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日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
- 58 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/08(金) 21:52:03.15 ID:Ib+O0hig0
- さて、ではこの依頼の顛末の話をしよう。後日……つまり石丸の誕生日8月31日の次の日、太和田は再び俺の研究教室にやって来た。
日向「それで、どうだった」
太和田「それが兄弟の反応は1↓(最低値30))
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/08(金) 21:54:46.40 ID:aDVTyusI0
- ホームページ
- 60 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/08(金) 23:16:26.71 ID:Ib+O0hig0
- 本当にすみません。書いた文章は消えるわネット環境が悪くて繋がらないわ(と言うか重い)お腹が痛いわで最悪です。
もういっそパソコンを買い換えてとネット環境を整えるまで一時更新を停止します。(具体的には一週間ほど)
それと、これも話そうとしていたことなのですが、更新時間を11時から2時頃までに移行します(仕事内容が変化してこの時間帯での更新が厳しいため)
皆さんにはご心配とご迷惑を掛けて本当に申し訳ありません。一週間以内には必ず何とかしますので少しの間だけお待ちください。
- 61 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 00:41:20.81 ID:Up3K7nAM0
- こんばんわ。昨日の今日なのですが、友人に頼んでパソコン周りの設定を出来うる限り軽くして貰ったので、一度これで試してみようと思います。
少しの間、お付き合い下さい。
- 62 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 00:41:47.68 ID:Up3K7nAM0
- 太和田「……正直な話、あんま良くなかったな。俺が選んだTシャツに問題があったのかもしんねぇが……」
日向「そ、そうか。残念だったな。ちなみにどんなTシャツをプレゼントしたんだ?」
太和田「↓2」
- 63 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 01:31:21.21 ID:Up3K7nAM0
- やっぱり時間帯が時間帯だと人もいないんですかね……。何とか更新時間も元の時間帯に出来る様に頑張ってみます。
と言うことで今日の更新はここまで。安価は↓2継続
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 04:57:14.26 ID:WnfwyQd+o
- 踏み
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 07:18:38.75 ID:2Hq/sIIJ0
- 偶然会った山田と白銀に勧められたアニメキャラのTシャツ
- 66 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 21:09:56.65 ID:Up3K7nAM0
- こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
- 67 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 21:10:52.34 ID:Up3K7nAM0
- 太和田「それがよぉ……。最初はごく普通のTシャツにするつもりだったのに何をとち狂ったのか、偶然会った山田と白銀に勧められたアニメキャラのTシャツを買っちまってよぉ……」
日向「お、おぉう……」
太和田「自分じゃ着ねぇし、かといって折角買ったのに捨てるのは勿体ねぇし、「意外性があるっちゃあるかもな」って思っちまって……」
確かにあの石丸がアニメキャラのTシャツを着ている姿は全く思い浮かばない。それどころかあの白い学ランと同じく、真っ白なTシャツを何枚も持っているイメージしか湧いてこない。
「こんな事になるなら素直に先輩に付いてきてもらうんだったぜ……」と嘆く太和田を、俺は精一杯の言葉を使って慰めるしか出来なかった。……やっぱり無理矢理にでも付いていってやるべきだったかな? という後悔が、俺の胸をちくりと痛ませた。
太和田との仲が少しだけ深まりました! 安価で「太和田に助けを求める」の難易度が少しだけ下がりました!!
太和田は超高校級の暴走族だけあって、度胸もあれば喧嘩も強いです。戦闘特化の才能持ち生徒ほどではないでしょうが、男の約束は死んでも守る男なので、一度引き受けた頼みは絶対にやり遂げてくれるでしょう。
- 68 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 21:11:29.72 ID:Up3K7nAM0
- 日向「……なぁ七海」
七海「なぁに日向くん」
日向「所謂「ソーシャルゲーム」ってあるだろ? 俺達はまだ高校生だから課金限度額が決まってるけど、お前は大人になったらそっち系のゲームはどの程度課金するつもりなんだ?」
七海「うーん。そうだなぁ……。ゲームに掛けるお金って言っても色々な考えがあるからねぇ……。有名な格言だと「課金は家賃まで」だけど、私はどんなゲームでもそこまで課金するつもりは無いかな。色んな種類をやってるとキリが無いし、なにより「財力で殴る」って好きじゃないんだよね」
日向「まぁお前(超高校級のゲーマー)だと課金してようがしてまいが勝っちまう気がするけどさ」
コンコンコン!
日向「お、依頼者か? はーい、どうぞ!!」
???「失礼します↓2」
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:12:33.84 ID:yrx6EuoDO
- ペコ
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:12:48.59 ID:2Hq/sIIJ0
- 罪木
- 71 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 21:23:18.23 ID:Up3K7nAM0
- 罪木「し、失礼しましゅう! 日向さんがなんでもしてくれるってお悩み相談教室はここですかぁ!?」
日向「罪木か。それと落ち着いてくれな? なんでもしてくれるっていうと語弊があるし、ここはお悩み相談教室じゃなくて「超高校級の相談窓口」だ」
罪木蜜柑 才能は超高校級の「保健委員」
かつてのイジメの名残でざんばらに切られた長髪と泣きぼくろ、腕や脚など至る所に巻かれた包帯が特徴。希望ヶ峰学園に来る前は看護学校に通っていたらしい。献身的な性格で人に奉仕することを生きがいとしているものの、被害妄想が激しく不審な挙動と自信のなさが災いして、友だちに恵まれない。
イジメられっ子かつドジっ子体質で、ありえない状況や体勢で盛大にコケたり倒れたりする。普段は制服で隠れているがグラマラスな体型をしていると、男子連中の間ではもっぱらの噂である。過去の学生生活において悲惨な体験をしたことからネガティブさが目立つが、医療の技術と知識はもはや医者の域に達するほど卓越している。
事実、今までの相談解決でも、こいつには何度か世話になっている。(救急セットしかり、入間の世話しかり)
七海「日向くんに何か相談かな? それじゃあ私はいつものように外に行ってるね」
罪木「あうう……。私なんかの為に気を使って頂きすみませぇん……」
七海がいつものように教室を出て行き、俺は罪木に来客用のソファーに座るよう促した。
日向「改めて説明しておくけど、ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
罪木「は、はいぃ! 実は↓2」
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:24:11.88 ID:2Hq/sIIJ0
- さげ
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:25:21.54 ID:yrx6EuoDO
- 最近西園寺さんがいじめてくれない
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:32:43.09 ID:3f3yjKMr0
- クセになってるんか?
- 75 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 21:47:02.67 ID:Up3K7nAM0
- 罪木「さ、最近西園寺さんがいじめてくれなくなっちゃったんですううううう!!」
日向「あー……うん、そっか」
この一言ですませられればどれだけ良いだろうか。既にそうなった(西園寺が罪木をいじめなくなった)理由に予想は付いているのだが、第三者にも分かりやすく説明すると、西園寺と罪木の関係性を説明しなければならない。
一言で言うと「いじめっ子(西園寺)と「いじめられっ子(罪木)」だ。俺は二年の時から本課に転入してきたから二人の馴れ初めは分らないが、左右田と同様(あるいは左右田よりも早く)、入学当初から西園寺の暴言や悪戯の対象だったらしい。
西園寺曰く、愛称は「ゲロブタ」。潰したアリを身体に乗っけるは、罪木のドジを全力で煽るわ、様々な雑用を罪木に押しつけるわとそれはもう散々だったらしい。
だが小泉の尽力の元、少しずつ罪木への「いじめ」はマシになって来たのだと、俺が転入した当初は聞いていた。小泉曰く、西園寺にも西園寺の考えがあって(主に素直になれずに)一見いじめにしか見えない行動を繰り返して来たのだという。
そんな西園寺が、罪木をいじめなく(構わなく)なった。……いやもうぶっちゃけ「あれ」が原因だと予想は付いているのだが、それを説明したら罪木がどんな行動に出るか分らないのが怖い。被害妄想と加害妄想が入り交じった思考癖のある罪木の行動から考えて、最悪な方向へ舵を切らないと言い切れないのだ。
罪木「あ、あの。どうかしましたかぁ……? やっぱりこんな変なお悩みは聞いてくれないんでしょうかぁ……?」
日向「い、いや! そんなことはないぞ!! そうか……じゃあ一旦俺が原因を捜査してみるから、明明後日ごろにまた来てくれないか?」
罪木「は、はいぃい! よ、よろしくお願いしますう!! お礼に何でもする準備は整っていますからぁ!!」
いや、才能の活かし所だし、そもそもお礼は要らないんだが……。俺がそう言う前に、罪木はタタタタッと教室を出て行ってしまった。
……さぁて困った。今回の場合「答え」が(多分)分かっているだけあって「それをどう罪木に伝えるか」の方が問題だと思うんだが……
日向(……まぁ一応調査はしてみるか。何か別の原因がある可能性は捨てきれないしな)
そうして、俺は調査を開始した。
↓2
@西園寺に会いに行く
A小泉に会いに行く
B仲間の力を借りてみる
Cその他安価
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:51:04.56 ID:yrx6EuoDO
- 1
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 21:56:07.48 ID:3f3yjKMr0
- 4 何か動く段ボールが接近してきたんだが?
- 78 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:04:23.16 ID:Up3K7nAM0
- 日向「…………」
俺が「それ」に気づいたのは、研究教室を出て廊下へ行き、暫く経ってからのことだった。……ダンボールだ。逆さまの状態になった大きくて四角いダンボールが、ノソノソとこちらに接近してきている。
いったい何処の伝説の傭兵(もしくは○ック・ボス)だとツッコミを入れたいが「このまま無視したい」「これ以上厄介事に関わりたくない」と言っている自分もいる。
さて、この動くダンボールをどうしようか……。
↓2
@立ち止まってダンボールを引っぺがしてみる。
Aもう少し様子を見る。
Bその他安価
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:05:13.45 ID:2Hq/sIIJ0
- さげ
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/10(日) 22:09:37.00 ID:8fWTSOqL0
- 1
- 81 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:13:36.16 ID:Up3K7nAM0
- あのー、すみません。このスパクリ一旦保留してもよろしいでしょうか?(どういうボーナスを付けたら良いのか全く分らない)
後に「取っておいたスパクリ効果を使いたい」場面が来たら言ってください。その時にスパクリボーナスを発動させます。
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:14:54.85 ID:3f3yjKMr0
- 了解
- 83 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:18:15.55 ID:Up3K7nAM0
- ……一瞬無視してみようとも考えた俺だが、もしこれ以上あの謎のダンボールが俺に付きまとう気だったら気味が悪いし、早めに正体を暴いておきたい。
俺は一旦ダッシュで廊下の角を曲がると、そこで急ブレーキを掛ける。案の定俺を追ってきた、ダンボールに入ってるとは思えない速さで動く「誰か」に
日向「お遊びはここまでだ、ス○ーク」
と、少々格好を付けてそう言うと、俺はダンボールを上へと引っぺがした。
中に入っていたのは?↓2
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:20:04.86 ID:yrx6EuoDO
- 最原
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:20:23.71 ID:2Hq/sIIJ0
- 太ってる方の十神
- 86 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:31:00.73 ID:Up3K7nAM0
- そのダンボールに入っていた謎の人物を自分の眼で確認して最初に思ったのが「何でお前そんな小さなダンボールに入れてたんだ?」だった。
俺の勝手な予想では、戦場馴れしている戦刃か、あるいは星(本当に何故か)辺りが入っている物だと思い込んでいたんだが、中に入っていたのはその真逆とも言える人物だったのだ。
超高校級の詐欺師。通称「豚神」あるいは「俺達(77期生)の方の十神」こと「十神白夜」その名の通り、超高校級の才能を持った詐欺師で、本物の「十神白夜」に化けていた謎の人物(現在でも正体不明)だ。
ふくよかに太った体格も相まって近寄りがたい雰囲気と、独特の威圧感を醸し出している。尊大な性格ながら人一倍責任感が強く、自ら強いリーダーシップを発揮してバラバラの生徒達をまとめ上げようと積極的かつ精力的に動く。見た目に違わず、食欲旺盛で食べる事への執着心が強い。
ある意味で(体型以外)本物の十神より十神らしく、皆からの信頼も厚い。十神(本物)本人でさえ、それは少なからず認めている部分がある。
……だからこそ、俺は困惑していた。なんでそんな十神がダンボール箱に入って伝説の傭兵ごっこのような真似をしていたのか。
豚神「……」
日向「……お前、何やってんだよ……」
豚神「↓2」
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:32:20.55 ID:zKLAk6fJ0
- した
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:35:13.33 ID:3f3yjKMr0
- 罪木から逃げているんだが。動物の名前を?聞くと凶変する薬を間違えて飲んだら凄く凶暴になり、西園寺は恐怖でとんずら中だ。
- 89 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:41:48.21 ID:Up3K7nAM0
- んごごごごごごごご……! 333ゾロ目なので何とか都合を付けたいんですが、こっちの思い描いていたオチとまるで違う方向になる+ちょっと都合を付けるのが凄く難しい(同期に田中がいるため、日向及び77期生が異変に気付いていない筈がない)ので、ちょっとこの依頼を通常の依頼の件より長くします。
他の生徒のお悩み相談も早く見たいと言う方は、申し訳ありませんがいつもより少々お待ちください。
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 22:46:26.98 ID:3f3yjKMr0
- 凶変じゃなくて豹変だったな。
- 91 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 22:57:36.47 ID:Up3K7nAM0
- 豚神「……罪木から逃げている」
日向「罪木から? ……どういう事だ?」
豚神「何故だか分らんが、動物の名前を聞くと凶変する薬を間違えて飲んだらしく凄く凶暴になってしまっていてな……西園寺は恐怖でトンズラ中だ」
……正直に言おう、意味が分らなかった。罪木が狂暴化している? ついさっきまで「西園寺がいじめてくれなくなった」と俺の研究教室に相談に来た罪木が? まるでそんな兆候は見られなかったんだが……。ちょっと状況を整理してみよう。
@豚神の話しが真実である。この場合、西園寺が罪木を避けている原因は罪木の狂暴化にあり、(恐らく)元凶である入間を春川の時と同様とっちめれば解決するだろう(多分)
……だがその場合、罪木が狂暴化薬を飲んだのはここ最近であり、昨日今日の事じゃあない。いくら「動物の名前」というトリガーがあるとはいえ、俺を含め他の77期生の誰かが気付いていないはずがない。
A豚神の話が嘘である。何故こんな馬鹿げた嘘を付いたのかは分らないが、やりたい事は十中八九「俺の調査の妨害」だ。その場合、依頼者は十中八九「アイツ」で間違いないだろう。
……だが何でそんなことをする必要がある? あいつにとって知られたくない「事実」だからか? そう考えれば納得はいくが「アイツ」はどうやって罪木が俺にこういう件で相談に行く事を知ったんだ?
……さて、どっちの方向で調査を進めてみようか……
↓2
@豚神にもっと詳しく話しを聞く
A罪木に話しを聞きに行く
B仲間に協力を依頼する
Cその他安価
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:01:53.95 ID:2Hq/sIIJ0
- さげ
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/10(日) 23:08:37.67 ID:yrx6EuoDO
- 2
- 94 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:16:53.85 ID:Up3K7nAM0
- ……こういう時は豚神に直接話しを聞き続けるより、罪木本人に話しを聞いた方が早いだろう。そう判断した俺は豚神に「そうか、じゃあ頑張ってくれ」と一言だけ声を掛けると、罪木がいるであろう超高校級の保健委員の研究教室へと向かった。
……一応、罪木に襲われるかもしれないということを覚悟の上で。
日向「罪木、今さっきだけど日向だ。いるか?」
↓1
01〜60 普通の罪木がいた
61〜70 罪木がいなかった。
71〜90 なんだかボーッとしている罪木がいた。
91〜00 狂暴化した罪木が襲い掛かってきた!!
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:22:26.60 ID:3f3yjKMr0
- 日向さんは私の事を女として見てないんでしょうか?
- 96 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:29:38.88 ID:Up3K7nAM0
- 罪木「ふ、ふゆぅ? どうしたんですか日向さん。まさかもう調査が終わったんですかぁ?」
研究教室の中には、先ほどと変わらない罪木の姿があった。……やはり一見したところ、狂暴化している様子などは見て取れない。……やっぱり豚神の狂言だったのか?
日向「いや、ちょっと調査の前に確かめたいことがあってな……」
罪木「確かめたいこと、ですかぁ?」
日向「ああ……罪木お前「猫」は好きか?」
罪木「↓1」
01〜60 特に変化無し。
61〜70 何だか苦しんでいるようだ。
71〜00 狂暴化した罪木が襲い掛かってきた!!
- 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:31:08.84 ID:zKLAk6fJ0
- あ
- 98 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/10(日) 23:38:37.71 ID:Up3K7nAM0
- 罪木「猫……」
俺がその「ワード」を言った途端、罪木の目からハイライトが消える。そして自らのざんばらに切られた髪をグシャグシャにかき乱し始めた。
日向「つ、罪木……?」
罪木「猫……猫……猫猫猫猫猫ぉおおおおおおおおお!!!」
日向「ツッ!?」
ウッソだろマジか!? 豚神の話しは本当だったって言うのか!? 取りあえず罪木を止めないと大変な事になりそうだ!!
↓2
@罪木を羽交い締めにしてみる(判定有り)
A罪木を落ち着かせるために言葉を掛け続けてみる(同じく判定有り)
B仲間に協力を依頼する(要はその場から逃げる)
Cその他安価
本日の更新はここまで。いやぁ、PC周りが軽くなるだけでこんなにも快適になるもんですねぇ……。
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:45:42.95 ID:WnfwyQd+o
- 踏み
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/10(日) 23:47:25.34 ID:3f3yjKMr0
- 4 罪木が下着姿になって日向を誘惑してきた。私は女として魅力無いのって言いながら。
- 101 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 18:19:20.98 ID:MPLJalsd0
- >>100 すみませんがそれは豚神の発言と矛盾する&凶暴と狂乱は違う物だと思うので再安価↓1
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 18:26:18.39 ID:ALXZpoj0O
- 3
- 103 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 20:43:03.68 ID:MPLJalsd0
- こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
- 104 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 20:43:45.39 ID:MPLJalsd0
- 罪木「猫猫猫ぉおおおおおおおおおおおお!!」
日向(クソッ! 取りあえずここは逃げるしかない!!)
俺一人で止めようかとも考えたが確実じゃないし、第一狂暴化しているのであれば力のリミッターも外れて普段よりも強くなっているとみて然るべきだ。
誰か……罪木を止めるのに最適な誰かに助けを求めなくては!!
誰に助けを求める?↓2
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 20:48:39.92 ID:CSNNkpuPO
- 西園寺
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 20:49:06.82 ID:EBiWLL430
- 終里
- 107 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:03:03.00 ID:MPLJalsd0
- 俺が狂暴化した罪木から逃げている最中「彼女」と出会ったのは非常に幸運だったと言えるだろう。
終里「んあ? どした日向。んなに慌ててどこ行くんだよ」
日向「終里!!」
終里赤音 才能は超高校級の「体操部」
抜群のプロポーションを持つスーパーアスリート。短絡的な思考回路のため、自他共に認める「戦闘民族」だ。
基本的に「食べること」と「戦うこと」しか頭になく、死体が転がっているのも珍しくないような荒んだ環境に育ったせいで、食べ物に対する執着心が強い。また羞恥心も薄く、デリカシーに欠ける発言や下品な発言もしばしば飛び出す。
また、体操の基礎や基本は滅茶苦茶で、大会ではオリジナル技ばかり披露し、気が乗らないと大会を棄権するなどかなりの気分屋でもある。
罪木「猫猫猫ぉおおおおおおおおおおおお!!」
終里「んおっ!? つ、罪木!? 日向お前罪木になにしたんだ!?」
日向「俺じゃない! ……いや一応俺のせいでもあるんだが……。丁度良い、終里! 落ち着くまで罪木を羽交い締めにしててくれないか!?」
終里「あー……? 別に構わねぇけどよ、バトルじゃダメか?」
日向「ダメだ! お前が本気で罪木を吹っ飛ばしたりしたら罪木が大怪我しちまう! 頼むから穏便に済ませてくれ!!」
終里「……ちっ! 事情はよく分かんねぇが、良いぜ。ただし、後で何かおごれよ!!」
終里はそう言うと、人間離れした身体能力を発揮してパパッと罪木の後ろへ回り、そのまま罪木をガシッと羽交い締めにする。
罪木「ぐ、うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!!」
終里「おらどうした! 抜け出せるもんなら抜け出してみやがれってんだ!!」
↓1低コンマほど罪木が早く落ち着く。
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:05:02.36 ID:LWE/poub0
- 落ち着け
- 109 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:20:54.01 ID:MPLJalsd0
- それから約5分後。罪木は終里の腕の中で一瞬ガクッと意識を失うと、ボーッとした眼でこちらに話し掛けてきた。
罪木「う、ううん……。あ、あれ? 日向さん……? 私は今まで何を……って、な、なんで私、終里さんに羽交い締めにされてるんですかぁ!? 私、何か悪いことしましたかぁ!?」
日向「いや、悪いことをしたというか、諸悪の根源の被害者だから気にしないで良いと言うか……」
終里「??? よく分かんねぇけどよ、取りあえず落ち着いたって事で良いのか?」
日向「ああ、サンキュー終里。今度昼飯奢るよ」
その後、俺は単語に気をつけながら罪木と終里に事情を説明。罪木が「動物の名前を聞くと錯乱してしまう状態にある」事を話した。
罪木「わ、私。今までそんなことをしてたんですかぁ!? ごめんなさいごめんなさい!! な、何をすれば許してくれますかぁ!?」
日向「いやだから気にするなって! 十中八九「アイツ」の仕業なんだから!! そうだな……お願いがあるとすれば、暫くの間ヘッドホンを付けてクラシックでも聞いててくれ。そうすりゃ動物の単語なんて耳に入ってこないだろ」
そう言うと、罪木は「わ、分りましたぁ!!」と言って一人で音楽室へと向かっていく。一人で大丈夫かと思ったが、終里が長い間罪木につき合って音楽を聴き続けてくれる姿が想像出来なくて、終里には「別の仕事」に付き合って貰う事にした。
〜〜超高校級の発明家の研究教室〜〜
日向「おらぁ! 御用改めだ! 神妙にしろ入間ぁ!!」
この前の件も有り、俺は怒鳴りつけるような勢いで入間の研究教室の扉をバンッ! と開ける。↓70以下で入間がいる。それ以外でいない。
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:27:20.74 ID:XI/0S2kO0
- はい
- 111 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:36:18.53 ID:MPLJalsd0
- 俺は研究教室を隅々まで見渡したが、入間の姿は見えなかった。アイツ……まさかまたキーボか誰かを使って薬をバラ撒いてるんじゃないだろうな!?
日向「終里! 大至急入間を探すのを手伝ってくれ!! これ以上騒ぎを広げられたんじゃまた前みたいな大騒動になっちまうかもしれない!」
終里「お、おう? よく分かんねーけど分ったぜ。入間の野郎を見つけてとっちめれば良いんだな!?」
俺と終里は二手に分かれて入間を探し始めた。どこだ、あいつが行きそうな場所と言えば……!!
↓2
@やっぱり79期生の教室
Aメカ繋がりと言うことで左右田の研究教室
B同じくメカ繋がりと言うことで不二咲の研究教室
C誰かの力を借りてみる。
Dその他安価
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:38:16.42 ID:EBiWLL430
- 3
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:39:04.53 ID:CSNNkpuPO
- 2
- 114 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 21:47:03.32 ID:MPLJalsd0
- 単純な考えかもしれないが、あいつは仮にも超高校級の発明家だ。科学や物理の分野においては希望ヶ峰学園の生徒の中でも群を抜いていると言って良い大天才だ。
そんなあいつが「この分野ならアタシより上」と認めてそうな、入間と同じ科学分野の超高校級の才能を持つ奴と言えば……!!
日向「……やっぱりあいつか?」
左右田和一。俺の同期にして、ソウルフレンド。そして「超高校級のメカニック」の才能を持つ生徒。あいつなら入間の興味を引くに相応しい人物と言えるんじゃないか?
俺はそう結論づけると、駆け足で超高校級のメカニックの研究教室へと向かった。
〜〜超高校級のメカニックの研究教室〜〜
日向「左右田! いるか!?」
↓1
01〜30 で普通に左右田がいる。
31〜60 で左右田と入間がいる。
61〜90 で入間に迫られている左右田がいる。
91〜00 で狂暴化した左右田が襲い掛かってきた!!
- 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 21:47:37.87 ID:LWE/poub0
- タマ
- 116 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:08:06.06 ID:MPLJalsd0
- 入間「なぁ、良いだろぉ? 報酬はちゃんと身体(肉体労働的な意味で)で払うからさぁ♡」(胸を左右田の胸板に押しつけながら)
左右田「や、やめろって! お、俺には今大切な約束をしている奴がだな……!」
入間「ちょっとだけ、ちょっとだけで良いからさぁ♪ ちょっと気が狂っちまう位気持ちよくなるだけだからさぁ♪」ギュムギュム
左右田「どう考えても危ねー薬を飲まされそうなのに落ち着けるわけねーだろ!? あとその……む、胸を押しつけるのをやめろくださいホントお願いします!!」
俺はその光景を見た瞬間、目眩がした。入間がいたのは良いが、一体何なんだこのふざけた状況は……。入間の奴、本当に節操って奴が無いんだな……。前に誰かが入間のことを「フォローのしようがない」と言っていたが、正にその通りだ。と言うか……
日向「おい入間! お前左右田に何してるんだ!!」
入間「うっげ! お節介草餅男!?」
突如として現われた俺に、入間は苦虫を噛みつぶしたような顔をした。……っていうか誰が草餅男だ!!
左右田「ひ、日向ぁ! た、助けてくれ!! こいつ女の武器全開で俺に怪しげな薬を飲ませようと迫ってくるんだよ!!」
問答無用の「現行犯」って奴だ。俺はズンズンと入間の方に歩いて行くと、辺古山や弐大に教わった護身術で左右田に迫る入間を引っぺがし、その腕を捻って床に押さえつける。
入間「い、痛たたたたたたたたた!! お、俺様の大切な腕が折れたらどうする気だこの野郎!」
日向「色々言いたいことはあるが、取りあえずお前はここで拘束させて貰うぞ。左右田! 真宮寺の研究教室から荒縄か、星の研究教室から手錠を持って来てくれ。あと出来れば体育会系の才能を持った奴の増援を頼む!!」
左右田「お、おう! 了解!!」
左右田が走って行くのを見届けて、俺は入間に幾つか質問をしていった。
日向「答えろ入間! 罪木に「動物の名前を聞くと狂暴化する薬」を渡した……いや、これじゃダメだな。「動物の名前を聞くと狂暴化する薬」を作ったのはお前だな!?」
入間「↓1」
01〜90 で入間の仕業。それ以外でなんと入間は無関係。
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:14:21.98 ID:UL6wSOvmo
- 希望!
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:17:25.85 ID:LWE/poub0
- 無関係かい!
- 119 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:21:32.15 ID:MPLJalsd0
- >>117 予想と違う展開になって(コンマ神に振り回されて)私は絶望しそうです()
入間「は、はぁ!? なんだそのヤバそうな薬。俺様はンなもん知らねーぞ!?」
日向「……なんだって?」
俺は「ジロリ」と入間を睨み付けるが、入間は「ほ、本当に何も知らねーんだって! 頼むから信じてくれよぉ……!」と涙ぐんだ声で言うばかりだ。
……一体何がどうなってるんだ? 入間があの薬を作った犯人じゃないとしたら一体誰が……。
日向「……あ」
いる。もう一人だけいる。入間同様の(ベクトルは違うけど)超大天才で、自分が面白そうだと思ったことはどんな滅茶苦茶なことでもやるヤバイ奴が……!! だがそれはそれとして。
日向「……じゃあお前、左右田に何を飲ませようとしてたんだ?」
入間「↓2」
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:20.63 ID:EBiWLL430
- さげ
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:20.76 ID:UL6wSOvmo
- 踏み
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:24:31.50 ID:in6qwTDgO
- 惚れ薬
- 123 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:30:40.10 ID:MPLJalsd0
- 入間「え、ええっと……それはその……」
日向「答えない場合、お前の今までの悪行を纏めたレポートを生徒会及び学園長に提出するのも厭わないが?」
入間「ひ、ひいいいいぃいいいい! そ、その…………薬だ」(ボソッ)
日向「……は?」
入間「だから! 惚れ薬だって!! その、飲んでから見た相手にトキメキを覚えるようになる程度のもんだけど……」
……惚れ薬? 入間が? 左右田に??? ……かなり厄介な事になってくるかもしれないんだがもしかして……
日向「……お前、左右田のことが好きなのか?」
入間「↓1高コンマほどガチ。低コンマほどただのモルモット」
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:32:02.37 ID:UL6wSOvmo
- 希望!
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:34:30.78 ID:LWE/poub0
- 左右田やはりの扱い
- 126 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:39:22.62 ID:MPLJalsd0
- 入間「ああ゛? 誰があんなモブキャラ臭えDTを好きになるかよ! ……そりゃあメカニックとしての腕は認めてるけどよぉ……あれはねーだろ」
日向「……そうか」
左右田のソウルフレンドである俺としては何も知らない入間の発言にかなりイラっと来た部分もあるが(と言うかならなんであんな風な誘惑をしてたんだ)今回は厄介な事にならなかった分良しとしよう。
その後、左右田が真宮寺の所から持って来た荒縄で入間をギチギチに縛り上げると、左右田が連れて来た↓1と共に入間を職員室へと連行。担任の先生にタップリと搾って貰う事にした。
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:39:58.95 ID:EBiWLL430
- 石丸
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:44:03.74 ID:LWE/poub0
- 雪染「また貴女ですか?」
- 129 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 22:51:37.99 ID:MPLJalsd0
- 石丸「全く……君は何度問題を起こせば気が済むんだ入間くん!! これで↓1(高コンマほど回数が多い)回目の厳重注意&処罰だぞ!!」
入間「ん、ンな事言ったってよぉ……。発明品は誰かに試して貰わなきゃ意味がねぇだろぉ……?」
左右田「それを嫌がってる人間に無理矢理させんなっつってんだよ!! 何の薬だか未だに分かんねーがどうせロクでもねー薬だったんだろ! 日向が来てくれてなきゃ今頃……あー、ゾッとするわマジで」
体育会系の才能では無いが、入間を職員室に連行するには丁度良い人材(石丸)を連れて来てくれたおかげで、手続きと先生への説明は非常にスムーズに済んだ。後は石丸と先生に任せてしまおう。
〜〜〜〜
左右田「いやー、マジで助かったわ。ありがとな、日向」
日向「いや、お前が無事でホントよかったよ。……さてと」
探さなければならない。罪木に凶暴化薬を飲ませた真犯人を……!!
↓3
@誰かの力を借りる(真犯人を完全に暴く)
A罪木の様子を見に行く
B犯人がいる場所に行く(合っていた場合、解毒薬が手に入ります)
Cその他安価
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:52:40.99 ID:XI/0S2kO0
- 2
- 131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:54:30.73 ID:EBiWLL430
- 1
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:55:47.89 ID:CSNNkpuPO
- 1
- 133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 22:59:15.45 ID:LWE/poub0
- スパクリ出た。
- 134 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:02:01.15 ID:MPLJalsd0
- 入間が大問題児で草
日向「それにてもあいつ、99回も問題を起こしてたんだな……」
左右田「ああ……なんで停学にならねぇんだろうな、マジで」
そりゃあ春川も更正を諦めるわ。俺は勿論、そういうの専門の医者だって匙を投げるかもしれない。……俺は「入間美兎」という存在の厄介さを、まだまだ欠片も理解していなかったのだ。
日向(っと、そんなことよりも今は真犯人捜しだ)
俺は考える。もう既に予想は付いているが、罪木に薬を飲ませた真犯人を絞り込むのに有力な協力者といえば……
↓2
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:03:36.86 ID:CSNNkpuPO
- 十神
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:04:03.22 ID:EBiWLL430
- 霧切
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:13:00.78 ID:in6qwTDgO
- 普通に妹様
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:13:42.03 ID:in6qwTDgO
- 容疑者は妹様か?
- 139 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:18:11.03 ID:MPLJalsd0
- 日向(……やっぱり「アイツ」だよな)
俺は左右田と別れて、とある研究教室へと向かう。希望ヶ峰学園でも1,2を争う頭のキレを持つ才能の持ち主の研究教室へと……。
〜〜超高校級の探偵(78期)の研究教室
霧切「……それで? 貴方は私に何を確認しに来たのかしら、日向先輩」
「確認」という単語からして、霧切がすでに事件の全容を掴んでいることは明らかだった。罪木に薬を飲ませた犯人が入間じゃないとすれば、こんな事をする奴は……否「出来る奴」は一人しかいないからだ。
日向「俺の推測が合っているかどうか確認したい。出来れば詳しく調査をして貰って裏付けを取ってからが良いんだけど……」
霧切「罪木さんの様子から考えて、あまり時間をかけたくないのね。良いわ。貴方の意見を聞きましょう」
そうして俺は霧切に真犯人の名前と、そのあまりにも単純な動機を話す。全て話し終えると、霧切は「まぁ、有り得るでしょうね」とコクリと頷いてくれた。……行こう。アイツがいるであろう「あの研究教室」へ……!
- 140 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:23:27.44 ID:MPLJalsd0
-
〜〜超高校級のギャルの研究教室〜〜
日向「……入るぞ、江ノ島」
俺はコンコンコンとノックをした後、江ノ島がいるであろう超高校級のギャルの研究教室へと足を踏み入れる。部屋の中はまさに「ギャルの部屋」といった雰囲気で、最近流行の服や化粧品類。ティーンズ雑誌に帽子にジュエリーの類いが所狭しと並んでいた。。
さて、肝心の部屋の主(江ノ島)は……↓1 50以上でいる。それ以外でいない。
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 23:25:07.14 ID:XI/0S2kO0
- はい
- 142 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:34:50.99 ID:MPLJalsd0
- 部屋の中に江ノ島盾子はいなかった。また人捜しの再開か……今度も長くなりそうだと俺が深い溜息を付いた時「それ」は俺の眼に入った。
それは、ギャルの部屋にはそぐわない、一個のフラスコガラスだった。中には紅くて綺麗な液体が入っていて、貼られているラベルには「解毒薬」と記されている。
俺は恐る恐るでフラスコガラスに近寄り、それを手に取ってみる。フラスコがらすの下には、置き手紙が一つ置いてあった。
『もう飽きたからご自由に使ってどうぞ、日向先輩♡』
……やはりこいつの愉快犯だったかと納得しつつ、俺は大きな溜息を付く。さて、後はこれを罪木に飲ませれば依頼の三割は完了だ。……そう、たった三割しか解決しない。……何故か。
この薬を罪木が飲んだ事と、西園寺が罪木をいじめなくなったことに、因果関係が(ほぼ)無いからだ。俺がやらなくてはいけないことは、この依頼は、まだまだ終わってはいない。
- 143 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/11(月) 23:35:36.28 ID:MPLJalsd0
- 今日の更新はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
- 144 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 20:58:34.40 ID:kwufSDcR0
- こんばんわ。では本日も始めて行きます。
- 145 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 20:59:05.26 ID:kwufSDcR0
- 日向(さて、とりあえずこの薬を罪木に飲ませてあの状態から元に戻してやらないと……)
このままではまともな会話が出来るかどうかも怪しいため、俺は罪木が向かった音楽室へと急ぐ。
……罪木の奴、また何かしらの切っ掛けで凶暴状態になってないと良いんだけど……
〜〜音楽室〜〜
日向「罪木! 遅くなってすまない、いるか!?」
↓1
01〜30 普通にクラシックを聴いている罪木がいた。
31〜60 赤松にピアノを聴かせて貰っている罪木がいた
61〜90 ヘッドホンやらなんやらのコードが身体にに絡まって、床に転げ回っている罪木がいた。
91〜00 罪木がいない……だと!?
- 146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:00:42.04 ID:3nsumZOQ0
- 魔術
- 147 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 21:19:20.00 ID:kwufSDcR0
- 罪木「〜〜〜〜♪」
音楽室の中には、机に座ってヘッドホンでクラシックを聴いている罪木がいた。
良かった……。また持ち前のドジッ子属性を発揮してエラいことになってやしないかと、半ば心配だったんだ。
俺は罪木の方へと向かって歩いていく。罪木も俺に気がついたらしく、ヘッドホンを外して笑顔で俺を迎えた。
罪木「ひ、日向さぁん……!」
日向「安心しろ罪木。凶暴化薬の解毒剤は手に入れたぞ」
罪木「あ、あ、ありがとうございますぅうううううううううう!!」
罪木は俺に何度も何度もお礼を言いながら、解毒薬を一気に飲み干した。3分ほど経ってから、効果を確かめるべく「犬」やら「猫」やらの単語を言ってみたが、罪木の様子に変化はまるで見られない。……どうやらこの解毒薬は本物だったようだ。
俺は「ふぅ……」と安堵の溜息を付きながら、罪木に一応の質問をする。
日向「罪木、お前がこの凶暴化薬を……いや、この際「そう」だと認識してなくても良いか。怪しい薬を飲んだのは今日……どんなに早くても昨日で間違いないな?」
罪木「ひゃ、ひゃい! 今日江ノ島さんに「最新の栄養ドリンク」だって言われて……」
やはりそうだったか。と、言うか凶暴化薬を飲んだのが昨日今日じゃ無い限り、大きな矛盾が生じるのだ。なにせ、内のクラスには「西園寺'ひよ子’」という、動物の名前を冠したクラスメイトがいるのだから。流石にこれで誰も罪木の異変に気づかない方が無理がある。
日向(江ノ島の奴め……事態を複雑化させやがって……)俺は心の中で愚痴る。何せこれでようやく「本来の相談内容」に取りかかれるのだ。
日向「それじゃあ俺は改めて調べ物があるから。罪木はもう安心して好きなことをしてて良いぞ」
罪木「は、はい! あの、本当にありがとうございました!!」
罪木に改めてお礼を言われながら、俺は音楽室を出て行く。さて、ここで改めて依頼内容を確認しておこう。
罪木が持って来た相談は「最近西園寺がいじめて(構って)くれなくなった」という物。俺の当初の予想が正しければなんだが、答えはもう既に予想が付いている。
つまり俺が改めてするべき行動は……
↓2
@小泉に話しを聞きに行く
A西園寺に話しを聞きに行く
Bその他安価
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:20:51.88 ID:RWit+q2VO
- 1
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:21:07.09 ID:R4GjauV40
- 2
- 150 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 21:31:51.02 ID:kwufSDcR0
- 今更ですが「弐大「猫」丸」もそうでしたね…… >>名前に動物の名前が入っている。
日向(やっぱりまずは直接本人に話しを聞いておくべきだろうな)
俺は超高校級の舞踊家の研究教室へと向かった……否、正確に言えば「向かおうとした」んだが、ちょっと待てよ?
豚神の話しだと、確かアイツって凶暴化した罪木から逃げ回ってたんだよな? だとしたら自分の研究教室に籠もってるって可能性は「なくもない」程度なんじゃないか?
日向「結局人捜しから始める事になるのかぁ……」
俺は死んだ魚のような目になりながら、西園寺を探し始めた。取りあえずは77期生の教室とあいつの研究教室からだな。
↓1 60以上、もしくはゾロ目で西園寺が見つかる。それ以外で見つからない。
- 151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 21:34:47.13 ID:RWit+q2VO
- あ
- 152 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 22:19:34.11 ID:kwufSDcR0
- 日向「だあああっクソッ! やっぱりいないか……!」
俺は77期生の教室と西園寺の研究教室を見て回ったが、やはりというか何というか、西園寺はいなかった。
どこだ……? あいつが安心して罪木から身を隠せる場所は……”!
↓2
@小泉の部屋
A寮の西園寺の部屋
Bその他安価
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 22:20:14.27 ID:djkBMzdJ0
- 下
- 154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/12(火) 22:22:43.35 ID:R4GjauV40
- 1
- 155 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/12(火) 22:33:46.05 ID:kwufSDcR0
- 「すみません、言い忘れていたんですが明日の朝は凄く早いので今日はここまでとさせて頂きます。(←ついさっきその事を思いだした馬鹿)
明日は(寝落ちしなければ9〜11半時までやれると思うので、その時によろしくお願いします。
- 156 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 20:44:00.58 ID:8RffxqRf0
- こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
- 157 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/13(水) 20:45:10.25 ID:8RffxqRf0
- 自分で言うのもなんだが一挙両得の手を思い付いた。そうだ、小泉の研究教室に行けば良いんだ。
学生寮の自分の部屋にいる可能性もあるが、あいつの信頼度的に小泉を頼る可能性は高いし、もしいなくても小泉から最近の西園寺の様子について聞き出すことが出来る。
〜〜超高校級の写真家の研究教室〜〜
日向「小泉、いるかー?」
↓2
00〜30 小泉だけがいる
31〜60 小泉と西園寺がいる
61〜90 小泉と、泣いている西園寺がいる
91〜00 何故か着替え中の小泉と西園寺の現場を目撃してしまった!!
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