【SP安価】上条「とある邂逅の」カズマ「世界祝福!」【禁書×このすば】

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55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/28(月) 22:30:11.01 ID:O+EbzwgGO
私が異世界に動かすとしたなら、神とそれに近しい存在は全て飛ばすわね
そうした方が好都合だもの
56 :1 [saga]:2023/08/28(月) 22:39:31.44 ID:IjH2UeDn0
 ネフテュス「神である貴女が加護を与えている人なら、ここに来ていてもおかしくはないわね」


 ネフテュス「因果律の歪みが生じるのなら、その子達もやって来るという事も必然的なものよ」


 ネフテュス「見たところ相当大事な人とは強く結ばれているのでしょうし」クスッ


 アクア「別に単なる腐れ縁よ。大事にするなら私にしてほしいわよ!雑に扱うんだから!」


 美琴「め、女神様を雑に扱うって・・・相当な度胸のある人達ね・・・」


 アクア「度胸というか変というか・・・とにかく扱いを何とかしてほしいわ」

 
 オティヌス「変わった見た目ならすぐに・・・と言いたいが」


 オティヌス「この街では変わった格好の奴なんて五万といるからな」


 ネフテュス「そうねぇ。私の娘達なんてほぼ露出してる服装をしているし・・・」タプン


 美琴「・・・そ、そうなの。ふーん・・・(この際ツッコムのも馬鹿馬鹿しいわね)」


 アクア「ううぅぅ・・・どうすればいいのよ・・・」グスン


 オティヌス「(この世界へ入り込んだ方法がわかればすぐに帰してやれるが)」

 
 オティヌス「(その仲間達も一緒に送り帰した方が手っ取り早いだろうしな)」


 オティヌス「それなら、その仲間達を探し出して戻る方法を模索してみるか」


 アクア「え?助けてくれるの・・・?」


 オティヌス「ああっ。異世界からの介入者を「アイテム」が対処するのは出来ない事はないが」


 オティヌス「それに下手に放っておいて厄介な事が起きては困る」


 美琴「>>57
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/28(月) 23:09:41.60 ID:bJdLu/o8O
私も乗りかかった船出し感じがするしなにかやれる範囲でお手伝いするわ…!、
58 :1 [saga]:2023/08/28(月) 23:27:56.78 ID:IjH2UeDn0
 美琴「私も乗りかかった船出し感じがするし・・・何かやれる範囲でお手伝いするわ!」


 美琴「もしかしたら黒子や初春さん達と会ってたりするかも」


 ネフテュス「ん〜・・・私も楽しそうだから、お供しようかしら」ニコリ


 ネフテュス「あ、去鳴と府蘭に伝えておかないといけないわね・・・」


 オティヌス「まぁ、そういう事だ。慈悲深くはないが、それくらいはしてやる」


 アクア「誠にありがとうございます!」


 美琴「(こういう所を見ると、やっぱり神様って感じがするわね。オティヌスって)」


 ネフテュス「ねぇ、ところで貴女とオティヌスはどういう関係なのかしら?」


 美琴「え?あ、あー、えっと・・・同じ恋人を持ってる仲ってとこかな」


 ネフテュス「あぁ、彼の恋人の1人なのね。15人にも増えて大変そうじゃない」クスッ


 美琴「あ、あはは、まぁ・・・でも、仲良くしてるから全然大丈夫よ」


 オティヌス「ネフテュス、その話はまた後でしてやる。その前に・・・」


 オティヌス「アクア、お前がここへ来る前に覚えてる事を話してくれ」


 アクア「ええ、わかった。そうね・・・まずいつも通りの時間に起きて・・・」



 こKONOの
 すば
 SUBA
59 :1 [saga]:2023/08/28(月) 23:31:41.69 ID:IjH2UeDn0

 -学園都市 第七学区 窓のないビル付近-


 ―ワイワイ ワイワイ

 めぐみん「ふふ、ふふふ、ふふふ!」


 「なに?この騒ぎ・・・何かあったの?」

 
 「いや、見た事ないアニメキャラの魔女っ娘コスしてる子がいてさ」


 「さっきから色々面白いから見てるんだよ」


 めぐみん「何だかよくわからない場所に来た時は少し困惑しましたが・・・」


 めぐみん「この注目っぷり!私から溢れるオーラに目が離せないようですね!」


 めぐみん「ここの人達はどうやら私の凄さがよくわかっている様子!」


 めぐみん「私の魅力がここへきて覚醒してしまいましたか・・・!」


 「なー魔女娘さん!もう一回あれやってくれよ!」

 
 めぐみん「あれですか?もう、しょうがないですねぇ。では、その目に焼き付けるといいでしょう!」


 めぐみん「我が名はめぐみん!紅魔族随一のアークウィザードにして爆裂魔法を操る者!」


 ―ザワザワ ザワザワ・・・
 
 「名前・・・思いっきり日本人のあだ名みたいだよな。つーかそうだよな」


 「紅魔族っていう種族の設定でやってるのかな?」


 「アークウィザードってウィザードはわかるけど、アークってどういう意味だっけ?」


 「あ、リーダーとか指導者って意味らしいな」


 「爆裂魔法ってなに?魔法の凄い技みたいなもの?」


 めぐみん「そうなんです!わかってるじゃないですか!」


 めぐみん「>>60
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 04:32:23.24 ID:GDFYMtFoo
乙ですのー!
アクア様に優しいみこっちゃん…

大爆発を起こしてこのあたり一体をキレイにするすごい魔法ですよ!
実演したいですがいきなりここでやろうものなら大変なことになってしまうので、できないのが惜しいですが…!
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 07:18:35.04 ID:5PUXyKD4O
ふっふっふ、この私の最高の魔法を見せてあげましょう!
……としたいところなんですけど、探している人がいましてそれからですね
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 07:33:56.21 ID:CYjVrkRVO
このすばのロゴ?が手が込んでて好き
オティヌスとネフテュスのオーラに負けないアクア様はやはり女神なんだなって……
乙でした!
63 :1 [saga]:2023/08/29(火) 11:49:11.34 ID:GEjvsgc60
 めぐみん「そう、爆裂魔法は凄いのです!辺り一帯を綺麗にするほどの」


 めぐみん「強烈無比な魔法なんですよ!どんな魔法も爆裂魔法の前では虚弱もいい所ですよ!」

 
 めぐみん「そして、爆裂魔法を操る私は最強と言っても過言ではないでしょう!」ドヤー
 

 「へ、へぇ、そんなに凄いの?見てみたいけど・・・」


 「(火炎系能力でそんなに強度の高い能力者って居たかな・・・?)」


 めぐみん「いいでしょういいでしょう!この期待に満ちた群衆を前にして」


 めぐみん「何もしないなど紅魔族の名折れです!」


 めぐみん「究極の爆裂というものをお見せしましょう!」

 ―ポゥ
 
 「お?なんか光り出して、魔法陣が出てきた。凝ってる3Dだなー」


 「魔女っ娘さん、何をするんだろ・・・?」


 めぐみん「今日の爆裂は・・・あれがいいですね。一際目立つ、窓すらないあの塔」


 めぐみん「決まりました!さあ、刮目して見るのです!」




 上条「ん?・・・あそこに人集りが出来てるな。何かやってんのか?」


 五和「そのようですが・・・。・・・っ!?」ゾワッ


 上里「五和さん?どうかしたのかい?」
   

 インデックス「とうまとうま!魔力が活発化してる気配がするんだよ!」


 インデックス「それも、かずまが使った魔法の魔力に近い感じだけど」


 インデックス「あれよりも遥かに大きいような・・・」


 五和「>>64
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 11:52:08.09 ID:5PUXyKD4O
こ、これは放置したらかなり危険な威力を感じます…!
当麻さん急いでください!
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 11:55:02.45 ID:lZZufgBLO
あの爆発が上手く行ったらこの一帯が何もなくなります!
本気で止めないとっ
66 :1 [saga]:2023/08/29(火) 12:39:16.49 ID:L57myddV0
 上条「ならカズマの仲間があそこに居るのか?」

 
 上里「あそこの隙間から見え隠れしている、とんがり帽子を被ってる子がそうかな?」


 カズマ「んー?・・・あっ!間違いなくめぐみんだ!」


 ベルトさん「どうやら、そのようだね。しかし、魔力が活発化しているというのは・・・?」


 カズマ「おーい!めぐみんやーい!おーい・・・おいおいおい!?こんなところでまさか!?」

 
 上条「どうした?」

 

 めぐみん「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう」

 ―ボォォォオオッ・・・!

 
 インデックス「た、大変!ものすごい魔力の膨張が起きてるんだよ!」


 上里「な、何だって・・・!?膨張という事は・・・」


 五和「こ、これは放置していては危険な事態になるのを感じます・・・!」


 五和「皆さん!急ぎましょう!」


 上条「あ、ああっ!」ダッ


 ベルトさん「カズマ!彼女は一体何をしてるんだ!?」


 カズマ「爆裂魔法ってとんでもない威力の爆発を起こすヤベー魔法を撃つ気だ!」


 カズマ「早く止めないとここら一帯が吹き飛んじまう!」


 上条「>>67
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 12:55:55.56 ID:5PUXyKD4O
な、なんだと!?
あんな背丈なのにどこにそんなパワーが…
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 13:00:33.31 ID:/mHHMWD+O
とんだ危険人物すぎないか…
あの詠唱を止めさせればいいと思うけど何か手段は…
69 :1 [saga]:2023/08/29(火) 14:25:01.21 ID:d5TM/PRW0
 上条「マジかよ!?とんだ危険人物過ぎないか!?」


 カズマ「他人事みたいに言うけど俺も心底そう思うな!」

 
 インデックス「それなら、あの詠唱を止めないといけないんだよ!」


 五和「(鋼糸を飛ばしたいですが、周囲の人達で狙いが・・・!)」
 

 上里「っ!マズイ!彼女の掲げてる杖から光がっ・・・!」



 めぐみん「これこそが究極の攻撃魔法!目に焼き付けよ!」


 めぐみん「エクスプロージョン!!」



 カズマ「あぁあああぁもうダメだ、間に合わない〜!おしまいだぁ〜!」


 上条「いや、間に合わせる!」ダンッ!


 インデックス「とうま!」


 カズマ「お、おい!?何してんだ!?」


 ベルトさん「当麻!無茶はするんじゃないっ!」


 上里「上条っ!」

 
 五和「当麻さんっ!」



 上条「うおおおおおおおああああああ!」

 

 ―パキィィイインッ!!

 ―シュウウゥゥ・・・


 カズマ「・・・え?あれ・・・?消えた・・・のか?」


 インデックス「はぁ〜・・・」

 
 ベルトさん「ふぅ〜。間一髪だったようだね・・・´`」


 五和「は、はい。本当によかったです・・・」


 上里「上条が居なかったらどうなってた事やら・・・」


 カズマ「>>70
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 14:33:47.47 ID:oYMEw80EO
まるで魔法陣が崩れるみたいに消えたけど、上条?ももしかして魔法使いなのか?
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 14:34:42.60 ID:SN94VaQ2O
爆発しなくてよかった〜腰が抜けたぜ…
ところで今のってどういうふうにやったんだ?
72 :1 [saga]:2023/08/29(火) 15:14:02.16 ID:eI2l28kP0
 カズマ「と、とにかく爆裂しなくてよかったぁ〜。腰が抜けるかと思ったよ・・・」ヘナヘナ


 カズマ「けど、今のって・・・右手が当たった途端に窓ガラスみたく魔法陣が割れて消えたよな?」


 カズマ「どうやったんだ?もしかして・・・上条も魔法使いなのか?」

 
 上里「それは後で教えてあげるよ。それよりきみの友達の所へ行った方がいいんじゃ?」


 カズマ「あぁ〜!そうだ!おいこらめぐみぃ〜〜〜ん!」ダダッ!


 五和「あっ!わ、私達も行きましょうっ」

 

 めぐみん「わ、私の爆裂魔法が!?ちょ、どういう・・・うっ、魔力が・・・」
 
 ―ぽてっ


 上条「ふぅ〜・・・何とかなったな・・・」


 ―ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ

 「な、何だったんだ、今の・・・?いきなり消えたよな?」


 「機械が故障でもしちゃったのかしら?というか、あの子倒れちゃったわよ?」

 
 五和「み、皆さん!大変ご迷惑をお掛けしました!」ペコリ

 
 五和「こ、こちらの方は私が保護しますので、解散なさってください」


 
 風斬「あの、上条さん?何かあったんですか・・・?人集りが出来ていますけど・・・」


 上条「あ、か、風斬・・・い、いやぁー、ちょっとばかりお前の仕事場が無くなる所だったからさ」


 上条「それを止めた所なんでせうよ。ははは・・・」


 風斬「>>73
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 15:42:04.55 ID:oYMEw80EO
私の仕事場というと窓の無いビルですか?
さすがにそうそう壊れないと思いますけど、そんなに危険な事態が……?
ちょっとより強固にしないといけませんね
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 15:43:01.72 ID:mzeElt70O
ありがとうございます!
私もすごい力を感じたので来てみましたが、そういう理由だったんですね
75 :1 [saga]:2023/08/29(火) 16:21:50.01 ID:6KD3Ls740
 風斬「仕事場というと・・・窓のないビルの事ですか?」

 
 風斬「流石にそう簡単には壊れないと思いますが・・・あ、ありがとうございます」


 上条「いいって事でせうよ。お前に何かあったら困るのは皆同じだからな」


 風斬「・・・その、それだけ危機的状況な事態になっていたんですか?」


 上条「まぁ、危機的といえばそうだったんだけど・・・」


 上条「なんつーか、悪意があってやった感じではなさそうなんだよな・・・」チラッ


 
 カズマ「この爆裂バカ!いきなり何て事してくれてんだ!」


 めぐみん「うぅ・・・あ、あれ?カズマ?カズマが何故2人も・・・?」


 カズマ「そういうボケは今いいんだよ!危うく警察沙汰になる所だったってのに!」


 ベルトさん「この街には警察という組織は無いんだ。代わりに警備員や風紀委員と言って・・・」



 上条「まぁ、とりあえずこっちで問題は片付けておくから統括理事長の仕事頑張ってくれ」

 
 風斬「そ、そうですか。それでは、失礼します」ペコリ

 
 風斬「上条さんも大変そうだと思いますが、頑張ってくださいね」

 
 上条「ああ、サンキュな。昨日の事も改めてさ」
 


 こKONOの
 すば
 SUBA
76 :1 [saga]:2023/08/29(火) 17:16:23.00 ID:7G1qpZBS0



 -学園都市 第七学区 路地裏-

 ダクネス「ううん、ここはどこだ?さっきから薄暗い通りしか見えないが・・・」


 ダクネス「そもそもこれは建物なのか?木で作られていないぞ?」コンコンッ


 「おい、ねーちゃん。随分変わった格好してるな?」


 「コスプレってやつか?重くねーの?」


 ダクネス「コスプレ?・・・何の事かわからないが、仲間を探して急いでいるんだ」


 「そう言うなよ、道案内ならしてやるぜ?その代わりちょっと小遣いくれねーか?」


 ダクネス「ふむ・・・道案内を頼めるのなら、悪くない話だが」


 ダクネス「生憎、マナタイトのせいで手持ちが無くてな」


 「だったらその鎧売れば一発だぜ。よく出来てやがるしな」


 ダクネス「なっ、鎧を・・・!?」ドキッ


 「ドンキかブックオフで売れんじゃねーか?」

 
 「ほら、脱がすの手伝ってやるぜ?ついでに楽しませてくれてもいいけどな」


 ダクネス「た、楽しませ・・・!?///」


 ダクネス「そ、それは私の肉体を弄び、辱める目的で利用するとかそういう事か・・・!?///」


 ダクネス「>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 17:23:48.21 ID:oYMEw80EO
そ、そんなに見ず知らずの土地で知らない輩にこんな風にせがまれるなんて…!///
騎士として負けてはならないはずだが…ハァハァ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 17:25:24.76 ID:fbKVvzqDO
金も鎧も全てを求めようなんてなかなか強欲じゃないか…!///
いかん…絶対に負けてはならないはずだが……
79 :1 [saga]:2023/08/29(火) 21:35:07.12 ID:lCO0ikhi0
 ダクネス「そ、そんな見ず知らずの土地で知らない輩にこんな風にせがまれるなんて・・・!//」

 
 ダクネス「金も鎧も全てを求めようなんて中々に強欲ではないか!///」


 ダクネス「いけない!騎士として絶対に負けてはならないはずだが・・・//」ハァハァ


 「・・・いや、その・・・なぁ?」


 「俺らはどっちかってーと金の方が目当てで」


 ダクネス「そうか!//つまり金をあるだけむしり取った後、金目の物と称しこの鎧すら剥ぎ取り//」


 ダクネス「その上でまだ足りない、その体で払えるだけ払えとそのように要求する訳だな!//」


 「「・・・そこまでは流石にリーダーに怒られるから」」


 ダクネス「くぅ//なんという事だ・・・!//」

 
 ダクネス「このような知らない土地の裏路地で名も知らぬ男達に辱められてしまうとは!//」


 「いや、あの、とりあえず有り金だけ渡してくれたら、それで・・・」


 ダクネス「無いから私の体で払えと言ってるんだろう!?//」


 「・・・よし。このねーちゃん忙しいみたいだから声掛けなかったって事で」


 「お、おう・・・」クルッ


 ―ガシッ
 
 「ぐえ!?」


 ダクネス「何故そそくさとどこかへ行こうとしている!?//私から鎧を剥ぎ取って辱めを!//」


 ダクネス「>>80
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 21:38:04.44 ID:GDFYMtFoo
本意ではないが仕方あるまい…//ハァハァ
私の身体は何時でも辱めを受ける準備がいや立ち向かう準備を完了しているんだ…//
このまま逃げ出すなんてしないよな?
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 21:38:36.57 ID:a2YQvN21O
さぁ早くするんだこのうら若き剣士を襲う蛮族が如き行為を!
さぁ早くっ!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 21:39:19.99 ID:4msu3/jRO
くそっ辱めを身体が怖がってるのか十分に動かない……ゾ☆
83 :1 [saga]:2023/08/29(火) 22:32:44.50 ID:lCO0ikhi0
 ダクネス「本意ではないが仕方あるまい・・・//」ハァハァ


 ダクネス「私の身体は何時でも辱めを受ける、いや立ち向かうつもりだ!//」クワッ


 ダクネス「さぁ早くするんだこのうら若き剣士を襲う蛮族が如き行為を!//」
 

 「離せって!俺、そういう趣味ねーし!やりたくもないっての!」


 ダクネス「くそ!//辱めを身体が怖がってるのか十分に動かないぞ・・・//」グググッ


 「な、何て馬鹿力だよ!?このっ!ぐぉ〜〜〜!」


 黒子「・・・風紀委員ですの。何をやっていらっしゃるのでしょうか?」


 「こいつを離そうとしてるんだよ!見りゃわかるだろ!」グググッ


 ダクネス「遠慮する事はないんだぞ!?//」ハァハァ


 「断固遠慮するっ!」


 黒子「・・・」ポカーン


 駒場「・・・あの・・・騒がしいと思えば、これはどういった状況だ・・・?」


 黒子「・・・さぁ?とにかく・・・」スタスタ、ピトッ


 ―ヒュンッ

 ダクネス「のわっ!?」ペターン


 「ぜー、ぜー、た、助かったぁ・・・ってリーダー!?」


 駒場「・・・何があったかは後で聴いてやる。行くぞ」


 「あいでででででっ!?ちょ、引き摺らないでくださいよ〜!」ズルズル

 
 黒子「やれやれ・・・大丈夫ですの?(と言っても私が落したのですが)」


 ダクネス「え?あ、ああ、何故か落ちたようになった事以外は・・・」パンパンッ

 
 黒子「そうですか。しかし、このような場所へ入るのは感心しませんわね」

 
 黒子「>>84
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 22:35:19.01 ID:a2YQvN21O
そのお姿はお店の客引きですの?
そういった格好をして裏路地に行くなんて自ら捕まりに行くようなものですわよ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 22:36:27.02 ID:GDFYMtFoo
私達が来たから助かったものの、中高生くらいのあなたがここに来るのは特に危険ですわ
表通りでキチンと活動するんですわね
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 22:37:36.12 ID:4msu3/jRO
しかしあなたのお顔は初めて見る気がしますわね……
ひょっとして留学生とかですの?
87 :1 [saga]:2023/08/29(火) 22:52:20.16 ID:lCO0ikhi0
 黒子「貴女のお顔は・・・初めて見る気がしますわね(西洋と言えばそうかもしれませんが・・・)」


 黒子「ひょっとして国外からの留学生でして?」


 ダクネス「りゅ、りゅうがくせい・・・?」


 黒子「違うのですか?てっきり、そのお姿はお店の客引きでしているものかと」


 ダクネス「きゃ、客引き!?」


 黒子「そういった格好をして裏路地に行くなんて、自ら捕まりに行くようなものですわよ」


 黒子「私が来たから助かったものの、中高生くらいの貴女がここに来るのは特に危険ですわ」
 
 
 黒子「そういった商法は表通りでキチンと活動するんですわね」


 ダクネス「わ、私は決してそんな目的のためじゃ・・・!?」


 ダクネス「その・・・道に迷ってしまったようでな、それで先程の連中に絡まれていたんだ」

 
 黒子「あら、そうでしたの?それは失礼しましたわ」


 黒子「ですが、このような場所へ入る事はお勧めしませんの」

 
 ダクネス「それはすまない。いざとなればこの剣でと言いたいが」


 ダクネス「むやみに振るうのは騎士として憚れるのでな」


 黒子「ん〜?・・・失礼、そちらの剣を少々拝見させていただいでも?」


 ダクネス「うん?ああ、構わないぞ」スッ


 ―ズシッ

 黒子「ふむふむ・・・模造刀ではございませんのね・・・」


 黒子「しっかり刃がついていて容易く皮膚も切断できそうと・・・」


 ダクネス「まぁ、振るったところで当たらないんだがな・・・」


 黒子「>>88
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 22:59:34.89 ID:GDFYMtFoo
……それはなんのために持ってるんですの?
まさか見せかけの武器とかですの
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 23:00:43.10 ID:a2YQvN21O
振るって当てるようなことがありましたら、私達風紀委員や警備員が飛んてきますので絶対に当てないで欲しいところですのでそうしてほしいですの
……やっぱりコスプレイヤーとかじゃないんですの?
90 :1 [saga]:2023/08/29(火) 23:10:54.13 ID:lCO0ikhi0
 黒子「・・・こちらは何のためにお持ちになっていらっしゃるのですの?」

 
 黒子「まさか、見せかけの護身用品と仰るのでは・・・」


 ダクネス「そ、そんな訳がないだろう!?ちゃんとした一級品だぞ!」


 黒子「・・・それでしたらこれは銃刀法違反ですの!」


 黒子「振るって当てるような事がありましたら私達、風紀委員や警備員が飛んてきますので」


 黒子「絶対に当てないで欲しいところですわ」


 ダクネス「じゅうとうほう・・・違反?何?剣を持つのが違反だというのか?」


 黒子「当たり前ですの!剣以前にこんなに長い刃渡りのある刃物であればどれでも危険物でしてよ!」


 黒子「業務その他正当な理由なく刃物を外に持ち出し携帯する事は禁止されていますの」


 黒子「まったく、コスプレをするにしても。そのような物を堂々と持ち歩くなんて・・・」


 黒子「節度を持ってくださいまし」


 ダクネス「待て。私はダクディネス家の者だ。この剣は騎士の誇りにかけて疚しい物ではなく・・・」


 黒子「疚しくなかろうと危険物は危険物ですの!言い訳は後でお聴きしますわ」


 黒子「さぁ、こちらへ。さっさとここから出ますわよ」ガシッ


 ダクネス「ま、待ってくれ!ちょ、待って!話を!カ、カズマーー!助けてくれーっ!」ズルズル

 


 こKONOの
 すば
 SUBA
91 :1 [saga]:2023/08/29(火) 23:19:54.86 ID:lCO0ikhi0


 -学園都市 第七学区 十六号線 歩道-


 めぐみん「うう、私の爆裂魔法が・・・こんな屈辱は初めてです・・・!」グスン


 めぐみん「トウマとか言いましたね?明日、私と勝負してください!」ジタバタ


 カズマ「こら、背負ってるのに暴れるな!落ちるだろ!」


 五和「あ、危ないですから、どうか落ち着いてください」アセアセ


 上条「うわー、このやり取り何か懐かしく感じますの事よ・・・」


 カズマ「というか見知らぬ土地で建物を壊そうとするな!お尋ね者になったらどうすんだよ!」


 カズマ「というか、あのビルにこの街の1番偉い人が住んでたんだぞ!?」


 カズマ「お尋ね者どころかテロリストにされるて危うく死刑になるとこだったんだからな!?」

 
 カズマ「上条が何とかしてくれて、おまけにその人が許してくれたからお咎め無しになったけど」


 カズマ「マジでやめろよ!?いいか!?もしその人がホントは怒ってたら謝りに行くからな!」


 めぐみん「うっ・・・すみませんでした・・・」


 上里「まぁまぁ、カズマ。そう怒鳴らなくても反省してくれてるみたいだから」


 インデックス「>>92


 
 今日はここまで
 おやすみなさいでせうノシ
 
 何気なしに駒場さん6、5年ぶりの登場だったりするかも・・・
 尚、外に出て廓ちゃんとラーメン屋を営んでます。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 23:34:11.44 ID:GDFYMtFoo
乙ですのー
フレメアも駒場さんにたまに手紙を送ったりとかしてるのかな…

結果的にとうまの幻想殺しでなんとかなったけど危なかったんだよ!
でもどれくらいすごいのかお話聞きたいかも!
かずまとめぐみんはどんなことをしてたの?
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/29(火) 23:41:52.72 ID:a2YQvN21O
乙ですの
ちゃんと働いててよかった
駒場さんもまさか学園都市に里帰りしたら変な剣士に出会うとは思わなんだ

そうかも!
しっかり反省してると思うしあまり怒り過ぎちゃうとお腹空いちゃうよ?
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 07:36:16.41 ID:/cM91CbjO
ダクネスと黒子はなかなか相性良さそうな感じがするのが少し意外かも…
95 :1 [saga]:2023/08/30(水) 12:05:36.14 ID:fgaoWdVR0
 インデックス「うん。しっかり反省してると思うからいいと思うんだよ」


 インデックス「それに、氷菓も優しいから根に持つって事はないだろうし」

 
 カズマ「そ、そうか?それならいいんだけどさ・・・」

 
 インデックス「それにカズマ、あんまり怒り過ぎちゃうとお腹空いちゃうよ?」

 
 カズマ「・・・何かそう言われるとそんな気がしてきそうな・・・」
 

 めぐみん「しかし、本当に何なのですか?その右手は・・・」


 カズマ「ああー実際すごいよな、上条の右手。どんな異能の力も消せるんだって?」

 
 上条「まぁ、おかげで幸福も消されてたっぽいから厄介事に巻き込まれてるんだけどな」


 インデックス「神の加護や運気も断ち切っちゃってるみたいだからね」


 カズマ「デメリットがデカ過ぎだろそれ。というか逆に不幸を消す事は出来ないのか?」


 ベルトさん「私なりの科学的な考えでは負の数と正の数が同じである場合では0となるね?」


 カズマ「あー、んー、えー、おー・・・そうだな?」コクリ


 ベルトさん「仮に幸福が5として不幸が-6だとすれば-1となる」


 ベルトさん「つまり、打ち消した余りの-1が当麻へ降り注いで不幸が目立ってるんだと思うんだ」


 五和「なるほど・・・魔術的な解釈では思いつかない考察ですね」


 上里「>>96
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 12:27:07.48 ID:oMIGwIGcO
−1が大きいと思うか小さいと思うかは人それぞれだろうけど積算するととても大変だからね
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 12:28:12.90 ID:d85L+z++O
仲間との縁は打ち消されないからそこは幸運が追加されているって思ってほしいな
98 :1 [saga]:2023/08/30(水) 14:34:42.43 ID:OpAUgzpl0
 上里「-1が大きいと思うか小さいと思うか、人それぞれだろうけど・・・」


 上里「積算すると生涯までに大変な事になってるに違いないよ」

 
 上条「いやいや爺さんになってまで不幸なのはごめんだぞ上条さんは」


 上里「それは、ぼくに言われても・・・ただ仲間との縁は打ち消されてないからこそ」

 
 上里「幸福が追加されてると思った方がいいと思うな」


 五和「そうですね。当麻さんの不幸は私達で支え合っていけば乗り越えられると思いますよ」ニコリ

 
 上条「・・・ああ、そうだよな。今の俺にとっての幸福はそれが1番だからな」クスッ


 カズマ「(上条も上条で何かしら苦労してるんだろうなぁ)」

 
 ベルトさん「それでカズマ。君が知っている日本ではこの街自体が存在していないんだね?」


 カズマ「そうみたいだな。だから俺がいた日本とは別の世界の日本って事みたいだ」


 カズマ「まぁ、俺は自分の世界で死んでからこことはまた別の異世界に行ってるんだけどな」


 上条「ラノベで流行ってる異世界転生か。・・・司はちょっと違うよな」

 
 五和「彼女の場合は転移ですからね」

 
 インデックス「その世界でかずまとめぐみんはどんな事をしてたの?」


 カズマ「わかりやすく言えばファンタジーの世界で格好とさっきの魔法で大体わかるだろ?」


 上里「冒険者、なのかな?脇差メインの戦闘・・・はあんまりしていないみたいだけど」


 ベルトさん「なるほど。確かにファンタジーの世界ならではと言えるね」


 上条「これ聞くのもなんだけど・・・ぶっちゃけ楽しく過ごせてるか?」


 カズマ「>>99
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 15:52:55.35 ID:5ti0Ei+CO
転生前からするとそりゃ楽しく過ごしてるぞ!
色々命の危機とか感じることもあるけど、アクアを筆頭に一緒に協力して生きてるからなー
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 15:55:46.79 ID:IjeCcgj0O
それが聞いてくれよ…ファンタジー世界だからここにあるような便利なものや娯楽も無くてさ……
101 :1 [saga]:2023/08/30(水) 16:19:05.10 ID:jodxCIcT0
 カズマ「転生前からすると、そりゃ楽しく過ごしてるぞ」

 
 カズマ「色々と命の危機とか感じたりするけど、アクアを筆頭に一緒に生きてるからなー」


 カズマ「・・・まぁ、だからと言って現代社会への未練はそこそこ残ってるけどな」フッ・・・
 
 
 カズマ「ファンタジー世界だからここにあるような便利グッズや娯楽も無いからさ・・・」

 
 上条「そ、そか。まぁ、慣れ親しんでる所からいきなり全然違う世界観になったら」


 上条「上条さんもそう思っちまうだろうし・・・」

 
 めぐみん「?。カズマ、さっきから何の話をしてるんですか?」


 カズマ「ああいや気にするな。ここは俺の故郷に似てるって話だよ」


 上里「要するに、カズマが生前に居た世界とは全く事なる世界という訳なんだね」


 インデックス「ひびき達よりも複雑そうな話なんだよ」


 五和「はい。・・・もしかすると天草式の方で仲間の方が保護されている可能性も・・・?」


 カズマ「・・・何ていうか皆あっさり認めてるけど・・・本当に信じてくれるのか?」


 ベルトさん「君達以外にも別の世界からこの世界へ来訪してきた人間が幾人も居るんだ」


 ベルトさん「恐らく最初に確認されたのが私の友人だと思われるね」


 カズマ「え?マジか・・・って言ってもあの世界も俺以外の転生者が居たっけ」


 上条「だから、俺達はほぼ慣れてるんでせうよ。俺の知る限りでは別世界の上条さん自身だったり」


 上条「次に来たのが歌うと強くなって戦える女の子達の戦士が来たりとかして」


 上条「あとは、まさかのグリッドマンやウルトラマンが来たんだ」


 カズマ「>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 16:24:12.57 ID:IjeCcgj0O
グリッドマンやウルトラマンってあの!?
くぅ〜!会ってみたかったなあ!
でもみんなたくましく生きてんだろうな……
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 16:25:17.72 ID:5ti0Ei+CO
そんなに来てたら、上条たちも含めてみんな慣れてる様子なのも納得しかないな……
ということはダクネスやアクアも絶対ここに来ている気がする
104 :1 [saga]:2023/08/30(水) 17:13:18.95 ID:KzK+SEDD0
 カズマ「え?ウルトラマンってあのウルトラマン?」


 上条「ああ。カズマの世界で円谷プロがあるなら、そのウルトラマンでせうよ」


 五和「目撃証言によれば初代、ネクサス、ゼロの3人が居たとか」


 カズマ「マジか〜〜〜!見てみたかったなぁ。ものほんのデカさで・・・」

 
 めぐみん「ウルトラマン・・・とは一体何者ですか?」


 カズマ「後でちゃんと教えてやるよ。にしても、そんなに来てたなら」

 
 カズマ「上条達も含めて皆が慣れてる様子なのも納得だな」


 カズマ「て事はだ、あの2人も絶対こっちに来てるはずだ。間違いなく」


 めぐみん「私も何となくですがそう思いますね。・・・ところでカズマ?」

 
 めぐみん「周辺の建物や道が全く未知なる物に見えるのですが・・・」

 
 五和「(やはりファンタジー世界の方にはそう見えるのですね・・・)」


 カズマ「この街は技術力がすっごいから建築も違えば道の舗装も全部違うく見えるんだよ」


 カズマ「おまけに超能力開発もして学生は全員何らかの超能力を使える、って話だよな?」


 上条「ああっ。でも、精密機械を使わないとわからない微弱な力を持ってる奴がほとんどだけどな」


 カズマ「そうなのか。しかも魔術師なんてのもいるんだろ?」


 カズマ「この世界も大分何でもありなんだな」

 
 五和「>>105
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 17:35:42.58 ID:5ti0Ei+CO
昔は科学と魔術で争っていましたけど、少し落ち着いてきたんですよ
特に当麻さんは大活躍してましたし
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 17:36:40.56 ID:IjeCcgj0O
私は魔術師ですし、科学の街のここには今では魔術師も多く暮らしていますよ
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 17:37:19.35 ID:QrUp8g3tO
カズマさんの所だとめぐみんさんの魔術を筆頭にすごいものが多そうですね…
もしかしてモンスターとかもたくさんいますか?
108 :1 [saga]:2023/08/30(水) 21:58:25.75 ID:P+9Z9aIn0
 五和「私はその魔術師でして、今では魔術師も多く暮らしていますよ」


 カズマ「あ、どうりでその格好が似合ってるなぁと・・・」


 五和「あ、こちらはコスプレをしているだけで普段は一般的な服装をなんです」


 カズマ「あ、そ、そうなのか・・・(ダクネスより騎士っぽいのに)」


 五和「以前までは科学と魔術で争っていたのですけどね。漸く落ち着いてきたんですよ?」


 五和「特に当麻さんが大活躍していまして、世界を幾度も救ったとも言えます」


 上条「つっても、その度にカズマ同様命の危機に晒されてたけどな」


 カズマ「あー、やっぱ世界救うのって命懸けなのはどこも一緒なのか・・・」

 
 ベルトさん「それが人々の為を守るために戦う者の宿命なんだよ」


 上里「カズマの世界では、めぐみんの魔法を筆頭にすごいものが多そうだけど」


 上里「もしかしてモンスターとかも沢山存在するのかい?」


 カズマ「沢山どころじゃないな。馬鹿デカイ蛙にキャベツなんかがウヨウヨしてるからな」


 上条「へー・・・。・・・ん?(気のせいか?今、キャベツって・・・その世界での用語か?)」

 
 インデックス「魔術にしても、かずま達が異世界から来るなんて普通はできっこないんだよ?」


 インデックス「一応、魔術の世界では神隠しとかそういう伝承は無くはないけど・・・」


 ベルトさん「では、カズマ達の世界で何か良からぬ事態が起きてしまい、響達のように」


 ベルトさん「この世界へ飛ばされてしまったという線もあり得るね」


 上条「>>109
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:00:40.34 ID:qAx4AZGBo
何かすごい敵と戦ってたりとかしてたりってなかったのか?
それならそいつがここに飛ばしたって可能性が高そうだけど…
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:02:26.51 ID:8XHEJH45O
色々案内したいけどそう考えるとカズマ達の助けを求めている人がいるってことだよな……
めぐみんの爆裂魔法があるのに異世界に飛ばすって相当なレベルの相手なのか……?
111 :1 [saga]:2023/08/30(水) 22:31:48.46 ID:P+9Z9aIn0
 上条「何かすごい敵と戦ってたりとかしてたりってなかったのか?」


 上条「それならそいつがここに飛ばしたって可能性が高そうだけど・・・」


 カズマ「う〜ん、正直、こっちに来る前に何をしていたのか、いまいち思い出せないんだよな」


 めぐみん「私もそうなんです。確かいつも通りの時間帯に起きたのは覚えてますが・・・」


 ベルトさん「異世界から移動してくる際の衝撃で一時的に記憶が混乱したのかもしれないね」


 カズマ「そうなのかなぁ?どうもモヤッとするんだよな・・・」


 五和「仮に当麻さんの話を前提として、めぐみんさんの爆裂魔法でも敵わず」


 五和「異世界に飛ばす程の敵だったという事でしょうか?」


 めぐみん「んなっ!?そんなはずはありません!私の爆裂魔法で倒せない敵なんて!」ジタバタ


 カズマ「だから暴れるなっての!えっと、い、五和。俺もそれはないと思うかな・・・」


 カズマ「そもそも、そんな敵と相手するならまず即行で逃げの一手だろうし」


 上里「戦力を考えて判断したのなら、それが妥当な判断だろうね」


 上条「まぁ、それでもカズマ達の安否を気遣ってる人は居るんだろうしな・・・」


 ベルトさん「それなら早急に元の世界へ戻るための準備をしなければ」


 カズマ「あーいやいや。全然ゆっくりでいいぞ?寧ろ俺はもうちょい楽しみたいからさ」


 ベルトさん「ふむ、そうかね?それでは準備だけはしておく事にしよう」


 上条「それじゃあ・・・とりあえず、このまま立ち話ってのもなんだから」



 どこ行く?

 クスクシエ(五和の店)
 オリャ・ポドリーダ(ファミレス)
 レストラン・アギト
 喫茶店

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:36:48.50 ID:qAx4AZGBo
クスクシエ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:37:14.87 ID:8XHEJH45O
ここはオリャポトリーダでー
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:37:36.70 ID:oiHbglAmO
オリャポト
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:37:46.79 ID:YOD5ODevO
喫茶店
116 :1 [saga]:2023/08/30(水) 22:48:27.75 ID:P+9Z9aIn0
 上条「ファミレスにでも行って話そうぜ」


 カズマ「おぉ!ファミレスか!久しぶりだなぁ〜!」


 五和「では、オススメの所がありますので案内しますね」ニコリ


 上里「五和さんのお墨付きなら間違いなく美味いんだろうね」


 めぐみん「カズマ、カズマ。ファミレス、とは何ですか?」


 カズマ「まぁ、ちょっとよさげな食堂だよ。メニューが豊富でさ、色んな料理が食べられるんだ」


 めぐみん「ほ、ほう・・・!それは魅力的ですね・・・!」

 
 カズマ「あまり食べ過ぎるなよ?こっちは無一文なんだからな」


 カズマ「上条に負担かけすぎたら悪いだろ?」


 めぐみん「む。そうですね、仕方ありません。ほどほどにしましょう」


 めぐみん「トウマ、お世話になります」


 上条「いいって事でせうよ。そこまで困窮とした生活はもう送ってないからな」


 カズマ「(もうって事は、前までは送ってたのか・・・上条が他人とは思えなくなりそうだなぁ)」

 
 めぐみん「しゅわしゅわがあるのでしたら、今度こそ飲みたいですね」


 インデックス「>>117
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:49:32.33 ID:YOD5ODevO
しゅわしゅわ?
金色のシュワシュワは大人じゃないと飲んじゃだめだよ!
ジュースはいいけど…!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:50:11.92 ID:wNY/C0oGO
めぐみんの言うしゅわしゅわ?が気になるかも!
どんな飲み物なの!?
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 22:50:37.88 ID:qAx4AZGBo
シュワシュワするのもあるしフワフワなパンケーキもあると思うんだよ!フンス
120 :1 [saga]:2023/08/30(水) 23:08:11.16 ID:P+9Z9aIn0
 インデックス「しゅわしゅわ?そうなる飲み物はあるんだよ」


 インデックス「それだけじゃなくてフワフワなパンケーキもあるんだよ!」


 めぐみん「そうですか!それは楽しみですね!」


 カズマ「だから、お前にしゅわしゅわは早いんだっての!お酒なんだから」


 めぐみん「むぅ〜〜!またカズマは私をお子様扱いする気なんですか!?」

 
 上条「いやー、上条さんも未成年の飲酒は・・・なぁ?」チラッ

 
 五和「・・・そ、そうですね、その・・・あの・・・」タラー


 上里「(ここは察して触れないでおこう)そもそも、この街ではお酒の販売自体が限定されてて」


 上里「ファミレスみたいな飲食店ではまずメニューにないから大丈夫だよ」


 カズマ「へぇ、そこまで徹底してるなんてすごいな・・・て訳で残念だったな、めぐみん」


 めぐみん「むぐぐ〜・・・」


 インデックス「めぐみん、お酒は大人になってから味がわかるってベルトさんが言ってたんだよ」


 インデックス「だから、もう少し一緒に待とうね?」


 めぐみん「・・・わかりました。カズマが認める大人な女性となるまで待ちましょう」


 カズマ「お、おう・・・(マジか。あのめぐみんを宥められるなんて・・・シスターさんは違うなぁ)」



 
 上条「・・・ん?・・・なぁ、カズマ、めぐみん。もしかしてあそこに居るのって」


 カズマ・めぐみん「「え?」」



 アクア<あっ!カズマ!それにめぐみんも!



 カズマ「アクア!やっぱりお前も来てたのか!」


 めぐみん「どこをほっつき歩いてたんですか?どうせ泣きじゃくってたんでしょうけど」


 アクア「>>121
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 23:15:03.27 ID:qAx4AZGBo
かじゅまぁぁぁ!
どこ行ってたのよ私をおいて!
私が魔神様たちに囲まれてどれだけ怖かったかっ!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 23:16:42.02 ID:HSTC51nfO
そうよ!泣いてちゃ悪いの!?
私のことみんな知らないって言うんだもん…
123 :1 [saga]:2023/08/30(水) 23:26:23.88 ID:P+9Z9aIn0
 今日はここまで。
 おやすみなさいでせうノシ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 23:27:59.57 ID:qAx4AZGBo
おつおつー
オティヌスネフテュスに囚われた宇宙人のようなアクア様か…
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/30(水) 23:41:17.89 ID:5sg/o91KO
おつでした
なく涙も奪われるくらいの圧力があるし…
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 06:43:59.39 ID:xpI/vR1oO
学園都市だと外では夜しかお酒飲めなさそうだよね
超電磁砲で黄泉川と鉄装先生が屋台で飲んでたし

乙ー
127 :1 [saga]:2023/08/31(木) 10:05:22.20 ID:5aQASccN0
 アクア「そうよ泣いてちゃ悪い!?アンタ達こそどこ行ってたのよ私を置いて!」

 
 カズマ「いや、置いても何も俺達だってこの街で迷子になってたんだし」
 

 アクア「私の事、皆が知らないっていうからホントに寂しかったんだから!」


 アクア「しかも、魔神様達に挟まれてどれだけ怖かったと思ってんのよ!」


 カズマ「は?魔神?」


 めぐみん「・・・あの方々の事でしょうか?」


 オティヌス「なんだ、あっさり見つかったな。よかったじゃないか」


 アクア「あ、ありがとうございました!本当に助かりました!」


 美琴「というか、当麻や他の皆と一緒だったのね。何となく予想してたけど」


 ネフテュス「あら、予知能力を持っているの?神に適してるわね」


 美琴「いやあの、単なる直感で言っただけだから・・・」タラー


 カズマ「・・・えっとー、アクアさん?そちらの方々がお前を助けてくれたのか?」


 アクア「そうよ。1番わかりやすい紹介で言うと、あちらが全知全能の神オティヌス様で」


 アクア「お隣に立ってるのが最近ラー様の権能を授かった同じ様な夜と葬祭を司る神ネフテュス様よ」


 カズマ・めぐみん「「・・・はぁ?」」


 カズマ「>>128
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 10:16:27.28 ID:9Eac/0IHO
アクアが様付呼びって相当の神様ってことか?
いやそれも気になるけど二人?は上条の知り合いになるのか……科学の街のはずなのにウーン
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 10:17:11.83 ID:YkhWs9oAO
二人ともすごい格好してないか?ヒソヒソ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 10:18:53.54 ID:IPqimcvLO
アクアを連れてきてくれてありがとうな!
てっきり教徒が連れてくるかとおもったけどやっぱりいないのか

ところでめぐみんから見てどう思う?
神様に見えるか?(耳打ち)
131 :1 [saga]:2023/08/31(木) 12:59:12.16 ID:hqkZhciS0
 めぐみん「・・・自称女神は貴女だけで十分なんですけど」ジトー

 
 アクア「いやいやいやこればっかりは信じて!この世界では神様が下界に存在するのよ」


 めぐみん「・・・どう思いますか?カズマから見て」


 カズマ「まぁ、アクアが様付けしてるって事は相当上位な神様なんだよな?」


 カズマ「とんでもない恰好してるけど・・・」


 アクア「アンタね見た目で判断すんじゃないわよ!特にオティヌス様は最上位で」
 
 アクア「漫画とかゲーム好きなら別名のオーディンって言えばわかるでしょ!やばいのだって!」


 カズマ「あ、やばいな。割とガチ目にすごい神様じゃないかよ」タラー


 めぐみん「私はどういった神なのか知りませんが・・・」チラッ
 


 上条「お前らがカズマとめぐみんの仲間を保護してくれてたのか」


 オティヌス「この世界では発生されない異質な力を感じ取り、アイツを見つけたんだ」

 
 五和「そうだったのですか。やはり神々であるからこそ通じ合うものがあるのでしょうね」


 美琴「いやいや、この2人ときたらアクアさんをからかって弄んでたのよ?可哀そ過ぎたわよ」


 上里「え?・・・何やってるのさ、母さん。息子として申し訳ないよ」タラー


 ネフテュス「ごめんなさいね?ついあの子の反応が面白くって」クスッ

  
 
 めぐみん「・・・この街の皆さんとは和気あいあいとしていますね」

 
 カズマ「科学の街のはずなのに神様が居ても不思議じゃないのか・・・?」


 アクア「>>132
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 15:08:31.65 ID:y1ceSd0dO
科学がすすんでも神様の力は偉大ってことなのよ!フフーン
アクシズ教が無いことだけは残念だけど、私も女神として見習わないとね
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 15:11:09.82 ID:9cDUQx6fo
科学が進みすぎると行き着くところは神様と人が仲良く暮らせるようになるのかもね
誰とでも仲良くしようとしてる私はひょっとしてできる神様ってことかしら…?
134 :1 [saga]:2023/08/31(木) 15:37:38.94 ID:Q18EU92u0
 アクア「科学が進み続けたら行き着く所で人と神が仲良く暮らせるようになるのかもしれないわ」


 アクア「まぁ、何にせよ科学が進んでも神の力と信教は偉大って事なのよ!」フフーン

 
 アクア「アクシズ教が無い事だけは残念でならないけど、私も女神として見習いとね」


 カズマ「(・・・無理だな)」フ・・・


 アクア「誰とでも仲良くしてる私はひょっとして有能な女神なのかしら?」


 めぐみん「誰にでも詫びるの間違いですよ」


 アクア「んぬぁんですって!?女神であるこの私がそう簡単に詫びなんてしな」


 オティヌス「アクア。女神ならもう少し厳粛に、な?」ニコリ


 アクア「へへ〜!申し訳ございませんでした!」チマッ


 カズマ・めぐみん「「・・・」」スン


 ネフテュス「貴方達がカズマとめぐみんね?アクアを泣かせちゃってごめんなさいね」


 カズマ「あーいえいえ、全然気にしてませんよ。寧ろ清々してます」


 めぐみん「あの・・・その包帯で歩いてて不審に思われないんですか?」


 ネフテュス「まぁ、時折声を掛けられるけど・・・祖国のファッションと答えたら」


 ネフテュス「納得してもらえるから大丈夫よ」ニコリ

 
 カズマ「・・・やっぱこの街も大概変わってるな。俺からしてみても」


 めぐみん「>>135
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 15:47:37.94 ID:rMTV4SnSO
ネフテュスさんやオティヌスさんみたいな格好してる人ってカズマから見ても珍しいんですね
てっきりこっちに来るまでカズマもあんな服装で過ごしていたのかと
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 15:48:58.52 ID:9cDUQx6fo
でも学生の方たちが来てる制服というのはとてもワクワクしますね
こうチームのユニフォーム見たいというか統一感がありますし!
私もあっちで作ってみようかな……
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 15:49:44.16 ID:MKbk6bd3O
ネフテュスさん良いですね…
とても母性を感じる声でドキドキしますウーン
138 :1 [saga]:2023/08/31(木) 16:14:54.36 ID:f0hwa9Hm0
 めぐみん「カズマから見ても珍しいんですか。てっきり同じ様な服装で過ごしていたのかと」


 カズマ「そんな訳ないだろ。いやまぁ、暑い時期は肌着だけだった事もあるけど・・・」


 めぐみん「あるんじゃないですか。嘘はダメですよ」

 
 カズマ「はいはい・・・まぁ、それはそれとしてネフテュス様は上里のお母さんだったのか」


 めぐみん「そうみたいですね。全く似ていませんが・・・お父さん譲りなのでしょうか?」


 めぐみん「とても母性を感じる声で何だか落ち着きます」


 カズマ「だなー。・・・ただ、もしも俺が息子だったらやっぱり格好だけは何とかしてほしいかも」



 ダクネス<牢屋にでも入れるつもりか!?縛られるだけならまだしも放置されるのは好ましくない!


 黒子<何を言ってますの貴女は・・・



 オティヌス「おい、あの肩に翼を乗っけてる女騎士もそうじゃないのか?」


 カズマ「え?・・・あ。あぁ!ダクネス!って何か捕まってる!?」


 上条「>>139
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 16:26:09.38 ID:an5RSU7LO
何か白井が捕まえた人にあんな風に気さくに話すの初めて見ましたことよ
むしろ引き気味のような……?
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 16:27:02.36 ID:42oJG3QZO
まさしく騎士って感じだけど風紀委員に捕まってていいのかアレ……?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 16:29:11.48 ID:y1ceSd0dO
どこか縛られて少し嬉しそうに見えるのは上条さんの見間違いでせうかね……
白井!その人は、俺の知り合いの仲間の人だ!
142 :1 [saga]:2023/08/31(木) 16:58:40.43 ID:4yM19QKY0
 上条「正しく女騎士って感じだけど・・・風紀委員に捕まってていいのか?あれ・・・」


 美琴「ちょ、ちょっと黒子と話してみるわ。事情を教えれば何とか・・・」タッタッタッ


 カズマ「あぁ、俺も行くぞ!ったく世話が焼けるんだからな・・・!」タッタッタッ


 上条「・・・気のせいか?あの女騎士、手錠されてるのに若干嬉しそうな顔してるのは・・・」


 インデックス「不自由にされて喜ぶ人なんている訳ないから気のせいなんだよ」


 五和「そ、そうですよ。自分が危機に瀕している最中なのに喜ぶなんて・・・」

 
 上条「・・・だ、だな。気のせいか〜、あはは・・・」


 
 美琴「黒子!ちょっと待って!その人なんだけど・・・」


 黒子「あら、お姉さま?それに・・・そちらのお2方は?」

 
 ダクネス「カ、カズマ!?た、助けてくれ!じゅうとうほう違反で何故だか捕まってしまって!」ガチャガチャ


 カズマ「何故だか、って、お前な!そりゃ捕まるよ!」


 カズマ「>>143
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 17:26:08.20 ID:y1ceSd0dO
俺の世界でもそうだけど、ここは学生の街だから本物の剣を振り回してたら捕まるんだ!
それにしてもなんか縛られて嬉しそうだしなぁ!
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 17:27:11.20 ID:9cDUQx6fo
すまないっ!
コイツにはよーく言って教えるから解放してくれないか?
悪気は……多分なかったと思うんだ!
145 :1 [saga]:2023/08/31(木) 17:48:40.67 ID:S8tqrAf80
 カズマ「俺の世界でもそうだけど、ここじゃ本物の剣を振り回したらダメなんだって!」


 ダクネス「いや、振り回してなどいない!彼女に見せたたけだ!」


 カズマ「あと手錠掛けられて嬉しそうにするな!」


 ダクネス「う、嬉しそうになどしている訳がないだろう!?//」ハァハァ


 美琴「(・・・この感じ、何か懐かしいような嫌なような・・・)」

 
 黒子「お姉様、こちらの方々は一体・・・?」


 美琴「あ。えっとね、黒子、この人達はバラバラになってはぐれちゃってたの」


 美琴「カズマさんの言う通りその剣で捕まったと思うんだけど・・・見逃してもらえない?」


 黒子「見逃してと言われましても・・・こちらの剣は」


 黒子「危険物に変わりありませんので事情聴取はしなければなりませんから」


 美琴「そこを何とかお願い!もしかしたら何か良からぬ事に巻き込まれてるのかもしれないの」


 黒子「むぅ・・・お姉さまがそう仰るのでしたら、そうした事態が起きているのでしょうね」


 黒子「わかりましたの。本来なら、色々とお聴きしたい所ですが釈放して差し上げますわ」


 ダクネス「い、いいのか?助かった・・・」グスン


 カズマ「本当にすみませんでした!コイツにはよ〜〜〜く聞かせておきますから」


 黒子「>>146
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 17:55:20.92 ID:9cDUQx6fo
ご友人でしたなら全くしっかり注意してほしいですわね
……それにしても縛られて喜んでいたのはあなたが「開発」したからですの?
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 17:56:12.66 ID:qRnbSPSCO
今日はお姉様のお願いを特別に聞いてあげただけですから、よく肝に命じてくださいまし
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 17:57:39.71 ID:y1ceSd0dO
何か訳有りでしたなら、私もひと肌抜ぎますからお声をかけてくださいまし

黒子は自分で暴走するのはともかく人がアレだとすごい冷静になる気がする
149 :1 [saga]:2023/08/31(木) 20:52:11.26 ID:edpIYKNU0
 黒子「ご友人なのでしたなら、しっかり注意してほしいですわね」

 
 黒子「今回はお姉様のお頼みとして特別に聞いてあげただけですから、よく肝に命じてくださいまし」


 カズマ「はい、それはもう。・・・お前も謝るんだよ」グイッ


 ダクネス「す、すまなかった・・・」ペコリ

 
 黒子「はぁ・・・まぁ、何かしらお困りになりましたら、私もひと肌抜ぎますので」


 黒子「お声をかけてくださいな。それでは・・・失礼しますの」ヒュンッ

  
 めぐみん「んぇええ!?き、消えちゃいましたよ!?あんな魔法、見た事ありません!」


 カズマ「テレポートってやつか!やっぱ超能力ってすげーな・・・」


 ダクネス「・・・一肌脱ぐとは、彼女も中々に変わってあひんっ!//」ベチコーン!

 
 カズマ「言葉の綾だ!手助けをするって意味で言ったんだよ。ホントにお前は・・・」ワナワナ

 
 カズマ「あ、えっとありがとな美琴さん。助け船出してくれて・・・」


 美琴「いいのよ。黒子じゃなかったとしても当麻みたく助けてあげてたから」クスッ


 オティヌス「>>150




 >>148 というよりこの世界線ではマッハドライバー炎の影響で
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 20:54:26.77 ID:9cDUQx6fo
アイツは正義感の塊だからな、少し融通が効かないところがあるが……
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 20:55:47.37 ID:YiR/lEhaO
騎士を名乗るにしてはあんなに大人しく捕まるとは、さては出自は名家の令嬢だな?
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/31(木) 20:56:43.28 ID:Rt2QgD2CO
手を出さずにまずは口で頼むこむ、か
以前と比べたら大人になってきたな美琴も
153 :1 [saga]:2023/08/31(木) 21:20:15.61 ID:edpIYKNU0
 オティヌス「アイツは善意の塊だからな。少し融通が効かないクソボケな所があるが・・・」


 カズマ「(褒めてるのか呆れてるのかどっちなんですか・・・)」タラー


 オティヌス「しかし・・・見た目からして騎士だと思うが、あんなにも大人しく捕まるとは・・・」


 オティヌス「さては出自は名家の令嬢だな?」


 ダクネス「なんっ!?・・・ど、どうしてわかったんだ?」


 オティヌス「大抵、厄介事に巻き込まれたくないのなら逃げ出すか手を出すはずだ」


 オティヌス「が、お前はどちらもせず予想外の事にポンコツとなっていた。つまり・・・」


 オティヌス「そういった事をするのは世間知らずのお嬢様、だと大体わかったんだ」


 美琴「それはちょっと偏見過ぎないかしら・・・?」タラー


 カズマ「まぁ、よかったよ。これで全員集まった・・・んだよな?」


 美琴「え?他にまだ誰かがはぐれてたりしてそうなの?」


 めぐみん「心当たりのあるのが2人ほど居ます。私の友人と・・・」

 

 こKONOの
 すば
 SUBA
154 :1 [saga]:2023/08/31(木) 21:38:56.52 ID:edpIYKNU0


 -第七学区 ファミレス Bennys- 


 カズマ「おおぉ〜〜!久しぶりの日本食だ!やっぱ白米がいいな!」


 上条「ファンタジーの世界には洋食みたいなのしかなかったのか?」


 カズマ「あーいや、焼きそばとか蟹とかはあったけど・・・和食とは言えないだろ?」


 ダクネス「苦瓜と蝸牛の地獄ラザニアとは・・・食べた瞬間に燃えるのか・・・?//」ハァハァ


 五和「いえ、既に料理自体が燃えているんですよ。なので落ち着いてください・・・」

 
 めぐみん「の、飲み放題!?いくらでも!?ここは天国ですか!」


 インデックス「混ぜたりもしていいけど・・・コーヒーとは絶対にダメなんだよ」

 
 アクア「じゃ、ドリンクバ―人数分ね。取ってきてあげるわ」

 
 カズマ「ちょ、ドリンクバーのジュースを浄化しないように気をつけろよー!」


 オティヌス「浄化してしまえば単なる水になるのか?」


 カズマ「そうですそうです。水をワインに変えるだっけ?それと逆バージョンな感じで・・・」


 ベルトさん「では、酒類も飲用すると水となるのかね?」


 カズマ「あー・・・それは何でか知らないけど、飲む時はそのままなんだよな・・・」


 ネフテュス「んー・・・恐らく、清い感情のままだと浄化能力が高くて」


 ネフテュス「下卑た感情の時は低くなるからお酒は飲めるのでしょうね」クスッ


 カズマ「すげぇ納得しました。だからなのか・・・」


 オティヌス「>>155
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