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日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
- 322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 20:40:42.40 ID:DeN/LaV0O
- はい
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 20:41:23.14 ID:42VqxxWM0
- 九頭龍の身長の低さを活かして低姿勢で移動し誰かをヒットアンドアウェイ
- 324 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 20:51:08.44 ID:CHdkUbAW0
- 70vs24 77期生有利で再判定。
日向(よし、ここまでは想定通り……)
俺達四人は相変わらず、七海以外一列に纏まって行動をしていた。一番強い七海に単独行動をし続けてもらいたいと言うのもあるが、もし相手が2・2の編制を変えていなかった場合、数的有利を取る事が出来るからだ。
横っ腹さえ付かれなければ、相手に先手を許したとしても被害を最小限に出来る。「あえて一つに纏まる」「ただし、目立つ行動は控える」七海が提案したこの二つを護りながら、俺達は78期生のみんながいるであろうと思われるポイントに移動していた。……そして。
どっちを見つけた? ↓1 撃破判定 ↓2 46以上で誰か一人撃破
01〜50 舞園・霧切ペア
51〜00 朝日奈・不二咲ペア
- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 20:51:38.97 ID:BPCL/SPkO
- へい
- 326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 20:53:03.00 ID:DWjimZAZ0
- s
- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 20:53:35.81 ID:42VqxxWM0
- スパクリだからダブルキルっすか!
- 328 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 21:09:23.99 ID:CHdkUbAW0
- 00 スーパークリティカル 二人とも撃破&次の判定に更なるボーナス
日向(……いた! 朝日奈と不二咲だ)
狛枝が持ち帰った情報通り、舞園・霧切、朝日奈、不二咲で行動しているというのは本当だったらしい。二人とも注意深く茂みの中を移動しているが、こちらに気づいている様子は全く無い。
……千載一遇のチャンスって奴だ。
日向(……左右田、俺と一緒に朝日奈を狙え。九頭龍と狛枝は不二咲を頼む)
九頭龍(……あいよ)
俺達は相手に気づかれないように音を立てずそろーっと向きを変え、二人にそれぞれ狙いを付ける。そして──
日向(──撃て!!)
朝日奈「えっ!? きゃっ!!」
不二咲「う、うわぁあああ!!」
ダダダダダダダダダダダダッッ!! という銃撃音が炸裂する。朝日奈と不二咲は突然の襲撃に何が起こったのかも分らず、俺達の放った銃弾の餌食となった。
春川『朝日奈、不二咲、ヒット──とっととプレイエリアの外に行って』
春川の宣言が、プレイエリア内に響き渡る。これで状況は5対2。無論、油断できる訳じゃあないが、かなり有利になった筈だ!
〜〜〜〜
七海(おー、日向くん達やるねー)
たった一人、四人をサポートする形で彼らの十数メートル横で単独行動をしていた七海は、心の中で称賛を示していた。連携も、行動指針も、かなりシッカリとしている。手酷いカウンターを喰らった1戦目からは考えられない進歩だ。
七海(これは私も負けてられない……かな)
四人の活躍に刺激され、超高校級のゲーマーがホンの少しばかり本気を出して、本格的に動き出す──
第四作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30+情報補正+10)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:10:04.51 ID:DWjimZAZ0
- s
- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:11:24.37 ID:iBBuoIPrO
- あ
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:11:27.87 ID:42VqxxWM0
- 玉砕覚悟で特攻か
- 332 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 21:20:50.75 ID:CHdkUbAW0
- 91vs47 77期生有利で再判定。
舞園「あー……。霧切さん、これどうしましょうか」
舞園は緩んでしまったゴーグルをはめ直しながら、リーダーである霧切に問う。無論、彼女とて逆転を諦めているわけではないが、三人も差が付いてしまうと流石に厳しい。
霧切「……そうね。各個撃破されるのを覚悟で別れてゲリラ戦をやるか、それともこのまま二人一緒に行動をし続けるか……。「数的有利」を取った相手がどういう指針で来るか……。流石にある程度の人数は纏まっているとは思うのだけれど……」
霧切も霧切で、逆転を諦めずに推理をし続ける。ここから逆転する事が出来るならば……。
↓2
@二手に分かれる
Aこのまま二人一緒に行動する
- 333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:21:40.78 ID:DWjimZAZ0
- 下
- 334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:21:48.29 ID:plgFqnXk0
- 2
- 335 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 21:32:51.95 ID:CHdkUbAW0
- 霧切(……向こうに単独行動をしている(恐らく)七海さんがいる以上、私達も単独行動をして鉢合わせ→そのまま銃撃戦で打ち負けるって構図が一番最悪なのよね……)
霧切は超高校級のゲーマーである七海を、このゲームの最大のキーだと考えていた。彼女がやるゲームとは、なにも電子ゲームだけに止まらない。TRPGやTCGといったアナログゲーム。果てはこういったリアルサバイバルゲームまで(電子ゲームほど得意ではないと考えてはいるが)なんでもござれのゲームの天才だ。
そんな彼女に、そしてある程度固まっている別働隊に対抗するには……。
霧切「……やっぱりこのまま二人で行動しましょう。ここから逆転するならもう林の中に隠れ潜んでのゲリラ戦しかないわ。それなら単独行動しようが一緒に行動しようが撃破される確率はほぼ一緒だもの」
舞園「分りました。ではこのままということで──」
二人の作戦がようやく決まった──その時だった。
ダダダダダダダダダダダダッッ!! という銃撃音が、二人の斜め右の林から炸裂する。
霧切・舞園「「──ッツ!?」
撃破判定↓1 44以上でどちらか撃破。
- 336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:33:56.96 ID:ZAgX0jSyO
- やられた
- 337 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 21:35:49.83 ID:CHdkUbAW0
- やられたのはどっち?
↓1
01〜50 で霧切
51〜00 で舞園
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:36:07.41 ID:42VqxxWM0
- どっちだ!
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:36:18.70 ID:DeN/LaV0O
- はい
- 340 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 21:49:48.46 ID:CHdkUbAW0
- その銃弾は、適当にバラ撒かれた物では決してなかった。的確かつ確実に、霧切を狙い打ちにしてきていた。
霧切「ッツ──! 舞園さん、逃げて!! ここは私は引き受けるから!!」
舞園「で、でも──!」
霧切「良いから早く!!」
舞園「は、はい!!」
霧切は舞園をその場から逃がすと、銃弾が放たれたであろう場所に的確に反撃をしようとしたが、あと一歩遅かった。バチュン! というヒット音が、霧切の腹に炸裂する。
戦刃『霧切さん、ヒット』
霧切「……やられたわね。そこに居るのは七海さんでしょう?」
「…………」
霧切「日向くん達に団体行動をさせて、自分はその背後か横から彼らのサポート……。と見せかけて、途中で移動スピードを上げて私達を強襲してきた……。違うかしら?」
その質問に、返答は無い。ここで姿を現わしたり、余計な返事をすれば、どこかで舞園が聞いている(見ている)可能性が否定出来ないからだ。
戦刃『あの……霧切さん、なるべく早くプレイエリアの外に移動して欲しいんだけど……』
霧切「あらごめんなさい。ついつい探偵としての性が出てしまったの」
そんな一言を残しながら、霧切は戦線を離脱していった。……これで5対1。状況はまさに絶望的だが、果たして……。
第五作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:50:09.72 ID:DWjimZAZ0
- s
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:51:29.44 ID:zV/cP7baO
- ジャイアンリサイタルでもするか?
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 21:52:43.74 ID:42VqxxWM0
- ゾロ目が出たよ。
- 344 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:07:37.78 ID:CHdkUbAW0
- 102VS54(ただし、元の目がゾロ目なので……?)
舞園(……こうなった以上、私も「奥の手」を使わざるを得ませんかね)
舞園は茂みの中に潜みながら「ふぅ……」と深く息を吐いて精神を集中させながら。姿勢を低くして移動する。……彼女は「超高校級のアイドル」だ。その心髄は観客を笑顔にする事、元気にすることだが、その為には様々な訓練がいる。
精神統一に、長時間の姿勢維持。長いライブを最後までやり遂げるためのスタミナ確保に、ファンに向けた様々なサービスに対応する柔軟性。
その全てをこなし、ついに日本一の女性アイドル集団のセンターを掴み取った彼女には、ある「特殊能力」とも言える物がいつしか備わっていた。
……それこそが「聲(こえ)を聞く事」。彼女自身は「エスパー」と笑って誤魔化しているが、その心髄は、相手の動きや視線から、内心を読み取ると言う物だ。
故に──
──よし、七海が上手くやってくれたみたいだな!
──へへっ! これだけ差がつきゃあ後は消化試合みたいなもんだろ!!
──いやいや、分らないよ? ボクは期対しているんだ。舞園さんがこの絶望的とも言える状況をひっくり返す希望になってくれることを、ね。
舞園(……いましたね)
相手の声(特に男性)であれば精神を集中すれば聞えてくる。相手の心の聲が。そして、何を考えているのかが──!!
ダダダダダダダダダダダダッッ!!
ゾロ目により、効果逆転。48以上で77期生撃破。↓1
- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:08:12.22 ID:DeN/LaV0O
- はい
- 346 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:09:37.05 ID:CHdkUbAW0
- 48以下ですが、ゾロ目なので再判定。↓1 48以上で77期生撃破。
- 347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:09:41.68 ID:42VqxxWM0
- またゾロ目。
- 348 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:11:32.55 ID:CHdkUbAW0
- 撃破されたのは誰? ↓1
01〜25 日向
26〜50 左右田
51〜75 九頭龍
76〜00 狛枝
- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:11:49.18 ID:DWjimZAZ0
- s
- 350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:12:51.05 ID:42VqxxWM0
- アンテナのせいですね。
- 351 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:22:10.83 ID:CHdkUbAW0
- 九頭龍「──んなっ!!?」
日向「みんな! 伏せ──!!」
確かに隠れ潜んでいた筈の場所を狙い打ちにされ、四人を纏めていた日向が、一体何が起こっているのかも分らないまま撃破される。
春川『日向、ヒット。プレイエリアの外に行って」
左右田(ひ、日向ぁ!!)
日向(……どうなってるんだ!? 俺達の潜伏はほぼ完璧だったはずなのに……!?)
狛枝(ハハハッ! 良いね、それでこそだよ舞園さん!! さぁ、もっと君の輝く希望を見せてよ……!!)
一旦散り散りになった77期生メンバーを、舞園は追う。……狙うはたった一人で行なう、ジャイアントキリングだ。
第六作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級のエスパー補正+30(ただし男性に限る))
- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:22:25.78 ID:DWjimZAZ0
- s
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:24:12.92 ID:42VqxxWM0
- 窮鼠猫
- 354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:24:21.46 ID:JTT2Y7G0O
- てや
- 355 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:28:41.62 ID:CHdkUbAW0
- 108VS122 78期生有利で再判定。
舞園「……散り散りになりましたか……それなら!」
↓1 舞園が狙うメンバー
01〜40 左右田
41〜80 九頭龍
81〜00 狛枝(超高校級の幸運なので狙われ率低め)
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:29:35.58 ID:4fKUOew7O
- だあ
- 357 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:33:32.42 ID:CHdkUbAW0
- 58 九頭龍
舞園(一番狙いやすい位置にいるのは……九頭龍さんですね)
少しずつ少しずつ場所を変え、ジッと息を潜めながら、舞園はチャンスを待つ。……恐らく、統率役の日向が居なくなった今こそが最大のチャンス。
超高校級のゲーマーである七海がやって来る前に、なんとしてでも状況を……少しでもマシな物にしなくては……!!
ダダダダダダダダダダダダッッ!!
九頭龍「──ッツ!?」
↓1 14以下で九頭龍撃破。
- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:33:48.80 ID:DWjimZAZ0
- s
- 359 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:39:55.87 ID:CHdkUbAW0
- 80 撃破失敗。
九頭龍「──クソッ!」
舞園(………外しましたか)
九頭龍は全速力で林の中を駆けながら、銃弾が飛んできた場所目掛けて反撃の射撃を行なう。──ヒット判定は無い。恐らく初撃が失敗した時点で舞園も即座に移動したのだろう。──だが
九頭龍(どうしてこっちの位置が正確に分る!? 噂のエスパーでも使ってやがるってのか!?)
九頭龍は「一箇所にとどまるのは愚作も愚作」と考え、林の中を縦横無尽に移動し続ける。舞園相手にはその作戦が一番効果的だと信じて──
第7作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級のエスパー補正+30(ただし男性に限る))
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:40:26.18 ID:U2ZiN5xdO
- わ
- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:40:44.19 ID:42VqxxWM0
- 九頭龍のカウンター
- 362 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:43:11.21 ID:CHdkUbAW0
- あの〜……。差が1なのに撃破判定に成功するとは思えない(1以下を出す必要がある)ので、再判定しても良いですか?
- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:44:24.47 ID:42VqxxWM0
- やっちゃって
- 364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:44:40.03 ID:DWjimZAZ0
- いいんじゃないかな
グダるのもアレだしさ
スムーズにいくなら再判定に賛成
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:46:03.66 ID:Dqd7Ys0yO
- 再判定希望
- 366 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:46:08.98 ID:CHdkUbAW0
- では改めて
第七作戦判定(再)
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級のエスパー補正+30(ただし男性に限る))
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:46:26.71 ID:DWjimZAZ0
- s
- 368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:47:28.46 ID:Dqd7Ys0yO
- 来てたのでホイ
- 369 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 22:57:07.77 ID:CHdkUbAW0
- 101VS76 77期生有利で撃破判定。(ちなみにグダらないために今決めたルールですが、第十判定になっても勝負がつかなかった場合、人数が多く生き残っている方の判定勝ちとします)
九頭龍「……とは言え、やられっぱなしは性にあわねぇんだよな」
九頭龍は考える。もし噂通りこちらの思考が読まれていると仮定した場合、一番手っ取り早い反撃方法は
@相手が狙って来たところにカウンターを喰らわせる。
A精神統一をして無心になり、舞園の元に忍び寄る。
@は手っ取り早いが、相手に先手を譲る事になる危険な作戦だ。だがAは実行すること自体が難しい。精神統一の為の座禅は組の修行でやった事があるが、人はそう簡単に「無心」にはなれない物である。
さて、どっちで決着を付けてやろうか……↓2
@相手が狙って来たところにカウンターを喰らわせる。
A精神統一をして無心になり、舞園の元に忍び寄る。
Bその他安価
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:57:36.64 ID:DWjimZAZ0
- 下
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 22:58:46.56 ID:42VqxxWM0
- 3 七海のハンドサインで威嚇射撃するから仕留めてって指示が来たから狙う。
- 372 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 23:09:21.03 ID:CHdkUbAW0
- >>371 馬鹿な>>1には思いもつかなかったのでボーナスをあげます。
九頭龍が「それ」に気づいたのは決して偶然では無かった。ガサガサッと割と近くで茂みを移動する音が聞こえて来たからだ。
九頭龍(あれは……七海?)
七海「…………」
七海は姿勢を低くしながら片手を使って……所謂「ハンドサイン」という奴で九頭龍に指示を出してくる。最初こそ分りにくかったが、どうやら自分が威嚇射撃するから仕留めてくれという事らしい。
九頭龍(……なるほどな、了解)
九頭龍は返事としてサムズアップをすると、七海が狙いを付けたのに合せ、自分は舞園の逃走経路を予測して、そこに狙いを付ける。
──ダダダダダダダダダダダダッッ!!
舞園(ッツ──! 七海さんですか……! まさかこうも早く移動してくるなんて──)
──ダダダダダダダダダダダダッッ!!
舞園「なっ──!?」
撃破判定 45以下で舞園撃破。↓1
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 23:10:59.79 ID:Owp2z73bO
- 45以下
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 23:11:05.86 ID:plgFqnXk0
- あ
- 375 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 23:22:51.33 ID:CHdkUbAW0
- 79 撃破失敗
九頭龍「──」
九頭龍はなるべく己の心を無心にして、舞園がいる位置に銃撃を放つが、ヒット判定は聞こえない。そして少しの後、舞園がその場から急いで離れていくのが分った。
九頭龍「クソッ! 最悪だ……絶好のチャンスだったってのに!!」
七海「まぁまぁ落ち着いて九頭龍くん。数的有利を取っているこっちが相手を追い詰めてるのは間違い無いんだし、油断せずに行けば問題ないよ。……ここからは私も舞園さんの攻略に協力するから、ね?」
九頭龍「そりゃあ頼もしいな。頼りにしてっぜ、七海」
七海「うん。で、それでなんだけど…………」
〜〜〜〜
舞園(あ、危なかったです……! もう少しでやられるところでした……!!)
舞園はぜえぜえと息を吐きながら、這いつくばるように茂みに隠れ潜んでいた。相手三人に七海まで合流したと言うことは、もう本当に時間がない。一刻も早く誰か一人でも落さなければ、有利不利の話しではなく「判定負け」になってしまうだろう。
……次の一手が大勝負。絶対に負けるわけにはいかない──!!
第八作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30+七海合流につき、人数差有利+10)
↓2 78期生(超高校級のエスパー補正+20(疲労+余裕が無いため)(ただし男性に限る))
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 23:22:58.84 ID:42VqxxWM0
- なかなかしぶとい。
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/19(火) 23:23:14.37 ID:DWjimZAZ0
- s
- 378 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/19(火) 23:35:55.29 ID:CHdkUbAW0
- 124VS57 差が50以上ついた為舞園撃破確定。
舞園「……ふぅ」
一旦落ち着こう。そう思った舞園は、再び精神を集中させて、周りの「聲」を聞き始める。七海に関しては、眼で用心深く周囲を観察し続けることで対処するしか無い。
逆転の手段があるとすれば、やはり相手の中核である七海を潰すのが一番良いのだが、今の自分にそんな余裕は──
──いたぞ! 舞園がいた!!
舞園「──ッツ!?」
そんな聲と共に、激しい銃声が聞えてきて、舞園は急いでその場を離れ──そこで、違和感に気がついた。銃弾が飛んできた場所が、自分の居た場所とあまりにも場違いな場所だったのだ。
七海「──なるほど。そこに居たんだね、舞園さん」
ダダダダダダダダダダダダッッ!! っと、今度こそ舞園の要る場所目掛けて銃弾の嵐が飛んでくる。聲が読めることを逆に利用されたのだと、舞園が気づいた時にはもう遅かった。
戦刃『舞園さん、ヒット。78期生全滅により77期生の勝ち』
戦刃から放たれた勝利宣言に沸き立つ七海達を見て、ホンの少しの悔しさと、相手を称える称賛が、舞園の内心にあった。
本日はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/19(火) 23:38:01.77 ID:42VqxxWM0
- 乙 これでイーブンになったから次のラウンドで決着ですね。
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/19(火) 23:39:47.31 ID:DWjimZAZ0
- お互い油断なくなった感じでラストバトルよ
乙―
- 381 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 19:16:21.92 ID:k7SSIBoc0
- こんばんわ。いつもよりも多めに時間が取れたので始めて行きます。
- 382 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 19:17:23.04 ID:k7SSIBoc0
- 澪田『試合終了〜!! 第二回戦は77期生の勝利っす!! むっきゃー! 創ちゃん達よくやったっすー!!』
豚神『先手を相手に譲ってしまってからの見事な立て直し、そしてリスク覚悟の単独偵察……。成功させた狛枝は勿論だが、その情報を活かしてジワジワと相手部隊を壊滅させていった77期生全員の勝利だろう。78期生は少々堅実に動きすぎたな。苗木を戦刃(審判)の傍に行かせるのは決して悪い手ではなかったが、情報を持ち帰るまでに時間がかかる。その時間差も不利に働いてしまっただろうな』
澪田と豚神の解説を聞きながら、俺達はチーム内で健闘を称え合っていた。主に偵察を決めた狛枝と、最後の〆を行なった七海への称賛だが、二人は「何でもないよ」と謙遜する。
狛枝「ボクは「超高校級の幸運」……それしか取り柄が無いからね。あの程度で「役に立った」と思って貰えるのなら幾らでもやるよ!!」
七海「私も自由に動かせて貰ってただけだしねぇ……。最後の舞園さんの特性(スキル)を逆利用してのアタックだって、九頭龍くんが居たからこそ使えた手だし」
九頭龍「いやいや、今回のMVPはお前ら二人で間違いねーだろ」
左右田「そうそう! 「情報」って奴のありがたさと、ゲーマーの指揮の凄さを改めて思い知らされたって感じだったよな!!」
日向「ああ、二人とも胸を張って良いと思うぞ。……さてと、次が最終試合だ。──絶対に勝とう!!」
「「「「「おー!!」」」」」
と、俺達は円陣を組んで団結する。これで1−1……。次の試合で勝利した方が、このゲームを制するんだ……!!
〜〜〜〜
苗木「ごめん……僕、今度こそ何も出来ずに撃破されちゃった……。しかもまた一番最初に……」
不二咲「な、苗木くんの所為じゃないよぉ!」
朝日奈「そうだよ! 不用意に苗木一人に偵察を任せた私達にも責任があるって!!」
霧切「……せめて苗木くんとの本隊との距離をそこまで離すべきではなかったわね。そうすれば苗木くんが撃破されてもすぐに報復に動けたわけだし……。その点、舞園さんは素晴らしい粘りを見せてくれたわ。一人にさせてごめんなさい」
舞園「いえいえそんな! 私も粘るだけ粘ってみたんですけど……結局は一矢報いるだけで精一杯でしたし。(……やっぱりこの「聲」は乱用すべきじゃありませんね。聞いちゃいけない聲まで聞いてしまいますし)」
苗木「うん。舞園さんは本当によく頑張ってくれたと思うよ。……それにしても次が最終ラウンドか。なんだか名残惜しいなぁ……」
苗木がボソッと呟く。例えゲームに殆ど参加出来なくても、第一ゲーム第二ゲーム共に速攻で撃破されてしまっていたとしても、苗木はこのサバイバルゲームを心から楽しんでいた。「友人達と何の気兼ねもなく遊ぶ」──それがどれだけ楽しく、素晴らしいことかを、平凡極まる苗木誠という少年だからこそ、理解出来ていた。
舞園「……だったら、また遊びましょう」
サバゲーをやろうと皆に提案して、日向達の手まで借りに行った舞園が、笑顔で答える。
舞園「別にこれで終わるわけじゃありません。今度は違うゲームをしたり、どこかに出かけたり……。皆でまた遊びに行けば良いんですよ。日向先輩達や、他の人達も誘って!」
苗木「舞園さん……。うん、そうだね!!」
霧切「ふふっ……。でも今は最終ラウンドに集中よ。折角ここまで来たんだもの。シッカリ勝って終わりましょう」
朝日奈「うんうん! 私、今まで以上に全力で頑張っちゃうよー!!」
不二咲「ぼ、ボクも……。今の所目立つ活躍はしてないけど、全力を出しきるよ!!」
澪田『さてさて、互いのチームの団結力もより高まった所で、地獄のファイナルラウンド開始っすよー!!』
豚神『泣いても笑っても、これが最終ゲームだ。両チームとも、健闘を祈っているぞ』
二人の宣言で、各チームは自分達のスタート地点へと戻る。「勝利する」──その共通した信念を互いに持ちながら。
第一作戦判定……の前に、日向からの提案判定。↓2
@七海に最初っから本気を出して貰う。
A七海を指揮官として、作戦を遂行する。
Bその他安価
(どの判定も「成功するとは限りません」)
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 19:52:47.10 ID:JDcIrHWsO
- 安価した
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:07:00.42 ID:TjTAzjAS0
- 1
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:08:34.67 ID:fIqLOjJ60
- 3 七海には司令塔としてうごいてもらい、日向達は一人づつ撃破、会話はハンドサインでずっとしていく。舞園対策
- 386 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 20:20:53.30 ID:k7SSIBoc0
- ……ずっと、このゲームが始まってからずっとずっと、引っかかっていたことが一つある。
日向「……なぁ、七海」
七海「? なぁに、日向くん」
日向「お前、今このゲームをやってて楽しいか?」
俺のその質問に、七海は「何を言っているのか分からない」というような表情をした。
七海「うん、勿論楽しいよ? なんで?」
俺がそう思ったのは、七海が……七海自身が自分の才能を……超高校級の才能を発揮出来ていない、否、する気が無いと言う事が分っていたからだ。
『みんなが楽しくゲームを遊べる様に』『終わった後、良かったと思えるゲームが出来る様に』……その思考は尊く、プロのゲーマーとして必要不可欠な物だと俺も思う。──だけど。
日向「……俺の勝手な我が儘かもしれないけどさ、俺は、このゲームでも本気を出したお前が見てみたいんだ。『皆が楽しめるように』じゃなくて『七海が楽しむ為に』最初っから全力を出してくれないか?」
七海「………」
じゃないと「皆が楽しんだ」とは言えない気がする。一人だけずっと縛りプレイを強いられて、それで良いと彼女は思ったし、そう言った。けど、俺は──
七海「↓1」
01〜30 ごめんね。今回のゲームではこのスタンスを変える気は無いんだ。
31〜60 ……分ったよ、ちょっとだけ本気を出してみる(七海の判定に+のバフ)
61〜90 日向くん……私、遠慮しなくても良いのかな? 本気でやっても良いのかな?(七海の判定に++のバフ)
91〜00 うん! 分った!! 全力でやらせて貰うね!!(ア カ ン)
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:24:14.86 ID:Kqlf4vK0O
- あ
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:26:47.93 ID:fIqLOjJ60
- 鬼神が本気出すぞ!
- 389 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 20:31:30.67 ID:k7SSIBoc0
-
七海「……」
俺のその言葉を聞いて、七海は少しばかり黙りこくると、俺の顔を見てこう言った。
七海「日向くん……。私、遠慮しなくても良いのかな? 本気でやっても良いのかな?」
少々不安げな七海に、俺は「ああ、勿論だ」と笑顔で頷く。超高級の才能を持つ人間が、その力を発揮できる機会をムザムザ無駄にするなんて、俺には我慢ならない。
なにより、俺は七海に満足して欲しいんだ。ゲームを楽しんで欲しいんだ。その為に起きるバランス崩壊なんて知ったことか。
七海「……そっか。じゃあ、本気、出しちゃおうかな?」
「ふふっ」と微笑みながら七海が言う。優しくて自信に満ちあふれたその表情に、俺も思わず笑顔になった。
改めて第一作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:31:53.06 ID:4CTysromO
- お
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:32:24.85 ID:9QKCjRVV0
- え
- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:34:38.99 ID:fIqLOjJ60
- 苗木が遊撃して後ろから援護射撃
- 393 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 20:42:27.47 ID:k7SSIBoc0
- 36vs95 78期生の勝ち。(一応、50を越えていないので初手撃破は無し) ちょっと77期生初手の作戦判定弱すぎませんかねぇ……?
日向「じゃあ七海、気をつけてな」
九頭龍「あんま無茶すんじゃねーぞ!!」
狛枝「あははっ! 七海さんは僕達の希望に、そして僕達は七海さんの踏み台になるんだね!! なんて素晴らしいんだ!!!」
左右田「こんな時までサイコな発言してんじゃねー!! ……兎も角、頼りにしてっぞ七海!」
七海「うん、日向くん達もね!」
その返事を最後に、七海は一人林の中へと消えてゆく。俺達は、最初っから七海に単独行動をさせて、他の四人で固まるという作戦に出た。
前回もやった、俺達四人全員で囮になる作戦だ。……上手く行くかどうかは分らない。けど、七海が本気を出してくれるならこれが一番勝率の高い戦法だと信じて……。
そして、数分後。
ダダダダダダダダダダダダッッ!! ──という射撃音が、俺達の右斜め前方から聞えてきた。
日向「ッツ!? 全員避けろ!!」
↓1 49以上で誰か一人撃破
- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:43:02.36 ID:fIqLOjJ60
- カウンター決めろ七海
- 395 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 20:45:13.34 ID:k7SSIBoc0
- 36 誰も撃破ならず。七海のカウンター判定、30以下で78期生の誰かを撃破。↓1
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:45:28.02 ID:+7GnqYE8O
- あん
- 397 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 20:47:47.97 ID:k7SSIBoc0
- 02 撃破されたのは誰? ↓1
01〜20 苗木
21〜40 舞園
41〜60 霧切
61〜80 朝日奈
81〜00 不二咲
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:48:42.20 ID:fIqLOjJ60
- びっくりぽん
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 20:51:44.49 ID:fIqLOjJ60
- 苗木氏、朝日奈の盾に
- 400 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:02:36.81 ID:k7SSIBoc0
- 20 苗木撃破 ……また一番最初に脱落してるよこの超高校級の幸運……。
苗木「……ごめん、仕留め損なったみたいだ」
苗木はバラバラに散っていく77期生の足音を聞きながら、落胆するように溜息をついた。霧切の読み通り、七海は単独で。他の四人は纏まって行動するだろうという読みはバッチリ当たっていた。しかも団体行動をする四人を先に発見できたという千載一遇のチャンスだったのに、それをムザムザと逃してしまった。
霧切「……気にする事は無いわ。今ので各自単独行動に移ったのなら各個撃破していけば良いし、また纏まるなら今度こそ一網打尽にするチャンスよ」
舞園「そうですよ苗木くん! 落ち着いて、焦らず行きましょう!!」
苗木「うん、そうだね! じゃあ……」
苗木を遊撃に、そして霧切と舞園が後ろから援護射撃をするというそのフォーメーション。それは決して悪い手ではなかったのだが──
──バン!
苗木「……え?」
銃を乱射すると言うことは、それ即ち敵の大凡の位置を「見えない敵」に伝えてしまうと言うことでもあった。
戦刃『苗木くん、ヒット』
苗木「な、なにが……!?」
霧切「……!? 舞園さん、反対側の林の中に隠れて! 姿勢は低く!! それと、敵を発見しても無闇に銃を乱射することは控えて!!」
舞園「は、はい!!」
状況は嫌でも動き出す。77期生最強のゲーマー。七海千秋の手によって。
第二作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:03:41.40 ID:TjTAzjAS0
- あ
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:03:44.31 ID:xGximNq0O
- え
- 403 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:11:45.24 ID:k7SSIBoc0
- 70VS41 77期生の勝ち。
日向(……流石は七海だな。あの状況下で冷静に一番狙いやすい位置にいた苗木を的確に狙うなんて)
一旦散り散りになった77期生の男子組は、こうなった時(奇襲を受けた際)の為の緊急マニュアルに基づいて行動し、バラバラになりつつもお互いの姿が視界に入る様にして行動していた。
これなら誰かが撃破されてもすぐさまカウンターを取れる。被害も最小限で済むという算段だ。
そして──
日向「……いた」
こちらが先に敵を見つけた時は、当然先手を打てる。日向は落ち着いて敵に標準を合わせて、息を吐くと同時にトリガーを引いた。
↓1 撃破判定29以下で誰かを撃破
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:12:14.34 ID:fCQaKvnd0
- あ
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:12:42.47 ID:fIqLOjJ60
- 日向と九頭龍のコンビで撃破
- 406 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:19:14.58 ID:k7SSIBoc0
- 34 撃破失敗。
朝日奈「あ、あっぶな!! 今頬を掠めちゃったんだけどこれってセーフ? セーフだよね!!?」
不二咲「あ、朝日奈さん! 兎に角隠れよう。移動もなるべく素早く、敵の資格に入る事を意識して!!」
日向(──クソッ! ギリギリの所で外したか!!)
日向が狙ったのは、前回同様不二咲と共に行動をしていた朝日奈だったが、ホンの僅かに軌道が逸れてしまった。これ以上の追撃は無駄&危険だと判断した彼は、一旦場所を林深くに移動し、次のチャンスを待つ──。
第三作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:20:06.46 ID:fIqLOjJ60
- 七海、援護射撃翌頼むってハンドサインを出す。
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:21:11.80 ID:AHIwU93yo
- フリーダム
- 409 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:28:11.99 ID:k7SSIBoc0
- 76vs90 78期生の勝ち。
左右田(あっちゃー……。ドンマイ日向、こんな時もあるさ)
日向の後方で援護に徹していた左右田は、日向の本当に惜しいヒット寸前の射撃を見ながら心の中でそれを労った。絶好のチャンスだった事には変わりないが、なに、慌てることはない。隊列を崩さず、注意深く向こう側の林を観察していればほら──
ダダダダダダダダダダダダッッ!!
左右田「は、はぁ!?」
突如として「自分達が隠れていた方の茂み」からの射撃に、左右田は目を丸くして驚く。そして──
↓1 14以下で左右田を撃破
- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:29:35.04 ID:TxdwgIGaO
- あ
- 411 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:31:06.72 ID:k7SSIBoc0
- 七海のカウンター判定↓1 30以下で78期生の誰かを撃破。
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:31:15.25 ID:fIqLOjJ60
- 左右田、骨は拾ってやる。
- 413 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:33:14.57 ID:k7SSIBoc0
- 撃破されたのは誰? ↓1
01〜25 霧切
25〜50 舞園
51〜75 朝日奈
76〜00 不二咲
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:34:56.80 ID:VObCqy7MO
- はい
- 415 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:46:38.73 ID:k7SSIBoc0
-
春川『左右田、ヒット』
審判役である春川の声が、無情にも響く。
左右田(んな馬鹿な!? 舞園と霧切、それから朝日奈と不二咲だって向こう側の林に逃げたはずじゃ……!!)
訳が分らないといった風に頭を困惑させる左右田はある事を思い出す。
──不二咲「あ、朝日奈さん! 兎に角隠れよう。移動もなるべく素早く、敵の視覚に入る事を意識して!!」──
そう。不二咲は何も、「向こうの林に隠れよう」などとは一度も言っていない。ただ「兎に角隠れよう」と言っただけだ。──つまり
左右田「──クッソやられたぁ!!」
左右田が勝手に「じゃあなるべく狙われにくい向こうの林に逃げたんだろうな」と思い込んでいただけだ。自分の思い込みの悪さに、左右田が溜息をついて落ち込んだ──その瞬間だった。
──バン!
林の奥の奥。視認することすら難しい位置から、一発の銃弾が飛んできて不二咲のド出っ腹を貫く。
不二咲「……え? う、うそぉ!?」
戦刃『不二咲くん、ヒット。プレイエリアの外に行ってね?』
左右田を打ち抜いた不二咲を、七海が狙い打ちにする。……全く活躍は出来なかったが最低限の役割は果たせたようだと、左右田は「ほぅ……」と今度は&の溜息をついた。
第四作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:47:42.29 ID:9QKCjRVV0
- r
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:48:11.33 ID:XdJOlPoeO
- あ
- 418 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:51:00.48 ID:k7SSIBoc0
- 29vs33……ですが、差四で相手チームを打ち抜けるとは思えないので、78期生にゾロ目ボーナスを付けて再判定
第四作戦判定(再)
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+43)
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:51:37.93 ID:TjTAzjAS0
- あ
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/20(水) 21:53:30.88 ID:9QKCjRVV0
- t
- 421 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/20(水) 21:59:12.90 ID:k7SSIBoc0
- 123VS132 何でこんな時だけ差がつかないかなぁ(怒)もう面倒なのでゾロ目ボーナスをそのままに再々判定。
第四作戦判定(再々)
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+30)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+48)
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