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日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/24(日) 23:27:30.03 ID:5qWZAzWDO
- あ
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 18:32:25.73 ID:TfHHdTPxO
- 百田は入院中で遊べないの?
- 601 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:10:17.27 ID:4iMSsH/A0
- こんばんわ。>>1です。今日も始めて行こう……と、思うのですが、少しルールを改正します。
・一日に付き、誘えるのは一人まで。
というルールを定めていましたが「このままだと絆イベントを見られないキャラが多くなりそう」と判断し
・一日に付く、誘えるのは三人まで。
に訂正させて頂きます。こちらの予測&計算が足らなかった結果です。本当に申し訳ございませんでした。
それでは改めて、本日もよろしくお願いします。
>>600 いいえ、選べます。
- 602 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:11:15.21 ID:4iMSsH/A0
- 03 全く怖がってくれなかった。それどころか……
日向(フランケンシュタイン)「ヴ、ヴオオオ、ヴォオオオオオオオ……」
園児A「? ねえねえ、あのお兄ちゃん何してるの?」
園児B「お化けには全く見えないし……。変質者の変装とか?」
園児C「しっ! お兄ちゃんなりに私達を怖がらせようとしてくれてるんだから、そんなこと言っちゃダメだよ!!」
日向(フランケンシュタイン)「ヴ、ヴォアアアアアアアアアアアアアアア!!(ヤケクソ)」
園児達「ウワー! ヘンシツシャガオコッター、ニゲロー!!」
〜〜肝試し大会終了後〜〜
日向「…………」
春川「…………」
日向「…………なんか言ってくれよ」
春川「……その、ごめん。……アンタがここまで演技が下手だとは思わなかったから……」
日向「ハハッ……。俺、小学生から中学生まで、演劇会でずっと強制的に裏方をやらさせてたんだ……。一体なんでなんだろうって疑問に思ってたんだけど……こういう事だったんだな……」
俺は春川に慰めて貰いつつ、参加者に配られるカップかき氷を食べていた。イチゴ味の筈なのに、何故だかしょっぱい味がした。
春川さんの手伝いをした! 春川さんとの絆レベルが上がった!!
- 603 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:11:59.67 ID:4iMSsH/A0
- 〜〜夏休み5日目〜〜
お祭り、海水浴、キャンプに旅行……。いざこうしてイベントを並べてみると夏休みに出来る事って沢山あるよな。
でも俺は毎日を無計画に過ごすだけだ。何故って? それは──
さて、今日は何をしようか↓2
- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:13:19.62 ID:2k+nNI7xO
- さげ
- 605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:13:27.29 ID:Jng+pSU30
- 終里とタッグで大食いバトル
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:13:54.99 ID:fpP3qDCJ0
- 七海と駄菓子屋でゲーム三昧。
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:14:04.46 ID:GUSFdkTG0
- 七海とソニアと終里が海に行きたいって言ったので一緒に行った。
- 608 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:26:37.67 ID:4iMSsH/A0
- それは、俺が昼飯を求めて、某ゴ○ーちゃんみたく街を練り歩いていた時だった。
終里「おっ! 日向じゃねぇか!! 丁度良い、ちょっと面貸せよ!!」
日向「終里?」
と、どこぞのヤンキーみたいな口調で、唐突に終里に話しかけられる。なんだか嫌な予感がしたのだが、一応ついて行ってみると……。
〜〜タッグ大食いバトル、優勝者には賞金二万円〜〜
というポスターがデカデカと張られたカレー専門店があった。
終里「最初は俺一人で戦ろうとしたんだけどよ、店主が「タッグじゃないと認められない」とか訳分かんねぇ事言いやがってさ。頼む、少しだけつき合ってくれよ。腹は空いたし金は欲しいし丁度良いじゃねぇか!!」
カレー……カレーか……。確かに店から漂ってくるこの香りを嗅いでいると、どうしてもカレーが食べたくなってくるな。しかし大食いバトルか……終里の実力は確かに凄いが、歴戦のフードファイターのそれに通じるのだろうか……。
それに、相手は組んでくる相手も当然フードファイターだろう。……勝ち目、薄いんじゃないか?
だが終里は道理を説得してもそうそう納得するような奴じゃない。……仕方ない。参加料金だけ払う覚悟で腹をくくるか!!
↓1 95以上で勝利
- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:27:41.89 ID:eFkc3bsgO
- あ
- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:29:12.67 ID:GUSFdkTG0
- 惜しいのよ。
- 611 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:34:52.69 ID:4iMSsH/A0
- 89 大健闘だがあと一歩及ばず。
終里「だぁああああっ! クッソ負けたぁあああああああああ!!!」
日向「い、いや。十分健闘した方だと思うぞ……。ウップ」
終里メインの俺がサポートという感じで超々巨大カツカレーを順調に食べ進めていった俺達だが、優勝者のフードファイタータッグにあと一歩及ばず、結果は2位となってしまった。
参加賞として5000円を支払う羽目になってしまったが、副賞としてこの店専用の割引券を大量に入手出来たので、終里の機嫌はそこまで悪くならなかった。
終里とフードファイトに参加した! 終里との絆レベルが少し上がった!!
- 612 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:38:02.93 ID:4iMSsH/A0
- 〜〜夏休み6日目〜〜
昨日終里とあれだけ大量にカレーを食ったはずなのに、十時間以上間が開くとやはり腹が減ってくる。夏の食事の定番といえば素麺と西瓜だが、ことしはまだどっちも喰ってないなぁ……。
さて、今日は何をして過ごそうか↓2
- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:39:13.05 ID:GUSFdkTG0
- 七海とソニアと一緒に花村主催の料理教室に参加した。作る料理はロールキャベツ。
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:39:16.15 ID:hts7jo8iO
- 葉隠の怪しい商売のサクラになる
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:40:22.63 ID:fpP3qDCJ0
- 七海と駄菓子屋に行く
- 616 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:42:15.57 ID:4iMSsH/A0
- >>614 了解しましたが「怪しい商売」が何かまで書き込んでください(全く思い付かない。葉隠れにセミナーが出来るとは思えないし)
- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 21:48:02.85 ID:+ezydbJMO
- >>616
ID変わってるけど>>614本人です
無難に健康食品の実演販売でいいんじゃないでしょうか
占いパワーを吹き込んだ倍額のタコ焼き食べると元気出るみたいな
- 618 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 21:59:03.57 ID:4iMSsH/A0
- ……唐突に思う。俺は何故こんな事をしてしまっているのだろう。「相談があるんだべ!!」と頼み込まれてしまったからか? せめて相手は選ぶべきだったんじゃないのか??
葉隠「さぁさぁ、こちら、俺っち自慢の自家栽培(大嘘)西瓜だべ!! ただの西瓜じゃねぇべよ? 超高校級の占い師の俺が、毎日毎日占いパワーを注ぎ込んで丹念に作った、名付けて「ミラクル西瓜」だべ!! 一口食べるとあら不思議! 元気がモリモリ沸いてくる!! さぁさぁそこのお兄さん! 今回は特別大サービス! ちょっくら食べてみてくんな!!」
日向「ウワー、スゴーイ。ゲンキガカラダジュウニミチテキタゾー」
俺は商店街の隅っこで、葉隠の依頼を受けて所謂「サクラ」をやっていた。……いや、普通に西瓜は美味いけど、どう考えてもこれに不思議な力が宿っているとは思えない。つーか他の西瓜より種が多くて食いづらい気すらするし。
↓1 高コンマほど売り上げが伸びる(日向の演技下手により補正−20)
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:00:56.63 ID:Jng+pSU30
- ぬ
- 620 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 22:06:46.34 ID:4iMSsH/A0
- 43 まぁギリギリ期待値は売れた。
葉隠「ふぅ……。まぁこんなもんだべな。お疲れだべ日向っち!」
日向「……おう」
夏休みの一日を無為に過ごしたんじゃないかという想いに駆られながら、俺は「今日は超特別に俺が奢ってやるべ!」と、葉隠れがそこらのドラックストアで買って来た炭酸飲料を飲んでいた。
なんだろう……。この炭酸飲料に罪は無いのに凄く味気なく感じる。
葉隠「これで今月の借金の返済は何とかギリギリで間に合いそうだべ! ありがとな、日向っち!!」
肩を組んで笑顔でそう言ってくる葉隠れの様子を見て「……まぁ、人助けになったなら良いか」と、俺は溜飲を下げたのだった。
- 621 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 22:10:44.32 ID:4iMSsH/A0
- 〜〜夏休み7日目〜〜
そう言えば、子供の頃ってよくもまぁ飽きもせず毎日外で遊べたよな。と、高校生になった今だから思う。外でやれる遊びって言ったら鬼ごっこに隠れんぼに石投げに……。あれ? 友達がいれば結構あるな? 一人だと空しい遊びが多いけど。
さて、今日は何をしようか↓2
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:10:54.46 ID:Jng+pSU30
- 九頭竜と和一と猫丸でトレーニング
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:11:39.33 ID:fpP3qDCJ0
- 七海と駄菓子屋に行く
- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:11:39.45 ID:GUSFdkTG0
- 七海とソニアと一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 625 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 22:45:41.46 ID:4iMSsH/A0
- 33のゾロ目かぁ……よし、こうしよう。
七海「あ、来た来た。おーい日向くーん!!」
日向「七海、遅れてすまない!」
俺は七海と一緒にとある横町と鐘で有名な某K市に来ていた。前日に七海から「どうしても行ってみたい駄菓子屋さんがあるんだけど……。良かったら一緒に行かない?」とお誘いを受けたのだ。
当然即OKした俺は、昨日のサクラの事など完全に忘れ、喜び勇んで今日という日を迎えた。
七海「ううん。私も今来たところだから……じゃあ行こっか。ここからだと「名所巡りバス」っていうのに乗るのが一番速いのかな?」
日向「ああ。……折角朝早く来たんだから、他の場所もゆっくり観光していこう」
俺の言葉に七海は「うん」と微笑ましく頷くと「名所巡りバス」と書かれたバス停でバスが来るのを待った。
〜〜数十分後〜〜
七海「おおお! これが伝説の……」
日向「流石に伝説になるほど有名なとこじゃないとは思うけど……。なんていうかうん、風情があって良い所だよな」
「蔵造りの街」としても有名なこのK市は、その貴重な歴史遺産を守る為、街ぐるみで色んな活動をしている。……日本最大規模と言われる「菓子屋横町」もその一つだ。
七海「ねぇねぇ日向くん! 早く、早く行こうよ!!」
七海が俺の手をギュッと掴んでグイグイと前に引っ張る。おいおい、そんなに慌てるなって。そんなに急がずとも駄菓子屋は逃げな……
〜〜更に数十分後〜〜
七海「…………」
日向(……いやまぁ、こんなこったろうとは思ってたけどさ)
俺は七海がとある駄菓子屋の中に置いてある、ボロッちい昭和生まれのレトロゲームに夢中になっているのを、適当な駄菓子を買って食べながら見ていた。
昔は駄菓子屋にこういうゲームが置いてあるのが当り前だった──とは聞いた事があるけど、まさかまだ現存している機種がある駄菓子屋があったとは。七海の目当ても十中八九「これ」だろう。
……なんだろう。なんというかもっとこう、今までになかったようなイベントを心の中で期待していた俺がいることに、俺は気づいていた。
──くん
折角観光都市に来たんだし、もっとこう、七海と色んな所を……。
七海「日向くん!」
日向「うおっ! 七海!?」
七海「どうしたの? さっきからボーッとしちゃって……。何か考え事かな?」
俺視点で唐突に目の前に現われた七海に、俺は飛び上がるぐらい驚いた。滅多にやれないレアなゲームを「あの」七海が一時間足らずで切り上げただって……!? 俺はその事実が信じられず、頬を抓ってみるが、ただ痛いだけだった。……夢じゃないのか。
七海「今日は色んな所に行くんでしょ? さ、お土産の駄菓子を買って、早く次の場所に行こうよ!」
日向「あ! お、おい!」
そう言って再び俺と手を繋ぐ七海に導かれるように、俺達は色んな場所を巡った。蔵造りの街を練り歩いたり、縁結びと厄除けで有名な神社にお参りに行ったり、テレビや雑誌で何度も紹介されている有名な甘味屋であんみつに舌鼓を打ったりと……兎に角色々だ。
──それだけ色んな所を巡れば、時が過ぎるのも当然早く……。気づけば夕方になっていた。
名残惜しい──そんな気持ちを抱えながら、七海と一緒に駅へと向かう。
七海「んー! 今日は楽しかったぁ!! また一緒にどこかに遊びに行こうよ!!」
日向「……ああ」
そうだ。名残惜しんでる場合じゃない。今度は俺の方から七海を遊びに誘ってみようと決意しながら、俺達はK市を後にしたのだった。
(ゾロ目だったので話しを長くしました)
- 626 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 22:49:18.37 ID:4iMSsH/A0
- 〜〜夏休み7日目〜〜
夏休みも一週間が過ぎた。そう言うと「まだまだ休みがあるじゃん」と感じる人もいるし「もう一週間も経ったのか」と感じる人もいるだろう。
俺? 俺は特に何も感じないな。兎に角、毎日をちゃんと楽しんで過ごすだけだ。
さて、今日は何をしようか↓2
- 627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:50:35.38 ID:GUSFdkTG0
- 七海とソニアと一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:50:44.34 ID:Jng+pSU30
- >>622
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:51:00.10 ID:GUSFdkTG0
- 七海とソニアと一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:53:30.24 ID:Q6rvxh890
- 複数人洗濯ダメなんじゃないの
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:54:46.93 ID:GUSFdkTG0
- 3人までオッケーって改正されたよ。
- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 22:58:24.56 ID:Q6rvxh890
- あらそれはすみません
- 633 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 23:05:27.03 ID:4iMSsH/A0
- 日向「ぐ、ぐぉおおおおおおおおおお!!」
俺は炎天下の中、海辺の砂浜で、車のタイヤを腰に括り付けた縄で引っ張っていた。何をしているのかと聞かれれば、苦行(トレーニング)と答える他無い。
九頭龍「う、ぉらあああああああああああああ!!」
弐大「もっと、もっとじゃ! もっと足腰に力を溜めて、一歩一歩を踏み出すんじゃあ!!」
その苦行に参加しているのは俺だけじゃない。俺と同じく、興味本位で付いてきた九頭龍(後悔はしていないと言い張っている)と、夏休み前から弐大に特訓を付けて貰っているというあいつ──
左右田「ど、らぁあああああああああああああああああ!!」
左右田の三人で、弐大にトレーニングを付けて貰っていたのだ。車のタイヤ引きなんてやった事もなかったが、これは確かに滅茶苦茶キツい。砂に足を取られてしっかり一歩一歩足を踏み込まないと前に進めないし、ただでさえタイヤが重いのだ。
炎天下の中と言う事もあり、気力と体力のゲージがゴリゴリと削られていく。弐大が「熱中症には要注意じゃあああああああああ!!」と、特製のスポーツ飲料を渡してくれるから熱中症になる心配はなさそうなのだが、これをあと〜〜qやれって……それもうプロのトレーニングとほぼ変わらないんじゃないのか?
日向(それにしても……)
左右田の奴、あの日から弐大にトレーニングを付けて貰ってるだけあって、気合も熱意ももの凄い。「これがあの左右田か?」と事情を知らなかった場合、俺はひっくり返るほど驚いただろう。
↓1 これまでの左右田の特訓の成果(補正値+10)
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:07:12.97 ID:2k+nNI7xO
- あ
- 635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:07:14.16 ID:Jng+pSU30
- ぬ
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:07:19.66 ID:GUSFdkTG0
- パワーアップ
- 637 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 23:14:43.41 ID:4iMSsH/A0
- 97+10=107 ホント誰だこいつ状態。左右田の筋力ステータスを底上げします。
左右田「まだまだぁあああああああああああああ!!」
九頭龍「うおっ!?(な、なんだアイツ……こんなに根性のある奴だったか!?)」
俺達の先頭を勢いよく突っ走る左右田に、案の定九頭龍は驚いている。毎日毎日コツコツと積み上げてきた特訓の成果が現われているのか、左右田は前より一回りも二回りも大きく見えた。
……これは、俺も負けていられないな!!
日向「だりゃああああああああああああああ!!」
九頭龍「お、らぁああああああああああああ!!」
俺と九頭龍にも、男の意地って奴がある。負けじとばかりに左右田を追走するが──
↓1 日向の成果(補正値+20)
↓2 九頭龍の成果(補正値無し)
- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:15:02.36 ID:fpP3qDCJ0
- あ
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:15:48.73 ID:Jng+pSU30
- ぬ
- 640 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 23:28:03.94 ID:4iMSsH/A0
- 日向「はぁっ……はあっ……はあっ……!!」
弐大が決めたゴールに辿り着いた順番は、左右田がダントツの1位。九頭龍は最初は砂に手間取っていたが、どうやら「コツ」を掴んだらしく、2位。俺はと言えば砂浜を走る感覚を掴むので精一杯で、目標タイムギリギリといった3位だった。
弐大「よし、では各自マッサージを行ない、その後30分休憩じゃあ!!」
弐大の宣言と共に、俺達は腰に巻いた荒縄を外し、自由の身になる。……さっきまでタイヤを引きずっていたからか、身体がもの凄く軽く感じた。今ならどこまでも走っていけそうだ。
左右田「ふぅ……ふぅ……」
九頭龍「左右田……テメェ一体何があった? 勉強はかなり出来る奴だって事は俺でも知ってたが、運動はそこまで得意じゃ無かった筈だろ。……この数ヶ月でテメェに何があったんだ?」
九頭龍が、数ヶ月前とは別人と言っても過言では無い体力を身につけた左右田に問いかけるが、左右田は答えない……。と、言うより返答に困っているようだった。
左右田「あー……なんていうか、その……」
暫く間を置いてから、左右田はこう答える。
左右田「──誓ったんだよ。心も身体も、絶対に前より強ぇ俺になってやるってな」
- 641 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 23:29:15.73 ID:4iMSsH/A0
- 左右田との絆が一定値に達しました。
──キャラシナリオ──左右田和一編を開始します。
- 642 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/25(月) 23:30:04.31 ID:4iMSsH/A0
- と、言うわけで今回はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/25(月) 23:31:35.34 ID:Jng+pSU30
- 乙かれー
- 644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 00:13:51.04 ID:bJ8ZOjJ30
- こういう感じになるのか
なら誰か1人に集中させた方がいいのかな?
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 06:57:03.26 ID:qQ/8ghkh0
- 3人まで選べるのだから3人まで選んでこなせば回転率は一人よりは上がるはず。
- 646 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 09:55:42.19 ID:vgyi98Ic0
- 凄く半端な時間ですが、今これをやっとかないと夜の更新が遅速になる事間違い無しなので投下。
- 647 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 09:56:59.89 ID:vgyi98Ic0
-
キャラシナリオ 左右田和一 ──嘗ての恋と、今の恋──
左右田「なぁ日向、今ちょっと良いか?」
弐大がやってくれている特訓の昼休憩中、海の家で焼きそばを食い終わった俺に、左右田が話しかけてきた。「何だ?」と声を返すと、どうやら二人っきりで話したい事があるらしい。
左右田曰く『相談』の延長線とやららしいのだが……。兎に角、俺は左右田の後に続いて行き、適当な堤防の上に腰掛ける。
左右田「ふぅ……。いやー、今日もあっちいなぁ……」
日向「ああ。弐大じゃないが、熱中症には十分注意しないとな」
俺は弐大から受け取ったドリンクをゴクゴクと口に運びつつ、左右田の言葉の続きを待つ。その様は「言葉に迷っている」と言うより「言うのを躊躇っている」様に感じた。
左右田「あー……。前に相談した時のこと覚えてるか? 俺が「誰でも良いから可愛い女の子とデートがしたい」ってバカみたいな依頼をした時の事だよ」
左右田は不安そうに言うが、当然忘れるわけがない。なにせあれが俺の──『超高校級の相談窓口』としての初仕事だったんだから。
左右田「お前と七海に見守って貰いながら、小泉と西園寺と……その、デートって奴をしてさ。ふれあい広場で動物と戯れて、花村特製の綺麗なゼリーを喰って、室内レジャープールで思いっきり遊んで、夢野のマジックショーを見て……。んで、デートの最後に西園寺に告白されてさ」
日向「ああ、そうだった……。らしいな」
左右田は懐かしむように目を細めるが、まだその「デート」から数ヶ月と経っていない。しかし左右田の中ではもう随分と昔の事のように感じているらしかった。
左右田「……そん時は内心メッチャ動揺してたんだけど……スゲー嬉しかったんだ。それまで西園寺の事なんて、小生意気なクソガキ……だったのは、一年前か。兎に角生意気で、可愛くて綺麗なのに可愛げのない精神年齢小学生野郎──位にしか見てなかったのにさ。告られた瞬間こう、心臓がドキンと高鳴ってさ」
左右田はただ淡々と言葉を紡いでゆく。自分の中からあふれ出そうとする言葉を噛み砕き、分かりやすいようにして俺へと伝えてくる。
左右田「……自分の中で整理を付けるために「今度こそ」失敗しないために「俺が強くなるまで待っててくれ」なんてふざけた事言って返事を保留にしちまったんだけどよ。告られた日からもうこう……アイツの事がスゲー気になるッつーか、か、可愛く見えて仕方ねぇっつーか……」
……あ、これもしかして惚気られる流れか? だったら俺は暫くの間相槌マシーンになってやる気満々だぞこの野郎。
左右田「授業中に眼が合った時なんて「ふふっ」って嬉しそうに微笑んでくるし、食堂じゃあ近くの席に陣取る事が多くなったし、なんだかんだ理由を付けて、ふ、二人っきりで買い物に出かける事になった時とかにこう、キュッって感じで俺の服の裾を掴んで上目遣いしてきたりさ……」
日向「ソッカー」
左右田「その度に、胸はドキドキ高鳴るし、心臓はバクバクウルセーし……。楽しい、嬉しい、って気持ちで心の中がいっぱいになるんだけどさ」
日向「ウンウン」
左右田「……その度に思い出すんだよ。ソニアさんの事を」
日向「…………」
一気に陰鬱な表情になった左右田を見て、俺はマシーンから一人の人間に戻った。どうやら「相談」はここからが本番らしい。
- 648 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 10:00:20.65 ID:vgyi98Ic0
-
左右田「ソニアさんにこっぴどく振られて、クラスの女子全員を巻き込んだ大暴走をして、そこまでしてようやく視野が広くなった……。いや、俺の場合は「正常に戻った」ってのが正しいのか? 色んな物が見えてきてさ」
左右田は懺悔でもするかのように頭を垂れて、言葉を紡ぎ続ける。
左右田「思い出すんだよ。相手の気持ちを、何をして欲しいのか、何を求めているのかを考えもせずに毎日のようにアタックしてたあの頃を」
……そうだ。左右田がソニアに振られたのだって、そう前の事じゃない。そもそもこいつは「ソニアに振られて傷心していた」タイミングで俺の研究教室に尋ねて来たんだから。
左右田「思い出す度に思うんだよ。「バカじゃねーのかこいつ」って」
自分にイラついて仕方が無い、といった具合に、左右田は言葉尻を強くする。その右手が、痛いぐらいに強く握られていた。
左右田「自分勝手に一目惚れして、自分勝手に相手の事を自分の都合の良いように考えて、自分勝手に仲が良い田中に牙剥いてさ。トンでもねぇDQN野郎だったんじゃねぇかって分かるようになってよ」
日向「…………」
俺は何も言わなかった。下手なフォローもしなかった。言葉遣いは少しアレだが、左右田の言っている事は概ね事実でもあるからだ。実際、俺の研究教室が完成する前に「左右田を何とかしてくれないか」とソニアに相談を受けた事がある。
左右田「……だからその……怖いんだよ」
日向「……何がだ?」
左右田「……また俺が相手の……西園寺の事を自分に都合が良いように考えてるんじゃねぇかってよ」
左右田は静かに目を閉じて、今まで誰にも言えなかった想いを吐露し続ける。
左右田「……確かにまだまだガキっぽくて未熟なところは沢山あるけどさ、あいつ(西園寺)は本当にスゲー奴なんだ。この前始めてあいつの「西園寺流日本舞踊」って奴を動画で見たんだけどさ……。もうなんていうか凄く……兎に角凄くてよ」
左右田「俺風に言うなら少しも無駄なところがない超精密機械? 超精密機械なのに超ド派手な演出や細かい気配り、アドリブが出来る日本人形──って言い方じゃあいつに失礼か? 兎に角「ああ、そりゃ超高校級だわな」って納得しかさせられないそれでさ」
確かに俺も西園寺の日本舞踊は見た事があるが──アレは本当に凄かった。普段の「西園寺ひよ子」からは考えられないような、正しく「美しい舞」だった。
左右田「……そんな西園寺に、俺みたいな奴が近づいて良いのか? また前みたいに勝手な事を、余計な事を考えて、実行して、あいつを不快にさせたり傷つけたりするんじゃねぇか?」
日向「……左右田」
左右田「……強くなりたい、あいつに相応しくなりたい、って言ったのは嘘じゃねぇけど……ある種の逃げでもあってさ。こんだけ実績があれば、世間一般で言う「良い男」って奴になれれば、少しはあいつに相応しくなれるんじゃねーか? って低俗な考えでよ」
誰にも言えなかった、誰にも聞かせられなかった想いを、心の奥底を、左右田は今俺に見せてくれている。……それがどれだけ勇気の要る事かは、嫌でも理解出来た。
左右田「俺はまだまだ道理も世間も知らねぇガキで、自分の事だけで精一杯で、大切な人のために何かしようと思っても一人じゃ全然何も出来なくて……。こんなどうしようもねぇ俺を「好きだ」って言ってくれた女一人守る力もなくて、それどころか逆に傷つけちまう可能性すらあるような奴で……」
日向「…………」
左右田「──なぁ日向。俺、ちゃんと成長出来てんのかな? ソニアさんにあんだけ迷惑掛けた俺が、高三にもなってようやく「相手の気持ち」って奴を真剣に考えれるようになった俺が、西園寺の傍にいられるような男になれんのかな」
日向「……↓1 2 3」
↓3までの意見を統合して、作者が上手い具合に纏めます。
- 649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 10:45:41.17 ID:lQ9cy3ibO
- それを決めるのは俺じゃなくて西園寺だ
それにそうやって悩めるならもうお前は立派な漢だよ!
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 10:52:37.13 ID:trhk7Ypuo
- お前が悩むことは間違いじゃない
だけど西園寺の事も信じてやれ
あいつはお前を信じているぞ
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 12:24:58.19 ID:XDdmFApLO
- なってるさ お前は弱い自分を無かった事にしないだろ
どっかのバカは弱い自分が大嫌いで超高校級と釣り合う為ならそれまでの過去を無くしても構わない奴だった 友達との思い出含めてな
そんなバカを七海は引っ叩いて尻餅ついたとこを上乗りになって泣きながら止めてくれた
どんなに弱い自分でもそれを覚えて向き合い続ける お前のような奴だから友達も恋人も大切にできるんだ
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 18:10:44.46 ID:3tLB788DO
- ヒロインがいつのまにか塩に殺されてる事もあるの?
- 653 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 20:50:16.59 ID:vgyi98Ic0
- こんばんわ。少し早いですが始めて行きます。
>>652 流石にそんな非情極まりない展開はありません。
- 654 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 20:51:53.20 ID:vgyi98Ic0
-
日向「……それを決めるのは俺じゃない、西園寺だろ」
それはあくまで、左右田と西園寺の問題だ。左右田(少年)と西園寺(少女)の関係だ。第三者である俺が聞いて、何かを答えたところで、そこに価値など無いに等しい。
左右田「……そっかそうだよn「それを前提で言うぞ」あん?」
それでも、俺は言葉にしたい。左右田同様、自分の心の中に湧き出した想いを、俺を大切な友達(ソウルフレンド)と呼んでくれるこいつに伝えたい。そうやって大切な人の為に悩み、苦しむ事は。その痛みは、絶対に間違いじゃない筈だから。
日向「『西園寺の傍にいられるような男になれんのか?』だって? んなもんとっくになってるに決まってるだろ。お前は弱い自分を無かった事にしなかった。悩んだり苦しんだり、努力する事を放棄したりしなかった。こう言っちゃアレだけど、ソニアでやらかした失敗をちゃんと活かせてるじゃないか」
……それに比べてどっかのバカは。弱い自分が大っ嫌いで、超高校級と釣り合う為ならそれまでの過去を無くしても構わない奴で、家族や大切な友達との思い出なんかも纏めて捨てちまえるような非情になりきってるつもりのクソガキで……。
そんなバカを七海が、みんなが引っ叩いて止めてくれた。……ああ、今こそ言おう。あの時七海が言ってくれたあの言葉を──
日向「──今お前に出来る一番大切な事は「自分を信じてやる」事だと思う」
左右田「自分を、信じる……?」
日向「ああ。西園寺を笑顔に……世界一幸せに出来る男になれるって信じるんだ。じゃないとどんなに努力しても、どんだけ「良い男」って奴になっても、ただ空しいだけさ」
才能に固執して、意固地になって凝り固まっていたどこかのバカにに、七海はそう言ってくれた。(正確には『自分を信じてあげる事だよ』以外違うが)ただ選ぶだけじゃ出来ない「未来」を左右田は今、必死になって「創」ろうとしているんだ。
日向「それと、西園寺の事もな。あいつはお前を、お前の言葉を信じて、今も待ってると思うぞ」
左右田「…………」
左右田があの時、あの場所で西園寺に誓った宣誓を、俺は忘れない。たまらなく格好良く見えた、俺の親友の宣誓を。それを信じて待っていると言った、西園寺の言葉を。
日向「だから……」
左右田「……ハハッ」
左右田は思わず、といった風に笑った。──その顔に、もう陰りや憂いは見えない。
左右田「そうだよな……! 不安も悩みも全部抱えて、それでも自分を信じて今を生きて……。『理想の未来』って奴を創り続けるっきゃねぇんだよな!!」
日向「ああ。俺達は結局、そうやって生きていくしかないのさ」
俺の一歩も二歩も先を進んでいる左右田に。俺の大切な友達に相応しい自分になれるように頑張るのだと、俺は心の中でコッソリと誓った。
左右田「ッつしゃあ! 午後のトレーニングも気合入れて頑張ろうぜ、日向!!」
日向「ああ。午後は海で水練だったな。タイヤ引きじゃあ遅れを取ったが、水練なら俺も自信があるぞ。なにせ、手加減してくれてたとはいえ、あの朝日奈にあと一歩の所まで迫ったんだからな!」
俺達は笑い合いながら、海へと続く階段を降りてゆく。──自分を信じて、頑張って鍛えて、よりよい未来を創り続けるために。
左右田のキャラクエストをクリアしました! 左右田に助けを求めるの難易度が更に下がりました!! 左右田のパンツを手に入れました!!
- 655 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 20:52:30.68 ID:vgyi98Ic0
- 〜〜夏休み8日目〜〜
ウゴゴゴゴ……! き、昨日のトレーニングで張り切りすぎたせいか、身体中が痛い……!!
全身が筋肉痛とはこういう事かと実感しながら、俺は痛みを感じる場所に次々と湿布を貼っていく。……最近運動不足だったし、弐大のトレーニング、俺も受けた方が良いかなぁ……?
さて、今日は何をしようか↓2
- 656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 20:57:30.26 ID:tIsQ97AOO
- さげ
- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 20:57:37.73 ID:iB2bbgim0
- 最原が解決した難事件の後始末
盗難下着100枚を女性に返却するアルバイト(叔父さんが払う)
葉隠とむくろも一緒
- 658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 20:57:54.79 ID:C/0x7cll0
- セレスと苗木とこまえだと賭け麻雀
- 659 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 21:21:27.43 ID:vgyi98Ic0
- ……今現在大金を手にしている俺が「アルバイト」なんて物をやる必要は全く無いのだが「依頼」とあれば、超高校級の相談窓口として断わるわけにはいかない。例えそれが、夏休みの真っ只中でもだ。ああ、絶対に……そうなのだが……。
日向「……なんだよ『盗難下着100枚を女性に返却するアルバイト』って……字面だけだと意味不明&俺達まで変態みたいな行為をしてるような気分になるんだけど……」
79期生の「超高校級の探偵」最原終一が解決した難事件……。それは『伝説の下着泥棒』と言われている「変態仮面(頭にパンツを被った某アイツ)」を引っ捕らえたことから始まった。
そいつが住んでいたアパートには山のような女性の下着(盗難物)があって、それを持ち主に返却することになったんだとか。……今更だが最原、そしてその叔父さんよ。犯人を捕まえるまでは兎も角、こういうのは普通警察に任せるような案件じゃないのか???
最原「あ、あはは……。本当にすみません、日向先輩。でも葉隠先輩が──」
葉隠『パンツの案件? それなら日向っちも呼んだ方が良いベ! あいつは超高校級のパンツハンターでもあっからな!!』
最原「──って、先輩を呼ぶことを強く推奨したもので……。一応、念のための確認なんですけど、先輩はパンツ泥棒とかしたこと──」
日向「あるわけねぇだろ!? つーかその称号凄く不名誉かつ不服なもんなんだけど!!?」
最原「で、ですよね! 本当にすみません……」
別の場所に下着を届けに行っている葉隠の野郎を後でシメる事を心に誓いつつ、俺は最原と逆方向にいる「彼女」の方を見た。
日向「……で? なんでお前までここにいるんだよ」
戦刃「…………」
「超高校級の軍人」戦刃むくろ。彼女が何故こんな羞恥を煽るようなアルバイトをしているのかが全く分からない。……金に困ってる……とかじゃあ無い筈だよな? 葉隠じゃああるまいし。
戦刃「↓1」
01〜30 自分のブラまで盗まれていたから
31〜60 自分のパンツまで盗まれていたから
61〜90 江ノ島のパンツまで盗まれていたから(犯人終わったな)
91〜00 自分と江ノ島のブラとパンツまで盗まれていたから(犯人スゲぇなおい)
- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:22:12.38 ID:F/3pg4HHO
- あ
- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:22:46.23 ID:qQ/8ghkh0
- 葉隠シバかれろ!
- 662 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 21:32:21.95 ID:vgyi98Ic0
- 戦刃「……たから」
日向「は?」
戦刃「……私のパンツまで、盗まれてたから……!!」
日向「……あー、そのぉ……すまん」
戦刃はギリリッツと歯を噛んで、その怒りを露わにする。──が、どうも怒りの対象がおかしい。
戦刃「一体いつの間に……。戦場で油断してる時なんてコンマ1秒も無かった筈なのに、どうやって「フェンリル」の女性専用下着を……!? くっ! その場で○せ無かったどころか、気配すら察せなかった自分が不甲斐なくて仕方が無いよ……!!」
いや怒ってるの自分に対してかよ!? つーかスゲぇことやってんなあの変態仮面!!?
こうして終始不機嫌な戦刃を最原と一緒に宥めながら、俺達は無事にパンツ100枚を配り終えたのだった。
最原、戦刃、葉隠との絆が深まりました!!
- 663 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 21:37:20.65 ID:vgyi98Ic0
- 〜〜夏休み9日目〜〜
「アルバイト」と一口に言っても色んなものがあるが、昨日みたいな奇妙なバイトなんてそうそうある筈が……。
そう思ってグー○ル先生で「珍しいバイト」で検索を掛けたのが間違いだった。……世の中には知ってはいけない、知らない方が良い面がどんな界隈にもあるのだということを、俺はその日学んだ。
さて、どうやってこの陰鬱な気分を変えようか……↓2
- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:38:40.44 ID:qQ/8ghkh0
- 今後の為に苗木と最原と一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:38:47.91 ID:7bC2Qu0SO
- 舞園と澪田がキーボ・日向に歌レッスン
- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:38:52.63 ID:bJ8ZOjJ30
- セレス、山田、苗木と餃子巡り
- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:38:56.93 ID:C/0x7cll0
- セレスと苗木とこまえだと賭け麻雀
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 21:39:06.35 ID:qQ/8ghkh0
- 今後の為に苗木と最原と一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 669 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 22:06:33.44 ID:vgyi98Ic0
- 突然だが、俺には演技以外に「大の苦手」としている物が一つある。……それが歌だ。一体どんな理屈なのか自分でも分からないが、どんなに努力しても音がズレたり、音質が異様に高く(或いは低く)なってしまうのだった。
……そんな訳で、俺はある人物に強い共感を抱いている。それが79期生の「超高校級のロボット」であるキーボだ。キーボも俺と同じく歌が大の苦手……所謂「音痴」で、一度79期生全員でカラオケをやった所「お前もう人前で歌うな(要約)」と言われてしまったらしい。(特に王馬の弄りが酷かったとか)
『ロボットなのに歌が下手とかマジでただの鉄屑じゃん』
王馬にそんなことを言われたキーボだったが、彼は諦めなかった。何とか入間の改造無しで歌が上手くなれるよう、特別講師を呼んでいたのだ。
舞園「──そんな訳で、歌を歌うときに一番重要なのは「その時のノリ!」……ではなく、音程の取り方、声量、リズムやテンポの取り方なんです。歌が上手い人と下手な人の差は、この三つに強く出ます」
キーボ「ふむふむ、なるほど……承知しました!」
それが、超高校級のアイドルである舞園と、超高校級の軽音部である澪田だ。……学校で顔を合せることがあるから気にしなくなってしまったが、よくよく考えると凄すぎるぐらい豪華な教師だよな。国民的アイドルグループのセンターと、伝説の軽音バンドのギター&ボーカルが貴重な時間を割いて歌を教えてくれるなんて。しかもキチンとしたスタジオを借りて。
舞園「歌が上手い人は、流れている音楽と自分が出している声にしっかりと耳を傾けて音程を調整し、正しい音にピッタリとはめながら歌っています」
澪田「そしてそしてー!? 歌が上手い人は、声量があって歌に迫力が出るだけじゃなくてー『声量のコントロール』ができるから、歌に感情が乗ったように聞こえるっす!!」
舞園「そして最後。歌が上手い人は、テンポ通りに歌詞をリズムに当てはめながら歌うことができるので、聞き心地がよい歌になるんです」
ほえー、と思わず感心しながら、俺は二人の説明をメモに取っていく。……左右田じゃないが、俺だって苦手なことを苦手なままにしておきたくなんてない。良い機会だ。これを期に「音痴」の称号を返上してやる!!
舞園「それではお二人とも。今言ったことを意識して、一曲歌ってみましょう!!」
澪田「緊張しないで良いっすよー! 唯吹、創ちゃんの歌もキーボちゃんの歌も個性豊かで好きっすから!!」
キーボ「はい! よろしくお願いします!!」
↓1 日向の成果(補正値−30)
↓2 キーボの成果(補正値−30)
- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:06:58.05 ID:qQ/8ghkh0
- 日向音痴だったのか?
- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:06:58.67 ID:C/0x7cll0
- a
- 672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:09:27.98 ID:bJ8ZOjJ30
- これはコナンくん
- 673 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 22:21:46.04 ID:vgyi98Ic0
- >>670 中の人の外の人ネタですね。コ○ン
5−30=−25 こ れ は 酷 い
67−30=37 まぁ前よりはマシになったんじゃないかな。
日向「〜♪」
俺なりに音程の取り方、声量、リズムやテンポの取り方って奴を意識してみたんだが……結果は非情にも−25点という悲惨すぎる数値だった……。っていうか何だよ「−」って!? どんなに最低でも普通0点が最低値だろ!? 俺の歌は某ジャイ○ンレベルに酷いってのか!?
舞園「えっと……。ごめんなさい、日向先輩……」
澪田「創ちゃん……。創ちゃんには創ちゃんの良いところがあるっすよ……」
キーボ「あの……ボクがこんな事を言うのはアレですけど、元気出して下さい先輩。……あ、ボクなんてほら! ネタにも薬にもならないような点数ですから!!」
舞園が深々と頭を下げ、澪田がポン、と肩を叩き、キーボが自虐も兼ねてフォローを入れる。……虚ろな目でそれを受け入れながら、俺はその日、自分の歌唱力という奴に絶望したのだった。
舞園、澪田、キーボとの絆レベルが上がった!!
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:23:37.51 ID:qQ/8ghkh0
- コナンの声優さんは歌上手いからそっちかなと。
- 675 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 22:26:13.36 ID:vgyi98Ic0
- 〜〜夏休み10日目〜〜
夏休みもいよいよ1/3が過ぎた。そろそろ宿題に全く手を付けていない組が焦り出す頃か? ……最終日前日になるまで手を付けたりしない〜なんて奴、俺のクラスメイトにはいないよな? いない筈だよな???(終里や澪田を思い浮かべながら)
さて、今日は何をするんだったか……↓2
- 676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:26:37.38 ID:iB2bbgim0
- 終里とバトル肝試し
仮装した田中やペコとバトル
- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:26:49.02 ID:C/0x7cll0
- セレスと苗木とこまえだと賭け麻雀
- 678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/26(火) 22:26:50.19 ID:bJ8ZOjJ30
- セレス、山田、苗木と餃子巡り
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:28:17.13 ID:qQ/8ghkh0
- 丸裸にされないこと祈ります。
- 680 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 22:53:01.97 ID:vgyi98Ic0
- ──雀荘──言わずとしれた「麻雀を打つ為の場所」だが、実際に来たのはこれが初めてだ。俺は少しばかり緊張しながら、約束していた三人がいた席に静かに座る。
セレス「──コホン。ようこそおいで下さいました、苗木くん、狛枝さん、日向くん。今宵は(今は昼である)この私、セレスティア・ルーデンベルグの鍛錬に付きあっていただけること、心から感謝いたしますわ」
苗木「アハハ……。ボクは兎も角、狛枝先輩と日向先輩はセレスさんと打つのは久しぶりでしたよね?」
日向「いや、俺はそもそも麻雀を打ったことすら無いな。ルールや役は知ってるけど」
狛枝「ボクはそうだね。なんでもボクは「幾ら何でもムラがありすぎる」からってセレスさんからギャンブルをする事自体を拒否されていたんだけど……。一体どういう風の吹き回しなのかな? 超高校級のギャンブラーである君が、何の賭けもなく「ただ麻雀をしましょう」だなんて……」
セレス「あら、賭けならありますわよ? 総合最下位の方には、雀荘の使用料を払っていただく予定ですので」
日向「……それだけか?」
セレス「……ええ、それだけです」
狛枝の言う違和感は、俺もセレスから連絡を受けた時に感じていた。彼女は「何かを賭ける」事で真価を発揮するタイプのギャンブラーだ。ただただ「遊ぶ」為だけにゲームをするような奴じゃなかった筈なのだが……。
セレスは「チラリ」と俺の方を一瞥すると「……目標が出来ましたの」と言った。
苗木「目標?」
セレス「ええ。……超高校級の才能すら越えた神域。それに至った男を倒すため、今後は鍛錬や努力は憚らないと」
狛枝「へぇ……?」
神域に至った男って……。前に裏世界のギャンブル大会でセレスを大苦戦させたあの男の事か。今度はそいつの本領である「麻雀」で勝ってみせる。その為にはどんな相手とも勝負すると。セレスはそう言っているのだ。
それは、ある種の憧れか。はたまた何十回も屈辱を味わった報復か。……心の内は読めないが、今のセレスは本気も本気。全力で俺達を潰そうとしてきている。鍛錬のために。
セレス「さて、それでは始めましょうか。……みなさん、お覚悟はよろしくて?」
↓1 高コンマほど健闘。99か00でセレスに勝利。
- 681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 22:54:48.21 ID:qQ/8ghkh0
- 勝てるの?この面子で?
- 682 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 23:12:02.07 ID:vgyi98Ic0
- セレス「……ツモ『四暗刻(スーアンコウ)」』役満で全員トビ(自点が無くなる事)ですわね。お疲れ様でした(ニッコリ)」
日向「うわぁ……」
苗木「あ、あはは……。いつも以上に容赦無いね、セレスさん……」
結論から言って、俺達はあえなくセレスに三人纏めてボッコボコにされていた。途中狛枝の「幸運」が発動したのか一度だけツモを許したが、それだけだ。後は流局かセレスの勝ちかの二択。……超高校級のギャンブラーの実力を、俺達は改めて思い知らされていた。
狛枝「半荘戦(ハンチャンセン)を十回やって十回全てセレスさんの勝利! ああ、素晴らしいよ!! ボクみたいなゴミクズが一矢報えた事は一種の奇跡さ!!」
セレス「……そうですわね。麻雀は確立と理論のゲームと言われています。一本や二本、取られることがあって当然のゲームなのですが……」
──この程度でツモを許すなら、あの男にはまだまだ届かないでしょうね。
セレスがボソリと小さく呟いた一言を、俺は聞き逃さなかった。……これでも歯が立たないってあの男、本当に何者だったんだ……?
(ちなみに総合最下位は俺で、使用時間分の代金を全て一人で支払うことになった)
- 683 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 23:18:39.68 ID:vgyi98Ic0
- 〜〜夏休み11日目〜〜
夏休みを過ごす中で何が一番無駄な時間かって、高速道路の渋滞だよな。
事故か事件かは分からないが、狭っ苦しい&熱っ苦しい車の中で無駄に何時間も過ごさなくてはならなくなった時なんかもう……。
日向創、まだ小さい頃に過ごした夏休み最悪の思い出である。
さて、今日は何をしようか↓2
- 684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 23:23:44.71 ID:C/0x7cll0
- さげ
- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 23:23:49.95 ID:iB2bbgim0
- 終里と遊園地でバトル肝試し
格闘家向けのアトラクション
ヴァンパイア田中と肉弾戦、その隙に囚われのソニア姫を救出できたら賞金
- 686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 23:23:55.96 ID:tIsQ97AOO
- 十神のプライベートビーチで東條のおもてなしを受ける
- 687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 23:24:34.82 ID:qQ/8ghkh0
- 今後の為に苗木と最原と一緒に花村主催の料理教室に参加した。
- 688 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 23:26:22.91 ID:vgyi98Ic0
- すみません、まともな遊園地でそれはちょっと無理がある(暴力)ので少し改変してもよろしいでしょうか? >>685
- 689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/26(火) 23:26:56.52 ID:iB2bbgim0
- >>688
良いですよ
- 690 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/26(火) 23:34:09.78 ID:vgyi98Ic0
- >689 ありがとうございます。では本日はこの辺りで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
本日のヒント
絆が最高値に高まった時に発生する絆クエストですが「ある特定のコンビやトリオ」の絆を全員MAXにすると「スペシャルシナリオ」が解放されます。
「まだ絆が深まってなさそうだな」と感じるキャラがいた場合、そしてもう絆値がMAXになったキャラの話しをもっと見たい場合「そのキャラと繋がりがありそうなキャラ」の絆を深める事を狙って見ましょう。
具体例・苗木・霧切など。
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/27(水) 11:23:00.49 ID:lFarb/hVO
- 絆レベルが上がった表記のある時とない時があるが何か違いあるの?
- 692 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/27(水) 21:09:12.99 ID:xB+4NS+40
- >>1です。申し訳ありませんが、多大な疲労により、本日の更新は休ませていただきます。
楽しみにしていた皆様は本当に申し訳ありません。
>>691 いえ、単なる>>1の表記ミスです(土下座)
- 693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/27(水) 23:47:30.35 ID:nVhTj3740
- えっちな安価はどこまで許されるの?
野球拳程度なら有り?
- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/28(木) 16:49:56.94 ID:MoazEA4O0
- 日向が女子風呂や着替え覗くイベントは可能ですか?
- 695 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/28(木) 20:02:13.95 ID:anMNCOuZ0
- こんばんわ。昨日のを送れを取り戻すべく、早めに始めて行きます。
>>693>>694 日向本人の意思で無いならば「有り」としましょう。
- 696 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/28(木) 20:02:55.11 ID:anMNCOuZ0
-
ソニア「──と、いうことでやって参りました! 山梨県某所にある富士○ハイランドです!!」
いや、何が「ということで」なのかサッパリ分からないんだが……。状況を掻い摘まんで説明すると今日の早朝、ソニアから「遊園地で一緒に遊びませんか?」と誘いを受けていた。特に断わる理由も無く、俺自身も遊園地に行くのなんて久しぶりだったからすぐさまオーケーを出したんだが……。
日向(まさか朝っぱらからリムジンで拉致られるとは思わないよなぁ……)
電話が切れると同時に家の前に止まった黒い高級車に、俺とその家族は目をギョッとさせていた。何時もの事と言えば何時もの事なのだが、ソニアは時々思い切った方向に向かって暴走することがある。今回の「富士○アイランド一日貸し切り」もその一つだ。流石は「超高校級の王女」思いついたら大抵のことを即実行できるその権力と判断力が、色んな意味で恐ろしい限りである。
ソニア「さぁさぁ日向さん、それから田中さんに終里さん! 時と青春は有限、絆と友情は無期限です!! 今日は思いっきり楽しみましょう!!!」
田中「ふはははははははは! どれ、流石は一国を支配する覇気を持つ雌猫だと、この氷の覇王田中眼蛇夢が褒めてやろう……。富士の山が見下ろすこの遊戯の国を一夜にして支配してしまうとはな!!」
終里「あー……? 遊ぶのは構わねぇけどよ。ここにはバトルが出来るあとらくしょん? はあんのか? あ、それと飯な!! これが一番重要だからよ!!」
メンバーは俺、ソニア、田中、そして終里の四人だ。テーマパーク一つを完全貸し切り状態にして遊ぶにしては少し人数が寂しい気もするが……。まぁ資金を出してるのも人選もソニアだし、俺としても特に不満は無い。
さて、じゃあ取りあえずどのアトラクションで遊ぶとしようか……。
↓3まで、実際に富士○アイランドにあるアトラクションを書いて下さい。(ただし、某迷宮以外でお願いします)
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/28(木) 20:10:35.93 ID:MoazEA4O0
- アニマルコースター
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/28(木) 20:12:39.52 ID:Pmgy1063O
- 進撃の巨人のやつ
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