【安価】主人公♂「ショタ化した自分への反応集？」【単発集】

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272 ：FalseManの人 ◆rsgsj81.kk [saga]：2023/10/28(土) 16:50:15.82 ID:rJ8WoquqO

■エメク国王
　ショタ化する主人公5人目。
　王で妻子持ちだが、自ら出撃できるくらい若い。水属性の魔法と、魔法植物の生成魔法が得意。書庫に引きこもって魔法植物の資料を纏め、屋上で魔法植物の庭園を作るのが趣味。
　此度の戦地で致命傷を受けながらも、戦争の元凶を自らの手で討ち倒して勝利した。
　出血多量で衰弱死寸前のところをショタ化し、ギリギリ生き延びた。
　起きた時にｼｮﾀ化したことに気がついたが、そんなことに驚くよりもと家族との再会を優先している。ゆえに自分の体力低下をこのあと痛感することになる。





夜・王城 廊下


ｴﾒｸ(ｼｮﾀ)「はぁ………。あぁ……。」ﾄﾃﾄﾃ... ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ...


ｴﾒｸ(ｼｮﾀ)「（俺の城はこんなに無駄に広かっただろうか？ いや。俺が小さくなっているだけだ。
体力に余裕があれば水魔法で床を濡らして、滑って遊んでただろうが。残念ながらそんな体力はない。）」

ｴﾒｸ(ｼｮﾀ)「はぁ…………はぁ…………。
きゅ、休憩……、」



エメクは思い出した。目覚める前の戦いで多くの血を流してきた事を。恐らく失った血が多すぎて、体が縮んで血液の必須量が減った今でも若干の貧血症状が起きているのだろう。微睡みの中で医師らしき人物がそう推測していたような気がした。


ｴﾒｸ(ｼｮﾀ)「………………。」


廊下の窓からは星空が満天に広がっている。
戦場でも何度も見てきたが、こうして心穏やかな状況で星空を眺めるのは久しぶりだ。静かな夜が何度も眠りへと誘ってくる。見張りの必要がない、誰もがずっと待ち望んでいた平和な夜だ。
そう。目元がだんだん重くなっていく……。