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日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/02(月) 22:12:14.05 ID:Qd0E8n150
- 京都に行って、有名な所に周った事だよ。もちろん、小泉お姉ぇと左右田お兄ぃの協力で宿題をほとんど終わらせてからだけど。
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/02(月) 22:23:53.17 ID:Qd0E8n150
- 日向は罪木の発言で全てを思い出した。
- 904 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/02(月) 22:54:56.03 ID:9gtsfYIe0
- >>901 グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!(ここでゾロ目かぁ……。ここでゾロ目かぁ……!!)
日向「……七海と観光都市で遊んだこと、かな」
夏休み序盤の出来事とはいえ、あの日のことは非常に印象深く残っている。観光都市であるK市を、七海と一緒に手を繋いで夕方まで練り歩いたことは、この夏……。否、俺の人生の中でも決して忘れられない思い出になっただろう。
澪田「あ、唯吹もそれ知ってるっす! お土産の駄菓子、ご馳走様でした創ちゃん!!」
西園寺「私も七海おねぇからお土産貰ったけどさぁ。どうせなら金平糖が良かったなぁ……。まぁあの街の名物饅頭って奴? は悪く無かったけどさ」
罪木「ふゅう……。ふ、二人っきりでですかぁ……。ああいえ! 特に意味があるわけじゃあ……。ご、ごめんなさぃいいいいいいいい!!」
? 罪木は何の理由があって謝罪してるんだ? サッパリ分からないという顔をする俺は、西園寺と澪田から溜息をつかれてしまった。なんだってんだ一体……。
澪田「じゃあ次は唯吹の番っすね! ……とは言ってもこれ、夏定番の怪談話なんすけど」
罪木「か、怪談話ですかぁ……!?」
西園寺「怪談に合いそうな歌を積極的に作ってる澪田おねぇだもん。怪談話の一つや二つ、持ってても不思議じゃないよねー」
そう言いながらも顔は青くなってるし、冷や汗掻きまくってるぞ西園寺。怖いなら怖いって素直に言えば良いのに……いや、あいつや小泉になら素直に言うのか?
澪田「あれはそう……。唯吹の歌に新たなインスピレーションを加えるべく、是清ちゃん、アンジーちゃん、真昼ちゃん、誠ちゃんと一緒に百物語大会を古い神社で開催した時の話しっす……」
百物語大会!? んなもん開いてたのか澪田の奴……。それにメンバーが真宮寺にアンジーって……なんていうかこう、それだけでも嫌な予感がしてくるんだが……。
澪田「話しが九十九番目まで終わって、いよいよ最後。アンジーちゃんが百番目の「怖い話し」を始めたんす…………」
〜〜〜〜
アンジー『アンジーはねー! 今日はいつも通り朝目が覚めて、いつも通り神様に祈りを捧げて、いつも通りに絵を描いて、いつも通りにお昼ご飯を食べて、いつも通りに散歩に出かけて、みんなと約束してた百物語をする神社に辿り着いて、そこで怖い話しを始めて──『そこで目が覚めた』んだー!!」
唯吹、最初はアンジーちゃんが言っている意味が分からなくて???状態だったんすよ。何が言いたいのかサッパリ分かんなくて、真昼ちゃんも誠ちゃんも「?」マークを浮かべてたっすねぇ。
アンジー『これって凄く怖い話しだと思わない? だって自分が『現実だ』って信じてた物が現実じゃ無かった。ただの『夢』だったんだよー?』
そう説明されて、唯吹はようやく何が言いたいのか理解出来たんすけど、それでも「怖い話し」って実感は無かったんす。だって、今ここにいるのは間違いなく澪田唯吹の筈で、是清ちゃんとアンジーちゃんと真昼ちゃんと誠ちゃんと一緒に百物語大会を──
アンジー『本当に『そう』だって分かる? 今見ているのが『夢じゃない』ってちゃーんと断言できる?』
その質問を受けて、唯吹が言葉に詰まった時──最後のろうそくが消えて辺りが真っ暗になったと思ったら、唐突に眠気が襲ってきて、それにどうやっても抗えなくて倒れて……。気づいた時には唯吹『いつものベッド』で目が覚めたんす。
「誰かが家まで運んでくれたんだろう」って思って、お礼と昨日の百物語の感想を言うためにみんなに電話を掛けたんすけど……
『──何それ?』
ってみーんな言うんすよ。まるで「百物語大会」なんて「最初からなかった」みたいに。……だとしたら、唯吹が体験したあの「百物語大会」は一体なんだったんすかね?
〜〜〜〜
澪田「──とまぁこんなオチっす! どうっす? ちょっとは背筋が寒くなったっすか?」
西園寺「そ、そそそそそそんな訳ないじゃん! 澪田おねぇが変な夢を見たってだけの話しでしょ!? そんな……そんなもんで怖がるわけないでしょ!!」
西園寺が恐怖を振り払うかのように大声で叫ぶ。罪木も「ふ、ふゆゆぅ……」と肩をふるわせていて、俺も正直「ゾクッ」とした場面があった。
……今までの自分が全部夢(嘘)か……そんな悪夢、考えたくもないな。もしそうだったのなら自殺を考えてもおかしくないぐらいだ。
- 905 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/02(月) 23:27:24.51 ID:9gtsfYIe0
- 澪田「と言うわけで唯吹の怖い話しはこれでお終いっす!! ささっ! 続いてひよ子ちゃん、張り切ってどうぞ!!」
西園寺「こ、この流れで思い出を話せっていうの!? 一種の虐めかなにかじゃないのこれ!!?」
西園寺が苦虫を噛みつぶしたような顔で叫ぶ。……俺、一番手に話しておいて本当に良かった……。西園寺は「ぐぐぐぅ……!」と悩みに悩んだ後(恐らく「大トリ」とどっちが嫌かで迷ってたんだと思う)、ゆっくりと喋り始めた。
西園寺「……私と「ある約束」をしてる大馬鹿がさ、ちゃんとその「約束」を守ろうとしてる所を間近で見られた時……かな」
俺は「ああ……」とすぐに全容を理解するが、澪田は完全に「?」状態。罪木は詳細は知っている物の西園寺の言う「好きな人」が誰か分かっていないから、なんともまぁ微妙な表情で話しの続きを待っていた。
西園寺「らしくもない特訓なんか本格的に始めちゃってさ。それ以外にも「苦手なところを直そう」「より善い自分になろう」って必死に頑張ってくれててさ……それがその……と、とっても嬉しかった……。ってなに私を見てニヤニヤしてんの日向お兄の変態!」
俺がニヤニヤとしたとした顔で西園寺を見つめていたのが気に食わなかったのか、西園寺が思いっきり俺の臑に蹴りを食らわせてくる。痛ってぇなおい! 俺、ある意味お前らの恋のQPみたいなもんなんだけど!?(事実を言ったら余計にボコボコにされるだろうから言わないけどな)
罪木「ふ、ふゆぅ……。えへへ……良かったですね、西園寺さん」
西園寺「〜〜〜〜〜〜〜ッツ!! ああもう次々!! 最後はゲロブタの番でしょ!! ちゃちゃっと話しを締める!!」
罪木「は、はいぃいいいい!! 思い出に残っていること……思い出に残っていること……。あ、「あの事」は言えないですし、でもそれ以外だと……」
澪田「特に無いなら「衝撃的だった事」でも良いっすよー?」
罪木「──あ、それなら日向さんがソニアさんの裸を見て、下着姿を撮影して、胸を揉んだと聞いた時ですぅ!!」
ビシイイッッツ──!! とその場の空気が完全に凍り付いた。張本人である俺は開いた口を塞ぐ事が出来ず、遅れて数瞬後、澪田と西園寺が衝撃的かつ何かとんでもない異星物を見るかのような眼で俺の事を見つめてくる。
澪田「創ちゃん……。一体ソニアちゃんのどんな弱みを握ってそんな事を……」
西園寺「へ、変態変態ド変態!! 日向お兄ってば最低どころの話しじゃないよ!!? なにソニアおねぇに……一国の王女にセクハラかましまくってんの!? 普通に国際問題待ったなしだし、お兄は豚箱直行間違いなしなんだけど!!」
日向「い、いや待ってくれ!! は、話しを……頼むから話しを聞いてくれ!! これには全部深い訳が……!!」
一体罪木はどこからそんな情報を手に入れたんだ!? と疑問に思う間も無く、俺はこの日、下校時間ギリギリまで真実や嘘を巧みに使い、二人の誤解を全力で解く羽目になった。
澪田・罪木・西園寺との絆が深まりました!! 澪田との絆値が一定値に達しました!! 絆クエスト・澪田唯吹編を開始……できません。苗木くん同様「ある条件」を充たしてください。
- 906 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/02(月) 23:30:52.04 ID:9gtsfYIe0
-
──罪木との絆値が一定値に達しました!! 絆クエスト・罪木蜜柑編──を開始します。
- 907 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/02(月) 23:32:39.49 ID:9gtsfYIe0
- と、いったところで今回はここまで。また明日。夜8:30から9時頃にお会いしましょう。
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/02(月) 23:33:57.17 ID:ZNdmsMW20
- 乙!
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 00:20:21.05 ID:Stv4ldyC0
- 絆イベントの発生条件って日向が依頼を受けたかによるんじゃないのかな。苗木と澪田は相談しに行って無くて、発生した3人には日向に相談して依頼を解決したはず。これから起こる罪木の絆イベントも罪木の依頼を終えてるわけだし。
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 09:53:16.15 ID:T5HTSR3GO
- >>909
んー、でもそれだと七海はどうやっても絆イベントできない事にならない?
いや七海だけ条件が特別なのか
- 911 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 12:16:56.44 ID:DH4hXlgR0
-
オラァ! 昼休憩のゲリラ投稿じゃあ!!
日向「ふぅ……やっと落ち着いた……」
なんとか西園寺と澪田、そして罪木の誤解を解いた俺は、再び保健室のベットに横たわっていた。
……西園寺と澪田は既にいない。二人は一応納得してくれたみたいだが、それでもなんとも言えない微妙な眼で俺を見続けながら、先に保健室から去って行った。残っているのは俺と……
罪木「ご、ごめんなさぁあああああああい! ま、まさかこんな事になるとは思わなくてぇ……!」
ペコペコと俺に頭を下げてくる罪木だけだ。いや、その件に関してはもう良いんだが……。
日向「罪木、お前はどこで、その……あ、ああいう情報を入手したんだ?」
この件については明らかにしておかなくてはならない。もしどこかから俺がしでかした事が外部に漏れているというのなら、俺は兎も角ソニアにまで迷惑が掛かってしまうかもしれない。罪木は「そ、それは……そのぅ……:と、口をモゴモゴさせてかなり言いづらそうにしながら
罪木「……ひ、日向さんに直接聞きましたぁ……」
……は? 俺から聞いた? そんな馬鹿な。俺はソニアとあった事は絶対に人に、罪木に喋ってなんか──。
罪木「お、覚えていませんかぁ? 夏休みに入ってから16日目の事なんですけどぉ……」
日向「夏休み16日目……?」
確かあの日は日課のランニングの途中で駄菓子屋の前で王馬と会って、あめ玉を貰って少しの間駄弁って……。それから……それから……そう! どこかで澪田と罪木に会って……会って……
罪木「こ、混浴制の銭湯でそのぉ……」
混浴制の、銭、湯────
日向「あ、あ、あああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
思いだした。俺はこの時、全てを思いだした。思いだしてしまったのだ。あの異常な暑さのなか、ボーッとする頭で違和感や疑問すら持たずに澪田と罪木と一緒に銭湯に入って……!!
次の瞬間には、俺はベッドの上で罪木に対して全力で土下座していた。なんで今の今まで忘れてたんだ!? というか、幾ら混浴制の銭湯とは言え、何で同じクラスメイトの女の子達と一緒に風呂に入るってシュチュエーションに忌避感を覚えなかったんだ!!?
罪木「ひ、日向さん!?」
日向「ほんっっっとうにすまない!! じ、自分でも訳が分からないんだが、あの時はお前らと一緒に風呂に入る事に何の抵抗感もなくて……!!」
一体あの時の俺はどうなってしまっていたっていうんだ!? 夏を刺激する妖精達に浮かされて頭がおかしくなっちまってたとでもいうのか!?
日向「詫びならなんでもする! 何でもするからその、あの日の話をこれ以上広める事だけは……!!」
俺だけが変態の烙印を押され、最悪の場合豚箱行きになるっていうならそれでも構わないが、それでソニアや罪木、澪田にまで良からぬ噂が立つような事があれば俺は、俺は……!!
罪木「お、お、落ち着いてくださぁあああああああああい!!」
日向「モゴッ!?」
顔を上げた俺に、罪木が抱きしめるように俺に覆い被さってくる。その豊満で柔らかい胸が、俺の顔に「ぽよよん」と直撃した。
……なんと大きくて柔らかいおっぱいなのだろう。ソニアのそれも凄かったが、罪木のそれを例えるなら聖母のような物で、俺の中のあらゆる罪や汚れを祓ってくれるような……そんな気がした。
日向「モゴッ! モゴゴゴ!!」
罪木「わ、私、今後はこの話は誰にも話したりしません! 誰にどんなに虐められたって誰にも言いませんからぁ!!」
罪木がそう言って俺を落ち着かせようとギュゥウウウウッ! と抱きしめてくるが、俺はそれどころではなかった。胸だけではなく腕や脚、おなかや総統際どい部分まで、完全に密着してしまっていたからだ。取りあえず放れるよう罪木に言いたいが、胸を身体に押しつけられているせいでまともに喋る事も出来ない。
罪木「そ、それに私。日向さんが私の身体を「最高だった」「福眼だった」って言ってくれてとっても嬉しかったんです!! 日向さんが私の身体を綺麗だって言ってくれた時、こう、心臓がドキドキして止まらなくなるぐらいに……。だ、だって……だってぇ……」
罪木「わ、私! 日向さんの事が大好きですからぁああああああああああああああ!!」
その叫び(告白)を聞いたのを最後に、俺の意識は(呼吸困難で)完全に無くなった。グデンとして抵抗もしなくなった俺に「日向さん? 日向さん!?」と罪木が必死に声を掛けてくる。……ああ、こんな最期を迎えられるってんなら、俺の人生、そう悪い物じゃなかったかもしれないな…………。
- 912 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 12:18:35.37 ID:DH4hXlgR0
-
〜〜それから約数十分後〜〜
日向「…………」
罪木「…………」
俺達は互いに顔を真っ赤にして、保健室のベッドの上に向き合うように座っていた。……なんとも気まずい空気が、完全に場を支配している。
日向「あ、あのぉ……」
罪木「ひゃ、ひゃいぃ! な、なんでしょうかぁ……?」
それでも言葉を交わさなければ、喋らなければなんの変化も生まれない。俺は勇気を出して、罪木に先の言葉の真意を確かめる。
日向「ほ、本気なのか? その……お前、俺の事が……」
罪木はリンゴのように顔を真っ赤っかにすると、コクン。と小さく頷く。
罪木「はい……。ずっと……ずっと好きでした。あの日、日向さんが私を助けてくれた時から。私の過去を聞いて貰った時「だからそれ(ゲロブタ)で構わない」って言った私に、本気で怒ってくれたあの日から。ずっと……ずっと……」
日向「……そうか」
……罪木がずっと胸に秘めてきたこの想いに、俺はどう答えれば良いんだろう。そもそも俺にとって「罪木蜜柑」とはどういう存在なんだ? ただの友達? 仲の良いクラスメイト? それとも──
俺が慰問自答していると「あ、あのぉ……」と罪木が喋り掛けてくる。
罪木「い、いきなりこんな事を言われても困っちゃいますよね!! ですから……そう! 卒業式の日です!!」
日向「え?」
罪木「もし私とその……こ、こここ恋人になってくださるというのなら、卒業式の後、私の研究教室に来て下さい。……私、待ってますから。どんなに望みが薄くても、日向さん。貴方の事を待ってますから……」
そう言って、罪木は再び俺を優しく抱きしめる。……ここで抱きしめ返してやれない俺の不甲斐なさを心底情けなく思いながら、俺は暫くの間、罪木に抱きしめられ続けた。
罪木 の 絆クエストをクリアしました!! 罪木のパンツを手に入れました!! 「罪木に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 罪木と大切な「約束」をしました!! ED・罪木蜜柑編 が解放されました!!
- 913 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 12:20:05.97 ID:DH4hXlgR0
-
〜〜夏休み21日目〜〜
夏休みが始まってから、既に三週間が過ぎた。……一昨日、そして昨日とクラスメイトの女子に告白された俺は、その日朝からボーッとして、考えを纏められずにいた。
……俺の事を好きだと言ってくれた二人。俺は二人の事をどう思っているんだろう。「卒業式の日」という指定はされたが、俺はその日、一人の人間として、日向創として何をすれば良いんだろう。
……まだまだ時間はある、とそんな余裕を持っている場合じゃない事は理解しているが、今は夏休みだ。こんな陰鬱な気分のままでいたら勿体ない。やはり、今日もいつも通り。どこかに出かけてみようかな。
↓2 何をする?
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 13:03:29.40 ID:RLfzNWDe0
- さげ
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 13:14:15.42 ID:KAWmweGDO
- 入間と不二咲とキーボのメンテナンスの手伝い
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 19:12:50.62 ID:+fxRQ1p6O
- これ最終的にカップリングできてないキャラから選んでエンドになるのかな?
えげつない取り合いになりそう
- 917 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 20:45:44.86 ID:DH4hXlgR0
- こんばんわ。少々早いですが、今夜も始めて行きます。
- 918 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 20:46:36.06 ID:DH4hXlgR0
-
日向「……何で俺は夏休みに三日も連続で学校に登校する羽目になってるんだろうな……」
俺はそうぼやきながら、入間に指定された工具が入ったダンボールを、用具入れ部屋から運ぶ。今日の朝、俺のスマフォに掛かってきた「依頼」は「キーボのメンテナンスを手伝って欲しい」だった。
なんでも入間が当てにしてた超高校級のメカニックである左右田が、弐大に2泊3日の無人島生活(トレーニング)を強いられてしまい、来る事が出来なくなってしまったらしい。
不二咲は「きゅ、急にこんな事をお願いしてごめんなさい」と申し訳なさそうに謝ってくれたが、肝心の入間が……。
入間『はっ! DTメカニックがこれねーってんでワザワザあいつの穴友達(直球)であるテメェを呼んでやったんだ。精々俺様の為にしっかり働きな!!』
と、人の神経を逆撫でするようないつもの調子(王馬への恋心騒動で大人しくなったのは本当に一時的な物だった)で煽ってきたものだから、俺は当初ブチ切れて家に帰ろうとしたんだが、あくまでこの「依頼」の依頼主である彼──
キーボ「ほんっとうにすみません!! 入間さんの性格と口調は今の人類の科学と知恵では如何ともしがたいものでして……。ちゃ、ちゃんとお礼の品は用意してありますから、どうかお願いします!!」
超高校級のロボットであるキーボが土下座してそう頼み込んできた物だから、俺は「嫌」とは言えなかった。……それにしても不二咲は兎も角、超高校級の相談窓口でしか無い俺に一体キーボのメンテナンスの何を手伝えっていうんだ……? と、当初は思っていたのだが──
入間「おーい草餅男! 次は精密機械用の潤滑油とペンチと、あと一番小さなレンチな!!」
要するに雑用かよ!? こんなの俺じゃなくても出来ただろ!!? いや不二咲は非力だし、キーボはメンテナンスされる側だし、入間はメインの調整で忙しいしで仕方ないのか……? いやでもそれにしたってなぁ……。
不二咲「えっと、入間さん。ここのプログラムとメインのあれなんだけど……」
入間「あーん? ちっ、面倒臭ぇな……。その辺りは全部テメェに任せてやるよ女装ホモ」
不二咲「あの、確かにボクは苗木くんの恋人の一人だけど……。その呼び方は、えっと、その……」
キーボ「入間さん! 他人の性的マイノリティについて馬鹿にするのは立派なセクハラですよ!!」
キーボ、お前のその言葉も結構セクハラ染みてるぞ。つーか不二咲は性的マイノリティで女装してるわけじゃ……ない、よな? 苗木と恋人になる前と後で理由が変わったりしてないよな???
入間「おい! 何サボってやがんだ草餅男!! とっとと次の工具を持ってこい!!」
日向「はいはい分かりましたよー!!」
そんな事を考えて立ち止まっていた俺に、入間から喝が入る。……やれやれ。一体何時になったらこの作業は終わるのやら……。
↓1 メンテナンスに掛かった時間(高コンマほど時間が掛かる)
↓2 キーボのメンテナンス結果(高コンマほど完璧。30以下で入間が余計な改造をする)
- 919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 20:47:08.80 ID:RLfzNWDe0
- さ
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 20:48:41.88 ID:0tyXHPG3O
- はい
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 20:48:42.30 ID:jtG60VO3O
- はい
- 922 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 21:03:42.80 ID:DH4hXlgR0
- 80 夕方近くまで時間が掛かった
88(ゾロ目) メンテナンスは完璧だ!! キーボの調子がグーンと上がった!! さらに……?
入間「最後にここをこうしてっと……。よっし! 今回も完全に完璧だ!! さっすが俺様!!」
そう言って爆笑する入間だが、その一方で俺は肩で息をするハメになっていた。こいつ……工具や用具の要求だけじゃなく、昼飯やらおやつやらの買い出しにまで行かせやがって……!
しかも注文の品が一々細かくて商品が置いてないコンビニがあったから何件も回るハメになったし!!
不二咲「えっと、それでキーボくん。ど、どうかな……?」
キーボ「お、おおおおおおおおお!! 流石は入間さんに不二咲さん!! はい! メンテナンスはこれ以上なく完璧です!! 以前より出力も精密さも上がっています!!」
一方で、入間の言う通りキーボのメンテナンスは完璧だったらしい。キーボがこれまでにないテンションではしゃいでいるところから見て、そうとう上手く行ったのだろう。……まぁ、それだったら俺も依頼を受けたかいがあったかな。
キーボ「あの、本当にすみませんでした日向先輩。入間さんと不二咲さんだけだと、不二咲さんが眼を放した隙にまた妙な改造をされるのではないかよ心配で……」
……ああ、キーボが俺をワザワザ呼んだのは入間の監視もして欲しかったからか。確かにそれなら左右田のツッコミスキルを一部受け継いでいる俺が適任かもな。
キーボ「お礼と言っては何ですが、ボクの「内なる声」に日向さんが今後役立つであろう「ヒント」を三つまで聞いて差し上げます!! さぁ、なんでも聞いて下さい!!」
キーボの「内なる声」か……。アンジーの言う神様的な物とは違うらしいが、こいつにはこいつの特殊能力(?)的な物があるとは噂で聞いていた。……なんだろう、少し興味が出て来たな。折角だし、何か聞いてみようか。
(ゲームメタ的に言うと、>>1が質問に答えます。多少メタい物でも構いません)
日向「じゃあ↓1↓2↓3で」
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:05:46.91 ID:RLfzNWDe0
- 七海の絆イベントを見る方法
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:09:29.83 ID:RSdjJ+Z9O
- 依頼達成せず絆クエストに移るバグ技
- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:14:17.72 ID:AUoDEv0rO
- ソニアと罪木が寝取られる可能性
- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:14:19.79 ID:Stv4ldyC0
- 特殊絆イベントの種類
- 927 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 21:20:25.51 ID:DH4hXlgR0
- >>923 キーボ「慌てなくとも大丈夫です! そうですね……あと少し、もうあと少ししたら何もせずとも七海さんとの絆は深まると思いますよ!!」
>>924 キーボ「残念ながらそのようなバグ技は無いようです……。絆というのは地道に、依頼を達成して上げるしかないようですね」
>>925 キーボ「ご安心を。二人が日向さんを想い続ける限り……。少なくとも卒業式の日まではそんな可能性は「ありえない」と言っていますよ!!」
キーボ「……と、まぁこんな具合ですね。どうでしたか? 日向先輩の役に立ったでしょうか?」
日向「ああ、とても良い話が聞けたよ。ありがとう」
その後、入間の研究教室の片付けまでやらされた(当然入間にもやらせた)俺達は、下校時刻ギリギリになってようやく帰ることが出来たのだった。
- 928 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 21:23:59.41 ID:DH4hXlgR0
- 〜〜夏休み22日目〜〜
ふぅ……。昨日は雑用ばっかで疲れたなぁ。その前も勉強勉強だったし、なんか久々に遊びたくなってきたぞ……。
よし! 今日はハメを外して思いっきり遊ぶ日にしてみるか!!
↓2 何をする?
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:24:53.76 ID:Yshk39X4O
- ダブルデートの予行練習
春川×真宮寺×赤松×日向
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:25:27.07 ID:d5T2SbLp0
- クズペコと十神のプライベートビーチへ
- 931 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 21:56:05.80 ID:DH4hXlgR0
- 日向「……ひっろ……」
俺の口から思わず出たその一言に、俺をここに拉致(?)してきた張本人が馬鹿にするように言う。
十神「当然だ。十神財閥が保有しているプライベートビーチだぞ。そんじょそこらの成金セレブ共のそれと一緒にするな」
日向「いや、それは確かにそうだと思うけどさぁ……」
確かに広い、そして綺麗だ。砂浜も海水も「人の手」が入っているのか肌触りが良いし、景観も素晴らしい。去年77期生の皆と修学旅行で行った「ジャバウォック島」に勝るとも劣らないだろう。
……だが俺は、そんなプライベートビーチを前にしてはしゃぐ気分にはなれなかった。遊ぶ気分にもなれなかった。──何故か。
九頭龍「…………」
辺古山「…………」
水着姿ですら無いいつもの恰好をした九頭龍と辺古山が、特大なビニールシートの上に、神妙な面持ちで座っていたからだ。……あれ? おかしいな?? 今日は遊ぶ日にしようって決めた時に限って「運命」って奴が妨害してくる気がするぞ???
九頭龍「……よう日向。一学期ぶりだな」
辺古山「……変わりはないか?」
一応とばかりに挨拶してくる二人に「あ、ああ……」と答える。……なんだこの重っ苦しい空気は。俺は一体何に巻き込まれてるんだ???
九頭龍「……? 日向テメェ、もしかして事情を聞かされてねぇのか?」
日向「あ、ああ……。朝家を出たと思ったら突然十神のリムジンで拉致られて、そのまま……」
十神「……妙な事を言うな。「立会人は日向しか認めない」と言ったのはそっち(九頭龍組)だろう。説明をする義務も当然そっちにあると思うが?」
辺古山「……強引に巻き込んですまない、日向。だがこれは我々にとって重要な事なのだ」
九頭龍「俺ら(九頭龍組)と十神(財閥)の「今後」に関わる重要な会合だ。信用出来る人間しか立会人に出来ねぇんだよ」
……今すぐにでもこの場から逃げ出したい。そんな思いが俺の中でふつふつと湧いてくる。これアレだ。セレスの時と同じ「裏」社会勉強って奴だ。俺が「超高校級の相談窓口」だからってだけでそんなのに巻き込まれたっていうなら、俺は生まれて初めて自分の「才能」って奴を恨むかもしれない。
……まぁ九頭龍と辺古山が俺にそこまで信頼を寄せてくれていた、ってのは素直に嬉しいが……。十神はそれで良いのか? 俺との接点なんて殆ど無かったはずだが……。
十神「十神を侮るな。貴様が学園で起きた様々な事件を解決してきたというのは調査済みだ。「超高校級の相談窓口」としてのその腕前。どの程度の物か、この場で見極めてやるのも一興──そう思ったまでだ」
日向「そ、そうか……まぁお前らが良いならそれで良いんだが……」
そうして、十神のプライベートビーチを利用した、極秘の会合は幕を開けたのだった。
↓1 低コンマほど穏便に。高コンマほどギスギスに進む。
↓2 低コンマほど十神に、高コンマほど九頭龍組に有利。
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:57:05.05 ID:etfR/GZCO
- わ
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 21:59:00.32 ID:RLfzNWDe0
- 日向癒し系
- 934 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 22:22:17.59 ID:DH4hXlgR0
-
日向「……と、こんな具合で良いと思うんだが……どうだ?」
九頭龍「……」
十神「……」
俺は二人の話しを聞いて、自分の中で思った事をよーく考えてから口に出す。十神に関しては、財閥になる丈不利益が無いように。九頭龍組に関しては、その面子がキチンと保てるように。
二人が大切にしているであろう事をよく考え、推理し、議論が膠着する度に意見を出していく。──そして。
九頭龍「……ちっ、その条件だと財政面で俺らが不利だが……。まぁ、良い落とし所か」
十神「ほう? 随分と物わかりが良いな。「せめてもう少し俺達にな条件にならないか」と日向に泣きつくと思っていたのだが」
辺古山「ぼっちゃんを侮るなよ十神。……ぼっちゃんは既に組の現状は勿論、そちらの内情もキチンと頭に入っているし、それを元に言動を決められるお方だ。……それに日向の出した条件であれば、財政面は後からどうにでもなる」
十神「……ふん」
静かに、だが確かにバチバチと眼から火花が飛ぶその会合は、俺の出した折半案で何とか話しが纏まった。……た、ただ座って放していただけなのにメッチャ疲れた……!! ……こいつらよくこんな雰囲気の中で疲れも感情も見せないな。こんなに穏便に話が進んだのが奇跡のようだ。
九頭龍「あ? 奇跡? んなわけねーだろ」
日向「へ?」
辺古山「……日向。自分では気づいていないのかもしれないが、この会合がここまで穏便に済んだのはお前の存在があってこそだ。ぼっちゃんも私も、そして十神も、それは理解している」
俺のおかげ……? 世界を動かせる程の力を持った奴らの会合ってのは普通こう、穏便に進む物じゃないのか?
十神「……まぁ貴様が多少なりとも使えそうな奴だという事は頭の片隅に入れて置いてやる。「その時」が来たら精々俺の役に立つが良い。日向」
九頭龍「はっ! 日向の相談能力はまだまだこの程度じゃねぇぜ。精々礼金を用意して待ってな十神!!」
九頭龍、頼む。頼むからハードルを上げないでくれ……!! 今回は知っている面子だけあってまだマシだったが、もし本当に世界を動かす力をもった凄い人達の会合の立会人なんかやる事になっったら、俺は緊張と過呼吸で死んじまう……。
九頭龍・辺古山・十神との絆が深まりました!!
- 935 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 22:24:01.73 ID:DH4hXlgR0
- × 十神「ほう? 随分と物わかりが良いな。「せめてもう少し俺達にな条件にならないか」と日向に泣きつくと思っていたのだが」
○ 十神「ほう? 随分と物わかりが良いな。「せめてもう少し俺達に有利な条件にならないか」と日向に泣きつくと思っていたのだが」
- 936 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 22:27:18.03 ID:DH4hXlgR0
- 〜〜夏休み23日目〜〜
……なんだろう。最近マジでトラブルに巻き込まれてばかりの様な気がする……。なんかもっとこう……夏休み序盤みたいな「これぞ夏休み」って日が欲しい!!
頼む、神様!! 今日こそそんな日にしてくれ!!
↓2 何をする?
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:29:05.99 ID:GcsN1MDj0
- 澪田小泉豚神とカラオケ
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:29:14.07 ID:RLfzNWDe0
- 敢えて澪田入れます
王馬主導で澪田終里を超リアルなプログラム世界に連行し教育
落ちぶれた未来、彼女達がAV撮影や売春で食いつないでるストーリー(ヤル寸前で止まる)体験で危機感もって勉強させる(日向にも見せて本気で教師させる)
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:29:46.46 ID:Stv4ldyC0
- 最原と霧切と朝日奈で脱出ゲームをした。
- 940 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 22:34:14.14 ID:DH4hXlgR0
- ぐ、ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!! すみませんが「日向が」それを許容するとはとても思えない(例え相手が王馬であっても)ので安価↓1
(あと>>1がそんな可哀想すぎる二人を書きたくない……)
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:35:29.55 ID:qxi4QIfYO
- ペコが九頭竜最原日向トレーニング
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:42:40.88 ID:GcsN1MDj0
- なんかちょっと前から王馬ダシにして下系の安価とる人が出てきたなあ
- 943 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 22:56:33.97 ID:DH4hXlgR0
-
日向「……残酷だよな、神様ってのは……って痛った!」ビシィッ!!
辺古山「どうした日向、集中力が乱れているぞ。座禅は己そのものと対峙するのが心髄だ。……心を研ぎ澄ませ、一分の隙も作るな」
俺は今日『昨日のついでだ。今日も付きあってくれ』と九頭龍から連絡を受けて、九頭龍組が経営している剣術道場へとやって来ていた。目的は「トレーニング」なんでも夏休み7日目に左右田の頑張りを見て俺同様感化された九頭龍が、最近暇を見つけては辺古山に「稽古」を付けて貰っているらしい。
……いや、それはよく分かるんだが、何で俺まで呼ばれたんだ??? あとその……俺と同様呼ばれたんだろう最原が……
最原「あぐぅっ! ひぐうっ!! ひぎいっ!!!」ビシィッ!!ビシィッ!!バシイッ!!
辺古山「最原。何を考えているのか知らんが今の貴様には煩悩が多すぎる。まずは心を静め、邪念を打ち払う事に専念しろ」
何があったのか知らないが、相当座禅に集中出来る精神状態では無かったらしく、竹刀を持った辺古山にビシバシとしごかれている。……あいつ、一体何を考えてこのトレーニングに参加したんだ? 百田と春川とやってるっていう『トレーニング』は今日はやらないのか?
九頭龍「……ッツ」ビシィッ!!
辺古山「……」
当然、九頭龍も例外では無い。「隙」を見せれば辺古山に竹刀で問答無用で叩かれる。……これぞ、精神の修行って奴なんだろうが、ちょっと今の俺達にはレベルが高すぎる気がするぞ……。
高コンマほど座禅に集中出来る。
↓1 日向(補正+10
↓2 九頭龍(補正+20)
↓3 最原(補正−30)
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:57:27.77 ID:d5T2SbLp0
- あ
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:58:35.38 ID:Stv4ldyC0
- 気の毒に
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 22:59:51.63 ID:RLfzNWDe0
- うーん、エッチするシーンは無しだからいけると思ったんだけどなぁ
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 23:00:35.52 ID:Stv4ldyC0
- 余りに過激だと却下されやすいよ。
- 948 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 23:32:19.86 ID:DH4hXlgR0
- 日向 777(トリプルゾロ目)+10=87 凄まじい集中力だ! もう少しで「次の領域」に到れるかもしれない!!
九頭龍 38+20=58 ギリギリだが、目標は達成出来た。
最原 63−30=33 やはり何かが気に掛かるのか、最後まで精神統一に集中出来なかった。
日向「────────」
……静かだ。俺はいつから「ここ」にいるんだろう。九頭龍、最原と共に辺古山に稽古を付けて貰っていた事までは覚えているんだが……。これが「精神を研ぎ澄ます」って事なのか?
俺が暫くの間そのままの状態でいると「ここ」に俺以外の誰かが二人がいるのが感じ取れる──一人は髪が地面まで伸び、深紅のように紅い眼をした不気味な男。ありとあらゆる才能を持つ全能の神にも、絶望に落ちた堕天使にも見える……。そんな男。
もう一人は、俺とそっくりな顔つき、体つきをしているが、髪が白銀に、眼が真紅のように輝き、その身からあふれ出るオーラは未来への希望に満ちている。万能でも全能でも無敵でも最強でもないが、強くて温かい光を感じるような……。そんな男。
──なた
そこに、突如として雑音が入って来た。……五月蠅いな、もう少しで何かが見えそうなのに──
辺古山「おい日向!!」
日向「おわぁっ!?」
その大声に、俺は驚いて意識を覚醒させた。キョロキョロと辺りを見回してみると、そこは確かに九頭龍組が経営する剣術道場で、あの「二人」の姿はどこにも見えない。
辺古山「……よっぽど精神統一に集中出来ていたんだろうが……。すまない、次の稽古の時間だ。竹刀を持ってくれ」
日向「あ、ああ……」
そうだ、トレーニングはなにも座禅だけで終わりでは無い。次は竹刀を使った修行に移らなければならないのだ。俺はゆっくりと身を起こして、辺りを確認する。九頭龍は大丈夫そうだが、最原が……。
最原「い、痛いよぉ……」
辺古山にぶっ叩かれ続けたのが堪えたのか、メソメソと、まるで子供のように泣いていた。……最原、お前本当に何があったんだ……? 次の稽古に移る前にそっと最原に聞いてみたところ
最原「あの……。今日百田くんと春川さんが二人で出かけるって聞いて……その、邪魔しちゃ悪いと思って……」
ああ、なるほど……。つまり友人二人の付き合いが上手く行くかどうか気になりすぎていたと。そりゃあ最原も座禅に集中するのは無理ってもんだわな。
最原「……日向先輩は凄いですね。一体どうやったらあそこまで精神統一が出来るんですか?」
九頭龍「俺も気になるな。日向お前、本当に座禅を組むの初めてか? 完全に玄人のそれに見えたんだが」
日向「初めて、な、筈なんだけど……」
……あの時見えた「二人」は一体何だったんだろう……? そんな疑問を蹴散らされるかのように、その後俺達は竹刀を持った辺古山にしばかれまくられたのであった。
九頭龍・辺古山・最原との絆値が上がりました!!
- 949 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/03(火) 23:37:48.43 ID:DH4hXlgR0
- 〜〜夏休み24日目〜〜
昨日の一風変わったトレーニングは、確かに良い刺激になった。日課として、ランニングだけじゃなくて座禅も組むようになったしな。
……でもやっぱり夏っぽいイベントが欲しい!! つーか遊びたい!! さぁ、今日こそ遊ぶぞ!!
↓2 ……と言う事で今回はここまで。改めて>>938さん、申し訳ありません。ですが、やはりどうしても>>1の許容範囲の中に収まらなかったのです。
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 23:41:31.68 ID:GcsN1MDj0
- はるまきにだいさくらちゃんでさらに特訓
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 23:41:58.17 ID:Stv4ldyC0
- 最原と霧切と朝日奈で脱出ゲームをした。
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/03(火) 23:42:05.59 ID:o3jrWAqNO
- 最原と友に澪田と赤松のセッションを聞く
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/10/03(火) 23:42:12.62 ID:NH2Wm9Qr0
- 夢野、茶柱、キルミーとスイカ割り
- 954 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 20:31:26.65 ID:QZll/3e50
- こんばんわ。では今日も始めて行きます。
- 955 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 20:32:18.90 ID:QZll/3e50
-
日向「遊ぶとは言ったけどさぁ……、いや確かに今から遊ぶんだけどさぁ……」
朝日奈「? どしたの日向先輩」
日向「いやどうもこうも……」
「遊び」には問題無い。何か危険な事をやるわけでも無い。その遊びに参可している「メンバー」が問題なのだ。
最原「せ、世界最難関規模の脱出ゲームかぁ……。僕程度の探偵に突破できるのかなぁ……」
霧切「あら、過度な謙遜は良くないわよ最原くん。同じ「超高校級の探偵」として、あなたには期待しているんだから」
日向(……チートレベルの実力者が二人もいちゃあなぁ……)
俺は今日、東京都某所で開催されている夏休み特別企画展。「回転絶望迷宮X」という「リアル脱出ゲーム」をしにきていた。
リアル脱出ゲームとは、遊園地や野球場、学校、そして地下鉄やライブ会場などさまざま場所を舞台として、自分達が物語の主人公となって謎を解き、脱出を試みる体験型ゲームイベントだ。それで遊ぶのは全く問題無いのだが、俺達四人のチームに「超高校級の探偵」である霧切と最原の二人がいる時点で、その、面白みが……。
日向(手加減全く無し状態かつ推理ゲームに特化した七海が二人居るようなもんだろこれ……)
何というか、悪い意味で負ける気が全くしない。二人は七海みたいに「空気を読んで推理を自重する」なんて真似、してくれないだろうし……。
朝日奈「あっ! ほら次、私達の番だよ!!」
霧切「そうね、行きましょうか」
一方、そんな事は全く考えていないのか、朝日奈はワクワクとはしゃぎながら従業員の指示を待っている。……さて、一体何分でこの巨大迷宮は攻略されてしまうのやら……。
↓1 迷宮の難易度(基礎値100+コンマ)
↓2 高コンマほど早く攻略できる。(超高校級の探偵×2補正+80)
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 20:33:04.14 ID:opL5u3td0
- あ
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 20:33:19.13 ID:WNYEVHN/0
- あ
- 958 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 20:47:23.81 ID:QZll/3e50
- 迷宮の難易度 100+14=114
攻略速度 80+13=93
114=93=21 合計21分
朝日奈「ふぅ……。これで完全クリアーだね! いやー楽しかったぁ!! けど流石は超高校級の探偵×2!! あっと言う間に謎や仕掛けを解いちゃうんだもん、お見逸れしましたって感じ!!」
最原「い、いやぁ……。それほどでも……」
霧切「……存外、難しかったわよ。「世界最難関規模」と謳っているだけはあったわね。……ふふっ、久々に楽しめたわ」
日向(……意外だな。俺の予想じゃあ10分は切ってもおかしくないと思ってたのに)
迷宮の難易度が異様に高かったのか、俺達は21分というタイム(これでも最高記録更新らしい)でこの巨大迷宮をクリアした。最初は「これ大丈夫なのか……?」と逆に心配をしていた俺だが、終わってみれば記録更新は愚か、二人が居なければクリアすることすら不可能だったんじゃないか? と思う。
……世界の広さ、そして設計者の頭脳、侮るべからずって奴だな。
霧切「……ふぅ。それはそうと、日向先輩、この後ちょっと良いかしら」
日向「ん? なんだ?」
霧切「……あなたに聞いてみたい事があるの。「超高校級の相談窓口」であるあなたに」
最原・霧切・朝日奈との絆値が上がりました!! 朝日奈との絆値がMAXになりました!! ……条件を充たしていないため、絆クエストに入れません。
- 959 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 20:48:24.99 ID:QZll/3e50
-
霧切の絆値がMAXになりました!! 絆クエスト・霧切響子編──を開始します。
- 960 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 20:50:58.50 ID:QZll/3e50
- ……その「約束の日」は夏休みが終り、暫く経ってから訪れた。
霧切「……面白い物は何も無いところだけど、座って頂戴」
日向「……ああ」
俺は霧切に案内された場所──「超高校級の探偵の研究教室」へとやって来ていた。「何も無い」とは言ったが、部屋に備え付けられてある本棚には推理小説や犯罪心理学に関すると思わしき大量の本や、事件の事後ファイルが納められて居るであろう棚など、割とゴチャゴチャしているように見える。
日向「……で、霧切。お前は俺に一体何の相談があるんだ?」
二対ある椅子の片方に遠慮無く座らせて貰った俺が、同じく椅子に座った霧切に問いかける。彼女は暫く押し黙っていたが、ある程度経った後、ボソッと口を開いた。
霧切「……たった一つ、質問に答えて貰うだけだからそう時間は掛からないわ。……そうね。あるところに、一人の女子高生探偵がいたとしましょう」
日向「…………」
その女子高生探偵には一人の妹みたいな存在が居て、一緒に幾つもの難事件を解決してきたの。最初は互いにぎこちなかったんだけど、一緒に事件を解決していく内に二人の絆は、堅く、深い物になっていった。
……ある時、その二人はある天文台に呼び出されてね? そこで起こった難事件を解決しようとしたんだけど……その妹さんは途中で「ある推理」に辿り着いてしまったの。──この事件の犯人は、その女子高生探偵である可能性が一番高い、ってね。
勿論、最初は動揺したし、そんな推理信じたくもなかったでしょう。でも調べれば調べるほど、考えれば考えるほど思考の沼に嵌まっていって、いつしか「その女子高生が犯人だと思えないのは自分の感情に振り回されているからだ」って結論に達したの。
……でも真相は違った。その女子高生はあまりにも巧妙な罠とトンでもない偶然で造り出されていた「偽装された犯人」だったの。……その事件の結末は真犯人に道連れにされそうになった妹さんを庇って、女子高生探偵が死んだ──って話しなんだけど──
霧切「ここで質問よ。……その女子高生探偵が最期に妹さん願ったのは、想った事は、一体何だと思う?」
日向「……↓3」
↓3までの意見を統合して、>>1が良い感じになるように纏めます。
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 20:52:57.23 ID:QyxcfiUZO
- 私の銅像を立ててくれ
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 20:56:14.07 ID:ht4+DR2nO
- 復讐に囚われるな
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 20:58:05.27 ID:Q2JF57ZQO
- 真実から逃げるな
- 964 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 21:00:38.46 ID:QZll/3e50
- >>962と>>963 はなんとかなりそうなんですが、>>961はどう考えてもシュチュエーションに合ってないので再安価↓
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:01:43.80 ID:kjXo7YmCO
- 愛が無ければ全ての真実は見えない
- 966 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 21:41:59.58 ID:QZll/3e50
- (小説「ダンガンロンパ霧切」のネタだったんですが分かりづらかったですかね……?)
日向「そうだな……。俺はお前みたいな超高校級の探偵じゃないし、超高校級の心理学者でもない。……だから俺の私的な所感でしか答えられないけど、それでも良いか?」
俺はそう前置きする。だってそうだろう? その女子高生探偵ってのが誰だかは知らないが、名前も在り方も知らない故人の願いや想いなんて、絶対分かるわけがない。ただの想像でしかないんだから。
霧切が「それでも良いわ」と答えたので、俺は早速自分の所感を述べていく。
日向「合計で三つあるんだけど。……まずその事件に……妹さんが間違えた推理をしたっていうその事件に「囚われるな」って言うと思う」
霧切「……具体的には?」
日向「その事件で起こした自分のミスや失敗って奴に固執して欲しくない。そう思ったんじゃないか?」
じゃないといずれ「事件の犯人は絶対に許さない」っていう復讐者が誕生していたかもしれないしな。……その妹さんにとって女子高生探偵ってのが大切な存在であればあるほど、その可能性は高まるだろう。
日向「次に「真実から逃げないで」──とも言うと思う。さっきの発言と矛盾するようだけど、重大なミスをしたことも、その事件の真相からも。……その妹さんってのも「探偵」だったのなら、その道を進む気があるのなら、それが最低限の責任だと思ったから」
霧切「…………最後は?」
日向「……これは、お前の話を聞いて俺が思ったことなんだが──「愛が無ければ全ての真実は見えない」──そう言うんじゃないか?」
俺がそう言った瞬間、静かに椅子に座って俺の話しを聞いていた霧切の眉がピクリと動いた。
霧切「……どういう事か聞かせて貰える?」
日向「お前、こう言ったよな? 『「その女子高生が犯人だと思えないのは自分の感情に振り回されているからだ」って結論に達した』って。それって言い換えてみれば『もし感情って奴に振り回されていないとしたら?』って可能性を捨ててることになるだろ?」
霧切「……!!」
日向「だから、人が持つ当然の……「感情」や「愛」って奴を推理に組み込まなくちゃ、全ての真実は見えないぞ……。そんな忠告をするんじゃないかな」
霧切「……なるほどね」
霧切は目を瞑って「ふぅ……」と小さく溜息をつくと、意外そうな顔で
霧切「貴方のことだから「幸せになって欲しい」とか「立派な探偵になって欲しい」とかそういう事を言うんじゃないかと思っていたけど……。ふふっ、随分と厳しい事を言うのね」
日向「俺は「相談窓口」だからな。「依頼者の方に問題がある」って判断すれば容赦無く物言いするさ」
霧切は何かに思いを馳せるようにもう一度瞳を閉じると、暫く経ってからその眼を開けた。
霧切「ありがとう、日向先輩。ずっとずっと悩んでいた心の凝りがようやく取れた──そんな気分よ」
日向「そうか。……これで依頼はお終いか?」
霧切「ええ。……ああ、そうそう」
教室を去ろうとする俺の背中に、霧切が声を掛ける。
霧切「もしもあなたが……。貴方の大切な人が窮地に追い込まれたとき、それに似たような状況に陥ったとき。貴方はその人を最後まで信じてあげられると思う?」
日向「……さあな。その時になってみなきゃ分からないさ」
この台詞を最後に、霧切との会話は終わった。……先の問答に一体何があったのかは分からないが、霧切の微笑むような笑みが見れたのだからそれで良し。……俺はそう結論づけた。
霧切響子との絆クエストをクリアしました!! 「霧切に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 霧切のパンツを手に入れました!!
- 967 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 21:45:33.13 ID:QZll/3e50
- 〜〜夏休み25日目〜〜
いよいよ夏休み終了まであと一週間を切った。なにかやり残した事は無いか? 思い残した事は無いか? この一週間が最後のチャンスだぞ、日向創。
↓2 何をする?
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:45:58.24 ID:7jq5ALclO
- 履修したの1・2・V3だけじゃないの?
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:46:07.45 ID:opL5u3td0
- しんみりした空気っすね
こういう時こそギャグイベントっす!
77期抜き打ちテスト、4人のチームに分かれ、学校で1日中勉強を行い夜に学力テスト
4人の平均点(テスト終了から1時間後に算出)が一定以上のチームは宿題の期限が9月末日まで猶予される
一定以下のチームは入間のダイエット用ナノマシンが投与され9月終了まで一切の肉類を胃が受け付けない、ただし9月中チーム全員分の宿題の合格が確認でき次第ナノマシンは摘出される
豚神日向花村終里のチーム編成
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:46:20.59 ID:WNYEVHN/0
- 七海と温泉プールに行く
- 971 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 21:54:14.38 ID:QZll/3e50
- >>968 このスレを書き始めてから少しずつ情報を集め始めてます。
>>969 言いたいこともやりたいことも分かるのですが、流石に9月末日まで期限が猶予されるのはやり過ぎ&罰ゲームの内容も超高校級の生徒に「ナノマシン」を投与することを学園側が許可するとは思えない+チーム以外の絆値まで上がってしまうと思う(と言うか久々の顔合わせで77期生メンバーがはしゃがないとは思えない)再安価↓2
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:55:04.70 ID:5X0upWkAo
- 970
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 21:55:15.19 ID:WNYEVHN/0
- 七海と温泉プールに行く
- 974 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 21:56:52.23 ID:QZll/3e50
- >>973 七海との絆値は既にMAXですがそれでもよろしいですか?
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 22:00:15.54 ID:WNYEVHN/0
- >>974
じゃあ最原と赤松もそこで偶然会ったというのはどうですか?
- 976 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 22:02:16.00 ID:QZll/3e50
- >>975 了解しました。
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 22:08:02.17 ID:7SmnliBL0
- そろそろスレがいっぱいになるから次のスレ立てたほうが良いかと。
- 978 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 22:34:47.95 ID:QZll/3e50
- >>969 あと「9月中チーム全員分の宿題の合格が確認でき次第ナノマシンは摘出される」の判定を毎回やらなくてはいけないので……。
日向「いやー、一度は来てみたかったんだよなぁ、『大江戸温泉○語』!!」
七海「テレビのCMでもよく見るもんね。うん、私も楽しみだったよ。……それにしてもどうしたの日向くん? 最近やけに羽振りが良いみたいだけど……。今回も『俺が奢るからさ』って誘われたし……」
日向「え!? いやその……。ほ、ほら! 高校生活最後の夏休みだから金を惜しまずパーッと散財しないとなってさ! ははははははは……」
「ふーん?」と怪訝な眼で俺を見る七海の手を強引に引っ張って、俺達は大江戸温泉○語の施設内へと入っていく。……流石に「裏世界のギャンブル大会で優勝して大金貰いました」とは言えないしなぁ……。
大江戸温泉○語──正式名称を「大江戸温泉○語・浦安万華郷(うらやすまんげきょう)」千葉県某所にある、超有名なリラクゼーション施設だ。数々のアニメや漫画作品とコラボするその柔軟性もさることながら、メインの温泉や温水プールも盛りだくさんと来ている。更には瘦身エステにドクターフィッシュにゲームコーナーに(正直な七海がそっちに夢中にならないか心配である)と、一日中遊び倒せる場所だ。
七海を誘ったのはその……「最近合って無いなぁ……」と一抹の寂しさを覚えたからで、決して下心有りで誘った訳では無い事をここに記しておく。……断じて! ソニアの時のようなハプニングを期待しているわけでは無いからな! 本当だからな!!?
──浦安万華郷の目玉・男女で入れる水着露天風呂「スパニワ」──
七海「あ、いたいた。おーい日向くーん!」↓1高コンマほど際どい水着
日向「七海!」
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 22:35:22.49 ID:WdNSvkBn0
- あ
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 22:36:05.24 ID:opL5u3td0
- >>978
今度の安価はもうちょっと採用難易度の低そうなやつにしてみます
- 981 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 22:36:26.80 ID:QZll/3e50
- では980を越えたので次スレを立ててきます。
- 982 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 23:08:10.01 ID:QZll/3e50
- >>980 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
- 983 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/10/04(水) 23:09:04.29 ID:QZll/3e50
- あ、次スレ建てましたー。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1696427020/l50
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:32:01.99 ID:wtFSa5EXO
- 埋め
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:32:29.43 ID:wtFSa5EXO
- 埋め
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:33:46.56 ID:HDTenCpGO
- 埋め
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:35:49.74 ID:FZ0DhH+QO
- 埋め
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:45:23.48 ID:0RlKVkGQO
- 埋め
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:47:06.72 ID:0RlKVkGQO
- 埋め
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:47:33.78 ID:0RlKVkGQO
- 埋め
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:52:50.36 ID:zaLDIzPDO
- 埋め
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:54:01.57 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:56:30.39 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:58:14.65 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:00:00.03 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:00:42.51 ID:6acy9mMnO
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- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:01:24.65 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:02:03.27 ID:6acy9mMnO
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- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:02:39.66 ID:6acy9mMnO
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- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:03:09.02 ID:6acy9mMnO
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- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- , -― 、
/ 丶
/ ヽ こんなにもスレ住民達がおじぎに飢えてるとは思わなかった
i _,,_ル,,rョュ 、 i
| ィ rっフ , 弋ミア |r, わたしの愛を 全てのスレ住民に!!!
_| "''"~ ハ ハ .i;{
} ; / " ' ヽ |j _ \ニニニ ニニニ
λヽ r―''"入 /イ/ハ:.:/{ ノ !:::::| ___ノ^ヽニニニニニ
/.::::: i 廷廾ニツ, , -――- 、 /:::::/ /  ̄`ヽニニニニニニ
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/ニニ、`ヽ`ヾ; ヘ.イ 、__( > \/ (__ ノニニニ \ニニニニニ
,仁ニニニ\ヽヽヽ ∨ /ニニ>彡>--')__ ノ `ヽニ \ニニニニ
ニニニニニニヽ / {ニニ> ´ `¨¨´ ニ} \>''"´
ニニニニニニニニ/ ∨ / }八
ニニニニニニニ./ }ニ{ >>1000 thread over ノニヽ ノ
ニニニニニニニ/ }ニハ /⌒ヽヽヽ ___彡
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