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日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」

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81 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:13:36.16 ID:Up3K7nAM0
あのー、すみません。このスパクリ一旦保留してもよろしいでしょうか?(どういうボーナスを付けたら良いのか全く分らない)
後に「取っておいたスパクリ効果を使いたい」場面が来たら言ってください。その時にスパクリボーナスを発動させます。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:14:54.85 ID:3f3yjKMr0
了解
83 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:18:15.55 ID:Up3K7nAM0
……一瞬無視してみようとも考えた俺だが、もしこれ以上あの謎のダンボールが俺に付きまとう気だったら気味が悪いし、早めに正体を暴いておきたい。
俺は一旦ダッシュで廊下の角を曲がると、そこで急ブレーキを掛ける。案の定俺を追ってきた、ダンボールに入ってるとは思えない速さで動く「誰か」に

日向「お遊びはここまでだ、ス○ーク」

と、少々格好を付けてそう言うと、俺はダンボールを上へと引っぺがした。

中に入っていたのは?↓2
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:20:04.86 ID:yrx6EuoDO
最原
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:20:23.71 ID:2Hq/sIIJ0
太ってる方の十神
86 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:31:00.73 ID:Up3K7nAM0
そのダンボールに入っていた謎の人物を自分の眼で確認して最初に思ったのが「何でお前そんな小さなダンボールに入れてたんだ?」だった。
俺の勝手な予想では、戦場馴れしている戦刃か、あるいは星(本当に何故か)辺りが入っている物だと思い込んでいたんだが、中に入っていたのはその真逆とも言える人物だったのだ。

超高校級の詐欺師。通称「豚神」あるいは「俺達(77期生)の方の十神」こと「十神白夜」その名の通り、超高校級の才能を持った詐欺師で、本物の「十神白夜」に化けていた謎の人物(現在でも正体不明)だ。
ふくよかに太った体格も相まって近寄りがたい雰囲気と、独特の威圧感を醸し出している。尊大な性格ながら人一倍責任感が強く、自ら強いリーダーシップを発揮してバラバラの生徒達をまとめ上げようと積極的かつ精力的に動く。見た目に違わず、食欲旺盛で食べる事への執着心が強い。

ある意味で(体型以外)本物の十神より十神らしく、皆からの信頼も厚い。十神(本物)本人でさえ、それは少なからず認めている部分がある。

……だからこそ、俺は困惑していた。なんでそんな十神がダンボール箱に入って伝説の傭兵ごっこのような真似をしていたのか。

豚神「……」

日向「……お前、何やってんだよ……」

豚神「↓2」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:32:20.55 ID:zKLAk6fJ0
した
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:35:13.33 ID:3f3yjKMr0
罪木から逃げているんだが。動物の名前を?聞くと凶変する薬を間違えて飲んだら凄く凶暴になり、西園寺は恐怖でとんずら中だ。
89 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:41:48.21 ID:Up3K7nAM0
んごごごごごごごご……! 333ゾロ目なので何とか都合を付けたいんですが、こっちの思い描いていたオチとまるで違う方向になる+ちょっと都合を付けるのが凄く難しい(同期に田中がいるため、日向及び77期生が異変に気付いていない筈がない)ので、ちょっとこの依頼を通常の依頼の件より長くします。

他の生徒のお悩み相談も早く見たいと言う方は、申し訳ありませんがいつもより少々お待ちください。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:46:26.98 ID:3f3yjKMr0
凶変じゃなくて豹変だったな。
91 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:57:36.47 ID:Up3K7nAM0
豚神「……罪木から逃げている」

日向「罪木から? ……どういう事だ?」

豚神「何故だか分らんが、動物の名前を聞くと凶変する薬を間違えて飲んだらしく凄く凶暴になってしまっていてな……西園寺は恐怖でトンズラ中だ」

……正直に言おう、意味が分らなかった。罪木が狂暴化している? ついさっきまで「西園寺がいじめてくれなくなった」と俺の研究教室に相談に来た罪木が? まるでそんな兆候は見られなかったんだが……。ちょっと状況を整理してみよう。

@豚神の話しが真実である。この場合、西園寺が罪木を避けている原因は罪木の狂暴化にあり、(恐らく)元凶である入間を春川の時と同様とっちめれば解決するだろう(多分)
……だがその場合、罪木が狂暴化薬を飲んだのはここ最近であり、昨日今日の事じゃあない。いくら「動物の名前」というトリガーがあるとはいえ、俺を含め他の77期生の誰かが気付いていないはずがない。

A豚神の話が嘘である。何故こんな馬鹿げた嘘を付いたのかは分らないが、やりたい事は十中八九「俺の調査の妨害」だ。その場合、依頼者は十中八九「アイツ」で間違いないだろう。
……だが何でそんなことをする必要がある? あいつにとって知られたくない「事実」だからか? そう考えれば納得はいくが「アイツ」はどうやって罪木が俺にこういう件で相談に行く事を知ったんだ?

……さて、どっちの方向で調査を進めてみようか……

↓2

@豚神にもっと詳しく話しを聞く
A罪木に話しを聞きに行く
B仲間に協力を依頼する
Cその他安価
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:01:53.95 ID:2Hq/sIIJ0
さげ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/10(日) 23:08:37.67 ID:yrx6EuoDO
2
94 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:16:53.85 ID:Up3K7nAM0
……こういう時は豚神に直接話しを聞き続けるより、罪木本人に話しを聞いた方が早いだろう。そう判断した俺は豚神に「そうか、じゃあ頑張ってくれ」と一言だけ声を掛けると、罪木がいるであろう超高校級の保健委員の研究教室へと向かった。
……一応、罪木に襲われるかもしれないということを覚悟の上で。

日向「罪木、今さっきだけど日向だ。いるか?」

↓1

01〜60 普通の罪木がいた
61〜70 罪木がいなかった。
71〜90 なんだかボーッとしている罪木がいた。
91〜00 狂暴化した罪木が襲い掛かってきた!!
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:22:26.60 ID:3f3yjKMr0
日向さんは私の事を女として見てないんでしょうか?
96 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:29:38.88 ID:Up3K7nAM0
罪木「ふ、ふゆぅ? どうしたんですか日向さん。まさかもう調査が終わったんですかぁ?」

研究教室の中には、先ほどと変わらない罪木の姿があった。……やはり一見したところ、狂暴化している様子などは見て取れない。……やっぱり豚神の狂言だったのか?

日向「いや、ちょっと調査の前に確かめたいことがあってな……」

罪木「確かめたいこと、ですかぁ?」

日向「ああ……罪木お前「猫」は好きか?」

罪木「↓1」

01〜60 特に変化無し。
61〜70 何だか苦しんでいるようだ。
71〜00 狂暴化した罪木が襲い掛かってきた!!
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:31:08.84 ID:zKLAk6fJ0
98 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:38:37.71 ID:Up3K7nAM0
罪木「猫……」

俺がその「ワード」を言った途端、罪木の目からハイライトが消える。そして自らのざんばらに切られた髪をグシャグシャにかき乱し始めた。

日向「つ、罪木……?」

罪木「猫……猫……猫猫猫猫猫ぉおおおおおおおおお!!!」

日向「ツッ!?」

ウッソだろマジか!? 豚神の話しは本当だったって言うのか!? 取りあえず罪木を止めないと大変な事になりそうだ!!

↓2

@罪木を羽交い締めにしてみる(判定有り)
A罪木を落ち着かせるために言葉を掛け続けてみる(同じく判定有り)
B仲間に協力を依頼する(要はその場から逃げる)
Cその他安価

本日の更新はここまで。いやぁ、PC周りが軽くなるだけでこんなにも快適になるもんですねぇ……。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:45:42.95 ID:WnfwyQd+o
踏み
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:47:25.34 ID:3f3yjKMr0
4 罪木が下着姿になって日向を誘惑してきた。私は女として魅力無いのって言いながら。
101 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 18:19:20.98 ID:MPLJalsd0
>>100 すみませんがそれは豚神の発言と矛盾する&凶暴と狂乱は違う物だと思うので再安価↓1
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 18:26:18.39 ID:ALXZpoj0O
3
103 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 20:43:03.68 ID:MPLJalsd0
こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
104 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 20:43:45.39 ID:MPLJalsd0
罪木「猫猫猫ぉおおおおおおおおおおおお!!」

日向(クソッ! 取りあえずここは逃げるしかない!!)

俺一人で止めようかとも考えたが確実じゃないし、第一狂暴化しているのであれば力のリミッターも外れて普段よりも強くなっているとみて然るべきだ。
誰か……罪木を止めるのに最適な誰かに助けを求めなくては!!

誰に助けを求める?↓2
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 20:48:39.92 ID:CSNNkpuPO
西園寺
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 20:49:06.82 ID:EBiWLL430
終里
107 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:03:03.00 ID:MPLJalsd0
俺が狂暴化した罪木から逃げている最中「彼女」と出会ったのは非常に幸運だったと言えるだろう。

終里「んあ? どした日向。んなに慌ててどこ行くんだよ」

日向「終里!!」

終里赤音 才能は超高校級の「体操部」

抜群のプロポーションを持つスーパーアスリート。短絡的な思考回路のため、自他共に認める「戦闘民族」だ。
基本的に「食べること」と「戦うこと」しか頭になく、死体が転がっているのも珍しくないような荒んだ環境に育ったせいで、食べ物に対する執着心が強い。また羞恥心も薄く、デリカシーに欠ける発言や下品な発言もしばしば飛び出す。
また、体操の基礎や基本は滅茶苦茶で、大会ではオリジナル技ばかり披露し、気が乗らないと大会を棄権するなどかなりの気分屋でもある。

罪木「猫猫猫ぉおおおおおおおおおおおお!!」

終里「んおっ!? つ、罪木!? 日向お前罪木になにしたんだ!?」

日向「俺じゃない! ……いや一応俺のせいでもあるんだが……。丁度良い、終里! 落ち着くまで罪木を羽交い締めにしててくれないか!?」

終里「あー……? 別に構わねぇけどよ、バトルじゃダメか?」

日向「ダメだ! お前が本気で罪木を吹っ飛ばしたりしたら罪木が大怪我しちまう! 頼むから穏便に済ませてくれ!!」

終里「……ちっ! 事情はよく分かんねぇが、良いぜ。ただし、後で何かおごれよ!!」

終里はそう言うと、人間離れした身体能力を発揮してパパッと罪木の後ろへ回り、そのまま罪木をガシッと羽交い締めにする。

罪木「ぐ、うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!!」

終里「おらどうした! 抜け出せるもんなら抜け出してみやがれってんだ!!」

↓1低コンマほど罪木が早く落ち着く。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:05:02.36 ID:LWE/poub0
落ち着け
109 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:20:54.01 ID:MPLJalsd0
それから約5分後。罪木は終里の腕の中で一瞬ガクッと意識を失うと、ボーッとした眼でこちらに話し掛けてきた。

罪木「う、ううん……。あ、あれ? 日向さん……? 私は今まで何を……って、な、なんで私、終里さんに羽交い締めにされてるんですかぁ!? 私、何か悪いことしましたかぁ!?」

日向「いや、悪いことをしたというか、諸悪の根源の被害者だから気にしないで良いと言うか……」

終里「??? よく分かんねぇけどよ、取りあえず落ち着いたって事で良いのか?」

日向「ああ、サンキュー終里。今度昼飯奢るよ」

その後、俺は単語に気をつけながら罪木と終里に事情を説明。罪木が「動物の名前を聞くと錯乱してしまう状態にある」事を話した。

罪木「わ、私。今までそんなことをしてたんですかぁ!? ごめんなさいごめんなさい!! な、何をすれば許してくれますかぁ!?」

日向「いやだから気にするなって! 十中八九「アイツ」の仕業なんだから!! そうだな……お願いがあるとすれば、暫くの間ヘッドホンを付けてクラシックでも聞いててくれ。そうすりゃ動物の単語なんて耳に入ってこないだろ」

そう言うと、罪木は「わ、分りましたぁ!!」と言って一人で音楽室へと向かっていく。一人で大丈夫かと思ったが、終里が長い間罪木につき合って音楽を聴き続けてくれる姿が想像出来なくて、終里には「別の仕事」に付き合って貰う事にした。

〜〜超高校級の発明家の研究教室〜〜

日向「おらぁ! 御用改めだ! 神妙にしろ入間ぁ!!」

この前の件も有り、俺は怒鳴りつけるような勢いで入間の研究教室の扉をバンッ! と開ける。↓70以下で入間がいる。それ以外でいない。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:27:20.74 ID:XI/0S2kO0
はい
111 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:36:18.53 ID:MPLJalsd0
俺は研究教室を隅々まで見渡したが、入間の姿は見えなかった。アイツ……まさかまたキーボか誰かを使って薬をバラ撒いてるんじゃないだろうな!?

日向「終里! 大至急入間を探すのを手伝ってくれ!! これ以上騒ぎを広げられたんじゃまた前みたいな大騒動になっちまうかもしれない!」

終里「お、おう? よく分かんねーけど分ったぜ。入間の野郎を見つけてとっちめれば良いんだな!?」

俺と終里は二手に分かれて入間を探し始めた。どこだ、あいつが行きそうな場所と言えば……!!

↓2

@やっぱり79期生の教室
Aメカ繋がりと言うことで左右田の研究教室
B同じくメカ繋がりと言うことで不二咲の研究教室
C誰かの力を借りてみる。
Dその他安価
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:38:16.42 ID:EBiWLL430
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:39:04.53 ID:CSNNkpuPO
2
114 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:47:03.32 ID:MPLJalsd0
単純な考えかもしれないが、あいつは仮にも超高校級の発明家だ。科学や物理の分野においては希望ヶ峰学園の生徒の中でも群を抜いていると言って良い大天才だ。
そんなあいつが「この分野ならアタシより上」と認めてそうな、入間と同じ科学分野の超高校級の才能を持つ奴と言えば……!!

日向「……やっぱりあいつか?」

左右田和一。俺の同期にして、ソウルフレンド。そして「超高校級のメカニック」の才能を持つ生徒。あいつなら入間の興味を引くに相応しい人物と言えるんじゃないか?
俺はそう結論づけると、駆け足で超高校級のメカニックの研究教室へと向かった。

〜〜超高校級のメカニックの研究教室〜〜

日向「左右田! いるか!?」

↓1

01〜30 で普通に左右田がいる。
31〜60 で左右田と入間がいる。
61〜90 で入間に迫られている左右田がいる。
91〜00 で狂暴化した左右田が襲い掛かってきた!!
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:47:37.87 ID:LWE/poub0
タマ
116 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:08:06.06 ID:MPLJalsd0
入間「なぁ、良いだろぉ? 報酬はちゃんと身体(肉体労働的な意味で)で払うからさぁ♡」(胸を左右田の胸板に押しつけながら)

左右田「や、やめろって! お、俺には今大切な約束をしている奴がだな……!」

入間「ちょっとだけ、ちょっとだけで良いからさぁ♪ ちょっと気が狂っちまう位気持ちよくなるだけだからさぁ♪」ギュムギュム

左右田「どう考えても危ねー薬を飲まされそうなのに落ち着けるわけねーだろ!? あとその……む、胸を押しつけるのをやめろくださいホントお願いします!!」

俺はその光景を見た瞬間、目眩がした。入間がいたのは良いが、一体何なんだこのふざけた状況は……。入間の奴、本当に節操って奴が無いんだな……。前に誰かが入間のことを「フォローのしようがない」と言っていたが、正にその通りだ。と言うか……

日向「おい入間! お前左右田に何してるんだ!!」

入間「うっげ! お節介草餅男!?」

突如として現われた俺に、入間は苦虫を噛みつぶしたような顔をした。……っていうか誰が草餅男だ!!

左右田「ひ、日向ぁ! た、助けてくれ!! こいつ女の武器全開で俺に怪しげな薬を飲ませようと迫ってくるんだよ!!」

問答無用の「現行犯」って奴だ。俺はズンズンと入間の方に歩いて行くと、辺古山や弐大に教わった護身術で左右田に迫る入間を引っぺがし、その腕を捻って床に押さえつける。

入間「い、痛たたたたたたたたた!! お、俺様の大切な腕が折れたらどうする気だこの野郎!」

日向「色々言いたいことはあるが、取りあえずお前はここで拘束させて貰うぞ。左右田! 真宮寺の研究教室から荒縄か、星の研究教室から手錠を持って来てくれ。あと出来れば体育会系の才能を持った奴の増援を頼む!!」

左右田「お、おう! 了解!!」

左右田が走って行くのを見届けて、俺は入間に幾つか質問をしていった。

日向「答えろ入間! 罪木に「動物の名前を聞くと狂暴化する薬」を渡した……いや、これじゃダメだな。「動物の名前を聞くと狂暴化する薬」を作ったのはお前だな!?」

入間「↓1」

01〜90 で入間の仕業。それ以外でなんと入間は無関係。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:14:21.98 ID:UL6wSOvmo
希望!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:17:25.85 ID:LWE/poub0
無関係かい!
119 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:21:32.15 ID:MPLJalsd0
>>117 予想と違う展開になって(コンマ神に振り回されて)私は絶望しそうです()


入間「は、はぁ!? なんだそのヤバそうな薬。俺様はンなもん知らねーぞ!?」

日向「……なんだって?」

俺は「ジロリ」と入間を睨み付けるが、入間は「ほ、本当に何も知らねーんだって! 頼むから信じてくれよぉ……!」と涙ぐんだ声で言うばかりだ。
……一体何がどうなってるんだ? 入間があの薬を作った犯人じゃないとしたら一体誰が……。

日向「……あ」

いる。もう一人だけいる。入間同様の(ベクトルは違うけど)超大天才で、自分が面白そうだと思ったことはどんな滅茶苦茶なことでもやるヤバイ奴が……!! だがそれはそれとして。

日向「……じゃあお前、左右田に何を飲ませようとしてたんだ?」

入間「↓2」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:20.63 ID:EBiWLL430
さげ
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:20.76 ID:UL6wSOvmo
踏み
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:31.50 ID:in6qwTDgO
惚れ薬
123 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:30:40.10 ID:MPLJalsd0
入間「え、ええっと……それはその……」

日向「答えない場合、お前の今までの悪行を纏めたレポートを生徒会及び学園長に提出するのも厭わないが?」

入間「ひ、ひいいいいぃいいいい! そ、その…………薬だ」(ボソッ)

日向「……は?」

入間「だから! 惚れ薬だって!! その、飲んでから見た相手にトキメキを覚えるようになる程度のもんだけど……」

……惚れ薬? 入間が? 左右田に??? ……かなり厄介な事になってくるかもしれないんだがもしかして……

日向「……お前、左右田のことが好きなのか?」

入間「↓1高コンマほどガチ。低コンマほどただのモルモット」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:32:02.37 ID:UL6wSOvmo
希望!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:34:30.78 ID:LWE/poub0
左右田やはりの扱い
126 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:39:22.62 ID:MPLJalsd0
入間「ああ゛? 誰があんなモブキャラ臭えDTを好きになるかよ! ……そりゃあメカニックとしての腕は認めてるけどよぉ……あれはねーだろ」

日向「……そうか」

左右田のソウルフレンドである俺としては何も知らない入間の発言にかなりイラっと来た部分もあるが(と言うかならなんであんな風な誘惑をしてたんだ)今回は厄介な事にならなかった分良しとしよう。
その後、左右田が真宮寺の所から持って来た荒縄で入間をギチギチに縛り上げると、左右田が連れて来た↓1と共に入間を職員室へと連行。担任の先生にタップリと搾って貰う事にした。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:39:58.95 ID:EBiWLL430
石丸
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:44:03.74 ID:LWE/poub0
雪染「また貴女ですか?」
129 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:51:37.99 ID:MPLJalsd0
石丸「全く……君は何度問題を起こせば気が済むんだ入間くん!! これで↓1(高コンマほど回数が多い)回目の厳重注意&処罰だぞ!!」

入間「ん、ンな事言ったってよぉ……。発明品は誰かに試して貰わなきゃ意味がねぇだろぉ……?」

左右田「それを嫌がってる人間に無理矢理させんなっつってんだよ!! 何の薬だか未だに分かんねーがどうせロクでもねー薬だったんだろ! 日向が来てくれてなきゃ今頃……あー、ゾッとするわマジで」

体育会系の才能では無いが、入間を職員室に連行するには丁度良い人材(石丸)を連れて来てくれたおかげで、手続きと先生への説明は非常にスムーズに済んだ。後は石丸と先生に任せてしまおう。

〜〜〜〜

左右田「いやー、マジで助かったわ。ありがとな、日向」

日向「いや、お前が無事でホントよかったよ。……さてと」

探さなければならない。罪木に凶暴化薬を飲ませた真犯人を……!!

↓3 

@誰かの力を借りる(真犯人を完全に暴く)
A罪木の様子を見に行く
B犯人がいる場所に行く(合っていた場合、解毒薬が手に入ります)
Cその他安価
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:52:40.99 ID:XI/0S2kO0
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:54:30.73 ID:EBiWLL430
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:55:47.89 ID:CSNNkpuPO
1
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:59:15.45 ID:LWE/poub0
スパクリ出た。
134 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:02:01.15 ID:MPLJalsd0
入間が大問題児で草


日向「それにてもあいつ、99回も問題を起こしてたんだな……」

左右田「ああ……なんで停学にならねぇんだろうな、マジで」

そりゃあ春川も更正を諦めるわ。俺は勿論、そういうの専門の医者だって匙を投げるかもしれない。……俺は「入間美兎」という存在の厄介さを、まだまだ欠片も理解していなかったのだ。

日向(っと、そんなことよりも今は真犯人捜しだ)

俺は考える。もう既に予想は付いているが、罪木に薬を飲ませた真犯人を絞り込むのに有力な協力者といえば……

↓2
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:03:36.86 ID:CSNNkpuPO
十神
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:04:03.22 ID:EBiWLL430
霧切
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:13:00.78 ID:in6qwTDgO
普通に妹様
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:13:42.03 ID:in6qwTDgO
容疑者は妹様か?
139 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:18:11.03 ID:MPLJalsd0
日向(……やっぱり「アイツ」だよな)

俺は左右田と別れて、とある研究教室へと向かう。希望ヶ峰学園でも1,2を争う頭のキレを持つ才能の持ち主の研究教室へと……。


〜〜超高校級の探偵(78期)の研究教室


霧切「……それで? 貴方は私に何を確認しに来たのかしら、日向先輩」

「確認」という単語からして、霧切がすでに事件の全容を掴んでいることは明らかだった。罪木に薬を飲ませた犯人が入間じゃないとすれば、こんな事をする奴は……否「出来る奴」は一人しかいないからだ。

日向「俺の推測が合っているかどうか確認したい。出来れば詳しく調査をして貰って裏付けを取ってからが良いんだけど……」

霧切「罪木さんの様子から考えて、あまり時間をかけたくないのね。良いわ。貴方の意見を聞きましょう」

そうして俺は霧切に真犯人の名前と、そのあまりにも単純な動機を話す。全て話し終えると、霧切は「まぁ、有り得るでしょうね」とコクリと頷いてくれた。……行こう。アイツがいるであろう「あの研究教室」へ……!
140 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:23:27.44 ID:MPLJalsd0

〜〜超高校級のギャルの研究教室〜〜

日向「……入るぞ、江ノ島」

俺はコンコンコンとノックをした後、江ノ島がいるであろう超高校級のギャルの研究教室へと足を踏み入れる。部屋の中はまさに「ギャルの部屋」といった雰囲気で、最近流行の服や化粧品類。ティーンズ雑誌に帽子にジュエリーの類いが所狭しと並んでいた。。
さて、肝心の部屋の主(江ノ島)は……↓1 50以上でいる。それ以外でいない。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:25:07.14 ID:XI/0S2kO0
はい
142 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:34:50.99 ID:MPLJalsd0
部屋の中に江ノ島盾子はいなかった。また人捜しの再開か……今度も長くなりそうだと俺が深い溜息を付いた時「それ」は俺の眼に入った。
それは、ギャルの部屋にはそぐわない、一個のフラスコガラスだった。中には紅くて綺麗な液体が入っていて、貼られているラベルには「解毒薬」と記されている。

俺は恐る恐るでフラスコガラスに近寄り、それを手に取ってみる。フラスコがらすの下には、置き手紙が一つ置いてあった。


『もう飽きたからご自由に使ってどうぞ、日向先輩♡』


……やはりこいつの愉快犯だったかと納得しつつ、俺は大きな溜息を付く。さて、後はこれを罪木に飲ませれば依頼の三割は完了だ。……そう、たった三割しか解決しない。……何故か。
この薬を罪木が飲んだ事と、西園寺が罪木をいじめなくなったことに、因果関係が(ほぼ)無いからだ。俺がやらなくてはいけないことは、この依頼は、まだまだ終わってはいない。
143 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:35:36.28 ID:MPLJalsd0
今日の更新はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
144 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 20:58:34.40 ID:kwufSDcR0
こんばんわ。では本日も始めて行きます。
145 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 20:59:05.26 ID:kwufSDcR0
日向(さて、とりあえずこの薬を罪木に飲ませてあの状態から元に戻してやらないと……)

このままではまともな会話が出来るかどうかも怪しいため、俺は罪木が向かった音楽室へと急ぐ。
……罪木の奴、また何かしらの切っ掛けで凶暴状態になってないと良いんだけど……

〜〜音楽室〜〜

日向「罪木! 遅くなってすまない、いるか!?」

↓1

01〜30 普通にクラシックを聴いている罪木がいた。
31〜60 赤松にピアノを聴かせて貰っている罪木がいた
61〜90 ヘッドホンやらなんやらのコードが身体にに絡まって、床に転げ回っている罪木がいた。
91〜00 罪木がいない……だと!?
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:00:42.04 ID:3nsumZOQ0
魔術
147 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 21:19:20.00 ID:kwufSDcR0
罪木「〜〜〜〜♪」

音楽室の中には、机に座ってヘッドホンでクラシックを聴いている罪木がいた。
良かった……。また持ち前のドジッ子属性を発揮してエラいことになってやしないかと、半ば心配だったんだ。

俺は罪木の方へと向かって歩いていく。罪木も俺に気がついたらしく、ヘッドホンを外して笑顔で俺を迎えた。

罪木「ひ、日向さぁん……!」

日向「安心しろ罪木。凶暴化薬の解毒剤は手に入れたぞ」

罪木「あ、あ、ありがとうございますぅうううううううううう!!」

罪木は俺に何度も何度もお礼を言いながら、解毒薬を一気に飲み干した。3分ほど経ってから、効果を確かめるべく「犬」やら「猫」やらの単語を言ってみたが、罪木の様子に変化はまるで見られない。……どうやらこの解毒薬は本物だったようだ。
俺は「ふぅ……」と安堵の溜息を付きながら、罪木に一応の質問をする。

日向「罪木、お前がこの凶暴化薬を……いや、この際「そう」だと認識してなくても良いか。怪しい薬を飲んだのは今日……どんなに早くても昨日で間違いないな?」

罪木「ひゃ、ひゃい! 今日江ノ島さんに「最新の栄養ドリンク」だって言われて……」

やはりそうだったか。と、言うか凶暴化薬を飲んだのが昨日今日じゃ無い限り、大きな矛盾が生じるのだ。なにせ、内のクラスには「西園寺'ひよ子’」という、動物の名前を冠したクラスメイトがいるのだから。流石にこれで誰も罪木の異変に気づかない方が無理がある。

日向(江ノ島の奴め……事態を複雑化させやがって……)俺は心の中で愚痴る。何せこれでようやく「本来の相談内容」に取りかかれるのだ。

日向「それじゃあ俺は改めて調べ物があるから。罪木はもう安心して好きなことをしてて良いぞ」

罪木「は、はい! あの、本当にありがとうございました!!」

罪木に改めてお礼を言われながら、俺は音楽室を出て行く。さて、ここで改めて依頼内容を確認しておこう。


罪木が持って来た相談は「最近西園寺がいじめて(構って)くれなくなった」という物。俺の当初の予想が正しければなんだが、答えはもう既に予想が付いている。
つまり俺が改めてするべき行動は……

↓2

@小泉に話しを聞きに行く
A西園寺に話しを聞きに行く
Bその他安価
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:20:51.88 ID:RWit+q2VO
1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:21:07.09 ID:R4GjauV40
150 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 21:31:51.02 ID:kwufSDcR0
今更ですが「弐大「猫」丸」もそうでしたね…… >>名前に動物の名前が入っている。


日向(やっぱりまずは直接本人に話しを聞いておくべきだろうな)

俺は超高校級の舞踊家の研究教室へと向かった……否、正確に言えば「向かおうとした」んだが、ちょっと待てよ?
豚神の話しだと、確かアイツって凶暴化した罪木から逃げ回ってたんだよな? だとしたら自分の研究教室に籠もってるって可能性は「なくもない」程度なんじゃないか?

日向「結局人捜しから始める事になるのかぁ……」

俺は死んだ魚のような目になりながら、西園寺を探し始めた。取りあえずは77期生の教室とあいつの研究教室からだな。

↓1 60以上、もしくはゾロ目で西園寺が見つかる。それ以外で見つからない。
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:34:47.13 ID:RWit+q2VO
152 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 22:19:34.11 ID:kwufSDcR0
日向「だあああっクソッ! やっぱりいないか……!」

俺は77期生の教室と西園寺の研究教室を見て回ったが、やはりというか何というか、西園寺はいなかった。
どこだ……? あいつが安心して罪木から身を隠せる場所は……”!

↓2

@小泉の部屋
A寮の西園寺の部屋
Bその他安価
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 22:20:14.27 ID:djkBMzdJ0
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 22:22:43.35 ID:R4GjauV40
155 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 22:33:46.05 ID:kwufSDcR0
「すみません、言い忘れていたんですが明日の朝は凄く早いので今日はここまでとさせて頂きます。(←ついさっきその事を思いだした馬鹿)
明日は(寝落ちしなければ9〜11半時までやれると思うので、その時によろしくお願いします。
156 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 20:44:00.58 ID:8RffxqRf0
こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
157 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 20:45:10.25 ID:8RffxqRf0
自分で言うのもなんだが一挙両得の手を思い付いた。そうだ、小泉の研究教室に行けば良いんだ。
学生寮の自分の部屋にいる可能性もあるが、あいつの信頼度的に小泉を頼る可能性は高いし、もしいなくても小泉から最近の西園寺の様子について聞き出すことが出来る。

〜〜超高校級の写真家の研究教室〜〜

日向「小泉、いるかー?」

↓2

00〜30 小泉だけがいる
31〜60 小泉と西園寺がいる
61〜90 小泉と、泣いている西園寺がいる
91〜00 何故か着替え中の小泉と西園寺の現場を目撃してしまった!!
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 20:49:53.34 ID:oZ5Y9WyV0
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 20:50:35.08 ID:gKd3G+pfO
ほい
160 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 20:57:28.09 ID:8RffxqRf0
小泉「あら、日向じゃない。どうしたの、何か用?」

研究教室にいたのは超高校級の写真家「小泉真昼」一人だけだった。当てが外れたな……西園寺なら小泉を頼ると思ってたんだが……。

日向「あ、ああ。相談窓口の依頼でな。最近西園寺の様子がどうもおかしいから調べて欲しいって依頼を受けたんだ。お前、何か知ってる事はないか?」

小泉「ひよ子ちゃんの様子が? うーん、そうねぇ…………」

小泉は大分迷うような表情で、最終的にはこう答えてくれた。

↓1

01〜30 ごめんなさい。私から言える事は何も無いわ。
31〜60 うーん、そうねぇ……。ひよ子ちゃんの様子をよく観察してれば、アンタになら分るんじゃない?
61〜90 ……あんたになら話しても良いか。実はね……。
91〜00 唐突に泣いている西園寺が部屋へとやって来た!
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 20:59:00.44 ID:PF7Mfq0x0
ぴえん
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 21:06:07.35 ID:PF7Mfq0x0
ゾロ目出したけど何かあるのかな?
163 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 21:31:45.14 ID:8RffxqRf0
0044のダブルゾロ目かぁ……ならこうしましょうか。


小泉「うーん、そうねぇ……。最近のひよ子ちゃんの様子をよく観察してれば、アンタになら分るんじゃない?」

日向「西園寺の様子を?」

小泉「ええ。まぁ、これは「アンタが鈍くなければ」の話しなんだけどさ」

俺はどう受け取るべきか迷った。「西園寺の様子をよく観察しろ」とは言われた物の、座席も研究教室も、俺と西園寺の物は離れている。観察するとなれば尾行っぽい真似をする他無いんだが……。
俺がそんなことで悩んでいた時だった。ガラガラと研究教室の扉が開き、廊下から涙ぐんだ西園寺が部屋の中へと入ってくる。

日向「さ、西園寺!?」

西園寺「…………ぐず」

小泉「ひよ子ちゃん!? どうしたの、一体何があったの!?」

小泉がすぐに駆け寄り、西園寺の涙をハンカチで拭う。

西園寺「お、おね゛ぇえええええええ!! ゲロブ……罪木が、罪木がおかしくなっちゃったよぉおおおおおおおおおお!!」

日向「あっ(察し)」

小泉「蜜柑ちゃんが? 一体何があったのか詳しく……」

西園寺が涙ぐみながら詳しい事情を小泉に説明していく中、俺はどのタイミングで話を切り出すか迷っていた。「いやそれもう解決したから」と説明途中で空気を読まずに切り込むことが出来ず、結局は西園寺の説明が終わってから「あー、ちょっと良いか?」と話に割り込むことしか出来なかった。


〜〜〜〜


小泉「なるほどね……そんな事があったんだ」

日向「ああ。ホント、江ノ島(その他諸々)には学年制別問わず全員振り回されっぱなしだよ」

俺はあの小憎たらしい超高校級のギャルの顔を思い浮かべながら言った。あいつのことだから、今頃次の厄介事を作りに取りかかっていてもおかしく……

西園寺「ね、ねぇ日向おにぃ! ってことはさ、罪木ってもう大丈夫なんだよね?!? 私の名前を呼んでも怖く……いや全然怖くなんか無かったけど! 兎に角あんな風にならないんだよね!?」

日向「ああ。解毒薬を飲み終わってから何度も動物の名前を言ってテストしたから大丈夫だと思うぞ」

俺がそう言うと、西園寺は「ほうっ……」と溜息を付いた。罪木が無事だった事に、元の罪木蜜柑に戻ったことに相当安堵したのだろう。小さな声で「よかったぁ……」と呟く声が確かに聞えた。やっぱりなんだかんだ言って、西園寺ひよ子という人物にとって罪木蜜柑とは大切な友達なんだろう。(本人は絶対に認めようとしないだろうが)

小泉「アンタも大変だったわね、お疲れ様。お茶くらいしか淹れられないけど、飲む?」

日向「労ってくれてサンキューな。でも良い、次の相談を解決しなくちゃいけないからさ」

小泉「……次の相談ってあんたがさっき言ってた「アレ」の事だよね? ひよ子ちゃんに直接聞くの?」ヒソヒソ

日向「それが一番手っ取り早いと思うんだけど……ダメか?」ヒソヒソ

小泉「うーん。ダメって訳じゃないけど、ひよ子ちゃんだからなぁ……。聞く分には構わないけど、素直に答えてくれるかどうかは保証出来ないわよ?」ヒソヒソ

西園寺「? ねぇねぇ、さっきからお兄とお姉、二人だけでなにコソコソ喋ってるのー?」

俺達の様子を訝しんだ西園寺が話に割り込んでくる。小泉が「ううん、なんでもないよ」とすぐさま切り返した。

小泉「……あのね、ひよ子ちゃん。日向が相談室の事でひよ子ちゃんに聞きたい事があるんだって」

西園寺「へ? 私に??」

小泉「そうそう! そんなわけで、私は暫くの間外に行ってるね。上手く行くかどうかは分らないけど、日向も頑張りなさいな」

西園寺「あっ! ちょっとお姉!?」

小泉はそう言ってササッと研究教室を出て行ってしまった。俺と西園寺の間に気まずい雰囲気が流れる。

西園寺「えっと……話しってなに? 日向お兄」

俺は迷った。ストレートに「最近のお前の様子がおかしい」という依頼を受けたことを素直に話して良い物か。小泉の言う通り、西園寺の事だから答えてくれないんじゃないのか。
どうする? どういう言葉ならこいつから情報を引き出せる…………?

日向「↓2」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 21:34:20.85 ID:gKd3G+pfO
さげ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 21:57:24.93 ID:oZ5Y9WyV0
最近罪木とも仲良くしてるそうだな
166 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 22:06:08.38 ID:8RffxqRf0
うーん、やっぱりストレートに聞いてもダメかもな。ここは捻って……。

日向「お前、最近罪木と仲が良いんだってな」

西園寺「は、はぁ!?」

案の定、西園寺は驚いたような、それでいて少しばかり動揺したような声と表情をした。

日向「最近アイツの事を「ゲロブタ」ってあまり言わなくなったって聞くし、使いっ走りにするのも止めたそうじゃないか。悪口の数も減ったみたいだし、さっきも本気で罪木のことを心配してたじゃ無いか。何か理由でもあるのか?」

西園寺「↓1 高コンマほど動揺する」

↓2

01〜30 な、なんでそんな事を聞く必要があるわけ!? それと、ゲロブタの事なんて全っ然心配なんてしてないから!!
31〜60 べ、別に〜? ただ「そういうの」をするのがつまんなくなったってだけだよ。
61〜90 ……お、お兄になら良いか。あの、実はね……
91〜00 ……って事なんだけど……。(事情を全部話してくれる)
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 22:06:28.57 ID:Pu5HacCxo
希望!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 22:06:50.96 ID:6mihQV0MO
素直になれ!
169 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 22:35:34.49 ID:8RffxqRf0
俺の質問に西園寺は中々の動揺を見せた後、暫く目を泳がせながら何かを真剣に考えていた。まるで一世一代の答えを告げる前のような……何か重大なことを打ち明ける前のような……そんな表情だった。

西園寺「……ひ、日向お兄になら、良いか。あの、実はね……」

日向「おう」

俺は西園寺が喋りやすいよう、なるべく相槌を打つだけに止める。

西園寺「──私ね、好きな人がいるんだ」

ここで「知ってる」とは答えない。答えた瞬間「あのデート」の詳細を全部バラさなければならなくなる。俺と「あいつ」それから七海がどんな目に合わされるか分ったもんじゃない。

日向「…………」

西園寺「そいつはね、普段は弱い自分を隠すために強がった態度をしてるんだけど、やっぱり弱い所は全然隠せて無くてさ。いくつもコンプレックスや嫌な過去を抱えてて、馬鹿で、乙女心を理解して無くて、好きなことに集中してると周りが見えなくなることもあって……」

俺は西園寺の「あいつ」に対する想いを静かに聞いていく。いつかまた、この件で協力することが出来る事があった時の為に。

西園寺「でも、でもね! 良いところも沢山あるんだよ!! 共感性が高くて、感情豊かで、仲間思いで、常識的で、自分以外の誰かの為に本気で泣ける人で、あと貞操観念もシッカリしてて……」

それは、西園寺の内から湯水のようにあふれ出す、あいつへの想いだった。……なんだろう、聞いているこっちまで誇らしくなってくるような、そんな感じがした。

西園寺「そいつがね「私に相応しい自分になる!」って言ってくれたんだ。すごいんだよ!! 最近は弐大お兄に身体を色々鍛えて貰ってるみたいだし、勉強にも前より熱が入ってるし……自分の苦手なことも克服しようって色々頑張ってるみたいでさ」

西園寺「だからね? 私も負けてられないな、頑張らなきゃなって思ったの。自分の悪いところをシッカリ直して、キチンとした「大人」にならなきゃなぁって。じゃないと大きくなったのは身体だけだって思われちゃうもん」

日向「そうか……」

やはり俺の予想は当たっていた。西園寺は「あいつ」の影響を受けて、自分なりに悪いと思った所を直そうと頑張ってたんだ。ただ、それだけだったんだ。

日向「……なぁ、西園寺」

だから、俺は最後にこれだけ聞いておいた。

西園寺「なぁに?」

日向「そいつのこと、そんなに好きか?」

西園寺は顔を真っ赤にしつつも、照れくさそうにこう答えた。

西園寺「うん、すき。大好きだよ」

そっか。と、俺は目を瞑って微笑みながら言った。

ならどんな風に報告をしても問題は無いだろう。……多少怖さは残るが、罪木と西園寺なら、前のような蟠りが減りつつあるこの二人ならば、最悪な事態に転がりはしない。……そう確信出来たから。
170 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 22:53:32.01 ID:8RffxqRf0

〜〜数日後。超高校級の相談窓口の研究教室〜〜

罪木「ふ、ふゆぅ……。そうですか、西園寺さんがそんな事を考えていたなんて……」

罪木は少々しょぼくれた様子で来客用のソファーに座っていた。その口ぶりは重く、西園寺の思いに気づかなかった自分を責めているようにも見える。

日向「ああ。あいつなりに「自分の悪いところを直そう」って頑張ってたんだ。お前も「ゲロブタ」って呼ばれて、使いっ走りにされて。事あるごとに悪口を言われて、良い感じはしなかっただろ?」

罪木「え?」

日向「え?」

罪木「……ああえっとその……! も、もちろんですよぉ! 西園寺さんが普通に話し掛けてくれるようになってとっても嬉しいですぅ!!」

「じゃあ今の間は何だ」とツッコんでやりたいが、まぁ人の趣味はそれぞれだし、触れないでおこう。うん。

日向「まぁ結論、あいつは別に何も変わってなんていなかったよ。どこまでいっても「西園寺ひよ子」のままだ。ただ少し大人に近づいたってだけだっったのさ」

俺はそう言いながら、改めて「恋」って凄いなぁ、と実感していた。「恋は人を変える」とはよく言うが、まさかここまで人に変化をもたらす物だとは。
……俺もいつか、誰かに恋をするんだろうか。その時、俺はどんな風に変わるんだろうか。少し怖いような気もするし、凄くワクワクするような気もする。……まぁ、今は取りあえずそんな予定は無いし、今まで通り学園生活を満喫していくとしよう。

罪木「日向さん。今回は本当に、本当に、本当にありがとうございましたぁ!! 二度も迷惑を掛けてしまったのに両方解決してくださるなんて、日向さんは本当に凄いですねぇ! あ、お礼と言ったらなんですけど、私のパンツでよければ要りますかぁ!?」

日向「少なくとも「今は」いらないな。そういうのはもっと互いの絆を深めあってからにしようぜ」

俺は罪木からのお礼(?)を丁重に断わり、罪木が部屋を出て行ったのを確認すると、早速今回のレポートの作成に取りかかったのだった。


Missionクリア! コマンドで「罪木に助けを求める」の難易度が下がりました!!

罪木は超高校級の保健委員なので、怪我をしたときや病気の疑いがある人がいるときに、非常に役に立ってくれます。
ただし、残姉どうようドジッ子属性でもあるので、予想もしないところで−補正の餌食になってしまうかもしれません。
171 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 23:01:15.17 ID:8RffxqRf0
日向「なぁ七海」

七海「なぁに? 日向くん」

日向「よくリメイク作品や移植作品で昔のゲームを今のハードで遊べるようにしたりするだろ? その時に昔はあったのに今は無い……或いはその逆なことってあるじゃないか。お前はそういうのってどう思う?」

七海「うーん、そうだなぁ……。以前は出来た物が出来なくなる、新しい物に変わるっていうのは確かに寂しいけど……。その分「今」の作品が良くなってるならそれで良いんじゃないかな。何度も何度もリメイクされるって事は、その作品がそれだけ人気が高いって証拠だしね」

日向「来年発売のペ○ソナ3■Reもどういう仕組みになってることやらなぁ……」

七海「それは十神くんに期待しようか」


コンコンコン!


日向「おっと、依頼人か? はーいどうぞ!!」

失礼します「↓2」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:02:11.79 ID:oZ5Y9WyV0
ゴン太
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:02:33.67 ID:ieP6+2AQO
アンジー
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:02:46.61 ID:QU+dHR8v0
いるま
175 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 23:14:30.79 ID:8RffxqRf0
アンジー「ヤホヤホー! 神様が「悩み事があるならここに相談するが良い」って言ったから来てみたよー!」

七海「ヤホヤホー」

日向「夜長か。入間の動物変化薬事件依頼だな」

79期生 夜長アンジー 「とある島」出身の不思議な少女。『島の神さま』がいつも隣にいると言い、その信仰心は厚い。
絵画も彫刻も手がけるが、アンジー自身は「神さまに体を貸しているだけなので、実際に創作をやっているのは神さま」と語っている。
ポジティブかつマイペースな性格で、「不思議ミラクル」「ぐっばいなら」など、独特な日本語を駆使する。
絵を見せる代わりに血を捧げるイケニエになるよう求めたり、神の声を代弁したりといった奇妙な一面も持ち合わせている。

七海「それじゃあ私は今からタルタロスで死神を狩ってきまーす!」

日向「朝御飯までには戻れよー」

七海「はーい!」

こうしていつも通り、俺達なりの奇妙な会話を終えると、俺は夜長に来客用のソファーに座るよう促す。

日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」

アンジー「もちもちー! 実はねー↓2」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:15:45.96 ID:ieP6+2AQO
さげ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:16:15.97 ID:oZ5Y9WyV0
いつも着てる白ビキニ?が盗まれた
178 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 23:29:18.46 ID:8RffxqRf0
アンジー「アンジーがいつも来てる白ビキニが盗まれちゃったんだよー!」

初っぱなから頭を抱えるのはこれで何度目だろうな。と俺は思いながら「夢野の時もそうだったけど、そう言うのはまず警察に相談しに行けよ……」と内心で愚痴る。

アンジー「これは許されざる行為だよー! おかげでアンジーは前の一回り小さなビキニを着る羽目になっちゃったんだからー!!」

日向「は?」

そう言ってアンジーの胸元を見てみると、確かにビキニのサイズが普段よりも小さく見える。一言で言うならその……中身が少し溢れそうだった。

日向「あー、そうか。それは大変だな」

アンジー「でしょでしょー!? だから創には犯人捜しを手伝って欲しいんだー! もしアンジーのビキニを無事に取り返すことが出来たらとっておきのご褒美をあげちゃうよー!!」

とっておきのご褒美がなんなのかについては多少気になるが、前提として確かめておかなくてはいけないことが幾つかある。

日向「捜査を始める前にちょっと聞きたい事が幾つかあるんだが、良いか?」

アンジー「良いよー!!」

日向「じゃあまず始めに……。どうしてその白ビキニが「盗まれた」って分ったんだ? 普通「無くなっちゃった(盗難の可能性あり)」じゃないのか? それと、一回り小さなビキニを着る羽目になったって言ってたけどその……予備は無いのかよ」

アンジー「↓1盗まれた件について ↓2予備の件について」

今回はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:33:58.03 ID:PF7Mfq0x0
何か手紙が部屋にあって読んでみると「アンジーへ 今日お前の部屋にある下着とビキニは貰った。グフフグフフ」って書いてあって調べたらホントに無かったんだよー。
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/13(水) 23:52:25.90 ID:PF7Mfq0x0
学園側の発注ミスで一回り大きいのが来たから返却したばかりで次の予備が来るのは3日後なんだ。
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