切って教えちゃうよ!!」フンス!!
……苗木。お前やっぱ毎日大変そうだな……。俺も人の事を言えない立場なんだが、俺の場合はみんなに「待って貰ってる」からなぁ……。あれ? どっちかと言うと大勢の女の子をずっと待たせている俺の方がクズなのでは?
赤松『それでは歌って頂きましょう! 終里赤音先輩で「ターンAターン」です!! どうぞ!!』
終里『↓1』(中の人補正+出演作品+終里は歌が上手いイメージがある補正+30)
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 14:14:24.48 ID:9Gy6C2cQ0
- 宣言しておくよ日向。終里もそのうちお前に落ちる。
- 882 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 14:30:50.85 ID:WRjvHMHP0
- >>881 それちょっと迷ってるんですよねぇ……。どういう事なのかは、今日の終わりに詳しく話します。
終里『ターンAターン ターンAターン ターンA 刻が未来にすすむと 誰がきめたんだ烙印をけす命が 歴史をかきなおす』
お、これもかなり上手いな。80点近くはあると見たぞ! 終里も終里で良い声してるからなぁ……。『腹から声を出す』って歌うコツで良く言われるけど、それも完璧に出来てる気がする。
……なんか不二咲が今にも語りだしたそうにウズウズしてるのだけが気に掛かるが。
終里『刻は巡りもどると 誰も信じてた 黒くくすんだ暦を 新たに書き直す』
それはそうと、これでこのカラオケ大会も無事終了だな。あとは閉会式をやって──(クイクイッ)──ん?
終里『あなたとの間に 命ある形を この星に捧げる 愛というしるしで ターンAターン ターンAターン ターンA ターンAターン ターンAターン ターンA』
赤松『はい! ありがとうございました!! 肝心の得点は〜〜〜じゃじゃん! 78点です! いやぁ、終里先輩も歌が上手いんですねぇ!!』
終里「あ? んなんじゃねぇよ。ただ時々腹の底から何かを叫びたくなる……。歌いたくなる時があるってだけだ」
星「ああ、分かる気がするぜ。人間誰しも空って奴に向かって何かを叫びてぇ時があるもんだ」
朝日奈「「衝動的に」って奴だね! うんうん! 私もよーくわかるよ先輩!!」
苗木「……さてと、名残惜しいけどこのカラオケ大会もそろそろお開き──『とはならないんですねぇ!!』!!?」
東条「? どういう事かしら。まだ何かあるの?」
赤松『はい! 今から日向先輩が選ぶ『カラオケ歌ウマ大賞』に選ばれた人には〜〜〜? ↓1が贈られます!!』
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 14:45:50.28 ID:kwHbBG/RO
- 遊園地のペアチケット
- 884 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 15:03:23.33 ID:WRjvHMHP0
-
赤松『私と日向先輩で割り勘して出した『某遊園地のペアチケット』が贈られます!!』
日向『……ら、しいですはい(白目)』
苗木loves&桑田『!!!?』
星「……まぁ大会に景品が付き物なのは間違いねぇが……」
東条「流石に悪いわよ。そういう事なら優勝者以外全員で資金を平等に払うって事にすれば──」
赤松『いいえ、良いんです!! だって今まで同様、このペアチケットを誰に渡すかは日向先輩の独断で決められるんですから!!』
霧切「なんですって……!!(日向チラッ)」
舞園「で、でも『カラオケ歌ウマ大賞』なんですよね? 必然的に、点数が高かった人が有利ですよね!?」
朝日奈「そ、そうだよ!! そうじゃなくちゃ意味無いもんね!!(苗木とデート苗木とデート苗木とデート……!!)」
九頭龍「だけどよ。星の奴も、そして日向も「これ機械の点数あんま当てになんねぇだろ」って奴もいたぜ。点数が全てとは限らねぇんじゃねぇか?(まぁ流石に俺と赤松だけはねぇだろうが……)」
桑田「(日向パイ先! 分かってるよな? な!??)」
苗木「ひ、日向くん……」
全員の視線が俺に集まる。赤松の奴……! こういう景品を用意してたから俺に指名役を任せ続けてたのか!! こいつ結構腹黒いところあるな!!? ……良いぜ。分かったよ、俺も覚悟を決める。
日向『発表するぞ。……優勝者は↓1だ!!』
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:09:20.77 ID:9Gy6C2cQ0
- 桑田には悪いが場の暗い空気を一気に変えた苗木こそふさわしい。
- 886 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 15:41:58.59 ID:WRjvHMHP0
-
日向『……まず最初に、この中にいる「ある人物」に一言謝っておく、ゴメンな』
でも無理だ。いくらこれが依頼だからって優勝者はコイツ意外に有り得ない。一筋の希望を持って、勇気を振り絞って壇上に立ち、この場の仄暗い空気を変えた「コイツ」こそ──!!
日向『優勝者は──苗木だ! おめでとう!!』
苗木「ええっ!? た、確かに100点は取りましたけど、あれは偶然みたいな物で……」
……俺の決定に、異を唱える者は誰もいなかった。それどころか、殆ど全員が……桑田でさえ「あー……。まぁしゃあねぇかぁ」という顔をしていたのだ。
朝日奈「えへへ……。ちょっとだけ悔しいけど、うん。苗木なら納得かな」
霧切「……点数が微妙も微妙だった私に、あれこれ言う権利は無いわ。おめでとう、苗木くん」
朝日奈「ええ。苗木くんの歌には……何というか、勇気と希望が満ちていましたから!!」
不二咲「おめでとぉ! えへへ……。なんだか僕まで嬉しくなっちゃうなぁ……」
星「まぁ、当然の奴に当然の物が収まって感じだろう」
東条「ええ。異論を唱える人はこの場に誰もいないと思うわ」
桑田「クッソー! 次こそもっともっと上手くなって俺が優勝してやるからな!! 見てろよ苗木!!」
九頭龍「……優勝云々は兎も角。俺ももっと歌を練習しねぇとな……。あとは今までヨイショをしてきた組の連中に『今後一切余計な事はすんな』って一言言っとかねぇと……」
はぁ……。これでこのカラオケ大会……桑田からの依頼も、無事終了……だと思っていたのだが──
終里「俺も全然構わねぇけどよ。それで苗木は誰と遊園地にデートに行くんだ?」
日向「なっ!? ちょっ!!? 終里おまっ!!!?」
ビシィイイイイイイイイイイン──!! と場の空気が変わる。重苦しく、冷たく、それでいて威圧感のあるそれへと変わってしまう。バッと東条と星の方を見ると、彼らは既にカラオケ部屋のドアに手を掛けていて、座っていた場所には『釣りは要らねぇ』と書かれた紙と、一万円札が二枚置いてあった。九頭龍も同じくだ。……あいつら逃げやがったな!!?
朝日奈「……ねぇ苗木。私は苗木と同じ100点を出したんだよ? 準優勝者として一緒に遊園地に行くには相応しい人選だと思わない?」
苗木「あ、朝日奈さん……」
舞園「いいえ! このカラオケ大会の優秀基準に点数はそこまで関係無いはずです! それに私は一番手を務めたんですよ? 相応のプレッシャーが掛かっていたと思いませんか?」
霧切「いいえ、よく考えて舞園さん。あなたが苗木くんと二人っきりで遊園地デートなんかしているところをパパラッチに撮られてご覧なさい。大スキャンダルになるわよ。ここは苗木くんに歌を教えてもらう約束をしている私が相応しいんじゃあないかしら?」
不二咲「そ、それなら僕だってガンダムの事について色々と教えてあげる約束してるもん!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ──!! という四人から放たれる覇気に「お、バトルか? 今から四人でバトルすんのか!? なら俺も混ぜてくれよ!!」と終里まで反応しだした。もう嫌だ。
日向「なぁ桑田……。今の惨状を見て、苗木があの四人から誰か一人を選ぶまで、お前が横から入る余地は本当にあると思うか?」ヒソヒソ
桑田「…………お、俺が在学中に超高校級のミュージシャンになれば…………」ヒソヒソ
色んな意味で無理だと思うぞ。それにあの四人は「その時」が来るまで、ずっと苗木一人を想い続けるだろう。
赤松『それでは第二回! 超高校級のカラオケ大会でお会いしましょう!! さようなら〜!!』トビラバタン!!
あ、赤松の奴まで逃げやがった!! あいつ……! 今度最原にあったらそこはかとなくお前が腹黒だって事をバラしてやるからな!!?
桑田玲音のクエストをクリアしました! 『桑田に助けを求める』の難易度が下がりました!!
桑田は知っての通り、超高校級の野球選手です。頼る機会は少ないかもしれませんが「彼が出来る事(投げる、打つ、走る)」はよーく覚えておきましょう。
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:45:22.96 ID:9Gy6C2cQ0
- 星と東条と九頭龍仕事が早い。
- 888 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 15:55:12.83 ID:WRjvHMHP0
-
日向「なぁ七海」
七海「なぁに? 日向くん」
日向「この間のカラオケ大会で思ったんだけどさ。お前はテ○ルズシリーズでどれが一番好きだ?」
七海「全部!! ……っていうのはまぁ本音なんだけど、どれか一つを選べって言われたらグレ○セスかなぁ? バトルを含めた色んなシステムも、物語も、そしてヒロインの女の子の声も!! 全部とっても良い作品作品だよね!!」
日向「……なんでだろうな。俺にはお前が今自画自賛しているように聞こえたよ」
コンコンコン!
日向「おっと、依頼者か?」
七海「敵とのエンカウントだったら先制攻撃は任せてね!(シュッシュッと拳を振りながら)」
日向「それは頼もしいな。はーい! どうぞ!!」
↓3までで一番「高い」コンマ「失礼します」(ちなみに江ノ島と狛枝、そして王馬はまだ条件を満たしていないので選択できません……この条件って開示した方が良いのでしょうか?)
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:56:45.50 ID:B3JJPDI70
- あかね
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:56:52.19 ID:15e38H+d0
- 十神
条件が難しいならヒントは欲しいかも
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 15:57:43.60 ID:Yx+aN5mTO
- ガンダム
- 892 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 16:01:24.36 ID:WRjvHMHP0
- >>890 ではまずヒント。狛枝は自分以外の「77期生全員に希望を示した」ら。 江ノ島はそれの「78期生バージョン」王馬は「自分の最大のライバル」の依頼の達成です。
- 893 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 16:12:44.57 ID:WRjvHMHP0
-
田中「ふはははははははは! 甘いぞ遊戯の覇者よ!! テ○ルズシリーズで一番面白い作品と言えばエ○シリアかエ○シリア2に決まっている!!」
七海「むむっ! これは手強い対抗者が現われたね……。日向くん、彼が使う大型銃剣には気をつけて!!」
日向「とりあえずお前らはゲームの世界から現実に戻ってこい。それと、深いタイプのゲーム談義ならあとで二人でやってくれ」
今日俺の研究教室に現われたのは、俺達の同期で77期生の『田中眼蛇夢』才能は超高校級の「飼育委員」だ。
自他共に認める動物マニア。ブリーダーでもあり、多くの弟子がいる(自称)らしい。どんな動物でも手懐けることができ、動物と会話が出来ると言われるほど。絶滅危惧種の繁殖にも成功した実績がある。
忍者のような格好をしており、ことあるごとに不敵な笑みを浮かべる。マフラーには彼が率いる破壊神暗黒四天王(四匹のハムスター)が潜んでいて、このハムスターはなんと人間並の知能レベルを有し、田中の命令を完璧に遂行する。(研究機関に「是非預からせてくれ!!」という依頼が何度も来たようだが、全て断わったらしい)
妙に自信満々で、自らを毒手の持ち主だと嘯くなど、いわゆる中二病的な言動が多い。根は真面目で思いやりがあり、会話に入れて貰えない時などは寂しそうにハムスターと戯れる一面もある。
……左右田が大きく成長した今となっては、田中、ソニア、左右田の三人でつるんでいたあの頃が懐かしいぐらいだ。……どんな物でも変わっていくのが世の常とはいえ、寂しいもんだよな。
田中「……? どうした特異点よ。黄昏の時はまだ早いぞ? そう、今日は貴様にこの俺様が特別任務を与えにやって来たのだからな!!」
七海「ようは依頼があるって事だよね。じゃあ日向くん、今回も無事にクエストをクリアして帰ってきてね」
そう言うと、七海はいつものように教室から出て行き、俺もいつものように田中に来客用のソファーに着席を促す。
日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
田中「ふむ。よかろう、その契約を受けよう。実は↓3」↓3までで一番「低い」コンマを採用します。
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:15:41.17 ID:9Gy6C2cQ0
- 実は真宮寺の協力でドラゴンを4匹召喚してもらったが逃げてしまって日向の頭の上に居るのを除いて探してくれ。
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:18:40.44 ID:B3JJPDI70
- 四天王が逃げたので探すの手伝って
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:35:13.82 ID:Yx+aN5mTO
- 知り合いの牧場の手伝いに協力してくれ
- 897 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 16:43:33.20 ID:WRjvHMHP0
- このスレを進める度に思う事。「真宮寺がドンドン謎の強化をされていっている……!!」これもう民俗学者じゃねぇよ、魔術師とかそういう類いだよ……。
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:55:39.30 ID:9Gy6C2cQ0
- 儀式とかそういうのに関わると霊力とかが上がるって聞くし、芸能人だっていわく付きにいって感じるようになってしまったってよく聞く。
- 899 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 16:56:25.11 ID:WRjvHMHP0
-
田中「実は79期生の民を知る黒魔術師の強力で、この世ならざる物……。貴様達の言葉で言う所の「ドラゴン」を四匹召喚してもらったのだが全員逃げてしまってな……。特異点の頭の上にいるそれを除き、あと3匹を共に探せ」
……俺は割かし本気で「こいつ……とうとう頭が完全におかしくなっちまったのか……?」と思った。そりゃあ真宮寺には夜長の起こした異界関連で二度も「不思議な術」って奴を見せて貰ってるけど、そんな伝説上の存在まで喚べる訳が──なんか頭の上が重いな? 一体何が乗って……
小さなドラゴンin日向の頭の上「クルルー♪」
日向「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!??」
〜〜〜数分後〜〜〜
日向「……で? こいつ以外にも三匹のドラゴンが学園に放たれたって?」
田中(正座中)「う、うむ。みな個性豊かな竜ばかりだ。大人しくしていれば害は無いぞ。……大人しくしていれば」
「大人しくしていれば」を二回言った時点で嫌な予感しかしねぇ!! つーか田中もそうだが真宮寺、お前は一体何なんだ! 魔術師なのか? 夢野が憧れてる本物の魔術師なのか!!?
……幸いにもこの白い色をした謎の存在(まぁドラゴンなんだろうが)は大人しく俺の腕の中で撫でられているし、これぐらいの奴ならまぁ害があることも……。
田中(正座中)「ふはははは、甘いぞ特異点! 個性豊かな竜だと言っただろう!! そう、その危険度は↓1(日向が持っている竜)↓2↓3↓4だ!!」
日向「!!?」
(高コンマほど危険な竜)
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 16:59:13.51 ID:B3JJPDI70
- あ
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:01:05.94 ID:15e38H+d0
- へい
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:03:40.33 ID:8zEBRkbTO
- あ
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:09:23.41 ID:15e38H+d0
- もう1回
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:10:36.75 ID:9Gy6C2cQ0
- 一匹だけ凄く凶暴何だが。
- 905 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 17:12:34.79 ID:WRjvHMHP0
- んー、みなさんは「ドラゴンの」危険度って大体どれぐらいだと思います? 自分は小さな物でもライオンや熊じゃ相手にならないレベルだと思ってるんですが……(つーかこの時点でクソヤバイ竜(90越えとゾロ目)がいるんだよなぁ……)。
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:14:11.53 ID:sZz76S1aO
- とりあえず戦車の装甲を一発で溶かす火力くらいはあるんじゃね?
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:16:34.86 ID:9Gy6C2cQ0
- 相当ヤバイ奴だとミサイルぶちかましても何かしたか?ってレベルじゃない?
- 908 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 17:17:56.85 ID:WRjvHMHP0
- ……仕方が無い、日向くん達にはモンハンNOWの世界へレッツゴーしてもらいますか。
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:18:01.27 ID:KVgaEgZOO
- 後一息吐息を漏らすだけで街一つ汚染する毒を持ってるとか
- 910 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 17:32:24.42 ID:WRjvHMHP0
-
田中(正座中)「特異点よ! 貴様が持つその白き竜は『ありとあらゆる竜の始祖』と呼ばれる存在の幼体だ! この時点で戦車の装甲を一撃で解かし尽くす聖なる炎を吐くことが出来る!!」
日向「は、はぁ!!?」
こいつがか!!? 今の所俺に撫でられて気持ち良さそうにしているだけなんだが……。
田中(正座中)「竜種を舐めるな特異点! 奴らは幻想種の中の最上位に位置する伝説の存在だぞ!! 人の身で挑むなど命知らずの狩人達ぐらいなものだ!!」
日向「つまりお前と真宮寺はそんな危険な存在を希望ヶ峰学園に四体も解き放っちまったと……ほぉう……?」
田中(正座中)「……この氷の覇王の力があれば御せると慢心に塗れていたことは海よりも深く反省している……。故にどうか頼む!! 竜達が本気で「暴れる」前に見つけ出し、元の世界へと送り返す手伝いをしてくれぬか!!」
田中はらしくもなく土下座して俺に頼み込んでいる。……はぁ、仕方が無い。
日向「……分かったよ。探索を手伝えば良いんだろ?」
田中「──! 助かる!! いやぁ、残る三匹の内一匹はまだ良いんだが、残る二匹がとんでもなくヤバイ存在でな……。向こうの世界では『一夜にして国一つを滅ぼした』とかいうとんでもない──グボホォ!!(日向に殴られた)」
日向「こんの大馬鹿野郎!! 大急ぎでそのドラゴンを探すぞ! 何かの拍子でキレて暴れ出す前に!!」
↓1 どこに行く? もしくは何をする?
↓2 竜はいた?(何をする? を選択した場合、この判定は無効となります)
00〜50 いなかった。
51〜70 脅威度41のドラゴンを見つけた!!
71〜90 脅威度ゾロ目(特殊裁定)のドラゴンを見つけた!!
91〜00 脅威度94のドラゴンを見つけてしまった!!
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:36:13.53 ID:15e38H+d0
- 見晴らしのいい屋上に行くか
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 17:37:42.86 ID:Lfj4A7mEO
- 苗木の頭をガジガジ甘噛中
- 913 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 17:57:36.51 ID:WRjvHMHP0
-
日向「まずは屋上に行くぞ! 屋上から校庭を見渡して外にいないかどうか確かめるんだ!!」
田中「承知した!! ふははははは! では行くぞ。大いなるドラゴンハントの始まりだ!!」
……ようやくいつもの余裕(覇王)が出来てきたことにホッとするべきか、それとももう一発コイツを殴るべきか判断に迷うな……。兎に角、そんな危険な奴らだっていうなら、一刻も早く見つけ出さなければ……!!
〜〜〜屋上〜〜〜
日向「よし、取りあえずここから──!」
そうやって俺が屋上から外を渡す前に、聞き慣れた声と悲鳴が屋上の奥から聞こえてきた。
オレサマ オマエ マルガジリ
イ、イテテテテテテテテ!! オネガイダカラヤメテッテバ!!
……なんだろう。凄く嫌な予感ととてもラッキーな予感が同時にする。俺は意を決して屋上の奥を覗いてみた。すると──
ドラゴン33「」ガジガジガジガジ
苗木「痛いって! 僕は食べても美味しくないよ!!」
案の定、苗木とその頭に乗っている小さなドラゴンがいた。否、正確にはそのドラゴンに頭を囓られていた。……一体なんていうコメントをすれば良いんだ? この場合……。
苗木「うぅ……! あ、日向先輩に田中先輩!! この不思議な……ドラゴン? で良いのかな? を止めて下さい!!」
日向「あ、ああ……。おい、苗木の頭から離れ──「待て、特異点!!」!!?」
苗木に近づこうとした俺に、田中が大声で警告してくる。
田中「そいつは今回の危険度2のヤバイ竜種だ! まだ幼体だが、その吐息(ブレス)は村一つを焼き尽くしてあまりあるぞ!!」
日向「は、はぁ!!?」
いやいや、んなもんが苗木の頭に噛み付いてるっていうなら尚更早く止めるべきじゃ……!!
田中「落ち着け、そいつは特殊な竜種でもあってな……。人の言葉を解す事が出来るのだ。希望の子の頭が噛み砕かれていないのも、本人的にはちょっとしたじゃれ合いのつもりなのだろう」
そ、そうなのか? 確かに甘噛みしているように見えなくもないけど……。
田中「人の言葉を解すならば、会話でケリを付けるのが一番だ。特異点よ。どうしたら希望の子の頭から離れ、俺達と共に来るのか聞いてみろ」
日向「わ、分かった。あ、あー……。こんにちは、俺は日向創だ。お前の名前は?」
ドラゴン33「……33(ミミ)」
日向「「ミミ」だな? 俺はお前達を元の世界って奴に送り返してやりたいんだが……。どうすれば俺達に付いてきてくれるんだ? 何か頼み事でもあるなら言ってくれ。出来る限り力になるからさ」
ミミ「……↓1」
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:04:16.06 ID:B3JJPDI70
- 苗木の群れ(ハーレム)に加わりたい
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:15:18.83 ID:Lfj4A7mEO
- 苗木は平和の為に強制的に飼う事が決定してしまった。
- 916 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 18:34:21.35 ID:WRjvHMHP0
- ああ……予想してたよ、予想してましたよ畜生!!
ミミ「……私、コイツ、気に入った。 だから、つがいにする」
日向「は、はぁ!!?」
苗木「ちょっ!?」
つ「つがい」っておいおい……。苗木と結婚したいってのか!? そんなの認められるわけが──
田中「……向こうの世界ではかなり珍しいが、無い事ではないらしい。竜の中でも得に優れた頭脳を持つ者が人と愛を育み、結ばれるというのはな」
日向「いや、理屈は分かるけどさ……」
ミミ「……ダメ?」クビカシゲ
苗木「ご、ごめんね! 僕、好きな人が今四人もいてさ!! だからこれ以上は──」
ミミ「雌を四人も……! 益々気に入った。 絶対つがいにする(ヒシッ)」
苗木「なんで!?」
田中「……そいつにとって何人もの雌を抱えるだけの強さが、希望の子にあると判断したのだろう……。しかし弱ったな。このままでは希望の子ごと元の世界に強制送還しなくてはならなくなる……」
おいおい、色々とシャレにならなくなってきたぞ……。
苗木「! あ、そうだ!! 僕は同じ人間にしか欲情しないんだよ! だから君とは──」
ミミ「人間になれれば良い? なら簡単」
そう言うと、ミミは苗木からふわっと離れ──とても目映い光りがミミの全身を包んだと思ったら、そこには年齢3歳ぐらいの赤髪碧眼の女の子が素っ裸で立っていた。
日向「な……!?」
ミミ「これで良いでしょ?」
苗木「う、嘘でしょ……!?」
田中「……竜種を甘く見るなと言っただろう。知能があり魔術を行使できる竜種にとって、人間に化けるなど簡単な事だ」
日向「いやそれは分かったんだが……!!」
ヤバイ、本格的にヤバイ。何がヤバイってこんな所を苗木lovesに見られたら……。つーか俺らも十分ヤバイな!? 傍から見たら3歳の女の子を裸にひん向いてる男子高校生三人って構図になる!!
日向「な、苗木! 暫くここで待ってろ!! 今その子……ミミの服やらなんやら見繕ってくるから!! 田中! お前は別行動だ!! 他のドラゴン達を探せ!!」
苗木「え、ええっ!? 僕一人でですか!?(ミミに抱きつかれながら)」
田中「……すまぬ、希望の子よ。せめてここに誰も来ないように祈っておくぞ!!
クソッ! やることが……やることが雪だるま式に増えていってる気がする!! まずはミミの服を調達しなければ……!!
↓2 どこへ行く?
@東条の研究教室
A白銀の研究教室
B西園寺の研究教室(小さかった頃の服がまだある可能性がある為)
Cその他
>>1は夕食休憩にいってきます。8時には戻ります。
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:38:08.45 ID:B3JJPDI70
- 1
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 18:39:12.56 ID:K+tuwJCLO
- 2
- 919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 20:01:16.33 ID:9Gy6C2cQ0
- 多分出てくるドラゴンはただじゃあ帰らんだろう。苗木と日向は返すなら契約してからじゃないといけんだろうし。
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 20:02:15.50 ID:g7NCGBfVO
- ん
- 921 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:06:41.86 ID:WRjvHMHP0
- すみません、夕食のあとに布団に入ってたら普通に寝過ごしました。今から投下します。
- 922 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:15:06.32 ID:WRjvHMHP0
-
こういう時、つーかこういう場合に「幼女が着ても違和感の無い服」を即座に作れるのは……!! やっぱり「あいつ」しかいない!!
〜〜〜超高校級のコスプレイヤーの研究教室〜〜〜
日向「失礼するぞ白銀!」ガラララッ
白銀「キャッ!? ──ってなーんだ日向先輩かぁ……。地味に驚いちゃったよ……」
日向「すまん、だが緊急の用事なんだ!!」
白銀「緊急の用事……?」
日向「ああ、その……。お、俺の親戚で3歳ぐらいの女の子が「「プ○キュア」みたいな可愛い服を着てみたい!!」って言いだしてさ。お前なら小さい子が着ても違和感の無いコスプレを持ってるんじゃないかなって……」
白銀「3歳の女の子が? うーん……」
↓1
00〜30 すみませんが、そういう事なら今から作るしかないですね。
31〜60 プリキュアじゃありませんが、小さな子が着れそうな服ならありますよ。
61〜90 勿論ありますよ! 超高校級のコスプレイヤーを甘く見ないで下さいね!!
91〜00 勿論ありますよ。でもこれ、ちょっと過激なんですよね……(コンマ判定に移ります)
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:17:32.51 ID:9Gy6C2cQ0
- あるのかないのか?
- 924 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:22:58.96 ID:WRjvHMHP0
-
白銀「うーん。プ○キュアじゃないですけど、小さな女の子が着られる可愛い服なら──」
日向「それで構わない! 今すぐ貸してくれないか!?」
白銀「な、なんか日向先輩地味に焦ってません? まぁ良いですけど……。ええっと、確かこの辺に──(ゴソゴソ)あ、あったあった! 日向先輩、どうぞ!!」
日向は 幼女の服 を手に入れた!!
日向「ありがとう白銀!! この礼は必ずするから! 主に苗木が!!」
白銀「??? 日向先輩の親戚の子なのに何で苗木先輩が……?」
俺は白銀に貰った服を手に、急いで屋上へと戻る。そこには──↓1高コンマほど状況悪化
- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:24:22.64 ID:zqPYVrswO
- ドロ沼にならない事祈ります。
- 926 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:35:50.65 ID:WRjvHMHP0
-
ミミ「ねぇねぇ誠〜。交尾、交尾しようよー」
苗木「お、お願いだから落ち着いてミミちゃん!! あのね、僕達の世界では18歳未満の年齢の子とこういうのをするのはダメなことになっていて──」
ミミ「なら問題無いね。ミミ、ことしで33さいだもん」
苗木「うそぉ!? で、でもええっと。そう! まずは友達として仲を深めて、恋人になって、それからじゃないとそういう事はしちゃダメな事にもなってるんだ!!」
ミミ「むぅ……。随分「お堅い」世界なんだね……」
そこにはミミに馬乗りにされている苗木の姿があった──つーか本当に危なかった……! この光景を誰かに目撃でもされよう物なら第二回『苗木はクズかクズじゃないか裁判』が始まる所だった……。
日向「苗木! 服を持って来たぞ!!」
苗木「──!! ひ、日向先輩!!」
苗木が救世主でも見るかのような目で俺を見つめる。苗木から引っぺがされて、慣れない「服」を着せさせられてミミは随分と不満げだったが、こうしないと俺達の尊厳と人間としての権利が粉々に砕け散っちまうんだ。許してくれ……。
ミミ「……(むっすー)」
苗木「あの……。ゴメンねミミちゃん。ほら、手を繋いでお散歩。お散歩しようよ。目的地はそうだな……僕の研究教室なんてどう?」
ミミ「!? うん、良いよ!!」
そう言って苗木はミミと手を繋ぐと、屋上の扉を開いて自分の研究教室へと急ぐ。さて、俺も次の行動をしないと……。どうしようか。
↓2
@一旦田中と合流する。
A田中とは別系統で竜を単作する。
B誰かの力を借りてみる。
Cその他安価
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:40:16.18 ID:B3JJPDI70
- 2
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:40:21.55 ID:15e38H+d0
- した
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:41:17.03 ID:2J3zSDdZO
- 3
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:41:35.38 ID:9Gy6C2cQ0
- 4 日向の頭に付いてたドラゴンが日向の頭にかじると日向が魔法を使えるようになった。
- 931 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:43:26.61 ID:WRjvHMHP0
-
そうだ……こういう緊急事態にこそ、仲間の力を頼って然るべきじゃないか!! 一人で解決しようとするな、日向創!!
誰を頼る? ↓2
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:44:21.42 ID:9Gy6C2cQ0
- 助手の出番だ七海
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:46:11.38 ID:B3JJPDI70
- ゲームでドラゴンの生態に詳しそうな千秋
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:46:18.77 ID:zqPYVrswO
- 七海
- 935 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:53:09.84 ID:WRjvHMHP0
-
そうだ、こういう時に一番頼りになりそうなのは「実際のドラゴンの生態」に詳しそうな奴だ! つまり──!!
〜〜〜超高校級のゲーマーの研究教室
七海「なるほどなるほど、それで私の部屋に来たんだね日向くん」
日向「ああ。お前がやってるゲームなら「ドラゴン」なんてどんな作品でも幾らでも出てくるだろ? なにか心当たりは無いか?」
七海「地味に……ううん。今の状況って大いに学園のピンチだよね。勿論強力させてもらうよ。んっとね──↓1」超高校級のゲーマー補正+20
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:54:54.28 ID:9Gy6C2cQ0
- 肉を用意して生でも調理済でも可
- 937 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 21:56:10.98 ID:WRjvHMHP0
- 28+20=48 ↓1が48以下でアドバイスを貰える。
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 21:56:41.10 ID:zqPYVrswO
- ふ
- 939 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:06:04.80 ID:WRjvHMHP0
- 判定成功。
七海「んっとねー。作品によっても解釈が違ったり、性質が違うんだけど……。「元ネタ」とされる現実の「ドラゴン」にはみんな共通点があってね。「宝を自分の住処の奥に隠す」「洞窟を寝床にしている」っていう奴なんだけど、聞いた事ないかな?」
言われてみれば聞いた事がある気がするぞ……。確かに西洋に伝わる「ドラゴン」って皆「地に堕ちた堕天使」の化身だとか、宝を護る守人って役割をやらされてる事が多いよな。
七海「うん。だからね、その「脅威度が小さい方のドラゴン」は多分、どこかの教室に隠れてるんじゃないのかな? 『一夜で国を滅ぼした』ってドラゴンの方だけど……。ゴメンね、流石にそっちまでは知らないや。……そこまで強いドラゴンとなると「神格」クラスだから、どこで何をしていても不思議じゃないからなぁ……」
日向「いや、凄く参考になったよ。ありがとう七海」
七海「どういたしまして。……あ、私も探索手伝うね? 人数は多い方が良いでしょ?」
当然の様に七海は言うが、俺としては皆と一緒に一刻も早く学園から避難して欲しいんだけどなぁ……。そんなヤバイドラゴンがいるなら、ちょっと息を吹いただけでも希望ヶ峰学園が滅んじまいそうだし……。
さて、どの部屋を探そうか……↓1
@使われていない教室
A誰かの研究教室
B倉庫
Cその他安価
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:06:55.31 ID:B3JJPDI70
- 2
- 941 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:11:17.36 ID:WRjvHMHP0
-
そこで、俺は傍と気がついた。七海の言った「共通点」という言葉からだ。
……そうだ。一番初めに俺の頭に乗っていた「コイツ」も、苗木をガジガジ囓っていたミミも、両方とも「人の傍にいた」……もしかして今回の竜達は「人の傍を好む」っていう共通点があるんじゃないか?
だったら空き教室よりも研究教室だ! みんなにも出来うる限り事情を話して、ドラゴンを探索するんだ!!
誰の研究教室を訪ねる? ↓1
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:12:13.20 ID:2J3zSDdZO
- 夢野
- 943 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:14:59.65 ID:WRjvHMHP0
- まず最初に判定。夢野の傍にドラゴンはいる? いない?
↓1
01〜30 で、いない。
30〜60 で、それらしき物を○○の研究教室で見た。(夢野の証言)
61〜90 で、夢野の研究教室にいた!
91〜00 で、ヤバイ方のドラゴンが夢野の研究教室にいた!!
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:16:56.56 ID:9Gy6C2cQ0
- いたら奇跡だよ
- 945 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:23:57.26 ID:WRjvHMHP0
-
〜〜〜超高校級のマジシャンの研究教室〜〜〜
日向「突然だが失礼するぞ!」
七海「夢野さん、いるー?」
夢野「んあ? おお、丁度良い!! 日向先輩に七海先輩よ。伝説の竜を……ドラゴンを捕獲するため、お主らの力を貸しては貰えぬか!?」
日向「!!? ゆ、夢野お前ドラゴンがどこにいるか知ってるのか!!」
夢野「うむ! ○○↓2の研究教室で親しげに話しているのをみたぞい!!」
七海「へぇ……。やっぱり今回のドラゴンさん達はみんな人間に友好的な種族なのかな?」
もし仮にそうだったらこの上なくありがたい(求婚されてる苗木はたまったもんじゃないだろうが)んだが……。なんだろう、このそこはかとない「嫌な予感」は……。
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:25:41.15 ID:9Gy6C2cQ0
- 下げます
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:25:59.95 ID:zqPYVrswO
- 最原
- 948 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:35:13.48 ID:WRjvHMHP0
-
七海「最原くんの? うーん……(ジーッと日向の方を見る)」
日向「? 何だよ七海。急に人の顔をジーッと見つめたりして……」
51のドラゴン「クルルゥ?」
七海「ううん。もしかして「第二の共通点」って奴が分かったかもしれないってだけ」
日向「なんだよ、それなら勿体ぶらずに教えてくれよ。お前は何が分かったんだ?」
七海「それは私の予想が合ってたら説明するよ。取りあえず最原くんの研究教室に急ごうか」
夢野「勿論、ウチも同行するぞい! 超希少な素材を手に入れるまたとないチャンスじゃ!! これを逃してなるものか!!」
そうして、俺と七海は夢野という新たなメンバーを加えて、最原の研究教室へと向かうことになった。そこには──↓1
01〜30 普通に楽しげに喋る最原とドラゴン(脅威度41)がいた。
31〜60 お茶を嗜む最原と、机の上で気持ちよさそうに眠るドラゴン(脅威度41)がいた。
61〜90 慌てふためく最原と、素っ裸の4歳ぐらいの女の子がいた。
91〜00 最原が素っ裸の4歳ぐらいの女の子に馬乗りにされていた。
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 22:37:51.48 ID:9Gy6C2cQ0
- 頭齧られてないかい?
- 950 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 22:49:42.02 ID:WRjvHMHP0
-
〜〜〜超高校級の探偵(79期)の研究教室〜〜〜
41のドラゴン「スー、ピー……。スー、ピー……」
最原「ふぅ……。最初は本当に驚いたけど、以外と大人しいし人懐っこいんだな……。ずっと撫でてあげてたら猫みたいに寝ちゃったし……」
最原「それにしてもどこから入って来たんだろう……。また入間さん絡み? でも彼女って生物に関しての研究はまだしてなかった筈だし……。真宮寺くん? いやいや、いくら不思議塗れの真宮寺くんでも異世界からドラゴンを召喚するなんてまさかそんな……」
日向「残念だが、その推理は半分当たってるぞ最原」
最原「!!? ひ、日向先輩!? 七海先輩に夢野さんも!!」
七海「突然ゴメンね。そのドラゴンの事なんだけど──」
夢野「やっぱりいおったか!! 伝説の竜よ。我が魔法を次なるステージへ導く礎として、お主のその貴重な素材を頂く!!」
夢野がバッと飛び出し、机の上で眠るドラゴンの鱗を頂戴しようとしたときだった──
七海「──ッツ!! 危ない! 避けて!!」
夢野「……へ?」
最原「──夢野さん!!」
脅威度41のドラゴン「フワァアアア」カパッ ↓1
01〜30 偶然にも、ドラゴンが吐いたブレスは外れた。
31〜60 最原の救出が間に合った。
61〜90 ブレスが夢野の腕を掠った! 夢野にダメージ。
91〜00 ブレスをまともに食らってしまった!! 夢野焼け焦げで緊急病院送り。
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:02:30.92 ID:UpdV0XZdO
- あ
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:02:37.27 ID:DVDLZQyvO
- はい
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:03:27.85 ID:9Gy6C2cQ0
- 自業自得だけど焼け焦げるなよ。
- 954 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 23:24:13.59 ID:WRjvHMHP0
-
……その吐息は、そのドラゴンにしてみれば、ただの寝息のような物だったのかもしれない。不用意にドラゴンに近づいた夢野にも悪い所はあっただろう。……だけど。
ブォワアアアアアアアアアアアアッ──!!
そんな、思わず絶句してしまうような激しい炎が夢野を襲う。……俺達は、何も出来なかった。一瞬で全身丸焦げになる夢野の姿を、ただ見ていることしか出来なかった。
夢野「……け、ほっ……!」
日向「夢野ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
最原・七海「「夢野さぁあああああああああああああああん!!!」」
俺は、俺達はあまりにも軽く見過ぎていたんだ。幻想種最強の存在「ドラゴン」……それがどれだけ危険で、例え人と分かり合える存在だとしても、隣り合える存在ではないのだという事を──。
〜〜〜数十分後〜〜〜
……俺達は、夢野を乗せた救急車を見守りながら、自分達の無力さを噛みしめていた。この場の誰もが「自分の所為だ」と自分を責める。
俺は「もっと田中の忠告をよく聞いてれば──と」
七海は「もっと夢野さんにあまり不用意に近づくのは辞めるよう言っておくべきだった──と」
最原は「僕が不用意にドラゴンを自分の教室に置いておこうとしたからだ──と」
……だが、そんな物はあとで良い。俺の頭の上にずっといる「コイツ」最原の教室で今も眠っている「アイツ」苗木の研究教室にいるであろう「ミミ」そして未だ発見されていない脅威度94というとんでもないドラゴン……。一刻も早く全員「元の世界」って奴に帰ってもらわなければ──!!
↓1 どうする?
@田中と合流し、戦果を聞く。
A日向と最原のドラゴンを、真宮寺に見せて事情と、脅威度94のドラゴンの話しを聞く。
Bその他安価
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:26:37.19 ID:B3JJPDI70
- 2
- 956 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 23:44:24.69 ID:WRjvHMHP0
-
ここで俺達は最原に事情を詳しく話し、元凶の一人である真宮寺の話しを詳しく聞く事にした。
〜〜〜超高校級の民俗学者の研究教室〜〜〜
真宮寺「……やぁ。そろそろ来る頃だと思ってたよ、日向先ぱ……どうやら軽口をたたけるような状況じゃないみたいだネ。何があったのか、詳しく教えて貰えるかナ?」
俺達は真宮寺になるべく詳細に情報を伝えた。脅威度94以外のドラゴンは、全て発見したという事。そのウチ二匹は俺の頭の上と最原の腕の中にいて、残りの一匹は人間に変化して苗木の傍にいるということ。……そして、夢野が全身丸焦げで病院に緊急搬送されたという事。
真宮寺「ああ……。元凶の一人であるボクが言える事じゃないけれど、被害者が出てしまっていたんだネ……。実に悲しい事だヨ……。夢野さん、無事だと良いんだけれど……」
日向「……真宮寺、お前には色々聞きたい事がある」
七海「まず一つ目。最後の脅威度94のドラゴンはどこにいると思う? 二つ目。苗木くんに恋しちゃったドラゴン──ミミちゃんだったっけ? をなんとかする方法は無いかな?」
最原「そして三つ目……。これが一番重要なんだけど、ドラゴン達を元の世界に送り返す儀式の準備は整ってるの?」
真宮寺「そうだね……。まず脅威度94のドラゴンに関しては↓1 苗木くんの所にいるドラゴンに関しては↓2 返還の儀式については↓3ってところかナ」
↓1
01〜30 サッパリ分からない。
31〜60 大凡の当たりは付いている。
61〜90 もう判明している。
91〜00 それならもう送り返しておいたヨ。
↓2
01〜30 サッパリ分からない。
31〜60 まずはドラゴンを催眠に掛けなくちゃね。
61〜90 そのまま送り返せば良いんだヨ。納得してくれるかは兎も角。
91〜00 もし「契約のキス」をされてしまっていたら、送り返しても苗木くんの呼び声に反応して召喚されてしまうだろうネ。
↓3
01〜30 まだまだ時間が掛かるヨ。良かったら手伝って貰えないかナ?
31〜60 あともう少しだヨ。
61〜90 もう完成したヨ。
91〜00 もう完成してるし、あとはこれを起動すれば学園内にいる全てのドラゴンは異世界に強制送還されるはずだヨ。
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:46:07.89 ID:UpdV0XZdO
- な
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:46:28.58 ID:9Gy6C2cQ0
- 帰らんだろう
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 23:46:59.40 ID:DVDLZQyvO
- はい
- 960 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/21(土) 23:55:20.54 ID:WRjvHMHP0
-
真宮寺「そうだネ、まず一番重要な質問からいこうか。……最原くんのいう「返還の儀式」だけど完成にはもう少し時間がかかるんだ」
最原「そうか……。じゃあ一先ず先にこの子達を送り返すっていう手段は取れないんだね」
真宮寺「うん。取れないし、止めておいた方が良いヨ。ドラゴン同士、コミュニケーションが取れるから、脅威度94のドラゴンにも話しが通じるかもしれないからネ」
七海「……じゃあその脅威度94のドラゴンはどこにいるか分かる?」
真宮寺「それならもう判明してるよ。↓2さ」
日向「……苗木に恋しちまったミミを何とかする手段は?」
真宮寺「対ドラゴン用の「催眠」に掛けるしかないネ(……まぁもし「契約のキス」をされてしまっていたら、送り返しても苗木くんの呼び声に反応して召喚されてしまうだろうけど)」
そうして俺達は田中と合流し、真宮寺の言った脅威度94のドラゴンに会に行った。その場所とは──↓2
今回の更新はここまで。朝も昼も結構人がいることが分かったので、今後は休日の日に上手く休めたら、朝から投稿を開始することにします。ではまた、明日の朝7時にお会いしましょう。
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 00:43:40.21 ID:pnOe/Q0aO
- 踏み
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 00:44:19.20 ID:k3LuZGW0o
- 妹様のイタズラ部屋
- 963 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 07:16:35.41 ID:7MEr32He0
- おはようございます。では早速本日も始めて行きましょう。
- 964 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 07:55:24.54 ID:7MEr32He0
-
──最悪だ。俺は真宮寺から脅威度94のドラゴンが居る場所を聞いて、思わず目眩がした。なんでよりにもよってアイツの悪戯部屋なんかにいるんだ!? つーか江ノ島の奴学園の中にそんな場所作ってやがったのか!!
〜〜〜江ノ島の秘密の部屋〜〜〜
江ノ島「ジャジャーン! ようこそ日向パイ先、七海パイ先、そして最原きゅん♡ 私様の秘密のお部屋へ〜!!」
日向「こ、ここが……」
七海「江ノ島さんの、秘密の部屋……」
い、一体何なんだ「ここ」は。何台もの監視カメラの映像に、訳の分からない機械群に、意味不明な装置の数々に……!! ここが江ノ島の「悪戯部屋」だってのか!? なるほど、こんな部屋があるなら学園中で起きたありとあらゆる出来事を監視できていてもおかしくないな……。
江ノ島「いやー、私様としたことが今回はマジで焦ったわー。なにせ本物の「神格」級のドラゴンが私様の部屋に居着くんだもん。夢野ちゃんが丸焦げにされたシーンを目の当たりにしたパイ先達なら「コイツら」がどれだけヤベー存在かもう分かるっしょ? もう私様のMP全部使って「緊急手段」を取るしかなくってさー」
緊急手段……?
江ノ島「そう! なんとその脅威度94のドラゴンは〜〜〜? ジャジャーン!! このモノクマボールの中に封印されてまーす♪」
日向「…………」
最原「…………」
七海「……ねぇ、それってどう見てもモンスターボー「それ以上言うと私様より数百倍ヤベー奴らに存在ごと抹消されるぞ」……うん」
ま、まぁ何だ。兎に角難易度94のドラゴンがその中に封印されてるっていうなら後は送り返すだけで事件解決……。
江ノ島「──なんて事になると思った?」
日向「へ?」
江ノ島「私様の悪戯部屋に侵入しておいて、ただで帰す訳ないじゃーん♪ このモノクマボールを渡す代わりに〜。三人+真宮寺にはこの薬を飲んで貰いまーす♪」
七海「……これは?」
江ノ島「私様の秘密の部屋の場所、進入経路。その他諸々の私様にとって都合の悪い記憶を無くす薬でーす♪ ああ、副作用は一切ありませんのでご安心を。……おっとそこの陰キャ探偵くん。そのさっきから秘密裏に作動させてるボイスレコーダーも渡して貰おうか。ついでに「だったらメモか何かを取っておいて……」って考えも潔く捨てな」
最原が「くっ……!」と苦々しそうな顔をする。……諦めろ、最原。こいつの頭脳は希望ヶ峰学園でもトップのとんでもない大天才だ。なにせ訳の分からないことを訳が分からないままやり遂げちまう……。そんな無茶苦茶な存在なんだから。
日向「……分かった、その条件を呑むよ。竜達を全部元の世界に送り返したら、必ず全員薬を飲む。余計な事も一切しないと誓う」
江ノ島「素直でとっても助かります。……はいこれ。ドラゴンを大事に育ててあげてね♪」
ハジメ は ドラゴン の 入った モノクマボール を 手に入れた!!
……本当に大丈夫なのか? 「コレ」?
〜〜〜超高校級の民俗学者の研究教室〜〜〜
真宮寺「……信じられないネ、本当に「神格」級のドラゴンが封印されてる。しかもこっちの命令をある程度聞くようにもなってるみたいだ……。どんな技術なのか、とっても興味があるヨ。入間さんなら垂涎物だろうネ」
ああ……。気持ちは分かるが、余計な事はしない方が良いと思うぞ真宮寺。それを探求したが最後、深淵よりもヤバイ存在を見る事になるだろうって俺の中の本能も言ってる。
七海「さてと……。じゃあ後は苗木くんの研究教室からミミちゃんをここに連れてくれば一件落着かな?」
真宮寺「うん。その頃には強制送還の儀式も準備が終わるだろうから、迎えに行ってあげてきてくれないかナ?」
日向「分かった、すぐに迎えに行ってくる」
苗木の奴……無事だと良いんだが……。
↓1
01〜30 普通に苗木がミミの面倒を見ていた。
31〜60 苗木がミミの遊び相手(一方的)になっていた。
61〜90 なんかまた苗木が押し倒されてるんだが……。
91〜00 なんか苗木がミミにキスされてるんですが。
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 08:34:22.98 ID:k3LuZGW0o
- 希望!
- 966 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 08:39:54.80 ID:7MEr32He0
- あ(察し)
- 967 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2023/10/22(日) 08:52:59.11 ID:40/y6NE60
- VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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- 968 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 09:12:37.48 ID:7MEr32He0
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〜〜〜超高校級の幸運の研究教室〜〜〜
……それは、傍から見ればそりゃあ「可愛らしい光景」で済んだのかもしれない。だって、見た目は3歳の幼女だ。幾ら苗木でも王馬や江ノ島に騒ぎ立てられない限り『ロリペド変態野郎』の称号を授けられる事は無いだろう。
苗木「んむー! んむー!!」
ミミ「んー♡ えへへ♪ 結婚の約束、しちゃったね誠♪」
ただ、問題は相手が人間以上の知能と不思議な魔術の数々を使う、幻想種最強の存在である『ドラゴン』だと言うことだ。……なんだろう、とっても嫌な予感がする。具体的にはこれからのあいつの学園生活……否、苗木の人生に関わるとんでもない分岐点を目撃してしまったような……。そんな感じだ。
日向「な、苗木お前……」
最原「わ、わぁ……」
七海「お熱いねぇ……。って、冗談を言える場合じゃないよね。大丈夫? 苗木くん」
苗木「ぷはっ! はぁっ……はぁっ……!! ひ、日向先輩達……。これは、その……」
日向「何も言うな、分かってるって。──おいこらミミ! 勝手に人の唇を奪ったりなんかしたらダメだろ!?」
ミミ「むぅ……。ミミの世界では「強い雄の唇を奪えたらそれは結婚の約束をしたも同然」って言われてるもん。簡単に唇を奪われる誠が悪いんだよ」ムスー
日向「異世界の常識なのか、それともドラゴン達の中での常識なのかは分からないが『郷に入っては郷に従え』だ。少なくともこっちの世界にいる間はこっちのルールを守って貰うぞ」
ミミがほっぺたを膨らませて「むむむぅ」と不満を露わにする。……これ以上不満を溜まらせても不味いか。夢野みたいに焼け焦げにされるのはゴメンだしな。
日向「……ほら、元の世界へ帰ろう。友達もお母さんもきっと待ってるぞ」
ミミ「……しょーがないなぁ。うん、分かった」
苗木「い、良いの!!? こんなにあっさり!?」
ミミ「うん! だって「約束(契約)」したからね!! 取りあえずはお母さんに報告しに行かないと!!」
ミミはヤケに素直に苗木の腹から降りて、トコトコとこちらに歩いてくる。……思えばこの時点で「違和感」を感じるべきだったんだ、俺達は。もしくは真宮寺に事情を話すべきだったんだ……。(今更言っても後の祭りなんだが)
〜〜〜超高校級の民俗学者の研究教室〜〜〜
真宮寺「おや、早かったネ。事情を聞いた辺り、もうちょっとグズるか、さもなくば学園の一部が消滅する事態になるかもと思ってたんだけど……」
日向「お前なぁ……! ホントお前なぁ……!!」
コイツは頭が相当切れるし、いざという時は本当に頼りになるが、肝心のコイツが諸悪の根源なパターンも多いってのが本当になぁ……。つーか学園の一部が消滅する可能性があるような……。国を一夜で滅ぼすようなヤベー存在をホイホイ召喚するな!! 冗談じゃなく世界の危機だったぞ今回!!
真宮寺「それじゃあ、このボールと……。ドラゴン達をこの陣の中心に置いてくれるかナ?」
俺は最初っから頭にへばり付いてたドラゴンを引っぺがし、最原は腕の中で未だにグースカ眠っているドラゴンをそっと魔方陣の中心に置く。「クルルゥ……」という寂しげな声を出すが、後ろ髪を引かせてくれるなよ。……なんだかんだ伝説の……「ドラゴン」って存在を見れて、俺は楽しかったよ──元気でな。
苗木「えっと、じゃあミミちゃんも──」
ミミ「はーい♪ 「またね」誠♡」
ミミはあっさりと苗木の言葉に従った。……本当に、ヤケに素直だな……? 真宮寺が「……もしかして……」と呟くが、こいつも違和感って奴を感じてるんだろうか。
そうして真宮寺の唱えた呪文で魔方陣は起動し──計四体のドラゴンは無事、異世界へと送り返されていった。
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 09:41:23.77 ID:5EXK5BCx0
- 江ノ島絶対に記憶を忘れる事を良いことに日向と最原に付いてた竜を二人共契約させてそう
- 970 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 09:46:14.40 ID:7MEr32He0
-
──それから数日後。超高校級の相談窓口の研究教室にて──
田中「……今回の事件、否、この氷の覇王の不祥事。世界がラグナロクを迎える前に納めてもらい、誠に感謝するぞ、特異点よ」
田中は深々と俺に頭を下げながら、真摯に謝罪をしていた。暗黒神破壊四天王も一緒になって頭を下げている。……まぁ俺は大した被害を受けてないから、個人的にはそこまでして貰わなくても構わないんだが……。
日向「頼むから、今後は好奇心だけで異世界からヤバイ生物を喚んだりしないでくれよ? お前でも御せない存在がいるってのは今回の件でよーく分かっただろ?」
田中「……うむ、俺様の圧倒的力不足と慢心の恐怖をこれでもかと思い知った。……深淵に手を伸ばすのは、まだまだ先の未来……。俺様が真の姿を取り戻した上で、入念な準備を重ねて為し遂げなくてはな」
いや、そもそも「深淵」に手を伸ばそうとするな。夜長が起こした大事件の詳細を伝えてやろうか……いやダメだな。余計に好奇心を擽られる結果になることが目に見えている。
田中「……現在(いま)を生きる魔術師の所にも、頭を下げにいかねばなるまい」
日向「ああ、そうだな。不用意にドラゴンに近づいたあいつにも非はあるとはいえ、あれだけの大怪我を負って良い訳が無いんだ。俺もドラゴンが「どれだけヤバイ存在か」って一番最初に説明しなかったことを、夢野に謝りに行かないとな」
こうして、今回の依頼は──事件は幕を閉じた。……あれ? そう言えば一番ヤバイドラゴンってどうやって捕まえたんだっけ? という一つの疑問を残して。
田中のクエストをクリアしました!! 『田中に助けを求める』の難易度が下がりました!!
田中は知っての通り、超高校級の飼育員です。その動物を操る能力は、きっと様々な面で役に立ってくれるでしょう。
- 971 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 09:47:56.12 ID:7MEr32He0
- >>969 いえ、それはありません。二人が(正確には四人が)薬を飲んだのは、竜達を異世界に返した後のことなので。
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 09:51:35.51 ID:5EXK5BCx0
- 分かりました。ただ、苗木との契約が済んでしまったので苗木の竜が呼び出される時に日向と最原に懐いていた竜と一緒に来そうな予感がする。
- 973 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 09:52:04.31 ID:7MEr32He0
-
田中眼蛇夢 との絆値がMAXになりました。 絆クエスト 田中眼蛇夢編 を開始します。
- 974 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/22(日) 10:24:45.47 ID:7MEr32He0
-
田中「ふはははははははは! 小さき可能性達よ、見るが良い!! コレがこの氷の覇王が使役する暗黒神破壊四天王の真なる驚異だ!!」
ある日のこと。田中はいつも通りのテンションで暗黒神破壊四天王をマフラーから飛び出させ、その姿を「小さき可能性達」に見せる。……まぁ何だ。要するに──
園児A「うわぁ! ハムスターだぁ!!」
園児B「可愛い! ねぇねぇお兄ちゃん、触っても良い?」
田中「ふはははははは! 構わんぞ、暗黒神破壊四天王から許可を貰えたらの話しだがなぁ!!」
園児C「ええっと、ええっと……。さ、触っても良いですか!!」
暗黒神破壊四天王「「「「チューチュー!!」」」」
田中「ふっ、貴様らの「可能性」をコイツらも感じたらしい。よかろう! 各々好きにスキンシップを取って……。おい待て! もう俺様の漆黒の闇(マフラー)の中には何もいない! ただ虚無が存在するだけだ! 一目見ただけで目を潰されてしまうぞ!!」
園児D「お兄ちゃんは何で手に包帯を巻いてるの? 怪我してるの?」
田中「ふっ……。目ざとい「可能性」がいたものよ……。これはそう、かの邪竜バハムートと死闘を繰り広げた時に──」
春川「……子供達に変な影響を与えかねないからその厨二病は抑えて。……殺されたいの?」
春川に頼まれて、とある幼稚園が主催する「ミニ動物園」の手伝いをしているのだった。……所でなんで俺まで駆り出されてるんだ? 春川の奴、俺を本格的に「便利屋」か何かと勘違いしちゃいないだろうな???
春川「そんなことは思ってないよ。……あいつら同様「お人好し」の先輩だとは思ってるけど」
日向「それ褒めてるのか?」
春川「さぁ? 自分でもよく分かんない。兎に角、先生にはちゃんと「手伝って貰った」って伝えておくし、後でジュースとオヤツも配るから頑張って」
いやそれ園児達にも配る奴だろ……。余ったのを丁度良いからって押しつけられるだけだろ……。
田中「ふははははは! 祭りの屋台で売られていることがある金魚や緑ガメだが、それが早死にしてしまうのは貴様らの実力不足のせいだ! 俺様なら10年20年は軽く──おい待て、泣くな! 「死」という概念は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。それは、今を必死に生きている証でもあり、その時が来ても悲しむ事などない。それを少しでも遠ざけようと懸命に生きること。それこそが人間に秘められたエゴという名の可能性という奴よ」
園児E「お、お兄ちゃんが何を言っているか分からないよぉ……。ずっとずっと生き続けて欲しいって思うのはダメな事なの?」ヒッグエッグ
春川「田中……何子供を簡単に泣かせてるの?(ギロッ)」
田中「ええい! 人の身、それも小さき可能性では俺様の言葉は通じんか……! ならば特異点よ!! 貴様が代わりに小さき可能性達に俺様の言葉を代弁するのだ!!」
日向「は、はぁ!?」
この野郎! いつも思ってるが俺はお前の通訳者じゃないぞ!? あと子供の前でまで覇王モードを維持するな!! 素の「田中眼蛇夢」でいろ!!
園児E「お兄ちゃん……?」
日向「え、ええっとな。つまりあのお兄ちゃんは↓3」
↓3までに、田中の言葉を通訳して下さい。それを>>1が上手い具合に纏めます。
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 10:58:58.74 ID:6dLJqL9TO
- 動物が好きすぎてああなったんだ
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