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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 2

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67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:27:03.89 ID:tH+/zXqC0
6
4+一目惚れ、トレーナーからは他のトレーナー達とはなにか違うモノを感じた
68 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/24(木) 22:42:05.24 ID:zpsIvEzjO
ダイヤ「何人ものトレーナーに招待状を送りましたが来なかったのは貴方だけでした」




サトノ家のトレーナーになれる可能性があるなら誰だって試験に行くだろう。トレーナーのような存在は異端といえる




ダイヤ「招待状を受け取っておいて来ないのは一つのジンクスです!」




トレーナーとなら自分は高みを目指せるとダイヤは興奮しながら話す。彼女には良いトレーナーはついてはいるが結果は出ていない




トレーナーの質が下がれば結果も出ないので冷静になった方がいいとダイヤを嗜めるが聞く様子がない




ダイヤ「私のトレーナーになって下さい!」




どうしたものかとトレーナーはまた頭を抱える



トレーナーは…


1 ダイヤをキタルファに
2 断る
3 担当は無理だが協力はする
4 そのジンクスは意味ないと説得
5 自由安価


下3
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:50:56.78 ID:E1Ffkwgd0
4
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 23:06:45.09 ID:6xA9Sox80
2
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 23:07:13.51 ID:EZteGJOe0
5
自分にサトノを担当するのは荷が重過ぎるし、ダイヤの現担当に申し訳無いので断る+しかし3
72 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/24(木) 23:23:47.41 ID:EuKQMdIg0
トレーナー「悪いけど「サトノ」を担当するのは荷が重過ぎるよ。感謝祭にチームが選ばれただけでプレッシャーが凄かったんだ」




トレーナー「それに今の君のトレーナー申し訳無さ過ぎる。担当になるのは無理だ」




ハッキリとダイヤのトレーナーにはなれないと言うトレーナー。それを聞いたダイヤは悲しそうな顔をしている




トレーナー「担当は無理でも協力することはできるよ」




そっちこそ困ったことがあるはずだとダイヤに促す。実はその通りだとダイヤは素直に答える




ダイヤ「新型VRウマレーターのテスターを募集しているんですが…」




思ったより希望者が少なくデータが集まっていないという。ダイヤは協力してくれるなら謝礼も払うと話す




トレーナー「ウィズ達も一緒でもいいのかな?」




ダイヤ「人数は多ければ多いほど助かります」




これならばとトレーナーはダイヤに協力することを約束する
73 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/24(木) 23:30:34.22 ID:EuKQMdIg0
翌日、トレーナーはキタルファのメンバーをダイヤに紹介された場所まで案内する




ウィズ「凄い機械…」




ブレーザー「一台ウン千万だって」




ネイチャ「うっげ〜絶対壊したらダメじゃん」




ヘッドギアを装着し棺のような機械の中に全員が入る




ダイヤ「私の声が聞こえますか?」




トレーナー「大丈夫聞こえてるよ」




ダイヤ「それでは起動しますね」




ダイヤは既にログインしておりトレーナー達もVRの世界へ向かう



VRは…


1 思想が強すぎてダメ
2 ゲームに慣れていないブルーダウン
3 かなり良い感じ
4 おかしくなるウララ
5 全然ダメ
6 自由安価


下3
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 23:34:28.28 ID:C/EFQtAIo
見たいのは4
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 23:58:49.64 ID:6xA9Sox80
3
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 23:59:21.17 ID:Hul2NKRR0
4
77 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 00:25:06.60 ID:Ioo/O63f0
新型というだけあり様々な機能が追加されていた新型ウマレーター。まだまだ荒く完成は先になりそうだった




トレーナー「進行不能って出たよ」



ウィズ「画面が真っ暗に!」



プルメリア「なにも聞こえません!」




ダイヤ「こんなにバグが多いなんて。やっぱりテストプレイは必須ですね」




メンバーが次々とログアウトする中、ウララだけは出てくる様子は無い




ブルー「何かおかしい」




ブルーがそう呟いた直後、ウララの入っているウマレーターから白煙が上がる
78 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 00:38:28.69 ID:Ioo/O63f0
ウララ「あれ?ここどこだろ?」




ウララは先程までVRの中のトレセン学園で三女神像の近くを歩いていた




気がつくとウララは真っ黒な空間、宇宙のような場所に立っていることに気付く




どうしたらいいのか戸惑っていると向こうの方からネイチャとタンホイザが走ってくる




ウララ「一緒に走ろーー!」




追い抜いていった二人を追いかけようとウララも走り出す。すると彼女の体に変化が起きる




ウララ「なんだか強くなった気がする!」




思いや力を託されたような感覚を覚えウララの能力が上がる。これが新型の力だと感動していると更に向こうからウマ娘が走ってくる




ウララ「わーーい!みんな一緒…に?」




走ってくるウマ娘の人数は二人ではない。何十、何百といったウマ娘がウララに迫ってくる




ウララ「あ、え?お、あ、多い、よ?」




戸惑うウララの意思とは関係なく現れた全てのウマ娘がウララに向かっていく
79 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 00:44:42.80 ID:Ioo/O63f0
あああああああああああああああああ




ウララの悲鳴がウマレーターの中から聞こえてくる。停止しようとしてもどうにもならない




ウィズ「線を抜いたのに止まらない!!」




ネイチャ「強制停止はできないの!?」




ダイヤ「こちらの操作を全く受け付けないなんて!」




やがてウララの悲鳴が止み機械も止まる。彼女の状態が心配されたがウララは自分でウマレーターから出てくる




トレーナー「ウララ……?」




ウララ「…………」




彼女の様子はこれまでと明らかに違っていた



下3
全知全能となったウララの台詞
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 00:59:21.77 ID:07RbudSu0
この世界は作られた世界だったんだ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 01:04:11.02 ID:ub/aGBVA0
「これを見て」と徐ろに絵を描き始める、その絵は牛の体にアルパカの首がついている動物の絵だった。「これが馬だよ」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 01:31:19.96 ID:waws59wQ0
この世界は2.5周年を迎える事が出来たんだね…
83 : ◆B8D2U7ksoo :2023/08/25(金) 01:47:51.54 ID:Ioo/O63f0
安価把握

寝る
84 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 18:18:26.33 ID:kn9Zhq5XO
ウララ「この世界は2.5周年を迎える事が出来たんだね」




誰もウララの言っていることが理解できず困惑する。ウマレーターのせいでおかしくなったとダイヤは慌てている




ウララ「私は大丈夫だから安心して」




彼女の顔は慈悲に溢れたような顔をしておりとても中等部のウマ娘とは思えない




ウララ「私は全部知っちゃったんだ」




この世界にはプレイヤーは居ないのかなど彼女の言葉は念仏のように聞こえてくる




ダイヤは彼女を病院で診てもらった方が良いと言うがその必要がないとウララは断る
85 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 18:29:25.43 ID:GpUDZqF3O
ウララ「トレーナーさん、ウララ海外に行ってくるね」




突然どうしたのかとトレーナーが聞くとブルーの為に賞金を稼いでくると言い出す




G1どころか重賞でも勝てないウララが何を言っているのかと普通なら笑われても仕方ない




だがこのウララは、目の前にいるウララはこれまでの彼女とは違う




ウララ「トレーナーさんもブルーちゃんも安心してね」




全てのスキル、全ての能力がカンスト、全ての適正を得たウララ。自分にできることをすると彼女は旅立つことを決める




このあと…

1 引き留めるトレーナー
2 ルドルフとウララが勝負
3 ウララの噂を聞いて「彼女」が来る
4 新型VRウマレーターは封印
5 自由安価


下3
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 19:15:07.12 ID:QntarE0D0
1
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 19:28:16.77 ID:waws59wQ0
4
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 19:28:29.95 ID:w/jbozu60
5
1+トレーナーがウララの手を掴むウララはトレーナーから彼がこの世界のプレイヤーに近しい存在であるのを感じ取る
89 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 20:31:55.73 ID:rgszjIgV0
トレーナー「ウララ、突然居なくなるのはやめて欲しい」




この場を離れようとしたウララの手をトレーナーが掴む。するとウララは何かを感じとり何度も頷く




ウララ「貴方がこの世界のプレイヤーに近いんだね」




そうなると主人公はウィズになるのかとウララは彼女を見る。ウィズはこの状況についてこれていない




ウララ「二人はきっと幸せになれるよ」




この「ゲーム」にはバッドエンドが存在しないから大丈夫だとその場の誰も理解できないことを口にする




ウララ「ブルーちゃんは主人公じゃないからあんなことになったんだよね」




ウララはブルーのケシや売春に触れる。警察沙汰にならなかったのはウィズのお陰だろうと言う
90 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 20:49:11.48 ID:rgszjIgV0
途中まで書いたけど矛盾した


下3 このあとどうなる
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:36:15.78 ID:7PQbmrnT0
何かに引っ掛かるウララ、プレイヤーに近い存在はトレーナーなのに
シリウスのトレーナーゴルトレだったこれはどういう事かと考え始める
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:52:16.63 ID:HP6tK/Kf0
ダイヤがトレーナーに惹かれたのも彼女もトレーナーから何かを感じ取ったからだろうと思うウララ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:54:07.85 ID:zLWYV7nb0
>>91+>>92
ウララに何があったのかを聞くブルー、本当にウララなのかVRで何が起きたのか聞き出そうとする
94 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 23:21:26.91 ID:Ioo/O63f0
ダイヤがトレーナーに興味を持ったのも彼女もまたトレーナーから何かを感じ取ったからだろうと考える





きっと彼女のような存在はこれからも出てくるだろうと思ったところでウララはある矛盾に気付く




ウララ(チームシリウスのトレーナーがゴルシトレさんなのはおかしい)




プレイヤーに近い存在はトレーナーであるはずなのにシリウスのトレーナーはゴルシトレだった




これはどういう事かと考え始めるウララに何があったのかを聞くブルー




ブルー「貴女は本当にウララなの?」




ウマレーターで何が起きたのかブルーは質問するがウララはそれどころじゃないと頭をフル回転させる
95 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/25(金) 23:27:15.62 ID:Ioo/O63f0
ウララ「私が知ったことは幻だったの?」




あの空間の中で得た力と知識は幻想なのではないかとウララは自分を疑い出す




まさかウマレーターの故障で強くなって全てを知っただけと勘違いしているのではないのか




それを確かめる為にはレースしかない。ウララは病院の受診を勧めるダイヤを無視しウィズに勝負を持ち掛ける




ウララ「これで全部わかるから!」




自分がどうなったのか確認するためにウララはウィズとレースに挑む




レース結果…


1 ウララ勝利
2 ウララ敗北
3 ウララ圧勝
4 ウララ惨敗
5 自由安価


下3
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 23:38:19.55 ID:waws59wQ0
シリウスのトレーナーと育成シナリオのトレーナーは同じプレイヤーだが別人設定の筈
1
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 23:39:18.05 ID:psQ/b7vV0
ksk
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 23:40:35.17 ID:PIgAN/hr0
5
まさかの同着ゴール
99 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 00:17:37.94 ID:QmOtTNC80
レース結果はまさかの同着。この結果にキタルファのメンバーとウララがそれぞれ驚く




タンホイザ「ウララちゃんが芝で走れてる!?」




ウララ「全てのステータスが最大なのに勝てない!?」




キタルファのメンバーはウララが芝の適正がないウララがウィズと引き分けたことに驚き、ウララはウィズに勝てなかったことに驚く




ウララが全てを知り全ての能力を得たのは基本の世界。シナリオによって上限が違うことは知れなかった




ウララの全てのステータスは1200。対するウィズはパワーや根性は負けているがスピードは1200を超えていた




力は間違いなく宿っているのに何が起こっているのかウララは全く理解できない
100 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 00:22:02.68 ID:QmOtTNC80
トレーナー「念の為に確認しておくけど君はウララなんだよね?」




ウララ「うん…」




ブルー「レースが終わったし何が起こったか説明して」




信じてくれないだろうと前提を口にしたあとウララは自分が知った全てを話す




この世界が作られた世界で「ゲーム」の中である。自分たちはキャラクターで結末も用意されている




主人公はウィズとトレーナーで自分達はモブの役割であり二人がハッピーエンドを迎えるように作られている




憶測が混じっているがほぼこの通りだろうとウララは自分の知った全てを伝える



下3
キタルファの反応
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 00:54:09.36 ID:vZA6NEOU0
ネイチャとタンホイザは「病院に行った方がいい」「ダイヤに文句言っておく」と信用してない感じ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 01:13:36.03 ID:c6jxjZS80
みんな半信半疑
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 01:14:02.20 ID:YZQBAnFM0
満更でもないウィズ、信用してないVRと現実がごっちゃになったと思っているブレーザー、ネイチャ、タンホイザ。信じられないけどウララが芝を走っているので信じるしかないブルー。

例えウララの言っている事が事実だとしてもウィズはともかく自分が主人公なのはない間違いだと言う
104 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 01:24:55.01 ID:QmOtTNC80
ウィズ「私が主人公…!」




ウィズは満更でもない様子だがブレーザーはVRと現実がごっちゃになっているだけだと疑う




ネイチャとタンホイザは全く信じられずウララが芝を走っているのでブルーは信じるしかない




トレーナー「僕が主人公なのは間違ってる」




例えウララの言っている事が事実だとしても自分が主人公なのはない間違いだとトレーナーは言う




自分はどこにでもいる平凡なトレーナーで実力もなく主人公になりうる要素がないと熱弁する




トレーナー「ウィズが主人公で僕はその恋人なんだよ」




主人公と恋仲になった人物は準主役になるので自分はそれだろうとトレーナーは推理する




しかしこの推理にプルメリアが待ったをかける
105 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 01:36:40.16 ID:QmOtTNC80
プルメリア「ウィズさんは最近まで勝てなかったんですよね?」




ブレーザーやネイチャもそう。あることがきっかけで勝ち出したのではないかとプルメリアはブルーを指差す




プルメリア「主人公はブルーさんじゃないでしょうか」




全てはブルーがキタルファに来てから始まっている。早朝トレーニングを行なっていたブルーをトレーナーは「偶然」見つけた




この「偶然」にキタルファが巻き込まれただけでブルーが別のチームに所属していればウィズ達の活躍は無かった




プルメリアの考えを聞きトレーナーは納得する。ブルーの過去を考えると主人公と言えてしまう




ブレーザーも心当たりがあるのか頷く。ネイチャはだからブルーは今まで捕まらなかったのかと声を出す




ネイチャ「普通に考えてエンコーとケシ売りで生活できるわけないじゃん!」




ウララもまさかとブルーを見る。自分がこの機械に入ることになったのもブルーが居たからでウィズだけではこうはなっていない




ブルーの反応…


1 テンパる
2 だから捕まらなかったのかと納得
3 そんな気がしてた
4 よくわからない
5 それを自分が意識していいのかと困惑
6 無反応
7 自由安価


下3
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 02:25:13.79 ID:Qiy2g9wN0
2
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 02:32:35.20 ID:Qc2bRQyT0
4
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/26(土) 02:34:02.46 ID:vJqNu3wL0
7
1+2+5
109 : ◆B8D2U7ksoo :2023/08/26(土) 02:49:59.61 ID:QmOtTNC80
安価把握 寝
110 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 10:19:14.73 ID:pdCZMg+10
ブルー「そ、そんなこと、言われ、ても」




急に主人公だと言われても訳がわからずブルーは混乱する。プルメリアまでおかしくなってしまったのかと逆に彼女を疑う




しかしメンバーそれぞれに思い当たる部分があるようでブルーに注目が続いている




ブルー「本当にそうなの?」




特定の誰かに投げかけた疑問ではないその言葉は重くブルーも自覚していくきっかけとなる




ブルー「だから私は捕まらなかったんだ」




ケシを育て売っていたのはそれが当たり前からだと思っていた。捕まることなくここまで来れたのは自分がそういう存在だからだと自覚する
111 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 10:30:11.05 ID:pdCZMg+10
ブルー「それを私が意識していいの?」




プルメリア「多分ダメだと思います」




アニメや小説をよく見ているというプルメリアは自分が主人公だと自覚したキャラクターはもれなく不幸になると指摘する




もちろん例外もありこの物語の主人公だと自分を奮い立たせ壁を超えていく展開もある




プルメリア「知ってしまったことは仕方ありません。なるべく考えないようにしなけば大丈夫だと思います」




そう言われてもとブルーは困惑する。意識するなと言われてしまえば余計に考えてしまうだろう




ブルー「私はどうしたらいいの」




彼女に何かと声をかければいいのか誰もわからない




このあと…


1 これまでと何も変わらないとトレーナー
2 ブルーが海外を意識していたのはそういう物語だからではと
3 全知全能のウララ拳
4 主人公にトレーナーを取られると警戒ウィズ
5 ブルーが意識した途端、警察がやってくる
6 自由安価


下3
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 10:46:44.56 ID:gQCQAVLHo
1
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 11:03:02.97 ID:3IIzDd08o
1
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 12:22:10.01 ID:kQMx30zXO
1
115 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 17:16:09.66 ID:iIuuhTkAO
トレーナー「これまでと何も変わらないよ」




ウララとプルメリアの言うことが本当だったとしてもブルーはブルーであることに変わりはない




まずはG1を目指しその次に凱旋門を目指す。その為に自分もやれることをやるとトレーナーはブルーを見ながら言う




トレーナー「僕は君のトレーナーとして全力を尽くす。ブルーはどうすればいいと思う?」




ブルー「私は……」




トレーナー、チーム、そして自分の為に走る。自分にできることは「ブルー」が何者であっても変わらない




そのことに気付かせてくれたトレーナーは笑顔でブルーに微笑みかけていた
116 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 17:26:50.03 ID:2iRx4oqfO
ダイヤ「申し訳ありませんでした」




キタルファのトレーナー室にやってきたダイヤは改めて今回のことを謝罪する




ウララに怪我が無かったのが奇跡で最悪の場合は大事故に繋がるような今回の事故




新型VRウマレーターは解体しまた一から作り直すことが決まったらしい




ダイヤ「迷惑料ということではありませんが、それ相応の額をサトノ家から振り込ませて頂きます」




断るつもりでいたが自分の懐具合を考えるともらっておいて損はない。ウィズも受け取るようにと強く言ってきたのでトレーナーは頷く




ダイヤ「ウララさんの具合はどうですか?」




トレーナーやブルーは信じているがウララの言うことは殆どの人物が信じていない




明るく元気だったウララが突然変なことを言い出したことで悪影響が出ていないかダイヤは心配している



ウララは…


1 これまで通り
2 距離を置かれてる
3 陰謀論か何かにハマったと拒否されてる
4 強さと引き換えに明るさを失ったと噂に
5 トレーナーのせいだと悪評広まる
6 自由安価


下3
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 17:37:38.82 ID:c6jxjZS80
1
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 17:39:39.68 ID:MlrmHaUy0
5
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 17:40:13.12 ID:TXnBv/ty0
1
120 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 18:21:04.60 ID:pdCZMg+10
トレーナー「どうやらキタルファ以外の子には話をしてないみたいなんだ」




なので彼女をとり巻く環境は変わっていないと聞きダイヤはホッと安心する




ネイチャ「でも一部の子は何かあったって気付いた感じ」




ウララと同室で特に仲の良いキングは違和感に気付いたようでキタルファのトレーニングを見に来ていた




キング以外にもウララと特に仲の良かったウマ娘が彼女を心配していると聞きダイヤは立ち上がる




ダイヤ「私に任せて下さい」




サトノの不始末は自分がつけるとダイヤはキング達の所に向かう




キング達の様子


1 心配
2 超心配
3 トレーナーのせいだと怒る
4 泣いてる
5 このウララは別人だと騒ぐ
6 自由安価


下3
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 18:21:35.35 ID:g9o7aYSCo
5
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 18:34:04.17 ID:7u4W/2r0o
2
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 18:41:22.62 ID:ORBr2+mxo
2
124 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 20:44:55.79 ID:pdCZMg+10
キング「ウララさん悩みがあるならこのキングが聞くわよ」




ライス「私もお姉さまに相談してあげるから大丈夫だよ」




ウララ(やっぱりこの二人は誤魔化せないか……)




ウララはこれまで通り学園で過ごそうと決め以前と同じように振る舞っていたつもりだった




しかしキングとライスは異変に気付きなにかあったのではないかと心配している




キング「やっぱりあのトレーナーが悪いのね!」




ライス「でもお姉さまはあのトレーナーは凄いって言ってたから…」




キング「じゃあなにが原因だっていうのよー!」




このままではウララがおかしいと繰り返し発言するキングの方がおかしいことになってしまう




なんとか彼女達を納得させられないかとウララは考えるが良いアイデアが思いつかない
125 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 20:50:53.80 ID:pdCZMg+10
全てを知ったウララはキングとライスもキャラクターの一つであり、自分のことを心から友人だと思っていることを知っている




下手な行動をとってしまうとブルー(主人公)に迷惑をかけてしまうので迂闊に動くことができない





ウララ(突然適正が増えたなんて知ったらもっと騒ぎになっちゃう)




芝と全ての距離、作戦で走れるようになったことはまだキタルファ以外には話していない




このことがキングとライスに知られるとまた騒ぎが大きくなってしまう




どうしたものかと困っているとそこにダイヤが現れる




ダイヤは…


1 札束で黙らせる
2 二人をセガ狂(教)に強制入信
3 サトノパワーで強くなったと説明
4 全部話す
5 サトノ家に落ち度があったと二人に説明
6 自由安価


下3
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 21:03:42.36 ID:MXrwzH0i0
4
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 21:05:21.97 ID:kGplAm5V0
5
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 21:06:08.64 ID:hoGXbn7U0
5
129 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 21:32:17.52 ID:sTHjQNtMO
ダイヤ「ウララさんのことはサトノ家に落ち度があります」




新型VRウマレーターで事故がありその影響を受けたと二人に説明し、それを聞いたウララはいつもの笑顔をやめる




ウララ「ダイヤちゃんの言う通りだよ」




キング「ウララさんっ!?」




ライス「こんなウララちゃん見たことない……」




どんな時も満天の笑顔だった彼女と今のウララはまるで別人。冷めたような表情の彼女を見て二人は驚愕する




キング「返して!ウララさんを返しなさいよ!!」



キングはダイヤに掴み掛かりウララを治せと叫ぶ。ライスはショックで喋ることができない
130 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/26(土) 21:36:02.54 ID:bYkXK17UO
ウララ「私は平気だよキングちゃん」




キング「ウララさん……!」




ウララ「どこも痛くないから心配しなくていいよ」




笑顔は消えたが優しい彼女が消えていないことが分かりキングはその場に崩れ落ちる




キング「ううう、うう……」




ウララ「そこまで私のことを思ってくれてたんだね」




「知識」として自分に向けられている感情を知っていたウララ。知っているのと体験することは大きく違うのだとわかる




涙を流していたライスに抱き着き心配してくれてありがとうと礼を言う




下3
このあとどうなる?
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 22:51:52.00 ID:ORBr2+mxo
「物語」が終わればこの「バフ」もなくなるだろうとなんとなく感じているウララ
物語を進める上という目的は伏せておいて、もし必要な事があったら協力して欲しいとキングとライスにお願いする
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 23:09:31.17 ID:c6jxjZS80
たとえ変わってもウララはウララだと納得するキング、ライス
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/26(土) 23:11:19.49 ID:1nqtNJGZ0
>>131+>>132
134 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 00:10:06.36 ID:j9okdCSc0
「物語」が終わればこの「バフ」もなくなることをウララは知っている。そうなれば自分は元に戻ると予想できる




物語を進める上という目的は伏せもし必要な事があったら協力して欲しいとキングとライスにお願いする





ウララ「二人にしか頼めないの」




表情も仕草もすっかり変わってしまったがウララはウララに変わりないと納得する二人





ダイヤはもし不都合が起こればサトノ家を頼って欲しいと二人にも連絡先を渡す




ダイヤ「もちろんキタルファの皆さんにも渡してあります」




ダイヤは深く頭を下げると三人の前から去っていく
135 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 00:46:42.84 ID:j9okdCSc0
ブルー(トレーナーの言う通りで私は走るしかない)




自分が何者であっても走ることには変わりはないと教えてくれたトレーナーには感謝しかない





意識してしまえばさまざまな部分に疑問を感じる。ブルーは自分の両親のことがわからない




ブルー(親の「設定」がまだ無いんだ)




両親に金銭の支援は期待できないことは知っている。それ以外には何も知らない




顔も名前も。生きているかどうかさえもブルーは分からない




ブルー(そんなことはどうでもいい)




次のG1に向けてブルーはトレーニングを重ねる



このあと…

1 ブルーのG1
2 ウララのG1
3 矛盾に苦しむブルー
4 悩むウィズ
5 自由安価


下3
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 00:49:23.26 ID:B6JN80fOo
2
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 00:54:06.35 ID:61o7Td+30
4
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 00:54:29.82 ID:Ox3p79kC0
1
139 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 01:55:35.61 ID:j9okdCSc0
ブルーは勝負服に身を包みG1の舞台に立とうとしている。トレーナーはいつも通りに彼女を見送る




トレーナー「頑張って、応援してるから」




ブルー「この勝負服で勝ってくる」




トレーナーの幼馴染への気持ちを振り切る為、自分は凱旋門を目指す為にブルーは走る




観客がブルーに向ける期待は凄まじくレース場にいる誰もが彼女の勝利を見たがっていた




期待は歓声と変わりレース場に響き重圧となるもののそんなことは関係ないとブルーはゲートへ向かう




ブルー(緊張は全くない。いつも通り走るだけ)




ブルーのG1が始まる



レース結果…


1 勝利
2 敗北
3 圧勝
4 惨敗
5 故障発生
6 自由安価


下3
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 01:59:34.68 ID:d1fcFb6m0
1
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 02:07:34.60 ID:Ox3p79kC0
1
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 02:07:58.96 ID:JObzwdup0
3+レースを見ていたチームシリウスがまさかブルーがここまでやれるとはと驚き、あのトレーナーもブルーが来てから能力が上がっているようなとも言う
143 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 15:35:03.31 ID:j9okdCSc0
ブルーは二着に大きく差をつけて圧勝する。初めてのG1とは思えない走りに観客は圧倒された




このレースを会場で見ていたゴルトレとチームシリウスもこの結果に驚きを隠せない





スズカ「はじめてのG1であんな走りをするなんて」




ゴルトレ「まさかあの子がここまでやるなんて思わなかったわ」




ゴルトレはブルーが来てからトレーナーの能力が上がっているようだと推察する




ゴルトレ「ますますあの子が欲しいわ」




スペ「向こうは向こうで凱旋門を目指すって言ってませんでしたか?」




ゴルトレ「そんな簡単に諦めるわけないでしょ。女は執念深いのよ」




ナリブ「お前はいつから女になったんだ」



チケゾー「トレーナーさんはゴルシさんが来てからおかしくなっちゃったよぉ!」
144 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 15:56:06.06 ID:j9okdCSc0
ネイチャ「なーんか向こうで騒いでません?」




シリウスの騒ぎはかなり目立っておりキタルファは彼女達とゴルトレを見つける




シリウスに短距離を得意としているメンバーは居ないのでブルーのレースを見にきているのは明らか




トレーナー「向こうは本気で凱旋門を狙っているから当然だと思うよ」




考えたくはないが向こうが強引な手段をとることもあり得る。トレーナーは自分のクビをかけてでもチームは守ると言う




ウィズ「トレーナーが辞めるなら私も辞めます」




トレーナー「そうだね、その時は二人で暮らそうか」




ウィズ「ぉほっ!!??」




予想外の返事にウィズは卒倒しタンホイザがなんとか受け止める。ネイチャはウィズとの将来をそこまで考えていたのかと驚いている




トレーナー(ありがとうブルー)




今日の勝利により幼馴染への気持ちを完全に吹っ切ることができたトレーナー




ウィズは担当であり恋人だったがこれからは恋人であり担当として彼女と付き合っていくことに決めた




このあと…


1 ブルーを再度勧誘ゴルトレ
2 ゴルシ襲来
3 桐生院と手を組むゴルトレ
4 凱旋門に向けてまず海外レースを考える
5 自由安価


下3
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 16:17:08.48 ID:GrDeIH1y0
2
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 16:22:20.28 ID:+0gjNa2p0
1
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 16:24:46.49 ID:zb0qtLfX0
4
148 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 17:26:31.59 ID:j9okdCSc0
ブルーのG1勝利によりキタルファは本格的に凱旋門賞を狙うことになる。その為にはまず海外のレースで走ろうということになった




芝の状態や気候もある上に海外での生活や時差への対応も必須となる




キタルファで凱旋門を狙っているのはウィズ、ブレーザー、ブルー。そしてウララもついて行くという




海外で走るのなら全知全能のことはわかり辛いだろうということもありトレーナーも納得する




トレーナー「海外遠征は学園も推してるから心配いらないよ」




トレセン生が海外のレースに出ることに何も障害はなくむしろ向こうもどんどん受け入れている




トレーナー「とりあえず一度向こうに行ってみるのはありだと思う」




向こうの雰囲気がどうなっているのか確かめる為に遠征に行こうと話はまとまる
149 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 17:34:10.47 ID:j9okdCSc0
ブルー(パスポートをどうしよう)




ウィズやブレーザー達には当然親がいるのでパスポートはちゃんと取得することができる




ブルーの両親がもし死んでいた場合は親戚を頼らなければいけないが素直に協力してくれるとは限らない




ブルー(私だけ密入国で行けないかな)




プライベートジェットの荷物に紛れる方法は知っているがまずプライベートジェットを持っている友人が居ない




今回の遠征は諦めてパスポートをどうにかする方法を考えるのがベストかとブルーは考える



ブルーのパスポートは…



1 実家に帰るも「家」の設定がない
2 親戚がいるもクズ
3 どうにもならず密入国ルート
4 ダイヤを頼る
5 ゴルトレが何とかすると言い出す
6 自由安価


下3
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 17:36:13.17 ID:m1O3fxMCO
4
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 17:50:04.99 ID:Ta81qt8c0
4
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 17:51:03.09 ID:Ox3p79kC0
4
153 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 19:36:45.62 ID:j9okdCSc0
パスポートが手に入らないので海外遠征はどうにかならないかダイヤに相談するブルー




結論から言えば可能だと答えがダイヤから聞かされる





ダイヤ「サトノ家のプライベートジェットの荷物に紛れてもらえれば可能です」




ブルー「ならお願いしたいです」




荷物としてプライベートジェットに積み込まれたあと客席に戻れば安全に海外に行ける




トレーナー達とは現地で合流すれば問題無いのでその方向でいこうと話がまとまる
154 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 19:54:28.51 ID:j9okdCSc0
「私のチケットは大丈夫だから」




自力で海外に行くとトレーナーにメッセージを送ったあとブルーは自室で荷造りを始める




とはいっても着替えとシューズなどレースに必要なものしか持っていく必要がないのであっという間に終わる




モブ「随分と荷物が小さいけどそれで海外に行くの?」




ブルー「他に必要ないから」




同室のモブが心配しているが趣味も特にないのでこれで充分だと小さめのバッグをベッドの下に置く




これでいつでも海外に行けるのであとは出発の日を待つだけになった




このあと…



1 自力で海外に行くというのが心配過ぎるトレーナー
2 予備も含めて着替えがバッグの中なので暫く着替え無し
3 ブルーが海外に行くと話題に
4 密入国の経験は無いかと「彼女」に聞く
5 自由安価


下3
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 19:57:02.60 ID:i3cr/jWmo
4
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 20:25:41.76 ID:FZmHpMKIo
5 書類チェックの方式が変わり、事前に学園側にパスポートの写しを提出するよう連絡が入る
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 20:54:25.92 ID:wWSI5B4M0
1
158 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 21:10:06.97 ID:j9okdCSc0
トレーナー(自力で海外に行くって……)




ブルーからのメッセージを受け取ったトレーナーは困惑し心配していた




海外は自転車や電車で行ける所ではないと彼女は知っているのだろうか。そんな当たり前のことを考えていた




普通ならそんなことは知っているが掃き溜めで育ったブルーに世間の常識は通用しない




ブルーは全ての国が陸続きで繋がっていると勘違いしている。トレーナーは考えた末にその答えに辿り着く




自転車では行けないとブルーに返事をしまた詳しく話さなければとトレーナーは世界地図を用意しておく
159 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 21:18:31.75 ID:j9okdCSc0
ブルー「それくらい知ってるから」



トレーナー「そうだよねごめん……」



世界地図と地球儀をトレーナー室に持ち込み日本は海に囲まれていることを説明したトレーナー




そんなわかりきったことを今更とブルーはそんなことは知っていると若干バカにする




ネイチャ「いやいやいや、自力で海外に行くっていうアンタもおかしいからね?」




プライベートジェットに荷物として積み込まれるという普通では考えられない方法をとるブルー




メンバー全員が心配するが「親」の設定がないブルーはパスポートをどうすることもできない




これしか方法がないと言われメンバーは反論できなかった
160 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 21:28:23.43 ID:j9okdCSc0
ブレーザー「ずっとパスポート無しは無理でしょ」




サトノ家に頼り続けることは不可能でありどこかで終わるというブレーザーに対しブルーは考えがあると言う




ブルー「適当な人と結婚する」




籍を入れてしまえさえすれば夫が保証人となるのでパスポートの心配も無くなる




パスポートの更新の度に相手を見つければスムーズに事は進むと自分の考えを話す




ブルー「もしもの時はトレーナーもいるし」




ウィズ「ぎいっ!」



ウィズから聞いたこともない声が聞こえ全員そちらを向く。彼女は唇を噛み締めながらブルーを睨んでいた




例え冗談でもそんなことを言うなと言いたそうだがブルーは本気で考えていたので引く様子がない




このあと…



1 ウィズブチ切れ
2 喧嘩に発展
3 変な人と結婚するくらいならとトレーナー
4 全知全能拳ウララ
5 結婚ではなくトレーナーとウィズの養子があるとタンホイザ
6 自由安価


下3
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 21:42:03.35 ID:i3cr/jWmo
ないすタンホイザー6
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 22:32:41.45 ID:Ox3p79kC0
5
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/27(日) 22:33:06.95 ID:y5MVGxch0
4
164 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 22:46:23.59 ID:j9okdCSc0
自分ではなくブルーが主人公であるというプルメリアの説を聞きウィズはある危機を感じていた




主人公には恋人が居て当然。ブルーの周りを見てもトレーナー以外に男性が全く居ない




ブルーにトレーナーを取られる運命なのではないか。そのことがずっと彼女の頭の中で回っていた




トレーナーが頑なに自分と体を重ねようとしないのもそれが原因。ブルーに幼馴染の勝負服を託したのもそう




ブルーは自分からトレーナーを奪う。このことはウィズの中で事実として組み上げられてしまっていた




その事実がある上にブルーのトレーナーとの結婚発言。もはやブルーを消すという選択肢しかウィズの中になかった
165 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 22:52:15.05 ID:j9okdCSc0
ウィズ「○ね!!」



優しいウィズからは考えられない言葉を発しながらブルーに襲いかかる。しかしウィズの拳はブルーには届かない




タンホイザ「いったい何が…?」




プルメリア「ウララさんのカウンターが決まりました」




自分でなければ見逃していたとプルメリアが説明する。ウィズの近くにいたウララが襲い掛かろうとする彼女に一撃を浴びせた




顔面を殴るようなことはせず顎をかすめる一撃。一瞬でウィズの意識は無くなり慣性の法則に従って体は倒れていく




ウララ「ごめんねウィズちゃん」




ウィズが倒れる前にウララが優しく抱き抱える。全知全能の彼女にとって顎への一撃は容易である
166 : ◆B8D2U7ksoo [saga]:2023/08/27(日) 23:00:17.45 ID:j9okdCSc0
ブルー「ごめんなさい」




自分のせいでこうなってしまったとブルーは頭を下げる。ウィズが悪いのだからとフォローされるがブルーは自分が悪いと言い切る




ブルー「私がいると皆に迷惑をかけるから」




ウィズに謝っておいて欲しいと言い残しブルーはトレーナー室から出て行ってしまう




タンホイザが彼女を追いかけるがブルーは無視してどこかに行ってしまった




ネイチャ「ほんっと笑えないんだけど…」




こんなことでは海外遠征なんか言っていられないとネイチャは深いため息をつく



下3
このあとどうなる
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