【安価とコンマの】創作論破【ダンガンロンパ】

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138 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/23(水) 19:13:20.35 ID:CwYd8OQJ0
以上16キャラでの開始となります
ご応募ありがとうございました!!

この創作論破は本編ネタバレ防止のために完全に別世界戦軸での設定として進めていきます

では舞台なのですが

1:希望ヶ峰学園分校
2:南国
3:ゴーストタウン
4:その他自由指定

下3での多数決で行きます
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/23(水) 19:15:21.44 ID:EFLCrvTaO
3
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/23(水) 19:16:57.08 ID:RvTxz094O
3
141 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/23(水) 19:24:22.60 ID:CwYd8OQJ0
ゴーストタウン論破了解です
では本日中、遅くても明日中にはプロローグから投下していきたいと思います

ある程度の黒幕などは決めておりますのでどうぞご歓談くださいませ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/23(水) 20:00:33.50 ID:RvTxz094O
黒幕の他に殺し屋や拷問官もいるのか
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/23(水) 21:26:55.82 ID:EFLCrvTaO
楽しみにしてる
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/23(水) 23:17:07.68 ID:FvdB+cXvO
詩音は発狂枠
145 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 08:58:07.66 ID:ONdMC/8W0
容姿リストはプロローグ終わりに投下しようとも思いましたが先に落としておきます
146 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 08:58:36.62 ID:ONdMC/8W0
【超高校級の図書委員】
・秋目 漱石 
【容姿】
和製ハリーポッターの様な丸眼鏡+アホ毛の青年
髪の毛は常にぼさぼさであり、両親のいつか大きくなるという期待を込められた2サイズ大きめのブレザータイプの制服を着用
期待を裏切りだぼだぼになっていることは言わずもがなである

【超高校級のデザイナー】
・弾正 鼓五郎 
【容姿】
一見するとオールバック黒髪の強面ヤンキー
ただ学ランのいたるところに自信のデザインしたハートの刺?が施されており
学ランタイプの制服自体もピンクに染め上げている

【超高校級の動画配信者】
・アニキン グローバル
【容姿】
金髪のゆるっとしたパーマのかかった少し生意気そうな青年
制服のYシャツの上に自信のグッズであるパーカーを羽織っている
外国人なのか海外の血が混じっているのか目はきれいな緑色である

【超高校級のゴシップ記者】
・相田 探
【容姿】
白いシャツに黒いスラックス棟ポケットにペンとメモ帳を入れた好青年
取材のためかどこにでも溶け込めるような違和感のない黒髪短髪で当たり障りのない雰囲気を演出している
追及するときだけ眼光が鋭くなる

【超高校級の鑑定士】
・小早川 喝人
【容姿】
和装姿で腰まである髪の毛を一つ括りにしている優しそうな雰囲気の男
いわゆる糸目であり、柔らかな印象を与える
羽織の背の部分にはには代々受け継がれてきた烏瓜の家紋が大きく刻まれている

【超高校級のスナイパー】
・東郷 仁
【容姿】
咥え煙草に鋭い眼光の大人びた長身の青年
通ってた中学のジャージに身を包んでおり、ジャージを一番上まで上げ首元まできっちり隠している
目つきが悪いのがコンプレックスらしい

【超高校級の催眠術師】
・片桐 空
【容姿】
白衣を羽織ったメガネの優しそうな雰囲気の爽やかイケメン
白衣の下にはこだわりが無いらしく来ているTシャツはいつもダサい
髪の毛はくせ毛の髪を後頭部の真ん中あたりの一でポニーテールにしている

【超高校級の???】
・名草 魅音
【容姿】
学ラン銀髪の黙っているとクールに見える青年
スタイルもよく、腕には南京錠がチャームでついた太めのブレスレットをしている
生徒たちの中で足の速さは上位に入る
147 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 09:41:42.19 ID:ONdMC/8W0

【超高校級のモデル】
・今井 カレン
【容姿】
ベストタイプの制服に身を包んだオーソドックスギャル
パーマのかかった金髪はかなりボリューミーで原宿系のアクセを髪に大量につけている
ネイルもばっちりしており15cmに亘るキラキラネイルは自分の力作らしい

【超高校級の聖職者】
・シーナ マサミカ
【容姿】
ボレロタイプの制服に身を包んで極力肌の露出を減らしている気の弱そうな丸眼鏡の女子
髪の毛は顎下あたりで切りそろえられており前髪はぱっつんにしている
制服に合わせるように黒の布手袋を着用している

【超高校級の掘り師】
・瀬川 繭
【容姿】
ベリーショートに高身長の眼帯を付けた女
さらしの上に学ランを羽織るといった露出度の高いファッションをしている
眼帯の下の目元には自身で掘った花の刺青が入っている

【超高校級の武士】
・花吹雪 涼
【容姿】
腰まである細いポニーテールを頭頂部から垂らした凛とした女子
セーラー服をきっちりと着こなしており佇まいからしっかりとしている
スカートには特注の木刀を提げる部分を作ってもらっているらしくいつもそこに木刀を提げている

【超高校級の野生児】
・エメ・ラルド
【容姿】
褐色に裸足の見るからに元気な女子、髪型にこだわりはないらしくショートより少し長い髪型で特に手入れなどはしていない
一応セーラー服を着ているが少しサイズは大きめ
二足歩行にはまだ慣れないらしく時々しゃがんだ体制から手を地面につけて四足歩行の姿勢を取っている


【超高校級のショコラティエ】
・丸子 凛
【容姿】
名門お嬢様学校の制服に身を包んだロングヘアーの女子
毛先にボリュームを持たせるような髪型にしており毛先に行くほどシルエットが曲線的になる
スタイルを生かすために少しヒールの高いブーツを履いている

【超高校級の幸運】
・秋名 詩音
【容姿】
頭頂部の髪を短めのツーサイドアップにしてウサギの耳のようにしている猫背気味の女子
ヘアゴムにはニンジンが付いたものを愛用しているのが本人曰くチャームポイントらしい
服装はいたって普通のブレザータイプの制服であり特出した点はない

【超高校級のダイバー】
・水野 海
【容姿】
スクール水着の上からパーカーを羽織ったすらっとしたお姉さん
髪の毛は内巻きのボブヘアーにしており、前髪は分けてピンでとめてある
空気抵抗のない体つきなのが本人の隠れたコンプレックスらしい
148 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 17:32:05.87 ID:ONdMC/8W0
人はいますか??
投下しても?
149 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 17:40:35.70 ID:ONdMC/8W0
21時くらいから投下していきます
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 17:49:00.94 ID:48sDn4v1O
いますよ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 17:50:02.45 ID:LYS5TvPzO
います
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 18:20:50.86 ID:ONiWgBVS0
いない
153 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:01:46.05 ID:ONdMC/8W0
いらっしゃいますか?
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:02:45.32 ID:lOHTalHU0
います
155 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:05:07.59 ID:ONdMC/8W0
あんな悲惨な事故があって僕はこの門の前に立っている。
喜べる事じゃないかもしれない、喜んじゃいけないことなのかもしれない。
でも喜ばしいことは事実なんだ。

希望ヶ峰学園78期生搭乗機墜落事件

このあまりにも絶望的で悲惨な事件は、ここ10年の中でどんな災害よりも人災よりも大々的に報じられた
16人もの世界の希望とその教員がある日突然海の藻屑になったなんてなると世間は。いや、世界は大騒ぎになった
陰謀説を唱えるものや管理体制の粗さを唱えるもの、はたまた都市伝説的に超常的な現象のせいにするもの。
けどそれの真相は分からないし、きっとこれからもわかることはないんだろう。

だからこそ全員が全員あっけなく死亡したことになり、僕たちに希望ヶ峰の招待状が届いた。

世間はこれを批判するかと思ったが、実際はそこまで波風は立たなく、僕たちの入学はすんなりと決まった
新しい希望が見つかったからだろう、僕たちが背負うことになる希望の重さなんて知らずに、世間は僕たちに新しい希望を背負わせたんだ
別におかしなことではないと思う。これがきっと普通のことだから

事実僕もこの希望ヶ峰の招待状を手にして喜んでしまったのも事実なんだから。
でもきっと僕は―――

いや、やめておこう、これはきっと考えても無駄だ
僕は僕なりに僕だけの唯一の希望を作るんだから
156 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:05:34.50 ID:ONdMC/8W0
















【PROLOGUE】
カンゲイ!絶望ゴーストタウン!!
157 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:06:06.78 ID:ONdMC/8W0
気が付いたら僕が目が覚めたのは荒廃した街の真ん中だった。なんて言ってしまえば何かの小説みたいに思えるかもしれない
僕だって今そんなことを考えて、昔何かの本でこんな書き出しを読んだことがあるな、なんてボヤッと考えていた。

今まで何をしていたんだろう、いや、何をしようとしてこんなことになったんだろう
起きたばかりなのかまだ頭がぼんやりしてて何もかもが理解の範疇を超えている
事実は小説より奇なりなんて言葉があるけど、この現実は小説以上に突拍子がない。

これは夢かもしれないなんて思ってもみたけど、時折吹く生ぬるい風の気持ち悪さがこれは現実なんだなとわからせてくる

秋目「…なんでだっけ」

落ち着かせるために、現実を受け止めるために、自分自身に問いかけてみる。

秋目「希望ヶ峰学園...」

希望ヶ峰学園。ぽつりと口からそんな言葉がこぼれた
ようやく僕の頭も動いてきたみたいだ、そう。僕は希望ヶ峰学園に補欠入学をしたはずで――――

けどそこからの記憶がおぼろげだ。

希望ヶ峰学園の門を潜った瞬間。その瞬間何が?

秋目「…どうしよう。思い出せないよ」

門を潜った後のこと、それを思い出そうとすると霧が深くなるみたいに何もわからなくなる
まるで異世界にワープしたみたいなそんな不思議な感覚だった。
158 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:06:58.33 ID:ONdMC/8W0
秋目「…」

明かりのついている建物が丁度目の前に一つ。
ネオンの看板を読むとホテルと書いてある

もしかしたらあそこに行けば何があるかもしれない…
というより人の気配を感じれる建物があとはもうどこにも見当たらない

枯れた噴水の近くを通りすぎ、僕はまるで夏の虫のようにそのネオンへと向かっていった
159 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:07:26.07 ID:ONdMC/8W0
中華風の重厚感のあるドアは押してみると案外すんなりと開いた
そしてそのドアの向こうから外からは想像もできないような光が漏れ出てきて僕の目をくらませる

秋目「わっ...」

???「わっ!わっ!わー!!!」

???「はいはい。驚かせないでくださいね」

???「やば。何人拉致られてんの」

目がくらんだ僕の耳に入ってきたのは何人もの声
男の人の声も女の人の声も聞こえる

秋目「…えっ」

目が慣れた僕はあたりを見回して驚愕した
ホテルのエントランスと思える場所にいる人たちの数に。

恐らく僕を含めると16人くらいいるだろう

???「いやそりゃビビるっしょ」

???「電波届いてないけど。ばっちり今の顔いただいちゃいまっす!!」

???「やっだぁ!やめなさいよぉ!状況飲み込めてないじゃないンっ!」
160 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:08:15.20 ID:ONdMC/8W0

秋目「あ…あの」

ボクがまだ状況を呑み込めてない中白衣の男の人がそっと僕に近づいてきた

???「こんにちは。僕たちも同じ状況だから安心して」

その人は僕より背が高くて威圧感もあるはずなのにすごくやわらかな雰囲気で
なんだかこの状況なのに安心できてしまった

秋目「え...えっと」

???「ちょうど僕たちも現状把握のための自己紹介を終えたところなんだ」

???「だから君もみんなに話してくるといいよ、何が起こるかわからないからね、こんな状況じゃ」

そっか、みんな同じ状況なんだ...
だったら、状況を把握するためにもあの人の言うとおりにした方が良いかな...

でもどうしよう、僕は人と話すのがあまり得意じゃないし...
でも...。
ダメだ、この状態だとずっと動けないまんまになる...

とりあえずこんな状況なんだし僕から動かないと...


【話しかける人】
ピンクの学ラン姿のいかつい男
見るからにギャルな女
外国人っぽい少しチャラそうな男
伏し目がちでオドオドしているメガネの女
きっちりとした清潔感のある好青年
さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
和服に身を包んだ糸目の男
凛とした出で立ちの木刀を持った女
一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
先ほど話しかけてきた白衣の男
スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
辺りをしきりにきょろきょろ見回している落ち着きのない女
スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下2
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:09:43.81 ID:IKZdQuBDO
辺りをしきりにきょろきょろ見回している落ち着きのない女
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:09:51.67 ID:lOHTalHU0
伏し目がちでオドオドしているメガネの女
163 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:12:45.92 ID:ONdMC/8W0
秋目「あ!あの。ちょっといいですか?」

僕が声をかけたのは隅っこでオドオドしているメガネの女の人
なんだかこの人なら話せそうな気がする

シーナ「…はい。何でしょう?」

秋目「あの…こんな状況なので自己紹介でもなぁなんて」

シーナ「あ。あ。あ。はい...超高校級の聖職者のシーナ...マサミカ...です」

           超高校級の聖職者
            シーナ・マサミカ

シーナ「ま...まあこんな状況じゃ神様なんて...信じれないですよね...あはは」

シーナ「でもいるんですよ、きっと信じてれば楽には死ねます。楽には。ガスとかで...保健所の犬猫みたいに...うふふ」

秋目「死ぬこと確定なんです...かね?いやそんなことないですよ。きっと助けとかきますから!」

シーナ「それって死が救いってことですか…?確かに神のおそばに行けることは救いかもしれませんけど…そうかそういう解釈も...」

秋目「いや...そういうわけじゃ...っ僕行きますね!」

この状態で話を続けてる時ッと僕まで引きずり込まれる気がしたし、シーナさんはいったい何の神様を信じてるんだろう...
僕も本で読んだことがないようなマイナーな神様なのかな、それともメジャーな神様なのかな
いやだめだ、今はそんなこと気にしてる暇なんてない。でもやっぱりきになるな...


1ピンクの学ラン姿のいかつい男
2見るからにギャルな女
3外国人っぽい少しチャラそうな男
5きっちりとした清潔感のある好青年
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
7和服に身を包んだ糸目の男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
14辺りをしきりにきょろきょろ見回している落ち着きのない女
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下2
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/24(木) 21:14:46.60 ID:LYS5TvPzO
下1でもいいと思う1
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/24(木) 21:15:03.91 ID:sep5UcEgO
2
166 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:16:17.92 ID:ONdMC/8W0
今井「なーにきょろきょろしてんの?」

僕の後ろから話しかけてきたのはいかにもギャルって感じの女の人
爪がライトを反射してずっとキラキラしている

今井「拉致られ仲間って感じっしょ?あーしもおそろなんだよね。うける」

秋目「…え。あ。」

今井「あーしはモデル。見たことあるっしょ?カレぴーす」

           超高校級のモデル
            今井 カレン

そういってポーズをとるこの人...確かに見たことある。
確か僕のお姉ちゃんの持っていた雑誌に載っていた人だ.

今井「君は?なんでここに?」

秋目「あ。僕は秋目...えっと図書委員で。」

今井「やっば!うける。頭よさそーぢゃんね」

今井「あれっしょ?なんか春はあげぽよみたいな本とか好きな」

秋目「いや。僕は本だったらなんでも...」

今井「え?ま?今度大悪魔アゲハとかのはなしでかたろーよ!てか今語ろ!」

結局この後僕はギャル雑誌における知識をフルで出して今井さんの話に付き合わされた
なんでもカレぴーすは大悪魔アゲハのみちょるんにあこがれて考案したものらしい
僕には良さがわからないけど。。。

1ピンクの学ラン姿のいかつい男
3外国人っぽい少しチャラそうな男
5きっちりとした清潔感のある好青年
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
7和服に身を包んだ糸目の男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
14辺りをしきりにきょろきょろ見回している落ち着きのない女
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女


下2
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:17:53.41 ID:d2y7IlWvO
1
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:18:46.15 ID:wL7ff4+sO
自己紹介は下1でポンポン行こう

1
169 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:22:38.82 ID:ONdMC/8W0
秋目「あのぉ...」

ボクが言葉を紡ぐ前にその人は僕の前にすごい速さで移動してきて
そして全身を嘗め回すように見てこういった

弾正「んもう!!お洋服が身の丈にあってなぁぁいん!!」

秋目「え?」

弾正「ぶっかぶかじゃない!!ぶっかぶか!!なによ!!やぁぁ!!もうや!!」

僕のぶかぶかの制服を見てこの人は嘆いているらしい
...というよりこの人は何なんだろう。この状況下で何を言っているんだろう
服の大きさなんて関係あるのかな...

弾正「あらやだ。あまりにもおブスなFashionを見てしまってついつい取り乱してしまったわ」

弾正「ご機嫌用。アタシは超高校級のデザイナー!DANJOのメインデザイナーこと弾正鼓五郎よん」

              【超高校級のデザイナー】
                弾正 鼓五郎 

弾正「あ。下の名前は気にしないで、今はキャシーって名乗っているの。だからキャシーちゃんって呼んでちょうだいね」

秋目「は...はぁ」

弾正「ほら言ってみて?キャシィ!ほら!!キャシー!!!きゃしーちゃぁん!!」

結局この後期の住むまで僕はあの人にキャシーといわされ続けた
弾正さん...。なんだか不思議な人というより不思議な生き物...だな
なんかそのうち人間とか食べそうだ...


3外国人っぽい少しチャラそうな男
5きっちりとした清潔感のある好青年
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
7和服に身を包んだ糸目の男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
14辺りをしきりにきょろきょろ見回している落ち着きのない女
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下1
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:22:46.27 ID:IKZdQuBDO
14
171 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:34:42.50 ID:ONdMC/8W0
秋目「すいません。自己紹介とかいいですか、話聞いときたくて...」

秋名「ひぃいいっ!?あ。秋名詩音です。え...えと...えと」


        【超高校級の幸運】
         秋名 詩音

僕が声をかけると秋名さんはまるで怪物でも見たかのように後ずさって観葉植物の裏に隠れてしまった
...僕ってそんなに怖いかな?

秋目「あのー...僕何かしましたか?」

秋名「気にしないでください。ほんと!私が怖がってるだけなんで!いやもう人間って愚かだから!」

秋名「ち...ちが。あ!愚か!私が愚か!!!君は愚かとかではなくて!!」

秋名「あ。けどね!君が人間じゃないって言ってるわけでもなくて!!愚かじゃない方の人間!!!」

観葉植物の裏からそんな声が聞こえてくる。何を話したいのかはなんとなくわかるけど、人と接するのが苦手みたい
今も僕は観葉植物と話しているような形になっているわけだし...

秋名「ご!!!ご!!!ごめんなさい!!!!」

そう叫んで次はカウンターの裏に行ってしまった
あんまり追いかけない方が良いかな...


3外国人っぽい少しチャラそうな男
5きっちりとした清潔感のある好青年
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
7和服に身を包んだ糸目の男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下2
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:35:38.32 ID:wL7ff4+sO
5
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:40:37.22 ID:65noru4NO
秋名ちゃんいいキャラしてるな
5
174 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:41:47.87 ID:ONdMC/8W0
相田「やあ。ちょっといいかな」

僕が声をかけようと迷っていたら向こうから視線に気づいたのか手を振りながらこっちに来てくれた
なんだかすごく普通そうで今から安心している僕がいる

相田「僕は相田。相田探。ゴシップ記者をやってるんだけど、少し取材をしてもいいかな?」

         超高校級のゴシップ記者
            相田 探

相田「君は一人で入ってきたみたいだけど、どこで目が覚めたの?」

秋目「僕はここを出た少し先の噴水の近くで、周りに光がついてるところがここしかなかったからここに」

相田「なるほど、ちなみに僕はこのホテルにつながってるランドリーで目が覚めたんだ」

相田「質問攻めになって悪いけど、何か怪しい人物とか、こういったことになる心当たりはあるかな?」

秋目「怪しい人物は特に...希望ヶ峰学園に入学ってところまでは覚えてるんですけど...」

相田「なるほど。トリガーはそこかぁ…。いやね、皆希望ヶ峰学園に来ようとしたところで記憶がないんだ」

秋目「みんな気が付いたらここにってことですか?」

相田「みたいだね。ありがとう、これでまた話の整合性を取ることができたよ、また何かあったらいつでも教えてくれると助かるな」

そういって軽く会釈をして相田さんはメモを取るためにエントランスのソファに腰かけに行った
あまり人が得意でない僕でもこういう風に接することができたのはうれしいな
でもみんな記憶がないってSF小説の中の話みたいだ...、いったいどういうことなんだろう

3外国人っぽい少しチャラそうな男
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
7和服に身を包んだ糸目の男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下2
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:42:59.56 ID:wL7ff4+sO
1
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:43:23.42 ID:lOHTalHU0
7
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:43:25.14 ID:wL7ff4+sO
3だった
178 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:47:34.65 ID:ONdMC/8W0
小早川

小早川「偉く緊張しているね。少年」

秋目「どうしてもこの状況なので…それに怖いですから」

小早川「まあまあ、一期一会、生きてるんだぁ、そんなに怯えなさんな」

誰に話しかけようか迷っていると後ろからやさしい声が聞こえてきた
振り向くとそこにいたのはのんびりとした雰囲気の着物の男の人がいて、僕の肩にそっと手を置いた

小早川「僕の名前は小早川。鑑定士だよ。君は?」

             超高校級の鑑定士  
               小早川 喝人

秋目「秋目漱石です。えっと」

小早川「無理に話そうとしなくてもいいさ、自分のペースでゆっくりね」

そういってもらえてすごく安心した僕がいた
なんていうんだろう、さっきの白衣の人にも感じたけど、ゆったりとしたこの感じ

秋目「あ。よろしくお願い…します」

なんでかわからないけど不格好ながらも挨拶はできた。
自分のペースで頑張って話せるようになろう

3外国人っぽい少しチャラそうな男
6さらし姿に学ランを羽織った眼帯の少し近寄りがたい女
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした期の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下2
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:47:57.28 ID:wL7ff4+sO
6
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:48:19.24 ID:sep5UcEgO
15
181 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 21:54:46.66 ID:ONdMC/8W0
秋目「すいません!自己紹介とかお話とか...」

勇気を出して話しかけてみたけどやっぱり怖くて声が上ずってしまったし。途中から声も小さくなってしまった
あんまりよくない話しかけ方だったな。
この人が見た目通り怖い人じゃないといいんだけど

瀬川「あら?どうされました?坊ちゃん」

瀬川「あら。まあ。そんな縮こまってしまってまあ、大丈夫ですよ?自己紹介でしたね」

あ。何だ予想に反してなんて言ってしまうと失礼だけど普通の―――

瀬川「性は瀬川!!名は繭!!掘り師を生業とし!!人の肌に一華咲かせ!!六道の辻まで刻んで見せます!!」

               超高校級の掘り師
                 瀬川 繭

―――――全然違ってた。

瀬川「少しばかり省略してしまいましたがァ。私はこういうものです」

秋目「あ…僕は秋目漱石...図書委員で」

瀬川「あらあら、そうなんですか。ご丁寧にどうもありがとうございます」

瀬川「どうされましたか?そんな面食らったような顔をして?」

急にあんな声量で名乗りを始められたらびっくりするよ...なんて言えるはずもなく
なんだか普通だと思って多分衝撃もすごくて...

胸がまだバクバクしてるよ...

3外国人っぽい少しチャラそうな男
8凛とした出で立ちの木刀を持った女
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下1
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:56:12.12 ID:wL7ff4+sO
8
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 21:56:33.09 ID:9pM0i7TD0
3
184 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:02:11.35 ID:ONdMC/8W0
秋目「あの、もしかしてこの状況について―――」

花吹雪「否」

木刀を持っていて強そうな人だから話しかけるのが怖かった
けど話しかけたら数秒で会話が終わってしまった...
いや、これはよくないぞ、さすがに僕もこんな短く会話を終わらせらるのは嫌だぞ

秋目「自己紹介とか...」

花吹雪「花吹雪涼。武士」

      超高校級の武士
       花吹雪 涼

秋目「好きなものとか...」

花吹雪「…チョコチップクッキー」

あ。意外だ、外郎とか羊羹とか来ると思ったのにすごい意外だ
というよりこんな凛とした顔で言われるとなんだか少しだけ面白いな...

秋目「好きな犬種は?」

花吹雪「マルチーズ」

って。ダメダメ、こんなことしてる暇じゃないんだよ僕は。
この状況を何とか把握して脱しないといけないんだから!

3外国人っぽい少しチャラそうな男
9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:04:25.32 ID:wL7ff4+sO
3
186 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:09:12.39 ID:ONdMC/8W0
アニキン「どぅーも!!アニキンTVエヴリバディ!!ってなわけで新たな迷子君にお話を聞いてみたいと思いまーす!」

             【超高校級の動画配信者】
               アニキン・グローバル

急にがっと肩を組まれて、目の前にスマホのモニターが現れた
横にはどこかで見たことのあるような男の人がいて僕を差し置いて流暢にしゃべっている

アニキン「ってなわーけーで。どうよ?この状況。なーんかしってたりする??しねー?」

秋目「え...いや。わから...ないです」

僕がわからないっていうとオーバーにリアクションをしてスマホの録画ボタンを起用に押した
どうやら録画は終わったらしい、いったい何だったんだろう...
いや。そもそもこういうのって僕の許可がいるんじゃないの??
..
アニキン「ふぅ。お疲れお疲れ、とりあえず後の画は適当にまたとったやつ使うわ」

秋目「え?いや。えっと...」

アニキン「ん?あー。サイン?それともグッズ?わりーけどグッズは持ってねえんだわ」

秋目「そのこの状況なんで…カメラとかそういうのでとるのは...」

アニキン「ん?タレント??事務所通さないとってこと??」

秋目「そうじゃないんですけど…」

ダメだこの人の言っていることの半分以上が理解できないし、僕の言葉も理解されてない
見た目も立ち振る舞いもお菓子な人ばかりのところに宮に連れてこられて僕はやってけるのかな...
なんだかもっともっと不安になってきたよ...

9一人隅でタバコをふかしているジャージ姿の男
10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

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187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:10:02.67 ID:yZg+QXmaO
9
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:11:27.87 ID:65noru4NO
11
189 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:12:01.95 ID:ONdMC/8W0
秋目「あのー!すいませんちょっと話を!」

東郷「わりーな、今ちょっと休憩してんだ、かわいい姉ちゃんならまだしも、お前さんじゃあなあ」

そういうと男はたばこの煙を僕に吐き出してきた。
というよりこの年で喫煙って法律上絶対にダメだったはずだ...この人は悪い人かもしれない…

秋目「ゴホッ!」

東郷「ふぃーっ...ま。名前くらいは教えてやんよ、東郷だ」

                超高校級のスナイパー
                  東郷 仁

煙を深く吐き出して僕にかけたと思えば、また煙草を口にやっている
とてつもなく甘ったるい匂いだ...

秋目「あ。僕は―――」

東郷「んあ?良い良い。男の情報なんざぁ興味ねえぜ」

秋目「え...えぇ...」

東郷「ほら、行った行った」

そういって東郷さんは僕を軽く追い返してしまった。
...なんだかとっつきにくい人だったな......

10しゃがんだ体制で手を地面についてようなカエル体勢の少女
11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下1
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:12:25.67 ID:sep5UcEgO
10
191 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:14:29.67 ID:ONdMC/8W0
秋目「どうしたの?なにやってるの?」

僕が次に話しかけたのは僕よりも小さい女の子
というより僕より年下なんじゃないかって思えるくらいに幼い

エメ「あ?なんだお前。エメは立ってるだけだぞ」

秋目「でも地面に手をついてるし、体調でも悪いのかなって...」

エメ「…あ。あー...そっかそうだ。普通のニンゲンはこうだったよな!でもこれ疲れるから嫌いなんだ」

そういってピシッと気を付けの体制になってるけど、どこかふらふらしている
この子はいったい何者なんだろう...?

エメ「エメはエメ!!ママとパパはチーターなんだ」


           超高校級の野生児
             エメ・ラルド

秋目「えっと...僕は秋目漱石っていうんだ」

エメ「秋目か!よろしくな!怖い獣が出たら追っ払ってやるからな!」

秋目「出ることないと思うけど…ありがとう?」

ご両親がチーター...って何だったんだろう?
もしかしてスゴク足が速い...とかかな?

なんだか不思議な子だったけど悪い子ではなさそうだな


11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男
15スク水にパーカーを羽織ったスレンダーな女

下1
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:16:00.64 ID:yZg+QXmaO
15
193 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:17:08.01 ID:ONdMC/8W0
水野「はい。お水」

僕がいろんな人に話しかけて回っていると後ろから紙コップに入った水を差しだされた
丁度のどが渇いてたから助かるけど誰だろう

水野「こんにちは。私は水野海。ダイバーだよ」

           超高校級のダイバー
            水野 ウミ

水野「どう?ある程度皆のことがどんな人かわかった?」

秋目「変わった人が多いなぁって」

水野「ははは。まあそうだよね、って私もこんな格好だからその一人に入っちゃうか」

秋目「いや、でも水野さんはまだ話してて変じゃなくて...」

水野「変わった人多いもんね。私もさっきはびっくりしたよ、私も自分では変わってると思ってたからさ」

秋目「あはは。ほかに比べるとってやつですか?」

水野「まさにそれだよ。本当世の中って海みたいに深いもんだね」

スゴクまともな雑談ができた気がする
普通の人っていうのもちゃんといるんだなって認識できてよかった

少しは気が楽になった…かな?

11先ほど話しかけてきた白衣の男
12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男

下1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/24(木) 22:19:48.83 ID:sep5UcEgO
11
195 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:20:28.35 ID:ONdMC/8W0
片桐「どう?ちょっとは落ち着いたかな?」

さっき僕に最初に話しかけてくれた男の人だ
なんだか声も雰囲気もとても心地よくてなぜだか心許してしまう

片桐「さっき自己紹介がまだだったなと思ってね」

片桐「私の名前は片桐空。催眠術師、催眠術って言っても怪しいものじゃないから警戒しないでね」

            超高校級の催眠術師
             片桐 空

秋目「あ。さっきはありがとうございました、おかげで何となく落ち着けてきて」

秋目「それに不思議な人たちばかりだけど、なんとなく状況もわかってきて」

片桐「そっかそっか、それはよかったよ。でも完全に安心しきるのはだめだよ、何が起こるかなんてみんなわからないんだから」

秋目「…あ。はい!」

片桐「また困ったことがあったら教えてね。私でよければ力になるからさ」

そういって白衣を翻して奥に行ってしまった
なんだか同年代とは思えないくらい大人な人だな...僕もあんな風になれたらな...なんて

12スタイル抜群の腕組をした気の強そうな女
13銀髪に赤い目が特徴的な学ラン姿の男

下1
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:21:06.83 ID:yZg+QXmaO
12
197 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:21:56.15 ID:ONdMC/8W0
秋目「すいません。お話しいいですか?」

丸子「ダメよ」

ダメか。そうだよね、こんな状況じゃ話したくない人もいるよね
僕が少し無神経すぎたかな。

秋目「そうですか、ごめんなさいありがとうございました」

丸子「…って!待ちなさいよ!引き下がるんじゃないわよ!食いついてきなさいよ!」

秋目「え…えぇ...」

丸子「んっ。んんっ。まあ、そこまで話を聞きたいのなら自己紹介位ならして差し上げてもよろしくってよ?」

秋目「あ。えっと大丈夫です...」

丸子「聞きなさいよ!!!お願いしますでしょ!!!そこは!」

秋目「えぇ...」

丸子「ショコラティエ。丸子凛。チョコレートの魔術師とは私のことですわ」

             超高校級のショコラティエ
               丸子 凛

秋目「へぇ...」

丸子「リアクションが薄いわね!もっと驚きなさいよ!!馬鹿みたいに!!!どっひゃーとか言いなさいよ!!」

秋目「ど...どっひゃー?」

丸子「それでいいのよ!」

なんだか元気な人だな...気難しそうだ...
多分僕のお姉ちゃんとかとなら気が合ったんだろうなってタイプだ...
198 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:22:27.02 ID:ONdMC/8W0
名草「な。なんか食いもんもってね?」

秋目「…え?」

腕についてる南京錠をじゃらじゃらさせながら話しかけてきたのは銀髪の男の人だった
なんだかどことなく遊んでそうな雰囲気がある

秋目「いや、今こう言う状況で…食べ物とか、それにここがどこかすらも...」

名草「あー?まあ死ぬときは死ぬっしょ!死にたくねーけど」

秋目「えっと。今僕はみんなに話を聞いてて...食べ物とかは持ってないんだけど…」

名草「んあ?あー。なら俺に話聞いても無駄だぞ、なーんも覚えてねえもん」

           超高校級の???
             名草 魅音

秋目「ここにいる前は?」

名草「んにゃ?知らねー。あ。生まれてたってのは確かだわな」

秋目「自分の才能は?」

名草「なんだそれ?悪魔の実とか術式とかか?ジャンプの読みすぎだぜ?」

...こんな人もいるんだ、何にも覚えてないってむしろ不思議だな......
もしかしてこの人だけここに連れてこられるときに何かされたとかなのかな?

けど今そんな様子はないし...。なんだかお気楽そうだしそれでいいのかな?
199 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/24(木) 22:24:32.47 ID:ONdMC/8W0
今日はここまでで

才能詐称者隠匿者黒幕についてはもうすでに決まっています
が、どの章で誰がクロになるかシロになるかはまだ大雑把にしか決まってないので皆様の安価次第で無限に変わる内容にはなっています
結末に関しても同上安価の内容で変わっていく次第でございます

本日はお付き合いありがとうございました
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:26:16.67 ID:yZg+QXmaO

相田くん強キャラだな
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/24(木) 22:33:31.27 ID:lOHTalHU0
乙です
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 15:39:37.04 ID:N3DMjdsLO
これでエメさんが才能偽ってたら演技力やばいな
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 15:52:46.31 ID:MiVSGVe0O
海ちゃんは長生きしなさそう
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 17:34:57.17 ID:OicyVwG+O
正直ギャルが冷静すぎないかって言うのと催眠術師がなんか噛んでるだろってのはある
205 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 18:55:39.76 ID:oUsMYyGl0
PROLOGUEだけ終わらせておきたいので投下しても?
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 19:05:21.88 ID:FMUT821JO
いいよ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 19:05:24.29 ID:x9FWkjEJ0
どうぞ
208 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:06:37.16 ID:oUsMYyGl0
――――ピーンポーン

パーンポーン―――――――


一通り僕がみんなのことを把握し終わったくらいにホテル内にチャイムが鳴り響いた
ホテルのチャイムっていうよりかは学校のチャイムみたいな


???「あーあーあー」

???「聞こえる?聞こえるね」

秋名「誰!!!?」

シーナ「悪魔です!!悪魔!!!チェンソーを持ってきてください!!!」

エメ「…悪魔じゃねーぞ。なんだありゃ」

そういってエメさんが指さした方向にいたのは熊?
半身が白でもう半身が黒色のなんだかとっても奇妙な配色の熊の人形?

モノクマ「オマエラ落ち着いて。僕はあくまでも不審者でもないよ!クマだよ!」

エメ「クマァ?狸の間違いだろ!!!そんな太った熊はジャングルで見たことねえぞ!!」

モノクマ「ボクは熊は熊でもジャングル育ちじゃないの!コンクリートジャングル育ちの熊なの!!」

モノクマ「だからこんなにみんなに愛されるような愛されラブリーフォルムになったのです!」

シーナ「熊…悪魔…怠惰の悪魔ですね!!!私たちを堕落させようとしてもそうはいきません!!」

シーナ「リラックマもといちいかわもとい堕落の象徴である悪魔!!!」

シーナ「この先祖代々から伝わってる聖なる大幣で悪しき魂を――――」

弾正「ひゃだ!その見た目で大幣!?十字切りなさいよ!!」

モノクマ「ボクは大幣でも十字架でも払えないんだけども―――」
209 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:07:14.04 ID:oUsMYyGl0
モノクマ「まあ、自己紹介するとボクは希望ヶ峰学園の学園長なのです」

名草「わかんねー」

小早川「つまりは僕たちがこの状況にいる理由を知っていると?そういうことかな?」

相田「ということなのであればぜひ説明してほしいな、この状況を」

海野「まあまあみんなそんな矢継ぎ早に、まだ目的だってわかってないんだし、ほんとにこのクマ君がしってるの?」

モノクマ「知ってるとも!!その理由をボクは説明しに出てきたんだから!!」

そういってモノクマ?とかいうクマの人形は赤く目を光らせた
やっぱり生き物じゃない、機械なんだってわかるような眩くて怪しい色で僕たちを見回して
そしてもったいぶるようにこう続けた

モノクマ「まあけどやっぱり説明しても理解できるかなーってボクはおもうんだよね」

モノクマ「心の準備とかいらない?いらない?」

花吹雪「早くしてくれないか?」

モノクマ「…んまあじゃあ一度しか言わないからよーく聞いてね」

モノクマ「本当に一度だけだからね―――」

花吹雪さんに急かされてモノクマは信じられないことを口にした
この場にいた誰もがきっと予想できないような最悪でいきなりであり得ないことを
210 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:07:49.24 ID:oUsMYyGl0















モノクマ「コロシアイ学園生活です!」
211 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:08:17.03 ID:oUsMYyGl0













――――――――――シュンッ

―――――――――――――――――パァンッ
212 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:08:48.06 ID:oUsMYyGl0
秋目「!?!?」

東郷「!?」

ありえない言葉がマイク越しに伝えられたその瞬間だった
モノクマの額にあたる部分にまるで生えてきたかのように包丁が突き立っていたのは

東郷「あー。誰だ?」

シーナ「きっと天罰です!大幣からの聖なるパワーが悪しきものに包丁を―――」

秋名「ひいいっ!!!」

名草「やっべ!やっべ!マジで死んだんか??いやてか生きてたんか??」

桜吹雪「…誰のものかはわからなぬ殺気……」

東郷「俺のこと見んなっての。銃なんて持ってねえし構えてねえだろ」

エメ「エメでもないぞ!!」

今井「うわ...やばすぎでしょ」

――――――――ドサッ



モノクマ「あー。完全にカメラの死角からやられちゃうなんて。もう!失礼だよ!!」


動かなくなったモノクマの上に天井から音を立ててモノクマと何かが降ってきた
その何かが何なのか、理解するには時間がかかるくらい僕には見慣れないもので
そして理解した人たちから順にどよめきが起こった
213 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:09:40.15 ID:oUsMYyGl0
秋名「いやああああ!!!!」

海野「!?」

片桐「っ...!」

まじまじと見てようやく僕も理解した。
モノクマが倒れたものクマの上に落として今自分の足場にしているもの
それが人骨だということを、頭蓋骨が何を言うわけでもなく僕たちのを方をじっと見ていることを

モノクマ「次ボクに暴力を働いたらこうだよ!!どんな方法でも割り出してこうするからね!!」


そしてそんなどよめきを切り裂くかのようにまず最初に口を開いたのは丸子さんだった


丸子「…私にこんなことをしてどうなるかわかっていますの!?」

瀬川「そうでございますよ?日本の法律でこんなことは許されませんわ」

モノクマ「まあ。もうその国は終わってるから別に関係ないんだけど」

丸子「何を言っていますの?日本が滅ぶなんて馬鹿なことないでしょう!」

モノクマ「うぷぷ。それはまあここから出てのお楽しみってことで」

今井「あー。ちなみにここから出る系ってのは?何したらいい系なわけ?」

モノクマ「お!いい質問です!!!」

モノクマ「それがボクがさっき言ったコロシアイ生活!なんだよね」

コロシアイ生活?そんなデスゲームパニック小説みたいなことが現実に?
いやいやいや、そんなのはフィクションだけの話で、現実の話なんかじゃない
でもこの状況だからこそ不安になっている僕もいた。
214 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:10:15.02 ID:oUsMYyGl0
モノクマ「やっぱあんな事故があったわけじゃん?だから希望ヶ峰としては!どんな状況としても生き残れる強い希望が欲しいわけ」

あんな事故。おそらくそれは僕たちがここに来る原因となって事故の話なんだろう
けどだからと言ってコロシアイ?狂ってる...。それしか言葉が出てこない
そんな蟲毒みたいなことを本気でしようなんてありえない

モノクマ「まあこれは学園長としての建前なんだけどね。うぷぷ」

相田「つまり本気で僕たちを殺しあわせようと?」

モノクマ「まあそういうことだよねー」

モノクマ「現にボクはこうやって超高校級の探偵君をバランスのために馬謖を切る思いでこうしたわけだし」

相田「バランス?」

今井「いやガチコロなんだったら普通は武士とかスナイパーぢゃね?」

東郷「勘弁してくれよ。俺ァ銃がなきゃただの気のいい兄ちゃんだぜ?」

桜吹雪「是。刀が無ければ気のいいお姉ちゃんである」

モノクマ「まあまあそれはゆくゆく話すとして」

モノクマ「一気に説明してもオマエラわかんないでしょしょ?」

秋名「恨まないでください!!!!」

モノクマ「ほら。もう現に秋名さんはクッションで人を殺そうとしてるわけだし」
215 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:11:20.48 ID:oUsMYyGl0
弾正「やだもう!ちょっと痛い痛い!埃が立つでしょ」

秋名「母親の仇!!」

弾正「やだ......お母さん死んじゃったの?」

秋名「54歳!存命です!!!」

丸子「死んでないじゃないですの!!!!」

とりあえず弾正さんが秋名さんを羽交い絞めにして
海野さんが落ち着かせようとお水を飲ませている

モノクマ「とりあえずオマエラは今日からここでコロシアイ生活をのびのび楽しんで行ってもらいます」

モノクマ「ルールとか細かいことは今から配る電子生徒手帳に記載があるからきちんと読んでおくようにね」

エメ「ガルルルルル」

モノクマ「はいはい威嚇しないよ。ボクはもう手帳渡して帰るから」

モノクマ「じゃ。バイナラー」

そういってモノクマはカウンターの上に長方形のタブレットのようなものを人数分置いて床に現れた穴に消えていった
コロシアイ生活?こんな状況でそんなフィクションみたいなことを?

...いくら考えてもあり得ないよ




―――――――――――――――――ってこの時の僕はまだ思っていた
216 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:12:48.54 ID:oUsMYyGl0








【PROLOGUE】

カンゲイ!絶望ゴーストタウン!!【完】



生存人数16名



   


                




                       
217 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 19:13:34.18 ID:oUsMYyGl0

PROLOGUEはここまでです
一章や探索片はまた九時くらいから開始しようかと

それまではお好きにお使いくださいませ
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 19:27:15.63 ID:wO2p+d/IO
迫真の存命宣言に笑ってしまった
てか早速モノクマが一撃で仕留められたのはなに?
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 20:11:26.39 ID:MiVSGVe0O
水野ちゃんが海野ちゃんにw
220 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 20:12:36.61 ID:oUsMYyGl0
誤植申し訳ないです
221 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:41:57.69 ID:oUsMYyGl0


投下しても?
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 21:43:58.08 ID:YvGRb1rRO
います
223 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:44:33.95 ID:oUsMYyGl0

モノクマがいなくなってから僕たちは言われたとおりにおずおずと夫々カウンターの上の電子手帳を手に取った
名前などは何も書いていない橙色の端末は見た目以上に最新鋭らしく、起動と同時にインカメラが起動して僕の顔を読み取った

<ーーーーーーーーーーーー>
  超高校級の図書委員
    秋目 漱石
<ーーーーーーーーーーーー>

どうやら生体認証がついているらしく、事前の僕の顔は登録されていたみたいだった

さすがは希望ヶ峰学園だな、なんて思いたいけど。今は状況が状況だから素直に喜べない
他の人たちも生徒手帳の機能に驚いてはいるみたいだけどそれを表に出そうとはしてないみたいだ

さっきまで慌てふためいていた秋目さんですらこの世の終わりみたいな顔で生徒手帳を見つめている

本当に大変なことに巻き込まれてしまったんだな。僕たちは。
224 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:45:04.23 ID:oUsMYyGl0









【Chapter1】

絶望満漢全席 (非)日常編
225 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:45:32.46 ID:oUsMYyGl0
片桐「さて。これからどうしようか」

今井「どーするもこーするも、手帳読み込むとわかっけど何も今は動けなくね」

口火を切ったのはこの二人だった。
二人はすでに手帳を読み進めているらしくこの生活に放りだされてしまったことを何とか飲み込んだらしい

水野「動けないって?」

シーナ「MAPのことですかね?行ける場所はここを含めて今は4か所みたいです...」

東郷「それもそうだがなぁ」

相田「んー。それ以上は急に言ってしまうと混乱する人もいるだろうし...ね?」

東郷「んあ?あー...あいよ」

秋名「もうやだぁ...帰りたい...」

秋名「殺そうとしたって無駄ですからね!!!私は強いんです!!他をあたってください!!」

秋名「柔道700万色帯!書道神級!ハーバード卒なんですから!!!!」

弾正「何よその目にやさしくない帯は。そんなイカ釣り漁船みたいな帯があってたまるもんですか」

数名を除いてなんとかみんなが平静を取り戻した...ううん。取り繕っている中
重く湿った生ぬるい空気の重さだけがこの広場に充満していた

やっぱりこれは夢なんかじゃないんだな
226 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:46:06.70 ID:oUsMYyGl0
水野「とりあえず外の空気でも吸いに行かない?」

エメ「エメも行きたいぞ!!もしかしたら外に出れるかもしれないからな!!」

瀬川「そうでございますね。何か探索することで手がかりを得ることくらいはできるかも...」

名草「じっとしてんのもよー。退屈だしよー。腹も減っちまったし、なんかここにいてもって感じだよなー」

皆がぞろぞろと動き始める。
水を飲んだりソファで寝転がったり電子生徒手帳の機能を確かめたり

小早川「でもこんな状況だ、単独行動をとるのは危ないんじゃないかい?」

片桐「確かにそうだね。探索するにしても効率的にグループに分かれた方が良いかもしれない」

水野「そうだね、ここにずっといても何か解決するわけでもなさそうだし」

皆のことをじっと見ているだけの僕だけど、どうやら今から生徒手帳を片手にみんなで探索に行くみたいだ
僕も少し落ち着いてきたし、なんだか不謹慎だけどこの状況に少し興味も沸いてきた
だってこんなフィクションでしかありえないことが今身に起きているなんて。言ってしまえば悪いけど少しだけ―――

今井「なーに考え込んでんの?落ち込むなって」

秋名「父の仇!!!!」

今井「はいはい。お父さん生きてるっしょ」

そんなことを考えてたら後ろから秋名さんにクッションで叩かれてしまった
今から探索するんだったら怖くない人たちと一緒が良いな...

【一緒に探索する人を3名】※安価が被った場合はランダムで選出します
下3
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 21:46:28.30 ID:YvGRb1rRO
小早川
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 21:47:06.08 ID:MiVSGVe0O
魅音
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 21:48:50.15 ID:R8gpTSWXO
秋名
230 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 21:57:11.19 ID:oUsMYyGl0
小早川「とりあえず秋目少年。僕たちと一緒に行こうか」

名草「なんかテキトーに来ちまったけど、よろしくなー」

秋名「いや!!やめて!乱暴しないで!!!名草君のエッチ!!!」

誰と行こうか、だれのグループに入ろうかを考えてたら小早川さんに声をかけられた
そのあとに名草君と、なぜか名草君に連れられる形で秋名さんが
僕たちはこの四人らしいけど、正直小早川さん以外はちょっと不安だ...

小早川「とりあえず片桐君たちが分けて探索するってことだから、どこに行くかだけ最初に決めておこっか」

秋名「男三人...女一人...密閉された空間...何する気ですか!!!!!」

秋名「飢えた獣のような目で!!!そんないやらしいことを考えて!!!」

名草「今は性欲っつうより眠てえし食いてーな」

小早川「ごめんね。僕も秋目嬢より玄関の中華風の大きな壺のほうがそそられるかな。だから安心しておくれよ」

秋目「…ごめんなさい」

秋名「ひぃんっ」

なんだか少し可哀そうだけど、それよりも調べる場所を決めないとな

【調べる場所】
1:ホテル
2」レストラン
3:ランドリー
4:ゴミ捨て場

【探索する場所】
下2
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/25(金) 21:58:08.24 ID:YvGRb1rRO
1
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 21:59:22.39 ID:PyZ3WVlJO
2
233 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 22:08:57.90 ID:oUsMYyGl0
小早川「名草少年もお腹が減っているみたいだし、僕たちはレストランから回ることにしたよ」

名草「おー!いいじゃん。なんかうめーもんとかあるかな。北京ダックとか」

秋目「北京ダックはないんじゃないかな...作るの大変らしいし。冷めるとまずいらしいし」

秋名「今私を見ましたね!?北京ダックを見るような目で!!」

小早川「どういう目だろうかそれは」

名草「脂ぎってつやつやしててギトギトってことじゃねーの?しらねーけど」

秋目「でもそんなに秋名さんは太っていないと思うけど…」

秋名「デブって言いたいんですか!!デブじゃないです!平均体重少し下です!!」

秋名「それにおっぱいも大きいから体重の半分はおっぱいで!!XXXDカップくらいあります!!!」

名草「なんか変形するロボットのおもちゃみてーだなそれな」

秋目「それにそのカップ数だと自重で歩けないよ...」

秋名「あー!!いま人のことホルスタインって言いました!!!言いましたよ!!聞きました!?」

秋名「私の乳からミルクを絞るだけ絞ってかすかすのミイラにして殺す気なんですね!?」

小早川「...人間の母乳は確かに血液だから強制的に搾乳すると貧血になるのだろうか.....」

秋目「どうなんでしょう。母乳に変換するまでのプロセスをどう経ていくかにもよるかと思います」

名草「なんかわかんねー話してんなー。けど。ドンマイな!ホル子!」

秋名「親指立てないでください!!!あとホル子って何ですかぁ!!!」

秋名「ちゃんと名前で呼んでください!!!秋名です!秋名!詩音!!!」
234 :物書きさん ◆gbN..qgXoI [saga]:2023/08/25(金) 22:17:19.07 ID:oUsMYyGl0
【レストラン 満腹楼】


レストランは外から入る入り口と、ホテル内の廊下から入る入り口の二種類あるみたいで
僕たちは外からレストランに入った。

中の内装はホテルと同じく中華風で、豪華なシャンデリアや中華風の屏風が置いてある

名草「しーちゃんさー。これ食う?」

秋名「なんですか!しーちゃんって!!あと何食べてるんですか!!」

名草「いや。名前で呼べっていうからよー」

どうもこの街っていうかこの場所自体はホテルやここを見る限り中華をイメージして作られているみたいだ

小早川「しーちゃんは少しは落ち着いたかい?」

秋名「だからなんでしーちゃん呼びなんですかぁ!」

秋名「あと名草君!そのチキンレッグみたいなのもう一本ください」

秋目「...餌付けされてる...?」

ある程度の調理用品や見たことのない食材までここには幅広く取りそろえられてるみたいだ
レトルトのパウチなんかもあるし、当面は餓死なんて心配はなさそうだな

名草「秋目も食うかー?」

ちなみにだけど名草君が食べてたチキンレッグと謎のぶよぶよ見たいなお肉が入ったものはとてもおいしかった
...後で豚にならないといいけど。なんてね

【調べる場所】
1:ホテル
3:ランドリー
4:ゴミ捨て場

【探索する場所】
下2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:17:56.50 ID:PyZ3WVlJO
詩音ちゃんネガティブすぎて好感度上がるとヤンデレ属性つきそう
罪木ちゃんみたいに
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:19:05.08 ID:x9FWkjEJ0
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/25(金) 22:19:05.51 ID:YvGRb1rRO
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