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日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
- 404 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/12(木) 21:23:04.24 ID:cmg6+ATj0
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朝日奈「……丁度この前、あんな事があったじゃないですか。あれから考えてみたんです。『私って皆に比べて勝ってる部分』『苗木に何か与えられる物』ってあるのかなぁって……」
日向「…………なるほど?」
「この前」とは間違いなく、終里との殴り合い事件の事だろう。あの事件は見事円満に解決したが、朝日奈はあの事件を得て「これから先の未来のこと」「苗木と自分達のこと」を真剣に考え始めたようだ。
朝日奈「……霧切ちゃんは超高校級の探偵で、卒業後は探偵事務所を設立するか、世界有数の探偵が集まる組織? だかに所属出来るぐらい頭が良くて、舞園ちゃんは超人気アイドルグループのセンターで、これからも厳しい芸能界で生き残っていく気満々で、不二咲ちゃんはプログラマーとして誰でも知ってる有名企業や、十神の財閥からも眼を掛けられているぐらい凄い子で……」
朝日奈「……そうして考えてみた時に、こう思っちゃったんです。『あ、私。苗木にあげられる物何にもないな』って」
朝日奈は表情を更に暗くさせるとプール際に座り、バッシャバッシャと脚で水を掻き始めた。
朝日奈「私に出来る事、得意な事と言ったら運動ぐらいで、それだって「極めてる」って自信を持って言えるのは水泳だけで、その水泳だってまだまだ世界トップの選手には手が届かなくて……」
日向「…………」
朝日奈「そう考えたときに思ったんです。『私、苗木になにをしてあげられるんだろう』『どうやって苗木に自分をアピールすれば良いんだろう』……他にみんなに「勝ってる」って言えるのだってむ、胸の大きさぐらいだし?」
俺は『それ(胸)を言えるならまだ結構余裕があるんじゃないか?』とこの時ツッコもうとしたが、流石に無粋なので止めておいた。
朝日奈「……あの時話した様に、みんなとのこの関係だってずっと続くわけじゃない。いつかきっと「終わり」が来て、その時苗木は私達の仲から誰か一人を選ばなくちゃいけなくて……。その時、その時私は苗木に選んで貰えるのかな? 選んで貰えるだけの価値がある人間なのかなって──そんなことを考えるようになっちゃって……」
日向「朝日奈」
朝日奈「は、はい」
日向「↓3」
↓3までの安価を>>1が上手い具合に統合します。
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